JP2008109315A - 撮像装置及びその制御方法及びプログラム及び記憶媒体 - Google Patents

撮像装置及びその制御方法及びプログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】顔の検出精度を低下させることなく、顔の位置の検出結果の、実際の顔の位置に対する追従性を向上させる。
【解決手段】画像を表示する表示部を有する撮像装置であって、画像信号から人物の顔の位置を検出する顔検出部と、顔検出部により検出された顔の位置を表示部に表示させる表示制御部と、撮像装置の撮像動作前に行う顔検出動作と、記憶部に記憶されている画像を再生するときに行う顔検出動作とで、顔検出部に異なる顔検出動作を行わせる制御部と、を具備する。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像データから識別対象、詳しくは、人物の顔の位置を特定する技術に関するものである。
識別対象としての条件を満たす対象物(以下、主被写体という)の特徴データを予め登録し、これと照合することで、画像データからこの対象物を識別する技術が知られている。
例えば、特許文献1では、予め登録された顔の画像データと識別対象となる画像データとの相関値を計算することで、顔が存在する領域を特定する方法が開示されている。
また、特許文献2では、画像データを周波数帯域別に複数に分割して顔が存在する可能性が高いと推定される領域を限定し、限定した領域に対して予め登録された顔画像データとの相関値を計算する方法が開示されている。
これらの技術をカメラに応用した例を説明する。
特許文献3では、画像データから形状解析等の手法によって主被写体を自動的に検出し、検出された主被写体に対して焦点検出エリアを表示する。そして、この焦点検出エリアに対して焦点調節動作を行わせる方法が開示されている。
また、特許文献4では、画像データから特徴点を抽出することで主被写体である顔の存在する領域を識別し、この領域の大きさに応じて焦点検出エリアを設定する方法が開示されている。
また、特許文献5では、画像データから特徴点を抽出することで顔の存在する領域を識別し、この領域の大きさに応じてズーム駆動を行う方法が開示されている。
また、特許文献6では、撮影前に顔位置を検出し、撮影直後に、検出された顔位置に枠を表示すると共に、顔を拡大表示させ、顔にピントが合っているかを確認できる方法が開示されている。
特開平09−251534号公報 特開平10−162118号公報 特開2003−107335号公報 特開2004−317699号公報 特開2004−320286号公報 特開2005−323015号公報
ところで、いわゆるコンパクトタイプのデジタルカメラでは、撮影時にカメラ背面の液晶表示器に逐次画像を表示するライブビュー表示を行い、液晶表示器を電子ビューファインダとして使用するものが主流である。このようなカメラでは、ライブビュー表示を行っている間、撮像素子で取り込んだ画像データから常時顔検出を行ない、顔が存在する領域を枠で囲むなどして表示し、使用者が顔の識別結果を確認できるようにしている。ところが、撮像素子で取り込んだ画像データから顔の位置を高精度に検出しようとするとその処理に時間がかかる。そのため、顔検出処理が終わって枠を表示する時点では、既に人物が画面上の他の位置に移動してしまっていて、枠の位置と人物の実際の顔の位置が一致しない場合がある。すなわち枠の表示位置が、人物の顔の動きに追従しない場合がある。このような場合、カメラは枠を表示した位置に人物の顔があると判断するため、実際には人物の顔が存在しない枠の位置に露出やフォーカスを合わせる処理をしてしまい、露出やフォーカスが狂ってしまうことがある。また、表示された枠の位置が実際の人物の顔の位置に一致せず、使用者が違和感を感じるという問題もある。
従って、本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、顔の検出精度を低下させることなく、顔の位置の検出結果の、実際の顔の位置に対する追従性を向上させることである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係わる撮像装置は、画像を表示する表示手段を有する撮像装置であって、画像信号から目的とする対象の位置を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された前記対象の位置を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、前記撮像装置の撮像動作前に行う検出動作と、記憶手段に記憶されている画像を再生するときに行う検出動作とで、前記検出手段に異なる検出動作を行わせる制御手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像装置の制御方法は、画像を表示する表示手段を有する撮像装置を制御する方法であって、画像信号から目的とする対象の位置を検出する検出工程と、前記検出工程において検出された前記対象の位置を前記表示手段に表示させる表示制御工程と、前記検出工程において、前記撮像装置の撮像動作前に行う検出動作と、記憶手段に記憶されている画像を再生するときに行う検出動作とを異ならせる制御工程と、を具備することを特徴とする。
