JP2008133122A - エレベータ - Google Patents
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Abstract
【課題】給電線を用いたエレベータ乗りかごへの給電を効率良く行ない、かつ、給電線の接触を防止する。
【解決手段】電源装置8から給電線9に予め定められた周波数の電流が供給されている。給電線9にはピックアップ装置11が対向して配置される。乗りかご1停止時はピックアップ装置11と給電線9間の距離は短い。走行を開始する場合、サーボモータがボールネジを回転させる。すると、ピックアップ装置11が給電線9から離れる方向に向かって移動する。乗りかご1が目的階に近づき走行を停止する場合、サーボモータはボールネジを走行開始の時とは逆方向に回転させる。するとピックアップ装置11は給電線9に近づく方向に移動する。
【選択図】図1
【解決手段】電源装置8から給電線9に予め定められた周波数の電流が供給されている。給電線9にはピックアップ装置11が対向して配置される。乗りかご1停止時はピックアップ装置11と給電線9間の距離は短い。走行を開始する場合、サーボモータがボールネジを回転させる。すると、ピックアップ装置11が給電線9から離れる方向に向かって移動する。乗りかご1が目的階に近づき走行を停止する場合、サーボモータはボールネジを走行開始の時とは逆方向に回転させる。するとピックアップ装置11は給電線9に近づく方向に移動する。
【選択図】図1
Description
本発明は、乗りかごへの給電機能を有するエレベータに関する。
従来、エレベータの乗りかごへの給電は、テールコードと呼ばれるケーブルで乗りかごと建屋側の電源装置とを繋ぎ、このケーブルに電力を供給することで行われていた。近年、テールコードを用いるのではなく、非接触で乗りかごへ給電する方法が種々提案されている。
図12は、従来のエレベータの乗りかごの給電装置の第1の例を示す図である。
このエレベータは、昇降索102により吊り下げられるケージ(乗りかご)101の移動経路103に平行して設けられ高周波電流が通電される導体104と、ケージ101に取り付けられ且つ導体104に沿ってケージ101と共に移動するコイル105と、ケージ101に取り付けられ且つコイル105に接続された受電回路106とを備え、導体104の磁界によってコイル105に発生する起電力を、ケージ101の受電回路106に供給するというものである。これにより、給電用ケーブルを使用せずに乗りかごに電力を供給する(特許文献1参照)。
図13は、従来のエレベータの乗りかごの給電装置の第2の例を示す図である。
このエレベータは、昇降路201内を昇降する乗りかご211と、この乗りかご211に一端が接続される主ロープ212と、この主ロープ212の他端に接続され、昇降路201内を昇降するつり合いおもり213と、主ロープ212の中間部が巻き掛けられるシーブ221と、このシーブ221に駆動力を付与する電動機222と、この電動機222を制御する制御装置223とを備えている。
このエレベータは、昇降路201内を昇降する乗りかご211と、この乗りかご211に一端が接続される主ロープ212と、この主ロープ212の他端に接続され、昇降路201内を昇降するつり合いおもり213と、主ロープ212の中間部が巻き掛けられるシーブ221と、このシーブ221に駆動力を付与する電動機222と、この電動機222を制御する制御装置223とを備えている。
そして、この給電装置は、建屋側に設置され所定周波数の電流を出力する電源251,252と、この電源装置251に接続され昇降路201内に延設される往路側給電線251aおよび復路側給電線251bと、電源装置252に接続され往路側給電線251aおよび復路側給電線251bに並列して昇降路201内に延設される往路側給電線252aおよび復路側給電線252bを備える。
