JP2008134317A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ドロワーユニット70が水平方向に移動可能に組み付けられたレーザプリンタにおいて、開閉カバー100の閉作動に連動してドロワーユニット70を正規位置側に移動させる。
【解決手段】 開閉カバー100の閉作動の初期段階においては、開閉カバー100のうちヒンジ機構110側に設けられた第1押圧部101でドロワーユニット70を正規位置側に向けて押圧し、閉作動の最終段階においては、開閉カバー100の先端側に設けられた第2押圧部102でドロワーユニット70を正規位置側に向けて押圧する。これにより、開閉カバー100の閉作動の初期段階から最終段階まで連続的にドロワーユニット70を正規位置側に向けて移動させることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置に関するもので、特に、カラーレーザプリンタに適用して有効である。
レーザプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置は、周知のごとく、記録紙やOHPシート等の記録シートにトナー(現像剤)を転写することにより記録シートに画像を形成していくものであるが、トナーは消耗品であるため、定期的に補充する必要がある。
そこで、例えば、特許文献1に記載の発明では、トナーを収容するトナー収容部を含む画像形成ユニット(プロセスカートリッジ)を装置本体に対して上下方向に着脱可能とし、トナーが減少した際には、プロセスカートリッジを交換する構成としている。
そして、特許文献1に記載の発明では、プロセスカートリッジを装置本体に装着すべく、プロセスカートリッジを装置本体の上方側から下方側に挿入した状態で開閉カバーを閉じると、開閉カバーの閉作動と機械的に連動して作動する連動レバー部材が、プロセスカートリッジを下方側に押圧し、プロセスカートリッジを正規位置へ移動させる。
特開2005−77615号公報
ところで、特許文献1に記載の発明のごとく、プロセスカートリッジを装置本体の上方側から下方側に挿入するタイプの画像形成装置では、プロセスカートリッジの自重によりプロセスカートリッジは自ら下方側に設定された正規位置側に移動していくので、開閉カバーの閉作動において、初期段階からプロセスカートリッジを積極的に押圧する必要は無く、開閉カバーがほぼ閉じた状態となる閉作動の最終段階において、プロセスカートリッジを押圧するような構成となっていれば十分である。
しかし、発明者が新たに検討している、プロセスカートリッジ等の画像形成ユニットを水平方向から装置本体に出し入れするタイプの画像形成装置(以下、検討品という。)では、画像形成ユニットが水平方向に移動するので、画像形成ユニットには、自重による移動方向の力が作用しない。
このため、検討品において、開閉カバーの閉作動と機械的に連動させて画像形成ユニットを移動させるためには、開閉カバーの閉作動の初期段階から最終段階まで連続的に画像形成ユニットを正規位置側に向けて押圧する必要があるので、特許文献1に記載の発明と同様な手段を検討品に採用することはできない。
本発明は、上記点に鑑み、画像形成ユニットが水平方向に移動可能に組み付けられた画像形成装置において、開閉カバーの閉作動に連動して画像形成ユニットを正規位置側に移動させることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、記録シートに画像を形成する画像形成装置であって、水平方向に移動可能に装置本体(3)内に組み付けられ、記録シートに画像形成する画像形成ユニットを有するドロワー(70)と、装置本体(3)のうちドロワー(70)の移動方向一端側に設けられた開口部(3A)を開閉する
とともに、ヒンジ機構(110)を介して装置本体(3)に揺動可能に組み付けられた開閉カバー(100)と、開閉カバー(100)のうちドロワー(70)側に設けられ、開閉カバー(100)が閉じられていくときにドロワー(70)に接触してドロワー(70)を押圧する複数個の押圧手段(101、102)とを備え、複数個の押圧手段(101、102)は、ヒンジ機構(110)側に設けられた第1押圧手段(101)、及び開閉カバー(100)の先端側であって、第1押圧手段(101)よりヒンジ機構(110)から離れた部位に設けられた第2押圧手段(102)を有しており、さらに、複数個の押圧手段(101、102)は、開閉カバー(100)が閉じられていくときに、第1押圧手段(101)が第2押圧手段(102)より先にドロワー(70)に接触するように構成されていることを特徴とする。
これにより、請求項1に記載の発明では、開閉カバー(100)の閉作動の初期段階においては、第1押圧手段(101)がドロワー(70)を正規位置側に向けて押圧し、閉作動の最終段階においては、少なくとも第2押圧手段(102)がドロワー(70)を正規位置側に向けて押圧することとなる。
したがって、開閉カバー(100)の閉作動の初期段階から最終段階まで連続的にドロワー(70)、つまり画像形成ユニット(70C、70M、70Y、70K)を正規位置側に向けて移動させることができる。