また、本発明に係わるプログラムは、上記の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明に係わる記憶媒体は、上記のプログラムを記憶したことを特徴とする。
本発明によれば、顔の検出精度を低下させることなく、顔の位置の検出結果の、実際の顔の位置に対する追従性を向上させることが可能となる。
以下、本発明の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置100の構成を示すブロック図である。本実施形態では、主被写体の識別領域(具体的には人物の顔領域)を表示する機能を有する機器として、デジタルカメラを例にあげて説明を行うが、動画を処理するものであればビデオカメラや監視カメラ等の他の装置であってもよい。
図1において、101は後述の撮像素子103に被写体像を結像させる対物レンズ群、102は絞り装置及びシャッタ装置を備えた光量調節装置である。103は対物レンズ群101によって結像された被写体像を電気信号に変換するCCDやCMOSセンサ等の撮像素子である。104は撮像素子103のアナログ出力信号にクランプ処理、ゲイン処理等を行うアナログ信号処理回路である。105はアナログ信号処理回路104の出力をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル(以下、A/Dという)変換器である。A/D変換器105から出力された画像データは後述のデジタル信号処理回路107とメモリ制御回路106を介して、あるいは、直接メモリ制御回路106を介してメモリ108に書き込まれる。
107はデジタル信号処理回路であり、A/D変換器105からのデータ或いはメモリ制御回路106からのデータに対して画素補間処理や色変換処理を行う。また、デジタル信号処理回路107はA/D変換器105からのデータを用いて被写体の合焦状態を示す値や、輝度値の演算、および、ホワイトバランスの調節を行う。
このデジタル信号処理回路107には、主被写体の特徴データを予め登録し、特徴データと照合することで、画像データからこの主被写体を識別する被写体識別回路115が搭載されている。本実施形態では、被写体識別回路115はA/D変換器105からのデータ、あるいは、メモリ108に書き込まれたデータから、特徴データとして登録された目や口等の顔の特徴部を検出することで、人間の顔が存在する領域を識別する。本実施形態では主被写体である人間の顔が存在する領域の位置を識別領域としている。
システム制御回路112はデジタル信号処理回路107の演算結果に基づいて、露出制御回路113、焦点制御回路114に対する制御を実行する。具体的には対物レンズ群101を通過した被写体像を用いた焦点制御処理、露出制御処理、調光処理を行う。またシステム制御回路112は、被写体識別回路115の識別結果をもとに、識別領域を示す被写界枠の表示を制御する表示制御回路117を有している。
メモリ制御回路106は、アナログ信号処理回路104、A/D変換器105、デジタル信号処理回路107、メモリ108、デジタル/アナログ(以下、D/Aとする)変換器109を制御する。A/D変換器105でA/D変換されたデータはデジタル信号処理回路107、メモリ制御回路106を介して、或いはA/D変換器105でA/D変換されたデータが直接メモリ制御回路106を介して、メモリ108に書き込まれる。
メモリ108には表示装置110に表示するデータが書き込まれ、メモリ108に書き込まれたデータはD/A変換器109を介して後述する表示装置110によって表示される。また、メモリ108は、撮像した静止画あるいは動画を格納する。また、このメモリ108はシステム制御回路112の作業領域としても使用することが可能である。
110は撮影によって得られた画像データから生成した画像を表示する液晶モニターからなる表示装置であり、撮像素子103を用いて得られた被写体像を逐次表示すれば電子的なファインダとして機能する。この表示装置110は、システム制御回路112の指示により任意に表示のオンとオフを切り換えることができ、表示をオフにした場合は、オンにした場合に比較して撮像装置100の電力消費を低減できる。また、表示装置110はシステム制御回路112からの指令に応じて文字、画像等を用いて撮像装置100の動作状態やメッセージ等を表示する。
111はメモリカードやハードディスク等の外部記憶媒体や、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うためのインターフェースである。このインターフェース111をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、各種通信カードを接続すればよい。この各種通信カードとしては、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カード、等があげられる。
116は姿勢検知回路であり、撮像装置100の姿勢を検知してシステム制御回路112に検知結果を出力する。
