JP2008139423A - コンテンツ再生システム、再生装置、再生切替方法及びプログラム - Google Patents

コンテンツ再生システム、再生装置、再生切替方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】サーバを利用せずに、ネットワークに接続された複数の再生装置間において、シームレスな再生動作の切り替えを簡単な操作で行うこと。
【解決手段】サーバ装置20からコンテンツを受信して再生可能な第1及び第2の再生装置30A、30Bがネットワークを介して接続されたコンテンツ再生システム1が提供される。このシステム1では、第1の再生装置30Aは、サーバ装置20からコンテンツを受信して再生する途中に、再生中のコンテンツを第2の再生装置30Bで再生させるための切替指示を受け付けると、再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報をネットワークを介して第2の再生装置30Bに送信し、第2の再生装置30Bは、第1の再生装置30Aから再生情報を受信すると、再生情報に基づいて、サーバ装置20からコンテンツの再生経過時間以後のデータを受信して再生する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツ再生システム、再生装置、再生切替方法及びプログラムに関する。
従来、例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に従う通信機能を具備するサーバ及びクライアント機器間で、サーバに格納されている音声/映像等のコンテンツを、ネットワークを介してクライアント機器(再生装置)に送信して再生するコンテンツ再生システムが提供されている。このコンテンツ再生システムでは、一般的に、まず、クライアント機器は、サーバに対して、再生可能なコンテンツの検索及びリスト送信要求を行い、これに応じて、サーバから再生可能なコンテンツのリストを受信する。さらに、クライアント機器は、上記リスト内からユーザにより選択されたコンテンツの送信をサーバに要求し、これに応じてサーバから送信されたコンテンツを受信して再生できるようになっている。
このとき、クライアント機器では、サーバからストリーム送信されるコンテンツデータを順次、バッファに一時記憶(バッファリング)し、バッファに所定量のデータが記憶された時点でバッファからコンテンツデータを読み出して再生を開始する。また、クライアント機器が、非圧縮デジタルデータにしか対応していない場合には、サーバは、例えばMP3(MPEG Audio Layer3)等の符号化方式で圧縮符号化された圧縮デジタルデータをデコード(伸張)して、非圧縮デジタルデータであるリニアPCMデータ等に変換し、クライアントに送信するようにしている。
ところで、上記コンテンツ再生システムでは、ネットワークに複数のクライアント機器が接続されており、この複数のクライアント機器でそれぞれサーバ装置からコンテンツを受信して再生する利用形態も考えられる。例えば、ホームネットワークにおいて、1台のクライアント機器がリビングルームに設置され、他のクライアント機器がベッドルームに設置されているときに、リビングルームのクライアント機器で音楽コンテンツを聞いていたユーザが、ベッドルームに移動して、ベッドルームのクライアント機器で上記音楽コンテンツの続きを聞きたい場合を想定する。この場合、同一のサーバ内の同一の音楽コンテンツを再生するにもかかわらず、ユーザは、2つのクライアント機器に対してそれぞれ、上記サーバ上の音楽コンテンツを選択し、再生モードを設定し、再生を開始するなどといった一連の操作を行う必要があり、ユーザ操作が煩雑であった。
かかる問題に関連する技術として、特許文献1には、音楽コンテンツの再生動作に関する設定情報をユーザごとにサーバの設定情報テーブルに登録しておき、他のクライアント機器で同様の再生動作を再開する場合には、所望の再生動作に対応する操作キーを押下してサーバに登録された設定情報を呼び出すことで、当該再生動作を比較的簡単な操作で再開できる技術が開示されている。
特開2005−242667号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術は、各クライアント機器からサーバに再生動作の設定情報を登録しておくものであった。このため、この設定情報の登録機能を有するサーバを設置しなければ対応できず、しかも、コンテンツを配信するサーバと上記設定情報の登録用サーバとが別サーバである場合、当該登録用サーバ装置が起動していなければ対応することができなかった。例えば、DLNAに準拠するサーバとしては、多くのメーカーから多種多様な機種のサーバが提供されており、全てのサーバが上記設定情報の登録機能を具備することは期待できない。
また、上記特許文献1に記載の技術では、設定情報をサーバに登録したとしても、再生動作を行うためには各クライアント機器をそれぞれ操作する必要があり、操作性の面で改善の余地があった。さらに、クライアント機器間で、リアルタイムでシームレスに再生動作を引き継ぐことはできなかった。
従って、上記のような設定情報の登録用サーバを利用せずに、有線又は無線で接続された複数の再生装置(クライアント機器)間で情報をやり取りすることにより、簡単な操作で、ある再生装置で再生中のコンテンツの再生動作を、他の再生装置でシームレスに引き継ぐことが可能な手法が希求されていた。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、再生動作の設定情報を登録するためのサーバを利用せずに、有線又は無線で接続された複数の再生装置間において、シームレスな再生動作の切り替えを簡単な操作で行うことが可能な、新規かつ改良されたコンテンツ再生システム、再生装置、再生切替方法及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、サーバ装置からコンテンツを受信して再生可能な第1及び第2の再生装置が有線または無線で接続されたコンテンツ再生システムであって:第1の再生装置は、サーバ装置からコンテンツを受信して再生する途中に、再生中のコンテンツを第2の再生装置で再生させるための切替指示を受け付けると、再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を第2の再生装置に送信し、第2の再生装置は、第1の再生装置から再生情報を受信すると、再生情報に基づいて、サーバ装置からコンテンツの再生経過時間以後のデータを受信して再生することを特徴とする、コンテンツ再生システムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、サーバ装置又は他の再生装置とデータ通信する通信部と;通信部によりサーバ装置から受信したコンテンツを再生する再生部と;再生部によるコンテンツの再生中に、切替指示を受け付けると、再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を、通信部を介して他の再生装置に送信する再生切替部と;を備えることを特徴とする、再生装置が提供される。
また、再生情報は、再生装置で設定されている再生モードを表す再生モード情報をさらに含むようにしてもよい。
また、再生モードは、1曲リピート再生モード、アルバムリピート再生モード、全コンテンツ連続再生モード、シャッフル再生モード又はランダム再生モードのうち少なくともいずれかを含むようにしてもよい。
また、再生モード情報は、再生対象のコンテンツの範囲を示す再生範囲情報を含むようにしてもよい。
また、再生情報は、再生中のコンテンツの送信元のサーバ装置に関するサーバ情報をさらに含むようにしてもよい。
また、再生切替部による他の再生装置へのコンテンツの再生切替機能のオン/オフを設定する切替機能設定部をさらに備えるようにしてもよい。
また、再生切替部は、切替指示を受け付けると、本再生装置とデータ通信可能な他の1又は2以上の再生装置を探索し、探索した再生装置の中からコンテンツの再生切替先の他の再生装置を決定するようにしてもよい。
また、再生切替部は、切替指示を受け付けた後に、再生部によるコンテンツの再生を停止させ、当該停止した時点の再生経過時間を他の再生装置に送信するようにしてもよい。
また、再生切替部は、再生情報を他の再生装置に送信した後に、再生開始指示を他の再生装置に送信するようにしてもよい。
また、再生切替部は、他の再生装置から、他の再生装置におけるコンテンツの再生開始通知を受信するようにしてもよい。
また、再生切替部は、再生開始通知を受信した後に、再生部によるコンテンツの再生を停止させるようにしてもよい。
また、再生中のコンテンツを他の再生装置で再生させるための切替指示、又は、コンテンツの再生指示を受け付ける入力部と、コンテンツに関する情報を表示する表示部とをさらに備えるようにしてもよい。
また、再生中のコンテンツの属性情報は、再生中のコンテンツのタイトル、アルバム名、アーティスト名、アドレス情報、再生時間、又は、アルバム全体での再生時間のうち少なくともいずれかを含むようにしてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、サーバ装置又は他の再生装置とデータ通信する通信部と;通信部によりサーバ装置から受信したコンテンツを再生する再生部と;他の再生装置から通信部を介して、他の再生装置において再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を受信する再生切替部と;再生情報に基づいて、サーバ装置から通信部を介してコンテンツの再生経過時間以後のデータを受信して、再生部により再生するよう制御する再生制御部と;を備えることを特徴とする、再生装置が提供される。
また、再生情報は、他の再生装置で設定されている再生モードを表す再生モード情報をさらに含み、再生制御部は、再生モード情報に基づいて、コンテンツの再生を制御するようにしてもよい。
また、再生モードは、1曲リピート再生モード、アルバムリピート再生モード、全コンテンツ連続再生モード、シャッフル再生モード又はランダム再生モードのうち少なくともいずれかを含むようにしてもよい。
また、再生モード情報は、再生対象のコンテンツの範囲を示す再生範囲情報を含み、再生制御部は、再生範囲情報に基づいて、再生部によるコンテンツの再生範囲を特定するようにしてもよい。
また、再生情報は、再生中のコンテンツの送信元のサーバ装置に関するサーバ情報をさらに含み、再生制御部は、サーバ情報に基づいて、再生中のコンテンツの送信元のサーバ装置を特定するようにしてもよい。
また、再生切替部による他の再生装置からのコンテンツの再生切替機能のオン/オフを設定する切替機能設定部をさらに備えるようにしてもよい。
また、再生制御部は、他の再生装置から再生開始指示を受信した後に、再生情報に基づいて、再生部によるコンテンツの再生を開始するよう制御するようにしてもよい。
また、再生切替部は、再生部によるコンテンツの再生開始後に、コンテンツの再生開始通知を他の再生装置に送信するようにしてもよい。
また、再生中のコンテンツを他の再生装置で再生させるための切替指示、又は、コンテンツの再生指示を受け付ける入力部と、コンテンツに関する情報を表示する表示部とをさらに備えるようにしてもよい。
また、再生中のコンテンツの属性情報は、再生中のコンテンツのタイトル、アルバム名、アーティスト名、アドレス情報、再生時間、又は、アルバム全体での再生時間のうち少なくともいずれかを含むようにしてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、サーバ装置又は他の再生装置と有線または無線で接続された再生装置における再生切替方法であって:サーバ装置からコンテンツを受信して、当該コンテンツを再生するステップと;コンテンツの再生中に、当該再生中のコンテンツを他の再生装置で再生させるための切替指示を受け付けるステップと;切替指示の受け付けに応じて、再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を他の再生装置に送信するステップと;を含むことを特徴とする、再生切替方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、サーバ装置又は他の再生装置と有線または無線で接続された再生装置における再生切替方法であって:他の再生装置から、当該他の再生装置において再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を受信するステップと;再生情報に基づいて、サーバ装置からコンテンツの再生経過時間以後のデータを受信して再生するよう制御するステップと;を含むことを特徴とする、再生切替方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、サーバ装置又は他の再生装置と有線または無線で接続された再生装置を構成するコンピュータに:サーバ装置からコンテンツを受信して、当該コンテンツを再生するステップと;コンテンツの再生中に、当該再生中のコンテンツを他の再生装置で再生させるための切替指示を受け付けるステップと;切替指示の受け付けに応じて、再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を他の再生装置に送信するステップと;を実行させるためのプログラムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、サーバ装置又は他の再生装置と有線または無線で接続された再生装置を構成するコンピュータに:他の再生装置から、当該他の再生装置において再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を受信するステップと;再生情報に基づいて、サーバ装置からコンテンツの再生経過時間以後のデータを受信して再生するよう制御するステップと;を実行させるためのプログラムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、サーバ装置からコンテンツを受信して再生可能な第1及び第2の再生装置が有線または無線で接続されたコンテンツ再生システムであって:第1の再生装置は、第2の再生装置において再生中のコンテンツを第1の再生装置で再生させるための切替指示を受け付けると、再生情報の送信要求を第2の再送装置に送信し、第2の再生装置は、サーバ装置からコンテンツを受信して再生する途中に、第1の再生装置から再生情報の送信要求を受信すると、再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を、第1の再生装置に送信し、第1の再生装置は、第2の再生装置から再生情報を受信すると、再生情報に基づいて、サーバ装置からコンテンツの再生経過時間以後のデータを受信して再生することを特徴とする、コンテンツ再生システムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、サーバ装置又は他の再生装置とデータ通信する通信部と;通信部によりサーバ装置から受信したコンテンツを再生する再生部と;切替指示を受け付けると、再生情報の送信要求を通信部を介して他の再送装置に送信し、当該再生情報の送信要求の送信に応じて、他の再生装置から通信部を介して、他の再生装置において再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を受信する再生切替部と;再生情報に基づいて、サーバ装置から通信部を介して、コンテンツの再生経過時間以後のデータを受信して、再生部により再生するよう制御する再生制御部と;を備えることを特徴とする、再生装置が提供される。