なお、「正規位置」とは、画像形成ユニット(70C、70M、70Y、70K)にて記録シートに画像を形成させることができる位置、つまり画像形成ユニット(70C、70M、70Y、70K)を正常作動させることが可能な位置をいう。
また、請求項1に記載の発明は、閉作動の最終段階において第2押圧手段(102)のみがドロワー(70)に接触する場合、並びに閉作動の最終段階において第1押圧手段(101)及び第2押圧手段(102)の両押圧手段がドロワー(70)に接触する場合のいずれの場合も含まれる。
ところで、仮に第1押圧手段(101)及び第2押圧手段(102)のうちいずれか一方の押圧手段のみで閉作動の初期段階から最終段階まで連続的にドロワー(70)を押圧する構成とすると、そのいずれか一方の押圧手段が早期に摩耗してしまうおそれがある。
これに対して、請求項1に記載の発明では、第1押圧手段(101)及び第2押圧手段(102)の両押圧手段を用いて閉作動の初期段階から最終段階まで連続的にドロワー(70)を押圧するので、各押圧手段(101、102)が早期に摩耗してしまうこと防止できる。
また、仮に第2押圧手段(102)のみで閉作動の初期段階から最終段階まで連続的にドロワー(70)を押圧する構成とすると、閉作動の初期段階、つまり開閉カバー(100)がほぼ全開状態のときから第2押圧手段(102)がドロワー(70)に接触するような構成とする必要がある。
このとき、第2押圧手段(102)はヒンジ機構(110)から離れた開閉カバー(100)の先端側に設けられ、かつ、開閉カバー(100)は装置本体(3)に対して揺動可能に組み付けられているので、開閉カバー(100)の先端側(第2押圧手段(102))からドロワー(70)までの距離は、開閉カバー(100)のヒンジ機構(110)側(第1押圧手段(101))までの距離より大きくなる。
このため、仮に第2押圧手段(102)のみで閉作動の初期段階から最終段階まで連続
的にドロワー(70)を押圧する構成とすると、第2押圧手段(102)を大きな形状とせざるを得ない。
しかし、第2押圧手段(102)を大きくすると、ドロワー(70)又は画像形成ユニット(70C、70M、70Y、70K)を取り外すために、開閉カバー(100)を全開状態としても、第2押圧手段(102)が障害となってドロワー(70)又は画像形成ユニット(70C、70M、70Y、70K)を容易に取り外すことが難しい。
さらに、開閉カバー(100)が完全に閉じられたときには、第2押圧手段(102)が装置本体(3)内に収納された状態とする必要があるが、第2押圧手段(102)が大型化されていると、この大型化された第2押圧手段(102)を収納するスペースを装置本体(3)内に確保することが非常に難しい。
一方、前述したように、開閉カバー(100)のヒンジ機構(110)側(第1押圧手段(101))までの距離は、開閉カバー(100)の先端側(第2押圧手段(102))からドロワー(70)までの距離より小さいので、第1押圧手段(101)は大きな形状としなくても、閉作動の初期段階から第1押圧手段(101)をドロワー(70)に接触させることができる。
したがって、請求項1に記載の発明のごとく、開閉カバー(100)が閉じられていくときに、前記第1押圧手段(101)が前記第2押圧手段(102)より先に前記ドロワー(70)に接触するように構成されていれば、第2押圧手段(102)を大きな形状とすることなく、閉作動の初期段階から最終段階まで連続的にドロワー(70)を押圧することができるとともに、装置本体(3)内に第2押圧手段(102)を収納するスペースを比較的容易に確保することが可能となる。
また、後述する図6からも明らかなように、開閉カバー(100)を閉作動させるモーメントMによる接線方向力Foのうち、ドロワー(70)の移動方向と平行な成分F1は、閉作動の初期段階ほど小さくなる。一方、てこの原理より、ヒンジ機構(110)に近い部位であるほど、接線力Foが大きくなるので、第1押圧手段(101)でドロワー(70)を押圧すれば、ドロワー(70)を押圧する力F1を大きくすることができる。
したがって、請求項1に記載の発明のごとく、閉作動の初期段階においては、第1押圧手段(101)にてドロワー(70)を押圧するような構成すれば、開閉カバー(100)に作用させる力を大きくすることなく、ドロワー(70)を正規位置に向けて押圧することができる。
以上に説明したように、請求項1に記載の発明によれば、第1押圧手段(101)及び第2押圧手段(102)の摩耗を抑制し、かつ、ドロワー(70)又は画像形成ユニット(70C、70M、70Y、70K)の取り外し性(メンテナンス性)を阻害することなく、比較的に小さな力で開閉カバー(100)を閉じながらドロワー(70)を正規位置に向けて押圧することができる。
なお、請求項1に記載の発明においては、請求項2に記載の発明のごとく、第1押圧手段(101)を、ドロワー(70)の端部側のうちドロワー(70)の移動方向と直交する水平方向端部側に接触させ、さらに、ドロワーのうち、開閉カバー(100)側であって第1押圧手段(101)が接触する部位より水平方向にずれた部位に、記録シートの搬送経路を構成する搬送シュート(75B)を設けることが望ましい。
また、請求項3に記載の発明では、ドロワー(70)のうち開閉カバー(100)側に
