JP2008132857A - 車両用灯具点灯回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両の周囲の視界状態に拘わらず点灯状態の光源部の視認性を適切なものとすべく光源部に流れる電流を制御する電流制御手段を有し、当該電流制御手段が故障した場合であっても光源部を点灯させることができる車両用灯具点灯回路を提供する。
【解決手段】車両用灯具点灯回路10は、光源部11に電流を流すための第1電流路A1と、光源部11に流れる電流を変化させるための第2電流路A2と、視界状態取得手段からの視界状態に応じて光源部11が明るくなるように第2電流路A2に流れる電流を制御する電流制御手段18と、第1電流路A1を断続可能なスイッチ手段14とを備え、第1電流路A1が導通状態とされかつ第2電流路A2に電流が流されていない場合に光源部11を所定の明るさS1で点灯させる。電流制御手段18は、第1電流路A1が導通状態とされている場面でのみ条件信号に応じて第2電流路A2に電流を流す。
【選択図】図1
【解決手段】車両用灯具点灯回路10は、光源部11に電流を流すための第1電流路A1と、光源部11に流れる電流を変化させるための第2電流路A2と、視界状態取得手段からの視界状態に応じて光源部11が明るくなるように第2電流路A2に流れる電流を制御する電流制御手段18と、第1電流路A1を断続可能なスイッチ手段14とを備え、第1電流路A1が導通状態とされかつ第2電流路A2に電流が流されていない場合に光源部11を所定の明るさS1で点灯させる。電流制御手段18は、第1電流路A1が導通状態とされている場面でのみ条件信号に応じて第2電流路A2に電流を流す。
【選択図】図1
Description
本発明は、点灯されている光源の明るさを調整することができる車両用灯具点灯回路に関する。
従来、車両に採用される灯具には、一例として、光源にLED(発光ダイオード)が用いられた光源部がストップランプに適用されているものがある。このような車両用灯具では、フットブレーキが踏まれている際に所定の大きさの電流を光源部に流し、かつフットブレーキが踏まれていない際に光源部に電流を流さない構成とされた車両用灯具点灯回路を有している(例えば、特許文献1参照)。この車両用灯具では、フットブレーキに為された操作に応じてストップランプとしての光源部を所定の明るさで点灯させることができる。
ところで、この車両用灯具では、光源部が同じ明るさで点灯されていても、車両の周囲における視界状態により、例えば、車両外部の照度や、霧、雨、埃、しぶき、煙等の有無により、車両の周囲からの視認性が変化してしまう。
そこで、光源部に流れる電流を制御可能な電流制御手段と、車両の周囲の視界状態を取得可能でありかつ取得した視界状態に応じて条件信号を生成可能な視界状態取得手段とを、電源から光源部に至る電流路に設け、視界状態取得手段が生成した条件信号に応じて電流制御手段を動作させる車両用灯具点灯回路が考えられている。この車両用灯具点灯回路では、車両の周囲を取り巻く視界状態に応じて光源部に流れる電流を調節すること、例えば、車両の周囲からの点灯状態の光源部の視認性が低下する条件下では光源部に流れる電流を増加させて光源部を明るくすることにより、車両の周囲の視界状態に拘わらず点灯状態の光源部の視認性を適切なものとすることができる。
特開2004−235498号公報
しかしながら、上記した従来の車両用灯具点灯回路では、電源から光源部に至る電流路に電流制御手段が設けられていることから、電流制御手段に故障が生じると光源部を点灯させることができなくなってしまう。
本発明は、上記の問題に鑑みて為されたもので、車両の周囲の視界状態に拘わらず点灯状態の光源部の視認性を適切なものとすべく光源部に流れる電流を制御する電流制御手段を有し、当該電流制御手段が故障した場合であっても光源部を点灯させることができる車両用灯具点灯回路を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の車両用灯具点灯回路は、車両の灯具に用いられる光源部を所定の明るさで点灯させるべく該光源部に電流を流すための第1電流路と、前記光源部を前記所定の明るさよりも明るく点灯させるべく前記光源部に流れる電流を変化させるための第2電流路と、前記車両の周囲の視界状態を取得可能でありかつ当該視界状態に応じた条件信号を生成して出力可能な視界状態取得手段と、該視界状態取得手段からの前記条件信号に応じて前記光源部が明るくなるように前記第2電流路に流れる電流を制御する電流制御手段と、為された操作に応じて前記第1電流路を断続可能なスイッチ手段とを備え、該スイッチ手段により前記第1電流路が導通状態とされかつ前記第2電流路に電流が流されていない場合に前記光源部を前記所定の明るさで点灯させ、前記電流制御手段は、前記スイッチ手段により前記第1電流路が導通状態とされている場面でのみ前記条件信号に応じて前記第2電流路に電流を流すことを特徴とする。
上記した構成によれば、電流制御手段により車両の周辺の視界状態に応じて光源部の明るさを変化させることから、車両の周囲の視界状態に拘わらず点灯状態の光源部の視認性を適切なものとすることができる。
また、電流制御手段が第2電流路に流れる電流を制御することにより光源部の明るさを変化させるものであり、第2電流路に電流が流れていない場合には第1電流路からの電流により光源部を所定の明るさで点灯させることができることから、電流制御手段が故障した場合であっても、スイッチ手段に為された操作に応じて光源部を所定の明るさで点灯させることができる。
