JP2008135086A - 信号処理装置及び光ディスク再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安定したトラッキングエラー信号を生成できるようにする。
【解決手段】3ビーム方式TE信号生成回路121によって、3ビーム方式によるトラッキングエラー信号(3ビーム方式トラッキングエラー信号)を生成し、DPD方式TE信号生成回路122によって、DPD方式によるトラッキングエラー信号(DPD方式トラッキングエラー信号)を生成する。TE信号変動検出回路129によって、3ビーム方式トラッキングエラー信号の変動を検出する。そして、TE信号生成方式切り替え回路130で、初期状態では、3ビーム方式トラッキングエラー信号を選択して出力し、TE信号変動検出回路129が変動を検出した場合に、DPD方式トラッキングエラー信号を選択して出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーザー光等を用い、円盤状の記録媒体に対して、光学的な情報を再生する光ディスク再生装置において、トラッキングエラー信号を生成する信号処理装置に関するものである。
近年、オーディオ等の情報再生装置として、例えばCD(Compact Disc)、MD(Mini Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などのデジタルメディアを用いた光ディスク再生装置が広く普及している。
光ディスク再生装置において正確にディスク上の情報を読み出すためには、光ピックアップから照射されてディスク上で焦点を結んだレーザー光が、ディスクの信号が記録されているトラック上を正確に追従する必要がある。そのため、光ディスク再生装置は、光ピックアップの位置を制御するためにフォーカスサーボ制御機能、トラッキングサーボ制御機能を備えている。
フォーカスサーボ制御は、ディスク信号面に対して垂直方向に、また、トラッキングサーボ制御はディスク信号面に対して水平方向に光ピックアップの位置を制御する。
光ディスク再生装置におけるトラッキング方法としては、3ビーム法や、DPD(Differential Phase Detection)法(例えば、特許文献1を参照)等の種々のトラッキング方法が知られている。
図24は、3ビーム法によるトラッキング方法を説明する図である。3ビーム法では、トラック上の信号を読取るためのメインビームである0次光の前後に、2つのサブビームである±1次光がトラックを挟み込んだ状態で配置されている。メインビーム及びサブビームによる反射光は、各々フォトディテクタ(PD)により受光される。
フォトディテクタは、+1次光用の受光素子901と、−1次光用の受光素子903と、4分割された0次光用の受光素子902とから構成されている。
受光素子901と受光素子903の出力が、差動増幅器904の非反転入力端子及び反転入力端子に取り込まれると、その減算結果がトラッキングエラー信号(以下、TE信号という)として出力される。
ここで、差動増幅器904の出力がプラスの場合のトラック上のビームスポットは、図24の(b)の状態となる。同様に、その出力がマイナスの場合の、トラック上のビームスポットは図24の(c)の状態となり、その出力が0の場合のトラック上のビームスポットは、図24の(a)の状態となる。すなわち、これらの検出結果により、ビームスポットがトラックのどちら側にずれているかの情報とずれ量の情報とが得られる。
一方、1ビームによってTE信号を得るものとして、DPD法がある。図25は、DPD法によるトラッキング方法を説明する図である。
DPD法は、トラックの接線方向に沿って平行な境界線とこれに直交する境界線とによって4分割された受光素子A,B,C,Dのうち、対角和信号である(A+C)及び(B+D)の位相差Δtを検出し、両者の位相差に比例した大きさの電圧であるトラッキング誤差電圧を得るものである。
DPD法は、3ビーム法のように光の強度分布の変化によってTE信号を得るものとは異なり、対角和信号の位相差に応じてTE信号を得るようにしたものであるため、光ディスクの傾きに伴ったDCオフセットに対して強いという利点を有している。
しかし、DPD法では、ピット深さによってTE信号の品質が変動することがあるため、ピット深さが規定されていないCDメディアのトラッキング方法としては3ビーム法が使用されている。
ところで、上述のような光ディスク再生装置は、図26に示すように、支持シャフト913に平行な対物レンズ915の移動軌跡の延長線が、スピンドル軸911の軸心912と交差しない状態となっていると、光ディスク910に正確に情報信号を記録し、あるいは光ディスクに記録された情報信号を正確に再生することができない。
すなわち、対物レンズ915の移動軌跡の延長線とスピンドル軸911の軸心912とが交差しないと、光ピックアップ装置914が光ディスク910の内外周に亘って移動操作されたときに、光ピックアップ装置914に対する、光ディスク910に形成される記録トラックの接線の方向が変化することになる。
対物レンズ915が対向している位置における記録トラックの接線の方向は、スピンドル軸911の軸心912を通る光ピックアップ装置914の移動軌跡に平行な直線と、スピンドル軸911の軸心912と対物レンズ915の光軸とを結ぶ直線との角度に応じて変化する。そのため、3ビームとトラックの関係は、例えば、対物レンズ915が図26の位置P1、位置P2、又は位置P3の位置にある時は、それぞれ図26の(a)、図26の(b)、図26の(c)のようになる。これにより、対物レンズ915の位置によって反射光が変化する。