は、ドロワー(70)の移動方向と略平行な平行面(75C)、平行面(75C)と略直交する直交面(75D)、並びに平行面(75C)と直交面(75D)とを繋ぐように平行面(75C)及び直交面(75D)に対して傾斜した傾斜面(75E)が設けられており、第2押圧手段(102)は、ドロワー(70)側に突出する突起部にて構成されているとともに、開閉カバー(100)が閉じられていくときに、第2押圧手段(102)の先端側が傾斜面(75E)に接触するように構成されており、さらに、開口部(3A)が開閉カバー(100)により閉じられたときには、第2押圧手段(102)の先端側が、直交面(75D)より装置本体(3)の内側であって、かつ、平行面(75C)に対して平行面(75C)と直交する方向にずれた部位に位置していることを特徴としている。
ところで仮に、第2押圧手段(102)が直交面(75D)に接触した状態でドロワー(70)を押圧する構成であると、開口部(3A)が開閉カバー(100)により閉じられた状態であっても、第2押圧手段(102)を構成する突起部が直交面(75D)に接触した状態となるので、画像形成装置の水平方向寸法(ドロワー(70)の移動方向と平行な部位の外形寸法)が、少なくとも突起部の突出寸法分だけ大型化してしまう。
これに対して、請求項3に記載の発明では、開口部(3A)が開閉カバー(100)により閉じられたときには、第2押圧手段(102)の先端側が、直交面(75D)より装置本体(3)の内側であって、かつ、平行面(75C)に対して平行面(75C)と直交する方向にずれた部位に位置しているので、第2押圧手段(102)を構成する突起部が直交面(75D)より内方側に入り込んだ状態となる。
したがって、画像形成装置の水平方向寸法が、少なくとも突起部の突出寸法分だけ大型化してしまうことを防止しながら、ドロワー(70)を正規位置に向けて押圧することができる。
請求項4に記載の発明では、ドロワー(70)は、複数個の画像形成ユニット(70C、70M、70Y、70K)を有して構成されていることを特徴とする。
これにより、請求項4に記載の画像形成装置に係るドロワー(70)は、画像形成ユニット(70C、70M、70Y、70K)が1つであるモノクロ画像形成装置のドロワーより重くなるものの、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の発明は、前述したように、比較的に小さな力で開閉カバー(100)を閉じながらドロワー(70)を正規位置に向けて押圧することができるので、ドロワー(70)が比較的に重くなるカラー方式等の画像形成装置に適用して特に有効である。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段に限定されるものではない。
本実施形態は本発明に係る画像形成装置を、電子写真方式の画像形成装置(レーザプリンタ)に適用したものであり、以下に本実施形態を図面と共に説明する。
(第1実施形態)
1.レーザプリンタの外観構成
図1はレーザプリンタ1の要部を示す側断面図であり、図2〜図4はドロワーユニット70の着脱状態を示す側断面図であり、図5は図4のA部拡大図である。因みに、レーザプリンタ1は、図1に示すように、紙面上側を重力方向上方側として設置され、通常、紙面右側を前側として使用される。
レーザプリンタ1の装置本体をなす筐体3の上面側には、印刷を終えて筐体3から排出される用紙やOHPシート等(以下、単に用紙という。)が載置される排紙トレイ5が設けられ、筐体3のうち後述するドロワーユニット70の移動方向一端側(本実施形態では、筐体3の前面側)には、図2〜図4に示すように開口部3Aが設けられている。
そして、開口部3Aは、図1に示すように、ヒンジ機構110を介して筐体3の下端側に揺動可能に組み付けられた開閉カバー(フロントカバー)100により開閉される。
なお、ヒンジ機構110は、開閉カバー100及び筐体3それぞれに設けられた長穴、両長穴に挿入されたピン、並びにこのピンを筐体3側又は開閉カバー100側に引き込む略L字状の板バネ(図示せず。)から構成されており、それぞれの長穴は、開閉カバー100が閉じられた状態(図1に示す状態)において、互いの長径が略直交するように形成されている。
また、筐体3の内側には、金属又は樹脂等からなるフレーム部材が設けられており、ドロワーユニット70や定着ユニット80等は、筐体3の内側に設けられたフレーム部材(図示せず。)に着脱可能に組み付けられている。
2.レーザプリンタの内部構成の概略
画像形成部10は用紙に画像を形成する画像形成手段であり、フィーダ部20は、画像形成部10に用紙を供給する搬送手段の一部を構成するものであり、搬送機構30は、画像形成部10を構成する4つの現像カートリッジ70K、70Y、70M、70Cに用紙を搬送する搬送手段である。
なお、画像形成部10にて画像形成が終了した用紙は、中間搬送ローラ90及び排出シュート(図示せず。)にてその搬送方向が上方側に略180°転向された後、排出ローラ91により排出部7から排紙トレイ5に排出される。
2.1.フィーダ部
フィーダ部20は、筐体3の最下部に収納された給紙トレイ21、給紙トレイ21の前端部上方に設けられて給紙トレイ21に載置された用紙を画像形成部10に給紙(搬送)する給紙ローラ22、及び用紙に所定の搬送抵抗を与えることにより給紙ローラ22により給紙される用紙を1枚毎に分離する分離パッド23等を有して構成されている。
