JP2008127752A - Working machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、作業腕を有する作業機械に関する。 The present invention relates to a work machine having a work arm.
油圧ショベルをベースとして、様々な作業具を取り付けることで種々の作業を行うことができる作業機械が知られている。また、この作業機械に取り付けられる作業具として、作業機械のアームへの過負荷による破損を防止するために、作業具からアームへ作用する負荷を緩和するスプリング装置が取り付けられた作業具が知られている(特許文献1参照)。 2. Description of the Related Art A working machine that can perform various operations by attaching various working tools based on a hydraulic excavator is known. Further, as a work tool to be attached to the work machine, a work tool to which a spring device for reducing a load acting on the arm from the work tool is attached is known in order to prevent damage due to an overload on the arm of the work machine. (See Patent Document 1).
しかし、従来の作業具は、アームの先端にピンで連結され、ピンを中心とする回動をスプリング装置で規制しつつ作業具からアームへ作用する負荷を緩和する構造となっている。そのため、作業機械で作業を行う場合、作業具に対してピンを中心に回動させるような外力が働くと常に作業具がアームに対して回動してしまい、作業力の応答が遅れるとともに操作性が悪化し、作業効率が低下してしまう。 However, the conventional working tool is connected to the tip of the arm with a pin, and has a structure that relieves a load acting on the arm from the working tool while restricting rotation about the pin with a spring device. Therefore, when working with a work machine, if an external force that rotates the work tool around the pin is applied, the work tool always rotates with respect to the arm, and the response of the work force is delayed and the operation is delayed. The work efficiency deteriorates and the work efficiency decreases.
(1) 請求項1の発明による作業機械は、作業機本体に対して、回動可能に取り付けられた作業腕と、作業腕に取り付けられる作業具と、作業機本体に対する作業腕または作業具の姿勢を変更する姿勢変更手段と、作業腕または作業具の姿勢が作業具に作用する外力に応じた姿勢となるように、姿勢変更手段による作業腕または作業具の姿勢の変更を許容する変更可能化手段と、作業機本体の作業状況を判定する作業状況判定手段と、作業状況判定手段で判定した作業状況に基づいて、姿勢変更手段による作業腕または作業具の姿勢の変更を変更可能化手段に許容させるか否かを切り替える切換手段とを備えることを特徴とする。
(2) 請求項2の発明は、請求項1に記載の作業機械において、作業状況判定手段は、作業腕または作業具の動作の指示をするための操作レバーの操作状況、作業腕または作業具へ加わる作業負荷、および、作業腕または作業具の姿勢のうちの少なくともいずれか一つに基づいて作業状況を判定することを特徴とする。
(3) 請求項3の発明は、請求項2に記載の作業機械において、作業具は対象物を把持する把持装置であり、作業状況判定手段は、把持装置の動作の指示をするための操作レバーの操作状況に基づいて作業状況を判定し、切換手段は、把持装置で対象物を把持するように操作レバーが操作されていると作業状況判定手段が判定すると、姿勢変更手段による作業腕または作業具の姿勢の変更を変更可能化手段に許容させるように変更可能化手段を切り替えることを特徴とする。
(4) 請求項4の発明は、請求項2に記載の作業機械において、作業具は対象物を把持する把持装置であり、把持装置の把持力についての物理量を検出する検出手段をさらに備え、作業状況判定手段は、検出手段で検出した物理量に基づいて作業状況を判定し、切換手段は、検出手段で検出した物理量が所定の値よりも小さいと作業状況判定手段が判定すると、姿勢変更手段による作業腕または作業具の姿勢の変更を変更可能化手段に許容させるように変更可能化手段を切り替えることを特徴とする。
(5) 請求項5の発明は、請求項2に記載の作業機械において、作業状況判定手段が作業具の姿勢に基づいて作業具が略鉛直下方に向いていると判定すると、姿勢変更手段による作業具の姿勢の変更を変更可能化手段に許容させるように変更可能化手段を切り替えることを特徴とする。
(1) A work machine according to a first aspect of the present invention includes a work arm rotatably attached to a work machine body, a work tool attached to the work arm, and a work arm or work tool attached to the work machine body. Posture change means that changes the posture and change that allows the posture change means to change the posture of the work arm or the work tool so that the posture of the work arm or the work tool becomes a posture corresponding to the external force acting on the work tool A work status determining means for determining the work status of the work implement main body, and a means for changing the posture change of the work arm or the work tool by the posture changing means based on the work status determined by the work status determining means And switching means for switching whether or not to allow.
(2) The invention of claim 2 is the work machine according to claim 1, wherein the work status determination means is the operation status of the operation lever for instructing the operation of the work arm or the work tool, the work arm or the work tool. The work situation is determined based on at least one of the work load applied to the work and the posture of the work arm or the work tool.
(3) According to a third aspect of the present invention, in the work machine according to the second aspect, the work tool is a gripping device that grips an object, and the work status determination means is an operation for instructing the operation of the gripping device. The working status is determined based on the operating status of the lever. When the operating status determining means determines that the operating lever is being operated so that the object is gripped by the gripping device, the switching means The change enabling means is switched so that the change enabling means is allowed to change the posture of the work tool.
(4) According to a fourth aspect of the present invention, in the work machine according to the second aspect, the work tool is a gripping device that grips an object, and further includes a detection unit that detects a physical quantity of the gripping force of the gripping device, The work status determination means determines the work status based on the physical quantity detected by the detection means, and the switching means determines the posture change means when the work status determination means determines that the physical quantity detected by the detection means is smaller than a predetermined value. The change enabling means is switched to allow the change enabling means to allow the change enabling means to change the posture of the work arm or the work tool.
(5) According to the invention of claim 5, in the work machine according to claim 2, when the work status determination means determines that the work tool is oriented substantially vertically downward based on the attitude of the work tool, the attitude change means The change enabling means is switched so that the change enabling means is allowed to change the posture of the work tool.
本発明によれば、作業腕や作業具への過負荷による破損を防止できるとともに、作業力の応答遅れを防止でき、操作性が悪化しないので、作業効率の低下を防止できる。 According to the present invention, it is possible to prevent damage due to an overload on the work arm and the work tool, to prevent a delay in response of the work force, and to prevent deterioration in operability, thereby preventing a reduction in work efficiency.
