JP2008124149A - 光学装置および結晶化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リンギングを抑制し、均一なレーザー光を照射することができる光学装置および結晶化装置を提供する。
【解決手段】レーザー光を複数に分割するために第1の曲率及び第1の径を有する複数の第1のレンズセグメントが配列された第1のシリンドリカルレンズアレイと、この第1のシリンドリカルレンズアレイの少なくとも1箇所の前記第1のレンズセグメント間に配列された第2の曲率及び第2の径を有する複数の第2のレンズセグメントが配列された第2のシリンドリカルレンズアレイとを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、入射レーザ光を複数光に分割するための光学装置に係り、特にアモルファスシリコン(a−Si)膜のような非単結晶半導体膜に所定の光強度分布を有するパルスレーザー光を照射して結晶化半導体膜を生成するために用いられる結晶化装置に用いて好適な光学装置に関する。
液晶表示装置(Liquid-Crystal-Display:LCD)の表示画素を選択するスイッチング素子に用いられる薄膜トランジスタ(Thin-Film-Transistor:TFT)は、非晶質シリコン(amorphous-Silicon)膜や多結晶シリコン(poly-Silicon)膜に形成されている。多結晶シリコン膜は多数の結晶粒の集合からなるため、TFTを多結晶シリコン膜に形成した場合、チャネル領域内に結晶粒界が形成され、この結晶粒界が電子や正孔の移動に対して障壁となる。このため、多結晶シリコン膜は単結晶シリコン膜に比べると電子または正孔の移動度が低くなる課題がある。また、多結晶シリコン膜に形成された多数のTFTは、チャネル領域に形成される結晶粒界の数、位置、形状などが各TFT間で異なり、これがTFT特性のバラツキとなって液晶表示装置であれば表示ムラの問題となる。
そこで、電子または正孔の移動度を向上させ、かつチャネル部における結晶粒界数などによるTFT特性のバラツキを少なくするために、例えば非特許文献1および特許文献1などにおいて位相制御ELA(Excimer Laser Annealing)法が提案されている。位相制御ELA法では、入射するレーザ光ビームの面内光強度分布を均一化するためのホモジナイザや入射するレーザ光を位相変調して強弱の光強度プロファイルを形成するための位相シフタなどを備える照明光学系を用いて、所望の強弱の光強度プロファイルのパルスレーザー光を形成し非単結晶シリコン薄膜の所望する位置に照射して大粒径の結晶化領域を形成することができる。即ち、強弱の光強度プロファイルのパルスレーザー光に照射された非単結晶シリコン薄膜の受光領域は溶融し、この溶融領域がレーザ光の遮断期に降温する過程において固液分岐位置が上記強弱の光強度プロファイルに応じて横方向に移動するにつれて結晶化位置が横方向に移動し、少なくとも1個のチャネル領域を形成できる大きさの大粒径の結晶粒からなる結晶化シリコンを形成することができる。
特許文献2には、位相制御ELA法において光学系の設計自由度を向上させるために、ホモジナイザに特殊な軸外しシリンドリカルレンズを用いることが記載されている。この特許文献2のシリンドリカルレンズは、図7の(a)に示すように同じ大きさと形状(円柱を軸方向に二分割した半円柱形状(カマボコ型)であって、光透過面の曲率が同一)のレンズセグメントMが並ぶレンズアレイで構成されている。
表面科学Vol.21,No.5,pp278−287,2000 特開2000−306859号公報 特開2005−311340号公報
しかしながら、特許文献2の従来のシリンドリカルレンズ300を用いてレーザー光ビームの面内光強度を均一化し、非特許文献1や特許文献1の結晶化装置により結晶化プロセスを実行した場合、非特許文献1の38ページ図9(a)の正弦波状の強弱の光強度プロファイルを形成することができない課題があった。本発明者等は、鋭意因果関係を検討した結果、ホモジナイザ透過光の周辺において、図8の(a)に示すように光強度が不安定に変動するリンギング(過渡的振動)を生じていることが判った。リンギングを生じた光に照射された非単結晶半導体の部位は所望の大きさの結晶化が進行しないため、結局はリンギング領域での結晶化領域が小さくなりチャネル領域分の大きさの結晶化領域を形成できず製造歩留まりを低下させることが判った。
上記リンギングを生じた光を除去する手段としてホモジナイザの透過光路にマスクを設けることが考えられるが、レーザ光源からのレーザ光を有効に利用できない課題があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、リンギングを抑制し、均一なレーザー光を照射することができる光学装置および結晶化装置を提供することを目的とする。
本発明に係る光学装置は、レーザー光を複数に分割するために第1の曲率及び第1の径を有する複数の第1のレンズセグメントが配列された第1のシリンドリカルレンズアレイと、この第1のシリンドリカルレンズアレイの少なくとも1箇所の前記第1のレンズセグメント間に介在して設けられた前記第1の曲率および第1の径と異なる第2の曲率及び第2の径を有する第2のレンズセグメントと、を具備することを特徴とする。
