JP2008143680A - エレベータの誘導案内システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 各エレベータの乗場の混雑度に応じて移動を促し、混雑を緩和することにある。
【解決手段】 建物2に複数のエレベータ2a,2bが設置されたエレベータシステムにおけるエレベータの誘導案内システムであって、各エレベータ2a,2bの乗場4の混雑状況を検知する混雑検知センサ11と、乗場4の混雑状況を表す複数の混雑度範囲に応じた誘導案内情報を規定した混雑状況管理テーブル14aと、各建物出入り口付近等に設けられる誘導案内表示部13と、自エレベータ2aに関する混雑検知センサ11の検知信号と他エレベータ2bの乗場4の混雑状況を検知する混雑状況センサ11の検知信号とから他エレベータ2bの乗場4が空いていると判断したとき、他エレベータ2bの乗場への移動を促すための誘導案内情報を誘導案内表示部13に表示する混雑状況判断処理部12とを備えた構成である。
【選択図】図1
【解決手段】 建物2に複数のエレベータ2a,2bが設置されたエレベータシステムにおけるエレベータの誘導案内システムであって、各エレベータ2a,2bの乗場4の混雑状況を検知する混雑検知センサ11と、乗場4の混雑状況を表す複数の混雑度範囲に応じた誘導案内情報を規定した混雑状況管理テーブル14aと、各建物出入り口付近等に設けられる誘導案内表示部13と、自エレベータ2aに関する混雑検知センサ11の検知信号と他エレベータ2bの乗場4の混雑状況を検知する混雑状況センサ11の検知信号とから他エレベータ2bの乗場4が空いていると判断したとき、他エレベータ2bの乗場への移動を促すための誘導案内情報を誘導案内表示部13に表示する混雑状況判断処理部12とを備えた構成である。
【選択図】図1
Description
本発明は、建物に複数台のエレベータが設置されているエレベータシステムに係り、特にエレベータの乗場の混雑状況を判断し、他エレベータの乗場への移動を促すエレベータの誘導案内システムに関する。
デパート、ショッピングセンタでは、利用者の混雑を緩和するために複数台のエレベータが設置されている。
通常,デパート、ショッピングセンタ等の利用者は、建物の出入口に近い場所、或いは購入しようとする品物を販売している店舗に近い場所に設置されるエレベータを利用する傾向にある。そのため、特定のエレベータ前の乗場が利用者で混雑することが多く、また、待機中の多くの利用者が混雑している乗場から同じエレベータに乗り込むことが多い。その結果、特定のエレベータは、恒常的に混雑し、常に各階停止運転となり、再び同じ階の乗場に戻ってくるまでに長い時間がかかる。よって、混雑している乗場は、益々、利用者の待ち時間が長くなり、サービスの低下を招く問題がある。
また、高層ビルにおいても、同様に複数のエレベータが設置されているが、時間帯及びエレベータの設置場所に応じて、利用者の混雑状況が大きく異なり、利用者の待ち時間が長くなる。
そこで、従来、乗場の混雑度を検出するシステムが提案されている。
このシステムは、各乗場床面に到達する光から照度を計測する照度センサと、各照度センサで計測される照度から各乗場に待機する人数を推定する混雑度検出装置とを設け、混雑度検出装置で推定された利用人数を群管理装置に送出し反映する構成である(特許文献1)。
特開平06−274713号公報(図1参照)
このシステムは、各乗場床面に到達する光から照度を計測する照度センサと、各照度センサで計測される照度から各乗場に待機する人数を推定する混雑度検出装置とを設け、混雑度検出装置で推定された利用人数を群管理装置に送出し反映する構成である(特許文献1)。
しかしながら、以上のような混雑度検出システムでは、群管理装置が各乗場に待機中の推定人数と予め定める優先ルールとに基づき、特定の乗場にエレベータを優先的に割り当てる方法である。その結果、次のような問題が生じる。
混雑している乗場のエレベータは、常にフル稼働、かつ、過大な負荷状態で運転しなければならず、故障や寿命を早める要因となる。