特に、光ピックアップ装置914が3ビーム方式によってTE信号を生成するように構成されたものである場合には、良好なTE信号が得られずトラック追従ができない。そのため、光ディスク910に記録された情報信号を正確に再生することができなくなる。偏芯ディスクやトラックピッチの狭いディスクでは、特に上記の影響が顕著にあらわれる。
これに対しては、対物レンズ915の移動軌跡の延長線とスピンドル軸911の軸心とを交差させるいわゆるタンジェンシャル調整を行うために、支持シャフト913の取り付け位置を調整するように構成された光ディスク再生装置がある(例えば、特許文献2を参照)。
特公平2−56734号公報 特開平4−328333号公報
しかしながら、特許文献2のようにして、支持シャフト913の取り付け位置を調整する作業は煩雑であり、容易には正確なタンジェンシャル調整を行うことができないという問題がある。
本発明は上記の問題に着目してなされたものであり、安定したトラッキングエラー信号を生成できるようにすることを目的としている。
前記の課題を解決するため、トラッキングエラー信号を生成する際に、初期状態では、3ビーム方式によりトラッキングエラー信号を生成し、トラッキングエラー信号の劣化、変動を検出した場合に、トラッキングエラー信号の生成方式を3ビーム方式からDPD方式へと切り替えるようにした。
本発明の一態様は、
3ビーム方式によるトラッキングエラー信号である3ビーム方式トラッキングエラー信号を生成する3ビーム方式TE信号生成回路と、
DPD方式によるトラッキングエラー信号であるDPD方式トラッキングエラー信号を生成するDPD方式TE信号生成回路と、
前記3ビーム方式トラッキングエラー信号の変動を検出するTE信号変動検出回路と、
前記3ビーム方式トラッキングエラー信号及び前記DPD方式トラッキングエラー信号が入力されており、初期状態では、前記3ビーム方式トラッキングエラー信号を選択して出力し、前記TE信号変動検出回路が変動を検出した場合に、前記DPD方式トラッキングエラー信号を選択して出力するTE信号生成方式切り替え回路と、
を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、安定したトラッキングエラー信号を生成することが可能になる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の各実施形態の説明において、一度説明した構成要素と同様の機能を有する構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
《発明の実施形態1》
図1は、本発明の実施形態1に係る光ディスク再生装置100の構成を示すブロック図である。光ディスク再生装置100は、図1に示すように、光ピックアップ110、信号処理装置120、及び光ピックアップ駆動装置140を備えている。
(光ピックアップ110の構成)
光ピックアップ110は、光ディスク10上に放射されたレーザー光の反射光を、電圧データに変換するようになっている。具体的には、光ピックアップ110は、集束レンズ111、アクチュエータ112、光検出器113を備えている。
集束レンズ111は、光源から光ディスク10に対して放射されたレーザー光を、光ディスク10上に集束させる。
アクチュエータ112は、フォーカス用のアクチュエータとトラッキング用のアクチュエータとを有しており、これらのアクチュエータが光ピックアップ駆動装置140に制御されて、集束レンズ111を移動させる。
光検出器113は、光ディスク10上に放射されたレーザー光の反射光を電圧データに変換する。
(信号処理装置120の構成)
信号処理装置120は、光ディスクの記録面とレーザーの集光点とのトラッキング方向の位置誤差を表す信号(以下、TE信号と呼ぶ)を出力するようになっている。より詳しくは、信号処理装置120は、初期状態では、3ビーム方式のTE信号を出力し、3ビーム方式のTE信号の変動を検出した場合に、TE信号の生成方式をDPD方式に切り替えて、TE信号を出力する。
具体的に、信号処理装置120は、3ビーム方式TE信号生成回路121、DPD方式TE信号生成回路122、FE信号生成回路123、RF信号生成回路124、OFTR信号生成回路125、OFTR信号測定回路126、TKC信号生成回路127、TKC信号測定回路128、TE信号変動検出回路129、及びTE信号生成方式切り替え回路130を備えている。
3ビーム方式TE信号生成回路121は、TE信号を3ビーム方式で生成するようになっている。3ビーム方式TE信号生成回路121によって生成されたTE信号を3ビーム方式TE信号と呼ぶことにする。
DPD方式TE信号生成回路122は、TE信号をDPD方式で生成するようになっている。DPD方式TE信号生成回路122によって生成されたTE信号をDPD方式TE信号と呼ぶことにする。
FE信号生成回路123は、光ディスク10の記録面とレーザーの集光点とのフォーカス方向の位置誤差を表すフォーカスエラー信号(以下、FE信号という)を生成するようになっている。
RF信号生成回路124は、光検出器113の出力から、光ディスク10の記録面のピット情報となるRF信号を生成するようになっている。
OFTR信号生成回路125は、RF信号を所定の検出閾値によって2値化した信号であるオフトラック信号(以下、OFTR信号という)を生成するようになっている(図2を参照)。図2は、RF信号、OFTR信号、及び検出閾値の関係を示す図である。