請求項2に記載の車両用灯具点灯回路は、請求項1に記載の車両用灯具点灯回路であって、前記第1電流路は、前記スイッチ手段により導通状態とされると、前記光源部を前記所定の明るさで点灯させるべく前記光源部に所定の大きさの電流を流すように電源と前記光源部とを接続し、前記第2電流路は、前記光源部に前記所定の大きさよりも大きな電流を流すべく前記第1電流路と並列に前記電源と前記光源部とを接続し、前記電流制御手段は、前記視界状態取得手段からの前記条件信号に応じて前記光源部に流れる電流が前記所定の大きさから増加するように前記第2電流路に流れる電流を増加させることを特徴とする。
上記した構成によれば、電流制御手段が第1電流路に並列に接続された第2電流路に流れる電流を増加させることにより光源部の明るさを明るくするものであることから、電流制御手段が故障した場合であっても、スイッチ手段に為された操作に応じて第1電流路からの電流により光源部を所定の明るさで点灯させることができる。
請求項3に記載の車両用灯具点灯回路は、請求項2に記載の車両用灯具点灯回路であって、前記第1電流路は、抵抗を介して前記電源と前記光源部とを接続して構成されていることを特徴とする。
上記した構成によれば、第1電流路が抵抗を介して電源と光源部とを接続する構成とされており、第1電流路に故障が生じることは非常に稀であることから、電流制御手段が故障した場合であっても、スイッチ手段に為された操作に応じて光源部を所定の明るさで点灯させることができる。
請求項4に記載の車両用灯具点灯回路は、請求項1に記載の車両用灯具点灯回路であって、前記光源部は、複数の光源から構成され、前記第1電流路は、前記スイッチ手段により導通状態とされると、前記光源群の一部を点灯させることにより前記光源部を所定の明るさで点灯させるべく前記光源群の一部に電流を流すように電源と前記光源群の一部とを接続し、前記第2電流路は、前記光源群の他部に電流を流すように前記電源と前記光源群の他部とを接続し、前記電流制御手段は、前記視界状態取得手段からの前記条件信号に応じた大きさの電流を前記光源群の他部に流すべく前記第2電流路の電流を制御することを特徴とする。
上記した構成によれば、電流制御手段が光源群の他部に接続された第2電流路の電流を制御することにより光源部の明るさを変化させるものであることから、電流制御手段が故障した場合であっても、スイッチ手段に為された操作に応じて第1電流路で光源群の一部を点灯させることができるので、光源部を所定の明るさで点灯させることができる。
請求項5に記載の車両用灯具点灯回路は、請求項4に記載の車両用灯具点灯回路であって、前記第1電流路は、抵抗を介して前記電源と前記光源群の一部とを接続して構成されていることを特徴とする。
上記した構成によれば、第1電流路が抵抗を介して電源と光源群の一部とを接続するものであり、第1電流路に故障が生じることは非常に稀であることから、電流制御手段が故障した場合であっても、スイッチ手段に為された操作に応じて光源部を所定の明るさで点灯させることができる。
請求項6に記載の車両用灯具点灯回路は、請求項4または請求項5に記載の車両用灯具点灯回路であって、前記光源部は、前記光源群の一部が前記光源部を構成する領域の全域から出射可能に点在され、かつ前記光源群の他部が前記光源部を構成する領域の全域から出射可能に前記光源群の一部と混在されて構成されていることを特徴とする。
上記した構成によれば、光源群の一部を点灯させることにより効率良く光源部を所定の明るさとすることができ、かつ光源群の他部を点灯させることにより効率良く光源部を明るくすることができる。
請求項7に記載の車両用灯具点灯回路は、請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の車両用灯具点灯回路であって、前記視界状態には、少なくとも前記車両の周囲の明るさが含まれていることを特徴とする。
上記した構成によれば、車両の周囲の明るさは、点灯状態の光源部の視認性に大きな影響を与えるとともに、例えば照度センサを用いることで容易に検出することができるものであることから、光源部の明るさを変化させる基準として用いることにより、光源部の視認性を容易に適切なものとすることができる。
請求項8に記載の車両用灯具点灯回路は、請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の車両用灯具点灯回路であって、前記車両には、該車両が急減速したことを検知可能な急減速検知手段が設けられ、前記電流制御手段は、前記車両が急減速されたことを前記急減速検知手段が検知すると、前記光源部の明るさが一定周期で変化するように前記第2電流路の電流を制御することを特徴とする。
上記した構成によれば、車両の急制動時に光源部の明るさを一定周期で変化させることができるので、例えば、光源部をストップランプまたはターンランプに適用することにより、乗員による操作を必要とすることなく車両の後方へ向けて注意喚起することができる。
本発明の車両用灯具点灯回路にあっては、電流制御手段の動作により車両の周囲の視界状態に拘わらず点灯状態の光源部の視認性を適切なものとすべく光源部に流れる電流を制御することができるとともに、電流制御手段が故障した場合であっても光源部を点灯させることができる。