システム制御回路112は撮像装置100全体の動作を制御している。システム制御回路112内の不図示のメモリに、このシステム制御回路112の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶している。
露出制御回路113は、光量調節装置102の絞り装置、シャッタ装置を駆動する。焦点制御回路114は対物レンズ群101のフォーカシングレンズ、ズームレンズを駆動する。
図2は、デジタル信号処理回路107の構成要素の一部を示す図である。
201はA/D変換器105から出力された画像データのRGB信号から輝度信号Yと色差信号Cr、Cbを分離して生成する色変換回路である。
202は色差信号Cr、Cbに対してホワイトバランス処理、高輝度或いは低輝度の色を薄くする色消し処理を行う色処理回路である。
203は輝度信号にフィルタ処理、輝度補正処理、ガンマ処理等を行う輝度処理回路である。
204は輝度信号にフィルタ処理を施して輪郭強調を行う輪郭強調回路である。
205は輝度処理を施した後の輝度信号から高周波信号を抜き出すためのバンドパスフィルタ(BPF)、あるいはハイパスフィルタ(HPF)である。
206は撮像時のシーン変化を検出するシーン検出回路である。
デジタル信号処理回路107は輝度信号Yと色差信号Cr、Cbを合成したYCrCb信号を画像データとして出力する。
以下、図3乃至図7のフローチャートを参照して、本実施形態に係るデジタルカメラの動作について説明する。尚、この処理を実行するプログラムはシステム制御回路112内のメモリに記憶されており、システム制御回路112の制御の下に実行される。
図3は本実施形態に係る撮像装置100におけるメイン処理での動作を説明するためのフローチャートである。
この処理は、例えば電池交換後などの電源投入により開始される。
ステップS101では、システム制御回路112は、内部のメモリの各種フラグや制御変数等を初期化する。
ステップS102では、システム制御回路112は、表示装置110の画像表示をオフに初期設定する。
ステップS103では、システム制御回路112は、電源の残容量や動作情況が撮像装置100の動作に問題があるか否かを判断する。システム制御回路112は、問題があると判断するとステップS105に進み、表示装置110を用いて、画像や音声により所定の警告表示を行い、その後、ステップS103に戻る。また、システム制御回路112は電源に問題が無いと判断するとステップS104に進む。
ステップS104では、システム制御回路112は、記憶媒体の動作状態が撮像装置100の動作、特に記憶媒体に対するデータの記録再生動作に問題があるか否かを判断する。システム制御回路112は問題があると判断すると前述のステップS105に進み、表示装置110を用いて、画像や音声により所定の警告表示を行った後にステップS103に戻る。また、システム制御回路112は記憶媒体の動作に問題が無いと判断するとステップS106に進む。
ステップS106では、システム制御回路112は、表示装置110を用いて、画像や音声により撮像装置100の各種設定状態のユーザーインターフェース(以下、UIとする)表示を行う。尚、表示装置110の画像表示がオンであったならば、表示装置110も用いて画像や音声により撮像装置100の各種設定状態のUI表示を行ってもよい。こうしてユーザーによる各種設定がなされる。
ステップS107では、システム制御回路112は、表示装置110の画像表示をオンに設定する。
ステップS108では、システム制御回路112は、撮像素子103にて得られた画像データをもとに生成した画像を逐次表示する観察(ライブビュー)表示状態に設定する。この観察表示状態では、メモリ108に逐次書き込まれたデータを表示装置110により逐次表示することにより、表示装置110が電子的なファインダとして機能する。
ステップS109では、システム制御回路112は、得られた画像データをもとに焦点制御処理および露出制御処理を行う。このときに顔が存在する領域(以下、顔領域という)である識別領域に関する情報を得ていれば、識別領域を優先して焦点制御処理および露出制御処理を行う。
ステップS110では、システム制御回路112は、顔検出レベルを1に設定する。
ステップS111では、システム制御回路112は、被写体識別回路115に画像データから顔領域を識別する顔識別処理を行わせる。顔検出処理の詳細は後述する。なお、ここで行われる顔検出処理は、後述するように、例えば主たる被写体と考えられる人物の顔に露出を合わせたり、フォーカスを合わせたりするために行われるものである。
ステップS112では、システム制御回路112は、被写体識別回路115による識別結果を受けて、デジタル信号処理回路107に識別領域を示す識別表示を表示する処理を行わせる。
本実施形態では、図7のように顔の位置する部分に識別表示として枠を表示する形態としている。本実施形態では、顔の大きさにあわせて、顔を囲むように四角い枠を表示している。
ステップS113では、システム制御回路112は、シャッタースイッチSW1が押されているかどうかを調べ、押されていなければステップS103に戻るが、シャッタースイッチSW1が押されたならばステップS114に進む。なお、シャッタースイッチSW1は、不図示のレリーズボタンを半押しすることによりONするスイッチである。