OFTR信号測定回路126は、ディスク回転周期の間にOFTR信号がハイレベル(HI)となる回数をカウントするようになっている。
TKC信号生成回路127は、TE信号を所定の検出閾値によって2値化した信号であるトラッキングクロス信号(以下、TKC信号という)を生成するようになっている(図3を参照)。図3は、TE信号、TKC信号、及び検出閾値の関係を示す図である。
TKC信号測定回路128は、ディスク回転周期の間にTKC信号がハイレベル(HI)となる回数をカウントするようになっている。
TE信号変動検出回路129は、TE信号の変動量を検出するようになっている。本実施形態では、TE信号変動検出回路129は具体的には、DC変動検出回路129aを備えている。
DC変動検出回路129aは、3ビーム方式TE信号生成回路121が生成したTE信号のDC変動を検出すると、TE信号生成方式切り替え回路130に通知するようになっている。TE信号のDC変動の検出は、DC変動検出回路129aでは、次のように行なう。
まず、所定時間(例えばディスク1回転周期を数分割)において、3ビーム方式により生成されたTE信号の平均値を取得する(図4を参照)。図4は、所定時間における、TE信号の平均値を示す図である。
次に、前記所定時間におけるTE信号の平均電圧値の最大値と最小値との差を取得し、その差が所定の閾値を超えた場合に、DC変動を検出したとしてTE信号生成方式切り替え回路130に通知する。
TE信号生成方式切り替え回路130は、3ビーム方式TE信号生成回路121が生成したTE信号、及びDPD方式TE信号生成回路122が生成したTE信号のうちの何れかを選択して出力するようになっている。詳しくは、TE信号生成方式切り替え回路130は、3ビーム方式TE信号及びDPD方式TE信号が入力されており、初期状態では、3ビーム方式TE信号を選択して出力し、DC変動検出回路129aからTE信号の変動検出したことが通知されると、3ビーム方式TE信号からDPD方式TE信号へと出力を切り替える。
(光ピックアップ駆動装置140の構成)
光ピックアップ駆動装置140は、フォーカスドライブ制御回路141とトラッキングドライブ制御回路142とを備えている。
フォーカスドライブ制御回路141は、FE信号に応じ、フォーカス用のアクチュエータを制御して、集束レンズ111を駆動するようになっている。
トラッキングドライブ制御回路142は、TE信号に応じ、トラッキング用のアクチュエータを制御して、集束レンズ111を駆動するようになっている。詳しくは、トラッキングドライブ制御回路142は、TKC信号と、OFTR信号との位相関係により光ピックアップの移動方向を判断し、位置誤差であるTE信号が0となるようにトラッキング用のアクチュエータを制御する。
(光ディスク再生装置100の動作)
図5は、光ディスク再生装置100の動作を説明するフローチャートである。図5に示す各ステップでは、以下の動作を行なう。
ステップS101では、フォーカスの引き込みを行なう。
ステップS102では、初期状態として、TE信号の生成方式を3ビーム方式に設定する。具体的には、TE信号生成方式切り替え回路130が3ビーム方式TE信号生成回路121の出力を選択して、TKC信号生成回路127とDC変動検出回路129aとに出力する。
ステップS103では、DC変動検出回路129aがTE信号の平均電圧値を求める。
ステップS104では、TE信号の平均電圧値が、所定の閾値よりも大きい場合に、DC変動検出回路129aが、TE信号のDC変動を検出したとしてTE信号生成方式切り替え回路130に通知する。
ステップS105では、TE信号のDC変動を検出したことが通知されると、TE信号生成方式切り替え回路130が、DPD方式TE信号生成回路122の出力を選択して、TKC信号生成回路127とDC変動検出回路129aとに、DPD方式TE信号を出力する。
ステップS106では、トラッキングの引き込みを開始する。次のステップS107では、トラッキングの成否を確認する。トラッキングの引き込みに失敗していた場合には、ステップS106に戻り、再度トラッキングの引き込みを行なう。一方、トラッキングの引き込みに成功していた場合には、ステップS108に移行する。ステップS108では、アドレスを取得する。
上記のように、本実施形態によれば、TE信号の変動量(DC変動量)に応じて、TE信号の生成方式が選択されるので、安定したトラッキング信号を生成できる。それゆえ、タンジェンシャル調整の精度が悪いメカである場合、偏芯があるディスクや狭トラックピッチのディスクを再生する場合、あるいは、このようなメカとディスクとを組み合わせた場合においても、安定した再生が可能になる。
《発明の実施形態2》
図6は、本発明の実施形態2に係る光ディスク再生装置200の構成を示すブロック図である。光ディスク再生装置200は、実施形態1の光ディスク再生装置100と比べ、TE信号の変動検出のやりかたが異なっている。光ディスク再生装置200は、図6に示すように、光ディスク再生装置100の信号処理装置120を信号処理装置210に置き換えて構成したものである。
信号処理装置210は、信号処理装置120のTE信号変動検出回路129をTE信号変動検出回路211に置き換えたものである。具体的には、TE信号変動検出回路211は、エンベロープ信号検出回路211aとTEENV信号振幅比較回路211bとを備えている。