また、再生情報は、他の再生装置で設定されている再生モードを表す再生モード情報をさらに含み、再生制御部は、再生モード情報に基づいて、コンテンツの再生を制御するようにしてもよい。
また、再生モードは、1曲リピート再生モード、アルバムリピート再生モード、全コンテンツ連続再生モード、シャッフル再生モード又はランダム再生モードのうち少なくともいずれかを含むようにしてもよい。
また、再生モード情報は、再生対象のコンテンツの範囲を示す再生範囲情報を含み、再生制御部は、再生範囲情報に基づいて、再生部によるコンテンツの再生範囲を制御するようにしてもよい。
また、再生情報は、再生中のコンテンツの送信元のサーバ装置に関するサーバ情報をさらに含み、再生制御部は、サーバ情報に基づいて、再生中のコンテンツの送信元のサーバ装置を特定するようにしてもよい。
また、再生切替部による他の再生装置からのコンテンツの再生切替機能のオン/オフを設定する切替機能設定部をさらに備えるようにしてもよい。
また、再生切替部は、切替指示を受け付けると、本再生装置とデータ通信可能な他の1又は2以上の再生装置を探索し、探索した再生装置の中からコンテンツの再生切替元の他の再生装置を決定するようにしてもよい。
また、再生切替部は、再生情報を他の再生装置から受信した後に、再生停止指示を他の再生装置に送信するようにしてもよい。
また、再生切替部は、他の再生装置から、他の再生装置におけるコンテンツの再生停止通知を受信するようにしてもよい。
また、再生制御部は、再生停止通知を受信した後に、再生部によるコンテンツの再生を開始させるようにしてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、サーバ装置又は他の再生装置とデータ通信する通信部と;通信部によりサーバ装置から受信したコンテンツを再生する再生部と;再生部によるコンテンツの再生中に、他の再生装置から通信部を介して再生情報の送信要求を受信すると、再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を、他の再生装置に送信する再生切替部と;を備えることを特徴とする、再生装置が提供される。
また、再生情報は、再生装置で設定されている再生モードを表す再生モード情報をさらに含むようにしてもよい。
また、再生モードは、1曲リピート再生モード、アルバムリピート再生モード、全コンテンツ連続再生モード、シャッフル再生モード又はランダム再生モードのうち少なくともいずれかを含むようにしてもよい。
また、再生モード情報は、再生対象のコンテンツの範囲を示す再生範囲情報を含むようにしてもよい。
また、再生情報は、再生中のコンテンツの送信元のサーバ装置に関するサーバ情報をさらに含むようにしてもよい。
また、再生切替部による他の再生装置へのコンテンツの再生切替機能のオン/オフを設定する切替機能設定部をさらに備えるようにしてもよい。
また、再生制御部は、他の再生装置から再生停止指示を受信した後に、再生部によるコンテンツの再生を停止させるようにしてもよい。
また、再生切替部は、再生部によるコンテンツの再生停止後に、コンテンツの再生停止通知を他の再生装置に送信するようにしてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、サーバ装置又は他の再生装置と有線または無線で接続された再生装置における再生切替方法であって:他の再生装置において再生中のコンテンツを再生装置で再生させるための切替指示を受け付けるステップと;切替指示の受け付けに応じて、再生情報の送信要求を他の再送装置に送信するステップと;再生情報の送信要求の送信に応じて、他の再生装置から、他の再生装置において再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を受信するステップと;再生情報に基づいて、サーバ装置からコンテンツの再生経過時間以後のデータを受信して再生するよう制御するステップと;を含むことを特徴とする、再生切替方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、サーバ装置又は他の再生装置と有線または無線で接続された再生装置における再生切替方法であって:サーバ装置からコンテンツを受信して、当該コンテンツを再生するステップと;コンテンツの再生中に、他の再生装置から再生情報の送信要求を受信するステップと;再生情報の送信要求の受信に応じて、再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を、他の再生装置に送信するステップと;を含むことを特徴とする、再生切替方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、サーバ装置又は他の再生装置と有線または無線で接続された再生装置を構成するコンピュータに:他の再生装置において再生中のコンテンツを再生装置で再生させるための切替指示を受け付けるステップと;切替指示の受け付けに応じて、再生情報の送信要求を他の再送装置に送信するステップと;再生情報の送信要求の送信に応じて、他の再生装置から、他の再生装置において再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を受信するステップと;再生情報に基づいて、サーバ装置からコンテンツの再生経過時間以後のデータを受信して再生するよう制御するステップと;を実行させるためのプログラムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、サーバ装置又は他の再生装置と有線または無線で接続された再生装置を構成するコンピュータに:サーバ装置からコンテンツを受信して、当該コンテンツを再生するステップと;コンテンツの再生中に、他の再生装置から再生情報の送信要求を受信するステップと;再生情報の送信要求の受信に応じて、再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を、他の再生装置に送信するステップと;を実行させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、再生動作の設定情報を登録するためのサーバを利用せずに、有線又は無線で接続された複数の再生装置間において、シームレスな再生動作の切り替えを簡単な操作で行うことができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<システム構成>
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施形態にかかるホームネットワークシステム1について概略的に説明する。図1は、本実施形態にかかるホームネットワークシステム1の構成を示す説明図である。なお、本実施形態にかかるホームネットワークシステム1は、コンテンツ再生システムの一例である。
図1に示すように、ホームネットワークシステム1は、例えば、ユーザの家庭内等に設けられ、複数の機器を相互接続して構成されたネットワークシステムである。このホームネットワークシステム1は、例えば、複数のサーバ装置20A、20B、・・・(以下「サーバ装置20」と総称する場合もある。)と、複数の再生装置30A、30B、・・・(以下「再生装置30」と総称する場合もある。)とが、ネットワークの一例である家庭用のLAN10(Local Area Network)及びスイッチングハブ12、アクセスポイント14を介して、相互にデータ通信可能に接続されている。サーバ装置20は、ホームネットワークシステム1におけるホームサーバとして構成されており、各再生装置30にコンテンツを抵抗するコンテンツ提供サーバとして機能する。再生装置30は、このサーバ装置20に対するクライアント機器に相当し、サーバ装置20から送信されたコンテンツを受信しながら再生する機能を有する。
ここで、コンテンツは、例えば、音楽、講演、ラジオ番組等の音声(Audio)コンテンツや、映画、テレビジョン番組、ビデオプログラム等の映像データ及び/又は音声データからなるビデオ(Video)コンテンツ、ゲームコンテンツなど、任意のコンテンツであってよい。以下では、コンテンツとして、音声コンテンツ、特に、音楽コンテンツの例を挙げて説明するが、本発明のコンテンツはかかる例に限定されるものでない。
LAN10は、例えば、家庭内で使用される複数の機器(サーバ装置20、再生装置30)を接続する通信網である。このLAN10は、有線/無線を問わず、例えば、10BASE−2や1000BASE−Tなどの有線接続によるイーサネット(登録商標)で形成されてもよいし、或いは、例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineer)802.11グループで規格される無線LANで形成されてもよい。
スイッチングハブ12は、サーバ装置20と再生装置30との間でLAN10を介してデータを送受信する際の中継装置であり、例えば、イーサネットスイッチなどで構成される。このスイッチングハブ12は、LAN10上の機器同士を接続するハブ機能を有し、送信元の機器から送られてきたデータを解析してあて先を検出し、送信先の機器にのみデータを送信する。これにより、ホームネットワークシステム1全体の負荷を軽減でき、セキュリティを向上できる。なお、LAN10上には、このスイッチングハブ12に代えて或いはともに、LAN10と外部の公衆回線網との間でデータを中継するルータ機能を有するブロードバンドルータ(図示せず。)を設けてもよい。
また、アクセスポイント14は、LAN10において無線LAN機能を実現するために機器間を接続する無線通信用の電波中継器である。例えば、このアクセスポイント14(無線親機)とサーバ装置20とがイーサネット(登録商標)で有線接続され、再生装置30は内蔵している無線子機によりアクセスポイント14と無線接続される。かかるアクセスポイント14を用いることで、例えば、上記サーバ装置20又は再生装置30は、他の複数の機器と同時に無線通信できるようになる。
なお、ネットワークにおける各機器の接続態様は上記の例に限定されず、機器間でデータ通信可能であれば、任意の接続態様を採用できる。例えば、上記スイッチングハブ12又はアクセスポイント14のいずれか一方のみを設けてもよいし、これら以外の別途の中継装置を追加してもよい。また、上記複数の機器間で上記アクセスポイント14を介さずに、アドホックモード(ad hoc mode)で直接的に無線通信してもよい。
サーバ装置20(ホームサーバ)は、例えば、コンテンツを記録、格納、配信可能なデジタルメディアサーバ(DMS:Digital Media Server)として構成される。このサーバ装置20は、例えば、DLNA(Digital Living Network Alliance)ガイドラインに準拠してデータを送受信するDLNA対応機器を用いることができる。かかるサーバ装置20は、例えば、ノート型/デスクトップ型のパーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)で構成されるが、それ以外にも、例えば、ネットワークストレージ装置、ホームネットワーク用のサーバ装置、データ記録装置(DVD/HDDレコーダ等)、ゲーム機器、情報家電などの各種の情報処理装置で構成することもできる。
このサーバ装置20は、複数の音楽コンテンツを取得して保持している。例えば、サーバ装置20は、コンテンツ配信サービスを提供するコンテンツ配信サーバ(図示せず。)から、インターネット、WAN(Wide Area Network)等の公衆回線網(図示せず。)を介してコンテンツの配信を受け、この配信コンテンツをHDD(Hard Disk Drive)等のストレージ装置に保存できる。また、サーバ装置20は、例えば、セルフレコーディング(自己録音、録画等)やリッピング(ripping)などによって、新規にコンテンツを作成して、ストレージ装置やリムーバブル記憶媒体に保存することもできる。なお、セルフレコーディングとは、サーバ装置20に付随して設けられた撮像装置/集音装置によって撮影/集音した映像/音声を、デジタルデータとして記録することをいう。また、リッピングとは、音楽CD、ビデオDVD等の記憶媒体に記録されているデジタルコンテンツ(音声データ/映像データ等)を抽出し、コンピュータで処理可能なファイル形式に変換して、ストレージ装置やリムーバブル記憶媒体に記録することをいう。
このようにサーバ装置20に保存されているコンテンツは、例えば、リニアPCM(Pulse Code Modulation)データ等の非圧縮デジタルデータ(以下、「非圧縮データ」という。)であってもよいし、或いは、各種の圧縮符号化方式で圧縮された圧縮デジタルデータ(以下、単に「圧縮データ」という)であってもよい。この圧縮符号化方式としては、音楽コンテンツの場合には、例えば、ATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Coding)、ATRAC3、MP3(MPEG Audio Layer−3)、AAC(Advanced Audio Coding)、WMA(Windows Media Audio)などがあげられる。
かかるサーバ装置20は、自身が保持する複数のコンテンツ、例えば、上記ストレージ装置内に格納されている音楽コンテンツや、CD、DVD等のリムーバブル記憶媒体に格納されている音楽コンテンツ、インターネットを通じて受信したWebラジオの音楽コンテンツなどのうち、再生装置30から送信要求を受けたコンテンツを、LAN10を介して、再生装置30にストリーミング方式で送信(以下、「ストリーミング送信」)する。ここで、ストリーミング方式とは、データ受信側の装置(再生装置30)のコンテンツの処理速度(例えば再生速度)に同期しながら、データ送信する方式である。これにより、再生装置30は、サーバ装置20からストリーミング送信されたコンテンツを受信しながら再生できる。また、コンテンツが圧縮データである場合には、サーバ装置20は、圧縮データを伸張して非圧縮デジタルデータ(例えばリニアPCMデータ)に変換してから、再生装置30に送信する。
