JP2008129027A - 逆光判別装置、撮像装置、逆光判別方法およびプログラム - Google Patents

逆光判別装置、撮像装置、逆光判別方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】撮像装置において、限られた逆光パターンによって撮像画像の適正な逆光判断をする。
【解決手段】画像取得部210は、撮像された撮像画像を取得し、その撮像画像の撮像領域から高輝度領域と低輝度領域を分離する。逆光領域抽出部220は、分離された低輝度領域の中から限られた逆光パターンを用いて逆光領域を抽出する。光量比算出部230は、抽出された逆光領域の平均輝度値と、分離された高輝度領域の平均輝度値との割合を光量比Xとして算出する。その算出された光量比に基づいて、逆光度算出部240は逆光状態の度合いである逆光度を算出する。補正率算出部260は、撮像環境の露光量に基づいて補正率を算出する。逆光度補正部270は、逆光度と補正率に基づいて逆行度の補正をする。逆光状態判定部280は、補正された逆光度と逆光判定の閾値とを比較することにより逆光状態であるか否かを判定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置に関し、特に撮像画像が逆光状態であるか否かを判別する逆光判別装置、および、これらにおける処理方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
従来、撮像装置においては、撮像画像が逆光状態のときに、ストロボ発光や露出補正等によって適正な撮像画像を取得する処理が行われている。その際、撮像画像が逆光状態であるか否かの判別方法としては、輝度値毎の画素数の分布を示すヒストグラムの傾向から判別する方法がある。このヒストグラムにおいて、明るい輝度値および暗い輝度値の画素数が多くなる傾向があれば、逆光状態である可能性が高いと判別することができる。
また、別の判別方法としては、撮像画像上の輝度値の測定によって、逆光領域の配置である逆光パターンによって逆光領域とそれ以外の領域である通常領域を分離して、逆光領域と通常領域の平均輝度値の差が大きければ逆光状態である可能性が高いと判別する方法もある。
また、上述の2つの判別方法を組み合わせて使用する判別方法も提案されている。例えばヒストグラムにおいて輝度の分布領域を高輝度領域と中輝度領域と低輝度領域とに分離して、それぞれの領域に対応する画素数の分布傾向を用いるとともに、逆光パターンによって分離された逆光領域と通常領域の平均輝度値の比率を用いることにより、逆光状態であるか否かの判別を行うシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−235956号公報(図1)
上述の従来技術では、逆光状態は多様であるため、逆光判別するためには多数の逆光パターンを保持しなければならなくなる。しかも、逆光パターンの数が多くなると逆光判別の時間が長くなる。一方、逆光パターンの数をいくら多くしても、逆光状態が規定の逆光パターンにない逆光領域の配置であるときには逆光状態であると判定されない。また、ヒストグラムのみから逆光判別をしただけでは、撮像環境の露光量の変動等によって逆光判定に違いが出て、被写体の逆光状態を的確に判定できない。
そこで、本発明は、撮像画像において限られた逆光パターンにより適正な逆光判断をすることを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その第1の側面は、撮像画像を取得して高輝度領域および低輝度領域の少なくとも2つの領域に分離する画像取得手段と、上記低輝度領域において所定の逆光パターンに対して輝度値の平均値が最も低くなる領域を探索して逆光領域として抽出する逆光領域抽出手段と、上記高輝度領域における輝度値の平均値と上記逆光領域における輝度値の平均値の割合を光量比として算出する光量比算出手段と、上記光量比に基づいて逆光度を算出する逆光度算出手段と、上記逆光度が所定の閾値を超えている場合に逆光状態であると判定する逆光状態判定手段とを具備することを特徴とする逆光判別装置である。これにより、撮像画像の低輝度領域から逆光領域を抽出して、撮像画像の高輝度領域における輝度値の平均値と逆光領域における輝度値の平均値の割合に基づいて逆光状態か否かを判定させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記逆光度算出手段は、上記光量比の余事象として上記逆光度を算出することを特徴とする。これにより、輝度値が均一で逆光状態が全く無い状態に対して、輝度値がどの程度不足しているのかを示す逆光度に基づいて、撮像画像の逆光状態を判別させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記画像取得手段は、上記撮像画像の上部の所定の領域を上記高輝度領域とし、上記撮像画像の下部の所定の領域を上記低輝度領域とすることを特徴とする。