JP2008143500A - Cup holder device - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、カップホルダ装置に関するものである。 The present invention relates to a cup holder device.
自動車などの車両には、車室内にカップホルダ装置が備え付けられている。このカップホルダ装置のなかには、引出式のものがある(例えば、特許文献1参照)。引出式のカップホルダ装置は、例えば、以下のようなものである。 A vehicle such as an automobile is provided with a cup holder device in the passenger compartment. Among the cup holder devices, there is a pull-out type (see, for example, Patent Document 1). The drawer-type cup holder device is as follows, for example.
即ち、車体に対して突出収納可能なカップホルダ本体が設けられる。このカップホルダ本体に対し、飲料容器を収容可能な大きさの円形状空間(飲料容器保持用穴部)が形成される。更に、カップホルダ本体に対して下側で昇降動可能な底部支持機構部が設けられる。この底部支持機構部は、下降時に、飲料容器の底部を支持可能な底部支持部を有している。 In other words, a cup holder main body that can be protruded and stored with respect to the vehicle body is provided. A circular space (a beverage container holding hole) having a size capable of accommodating a beverage container is formed in the cup holder body. Furthermore, a bottom support mechanism that can be moved up and down with respect to the cup holder body is provided. The bottom support mechanism has a bottom support that can support the bottom of the beverage container when lowered.
しかし、このような引出式のカップホルダ装置では、カップホルダ本体に円形状空間の全部を形成していたため、カップホルダ本体が広幅形状となっていた。 However, in such a drawer-type cup holder device, since the entire circular space is formed in the cup holder body, the cup holder body has a wide shape.
そこで、カップホルダ本体の幅寸法を狭くするために、カップホルダ本体の先端側の側面に、飲料容器を収容可能な大きさの円形状空間の一部を構成して、飲料容器の側部を部分的に保持可能な部分円弧状切欠部を形成すると共に、カップホルダ本体に対して側方へ拡縮動可能な側部支持機構部を設けて、この側部支持機構部が、部分円弧状切欠部と対応する位置に、円形状空間の他の部分を構成して、飲料容器の側部の他の部分を部分的に保持可能な部分円弧状容器保持部を有するようにしたものが存在している。 Therefore, in order to reduce the width dimension of the cup holder body, a part of a circular space of a size that can accommodate the beverage container is formed on the side surface on the tip side of the cup holder body, and the side portion of the beverage container is A partial arc-shaped notch that can be partially held is formed, and a side support mechanism that can be expanded and contracted laterally with respect to the cup holder body is provided. There is a part having a partial arc-shaped container holding part that can form another part of the circular space and can partially hold the other part of the side part of the beverage container at a position corresponding to the part. ing.
このような構造とすることにより、カップホルダ本体の幅寸法を若干狭くすることができる共とに、側部支持機構部を側方へ拡げることにより、カップホルダ装置の幅寸法を拡張させて飲料容器を収納することが可能となる。
しかしながら、上記カップホルダ装置では、カップホルダ本体の部分円弧状切欠部が、その内側領域に円形状空間の中心を含む、中心角が180度以上の長円弧形状とされていたため(通常の場合、中心角は270度程度に設定されている)、カップホルダ本体の幅寸法を狭くするのには限界があった。そのため、カップホルダ装置の設置場所が限られてしまい、設計上の制約が生じていた。 However, in the cup holder device, the partial arc-shaped cutout portion of the cup holder main body has a long arc shape with a center angle of 180 degrees or more including the center of the circular space in its inner region (in a normal case, The center angle is set to about 270 degrees), and there is a limit to reducing the width of the cup holder body. For this reason, the installation location of the cup holder device is limited, and design restrictions have arisen.