また、この給電装置は、これらの給電線251a,251b、252a,252bに対峙して乗りかご211に取付け金具261dを介して取付けられる鉄心261aと、この鉄心261aに巻回されるコイル261bと、このコイル261bに一端が接続される出力線261cと、この出力線261cの他端が接続され、コイル261bに誘導される起電力を整流する整流回路261eと、整流された起電力を所定の電圧に変換する変換器、例えばインバータ261fと、電磁誘導作用でコイル261bに発生した電圧を検出する検出器261gとを備えている。
そして、インバータ261fに、乗りかご211に備えられる図示しない乗りかご照明、ドア駆動および信号用電源等からなる負荷214が接続されている。なお、電源装置251に接続される給電線251a,251bと電源装置252に接続される給電線252a,252bはそれぞれ同等の長さを有しているとともに、昇降路201上部および昇降路201下部にそれぞれ設置された支持体215a,215bにより支持されている。
このエレベータでは、一方の電源ないし給電線に異常が発生しても他方の電源装置および給電線を介して乗りかご稼動に必要な電力を確保する(特許文献2参照)。
特開平9−56088号公報(第1−3頁、第1−3図)
特開2002−338150号公報(第1−5頁、第1−4図)
非接触で乗りかごへ給電する方法を実現するためには昇降路側に設置した給電線と乗りかご側に設置したピックアップ装置の間には所定の値以上の距離を設けなければならない。給電線とピックアップ装置の間とは、前述した従来の給電装置の第1の例では導体104とコイル105間の距離が相当し、前述した従来の給電装置の第2の例では、給電線251a,251b、252a,252bと鉄心261aあるいはコイル261b間の距離が相当する。
この部分に所定の値以上の距離を設けなければならない理由は以下の通りである。乗りかごは走行中に横揺れする場合がある。この走行中の横揺れによって、昇降路側に設置した給電線と乗りかご側に設置したピックアップ装置とが接触すると、大きな摺動音が発生し、乗客に不快感を与える。また、摺動により給電線やピックアップ装置に摩耗が生じ、摩耗紛を発生させたり、装置の寿命を著しく低下させたりする。この為、乗りかごが走行中に横揺れしても、給電線とピックアップ装置が接触しないよう、これらの間に所定の値以上の距離を設けている。
この部分に所定の値以上の距離を設けなければならない理由は以下の通りである。乗りかごは走行中に横揺れする場合がある。この走行中の横揺れによって、昇降路側に設置した給電線と乗りかご側に設置したピックアップ装置とが接触すると、大きな摺動音が発生し、乗客に不快感を与える。また、摺動により給電線やピックアップ装置に摩耗が生じ、摩耗紛を発生させたり、装置の寿命を著しく低下させたりする。この為、乗りかごが走行中に横揺れしても、給電線とピックアップ装置が接触しないよう、これらの間に所定の値以上の距離を設けている。
ところが、給電線からピックアップ装置を介して乗りかごに給電しようとした場合、一般的に、前述の距離が短い程給電効率は増加し、逆に距離が長い程給電効率は低下する。この為、前述したように、接触を防止するために給電線とピックアップ装置の間に所定の値以上の距離を設けることによって給電効率が低下してしまうという問題があった。また、給電効率を増加させるために給電線とピックアップ装置の距離を短くすると、給電部、つまり給電線とピックアップ装置間での接触による騒音や摩耗が生じるという、別の問題が発生していた。
一方、乗りかごには種々の電気機器が搭載されるが、これら電気機器の内、かごドアの駆動装置は大きな電力を消費する。かごドアの駆動装置が稼動するのは乗りかごが停止している場合に限られ、乗りかご走行中は稼動しない。つまり、乗りかごは停止中に大きな電力を必要とするが、走行中は大きな電力を必要としない。
また、前述したように、給電部での接触による騒音や摩耗は乗りかご停止中には発生せずに走行中に発生する。このように、給電線とピックアップ装置を用いて非接触で給電する方法をエレベータに適用しようとした場合、乗りかごの停止中には給電部での接触による騒音や摩耗を考慮する必要がない一方で給電効率を増加させる必要がある。また、走行中には給電効率の低下は大きな問題ではなく、給電部での接触による騒音や摩耗を防止する必要がある。
つまり乗りかごの停止中に必要な電力を得るために、給電線とピックアップ装置間の距離を短くすると、走行中は給電部での接触が起きやすくなってしまうという、エレベータ特有の課題を有していた。