これにより、撮像画像について、統計上において輝度値が高い領域と、統計上において輝度値が低い領域とに分離させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記逆光状態判定手段における上記判定の結果として上記逆光状態であるか否かの判定結果を保存する逆光判定保持手段をさらに具備し、上記逆光状態判定手段は、上記判定結果が上記逆光状態であるときに上記所定の閾値をより低い値に変更することを特徴とする。これにより、1フレーム前の撮像状態に基づいて、逆光状態の判定に用いられる閾値を変動させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記画像取得手段は、上記撮像画像の上部の所定の領域を上記高輝度領域として上記撮像画像の下部の所定の領域を上記低輝度領域とする第1の配置と、上記撮像画像の左部の所定の領域を上記高輝度領域として上記撮像画像の右部の所定の領域を上記低輝度領域とする第2の配置と、上記撮像画像の右部の所定の領域を上記高輝度領域として上記撮像画像の左部の所定の領域を上記低輝度領域とする第3の配置との少なくとも3つの配置についてそれぞれ少なくとも2つの領域に分離し、上記逆光度算出手段は、上記3つの配置のうち算出された上記逆光度が最も高いものを正しい配置として判定してその配置の上記逆光度を出力することを特徴とする。これにより、撮像装置の撮像方向を判別し、その撮像方向に対して逆光状態を判定させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記撮像画像が撮像された際の露光量を取得する露光量取得手段と、上記露光量に基づいて上記逆光度の補正の必要度を補正率として算出する補正率算出手段と、上記補正率に基づいて上記逆光度を補正する逆光度補正手段とをさらに具備することを特徴とする。これにより、撮像環境の露光量に適応する補正した逆光度に基づいて、逆光状態を判定させるという作用をもたらす。
また、本発明の第2の側面は、被写体を撮像して撮像画像を生成する撮像手段と、上記撮像画像を取得して高輝度領域および低輝度領域の少なくとも2つの領域に分離する画像取得手段と、上記低輝度領域において所定の逆光パターンに対して輝度値の平均値が最も低くなる領域を探索して逆光領域として抽出する逆光領域抽出手段と、上記高輝度領域における輝度値の平均値と上記逆光領域における輝度値の平均値の割合を光量比として算出する光量比算出手段と、上記光量比に基づいて逆光度を算出する逆光度算出手段と、上記逆光度が所定の閾値を超えている場合に逆光状態であると判定する逆光状態判定手段とを具備することを特徴とする撮像装置である。これにより、撮像した撮像画像の低輝度領域から逆光領域を抽出して、撮像画像の高輝度領域における輝度値の平均値と逆光領域における輝度値の平均値の割合に基づいて逆光状態か否かを判定させるという作用をもたらす。
また、本発明の第3の側面は、上記低輝度領域において所定の逆光パターンに対して輝度値の平均値が最も低くなる領域を探索して逆光領域として抽出する逆光領域抽出手順と、上記高輝度領域における輝度値の平均値と上記逆光領域における輝度値の平均値の割合を光量比として算出する光量比算出手順と、上記光量比に基づいて逆光度を算出する逆光度算出手順と、上記逆光度が所定の閾値を超えている場合に逆光状態であると判定する逆光状態判定手順とを具備することを特徴とする逆光判別方法またはこれら手順をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。これにより、撮像画像の低輝度領域から逆光領域を抽出して、撮像画像の高輝度領域における輝度値の平均値と逆光領域における輝度値の平均値の割合に基づいて逆光状態か否かを判定させるという作用をもたらす。
本発明によれば、撮像画像において限られた逆光パターンにより適正な逆光判断をすることができるという優れた効果を奏し得る。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態における撮像装置100の機能構成例を示すブロック図である。
この撮像装置100は、レンズ部110と、撮像素子120と、アナログ信号処理部130と、デジタル信号処理部140と、表示部150と、レンズ制御部160と、タイミングジェネレータ170と、システム制御部180と、ストロボ190と、撮像操作受付部200とを備える。
レンズ部110は、被写体の光を集光して、被写体の光学画像を撮像素子120上に形成するものである。また、レンズ部110は、レンズ制御部160からの制御に基づいて絞り値調整やシャッタースピード調整等によって入射する光の量を調整する。
撮像素子120は、レンズ部110によって形成された光学画像を電気信号に変換し、アナログ映像信号として出力するものである。この撮像素子120としては、例えばCCDセンサー(Charge Coupled Devices Sensor)等が使用される。