また、サーバ装置20は、上記複数の音楽コンテンツに関する情報(例えば、曲のタイトル、アルバム名、アーティスト名、アドレス情報(URL(Uniform Resource Locator)等)、サンプリング周波数、チャンネル数、ビット数、CODEC情報など)を、所定の単位(例えばアルバム単位、アーティスト単位)でリスト化したコンテンツリストを、再生装置30に送信することができる。
再生装置30は、コンテンツを再生可能なデジタルメディアプレーヤー(DMP:Digital Media Player)である。この再生装置30も、例えば、上記サーバ装置20と同様、DLNAガイドラインに準拠してデータを送受信するDLNA対応機器とすることができる。本実施形態では、再生装置30は、例えば、ネットワークオーディオクライアント機器で構成される。このネットワークオーディオクライアント機器で構成された再生装置30には、例えば、ユーザインターフェースとしての表示部332(LCDパネル等)が設けられており、また、再生された音楽コンテンツを音声出力するための音声出力部、例えばスピーカ352が外付けされている。しかし、本発明の再生装置は、かかる例に限定されず、例えば、ノート型のパーソナルコンピュータ(PC)、携帯型音楽プレーヤ、AVコンポ、PDA(Personal Digital Assistant)、家庭用ゲーム機器、携帯型ゲーム機器、携帯電話、PHS、データ再生装置(DVD/HDDプレーヤ等)、テレビジョン受像器等の情報家電などで構成することもできる。
かかる再生装置30は、サーバ装置20を選択する機能、サーバ装置20からコンテンツリストを取得する機能、再生対象のコンテンツを選択する機能、再生対象のコンテンツをサーバ装置20から受信する機能、コンテンツを再生出力する機能を有する。具体的には、再生装置30は、LAN10に接続されて起動している1又は2以上のサーバ装置20を探索し、探索されたサーバ装置20の中から、ユーザ入力等に基づき、或いは、自動的に、コンテンツの提供を受けるサーバ装置20を選択する。さらに、再生装置30は、選択したサーバ装置20から、サーバ装置20が保持する複数のコンテンツに関する情報(上記コンテンツリスト)を取得し、表示部332に表示する。ユーザは、かかるコンテンツリストを閲覧して、再生を所望するコンテンツ、およびその再生モードを設定できる。このコンテンツ選択等に応じて、再生装置30は、当該選択されたコンテンツを、設定された再生モードに従い送信するようサーバ装置20に対して要求する。このコンテンツ送信要求に応じて、サーバ装置20から再生装置30にコンテンツがストリーム送信されると、再生装置30は、当該コンテンツを受信してバッファに記憶しながら、当該コンテンツをD/A変換して出力する。
以上のように、本実施形態にかかるサーバ装置20及び再生装置30はともに、例えば、DLNA対応機器であり、イーサネット(登録商標)及び/又は無線LANからなるLAN10を介して、通信プロトコルとして例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に従って、相互にデータを送受信する。かかるサーバ装置20と再生装置30は、LAN10に接続するだけで利用可能となり、再生装置30(DMP)は、ホームネットワークシステム内に存在するサーバ装置20(DMS)を探し出し、サーバ装置20から再生可能なコンテンツリストを自動的に取得する。ユーザは、再生装置30において、サーバから取得したコンテンツリストの中から視聴したいものを選択するだけで、サーバ装置20から再生装置30にコンテンツが自動的に提供されて、再生される。なお、上記サーバ装置20が上記再生装置30のようなコンテンツの再生機能を有してもよい。
<サーバ装置の構成>
次に、図2を参照して、本実施形態にかかるサーバ装置20の構成について説明する。図2は、本実施形態にかかるサーバ装置20の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、サーバ装置20は、通信部210と、制御部212と、入力部214と、出力部216と、通信バッファ222を有するメモリ220と、ストレージ装置230と、ディスクドライブ232と、エンコーダ234と、デコーダ236と、を備える。
通信部210は、ネットワークを介して外部装置との間でデータ通信を行うための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。この通信部210は、制御部212による制御に基づき、再生装置30や他の外部装置との間でLAN10を介して、各種データを送受信する。この通信部210は、例えば、イーサネット(登録商標)や、Giga Ethernet(登録商標)に対応し、また、無線通信用のアクセスポイント14とダイレクトに通信可能な環境においては、例えば、Bluetooth、802.11a/b/g等の無線通信に対応することもできる。また、通信部210は、該各種情報の送受信を行う際に、通信バッファ222に通信データを一時的に記憶して、通信量を制御することもできる。
かかる通信部210は、サーバ装置20が保持しているコンテンツや、コンテンツリスト、コンテンツの属性情報、コンテンツ送信要求、コンテンツリスト要求、制御信号などの各種情報を送受信する。また、通信部210は、公衆回線網(図示せず。)を介してコンテンツ配信サーバ(図示せず。)との間で、コンテンツや、コンテンツ配信要求などの各種情報を送受信することもできる。
制御部212は、例えば、中央演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。この制御部212は、ROMやストレージ装置230に格納された各種プログラムに従って動作し、サーバ装置20の動作全般を制御する。例えば、制御部212は、再生装置30との間での通信部210を介した上記各種データの送受信を制御する。具体的には、制御部212は、再生装置30からのコンテンツ配信要求に応じて、ストレージ装置230から当該コンテンツの圧縮データを読み出し、この圧縮データをデコーダ236により非圧縮データに変換し、この非圧縮データを通信部に210より再生装置30に送信するストリーミング送信処理を制御する。該ストリーミング送信処理の詳細については後述する。また、制御部212は、リッピング部としても機能し、ディスクドライブ232やエンコーダ234を用いて、ディスクドライブ232にローディングされた音楽CDやビデオDVD等のリムーバブル記憶媒体から、音楽コンテンツ(曲)や映像コンテンツをリッピングして、ストレージ装置230に保存することもできる。
入力部214は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチ、レバー等の操作手段と、入力信号を生成して制御部212に出力する入力制御回路などから構成されている。サーバ装置20のユーザは、この入力部214を操作することにより、サーバ装置20に対して各種のデータを入力したり、処理動作を指示したりすることができる。
出力部216は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置等の表示装置と、スピーカ等の音声出力装置などで構成される。サーバ装置20において再生されたコンテンツは、この出力部216を通じて表示/音声出力される。
メモリ220は、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)、RDRAM(Rambus DRAM)などで構成され、各種のデータを一時記憶(バッファリング)する。このメモリ220は、例えば、サーバ装置20と再生装置30との通信時に、データを円滑に送受信するための通信バッファ222として機能する。なお、このメモリ220は、コンテンツ配信サーバから配信されたコンテンツの圧縮データを、デコーダ236に安定して転送するために一時記憶する受信バッファ(図示せず。)としても機能しうる。
ストレージ装置230は、データ格納用の装置であり、例えば、HDDで構成される。このストレージ装置230は、ハードディスクを駆動し、制御部212を動作させるためのプログラムや、リッピングコンテンツや配信コンテンツの圧縮データなどといった、各種データを格納する。このストレージ装置230は、複数のコンテンツを記憶するコンテンツ記憶部、及び、当該コンテンツの属性情報を記憶するコンテンツ情報記憶部として機能する。
なお、本実施形態にかかるストレージ装置230は、ハードディスクを記憶媒体としているが、かかる例に限定されず、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)などの不揮発性半導体メモリや、フレキシブルディスク等の磁気ディスク、CD−R(Compact Disk Recordable)/RW(ReWritable)、DVD−R(Digital Versatile Disk Recordable)/RW/+R/+RW/RAM、BD(Blu−Ray Disc(登録商標))―R/BD−REなどの光ディスク、MO(Magneto Optical)ディスクなどの光磁気ディスクなどを記憶媒体としてもよい。また、この記憶媒体は、サーバ装置20に脱着可能なリムーバブル記憶媒体とすることもできる。
ディスクドライブ232は、リムーバブル記憶媒体用の記録再生装置の一例であり、サーバ装置20に内蔵、或いは外付けされる。このディスクドライブ232は、ローディングされた磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記憶媒体に対して、コンテンツなどの各種データを読み出し/書き込みする。かかるディスクドライブ232を設けることにより、音楽CDやビデオDVDなどをサーバ装置20にローディングして、当該音楽CDに記録されている音楽コンテンツや、ビデオDVDに記録されているビデオコンテンツをリッピングすることができるようになる。
エンコーダ234は、上記リッピングやセルフレコーディング時に、所定の圧縮符号化方式(例えば、MP3、ACC、ATRAC、ATRAC3等)で映像/音声デジタルデータを圧縮符号化して、音楽コンテンツ、ビデオコンテンツ等の圧縮データを生成する。このとき、エンコーダ234、所定の符号化単位、例えばフレーム単位で、コンテンツを圧縮符号化する。具体的には、圧縮符号化時において、制御部212は、圧縮符号化対象の音楽コンテンツ(曲)のサンプルデータ列から、所定数nサンプルずつ(例えば1152サンプルずつ)取り出して1フレームとし、各フレームをエンコーダ234に出力し、この結果、エンコーダ234から得られる圧縮されたフレーム(例えばMP3フレーム)を、音楽コンテンツの圧縮データとして、ストレージ装置230に記録する。
デコーダ236は、ストレージ装置230から読み出された音楽コンテンツ等の圧縮データを復号(伸張)し、非圧縮データ(例えばリニアPCMデータ)に変換する。そして、生成されたコンテンツの非圧縮データは、制御部212の制御の下、通信バッファ222に一時記憶され、LAN10を介して再生装置30に送信される。
<再生装置の構成>
次に、図3を参照して、本実施形態にかかる再生装置30の構成について説明する。図3は、本実施形態にかかる再生装置30の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、再生装置30は、通信部310と、制御部320と、入力部330と、制御部320と、表示部332と、通信バッファ342及び受信バッファ344を有するバッファメモリ340と、フラッシュメモリ345と、D/A変換器350と、を備える。なお、本実施形態では、音声出力装置であるスピーカ352が再生装置30に外付けされているが、かかる例に限定されず、再生装置30が、スピーカ等の音声出力装置を内蔵してもよい。
通信部310は、ネットワークを介して外部装置との間でデータ通信を行うための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。通信部310は、制御部320による制御に基づき、サーバ装置20又は他の再生装置30との間でLAN10を介して各種データを送受信する。この通信装置115は、例えば、イーサネット(登録商標)や、Giga Ethernet(登録商標)に対応し、また、無線通信用のアクセスポイント14とダイレクトに通信可能な環境においては、例えば、Bluetooth、802.11a/b/g等の無線通信に対応することもできる。通信部310は、各種情報の送受信を行う際に、通信バッファ222に通信データを一時的に記憶して、通信量を制御することができる。
この通信部310は、サーバ装置20が提供可能なコンテンツの一覧を示すコンテンツリストや該コンテンツの属性情報をサーバ装置20から受信したり、該コンテンツリストのうちからユーザが所望したコンテンツの送信要求をサーバ装置20に送信したり、サーバ装置20からストリーム送信されるコンテンツの非圧縮データを受信したりする。また、通信部310は、他の再生装置30との間でLAN10を介して、複数の再生装置30間でのコンテンツの再生動作の切替に関する各種情報を送受信することもできるが、詳細は後述する。
制御部320は、例えば、中央演算処理装置(CPU)、ROM、RAM等で構成され、ROM等に格納された各種プログラムに従って動作し、再生装置30の動作全般を制御する。例えば、制御部320は、外部装置との間でLAN10を介して各種情報を送受信するように通信部310を制御する。また、制御部320は、サーバ装置20から送信されたコンテンツを受信して受信バッファ344に一時記憶し、この受信バッファ344から読み出したコンテンツを再生して音声出力等するように、通信部310、D/A変換器350及びスピーカ352を制御する。
この制御部320は、再生装置30にインストールされたプログラムに従って動作することで、図3に示すように、例えば、再生モード設定部322と、再生切替部324と、切替機能設定部326と、再生制御部328として機能する。
再生モード設定部322は、再生装置30における再生部(例えばD/A変換器350)によるコンテンツの再生モードを設定する。この際、再生モード設定部322は、ユーザ入力に基づいて再生モードを設定してもよいし、或いは、予め設定されたモード設定情報に基づいて自動的に再生モードを設定してもよい。再生モード設定部322は、設定した再生モードを表す再生モード設定情報を、再生装置30内の記憶媒体、例えば、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成された設定情報記憶部348に書き込んで保存する。後述の再生制御部328は、この設定情報記憶部348に記憶された再生モード設定情報に基づいて、アルバムやプレイリストなどといった特定の再生範囲内の音楽コンテンツの再生順を認識し、この再生順に従ってサーバ装置20に音楽コンテンツの配信を要求する。
上記再生モードは、リピート再生の有無、シャッフルやランダムの有無、コンテンツの再生範囲(例えば、アルバム単位、アーティスト単位又はジャンル単位など、関連のある複数のコンテンツをグループ化したコンテンツグループ単位)などに応じて、種々のモードを設定可能である。この再生モードとしては、例えば、1曲リピート再生モード、アルバムリピート再生モード、全コンテンツ連続再生モード、シャッフル再生モード、ランダム再生モードなどが含まれる。