以下に、本発明に係る車両用灯具点灯回路10の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、実施例1に係る車両用灯具点灯回路10が採用された車両Cを模式的に示す斜視図であり、図2は、車両用灯具点灯回路10の構成を概略的に示す構成図である。
車両用灯具点灯回路10は、図1に示すように、車両Cのストップランプとしての発光部を構成するLEDユニット11を点灯させる回路として適用されており、車両Cに設けられたブレーキ装置12(図2参照)で為された操作に応じてLEDユニット11を点消灯させる。
車両用灯具点灯回路10は、図2に示すように、電源回路13にスイッチ回路14、抵抗15およびLEDユニット11が直列に接続されて構成された主回路に、その接続点a、b間に電子制御ユニット16(以下、単にECU16(Electronic Control Unit)ともいう)が並列接続された電気回路として構成されている。この電気回路の動作のためにスイッチ回路14が設けられている。
スイッチ回路14は、車両Cのブレーキ装置12の操作に連動する構成とされており、ブレーキ装置12がOFF状態のときは開放状態(開成姿勢)とされ、ブレーキ装置12がON状態とされると導通状態(閉成姿勢)とされる。
電源回路13は、車両Cに搭載された電源装置である。電源回路13は、実施例1では、車両Cに搭載されたバッテリが用いられており、ここからの電力供給がスイッチ回路14の断続に応じて為されることによりLEDユニット11が点消灯される。
このLEDユニット11は、実施例1では、光源として半導体発光素子である発光ダイオード17(以下、LED17とする)が用いられている。LEDユニット11は、例えば、図示は略すが複数のLED17が直列接続された光源列が複数並列に接続され、かつ各光源列に制限抵抗が各LED17と直列に接続されて構成されている。LEDユニット11は、その一方の端子が抵抗15およびスイッチ回路14を経て電源回路13に接続されるとともに、他方の端子が電源回路13に接続されている。LEDユニット11は、本実施例では、車両に用いられる灯具の一例として、上記したように車両Cのストップランプとしての発光部(図1参照)に採用されている。このLEDユニット11と電源回路13との間に抵抗15が設けられている。
抵抗15は、スイッチ回路14側の接続点aと、LEDユニット11側の接続点bとの間を架け渡すように(LEDユニット11に直列に)接続されており、電源回路13から電力供給された際に各LED17に流れる電流を適切な大きさに調整する機能を有する。抵抗15は、実施例1では、電源回路13、スイッチ回路14およびLEDユニット11と共同して構成する主回路のみがON状態のスイッチ回路14により導通状態とされた際(接続点a−b間でECU16側が開放状態)、LEDユニット11を所定の明るさS1(図3参照)で点灯させるべくLEDユニット11に流れる電流i2が所定の大きさI1となるように設定されている。このLEDユニット11の点灯状態における明るさを変更するためにECU16が設けられている。
ECU16は、車両Cの周囲の視界状態に応じて、点灯状態におけるLEDユニット11の明るさを明るさS1(図3参照)よりも明るくするために、上記した大きさI1の電流よりも大きな値の電流をLEDユニット11に流すことができるように構成されている。ECU16は、接続点aに接続された電流調節回路18と、この電流調節回路18と接続点bとの間に直列に接続された抵抗19とを有する。抵抗19は、電源回路13から電力供給された際に各LED17に流れる電流を適切な大きさに調整すべく電流調節回路18からの電流を調整する機能を有する。
電流調節回路18は、抵抗19を介して接続点bへと流れる電流i1を制御することにより、LEDユニット11に流れる電流i2の大きさを変化させるものである。電流調節回路18は、実施例1では、車両Cに設けられた照度センサ20および光透過度センサ21からの信号に応じて大きさを調節した電流i1を流す。
照度センサ20は、図示は略すが、車両Cの周囲の照度を検出することができるように車両Cに設けられている。照度センサ20は、検出した照度に応じた照度検出信号を生成して当該照度検出信号を電流調節回路18に出力するように形成されている。
光透過度センサ21は、図示は略すが、車両Cの周囲の光の透過度を検出できるように車両Cに設けられている。この光透過度センサ21は、例えば、発光装置からの出射光を受光装置で受光するように発光装置と受光装置とを所定の間隔で対向させて構成し、受光装置における受光光量を測定することにより実現することができる。この光透過度センサ21は、車両Cの周囲の霧、雨、埃、しぶき、煙等の有無による視認性への影響を検出することができる。光透過度センサ21は、検出した光の光透過度に応じた光透過度検出信号を生成して当該光透過度検出信号を電流調節回路18に出力するように形成されている。
電流調節回路18は、照度センサ20からの照度検出信号および光透過度センサ21からの光透過度検出信号を勘案してLEDユニット11に必要な明るさを求め、当該必要な明るさにするための大きさI2(>I1)の電流をLEDユニット11に流すように設定した電流i1を流す構成とされている。この電流調節回路18は、例えば、照度検出信号および光透過度検出信号を勘案してFETのゲート電流を生成し、このゲート電流でドレイン−ソース間の電流を調整することにより実現することができる。
