JP2008138797A - ロックアップ装置およびそれを備えた流体式トルク伝達装置 - Google Patents

ロックアップ装置およびそれを備えた流体式トルク伝達装置 Download PDF

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Abstract

【課題】流体式トルク伝達装置のロックアップ装置の破損を防止する。
【解決手段】ロックアップ装置7は、ダンパー機構9と、ピストン75と、第1摩擦プレート70と、第2摩擦プレート71と、を備えている。ピストン75は、タービン22に対して回転可能にかつ軸方向に移動可能に設けられ、ダンパー機構9のドリブンプレート72に対してトルクを入力可能である。第1摩擦プレート70は、ピストン75からトルクが入力される部分とは異なる部分を介してドリブンプレート72に対してトルクを入力可能である。
【選択図】図2

Description

本発明は、流体式トルク伝達装置のロックアップ装置、特に、フロントカバーとピストンとが連結されたロックアップ装置に関する。
流体式トルク伝達装置として、トルクコンバータが知られている。トルクコンバータは、3種の羽根車(インペラー、タービン、ステータ)を内部に有し、内部の作動油を介してトルクを伝達する。このようなトルクコンバータには、ロックアップ装置が設けられていることが多い。
ロックアップ装置は、タービンとフロントカバーとによって形成された流体室のうちタービンとフロントカバーとの間の空間に配置されており、フロントカバーとタービンとを機械的に連結することでフロントカバーからタービンにトルクを直接伝達するための機構である。
このロックアップ装置には、許容伝達トルクを高めるために、3面の摩擦面が設けられているものが提案されている。具体的には、このロックアップ装置は、フロントカバーに押し付けられることが可能な円板状のピストンと、フロントカバーとタービンとを回転方向に弾性的に連結可能なダンパー機構と、から構成されている。
ダンパー機構は、タービンに固定されたドリブンプレートと、第1摩擦プレートが一体回転可能にかつ軸方向に移動可能に係合するドライブプレートと、ドライブプレートとドリブンプレートとを回転方向に弾性的に連結するトーションスプリングとを有している。
ロックアップ装置の連結時においては、油圧によりピストンがフロントカバー側へ移動し、ピストンとフロントカバーとが摩擦係合する。この結果、トルクがフロントカバーから摩擦プレートに伝達され、さらにトーションスプリングを介してタービンに伝達される。トーションスプリングは、ドライブプレートとドリブンプレートとの間で回転方向に圧縮され、捩り振動を吸収し減衰させる。
一方、ロックアップ装置の連結解除時においては、油圧によりピストンがタービン側へ移動し、フロントカバーおよびピストンの摩擦係合が解除される。この結果、トルクはロックアップ装置を介して伝達されず、インペラーからタービンへ流体を介してトルクが伝達される。
特開2003−65421号公報
この種のロックアップ装置では、トルク伝達容量を大きくするために、摩擦面の数を増やした構造が提案されている。ここで、図8を用いて摩擦面の数を増やしたロックアップ装置107について説明する。
図8に示すように、このロックアップ装置107は主に、ピストン175と、第1摩擦プレート170と、フロントカバー111に一体回転可能にかつ軸方向に移動可能に設けられた第2摩擦プレート171と、第1摩擦プレート170からトルクが入力されるダンパー機構109と、から構成されている。ロックアップ装置107は3面の摩擦面を有している。
第1摩擦プレート170は、軸方向に延びる筒状部154を有している。筒状部154には複数の切欠部155が形成されている。ダンパー機構109のドライブプレート172には半径方向外側へ延びる複数の係合部180が形成されている。係合部180は切欠部155に挿入されている。ピストン175の外周側には複数の切欠部176が形成されている。筒状部154は切欠部176を軸方向に貫通している。
ピストン175が油圧によりフロントカバー111側へ移動すると、フロントカバー111とピストン175との間に第1摩擦プレート170および第2摩擦プレート171が狭持される。これにより、第1摩擦プレート170からダンパー機構109へトルクが入力される。また、ピストン175からダンパー機構109へ筒状部154を介してトルクが入力される。