本発明に係る結晶化装置は、入射パルスレーザー光の光強度分布を均一化するための光学装置で均一化し、均一化されたパルスレーザー光を逆ピークパターン状の光強度分布を有するパルスレーザー光にして非単結晶膜に照射して該非単結晶膜を結晶化する結晶化装置であって、前記光強度分布を均一化するための光学装置は、レーザー光を複数に分割するために第1の曲率及び第1の径を有する複数の第1のレンズセグメントが配列された第1のシリンドリカルレンズアレイと、この第1のシリンドリカルレンズアレイの少なくとも1箇所の前記第1のレンズセグメント間に介在して設けられた、前記第1の曲率と異なる第2の曲率を有し、かつ前記第1の径と異なる第2の径を有する第2のレンズセグメントと、を具備することを特徴とする。
本明細書中の用語を次のように定義する。
「位相シフタ」とは、光の位相を変調するための空間強度変調光学素子のことをいい、フォトリソグラフィプロセスの露光工程で使用される位相シフトマスクとは区別されるものである。位相シフタは、例えば石英基材にエッチングにより段差が形成されたものである。
「ホモジナイザ」とは、入射光を面内で複数に分割し、これらの分割光を収束させて、特定の面で光強度を均一化する光学装置のことをいう。
「結晶化」とは、結晶化対象膜が溶融し、この融液が降温して凝固する過程において結晶核を起点として結晶成長することをいう。
「ラテラル成長」とは、結晶化対象膜が溶融し、その融液が降温する過程で凝固する位置が結晶化対象膜面に沿って横方向に移動する過程において、結晶粒の成長が膜面に沿って横方向に進行することをいう。
「光強度分布(ビームプロファイル)」とは、結晶化するために結晶化対象膜例えば非単結晶半導体膜に入射される光の二次元の強度分布のことをいう。換言すれば、照射光(照明光)の検出面における光の強度(明るさ)分布のことをいう。
「レーザフルエンス」とは、ある位置でのレーザー光のエネルギ密度を表わす尺度であり、単位面積当たりのエネルギ量を時間積分したものをいい、具体的には光源または照射領域において計測されるレーザー光の平均強度のことをいう。「平均レーザフルエンス」とは、ある処理面積内で均一化したレーザフルエンスを指す。
「アッテネータ」とは、レーザー光の強度を減衰させる光学素子をいう。アッテネータは、被処理基板が焼き付きを生じないようにレーザー光の光強度レベルを調整する機能を有するものである。
「レシピ」とは、製造しようとする製品の仕様(設計)に基づいて製品ごとに設定される種々の処理条件のことをいう。
「装置パラメータ」とは、結晶化のためのレシピに応じて結晶化装置が固有に有する結晶化のための最適条件のことをいう。
「レンズセグメント」とは、シリンドリカルレンズを構成する最小単位のレンズ機能部位をいう。
「レンズセグメントの曲率」とは、レンズセグメントの入射光面または出射光面の曲率をいう。また、「レンズセグメントの径」とは、レンズセグメントの入射光面または出射光面の直径をいう。
本発明によれば、リンギングを抑制し、均一なレーザー光を照射することができる光学装置および結晶化装置を得ることができる。各シリンドリカルレンズアレイにおいて隣り合う第1及び第2のレンズセグメントの長手軸直交断面形状(径、曲率など)を異ならせて設けるので、第1のレンズセグメントを透過したレーザー光と前記第2のレンズセグメントを透過したレーザー光とがそれぞれ同一領域に重畳する仮想的な面(位相シフタ面)において互いに干渉し、この光の干渉作用によってリンギング成分が分散される。これにより、位相シフタ面で入射光の面内光強度分布の均一性が高い光学装置を得ることができる。さらに、結晶化装置では照射エリアの全域にわたって所望の溶融・結晶化が促進され、大粒径の結晶化領域を形成することができ、無駄の少ない高歩留まりの単結晶化領域例えば単結晶化シリコン膜が得られる。
以下、添付の図面を参照して本発明を実施するための種々の実施の形態について説明する。
先ず、図1〜図5を参照して本発明の結晶化装置の実施例について説明する。結晶化装置1は、プロジェクション方式のエキシマレーザー照射装置であり、照明部3、位相シフタ2、結像光学系4および基板ステージ6を備えている。照明部3は、レーザー光源3a、この光源3aからのレーザ光路にはレーザー光強度調整手段としてのアッテネータ3bが設けられ、このアッテネータ3bの透過光路には入射するレーザー光ビームの面内光強度を均一化するためのホモジナイザ33,34を含む照明光学系3cを有する。基板ステージ6の上には結晶化処理工程を受ける被処理基板5が予め定められた位置に位置決めされて載置される。この結晶化装置1は、パルスレーザー光が光源3a→アッテネータ3b→ホモジナイザ33,34を含む照明光学系3c→位相シフタ2→結像光学系4の順に通って被処理基板5に照射されるようになっている。被処理基板5は、例えばガラスなどの絶縁基板、半導体基板、金属基板上に絶縁膜が形成され、この絶縁膜上には結晶化対象膜としての非単結晶半導体膜(例えばアモルファスシリコン膜)が形成され、この非単結晶半導体膜上にはキャップ膜(例えば酸化シリコン膜や光吸収特性を有する絶縁膜)が被覆形成されたものである。