アナログ信号処理部130は、撮像素子120から出力されたアナログ映像信号をA/Dコンバータ(Analog to Digital converter)によってデジタル映像信号に変換するものである。また、アナログ信号処理部130は、撮像素子120から出力されたアナログ映像信号に含まれるリセットノイズ等をS/H(Sample and Hold)回路等で除去する。また、アナログ信号処理部130は、システム制御部180からの制御に基づいて、アナログ映像信号の利得をAGC(Automatic Gain Control)によって調整する。
デジタル信号処理部140は、アナログ信号処理部130から出力されたデジタル映像信号に適正な信号処理を施して、輝度信号と色差信号を表示部150に出力するものである。また、デジタル信号処理部140は、逆光状態の判定に必要となる撮像画像をシステム制御部180に出力する。
表示部150は、デジタル信号処理部140から出力された輝度信号と色差信号に基づいてガンマ補正やコントラスト補正等の所定の信号処理を施して画像を表示するものである。
レンズ制御部160は、システム制御部180からの制御に基づいてレンズ部110の絞り値調整やシャッタースピード調整等の制御を行うものである。これにより、逆光状態の撮像画像に対して適正な露出補正処理がされるようにレンズ部110を制御する。
タイミングジェネレータ170は、撮像素子120の駆動に必要となる水平軸や垂直軸の各種駆動パルスを撮像素子120に供給し、撮像素子120とアナログ信号処理部130の処理の同期に必要な基準パルスを撮像素子120に供給するものである。
システム制御部180は、撮像画像が逆光状態であるか否かを判定し、その判定結果に基づいて、アナログ信号処理部130、デジタル信号処理部140、表示部150、レンズ制御部160、タイミングジェネレータ170、ストロボ190および撮像操作受付部200等の各部の制御および全体の制御を行うものである。さらにシステム制御部180は、撮像画像が逆光状態であるか否かを判定するための各種の機能を備えている。
ストロボ190は、システム制御部180からの制御に基づいて、被写体に光を照射するために発光するものである。このストロボ190の発光によって、撮像画像における逆光領域の輝度値が上がり、逆光状態が改善される。
撮像操作受付部200は、撮像操作の指示を受け付けるものであり、例えばシャッターボタンによって実現される。この撮像操作の指示に連動して、ストロボ190の発光や撮像動作等が行われる。
次に本発明の実施の形態における逆光状態の判定について図面を参照して説明する。
図2は、本発明の実施の形態におけるシステム制御部180による逆光判定の機能構成例を示すブロック図である。
システム制御部180は、画像取得部210と、逆光領域抽出部220と、光量比算出部230と、逆光度算出部240と、露光量取得部250と、補正率算出部260と、逆光度補正部270と、逆光状態判定部280と、逆光判定保持部290とを備える。
画像取得部210は、デジタル信号処理部140から撮像画像を取得して、その撮像画像を高輝度領域および低輝度領域の少なくとも2つの領域に分離するものである[0]。ここで、高輝度領域は、想定される配置(画像方向)における上部に定義される。また、低輝度領域は、想定される配置(画像方向)における下部に定義される。これら高輝度領域および低輝度領域の何れにも該当しない領域が撮像画像に存在してもよい。この分離は、撮像画像がどの撮像方向で撮像されているかを判断するため、3方向において行われる。また、画像取得部210は、撮像画像における高輝度領域の画像を光量比算出部230に出力し、撮像画像における高輝度領域の画像を逆光領域抽出部220に出力する。
逆光領域抽出部220は、画像取得部210から供給された低輝度領域の画像において、逆光パターンに対して輝度値の平均値が最も低くなる領域を探索して逆光領域として抽出するものである[0]。この探索の際、撮像画像における低輝度領域において逆光パターンが順次移動され、各位置における平均輝度値が測定される。なお、この逆光領域の抽出は、上述の3方向の配置のそれぞれについて行われる。
光量比算出部230は、画像取得部210において分離された高輝度領域と、逆光領域抽出部220において抽出された逆光領域の平均輝度値との割合を光量比Xとして算出するものである。これによって、撮像画像上の平均輝度値が高い領域と平均輝度値が低い部分の比率が算出される。なお、この光量比Xの算出は、上述の3方向の配置のそれぞれについて行われる。
逆光度算出部240は、光量比算出部230において算出された光量比Xに基づいて、逆光状態の度合いである逆光度J1を算出するものである。また、この逆光度J1の算出は、上述の3方向の配置のそれぞれについて行われ、算出された逆光度が最も高いものが正しい配置と判定される。この逆光度J1は、撮像画像上の輝度値が均一であると仮定した場合の光量比(100%)から光量比X1を減算することにより算出される。すなわち、光量比X1の余事象として逆光度J1が算出される。これによって、輝度値が均一で逆光状態が全く無い状態に対して、輝度値がどの程度不足しているのかを示す逆光度JIが算出される。