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、車体に対して突出収納可能なカップホルダ本体を設けると共に、該カップホルダ本体の先端側の側面に、飲料容器を収容可能な大きさの円形状空間の一部を構成して、飲料容器の側部を部分的に保持可能な部分円弧状切欠部を形成し、前記カップホルダ本体に対して側方へ拡縮動可能な側部支持機構部を設けると共に、該側部支持機構部が、部分円弧状切欠部と対応する位置に、前記円形状空間の他の部分を構成して、飲料容器の側部の他の部分を部分的に保持可能な部分円弧状容器保持部を有し、更に、前記カップホルダ本体に対して下側で昇降動可能な底部支持機構部を設けると共に、該底部支持機構部が飲料容器の底部を支持可能な底板を有するカップホルダ装置において、前記カップホルダ本体を、狭幅形状にすると共に、前記部分円弧状切欠部を、中心角が180度程度以下の短円弧形状とし、前記底部支持機構部を、横変移機構を介して、下降時に、底板が前記円形状空間の中心位置へと横変位され得るように、前記カップホルダ本体に取付けたことを特徴としている。
In order to solve the above-mentioned problem, in the invention described in
請求項2に記載された発明では、前記横変位機構が、自重を利用して底板を横変位させる傾斜面部を備えたことを特徴としている。
The invention according to
請求項3に記載された発明では、前記横変位機構が、付勢力を利用して底板を横変位させる付勢部材を備えたことを特徴としている。
The invention described in
請求項4に記載された発明では、前記カップホルダ本体の先端側部から側方へ向けて出入可能な手前部分支持機構部を設けると共に、該手前部分支持機構部が、カップホルダ本体に対して円形状空間の残りの部分の少なくとも一部を構成して、飲料容器の側部の残りの部分の少なくとも一部を部分的に保持可能なフロントバー部材を備えたことを特徴としている。
In the invention described in
請求項5に記載された発明では、前記フロントバー部材が、円形状空間に沿った部分円弧状容器手前側保持部を有すると共に、側部支持機構部とフロントバー部材とが、連結部材を用いて連結されたことを特徴としている。
In the invention described in
請求項1の発明によれば、前記カップホルダ本体を、狭幅形状にすると共に、前記部分円弧状切欠部を、中心角が180度程度以下の短円弧形状とし、前記底部支持機構部を、横変移機構を介して、下降時に、底板が前記円形状空間の中心位置へと横変位され得るように、前記カップホルダ本体に取付けたことにより、飲料容器に対する保持性能を損なわずに、カップホルダ本体の幅寸法をこれまでの限界を越えて極く小さなものとすることが可能となる。これにより、カップホルダ装置の設置場所に対する制限をなくして、設計上の制約を取払うことが可能となる。
According to the invention of
請求項2の発明によれば、前記横変位機構が、自重を利用して底板を横変位させる傾斜面部を備えたことにより、自重を利用して底板を傾斜面部に沿い自動的に横変位させることができる。
According to the invention of
請求項3の発明によれば、前記横変位機構が、付勢力を利用して底板を横変位させる付勢部材を備えたことにより、付勢部材の付勢力を利用して底板を自動的に横変位させることができる。
According to the invention of
請求項4の発明によれば、前記カップホルダ本体の先端側部から側方へ向けて出入可能な手前部分支持機構部を設けると共に、該手前部分支持機構部が、カップホルダ本体に対して円形状空間の残りの部分の少なくとも一部を構成して、飲料容器の側部の残りの部分の少なくとも一部を部分的に保持可能なフロントバー部材を備えたことにより、円形状空間の手前側の開いた部分をフロントバー部材でカバーすることができるようになるので、飲料容器の側部に対する保持の安定性を向上することが可能となる、また、フロントバー部材によって、指先衝突などによる飲料容器の落下を防止することが可能となる。
According to the invention of
請求項5の発明によれば、前記フロントバー部材が、円形状空間に沿った部分円弧状容器手前側保持部を有すると共に、側部支持機構部とフロントバー部材とが、連結部材を用いて連結されたことにより、円形状空間を環状(閉ループ状)に取囲むようにすることができるようになるので、飲料容器の側部に対する保持の安定性をより一層向上することが可能となると共に、指先衝突などによる飲料容器の落下をより確実に防止することができる。
According to the invention of
以下、本発明を具体化した実施例について、図示例と共に説明する。 Hereinafter, embodiments embodying the present invention will be described together with illustrated examples.
図1〜11は、この発明の実施例、図12〜図16はその変形例を示すものである。 1 to 11 show an embodiment of the present invention, and FIGS. 12 to 16 show modifications thereof.
まず、構成について、図1〜図5(斜視図)を用いて説明する(主に図1参照のこと)。なお、図6〜図8(平面図)、図9〜図11(側面図)も、必要に応じて参照のこと。 First, the structure will be described with reference to FIGS. 1 to 5 (perspective view) (mainly refer to FIG. 1). Please refer to FIGS. 6 to 8 (plan view) and FIGS. 9 to 11 (side view) as necessary.
自動車などの車両における車室内に、引出式のカップホルダ装置1を備え付ける。この引出式のカップホルダ装置1は、以下の構成を備えている。
A drawer-type
即ち、車体2に対して、突出収納可能なカップホルダ本体4を設ける。このカップホルダ本体4の先端側の側面に、飲料容器5(図4参照)を収容可能な大きさの円形状空間の一部を構成して、飲料容器5の側部を部分的に保持可能な部分円弧状切欠部7を形成する。
That is, a