しかし、摩擦面が増えてトルク伝達容量が増加すると、それに伴い第1摩擦プレート170とドライブプレート172との係合部分の負荷が高くなる。図8に示すように、このロックアップ装置107では、ダンパー機構109のトルク入力部分が筒状部154および係合部180のみにより構成されている。このため、この係合部分の強度が低い場合は破損するおそれがあり好ましくない。
本発明の課題は、流体式トルク伝達装置のロックアップ装置の破損を防止することにある。
第1の発明に係るロックアップ装置は、トルクが入力されるフロントカバーと、フロントカバーに固定され作動流体が充填された流体室を形成するインペラーと、インペラーに対向して配置されたタービンとを含む流体式トルク伝達装置に用いられる。ロックアップ装置は、フロントカバーとタービンとの間の空間に配置され、フロントカバーとタービンとを機械的に接続するための装置であって、ダンパー機構と、ピストンと、第1摩擦プレートと、第2摩擦プレートと、を備えている。ダンパー機構はフロントカバーとタービンとを回転方向に弾性的に連結可能である。ピストンは、タービンに対して回転可能にかつ軸方向に移動可能に設けられ、ダンパー機構側の部材に対してトルクを入力可能である。第1摩擦プレートは、ピストンのフロントカバー側への移動によりピストンおよびフロントカバーの軸方向間に狭持される第1摩擦部を有し、ピストンからトルクが入力される部分とは異なる部分を介してダンパー機構側の部材に対してトルクを入力可能である。第2摩擦プレートは、フロントカバーに対して一体回転可能にかつ軸方向に移動可能に設けられ、ピストンおよび第1摩擦プレートの軸方向間に配置される第2摩擦部を有している。
このロックアップ装置では、ピストンからダンパー機構へトルクが入力される部分とは異なる部分を介して、第1摩擦プレートからダンパー機構へトルクが入力される。このため、ダンパー機構のトルク入力部分の負荷が分散され、ロックアップ装置の破損を防止できる。
第2の発明に係るロックアップ装置は、第1の発明に係る装置において、第1摩擦プレートが、第1摩擦部の外周部から軸方向に延び、ダンパー機構側の部材に一体回転可能にかつ軸方向に移動可能に係合し、ピストンの外周側に配置された複数の外周突出部をさらに有している。ピストンは、環状のピストン本体と、ピストン本体の外周部から軸方向に延びダンパー機構側の部材に一体回転可能にかつ軸方向に移動可能に係合する複数の内周突出部と、を有している。内周突出部は外周突出部の内周側に配置されている。
第3の発明に係るロックアップ装置は、第2の発明に係る装置において、ダンパー機構が、外周突出部および内周突出部と係合するドライブ部材と、タービンに固定されドライブ部材に対して相対回転可能に配置されたドリブン部材と、ドライブ部材およびドリブン部材を回転方向に弾性的に連結する弾性部材と、を有している。
第4の発明に係るロックアップ装置は、第3の発明に係る装置において、ドライブ部材が、環状の本体部と、本体部から半径方向外側へ延び内周突出部と回転方向に噛み合う複数の第1当接部と、本体部から半径方向外側へ延び外周突出部と回転方向に噛み合う複数の第2当接部と、を有している。
第5の発明に係るロックアップ装置は、第4の発明に係る装置において、外周突出部の回転方向寸法は、内周突出部の回転方向寸法よりも大きい。
第6の発明に係るロックアップ装置は、第5の発明に係る装置において、外周突出部は、第1当接部の外周側に配置されており、第1当接部によりドライブ部材に対して位置決めされている。
第7の発明に係るロックアップ装置は、第6の発明に係る装置において、外周突出部が半径方向に貫通する孔を有している。
第8の発明に係るロックアップ装置は、第4から第7のいずれかの発明に係る装置において、第1当接部は半径方向外側に形成された切欠部を有している。外周突出部と第1当接部との半径方向間には切欠部により軸方向に連通する油路が形成されている。
第9の発明に係るロックアップ装置は、第4から第8のいずれかの発明に係る装置において、隣り合う第1当接部の回転方向間には内周突出部と第2当接部とが交互に配置されている。
第10の発明に係る流体式トルク伝達装置は、エンジンからのトルクをトランスミッション側へ伝達するための流体式トルク伝達装置であって、トルクが入力されるフロントカバーと、フロントカバーに固定され作動流体が充填された流体室を形成するインペラーと、インペラーに対向して配置されたタービンと、第1から第9のいずれかの発明に係るロックアップ装置と、を備えている。