また、群管理装置は、混雑状況に応じてエレベータを優先的に割り当てる方法である。そのため、エレベータ利用者は、他の場所にエレベータが存在すること、他のエレベータの設置乗場での混雑程度が全く分らない。その結果、エレベータ利用者は、混雑している乗場で長い時間待つしかなく、また前述したように多くの利用者が混雑している乗場から同じエレベータに乗り込むことから、各階停止運転で目的階へ移動しなければならない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、各エレベータの乗場の混雑状況を判断し、空いている他エレベータの乗場への移動を促すことにより、エレベータの乗場の混雑を緩和するエレベータの誘導案内システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、建物に複数のエレベータが設置されたエレベータシステムにおけるエレベータの誘導案内システムは、各エレベータの乗場の混雑状況を検知する混雑検知センサと、前記乗場の混雑状況を表す複数の混雑度範囲に応じた誘導案内情報を規定した混雑状況管理テーブルと、各建物出入り口付近に設けられた誘導案内表示手段と、
前記混雑検知センサの検知信号と前記他エレベータの乗場の混雑状況を検知する前記混雑状況センサの検知信号とに基づいて前記他エレベータの乗場が空いていると判断したとき、前記他エレベータの乗場への移動を促すための前記誘導案内情報を前記誘導案内表示手段に表示する混雑状況判断処理部とを備えた構成である。
前記混雑検知センサの検知信号と前記他エレベータの乗場の混雑状況を検知する前記混雑状況センサの検知信号とに基づいて前記他エレベータの乗場が空いていると判断したとき、前記他エレベータの乗場への移動を促すための前記誘導案内情報を前記誘導案内表示手段に表示する混雑状況判断処理部とを備えた構成である。
本発明によれば、各エレベータの乗場の混雑状況を判断し、一方のエレベータの乗場が利用者で混雑し、他方のエレベータの乗場が空いているとき、他方のエレベータの乗場への移動を促す案内を表示することにより、各エレベータの乗場の混雑を緩和することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1及び図2は本発明に係るエレベータの誘導案内システムの一実施の形態を示す構成図である。図1は誘導案内システムの全体構成図、図2は建物内の例えば1階の概略平面図である。
図1及び図2は本発明に係るエレベータの誘導案内システムの一実施の形態を示す構成図である。図1は誘導案内システムの全体構成図、図2は建物内の例えば1階の概略平面図である。
デパート、ショッピングセンタ、高層ビル等の建物1に設置されるエレベータシステムの中には、異なる場所,例えば建物1の東側所定領域に少なくとも1台のエレベータ号機(図2では例えば3台のエレベータ号機)から成るエレベータ2aが昇降可能に設置され、同一建物1の西側所定領域には少なくとも1台のエレベータ号機(図2では例えば2台のエレベータ号機)から成るエレベータ2bが昇降可能に設置されている。3は建物1内の例えば一階に配列された商品陳列ケースである。
本発明に係るエレベータの誘導案内システムは、以上のように同一の建物1に複数のエレベータ2a,2bが設置されたエレベータシステムに適用される。
このエレベータの誘導案内システムは、図1に示すように、各エレベータ2a,2bの利用者が乗り降りする乗場4の混雑状況を検知する混雑検知センサ11と、CPU(例えば情報端末機等)で構成された混雑状況判断処理部12と、各建物の出入り口付近等に設けられる誘導案内表示部13とで構成される。
混雑検知センサ11としては、撮像カメラ、赤外線センサ等が用いられる。
混雑検知センサ11は、乗場4ごと、或いは図1に示すように乗場ドア5ごとに、乗場壁面6又は乗場天井7に取付けられる。8は乗場呼びボタンである。
混雑検知センサ11は、乗場4ごと、或いは図1に示すように乗場ドア5ごとに、乗場壁面6又は乗場天井7に取付けられる。8は乗場呼びボタンである。
各混雑状況判断処理部12は、1台のエレベータ号機の運行制御を司るエレベータ制御盤又は複数台のエレベータ号機の運行制御を司る群管理装置9に併設され、混雑検知センサ11で検知される検知信号に基づき、該当する各乗場4の混雑状況を判断する。
両混雑状況判断処理部12と12は、無線又は有線通信ラインで接続され、予め定める周期ごとに相互に自エレベータ2a,2bの混雑状況を表す実混雑度情報を送受する構成となっている。
各混雑状況判断処理部12にはそれぞれ記憶装置14が設けられている。各記憶装置14には、少なくとも混雑状況管理テーブル14a及び混雑検知センサ11の検知信号を記憶する検知情報記憶領域14bが形成される。