−−−第1の実施の形態−−−
図1〜5を参照して、本発明による作業機械の第1の実施の形態を説明する。図1に示すように、油圧ショベルをベースとした作業機械100においては、走行体12に旋回体11が旋回可能に取り付けられている。旋回体11の前部には運転室11aが取り付けられている。運転室11aの後方にはエンジンおよび油圧ポンプを含む主要駆動装置11bが設けられている。
--- First embodiment ---
With reference to FIGS. 1-5, 1st Embodiment of the working machine by this invention is described. As shown in FIG. 1, in a
旋回体11には多関節の腕を有するフロント作業腕10が取り付けられている。フロント作業腕10は、ブームシリンダ14により上下方向に揺動自在に旋回体11に取り付けられたブーム13と、ブーム13に連結されてアームシリンダ16により上下方向に揺動自在に取り付けられたアーム15と、アーム15の先端部分に連結されて作業具シリンダ18により上下方向に回動自在に取り付けられた作業具である把持装置101とを有する。
A front working
図2に把持装置101の構造を示す。把持装置101は、アーム15の先端に取り付けられる把持装置本体17と、先端側で対象物を把持できるように対向して設けられた一対の把持爪19と、把持爪19を開閉駆動するシリンダ20とを有する。
FIG. 2 shows the structure of the
図3は、作業機械100のブームシリンダ14および作業具シリンダ18を駆動する油圧回路を示す図である。以下の説明ではブームシリンダ14を駆動する油圧回路について説明するが、作業具シリンダ18を駆動する油圧回路も同様の構成である。また、シリンダ20を駆動する油圧回路については、後述する電磁切替弁35および作業負荷追従装置200が設けられていないが、ブームシリンダ14および作業具シリンダ18を駆動する油圧回路と同様の構成である。
FIG. 3 is a diagram illustrating a hydraulic circuit that drives the
この油圧回路には、メインポンプ31と、コントロール弁30と、メインリリーフ弁33と、作動油タンク32と、電磁切替弁35と、作業負荷追従装置200とが設けられている。また、この油圧回路には、コントロール弁30を制御するために、操作レバー34と、制御回路36とが設けられている。操作レバー34は、いわゆる電気レバーと呼ばれる電気式操作レバーである。制御回路36には、運転室11aに設けられたオンオフスイッチ601が接続されている。
The hydraulic circuit is provided with a
メインポンプ31は作業機械100の各アクチュエータに圧油を供給するポンプであり、図示しないエンジンにより駆動されると作動油タンク32の作動油をコントロール弁30を介してブームシリンダ14に供給する。メインポンプ31から供給される圧油は、不図示の各コントロール弁を介してアームシリンダ16、作業具シリンダ18、シリンダ20にも供給される。メインリリーフ弁33は、この油圧回路の最高圧力を規定する。
The
作業負荷追従装置200には、コントロール弁38と、アキュムレータ39と、リリーフ弁40とが設けられている。電磁切替弁35はブームシリンダ14とコントロール弁38とを接続する油路41,42の途中に設けられ、油路41,42の上流(油路41a,42a)と下流(油路41b,42b)とを連通または遮断する。電磁切替弁35には、電磁切替弁35の作動位置を切り替えるために制御回路36が接続されている。油路41aはブームシリンダ14のボトム側油室14aと接続され、油路42aはブームシリンダ14のロッド側油室14bに接続されている。
The
コントロール弁38は、油路41b,42bの圧力に応じてスプールの位置を切り替えて、油路41b,42bと油路45,46との接続状態を切り換えるバルブである。すなわち、コントロール弁38では、油路41bに接続された油路43、および、油路42bに接続された油路44からの圧油をパイロット圧油としてスプールが駆動される。油路41bおよび油路42bの圧力がともに低圧である場合、もしくは、油路41bおよび油路42bの圧力が略等しい場合、コントロール弁38のスプールは中立位置となり、油路41b,42bと油路45,46とが遮断される。
The
油路41bの圧力が高圧となり油路42bの圧力が低圧となった場合、コントロール弁38のスプールが中立位置から移動して、油路41bと油路45とが接続され、油路42bと油路46とが接続される。これとは逆に、油路41bの圧力が低圧となり油路42bの圧力が高圧となった場合、コントロール弁38のスプールが中立位置から移動して、油路41bと油路46とが接続され、油路42bと油路45とが接続される。すなわち、コントロール弁38は、油路41b,42bの圧力が、いずれか一方が高圧となり、他方が低圧となった場合に、圧力が高圧となった方の油路を油路45と接続し、圧力が低圧となった方の油路を油路46に接続する。
When the pressure in the
アキュムレータ39は、油路45に接続されて、油路45の圧油を吸収し、または吸収した圧油を油路45に放出する。リリーフ弁40は、油路45の圧力が設定圧力を超えると油路45の圧油を油路46へ逃がす。リリーフ弁40は、設定圧力がメインリリーフ弁33の設定圧力よりも低い圧力に設定されており、主にアキュムレータ39の保護のために配設されている。なお、油路46は作動油タンク32に接続されている。
The
制御回路36は、操作レバー34の操作量に応じた指令値をコントロール弁30のソレノイドに出力するとともに、オンオフスイッチ601のオンオフ状態および操作レバー34の操作状況に基づいて電磁切替弁35の作動位置を切り替える。制御回路36による電磁切替弁35の作動位置切り替えのための条件については後に詳述する。制御回路36によって電磁切替弁35のソレノイドが励磁されると、油路41a,42aと油路41b,42bとを連通するようにスプールが駆動される。制御回路36によって電磁切替弁35のソレノイドが消磁されると、電磁切替弁35のバネの力でスプールが駆動されて、油路41a,42aと油路41b,42bとが遮断される。
The
このように構成される作業機械100では、各操作レバーが操作されると各油圧シリンダに対応する各コントロール弁のスプールが駆動され、各操作レバーの操作量に応じた速度で各油圧シリンダが駆動される。たとえば、ブームシリンダ14では、操作レバー34が操作されると、操作レバー34の操作量に応じてコントロール弁30のスプールが駆動されるよう制御回路36から制御信号が出力される。その結果、ブームシリンダ14が操作レバー34の操作量に応じた速度で駆動される。
In the
ブームシリンダ14のボトム側油室14aに圧油が供給されると、ブーム13は旋回体11に対して上方向に揺動駆動され、ロッド側油室14bに圧油が供給されると、ブーム13は旋回体11に対して下方向に揺動駆動される。アームシリンダ16の図示しないボトム側油室に圧油が供給されると、アーム15はブーム13に対して下方向に揺動駆動され、図示しないロッド側油室に圧油が供給されると、アーム15はブーム13に対して上方向に揺動駆動される。
When pressure oil is supplied to the bottom
作業具シリンダ18のボトム側油室18aに圧油が供給されると、把持装置101はアーム15に対して下方向に揺動駆動され、ロッド側油室18bに圧油が供給されると、把持装置101はアーム15に対して上方向に揺動駆動される。シリンダ20の図示しないボトム側油室に圧油が供給されると、一対の把持爪19は把持方向に駆動され、図示しないロッド側油室に圧油が供給されると、一対の把持爪19は開放方向に駆動される。
When pressure oil is supplied to the bottom
−−−フローチャート−−−
図4は、電磁切替弁35の制御処理の動作を示したフローチャートである。作業機械100の不図示のイグニッションスイッチがオンされると、図4に示す処理を行うプログラムが起動され、制御回路36で実行される。ステップS701において、作業機械100の各部の状態の情報を取得する。具体的には、把持装置101のシリンダ20を駆動する操作レバー34の操作量、および、オンオフスイッチ601の状態を取得する。ステップS701を実行するとステップS702へ進み、ステップS701で取得した情報から、オンオフスイッチ601がオンされているか否かを判断する。
--- Flow chart ---
FIG. 4 is a flowchart showing the operation of the control process of the