ここで、車体2は、例えば、インストルメントパネルやその他の内装パネルなどとされる。この内装パネルには、カップホルダ本体4を収納するための開口部が形成されている。この開口部は、カップホルダ本体4の横断面形状とほぼ同じかそれよりも若干大きな、ほぼ矩形状のものとされている。カップホルダ本体4は、例えば、ほぼ車両前後方向3へ延びて、内装パネルに対し、ほぼ車両前後方向3へ突出収納可能なものとされる。或いは、カップホルダ本体4は、例えば、ほぼ車両前後方向3へ延びると共に上下方向に湾曲する円弧形状を有して、内装パネルに対し、円弧状に突出収納可能なものとしても良い。カップホルダ本体4の突出収納動作は、手動式としても、自動式としても、付勢手段などを用いた半自動式などとしても良い。通常は、手動式とされる。半自動式などとする場合には、ロック装置やダンパ装置などを設けることもできる。このカップホルダ本体4は、図示しないケーシングやガイド部材を介して、内装パネルの裏面側に取付けられる。カップホルダ本体4の先端部には、この内装パネルに形成された開口部を面一状態で塞ぐ表面化粧部材が設けられている。この表面化粧部材は、通常、内装パネルと統一感のある表面意匠を有している。飲料容器5には、缶飲料(細缶および太缶)や、ペットボトルや、ファーストフード店などで使用されるL・M・Sサイズのカップ類などが想定される。また、部分円弧状切欠部7は、カップホルダ本体4における外側の側面などに形成される。例えば、国内向けの場合、部分円弧状切欠部7は、車幅方向を基準として、運転席用の場合には右側面に形成され、助手席用の場合には左側面に形成される。
Here, the
そして、カップホルダ本体4に対して側方(この場合には、車幅方向)へ拡縮動可能な側部支持機構部11を設ける。この側部支持機構部11は、部分円弧状切欠部7と対応する位置に、上記円形状空間の他の部分を構成して、飲料容器5の側部の他の部分を部分的に保持可能な部分円弧状容器保持部12を有している。
And the side part
ここで、側部支持機構部11は、(乗員から見て)手前側に部分円弧状容器保持部12を有し、奥側に支持腕部13を有するサイドバー部材14と、この支持腕部13をカップホルダ本体4に対して回動可能に軸支する支軸15とを有している。サイドバー部材14は、カップホルダ本体4に対して、完全に収納された状態から側方へ出入可能に構成される。そのために、カップホルダ本体4は、サイドバー部材14を収納可能な中空形状とされると共に、カップホルダ本体4の部分円弧状切欠部7側の側面には、サイドバー部材14が出入りするための開口部またはスリット部などが形成される。或いは、カップホルダ本体4を、部分円弧状切欠部7側に開いたコ字断面などとする。部分円弧状容器保持部12は、より大きな円弧形状が確保できるように、収納状態で両端部がカップホルダ本体4の内側面とほぼ接する弧長とされている。これに伴い、支持腕部13は、所要の長さを確保するために、収納状態でカップホルダ本体4の軸線方向に対し奥側の端部が外側へ向くように斜めに延ばされている。支軸15は、ほぼ上下方向に延設されて、支持腕部13の奥側の端部を回動可能に貫通すると共に、その上下端部がカップホルダ本体4の上下面間に支持されている。更に、カップホルダ本体4とサイドバー部材14との間には、サイドバー部材14をカップホルダ本体4から出る方向へ付勢する付勢部材18が介装されるようにしても良い。この付勢部材18には、例えば、そのコイル部を支軸15に外嵌され、その両端部をそれぞれカップホルダ本体4とサイドバー部材14とに対して係止されたトーションスプリングなどが用いられる。また、この側部支持機構部11に対し、部分円弧状容器保持部12の最大拡張位置を規制するための図示しないストッパが設けられる。なお、このストッパは、カップホルダ本体4の側面に形成された開口部またはスリットの縁部などを利用しても良い。
Here, the
更に、カップホルダ本体4に対して下側で昇降動可能な底部支持機構部21を設ける。この底部支持機構部21は、飲料容器5の底部を支持可能な底板22を有している。
Further, a
ここで、この底板22は、部分円弧状切欠部7と対応する位置に設けられる。そして、この底板22からは、奥側へ向けて昇降用腕部23,24が延設されている。この昇降用腕部23,24の奥側端部がカップホルダ本体4に対して昇降可能となるように(直接的或いは間接的に)軸支されている。この底部支持機構部21の底板22および昇降機構は、上昇時に、カップホルダ本体4の内部に完全に収納され得るように構成されている。そのために、カップホルダ本体4の底面の対応する位置には、底部支持機構部21が出入りするための開口部またはスリット部などが形成されている。上記底板22と昇降用腕部23,24とは、一体に構成しても良いが、ここでは、底板22を水平状態を保持したまま昇降させ得るようにするために、底板22と昇降用腕部23,24とは分離されて別部材とされている。しかも、昇降用腕部23,24はほぼ同じ長さのものが上下2本設けられている。また、昇降用腕部23,24の奥側端部と対応する位置には、支持ブロック25が介在されている。そして、底板22の奥側端部と、上下2本の昇降用腕部23,24の手前側端部との間は、横方向(この場合にはほぼ車幅方向)へ延びる上下の取付軸26,27によって上下回動可能に軸着されている。また、上下2本の昇降用腕部23,24の奥側端部と、支持ブロック25との間は、横方向へ延びる上下の取付軸28,29によって上下回動可能に軸着されている。これらにより、底板22を昇降させるための昇降機構が構成されている。そして、これら4本の取付軸は、平行四辺形の頂点の位置に配設されることにより、全体としていわゆる平行四辺形状リンク機構が構成されている。この平行四辺形状リンク機構により、底板22を、水平状態を保持したまま昇降させることが可能とされる。この昇降機構に対し、底板22の下限位置を規制するための図示しないストッパが設けられる。なお、このストッパは、カップホルダ本体4の底面に形成された開口部またはスリットの縁部などを利用しても良い。
Here, the
更にまた、カップホルダ本体4には、部分円弧状切欠部7の部分に、大きさの異なる各種の飲料容器5に対応し得るようにするための可動フラップ機構31が設けられている。この可動フラップ機構31は、平面視ほぼ長方形状の平板から成る可動フラップ部材32を有している。この可動フラップ部材32は、その長辺をカップホルダ本体4の軸線方向へ向けて配設されている。この際、可動フラップ部材32は、部分円弧状切欠部7のほぼ中央部に、少なくともその一部がカップホルダ本体4の内部に収容され、残りの部分が部分円弧状切欠部7の内側領域に突出するように配設されている。そして、この可動フラップ部材32は、カップホルダ本体4の内部に位置する長辺の部分を、カップホルダ本体4の軸線方向へ延びる取付軸部33を介して、カップホルダ本体4の対応する内側面に対し、ほぼ水平状態から下傾状態へと上下揺動自在に軸支されている。取付軸部33は、可動フラップ部材32の側に設けられる場合と、カップホルダ本体4の側に設けられる場合と、別部材として設けられる場合とがある。カップホルダ本体4と可動フラップ部材32との間には、可動フラップ部材32を上方へ向けて付勢する付勢部材が介装されている。この付勢部材には、例えば、そのコイル部を取付軸部33に外嵌され、その両端部をそれぞれカップホルダ本体4と可動フラップ部材32とに対して係止されたトーションスプリングなどが用いられる。更に、可動フラップ部材32の部分円弧状切欠部7の内側領域に突出された長辺部分には、飲料容器5の側面形状にほぼ沿い得るようにするための円弧状の湾曲形状部34が形成されている。
