JP2008123411A - 文書複写・移動方法および文書複写・移動プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】公開部門テーブル中の旧の会議室と新の会議室とを指定した文書の複写・移動の指示を受け付けるステップと、受け付けた旧の会議室および新の会議室をもとに公開部門テーブルを参照して旧の会議室名で登録されている文書の公開範囲および新の会議室名で登録されている文書の公開範囲を取得するステップと、取得した旧の会議室の文書の公開範囲が、新の会議室の文書の公開範囲に包含されるか判別するステップと、包含されると判別された場合に、包含されると判別された公開範囲の文書のみを、旧の会議室から新の会議室に複写あるいは移動させるステップとを有する。
【選択図】図1
Description
図1の(a)はシステム構成図を示す。
図1の(b)は、データベースとAPL12の関係を示す。データベースは図1の(a)のサーバ(旧の会議室用)2のデータベースおよびサーバ(新の会議室用)3のデータベースの両者を表し、A会議室テーブル22,32、Bファイル管理テーブル23,33、C公開部門テーブル21,31をそれぞれ表す。また、APL12は図1の(a)のサーバ1中のAPL12を表す。
・Aから対象会議室Noを取得する。これは、A会議室テーブル22,32から、複写元の旧の会議室のNo、例えば図4の(a)の”100”を取得、および複写先の新の会議室のNo、例えば図4の(b)の”200”を取得する。
・旧の”本部”A”−事業部”%”が、新の”本部”A”−事業部”%”に包含されるかチェック、ここでは、同一で、OKとなる。
図2において、S1は、テーブル作成する。これは、旧の複写元の会議室および新の複写先の会議室のテーブルとして、図示の下記の3つのテーブルを作成する。
・ファイル管理テーブル23,33
・公開部門テーブル21,31
例えば具体的には、後述する図3の(a)の会議室テーブル22,32、図3の(b)のファイル管理テーブル23,33、図3の(c)の公開部門テーブル21,31を作成する。尚、旧の会議室のテーブルと、新の会議室のテーブルとは一緒に(1つのテーブルに旧と新の両者の情報を格納)してもよいし、分けて作成してもいずれでもよい。
・複写元(旧)の会議室No”100”
・複写先(新)の会議室No”200”
をAPL12に渡す(例えば管理者がキーボードから図示外の編集画面上で入力してAPL12に通知する)。
・本部”A”−事業部”%”
・本部”B”−事業部”B1”
として2つを取得する。同様に、APL12が、複写先の会議室No”200”をもとに、図1のサーバ3上の公開部門テーブル31である、例えば図4の(b−1)の公開部門テーブル31から当該会議室No”200”をもつエントリの公開情報(階層構造の公開範囲)を
・本部”A”−事業部”%”
・本部”B”−事業部”B1”
として2つを取得する。
図3の(a)は、会議室テーブルの例を示す。図示の会議室テーブル22,32は、複写元の会議室の会議室テーブル22、および複写先の会議室の会議室テーブル32の両者を一緒にしたものであって、ここでは、図示の下記の情報を対応づけて登録したものである。
・会議室名:
・その他:
ここで、会議室Noは会議室に付与された一意の番号である。会議室名は会議室Noに対応づけた当該会議室を判り易く表現した名前である。
・ファイルNo:
・版数:
・登録ファイル名:
・その他:
ここで、会議室Noは会議室に付与された一意の番号である。ファイルNoは会議室Noの会議室に対応づけて登録されたファイルの一意のNoである。版数はファイルの版数である。登録ファイル名は登録したファイルのファイル名とその識別子である。
・本部:
・事業部:
・備考:
・その他:
ここで、会議室Noは会議室に付与された一意の番号である。本部、事業部は、会議室の公開情報を階層構造で表現したものであって、ここでは、本部が1階層(最上位階層)であり、事業部が2階層(本部の下位階層)である。更に、3階層、4階層・・・と必要に応じて階層化する。階層構造は、(c−2)に模式的に示すように、ここでは、本部の中に事業部が1つあるいは複数存在するという階層構造である。
・会議室テーブルに登録した例えば”X会議室”が会議室No”100”とすると、当該会議室No”100”をキーに、ファイル管理テーブルおよび公開部門テーブル中の該当エントリ(会議室No”100”のエントリ)と関係づけ(紐付け)を行う
構造となっている。