ステップS702が肯定判断されるとステップS703へ進み、作業機械100の作業状態を判定する。具体的にはシリンダ20を駆動する操作レバー34が、把持装置101で対象物を把持するように、不感帯を超えて操作されたか否かを判断する。ステップS703が肯定判断されるとステップS704へ進み、電磁切替弁35の開指令を出力して、すなわち、電磁切替弁35のソレノイドを励磁してリターンする。ステップS702が否定判断されるか、ステップS703が否定判断されるとステップS705へ進み、電磁切替弁35の閉指令を出力して、すなわち、電磁切替弁35のソレノイドを消磁してリターンする。
When an affirmative determination is made in step S702, the process proceeds to step S703, and the working state of the
−−−作業負荷追従装置200およびブームシリンダ14の動作について−−−
上述したように電磁切替弁35が制御される結果、作業負荷追従装置200およびブームシリンダ14は次のように動作する。オンオフスイッチ601がオンされており(ステップS702肯定判断)、かつ、シリンダ20を駆動する操作レバー34が、把持装置101で対象物を把持するように、不感帯を超えて操作されている場合(ステップS703肯定判断)、電磁切替弁35のソレノイドが励磁される(ステップS704)。
--- About operation | movement of the
As a result of controlling the
これにより、電磁切替弁35によって油路41a,42aと油路41b,42bとが連通されるので、ブームシリンダ14のボトム側油室14aおよびロッド側油室14bの圧油は電磁切替弁35の下流に流入する。したがって、オンオフスイッチ601がオンされており、かつ、シリンダ20を駆動する操作レバー34が、把持方向に不感帯を超えて操作されている場合、ブームシリンダ14の挙動はコントロール弁38およびアキュムレータ39の影響を受ける。ブーム13は、上述したように、ブーム13を操作する操作レバー34の操作に従い、ボトム側油室14aに圧油が供給された場合には、旋回体11に対して上方向に揺動駆動され、ロッド側油室14bに圧油が供給された場合には、旋回体11に対して下方向に揺動駆動される。
Accordingly, the
ブーム13を操作する操作レバー34が操作された状態のまま、把持爪19が作業対象物と接触すると、コントロール弁30を介して圧油が供給されるブームシリンダ14のいずれかの油室14a,14bの圧力は把持爪19と作業対象物との接触力(作業負荷)に応じて上昇する。そして、油室14a,14bと連通する油路41b,42bの圧力が、いずれか一方が高圧となり、他方が低圧となると、コントロール弁38は圧力が高圧となった方の油路を油路45と接続し、圧力が低圧となった方の油路を油路46に接続する。その結果、油室14a,14bのうち高圧となった方の油路と連通する油室(以下、高圧側油室と呼ぶ)の圧油がアキュムレータ39に吸収される。これにより、アキュムレータ39が作業負荷に対するバネ要素として作用するので、作業負荷の急激な上昇を防止できる。
If the
把持爪19が作業対象物と接触した後もブーム13を操作する操作レバー34が操作された状態のままであれば、高圧側油室の圧油(またはコントロール弁30から高圧側油室に向かって流れる圧油)は、圧力がリリーフ弁40の設定圧力に上昇するまではアキュムレータ39に吸収・蓄積される。高圧側油室の圧油(またはコントロール弁30から高圧側油室に向かって流れる圧油)は、圧力がリリーフ弁40の設定圧力に上昇するとリリーフ弁40から作動油タンク32に解放される。すなわち、リリーフ弁40はアキュムレータ39に作用する圧油の圧力を規制してアキュムレータ39を保護する。またリリーフ弁40は設定圧に応じた任意の作業負荷(接触力)によって把持爪19が作業対象物へ接触することを可能とする。
If the
ブーム13を操作する操作レバー34が操作されない状態で、たとえばアーム15が揺動されるなどして把持爪19が作業対象物と接触すると、ブームシリンダ14のいずれかの油室14a,14bの圧力は作業負荷に応じて上昇する。ブーム13を操作する操作レバー34が操作されない状態では、高圧側油室の圧油がコントロール弁30を介して外部に流出することはない。しかし、電磁切替弁35によって油路41a,42aと油路41b,42bと連通されているので、上述したように高圧側油室の圧油はコントロール弁38を介してアキュムレータ39へ流入する。
When the
その結果、高圧側油室の圧油が作業負荷に応じてアキュムレータ39で吸収・蓄積されるので、アキュムレータ39による圧油の蓄積量に応じてブームシリンダ14が伸縮してブーム13が揺動する。作業負荷が低減すると、アキュムレータ39で蓄積されていた圧油が高圧側油室に戻るので、ブームシリンダ14が伸縮する。したがって、ブーム13は作業負荷の大小に応じて揺動する。すなわち、高圧側油室の圧油を作業負荷に応じてアキュムレータ39で吸収・蓄積し、および放出することによって、ブーム13が揺動するので、把持爪19に接触して外力を与える作業対象物の動きに追従するようにフロント作業腕10の姿勢が変更される。その結果、把持爪19に作用する外力に応じて把持装置101の姿勢が変更される。
As a result, the pressure oil in the high-pressure side oil chamber is absorbed and accumulated by the
作業負荷の作用時の油路45の圧力がリリーフ弁40の設定圧力以下であれば、高圧側油室の圧油はリリーフ弁40を介して作動油タンク32に戻っていない。この場合、作業負荷が作用しなくなってアキュムレータ39に蓄積されていた圧油が高圧側油室に戻ると、ブームシリンダ14のシリンダロッドは作業負荷の作用前の伸縮位置に復帰する。
If the pressure in the
作業負荷の作用時の油路45の圧力がリリーフ弁40の設定圧力を超えていれば、高圧側油室の圧油はリリーフ弁40を介して作動油タンク32に戻る。この場合、作業負荷が作用しなくなってアキュムレータ39に蓄積されていた圧油が高圧側油室に戻ると、ブームシリンダ14のシリンダロッドは作業負荷の作用前の伸縮位置に近づくように復帰するが、作動油タンク32に戻った圧油の分だけ復帰量が減少する。
If the pressure in the
このように、電磁切替弁35で油路41a,42aと油路41b,42bとを連通することで作業負荷追従装置200がブームシリンダ14の動作に影響を与える。したがって、把持装置101で対象物を把持する際に、把持爪19に作用する外力に応じてブーム13の姿勢を追従させる場合には、オンオフスイッチ601をオンとすればよい。
In this way, the
たとえば図5(a)に示すように、把持すべき対象物の位置が対向する把持爪19の中間地点からずれている場合、対象物を把持する際に、一対の把持爪19のうちのいずれか一方が対象物に先に当接する。すなわち、把持爪19が対象物に片当たりする。この状態のまま把持爪19を閉じていくと、対象物に当接した一方の把持爪19から対象物に対して力W1が作用するが、同時に力W1の反作用で力W2が対象物に当接した一方の把持爪19に作用する。把持爪19に作用する力W2によって、ブーム13およびアーム15には、曲げモーメントM1,M2が作用する。
For example, as shown in FIG. 5 (a), when the position of the object to be gripped is shifted from the intermediate point of the opposing gripping
力W1が過大となると、対象物を破損する恐れがあり、力W2が過大となると、フロント作業腕10が過負荷で破損する恐れがある。しかし、把持装置101で対象物を把持する際にオンオフスイッチ601がオンされていれば、上述したように、電磁切替弁35で油路41a,42aと油路41b,42bとが連通されるので、曲げモーメントM1によって圧力が上昇したブームシリンダ14の高圧側油室の圧油がアキュムレータ39に吸収される。これにより、アキュムレータ39が力W2に起因する曲げモーメントM1に対するバネ要素として作用する。
If the force W1 is excessive, the object may be damaged. If the force W2 is excessive, the