位相シフタ2は、照明部3と結像光学系4との間に設けられ、所定の段差を有し、段差のところでレーザー光線群にフレネル回折を起こさせ、入射光束の位相を変調するものである。位相シフタ2は、入射光束を位相変調することによりパルスレーザー光を、結晶化対象膜を最適に溶融・結晶化させるための所望の強弱のプロファイルを形成するものである。
照明部3は、被処理基板5の非単結晶半導体膜の照射領域を溶融させるためのエネルギ光を出力する光源3aとしてXeClエキシマレーザー発振器を備えている。この光源3aは、非単結晶半導体膜の吸収波長特性に適合させた波長が308nm、パルス幅(半値幅)が30nsecのパルスレーザー光を発振する固有の特性を有する光源である。なお、本実施形態では、光源3aとして、XeClエキシマレーザー発振器の例について説明するが、これ以外の他の光源としてKrFエキシマレーザー発振器、ArFエキシマレーザー発振器またはYAGレーザー発振器などを用いることもできる。
アッテネータ3bは、誘電体の多層膜コーティングフィルタの角度を調節してレーザ光の光強度(レーザフルエンス)を光学的に変調するものであり、次に述べる制御部8により動作制御されるセンサ、モータ、制御系を備えている。
次に照明部3の構成を図2を参照して具体的に説明する。
照明部3の照明光学系3cは、位相シフタ2に対向するように配置されている。上記光源3aから出射されたパルスレーザー光は、アッテネータ3bにより光強度が調整された後に、照明光学系3cに入射して倍率調整および光強度の均一化がなされる。照明光学系3cに入射した光ビームは、ビームエキスパンダ31によりビーム径が所望の大きさに拡大され、絞り32でビームエキスパンダ31の周辺光をカットした後に、ホモジナイザに入射する。
このホモジナイザは、例えば2段からなり第1のホモジナイザ33の透過光路に、続いて第2のホモジナイザ34を設けて、光ビームの面内の光強度および入射角度を均一化する光学装置である。この均一化されたレーザー光は、照明光学系3cを出射すると、位相シフタ2の仮想的な面(位相シフタ面)2aを重畳的に照射し、所望のビームプロファイルの光強度分布を有するレーザー光となって被処理基板5の照射エリア面を照射する。所望のビームプロファイルの光強度分布は、例えば最小光強度から最大光強度に光強度が連続的に変化する逆ピークパターン状の光強度分布が一つ又は複数例えば1レーザ光の面内で数十個が二次元状に配列された光である。
次いで、位相シフタ2で位相変調されたレーザー光は、結像光学系4を介して、被処理基板5の非単結晶半導体膜に入射する。ここで、結像光学系4は、位相シフタ2のパターン面と被処理基板5(厳密には非単結晶半導体膜の上面)とを光学的に共役に配置している。換言すれば、被処理基板5は、位相シフタ2のパターン面と光学的に共役な面(結像光学系4の像面)に設定されている。
結像光学系4は、前正レンズ群4aと後正レンズ群4bとの間に開口絞り4cを備えている。開口絞り4cは、たとえば開口部(光透過部)の大きさの異なる複数の開口絞りからなり、これらの複数の開口絞り4cは光路に対して交換可能に構成されていてもよい。あるいは、開口絞り4cとして、開口部の大きさを連続的に変化させることのできる虹彩絞りを用いてもよい。いずれにしても、開口絞り4cの開口部の大きさ(ひいては結像光学系4の像側開口数NA)は、後述するように、被処理基板5の半導体層上において所要の光強度分布を発生させるように設定されている。この結像光学系4は、屈折型の光学系であってもよいし、反射型の光学系であってもよいし、屈折反射型の光学系であってもよい。
本実施形態の結晶化装置1では、基板ステージ6の上に被処理基板5と図示しないビームプロファイラ77(図3参照)とが置換可能に並設されている。ビームプロファイラ77は、その光軸が結像光学系4のレーザ光軸と平行となるように位置合せされている。ビームプロファイラ77と結像光学系4との位置合せは、基板ステージ6とアライメント機構(図示せず)とを用いてなされる。
次に、図3を参照して本装置の制御系について説明する。
結晶化装置1は制御手段および記録手段としてコンピュータ8を備えている。コンピュータ8は、入力インターフェース8a、システムバス8b、CPU8c、メモリ(記録装置)8dおよび出力インターフェース8eを備えている。
入力インターフェース8aにはビームプロファイラ77、ハイトセンサ78および入力装置79が接続され、出力インターフェース8eにはレーザー光源3a、アッテネータ3b、照明光学系3c、位相シフタ2の位置合せ機構(図示せず)、基板ステージ6および表示装置81などがそれぞれ接続されている。入力インターフェース8aおよび出力インターフェース8eは、システムバス8bを介してCPU8cおよびメモリ8dにそれぞれ接続されている。
上記ビームプロファイラ77は、上記ビームプロファイルを表示し、モニタできる機構である。ハイトセンサ78は、結像光学系4から被処理基板5までの間の距離を測定する高さ検知機構である。
メモリ8dは、キーボード等の入力装置79から入力される装置パラメータを記憶し、保有するための記録装置である。CPU8cは、入力装置79から入力されるレシピに応じて、またビームプロファイラ77およびハイトセンサ78から直接入力される各検出データに応じてメモリ8dから装置パラメータを随時読み出し、演算処理し、所定の指令信号を装置各部に出力インターフェース8eを介して送る制御手段である。