混雑状況管理テーブル14aは、図3に示すように例えば5段階の混雑度範囲(人体存在面積割合)に分けられ、これら各段階の混雑度範囲ごとに誘導案内情報の1種である混雑表示レベルが対応付けられている。なお、混雑度範囲は、混雑検知センサ11による全検知領域と混雑検知センサ例えば2aで検知される人体存在領域との比,つまり全検知領域に対する人体存在領域の占める面積割合の範囲を表している。
また、混雑状況管理テーブル14aには、必要に応じて、各混雑度範囲に混雑の状況を表すメッセージデータやカラーデータが対応付けられている。
各混雑状況判断処理部12は、機能的には図4に示すように、それぞれ自エレベータ2a,2bの乗場4における利用者の混雑状況を判断する自乗場状況判断手段121と、各乗場状況判断手段122と、表示制御手段123とで構成される。
自乗場状況判断手段121は、それぞれ自エレベータ2a,2bの乗場4等に設けられた混雑検知センサ11から検知信号を取り込み、この取り込んだ検知信号から得られる人体存在領域と予め定める当該混雑検知センサ11の全検知領域(全視野範囲)とに基づいて実混雑度(例えば人体存在面積割合)を求める。
各乗場状況判断手段122は、他エレベータ2b側の混雑状況判断処理部12から送られてくる実混雑度情報を受信し、この受信した他エレベータ2bの乗場の実混度が自エレベータ2aの乗場の実混雑度よりも少ないとき、前記他エレベータ2aの乗場4が空いていると判断する機能を持っている。
表示制御手段123は、乗場状況判断手段122の判断結果から他エレベータ2aの乗場4が空いていると判断したとき、混雑状況管理テーブル14aから他エレベータ2aの乗場4の実混雑度情報に応じた混雑表示レベルを検索し、この検索された混雑表示レベルに応じて後記するように誘導案内表示部13の例えば表示灯を点灯又は点滅制御し、利用者に対する他乗場への移動を促す機能を持っている。
各誘導案内表示部13は、図5に示すように、上段側に時間表示領域(イ)、中段側に例えば他エレベータ利用状況領域(ロ)、下段側に誘導案内表示領域(ハ)が設けられている。時間表示領域(イ)には実混雑度判断時間を表示する。他エレベータ利用状況領域(ロ)にはエレベータの数によって表示形式が異なる。例えば2台のエレベータ2a,2bが設置されている例においては、自エレベータ例えば2aに属する誘導案内表示部13には予め「他エレベータ利用状況」と明示的に記述するが、3台以上の場合には乗場状況判断手段122の判断結果から得られる最も実混雑度の少ないエレベータの利用状況データを表示する形式となる。また、誘導案内表示領域(ハ)には、混雑表示レベルの数に応じた数の表示灯が取付けられ、前述した検索された混雑表示レベルが「2」に応じて左側から2個の表示灯を表示する。
次に、以上のように構成されたエレベータの誘導案内システムの作用について図6を参照して説明する。
混雑状況判断処理部12は、動作が開始すると、予め定める所定周期(例えば5分単位ごと)に達したか否かを判断する(S1)。ここで、混雑状況判断処理部12は、所定周期に達したと判断したとき、自乗場状況判断手段121を実行する。
混雑状況判断処理部12は、動作が開始すると、予め定める所定周期(例えば5分単位ごと)に達したか否かを判断する(S1)。ここで、混雑状況判断処理部12は、所定周期に達したと判断したとき、自乗場状況判断手段121を実行する。
自乗場状況判断手段121は、自エレベータ例えば2aの乗場4に設置される撮像カメラや赤外線センサ等の混雑検知センサ11から検知信号を取り込んだ後(S2)、当該乗場4の実際の混雑状況を表す実混雑度を取得する。すなわち、自乗場状況判断手段121は、混雑検知センサ11から取り込んだ検知信号に現れる人体の存在する2値化データの例えば「1」データに相当する人体存在領域を求める。そして、自乗場状況判断手段121は、人体存在領域と予め定める当該混雑検知センサ11の全検知領域(全視野範囲)とに基づき、全検知領域に対する人体存在領域の人体存在面積割合である実混雑度((例えば47%)を求める。この求めた実混雑度(例えば47%)は適宜な記憶手段に記憶される(S4)。
このとき、他エレベータ2b側の混雑状況判断処理部12においても、同様に実混雑度(例えば17%)を求めた後、無線,有線等の通信ラインを通して自エレベータ2a側の混雑状況判断処理部12に送信する。
自エレベータ2aの混雑状況判断処理部12は、自乗場状況判断手段121の処理完了後、各乗場状況判断手段122を実行する。