これにより、ロックアップ装置の破損を防止できる。
本発明に係るロックアップ装置および流体式トルク伝達装置では、上記の構成により、破損を防止できる。
以下、図面に基づいて、本発明のロックアップ装置7に係る実施形態について説明する。ここでは、ロックアップ装置7が搭載されたトルクコンバータ1を例に説明する。
(1)トルクコンバータの基本構成
図1を用いてトルクコンバータ1の基本構成について説明する。図1にトルクコンバータ1の縦断面概略図、図2にダンパー機構9の部分平面図を示す。トルクコンバータ1は、エンジンのクランクシャフト(図示せず)からトランスミッションの入力シャフト(図示せず)にトルクを伝達するための装置である。図1の左側に図示しないエンジンが配置され、図1の右側に図示しないトランスミッションが配置されている。図1に示す線O−Oは、トルクコンバータ1の回転軸である。図9において左半分の図は第2ドライブプレート59を省略した図である。
トルクコンバータ1は、主に、エンジン側の部材(図示せず)が連結されるフロントカバー11と、3種の羽根車(インペラー21、タービン22、ステータ23)と、ロックアップ装置7と、を備えている。フロントカバー11とインペラー21とにより流体室が形成されている。流体室は作動油で満たされている。流体室は、インペラー21、タービン22およびステータ23によって囲まれたトーラス形状の流体作動室6と、ロックアップ装置7が配置された環状の空間8と、に分割されている。
フロントカバー11の外周部には、トランスミッション側に延びる外周筒状部11aが形成されている。この外周筒状部11aの先端にインペラー21のインペラーシェル26の外周縁が溶接等によって固定されている。そして、フロントカバー11とインペラー21とによって、内部に作動油が充填された流体室が形成されている。
インペラー21は、主に、インペラーシェル26と、その内側に固定された複数のインペラーブレード27と、インペラーシェル26の内周部に溶接等によって固定されたインペラーハブ28とから構成されている。
タービン22は、流体室内でインペラー21に軸方向に対向して配置されている。タービン22は、主に、タービンシェル30と、そのインペラー21側の面に固定された複数のタービンブレード31と、タービンシェル30の内周縁に固定されたタービンハブ32とから構成されている。タービンハブ32は、フランジ部32aとボス部32bとから構成されている。タービンシェル30とタービンハブ32とは、ダンパー機構9のドリブンプレート73とともに、複数のリベット33によってタービンハブ32のフランジ部32aに固定されている。また、タービンハブ32のボス部32bの内周面には、入力シャフト(図示せず)に係合するスプラインが形成されている。タービンハブ32は入力シャフトと一体回転する。
ステータ23は、インペラー21の内周部とタービン22の内周部との軸方向間に設置されており、タービン22からインペラー21に戻る作動油の流れを整流するための機構である。ステータ23は主に、環状のステータキャリア35と、ステータキャリア35の外周面に設けられた複数のステータブレード36と、から構成されている。ステータキャリア35は、ワンウェイクラッチ37を介して筒状の固定シャフト39に支持されている。固定シャフト39は、入力シャフトの外周面とインペラーハブ28の内周面との間を軸方向トランスミッション側に向かって延びている。
フロントカバー11とボス部32bとの間には、第1スラストベアリング41が配置されており、タービン22の回転によって発生するスラスト力を受けている。フランジ部32aの内周部とステータ23と内周部(具体的にはリテーナ38)との間には、第2スラストベアリング42が配置されている。ステータキャリア35とインペラーハブ28との軸方向間には、第3スラストベアリング43が配置されている。
(2)ロックアップ装置の構造
図1に示すように、ロックアップ装置7は、タービン22とフロントカバー11との間の空間8に配置されており、必要に応じて両者を機械的に連結するための機構である。ロックアップ装置7は、クラッチ機能およびダンパー機能を有しており、主に、第1摩擦プレートとしての第1クラッチプレート70と、第2摩擦プレートとしての第2クラッチプレート71と、ピストン75と、ダンパー機構9と、から構成されている。
