JP2008126666A - アニロックス印刷ユニット - Google Patents

アニロックス印刷ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2008126666A
JP2008126666A JP2007300845A JP2007300845A JP2008126666A JP 2008126666 A JP2008126666 A JP 2008126666A JP 2007300845 A JP2007300845 A JP 2007300845A JP 2007300845 A JP2007300845 A JP 2007300845A JP 2008126666 A JP2008126666 A JP 2008126666A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
bearer
screen
printing unit
screen roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007300845A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5053051B2 (ja
Inventor
Gisela Binder
ビンダー ギセラ
Suat Demir
デミル スアト
Juergen Michels
ミクセルス ユールゲン
Ulrich Pfoehler
プフェーラー ウルリッヒ
Dieter Schaffrath
シュアフラト ディーター
Joerg Schilfahrt
シュイルファールト イェールク
Wolfgang Schonberger
シェーンバーガー ヴォルフガンク
Bernhard Schwaab
シュウァアブ バーンハルト
Michael Thielemann
ティーレマン ミカエル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heidelberger Druckmaschinen AG
Original Assignee
Heidelberger Druckmaschinen AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heidelberger Druckmaschinen AG filed Critical Heidelberger Druckmaschinen AG
Publication of JP2008126666A publication Critical patent/JP2008126666A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5053051B2 publication Critical patent/JP5053051B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F13/00Common details of rotary presses or machines
    • B41F13/08Cylinders
    • B41F13/20Supports for bearings or supports for forme, offset, or impression cylinders
    • B41F13/21Bearer rings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F13/00Common details of rotary presses or machines
    • B41F13/08Cylinders
    • B41F13/24Cylinder-tripping devices; Cylinder-impression adjustments
    • B41F13/34Cylinder lifting or adjusting devices
    • B41F13/36Cams, eccentrics, wedges, or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F31/00Inking arrangements or devices
    • B41F31/30Arrangements for tripping, lifting, adjusting, or removing inking rollers; Supports, bearings, or forks therefor
    • B41F31/304Arrangements for inking roller bearings, forks or supports
    • B41F31/305Eccentric bearings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