露光量取得部250は、シャッタースピード、絞り値および撮像画像の明るさ等から露光量を取得するものである。この露光量は、撮像環境の明るさを示しており、EV(Exposure Value)の単位で表せられる。これは、撮像装置100において絞り値がF1.0であり、シャッタースピードが1秒のときの露光量を0EVであると定義して、そこから絞り値またはシャッタースピードが1段上がるごとに1EVずつ増えるものと定義するものである。例えば、撮像装置100のISO感度が100である場合は、室内の明るさは5EV程度であり、夕方の明るさは7EV程度であり、晴天の明るさは17EV程度であると考えられる。ここで、絞り値をAVとし、シャッタースピードをTVとし、AGCの利得量をSVとし、レンズ部110に入射された光量をBVとすると露光量EVは次式によって算出される。
EV=AV+TV+SV+BV
補正率算出部260は、逆光度算出部240で算出された逆光度J1に対する補正の必要度を示す補正率J2を算出するものである。撮像環境の露光量によって逆光度J1の補正が必要になるため、露光量取得部250で取得された露光量に基づいてこの補正率J2が算出される。
逆光度補正部270は、補正率算出部260において算出された補正率J2に基づいて逆光度算出部240で算出された逆光度J1の補正を行うものである。すなわち、逆光度J1に補正率J2が乗ぜられることにより、補正された逆光度である補正逆光度R0が算出される[0]。
逆光状態判定部280は、逆光度補正部270で算出された補正逆光度R0と、逆光状態の閾値Rを比較して、逆光度が既定の閾値Rを超えていれば逆光状態であると判定し、この判定の結果を出力するものである。この逆光状態の閾値Rは、1フレーム前に行われた撮像画像が逆光状態であった場合、より低い値に変更される。なお、1フレーム前が逆光状態であったか否かの判定結果は、逆光判定保持部290に保持されている。
逆光判定保持部290は、逆光状態判定部280から出力された逆光状態の判定の結果を保持するものである。この逆光判定保持部290に保持された判定の結果は、逆光状態判定部280における次のフレームの判定の際に参照される。
図3は、本発明の実施の形態における撮像画像が高輝度領域330と低輝度領域340に分離される例を示す図である。
図3(a)は、被写体310の撮像画像の領域である撮像領域300を所定の面積のブロック320に分割する例を示す図である。この例では、撮像領域300は、縦方向と横方向にそれぞれ7分割され、輝度値の測定の単位となるブロック320に分割される。
図3(b)は、撮像画像を高輝度領域330と低輝度領域340に分離した図である。この例では、撮像領域300の上部を高輝度領域330とし、撮像領域300の下部を低輝度領域340として分離している。このように分離する理由は、逆光状態を示す撮像画像の統計上、撮像領域300の上部に輝度値が高い領域が存在し、撮像領域300の下部に輝度値が低い領域が存在する傾向があるからである。例えば、昼間に光源である太陽が高い位置にあり、被写体310が太陽を背にして立っていたと仮定する。この場合、撮像領域300の上部は光源の太陽があるため輝度値が高くなり、撮像領域300の下部は影ができるため輝度値が低くなる。
ただし、このように撮像領域300を高輝度領域330と低輝度領域340に分離したとしても、撮像装置100の撮像方向が変わった場合は、その撮像方向に合致した分離をする必要がある。そのため、本発明の実施の形態では、撮像画像が何れの撮像方向で撮像されているかを判断するために、3方向の配置(画像方向)に対して撮像領域300から高輝度領域330と低輝度領域340を分離する。
図4は、本発明の実施の形態における逆光領域抽出部220による低輝度領域340から逆光領域を抽出する手順を示した図である。
図4(a)は、本発明の実施の形態における逆光パターン350を示す図である。この逆光パターン350は、撮像画像における逆光領域の位置を示すためのものである。この逆光パターン350によって、低輝度領域340の平均輝度値を順次測定する。この逆光パターン350は、撮像領域300の10%〜30%程度の大きさで決められる。逆光パターン350の大きさが撮像領域300の大きさの10%未満になると、測定される平均輝度値の変動が大きくなって誤検知が多くなり、逆に逆光パターン350の大きさが撮像領域300の大きさの30%を越えると、逆光領域が広くなって厳密な逆光領域の抽出がされなくなるおそれがある。この例では、逆光パターン350は、縦方向と横方向にそれぞれ3個のブロック320によって構成されている。
図4(b)乃至(f)は、逆光パターン350が低輝度領域340を順次測定するときの逆光パターン350の配置を示した図である。