その結果、図5(b)bに示すように、ブーム13が矢印b1で示すように曲げモーメントM1を緩和するように回動し、結果として把持装置101が矢印b2で示すように移動して、対向する把持爪19の中間地点で対象物を把持できる。これにより、把持爪19に作用する力W2、対象物に作用する力W1、曲げモーメントM1,M2の急激な上昇を防止して、把持対象物およびフロント作業腕10の破損を防止できるとともに、繊細さが要求される軽負荷のハンドリングに好適である。
As a result, as shown in FIG. 5B, the
オンオフスイッチ601がオフされている場合、上述したように、電磁切替弁35によって油路41a,42aと油路41b,42bとが遮断されるので、ブームシリンダ14のボトム側油室14aおよびロッド側油室14bの圧油は電磁切替弁35の下流には流入しない。したがって、ブームシリンダ14の挙動はコントロール弁38およびアキュムレータ39の影響を受けない。これにより、ブーム13は上述したように、ブーム13を操作する操作レバー34の操作に従い、ボトム側油室14aに圧油が供給された場合には、旋回体11に対して上方向に揺動駆動され、ロッド側油室14bに圧油が供給された場合には、旋回体11に対して下方向に揺動駆動される。
When the on / off
ブーム13を操作する操作レバー34が操作された状態のまま、把持爪19が作業対象物と接触してブーム13の揺動が停止された状態となると、ブームシリンダ14に供給される圧油の圧力はメインリリーフ弁33で規定される圧力まで上昇する。ブーム13を操作する操作レバー34が操作されない状態で、たとえばアーム15が揺動されるなどして把持爪19が作業対象物と接触すると、ブームシリンダ14のいずれかの油室14a,14bの圧力は作業負荷に応じて上昇する。ブーム13を操作する操作レバー34が操作されない状態では、ブームシリンダ14の油室14a,14bの圧油の外部への流出がコントロール弁30および電磁切替弁35で遮られるため、ブーム13が揺動することはない。
When the
このように、電磁切替弁35で油路41a,42aと油路41b,42bとを遮断することで作業負荷追従装置200がブームシリンダ14の動作に影響しなくなる。したがって、把持装置101で対象物を把持する際に、把持爪19に作用する外力に応じてブーム13の姿勢を追従させない場合には、オンオフスイッチ601をオフとすればよい。
In this way, the
本実施の形態の作業機械100では、作業具シリンダ18を駆動する油圧回路にも作業負荷追従装置200が接続されている。作業具シリンダ18の動作については上述したブームシリンダ14の動作と同様であるので説明は省略する。ブームシリンダ14を把持爪19に作用する外力に応じて追従可能とするか否か、および、作業具シリンダ18を把持爪19に作用する外力に応じて追従可能とするか否かはそれぞれ任意に設定可能である。たとえば、ブームシリンダ14および作業具シリンダ18の双方を把持爪19に作用する外力に応じて追従可能とした場合、把持爪19に作用する外力に応じて回動する関節が2箇所となり、2自由度となるので、より広範な外力の入力方向に対してフロント作業腕10が追従可能となる。
In
ブームシリンダ14および作業具シリンダ18の双方を把持爪19に作用する外力に応じて追従しないようにした場合、作業負荷追従装置200を設けていない従来の作業機械と同様に作業を行うことができる。また、ブームシリンダ14および作業具シリンダ18のいずれか一方のみを把持爪19に作用する外力に応じて追従可能としてもよく、作業内容に応じて、それぞれのオンオフスイッチ601の操作で適宜設定すればよい。
When both the
上述した作業機械100では次の作用効果を奏する。
(1) 把持爪19に作用する外力に応じてフロント作業腕10が追従するように作業負荷追従装置200を設けるとともに、オンオフスイッチ601のオンオフによって、把持装置101で対象物を把持する際に、把持爪19に作用する外力に応じてフロント作業腕10を追従させるか否かを選択できるように構成した。これにより、フロント作業腕10への過負荷による破損を防止できるとともに、作業力の応答遅れを防止でき、操作性が悪化しないので、作業効率の低下を防止できる。また、把持爪19に作用する外力に応じてフロント作業腕10を追従させることができるので、把持装置101を壁面や床面等に対して倣い動作をさせることも可能となり利便性が高い。たとえば、作業具として把持装置101に代えてバケットを取り付けた場合、地ならしなどの倣い動作が容易となる。また、作業状況を判定して、すなわち把持装置101による把持作業であるか否かを判定して、把持爪19に作用する外力に応じてフロント作業腕10を追従させるように構成した。これにより、フロント作業腕10を追従させるか否かを選択する(切り替える)、作業者による操作の回数を低減でき、利便性、作業効率が向上する。
The
(1) When the
(2) 把持装置101の動作状況に基づいて作業機械100の作業状態を判定して、把持爪19に作用する外力に応じてフロント作業腕10を追従させるように構成した。把持装置101は作業機械100による主たる作業を行う装置であり、作業機械100の作業状況が最も適切に反映される装置であるといえる。したがって、作業機械100の作業状況を適切に判定することができるので、把持爪19に作用する外力に応じてフロント作業腕10を追従させるか否かを的確に制御して、利便性、作業効率を向上できる。
(2) The working state of the
(3) シリンダ20を駆動する操作レバー34の操作量に基づいて作業機械100の作業状態を判定するように構成した。操作レバー34の操作量は、コントロール弁30を操作するために従来から制御回路36で検出しているため、作業状況を判定するために新たな装置等を追加する必要がないので、コスト増を抑制できる。また、操作レバー34の操作量は容易に検出できるため、作業機械100の作業状況を容易に判定することができ、作業状況判定に関する設計コストも低減できる。
(3) The work state of the
(4) ブームシリンダ14を駆動する油圧回路に電磁切替弁35と作業負荷追従装置200とを接続することで、把持爪19に作用する外力に応じてブーム13の姿勢が追従するように構成した。また、作業具シリンダ18を駆動する油圧回路に電磁切替弁35と作業負荷追従装置200とを接続することで、把持爪19に作用する外力に応じて把持装置101の姿勢が追従するように構成した。作業具にスプリング装置を取り付けた従来の作業具では可搬重量が増加するとともに操作性も悪化するので結果として作業効率が低下してしまうが、本発明による作業機械ではそのような悪影響がない。また、簡単な構成で把持爪19に作用する作業負荷によるフロント作業腕10の破損を防止できるので、コスト増を低減できる。なお、既存の作業機械に対しては、油圧シリンダへの油路の途中に電磁切替弁35と作業負荷追従装置200とを接続するだけでよいので、既存の作業機械に対して、把持爪19に作用する外力に応じた上述の追従機能を低コストで付加できる。
(4) By connecting the
(5) 把持爪19に作用する外力に応じてブームシリンダ14を追従可能とするか否か、および、把持爪19に作用する外力に応じて作業具シリンダ18を追従可能とするか否かをそれぞれ任意に設定可能とした。ブームシリンダ14および作業具シリンダ18の双方を追従可能とした場合、把持爪19に作用する外力に応じて回動する関節が2箇所となり、2自由度となるので、より広範な作業対象物の動きに対してフロント作業腕10が追従可能となり、フロント作業腕10の破損の可能性を大幅に低減できる。また、作業内容に応じて、ブームシリンダ14および作業具シリンダ18のいずれか一方のみを追従可能としてもよく、ブームシリンダ14および作業具シリンダ18の双方を追従しないように設定することもできるので、作業内容に柔軟に対応できる。
(5) Whether the
(6) ブームシリンダ14および作業具シリンダ18の高圧側油室の圧油をアキュムレータ39で吸収・蓄積および放出することで、フロント作業腕10が把持爪19に作用する外力に応じて追従するように構成した。また電磁切替弁35によって高圧側油室の圧油をアキュムレータ39で吸収させるか否かを切り替えるように構成した。これにより、把持爪19に作用する外力に応じたブームシリンダ14および作業具シリンダ18のシリンダロッドの伸縮、および、当該伸縮の許可/禁止を簡単な油圧回路で実現できる。したがって、動作が確実で信頼性が高く、コストも安価である。
(6) The pressure oil in the high pressure side oil chambers of the
(7) コントロール弁38によって高圧側油室の圧油をアキュムレータ39に導くように構成したので、アキュムレータ39が1つで済み、コスト低減に寄与できる。また、高圧側油室の圧油をパイロット圧油としてコントロール弁38のスプールを駆動するようにしたので、簡単な構成で動作の信頼性が高い。