【課題】温度変化や製造精度等に起因するベアラの直径の差や直径の変化に関する影響を受けにくいアニロックス印刷ユニットを提供する。
【解決手段】アニロックス印刷ユニット42が、インキ着けローラ7とスクリーンローラ1とを含むインキ装置ローラを有し、スクリーンローラ1は、迅速な交換装置であるローラロック3に支持されており、操作者によってスクリーンローラ1をローラロック3から取外し可能であり、かつ別のスクリーンローラをローラロック3へ取付け可能である。スクリーンローラ1とインキ着けローラ7はそれぞれベアラ26,27を有し、インキ装置ローラ1,7のうちの一方のローラのベアラを他方のローラのベアラに押し当てるための装置が、スクリーンローラ1のベアラ26と他のスクリーンローラのベアラとの間の製造公差に起因する直径の差を補整するためのばね18を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、インキ着けローラとスクリーンローラとを含んでいるアニロックス印刷ユニットに関する。
特許文献1には、インキ着けローラとスクリーンローラとを含んでいるアニロックス印刷ユニットが記載されている。スクリーンローラは中空であり、温度調節液が中を流れ、迅速な交換装置(クイック交換装置、Schnellwechseleinrichtungen)または迅速なロック(クイックロック、Schnellverschlusse)として構成されたローラロックに支持されており、それにより、スクリーンローラは印刷機の操作者によってローラロックおよび印刷機から迅速に取外し可能であり、かつこれらへ再び取付け可能である。このことは、スクリーン構造を印刷機の外部でしか徹底的に清掃することができないスクリーンローラの、印刷機の外部で行われるメンテナンスに関して好ましい。さらに、迅速な交換装置として構成されたローラロックは、印刷ジョブごとに行われるスクリーンローラの交換に関して好ましい。たとえば、そのスクリーン構造は特定の印刷ジョブに適していて、別のスクリーンローラのスクリーン構造は次の印刷ジョブに適しているという場合があり、そのために、これら両方の印刷ジョブの間に、一方のスクリーンローラを他方のスクリーンローラと取り替えなくてはならないことがある。ローラロックが迅速な交換装置として構成されていることで、操作者は、前回の印刷ジョブで使用されたスクリーンローラをローラロックから迅速に取り外し、別のスクリーンローラをローラロックへ取り付けることができる。配管継手が設けられており、スクリーンローラがその取り付け時に、この配管継手を介して温度調節液の循環路につながれ、ローラの取り外し時にはそれから再び切り離される。スクリーンローラの中空の空間内に送り込まれる温度調節液、特に水は、スクリーンローラを温度調節する役目をする。
特許文献2には、ベアラ(まくら、Schitzringrn)をそれぞれ備えているスクリーンローラとインキ着けローラと版胴とを含むアニロックス印刷ユニットが記載されている。インキ着けローラは版胴にサイクルごとに当て付けられ、これから再び離される。ばねが設けられており、このばねによってスクリーンローラは、所定の付勢力でインキ着けローラに押し付けられる。スクリーンローラはばね作用を受けつつ支持されることによって、インキ着けローラのサイクル運動に追随することができる。
特許文献3には、スクリーンローラとインキ着けローラがそれぞれベアラを備えているアニロックス印刷ユニットが記載されている。インキ着けローラは版胴にサイクルごとに当て付けられ、これから再び離される。インキ着けローラのサイクル運動は、スクリーンローラの中心点を中心とする回転運動として行われるのではないので、その際に、インキ着けローラとスクリーンローラとの間で軸間距離の変化が生じる。スクリーンローラのばね作用を受ける支持によって、スクリーンローラはインキ着けローラの小さな位置変化に追随することができ、それにより、インキ着けローラとスクリーンローラとの間の押圧力が一定に保たれる。
特許文献4には、版胴へのインキ着けローラの押し付けによって発生するいわゆるローラ目の幅を、インキ着けローラの温度変化時にほぼ一定に保つための温度影響補償器が設けられた、アニロックス印刷ユニットが記載されている。
ドイツ特許出願公開明細書第102005049176A1号 ドイツ特許出願公開明細書第19947223A1号 欧州特許明細書第1088658B1号 欧州特許明細書第0662046B1号
従来技術によってまだ未解決の問題の1つは、スクリーンローラのベアラの直径の製造公差である。ベアラの直径は、公差の範囲内で、スクリーンローラごとに大きさが異なっている可能性がある。そのため、スクリーンローラの交換前にローラロックに取り付けられていたスクリーンローラのベアラとインキ着けローラのベアラとの間には、スクリーンローラ交換後にローラロックに取り付けられたスクリーンローラのベアラとインキ着けローラのベアラとの間とは異なる押圧力が存在していたことになる。スクリーンローラの交換に伴うベアラの押圧力の変化によって、印刷品質が損なわれる。
これときわめて類似する、同じく従来技術によってまだ解決されていない問題の1つは、スクリーンローラのベアラの、熱に起因する直径の変化である。スクリーンローラは、温度調節液によって、印刷ジョブごとに異なる高さであってよい目標温度に合わせて温度調節される。印刷ジョブと印刷ジョブの間に生じるスクリーンローラの温度の変化と、それに伴うスクリーンローラのベアラの温度の変化は、このベアラが、温度に起因する材料の膨張によって、ある印刷ジョブのときには他の印刷ジョブに比べてわずかに変化した直径を有するという結果になる。このような直径の変化の結果として、スクリーンローラのベアラとインキ着けローラのベアラとの間の押圧力の望ましくない変化が生じる。
本発明の目的は、損傷しにくいアニロックス印刷ユニットを提供することにある。特に、本発明の目的は、温度変化に関する影響を受けにくいアニロックス印刷ユニットを提供することにある。特に、本発明の目的は、製造精度に関する影響を受けにくいアニロックス印刷ユニットを提供することにある。特に本発明の目的は、ベアラの直径の差および直径の変化に関する影響を受けにくいアニロックス印刷ユニットを提供することにある。
これらの目的は、請求項1の特徴を備えているアニロックス印刷ユニットによって達成され、また、請求項6の特徴を備えているアニロックス印刷ユニットによって達成される。本発明のアニロックス印刷ユニットは、インキ着けローラとスクリーンローラとを含むインキ装置ローラを有し、スクリーンローラは迅速な交換装置として構成されたローラロックに支持されており、それにより操作者によってスクリーンローラをローラロックから取外し可能であり、かつ別のスクリーンローラをローラロックへ取付け可能であり、スクリーンローラおよびインキ着けローラはそれぞれベアラを有しており、2つのインキ装置ローラのうちの一方のインキ装置ローラのベアラを他方のインキ装置ローラのベアラに押し当てるために配置された装置が、スクリーンローラのベアラと他のスクリーンローラのベアラとの間の製造公差に起因する直径の差を補整するためのばねを有していることを特徴とする。
両方のスクリーンローラは完全に、すなわち各々のスクリーン構造に関しても、互いに同一構造であってよく、一方のスクリーンローラは清掃のために印刷機から取り出され、他方のスクリーンローラは、清掃中に機械停止時間が生じるのを防ぐために印刷機へ取り付けられる交換用スクリーンローラである。両方のスクリーンローラが、スクリーン構造に関して、特に、いわゆるくみ出し容積(Schopfvolumens)に関して、互いに異なっていることも同様に可能であり、その場合、一方のスクリーンローラは、多量の印刷インキを必要とする印刷ジョブのために印刷機に取り付けられ、他方のスクリーンローラは、少量の印刷インキを必要とする印刷ジョブのために印刷機に取り付けられる。ベアラの製造の許容される公差はほぼ0.02ミリメートルであり、仮に本発明に基づくローラ交換後のばね作用がなければ、ベアラの押圧力の制御と、場合によっては再調整が必要になる。本発明に基づく、ばね力による支持または当付け機構によって、印刷動作時に互いに当接する両方のローラ、すなわちスクリーンローラ(または交換用スクリーンローラ)とインキ着けローラのうちの一方は、当該ローラがその位置に関してある程度の可撓性を有するように支持される。それにより、ベアラの押圧のための十分な作業用窓(Arbeitsfenster)が設けられ、ローラ交換時の、前述した再調節が回避される。