1曲リピート再生モードは、1つの音楽コンテンツ(曲)を繰り返し再生するモードである。
アルバムリピート再生モードは、同一のアルバムに属する複数の音楽コンテンツを所定の順(例えばトラック番号順)で繰り返し再生するモードである。
全コンテンツ連続再生モード(コンティニューモード)は、全てのアルバム内の全てのコンテンツを連続して再生するモードである。
シャッフル再生モードは、所定の再生範囲(例えば、同一のアルバム、同一のアーティスト、同一のジャンル、同一のプレイリストなど)内の複数のコンテンツを、任意の順に並び替えて重複なく再生するモードである。
ランダム再生モードは、所定の再生範囲内の複数のコンテンツをランダムに抽出して任意の順で再生するモードである。
再生切替部324は、複数の再生装置30間におけるコンテンツの再生切替処理を実行する。このコンテンツの再生切替処理について説明する。コンテンツの再生切替処理は、LAN10等のネットワークに接続された再生装置30間で、現在再生中のコンテンツの再生動作に関する情報(即ち、再生情報)をやり取りすることにより、再生装置30間でコンテンツの再生動作を実行する主体を切り替える処理である。この再生切替処理により、ある再生装置30(再生切替元の再生装置30)におけるコンテンツの再生中に、切替指示を受け付けると、他の再生装置30(再生切替先の再生装置30)で、当該再生中のコンテンツを、上記再生切替元における再生動作の再生モード、再生経過時間等を引き継いで、シームレスに再生することができる。
上記の再生切替処理は、再生装置30の入力部330に対してユーザが切替指示操作を行い、再生装置30がこの切替指示を受け付けることを契機として実行される。この切替指示のユーザ入力操作は、再生切替元の再生装置30(即ち、コンテンツを再生中の再生装置30)に対して行われてもよいし、再生切替先の再生装置30(即ち、他の再生装置30で再生中のコンテンツの再生処理を引き継ぐ再生装置30)に対して行われてもよい。前者であれば、切替指示が入力された再生切替元の再生装置30から、再生切替先の再生装置30に、コンテンツの再生処理が切り替えられる(コンテンツのPUT)。一方、後者であれば、切替指示が入力された再生切替先の再生装置30に、再生切替元の再生装置30から、コンテンツの再生処理が切り替えられる(コンテンツのGET)。
上記の再生切替処理を実行すべく、まず、再生切替部324は、上記切替指示を受け付けると、後述する切替機能設定部326による設定情報(再生切替機能のオン/オフ設定)を設定情報記憶部348から読みだし、この設定情報に基づいて、再生切替処理を実行するか否かを判断する処理を行う。この結果、再生切替処理を実行する場合には、再生切替部324は、ユーザの選択入力、或いは、予め設定された切替設定情報に含まれる再生切替先/再生切替元の再生装置30を表す情報に基づいて、再生切替先又は再生切替元の再生装置30を決定する処理を行う。例えば、再生切替部324は、切替指示を受け付けると、LAN10に接続中で、かつ、起動中の他の再生装置30を探索し、この探索した再生装置30の中から、ユーザの選択入力等に基づいて、再生切替先又は再生切替元の再生装置30を決定することができる。
また、上記の切替指示としては、移動切替指示(Move指示)と、コピー切替指示(Copy指示)の2種類がある。移動切替指示は、再生切替元の再生装置30から再生切替先の再生装置30にコンテンツの再生を切り替えて、再生切替元の再生装置30では当該コンテンツの再生を停止させるための指示である。また、コピー切替指示は、再生切替先の再生装置30でコンテンツを再生させるとともに、再生切替元の再生装置30でも当該コンテンツの再生を継続させるための指示である。
さらに、再生切替部324は、決定された再生切替先又は再生切替元の再生装置30との間で、再生中のコンテンツの再生動作に関する再生情報、再生情報の送信要求、再生開始指示、再生停止指示、再生開始通知、再生停止通知などの各種情報を送受信する。例えば、再生切替元の再生装置30が切替指示を受け付けた場合には、再生切替部324は、当該再生装置30で再生中のコンテンツに関する再生情報を生成して、再生切替先の再生装置30に送信する。再生切替先の再生装置30が切替指示を受け付けた場合には、再生切替部324は、再生切替元の再生装置30で再生中のコンテンツに関する再生情報の送信要求を生成して、再生切替元の再生装置30に送信する。
ここで、再生情報について説明する。本実施形態にかかる再生情報は、(1)コンテンツの属性情報、(2)再生モード情報、(3)再生経過時間、(4)サーバ情報を含む。
(1)コンテンツの属性情報
コンテンツの属性情報は、例えば、当該コンテンツの存在位置を示すアドレス情報(例えば、ホームネットワーク上における当該コンテンツのURL)、コンテンツのタイトル、コンテンツIDなどである。このコンテンツの属性情報により、各再生装置30はコンテンツを識別することができる。かかるコンテンツの属性情報は、サーバ装置20からのコンテンツの受信時に取得され、コンテンツ情報記憶部346に記憶されている。再生切替部324は、上記切替指示を受け付けた時点、或いは、再生情報の送信要求を受信した時点で、再生切替元の再生装置30で再生中のコンテンツに関する属性情報を、コンテンツ情報記憶部346から読み出して、再生情報に付加する。
(2)再生モード情報
再生モード情報は、再生切替元の再生装置30おけるコンテンツの再生モードを表す情報である。再生装置30は、上述した各種の再生モードを各種設定可能である。この再生モードは、リピートの有無などといったコンテンツの再生形態を含む。再生切替部324は、上記切替指示を受け付けた時点、或いは、再生情報の送信要求を受信した時点で、再生切替元の再生装置30で設定されている再生モードを特定可能な情報(例えば各再生モードに対応する識別情報)を、再生モード情報として再生情報に付加する。
また、再生モード情報は、上記再生形態を示す情報以外にも、再生対象のコンテンツの範囲を示す再生範囲情報を含む。この再生範囲情報は、再生装置30において現在再生中のコンテンツを含む、再生対象のコンテンツグループを示す範囲であり、この再生範囲は、例えば、アルバム単位、アーティスト単位、ジャンル単位、プレイリスト単位などで定められる。例えば、再生装置30が、あるアルバム内の複数のコンテンツを連続再生している場合には、再生範囲情報は、このアルバムを示す情報となる。また、再生装置30が、あるジャンル(例えば、ロック、ポップス、レゲエなど)に属する全てのコンテンツを連続再生している場合には、再生範囲情報は、このジャンルを示す情報となる。また、再生装置30が、あるプレイリストに属するコンテンツを連続再生している場合には、再生範囲情報は、このプレイリストを示す情報となる。再生切替部324は、上記切替指示を受け付けた時点、或いは、再生情報の送信要求を受信した時点で、再生切替元の再生装置30で設定されている再生範囲を表す情報を、再生モード情報として再生情報に付加する。
(3)再生経過時間
再生経過時間は、再生中のコンテンツの先頭から再生済み時間である。再生切替部324は、上記切替指示を受け付けた時点、或いは、再生情報の送信要求を受信した時点で、再生中のコンテンツの再生経過時間情報を、再生モード情報として再生情報に付加する。
(4)サーバ情報
サーバ情報は、再生中のコンテンツの送信元のサーバ装置20に関する情報であり、例えば、当該サーバ装置20の識別情報である。このサーバ装置20の識別情報としては、例えば、機器単位で固有に付与されるUUID(Universally Unique IDentifier)、MACアドレス(Media Access Control address)などがある。再生切替部324は、上記切替指示を受け付けた時点、或いは、再生情報の送信要求を受信した時点で、再生中のコンテンツの送信元のサーバ装置20のサーバ情報を再生情報に付加する。
また、上記再生切替部324は、上記他の再生装置30との間で送受信される各種情報に基づいて、再生制御部328にコンテンツ再生に関する指示を出す。例えば、再生切替部324は、他の再生装置30から再生情報を受け取った場合には、この再生情報に基づき、切替対象のコンテンツを再生するように再生制御部328に指示する。このとき、再生切替部324は、再生装置30間で送受信される再生開始指示、再生停止指示、再生開始通知、再生停止通知などに応じて、再生装置30におけるコンテンツの再生開始処理又は再生停止処理を実行するよう再生制御部328に指示する。
このとき、再生切替部324は、上記移動切替指示を受け付けた場合には、再生切替元の再生装置30でのコンテンツの再生を停止するように指示する。一方、再生切替部324は、上記コピー切替指示を受け付けた場合には、再生切替元の再生装置30でのコンテンツの再生を継続する(即ち、再生停止しない)ように指示する。
切替機能設定部326は、上記再生切替部324による再生装置30間での再生切替機能のオン/オフを設定し、この再生切替機能のオン/オフ設定情報を、設定情報記憶部348に記憶する。切替機能設定部326により再生切替機能がオフに設定されている場合には、例えばユーザにより再生装置30に切替指示が入力されても、本再生装置30から他の再生装置30への再生切替処理、及び、他の再生装置30から本再生装置30への再生切替処理が実行されないようになる。これにより、再生装置30間でユーザの意図しないコンテンツの再生切替が生じてしまうことを防止できる。
再生制御部328は、通信部310を用いて、サーバ装置20からLAN10を介してコンテンツを受信する処理、及び、再生部(例えばD/A変換器350)を用いて、上記サーバ装置20装置から受信したコンテンツを再生する処理を制御する。詳細には、再生制御部328は、ユーザにより指定された、或いは、予め設定された設定情報に従って、サーバ装置20に対して配信対象のコンテンツを指定し、その送信の開始や終了を要求するとともに、サーバ装置20から送信されたコンテンツを通信部310を介して受信する制御する。さらに、再生制御部328は、サーバ装置20から受信したコンテンツを、受信バッファ344に一時記憶し、さらに、この受信バッファ344に記憶されたコンテンツを読み出してD/A変換器350に転送し、デジタルデータからアナログデータに変換させ、変換後のアナログデータをスピーカ352から出力させるよう制御する。
また、再生制御部328は、上記のような通常の受信・再生制御処理のみならず、上記の再生装置30間でのコンテンツの再生切替時における受信・再生制御処理をも実行する。この再生切替時には、再生制御部328は、上記再生切替部324が再生切替元の再生装置30から取得した再生情報に基づいて、当該再生切替元の再生装置30で再生中のコンテンツの再生動作をシームレスに引き継ぐことができる。
即ち、再生制御部328は、上記再生情報に含まれるサーバ情報に基づいて、上記再生切替元の再生装置30で再生中のコンテンツの送信元のサーバ装置20を特定するとともに、上記再生情報に含まれるコンテンツの属性情報及び再生経過時間に基づいて、再生対象のコンテンツとその再生開始位置を特定する。さらに、再生制御部328は、上記特定した送信元のサーバ装置20に対して、上記特定したコンテンツの再生開始位置からの送信要求を送信する。そして、再生制御部328は、当該サーバ装置20から通信部310を介して、当該コンテンツの再生経過時間以後のデータを受信して、受信バッファ344に当該コンテンツのデータを一時記憶し、さらに、この受信バッファ344から読み出したコンテンツのデータを、再生部であるD/A変換器350により順次、再生するよう制御する。例えば、再生時間長が5分30秒であるコンテンツの再生中に、再生経過時間が3分となった時点で、再生装置30間での再生動作の切替が生じたときは、再生切替先の再生装置30で、当該コンテンツの3分以後のデータが再生される。
このとき、再生制御部328は、上記再生情報に含まれる再生モード情報に基づいて、再生切替前と同一の再生モード(例えば、リピートの有無やリピート単位、シャッフルの有無、連続再生するコンテンツの再生範囲など)を設定し、この設定した再生モードに従いコンテンツを再生するよう制御する。つまり、再生制御部328は、再生途中で再生切り替えされたコンテンツのみならず、上記再生範囲内における当該コンテンツに後続する他の複数のコンテンツを、設定された再生モードに従って順次、受信して再生するよう制御する。
入力部330は、例えば、タッチパネル、ボタン、スイッチ、レバー又はダイヤルなどの操作キー、或いは、リモートコントローラ及びこのリモートコントローラ用の受光部などからなる操作装置と、この操作装置に対するユーザ入力操作に応じて入力信号を生成して制御部320に出力する入力制御回路などから構成されている。再生装置30のユーザは、この入力部330を操作することにより、再生装置30に対して各種のデータを入力したり、再生装置30の処理動作を指示したりすることができる。このユーザ入力操作としては、例えば、サーバ装置の選択、コンテンツリストからの再生対象のコンテンツの選択、コンテンツの再生/一時停止/早送り/巻き戻し/音量調整などの再生動作の指示、再生モードの選択、上記の再生装置30間での再生切替を指示するための切替指示、再生切替機能のオン/オフの選択などがあげられる。
ここで、図4を参照して、入力部330を用いた再生動作の切替指示の入力操作の具体例について説明する。図4は、本実施形態にかかる再生装置30に対して切替指示を入力するために、再生装置30本体に設けられた操作ボタンの具体例を示す説明図である。
図4(a)の例では、再生装置30には、ユーザによる操作対象の再生装置30で再生中のコンテンツの再生動作を他の再生装置30に切り替えるための切替ボタン31(PUT)と、他の再生装置30で再生中のコンテンツの再生動作を、ユーザによる操作対象の再生装置30に切り替えるための切替ボタン32(GET)とが設けられている。この場合、ユーザは、選択ボタン40を操作して相手先(再生切替先又は再生切替元)の再生装置30を選択した後に、切替ボタン31を押下することで、操作対象の再生装置30で再生中のコンテンツの再生動作を、再生切替先の再生装置30に切り替えることができ、一方、切替ボタン32を押下することで、再生切替元の再生装置30で再生中のコンテンツの再生動作を、操作対象の再生装置30に切り替えることができる。