ステップS114では、システム制御回路112は、識別領域の輝度値が適正となるように、あるいは、識別領域の重み付けを他の領域よりも大きくして画面全体としての輝度値が適正となるように露出制御回路113に露出制御を行わせる。
このときの露出制御の結果に応じて、必要であれば不図示の閃光装置を撮影時に発光させることを決定する。また、肌の色の影響によってホワイトバランスが不適切となることを防止するため、識別領域を除外して、あるいは、重み付けを他の領域よりも小さくしてホワイトバランスの調節を行う。さらに、識別領域が合焦状態になるように焦点制御回路114に焦点制御を行わせる。
ステップS115では、システム制御回路112は、シャッタースイッチSW2が操作されるまで観察表示状態を継続する。なお、シャッタースイッチSW2は、不図示のレリーズボタンを全押しすることによりONするスイッチである。
ステップS116では、システム制御回路112は、シャッタースイッチSW2が押されているかどうかを調べ、押されていなければステップS117に進み、シャッタースイッチSW2が押されていればステップS118に進む。
ステップS117では、システム制御回路112は、シャッタースイッチSW1が押されているかどうかを調べ、押されていなければステップS103に戻り、シャッタースイッチSW1が押されていればステップS116に戻る。
ステップS118では、システム制御回路112は撮像した画像データをメモリ108に書き込む撮影処理を行う。露出制御回路113はステップS114の露出制御結果に従い絞り装置を駆動し、シャッタを開放して撮像素子103を露光する。必要に応じて閃光装置を発光させ、設定された露光時間が経過したところでシャッタを閉じる。撮像素子103から出力された電荷信号はA/D変換器105、デジタル信号処理回路107、メモリ制御回路106を介して保存用の画像データとしてメモリ108に書き込まれる。さらにシステム制御回路112はメモリ制御回路106、デジタル信号処理回路107を用いて、メモリ108に書き込まれた保存用の画像データを読み出して垂直加算処理を実行させる。デジタル信号処理回路107に色処理を順次行わせ、表示用の画像データを生成し、再びメモリ108に書き込ませる。
ステップS119では、システム制御回路112は、顔検出レベルを2に設定する。
ステップS120では、システム制御回路112は、被写体識別回路115に画像データから顔領域を識別する顔識別処理を行わせる。顔検出処理の詳細は後述する。ここで行われる顔検出処理の結果は、例えば、ストロボ撮影時に赤目現象が起こってしまった場合に、人物の目の位置を正確に特定するための情報として用いられる。そのため顔の位置検出の精度が要求される。あるいは、人物又は特定の人物の写っている写真を分類するための情報として用いてもよい。
ステップS121では、システム制御回路112は、被写体識別回路115による識別結果を受けて、デジタル信号処理回路107に識別領域を示す識別表示を表示する処理を行わせる。
本実施形態では、図7のように顔の位置する部分に枠を表示する形態としている。
ステップS122では、表示装置110にて、ステップS118にて得られた表示用の画像データを用いて撮影した画像の表示を行う。
ステップS123では、システム制御回路112は、メモリ108に書き込まれた保存用の画像データを読み出して、メモリ制御回路106、及び必要に応じてデジタル信号処理回路107を用いて各種画像処理を実行させる。また、システム制御回路112は、画像圧縮処理を行わせた後、記憶媒体へ圧縮した保存用の画像データの書き込みを行う記録処理を実行する。このとき、ステップS120にて識別した顔領域の位置情報も画像データとともに書き込む。
ステップS124では、システム制御回路112は、設定された表示時間が経過するのを待ってステップS125に進む。
ステップS125では、システム制御回路112は表示装置110を観察表示状態に設定してステップS103に戻る。これにより、表示装置110で撮影した画像を確認した後に、次の撮影のための観察表示状態にすることができる。
次に、本実施形態の特徴である図3のステップS111、ステップS120における顔検出の処理について説明する。
顔領域を検出する技術としては、様々な手法が公知となっている。例えば、ニューラルネットワークに代表される学習を用いた方法がある。また、目、鼻、口、および、顔の輪郭といった物理的な形状の特徴のある部位を画像データからテンプレートマッチングを用いて識別する手法がある。他にも、肌の色や目の形といった画像データの特徴量を検出し統計的解析を用いた手法があげられる(例えば、特開平10−232934号公報や特開2000−48184号公報等を参照)。さらに、直前の顔領域が検出された位置の近傍であるかを判定したり、服の色を加味するために顔領域の近傍の色を判定したり、あるいは、画面の中央付近ほど顔識別のための閾値を低く設定したりする方法がある。または予め主被写体が存在する領域を指定させてヒストグラムや色情報を記憶し、相関値を求めることで主被写体を追尾する方法がある。本実施形態では、その形状から一対の目(両目)、鼻、口、および、顔の輪郭を検出し、これらの相対位置より人物の顔領域を決定する手法により顔領域の識別処理を行っている。そして検出された顔領域の大きさに沿って、この顔領域を囲む方形領域を設定し、この方形領域の座標を求める。この顔領域を囲む方形領域の座標が、対象となる主被写体の位置を示す識別領域となる。なお、顔領域を囲む領域は方形に限定されるものではなく、楕円などの他の形状や、検出された顔の輪郭に沿う形状であっても構わない。