そこで、本発明の目的は、給電線を用いた乗りかごへの給電を効率良く行ない、かつ、給電線の接触を防止することが可能になるエレベータを提供することにある。
すなわち、本発明に係わるエレベータは、建屋側に設置されて予め定められた周波数の電流を出力する電源装置と、電源装置に接続されて昇降路内に延設される給電線と、給電線に対峙して乗りかご側に備えられる鉄心に巻回されるコイルと、コイルに誘導される起電力を所定の電圧に変換する変換器とを備え、コイルと給電線の間の距離を変更することを特徴とする。
本発明によれば、給電線を用いたエレベータ乗りかごへの給電を効率良く行ない、かつ、給電線の接触を防止することができる。
以下図面により本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの構成の一例を示す図であり、乗りかごが停止している状態を示す図である。図2は、図1に示したA−A方向から給電線を見た側面図である。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの構成の一例を示す図であり、乗りかごが停止している状態を示す図である。図2は、図1に示したA−A方向から給電線を見た側面図である。
図1において、乗りかご1はロープ2の一端に結合されている。ロープ2の他端には釣合重り3が結合されている。ロープ2は建屋に設けられた巻上機シーブ4に巻掛けられ、巻上機シーブ4はモータ5で駆動される。モータ5は、制御線6によって制御装置7と結合され、制御装置7からの制御信号で駆動制御される。
建屋には予め定められた周波数の電流を流す電源装置8が設置され、電源装置8には給電線9が接続される。給電線9は乗りかご1が走行する昇降路に沿って上下方向に配置され、行き側部9aと帰り側部9bと折返し部9cから成る。
乗りかご1には給電装置10が搭載されており、給電装置10の一部であるピックアップ装置11が、その先端に取りつけられている。ピックアップ装置11は給電線9と所定の距離離れて対向している。
また、建屋には建屋側アンテナ12が設けられ、伝送線13で制御装置7と接続されている。乗りかご1には、かご側アンテナ14が設けられる。建屋側アンテナ12とかご側アンテナ14は、互いに無線信号を送受信することができ、これらを介して制御装置7と乗りかご1は各種信号のやりとりを行なう事ができる。
図3は、停止している状態の乗りかご1を拡大した正面図である。図4は、図3に示した乗りかご1の上部に搭載した給電装置10を上方からみた平面図である。
図3に示すように、ピックアップ装置11の後部には枠体15の一端が結合される。枠体15の他端部にはネジ穴であるネジ部16が設けられており、このネジ部16はボールネジ17と螺合している。ボールネジ17はサーボモータ18に結合される。
図3に示すように、ピックアップ装置11の後部には枠体15の一端が結合される。枠体15の他端部にはネジ穴であるネジ部16が設けられており、このネジ部16はボールネジ17と螺合している。ボールネジ17はサーボモータ18に結合される。
サーボモータ18はベース19に結合され、ベース19の下部は乗りかご1に固定される。また、枠体15の下面には車輪であるガイド装置20a,20bが設けられ、枠体15が水平方向に移動可能になっている。
ピックアップ装置11からは電線21が引き出され、かご内電力供給装置22に接続される。かご内電力供給装置22は蓄電装置である電力蓄積装置23に接続される。かご内電力供給装置22は、電線21から得た電力をドア駆動装置やかご内の照明器具など、乗りかご1に搭載されている図示しない各種電気機器に供給する。
乗りかご1には、かご制御装置24がさらに搭載されており、伝送線25a,25b,2c,25dにより、かご側アンテナ14、サーボモータ18、かご内電力供給装置22、電力蓄積装置23とそれぞれ接続され、各種信号のやり取りにより、それぞれの機器の動作を制御するようになっている。