そして、給紙トレイ21に載置されている用紙は、筐体3内の前方側にてUターンするようにして、筐体3内の略中央部に配設された画像形成部10に搬送される。このため、給紙トレイ21から画像形成部10に至る用紙の搬送経路のうち、略U字状に転向する部位には、略U字状に湾曲しながら画像形成部10に搬送される用紙に搬送力を与える搬送ローラ24が配設されている。
また、用紙を挟んで搬送ローラ24と対向する部位には、用紙を搬送ローラ24側に押さえ付ける加圧ローラ25が配設されており、この加圧ローラ25は、コイルバネ(図示せず。)等の弾性手段にて搬送ローラ24側に押圧されている。
また、搬送ローラ24よりも用紙搬送方向下流側には搬送シュート26が設けられており、この搬送シュート26は、略U字状に湾曲しながら搬送されていく用紙の外側に接触して用紙の搬送を案内する案内手段である。一方、略U字状に湾曲した搬送経路の内側には、搬送される用紙を搬送シュート26側に押し付ける加圧ローラ27が設けられている。
なお、本実施形態では、搬送シュート26は開閉カバー100に組み付けられて開閉カバー100と一体化され、加圧ローラ27、搬送ローラ24及び加圧ローラ25は筐体3(装置本体)側に組み付けられている。
2.2.搬送機構
搬送機構30は、画像形成部10の作動と連動して回転する駆動ローラ31、駆動ローラ31と離隔した位置に回転可能に配設された従動ローラ32、並びに駆動ローラ31及び従動ローラ32間に巻き付けられた搬送ベルト33等から構成されている。なお、ベルトクリーナ34は、搬送ベルト33の表面に付着したトナーを除去するクリーニング手段である。
そして、搬送ベルト33が用紙を載せた状態で回転することにより、給紙トレイ21から搬送されてきた用紙は、4つの現像カートリッジ70K、70Y、70M、70Cに順次搬送される。
2.3.画像形成部
本実施形態に係る画像形成部10はカラー印刷が可能な、いわゆるダイレクトタンデム方式のものであり、画像形成部10は、スキャナ部60、4つ現像カートリッジ70C〜70K及び定着器ユニット80等を有して構成されている。
そして、本実施形態では、用紙の搬送方向上流側からブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの4色のトナー(現像剤)に対応した4つの現像カートリッジ70K、70Y、70M、70Cが、用紙の搬送方向に沿って直列に並んで配設されている。
2.3.1.スキャナ部
スキャナ部60は、筐体3内の上部に設けられて4つの現像カートリッジ70K、70Y、70M、70Cそれぞれに設けられた感光ドラム71の表面に静電潜像を形成するものであり、具体的には、レーザ光源、ポリゴンミラー、fθレンズ及び反射鏡等から構成されている。
そして、画像データに基づいてレーザ光源から発光されるレーザビームは、ポリゴンミラーで偏向されて、fθレンズを通過した後、反射鏡によって光路が折り返された後、反射鏡によってさらに光路が下方に屈曲されることにより、感光ドラム71の表面上に照射され、静電潜像が形成される。
2.3.2.ドロワーユニット
ドロワーユニット70は、画像形成ユニットをなす4つの現像カートリッジ70K、70Y、70M、70C、及びこれらを収納するスライダケーシング75等により構成されている。そして、スライダケーシング75は、筐体3(フレーム部材)に設けられたレール(図示せず。)により筐体3内に支持された状態で、水平方向(本実施形態では、前後方向)に移動可能に筐体3に組み付けられている。
このため、4つの現像カートリッジ70K、70Y、70M、70Cは、スライダケーシング75により一体化されたドロワーユニット70として、筐体3内に着脱可能に組み付けられた状態となる。そして、ドロワーユニット70の着脱は、図2〜図4に示すように、開閉カバー100を開いて開口部3Aからドロワーユニット70を水平方向(前後方向)に出し入れすることにより行うことができる、なお、ドロワーユニット70の着脱構成及び着脱作動についての詳細は後述する。
4つの現像カートリッジ70K、70Y、70M、70Cはトナーの色が異なるのみで、その他は同一であるので、以下、現像カートリッジ70Cを例に現像カートリッジの構造を説明する。
現像カートリッジ70Cは、図1に示すように、感光ドラム71、帯電器72及びトナー収容部74等から構成されており、搬送ベルト33を挟んで感光ドラム71と反対側のフレーム部材には、転写ローラ73が回転可能に支持されている。
そして、感光ドラム71は、用紙に転写される画像を担持する画像担持手段をなすもので、最表層がポリカーボネート等からなる正帯電性の感光層により形成される円筒状のものである。帯電器72は、感光ドラム71の表面を帯電させる帯電手段をなすもので、感光ドラム71の後側斜め上方において、感光ドラム71と接触しないように所定間隔を有して感光ドラム71と対向配設されている。
なお、本実施形態に係る帯電器72は、タングステン等からなる帯電用ワイヤからコロナ放電を行うことにより感光ドラム71の表面に略均一に正電荷を帯電させるスコロトロン型帯電器を採用している。