各乗場状況判断手段122は、他エレベータ2b側の混雑状況判断処理部12から実混雑度情報を受信しているか否かを判断する(S5)。各乗場状況判断手段122は、他エレベータ2b側の混雑状況判断処理部12から実混雑度情報を受信していると判断したとき、自エレベータ2a側の実混雑度(例えば47%)と他エレベータ2b側の実混雑度(例えば17%)とを比較し、他エレベータ2b側の乗場4の実混雑度が自エレベータ2a側の乗場4の実混雑度よりも少ないか否かを判断する(S6)。ここで、他エレベータ2b側の乗場4の実混雑度が少ないとき、他エレベータ2aの乗場4が空いていると判断し、表示制御手段123を実行する。
表示制御手段123は、乗場状況判断手段122が他エレベータ2aの乗場4が空いていると判断したとき、実混雑度である17%に基づき、混雑状況管理テーブル14aから当該実混雑度である17%に入る混雑度範囲20%以内に属することを検索する。表示制御手段123は、混雑度範囲20%以内に基づき、混雑表示レベルが「2」と特定する。そして、表示制御手段123は、誘導案内表示部13の時間表示領域(イ)に混雑判断時間を表示し、また、混雑設定レベル「2」に応じて、誘導案内表示領域(ハ)に設けた5つの表示灯のうち、左側の混雑少から2つの表示灯を点灯又は点滅することにより、誘導案内情報を表示する(S7)。
従って、以上のような実施の形態によれば、自エレベータ2aの乗場4の利用者が誘導案内表示部13の表示灯の点灯又は点滅による誘導案内情報と他エレベータ利用状況領域(ロ)に明示される西側エレベータ2aの利用状況とに基づき、何れのエレベータ例えば2bの利用者が少ないことを容易に認識できる。よって、エレベータ2a側の利用者が空いているエレベータ2b側の乗場4に移動することにより、エレベータ2a側の乗場4の混雑を緩和することができる。
(その他の実施の形態)
(1) 同一建物1に2台のエレベータ2a,2bを設置した例について説明したが、例えば同一建物1の異なる3つ以上の場所にそれぞれエレベータを設置した場合でも同様に適用できるものである。
(1) 同一建物1に2台のエレベータ2a,2bを設置した例について説明したが、例えば同一建物1の異なる3つ以上の場所にそれぞれエレベータを設置した場合でも同様に適用できるものである。
この場合には、各混雑状況判断処理部12の各乗場状況判断手段122は、他の複数のエレベータの乗場4のうち、最も混雑していない乗場4の実混雑度を選択し、当該実混雑度と自エレベータ2aの乗場4の実混雑度とを比較し、最も空いている他エレベータの乗場4の実混雑度を表示制御手段123に通知する。表示制御手段123は、最も空いている他エレベータの乗場4の実混雑度に応じて混雑表示レベルに応じた数の表示灯の点灯又は点滅の他、他エレベータ利用状況領域(ロ)に最も空いている他エレベータの存在を表示する。
(2) 上記実施の形態では、乗場4近傍に撮像カメラ、赤外線センサ等の混雑検知センサ11を設置したが、混雑検知センサ11としては、例えばエレベータかごの床下に設置されるかご積載重量を計測する従来周知の荷重センサやエレベータかご内に設置される従来周知の撮像カメラを用いてもよい。
この例では、各混雑状況判断処理部12は、それぞれ対応するエレベータ制御盤または群管理装置9から正味積載重量(総積載重量−かご重量)や画像情報を受け取るようにすれば、エレベータかごの混雑状況から間接的に該当乗場4の混雑状況レベルを予測することができる。荷重センサや撮像カメラから複数回の正味積載重量や画像情報を取り込み、総和に対する平均を求めれば、より正確に乗場4の混雑状況レベルを予測することができる。
これにより、既設のエレベータシステムであっても、本発明による誘導案内システムを組み込むことができる。
(3) 上記実施の形態では、各乗場状況判断手段122は、自エレベータ2aの実混雑度と他エレベータ2bの実混雑度とを比較し、他エレベータ2bの実混雑度が小さいとき、他エレベータ2bの乗場4への移動を促すように誘導案内情報を表示する構成である。
しかし、自エレベータ2aの実混雑度と他エレベータ2bの実混雑度との間に大きな混雑度差が無いとき、空いている乗場4への移動を促す誘導案内情報を表示しても、利用者の移動により逆に他エレベータ2bの乗場4が混雑してしまうことが考えられる。
