JP2008111156A - 耐熱耐摩耗性高Cr鋳鉄 - Google Patents

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Abstract

【課題】Crを13〜22%含有する高Cr鋳鉄において、550℃以下で優れた耐熱耐摩耗性を兼備した高Cr鋳鉄を提供する。
【解決手段】本発明の高Cr鋳鉄鋳物は、化学組成がmass%で、C:2.5〜3.5%、Si:0.2〜1.0%、Mn:0.6〜2.0%、Cr:13〜22%、Mo:0.5〜3.0%及びW:0.5〜3.0%の一種又は二種、Al:1.0〜5.0%、Ni:1.0〜8.0%、Ni量/Al量:0.8〜1.8、N:0.005〜0.15%を含み、残部Fe及び不純物からなる。さらに、Nb、Ti、V、Zr、Hf、Taの元素の内、1種以上を合計で0.5%以下及び/又はCe、La、Pr、Nd、Yの元素の内、1種以上を合計で1.0%以下を含有することができる。
【選択図】なし

Description

本発明は、550℃以下の高温下で用いられる耐摩耗性部材の素材として好適な高Cr鋳鉄に関する。
高Cr鋳鉄は、高硬度のCr炭化物がマルテンサイトのマトリックスに分散した組織を有しており、炭化物とマルテンサイトにより非常に高い硬さを有しており、これにより優れた耐摩耗性を発揮する。例えば、特開平11−229071号公報(特許文献1)にはCr:14〜22mass%(以下、単に「%」と表示する場合がある。)の、特許2541092号公報(特許文献2)にはCr10〜20%の耐摩耗性高Cr鋳鉄が記載されている。
ところが、上記耐摩耗性高Cr鋳鉄は、常温では高硬度が維持できるものの、550℃を超えると急激に焼き戻し軟化が生じ、また500〜300℃程度においても相当程度の焼き戻し軟化が生じる。このため、高温で使用すると、硬度が低下し、また表面が酸化されて酸化摩耗が進むため、実際には常温から、せいぜい150℃程度までの低温での使用に制限される。従って、上記高Cr鋳鉄は、例えば、高炉周辺の耐摩耗ライナー、加熱炉周辺の耐摩耗ライナー、鋼材の熱間圧延ラインに用いられる搬送ローラーなど、常態として300〜550℃程度の高温になる部材の素材として用いることができない。
一方、耐熱性に優れた耐摩耗性高Cr鋳鉄として、特開2004−270002号公報(特許文献3)には、Crを30超〜50%、Alを1〜8%添加した耐熱耐摩耗性高Cr鋳鉄が記載されている。この高Cr鋳鉄は、大型ごみ焼却炉の火格子の素材として高温環境下で優れた耐摩耗性を発揮する。前記Alは、Al酸化物の保護皮膜を形成することで、高温雰囲気でも酸化摩耗を低減する作用をなしている。
特開平11−229071号公報 特許2541092号公報 特開2004−270002号公報
前記引用文献3に記載された高Cr鋳鉄は、耐熱性、耐摩耗性のみならず耐食性にも優れたものであるが、前記高炉周辺に使用される部材の素材としては過剰品質と言えるものであり、Cr量も非常に多いため経済的でない。
このため、本発明者は13〜22%のCr量の高Cr鋳鉄において、Alを添加することで酸化摩耗を抑制し、耐熱性を向上する方策を検討した。Alはフェライト生成元素であるためにマトリックスに低硬度のフェライトが生成し、全体の硬さが低下し、ひいては耐摩耗性が低下する。この問題は、焼き入れ性向上元素であるNiを添加することにより改善できるように思われた。
ところが、Crが13〜22%の高Cr鋳鉄においては、AlとNiとを併用添加するだけでは、必ずしも硬さ低下を抑制することができず、高温雰囲気での耐摩耗性が十分でないことがわかった。なお、引用文献3に記載された、Cr量が30%超の高Cr鋳鉄では、焼入れ性向上元素であるNiを10%以下添加することで、硬いマルテンサイトを形成することができ、鋳鉄の硬さを向上させることができるとされているが、本発明の企図するCr量が低い領域では、上記のとおり、一概に硬さが向上するとは言えず、むしろ低下する場合がある。