表示装置81は、コンピュータ8から出力されてくる各種データを表示するものであり、その第1表示部にはテーブル化された装置パラメータが列記して表示され、第2表示部には被処理基板5上のレーザー照射位置を示す基板マップ図形が表示され、第3表示部には照射レーザー光のビームプロファイル波形が表示されるようになっている。なお、表示装置81は、パルスレーザー照射装置1に異常が発生したときに警報を発するアラーム機構を有することが望ましい。アラーム機構は、例えば表示装置81の画面に赤ランプを点滅させるようにしてもよいし、スピーカから警報音や音声を発するようにしてもよい。
次に、図2、図4、図5を参照して第1のホモジナイザ33および第2のホモジナイザ34の第1の実施の形態の照明光学系3cの詳細について説明する。
照明光学系3cは、上記したようにビームエキスパンダ31、絞り32、第1のホモジナイザ33および第2のホモジナイザ34を備えている。ビームエキスパンダ31は、光源3aからのレーザー光を所望の大きさに拡大して絞り32を照明するものである。絞り32は、ビームエキスパンダ31周辺光を遮断するための所定の大きさの開口部を有し、拡大されたレーザー光の周辺光をカットするものである。絞り32の開口部の大きさは例えば直径20mmである。第1のホモジナイザ33は、絞り32でトリミングされたレーザー光をX方向およびY方向にそれぞれ分割するものである。第2のホモジナイザ34は、分割されたレーザー光をX方向およびY方向にそれぞれ集光するものである。この実施の形態では、第1及び第2のホモジナイザ33,34によりレーザー光の面内光強度分布および入射角度分布が均一化されるようになっている。
第1のホモジナイザ33は、第1のシリンドリカルレンズアレイ33aと第2のシリンドリカルレンズアレイ33bとを上下に積み重ねて組み合わせてなるものである。上下に積み重ねてとは、透過光路に設けることであり、入射光側に第2のシリンドリカルレンズアレイ33bを配置し、このアレイ33bの出射光路に第1のシリンドリカルレンズアレイ33aを配置してもよい。
この組み合わせは、図3に示すように、第1のシリンドリカルレンズアレイ33aの長手軸がX方向に延び出し、第2のシリンドリカルレンズアレイ33bの長手軸がY方向に延び出している。すなわち、第1のシリンドリカルレンズアレイ33aの長手軸と第2のシリンドリカルレンズアレイ33bの長手軸とは直交している。第1のシリンドリカルレンズアレイ33aはマスク32の開口部に対向して配置されている。また、第2のシリンドリカルレンズアレイ33bは第2のホモジナイザ34の第3のシリンドリカルレンズアレイ34aに対向して配置されている。
第2のホモジナイザ34は、第3のシリンドリカルレンズアレイ34aと第4のシリンドリカルレンズアレイ34bとを上下に積み重ねて組み合わせてなるものである。この組み合わせも上記と同様に、図4に示すように、第3のシリンドリカルレンズアレイ34aの長手軸(長軸)がX方向に延び出し、第4のシリンドリカルレンズアレイ34bの長手軸がY方向に延び出している。すなわち、第3のシリンドリカルレンズアレイ34aの長手軸と第4のシリンドリカルレンズアレイ34bの長手軸とは直交している。なお、第3のシリンドリカルレンズアレイ34aは上記第1のシリンドリカルレンズアレイ33aと光学的に同等の構成と機能を有し、また、第4のシリンドリカルレンズアレイ34bは上記第2のシリンドリカルレンズアレイ33bと光学的に同等の構成と機能を有している。
第1のホモジナイザ33において、第1のシリンドリカルレンズアレイ33aはレーザー光をY方向に分割し、第2のシリンドリカルレンズアレイ33bは第1のシリンドリカルレンズアレイ33bを透過したレーザー光をX方向に分割する。また、第2のホモジナイザ34において、第3のシリンドリカルレンズアレイ34aは第2のシリンドリカルレンズアレイ33bを透過したレーザー光をY方向に集光し、第4のシリンドリカルレンズアレイ34bは第3のシリンドリカルレンズアレイ34aを透過したレーザー光をX方向に集光する。そして、被処理基板5の照射エリア面と光学的に共役関係にある位相シフタ面2aを重畳的に照明する。なお、位相シフタ面2aは、物理的に実在する面ではなく、光学理論上の仮想的な面である。
図5に図4を拡大して示すように、第1、第2、第3及び第4のシリンドリカルレンズアレイ33a,33b,34a,34bの各々は、長手軸に直交する所定の断面形状を有する複数の第1のレンズセグメントLと、第1のレンズセグメントLの長手軸直交断面形状とは異なる長手軸直交断面形状を有する複数の第2のレンズセグメントSと、それぞれを有している。第1のレンズセグメントLと第2のレンズセグメントSとは交互に配置されている。このため、第1のレンズセグメントLは一対の第2のレンズセグメントSの間に挟まれ、これとは逆に、第2のレンズセグメントSは一対の第1のレンズセグメントLの間に挟まれている。