また、図8は、本実施形態での画像データを説明する図である。
X方向に3000画素、Y方向に2000画素の光電変換部を有する撮像素子を用いている。
図4は、本実施形態における顔検出処理の動作を説明するためのフローチャートである。
図4に記載する顔検出処理では、顔検出レベルに応じて、顔検出範囲を切り替えている。
ステップS201では、システム制御回路112は、顔検出レベルが1か否かを判別し、顔検出レベルが1であれば、ステップS202に進み、顔検出レベルが1でなければ、ステップS220に進む。なお、本実施形態では、図3で示したように、顔検出レベルが1でない場合は、顔検出レベルは2である。
ステップS202からステップS203では、顔検出レベルが1の場合の、顔検出範囲の設定を行う。
顔検出レベルが1の場合の顔検出範囲は、図9の太線で囲まれた範囲としている。
ステップS202では、システム制御回路112は、顔検出範囲の始点座標(X1、Y1)の設定を行う。
詳しくは、X1=999、Y1=499とする(図9参照)。
ステップS203では、システム制御回路112は、顔検出範囲の終点座標(X2、Y2)の設定を行う。
詳しくは、X2=1999、Y2=1499とする(図9参照)。
ステップS204では、システム制御回路112は、特徴抽出の始点座標(X、Y)の設定を行う。
詳しくは、X=X1、Y=Y1とする。
ステップS205では、システム制御回路112は、特徴抽出領域の設定を行う。
詳しくは、ステップS204で指定された特徴抽出領域の始点座標を基に、X方向に所定画素α分、Y方向に所定画素β分の領域が設定される(図10参照)。
ステップS206では、システム制御回路112は、指定された領域に対する特徴抽出を行なう。
ステップS207では、システム制御回路112は、特徴抽出の始点座標(X、Y)の更新を行う。
詳しくは、X=X+1の計算を行う。このとき、X+α>X2となった時は、X=X1とすると共に、Y=Y+1の計算を行う。
ステップS208では、システム制御回路112は、特徴抽出領域の設定を行う。
詳しくは、ステップS207で指定された特徴抽出領域の始点座標を基に、X方向に所定画素α分、Y方向に所定画素β分の領域が設定される(図10参照)。
このようにすることで、図10で太線で囲まれた範囲内で、矢印で示すように特徴抽出領域が移動していき、太線で囲まれた領域の全範囲について特徴抽出処理が行われる。
ステップS209では、システム制御回路112は、X+α>X2、かつ、Y+β>Y2の条件を満たすかを判定することで顔検出範囲全体について特徴抽出が終了したか否かの判定を行う。終了していなければステップS206に戻り、終了した場合は、ステップS210に進み顔検出処理を終了する。
ステップS220では、システム制御回路112は、顔検出範囲の始点座標(X1、Y1)の設定を行う。
詳しくは、X1=0、Y1=0とする(図11参照)。
ステップS221では、システム制御回路112は、顔検出範囲の終点座標(X2、Y2)の設定を行う。
詳しくは、X2=2999、Y2=1999とする(図11参照)。
すなわち、本実施形態では、顔検出レベルが2の場合の顔検出範囲は、図11に示すように画面全体とする。
ステップS222では、システム制御回路112は、特徴抽出の始点座標(X、Y)の設定を行う。
詳しくは、X=X1、Y=Y1とする。
ステップS223では、システム制御回路112は、特徴抽出領域の設定を行う。
詳しくは、ステップS222で指定された特徴抽出領域の始点座標を基に、X方向に所定画素α分、Y方向に所定画素β分の領域が設定される(図12参照)。
ステップS224では、システム制御回路112は、指定された領域に対する特徴抽出を行う。
ステップS225では、システム制御回路112は、特徴抽出の始点座標(X、Y)の更新を行う。
詳しくは、X=X+1の計算を行う。このとき、X+α>X2となった時は、X=X1とすると共に、Y=Y+1の計算を行う。
ステップS226では、システム制御回路112は、特徴抽出領域の設定を行う。
詳しくは、ステップS207で指定された特徴抽出領域の始点座標を基に、X方向に所定画素α分、Y方向に所定画素β分の領域が設定される(図12参照)。
このようにすることで、図12で太線で囲まれた範囲内(本実施形態では画面全体)で、矢印で示すように特徴抽出領域が移動していき、太線で囲まれた領域の全範囲について特徴抽出処理が行われる。
ステップS227では、システム制御回路112は、X+α>X2、かつ、Y+β>Y2の条件を満たすかを判定することで顔検出範囲の特徴抽出が終了したか否かの判定を行う。終了していなければステップS224に戻り、終了した場合は、ステップS210に進み顔検出を終了する。なお、ある大きさの特徴抽出領域で顔検出範囲における特徴抽出が終了したら、αとβの値を異ならせて特徴抽出領域の大きさを変更し、再び顔検出範囲における特徴抽出を行う構成としてもよい。