第1クラッチプレート70は、摩擦係合によりトルクを伝達するための部材であり、ダンパー機構9のドライブプレート72(後述)に対して一体回転可能にかつ軸方向に移動可能に設けられている。具体的には、ドライブプレート72は主に、第1プレート51と、第1摩擦部としての2枚の摩擦部材52と、から構成されている。連結時において、摩擦部材52はピストン75とフロントカバー11との間に狭持される。第1クラッチプレート70の詳細については後述する。
第2クラッチプレート71は、摩擦係合によりトルクを伝達するための部材であり、フロントカバー11に一体回転可能にかつ軸方向に移動可能に設けられている。具体的には、第2クラッチプレート71は主に、第2摩擦部としての環状の第2本体部71aと、第2本体部71aから半径方向内側へ延びる複数の第1突起71bと、から構成されている。フロントカバー11には第2クラッチプレート71と回転方向に係合する環状のプレート12が固定されている。第1突起71bはプレート12の外周側に形成された複数の第2突起12aと噛み合っている。これにより、第2クラッチプレート71はプレート12およびフロントカバー11と一体回転する。連結時において、第2本体部71aはピストン75とフロントカバー11との間に狭持される。
ピストン75は、ロックアップ装置7の連結および連結解除を操作するための部材であり、ダンパー機構9のドライブプレート72(後述)に対して一体回転可能にかつ軸方向に移動可能に設けられている。ピストン75は、フロントカバー11とダンパー機構9との軸方向間に配置されており、タービンハブ32により回転可能にかつ軸方向に移動可能に支持されている。ピストン75は、作動流体の圧力に応じて軸方向に移動可能であり、第1クラッチプレート70および第2クラッチプレート71をフロントカバー11に押し付けおよび押し付け解除可能である。ピストン75の詳細については後述する。
ダンパー機構9は、捩り振動を吸収および減衰するための機構であり、フロントカバー11とタービン22とを回転方向に弾性的に連結可能である。具体的には、ダンパー機構9は主に、トルクが入力されるドライブプレート72と、トルクをタービンハブ32に伝達するためのドリブンプレート73と、捩り振動を吸収および減衰するための第1トーションスプリング74aおよび第2トーションスプリング74bと、から構成されている。
ドライブプレート72は、第1クラッチプレート70およびピストン75からトルクが入力される部材であり、主に、第1ドライブプレート58と、第2ドライブプレート59と、から構成されている。第1ドライブプレート58および第2ドライブプレート59は複数のピン部材34および複数のリベット44により連結されている。第1ドライブプレート58および第2ドライブプレート59は第1トーションスプリング74aおよび第2トーションスプリング74bを保持している。ドライブプレート72の詳細については後述する。
ドリブンプレート73は、ダンパー機構9の出力部材であり、内周部がリベット33によりタービンハブ32のフランジ部32aに固定されている。第1ドライブプレート58および第2ドライブプレート59の軸方向間に配置されている。ドリブンプレート73は、ドライブプレート72に対して一定の範囲内で回転可能である。
ドライブプレート72およびドリブンプレート73は、第1トーションスプリング74aおよび第2トーションスプリング74bにより回転方向に弾性的に連結されている。第1トーションスプリング74aおよび第2トーションスプリング74bは並列に配置されている。
(3)ダンパー機構9のトルク入力部分の構成
ここで、図1〜図6を用いてダンパー機構9のトルク入力部分の構成について詳細に説明する。図3に図2のA−A断面図、図4に図2のB−B断面図、図5に図2のC−C断面図、図6に第1クラッチプレート70およびピストン75の外周側から見た図を示す。
(a)第1クラッチプレート70
第1クラッチプレート70は、フロントカバー11からダンパー機構9へトルクを伝達する機能を有している。具体的には図3に示すように、第1クラッチプレート70の第1プレート51は、摩擦部材52が固定される第1本体部53と、第1本体部53の外周部から軸方向に延びる外周筒状部54と、を有している。