第1のレンズセグメントLは、長手軸に直交する断面形状がくさび型であり、光が入射する入射部35cの径よりも光が透過して出て行く出射部35pの径のほうが大きい。また、第2のレンズセグメントSは、長手軸に直交する断面形状が第1のレンズセグメントLとは逆向きのくさび型であり、光が入射する入射部36cの径よりも光が透過して出て行く出射部36pの径のほうが小さい。
本実施の形態では、第1のレンズセグメントLの出射部35pの径と第2のレンズセグメントSの出射部36pの径との比率を9:1にした。この比率は1:1〜50:1の範囲とすることが好ましい。この比率が50:1を超えると、集光等が発生して均一性が妨げられる等の問題を生じるからである。
第1のレンズセグメントLにおいて、凸状の出射部35pの曲率R1は凹状の入射部35cの曲率R2より大きい(R1>R2)。これに対して第2のレンズセグメントSでは、凸状の出射部36pの曲率R3は凹状の入射部36cの曲率R4より小さい(R3<R4)。
本実施の形態では、例えば、曲率R1を2mm、曲率R2を1mm、曲率R3を1mm、曲率R4を2mmとした。また、第1のレンズセグメントLの高さ(Z方向の長さ)L1を30mm、第2のレンズセグメントSの高さ(Z方向の長さ)L2を30mmとした。曲率R1は0.2〜10mmの範囲とすることが好ましい。曲率R2は0.2〜10mmの範囲とすることが好ましい。曲率R3は0.2〜10mmの範囲とすることが好ましい。曲率R4は0.2〜10mmの範囲とすることが好ましい。曲率R1と曲率R3との比率R1/R3は1:1〜50:1の範囲とすることが好ましい。比率R1/R3が50:1を超えると、集光等が発生して均一性が妨げられる等の問題を生じるからである。
上述したシリンドリカルレンズアレイ33a,33b,34a,34bは、例えば、次のようにして作製される。
工業的に純粋な石英(純度99.999%のSiO2)を真空炉内で加熱・溶融し、溶融石英を所定形状のキャビティを有する鋳型内に鋳込み、時間をかけてゆっくりと冷却する。完全凝固後に鋳型から石英シリンドリカルレンズアレイ一次品を取り外し、これを研磨して表面粗さλ/5(λ=632.8nm)以上の鏡面に仕上げる。最終的な仕上寸法の許容誤差を±5μm以下とする。
次に、上記の結晶化装置1、すなわちプロジェクション型エキシマレーザー照射装置(PJELA装置)を用いて実際に非晶質シリコン膜を結晶化する場合について図6を参照しながら説明する。
PJELA装置1の主スイッチをONすると、自動的に制御部8が装置パラメータのデータ読み出しを行い、種々の装置パラメータが一覧表となって表示装置81の画面上に表示される(工程K1)。基板ステージ6が被処理基板5を保持した状態で照射位置(レーザー光軸と一致)に自動的に進入する(工程K2)。このとき被処理基板5の入射面を結晶化したい位置に移動させ、光源側のレーザー光軸とアライメントした(工程K3)。読み出した装置パラメータに含まれる目標ずれ量値に基づいて、コンピュータ8がハイトセンサ78からの検出信号を用いて基板ステージ6のZ方向動作を制御して、基板ステージ6と被処理基板5とのずれ量を目標ずれ量値に一致させる(工程K4)。このとき使用される装置パラメータは、前回使用したときに最適であった装置パラメータであっても良いし、シミュレーションによって理想的と想定される値であってもよい。
次に、読み出した装置パラメータに基づいてアッテネータ3bが自動調整される(工程K5)。すなわち、ビームプロファイラ77で測定した光強度と予め設定した目標の光強度とを比較してアッテネータ操作量を計算し、アッテネータ3bに操作信号を出力して測定した強度が目標の強度になるようにフィードバックしながらアッテネータ3bの角度を高精度に調整する。
基板ステージ6はX-Y面内で所定間隔ごとにステップ移動して位置を変えることができるようになっているので、被処理基板5の所望の部位を照射位置に位置させることができ、X−Yステップ移動工程K6と結晶化(アニール)工程K7を繰り返すことにより、大面積の非晶質シリコン膜を結晶化することができる(工程K6〜K7)。この様子は表示装置81の画面上に表示されるので、オペレータは被処理基板5上のどの部位がレーザー照射されているのかをリアルタイムに知ることができる。また、照射中のレーザー光の光強度分布波形も表示装置81の画面上に表示されるので、オペレータはどのような光強度分布波形の変調レーザーが照射されているのかをリアルタイムに知ることができる。
結晶化工程K7では、光源となるXeClエキシマレーザー装置からは波長308nm、パルス幅30ナノ秒のレーザー光が出射される。このパルスレーザー光は、アッテネータ3b、照明光学系3c、位相シフタ2、結像光学系4を通って光学的に調整され、所望の逆ピークパターン状のビームプロファイル波形となって、最終的に被処理基板5上の非晶質薄膜に照射される。これにより、非晶質薄膜が溶融され、凝固する過程で結晶化される。被処理基板5は、たとえば液晶ディスプレイ用板ガラス基板の上に化学気相成長法(CVD)により下地膜および非晶質シリコン膜(半導体層)およびキャップ膜が順次形成されたものである。下地絶縁膜は、絶縁材、例えばSiO2で形成されており、非晶質シリコン膜とガラス基板が直接接触してガラス基板内のNaなどの異物が非晶質シリコン膜に混入するのを防止すると共に、非晶質シリコン膜の溶融温度が直接ガラス基板に伝熱されるのを防止する。非晶質シリコン膜は、結晶化される半導体膜であり、非単結晶膜で、非晶質半導体膜や多結晶半導体などである。