以上説明したように、本実施形態では、撮影動作の前の顔検出動作、詳しくは、待機状態(ライブビュー表示時)での顔検出動作では、ステップS110で顔検出レベルを1に設定し、次のステップS111で顔検出を行う。ステップS111で行う顔検出では、図9及び図10に示すように、顔検出範囲が中央付近に制限される。また、撮影動作の後の顔検出動作、詳しくは、撮影した画像(画像再生時)での顔検出動作では、ステップS119で顔検出レベルを2に設定し、次のステップS120で顔検出を行う。ステップS120で行う顔検出では、図11及び図12に示すように、顔検出範囲の制限は行わない。
撮影動作の前の状態で人物が動いている場合に、顔検出動作の処理に時間を要してしまうと、顔検出処理にて顔領域の位置を特定できたときには、実際の顔の位置がずれてしまい、顔領域の位置を利用した焦点制御処理や露出制御処理が有効に機能しなくなってしまう可能性が高くなる。そこで、撮影動作の前の顔検出動作、詳しくは、待機状態(ライブビュー表示時)での顔検出動作では、顔検出範囲を制限することで処理時間を短縮し、顔検出の、人物の顔の移動への追従性を向上させている。また、撮影動作の後の顔検出動作、詳しくは、撮影した画像(画像再生時)での顔検出動作では、上記のような問題が生じないため、顔検出範囲の制限をかけずに検出漏れの少ない顔検出結果が得られるようにしている。このように本実施形態では、顔検出に要する処理時間を優先するか、顔検出漏れの抑制を優先するかに応じて、顔検出範囲の面積を異ならせている。
(第2の実施形態)
以下、顔検出処理の第2の実施形態について説明する。なお、撮像装置の構成及び撮像装置のメインの動作は、図1及び図3に示した第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
図5は、第2の実施形態における顔検出処理の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS301では、システム制御回路112は、顔検出レベルが1か否かを判別し、顔検出レベルが1であれば、ステップS302に進み、顔検出レベルが1でなければ、ステップS310に進む。
ステップS302では、システム制御回路112は、特徴抽出用の画像データを生成する。画像データを生成する際、生成されるサイズを小さくするために画素間引き処理を行う。
ステップS303では、システム制御回路112は、前述したステップS302で生成された画像データを用いて特徴抽出を行う。特徴抽出の方法は、第1の実施形態と同様である。
ステップS310では、システム制御回路112は、特徴抽出用の画像データを生成する。画像データを生成する際、画素間引き処理は行わない。
ステップS311では、システム制御回路112は、前述したステップS310で生成された画像データを用いて特徴抽出を行う。特徴抽出の方法は、第1の実施形態と同様である。
以上説明したように、本実施形態では、撮影動作の前の顔検出動作、詳しくは、待機状態(ライブビュー表示時)での顔検出動作では、ステップS110で顔検出レベルを1に設定し、次のステップS111で顔検出を行う。ステップS111で行う顔検出では、画素間引き処理を行った画像データを生成し(ステップS302)、特徴抽出を行う(ステップS303)。また、撮影動作の後の顔検出動作、詳しくは、撮影した画像(画像再生時)での顔検出動作では、ステップS119で顔検出レベルを2に設定し、次のステップS120で顔検出を行う。ステップS120で行う顔検出では、画素間引き処理をしていない画像データを生成し(ステップS310)、特徴抽出を行う(ステップS311)。
このように、撮影動作の前の顔検出動作、詳しくは、待機状態での顔検出動作では、画素間引き処理が行なわれている画像データを用いるので顔検出動作で扱うデータ量を減少させることができる。このため処理時間を短縮できるので、顔検出の、人物の顔の移動への追従性を向上させることができる。
また、撮影動作の後の顔検出動作、詳しくは、撮影した画像(画像再生時)での顔検出動作では、画素間引き処理が行なわれていない画像データを用いるので、撮影動作前よりも小さな顔を検出することが可能になり、精度の高い顔検出結果が得られる。このように顔検出に要する処理時間を優先するか、精度を優先するかに応じて、顔検出動作に用いる画像データの画素数を異ならせている。
(第3の実施形態)
以下、顔検出処理の第3の実施形態について説明する。なお、撮像装置の構成及び撮像装置のメインの動作は、図1及び図3に示した第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
図6は、第3の実施形態における顔検出処理の動作を説明するためのフローチャートである。鼻、口、および、顔の輪郭を検出して顔領域を検出する方法では、画像データ中の顔が傾いていると、これらの特徴のある部位を識別できない場合がある。そこで検出漏れを少なくするためには、顔領域の検出対象となる画像データを少しずつ回転させながら顔領域の検出を行う方法が考えられる。
ステップS401では、システム制御回路112は、顔検出レベルが1か否かを判別し、顔検出レベルが1であれば、ステップS402に進み、顔検出レベルが1でなければ、ステップS410に進む。
ステップS402では、システム制御回路112は、顔の傾き角度の検出範囲の設定を行う。