ここで、照度検出信号および光透過度検出信号を勘案してとは次のことをいう。照度検出信号は、車両Cの周囲の照度を表すものであることから、照度が大きいすなわち車両Cの周囲が明るくなるにつれてストップランプの視認性が悪くなるので、照度が小さい場合にはLEDユニット11が所定の明るさS1であれば足り照度が大きくなることに応じてLEDユニット11の明るさを明るくすることとなる。また、光透過度検出信号は、車両Cの周囲の雰囲気における光の透過度をあらわすものであることから、透過度が大きいすなわち車両Cの周囲の雰囲気中を光が透過し易いほどストップランプの視認性が良くなるので、透過度が大きい場合にはLEDユニット11が所定の明るさS1であれば足り透過度が小さくなることに応じてLEDユニット11の明るさを明るくすることとなる。この電流調節回路18には、加速度センサ22が電気的に接続されている。
加速度センサ22は、車両Cに生じた加減速を検出することが可能であり、検出した加減速に応じた加減速検出信号を生成して当該加減速検出信号を電流調節回路18に出力するように形成されている。電流調節回路18は、加速度センサ22からの加減速検出信号により車両Cが急激に減速したことを検知すると、電流i1を断続的に流すように動作する。
このように、実施例1では、LEDユニット11が光源部として機能し、主回路を構成する電源回路13からスイッチ回路14および抵抗15を経てLEDユニット11に至るまでが、LEDユニット11を所定の明るさS1で点灯させる第1電流路A1として機能し、ECU16からLEDユニット11に至るまでが、LEDユニット11の明るさを明るくすべくLEDユニット11に流れる電流i2の大きさを変化させる第2電流路A2として機能している。また、ECU16の電流調節回路18と抵抗19とが、LEDユニット11が明るくなるように第2電流路A2に流れる電流i1を制御する電流制御手段として機能し、照度センサ20と光透過度センサ21とが、車両Cの周囲の視界状態を取得して当該取得状態に応じた条件信号を生成して出力可能な視界状態取得手段23として機能している。さらに、電流調節回路18は、加速度センサ22と協働して、車両Cが急減速したことを検知可能な急減速検知手段として機能している。
次に、本発明に係る車両用灯具点灯回路10の動作を図3のグラフに沿って説明する。図3では、横軸が時間tを示しており、縦軸がLEDユニット11の明るさを示している。なお、図3では、説明のために、時刻tが0のときスイッチ回路14が開放状態であり、時刻t1においてスイッチ回路14が導通状態とされたものとし、時刻t4においてスイッチ回路14が再び開放状態とされたものとし、この時刻t1から時刻t4の間における、時刻t2においてECU16が動作を開始したものとし、時刻t3において電流調節回路18(ECU16)に故障が生じたものとする。
車両用灯具点灯回路10では、時刻t1において、ブレーキ装置12が踏まれてON状態とされると、スイッチ回路14が導通状態とされる。このとき、実施例1では、ECU16が動作を開始していないので、第1電流路A1のみからの電流(大きさI1)によりLEDユニット11が点灯されることとなるので、LEDユニット11が明るさS1で点灯されることとなる。
時刻t2に至ると、ECU16が動作を開始する、すなわち電流調節回路18が、入力された照度センサ20からの照度検出信号および光透過度センサ21からの光透過度検出信号を勘案することによりLEDユニット11の明るさを明るくする必要があると判断したため電流i1を接続点bに流すことにより、LEDユニット11に流れる電流i2が大きさI1よりも大きな値となり、LEDユニット11の明るさが明るさS1よりも明るくなる。実施例1では、車両Cの周囲の照度および光の透過度が適宜変化しているものとし、この変化に応じてLEDユニット11の明るさが時間の経過とともに変化されている。
時刻t3に至ると、ECU16に故障が発生してしまったので、第2電流路A2から接続点bへの電流i1がなくなってしまう。すると、車両用灯具点灯回路10では、主回路のみが導通状態とされていることとなるので、第1電流路A1からの大きさI1の電流によりLEDユニット11が点灯されることとなり、LEDユニット11明るさS1で点灯されることとなる。
時刻t4に至ると、ブレーキ装置12がOFF状態とされることに伴ってスイッチ回路14が開放状態とされてLEDユニット11が消灯される。
上記したように、車両用灯具点灯回路10では、ブレーキ装置12がON状態とされている間は、ECU16が動作することにより、車両Cの周囲の視界状態(実施例1では照度および光の透過度)に応じてLEDユニット11の明るさを適宜変化させることができる。これにより、車両Cの周囲の視界状態に拘わらず、LEDユニット11(実施例1ではストップランプ)を適切な視認性で点灯させることができる。
また、車両用灯具点灯回路10では、ECU16が故障した場合であっても、電源回路13からスイッチ回路14および抵抗15を経てLEDユニット11に至る回路にはLEDユニット11を所定の明るさS1で点灯させる観点では影響がないことから、ブレーキ装置12への操作(スイッチ回路14による断続)に応じてLEDユニット11を明るさS1で点灯させることおよび消灯させることができるので、制動灯としての機能が損なわれることはない。これにより、車両Cの外部の人に合図を送ることを目的とするLEDユニット11(実施例1ではストップランプ)のフェールセーフ性を確保することができる。