逆光パターン350は、低輝度領域340の左側からブロック320を1つずつ右側に移動して平均輝度値を順次測定している。その際、被写体310は、撮像領域300の中央から右側寄りに位置している。そのため、逆光パターン350は、図4(e)または図4(f)の逆光パターン350の位置において平均輝度値が最も低くなると予想される。このように、逆光領域抽出部220は、低輝度領域340において輝度値の平均値が最も低くなる領域を逆光パターン350の配置によって抽出する。
図5は、本発明の実施の形態における逆光度算出部240による撮像方向の検出方法について示した図である。
図5(a)は、撮像方向が横方向であるときの高輝度領域330と逆光領域360の配置を示している。このように、撮像方向が横方向であるときは、撮像領域300の上部の位置に高輝度領域330があり、撮像領域300の下部に逆光領域360がある配置になる。
図5(b)は、撮像装置100が90度右回転されて撮像方向が縦方向となったときの高輝度領域330と逆光領域360の配置を示している。このように、右回転により撮像されたときは、撮像領域300の左部の位置に高輝度領域330があり、撮像領域300の右部に逆光領域360がある配置になる。
図5(c)は、撮像装置100が90度左回転されて撮像方向が縦方向となったときの高輝度領域330と逆光領域360の配置を示している。このように、左回転により撮像されたときは、撮像領域300の右部の位置に高輝度領域330があり、撮像領域300の左部に逆光領域360がある配置になる。
逆光度算出部240は、それぞれの撮像方向において、高輝度領域330と逆光領域360の平均輝度値から逆光度J1を算出する。その結果、3つの配置(画像方向)のうち算出された逆光度J1が最も高いものを正しい配置として判定する。例えば、この例では、図5(d)のように横方向の配置が正しい配置として判定されている
図6は、本発明の実施の形態における補正率算出部260による補正率J2の算出方法の一例を示した図である。
ここでは、横軸方向に撮像環境の露光量が示され、縦軸方向に補正率J2が示されている。この関係を用いて、補正率算出部260は、露光量取得部250によって取得された露光量から補正率J2を算出する。
露光量がEVs以下のときに補正率J2は0%であり、露光量がEVe以上のときに補正率J2は100%である。ここで、EVsは逆光度J1の補正率J2が変動し始める境界の露出量であり、露出量がEVsを超えるまでは補正率J2は0%であるため、逆光度J1は一定値「0」を示す。また、EVeは逆光度J1の補正が不要になる境界の露出量であり、露出量がEVeを超えると逆光度J1の補正は不要になることを意味する。このEVeは夕景を目安として設定される。露光量がEVsとEVeの間の値を示すときに補正率J2は露光量に対応して増加する。ここでは直線的に増加する例を示しているが、これに限定されるものではない。
この補正は、撮像環境の明るさによって逆光度J1が影響を受けることから、その影響を取り除くために行われるものである。また、この補正により、逆光状態判定部280における判定結果が連続的に切り替わること(ハンチング)を防止することができる。
図7は、本発明の実施の形態における逆光状態判定部280による逆光状態の判定に用いられる閾値の変更について示した図である。この図7(a)乃至(c)において、横軸は撮像動作の順番を示すフレーム番号であり、縦軸はそれぞれ逆光度Rと逆光判定閾値R0と逆光判定結果である。ここでは、前回の撮像動作の際に逆光状態ではないと判定された場合には逆光判定閾値R0は80%に[0]設定され、前回の撮像動作の際に逆光状態であると判定された場合には逆光判定閾値R0は70%に[0]設定されものと想定する。これにより、上述の補正とともに、逆光状態の判定結果が連続的に切り替わること(ハンチング)を防止する。
最初に、フレーム番号が「1」であるとき、逆光度Rは70%未満であるのに対して、逆光判定閾値R0は80%である。そのため、逆光状態判定部280は、逆光度Rが逆光判定閾値R0を越えていないことから、逆光状態ではないと判定する。
次に、フレーム番号が「2」であるとき、逆光度Rは70%以上であるが80%未満であるのに対して、逆光判定閾値R0は80%である。そのため、逆光状態判定部280は、逆光度Rが逆光判定閾値R0を越えていないことから、逆光状態ではないと判定する。
次に、フレーム番号が「3」であるとき、逆光度Rは70%を越えているのに対して、逆光判定閾値R0は80%である。そのため、逆光状態判定部280は、逆光度Rが逆光判定閾値R0を越えていることから、逆光状態であると判定する。
次に、フレーム番号が「4」であるとき、逆光度Rは70%を越えているが80%未満である。その際、逆光状態判定部280は、1フレーム前の撮像画像に逆光があると判別したため、逆光判定閾値R0を70%に変更する。そのため、逆光状態判定部280は、逆光度Rが逆光判定閾値R0を越えていることから、逆光状態であると判定する。