図2および図7に示すように、外周筒状部54には複数の第1切欠部55が形成されている。第1切欠部55は回転方向に等間隔に配置されている。第1切欠部55により、第1本体部53の外周部から軸方向に延びる複数の外周突出部56が形成される。外周突出部56はドライブプレート72の第1外周係合部58cおよび第2外周係合部59c(後述)の間に軸方向に挿入されている。外周突出部56は第1外周係合部58cおよび第2外周係合部59cと回転方向に当接可能である。これにより、ロックアップ装置7の連結時においては外周突出部56を介してダンパー機構9にトルクが入力される。
図4および図7に示すように、外周突出部56には半径方向に貫通する複数の第1孔57が形成されている。第1孔57により摩擦部分周辺の作動油の流れを円滑にするための油路が形成されている。摩擦部分(詳細には後述する摩擦部材63)周辺の作動油は第1孔57を通って外周筒状部54と外周筒状部11aとの間を軸方向に流れる。第1孔57は回転方向に長く延びている。第1孔57の回転方向の長さは後述する内周突出部66の回転方向長さよりも長い。これにより、回転方向の広範囲にわたって、摩擦部分の作動油が円滑にタービン22側へ流れ、摩擦部分の冷却効果の低下を防止できる。
(a)ピストン75
ピストン75は、第1クラッチプレート70とともに、フロントカバー11からダンパー機構9にトルクを伝達する機能を有している。具体的には図3に示すように、ピストン75は主に、ピストン本体61と、ピストン本体61の外周部から軸方向に延びる内周筒状部64と、ピストン本体61に固定された摩擦部材63と、を有している。
図2および図7に示すように、内周筒状部64には複数の第2切欠部65が形成されている。第2切欠部65は回転方向に等間隔に配置されている。第2切欠部65により、ピストン本体61の外周部から軸方向に延びる複数の内周突出部66が形成されている。内周突出部66はドライブプレート72の第1内周係合部58bおよび第2内周係合部59b(後述)の間に軸方向に挿入されている。内周突出部66は第1内周係合部58bおよび第2内周係合部59bと回転方向に当接可能である。これにより、ロックアップ装置7の連結時においては内周突出部66を介してダンパー機構9にトルクが入力される。
図2および図7に示すように、第2切欠部65の回転方向の長さは、第1クラッチプレート70の第1切欠部55の回転方向の長さよりも長い。内周突出部66の回転方向の長さは、第1クラッチプレート70の外周突出部56の回転方向の長さよりも短い。ダンパー機構9が中立状態(トルクが入力されていない状態)においては、内周突出部66の回転方向の中心位置は、外周突出部56の回転方向の中心位置とほぼ一致している。
図2に示すように、内周突出部66は外周突出部56の半径方向内側に配置されている。具体的には、内周突出部66はピストン本体61を介してタービンハブ32により半径方向に位置決めされている。第1クラッチプレート70は、ドライブプレート72の第1内周係合部58bおよび第2内周係合部59bにより半径方向に支持されており、第1内周係合部58bおよび第2内周係合部59bにより半径方向に位置決めされている。内周突出部66と外周突出部56との半径方向間には隙間が確保されている。内周突出部66と外周突出部56との間には、この隙間により環状の空間S1が形成されている。摩擦部分周辺の作動油は空間S1を軸方向に流れる。
(c)ドライブプレート72
図2に示すように、ドライブプレート72の第1ドライブプレート58および第2ドライブプレート59は、第1クラッチプレート70およびピストン75に回転方向に係合している。
具体的には図2、図3および図6に示すように、第1ドライブプレート58は主に、環状の第1ドライブ本体部58aと、第1当接部としての複数の第1内周係合部58bと、第2当接部としての複数の第1外周係合部58cと、を有している。第1内周係合部58bは第1ドライブ本体部58aから半径方向外側に延びている。第1外周係合部58cは、第1ドライブ本体部58aから半径方向外側に延びており、第2ドライブプレート59側に折り曲げられている。第1外周係合部58cの半径方向の長さは、第1内周係合部58bの半径方向の長さよりも長い。第1内周係合部58bは、外周突出部56の内周面と当接あるいは近接している。第1内周係合部58bと第1外周係合部58cとの回転方向間には、作動油の流路を確保するために隙間S4が形成されている。