また、図4(b)の例では、再生装置30には、再生装置30間で再生動作を切り替えるための切替ボタン33が1つだけ設けられている。この場合、ユーザは、選択ボタン40を操作して相手先(再生切替先又は再生切替元)の再生装置30を選択した後に、切替ボタン33を押下することで、操作対象の再生装置30と相手先の再生装置30との間で再生動作を切り替えることができる。この際、上記再生切替部324は、切替ボタン33が押下されると、操作対象の再生装置30がコンテンツを再生中であるか否かを判断し、再生中である場合には、当該操作対象の再生装置30から相手先の再生装置30に再生動作を切り替え(PUT)、一方、再生停止中である場合には、相手先の再生装置30から操作対象の再生装置30に再生動作を切り替える(GET)ようにする。このように、図4(b)の例では、再生切替部324が、操作対象の再生装置30における再生状況に応じて、切替動作のPUT/GETを自動的に選択できるので、ユーザが1つの切替ボタン33で切替操作入力を実行できる。
さらに、図4(c)の例では、再生装置30には、ホームネットワークシステム1に属する複数の再生装置30にそれぞれ対応する例えば5つの切替ボタン41〜45が設けられている。これにより、ユーザは、上記図4(a)、(b)の例のように選択ボタン40を用いて相手先の再生装置30を選択する操作入力をしなくとも、所望の相手先の再生装置30に対応する切替ボタン41〜45を押下するというワンボタン操作だけで、操作対象の再生装置30と所望の相手先の再生装置30との間で再生動作を切り替えることができる。このとき、再生切替動作をPUT/GETのいずれとするかは、上記図4(b)の場合と同様にして、再生状況に基づいて自動的に決定してもよい。
次に、図5を参照して、リモートコントローラ334を用いた再生動作の切替指示の入力操作の具体例について説明する。図5は、本実施形態にかかる再生装置30に対して再生動作の切替指示を入力するためのリモートコントローラ334と、このリモートコントローラ334に設けられた操作ボタンの具体例を示す説明図である。
図5(a)に示すように、ユーザは、再生装置30とは別体に構成されたリモートコントローラ334を用いて、再生装置30に切替指示を入力してもよい。このとき、リモートコントローラ334は、ユーザによる入力操作(例えば、切替ボタンの押下)に応じて、切替指示を表す例えば赤外信号を再生装置30本体に送信し、かかる赤外信号は、再生装置30の入力部330の一例であるリモートコントローラ用受光部336により受信されて、再生装置30に切替指示が入力されることなる。
この場合、図5(b)に示すように、リモートコントローラ334に、上記図4(a)の例と同様に、ユーザによる操作対象の再生装置30で再生中のコンテンツの再生動作を他の再生装置30に切り替えるための切替ボタン61(PUT)と、他の再生装置30で再生中のコンテンツの再生動作を、ユーザによる操作対象の再生装置30に切り替えるための切替ボタン62(GET)とを設けてもよい。これにより、ユーザは、選択ボタン70を操作して相手先(再生切替先又は再生切替元)の再生装置30を選択した後に、切替ボタン61、62を押下して、これらの再生装置30間で再生動作を切り替える(PUT又はGET)することができる。
また、図5(c)に示すように、リモートコントローラ334に、上記図4(b)の例と同様に、再生装置30間で再生動作を切り替えるための切替ボタン63を1つだけ設けてもよい。これにより、再生装置30間での上記PUT及びGETの双方の切替機能を1つの切替ボタン63で兼用させることができる。
また、図5(d)に示すように、リモートコントローラ334に、上記図4(c)の例と同様に、ホームネットワークシステム1に属する複数の再生装置30にそれぞれ対応する例えば5つの切替ボタン71〜75を設けてもよい。これにより、所望の相手先の再生装置30に対応する切替ボタン71〜75を押下するというワンボタン操作で、操作対象の再生装置30と所望の相手先の再生装置30との間で再生動作を切り替えることができる。
次に、再び図3を参照して、再生装置30の構成について説明する。表示部332は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)装置等の表示装置で構成される。この表示部332は、サーバ装置20から受信したコンテンツリストやコンテンツの属性情報、再生経過時間等の再生状況などを表示する。ユーザは、該コンテンツリストの表示に基づいて所望のコンテンツデータを選択することができる。また、表示部332は、再生装置30間の再生切替機能に関して、再生切替先/再生切替元となり得る再生装置30(LAN10に接続され稼働中の再生装置30)の識別情報を表示することもできる。この再生装置30の識別情報としては、例えば、UUID、MACアドレス、ユーザ入力等に基づき各再生装置30に付与された機器名称であるフレンドリーネーム、などを用いることができる。
バッファメモリ340は、例えば、SDRAM、SRAM、DRAM、RDRAMなどで構成される記憶部であり、各種のデータを一時記憶(バッファリング)する。このバッファメモリ340は、通信バッファ342、受信バッファ344として機能する。
通信バッファ342は、例えば、再生装置30とサーバ装置20との通信時に、データを円滑に送受信するために、通信データを一時記憶するバッファである。
受信バッファ344は、サーバ装置20から通信部310を介して受信された非圧縮データを一時記憶するバッファの一例であり、例えばリングバッファで構成される。この受信バッファ344に一時記憶された非圧縮データは、制御部320の再生制御部328により読み出され、D/A変換器350に転送される。
なお、本実施形態では、上記通信バッファ342と受信バッファ344とを、物理的に同一のバッファメモリ340内に設けられているが、かかる例に限定されず、物理的に相異なるメモリ内にそれぞれ設けられてもよい。また、これら各バッファは、メモリとして物理的に分割されていてもよいし、或いは、論理的に分割されていてもよい。
フラッシュメモリ345は、不揮発性メモリで構成される記憶部の一例であり、このフラッシュメモリ345に記憶されたデータは、再生装置30の電源がオフとなっても消滅しない。このフラッシュメモリ345は、例えば、コンテンツ情報記憶部346と、設定情報記憶部348として機能する。また、このフラッシュメモリ345には、再生装置30の識別情報(例えば、UUID、フレンドリーネーム、MACアドレスなど)も記憶されている。
コンテンツ情報記憶部346は、サーバ装置20から受信したコンテンツの属性情報を記憶する。また、設定情報記憶部348は、上記の再生モードの設定情報、及び再生切替機能の設定情報などの各種の設定情報を記憶する。
なお、再生装置30が具備する記憶媒体としては、上記のバッファメモリ340やフラッシュメモリ345の例に限定されず、それ以外にも、例えば、HDD、CD、DVD、各種の半導体メモリなど、任意の記憶媒体であってよい。
D/A変換器350は、受信バッファ344から読み出された非圧縮データをD/A変換するD/A変換部の一例である。このD/A変換器350は、受信バッファ344から転送された非圧縮データを、デジタル形式からアナログ形式に変換し、アナログ形式の再生信号をスピーカ352に出力する。例えば、D/A変換器350は、リニアPCMの非圧縮データを、電流加算方式によりアナログ形式の再生信号に変換することができる。そして、アナログ形式に変換され生成された再生信号は、音声出力部の一例であるスピーカ352に出力されて音声出力される。なお、D/A変換部は、上記D/A変換器350のようにハードウェアで構成してもよいが、ソフトウェアで構成することも可能である。また、音声出力部は、上記スピーカ352の例に限定されず、ヘッドセット、イヤフォンなど、再生装置30のタイプに応じて任意のものを使用できる。
以上、図1〜図4を参照して、本実施形態にかかるホームネットワークシステム1と、この構成要素であるサーバ装置20及び再生装置30の構成について説明した。以下に、上記構成のホームネットワークシステム1の動作について説明する。
<システムの全体動作>
まず、ホームネットワークシステム1におけるコンテンツの再生動作の概要について説明する。
サーバ装置20に保存されているコンテンツを再生装置30で再生する場合には、まず、再生装置30が、ユーザ入力に応じて、サーバ装置20に対してコンテンツリストの送信を要求する。この送信要求に応じて、サーバ装置20が、送信可能なコンテンツの一覧であるコンテンツリストを再生装置30に送信すると、再生装置30は、サーバ装置20から受信したコンテンツリストを、表示部332に表示する。次いで、ユーザが、このコンテンツリストの中から再生を所望するコンテンツを選択すると、再生装置30は、当該選択されたコンテンツの送信要求をサーバ装置20に対して行う。これに応じて、サーバ装置20は、当該コンテンツの圧縮データを伸張(デコード)して、再生装置30が対応可能な非圧縮データ(例えばリニアPCMデータ)に変換した上で、当該非圧縮データを再生装置30にストリーミング送信する。すると、再生装置30は、ストリーミング送信されてくる非圧縮データを受信しながら再生する。この再生処理では、再生装置30は、受信した非圧縮データを、受信バッファ344に一時記憶しながら、この受信バッファ344から読み出した非圧縮データをD/A変換してアナログ形式の再生信号を生成し、スピーカ352から音声出力する。
このように、本実施形態では、サーバ装置20に保存されているコンテンツの圧縮データを、非圧縮データに復号する処理をサーバ装置20のデコーダ236で行うので、高精度でコンテンツを伸張することができる。さらに、再生装置30は、サーバ装置20により伸張された非圧縮データをD/A変換して、アナログデータを出力するだけでよいため、圧縮データを復号するためのデコーダ等を備える必要がないので、廉価に製造することができる。
<ストリーミング再生動作>
次に、図6を参照して、本実施形態にかかるホームネットワークシステム1におけるコンテンツのストリーミング送信、およびストリーミング再生の処理動作について、概略的に説明する。なお、図6は、本実施形態にかかるストリーミング送信処理およびストリーミング再生処理の概要を示す説明図である。
図6に示すように、まず、再生装置30は、ユーザ選択されたコンテンツの送信要求を、サーバ装置20に送信する。この送信要求は、サーバ装置20における当該コンテンツの保存アドレス(例えばURL)の指定を含む。サーバ装置20の制御部212は、このコンテンツの送信要求を受信すると、ストレージ装置230から当該コンテンツの圧縮データ(非圧縮データであってもよい。)を先頭から順次読み出してデコーダ236に転送し、デコーダ236により当該読み出された圧縮データを非圧縮データ(例えばリニアPCMデータ)に伸張(デコード)する。次いで、サーバ装置20は、当該復号された非圧縮データを、通信部210およびLAN10を介して、再生装置30にストリーミング送信する。なお、本実施形態では、サーバ装置20と再生装置30との間の通信プロトコルとして、例えばTCP/IPを用いるが、かかる例に限定されず、例えば、UDP/IP(User Datagram Protocol/IP)などに従ってデータ通信することも可能である。
受信側の再生装置30では、上記のようにしてサーバ装置20からストリーミング送信されてくる非圧縮データを、通信部310を介して受信すると、まず、受信バッファ344に一時記憶する。さらに、この受信バッファ344に記憶された非圧縮データを、D/A変換器350に転送して、D/A変換してアナログ形式の再生信号とし、このアナログ形式の再生信号をスピーカ352に出力して、音声出力する。このような再生装置30におけるバッファリング、D/A変換、音声出力といった一連の処理を、ストリーミング再生と称する。
かかるストリーミング再生時には、音楽コンテンツ等が好適に連続再生されるように、再生制御部328により、通信部310による非圧縮データの受信と、受信バッファ344への書き込みと、受信バッファ344からD/A変換器350への非圧縮データの転送とが制御されている。
具体的には、再生装置30による非圧縮データの受信開始時には、再生制御部328は、受信バッファ344に記憶された非圧縮データのデータ量が、D/A変換器350によるD/A変換処理が出力中断なく動作可能な所定のデータ量に達したときに、受信バッファ344から非圧縮データを読み出して、D/A変換器350に転送するよう制御する。これにより、ストリーミング再生初期において、受信バッファ344に非圧縮データが十分記憶されていない時点でD/A変換器350にデータ転送することによって、D/A変換処理が出力中断して、音切れしてしまうことを防止できる。
さらに、再生制御部328は、D/A変換器350にデータ転送することで受信バッファ344に空きが生じたときに、通信部310を介してサーバ装置20に後続の非圧縮データの送信要求を行い、当該後続の非圧縮データを受信して、受信バッファ344にバッファリングする。このため、受信バッファ344に空きがないときには、再生装置30はサーバ装置20から非圧縮データを受信せずに待機する。
以上のようにして、サーバ装置20から再生装置30への非圧縮データのストリーミング送信と、再生装置30における非圧縮データのストリーミング再生処理が連続的に実行される。そして、コンテンツを1曲だけ単独再生する場合のみならず、所定の再生範囲、例えば、1つのアルバムに属する複数の音楽コンテンツ(第1番目、第2番目、…、第m番目のトラック(曲))をトラック番号に従って順次、連続再生することもできる。
<再生切替方法>
次に、本実施形態にかかるホームネットワークシステム1における再生装置30間でのコンテンツの再生動作の切替処理について説明する。以下の説明では、ホームネットワークシステム1において同一のサーバ装置20に対してLAN10を介して2台の再生装置30A、30Bが接続されており、このうち1台の再生装置30Aがリビングルームに設置され、もう1台の再生装置30Bがベッドルームに配置されている環境下で、この2つの再生装置30Aと30Bとの間で、再生動作を切り替える例について説明する。
1.操作対象の再生装置から他の再生装置への再生切替方法(PUT切替処理)
まず、図7を参照して、本実施形態にかかる第1のケースにおける再生装置30間での再生切替動作の概要について説明する。図7に示す第1のケースは、リビングルームにいるユーザが、リビングルームの再生装置30Aで再生中のコンテンツの続きを、ベッドルームの再生装置30Bで再生しようとするケースである。このケースでは、ユーザによって操作されるリビングルームの再生装置30Aが再生切替元の再生装置となり、遠隔にあるベッドルームの再生装置30Bが再生切替先の再生装置となる。
図7に示すように、まず、ユーザはリビングルームにいて、リビングルームの再生装置30Aが、サーバ装置20内に保存されている複数のコンテンツを受信しながら再生(即ち、ストリーミング再生)している(ステップS110)。
次いで、ユーザが、リビングルームの再生装置30A(操作対象の再生装置)を操作して、ベッドルームの再生装置30Bを再生切替先として選択し、上記入力部330の切替ボタンを押下して、移動切替指示を入力する(ステップS120)。