非単結晶膜は、上記半導体膜に限定されることはなく、非単結晶の金属などの非単結晶材料で形成されている膜でも良い。非晶質シリコン膜上には、キャップ膜として絶縁膜例えばSiO2膜が、好ましくは、成膜されている。キャップ膜は、非晶質シリコン膜に入射する光ビームの一部により加熱され、この加熱された温度を蓄熱する。この蓄熱効果は、キャップ膜がなければ光ビームの入射が遮断されたとき、非晶質シリコン膜の被照射面において高温部が相対的に急速に温度降下するが、この降温勾配を緩和させ、大粒径の横方向の結晶成長を促進させる。なお、被処理基板5は、真空チャックや静電チャックなどにより基板ステージ6上において予め定められた所定の位置に位置決めされて保持される。
前の照射領域が最後であったか否かを判定し(工程K8)、工程K8の判定結果がNOの場合は、工程K6〜K7の動作を繰り返し実施し、被処理基板5の他の領域を次々に結晶化した。このように照射領域をずらして結晶化を繰り返すことにより、大面積を結晶化することができる。工程K8の判定結果がYESの場合は、エンドポイントが検出されたものとして、基板ステージ6をホーム位置に戻し、結晶化処理を終了する。
このようにして結晶化された結晶化領域に位置合わせして薄膜トランジスタを形成することができる。即ち、結晶化領域上にゲート酸化膜を形成し、このゲート酸化膜上にゲート電極を形成する。このゲート電極をマスクとしてソース・ドレイン電極を形成するためのコンタクトホールを形成する。次に、ゲート電極をマスクとしてソース・ドレイン領域を形成するための不純物をイオン注入し活性化処理する。次に、コンタクトホールにソース・ドレイン電極を形成して薄膜トランジスタを形成することができる。
上記実施形態では光強度分布の検出、確認工程を、結晶化工程の前に1回実行した例について説明したが、光強度分布の検出と確認は一連の処理の最初に実施し、1枚の被処理基板5の全面を結晶化してもよいし、結晶化領域数箇所毎に1回、数十、数百、数千箇所毎に1回実施してもよい。なお、光強度分布の検出、確認工程は、多ければ多いほど均一な結晶化を実施することができる。これにより再現性の高いレーザー照射を実現でき、非晶質シリコン膜の結晶化を安定して行うことができる。
さらに、上記実施形態では、ホモジナイザについて透過光路に第1のホモジナイザ33および第2のホモジナイザ34を設けて、2段構成のホモジナイザとし、各ホモジナイザ33、34に長手軸(長軸)が直交するシリンドリカルレンズアレイ33a,34aとシリンドリカルレンズアレイ33b,34bを配置した。しかし、本発明は上記実施形態のみに限定されるものではない。リンギングはシリンドリカルレンズアレイ33a,34a又は33b,34bのうちのいずれか一方のみでも発生するため、ホモジナイザは1段のみでも同様に効果がある。
(第2の実施の形態)
次に、図7と図8を参照して第2の実施の形態の照明光学系に用いられるホモジナイザのシリンドリカルレンズアレイについて説明する。ここでは本実施の形態のホモジナイザのシリンドリカルレンズアレイを従来のホモジナイザのシリンドリカルレンズアレイと比較しながら説明する。なお、本実施の形態が上述した実施の形態と重複する部分の説明は省略する。
従来のホモジナイザのシリンドリカルレンズアレイ300においては、図7の(a)に示すように、同一の形状と大きさのレンズセグメントMが隣接して並んでいる。すなわち、レンズセグメントMは、長手軸に直交する断面の形状がかまぼこ型(半円または半楕円と方形との組み合わせ形状、あるいは、半円柱または擬似半円柱形状)であり、同一の径W0および同一の出射部の曲率R0に形成されている。
これに対して本実施の形態のシリンドリカルレンズアレイ30においては、図7の(b)に示すように、異なる形状と大きさのレンズセグメントL、S1、L、S2、Lが交互に隣接して並んでいる。すなわち、大レンズセグメントLと小レンズセグメントS1,S2とは互いに形状と大きさがそれぞれ異なる。大レンズセグメントLの径W1および出射部の曲率R1は、小レンズセグメントS1,S2の径W2,W3および出射部の曲率R2,R3よりも大きい。
本実施の形態では、例えば、曲率R1を2mm、曲率R2を0.5mm、曲率R3を0.5mmとした。曲率R1は0.2〜20mmの範囲とすることが好ましい。曲率R2は0.2〜20mmの範囲とすることが好ましい。曲率R3は0.2〜20mmの範囲とすることが好ましい。
また、直径W1を1.5mm、直径W2を0.6mm、直径W3を0.5mmとした。直径W4は0.2〜10mmの範囲とすることが好ましい。直径W5は0.2〜10mmの範囲とすることが好ましい。直径W6は0.2〜10mmの範囲とすることが好ましい。
次に、図7のシリンドリカルレンズアレイ30は、リンギング抑制効果を有することについて図8を参照して説明する。
従来のシリンドリカルレンズアレイ300を透過したレーザー光は、図8の(a)に示すように、位相シフタ面2aの両端の領域に大きなリンギング41が顕著に発生する。このように顕著に大きなリンギング41は光源側の光形状とレンズセグメントによる干渉等に起因して生じるものである。