そこで、他の例としては、予め自エレベータ2aの乗場4の実混雑度が混雑度範囲45%以上60%以内、かつ、両実混雑度が20%以上と設定する。そして、各乗場状況判断手段122は、他エレベータ2bの乗場4が空いていると判断したとき、自エレベータ2aの乗場4の実混雑度(例えば47%)が混雑度範囲45%以上60%以内(例えば混雑多し)にあり、かつ、両実混雑度差20%以上(上記実施の形態では、47%−17%=30%)にある場合に限り、他エレベータ2bの乗場4への移動を促す誘導案内情報を表示する構成であってもよい。
これにより、混雑している乗場4の利用者が空いている乗場4に移動しても、空いている乗場4が混雑するといった問題を解消できる。
(4) 混雑状況管理テーブル14aは、図3に示すように例えば5段階に分けたが、4段階以下または5段階以上であってもよい。
また、上記実施の形態では、混雑状況管理テーブル14aから誘導案内情報として混雑表示レベルを選択したが、この混雑表示レベルに代えて、メッセージデータを誘導案内表示領域(ハ)に表示するとか、或いは誘導案内表示領域(ハ)の5つの表示灯が左側から青色、緑色、黄色、橙色、赤色の表示灯を設け、実混雑度に応じたカラーデータに従って順次左側の表示灯から順次点灯する構成であってもよい。
これにより、利用者は他エレベータの乗場4の混雑の変動状況を容易に認識できる。
(5) さらに、建物1の用途等によって混雑する時間帯が決まってくる場合がある。例えばデパートでは、11時〜13時、17時30分〜20時のごとくである。
そこで、予め定める時間帯に入った場合に限り、各混雑状況判断処理部12は、図6による一連の処理を実行するようにしてもよい。
その他、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
1…建物、2a,2b…エレベータ、4…乗場、5…乗場ドア、6…乗場壁面、7…乗場天井、8…乗場呼びボタン、9…群管理装置、11…混雑検知センサ、12…混雑状況判断処理部、13…誘導案内表示部、14…記憶装置、14a…混雑状況管理テーブル、121…自乗場状況判断手段、122…各乗場状況判断手段、123…表示制御手段。
Claims (5)
- 建物に複数のエレベータが設置されたエレベータシステムにおいて、
前記各エレベータの乗場の混雑状況を検知する混雑検知センサと、
前記乗場の混雑状況を表す複数の混雑度範囲に応じた誘導案内情報を規定した混雑状況管理テーブルと、
各建物出入り口付近に設けられた誘導案内表示手段と、
前記混雑検知センサの検知信号と前記他エレベータの乗場の混雑状況を検知する前記混雑状況センサの検知信号とに基づいて前記他エレベータの乗場が空いていると判断したとき、前記他エレベータの乗場への移動を促すための前記誘導案内情報を前記誘導案内表示手段に表示する混雑状況判断処理部とを備えたことを特徴とするエレベータの誘導案内システム。 - 前記混雑検知センサとしては、撮像カメラ、赤外線センサ、エレベータ乗りかごに設置される荷重センサの何れか1種のセンサを用いることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの誘導案内システム。
- 前記混雑状況管理テーブルに規定する誘導案内情報は、混雑表示レベル、メッセージデータ、カラーデータの何れか一種以上であることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの誘導案内システム。
- 前記混雑状況判断処理部は、自エレベータの乗場の混雑状況を検知する混雑検知センサの検知信号から実混雑度を求める自乗場状況判断手段と、この判断手段で得られた実混雑度と前記他エレベータの乗場の混雑状況センサの検知信号から得られる実混雑度とを比較し、前記他エレベータの乗場が空いているか否かを判断する各乗場状況判断手段と、前記他エレベータの乗場が空いていると判断したとき、前記混雑状況管理テーブルから当該他エレベータの実混雑度に応じた前記誘導案内情報を読み出して前記誘導案内表示手段に表示する表示制御手段とを設けたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの誘導案内システム。
- 前記実混雑度は、前記混雑検知センサによる全検知領域に対する当該混雑検知センサで検知される人体存在領域の人体存在面積割合から求めることを特徴とする請求項1又は請求項4に記載のエレベータの利用者誘導案内システム。
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