Furthermore, the cup holder
なお、カップホルダ本体4に対し、部分円弧状容器保持部12、可動フラップ部材32、底板22は、上から順に異なる高さで配置されて、支障無く収容され得るように構成されている。
In addition, with respect to the cup holder
そして、この実施例のものでは、カップホルダ本体4を、狭幅形状にする(狭幅本体41)。且つ、部分円弧状切欠部7を、中心角が180度程度以下の短円弧形状とする(短円弧状切欠部42)。
And in the thing of this Example, the cup holder
ここで、狭幅本体41の先端側の側面に対して、短円弧状切欠部42を切欠いた時に残される被切欠部分43には、所要の強度を持たせるようにする。この被切欠部分43の最小幅部分の寸法と、短円弧状切欠部42の最大幅部分の寸法との和が、飲料容器5のほぼ半径(半幅)程度またはそれ以下となるように、狭幅本体41の幅寸法を設定する。この際の飲料容器5は、想定される最大のものを基準とする。また、飲料容器5の半径は、部分円弧状切欠部7と対応する位置を基準とする。短円弧状切欠部42の中心角は、本質的には、内側領域に円形状空間の中心を含まない180度未満であるが、それ以上であっても構造的に後述する横変位機構45が必要となる場合があるため、その範囲までをも含めて180度程度以下とする。
Here, with respect to the side surface on the front end side of the
そして、底部支持機構部21を、横変位機構45を介して、下降時に、底板22が円形状空間の中心位置へと横変位され得るように、カップホルダ本体4に取付ける。
Then, the
ここで、この横変位機構45は、カップホルダ本体4に対して、支持ブロック25を横回動可能に軸支する縦軸部46を備えている。この縦軸部46は、ほぼ上下方向に延設されて、支持ブロック25を回動可能に貫通すると共に、その上下端部がカップホルダ本体4の上下面間に支持される。また、この横変位機構45は、底板22を円形状空間の中心位置で停止させるための、特に図示しないストッパを備えている。なお、このストッパは、カップホルダ本体4の底面に形成された開口部またはスリットの縁部などを利用しても良い。
Here, the
更に、必要に応じて、横変位機構45が、自重を利用して底板22を上記中心位置へと横変位させる傾斜面部51を備えるようにしても良い。この傾斜面部51は、下側の昇降用腕部24の下面に摺接配置されて、その上面に、外側へ進むに従い下り勾配となる傾斜面を有している。なお、この傾斜面部51は、支持ブロック25の下面に摺接配置させることができる。但し、この場合には、支持ブロック25を、縦軸部46に沿って昇降可能に取付けるようにする必要がある。傾斜面部51は、カップホルダ本体4の底面部分に設けるようにする。或いは、傾斜面部51は、カップホルダ本体4の底面に形成された開口部またはスリットの縁部などに設けても良い。傾斜面部51は、カップホルダ本体4と別体に構成することもできるが、カップホルダ本体4に一体形成するのが好ましい。
Further, if necessary, the
或いは、図12〜図16に示すように、横変位機構45が、付勢力を利用して底板22を上記中心位置へと横変位させる付勢部材55を備えるようにしても良い。この付勢部材55には、例えば、そのコイル部を縦軸部46に外嵌され、その両端部をそれぞれカップホルダ本体4と支持ブロック25とに対して係止されたトーションスプリングなどを用いる。
Alternatively, as shown in FIGS. 12 to 16, the
なお、図16に示すように、傾斜面部51と付勢部材55とは、同時に備えるようにすることも可能である。
In addition, as shown in FIG. 16, the
そして、部分円弧状切欠部7を短い短円弧状切欠部42としたことに伴い、その分だけ部分円弧状容器保持部12を従来のものよりも長くする必要が生じるが、カップホルダ本体4を、狭幅形状の狭幅本体41としているので、これに完全に収納されるようにするためには、部分円弧状容器保持部12の長さには限度がある。即ち、部分円弧状容器保持部12は、短円弧状切欠部42とほぼ同程度の長さか、最大でも半円弧以下の半円弧以下容器保持部44とするのが限度である。
Then, with the partial
そのため、部分円弧状切欠部7(短円弧状切欠部42)と、部分円弧状容器保持部12(半円弧以下容器保持部44)とだけでは、上記円形状空間をカバー仕切れない状態が生じるので、更に、手前部分支持機構部61を設けて、これをカバーし得るようにする。
For this reason, the circular space cannot be partitioned by the partial arc-shaped cutout portion 7 (short arc-shaped cutout portion 42) and the partial arc-shaped container holding portion 12 (half-arc or less container holding portion 44). Further, a front
この手前部分支持機構部61は、カップホルダ本体4の先端側部から、側方へ向けて出入可能なものとする。この手前部分支持機構部61は、少なくとも、円形状空間の残りの部分の少なくとも一部を構成して、飲料容器5の側部の残りの部分の少なくとも一部を部分的に保持可能なフロントバー部材62を備えている。このフロントバー部材62は、円形状空間に沿った円弧状のものなどとすることもできるが(例えば、実施例2参照)、この実施例の場合には、フロントバー部材62は、カップホルダ本体4(狭幅本体41)の幅寸法と同じかそれよりも若干短い長さ寸法を有して、カップホルダ本体4の幅方向(この場合には車幅方向)へ延びる直線状フロントバー(この場合には角型の棒状部材となっている)などとされている。このフロントバー部材62は、特に図示しない付勢部材によって突出方向へ向け常時付勢されている。また、フロントバー部材62には、図2に示すように、サイドバー部材14の手前側端部によって収納方向へ押込み操作される突起部64が設けられている。サイドバー部材14の手前側端部の下面側にも、この突起部64と対応する突起部65が設けられる。これらの突起部64、突起部65などによって、サイドバー部材14の動きによりフロントバー部材62を連動して出入させる連動機構が構成される。このフロントバー部材62は、可動フラップ部材32と同じ高さレベルに設けられる。
The front
次に、この実施例の作用について説明する。 Next, the operation of this embodiment will be described.