転写ローラ73は、感光ドラム71と対向して配設されて搬送ベルト33の回転と連動して回転し、用紙が感光ドラム71近傍を通過する際に、感光ドラム71に帯電した電荷と反対の電荷(本実施形態では、負電荷)を印刷面と反対側から用紙に作用させることにより、感光ドラム71の表面に付着したトナーを用紙の印刷面に転写させる転写手段をなすものである。
トナー収容部74は、トナーが収容されたトナー収容室74A、トナーを感光ドラム71に供給するトナー供給ローラ74B、現像ローラ74C、及びトナー収容室74A内に収容されたトナーを攪拌するアジテータ74D等を有して構成されている。
そして、トナー収容室74Aに収容されているトナーは、トナー供給ローラ74Bの回転によって現像ローラ74C側に供給され、さらに、現像ローラ74C側に供給されたトナーは、現像ローラ74Cの表面に担持されるとともに、層厚規制ブレード74Eにより担持されたトナーの厚みが所定の厚みにて一定(均一)となるよう調整された後、スキャナ部60にて露光された感光ドラム71の表面に供給される。
2.3.3.定着ユニット
定着ユニット80は、用紙の搬送方向において感光ドラム71より後流側に配設され、用紙に転写されたトナーを加熱溶融させて定着させるものであり、この定着ユニット80は、前記したフレーム部材に着脱可能に組み付けられている。
具体的には、定着ユニット80は、用紙の印刷面側に配設されてトナーを加熱しながら用紙に搬送力を付与する加熱ローラ81、及び用紙を挟んで加熱ローラ81と反対側に配設されて用紙を加熱ローラ81側に押圧する加圧ローラ82等を有して構成されている。
なお、加熱ローラ81は、現像ローラ74Cや搬送ベルト33等と同期して回転駆動され、一方、加圧ローラ82は、加熱ローラ81に接触する用紙を介して加熱ローラ81から回転力を受けて従動回転する。
2.3.4.画像形成作動の概略
画像形成部10においては、以下のようにして用紙に画像が形成される。
すなわち、感光ドラム71の表面は、その回転に伴って、帯電器72により一様に正帯電された後、スキャナ部60から照射されるレーザビームの高速走査により露光される。これにより、感光ドラム71の表面には、用紙に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ74Cの回転により、現像ローラ74C上に担持され、かつ、正帯電されているトナーが、感光ドラム71に対向して接触するときに、感光ドラム71の表面上に形成されている静電潜像、つまり、一様に正帯電されている感光ドラム71の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給される。これにより、感光ドラム71の静電潜像は、可視像化され、感光ドラム71の表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
その後、感光ドラム71の表面上に担持されたトナー像は、転写ローラ73に印加される転写バイアスによって用紙に転写される。そして、トナー像が転写された用紙は定着ユニット80に搬送されて加熱され、トナー像として転写されたトナーが用紙に定着して、画像形成が完了する。
3.ドロワーユニット70の着脱
3.1.ドロワーユニット70の取り外し
ドロワーユニット70が正規位置に装着された状態では、図1に示すように、感光ドラム71が搬送ベルト33に接触する程度まで近接しており、この状態では、ドロワーユニット70は、筐体3(フレーム部材)に対して水平方向に移動することができず、その装着位置が固定される。
そして、ドロワーユニット70を筐体3から取り外す場合には、開閉カバー100を開き、スライダケーシング75に設けられた把持部75Aを持ってドロワーユニット70を開口部3A側に引き出すように引っ張る。
これにより、ドロワーユニット70は、レールの長手方向端部に形成された傾斜面(図示せず。)にスライダケーシング75が乗り上げて、図2〜図4に示すように、ドロワーユニット70全体が搬送ベルト33から離隔するように上方側に移動し、水平方向に延びるレール上に乗る。
そこで、この水平方向に延びるレール上にドロワーユニット70が乗った状態で、レールに沿ってドロワーユニット70を開口部3A側に引き出せば、ドロワーユニット70を筐体3から取り外すことができる。
3.2.ドロワーユニット70の装着(組み付け)
開閉カバー100のうちドロワーユニット70側には、ドロワーユニット70を筐体3に装着するときに、ドロワーユニット70を正規位置側(本実施形態では、開口部3Aより奥側)に押圧する複数個の押圧部101、102が設けられている。
具体的には、ヒンジ機構110側に設けられた押圧部101(以下、第1押圧部101という。)は、図3に示すように、開閉カバー100が閉じて閉じられていく際に、ドロワーユニット70(スライダケーシング75)の開閉カバー100側端部のうち、ドロワーユニット70の幅方向端部側に接触してドロワーユニット70を正規位置側に押圧する。因みに、ドロワーユニット70の幅方向とは、ドロワーユニット70の移動方向と直交する水平方向をいう。
また、本実施形態では、第1押圧部101は、搬送シュート26の先端側のうち、用紙