次に、フレーム番号が「5」であるとき、逆光度Rは70%を越えているが80%未満である。その際、逆光状態判定部280は、1フレーム前の撮像画像に逆光があると判別したため、逆光判定閾値R0を70%から変更しない。そのため、逆光状態判定部280は、逆光度Rが逆光判定閾値R0を越えていることから、逆光状態であると判定する。
次に、フレーム番号が「6」であるとき、逆光度Rは70%未満である。その際、逆光状態判定部280は、1フレーム前の撮像画像に逆光があると判別したため、逆光判定閾値R0を70%から変更しない。そのため、逆光状態判定部280は、逆光度Rが逆光判定閾値R0を越えていないことから、逆光状態ではないと判定する。
次に、フレーム番号が「7」であるとき、逆光度Rは70%を越えているが80%未満である。その際、逆光状態判定部280は、1フレーム前の撮像画像に逆光がないと判別したため、逆光判定閾値R0を70%から80%に戻す。そのため、逆光状態判定部280は、逆光度Rが逆光判定閾値R0を越えていないことから、逆光状態ではないと判定する。
次に、フレーム番号が「8」であるとき、逆光度Rは80%を越えている。その際、逆光状態判定部280は、1フレーム前の撮像画像に逆光がないと判別したため、逆光判定閾値R0を80%から変更しない。そのため、逆光状態判定部280は、逆光度Rが逆光判定閾値R0を越えていることから、逆光状態であると判定する。
図8は、本発明の実施の形態における撮像装置100の処理手順例を示すフローチャートである。
最初に画像取得部210は、撮像素子120によって撮像された撮像画像を、デジタル信号処理部140を介して取得する(ステップS911)。
次に、露光量取得部250は、撮像装置100の絞り値やシャッタースピード等の情報から露出量を取得する(ステップS912)。
次に、ステップ911において取得された撮像画像に基づいて、逆光度J1が算出される(ステップS930)。
次に、補正率算出部260は、ステップS912において取得された露出量に基づいて、補正率J2を算出する(ステップS913)。
次に、逆光度補正部270は、ステップS930において算出された逆光度J1とステップ913において算出された補正率J2に基づいて、逆光度J1の補正された値である補正逆光度R0を算出する(ステップS914)。
次に、逆光状態判定部280において、1フレーム前の撮像画像が逆光状態であったか否かが判断される(ステップS915)。その際、1フレーム前の撮像画像が逆光状態であった場合には、逆光判定閾値R0は70%に設定される(ステップS916)。一方、1フレーム前の撮像画像が逆光状態でなかった場合には、逆光判定閾値R0は80%に設定される(ステップS917)。
続いて、逆光状態判定部280は、ステップS914において算出された補正逆光度Rと逆光判定閾値R0を比較して、ステップ911において取得した撮像画像が逆光状態であるか否かを判定する(ステップS918)。その際、撮像画像が逆光状態である場合には、システム制御部180が各部を制御して撮像状態が適正な状態になるように撮像画像を変換する(ステップS919)。
図9は、本発明の実施の形態における逆光度J1の算出の処理手順例を示すフローチャートである。
まず、3つの配置(画像方向)から1つが選択される(ステップS931)。なお、本発明の実施の形態においては、横方向と右回転または左回転の縦方向との3つの配置を想定している。
次に、ステップS931において選択された配置に基づいて、図8のステップS911において取得された撮像画像から、高輝度領域330と低輝度領域340とが分離される(ステップS932)。
次に、逆光パターン350の位置の候補から1つが選択される(ステップS931)。なお、本発明の実施の形態においては、図4(b)乃至(f)に示すように、5つの逆光パターン350の位置を想定している。
次に、逆光領域抽出部220は、ステップS931において選択された逆光パターン350に該当する逆光領域360における平均輝度値を算出する(ステップS934)。
次に、全ての逆光パターン350の位置について、逆光領域360候補の平均輝度値が算出されたか否かが判断される(ステップS935)。その際、全ての逆光パターン350の位置について、逆光領域360候補の平均輝度値が算出されていない場合には、ステップS933に進み、上述の動作が繰り返される(ステップS933乃至S935)。一方、全ての逆光パターン350の位置について平均輝度値が算出されている場合には、5つの逆光パターンの位置の中で最も平均輝度値の低いものが逆光領域360として選択される(ステップS936)。
続いて、ステップS932において分離された高輝度領域330の平均輝度値が算出される(ステップS937)。
次に、ステップS936において選択された逆光領域360の平均輝度値とステップS932において算出された高輝度領域330の平均輝度値とから光量比Xが算出される(ステップS938)。