詳しくは、−45度から+45度とする。
ステップS403では、システム制御回路112は、−45度分だけ画像を回転させる。
ステップS404では、システム制御回路112は、特徴抽出を行う。特徴抽出の方法は、第1の実施形態と同様である。
ステップS405では、システム制御回路112は、+5度分だけ画像を回転させる。
ステップS406では、システム制御回路112は、+45度まで検出が終了したか否かを判別し、終了した場合は、ステップS407に進み、終了していなければ、ステップS404に戻る。
ステップS410では、システム制御回路112は、顔の傾き角度の検出範囲の設定を行う。
詳しくは、−180度から+180度とする。
ステップS411では、システム制御回路112は、−180度分だけ画像を回転させる。
ステップS412では、システム制御回路112は、特徴抽出を行う。特徴抽出の方法は、第1の実施形態と同様である。
ステップS413では、システム制御回路112は、+5度分だけ画像を回転させる。
ステップS414では、システム制御回路112は、+180度まで検出が終了したか否かを判別し、終了した場合は、ステップS407に進み、終了していなければ、ステップS412に戻る。
以上説明したように、本実施形態では、撮影動作の前の顔検出動作、詳しくは、待機状態(ライブビュー表示時)での顔検出動作では、ステップS110で顔検出レベルを1に設定し、次のステップS111で顔検出を行う。ステップS111で行う顔検出では、顔の傾きの検出範囲が−45度から+45度に制限されて(ステップS402)、特徴抽出を行う(ステップS404)。また、撮影動作の後の顔検出動作、詳しくは、撮影した画像(画像再生時)での顔検出動作では、ステップS119で顔検出レベルを2に設定し、次のステップS120で顔検出を行う。ステップS120で行う顔検出では、顔の傾きの検出範囲は制限されず、−180度から+180度にて(ステップS410)、特徴抽出を行う(ステップS412)。
このように、撮影動作の前の顔検出動作、詳しくは、待機状態での顔検出動作では、顔の傾きの検出範囲を制限することで処理時間を短縮できるので、顔検出の、人物の顔の移動への追従性が向上できる。
また、撮影動作の後の顔検出動作、詳しくは、撮影した画像での顔検出動作では、顔の傾きの検出範囲の制限をかけないので、精度の高い顔検出結果が得られる。
(第4の実施形態)
以上説明した実施形態では、撮影動作の前、詳しくは、待機状態での顔検出動作と、撮影動作後の顔検出動作とを、カメラが自動的に切り替える形態であったが、メニュー等の設定で、ユーザーが任意に切り替えられるようにしてもよい。
(他の実施形態)
上記の実施形態では、撮影動作の前に行われる顔検出動作と、撮影直後に画像データを表示する際に行われる顔検出動作とで、顔検出レベルを異ならせるものを例にあげて説明を行ったが、これに限られるものではない。撮影動作とは無関係に、記憶媒体に記憶された画像データを読み出して任意の画像データを表示する再生モードで行われる顔検出動作の顔検出レベルを2とし、待機状態における顔検出レベルを1としてもよい。撮影直後や再生モードでは、リアルタイムで顔検出結果を得る必要がなく、焦点制御処理や露出制御処理に影響を与えるといった撮影動作の前の顔検出動作における課題が生じないためである。したがって、撮影直後や再生モードが設定された状態では、顔検出動作に要する時間よりも精度を優先したほうが望ましい。
また、検出対象として人物の顔を例にあげて説明を行ったがこれに限られるわけではない。例えば第1の実施形態では検出範囲の面積を異ならせるものであるため、例えば所定の色条件を満たす領域を目的とする対象として検出する方法や、所定の輝度条件を満たす領域を目的とする対象として検出する方法であっても適用することが可能である。第2、第3の実施形態では、目的とする対象の解像度や向きによって検出時間や検出精度に影響を与えるような、例えば、所定の形状条件を満たす領域を目的とする対象として検出方法であれば適用することが可能である。目的とする対象は人物の顔に限られるわけではなく、検出する目的に応じて特定の個人に限定したり、子供に限定したり、あるいは、人間以外の動物とすることも可能である。
また、顔検出レベルの設定方法として、検出範囲の面積、画素数、および、被写体の傾きの許容範囲を例にあげて説明したが、他の方法も考えられる。例えば、検出対象である顔として認識するために必要な条件の数を異ならせる方法や、検出可能な顔のサイズの上限値や下限値を異ならせる方法も考えられる。
また、各実施形態の目的は、次のような方法によっても達成される。すなわち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、本発明には次のような場合も含まれる。すなわち、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
さらに、次のような場合も本発明に含まれる。すなわち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した手順に対応するプログラムコードが格納されることになる。