リビングルームの再生装置30Aは、上記移動切替指示を受け付けると、再生装置30Aにおける現在の再生モード情報(リピートやシャッフルの有無などを表す情報、アルバム単位又はアーティスト単位などの再生範囲情報)と、再生装置30Aで現在再生中のコンテンツの属性情報(URLやタイトルなど)と、当該再生中のコンテンツの再生経過時間とを含む再生情報を生成した後に、再生装置30Aでのコンテンツの再生を停止する(ステップS130)。次いで、リビングルームの再生装置30Aは、上記再生情報と再生開始指示を、LAN10を介してベッドルームの再生装置30Bに送信する(ステップS140)。このとき、再生情報等はサーバ装置20を介さずに、再生装置30A、30B間で直接送受信される。
その後、ベッドルームの再生装置30B(再生切替先の再生装置)は、リビングルームの再生装置30A(再生切替元の再生装置)から、上記再生情報を受信すると、当該再生情報に基づいて、上記コンテンツの提供元のサーバ装置20から、当該コンテンツを受信して再生開始する(ステップS150)。これにより、ユーザは、リビングルームからベッドルームに移動して、ベッドルームの再生装置30Bで再生されるコンテンツの続きを視聴できる。
次に、図8を参照して、上記図7で説明した第1のケースにおける再生装置30間での再生切替方法についてより詳細に説明する。図8は、本実施形態にかかる第1のケースにおける再生装置30間での再生切替方法を示すシーケンス図である。
図8に示すように、まず、ユーザが居るリビングルームの再生装置30Aは、サーバ装置20から、複数のコンテンツを順次受信しながら再生中であり(ステップS110)、このとき、ベッドルームの再生装置30Bは、例えば、再生停止中であるとする(ステップS112)。
かかる状態で、ユーザが、リビングルームの再生装置30Aの入力部330を操作して、ベッドルームの再生装置30Bを再生切替先として選択し、上記入力部330の切替ボタンを押下して、移動切替指示を入力すると、再生装置30Aは、この移動切替指示を受け付ける(ステップS120)。
次いで、リビングルームの再生装置30Aは、再生切替先の再生装置30を決定する(ステップS122)。この決定処理では、上記ステップS120の切替指示入力時に、ユーザにより再生切替先の再生装置30が選択されている場合には、このユーザ選択に基づいて切替先の再生装置30が決定される。
一方、上記S120で再生切替先がユーザ選択されていない場合には、リビングルームの再生装置30Aは、ネットワーク内の他の再生装置30を探索して、再生切替可能な再生装置30を判別し、この再生装置30の中から、ユーザ選択に基づいて再生切替先の再生装置30を決定する。例えば、リビングルームの再生装置30Aは、LAN10に接続されており、かつ、稼働中の他の再生装置30を判別し、再生切替先の候補となる再生装置30のリストを表示部332に表示する。そして、このリスト表示を閲覧したユーザが再生切替先の再生装置30をメニュー選択すると、リビングルームの再生装置30Aは、当該ユーザ選択に応じて再生切替先の再生装置30を決定する。
上記のLAN10上の各再生装置30の探索・判別は、各再生装置30に固有に付与された識別子(例えば、UUID、MACアドレスなど)に基づいて行われる。この際、リビングルームの再生装置30AがLAN10上に探索指示を送信すると、LAN10に接続された他の再生装置30は、当該探索指示に応じて、自身に対応する識別子を探索元の再生装置30Aに返信する。これにより、再生装置30Aは、LAN10に接続された他の再生装置30を認識できる。
また、上記再生切替先の候補となる再生装置30をリスト表示する際には、当該再生装置30の識別子に関連付けられている再生装置30の名称(フレンドリーネーム)を表示することができる。このフレンドリーネームは、ユーザが任意に設定して設定情報記憶部348に登録可能であり、例えば、ベッドルームの再生装置30Bを表すフレンドリーネームとして“ベッドルーム”などと設定することができる。これにより、ユーザは、切替候補の再生装置30を容易に識別できる。
なお、以下では、本ステップS122で、再生切替先の再生装置30がベッドルームの再生装置30Bに決定されたものとして説明する。
次いで、リビングルームの再生装置30Aは、現在再生中のコンテンツに関する再生情報を生成して、保持する。具体的には、再生装置30Aは、現在設定されている再生モード情報を設定情報記憶部348から読み出すとともに、現在再生装置30Aで再生中のコンテンツの属性情報(URLやタイトルなど)をコンテンツ情報記憶部346から読み出し、さらに、現在再生中のコンテンツの再生経過時間を取得する。そして、これらの再生モード情報、コンテンツの属性情報及び再生経過時間を含む再生情報をRAM等に保持する。
さらに、リビングルームの再生装置30Aは、例えば、上記S124で再生情報を保持した直後に、上記再生中のコンテンツの再生を停止する(ステップS130)。具体的には、再生装置30Aの再生制御部328は、上記再生情報の生成・保持を完了した再生切替部324からの指示に応じて、上記コンテンツの再生処理を停止するようD/A変換器350等を制御する。なお、本ステップS130の再生停止処理は、後述する再生情報の送信(S140)後や、再生確認処理(S154)の後など、任意のタイミングで行ってもよい。
その後、リビングルームの再生装置30Aは、上記生成した再生情報を、LAN10を介して、再生切替先の再生装置30であるベッドルームの再生装置30Bに送信し、再生装置30Bは、この再生情報を受信する(ステップS140)。
次いで、ベッドルームの再生装置30Bは、上記受信した再生情報に含まれる再生モード情報に基づいて、再生装置30Bの再生モードを、再生切替元の再生装置30Aと同一の再生モード(例えば、リピートの有無やリピート単位、シャッフルの有無、連続再生するコンテンツの再生範囲など)に設定する(ステップS142)。
さらに、ベッドルームの再生装置30Bは、上記再生情報に含まれるサーバ情報に基づいて、上記再生切替元の再生装置30Aで再生されていたコンテンツの送信元のサーバ装置20を特定し、アクセスする(ステップS144)。詳細には、例えば、LAN10上に複数のサーバ装置20が存在する場合、再生装置30Bの再生切替部324は、上記再生情報を受信すると、再生情報に含まれるサーバ情報(例えばUUID)に対応するサーバ装置20と、現在、再生装置30Bが接続されているサーバ装置20とが同一であるか否かを比較し、異なる場合には、再生装置30Bを前者のサーバ装置20にアクセスして接続し直す。
その後、ベッドルームの再生装置30Bは、上記再生モード情報に含まれる再生範囲情報に基づいて、サーバ装置20から、例えば、ジャンル単位、アーティスト単位、アルバム単位などでコンテンツの属性情報のリスト(各コンテンツのURL、タイトル等を含む。)を取得する(ステップS146)。このリストを取得することで、再生装置30Bは、上記リビングルームの再生装置30Aと同様な再生モードで、サーバ装置20から複数のコンテンツを順次、受信して再生できるようになる。具体的には、再生装置30Bは、あるジャンルのコンテンツを連続で再生する再生モードである場合、再生装置30Bは、まず、サーバ装置20から当該ジャンルに属するアーティストリストを取得して、そのうちの1のアーティストを選択し、次いで、そのアーティストのアルバムリスト(例えば、アルバムタイトル、アルバム内の曲数情報を含む。)を取得して、そのうちの1のアルバムを選択し、さらに、そのアルバム内のトラックリスト(各コンテンツのURL、曲タイトルを含む。)を取得して、そのうちの1のトラック(曲)を選択し、その後、当該トラックのコンテンツの送信をサーバ装置20に要求するようになっている。
次いで、リビングルームの再生装置30Aは、ベッドルームの再生装置30Bに再生開始指示を送信し、再生装置30Bはこの再生開始指示を受信する(ステップS148)。この再生開始指示により、再生切替先の再生装置30Bがコンテンツを再生開始できるようになる。つまり、再生装置30は、再生開始指示を受信すれば、再生準備(サーバ装置20らのコンテンツの受信、及び受信バッファ344への蓄積)が整い次第、再生を開始する。なお、再生開始指示の送信タイミングは、本ステップS152のタイミングに限定されず、例えば、上記再生情報の送信処理(S140)から、リスト取得処理(S146)までの間の任意のタイミングであってもよい。また、再生装置30Aから再生装置30Bに再生開始指示を送信せずに、この再生開始指示の機能を上記再生情報の送信処理(S140)で代替してもよい。
その後、上記再生開始指示の受信に応じて、ベッドルームの再生装置30Bは、サーバ装置20からコンテンツを受信して再生を開始する(ステップS150)。詳細には、再生装置30Bの再生制御部328は、上記再生情報に含まれるコンテンツの属性情報及び再生経過時間に基づいて、再生対象のコンテンツとその再生開始位置を特定し、サーバ装置20に対して、上記特定したコンテンツの再生開始位置からの送信を要求する。この送信要求に応じて、サーバ装置20が当該コンテンツの再生経過時間以後のデータをストリーム送信すると、再生制御部328は、サーバ装置20から当該コンテンツの再生経過時間以後のデータを受信して、受信バッファ344に一時記憶し、さらに、この受信バッファ344から読み出したコンテンツを、D/A変換器350によりD/A変換させて、アナログ形式の再生信号とし、スピーカ352から出力させる。
また、コンテンツの再生開始後は、上記再生装置30Aにおいて再生中であったコンテンツのみならず、そのコンテンツの後続のコンテンツ(例えば、アルバム内の他のコンテンツ)が、上記S142で設定された再生モードに従って順次、再生されることとなる。
次いで、上記コンテンツの再生開始後に、ベッドルームの再生装置30Bは、リビングルームの再生装置30Aに再生開始通知を送信する(ステップS152)。再生装置30Aは、この再生開始通知の受信により、再生切替先の再生装置30Bで再生が開始されたことを確認する(ステップS154)。
以上のように、図7及び図8に示した再生切替方法によれば、ユーザは、リビングルームの再生装置30Aに対して簡単な操作を行うだけで、ベッドルームの再生装置30Bに対して何らの操作を行うことなく、リビングルームの再生装置30Aからベッドルームの再生装置30Bにコンテンツの再生動作をシームレスに切り替えることができる。
2.他の再生装置から操作対象の再生装置への再生切替方法(GET切替処理)
次に、図9を参照して、本実施形態にかかる第2のケースにおける再生装置30間での再生切替動作の概要について説明する。図9に示す第1のケースは、リビングルームにいるユーザが、ベッドルームの再生装置30Bで再生中のコンテンツの続きを、リビングルームの再生装置30Aで再生しようとするケースである。このケースでは、ユーザによって操作されるリビングルームの再生装置30Aが再生切替先の再生装置となり、遠隔にあるベッドルームの再生装置30Bが再生切替元の再生装置となる。
図9に示すように、まず、リビングルームの再生装置30Aが、サーバ装置20内に保存されている複数のコンテンツを受信しながら再生(即ち、ストリーミング再生)している(ステップS210)。
次いで、ユーザが、リビングルームの再生装置30A(操作対象の再生装置)を操作して、ベッドルームの再生装置30Bを再生切替元として選択し、上記入力部330の切替ボタンを押下して、移動切替指示を入力する(ステップS220)。
リビングルームの再生装置30Aは、上記移動切替指示を受け付けると、ベッドルームの再生装置30Bに対して再生情報の送信要求を送信し、この送信要求に応じて再生装置30Bから送信された再生情報を受信し、さらに、再生停止指示を再生装置30Bに送信する(ステップS230)。この再生装置30Bから受信された再生情報は、再生装置30Bにおける現在の再生モード情報と、再生装置30Bで現在再生中のコンテンツの属性情報と、当該再生中のコンテンツの再生経過時間とを含む。
次いで、ベッドルームの再生装置30Bは、再生装置30Aから再生停止指示を受けると、コンテンツの再生を停止する(ステップS240)。その後、リビングルームの再生装置30A(再生切替先の再生装置)は、上記再生装置30Bから受信した再生情報に基づいて、上記コンテンツの提供元のサーバ装置20から、当該コンテンツを受信して再生開始する(ステップS250)。これにより、ユーザは、リビングルームに居ながら、ベッドルームの再生装置30Bの再生を停止し、リビングルームの再生装置30Aで再生されるコンテンツの続きを視聴できる。
次に、図10を参照して、上記図9で説明した第2のケースにおける再生装置30間での再生切替方法についてより詳細に説明する。図10は、本実施形態にかかる第2のケースにおける再生装置30間での再生切替方法を示すシーケンス図である。
図10に示すように、まず、ユーザが居るリビングルームの再生装置30Aは、例えば、再生停止中であり(ステップS210)、このとき、ベッドルームの再生装置30Bは、サーバ装置20から、複数のコンテンツを順次受信しながら再生中であるとする(ステップS212)。
かかる状態で、ユーザが、リビングルームの再生装置30Aの入力部330を操作して、ベッドルームの再生装置30Bを再生切替元として選択し、上記入力部330の切替ボタンを押下して、移動切替指示を入力すると、再生装置30Aは、この移動切替指示を受け付ける(ステップS220)。
次いで、リビングルームの再生装置30Aは、再生切替元の再生装置30をベッドルームの再生装置30Bに決定する(ステップS222)。このステップS222の処理の詳細は、上記図8のステップS122と略同一であるので、詳細説明は省略する。
さらに、リビングルームの再生装置30Aは、LAN10を介してベッドルームの再生装置30Bに再生情報の送信要求を送信し、再生装置30Bは、この送信要求を受信する(ステップS230)。
その後、ベッドルームの再生装置30Bは、現在再生中のコンテンツに関する再生情報を生成する(ステップS231)。具体的には、再生装置30Bは、現在設定されている再生モード情報を設定情報記憶部348から読み出すとともに、現在再生装置30Bで再生中のコンテンツの属性情報(URLやタイトルなど)をコンテンツ情報記憶部346から読み出し、さらに、現在再生中のコンテンツの再生経過時間を取得する。そして、これらの再生モード情報、コンテンツの属性情報及び再生経過時間を含む再生情報を生成する。
次いで、リビングルームの再生装置30Bは、上記生成した再生情報を、LAN10を介してリビングルームの再生装置30Aに送信し、再生装置30Aは、この再生情報を受信する(ステップS232)。
次いで、リビングルームの再生装置30Aは、上記受信した再生情報に含まれる再生モード情報に基づいて、再生装置30Aの再生モードを、再生切替元の再生装置30Bと同一の再生モードに設定する(ステップS234)。
さらに、リビングルームの再生装置30Aは、上記再生情報に含まれるサーバ情報に基づいて、上記再生切替元の再生装置30Bで再生されていたコンテンツの送信元のサーバ装置20を特定し、アクセスする(ステップS235)。このステップS234の処理の詳細は、上記図8のステップS144と略同一であるので、詳細説明は省略する。