1つの発展例では、ローラロックは、スクリーンローラのベアラがインキ着けローラのベアラに押し付けられるようにばねによって付勢されている揺動レバーに配置されている。この場合、印刷機の駆動側に一方の揺動レバーがあり、操作側に他方の揺動レバーがある。一方の揺動レバーには、一方のローラロックと一方のばねが付属しており、他方の揺動レバーには、他方のローラロックと他方のばねが付属している。ローラロックに固定されているローラ、すなわちスクリーンローラまたは交換用スクリーンローラは、印刷動作時に当該ローラのベアラがインキ着けローラのベアラに押し付けられるように、ばねによって付勢されている。
別の発展例では、インキ着けローラは、駆動側と操作側で、複数の偏心ブッシュを有する偏心軸受にそれぞれ支持されており、これらの偏心ブッシュのうちの1つはばねのうちの1つによって付勢されており、それにより、偏心軸受の特定の回転位置のときにインキ着けローラのベアラがスクリーンローラのベアラに押し付けられるようになっている。偏心軸受は、内側の偏心ブッシュと外側の偏心ブッシュをそれぞれ有するいわゆる二重偏心器であってよい。一方の偏心軸受の両偏心ブッシュのうちの一方が、一方のばねによって付勢されており、他方の偏心軸受の両偏心ブッシュのうちの一方が、他方のばねによって付勢されている。偏心ブッシュのばねによる付勢は、偏心ブッシュの、印刷動作のために意図される回転位置のときに、インキ着けローラのベアラが、(両方のスクリーンローラのどちらがローラロックに取り付けられているかに応じて)スクリーンローラのベアラまたは交換用スクリーンローラのベアラに押し付けられるようにする。
別の発展例では、インキ着けローラは、駆動側と操作側で、複数の支持ロールの間に挟まれたカムにそれぞれ支持されており、これらの支持ロールのうち1つはばねのうちの1つによって付勢されており、それにより、カムの特定の回転位置のときにインキ着けローラのベアラがスクリーンローラのベアラに押し付けられるようになっている。この発展例では、前記した発展例の偏心軸受がカムに置き換えられている。カムは、環状のディスクの形態のラジアルカムである。カム輪郭は、それぞれのカムの外周上にある。駆動側に配置されたカムは3つの支持ロールに支持されており、操作側に配置されたカムも、同じく3つの支持ロールに支持されている。操作側にある3つの支持ロールのうちの1つがばね作用を受けており、駆動側にある3つの支持ロールのうちの1つがばね作用を受けており、それにより、ばね作用を受けているこれらの支持ロールは、カムが印刷動作のために意図された回転・切換位置にあるときに、カムを、それに回転可能に支持されたインキ着けローラとともに付勢して、インキ着けローラのベアラが、(両方のスクリーンローラのどちらがローラロックに取り付けられているかに応じて)スクリーンローラまたは交換用スクリーンローラのベアラに押し付けられるようにする。
別の発展例では、スクリーンローラは中空であり、温度調節液が中を通って流れる。温度調節液は、動作温度に合わせてスクリーンローラを温度調節する役目をする。スクリーンローラの内部の中空の空間は、温度調節液のための1つまたは複数の通路によって構成することができる。交換用スクリーンローラも、中空の空間および温度調節に関して、このスクリーンローラと同一構造に構成されている。温度調節液は水であるのが好ましく、(両方のスクリーンローラのどちらがローラロックに取り付けられているかに応じて)スクリーンローラまたは交換用スクリーンローラが組み込まれている、循環ポンプを有する温度調節液循環路の内部で循環する。
本発明による別のアニロックス印刷ユニットは、インキ装置ローラとしてインキ着けローラと、中空であり温度調節液が中を通って流れるスクリーンローラとを含んでおり、スクリーンローラとインキ着けローラはそれぞれベアラを有しており、2つのインキ装置ローラのうち一方のインキ装置ローラのベアラを他方のインキ装置ローラのベアラに押し当てるために配置された装置が、スクリーンローラのベアラの、熱に起因する直径の変化を補整するためのばねを有していることを特徴とする。
本発明によるこの印刷ユニットでは、20℃から45℃の温度範囲内でスクリーンローラを可変に温度調節することが可能である。たとえば、1つの印刷ジョブではスクリーンローラを約25℃の動作温度に保ち、別の印刷ジョブでは約40℃の動作温度に保つことができる。スクリーンローラからインキ着けローラへ移される印刷インキの量を制御するために、スクリーンローラの動作温度を選択することで、スクリーンローラ上にある印刷インキの流動特性(レオロジー特性)に影響を及ぼすことができる。このとき、インキ着けローラも同様に温度調節することができ、印刷ジョブごとに一定の、たとえば約30℃の動作温度に保つことができる。そのために、スクリーンローラを第1の温度調節液循環路に組み込み、インキ着けローラを第2の温度調節液循環路に組み込むことができる。スクリーンローラの動作温度を変えることで、その直径も変化する。スクリーンローラの直径がたとえば約200ミリメートルである場合、この直径は、10ケルビンの温度上昇の結果として0.024ミリメートルだけ膨張する。このことは、すでに述べた20℃から45℃の動作範囲内でローラの半径が0.03ミリメートルだけ変動することを意味している。スクリーンローラおよびスクリーンローラのベアラの温度に起因する直径の変化は、仮に、スクリーンローラとインキ着けローラが両方とも可撓性なく支持されていて両ローラの軸間距離が不変であれば、スクリーンローラのベアラとインキ着けローラのベアラとの間の押圧力の意図しない変化が、不可避的に引き起されることになる。すると、ベアラの押圧力が20%から30%だけ変化する可能性があり、その際に、このようなベアラの押圧力の増大は過度の磨耗を引き起こすことになり、また、このようなベアラの押圧力の低減はベアラの機能の低下を引き起こすことになる。スクリーンローラの温度調節の結果である、このようなベアラの押圧力の増減は、本発明によるアニロックス印刷ユニットでは、スクリーンローラまたはインキ着けローラがばねによって可撓に支持されていることで回避される。
直前に説明した本発明のアニロックス印刷ユニットの発展例では、スクリーンローラは迅速な交換装置として構成されたローラロックに支持されており、それにより、操作者によってスクリーンローラをローラロックから取外し可能であり、かつ別のスクリーンローラをローラロックへ取付け可能である。
別の発展例では、インキ着けローラは駆動側と操作側で、複数の偏心ブッシュを有する偏心軸受にそれぞれ支持されており、これらの偏心ブッシュのうちの1つはばねのうちの1つによって付勢されており、それにより、偏心軸受の特定の回転位置のときにインキ着けローラのベアラがスクリーンローラのベアラに押し付けられるようになっている。
別の発展例では、インキ着けローラは駆動側および操作側で、複数の支持ロールの間に挟まれたカムにそれぞれ支持されており、これらの支持ロールのうち1つはばねのうちの1つによって付勢されており、それにより、カムの特定の回転位置のときにインキ着けローラのベアラがスクリーンローラのベアラに押し付けられるようになっている。
別の発展例では、ローラロックは、スクリーンローラのベアラがインキ着けローラのベアラに押し付けられるようにばねによって付勢される揺動レバーに配置されている。
本発明による2つのアニロックス印刷ユニットでは、同じ手段、すなわちばねを備えている装置が、基本的に同じ目的のために利用され、すなわち、スクリーンローラのベアラとインキ着けローラのベアラとの間の押圧力の好ましくない変化を防止するために、もしくは、少なくとも、十分な小ささになるように最低限に抑えるために利用される。ある場合には製造公差に起因するベアラの直径の差が、また別の場合には熱に起因するベアラの直径の変化が、防止されるべきベアラの押圧力の変化の想定される原因である。迅速な交換装置として構成されたローラロックと温度調節液が内部を流れるスクリーンローラとをいずれも有しているアニロックス印刷ユニットでは、この補整装置は、普通であれば製造公差に起因する直径の差によって引き起こされるベアラの押圧力の変化だけでなく、熱に起因するベアラの直径の変化も防止する。