図4の(a)は、複写元の会議室の公開部門テーブル21の例を示す。ここでは、図示のように、複写元の会議室No”100”の会議室には、
会議室No 本部(1階層) 事業部(2階層)
100 A %(全事業部を表す)
100 B B1
の2つの公開範囲、即ち、
・本部”A”−事業部”%”
・本部”B”−事業部”B1”
の2つの公開情報が登録(定義)されている。
会議室No 本部(1階層) 事業部(2階層)
200 A %(全事業部を表す)
200 B B1
の2つの公開範囲、即ち、
・本部”A”−事業部”%”
・本部”B”−事業部”B1”
の2つの公開情報が登録(定義)されている。
・1番目の複写元の公開情報(本部”A”−事業部”%”)が1番目の複写先の公開情報(本部”A”−事業部”%”)と同一であって、包含される、
・2番目の複写元の公開情報(本部”B”−事業部”B1”)が2番目の複写先の公開情報(本部”B”−事業部”B1”)と同一であって、包含される
ので、結果として、全ての公開情報が包含されると判明したので、複写可と判定される。
会議室No 本部(1階層) 事業部(2階層)
200 A A1
200 B B1
の2つの公開範囲、即ち、
・本部”A”−事業部”A1”
・本部”B”−事業部”B1”
の2つの公開情報が登録(定義)されている。
・1番目の複写元の公開情報(本部”A”−事業部”%”)が1番目の複写先の公開情報(本部”A”−事業部”A1”)と同一ではないが、含まれるので、包含される、
・2番目の複写元の公開情報(本部”B”−事業部”B1”)が2番目の複写先の公開情報(本部”B”−事業部”B1”)と同一であって、包含される
ので、結果として、全ての公開情報が包含されると判明したので、複写可と判定される。
会議室No 本部(1階層) 事業部(2階層)
200 A %
200 B B2
の2つの公開範囲、即ち、
・本部”A”−事業部”%”
・本部”B”−事業部”B2”
の2つの公開情報が登録(定義)されている。
・1番目の複写元の公開情報(本部”A”−事業部”%”)が1番目の複写先の公開情報(本部”A”−事業部”%”)と同一であるので、包含される、
・2番目の複写元の公開情報(本部”B”−事業部”B1”)が2番目の複写先の公開情報(本部”B”−事業部”B2”)と同一でなく、含まれてもいないので、包含されていない
ので、結果として、公開情報が包含されないと判明したので、複写不可と判定される。
図5の(a)はフローチャートを示し、図5の(b)はファイル管理テーブルの例を示す。
・登録ファイル名:
・複写移動可否フラグ:
・複写移動可能者:
・その他:
S12は、複写移動可否フラグ=”可”か判別する。YESの場合には、複写元から複写先に登録対象のファイルのうち、当該ファイルのファイル情報中の複写移動可否フラグが”可”と設定されているか判別する。YESの場合には、S13に進む。NOの場合には、S15に進む。
・ファイルNo:
・版数:
・登録ファイル名:
・複写移動可否フラグ:
・複写移動可能者:
・その他:
ここで、複写移動可否フラグは、ファイルの複写移動可否を設定するフラグである。複写移動可能者は、登録された複写移動可能者中に、操作者が含まれていた場合に、複写可と判別するための情報である。
旧の会議室から新の会議室に文書を複写・移動する文書複写・移動方法において、
会議室に対応づけて文書の公開範囲を登録する公開部門テーブルを設け、
前記公開部門テーブル中の旧の会議室と新の会議室とを指定した文書の複写・移動の指示を受け付けるステップと、
前記受け付けた旧の会議室および新の会議室をもとに前記公開部門テーブルを参照して当該旧の会議室名で登録されている文書の公開範囲および当該新の会議室名で登録されている文書の公開範囲を取得するステップと、
前記取得した旧の会議室の文書の公開範囲が、新の会議室の文書の公開範囲に包含されるか判別するステップと、
前記包含されると判別された場合に、旧の会議室から新の会議室に複写あるいは移動させるステップと
を有することを特徴とする文書複写・移動方法。
前記公開範囲を、複数の階層構造を持つ公開範囲として前記包含を判別することを特徴とする付記1記載の文書複写・移動方法。
前記公開範囲を、複数設けたことを特徴とする付記1あるいは付記2記載の文書複写・移動方法。
各会議室に登録されたファイル名に対応づけて複写・移動可否フラグをそれぞれ設定したファイル管理テーブルを設け、