その後、リビングルームの再生装置30Aは、上記再生モード情報に含まれる再生範囲情報に基づいて、サーバ装置20から、例えば、ジャンル単位、アーティスト単位、アルバム単位などでコンテンツの属性情報のリストを取得する(ステップS236)。このステップS236の処理の詳細は、上記図8のステップS146と略同一であるので、詳細説明は省略する。
次いで、リビングルームの再生装置30Aは、ベッドルームの再生装置30Bに再生停止指示を送信し、再生装置30Bはこの再生停止指示を受信する(ステップS237)。なお、再生停止指示の送信タイミングは、本ステップS237のタイミングに限定されず、例えば、上記再生情報の受信処理(S232)から、リスト取得処理(S236)までの間の任意のタイミングであってもよい。また、再生装置30Aから再生装置30Bに再生停止指示を送信せずに、この再生停止指示の機能を上記再生情報の送信要求処理(S230)で代替してもよい。
さらに、ベッドルームの再生装置30Bは、この再生停止指示の受信に応じて、コンテンツの再生を停止する(ステップS240)。さらに、ベッドルームの再生装置30Bは、この再生停止に応じて、LAN10を介してリビングルームの再生装置30Aに再生停止通知を送信し、再生装置30Aは、この再生停止通知を受信する(ステップS242)。リビングルームの再生装置30Aは、この再生停止通知の受信により、再生切替元の再生装置30Bで再生が停止されたことを確認する(ステップS244)。
その後、リビングルームの再生装置30Aは、サーバ装置20からコンテンツを受信して再生を開始する(ステップS250)。このステップS250の処理の詳細は、上記図8のステップS150と略同一であるので、詳細説明は省略する。なお、上記フローでは、
リビングルームの再生装置30Aは、ベッドルームの再生装置30Bでの再生が停止したことを確認した後に、再生開始しているが、かかる例に限定されず、必ずしも再生装置30Bでの再生停止を確認する必要はない。再生装置30Aは、自身の再生準備(サーバ装置20らのコンテンツの受信、及び受信バッファ344への蓄積)が整い次第、再生開始するようにしてもよい。
以上のように、図9及び図10に示した再生切替方法によれば、ユーザは、再生停止中のリビングルームの再生装置30Aに対して簡単な操作を行うだけで、遠隔にあるベッドルームの再生装置30Bに対して何らの操作を行うことなく、ベッドルームの再生装置30Bからリビングルームの再生装置30Aにコンテンツの再生動作をシームレスに切り替えることができる。
3.操作対象の再生装置から他の再生装置への再生切替方法の変更例
次に、図11を参照して、本実施形態にかかる第3のケースにおける再生装置30間での再生切替動作の概要について説明する。図11に示す第3のケースは、リビングルームにいるユーザが、リビングルームの再生装置30Aで再生中のコンテンツを、ベッドルームの再生装置30Bでも同時に再生しようとするケースである。このケースでは、ユーザによって操作されるリビングルームの再生装置30Aが再生切替元の再生装置となり、遠隔にあるベッドルームの再生装置30Bが再生切替先の再生装置となる。
図11に示すように、まず、ユーザが居るリビングルームの再生装置30Aが、サーバ装置20内に保存されている複数のコンテンツを受信しながら再生(即ち、ストリーミング再生)している(ステップS310)。
次いで、ユーザが、リビングルームの再生装置30A(操作対象の再生装置)を操作して、ベッドルームの再生装置30Bを再生切替先として選択し、上記入力部330の切替ボタンを押下して、コピー切替指示を入力する(ステップS320)。
リビングルームの再生装置30Aは、上記コピー切替指示を受け付けると、図7の例と同様にして、再生装置30Aで現在再生中のコンテンツに関する再生情報を生成する。次いで、リビングルームの再生装置30Aは、上記再生情報と再生開始指示を、LAN10を介してベッドルームの再生装置30Bに送信する(ステップS340)。このとき、再生情報等はサーバ装置20を介さずに、再生装置30A、30B間で直接送受信される。
その後、ベッドルームの再生装置30B(再生切替先の再生装置)は、リビングルームの再生装置30A(再生切替元の再生装置)から、上記再生情報を受信すると、当該再生情報に基づいて、上記コンテンツの提供元のサーバ装置20から、当該コンテンツを受信して再生開始する(ステップS350)。
このようにして、第3のケースでは、再生切替元であるリビングルームの再生装置30Aでも再生停止せずに継続して再生し、当該再生装置30Aとベッドルームの再生装置30Bとの双方で、同一のコンテンツを再生することができる。これにより、ユーザは、簡単な操作で、リビングルームとベッドルームの双方で、同一のコンテンツを視聴できるようになる。
なお、この第3のケースの再生切替処理の詳細フローは、上述した第1のケースの図8のフローにおけるステップS120でコピー切替指示を受け付ける点と、ステップS130の再生停止処理を実行しない点を除いては、図8のフローと略同一であるので、詳細説明は省略する。
4.他の再生装置から操作対象の再生装置への再生切替方法の変更例
次に、図12を参照して、本実施形態にかかる第4のケースにおける再生装置30間での再生切替動作の概要について説明する。図12に示す第4のケースは、リビングルームにいるユーザが、ベッドルームの再生装置30Bで再生中のコンテンツを、リビングルームの再生装置30Aでも同時に再生しようとするケースである。このケースでは、ユーザによって操作されるリビングルームの再生装置30Aが再生切替先の再生装置となり、遠隔にあるベッドルームの再生装置30Bが再生切替元の再生装置となる。
図12に示すように、まず、ユーザが居るリビングルームの再生装置30Aが、サーバ装置20内に保存されている複数のコンテンツを受信しながら再生(即ち、ストリーミング再生)している(ステップS410)。
次いで、ユーザが、リビングルームの再生装置30A(操作対象の再生装置)を操作して、ベッドルームの再生装置30Bを再生切替元として選択し、上記入力部330の切替ボタンを押下して、コピー切替指示を入力する(ステップS420)。
リビングルームの再生装置30Aは、上記コピー切替指示を受け付けると、LAN10を介してベッドルームの再生装置30Bに対して再生情報の送信要求を送信し、この送信要求に応じて再生装置30Bから送信された再生情報を受信し、さらに、再生停止指示を再生装置30Bに送信する(ステップS430)。この再生装置30Bから受信された再生情報は、再生装置30Bにおける現在の再生モード情報と、再生装置30Bで現在再生中のコンテンツの属性情報と、当該再生中のコンテンツの再生経過時間とを含む。
その後、リビングルームの再生装置30A(再生切替先の再生装置)は、上記再生装置30Bから受信した再生情報に基づいて、上記コンテンツの提供元のサーバ装置20から、当該コンテンツを受信して再生開始する(ステップS440)。
このようにして、第4のケースでは、再生切替元であるベッドルームの再生装置30Bでも再生停止せずに継続して再生し、当該再生装置30Bとリビングルームの再生装置30Aとの双方で、同一のコンテンツを再生することができる。これにより、ユーザは、簡単な操作で、リビングルームとベッドルームの双方で、同一のコンテンツを視聴できるようになる。
なお、この第4のケースの再生切替処理の詳細フローは、上述した第2のケースの図10のフローにおけるステップS220でコピー切替指示を受け付ける点と、ステップS237〜S244の再生停止に関する処理を実行しない点を除いては、図10のフローと略同一であるので、詳細説明は省略する。
以上、本実施形態にかかるホームネットワークシステム1と、これを構成するサーバ装置20及び再生装置30、並びに、このシステムにおける再生切替方法について詳細に説明した。本実施形態によれば、サーバ装置20からコンテンツを受信して再生可能な複数の再生装置30が、ホームネットワーク上に設置されている場合に、各再生装置30に同一の再生操作をそれぞれ行わななくとも、1の再生装置30に対して切替指示操作を行うだけで、再生装置30間で再生動作を切り替えて、ある再生装置30で再生しているコンテンツ、再生モード及び再生経過時間を引き継いで、他の再生装置30で同様に連続再生することができる。このため、簡単なユーザ操作で、離隔した再生装置30間でシームレスな再生動作の切替処理を容易に実行できる。
また、上記の再生切替処理は、サーバ装置20を介さずに、LAN10に接続された複数の再生装置30間でダイレクトに、再生情報や制御信号を送受信することで実現できる。従って、従来のような設定情報の登録用サーバを利用する必要がない。よって、設定情報の登録機能を有するサーバを設置しなくても、再生装置30間で簡単な操作で再生動作を切り替えることができ、また、サーバ装置20も特定のメーカーの特定の機種に限定されず、汎用的なサーバを利用できる。
さらに、コンテンツを再生中の再生装置30でも、再生停止中の再生装置30でも、ユーザの近くにある再生装置30を操作して、再生装置30間での再生切替処理を実行できるので便利である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、家庭内において、ホームネットワーク用のLAN10を介して、ホームサーバとしてのサーバ装置20と再生装置30が接続されている例を説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、ホームネットワーク以外の私的ネットワーク(例えば、小規模の限られたグループ(会社、友人等)内で使用される複数の機器を接続するLAN)や、インターネット、電話回線網、衛星通信網等の公衆回線網、無線通信路などを介して、サーバ装置及び複数の再生装置が相互に有線又は無線通信可能に接続されている場合にも適用できる。
また、上記実施形態では、サーバ装置20は、サーバ装置20内に保存されているコンテンツの圧縮データをデコードして非圧縮データを、再生装置30に送信したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、サーバ装置20に保存されているコンテンツの非圧縮データをそのまま、再生装置30に送信してもよい。また、再生装置30がデコーダを具備することにより、サーバ装置20から送信されたコンテンツの圧縮データを、再生装置30側で伸張して、D/A変換するようにしてもよい。
また、上記実施形態の再生切替動作では(図7〜図12参照)、コンテンツを再生中の再生装置30から、再生停止中の再生装置30に対して、再生切替処理を行ったが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、あるコンテンツを再生中の再生装置30から、別のコンテンツを再生中の再生装置30に対して、再生切替を行う場合にも適用できる。この場合、再生切替先の再生装置30では、再生中のコンテンツの再生を中止して、別のコンテンツの再生に切り替わることになる。
また、上記実施形態では、コンテンツの再生切替を行う場合、再生切替先の再生装置30が、再生範囲のリストをサーバ装置20から新たに取得していたが(図8のS146等参照)、かかる例に限定されず、例えば、再生切替元の再生装置30から再生切替先の再生装置30に上記再生範囲のリストを全て送信することで、上記リスト取得処理を省略できる。
本発明の第1の実施形態にかかるホームネットワークシステムの構成を示す説明図である。 同実施形態にかかるサーバ装置の構成を示すブロック図である。 同実施形態にかかる再生装置の構成を示すブロック図である。 同実施形態にかかる再生装置に対して再生動作の切替指示を入力するための操作ボタンの具体例を示す説明図である。 本実施形態にかかる再生装置に対して再生動作の切替指示を入力するためのリモートコントローラと、その操作ボタンの具体例を示す説明図である。 同実施形態にかかるストリーミング送信処理およびストリーミング再生処理の概要を示す説明図である。 同実施形態にかかる第1のケースの再生切替動作の概要を示す説明図である。 同実施形態にかかる第1のケースの再生切替方法を示すシーケンス図である。 同実施形態にかかる第2のケースの再生切替動作の概要を示す説明図である。 同実施形態にかかる第2のケースの再生切替方法を示すシーケンス図である。 同実施形態にかかる第3のケースの再生切替動作の概要を示す説明図である。 同実施形態にかかる第4のケースの再生切替動作の概要を示す説明図である。
符号の説明
1 ホームネットワークシステム
10 LAN
12 スイッチングハブ
14 アクセスポイント
20、20A、20B サーバ装置
30、30A、30B 再生装置
210 通信部
212 制御部
214 入力部
216 出力部
220 メモリ
222 通信バッファ
230 ストレージ装置
232 ディスクドライブ
234 エンコーダ
236 デコーダ
310 通信部
320 制御部
322 再生モード設定部
324 再生切替部
326 切替機能設定部
328 再生制御部
330 入力部
332 表示部
340 バッファメモリ
342 通信バッファ
344 受信バッファ
345 フラッシュメモリ
346 コンテンツ情報記憶部
348 設定情報記憶部
350 D/A変換器
352 スピーカ

Claims (47)

  1. サーバ装置からコンテンツを受信して再生可能な第1及び第2の再生装置が有線または無線で接続されたコンテンツ再生システムであって:
    前記第1の再生装置は、
    前記サーバ装置からコンテンツを受信して再生する途中に、前記再生中のコンテンツを前記第2の再生装置で再生させるための切替指示を受け付けると、前記再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を、前記第2の再生装置に送信し、
    前記第2の再生装置は、
    前記第1の再生装置から前記再生情報を受信すると、前記再生情報に基づいて、前記サーバ装置から前記コンテンツの前記再生経過時間以後のデータを受信して再生することを特徴とする、コンテンツ再生システム。
  2. サーバ装置又は他の再生装置とデータ通信する通信部と;
    前記通信部により前記サーバ装置から受信したコンテンツを再生する再生部と;
    前記再生部によるコンテンツの再生中に、切替指示を受け付けると、前記再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を、前記通信部を介して前記他の再生装置に送信する再生切替部と;
    を備えることを特徴とする、再生装置。
  3. 前記再生情報は、前記再生装置で設定されている再生モードを表す再生モード情報をさらに含むことを特徴とする、請求項2に記載の再生装置。
  4. 前記再生モードは、1曲リピート再生モード、アルバムリピート再生モード、全コンテンツ連続再生モード、シャッフル再生モード又はランダム再生モードのうち少なくともいずれかを含むことを特徴とする、請求項3に記載の再生装置。