さらに、車両用灯具点灯回路10では、フェールセーフ性の確保のための主回路(第1電流路A1)が、電源回路13からスイッチ回路14および抵抗15を経てLEDユニット11で構成されている、すなわち抵抗15のみで第1電流路A1が構成されていることから、第1電流路A1に故障が生じることは非常に稀であるので、ブレーキ装置12への操作(スイッチ回路14による断続)に応じてLEDユニット11を点灯および消灯させることができるので、制動灯としての機能が損なわれることはない。これにより、車両Cの外部の人に合図を送ることを目的とするLEDユニット11(本実施例ではストップランプ)のフェールセーフ性を確保することができる。
車両用灯具点灯回路10では、視界状態取得手段23(実施例1では照度センサ20および光透過度センサ21)により取得された視界状態に応じて必要なときのみLEDユニット11を所定の明るさS1よりも明るくすることにより適切な視認性を確保するものであることから、不必要な電力消費を抑止することができる。
車両用灯具点灯回路10は、電源回路13にスイッチ回路14、抵抗15およびLEDユニット11が直列に接続されて構成された主回路にECU16が並列接続された電気回路として構成されていることから、主回路として構成された電気回路の接続点a−接続点b間に、ECU16および抵抗19(第2電流路A2)を並列接続することにより形成することができるので、容易にかつ簡易に実現することができる。
車両用灯具点灯回路10では、車両Cが急激に減速したことを検知すると、電流調節回路18が電流i1を断続的に流すように動作することから、所定の明るさS1で点灯した状態とそれ以上の明るさで点灯した状態とを一定の間隔でストップランプ(LEDユニット11)を行き来させる、すなわち一定の間隔でストップランプの明暗を変化させることができる。これにより、乗員が何ら操作することなく、車両Cが急激に減速したことを車両Cの外部の人に認知させることができる。
したがって、実施例1に係る車両用灯具点灯回路10では、電流制御手段(電流調節回路18および抵抗19)の動作により車両Cの周囲の視界状態に拘わらず点灯状態のLEDユニット11の視認性を適切なものとすべくLEDユニット11に流れる電流を制御することができるとともに、電流制御手段が故障した場合であってもLEDユニット11を点灯させることができる。
次に、実施例2の車両用灯具点灯回路100について説明する。実施例2の車両用灯具点灯回路100は、図4に示すように、LEDユニット110の各LED170を2つのLED群170a、170bに分け、一方のLED群170aを点灯することでLEDユニット11を所定の明るさS1とし、そこに加えて他方のLED群170bを点灯することでLEDユニット11を所定の明るさS1よりも明るくする構成である。これに対し、実施例1の車両用灯具点灯回路10は、LEDユニット11に流れる電流を大きくすることにより明るさを明るくする構成である。車両用灯具点灯回路100は、その基本的な構成は実施例1の車両用灯具点灯回路10と同様であるので、同一機能部分には実施例1と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。なお、図4は、車両用灯具点灯回路100の構成を概略的に示す構成図であり、図5は、ストップランプを車両の後方側から見た様子を模式的に示す説明図である。なお、図5では、説明のために、LED群170aを構成するLED170が配置されている位置を○で示し、LED群170bを構成するLED170が配置されている位置を△で示している。
車両用灯具点灯回路100では、図4に示すように、LEDユニット110が、実施例1のLEDユニット11とは異なり、光源として用いられている各LED170が2つのLED群170aとLED群170bとに分けられて構成されている。LED群170aは、点灯されることによりLEDユニット110を所定の明るさS1で点灯させることができるように設定されている。LED群170bは、LED群170aが点灯されている際に点灯されることによりLEDユニット110を所定の明るさS1よりも明るく点灯させることができるように設定されている。換言すると、LEDユニット110は、LED群170aだけでも所定の明るさS1で点灯することができるとともに、そこにLED群170bを追加して点灯させることで所定の明るさS1よりも明るく点灯することができる構成とされたものである。
このLED群170aおよびLED群170bは、実施例2では、図5に示すように、ストップランプハウジング24の内方で、所望の発光領域(光源部を構成する領域)の全域に渡って各LED170が略均等に混在するように点在されて構成されている。詳細には、実施例2では、各LED170は、ストップランプハウジング24の内方で、横方向に等間隔な横列が縦方向に等間隔に複数並ぶように、かつ横並び方向で見てLED群170aとLED群170bとが交互に存在するように配設されている。このため、LEDユニット110では、LED群170aのみが点灯された場合とLED群170bのみが点灯された場合とで、互いに略等しい発光状態で、所望の発光領域の総てを網羅するように略均一な明るさで点灯することが可能である。このLEDユニット110のLED群170aとLED群170bとは、それぞれ異なる電流路からの電流により点灯される。