図5は、乗りかご1が停止している状態での、ピックアップ装置11と給電線9とが対向している部分を拡大した斜視図である。ピックアップ装置11は、給電線9に対峙して略E形をした鉄心26と、この鉄心26に巻回されるコイル27から成り、コイル27には電線21が接続されている。
かご内電力供給装置22は、コイル27に誘導される起電力を予め定められた電圧に変換する変換器として機能する。
ピックアップ装置11の鉄心26とコイル27は、給電線行き側部9a,帰り側部9bをそれぞれ3方向から取り囲むようになっている。このため、給電線9に流れる所定周波数の電流で、鉄心26には効率良く磁場変動が形成され、これによりコイル27には走行時と比較して大きな電力が発生する。
ピックアップ装置11の鉄心26とコイル27は、給電線行き側部9a,帰り側部9bをそれぞれ3方向から取り囲むようになっている。このため、給電線9に流れる所定周波数の電流で、鉄心26には効率良く磁場変動が形成され、これによりコイル27には走行時と比較して大きな電力が発生する。
以下、このような構成のエレベータの給電にかかる作用について説明する。まず、乗りかご1が停止している状態での給電について説明する。
停止時は、給電線行き側部9a,帰り側部9bとピックアップ装置11との距離は走行時と比較して短いが、乗りかご1が停止している場合には、給電線行き側部9a,帰り側部9bに鉄心26やコイル27が接触しても騒音や摩耗が発生することはない。
停止時は、給電線行き側部9a,帰り側部9bとピックアップ装置11との距離は走行時と比較して短いが、乗りかご1が停止している場合には、給電線行き側部9a,帰り側部9bに鉄心26やコイル27が接触しても騒音や摩耗が発生することはない。
コイル27に発生した電力は電線21を介してかご内電力供給装置22に取り込まれる。かご内電力供給装置22は、必要に応じて、乗りかご1に搭載されている各種電気機器に電力を供給したり、電力蓄積装置23にその電力を蓄積させたりする。これらの動作は、かご制御装置24により制御される。
乗りかご1の図示しない出入り口ドアを開閉する場合、出入り口ドアの図示しない駆動装置が稼動し大きな電力を消費することになるが、前述したように、鉄心26には効率良く磁場変動が形成されており、これによりコイル27には走行時と比較して大きな電力が発生しているので、電力が不足することはない。
次に、乗りかご1が走行を開始する場合について説明する。走行を開始する場合、制御装置7はモータ5に駆動指令を発すると共に、建屋側アンテナ12からかご側アンテナ14に向け、駆動指令を発した旨の信号を発信する。駆動指令を受けたモータ5は、巻上機シーブ4を回転させ、乗りかご1は走行を開始することになる。
一方、建屋側アンテナ12から発信された信号は、かご側アンテナ14で受信され、伝送線25aを介してかご制御装置24に伝達される。信号を受信したかご制御装置24は、サーボモータ18に駆動指令を発し、サーボモータ18はボールネジ17を回転させる。
ボールネジ17には給電装置10の枠体15のネジ部16が螺合しているので、ボールネジ17の回転に伴い、枠体15およびその一端に結合されているピックアップ装置11は、ガイド装置20a,20bに支持されながら給電線9から離れる方向に向かって移動する。つまり、かご制御装置24、サーボモータ18およびボールネジ17は、ピックアップ装置11のコイル27と給電線9との間の距離を変更する距離変更手段として機能する。
ピックアップ装置11の移動が完了し、乗りかご1が走行している状態での、乗りかご1を拡大した正面図を図6に示す。図7は、図6に示した乗りかご1の上部に搭載した給電装置10を、上方向からみた平面図である。
図6及び図7に示すように、乗りかご1が走行している状態では、給電線行き側部9a,帰り側部9bは鉄心26およびコイル27が取り囲む領域より外側に出ていることが分かる。
この為、給電線行き側部9a,帰り側部9bとピックアップ装置11との距離は停止時と比較して長くなり、乗りかご1が走行し横揺れしても給電線行き側部9a,帰り側部9bに鉄心26やコイル27が接触することはなく、騒音や摩耗が発生することはない。
このように給電線行き側部9a,帰り側部9bとピックアップ装置11との距離が停止時と比較して長くなったため、鉄心26に形成される磁場変動は停止時と比較して小さくなり、これに伴ってコイル27に発生する電力も停止時と比較して小さくなる。