引出式のカップホルダ装置1を使用しない場合には、図1に示すように、車体2(内装パネル)の内側にカップホルダ本体4を収納しておく。
When the drawer-type
この際、側部支持機構部11(サイドバー部材14など)、底部支持機構部21(底板22など)、可動フラップ機構31(可動フラップ部材32など)、手前部分支持機構部61(フロントバー部材62など)などは、カップホルダ本体4の内部に収納された状態とされる。
At this time, the side support mechanism 11 (such as the side bar member 14), the bottom support mechanism 21 (such as the bottom plate 22), the movable flap mechanism 31 (such as the movable flap member 32), and the front portion support mechanism 61 (front bar member). 62 etc.) are stored in the
引出式のカップホルダ装置1を使用する場合には、図2(突出途中)、図3(突出完了後)に順に示すように、車体2の内側から車室内へとカップホルダ本体4を突出させる。この場合には、カップホルダ本体4を手動で手前に引出すようにする。
When the drawer type
この際、側部支持機構部11(サイドバー部材14など)が、カップホルダ本体4に対して側方(この場合には、車幅方向)へ拡張されるようにする。このサイドバー部材14の拡張動作は、手動操作としても良いが、この場合には、カップホルダ本体4の突出によりサイドバー部材14が解放されることで、付勢部材18の付勢力が機能して自動的に行われるので、煩わしさがない。
At this time, the side support mechanism 11 (the
また、底部支持機構部21(底板22など)が、カップホルダ本体4に対して下側に下降されるようにする。この底板22の下降は、手動操作としても良いが、この場合には、カップホルダ本体4の突出により底板22が解放されることで、自重により自動的に行われるので、煩わしさがない。
Further, the bottom support mechanism 21 (the
そして、可動フラップ機構31(可動フラップ部材32など)が、ほぼ水平状態となるようにする。この可動フラップ部材32は、付勢部材によって常時上方へ付勢されているため、通常は水平状態となっている。
And the movable flap mechanism 31 (
更に、手前部分支持機構部61(フロントバー部材62など)が、側方へ突出されるようにする。このフロントバー部材62の突出動作は、手動操作としても良いが、この場合には、サイドバー部材14の拡張動作に伴ってフロントバー部材62が解放されることにより、付勢部材の付勢力が機能して自動的に行われるので、煩わしさがない。
Further, the front portion support mechanism 61 (
以上により、カップホルダ装置1は、飲料容器5を円形状空間へ上方から挿入して保持させ得る状態となる。
By the above, the
即ち、カップホルダ本体4の部分円弧状切欠部7と、サイドバー部材14の部分円弧状容器保持部12と、フロントバー部材62とによってほぼ形成される円形状空間へ飲料容器5を上方から挿入することにより、これらで飲料容器5の側部を保持すると共に、底板22で飲料容器5の底部を支持することができるようになる。更に、可動フラップ部材32が円形状空間内で飲料容器5の側部に弾接されることにより、飲料容器5のガタ付きを抑制することができるようになる。
That is, the
この底板22の下降の際に、カップホルダ本体4に対して、横変位機構45が機能し、底板22を円形状空間の中心位置へと横変位させることにより、底板22で飲料容器5の底部の中心位置を確実に支持することができるようになる、即ち、飲料容器5の底部を安定して保持することが可能となる。
When the
この横変位機構45による底板22の横変位は、手動操作としても良いが、傾斜面部51により、自重を利用して下降と同時に自動的に行わせるようにすることができる。或いは、図12〜図16に示すように、付勢部材55の付勢力によって行わせることができる。更に、図16に示すように、傾斜面部51と付勢部材55との両方によって行わせることもできる。
Although the lateral displacement of the
そして、引出式のカップホルダ装置1を使用しない場合などには、車体2(内装パネル)に対しカップホルダ本体4を収納させるようにする。この場合には、カップホルダ本体4を手動で奥へ押込めるようにする。
And when not using the drawer-type
この際、側部支持機構部11(サイドバー部材14など)、底部支持機構部21(底板22など)、可動フラップ機構31(可動フラップ部材32など)、手前部分支持機構部61(フロントバー部材62など)などは、カップホルダ本体4の内部に収納させるようにするが、この収納操作は、付勢部材55や自重に抗して手動操作で行わせるようにしても良い。或いは、インストルメントパネルやその他の内装パネルのカップホルダ本体4を収容する開口部や、この開口部の周辺に設けた特に図示しないガイドなどに倣わせて自動的に収納させるようにすることもできる。この場合には、上記した各部材の対応する位置に、上記ガイドに倣う被ガイド部を形成しておくのが好ましい。