第2ドライブプレート59は主に、環状の第2ドライブ本体部59aと、第1当接部としての複数の第2内周係合部59bと、第2当接部としての複数の第2外周係合部59cと、を有している。第2内周係合部59bは第2ドライブ本体部59aから半径方向外側に延びている。第2外周係合部59cは、第2ドライブ本体部59aから半径方向外側に延びており、第1ドライブプレート58側に折り曲げられている。第2外周係合部59cの半径方向の長さは、第2内周係合部59bの半径方向の長さよりも長い。第2内周係合部59bは、外周突出部56の内周面と当接あるいは近接している。
第1内周係合部58bおよび第2内周係合部59bは隙間S2を介して軸方向に対向して配置されている(図3)。第1内周係合部58bは第2内周係合部59bと同形状である。隣り合う第1内周係合部58bの間にはピストン75の内周突出部66が軸方向に挿入されている(図2)。内周突出部66と第1内周係合部58bとは回転方向に当接可能である。内周突出部66と第2内周係合部59bとの関係は第1内周係合部58bの場合と同様である。また、摩擦部分の作動油がタービン22側に流れやすくなるように、第1内周係合部58bおよび第2内周係合部59bには第1切欠部58dおよび第2切欠部59dが形成されている(図2、図5)。
第1外周係合部58cおよび第2外周係合部59cは、軸方向に当接しており、リベット44により連結されている(図2、図6)。第1外周係合部58cは第2外周係合部59cと同形状である。隣り合う第1外周係合部58cの間には第1クラッチプレート70の外周突出部56が軸方向に挿入されている(図2)。外周突出部56と第2外周係合部59cとは回転方向に当接可能である。外周突出部56と第2外周係合部59cとの関係は第1外周係合部58cの場合と同様である。
第1外周係合部58cおよび内周突出部66は、隣り合う第1内周係合部58bの間に交互に配置されている。第1外周係合部58cおよび第2外周係合部59cの半径方向の長さは、第1内周係合部58bおよび第2内周係合部59bの半径方向の長さよりも長い。第1ドライブ本体部58aおよび第2ドライブ本体部59aと同様に、第1内周係合部58bと第2内周係合部59bとの軸方向間には隙間S2が確保されている。このため、第1クラッチプレート70の支持点の軸方向距離が長くなり、第1クラッチプレート70の姿勢が安定する。第1外周係合部58cおよび第2外周係合部59cは軸方向に当接した状態でリベット44により連結されている。このため、第1外周係合部58cおよび第2外周係合部59cの強度が向上する。
(d)まとめ
以上の構成をまとめると、第1クラッチプレート70の外周突出部56は第1外周係合部58cおよび第2外周係合部59cと噛み合っている。ピストン75の内周突出部66は第1内周係合部58bおよび第2内周係合部59bと噛み合っている。第1クラッチプレート70からのトルクは第1外周係合部58cおよび第2外周係合部59cを介してドライブプレート72に入力され、ピストン75からのトルクは第1内周係合部58bおよび第2内周係合部59bを介してドライブプレート72に入力される。すなわち、このロックアップ装置7では、第1クラッチプレート70からトルクが入力される部分と、ピストン75からトルクが入力される部分と、がダンパー機構9において異なる。
(4)トルクコンバータの動作
図1を用いて、トルクコンバータ1の動作について説明する。
ロックアップ装置7の連結時においては、油圧によりピストン75がフロントカバー11側へ移動し、ピストン75とフロントカバー11との間に第1クラッチプレート70および第2クラッチプレート71が狭持される。この結果、フロントカバー11および第2クラッチプレート71から第1クラッチプレート70およびピストン75にトルクが伝達され、第1クラッチプレート70およびピストン75がフロントカバー11と一体回転する。
第1クラッチプレート70およびピストン75に伝達されたトルクは、外周突出部56および内周突出部66を介してドライブプレート72に入力される。具体的には、第1クラッチプレート70およびピストン75がフロントカバー11と一体回転すると、外周突出部56が第1外周係合部58cおよび第2外周係合部59cを回転方向に押圧する。他方、内周突出部66が第1内周係合部58bおよび第2内周係合部59bを回転方向に押圧する。この結果、ドライブプレート72にトルクが入力される。これにより、ダンパー機構9を介してタービンハブ32にトルクが伝達される。フロントカバー11に捩り振動が入力された場合、ダンパー機構9により捩り振動が吸収および減衰させる。