エンベロープ信号検出回路211aは、3ビーム方式TE信号から、トラッキングエンベロープ信号(以下、TEENV信号という)を生成するようになっている。具体的には、エンベロープ信号検出回路211aは、図7に示すTE信号の上側のエンベロープ信号、又は下側のエンベロープ信号を抽出することでTEENV信号を生成する。
TEENV信号振幅比較回路211bは、エンベロープ信号検出回路211aが生成したTEENV信号を入力とし、所定設定時間(例えば、ディスクの一回転周期を数分割した時間)におけるTEENV信号の最大値と最小値を取得する。そして、TEENV信号振幅比較回路211bは、TEENV信号の最大値と最小値の差が所定の閾値を超えた場合に、TE信号生成方式切り替え回路130にTE信号の変動を検出したこと通知する。
図8は、光ディスク再生装置200の動作を説明するフローチャートである。図8に示すステップS201〜S202、S206〜S209の各ステップにおける処理は、それぞれ、図5に示したステップS101〜S102、及びステップS105〜S108における処理と同じである。すなわち、ステップS203〜S204における処理が、光ディスク再生装置100で行なわれる処理とは異なっている。
ステップS203では、エンベロープ信号検出回路211aがTEENV信号を生成する。ステップS204では、TEENV信号振幅比較回路211bが、所定設定時間(例えば、ディスクの一回転周期を数分割した時間)におけるTEENV信号の最大値と最小値を取得する。そして、ステップS205において、TEENV信号振幅比較回路211bは、TEENV信号の最大値と最小値の差が所定の閾値を超えた場合に、TE信号生成方式切り替え回路130にTE信号の変動を検出したこと通知する。
TE信号生成方式切り替え回路130は、TE信号の変動を検出したことが通知されると、TE信号の生成方式を3ビーム方式からDPD方式へと切り替える。すなわち、TE信号生成方式切り替え回路130は、TE信号の変動量に応じ、TE信号の生成方式を切り替える。
上記のように、本実施形態においても、TE信号の変動量に応じて、TE信号の生成方式が選択されるので、安定したトラッキング信号を生成できる。それゆえ、タンジェンシャル調整の精度が悪いメカである場合、偏芯があるディスクや狭トラックピッチのディスクを再生する場合、あるいは、このようなメカとディスクとを組み合わせた場合においても、安定した再生が可能になる。
なお、エンベロープ信号検出回路211aにおいて、上側エンベロープ信号及び下側のエンベロープ信号の両方を抽出するように構成し、TEENV信号振幅比較回路211bでは、所定設定時間における上側のエンベロープ信号の最大値と下側のエンベロープ信号の最小値の値との差が、所定の閾値を超えた場合に、TE信号生成方式切り替え回路130にTE信号の変動を検出したことを通知するようにしてもよい。
《発明の実施形態3》
OFTR信号はRF信号を所定の閾値で2値化した信号であり、また、TKC信号は、TE信号を所定の閾値で2値化した信号である。図9からもわかるように、RF信号とTE信号とは位相が90°ずれて出力される。そのため、OFTR信号とTKC信号も位相が90°ずれた状態で出力される。また、OFTR信号とTKC信号のどちらも正常に検出できた場合には、それらの信号の本数(後述)は同じになる。なお、ここでの信号の本数とは、その信号がハイレベル(HI)又はローレベル(Lo)となる回数をいうものとする
例えば、所定時間おけるTKC信号がハイレベルとなる回数のカウント値とOFTR信号がハイレベルとなる回数のカウント値との差(本数差)が、所定の閾値を越えた場合には、TE信号の変動があったと判定できる。実施形態3は、このことを利用して、TE信号の変動検出する装置の例である。
図10は、本発明の実施形態3に係る光ディスク再生装置300の構成を示すブロック図である。光ディスク再生装置300は、図10に示すように、光ディスク再生装置100の信号処理装置120を信号処理装置310に置き換えて構成したものである。
信号処理装置310は、信号処理装置120のTE信号変動検出回路129をTE信号変動検出回路311に置き換えたものである。具体的には、TE信号変動検出回路311は、本数差検出回路311aと本数差比較回路311bとを備えている。
本数差検出回路311aは、TKC信号測定回路128によってカウントしたTKC信号がハイレベル(HI)となる回数と、OFTR信号測定回路126によってカウントしたOFTR信号がハイレベル(HI)となる回数とを入力とし、これらの入力の差を求めるようになっている。
本数差比較回路311bは、本数差検出回路311aが求めた差の値が、所定の閾値を超えた場合に、TE信号生成方式切り替え回路130にTE信号の変動を検出したこと通知するようになっている。
図11は、光ディスク再生装置300の動作を説明するフローチャートである。図11に示すステップS301〜S302、S305〜S308の各ステップにおける処理は、それぞれ、図5に示したステップS101〜S102、及びステップS105〜S108における処理と同じである。すなわち、ステップS303〜S304における処理が、光ディスク再生装置100で行なわれる処理とは異なっている。
ステップS303では、本数差検出回路311aが、TKC信号がハイレベルとなる回数と、OFTR信号がハイレベルとなる回数との差を求める。ステップS304では、本数差検出回路311aが求めた差の値が、所定の閾値を超えた場合に、本数差比較回路311bが、TE信号の変動を検出したことをTE信号生成方式切り替え回路130に通知する。