(7) Since the
−−−第2の実施の形態−−−
図6,7を参照して、本発明による作業機械の第2の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、作業負荷の大小に応じて作業機械100の作業状態を判定する点で、第1の実施の形態と異なる。
--- Second Embodiment ---
A second embodiment of the working machine according to the present invention will be described with reference to FIGS. In the following description, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and different points will be mainly described. Points that are not particularly described are the same as those in the first embodiment. This embodiment is different from the first embodiment in that the working state of the
図6は、作業機械100のブームシリンダ14および作業具シリンダ18を駆動する油圧回路を示す図である。以下の説明ではブームシリンダ14を駆動する油圧回路について説明するが、作業具シリンダ18を駆動する油圧回路も同様の構成である。また、シリンダ20を駆動する油圧回路については、電磁切替弁35および作業負荷追従装置200が設けられていないが、ブームシリンダ14および作業具シリンダ18を駆動する油圧回路と同様の構成である。
FIG. 6 is a diagram illustrating a hydraulic circuit that drives the
この油圧回路には、メインポンプ31と、コントロール弁30と、メインリリーフ弁33と、作動油タンク32と、電磁切替弁35と、作業負荷追従装置200とが設けられている。また、この油圧回路には、コントロール弁30を制御するために、操作レバー34と、制御回路36とが設けられている。制御回路36には、オンオフスイッチ601と、圧力センサ801と、作業負荷設定器602とが接続されている。
The hydraulic circuit is provided with a
圧力センサ801は、把持爪19を開閉駆動するシリンダ20に供給される、把持爪19を閉じる際に供給される圧油の圧力を検出するための圧力センサである。すなわち、圧力センサ801は、シリンダ20の図示しないボトム側油室に供給される圧油の圧力Pを検出する。作業負荷設定器602は、しきい値P1を設定する設定器である。なお、しきい値P1は、シリンダ20のボトム側油室の圧力Pについてのしきい値であり、後述するように作業機械100の作業状態を判定する際に用いられる。
The
−−−フローチャート−−−
図7は、電磁切替弁35の制御処理の動作を示したフローチャートである。作業機械100の不図示のイグニッションスイッチがオンされると、図7に示す処理を行うプログラムが起動され、制御回路36で実行される。ステップS711において、作業機械100の各部の状態の情報を取得する。具体的には、圧力センサ801で検出したシリンダ20のボトム側油室の圧力P、オンオフスイッチ601の状態、および、作業負荷設定器602で設定されたしきい値P1を取得する。ステップS711を実行するとステップS712へ進み、ステップS711で取得した情報から、オンオフスイッチ601がオンされているか否かを判断する。
--- Flow chart ---
FIG. 7 is a flowchart showing the operation of the control process of the
ステップS712が肯定判断されるとステップS713へ進み、作業機械100の作業状態を判定する。具体的には、圧力センサ801で検出したシリンダ20のボトム側油室の圧力Pが作業負荷設定器602で設定されたしきい値P1未満であるか否かを判断する。ステップS713が肯定判断されるとステップS714へ進み、電磁切替弁35の開指令を出力して、すなわち、電磁切替弁35のソレノイドを励磁してリターンする。ステップS712が否定判断されるか、ステップS713が否定判断されるとステップS715へ進み、電磁切替弁35の閉指令を出力して、すなわち、電磁切替弁35のソレノイドを消磁してリターンする。
When an affirmative determination is made in step S712, the process proceeds to step S713, and the working state of the
−−−作業負荷追従装置200およびブームシリンダ14の動作について−−−
上述したように電磁切替弁35が制御される結果、作業負荷追従装置200およびブームシリンダ14は次のように動作する。オンオフスイッチ601がオンされており(ステップS712肯定判断)、かつ、圧力センサ801で検出したシリンダ20のボトム側油室の圧力Pが作業負荷設定器602で設定されたしきい値P1未満である場合(ステップS713肯定判断)、電磁切替弁35のソレノイドが励磁される(ステップS714)。
--- About operation | movement of the
As a result of controlling the
すなわち、本実施の形態では、オンオフスイッチ601がオンされ、かつ、圧力センサ801で検出したシリンダ20のボトム側油室の圧力Pが作業負荷設定器602で設定されたしきい値P1未満である場合に、把持爪19に作用する外力に応じて、ブーム13および把持装置101が追従する。
That is, in this embodiment, the on / off
たとえば上述した図5(a)に示すように、把持すべき対象物の位置が対向する把持爪19の中間地点からずれている場合、把持爪19が対象物に片当たりする。把持爪19が対象物に片当たりすることで、シリンダ20のボトム側油室の圧力Pが上昇するが、オンオフスイッチ601がオンされており、かつ、圧力Pがしきい値P1未満であれば、上述したように、電磁切替弁35で油路41a,42aと油路41b,42bとが連通される。その結果、図5(b)bに示すように、ブーム13が矢印b1で示すように曲げモーメントM1を緩和するように回動し、結果として把持装置101が矢印b2で示すように移動して、対向する把持爪19の中間地点で対象物を把持できる。
For example, as shown in FIG. 5A described above, when the position of the object to be gripped is deviated from the intermediate point of the opposing gripping
また、シリンダ20を駆動する操作レバー34が操作されて、把持爪19による把持力が増加し、圧力Pがしきい値P1以上となると、電磁切替弁35で油路41a,42aと油路41b,42bとが遮断される。その結果、作業負荷追従装置200がブームシリンダ14の動作に影響しなくなり、ブーム13は上述したように、ブーム13を操作する操作レバー34の操作に従って揺動駆動される。
Further, when the operating
これにより、上述した第1の実施の形態と同様に、把持爪19に作用する力W2、対象物に作用する力W1、曲げモーメントM1,M2の急激な上昇を防止して、把持対象物およびフロント作業腕10の破損を防止できるとともに、繊細さが要求される軽負荷のハンドリングに好適である。また、本実施の形態では、所定の把持力以上で対象物を把持していれば、作業負荷追従装置200がブームシリンダ14の動作に影響しなくなるので、把持装置101で把持した対象物を所定位置に配設する作業等に好適である。
As a result, as in the first embodiment described above, the force W2 acting on the gripping
−−−第3の実施の形態−−−
図8,9を参照して、本発明による作業機械の第3の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、把持装置101の姿勢に応じて作業機械100の作業状態を判定する点で、第1の実施の形態と異なる。
--- Third embodiment ---