車両用灯具点灯回路100は、スイッチ回路14に通じる接続点cで分岐されており、その一方が抵抗150を経てLEDユニット110のLED群170aに接続されており、他方がECU160を経てLEDユニット110のLED群170bに接続されている。ここで、スイッチ回路14、抵抗150およびECU160は、実施例1と同様の構成であることから詳細な説明は省略する。
車両用灯具点灯回路100では、電源回路13からスイッチ回路14、抵抗150およびLED群170aを経て電源回路13に至る回路が構成されており、スイッチ回路14の開閉に伴って、LED群170aを点消灯させる主回路が形成されている。この主回路により、LED群170aのみが点灯される(スイッチ回路14が導通状態とされかつECU160が動作されていない状態)と、LEDユニット110が所望の明るさS1で点灯するように主回路が構成されている。このため、LED群170aが、LEDユニット110を所定の明るさS1で点灯させる光源群の一方として機能し、接続点cから抵抗150を経てLED群170aに至る個所が、第1電流路A1´として機能している。
また、車両用灯具点灯回路100では、電源回路13からECU160およびLED群170bを経て電源回路13に至る回路が構成されており、スイッチ回路14が導通状態とされた際にECU160が動作されると、LED群170aに加えてLED群170bが点灯されることとなり、LEDユニット110が所望の明るさS1よりも明るい明るさで点灯状態とされる。このため、LED群170bが、所定の明るさS1よりも明るくLEDユニット110を点灯させるべく点灯状態のLED群170aに追加して点灯される光源群の他方として機能し、接続点cからECU160を経てLED群170bに至る個所が、第2電流路A2´として機能している。
実施例2の車両用灯具点灯回路100では、スイッチ回路14が導通状態とされてLED群170aが点灯されている際、ECU160が、照度センサ20および光透過度センサ21からのデータを勘案してLEDユニット110に必要な明るさを求め、当該必要な明るさにするための大きさI2´の電流をLED群170bに流すように設定した電流i1´を流す構成とされている。このように、実施例2の車両用灯具点灯回路100では、点灯状態のLED群170aに適宜LED群170bを追加点灯させることによりLEDユニット110の明るさを明るくすることができ、実施例1の車両用灯具点灯回路10と同様に図3のグラフの作用を得ることができる。
上記したように、車両用灯具点灯回路100では、ブレーキ装置12がON状態とされている間は、ECU160が動作することにより、車両Cの周囲の視界状態(実施例1では照度および光の透過度)に応じてLEDユニット110の明るさを適宜変化させることができる。これにより、車両Cの周囲の視界状態に拘わらず、LEDユニット110(実施例2ではストップランプ)を適切な視認性で点灯させることができる。
また、車両用灯具点灯回路100では、ECU160が故障した場合であっても、電源回路13からスイッチ回路14および抵抗150を経てLED群170aに至る回路にはLEDユニット110を所定の明るさS1で点灯させる観点では影響がないことから、ブレーキ装置12への操作(スイッチ回路14による断続)に応じてLED群170aのみを点灯させることによりLEDユニット110を明るさS1で点灯させることおよび消灯させることができるので、制動灯としての機能が損なわれることはない。これにより、車両Cの外部の人に合図を送ることを目的とするLEDユニット110(本実施例ではストップランプ)のフェールセーフ性を確保することができる。
さらに、車両用灯具点灯回路100では、フェールセーフ性の確保のための主回路(第1電流路A1´)が、電源回路13からスイッチ回路14および抵抗150を経てLED群170aに至る回路とされている、すなわち抵抗150のみで第1電流路A1´が構成されていることから、第1電流路A1´に故障が生じることは非常に稀であるので、ブレーキ装置12への操作(スイッチ回路14による断続)に応じてLED群170aを点灯および消灯させることができるので、制動灯としての機能が損なわれることはない。これにより、車両Cの外部の人に合図を送ることを目的とするLEDユニット110(本実施例ではストップランプ)のフェールセーフ性を確保することができる。
車両用灯具点灯回路100では、フェールセーフ性の確保のためのLED群170aが第1電流路A1´に設けられ、LEDユニット110を所定の明るさS1よりも明るく点灯させるためのLED群170bが第1電流路A1´と並列接続された第2電流路A2´に設けられていることから、第2電流路A2´に生じた故障の影響に起因してLED群170aが消灯される可能性をより低減することができ、LEDユニット110(本実施例ではストップランプ)のフェールセーフ性を確保することができる。
車両用灯具点灯回路100では、LEDユニット110の各LED170がストップランプハウジング24の内方で、所望の発光領域(光源部を構成する領域)の全域に渡って各LED170が略均等に混在するように点在されていることから、LEDユニット110が所定の明るさS1で点灯しているとき(LED群170aのみが点灯)と、LEDユニット110が所定の明るさS1よりも明るく点灯しているとき(LED群170aおよびLED群170bが点灯)と、で発光面積すなわちストップランプとして発光している領域が変化していないように見せることができ、車両Cの外部の人が違和感を覚えることを防止することができる。