に接触して用紙の搬送を案内する案内面から幅方向にずれた端部に設けられている。そして、ドロワーユニット70(スライダケーシング75)のうち搬送シュート26の案内面に対応する部位、つまりドロワーユニット70のうち第1押圧部101が接触する部位から水平方向にずれた部位には、用紙の搬送経路を構成する搬送シュート75B(図1参照)が設けられている。
また、開閉カバー100の先端側であって、第1押圧部101よりヒンジ機構110から離れた部位に設けられた押圧部102(以下、第2押圧部102という。)は、図4に示すように、ドロワーユニット70(スライダケーシング75)の把持部75Aに接触してドロワーユニット70を正規位置側に押圧する。
具体的には、第2押圧部102は、ドロワーユニット70側に突出する突起部にて構成されており、両押圧部101、102は、開閉カバー100が閉じられていく際に、第1押圧部101が第2押圧部102より先にドロワーユニット70に接触してドロワーユニット70を正規位置側に押圧し、その後、第2押圧部102がドロワーユニット70を正規位置側に押圧するように構成されている。
また、把持部75Aのうち第2押圧部102が接触する部位は、図5に示すように、ドロワーユニット70の移動方向と略平行な平行面75C、開閉カバー100側に対向して平行面75Cと略直交する方向に拡がる直交面75D、並びに平行面75Cと直交面75Dとを繋ぐように平行面75C及び直交面75Dに対して傾斜した傾斜面75Eが設けられており、第2押圧部102の先端は、傾斜面75Eに接触してドロワーユニット70を押圧する。
そして、以上に説明した構成において、ドロワーユニット70を筐体3に装着する際には、使用者は、先ず、図2に示すように、ドロワーユニット70を正規位置側(紙面左側)に半分以上押し込む。次に、この状態から使用者が開閉カバー100を閉じていくと、図3に示すように、最初に第1押圧部101がドロワーユニット70(スライダケーシング75)に接触してドロワーユニット70を正規位置側に押圧する。
更に、使用者が開閉カバー100を閉じていくと、図4に示すように、第2押圧部102が把持部75Aに接触してドロワーユニット70を更に正規位置側に押圧する。このとき、第2押圧部102の先端側は、傾斜面75Eに接触してドロワーユニット70を押圧しているので、ドロワーユニット70は、図5に示すように、正規位置側に押圧される力F1及び下方側(搬送機構30側)に押圧される力F2を受ける。
このため、ドロワーユニット70は、レールの長手方向端部に形成された傾斜面まで移動した時に、力F2により下方側(搬送機構30側)に押圧されるので、ドロワーユニット70は、搬送機構30(搬送ベルト33)に近接するように下がって正規位置に装着される。
そして、ドロワーユニット70が正規位置に装着されると、前述したように、ドロワーユニット70が搬送機構30(搬送ベルト33)に近接するように下がるので、第2押圧部102の先端側は、図1に示すように、直交面75Dより筐体3の内側であって、かつ、平行面75Cに対して平行面75Cと直交する方向(本実施形態では、上方側)にずれた部位に位置することとなる。
4.本実施形態に係るレーザプリンタの特徴
以上に説明したように、本実施形態では、開閉カバー100の閉作動の初期段階においては、第1押圧部101がドロワーユニット70を正規位置側に向けて押圧し、閉作動の
最終段階においては、第2押圧部102がドロワーユニット70を正規位置側に向けて押圧することとなる。したがって、開閉カバー100の閉作動の初期段階から最終段階まで連続的にドロワーユニット70を正規位置側に向けて移動させることができる。
ところで、仮に第1押圧部101及び第2押圧部102のうちいずれか一方の押圧手段のみで閉作動の初期段階から最終段階まで連続的にドロワーユニット70を押圧する構成とすると、そのいずれか一方の押圧手段が早期に摩耗してしまうおそれがある。
これに対して、本実施形態では、第1押圧部101及び第2押圧部102の両押圧部を用いて閉作動の初期段階から最終段階まで連続的にドロワーユニット70を押圧するので、各押圧部101、102が早期に摩耗してしまうこと防止できる。
また、仮に第2押圧部102のみで閉作動の初期段階から最終段階まで連続的にドロワーユニット70を押圧する構成とすると、閉作動の初期段階、つまり開閉カバー100がほぼ全開状態のときから第2押圧部102がドロワーユニット70に接触するような構成とする必要がある。
このとき、第2押圧部102はヒンジ機構110から離れた開閉カバー100の先端側に設けられ、かつ、開閉カバー100は筐体3に対して揺動可能に組み付けられているので、開閉カバー100の先端側(第2押圧部102)からドロワーユニット70までの距離は、開閉カバー100のヒンジ機構110側(第1押圧部101)までの距離より大きくなる。
このため、仮に第2押圧部102のみで閉作動の初期段階から最終段階まで連続的にドロワーユニット70を押圧する構成とすると、突出寸法を大きくして第2押圧部102を大きな形状とせざるを得ない。
しかし、第2押圧部102を大きくすると、ドロワーユニット70を取り外すために、開閉カバー100を全開状態としても、第2押圧部102が障害となってドロワーユニット70を容易に取り外すことが難しい。
さらに、開閉カバー100が完全に閉じられたときには、第2押圧部102が筐体3内に収納された状態とする必要があるが、第2押圧部102が大型化されていると、この大型化された第2押圧部102を収納するスペースを筐体3内に確保することが非常に難しい。