一方、ロックアップ装置7の連結解除時においては、油圧によりピストン75がタービン22側へ移動し、第1クラッチプレート70および第2クラッチプレート71の狭持が解除される。この結果、第1クラッチプレート70およびピストン75がフロントカバー11に対して回転可能となる。この場合、トルクはロックアップ装置7を介して伝達されず、インペラーハブ28からタービン22へ流体を介してトルクが伝達される。
以上のように、トルクコンバータ1では、流体を介して、またはロックアップ装置7を介して直接的に、エンジンからトランスミッションへトルクを伝達することができる。
(5)作動油の流れ
ロックアップ装置7の連結解除時においては、フロントカバー11とピストン75との軸方向間に形成される環状の空間S3(図1)に内周側から作動油が供給され、空間S3の圧力が高くなる。この結果、ピストン75がタービン22側へ移動し、第1クラッチプレート70および第2クラッチプレート71の狭持が解除される。このとき、摩擦部材52,63の温度は摩擦熱により高くなっている。このため、摩擦部材52,63周辺に作動油を流して、摩擦部材52,63の冷却を図ることが好ましい。
このロックアップ装置7では、フロントカバー11と第2クラッチプレート71との間の作動油は、第1クラッチプレート70と外周側の空間を通ってタービン22側へ流れる。第1クラッチプレート70と第2クラッチプレート71との間の作動油は、主に、外周突出部56に形成された第1孔57を通ってタービン22側へ流れる(図4)。第1内周係合部58bおよび第2内周係合部59bが配置されている領域については、第1切欠部58dおよび第2切欠部59dを通って作動油はタービン22側へ流れる(図3)。第1外周係合部58cおよび第2外周係合部59cが配置されている領域については、隙間S4(第2内周係合部59bと第2外周係合部59cとの半径方向間に形成された空間)を通って、作動油はタービン22側へ流れる。
このように、このロックアップ装置7では、外周突出部56および内周突出部66が半径方向に近接して配置されていたり、あるいは第2クラッチプレート71の外周側が第1クラッチプレート70により覆われていても、作動油の流れが阻害されず、摩擦部材52,63の冷却効果の低下を防止できる。
(6)作用効果
ロックアップ装置7の作用効果について以下にまとめる。
(a)
このロックアップ装置7では、第1クラッチプレート70とドライブプレート72との係合部分(外周突出部56、第1外周係合部58c、第2外周係合部59c)と、ピストン75とドライブプレート72との係合部分(内周突出部66、第1内周係合部58b、第2内周係合部59b)と、がダンパー機構9において異なる。このため、ダンパー機構9のトルク入力部分の負荷が従来に比べて分散される。これにより、ロックアップ装置7の破損を防止できる。
(b)
このロックアップ装置7では、第1クラッチプレート70に第1孔57が形成されており、ドライブプレート72に第1切欠部58dおよび第2切欠部59dが形成されている。この結果、摩擦部材52,63周辺の作動油が円滑にタービン22側へ排出される。これより、このロックアップ装置7では、作動油の流れが阻害されず、摩擦部材52,63の冷却効果の低下を防止できる。
(c)
ピストン75の外周部に内周筒状部64が形成されている。このため、ピストン75の外周部の剛性が従来に比べて高くなり、摩擦部材63を均一に押圧可能となる。
(7)その他の実施形態
本発明の具体的な構成は、前述の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更および修正が可能である。
トルクコンバータの縦断面概略図 ダンパー機構の部分断面図 図2のA−A断面図 図2のB−B断面図 図2のC−C断面図 図2のD−D断面図 第1クラッチプレートおよびピストンの半径方向から見た図 従来のロックアップ装置の部分断面図
符号の説明
1 トルクコンバータ(流体式トルク伝達装置)
7 ロックアップ装置
9 ダンパー機構
11 フロントカバー
54 外周筒状部
55 第1切欠部
56 外周突出部
57 第1孔(孔)
58 第1ドライブプレート
58a 第1ドライブ本体部
58b 第1内周係合部(第1当接部)
58c 第1外周係合部(第2当接部)
58d 第1切欠部(切欠部)
59 第2ドライブプレート
59a 第2ドライブ本体部
59b 第2内周係合部(第1当接部)