これに対して、本実施の形態のシリンドリカルレンズアレイ30を透過したレーザー光は、レンズセグメントS1の作用により図8の(b)に示すように、位相シフタ面2aに生じるリンギング41Aが小さく抑えられている。この理由は、隣り合うレンズセグメントL,S1,S2の長手軸直交断面形状(径および曲率)を異ならせているので、大レンズセグメントLを透過したレーザー光と小レンズセグメントS1,S2を透過したレーザー光とがそれぞれ同一領域に重畳する位相シフタ面2aにおいて互いに干渉し合い、この光の干渉作用によって位相シフタ面の両端に発生するリンギング成分が分散されるからである。これにより、位相シフタ面2aでのレーザー光の均一性が高まる。
上記の実施形態では、隣り合うレンズセグメントL,S1,S2の長手軸直交断面形状(径および曲率)を異ならせた光学装置の例について説明した。しかし、本発明は上記の実施形態のみに限定されない。
例えば、図8(a)のレンズセグメントM間にレンズセグメントS3を1つまたは複数適当な位置に介在させてもよい。さらに、図9の(a)に示す光学装置30Aでは、シリンドリカルレンズアレイの中央に2つの大きいレンズセグメントLを配列し、その両側にそれぞれ5つの小さいレンズセグメントSを配列した例である。大きいレンズセグメントLの曲率と径は、小さいレンズセグメントSの曲率と径よりもそれぞれ大きい。
本実施の形態では、例えば、大きいレンズセグメントLの曲率R1を2mm、小さいレンズセグメントSの曲率R2を0.5mmとした。曲率R1は0.2〜20mmの範囲とすることが好ましい。曲率R2は0.2〜20mmの範囲とすることが好ましい。
また、本実施形態では、大きいレンズセグメントLの直径W1を1.5mm、小さいレンズセグメントSの直径W2を0.4mmとした。直径W1は0.1〜2mmの範囲とすることが好ましい。直径W2は0.1〜2mmの範囲とすることが好ましい。
本実施形態の光学装置30Aによれば、レンズセグメントの曲率の大きいものを中央に配置し、曲率の小さいものを端部に配置しているので、光源の形状によるが、両端の光を細かく集光させることにより両端に発生するリンギング等の光強度のムラを相殺する効果が得られる。
さらに、図9の(b)に示すホモジナイザ30Bでは、シリンドリカルレンズアレイの中央に6つの小さいレンズセグメントS1,S2を配列し、その両側にそれぞれ1つずつ大きいレンズセグメントLを配置している。中央の小さいレンズセグメントの配列のうち第2の小さいレンズセグメントS2は、一方側に片寄って配置されている。この第2の小さいレンズセグメントS2は、他の5つの第1の小さいレンズセグメントS1よりも曲率および径ともに大きい。
本実施の形態では、例えば、大きいレンズセグメントLの曲率R1を2mm、第1の小さいレンズセグメントS1の曲率R2を0.5mm、第2の小さいレンズセグメントS2の曲率R3を0.3mmとした。なお、曲率R1は0.2〜2mmの範囲とすることが好ましい。曲率R2は0.2〜2mmの範囲とすることが好ましい。曲率R3は0.2〜2mmの範囲とすることが好ましい。
また、本実施形態では、大きいレンズセグメントLの直径W1を1.5mm、第1の小さいレンズセグメントS1の直径W2を0.4mm、第2の小さいレンズセグメントS2の直径W3を0.2mmとした。直径W1は0.1〜2mmの範囲とすることが好ましい。直径W2は0.1〜2mmの範囲とすることが好ましい。直径W3は0.1〜2mmの範囲とすることが好ましい。
本実施形態の光学装置30Bによれば、レンズセグメントの曲率の小さいものを中央に配置し、曲率の大きいものを中央に配置しているので、光源の形状によるが、中央部の光を細かく集光させることによってリンギングや干渉に起因する光強度のムラ抑制の効果が得られる。
さらに、図9の(c)に示す光学装置30Cでは、大きいレンズセグメントLと小さいレンズセグメントSの群(本実施形態では4つのレンズセグメントSを1つの群とした)とを交互に配置することによりシリンドリカルレンズアレイを形成している。すなわち、本実施形態の光学装置30Cのシリンドリカルレンズアレイでは、大小のレンズセグメントL,Sが分散するように配置されている。
本実施の形態では、例えば、大きいレンズセグメントLの曲率R1を2mm、小さいレンズセグメントSの曲率R2を0.5mmとした。曲率R1は0.2〜20mmの範囲とすることが好ましい。曲率R2は0.2〜2mmの範囲とすることが好ましい。
また、本実施形態では、大きいレンズセグメントLの直径W1を1.5mm、小さいレンズセグメントSの直径W2を0.4mmとした。直径W1は0.1〜20mmの範囲とすることが好ましい。直径W2は0.1〜20mmの範囲とすることが好ましい。
本実施形態の光学装置30Cによれば、レンズセグメントの曲率の大きなものと小さなものをランダムに配置しているので、光源の形状にもよるが、ランダムに集光させることにより全体的にリンギング等の光強度のムラ抑制の効果が得られる。
以上、種々の実施の形態を挙げて説明したが、本発明は上記各実施の形態のみに限定されるものではなく、種々変形および組み合わせることが可能である。
本発明は、液晶表示装置(LCD)の表示画素を選択するスイッチング素子などに用いられる薄膜トランジスタ(TFT)の結晶化に利用できる。