A third embodiment of the work machine according to the present invention will be described with reference to FIGS. In the following description, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and different points will be mainly described. Points that are not particularly described are the same as those in the first embodiment. The present embodiment is different from the first embodiment in that the working state of the
図8は、作業具シリンダ18を駆動する油圧回路を示す図である。なお、本実施の形態では、電磁切替弁35および作業負荷追従装置200は作業具シリンダ18に対してのみ設けられている。この油圧回路には、メインポンプ31と、コントロール弁30と、メインリリーフ弁33と、作動油タンク32と、電磁切替弁35と、作業負荷追従装置200とが設けられている。また、この油圧回路には、コントロール弁30を制御するために、操作レバー34と、制御回路36とが設けられている。制御回路36には、オンオフスイッチ601と、ポテンショメータ901〜903とが接続されている。本実施の形態では、作業負荷追従装置200のリリーフ弁40は、把持装置101がその自重で略鉛直下方に向くように設定圧力が設定されている。
FIG. 8 is a diagram showing a hydraulic circuit for driving the work implement
ポテンショメータ901は、旋回体11に対するブーム13の角度位置を検出するセンサであり、検出した角度を角度情報として出力する。ポテンショメータ902は、ブーム13に対するアーム15の角度位置を検出するセンサであり、検出した角度を角度情報として出力する。ポテンショメータ903は、アーム15に対する把持装置101の角度位置を検出するセンサであり、検出した角度を角度情報として出力する。
The
−−−フローチャート−−−
図9は、電磁切替弁35の制御処理の動作を示したフローチャートである。作業機械100の不図示のイグニッションスイッチがオンされると、図9に示す処理を行うプログラムが起動され、制御回路36で実行される。ステップS721において、作業機械100の各部の状態の情報を取得するとともに、把持装置101の姿勢を演算する。具体的には、作業具シリンダ18を駆動する操作レバー34の操作量、オンオフスイッチ601の状態、および、ポテンショメータ901〜903から出力された角度情報を取得し、取得した角度情報に基づいて把持装置101の対地角度を演算する。ステップS721を実行するとステップS722へ進み、ステップS721で取得した情報から、オンオフスイッチ601がオンされているか否かを判断する。
--- Flow chart ---
FIG. 9 is a flowchart showing the operation of the control process of the
ステップS722が肯定判断されるとステップS726へ進み、ステップS721で取得した作業具シリンダ18を駆動する操作レバー34の操作量に基づいて、把持装置101が回動操作されていないか否かを判断する。ステップS726が肯定判断されるとステップS723へ進み、作業機械100の作業状態を判定する。具体的には、ステップS721で演算した把持装置101の対地角度から、把持装置101が略鉛直下方に向いているか否かを判断する。
If an affirmative determination is made in step S722, the process proceeds to step S726, and it is determined whether or not the
ステップS723が肯定判断されるとステップS724へ進み、電磁切替弁35の開指令を出力して、すなわち、電磁切替弁35のソレノイドを励磁してリターンする。ステップS722が否定判断されるか、ステップS726が否定判断されるか、ステップS723が否定判断されるとステップS715へ進み、電磁切替弁35の閉指令を出力して、すなわち、電磁切替弁35のソレノイドを消磁してリターンする。
If an affirmative determination is made in step S723, the process proceeds to step S724, where an open command for the
−−−作業負荷追従装置200および作業具シリンダ18の動作について−−−
上述したように電磁切替弁35が制御される結果、作業負荷追従装置200および作業具シリンダ18は次のように動作する。オンオフスイッチ601がオンされており(ステップS722肯定判断)、かつ、把持装置101が回動操作されてなく(ステップS726肯定判断)、かつ、把持装置101が略鉛直下方に向いている場合(ステップS723肯定判断)、電磁切替弁35のソレノイドが励磁される(ステップS724)。
---- Operation of the work
As described above, as a result of the
すなわち、本実施の形態では、オンオフスイッチ601がオンされており、かつ、把持装置101が回動操作されてなく、かつ、把持装置101が略鉛直下方に向いている場合に、電磁切替弁35で油路41a,42aと油路41b,42bとが連通される。その結果、上述したようにリリーフ弁40の設定圧力が設定されているため、オンオフスイッチ601がオフされるか、把持装置101が回動操作されるまでは、ブーム13またはアーム15が回動されて、フロント作業腕10の姿勢が変化しても、把持装置101がその自重で略鉛直下方に向く。
That is, in the present embodiment, when the on / off
このように、本実施の形態では、オンオフスイッチ601がオンされており、かつ、把持装置101が回動操作されてなく、かつ、把持装置101が略鉛直下方に向いている場合に、アーム15に対して把持装置101が自重で回動可能に吊り下げられた状態となる。したがって、把持装置101で把持した対象物を安定した姿勢で所定位置に配設する荷役・運搬作業等に好適である。
Thus, in this embodiment, when the on / off
−−−変形例−−−
(1) 上述の説明では、操作レバー34は、いわゆる電気レバーと呼ばれる電気式操作レバーであるが、本発明はこれに限定されない。たとえば、図10に示すように、パイロット圧油を制御する操作レバー51でコントロール弁50を制御するようにしてもよい。操作レバー51が操作されると、不図示のパイロットポンプからのパイロット圧油が操作レバー51の操作量に応じた圧力でコントロール弁50のスプールを駆動させる。その結果、ブームシリンダ14が操作レバー51の操作量に応じた速度で駆動される。
---- Modified example ---
(1) In the above description, the
なお、図10において905は、操作レバー51の操作量を検出するポテンショメータである。ポテンショメータ905からの出力信号に基づいて操作レバー51の操作量を検出することで、上述した第1の実施の形態と同様に作業機械100の作業状態を判定できるので、上述した第1の実施の形態と同様の作用および効果が得られる。
In FIG. 10,
(2) 上述した第1の実施の形態では、把持装置101のシリンダ20を駆動する操作レバー34の操作量に基づいて、作業機械100の作業状態を判定するように構成しているが、本発明はこれに限定されず、他のシリンダを駆動する操作レバー34の操作に基づいて作業機械100の作業状態を判定するように構成してもよい。
(2) In the above-described first embodiment, the working state of the
(3) 上述した第2の実施の形態では、圧力センサ801で検出したシリンダ20のボトム側油室の圧力Pに基づいて、作業機械100の作業状態を判定するように構成しているが、本発明はこれに限定されず、他のシリンダに供給される圧油の圧力に基づいて作業機械100の作業状態を判定するように構成してもよい。また、シリンダ20のボトム側油室の圧力Pの代わりに、力センサを用いて把持爪19の把持力を直接測定して、作業機械100の作業状態を判定するように構成してもよい。