59c 第2外周係合部(第2当接部)
59d 第2切欠部(切欠部)
64 内周筒状部
65 第2切欠部
66 内周突出部
70 第1クラッチプレート(第1摩擦プレート)
71 第2クラッチプレート(第2摩擦プレート)
72 ドライブプレート(ドライブ部材、ダンパー機構側の部材)
73 ドリブンプレート(ドリブン部材)
74a、74b 第1および第2トーションスプリング(弾性部材)
75 ピストン

Claims (10)

  1. トルクが入力されるフロントカバーと、前記フロントカバーに固定され作動流体が充填された流体室を形成するインペラーと、前記インペラーに対向して配置されたタービンとを含む流体式トルク伝達装置において、前記フロントカバーと前記タービンとの間の空間に配置され、前記フロントカバーと前記タービンとを機械的に接続するためのロックアップ装置であって、
    前記フロントカバーと前記タービンとを回転方向に弾性的に連結可能なダンパー機構と、
    前記タービンに対して回転可能にかつ軸方向に移動可能に設けられ、前記ダンパー機構側の部材に対してトルクを入力可能なピストンと、
    前記ピストンの前記フロントカバー側への移動により前記ピストンおよびフロントカバーの軸方向間に狭持される第1摩擦部を有し、前記ピストンからトルクが入力される部分とは異なる部分を介して前記ダンパー機構側の部材に対してトルクを入力可能な第1摩擦プレートと、
    前記フロントカバーに対して一体回転可能にかつ軸方向に移動可能に設けられ、前記ピストンおよび第1摩擦プレートの軸方向間に配置される第2摩擦部を有する第2摩擦プレートと、
    を備えたロックアップ装置。
  2. 前記第1摩擦プレートは、前記第1摩擦部の外周部から軸方向に延び、前記ダンパー機構側の部材に一体回転可能にかつ軸方向に移動可能に係合し、前記ピストンの外周側に配置された複数の外周突出部をさらに有しており、
    前記ピストンは、環状のピストン本体と、前記ピストン本体の外周部から軸方向に延び前記ダンパー機構側の部材に一体回転可能にかつ軸方向に移動可能に係合する複数の内周突出部と、を有しており、
    前記内周突出部は、前記外周突出部の内周側に配置されている、
    請求項1に記載のロックアップ装置。
  3. 前記ダンパー機構は、前記外周突出部および内周突出部と係合するドライブ部材と、前記タービンに固定され前記ドライブ部材に対して相対回転可能に配置されたドリブン部材と、前記ドライブ部材およびドリブン部材を回転方向に弾性的に連結する弾性部材と、を有している、
    請求項2に記載のロックアップ装置。
  4. 前記ドライブ部材は、環状の本体部と、前記本体部から半径方向外側へ延び前記内周突出部と回転方向に噛み合う複数の第1当接部と、前記本体部から半径方向外側へ延び前記外周突出部と回転方向に噛み合う複数の第2当接部と、を有している、
    請求項3に記載のロックアップ装置。
  5. 前記外周突出部の回転方向寸法は、前記内周突出部の回転方向寸法よりも大きい、
    請求項4に記載のロックアップ装置。
  6. 前記外周突出部は、前記第1当接部の外周側に配置されており、前記第1当接部により半径方向に位置決めされている、
    請求項5に記載のロックアップ装置。
  7. 前記外周突出部は、半径方向に貫通する孔を有している、
    請求項6に記載のロックアップ装置。
  8. 前記第1当接部は、半径方向外側に形成された切欠部を有しており、
    前記外周突出部と前記第1当接部との半径方向間には、前記切欠部により軸方向に連通する油路が形成されている、
    請求項4から7のいずれかに記載のロックアップ装置。
  9. 隣り合う前記第1当接部の回転方向間には、前記内周突出部と前記第2当接部とが交互に配置されている、
    請求項4から8のいずれかに記載のロックアップ装置。
  10. エンジンからのトルクをトランスミッション側へ伝達するための流体式トルク伝達装置であって、
    トルクが入力されるフロントカバーと、
    前記フロントカバーに固定され作動流体が充填された流体室を形成するインペラーと、
    前記インペラーに対向して配置されたタービンと、
    請求項1から9のいずれかに記載のロックアップ装置と、
    を備えた流体式トルク伝達装置。
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