次に、ステップS938において算出された光量比Xから逆光度J1が算出される(ステップS939)。
そして、全ての配置が選択されたか否かが判断される(ステップS941)。その際、全ての配置が選択されていない場合には、ステップS931に進み、上述の動作が繰り返される(ステップS931〜S941)。一方、全ての撮像方向が選択されている場合には、ステップS939において算出された逆光度J1の最も高い配置とその逆光度J1が採用される(ステップS942)。
このように、本発明の実施の形態によれば、低輝度領域340から逆光領域360を抽出するための逆光パターン350の数を少なく限定することができる。
なお、本発明の実施の形態では、3つの配置(画像方向)について逆光度を算出することにより撮像方向を推定したが、撮像装置100が撮像方向の検出機能を備えているときにはその処理を省略してもよい。
また、本発明は他の逆光判別方法と組み合わせて用いてもよい。その場合、本発明の実施の形態における逆光判定閾値R0は、上述の設定例よりも低く設定しておくと効果的である。
なお、本発明の実施の形態は本発明を具現化するための一例を示したものであり、以下に示すように特許請求の範囲における発明特定事項とそれぞれ対応関係を有するが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形を施すことができる。
すなわち、請求項1において、画像取得手段は例えば画像取得部210に対応する。また、逆光領域抽出手段は例えば逆光領域抽出部220に対応する。また、光量比算出手段は例えば光量比算出部230に対応する。また、逆光度算出手段は例えば逆光度算出部240に対応する。また、逆光状態判定手段は例えば逆光状態判定部280に対応する。
また、請求項4において、逆光判定保持手段は例えば逆光判定保持部290に対応する。
また、請求項6において、露光量取得手段は例えば露光量取得部250に対応する。また、補正率算出手段は例えば補正率算出部260に対応する。また、逆光度補正手段は例えば逆光度補正部270に対応する。
また、請求項7において、撮像手段は例えば撮像素子120に対応する。画像取得手段は例えば画像取得部210に対応する。また、逆光領域抽出手段は例えば逆光領域抽出部220に対応する。また、光量比算出手段は例えば光量比算出部230に対応する。また、逆光度算出手段は例えば逆光度算出部240に対応する。また、逆光状態判定手段は例えば逆光状態判定部280に対応する。
また、請求項8または9において、画像取得手順は例えばステップS911に対応する。また、逆光領域抽出手順は例えばステップS936に対応する。また、光量比算出手順は例えばステップS938に対応する。また、逆光度算出手順は例えばステップS939に対応する。また、逆光状態判定手順は例えばステップS918に対応する。
なお、本発明の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。
本発明の実施の形態における撮像装置100の機能構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態におけるシステム制御部180による逆光判定の機能構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における撮像画像が高輝度領域330と低輝度領域340に分離される例を示す図である。 本発明の実施の形態における逆光領域抽出部220による低輝度領域340から逆光領域を抽出する手順を示した図である。 本発明の実施の形態における逆光度算出部240による撮像方向の検出方法について示した図である。 本発明の実施の形態における補正率算出部260による補正率J2の算出方法の一例を示した図である。 本発明の実施の形態における逆光状態判定部280による逆光状態の判定に用いられる閾値の変更について示した図である。 本発明の実施の形態における撮像装置100の処理手順例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における逆光度J1の算出の処理手順例を示すフローチャートである。
符号の説明
100 撮像装置
110 レンズ部
120 撮像素子
130 アナログ信号処理部
140 デジタル信号処理部
150 表示部
160 レンズ制御部
170 タイミングジェネレータ
180 システム制御部
190 ストロボ
200 撮像操作受付部
210 画像取得部
220 逆光領域抽出部
230 光量比算出部
240 逆光度算出部
250 露光量取得部
260 補正率算出部
270 逆光度補正部
280 逆光状態判定部
290 逆光判定保持部
300 撮像領域
310 被写体
320 ブロック
330 高輝度領域
340 低輝度領域
350 逆光パターン
360 逆光領域

Claims (9)