本発明はかかる問題に鑑みなされたもので、Crを13〜22%含有する高Cr鋳鉄において、550℃以下で優れた耐熱耐摩耗性を有する高Cr鋳鉄及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の高Cr鋳鉄鋳物は、化学組成がmass%で、C:2.5〜3.5%、Si:0.2〜1.0%、Mn:0.6〜2.0%、Cr:13〜22%、Mo:0.5〜3.0%及びW:0.5〜3.0%の一種又は二種、Al:1.0〜5.0%、Ni:1.0〜8.0%、Ni量/Al量:0.8〜1.8、N:0.005〜0.15%を含み、残部Fe及び不純物からなるものであり、550℃以下の高温下で用いられる耐熱耐摩耗性部材を形成する素材として好適なものである。
あるいはさらに、上記基本成分のほか、下記(1) 及び/又は(2) に記載した各群の元素を同範囲内で単独あるいは複合して添加することができる。
(1) Nb、Ti、V、Zr、Hf、Taの内、一種以上を合計で0.5%以下
(2) Ce、La、Pr、Nd、Yの内、一種以上を合計で1.0%以下
本発明の高Cr鋳鉄鋳物によれば、Cr量が13〜22%であって、特にAlを1〜5%、Niを1〜8%含み、さらにNiのAlに対する含有割合Ni量/Al量を0.8〜1.8に規制するので、安定なAl系酸化皮膜の形成により酸化摩耗を抑制すると共にフェライト及び残留オーステナイトの生成による硬さ低下、引いては耐摩耗性の低下を抑制することができ、550℃以下の高温環境で優れた耐熱性及び耐摩耗性を備える。
本発明の高Cr鋳鉄は、C:2.5〜3.5%、Si:0.2〜1.0%、Mn:0.6〜2.0%、Cr:13〜22%、Mo:0.5〜3.0%及びW:0.5〜3.0%の一種又は二種、Al:1.0〜5.0%、Ni:1.0〜8.0%、Ni量/Al量:0.8〜1.8、N:0.005〜0.15%を含み、残部Fe及び不純物からなるものである。
前記高Cr鋳鉄の成分設計上の要点は以下のとおりである。Alを1.0〜5.0%添加することにより安定なAl系酸化皮膜を生成させ、これにより酸化摩耗を抑制する。一方、Alはフェライト生成元素であり、フェライトを生成する傾向が生じる。フェライトが生成すると硬さひいては耐摩耗性が低下するので、フェライトの生成を抑制するためにオーステナイト安定化元素であるNiを同時添加し、フェライトの生成を抑制する。しかし、Ni添加に際し、Ni量がAl量に比して過剰であると、オーステナイトが過剰に安定化するため残留オーステナイトが増大し、13〜22%のCr量の下ではその増大が無視できず、硬さひいては耐摩耗性が低下する。このため、Al量に対してNi量が過剰にならないようにNi添加量を規制することが重要となる。
以下、本発明の高Cr鋳鉄の成分限定理由を説明する。
C:2.5〜3.5%
Cは炭化物の形成、マトリックスの高硬度化のために必要な元素であり、2.5%未満では炭化物生成量が過少となり、またマトリックスのマルテンサイトの硬さが低下するため、耐摩耗性が低下する。一方、3.5%を超えると炭化物量が過多となり、靭性が低下するため、摩耗時に微細チッピングが発生しやすくなり、耐摩耗性が低下する。このため、C量の下限を2.5%、上限を3.5%とする。
Si:0.2〜1.0%
Siは溶解、精錬時の脱酸に有効であり、鋳造時の湯流れ性を向上させる。0.2%未満ではかかる効果が過少であり、鋳造欠陥を生じて硬さ、耐摩耗性が低下する。一方1%を超えると前記効果が飽和する。このため、Si量の下限を0.2%、上限を1.0%とする。
Mn:0.6〜2.0%