しかし、乗りかご1が走行している時には、出入り口ドアを開閉する必要はないので、大きな電力を消費する出入り口ドアの駆動装置が稼動することもない。この為、電力の発生が小さくなっても、乗りかご1の必要電力が不足することはない。
次に、乗りかご1が目的階に到着し、停止する場合について説明する。
乗りかごが目的階に近づき走行を停止する場合、制御装置7はモータ5に停止指令を発すると共に、建屋側アンテナ12からかご側アンテナ14に向け、停止指令を発した旨の信号を発信する。停止指令を受けたモータ5は、巻上機シーブ4の回転速度を遅くし、最終的には乗りかご1は目的階に停止することになる。
乗りかごが目的階に近づき走行を停止する場合、制御装置7はモータ5に停止指令を発すると共に、建屋側アンテナ12からかご側アンテナ14に向け、停止指令を発した旨の信号を発信する。停止指令を受けたモータ5は、巻上機シーブ4の回転速度を遅くし、最終的には乗りかご1は目的階に停止することになる。
一方、建屋側アンテナ12から発信された信号は、かご側アンテナ14で受信され、伝送線25aを介してかご制御装置24に伝達される。信号を受信したかご制御装置24は、サーボモータ18に駆動指令を発し、サーボモータ18はボールネジ17を走行開始の時とは逆方向に回転させる。
ボールネジ17には給電装置10の枠体15のネジ部16が螺合しているので、ボールネジ17の回転に伴い、枠体15およびその一端に結合されているピックアップ装置11は、ガイド装置20a,20bに支持されながら給電線9に近づく方向に移動する。
ピックアップ装置11の移動が完了し、乗りかご1が停止した状態では、ピックアップ装置11と給電線9の位置関係は、図3及び図4に示したような乗りかご走行開始前の状態に復帰することになる。
次に、乗りかご1が走行中に停電が発生し、電源装置8および給電線9からの電流が供給されなくなった場合について説明する。この場合、モータ5や巻上機シーブ4への電力供給がなくなるので乗りかご1は停止する。しかし、乗りかご1には電力蓄積装置23が搭載されているので、これに蓄積された電力を用いて、乗りかご1が目的階に到着し停止する場合と同様の動作を行う事ができる。
この為、乗りかご1が走行中に停電が発生し、乗りかご1が停止しても、ピックアップ装置11の移動を行なうことができ、乗りかご1は図3及び図4の状態に復帰することができる。停電が復帰し電源装置8および給電線9から再び電流が供給されると、給電装置10は乗りかご1に電力を効率良く供給することができる。
以上のように、給電線9とピックアップ装置11間の距離を、乗りかご停止中は短く、走行中は長くすることで、乗りかご1が大きな電力を必要とする場合に乗りかごへの給電を効率良く行なうことができると共に、走行時に乗りかご1が横揺れしても、給電線9とピックアップ装置11間の接触による騒音や摩耗の発生を防止することができる。
また、給電線9とピックアップ装置11間の距離を、乗りかごの速度が遅い時は短く、速度が速い時は長くするようにしても良い。
また、前述した構成を用いて、給電線9とピックアップ装置11間の距離を、乗りかご1の出入り口ドアの動作に関連付けて変更できるようにしても良い。つまり、給電線9とピックアップ装置11間の距離を、ドアが動作する可能性が高い場合には短く、可能性が少ない場合は長くするようにしても良い。
また、前述した構成を用いて、給電線9とピックアップ装置11間の距離を、乗りかご1の出入り口ドアの動作に関連付けて変更できるようにしても良い。つまり、給電線9とピックアップ装置11間の距離を、ドアが動作する可能性が高い場合には短く、可能性が少ない場合は長くするようにしても良い。