前記文書を複写・移動する際に、前記ファイル管理テーブルを参照し、複写・移動可否フラグがオンのときに、旧の会議室から新の会議室に複写あるいは移動し、一方、オフのときに、旧の会議室から新の会議室への複写あるいは移動を禁止するステップを有することを特徴とする付記1から付記3のいずれかに記載の文書複写・移動方法。
各会議室に登録されたファイル名に対応づけて複写・移動可否フラグおよび複写・移動可能者をそれぞれ設定したファイル管理テーブルを設け、
前記文書を複写・移動する際に、前記ファイル管理テーブルを参照し、複写・移動可否フラグがオン、かつ複写・移動可能者と複写・移動可能指示者が一致したときに、旧の会議室から新の会議室に複写あるいは移動し、それ以外のときに、旧の会議室から新の会議室への複写あるいは移動を禁止するステップを有することを特徴とする付記1から付記3のいずれかに記載の文書複写・移動方法。
旧の会議室から新の会議室に文書を複写・移動する文書複写・移動プログラムにおいて、
コンピュータを、
会議室に対応づけて文書の公開範囲を登録する公開部門テーブル中の旧の会議室と新の会議室とを指定した文書の複写・移動の指示を受け付けるステップと、
前記受け付けた旧の会議室および新の会議室をもとに前記公開部門テーブルを参照して当該旧の会議室名で登録されている文書の公開範囲および当該新の会議室名で登録されている文書の公開範囲を取得するステップと、
前記取得した旧の会議室の文書の公開範囲が、新の会議室の文書の公開範囲に包含されるか判別するステップと、
前記包含されると判別された場合に、旧の会議室から新の会議室に複写あるいは移動させるステップと
として動作させるための文書複写・移動プログラム。
11:メモリ
12:APL(アプリケーションプログラム)
13:テーブル作成手段
14:包含関係チェック手段
15:複写・移動手段
21、31:公開部門テーブル
22,32:会議室テーブル
23,33:ファイル管理テーブル
24,34:文書
Claims (5)
- 旧の会議室から新の会議室に文書を複写・移動する文書複写・移動方法において、
会議室に対応づけて文書の公開範囲を登録する公開部門テーブルを設け、
前記公開部門テーブル中の旧の会議室と新の会議室とを指定した文書の複写・移動の指示を受け付けるステップと、
前記受け付けた旧の会議室および新の会議室をもとに前記公開部門テーブルを参照して当該旧の会議室名で登録されている文書の公開範囲および当該新の会議室名で登録されている文書の公開範囲を取得するステップと、
前記取得した旧の会議室の文書の公開範囲が、新の会議室の文書の公開範囲に包含されるか判別するステップと、
前記包含されると判別された場合に、旧の会議室から新の会議室に複写あるいは移動させるステップと
を有することを特徴とする文書複写・移動方法。 - 前記公開範囲を、複数の階層構造を持つ公開範囲として前記包含を判別することを特徴とする請求項1記載の文書複写・移動方法。
- 前記公開範囲を、複数設けたことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の文書複写・移動方法。
- 各会議室に登録されたファイル名に対応づけて複写・移動可否フラグをそれぞれ設定したファイル管理テーブルを設け、
前記文書を複写・移動する際に、前記ファイル管理テーブルを参照し、複写・移動可否フラグがオンのときに、旧の会議室から新の会議室に複写あるいは移動し、一方、オフのときに、旧の会議室から新の会議室への複写あるいは移動を禁止するステップを有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の文書複写・移動方法。 - 旧の会議室から新の会議室に文書を複写・移動する文書複写・移動プログラムにおいて、
コンピュータを、
会議室に対応づけて文書の公開範囲を登録する公開部門テーブル中の旧の会議室と新の会議室とを指定した文書の複写・移動の指示を受け付けるステップと、
前記受け付けた旧の会議室および新の会議室をもとに前記公開部門テーブルを参照して当該旧の会議室名で登録されている文書の公開範囲および当該新の会議室名で登録されている文書の公開範囲を取得するステップと、
前記取得した旧の会議室の文書の公開範囲が、新の会議室の文書の公開範囲に包含されるか判別するステップと、
前記包含されると判別された場合に、旧の会議室から新の会議室に複写あるいは移動させるステップと
として動作させるための文書複写・移動プログラム。
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