Mnは焼入れ性を向上させる元素であり、特にベイナイト組織の生成を抑制する効果がある。0.6%未満ではベイナイト生成の抑制効果が過少であり、ベイナイトが生成して硬さが低下し、耐摩耗性も低下する。一方2.0%を超えると残留オーステナイトが増加して硬さ、耐摩耗性が低下するようになる。このため、Mn量の下限を0.6%、上限を2.0%とする。
Cr:13〜22%
Crは炭化物生成元素であり、13%未満では炭化物が過少であり、耐摩耗性が低下する。一方、22%超では炭化物が過多となり、摩耗時に微細チッピングが発生しやすくなり、却って耐摩耗性が低下するようになる。このため、Cr量の下限を13%、上限を22%とする。
Mo:0.5〜3.0%及びW:0.5〜3.0%の内の一種又は二種
Mo、Wは共に焼入れ性を向上させる元素であり、特にパーライトの生成を抑制する効果がある。それぞれ0.5%未満ではこれらの効果が過少となり、硬さが低下する。一方、それぞれ3.0%超添加しても効果が飽和し、経済的でない。このため、Mo、Wの下限をそれぞれ0.5%とし、それらの上限を3.0%とする。
N:0.005〜0.15%
Nは焼入れ性を向上させる作用を有し、0.005%未満では焼き入れ性が不足して硬さ、耐摩耗性が低下する。一方、0.15%超では残留オーステナイトが増加して硬さ低下し、耐摩耗性が低下する。このため、N量の下限を0.005%、上限を0.15%とする。
Al:1.0〜5.0%
Alは高温の酸化雰囲気下で化学的に安定なAl酸化物を材料表面に形成し、酸化摩耗を大幅に抑制する。1.0%未満では酸化摩耗の抑制効果が小さく、一方5.0%超では、硬さの低いフェライトを生成して硬さ、耐摩耗性が低下するようになる。このため、Al量の下限を1.0%、好ましくは2.0%とし、上限を5.0%、好ましくは4.0%とする。
Ni:1.0〜8.0%
Niは焼入れ性の向上効果がある。本発明ではAlの酸化皮膜を活用するため、ある程度のAl量が必要であるが、Niが1.0%未満では、フェライト生成元素であるAlの添加量も少量に制限される。Niを1.0%以上添加することにより、フェライトの生成を抑制しながらAlを1.0%以上添加することができるようになる。一方、Niを過剰に添加すると、オーステナイトの安定化が過大となって、硬さの低い残留オーステナイトの生成量が増大し、硬さの低下、耐摩耗性の低下を生じる。このため、Ni量の下限を1.0%、好ましくは3.0%、その上限を8.0%、好ましくは6.0%とする。
Ni量/Al量:0.8〜1.8
Niは上記のとおり、フェライト生成元素であるAlの添加による軟化を抑制するために添加する必要があるが、過剰な添加は残留オーステナイトの生成量を増大し、却って硬さを低下させる。このため、Al添加によるフェライト生成作用を抑制しつつ、過剰にオーステナイトを安定化させて残留オーステナイトの生成量が増大することを防ぐため、本発明ではAl量に応じてNi量を制限する。Ni量/Al量の比が0.8未満ではNiによるフェライト生成の抑制作用が不十分で硬さが低下し、一方1.8超ではオーステナイト安定化が過大となり残留オーステナイトの生成量が増大し、却って硬さ、耐摩耗性が低下するようになる。このため、Ni量/Al量の比の下限を0.8、好ましくは1.0とし、その上限を1.8、好ましくは1.5とする。
本発明の高Cr鋳鉄は、上記基本成分の他、残部Fe及び不可避的不純物からなるが、機械的特性を向上させるために下記(1) 、(2) 群の各元素を各群ごとに所定範囲内で単独あるいは複合して添加することができる。
(1) Nb、Ti、V、Zr、Hf、Ta:合計で0.5%以下
これらの元素は、微細な炭化物を形成し、マトリックスの硬さを向上させて耐摩耗性を向上させる。かかる作用を効果的に発揮させるためには、これらの元素の合計量を0.1%以上とすることが好ましい。多過ぎるとマトリックス中の炭素を固定してしまうために、マトリックスのマルテンサイトの硬さが低下して耐摩耗性が低下する。このため、合計量の上限を0.5%とする。