本発明によるアニロックス印刷ユニットを備えている印刷機も、本発明に含まれる。この印刷機は枚葉紙オフセット印刷機であるのが好ましい。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1から図5では、互いに対応する構成部品や部材に同じ符号が付されている。
図1と図2には、印刷機41が部分的に図示されている。この部分図は、印刷機41のアニロックス印刷ユニット42を示している。アニロックス印刷ユニット42は、スクリーンローラ1と、インキ着けローラ7と、版胴17とを含んでいる。さらに、アニロックス印刷ユニット42は、図面には示していないブランケット胴と圧胴とを含んでいる。スクリーンローラ1には、印刷インキをスクリーンローラ1へ供給するために、ドクターブレード式インキつぼ31が当接する。
スクリーンローラ1のジャーナル部には、操作者によって取外し可能なようにローラロック3に支持された回転軸受2が装着されている。回転軸受はころ軸受である。ローラロック3は、ジョイント5を中心として揺動可能な揺動レバー4にそれぞれ配置されている。各々の揺動レバー4は、一方の端部が揺動レバー4に支持されるとともに他方の端部が機械フレームに固着されたピンに支持されるばね18によって付勢されている。揺動レバー4にはストッパ6がそれぞれ付属しており、各揺動レバー4またはそれに取り付けられた部品は、スクリーンローラ1がローラロック3から取り外されたときに、このストッパに当たる。スクリーンローラ1がローラロック3に固定されているときには、ストッパ6には接触していない。
機械フレームは、印刷機41の駆動側にある側壁29と、操作側にある側壁30とを含んでいる。スクリーンローラ1の回転は、印刷機41のメインモータによって、駆動軸21に装着された歯車が属している歯車列22を介して駆動される。駆動軸21は、スクリーンローラ1をローラロック3へ取り付けるときに閉じ、スクリーンローラ1をローラロック3から取り出すときに開く継手20を介して、スクリーンローラの駆動側のジャーナル部と連結されている。
インキ着けローラ7は駆動側と操作側で、第1の偏心ブッシュ9と、第1の偏心ブッシュ9に回転可能に支持された第2の偏心ブッシュ13とを含む偏心軸受8に、それぞれ回転可能に支持されている。第1の偏心ブッシュ9はアームを有しており、このアームを介して、第1の偏心ブッシュ9を回転させるためのアクチュエータ10が第1の偏心ブッシュ9にピボット接続されている。第1の偏心ブッシュ9の回転は、第1の偏心ブッシュ9に取り付けられたねじ11が当接する、フレームに固定されたストッパ12によって制限される。ストッパ12によって設定された第1の偏心ブッシュ9の切換位置は、ねじ11をアームへねじ込む深さを増減することによって調節することができる。第2の偏心ブッシュ13は、第2の偏心ブッシュ13を回転させるためのアクチュエータ14がピボット接続されたアームを備えている。このアームには、第2の偏心ブッシュ13の切換位置を調節するために、深さを増減してねじ15をねじ込むことが可能である。ねじ15は、切換位置に達したときに、フレームに固定されたストッパ16に当たる。アクチュエータ10および14は、ピストンロッドが偏心ブッシュ9,13と連結されている空気圧式の作業シリンダであり、同様に、モータシャフトがねじ付きスピンドルとして構成された電動モータであってもよい。アクチュエータ10の操作によって、インキ着けローラ7をスクリーンローラ1へ当接させることができ、かつそれから離れさせることができる。アクチュエータ14の操作によって、インキ着けローラ7を版胴17へ当接させることができ、かつそれから離れさせることができる。
スクリーンローラ1および版胴17のそれぞれの回転軸を結んだ中心線と、スクリーンローラ1およびインキ着けローラ7を結んだ中心線との間には、0°よりも大きく最大で45°の角度αがある。スクリーンローラ1は、駆動側および操作側にそれぞれ1つのベアラ(まくら、Schmitzring)26を有しており、印刷動作のときに、それぞれ両方のベアラ26がインキ着けローラ7の同じくベアラ27に当接し、このとき、インキ着けローラ7のベアラ27は版胴17のベアラ28にも当接する。
図1と図2に示すシステムは次のように機能する。揺動レバー4は、ばね18によって、ストッパ6と接触したまま保持される。この状態のときに、操作者はねじ11を回すことで、スクリーンローラ1のベアラ26とインキ着けローラ7のベアラ27との間の押圧力を調整することができる。ベアラの付勢力とばね18の付勢との間の調整は、図1に示されているように、ベアラの押圧力の調整時に揺動レバー4とストッパ6との間の接触が解消されるように選択される。
スクリーンローラ1の冷却または交換によるスクリーンローラ1のベアラ26の外径の最小限の減少は、ばね18の付勢力によって調整され、それによってベアラの押圧力は一定に保たれる。同様に、スクリーンローラ1のベアラ26の直径の最小限の増大もばね18の付勢力によって調整され、ベアラの押圧力は一定に保たれる。ベアラの直径の最小限の増大は、スクリーンローラ1が交換された結果である場合があり、この場合、スクリーンローラ1のベアラ26の直径は、スクリーンローラ1がローラロック3へ取り付けられる前にローラロック3内にあった他のスクリーンローラのベアラの直径よりも大きい。ベアラの直径の最小限の増大は、同様に、スクリーンローラ1およびそのベアラ26の加熱によって引き起される可能性もあり、この場合、加熱および熱に起因するベアラの拡張はスクリーンローラ1の温度調節によって引き起こされる。このような温度調節では、温度調節液が、スクリーンローラ1の内部にある環状の温度調節剤通路43を通って流れる。
図3は、偏心軸受8の構成に関して、および揺動レバー4のばね作用に関してのみ、図1と図2に示す実施形態と異なっている実施形態を示しており、したがって、図1と図2に示す実施形態のその他の特徴についての説明は、図3に示す実施形態についても当てはまる。
この実施形態では、偏心ブッシュ13は各偏心軸受8のただ1つの偏心ブッシュであり、各揺動レバー4は、揺動レバー4を揺動させるためのアクチュエータ25に連結されている。アクチュエータ25は、揺動レバー4に付勢するばね23の力に抗して、スクリーンローラ1がインキ着けローラ7に当て付けられる方向へ揺動レバー4を揺動させる役目をする。アクチュエータ25はばね18を介して揺動レバー4に付勢し、このばね18の力は、ばね23の力よりも強い。ナット24は、ばね18の付勢力を調整する役目をする。アクチュエータ25は空気圧式の作業シリンダであり、そのピストンロッドに、圧縮ばねであるばね18が装着されている。ばね18は、一方の端部で揺動レバー4に支持されるとともに、他方の端部で、場合によりワッシャを介して、ピストンロッドがねじ込まれたナット24に支持されている。ばね18に対して反対方向へ揺動レバー4を付勢するばね23は、一方の端部で揺動レバー4に支持されるとともに、他方の端部で、フレームに固定されたピンに支持されている。
図3に示すシステムは次のように機能する。アクチュエータ14によって行われる駆動側および操作側の偏心軸受8の操作によって、インキ着けローラ7を版胴17へ当て付けることができ、かつそれから再び離すことができる。駆動側と操作側のアクチュエータ25の操作運動によって、すなわちそのピストンロッドの繰り出しによってばね18が付勢され、それにより、スクリーンローラ1のベアラ26とインキ着けローラ7のベアラ27(図2参照)との間の付勢力が設定される。このベアラの押圧力は、各アクチュエータ25のナット24を揺動レバー4に向って、または揺動レバー4から離れるように回すことによって調節できる。スクリーンローラ1とインキ着けローラ7の接触、およびスクリーンローラ1のベアラ26とインキ着けローラ7のベアラ27の接触を解除するには、アクチュエータ25が反対方向へ操作され、このことは、空気圧式の作業シリンダであるアクチュエータ25の有利な構成では、その圧縮空気の作用を停止することによって行うことができる。圧縮空気の作用が停止された後、ばね23は揺動レバー4を図3の反時計回りに揺動させることができ、このとき、ばね23はアクチュエータ25のピストンロッドをその内部へ押し込む。ばね23は、いわばアクチュエータ25の復帰ばねとして機能し、アクチュエータ25が作動停止しているときに、スクリーンローラ1およびそのベアラ26がインキ着けローラ7およびそのベアラ27から離れている状態で、揺動レバー4を保持する。前述した理由により、スクリーンローラ1のベアラ26の直径に違いがあるとき、または変化したとき、その結果として生じるベアラの直径の差は、ベアラ26と27の間の押圧力を実質的に一定に保つばね18によって補整される。