(3) In the second embodiment described above, the working state of the
(4) 上述の説明では、ポテンショメータ901〜903で検出された各角度位置に基づいて、把持装置101の姿勢を演算するように構成しているが、油圧シリンダ14,16,18のシリンダストロークを検出し、検出したシリンダストロークに基づいて、把持装置101の姿勢を演算するように構成してもよい。
(4) In the above description, the posture of the
(5) 上述の説明では、作業負荷追従装置200による関節の自由度が2自由度であるが、1自由度であってもよく、3自由度以上であってもよい。
(5) In the above description, the degree of freedom of the joint by the work
(6) 上述した第3の実施の形態では、把持装置101が略鉛直下方を向いているか否かによって作業機械100の作業状態を判定しているが、判定の基準となる角度は鉛直下方に限られない。また、上述した第3の実施の形態では、把持装置101の姿勢に応じて作業機械100の作業状態を判定しているが、ブーム13の姿勢やアーム15の姿勢に応じて作業機械100の作業状態を判定してもよい。
(6) In the above-described third embodiment, the working state of the
(7) 上述の説明では、シリンダ20を駆動する操作レバー34の操作量、シリンダ20のボトム側油室の圧力P、または、把持装置101の姿勢のいずれかに基づいて作業機械100の作業状態を判定しているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、シリンダ20を駆動する操作レバー34の操作量と、シリンダ20のボトム側油室の圧力Pとに基づいて作業機械100の作業状態を判定するなど、複数の判定基準に基づいて作業機械100の作業状態を判定するようにしてもよい。
(7) In the above description, the work state of the
(8) 上述の説明では、アキュムレータ39の種類については特に言及していないが、たとえばプラダ形アキュムレータであってもよく、バネ式アキュムレータやピストン式アキュムレータであってもよい。
(8) Although the type of
(9) 上述の説明では、ブームシリンダ14および作業具シリンダ18へ圧油を供給する油圧回路に作業負荷追従装置200を接続しているが、本発明はこれに限定されない。たとえば図11に示すように、追従用シリンダ82を別途設け、旋回体11のフレーム80に固定する。ブーム13の基端部13aをスライド溝83に沿って作業機械100の前後方向(図示左右方向)にスライド可能とするブラケット81をフレーム80の先端に設ける。追従用シリンダ82のシリンダロッド先端をブーム13の基端部13aとピン接続するとともに、電磁切替弁35および作業負荷追従装置200を追従用シリンダ82へ圧油を供給する油圧回路に接続する。
(9) In the above description, the
このように構成することで、把持爪19に作用する外力に応じてブーム13の姿勢が変化するように、ブーム13の基端部13aがスライド溝83に沿って移動可能となる。これにより上述した作用効果と同様の作用効果を奏する。
With this configuration, the
(10) 上述した第1の実施の形態では、油路41bに接続された油路43、および、油路42bに接続された油路44からの圧油をパイロット圧油としてコントロール弁38のスプールを駆動するように構成しているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、図12に示すように、コントロール弁38の代わりに電磁式のコントロール弁402を設け、油路41,42に圧力センサ401を配設する。そして、圧力センサ401の検出圧力、オンオフスイッチ601のオンオフ状態、および、シリンダ20を駆動する操作レバー34の操作量に基づいて制御回路36がコントロール弁402のソレノイドを励磁/消磁することで、コントロール弁402のスプールの位置を切り替えてもよい。これにより、上述した第1の実施の形態の作用効果と同様の作用効果を奏する。なお、図12に示すように作業負荷追従装置201を構成した場合には、電磁切替弁35は不要である。
(10) In the first embodiment described above, the spool of the
(11) 上述の説明では、ブームシリンダ14および作業具シリンダ18を駆動する油圧回路にそれぞれ同じ作業負荷追従装置200を接続するように構成しているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、ブームシリンダ14および作業具シリンダ18を駆動する油圧回路の一方に電磁切替弁35および作業負荷追従装置200を接続し、他方に図12に示した作業負荷追従装置201を接続するなど、異なる作業負荷追従装置を接続するようにしてもよい。
(11) In the above description, the same
(12) 上述の説明では、油圧シリンダへ圧油を供給する油圧回路上で高圧側油室の圧油を吸収・蓄積および放出しているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、機械的なバネをシリンダとフロント作業腕10との間に介在させて、このバネの伸縮によって把持爪19に作用する外力に応じてフロント作業腕10を変位させるように構成してもよい。
(12) In the above description, the pressure oil in the high-pressure side oil chamber is absorbed, accumulated, and released on the hydraulic circuit that supplies the pressure oil to the hydraulic cylinder, but the present invention is not limited to this. For example, a mechanical spring may be interposed between the cylinder and the
(13) 上述の説明では、ブームシリンダ14および作業具シリンダ18に対して作業負荷追従装置200による高圧側油室の圧油の吸収・蓄積および放出を行うように構成したが、本発明はこれに限定されない。ブームシリンダ14およびアームシリンダ16に対して作業負荷追従装置200による高圧側油室の圧油の吸収・蓄積および放出を行うように構成してもよく、アームシリンダ16および作業具シリンダ18に対して作業負荷追従装置200による高圧側油室の圧油の吸収・蓄積および放出を行うように構成してもよい。
(13) In the above description, the
(14) 上述の説明では、リリーフ弁40によって油路45の圧油を油路46へ逃がすように構成しているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、リリーフ弁40の代わりに比例電磁式圧力制御弁を配設してもよい。この場合には、アキュムレータ39に作用する圧油の圧力の最大値が任意に設定可能となるので、作業機械100で行う作業の汎用性を高めることができる。
(14) In the above description, the pressure oil in the
(15) 上述の説明では、フロント作業腕10は旋回体11に対して上下方向にのみ回動可能であるが、本発明はこれに限定されない。たとえば、フロント作業腕10を旋回体に対して左右方向へも回動可能に構成してもよい。この場合、フロント作業腕10を左右方向に揺動させるために油圧シリンダ(揺動シリンダ)が設けられるが、この揺動シリンダを駆動する油圧回路に作業負荷追従装置200を接続するようにしてもよい。これにより、把持爪19に作用する外力に応じてフロント作業腕10が左右方向に揺動可能となるので、より広範な外力の入力方向に対してフロント作業腕10が追従可能となる。
(16) 上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
(15) In the above description, the
(16) Each embodiment and modification described above may be combined.