At this time, the side support mechanism 11 (such as the side bar member 14), the bottom support mechanism 21 (such as the bottom plate 22), the movable flap mechanism 31 (such as the movable flap member 32), and the front portion support mechanism 61 (front bar member). 62, etc.) are accommodated inside the
このように、この実施例によれば、カップホルダ本体4を、狭幅形状にすると共に、部分円弧状容器保持部12を、中心角が180度程度以下の短円弧形状とし、底部支持機構部21を、下降時に、底板22を円形状空間の中心位置へと横変位可能な横変位機構45を介して、カップホルダ本体4に取付けたことにより、飲料容器5に対する保持性能を損なわずに、カップホルダ本体4の幅寸法をこれまでの限界を越えて極く小さなものとすることが可能となる。これにより、引出式のカップホルダ装置1の設置場所に対する制限をなくして、設計上の制約を取払うことが可能となる。即ち、これまで設置することができなかったような狭小な箇所に対しても、引出式のカップホルダ装置1を設けることが可能となり、デッドスペースを有効利用することが可能となる。
Thus, according to this embodiment, the
また、横変位機構45が、自重を利用して底板22を横変位させる傾斜面部51を備えたことにより、下降時に、自重を利用して底板22を傾斜面部51に沿い自動的に横変位させることができる。
Further, since the
更に、横変位機構45が、付勢力を利用して底板22を横変位させる付勢部材55を備えたことにより、下降時に、付勢部材55の付勢力を利用して底板22を自動的に横変位させることができる。
Further, since the
なお、傾斜面部51と付勢部材55とは、同時に備えることにより、両方の作用効果を得ることができる。
In addition, by providing the
そして、カップホルダ本体4の先端側部から側方へ向けて出入可能な手前部分支持機構部61を設けると共に、手前部分支持機構部61が、カップホルダ本体4に対して円形状空間の残りの部分の少なくとも一部を構成して、飲料容器5の側部の残りの部分の少なくとも一部を部分的に保持可能なフロントバー部材62を備えることにより、円形状空間の手前側の開いた部分をフロントバー部材62でカバーすることができるようになるので、飲料容器5の側部に対する保持の安定性を向上することが可能となる、また、フロントバー部材62によって、指先衝突などによる飲料容器5の落下を防止することが可能となる。
And while providing the front part
図17〜図37は、この発明の他の実施例を示すものである。ここで、図17〜図23は斜視図、図24〜図30は平面図、図31〜図37は側面図である。 17 to 37 show another embodiment of the present invention. 17 to 23 are perspective views, FIGS. 24 to 30 are plan views, and FIGS. 31 to 37 are side views.
なお、上記実施例にて既に説明した構成については、重複を避けるために説明を省略するものとし、必要な場合には、上記実施例の記載を以て、この実施例の記載とすることができる。この際、上記実施例と同一の符号を付してある構成については、同一または均等なものとして取扱うものとする。 In addition, about the structure already demonstrated in the said Example, description shall be abbreviate | omitted in order to avoid duplication, and if necessary, it can be set as the description of this Example by description of the said Example. At this time, the same reference numerals as those in the above embodiment are used as the same or equivalent components.
まず、構成について、主に図17〜図23を用いて説明する(特に図17と図22参照)。なお、図24〜図30(平面図)、図31〜図37(側面図)も、必要に応じて参照のこと。 First, the configuration will be described mainly with reference to FIGS. 17 to 23 (see particularly FIGS. 17 and 22). Please refer to FIGS. 24 to 30 (plan view) and FIGS. 31 to 37 (side view) as necessary.