車両用灯具点灯回路100では、視界状態取得手段23(実施例1では照度センサ20および光透過度センサ21)により取得された視界状態に応じて必要なときのみLEDユニット110を所定の明るさS1よりも明るくすることにより適切な視認性を確保するものであることから、不必要な電力消費を抑止することができる。
車両用灯具点灯回路100では、車両Cが急激に減速したことを検知すると、電流調節回路180が電流i1´を断続的に流すように動作することから、所定の明るさS1で点灯した状態とそれ以上の明るさで点灯した状態とを一定の間隔でストップランプ(LEDユニット110)を行き来させる、すなわち一定の間隔でストップランプの明暗を変化させることができる。これにより、乗員が何ら操作することなく、車両Cが急激に減速したことを車両Cの外部の人に認知させることができる。
したがって、実施例2に係る車両用灯具点灯回路100では、電流制御手段(ECU160の電流調節回路180および抵抗190)の動作により車両Cの周囲の視界状態に拘わらず点灯状態のLEDユニット110の視認性を適切なものとすべくLEDユニット110に流れる電流を制御することができるとともに、電流制御手段が故障した場合であってもLEDユニット110を点灯させることができる。
なお、上記した各実施例では、本発明に係る車両用灯具装置の一例としてストップランプが示されていたが、例えば、テールランプ、ターンランプ、ヘッドランプ、ルームランプ、サイドターンランプおよびドアミラーターンランプに適用してもよく、上記した実施例に限定されるものではない。
また、上記した各実施例では、光源部の一例として複数のLED17により構成されたLEDユニット11が示されていたが、外部へ光を出射することができる光源部であれば、例えばフィラメントバルブであってもよく、上記した実施例に限定されるものではない。
さらに、上記した各実施例では、車両Cの周囲の視界状態として、照度と光の透過度とを検出する構成とされていたが、点灯状態にあるLEDユニット11の視認性に影響を与え得るものであればよく、上記した各実施例に限定されるものではない。
上記した実施例2では、LED群170aおよびLED群170bは、所望の発光領域内で略均等に混在するように点在されていたが、LED群170aがLEDユニット110を所定の明るさS1で点灯させ、かつLED群170bが点灯状態のLED群170aに追加して点灯させることによりLEDユニット110を所定の明るさS1よりも明るく点灯させることができるものであれば、混在するものでなくてもよく、実施例2に限定されるものではない。
上記した実施例2では、横並び方向で見てLED群170aとLED群170bとが交互に存在するように配設されていたが、LED群170aのみが点灯された場合とLED群170bのみが点灯された場合とで、互いに略等しい発光状態で、所望の発光領域の総てを網羅するように略均一な明るさで点灯することを可能とするものであればよく、実施例2に限定されるものではない。
10、100 車両用灯具点灯回路
11、110 (光源部としての)LEDユニット
13 電源回路
14 (スイッチ手段としての)スイッチ回路
15、150 抵抗
17、170 (光源としての)LED
170a (光源群の一部としての)LED群
170b (光源群の他部としての)LED群
18、180 (電流制御手段としての)電流調節回路
19、190 (電流制御手段としての)抵抗
20 (視界状態取得手段としての)照度センサ
21 (視界状態取得手段としての)光透過度センサ
22 (急減速検知手段としての)加速度センサ
C 車両
S1 所定の明るさ
A1、A1´ 第1電流路
A2、A2´ 第2電流路
11、110 (光源部としての)LEDユニット
13 電源回路
14 (スイッチ手段としての)スイッチ回路
15、150 抵抗
17、170 (光源としての)LED
170a (光源群の一部としての)LED群
170b (光源群の他部としての)LED群
18、180 (電流制御手段としての)電流調節回路
19、190 (電流制御手段としての)抵抗
20 (視界状態取得手段としての)照度センサ
21 (視界状態取得手段としての)光透過度センサ
22 (急減速検知手段としての)加速度センサ
C 車両
S1 所定の明るさ
A1、A1´ 第1電流路
A2、A2´ 第2電流路
Claims (8)
- 車両の灯具に用いられる光源部を所定の明るさで点灯させるべく該光源部に電流を流すための第1電流路と、
前記光源部を前記所定の明るさよりも明るく点灯させるべく前記光源部に流れる電流を変化させるための第2電流路と、
前記車両の周囲の視界状態を取得可能でありかつ当該視界状態に応じた条件信号を生成して出力可能な視界状態取得手段と、
該視界状態取得手段からの前記条件信号に応じて前記光源部が明るくなるように前記第2電流路に流れる電流を制御する電流制御手段と、
為された操作に応じて前記第1電流路を断続可能なスイッチ手段とを備え、
該スイッチ手段により前記第1電流路が導通状態とされかつ前記第2電流路に電流が流されていない場合に前記光源部を前記所定の明るさで点灯させ、