図4は、ローラロック3の配置と偏心軸受8のばね作用に関してのみ、図1と図2に示す実施形態と異なる実施形態を示している。図1および図2の実施形態のその他の特徴についての説明は、図4に示す実施形態についても比喩的な意味で当てはまる。
この実施形態では、2つのローラロックがフレームに固定して取り付けられており、すなわち機械フレームに定置に取り付けられている。各偏心軸受8の第1の偏心ブッシュ9を回転させるアクチュエータ10は、図3のアクチュエータ25に匹敵するやり方で、ナット24によって付勢力を調整可能なばね18によるばね作用を受けている。図4に示す実施形態では、ねじ11とストッパ12(図1参照)は省略されている。
この実施形態は次のように機能する。インキ着けローラ7をスクリーンローラ1へ当て付けるために、アクチュエータ10のピストンロッドが繰り出される。このときアクチュエータ10は、一方の端部ではナット24を介してアクチュエータ10に支持され他方の端部ではピンを介して第1の偏心ブッシュ9のアームに支持されるばね18を介して、第1の偏心ブッシュ9に作用する。アクチュエータ10の切換運動によって、第1の偏心ブッシュ9がその最終位置に達すると、すなわち、インキ着けローラ7のベアラ27がスクリーンローラ1のベアラ26(図2参照)に当たると、ばね18は付勢される。駆動側および操作側のばね18の付勢力の大きさはベアラの押圧力の大きさを規定し、各アクチュエータ10のナット24によって調節することができる。既に前述した理由により、スクリーンローラ1のベアラ26の直径に違いがあるとき、または変化したときに、その結果として生じるベアラの直径の差は、ベアラ26と27の間の押圧力を実質的に一定に保つばね18によって補整される。
図5は、ローラロック3が図4の実施形態のようにフレームに固定されて配置された実施形態を示している。インキ着けローラ7は駆動側と操作側で、それぞれカム32に回転可能に支持されている。各カム32は環状のディスクであり、その円周面に、***部33と窪み部34とを含むカム形状を有している。各カム32には、定置の支持ロール35と、位置調節可能な支持ロール36と、ばね38によってばね作用を受ける支持ロール37とが付属している。位置調節可能な支持ロール36がカム32に当接するカム32の円周の点は、版胴17がインキ着けローラ7に当接するインキ着けローラ7の円周の点と同一直径上にある。位置調節可能な支持ロール36は、いわば、版胴17およびインキ着けローラ7のそれぞれの回転軸を結んだ中心線の延長線上に配置されている。定置の支持ロール35は、スクリーンローラ1およびインキ着けローラ7のそれぞれの回転軸を結んだ中心線上に配置されており、ばね作用を受ける支持ロール8は、この中心線の延長線上で、定置の支持ロール35と同一直径上に配置されている。最後に挙げた中心線の方向は、ばね作用を受ける支持ロール37およびカム32を介してインキ着けローラ7をスクリーンローラ1に押し付けようとし、その際にインキ着けローラ7のベアラ27をスクリーンローラ1のベアラ26に押し付けようとするばね38の作用方向にも一致している。カム32を回転させるためのアクチュエータ40が、連結機構39を介してカム32と伝動工学的に連結されている。図5には見えていない機械側にある、図5には見えていないカムは、さらに別の同様の連結機構を介して回転可能であり、駆動側と操作側にある両方の連結機構は共通のシャフト45を介して相互に連結されている。つまりアクチュエータ40は、2つのカムを同期して回転させるための共通のアクチュエータである。
ここで断っておくと、図1、図3、および図4に示すアクチュエータ10、14、および25も同じように、2つの揺動レバー4または2つの偏心軸受8を操作するための、上述したような種類の共通のアクチュエータであってよい。
図5に示す位置調節可能な支持ロール36は、インキ着けローラ7と版胴17の間の押圧力の調整を可能にする偏心軸受にそれぞれ支持されている。印刷動作のとき、インキ着けローラ7がスクリーンローラ1および版胴17に当て付けられていると、定置の支持ロール35とカム32との間には間隙44がある。駆動側と操作側にあるばね作用を受ける支持ロール37のばね38の力は、インキ着けローラ7の重力、インキ着けローラ7のベアラ27とスクリーンローラ1のベアラ26との間の接触力、およびローラ1および7のローラ体の接触領域における接触力を印加するように設定されている。
図5に示すシステムは次のように機能する。スクリーンローラ1の温度変化がスクリーンローラ1のベアラ26の直径の変化につながると、このことは、ばね作用を受ける支持ロール37によって調整され、それにより、スクリーンローラ1のベアラ26とインキ着けローラ7のベアラ27との間の接触力は実質的に一定に保たれる。すなわち温度変化は、ベアラ26,27の過度の押圧を引き起こすことがなく、過小の押圧を引き起こすこともない。スクリーンローラ1からインキ着けローラ7を離すために、カム32が図5の時計回りに回転し、それにより、各カム32の***部33が定置の支持ロール35と接触し、それによってカム32はインキ着けローラ7とともに、ばね作用を受ける支持ロール37の方向へ変位し、この支持ロール37は、そのばね38をわずかに圧縮させながら逃がされる。カム32がこの回転位置にあるとき、スクリーンローラ1をローラロック3から取り外すことができ、別のスクリーンローラをローラロック3へ取り付けることができる。スクリーンローラの交換後に行われる、この別のスクリーンローラへのインキ着けローラ7の当て付けのときに、ばね作用を受ける支持ロール37によって、インキ着けローラ7のベアラ27と別のスクリーンローラのベアラ26との間の正しい押圧力が自動的に設定され、このときに、取り外されたスクリーンローラ1のベアラ26の直径と、取り付けられた別のスクリーンローラのベアラの直径との間の製造公差に起因する誤差が補整される。
版胴17からインキ着けローラ7を離すためには、窪み部34が位置調節可能な支持ロール36の下になる回転位置へとカム32が回転する。
スクリーンローラが、ばね作用を受ける揺動レバーに支持されており、インキ着けローラが二重の偏心軸受に支持されている、第1の実施形態を示す図である。 図1のアニロックス印刷ユニットを示す側面図である。 スクリーンローラが、ばね作用を受ける揺動レバーに支持されており、インキ着けローラが一つの偏心軸受に支持されている、第2の実施形態を示す図である。 スクリーンローラがばね作用を受けずに支持されており、インキ着けローラが、ばね作用を受ける偏心ブッシュを備えている二重偏心軸受に支持されている、第3の実施形態を示す図である。 スクリーンローラがばね作用を受けずに支持されており、インキ着けローラが、ばね作用を受ける支持ロールを備えているカムに支持されている、第4の実施形態を示す図である。
符号の説明
1 スクリーンローラ
2 回転軸受
3 ローラロック
4 揺動レバー
5 ジョイント
6 ストッパ
7 インキ着けローラ
8 偏心軸受
9 第1の偏心ブッシュ
10,14,25,40 アクチュエータ
11,15 ねじ
12,16 ストッパ
13 第2の偏心ブッシュ
17 版胴
18,23,38 ばね
20 継手
21 駆動軸
22 歯車列
24 ナット
26,27,28 ベアラ
29,30 側壁
31 ドクターブレード式インキつぼ
32 カム
33 ***部
34 窪み部
35 定置の支持ロール
36 位置調節可能な支持ロール
37 ばね作用を受ける支持ロール
39 連結機構
41 印刷機
42 アニロックス印刷ユニット
43 温度調節剤通路
44 間隙
45 シャフト
α 角度