(2) Ce、La、Pr、Nd、Y:合計で1.0%以下
これらの元素は、材料表面でのAlの酸化皮膜と下地の密着性を向上させ、酸化摩耗の低減に寄与する。かかる作用を効果的に発揮させるためには、これらの元素の合計量を0.1%以上とすることが好ましい。過剰な添加は、酸化物や硫化物などの介在物の増加により耐摩耗性が低下する。このため、合計量の上限を1.0%とする。
本発明の高Cr鋳鉄は、組織的には従来の高Cr鋳鉄と同様、マルテンサイト単相あるいはマルテンサイト及びベイナイトからなる低温変態生成物、並びに残留オーステナイトからなるマトリクス中にCr系炭化物が析出した形態を有する。
本発明の高Cr鋳鉄は、常法により、上記化学組成の鋼を溶製し、その鋳片をオーステナイト温度域に加熱保持した後、風冷して焼き入れることによって製造される。代表的な熱処理条件としては、鋳片加熱温度1000〜1300℃程度、保持時間3〜10hr程度、加熱保持後の冷却速度0.05〜5.0℃/s程度である。
以下、本発明の高Cr鋳鉄鋳物及びその製造方法を実施例を挙げてより具体的に説明するが、本発明はかかる実施例により限定的に解釈されるものではない。
下記表1、表2に示す組成の高Cr鋳鉄を高周波誘導溶解炉で溶解し、鉄モールドに鋳込み、φ100×300mmのインゴット(鋳片)を得た。各インゴットを大気雰囲気中で1200℃に加熱し、6hr保持した後、冷却速度3.0℃/sで風冷し、焼き入れた。
このように焼き入れした試料インゴットの中心部から、10×10×10mmの試験片を切り出して、一面を鏡面研磨して、大気中400℃でのビッカース硬さを測定した。
また、前記試験片を用いて400℃における耐摩耗性を以下の摩耗試験によって調べた。φ5×高さ15mmのセラミックス(窒化珪素)ピンの先端を試験片の表面に10kgf の力で押し付けながら試験片とピンの摺動速度が2m/sになるように試験片を回転させ、試験片とピンを加熱炉中に設置して400℃の温度で10分間回転状態を保持する。この摩耗試験前後の試験片の重量を測定し、重量差を摩耗量として算出し、耐摩耗性を評価した。
これらの測定結果を表3に示す。表3より、本発明範囲内の成分を有する試料(No. 1〜22)では、400℃での硬度もHv685以上と高く、摩耗量が0.10g未満であり、高温でも耐摩耗性に優れることが確認された。一方、成分が本発明範囲を外れた試料(No. 31〜46)では、400℃での硬度が高いものもあるが、総じて摩耗量が0.10gを超え、耐熱耐摩耗性が低下した。
Figure 2008111156
Figure 2008111156
Figure 2008111156

Claims (4)

  1. 化学組成がmass%で、
    C:2.5〜3.5%、
    Si:0.2〜1.0%、
    Mn:0.6〜2.0%、
    Cr:13〜22%、
    Mo:0.5〜3.0%及びW:0.5〜3.0%の一種又は二種、
    Al:1.0〜5.0%、
    Ni:1.0〜8.0%、
    Ni量/Al量:0.8〜1.8、
    N:0.005〜0.15%
    を含み、残部Fe及び不純物からなる、耐熱耐摩耗性高Cr鋳鉄。
  2. さらに、Nb、Ti、V、Zr、Hf、Taの内、一種以上を合計で0.5%以下を含む、請求項1に記載した耐熱耐摩耗性高Cr鋳鉄。
  3. さらに、Ce、La、Pr、Nd、Yの内、一種以上を合計で1.0%以下を含む、請求項1又は2に記載した耐熱耐摩耗性高Cr鋳鉄。
  4. 550℃以下の高温下で用いられる耐熱耐摩耗性部材であって、請求項1から3のいずれか1項に記載した高Cr鋳鉄によって形成された、耐熱耐摩耗性部材。
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