前記電流制御手段は、前記スイッチ手段により前記第1電流路が導通状態とされている場面でのみ前記条件信号に応じて前記第2電流路に電流を流すことを特徴とする車両用灯具点灯回路。 - 前記第1電流路は、前記スイッチ手段により導通状態とされると、前記光源部を前記所定の明るさで点灯させるべく前記光源部に所定の大きさの電流を流すように電源と前記光源部とを接続し、
前記第2電流路は、前記光源部に前記所定の大きさよりも大きな電流を流すべく前記第1電流路と並列に前記電源と前記光源部とを接続し、
前記電流制御手段は、前記視界状態取得手段からの前記条件信号に応じて前記光源部に流れる電流が前記所定の大きさから増加するように前記第2電流路に流れる電流を増加させることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具点灯回路。 - 前記第1電流路は、抵抗を介して前記電源と前記光源部とを接続して構成されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用灯具点灯回路。
- 前記光源部は、複数の光源から構成され、
前記第1電流路は、前記スイッチ手段により導通状態とされると、前記光源群の一部を点灯させることにより前記光源部を所定の明るさで点灯させるべく前記光源群の一部に電流を流すように電源と前記光源群の一部とを接続し、
前記第2電流路は、前記光源群の他部に電流を流すように前記電源と前記光源群の他部とを接続し、
前記電流制御手段は、前記視界状態取得手段からの前記条件信号に応じた大きさの電流を前記光源群の他部に流すべく前記第2電流路の電流を制御することを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具点灯回路。 - 前記第1電流路は、抵抗を介して前記電源と前記光源群の一部とを接続して構成されていることを特徴とする請求項4に記載の車両用灯具点灯回路。
- 前記光源部は、前記光源群の一部が前記光源部を構成する領域の全域から出射可能に点在され、かつ前記光源群の他部が前記光源部を構成する領域の全域から出射可能に前記光源群の一部と混在されて構成されていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の車両用灯具点灯回路。
- 前記視界状態には、少なくとも前記車両の周囲の明るさが含まれていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の車両用灯具点灯回路。
- 前記車両には、該車両が急減速したことを検知可能な急減速検知手段が設けられ、
前記電流制御手段は、前記車両が急減速されたことを前記急減速検知手段が検知すると、前記光源部の明るさが一定周期で変化するように前記第2電流路の電流を制御することを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の車両用灯具点灯回路。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006320226A JP2008132857A (ja) | 2006-11-28 | 2006-11-28 | 車両用灯具点灯回路 |
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JP2006320226A JP2008132857A (ja) | 2006-11-28 | 2006-11-28 | 車両用灯具点灯回路 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2008132857A true JP2008132857A (ja) | 2008-06-12 |
Family
ID=39558023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006320226A Pending JP2008132857A (ja) | 2006-11-28 | 2006-11-28 | 車両用灯具点灯回路 |
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Cited By (3)
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JP2010115965A (ja) * | 2008-11-11 | 2010-05-27 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用灯具の点灯制御装置 |
CN112550130A (zh) * | 2020-12-09 | 2021-03-26 | 昌辉汽车电气***(安徽)有限公司 | 根据汽车刹车力度调整显示方式的制动灯电路及制动灯 |
CN114025454A (zh) * | 2021-12-03 | 2022-02-08 | 广州市众行电子科技有限公司 | 一种通过脚刹信号控制汽车氛围灯灯光亮度的方法 |
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2006
- 2006-11-28 JP JP2006320226A patent/JP2008132857A/ja active Pending
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