この実施例では、特に、カップホルダ本体4と側部支持機構部11とを補助する手前部分支持機構部61を、以下のようなものとしている。
In this embodiment, in particular, the front
手前部分支持機構部61が、カップホルダ本体4の先端側部から側方へ向けて出入可能なものであると共に、カップホルダ本体4に対して円形状空間の残りの部分の少なくとも一部を構成して、飲料容器5の側部の残りの部分の少なくとも一部を部分的に保持可能なフロントバー部材62を備えている点については、上記実施例のものと同じである。
The front
この実施例では、フロントバー部材62を、円形状空間に沿ったほぼ円弧状の部分を有する曲線状フロントバー71に変更している。このフロントバー部材62は、カップホルダ本体4に対して側方(この場合には、車幅方向)へ拡縮動なものとされる。
In this embodiment, the
このフロントバー部材62は、カップホルダ本体4の先端側部に対して、完全に収納された状態から側方へ出入可能に構成される。そのために、カップホルダ本体4の先端部は、フロントバー部材62を収納可能な中空形状とされると共に、カップホルダ本体4の先端部における部分円弧状切欠部7側の側面には、フロントバー部材62が側方へ出入りするための開口部またはスリット部などが形成される。或いは、カップホルダ本体4を、部分円弧状切欠部7側に開いたコ字断面などとする。このフロントバー部材62は、サイドバー部材14と同じ高さレベルに設けられる。
The
そして、フロントバー部材62は、一端側(奥側)に円形状空間に沿った部分円弧状容器手前側保持部72を有し、他端側(手前側)に支持腕部73を有している。このうち、部分円弧状容器手前側保持部72は、上記円形状空間の残りの部分の一部またはほぼ全部を構成して、飲料容器5の側部の残りの部分の一部またはほぼ全部を保持可能な部分円弧状を呈している。なお、円形状空間の残りの部分とは、部分円弧状切欠部7(短円弧状切欠部42)と、部分円弧状容器保持部12(半円弧以下容器保持部44)とだけではカバー仕切れない、上記円形状空間の欠損部分のことである。支持腕部73は、部分円弧状容器保持部12をカップホルダ本体4の先端側部に対して取付けるための取付用延長部分である。この支持腕部73は、その他端側が支軸74を介してカップホルダ本体4に対し回動可能に軸支されている。そして、この支軸74を中心とする回動を行うことにより、カップホルダ本体4の側方へ出入可能となるように構成されている。支軸74は、ほぼ上下方向に延設されて、支持腕部73の手前側の端部を回動可能に貫通すると共に、その上下端部がカップホルダ本体4の上下面間に支持されている。
The
また、カップホルダ本体4とフロントバー部材62との間には、フロントバー部材62をカップホルダ本体4から出る方向へ付勢する付勢部材75が介装されるようにしても良い。この付勢部材75には、例えば、そのコイル部を支軸74に外嵌され、その両端部をそれぞれカップホルダ本体4とフロントバー部材62とに対して係止されたトーションスプリングなどが用いられる。
Further, an urging
加えて、側部支持機構部11のサイドバー部材14と、手前部分支持機構部61のフロントバー部材62とを、連結部材77を用いて連結する。即ち、サイドバー部材14の手前側端部と、フロントバー部材62の一端部との間を、連結部材77で連結することにより、カップホルダ本体4との間で、上記円形状空間を環状に取囲む、ほぼ閉ループ状に連続した側部保持部を構成し得るようにする。
In addition, the
この際、収納時と使用時とでは、サイドバー部材14の手前側端部と、フロントバー部材62の一端部との間の間隔が変化するので、この間隔の変化に対応し得るようにするための間隔調整機構を設けるようにする。この間隔調整機構として、サイドバー部材14の手前側端部と連結部材77の対応する端部との間の連結部78、または、フロントバー部材62の一端部と連結部材77の対応する端部との間の連結部79のうちの少なくとも一方にスライド軸着部を設ける。この場合には、サイドバー部材14側の連結部78をスライド軸着部とし、フロントバー部材62側の連結部79を通常の軸着部(非スライド軸着部)としているが、これに限るものではない。
At this time, the distance between the front end portion of the
より具体的には、連結部材77は、直線状、または、円形状空間とほぼ同一曲率の円弧状のものとする。そして、連結部材77の両端部に、ほぼ上下方向へ延びる連結軸部81,82を一体に突設する。また、サイドバー部材14の手前側端部と、フロントバー部材62の一端部とを、それぞれ、上下に分岐して連結部材77の対応する端部を挟着可能な二又状とする。そして、サイドバー部材14の手前側端部と、フロントバー部材62の一端部との二又状部分の上下に、それぞれ、連結部材77の連結軸部81,82を収容および軸着可能な軸孔83,84を設ける。そして、この場合には、サイドバー部材14側の軸孔83をサイドバー部材14の手前側部分に沿った円弧状の長孔85とし、フロントバー部材62側の軸孔84を丸孔86とする。
More specifically, the connecting
なお、フロントバー部材62を円形状空間に沿った円弧状のものとし、サイドバー部材14とフロントバー部材62とを連結部材77を用いて連結したことに伴い、上記実施例のものと比べて、サイドバー部材14を若干短くすると共に、その分、フロントバー部材62を長くして、両者のバランスを取るようにしている。この場合には、フロントバー部材62の部分円弧状容器手前側保持部72と連結部材77とを足した長さが、サイドバー部材14の部分円弧状容器保持部12(半円弧以下容器保持部44)とほぼ同程度の長さとなるように設定している(図22参照)。
The
また、図17に示すように、収納時の折畳状態では、サイドバー部材14とフロントバー部材62とが重複されることとなるが、この場合には、サイドバー部材14が内側に位置され、フロントバー部材62が外側に位置されるように構成している。
Further, as shown in FIG. 17, in the folded state at the time of storage, the
そして、カップホルダ本体4の突出時には、フロントバー部材62の部分円弧状容器手前側保持部72の外周を、インストルメントパネルやその他の内装パネルの開口部や、この開口部の周辺に設けた特に図示しないガイドなどに倣わせて自動的に拡張され得るように構成する。
And when the
反対に、カップホルダ本体4の収納時の前半には、サイドバー部材14の奥側端部にガイド部88(折畳用ガイド部)を設けて、このガイド部88を上記開口部やガイドなどに倣わせて自動的に折畳ませ得るように構成すると共に、収納時の後半には、フロントバー部材62の部分円弧状容器手前側保持部72の外周を上記開口部やガイドなどに倣わせて自動的に折畳ませ得るよう構成にする。
On the other hand, in the first half of the cup holder
この場合、サイドバー部材14は、その奥側端部を広幅にして、強度確保部89を形成すると共に、この強度確保部89の外側面に上記ガイド部88を形成するようにしている。このガイド部88は、使用時に、手前側へ進むに従い外側へ拡がる傾斜面などとなるように構成されている。
In this case, the
次に、この実施例の作用について説明する。 Next, the operation of this embodiment will be described.