  1. 撮像画像を取得して高輝度領域および低輝度領域の少なくとも2つの領域に分離する画像取得手段と、
    前記低輝度領域において所定の逆光パターンに対して輝度値の平均値が最も低くなる領域を探索して逆光領域として抽出する逆光領域抽出手段と、
    前記高輝度領域における輝度値の平均値と前記逆光領域における輝度値の平均値の割合を光量比として算出する光量比算出手段と、
    前記光量比に基づいて逆光度を算出する逆光度算出手段と、
    前記逆光度が所定の閾値を超えている場合に逆光状態であると判定する逆光状態判定手段と
    を具備することを特徴とする逆光判別装置。
  2. 前記逆光度算出手段は、前記光量比の余事象として前記逆光度を算出することを特徴とする請求項1記載の逆光判別装置。
  3. 前記画像取得手段は、前記撮像画像の上部の所定の領域を前記高輝度領域とし、前記撮像画像の下部の所定の領域を前記低輝度領域とすることを特徴とする請求項1記載の逆光判別装置。
  4. 前記逆光状態判定手段における前記判定の結果として前記逆光状態であるか否かの判定結果を保存する逆光判定保持手段をさらに具備し、
    前記逆光状態判定手段は、前記判定結果が前記逆光状態であるときに前記所定の閾値をより低い値に変更することを特徴とする請求項1記載の逆光判別装置。
  5. 前記画像取得手段は、前記撮像画像の上部の所定の領域を前記高輝度領域として前記撮像画像の下部の所定の領域を前記低輝度領域とする第1の配置と、前記撮像画像の左部の所定の領域を前記高輝度領域として前記撮像画像の右部の所定の領域を前記低輝度領域とする第2の配置と、前記撮像画像の右部の所定の領域を前記高輝度領域として前記撮像画像の左部の所定の領域を前記低輝度領域とする第3の配置との少なくとも3つの配置についてそれぞれ少なくとも2つの領域に分離し、
    前記逆光度算出手段は、前記3つの配置のうち算出された前記逆光度が最も高いものを正しい配置として判定してその配置の前記逆光度を出力する
    ことを特徴とする請求項1記載の逆光判別装置。
  6. 前記撮像画像が撮像された際の露光量を取得する露光量取得手段と、
    前記露光量に基づいて前記逆光度の補正の必要度を補正率として算出する補正率算出手段と、
    前記補正率に基づいて前記逆光度を補正する逆光度補正手段と
    をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の逆光判別装置。
  7. 被写体を撮像して撮像画像を生成する撮像手段と、
    前記撮像画像を取得して高輝度領域および低輝度領域の少なくとも2つの領域に分離する画像取得手段と、
    前記低輝度領域において所定の逆光パターンに対して輝度値の平均値が最も低くなる領域を探索して逆光領域として抽出する逆光領域抽出手段と、
    前記高輝度領域における輝度値の平均値と前記逆光領域における輝度値の平均値の割合を光量比として算出する光量比算出手段と、
    前記光量比に基づいて逆光度を算出する逆光度算出手段と、
    前記逆光度が所定の閾値を超えている場合に逆光状態であると判定する逆光状態判定手段と
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  8. 被写体を撮像して撮像画像を生成する撮像装置における逆光判別方法であって、
    前記撮像画像を取得して高輝度領域および低輝度領域の少なくとも2つの領域に分離する画像取得手順と、
    前記低輝度領域において所定の逆光パターンに対して輝度値の平均値が最も低くなる領域を探索して逆光領域として抽出する逆光領域抽出手順と、
    前記高輝度領域における輝度値の平均値と前記逆光領域における輝度値の平均値の割合を光量比として算出する光量比算出手順と、
    前記光量比に基づいて逆光度を算出する逆光度算出手順と、
    前記逆光度が所定の閾値を超えている場合に逆光状態であると判定する逆光状態判定手順と
    を具備することを特徴とする逆光判別方法。
  9. 被写体を撮像して撮像画像を生成する撮像装置において、
    前記撮像画像を取得して高輝度領域および低輝度領域の少なくとも2つの領域に分離する画像取得手順と、
    前記低輝度領域において所定の逆光パターンに対して輝度値の平均値が最も低くなる領域を探索して逆光領域として抽出する逆光領域抽出手順と、
    前記高輝度領域における輝度値の平均値と前記逆光領域における輝度値の平均値の割合を光量比として算出する光量比算出手順と、
    前記光量比に基づいて逆光度を算出する逆光度算出手順と、
    前記逆光度が所定の閾値を超えている場合に逆光状態であると判定する逆光状態判定手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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