一方、前述したように、開閉カバー100のヒンジ機構110側(第1押圧部101)までの距離は、開閉カバー100の先端側(第2押圧部102)からドロワーユニット70までの距離より小さいので、第1押圧部101は大きな形状としなくても、閉作動の初期段階から第1押圧部101をドロワーユニット70に接触させることができる。
したがって、本実施形態のごとく、開閉カバー100が閉じられていくときに、第1押圧部101が第2押圧部102より先に前記ドロワーユニット70に接触するように構成されていれば、第2押圧部102を大きな形状とすることなく、閉作動の初期段階から最終段階まで連続的にドロワーユニット70を押圧することができるとともに、筐体3内に第2押圧部102を収納するスペースを比較的容易に確保することが可能となる。
また、図6は開閉カバー100及びドロワーユニット70に作用する力を示す図であり、図6からも明らかなように、開閉カバー100を閉作動させるモーメントMによる接線方向力Foのうち、ドロワーユニット70の移動方向と平行な成分F1は、閉作動の初期
段階ほど小さくなる。
一方、てこの原理より、ヒンジ機構110に近い部位であるほど、接線力Foが大きくなるので、第1押圧部101でドロワーユニット70を押圧すれば、ドロワーユニット70を押圧する力F1を大きくすることができる。
したがって、本実施形態のごとく、閉作動の初期段階においては、第1押圧部101にてドロワーユニット70を押圧するような構成すれば、開閉カバー100に作用させる力を大きくすることなく、ドロワーユニット70を正規位置に向けて押圧することができる。
以上に説明したように、本実施形態によれば、第1押圧部101及び第2押圧部102の摩耗を抑制し、かつ、ドロワーユニット70の取り外し性(メンテナンス性)を阻害することなく、比較的に小さな力で開閉カバー100を閉じながらドロワーユニット70を正規位置に向けて押圧することができる。
ところで仮に、第2押圧部102が直交面75Dに接触した状態でドロワーユニット70を押圧する構成であると、開口部3Aが開閉カバー100により閉じられた状態であっても、第2押圧部102を構成する突起部が直交面75Dに接触した状態となるので、レーザプリンタ1の水平方向寸法(ドロワーユニット70の移動方向と平行な部位の外形寸法)が、少なくとも突起部の突出寸法分だけ大型化してしまう。
これに対して、本実施形態では、開口部3Aが開閉カバー100により閉じられたときには、第2押圧部102の先端側が、図1に示すように、直交面75Dより筐体3の内側であって、かつ、平行面75Cに対して平行面75Cと直交する方向にずれた部位に位置しているので、第2押圧部102を構成する突起部が直交面75Dより内方側に入り込んだ状態となる。
したがって、レーザプリンタ1の水平方向寸法が、少なくとも第2押圧部102の突出寸法分だけ大型化してしまうことを防止しながら、ドロワーユニット70を正規位置に向けて押圧することができる。
また、本実施形態では、4つの現像カートリッジ70C〜70Kを有しているので、本実施形態に係るドロワーユニット70は、現像カートリッジが1つであるモノクロレーザプリンタのドロワーユニットより重くなるものの、前述したように、本実施形態に係るレーザプリンタ1では、比較的に小さな力で開閉カバー100を閉じながらドロワーユニット70を正規位置に向けて押圧することができるので、ドロワーユニット70が比較的に重くなるカラー方式等のレーザプリンタ1に適用して特に有効である。
5.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、筐体3が特許請求の範囲に記載された装置本体に相当し、現像カートリッジ70C等が特許請求の範囲に記載された画像形成ユニットに相当し、ドロワーユニット70が特許請求の範囲に記載されたドロワーに相当し、第1押圧部101が特許請求の範囲に記載された第1押圧手段に相当し、第2押圧部102が特許請求の範囲に記載された第2押圧手段に相当する。
(第2実施形態)
図7は本実施形態の特徴を示す模式図である。そして、本実施形態では、筐体3及び開閉カバー100のうちいずれか一方(例えば、筐体3)側に、他方側(例えば、開閉カバー100側)に形成された凹部又は穴部103に嵌り込む凸部3Bを設けたものである。
これにより、例えばレーザプリンタ1の輸送中に大きな衝撃(加速度)がレーザプリンタ1に作用し、開閉カバー100に大きな力(慣性力)が作用しても、その開閉カバー100に作用した力(慣性力)をヒンジ機構110及び筐体3の凸部3Bで受けることができる。
したがって、ヒンジ機構110(特に、ピン)に大きな力が作用してしまうことを防止できるので、例えばレーザプリンタ1の輸送中等にヒンジ機構110が損傷してしまうといった不具合の発生を防止することができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、カラーレーザプリンタに本発明を適用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、モノクロレーザプリンタにも適用できる。