TE信号生成方式切り替え回路130は、TE信号の変動を検出したことが通知されると、TE信号の生成方式を3ビーム方式からDPD方式へと切り替える。すなわち、TE信号生成方式切り替え回路130は、TE信号の変動量に応じ、TE信号の生成方式を切り替える。
上記のように、本実施形態においても、TE信号の変動量に応じて、TE信号の生成方式が選択されるので、安定したトラッキング信号を生成できる。それゆえ、タンジェンシャル調整の精度が悪いメカである場合、偏芯があるディスクや狭トラックピッチのディスクを再生する場合、あるいは、このようなメカとディスクとを組み合わせた場合においても、安定した再生が可能になる。
《発明の実施形態4》
実施形態4では、実施形態3のTKC信号生成回路127において使用する閾値の設定方法について説明する。
TKC信号生成回路127においてTKC信号の生成に使用する閾値の設定方式は、後述するDC追従閾値方式と固定閾値方式を採用することができる。
まず、DC追従方式は、図12に示すように、TE信号をローパスフィルタ(LPF)に通すことによって、TE信号のDC成分のみを抽出する。そのDC成分の値を、TKC信号の生成用の閾値として使用する。それにより、TE信号にDC変動が発生している場合でも、正確にTE信号を2値化しTKC信号を生成することができる。
一方、固定閾値方式は、図13に示すように、TE信号を所定の閾値(固定値)によって2値化してTKC信号を生成する。
閾値が固定閾値であると、TE信号にDC成分による影響があらわれた場合には、正確にTKC信号を生成することができない。
例えば、TKC信号の生成の際に、DC追従方式を使用すると、TE信号が変動してもそれに追従してTKC信号生成が正常に行なわれる場合があるため、TE信号の異常を検出できない。したがって、実施形態3で説明したように、所定時間おけるTKC信号がハイレベルとなる回数のカウント値とOFTR信号がハイレベルとなる回数のカウント値との差が、所定の閾値を越えた場合に、TE信号生成方式を切り替える方法では、TE信号の生成方式を3ビーム方式からDPD方式へと切り替えられないため、トラッキング引き込みが不安定となる可能性がある。そこで、本実施形態では、TE信号の劣化や変動を検出する際には、閾値の設定方法をDC追従閾値方式から固定閾値方式に切り替えるようにする。
図14は、実施形態4に係る光ディスク再生装置の動作を説明するフローチャートである。図14に示すフローチャートは、実施形態3のフローチャート(図11)のステップS302とステップS303との間に、ステップS400を追加したものである。
ステップS400では、TKC信号の生成の際の閾値の設定方法を、固定閾値方式でTKC信号を生成するように変更する。それにより、TE信号に劣化や変動があった場合に、TKC信号は正常に生成されない。それゆえ、TKC信号とOFTR信号との本数差がはっきりと表れ、精度よく判定することが可能になる。
《発明の実施形態5》
図15は、本発明の実施形態5に係る光ディスク再生装置500の構成を示すブロック図である。光ディスク再生装置500は、図15に示すように、光ディスク再生装置100の信号処理装置120を信号処理装置510に置き換えて構成したものである。
信号処理装置510は、信号処理装置120のTE信号変動検出回路129をTE信号変動検出回路511に置き換えたものである。具体的には、TE信号変動検出回路511は、連続時間取得部511aを備えている。
連続時間取得部511aは、図16に示すように、所定時間(例えばディスク1回転分)におけるTKC信号のハイ(Hi)レベル連続時間の最大値、又はロー(Low)レベル連続時間の最大値を取得し、取得した最大値が所定の閾値(F)以上の場合に、TE信号生成方式切り替え回路130にTE信号の変動を検出したこと通知するようになっている。
図17は、光ディスク再生装置500の動作を説明するフローチャートである。図17に示すステップS501、S505〜S508の各ステップにおける処理は、それぞれ、図5に示したステップS102、及びステップS105〜S108における処理と同じである。すなわち、ステップS502〜S504における処理が、光ディスク再生装置100で行なわれる処理とは異なっている。
ステップS502では、連続時間取得部511aが、TKC信号を所定時間計測し、TKC信号のハイ(Hi)レベル連続時間の最大値、又はロー(Low)レベル連続時間の最大値を取得する。ステップS504では、連続時間取得部511aが、取得した連続時間の最大値と閾値(F)とを比較し、連続時間が閾値F以上の場合に、TE信号生成方式切り替え回路130にTE信号の変動を検出したこと通知する。
TE信号生成方式切り替え回路130は、TE信号の変動を検出したことが通知されると、TE信号の生成方式を3ビーム方式からDPD方式へと切り替える(ステップS505)。すなわち、TE信号生成方式切り替え回路130は、TE信号の生成方式を、TE信号の変動量に応じて切り替えてTE信号を生成する。
上記のように、本実施形態においても、TE信号の変動量に応じて、TE信号の生成方式が選択されるので、安定したトラッキング信号を生成できる。それゆえ、タンジェンシャル調整の精度が悪いメカである場合、偏芯があるディスクや狭トラックピッチのディスクを再生する場合、あるいは、このようなメカとディスクとを組み合わせた場合においても、安定した再生が可能になる。
《発明の実施形態6》