レーザー照射装置の全体の概要を示す構成ブロック図。 レーザー照射装置の要部を示す構成ブロック図。 レーザー照射装置の制御ブロック図。 本発明の実施形態に係る光学装置のシリンドリカルレンズアレイを示す斜視図。 図4のシリンドリカルレンズアレイの一部を拡大して示す断面模式図。 本発明の光学装置を用いるELA結晶化方法のフローチャート。 (a)は従来の光学装置のシリンドリカルレンズアレイを示す断面模式図、(b)は本発明の光学装置のシリンドリカルレンズアレイを示す断面模式図。 (a)は従来の光学装置を透過したレーザ光の位相シフタ面における光強度分布を示す模式図、(b)は本発明の光学装置を透過したレーザ光の位相シフタ面における光強度分布を示す模式図。 (a)〜(c)は本発明の他の実施形態に係る光学装置のシリンドリカルレンズアレイをそれぞれ示す断面模式図。
符号の説明
1…結晶化装置、
2…位相シフタ、
3…照明部、
3a…レーザー光源、
3b…アッテネータ(レーザー光強度調整手段)、
3c…照明光学系、
30,30A,30B,30C,33,34…ホモジナイザ(光学装置)、
33a,33b,34a,34b…シリンドリカルレンズアレイ、
L…第1のレンズセグメント、S,S1,S2…第2のレンズセグメント、
4…結像光学系、
5…被処理基板、
6…基板ステージ、
8…制御部。

Claims (6)

  1. レーザー光を複数に分割するために第1の曲率及び第1の径を有する複数の第1のレンズセグメントが配列された第1のシリンドリカルレンズアレイと、
    この第1のシリンドリカルレンズアレイの少なくとも1箇所の前記第1のレンズセグメント間に介在して設けられた前記第1の曲率および第1の径と異なる第2の曲率及び第2の径を有する第2のレンズセグメントと、
    を具備することを特徴とする光学装置。
  2. レーザー光を複数に分割するために第1の曲率及び第1の径を有する第1のレンズセグメントが配列された複数の第1のシリンドリカルレンズアレイと、
    この第1のシリンドリカルレンズアレイの各第1のレンズセグメント間に設けられ、前記第1の曲率と異なる第2の曲率を有し、かつ前記第1の径と異なる第2の径を有する複数の第2のレンズセグメントが配列された第2のシリンドリカルレンズアレイと、
    を具備することを特徴とする光学装置。
  3. 入射レーザー光を複数の一方向に分割するために第1の曲率及び第1の径を有する複数の第1のレンズセグメントが配列された第1のシリンドリカルレンズアレイと、
    前記第1のシリンドリカルレンズアレイを透過したレーザー光を前記一方向に直交する方向に分割するために前記第1の曲率及び第1の径と異なる第2の曲率及び第2の径を有する複数の第2のレンズセグメントが配列された第2のシリンドリカルレンズアレイと、
    前記第2のシリンドリカルレンズアレイを透過したレーザー光を前記一方向に集光するために前記第1の曲率及び第1の径を有する複数の第1のレンズセグメントが配列された第3のシリンドリカルレンズアレイと、
    前記第3のシリンドリカルレンズアレイを透過したレーザー光を前記一方向に直交する方向に集光するために前記第2の曲率及び第2の径を有する複数の第2のレンズセグメントが配列された第4のシリンドリカルレンズアレイと、
    を具備する光学装置であって、
    前記第1、第2、第3及び第4のシリンドリカルレンズアレイは、
    少なくとも1箇所の前記第1のレンズセグメント間に配列された前記第2のレンズセグメントを有することを特徴とする光学装置。
  4. 前記シリンドリカルレンズは、半円柱または擬似半円柱形状の(かまぼこ型)レンズであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の光学装置。
  5. 前記第1のレンズセグメントは、長手軸に直交する断面形状がくさび型であり、光が入射する入射部の径よりも光が透過して出て行く出射部の径のほうが大きく、
    前記第2のレンズセグメントは、長手軸に直交する断面形状が前記第1のレンズセグメントとは逆向きのくさび型であり、光が入射する入射部の径よりも光が透過して出て行く出射部の径のほうが小さいことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の光学装置。
  6. 入射パルスレーザー光の光強度分布を均一化するための光学装置で均一化し、均一化されたパルスレーザー光を逆ピークパターン状の光強度分布を有するパルスレーザー光にして非単結晶膜に照射して該非単結晶膜を結晶化する結晶化装置であって、
    前記光強度分布を均一化するための光学装置は、
    レーザー光を複数に分割するために第1の曲率及び第1の径を有する複数の第1のレンズセグメントが配列された第1のシリンドリカルレンズアレイと、
    この第1のシリンドリカルレンズアレイの少なくとも1箇所の前記第1のレンズセグメント間に介在して設けられた、前記第1の曲率と異なる第2の曲率を有し、かつ前記第1の径と異なる第2の径を有する第2のレンズセグメントと、
    を具備することを特徴とする結晶化装置。
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