また、上述の実施形態では、ダイレクト方式のレーザプリンタに本発明を適用したが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、第2押圧部102がスライダケーシング75の把持部75Aに接触するように構成したが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、第1押圧部101が開閉カバー100に設けられた搬送シュート26に形成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、ヒンジ機構110は長穴及びピンにより構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、傾斜面75Eが曲面に構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、平面にて傾斜面75Eを構成してもよい。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係るレーザプリンタ1の要部を示す側断面図である。 本発明の実施形態に係るドロワーユニット70の着脱状態を示す側断面図である。 本発明の実施形態に係るドロワーユニット70の着脱状態を示す側断面図である。 本発明の実施形態に係るドロワーユニット70の着脱状態を示す側断面図である。 図4のA部拡大図である。 開閉カバー100及びドロワーユニット70に作用する力を示す図である。 本発明の第2実施形態の特徴を示す模式図である。
符号の説明
1…レーザプリンタ、3…筐体、3A…開口部、3B…凸部、5…排紙トレイ、
7…排出部、10…画像形成部、20…フィーダ部、21…給紙トレイ、
22…給紙ローラ、24…搬送ローラ、25…加圧ローラ、26…搬送シュート、
27…加圧ローラ、30…搬送機構、31…駆動ローラ、32…従動ローラ、
33…搬送ベルト、34…ベルトクリーナ、60…スキャナ部、
70…ドロワーユニット、70C〜70K…現像カートリッジ、71…感光ドラム、
72…帯電器、73…転写ローラ、74…トナー収容部、74A…トナー収容室、
74B…トナー供給ローラ、74C…現像ローラ、74E…層厚規制ブレード、
75…スライダケーシング、75A…把持部、75B…搬送シュート、
75C…平行面、75D…直交面、75E…傾斜面、80…定着ユニット、
81…加熱ローラ、82…加圧ローラ、91…排出ローラ、100…開閉カバー、
101…第1押圧部、102…第2押圧部、103…穴部、110…ヒンジ機構。

Claims (4)

  1. 記録シートに画像を形成する画像形成装置であって、
    水平方向に移動可能に装置本体内に組み付けられ、記録シートに画像形成する画像形成ユニットを有するドロワーと、
    前記装置本体のうち前記ドロワーの移動方向一端側に設けられた開口部を開閉するとともに、ヒンジ機構を介して前記装置本体に揺動可能に組み付けられた開閉カバーと、
    前記開閉カバーのうち前記ドロワー側に設けられ、前記開閉カバーが閉じられていくときに前記ドロワーに接触して前記ドロワーを押圧する複数個の押圧手段とを備え、
    前記複数個の押圧手段は、前記ヒンジ機構側に設けられた第1押圧手段、及び前記開閉カバーの先端側であって、前記第1押圧手段より前記ヒンジ機構から離れた部位に設けられた第2押圧手段を有しており、
    さらに、前記複数個の押圧手段は、前記開閉カバーが閉じられていくときに、前記第1押圧手段が前記第2押圧手段より先に前記ドロワーに接触するように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1押圧手段は、前記ドロワーの端部側のうち前記ドロワーの移動方向と直交する水平方向端部側に接触し、
    さらに、前記ドロワーのうち、前記開閉カバー側であって前記第1押圧手段が接触する部位より水平方向にずれた部位には、記録シートの搬送経路を構成する搬送シュートが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ドロワーのうち前記開閉カバー側には、前記ドロワーの移動方向と略平行な平行面、前記平行面と略直交する直交面、並びに前記平行面と前記直交面とを繋ぐように前記平行面及び前記直交面に対して傾斜した傾斜面が設けられており、
    前記第2押圧手段は、前記ドロワー側に突出する突起部にて構成されているとともに、前記開閉カバーが閉じられていくときに、前記第2押圧手段の先端側が前記傾斜面に接触するように構成されており、
    さらに、前記開口部が前記開閉カバーにより閉じられたときには、前記第2押圧手段の先端側が、前記直交面より前記装置本体の内側であって、かつ、前記平行面に対して前記平行面と直交する方向にずれた部位に位置していることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ドロワーは、複数個の前記画像形成ユニットを有して構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
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