図18は、本発明の実施形態6に係る光ディスク再生装置600の構成を示すブロック図である。光ディスク再生装置600は、図18に示すように、光ディスク再生装置100の信号処理装置120を信号処理装置610に置き換えて構成したものである。
信号処理装置610は、信号処理装置120のTE信号変動検出回路129をTE信号変動検出回路611に置き換えたものである。具体的には、TE信号変動検出回路611は、TE信号振幅値測定・比較回路611aを備えている。
TE信号振幅値測定・比較回路611aは、所定の時間(例えばディスク1回転分)を所定の測定区間に分割し、各測定区間におけるTE信号の最大値、及び最小値を取得し、TE信号の振幅値を算出する。そして、TE信号振幅値測定・比較回路611aは、TE信号の振幅最小値が、閾値(E)以下の場合に、TE信号生成方式切り替え回路130にTE信号の変動を検出したこと通知する。
例えば、図19は、偏芯周期毎にTE信号の振幅が変動するようすを示している。図19に示すようにTE信号の振幅が小さいと、TKC信号に抜けができてしまいTKC信号を正常に生成することができない。そのためトラッキングの引き込みができない。そこで、実施形態6では、TE信号の振幅値を求めることによって、TE信号の生成方式を切り替える。
図20は、光ディスク再生装置600の動作を説明するフローチャートである。図20に示すステップS601、S606〜S609の各ステップにおける処理は、それぞれ、図5に示したステップS102、及びステップS105〜S108における処理と同じである。すなわち、ステップS602〜S605における処理が、光ディスク再生装置100で行なわれる処理とは異なっている。また、この例では、測定区間はN個あるものとする。
ステップS602では、TE信号振幅値測定・比較回路611aが、その時の測定対象となっている測定区間におけるTE信号の最大値、及び最小値を取得する。ステップS603では、TE信号振幅値測定・比較回路611aが、求めた最大値、及び最小値から振幅値を算出する。そしてステップS604では、N個ある測定区間における振幅値を全て求めたか否かを確認し、全てが求められていない場合には、ステップS602に移行し、求められた場合にはステップS605に移行する。
ステップS605ではTE信号振幅値測定・比較回路611aが、振幅の最小値と閾値(E)とを比較し、振幅の最小値が閾値E以下の場合に、TE信号生成方式切り替え回路130にTE信号の変動を検出したこと通知する。
TE信号生成方式切り替え回路130は、TE信号の変動を検出したことが通知されると、TE信号の生成方式を3ビーム方式からDPD方式へと切り替える(ステップS605)。すなわち、TE信号生成方式切り替え回路130は、TE信号の生成方式を、TE信号の変動量に応じて切り替えてTE信号を生成する。
上記のように、本実施形態においても、TE信号の変動量に応じて、TE信号の生成方式が選択されるので、安定したトラッキング信号を生成できる。それゆえ、タンジェンシャル調整の精度が悪いメカである場合、偏芯があるディスクや狭トラックピッチのディスクを再生する場合、あるいは、このようなメカとディスクとを組み合わせた場合においても、安定した再生が可能になる。
《発明の実施形態7》
図21は、本発明の実施形態7に係る光ディスク再生装置700の構成を示すブロック図である。光ディスク再生装置700は、図21に示すように、光ディスク再生装置100の信号処理装置120を信号処理装置710に置き換えて構成したものである。なお、光ディスク再生装置700は、トラッキング引き込みに失敗すると、トラッキング引き込みのリトライが行なわれるように構成されている。
信号処理装置710は、信号処理装置120のTE信号変動検出回路129をTE信号変動検出回路711に置き換えたものである。具体的には、TE信号変動検出回路711は、リトライ回数カウント回路711aを備えている。
リトライ回数カウント回路711aは、3ビーム方式でトラッキング引き込みに失敗してリトライした回数をカウントするようになっている。そのため、リトライ回数カウント回路711aは、リトライ回数をカウントするリトライカウンタを有している。そして、リトライ回数カウント回路711aは、リトライ回数が所定の閾値Dを越えた場合に、TE信号生成方式切り替え回路130にTE信号の変動を検出したこと通知する。
図22は、光ディスク再生装置700の動作を説明するフローチャートである。まず、ステップS701では、TE信号の生成方式を3ビーム方式に設定する。ステップS702では、リトライ回数カウント回路711aがリトライカウンタを0にリセットする。
ステップS703では、リトライ回数カウント回路711aがリトライ回数と閾値Dとを比較し、リトライ回数が閾値Dを越えた場合にステップS704に移行して、TE信号の生成方式をDPD方式に切り替える。一方、リトライ回数が閾値D以下の場合は、ステップS706に移行して、トラッキングの引き込み動作を開始する。
そして、ステップS707では、トラッキングの引き込みの成否を確認する。トラッキングの引き込みに失敗していた場合には、ステップS705に移行して、リトライ回数カウント回路711aがリトライカウンタをインクリメントし、ステップS703に戻る。
一方、トラッキングの引き込みに成功していた場合には、ステップS708に移行して、アドレスを取得する。
上記のように、本実施形態によれば、トラッキングのリトライ回数に応じて、TE信号の生成方式が選択されるので、安定したトラッキング信号を生成できる。それゆえ、タンジェンシャル調整の精度が悪いメカである場合、偏芯があるディスクや狭トラックピッチのディスクを再生する場合、あるいは、このようなメカとディスクとを組み合わせた場合においても、安定した再生が可能になる。