  5. 前記再生モード情報は、再生対象のコンテンツの範囲を示す再生範囲情報を含むことを特徴とする、請求項3に記載の再生装置。
  6. 前記再生情報は、前記再生中のコンテンツの送信元の前記サーバ装置に関するサーバ情報をさらに含むことを特徴とする、請求項2に記載の再生装置。
  7. 前記再生切替部による前記他の再生装置へのコンテンツの再生切替機能のオン/オフを設定する切替機能設定部をさらに備えることを特徴とする、請求項2に記載の再生装置。
  8. 前記再生切替部は、前記切替指示を受け付けると、前記再生装置とデータ通信可能な他の1又は2以上の再生装置を探索し、前記探索した再生装置の中から前記コンテンツの再生切替先の前記他の再生装置を決定することを特徴とする、請求項2に記載の再生装置。
  9. 前記再生切替部は、前記切替指示を受け付けた後に、前記再生部による前記コンテンツの再生を停止させ、当該停止した時点の前記再生経過時間を前記他の再生装置に送信することを特徴とする、請求項2に記載の再生装置。
  10. 前記再生切替部は、前記再生情報を前記他の再生装置に送信した後に、再生開始指示を前記他の再生装置に送信することを特徴とする、請求項2に記載の再生装置。
  11. 前記再生切替部は、前記他の再生装置から、前記他の再生装置における前記コンテンツの再生開始通知を受信することを特徴とする、請求項2に記載の再生装置。
  12. 前記再生切替部は、前記再生開始通知を受信した後に、前記再生部による前記コンテンツの再生を停止させることを特徴とする、請求項11に記載の再生装置。
  13. サーバ装置又は他の再生装置とデータ通信する通信部と;
    前記通信部により前記サーバ装置から受信したコンテンツを再生する再生部と;
    前記他の再生装置から前記通信部を介して、前記他の再生装置において再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を受信する再生切替部と;
    前記再生情報に基づいて、前記サーバ装置から前記通信部を介して前記コンテンツの前記再生経過時間以後のデータを受信して、前記再生部により再生するよう制御する再生制御部と;
    を備えることを特徴とする、再生装置。
  14. 前記再生情報は、前記他の再生装置で設定されている再生モードを表す再生モード情報をさらに含み、
    前記再生制御部は、前記再生モード情報に基づいて、前記コンテンツの再生を制御することを特徴とする、請求項13に記載の再生装置。
  15. 前記再生モードは、1曲リピート再生モード、アルバムリピート再生モード、全コンテンツ連続再生モード、シャッフル再生モード又はランダム再生モードのうち少なくともいずれかを含むことを特徴とする、請求項14に記載の再生装置。
  16. 前記再生モード情報は、再生対象のコンテンツの範囲を示す再生範囲情報を含み、
    前記再生制御部は、前記再生範囲情報に基づいて、前記再生部によるコンテンツの再生範囲を特定することを特徴とする、請求項14に記載の再生装置。
  17. 前記再生情報は、前記再生中のコンテンツの送信元の前記サーバ装置に関するサーバ情報をさらに含み、
    前記再生制御部は、前記サーバ情報に基づいて、前記再生中のコンテンツの送信元の前記サーバ装置を特定することを特徴とする、請求項13に記載の再生装置。
  18. 前記再生切替部による前記他の再生装置からのコンテンツの再生切替機能のオン/オフを設定する切替機能設定部をさらに備えることを特徴とする、請求項13に記載の再生装置。
  19. 前記再生制御部は、前記他の再生装置から再生開始指示を受信した後に、前記再生情報に基づいて、前記再生部による前記コンテンツの再生を開始するよう制御することを特徴とする、請求項13に記載の再生装置。
  20. 前記再生切替部は、前記再生部による前記コンテンツの再生開始後に、前記コンテンツの再生開始通知を前記他の再生装置に送信することを特徴とする、請求項13に記載の再生装置。
  21. サーバ装置又は他の再生装置と有線または無線で接続された再生装置における再生切替方法であって:
    前記サーバ装置からコンテンツを受信して、当該コンテンツを再生するステップと;
    前記コンテンツの再生中に、当該再生中のコンテンツを前記他の再生装置で再生させるための切替指示を受け付けるステップと;
    前記切替指示の受け付けに応じて、前記再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を前記他の再生装置に送信するステップと;
    を含むことを特徴とする、再生切替方法。
  22. サーバ装置又は他の再生装置と有線または無線で接続された再生装置における再生切替方法であって:
    前記他の再生装置から、当該他の再生装置において再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を受信するステップと;
    前記再生情報に基づいて、前記サーバ装置から前記コンテンツの前記再生経過時間以後のデータを受信して再生するよう制御するステップと;
    を含むことを特徴とする、再生切替方法。
  23. サーバ装置又は他の再生装置と有線または無線で接続された再生装置を構成するコンピュータに:
    前記サーバ装置からコンテンツを受信して、当該コンテンツを再生するステップと;
    前記コンテンツの再生中に、当該再生中のコンテンツを前記他の再生装置で再生させるための切替指示を受け付けるステップと;
    前記切替指示の受け付けに応じて、前記再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を前記他の再生装置に送信するステップと;
    を実行させるためのプログラム。
  24. サーバ装置又は他の再生装置と有線または無線で接続された再生装置を構成するコンピュータに:
    前記他の再生装置から、当該他の再生装置において再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を受信するステップと;
    前記再生情報に基づいて、前記サーバ装置から前記コンテンツの前記再生経過時間以後のデータを受信して再生するよう制御するステップと;
    を実行させるためのプログラム。
  25. サーバ装置からコンテンツを受信して再生可能な第1及び第2の再生装置が有線または無線で接続されたコンテンツ再生システムであって:
    前記第1の再生装置は、
    前記第2の再生装置において再生中のコンテンツを前記第1の再生装置で再生させるための切替指示を受け付けると、再生情報の送信要求を前記第2の再送装置に送信し、
    前記第2の再生装置は、
    前記サーバ装置からコンテンツを受信して再生する途中に、前記第1の再生装置から前記再生情報の送信要求を受信すると、再生中の前記コンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を、前記第1の再生装置に送信し、
    前記第1の再生装置は、
    前記第2の再生装置から前記再生情報を受信すると、前記再生情報に基づいて、前記サーバ装置から前記コンテンツの前記再生経過時間以後のデータを受信して再生することを特徴とする、コンテンツ再生システム。
  26. サーバ装置又は他の再生装置とデータ通信する通信部と;
    前記通信部により前記サーバ装置から受信したコンテンツを再生する再生部と;
    切替指示を受け付けると、再生情報の送信要求を前記通信部を介して前記他の再送装置に送信し、当該再生情報の送信要求の送信に応じて、前記他の再生装置から前記通信部を介して、前記他の再生装置において再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を受信する再生切替部と;
    前記再生情報に基づいて、前記サーバ装置から前記通信部を介して前記コンテンツの前記再生経過時間以後のデータを受信して、前記再生部により再生するよう制御する再生制御部と;
    を備えることを特徴とする、再生装置。
  27. 前記再生情報は、前記他の再生装置で設定されている再生モードを表す再生モード情報をさらに含み、
    前記再生制御部は、前記再生モード情報に基づいて、前記コンテンツの再生を制御することを特徴とする、請求項26に記載の再生装置。
  28. 前記再生モードは、1曲リピート再生モード、アルバムリピート再生モード、全コンテンツ連続再生モード、シャッフル再生モード又はランダム再生モードのうち少なくともいずれかを含むことを特徴とする、請求項27に記載の再生装置。
  29. 前記再生モード情報は、再生対象のコンテンツの範囲を示す再生範囲情報を含み、
    前記再生制御部は、前記再生範囲情報に基づいて、前記再生部によるコンテンツの再生範囲を制御することを特徴とする、請求項27に記載の再生装置。
  30. 前記再生情報は、前記再生中のコンテンツの送信元の前記サーバ装置に関するサーバ情報をさらに含み、
    前記再生制御部は、前記サーバ情報に基づいて、前記再生中のコンテンツの送信元の前記サーバ装置を特定することを特徴とする、請求項26に記載の再生装置。
  31. 前記再生切替部による前記他の再生装置からのコンテンツの再生切替機能のオン/オフを設定する切替機能設定部をさらに備えることを特徴とする、請求項26に記載の再生装置。
  32. 前記再生切替部は、前記切替指示を受け付けると、前記再生装置とデータ通信可能な他の1又は2以上の再生装置を探索し、前記探索した再生装置の中から前記コンテンツの再生切替元の前記他の再生装置を決定することを特徴とする、請求項26に記載の再生装置。
  33. 前記再生切替部は、前記再生情報を前記他の再生装置から受信した後に、再生停止指示を前記他の再生装置に送信することを特徴とする、請求項26に記載の再生装置。
  34. 前記再生切替部は、前記他の再生装置から、前記他の再生装置における前記コンテンツの再生停止通知を受信することを特徴とする、請求項26に記載の再生装置。
  35. 前記再生制御部は、前記再生停止通知を受信した後に、前記再生部による前記コンテンツの再生を開始させることを特徴とする、請求項34に記載の再生装置。
  36. サーバ装置又は他の再生装置とデータ通信する通信部と;
    前記通信部により前記サーバ装置から受信したコンテンツを再生する再生部と;
    前記再生部による前記コンテンツの再生中に、前記他の再生装置から前記通信部を介して再生情報の送信要求を受信すると、前記再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を、前記他の再生装置に送信する再生切替部と;
    を備えることを特徴とする、再生装置。
  37. 前記再生情報は、前記再生装置で設定されている再生モードを表す再生モード情報をさらに含むことを特徴とする、請求項36に記載の再生装置。
  38. 前記再生モードは、1曲リピート再生モード、アルバムリピート再生モード、全コンテンツ連続再生モード、シャッフル再生モード又はランダム再生モードのうち少なくともいずれかを含むことを特徴とする、請求項37に記載の再生装置。
  39. 前記再生モード情報は、再生対象のコンテンツの範囲を示す再生範囲情報を含むことを特徴とする、請求項37に記載の再生装置。
  40. 前記再生情報は、前記再生中のコンテンツの送信元の前記サーバ装置に関するサーバ情報をさらに含むことを特徴とする、請求項36に記載の再生装置。
  41. 前記再生切替部による前記他の再生装置へのコンテンツの再生切替機能のオン/オフを設定する切替機能設定部をさらに備えることを特徴とする、請求項36に記載の再生装置。
  42. 前記再生制御部は、前記他の再生装置から再生停止指示を受信した後に、前記再生部による前記コンテンツの再生を停止させることを特徴とする、請求項36に記載の再生装置。
  43. 前記再生切替部は、前記再生部による前記コンテンツの再生停止後に、前記コンテンツの再生停止通知を前記他の再生装置に送信することを特徴とする、請求項36に記載の再生装置。
  44. サーバ装置又は他の再生装置と有線または無線で接続された再生装置における再生切替方法であって:
    前記他の再生装置において再生中のコンテンツを前記再生装置で再生させるための切替指示を受け付けるステップと;
    前記切替指示の受け付けに応じて、再生情報の送信要求を前記他の再送装置に送信するステップと;
    前記再生情報の送信要求の送信に応じて、前記他の再生装置から、前記他の再生装置において再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を受信するステップと;
    前記再生情報に基づいて、前記サーバ装置から前記コンテンツの前記再生経過時間以後のデータを受信して再生するよう制御するステップと;
    を含むことを特徴とする、再生切替方法。
  45. サーバ装置又は他の再生装置と有線または無線で接続された再生装置における再生切替方法であって:
    前記サーバ装置からコンテンツを受信して、当該コンテンツを再生するステップと;
    前記コンテンツの再生中に、前記他の再生装置から再生情報の送信要求を受信するステップと;
    前記再生情報の送信要求の受信に応じて、前記再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を、前記他の再生装置に送信するステップと;
    を含むことを特徴とする、再生切替方法。
  46. サーバ装置又は他の再生装置と有線または無線で接続された再生装置を構成するコンピュータに:
    前記他の再生装置において再生中のコンテンツを前記再生装置で再生させるための切替指示を受け付けるステップと;
    前記切替指示の受け付けに応じて、再生情報の送信要求を前記他の再送装置に送信するステップと;
    前記再生情報の送信要求の送信に応じて、前記他の再生装置から、前記他の再生装置において再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を受信するステップと;
    前記再生情報に基づいて、前記サーバ装置から前記コンテンツの前記再生経過時間以後のデータを受信して再生するよう制御するステップと;
    を実行させるためのプログラム。
  47. サーバ装置又は他の再生装置と有線または無線で接続された再生装置を構成するコンピュータに:
    前記サーバ装置からコンテンツを受信して、当該コンテンツを再生するステップと;
    前記コンテンツの再生中に、前記他の再生装置から再生情報の送信要求を受信するステップと;
    前記再生情報の送信要求の受信に応じて、前記再生中のコンテンツの属性情報と再生経過時間とを含む再生情報を、前記他の再生装置に送信するステップと;
    を実行させるためのプログラム。
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