Claims (11)

  1. インキ着けローラ(7)とスクリーンローラ(1)とを含むインキ装置ローラを有し、該スクリーンローラは迅速な交換装置として構成されたローラロック(3)に支持されており、それにより操作者によって前記スクリーンローラ(1)を前記ローラロック(3)から取外し可能であり、かつ別のスクリーンローラを前記ローラロック(3)へ取付け可能であるアニロックス印刷ユニット(42)において、
    前記両スクリーンローラ(1)および前記インキ着けローラ(7)はそれぞれベアラ(26,27)を有しており、2つの前記インキ装置ローラのうちの一方の前記インキ装置ローラの前記ベアラを他方の前記インキ装置ローラの前記ベアラに押し当てるために配置された装置が、前記スクリーンローラ(1)の前記ベアラ(26)と他の前記スクリーンローラの前記ベアラとの間の製造公差に起因する直径の差を補整するためのばね(18;38)を有している
    ことを特徴とするアニロックス印刷ユニット。
  2. 前記ローラロック(3)は、前記スクリーンローラ(1)の前記ベアラ(26)が前記インキ着けローラ(7)の前記ベアラ(27)に押し付けられるように前記ばね(18)によって付勢されている揺動レバー(4)に配置されている、請求項1に記載のアニロックス印刷ユニット。
  3. 前記インキ着けローラ(7)は、駆動側と操作側で、複数の偏心ブッシュ(9,13)を有する偏心軸受(8)にそれぞれ支持されており、これらの偏心ブッシュのうちの1つは前記ばね(18)のうちの1つによって付勢されており、それにより、前記偏心軸受(8)の特定の回転位置のときに前記インキ着けローラ(7)の前記ベアラ(27)が前記スクリーンローラ(1)の前記ベアラ(26)に押し付けられるようになっている、請求項1に記載のアニロックス印刷ユニット。
  4. 前記インキ着けローラ(7)は、駆動側と操作側で、複数の支持ロール(35,36,37)の間に挟まれたカム(32)にそれぞれ支持されており、これらの支持ロールのうち1つは前記ばね(38)のうちの1つによって付勢されており、それにより、前記カム(32)の特定の回転位置のときに前記インキ着けローラ(7)の前記ベアラ(27)が前記スクリーンローラ(1)の前記ベアラ(26)に押し付けられるようになっている、請求項1に記載のアニロックス印刷ユニット。
  5. 前記スクリーンローラ(1)は中空であり温度調節液が中を通って流れる、請求項1から4までのいずれか1項に記載のアニロックス印刷ユニット。
  6. インキ着けローラ(7)と、中空であり温度調節液が中を通って流れるスクリーンローラ(1)とを含むインキ装置ローラを有する、特に請求項1から5までのいずれか1項に基づいて構成された、アニロックス印刷ユニット(42)において、
    前記スクリーンローラ(1)と前記インキ着けローラ(7)はそれぞれベアラ(26,27)を有しており、2つの前記インキ装置ローラのうち一方の前記インキ装置ローラの前記ベアラを他方の前記インキ装置ローラの前記ベアラに押し当てるために配置された装置が、前記スクリーンローラ(1)の前記ベアラ(26)の、熱に起因する直径の変化を補整するためのばね(18;38)を有している
    ことを特徴とするアニロックス印刷ユニット。
  7. 前記スクリーンローラ(1)は迅速な交換装置として構成されたローラロック(3)に支持されており、それにより、操作者によって前記スクリーンローラ(1)を前記ローラロック(3)から取外し可能であり、かつ別のスクリーンローラを前記ローラロック(3)へ取付け可能である、請求項6に記載のアニロックス印刷ユニット。
  8. 前記インキ着けローラ(7)は駆動側と操作側で、複数の偏心ブッシュ(9,13)を有する偏心軸受(8)にそれぞれ支持されており、これらの偏心ブッシュのうちの1つは前記ばね(18)のうちの1つによって付勢されており、それにより、前記偏心軸受(8)の特定の回転位置のときに前記インキ着けローラ(7)の前記ベアラ(27)が前記スクリーンローラ(1)の前記ベアラ(26)に押し付けられるようになっている、請求項6または7に記載のアニロックス印刷ユニット。
  9. 前記インキ着けローラ(7)は駆動側および操作側で、複数の支持ロール(35,36,37)の間に挟まれたカム(32)にそれぞれ支持されており、これらの支持ロールのうち1つは前記ばね(38)のうちの1つによって付勢されており、それにより、前記カム(32)の特定の回転位置のときに前記インキ着けローラ(7)の前記ベアラ(27)が前記スクリーンローラ(1)の前記ベアラ(26)に押し付けられるようになっている、請求項6または7に記載のアニロックス印刷ユニット。
  10. 前記ローラロック(3)は、前記スクリーンローラ(1)の前記ベアラ(26)が前記インキ着けローラ(27)の前記ベアラ(27)に押し付けられるように前記ばね(18)によって付勢される揺動レバー(4)に配置されている、請求項7に記載のアニロックス印刷ユニット。
  11. 請求項1から10までのいずれか1項に記載のアニロックス印刷ユニット(42)を備えている印刷機(41)。
JP2007300845A 2006-11-20 2007-11-20 アニロックス印刷ユニット Expired - Fee Related JP5053051B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102006054525 2006-11-20
DE102006054525.7 2006-11-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008126666A true JP2008126666A (ja) 2008-06-05
JP5053051B2 JP5053051B2 (ja) 2012-10-17