《発明の実施形態8》
図23は、本発明の実施形態8に係る光ディスク再生装置800の構成を示すブロック図である。光ディスク再生装置800は、図23に示すように、光ピックアップ110、光ピックアップ駆動装置140、信号処理装置810及び、記憶装置820を備えている。
信号処理装置810は、3ビーム方式TE信号生成回路121、DPD方式TE信号生成回路122、TE信号変動検出回路811、及びTE信号生成方式切り替え回路812を備えている。
TE信号変動検出回路811は、実施形態1〜7で説明した何れかの1つ又は複数のDC変動検出回路である。TE信号変動検出回路811が、複数種類のDC変動検出回路を備えている場合には、何れかのDC変動検出回路がTE信号の変動を検出する毎に、検出結果を記憶装置820に出力する。
記憶装置820は、TE信号変動検出回路811が検出したTE信号の変動の情報を保存するようになっている。TE信号変動検出回路811が、複数種類のDC変動検出回路を備えている場合には、各DC変動検出回路が検出した情報を保存する。
TE信号生成方式切り替え回路812は、記憶装置820に保存されている情報に応じ、3ビーム方式TE信号生成回路121が生成したTE信号、及びDPD方式TE信号生成回路122が生成したTE信号のうちの何れかを選択して出力するようになっている。
光ディスク再生装置800では、TE信号変動検出回路811がTE信号の変動を検出すると、その情報を記憶装置820に保存する。そして、TE信号生成方式切り替え回路812は、記憶装置820に保存されている情報を参照して、TE信号の生成方式を決定する。
本発明に係る信号処理装置は、安定したトラッキングエラー信号を生成することが可能になるという効果を有し、レーザー光等を用い、円盤状の記録媒体に対して、光学的な情報を再生する光ディスク再生装置において、トラッキングエラー信号を生成する信号処理装置等として有用である。
実施形態1に係る光ディスク再生装置100の構成を示すブロック図である。 RF信号、OFTR信号、及び検出閾値の関係を示す図である。 TE信号、TKC信号、及び検出閾値の関係を示す図である。 所定時間における、TE信号の平均値を示す図である。 実施形態1に係る光ディスク再生装置100の動作を説明するフローチャートである。 実施形態2に係る光ディスク再生装置200の構成を示すブロック図である。 TEENV信号の生成を説明する図である。 実施形態2に係る光ディスク再生装置200の動作を説明するフローチャートである。 OFTR信号とTKC信号の位相関係を示す図である。 実施形態3に係る光ディスク再生装置300の構成を示すブロック図である。 実施形態3に係る光ディスク再生装置300の動作を説明するフローチャートである。 DC追従方式による閾値の設定を説明する図である。 固定閾値方式による閾値の設定を説明する図である。 実施形態4に係る光ディスク再生装置の動作を説明するフローチャートである。 実施形態5に係る光ディスク再生装置500の構成を示すブロック図である。 連続時間取得部511aが取得するTKC信号のハイ(Hi)レベル連続時間の最大値、又はロー(Low)レベル連続時間の最大値を説明する図である。 実施形態5に係る光ディスク再生装置500の動作を説明するフローチャートである。 実施形態6に係る光ディスク再生装置600の構成を示すブロック図である。 偏芯周期毎にTE信号の振幅が変動するようすを示す図である。 実施形態6に係る光ディスク再生装置600の動作を説明するフローチャートである。 実施形態7に係る光ディスク再生装置700の構成を示すブロック図である。 実施形態7に係る光ディスク再生装置700の動作を説明するフローチャートである。 実施形態8に係る光ディスク再生装置800の構成を示すブロック図である。 3ビーム法によるトラッキング方法を説明する図である。 DPD法によるトラッキング方法を説明する図である。 支持シャフトの取り付け位置とTE信号の変動の関係を説明する図である。
符号の説明
10 光ディスク
100 光ディスク再生装置
110 光ピックアップ
111 集束レンズ
112 アクチュエータ
113 光検出器
120 信号処理装置
121 3ビーム方式TE信号生成回路
122 DPD方式TE信号生成回路
123 FE信号生成回路
124 RF信号生成回路
125 OFTR信号生成回路
126 OFTR信号測定回路
127 TKC信号生成回路
128 TKC信号測定回路
129 TE信号変動検出回路
129a DC変動検出回路
130 TE信号生成方式切り替え回路
140 光ピックアップ駆動装置
141 フォーカスドライブ制御回路
142 トラッキングドライブ制御回路
200 光ディスク再生装置
210 信号処理装置
211 TE信号変動検出回路
211a エンベロープ信号検出回路
211b TEENV信号振幅比較回路
300 光ディスク再生装置
310 信号処理装置
311 TE信号変動検出回路
311a 本数差検出回路
311b 本数差比較回路
500 光ディスク再生装置
510 信号処理装置
511 TE信号変動検出回路
511a 連続時間取得部
600 光ディスク再生装置
610 信号処理装置
611 TE信号変動検出回路
611a TE信号振幅値測定・比較回路
700 光ディスク再生装置
710 信号処理装置