上述の実施の形態およびその変形例において、たとえば、作業腕はフロント作業腕10に、姿勢変更手段はブームシリンダ14、作業具シリンダ18、および追従用シリンダ82に、変更可能化手段は作業負荷追従装置200,201に、作業状況判定手段は制御回路36に、検出手段は圧力センサ801にそれぞれ対応する。切換手段は、電磁切替弁35と制御回路36とによって、または、圧力センサ401とコントロール弁402と制御回路36とによって実現される。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する際、上記の実施形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項の対応関係になんら限定も拘束もされない。
In the above-described embodiment and its modifications, for example, the work arm is the
10 フロント作業腕 13 ブーム
14 ブームシリンダ 18 作業具シリンダ
30,38,50,402 コントロール弁 34,51 操作レバー
35 電磁切替弁 36 制御回路
39 アキュムレータ 40 リリーフ弁
82 追従用シリンダ 100 作業機械
101 把持装置 200,201 作業負荷追従装置
401,801 圧力センサ 601 オンオフスイッチ
602 作業負荷設定器 901〜903 ポテンショメータ
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記作業腕に取り付けられる作業具と、
前記作業機本体に対する前記作業腕または前記作業具の姿勢を変更する姿勢変更手段と、
前記作業腕または前記作業具の前記姿勢が前記作業具に作用する外力に応じた姿勢となるように、前記姿勢変更手段による前記作業腕または前記作業具の前記姿勢の変更を許容する変更可能化手段と、
前記作業機本体の作業状況を判定する作業状況判定手段と、
前記作業状況判定手段で判定した前記作業状況に基づいて、前記姿勢変更手段による前記作業腕または前記作業具の前記姿勢の変更を前記変更可能化手段に許容させるか否かを切り替える切換手段とを備えることを特徴とする作業機械。 A work arm pivotably attached to the work implement body;
A working tool attached to the working arm;
Posture changing means for changing the posture of the working arm or the working tool with respect to the working machine body;
Change enabling the posture change means to change the posture of the work arm or the work tool so that the posture of the work arm or the work tool becomes a posture corresponding to an external force acting on the work tool. Means,
Work status determination means for determining the work status of the work implement body,
Switching means for switching whether to allow the change enabling means to allow the change of the posture of the work arm or the work tool by the posture changing means based on the work situation determined by the work status determining means; A work machine characterized by comprising.
前記作業状況判定手段は、前記作業腕または前記作業具の動作の指示をするための操作レバーの操作状況、前記作業腕または前記作業具へ加わる作業負荷、および、前記作業腕または前記作業具の姿勢のうちの少なくともいずれか一つに基づいて前記作業状況を判定することを特徴とする作業機械。 The work machine according to claim 1,
The work status determination means includes an operation status of an operation lever for instructing an operation of the work arm or the work tool, a work load applied to the work arm or the work tool, and the work arm or the work tool. A work machine that determines the work situation based on at least one of postures.
前記作業具は対象物を把持する把持装置であり、
前記作業状況判定手段は、前記把持装置の動作の指示をするための操作レバーの操作状況に基づいて前記作業状況を判定し、
前記切換手段は、前記把持装置で前記対象物を把持するように前記操作レバーが操作されていると前記作業状況判定手段が判定すると、前記姿勢変更手段による前記作業腕または前記作業具の前記姿勢の変更を前記変更可能化手段に許容させるように前記変更可能化手段を切り替えることを特徴とする作業機械。 The work machine according to claim 2,
The work tool is a gripping device for gripping an object;
The work status determination means determines the work status based on an operation status of an operation lever for instructing an operation of the gripping device,
When the operation state determination unit determines that the operation lever is operated so as to hold the object by the holding device, the switching unit determines the posture of the work arm or the work tool by the posture change unit. A work machine that switches the change enabling means so as to allow the change enabling means to allow the change.
前記作業具は対象物を把持する把持装置であり、
前記把持装置の把持力についての物理量を検出する検出手段をさらに備え、
前記作業状況判定手段は、前記検出手段で検出した前記物理量に基づいて前記作業状況を判定し、
前記切換手段は、前記検出手段で検出した前記物理量が所定の値よりも小さいと前記作業状況判定手段が判定すると、前記姿勢変更手段による前記作業腕または前記作業具の前記姿勢の変更を前記変更可能化手段に許容させるように前記変更可能化手段を切り替えることを特徴とする作業機械。 The work machine according to claim 2,
The work tool is a gripping device for gripping an object;
It further comprises detection means for detecting a physical quantity regarding the gripping force of the gripping device,
The work status determination means determines the work status based on the physical quantity detected by the detection means,
When the work status determination unit determines that the physical quantity detected by the detection unit is smaller than a predetermined value, the switching unit changes the change of the posture of the work arm or the work tool by the posture change unit. A work machine characterized in that the change enabling means is switched so as to allow the enabling means.
前記作業状況判定手段が前記作業具の姿勢に基づいて前記作業具が略鉛直下方に向いていると判定すると、前記姿勢変更手段による前記作業具の前記姿勢の変更を前記変更可能化手段に許容させるように前記変更可能化手段を切り替えることを特徴とする作業機械。 The work machine according to claim 2,
When the work status determining means determines that the work tool is directed substantially vertically downward based on the posture of the work tool, the change enabling means is allowed to change the posture of the work tool by the posture changing means. The work machine is characterized by switching the change enabling means.
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