本発明の第1の実施形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における撮像装置のデジタル信号処理回路の構成要素の一部を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるメイン処理ルーチンでの動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における顔検出の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における顔検出の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の実施形態における顔検出の動作を説明するためのフローチャートである。 識別領域の表示例を示す図である。 画像データを示す図である。 本発明の第1の実施形態における顔検出範囲を示す図である。 本発明の第1の実施形態における顔検出範囲と特徴抽出領域の位置の関係を示す図である。 本発明の第1の実施形態における顔検出範囲を示す図である。 本発明の第1の実施形態における顔検出範囲と特徴抽出領域の位置の関係を示す図である。
符号の説明
100 撮像装置
101 対物レンズ群
102 光量調節装置
103 撮像素子
104 アナログ信号処理回路
105 A/D変換器
106 メモリ制御回路
107 デジタル信号処理回路
108 メモリ
109 D/A変換器
110 表示装置
111 インターフェース
112 システム制御回路
113 露出制御回路
114 焦点制御回路
115 被写体識別回路
116 姿勢検知回路
117 表示制御回路

Claims (11)

  1. 画像を表示する表示手段を有する撮像装置であって、
    画像信号から目的とする対象の位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記対象の位置を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記撮像装置の撮像動作前に行う検出動作と、記憶手段に記憶されている画像を再生するときに行う検出動作とで、前記検出手段に異なる検出動作を行わせる制御手段と、
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記撮像装置の撮像動作前に行う検出動作と、前記記憶手段に記憶されている画像を再生するときに行う検出動作とで、画面内の前記対象を検出する範囲を異ならせるように前記検出手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記撮像装置の撮像動作前に行う検出動作と、前記記憶手段に記憶されている画像を再生するときに行う検出動作とで、前記対象の傾きの検出範囲を異ならせるように前記顔検出手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記撮像装置の撮像動作前に行う検出動作と、前記記憶手段に記憶されている画像を再生するときに行う検出動作とで、検出用の画像サイズを異ならせるように前記検出手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、前記撮像装置の撮像動作前に行う検出動作による検出結果を利用して、焦点制御処理を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記撮像装置の撮像動作前に行う検出動作による検出結果を利用して、露出制御処理を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記記憶手段に記憶されている画像を再生するときに行う検出動作とは、前記撮影動作によって得られた画像を前記撮影動作後に表示するときに行う検出動作であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記記憶手段に記憶されている画像を再生するときに行う検出動作とは、記憶媒体に記憶された任意の画像データを表示する再生モードが設定されたときに行う検出動作であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 画像を表示する表示手段を有する撮像装置を制御する方法であって、
    画像信号から目的とする対象の位置を検出する検出工程と、
    前記検出工程において検出された前記対象の位置を前記表示手段に表示させる表示制御工程と、
    前記顔検出工程において、前記撮像装置の撮像動作前に行う検出動作と、記憶手段に記憶されている画像を再生するときに行う検出動作とを異ならせる制御工程と、
    を具備することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  10. 請求項9に記載の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  11. 請求項10に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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