711 TE信号変動検出回路
711a リトライ回数カウント回路
800 光ディスク再生装置
810 信号処理装置
811 TE信号変動検出回路
812 TE信号生成方式切り替え回路
820 記憶装置

Claims (12)

  1. 3ビーム方式によるトラッキングエラー信号である3ビーム方式トラッキングエラー信号を生成する3ビーム方式TE信号生成回路と、
    DPD方式によるトラッキングエラー信号であるDPD方式トラッキングエラー信号を生成するDPD方式TE信号生成回路と、
    前記3ビーム方式トラッキングエラー信号の変動を検出するTE信号変動検出回路と、
    前記3ビーム方式トラッキングエラー信号及び前記DPD方式トラッキングエラー信号が入力されており、初期状態では、前記3ビーム方式トラッキングエラー信号を選択して出力し、前記TE信号変動検出回路が変動を検出した場合に、前記DPD方式トラッキングエラー信号を選択して出力するTE信号生成方式切り替え回路と、
    を備えていることを特徴とする信号処理装置。
  2. 請求項1の信号処理装置であって、
    前記TE信号変動検出回路は、前記3ビーム方式トラッキングエラー信号のDC変動を検出するように構成されていることを特徴とする信号処理装置。
  3. 請求項2の信号処理装置であって、
    前記TE信号変動検出回路は、所定時間内における、前記3ビーム方式トラッキングエラー信号の電圧値の最大値と最小値との差が、所定の閾値を超えたか否かによって、前記DC変動を検出するように構成されていることを特徴とする信号処理装置。
  4. 請求項2の信号処理装置であって、
    前記TE信号変動検出回路は、所定時間内における、前記3ビーム方式トラッキングエラー信号の平均電圧値の最大値と最小値との差が、所定の閾値を超えたか否かによって、前記DC変動を検出するように構成されていることを特徴とする信号処理装置。
  5. 請求項2の信号処理装置であって、
    前記TE信号変動検出回路は、所定時間内における、前記3ビーム方式トラッキングエラー信号のエンベロープ信号の最大値と最小値との差が、所定の閾値を超えたか否かによって、前記DC変動を検出するように構成されていることを特徴とする信号処理装置。
  6. 請求項1の信号処理装置であって、
    前記TE信号変動検出回路は、前記3ビーム方式トラッキングエラー信号を所定の検出閾値によって2値化した信号であるトラッキングクロス信号と、光ディスクの記録面のピット情報を示す信号を所定の検出閾値によって2値化した信号であるオフトラック信号とが入力されており、所定時間内における、前記トラッキングクロス信号と前記オフトラック信号との本数差が、所定の閾値を超えたか否かによって、前記変動を検出するように構成されていることを特徴とする信号処理装置。
  7. 請求項6の信号処理装置であって、
    前記TE信号変動検出回路は、初期状態では、前記閾値をDC追従閾値方式によって設定し、前記本数差を求める際には、前記閾値の設定をDC追従閾値方式から固定閾値方式に切り替えるように構成されていることを特徴とする信号処理装置。
  8. 請求項1の信号処理装置であって、
    前記TE信号変動検出回路は、前記3ビーム方式トラッキングエラー信号を所定の検出閾値によって2値化した信号であるトラッキングクロス信号が入力されており、所定時間内における、前記トラッキングクロス信号のハイレベル連続時間、又はローレベル連続時間の最大値によって、前記変動を検出するように構成されていることを特徴とする信号処理装置。
  9. 請求項1の信号処理装置であって、
    前記TE信号変動検出回路は、所定時間内における、前記3ビーム方式トラッキングエラー信号の振幅によって、前記変動を検出するように構成されていることを特徴とする信号処理装置。
  10. 請求項1の信号処理装置であって、
    前記TE信号変動検出回路は、トラッキングの引き込み動作が失敗した回数によって、前記変動を検出するように構成されていることを特徴とする信号処理装置。
  11. 光ピックアップと、
    光ピックアップ駆動装置と、
    トラッキングエラー信号を生成する信号処理装置とを備え、
    前記信号処理装置は、
    3ビーム方式によるトラッキングエラー信号である3ビーム方式トラッキングエラー信号を生成する3ビーム方式TE信号生成回路と、
    DPD方式によるトラッキングエラー信号であるDPD方式トラッキングエラー信号を生成するDPD方式TE信号生成回路と、
    請求項2から請求項10に記載のTE信号変動検出回路のうちの、少なくとも何れか1つと、
    前記3ビーム方式トラッキングエラー信号及び前記DPD方式トラッキングエラー信号が入力されており、初期状態では、前記3ビーム方式トラッキングエラー信号を選択して出力し、前記TE信号変動検出回路が変動を検出した場合に、前記DPD方式トラッキングエラー信号を選択して出力するTE信号生成方式切り替え回路とを備えていることを特徴とする光ディスク再生装置。
  12. 請求項11の光ディスク再生装置であって、
    さらに、TE信号変動検出回路の検出結果を記憶する記憶装置を備え、
    前記TE信号生成方式切り替え回路は、前記記憶装置に記憶されている検出結果に応じ、出力を選択するように構成されていることを特徴とする光ディスク再生装置。
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