また、前述した構成を用いて、給電線9とピックアップ装置11間の距離を、乗りかご内の機器の稼動状況に関連付けて変更しても良い。つまり、給電線9とピックアップ装置11間の距離を、乗りかご内の機器で消費する電力が多い時には短く、少ない時には長くするようにしても良い。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係るエレベータの構成は図1に示したものと同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図8は、本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータの構成の一例を示す図である。図9は、図8のB−B方向から給電線を見た側面図である。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係るエレベータの構成は図1に示したものと同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図8は、本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータの構成の一例を示す図である。図9は、図8のB−B方向から給電線を見た側面図である。
この実施形態では、第1の実施形態で備えた乗りかご1の代わりに乗りかご51を備える。
図8では、最上部の停止階で停止している乗りかご51a、最下部の停止階で停止している乗りかご51c、およびそれらの間を走行している乗りかご51bをそれぞれ示している。
図8では、最上部の停止階で停止している乗りかご51a、最下部の停止階で停止している乗りかご51c、およびそれらの間を走行している乗りかご51bをそれぞれ示している。
図10は、停止している状態の乗りかご51aを拡大した正面図である。図11は、図10に示した乗りかご51aの上部に搭載した給電装置53を上方向からみた平面図である。
建屋に設置された電源装置8には第1の実施形態で備えた給電線9に代えて給電線52が接続されている。給電線52は乗りかご51が走行する昇降路に沿って上下方向に配置され、乗りかご51が停止階で停止した状態では、当該乗りかご51側に近づき、乗りかご51が走行している状態では当該乗りかご51から離れるように一部屈折して設置されている。
乗りかご51には第1の実施形態で備えた給電装置10に代えて給電装置53が搭載されており、給電装置53の一部であるピックアップ装置11が、当該給電装置53の先端に取り付けられている。ピックアップ装置11の細部は、第1の実施形態で説明したものと同じであり、同一の番号を付してある。但し、ピックアップ装置11の後部は、乗りかご51に固定され、給電装置53の一部であるベース54に直接結合されている。
第1の実施形態と同様に、ピックアップ装置11からは電線21が引き出され、かご内電力供給装置22に接続されている。かご内電力供給装置22は電力蓄積装置23に接続されている。かご内電力供給装置22は、ドア駆動装置やかご内の照明器具など、乗りかご1に搭載されている各種電気機器に電力を供給している。
乗りかご51には、かご制御装置24がさらに搭載されており、伝送線25a,25b,25c,25dにより、かご側アンテナ14、かご内電力供給装置22、電力蓄積装置23と接続され、各種信号のやり取りにより、それぞれの機器の動作を制御するようになっている。
図3に示すように、第1の実施形態ではサーボモータ18、およびこのサーボモータ18と接続する伝送線25bが必要であったが、第2の実施形態ではサーボモータ18を設ける必要がないので、この伝送線は不要になっている。この第2の実施形態ではサーボモータ18が不要であることにともない、第1の実施形態で備えていたボールネジ17、枠体15も備える必要が無い。
以下、このような構成のエレベータの給電にかかる作用について説明する。
最上部の停止階で停止している状態の乗りかご51aでは、ピックアップ装置11の鉄心26とコイル27は、給電線行き側部52a,帰り側部52bをそれぞれ3方向から取り囲むようになっている。このため、給電線52に流れる所定周波数の電流で、鉄心26には効率良く磁場変動が形成され、これによりコイル27には走行時と比較して大きな電力が発生する。
最上部の停止階で停止している状態の乗りかご51aでは、ピックアップ装置11の鉄心26とコイル27は、給電線行き側部52a,帰り側部52bをそれぞれ3方向から取り囲むようになっている。このため、給電線52に流れる所定周波数の電流で、鉄心26には効率良く磁場変動が形成され、これによりコイル27には走行時と比較して大きな電力が発生する。