Family

ID=39478856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007300845A Expired - Fee Related JP5053051B2 (ja) 2006-11-20 2007-11-20 アニロックス印刷ユニット

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8499692B2 (ja)
JP (1) JP5053051B2 (ja)
CN (1) CN101186143B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015217522A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 株式会社小森コーポレーション 印刷機の胴装置
CN105252902A (zh) * 2015-11-20 2016-01-20 浙江维涅斯装饰材料股份有限公司 一种柔版印刷装置

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008046792A1 (de) * 2007-09-20 2009-04-02 Heidelberger Druckmaschinen Ag Druckmaschine mit Schmitzringen
DE102009057974B4 (de) * 2009-01-19 2021-10-28 Heidelberger Druckmaschinen Ag Druckmaschine
US8292296B2 (en) * 2009-10-30 2012-10-23 Goss International Americas, Inc. Apparatus for varying the speed of printed products having an external eccentric assembly and method
CN102101380B (zh) * 2009-12-17 2013-07-31 上海光华印刷机械有限公司 用于上光机的涂布辊的周向和轴向调节机构
CN102689499B (zh) * 2011-03-24 2015-04-29 海德堡印刷机械股份公司 网纹辊印刷装置
DE102019220116B3 (de) * 2019-12-19 2020-11-05 Heidelberger Druckmaschinen Ag Verfahren zur Steuerung der Schmitzringpressung in einem Druckwerk
CN115257150B (zh) * 2022-08-31 2023-06-16 浙江中特机械科技股份有限公司 多功能机组式柔版印刷机