この実施例では、カップホルダ本体4を、図17〜図22に順に示すように、収納状態から突出させると、付勢部材18および付勢部材75の付勢力により、フロントバー部材62およびサイドバー部材14が自動的に拡張される。この際、フロントバー部材62の部分円弧状容器手前側保持部72の外周が、インストルメントパネルやその他の内装パネルの開口部や、この開口部の周辺に設けた特に図示しないガイドなどに倣いつつ、フロントバー部材62およびサイドバー部材14は、拡張されて行く。なお、付勢部材18および付勢部材75を設けていない場合には、このフロントバー部材62およびサイドバー部材14の拡張動作は手動で行うことになる。
In this embodiment, when the cup holder
反対に、図22〜図17に順に示すように、カップホルダ本体4を突出状態から収納させると、付勢部材18および付勢部材75の付勢力に抗して、フロントバー部材62およびサイドバー部材14が自動的に折畳まれる。この際、カップホルダ本体4の収納時の前半にては、サイドバー部材14の奥側端部に設けたガイド部88が、上記開口部やガイドなどに倣いつつ、フロントバー部材62およびサイドバー部材14が折畳まれて行く。また、カップホルダ本体4の収納時の後半にては、フロントバー部材62の部分円弧状容器手前側保持部72の外周が、上記開口部やガイドなどに倣いつつ、フロントバー部材62およびサイドバー部材14が折畳まれて行く。なお、付勢部材18および付勢部材75を設けていない場合には、このフロントバー部材62およびサイドバー部材14の折畳動作は手動で行うことになる。
On the contrary, as shown in order in FIGS. 22 to 17, when the cup holder
このように、この実施例によれば、フロントバー部材62が、円形状空間に沿った部分円弧状容器手前側保持部72を有すると共に、サイドバー部材14とフロントバー部材62とを連結部材77を用いて連結したことにより、円形状空間を環状(閉ループ状)に取囲むようにすることができるようになるので、飲料容器5の側部に対する保持の安定性をより一層向上することが可能となると共に、指先衝突などによる飲料容器5の落下をより確実に防止することができる。
Thus, according to this embodiment, the
なお、上記以外の部分については、上記実施例と同様の構成を備えているため、同様の作用・効果を得ることができる。よって、記載を省略した部分についての詳細は、上記実施例の説明を以てこの実施例の説明とすることができる。 Since the parts other than those described above have the same configuration as that of the above embodiment, the same actions and effects can be obtained. Therefore, the details of the parts that are omitted from the description can be described as the description of this embodiment with the description of the above embodiment.
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例が示されている場合には、これらの可能な組合せが含まれることは勿論である。 Although the embodiments of the present invention have been described in detail with reference to the drawings, the embodiments are only examples of the present invention, and the present invention is not limited to the configurations of the embodiments. Needless to say, design changes and the like within a range not departing from the gist of the invention are included in the present invention. Further, when a plurality of embodiments and modifications are shown, it is a matter of course that these possible combinations are included.
2 車体
4 カップホルダ本体
5 飲料容器
7 部分円弧状切欠部
11 側部支持機構部
12 部分円弧状容器保持部
21 底部支持機構部
22 底板
45 横変位機構
51 傾斜面部
55 付勢部材
61 手前部分支持機構部
62 フロントバー部材
72 部分円弧状容器手前側保持部
77 連結部材
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記カップホルダ本体に対して側方へ拡縮動可能な側部支持機構部を設けると共に、該側部支持機構部が、部分円弧状切欠部と対応する位置に、前記円形状空間の他の部分を構成して、飲料容器の側部の他の部分を部分的に保持可能な部分円弧状容器保持部を有し、
更に、前記カップホルダ本体に対して下側で昇降動可能な底部支持機構部を設けると共に、該底部支持機構部が飲料容器の底部を支持可能な底板を有するカップホルダ装置において、
前記カップホルダ本体を、狭幅形状にすると共に、
前記部分円弧状切欠部を、中心角が180度程度以下の短円弧形状とし、
前記底部支持機構部を、横変移機構を介して、下降時に、底板が前記円形状空間の中心位置へと横変位され得るように、前記カップホルダ本体に取付けたことを特徴とするカップホルダ装置。 A cup holder body that can be protruded and housed with respect to the vehicle body is provided, and a part of a circular space of a size that can accommodate a beverage container is formed on the side surface on the front end side of the cup holder body. Forming a partial arc-shaped notch that can partially hold the part,
A side support mechanism that can be expanded and contracted laterally with respect to the cup holder main body is provided, and the side support mechanism is located at a position corresponding to the partial arcuate notch in the other part of the circular space. Having a partial arc-shaped container holding part capable of partially holding the other part of the side part of the beverage container,
Furthermore, in the cup holder device having a bottom support mechanism that can be moved up and down with respect to the cup holder main body, the bottom support mechanism having a bottom plate that can support the bottom of the beverage container,
While making the cup holder body a narrow width shape,
The partial arc-shaped notch has a short arc shape with a central angle of about 180 degrees or less,
A cup holder device, wherein the bottom support mechanism portion is attached to the cup holder body so that the bottom plate can be laterally displaced to the center position of the circular space when the bottom support mechanism portion is lowered through a lateral displacement mechanism. .
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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2007
- 2007-01-16 JP JP2007006801A patent/JP2008143500A/en active Pending
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