乗りかご51の停止時は給電線行き側部52a,帰り側部52bとピックアップ装置11との距離は走行時と比較して短いが、乗りかご51aは停止しているので、給電線行き側部52a,帰り側部52bに鉄心26やコイル27が接触しても騒音や摩耗が発生することはない。
コイル27に発生した電力は、電線21を介してかご内電力供給装置22に取り込まれ、かご内電力供給装置22は、必要に応じて、乗りかご51に搭載されている各種電気機器に電力を供給したり、電力蓄積装置23にその電力を蓄積したりする。これらの動作は、かご制御装置24により制御される。
コイル27に発生した電力は、電線21を介してかご内電力供給装置22に取り込まれ、かご内電力供給装置22は、必要に応じて、乗りかご51に搭載されている各種電気機器に電力を供給したり、電力蓄積装置23にその電力を蓄積したりする。これらの動作は、かご制御装置24により制御される。
乗りかご51の図示しない出入り口ドアを開閉する場合、出入り口ドアの駆動装置が稼動し大きな電力を消費することになるが、前述したように、鉄心26には効率良く磁場変動が形成されており、これによりコイル27には走行時と比較して大きな電力が発生しているので、必要な電力が不足することはない。
乗りかご51が、最下階に向かって走行を開始して、乗りかご51の位置が図8に示した乗りかご51bの位置に移ると、給電線52は乗りかご51から離れるように設置されているので、給電線行き側部52a,帰り側部52bは鉄心26およびコイル27が取り囲む領域より外側に出ることになる。
この為、給電線行き側部52a,帰り側部52bとピックアップ装置11との距離は長くなり、乗りかご51が走行し横揺れしても、給電線行き側部52a,帰り側部52bが鉄心26やコイル27と接触することはなく、騒音や摩耗が発生することはない。
このように給電線行き側部52a,帰り側部52bとピックアップ装置11との距離が停止時と比較して長くなったため、鉄心26に形成される磁場変動は停止時と比較して小さくなり、これに伴ってコイル27に発生する電力も停止時と比較して小さくなる。
しかし、乗りかご51が走行している時には、出入り口ドアを開閉する必要はないので、大きな電力を消費する出入り口ドアの駆動装置が稼動することもない,この為、電力の発生が小さくなっても、乗りかご51の必要な電力が不足することはない。
乗りかご51が最下部の目的階に到着して停止し、乗りかご51の位置が図8に示した乗りかご51cの位置に移ると、給電線52は乗りかご51側に近づくように設置されているので、給電線52とピックアップ装置11の位置関係は図8に示すように乗りかご51の最上部での停止時に復帰することになる。
このように、本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータは、乗りかごが停止位置にある場合に給電線とピックアップ装置11間の距離が短くなり、かつ、乗りかごが走行位置にある場合に給電線とピックアップ装置11間の距離が長くなるように、給電線を一部屈折させて設置したので、第1の実施形態と同様、乗りかごが大きな電力を必要とする時に乗りかごへの給電を効率良く行なうことができると共に、走行時に乗りかごが横揺れしても、給電線とピックアップ装置11間の接触による騒音や摩耗の発生を防止することができる。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を省略してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1,51…乗りかご、2…ロープ、3…釣合重り、4…巻上機シーブ、5…モータ、6…制御線、7…制御装置、8,251,252…電源装置、9,52…給電線、9a,52a…給電線行き側部、9b,52b…給電線帰り側部、9c,52c…給電線折返し部、10,53…給電装置、11…ピックアップ装置、12…建屋側アンテナ、13…伝送線、14…かご側アンテナ、15…枠体、16…ネジ部、17…ボールネジ、18…サーボモータ、19,54…ベース、20a,20b…ガイド装置、21…電線、22…かご内電力供給装置、23…電力蓄積装置、24…制御装置、25a,25b,25c,25d…伝送線、26,261a…鉄心、27,105,261b…コイル、101…ケージ、102…昇降索、103…移動経路、104…導体、106…受電回路、201…昇降路、212…主ロープ、214…負荷、215a,215b…支持体、221…シーブ、222…電動機、223…制御装置、251a,252a…往路側給電線、251b,252b…復路側給電線、261d…金具、261c…出力線、261e…整流回路、261f…インバータ、261g…検出器。
Claims (12)
- 建屋側に設置されて予め定められた周波数の電流を出力する電源装置と、
前記電源装置に接続されて昇降路内に配置される給電線と、
前記給電線に対峙して乗りかご側に備えられる鉄心に巻回されるコイルと、
前記コイルに誘導される起電力を予め定められた電圧に変換する変換器と、
前記コイルと前記給電線の間の距離を変更する距離変更手段と
を備えたことを特徴とするエレベータ。 - 前記距離変更手段は、
前記コイルを移動させることで前記コイルと前記給電線の間の距離を変更する
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。 - 前記距離変更手段は、
前記コイルと前記給電線の間の距離を乗りかごの運転状況に応じて変更する
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。 - 前記距離変更手段は、
前記乗りかごが停止中の場合には前記コイルと前記給電線の間の距離を短くし、前記乗りかごが走行中の場合には前記コイルと前記給電線の間の距離を長くする
ことを特徴とする請求項3に記載のエレベータ。 - 前記距離変更手段は、
前記乗りかごの速度が遅い場合には前記コイルと前記給電線の間の距離を短くし、前記乗りかごの速度が速い場合には前記コイルと前記給電線の間の距離を長くする
ことを特徴とする請求項3に記載のエレベータ。 - 前記距離変更手段は、
前記コイルと前記給電線の間の距離を乗りかごのドアの開閉状況に応じて変更する
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。 - 前記距離変更手段は、
前記乗りかごのドアの開閉時には前記コイルと前記給電線の間の距離を短くし、前記乗りかごのドアが開閉時でない場合には前記コイルと前記給電線の間の距離を長くする
ことを特徴とする請求項6に記載のエレベータ。 - 前記距離変更手段は、
前記コイルと前記給電線の間の距離を乗りかごの機器の稼動状況に応じて変更する
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。 - 前記距離変更手段は、
前記乗りかごの機器の消費電力が多い場合には前記コイルと前記給電線の間の距離を短くし、前記乗りかごの機器の消費電力が少ない場合には前記コイルと前記給電線の間の距離を長くする
ことを特徴とする請求項8に記載のエレベータ。 - 建屋側に設置されて予め定められた周波数の電流を出力する電源装置と、
前記電源装置に接続されて昇降路内に配置される給電線と、
前記給電線に対峙して乗りかご側に備えられる鉄心に巻回されるコイルと、
前記コイルに誘導される起電力を予め定められた電圧に変換する変換器とを備え、
前記コイルと前記給電線の間の距離が前記昇降路の高さによって異なるように前記給電線を前記昇降路内に配置した
ことを特徴とするエレベータ。 - 前記乗りかごの停止位置で前記コイルと前記給電線の間の距離が短くなるように、前記給電線を設置し、前記停止位置以外の位置で前記コイルと前記給電線の間の距離が長くなるように、前記給電線を設置する
ことを特徴とする請求項10に記載のエレベータ。 - 前記変換器が変換して得た電力を蓄積する蓄積装置を前記乗りかご内に備えたことを特徴とする請求項1および請求項10のいずれかに記載のエレベータ。
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