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61138544U (ja) * 1985-02-18 1986-08-28
JPH0371867A (ja) * 1989-08-07 1991-03-27 Heidelberger Druckmas Ag ワニス胴もしくはゴム胴を圧胴及び又は調量胴もしくは版胴に対して胴入れ及び胴抜きさせる装置を有する輪転印刷機
JPH0640017A (ja) * 1992-04-04 1994-02-15 Man Roland Druckmas Ag 短路型インキ装置を有するアニロックス・オフセット印刷ユニット
DE19947223A1 (de) * 1999-10-01 2001-04-05 Koenig & Bauer Ag Farbwerk
JP2004050849A (ja) * 2002-07-22 2004-02-19 Heidelberger Druckmas Ag 印刷機で押し当てと押し離しをする装置
EP1088658B1 (de) * 1999-10-01 2005-11-23 Koenig & Bauer Aktiengesellschaft Kurzfarbwerk
JP2006137189A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Heidelberger Druckmas Ag 印刷機

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3552313A (en) * 1968-10-07 1971-01-05 Heidelberger Druckmasch Ag Cylinder controlling and interrupter structure for printing presses
US3618516A (en) 1969-08-04 1971-11-09 Adamovske Strojirny Np Support for offset cylinders of printing machines
US4643090A (en) 1985-02-26 1987-02-17 Harris Graphics Corporation Printing press and method
DE3926087C1 (ja) * 1989-08-07 1990-10-04 Heidelberger Druckmaschinen Ag, 6900 Heidelberg, De
US5189960A (en) * 1991-11-18 1993-03-02 Fredric Valentini Apparatus and method for controlling temperature of printing plate on cylinder in rotary press
DE4232163C3 (de) 1992-09-25 2001-09-06 Koenig & Bauer Ag Vorrichtung zum Aufrechterhalten einer eingestellten Anpressung einer Farbauftragswalze an einem Formzylinder einer Rotationsdruckmaschine
IT1298961B1 (it) * 1998-03-27 2000-02-07 Prora System Srl Contenitore in materiale flessibile, particolarmente per prodotti liquidi o assimilati, e relativo metodo di produzione.
DE19947224A1 (de) 1999-10-01 2001-04-05 Koenig & Bauer Ag Kurzfarbwerk
DE19947220A1 (de) 1999-10-01 2001-04-05 Koenig & Bauer Ag Kurzfarbwerk
DE10023935B4 (de) * 2000-05-17 2004-10-28 Koenig & Bauer Ag Kurzfarbwerk einer Rotationsdruckmaschine

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61138544U (ja) * 1985-02-18 1986-08-28
JPH0371867A (ja) * 1989-08-07 1991-03-27 Heidelberger Druckmas Ag ワニス胴もしくはゴム胴を圧胴及び又は調量胴もしくは版胴に対して胴入れ及び胴抜きさせる装置を有する輪転印刷機
JPH0640017A (ja) * 1992-04-04 1994-02-15 Man Roland Druckmas Ag 短路型インキ装置を有するアニロックス・オフセット印刷ユニット
DE19947223A1 (de) * 1999-10-01 2001-04-05 Koenig & Bauer Ag Farbwerk
EP1088658B1 (de) * 1999-10-01 2005-11-23 Koenig & Bauer Aktiengesellschaft Kurzfarbwerk
JP2004050849A (ja) * 2002-07-22 2004-02-19 Heidelberger Druckmas Ag 印刷機で押し当てと押し離しをする装置
JP2006137189A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Heidelberger Druckmas Ag 印刷機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015217522A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 株式会社小森コーポレーション 印刷機の胴装置
CN105252902A (zh) * 2015-11-20 2016-01-20 浙江维涅斯装饰材料股份有限公司 一种柔版印刷装置

Also Published As

Publication number Publication date
US8499692B2 (en) 2013-08-06
JP5053051B2 (ja) 2012-10-17
CN101186143B (zh) 2010-12-22
CN101186143A (zh) 2008-05-28
US20080289523A1 (en) 2008-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5053051B2 (ja) アニロックス印刷ユニット
US6085651A (en) Eccentric device for adjusting printing unit cylinders including a cylinder support with a stop face
US5301609A (en) Printing unit with skew and throw-off mechanisms
US20150290927A1 (en) Inking unit of a printing unit, printing unit and method for operating a printing unit
JP5049052B2 (ja) アニロックス式インキ装置を洗浄する方法
US20090020028A1 (en) Printing groups comprising at least two cooperating cylinders and radially movable bearing units
JPH0796598A (ja) ゴム胴離脱装置を備えた印刷機及びその操作方法
US20180079198A1 (en) Variable Cutoff Printing Press with Off Impression Gap
JP2000272083A (ja) 平版印刷機の湿し装置
JP2009073193A (ja) まくらを備えた印刷機
US4365552A (en) Automatic cylinder skewing apparatus
US7934450B2 (en) Printing press
US5460088A (en) Printing press
US6712001B2 (en) Arrangement for adjusting the interval between the rotational axes of cylinders
US5699737A (en) Device for the throw-on and throw-off of rollers
US6425326B1 (en) Inking unit in a printing machine
US5676057A (en) Device for mounting a roller in a printing machine
JP4505200B2 (ja) 印刷機で押し当てと押し離しをする装置
US20140102324A1 (en) Variable cutoff printing press with actuators for moving blanket and impression cylinder supports
US8327763B2 (en) Printing couple of a rotary printing press and a method for washing a dampening unit of a printing couple
GB2331961A (en) Device for the mutual throw-on of printing unit cylinders
US6601504B2 (en) Cylinder apparatus for rotary printing press
US7392742B2 (en) Devices for supporting and adjusting a form cylinder in a printing group of a rotary printing press
CN111051064B (zh) 能够往复运动的辊以及具有多个带这种辊的印刷装置的印刷机
US20050160931A1 (en) Inking or dampening unit for a rotating printing press

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120321

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120703

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120725

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5053051

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150803

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees