JP2008107507A - 映像データ変換装置および映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 1画素に含まれる色を増加しても違和感のない画像を表示可能なデータを生成する。
【解決手段】 液晶プロジェクタ1は、赤、緑および青の基本3色の値をそれぞれが含む複数の第1画素データで構成される映像データが入力され、入力された映像データを構成する複数の第1画素データそれぞれを処理し、該第1画素データを、基本3色の値および第4色の値を含む第2画素データに変換する色変換部13を備え、色変換部13は、第1画素データが含む基本3色の値に基づいて、該第1画素データに対応する第2画素データに含まれる第4色の値の増減を制御する制御部20を含む。
【選択図】 図1

Description

この発明は映像データ変換装置および映像表示装置に関し、特に、1画素が3色の値で構成される映像データを1画素が4色の値で構成される映像データに変換する映像データ変換装置および映像表示装置に関する。
近年、赤(R)、緑(G)および青(B)の3色に、それらとは異なる第4色を加えた合計4色で色を再現する液晶プロジェクタの開発がなされている。しかしながら、3色の値を、4色の値に変換するのは容易でなく、変換後の画像が違和感のある画像となってしまう場合が多いといった問題がある。
例えば、特開平11−174583号公報(特許文献1)には、光源からの光を、所定の3色および任意の色の4色以上の光に分割する色光分割手段と、入力された映像信号に基づいて、当該映像信号が白色の画像を示す信号か否かを検出する白色検出手段と、前記白色検出手段において白色が検出されなかった場合には、前記入力された映像信号に基づく前記所定の3色に対する変調信号と、0レベルの信号である前記任意の色に対する変調信号を生成し、前記白色検出手段において白色が検出された場合には、前記入力された映像信号に基づく信号のレベルを白色を強調するように調整して前記4色以上の光各々に対する変調信号を生成する変調信号生成手段と、前記生成された当該各色に対する変調信号に基づいて、前記分割された各色の光各々に対して変調を行う変調手段と、前記各々変調された光を合成し投影する投影手段とを有するプロジェクタが記載されている。
しかしながら、従来のプロジェクタは、映像信号が白色の画像を示す信号でない場合に、RGBの3色のみで映像信号を再生し、映像信号が白色の画像を示す信号の場合に、4色で映像信号を再生するため、白色の輝度を向上させることはできるが、RGBの3色で再現可能な範囲に色再現範囲が限定されてしまい、色再現範囲を拡大することはできない。また、白色以外の色の輝度を向上させることができないといった問題がある。
特開平11−174583号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、1画素に含まれる色を増加しても違和感のない画像を表示可能なデータを生成することが可能な映像データ変換装置を提供することである。
この発明の他の目的は、再現される色の範囲を拡大しても違和感のない画像を表示可能なデータを生成することが可能な映像データ変換装置を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、違和感のない画像を表示可能な映像表示装置を提供することである。
上述した目的を達成するために、この発明のある局面に従えば、映像データ変換装置は、赤、緑および青の基本3色の値をそれぞれが含む複数の第1画素データで構成される映像データが入力される映像データ入力手段と、入力された映像データを構成する複数の第1画素データそれぞれを処理し、該第1画素データを、基本3色の値および第4色の値を少なくとも含む第2画素データに変換する色変換手段と、を備え、色変換手段は、第1画素データが含む基本3色の値に基づいて、該第1画素データに対応する第2画素データに含まれる第4色の値の増減を制御する制御手段を含む。
この局面に従えば、映像データを構成する複数の第1画素データそれぞれを、基本3色の値および第4色の値を含む第2画素データに変換する際、第1画素データが含む基本3色の値に基づいて、第1画素データに対応する第2画素データに含まれる第4色の値の増減が制御される。第1画素データが含む基本3色の値に応じて第4色の値が増減されるので、第4色の値を第1画素データの値に対して一義的に定まる値とする場合に比較して、表示される画像が違和感の少ない画像となる。また、第4色を基本3色で再現可能な色範囲外の色とすれば、変換後の映像データの色再現範囲を拡大することができる。
好ましくは、制御手段は、第1画素データの色度座標が白色の色度座標に近いほど、該第1画素データに対応する第2画素データに含まれる第4色の値を小さな値に決定し、該第1画素データの色度座標が第4色の色度座標に近いほど、該第1画素データに対応する第2画素データに含まれる第4色の値を大きな値に決定する第1色制御手段を含む。
好ましくは、制御手段は、入力された映像データが含む色数が多いほど、第2画素データに含まれる第4色の値を小さな値に決定する第2色制御手段を含む。
この局面に従えば、映像データが含む色数が多いほど、第4色の値を小さな値とすることにより、違和感のない画像を表示可能なデータを生成することができる。
好ましくは、色変換手段は、第1画素データが含む基本3色に基づいて、該第1画素データに対応する第2画素データに含まれる第4色の値を増加するための増加値を決定する増加値決定手段を含む。
この局面に従えば、第1画素データが含む基本3色に基づいて、第4色の値を増加するための増加値を決定するので、例えば、基本3色それぞれの値または輝度値の高い画素と低い画素とで増加値を異ならせることができる。その結果、表示される画像のコントラストを向上させたデータを生成することができる。
好ましくは、制御手段は、第1画素データが含む基本3色それぞれの値または該第1画素データが含む基本3色の値で定まる輝度値が所定の範囲にあるとき、第1画素データが含む基本3色それぞれの値または該第1画素データが含む基本3色の値で定まる輝度値に比例する増加値を決定する第1増加値制御手段を含む。
この局面に従えば、第1画素データが基本3色の色に近いほどまたは輝度値が高いほど増加値が大きくなるので、表示される画像の明るい部分の輝度を向上させることができる。
好ましくは、制御手段は、入力された映像データが含む色数が多いほど、増加値を小さな値に決定する第2増加値制御手段を含む。
映像データが含む色数が多い場合、輝度を増加した後の画像に違和感が発生する。このため、映像データが含む色数が多いほど、増加値を小さな値とすることにより、表示される色が違和感のないデータを生成することができる。
好ましくは、色変換手段により複数の第1画素データが変換された複数の第2画素データそれぞれが含む第4色の値で構成される画像を先鋭化する先鋭化手段をさらに備える。
この局面に従えば、複数の第2画素データそれぞれが含む第4色の値で構成される画像が先鋭化されるので、基本3色を含むすべてを先鋭化する場合に比較して、処理数を少なくすることができ、回路を削減することができる。その結果、簡単な回路で1画素に含まれる色を増加したデータに先鋭化処理を実行することができる。
好ましくは、色変換手段は、第1画素データを、基本3色の値が同じ白成分と、該白成分以外の残余成分とに分離する分離手段と、分離された白成分に基づいて、基本3色の値および第4色の値を少なくとも含む白成分対応データを生成する白成分変換手段と、分離された残余成分に基づいて、基本3色の値および第4色の値を少なくとも含む残余成分対応データを生成する残余成分変換手段と、白成分対応データが含む基本3色の値および第4色の値と、残余成分対応データが含む基本3色の値および第4色の値とをそれぞれ加算した第2画素データを出力する加算手段と、を含み、残余成分変換手段は、制御手段を含み、制御手段は、残余成分対応データが含む基本3色の値に基づいて、該第1画素データに対応する第2画素データに含まれる第4色の値の増減を制御する。
この局面に従えば、第1画素データが、白成分と残余成分とに分離され、白成分に基づいて、基本3色の値および第4色の値を少なくとも含む白成分対応データが生成され、残余成分に基づいて、基本3色の値および第4色の値を少なくとも含む残余成分対応データが生成され、白成分対応データと、残余成分対応データとで同じ色の値がそれぞれ加算される。白成分と残余成分とで別々に変換するので、基本3色の値を4色の値への変換が容易となる。特に、基本3色が白色を表す場合、白成分対応データにおいて4色で白色となるように4色それぞれの値を決定すればよいので、ホワイトバランスの調整が容易となる。その結果、1画素に含まれる色を増加したデータの色を容易に決定することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、映像表示装置は、上記映像データ変換装置と、1画素が基本3色および第4色を少なくとも含む複数色で構成され、映像データ変換装置が出力する映像データを表示する表示手段と、を備える。
好ましくは、第4色は、基本3色で再現可能な色範囲外の色である。
この発明のさらに他の局面によれば、映像データ変換装置は、赤、緑および青の基本3色の値をそれぞれが含む複数の第1画素データで構成される映像データが入力される映像データ入力手段と、入力された映像データを構成する複数の第1画素データそれぞれを、基本3色の値および第4色の値をそれぞれが少なくとも含む第2画素データに変換する色変換手段と、色変換手段により複数の第1画素データが変換された複数の第2画素データそれぞれが含む第4色の値で構成される画像を先鋭化する先鋭化手段と、を備える。
この発明のさらに他の局面によれば、映像データ変換装置は、赤、緑および青の基本3色の値をそれぞれが含む複数の第1画素データで構成される映像データが入力される映像データ入力手段と、入力された映像データを構成する複数の第1画素データそれぞれを処理し、該第1画素データを、基本3色の値および第4色の値を含む第2画素データに変換する色変換手段と、を備え、色変換手段は、第1画素データを、基本3色の値が同じ白成分と、該白成分以外の残余成分とに分離する分離手段と、分離された白成分に基づいて、基本3色の値および第4色の値を含む白成分対応データを生成する白成分変換手段と、分離された残余成分に基づいて、基本3色の値および第4色の値を含む残余成分対応データを生成する残余成分変換手段と、白成分対応データが含む基本3色の値および第4色の値と、残余成分対応データが含む基本3色の値および第4色の値とをそれぞれ加算した第2画素データを出力する加算手段と、を含む。
好ましくは、残余成分変換手段は、残余成分に含まれる基本3色の値に基づいて、残余成分対応データに含まれる第4色の値を決定する第4色決定手段と、残余成分に含まれる基本3色の値から決定された第4色の値に相当する基本3色の値を減算し、残余成分対応データに含まれる基本3色の値を算出する基本3色算出手段と、を含む。
好ましくは、第4色決定手段は、第1画素データの色度座標が白色の色度座標に近いほど、残余成分対応データに含まれる第4色の値を小さな値に決定し、該第1画素データの色度座標が第4色の色度座標に近いほど、残余成分対応データに含まれる第4色の値を大きな値に決定する第1色制御手段を含む。
好ましくは、第4色は、基本3色で再現可能な色範囲外の色である。
好ましくは、第4色決定手段は、入力された映像データが含む色数が多いほど、残余成分対応データに含まれる第4色の値を小さな値に決定する第2の色制御手段と、を含む。
好ましくは、色変換手段は、残余成分に含まれる基本3色の値に基づいて、該第1画素データに対応する第2画素データに含まれる第4色の値を増加するための増加値を決定する増加値決定手段をさらに含み、加算手段は、白成分対応データが含む第4色の値と、残余成分対応データが含む第4色の値とを加算した値に、決定された増加値をさらに加算する。
好ましくは、増加値決定手段は、第1画素データが含む基本3色それぞれの値または該第1画素データが含む基本3色の値で定まる輝度値が所定の範囲にあるとき、第1画素データが含む基本3色それぞれの値または該第1画素データが含む基本3色の値で定まる輝度値に比例する増加値を決定する第1増加値制御手段を含む。
好ましくは、増加値決定手段は、入力された映像データが含む色数が多いほど、増加値を小さな値に決定する第2増加値制御手段を含む。
好ましくは、色変換手段により複数の第1画素データが変換された複数の第2画素データそれぞれが含む第4色の値で構成される画像を先鋭化する先鋭化手段をさらに備える。
この発明に従えば、1画素に含まれる色を増加しても違和感のない画像を表示可能なデータを生成することが可能な映像データ変換装置を提供することができる。
また、再現される色の範囲を拡大しても違和感のない画像を表示可能なデータを生成することが可能な映像データ変換装置を提供することができる。
さらに、違和感のない画像を表示可能な映像表示装置を提供するができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態における液晶プロジェクタの回路構成を示すブロック図である。図1を参照して、液晶プロジェクタ1は、逆ガンマ補正部11と、映像データ変換装置としての色変換部13と、ガンマ補正部15と、ディスプレイ部17とを備える。
ディスプレイ部17は、赤(R)、緑(G)、青(B)の基本3色の値と、基本3色とは異なる第4色の値とをそれぞれが含む複数の画素データで構成される映像データが入力される。第4色は、R、GおよびB以外の色で、任意の色である。好ましくは、第4色は、R、GおよびBの3色で再現可能な色の範囲外の色である。ここでは、第4色を、R、GおよびBの3色で再現可能な色の範囲外の黄(Y)とする例を説明する。なお、映像データは、基本3色の値と、基本3色とは異なる複数の色をそれぞれが含む複数の画素データで構成されてもよい。多でディスプレイ部17は、R、GおよびBの基本3色に第4色であるYを加えた合計4色のフィルタを有し、光源から発光された光を4色にそれぞれ分光し、入力される映像データに従って4色の光それぞれを変調し、合成し、投影することにより、画像を投影面に表示する。なお、ここでは液晶プロジェクタ1を例に説明するが、1画素が4色以上の副画素で構成される表示装置であれば、例えば液晶表示装置、プラズマディスプレイパネル、有機EL等であってもよい。
逆ガンマ補正部11は、R、GおよびBの基本3色の値(Rin,Gin,Bin)をそれぞれが含む複数の画素データで構成される映像データが入力され、複数の画素データごとに逆ガンマ補正処理を実行する。逆ガンマ補正部11に入力される画素データは、ディスプレイ部17の特性に合わせてガンマ補正処理されたデータである。このため、逆ガンマ補正部11は、ディスプレイ部17の特性に合わせてガンマ補正処理された画素データをリニアな第1画素データに変換し、第1画素データ(R0,G0,B0)を色変換部13に出力する。
色変換部13は、逆ガンマ補正部11から入力される第1画素データ(R0,G0,B0)を、基本3色のR,GおよびBの値および第4色のYの値からなる第2画素データ(R6,G6,B6,Y6)に変換し、第2画素データをガンマ補正部15に出力する。
ガンマ補正部15は、第2画素データ(R6,G6,B6,Y6)にガンマ補正処理を実行する。ガンマ補正部15に入力される第2画素データ(R6,G6,B6,Y6)はリニアな画素データなので、これにディスプレイ部17の特性に合わせてガンマ補正処理を実行し、ガンマ補正処理後の第2画素データ(Rout,Gout,Bout,Yout)をディスプレイ部17に出力する。
色変換部13は、制御部20と、分離部30と、残余成分変換部40と、白成分変換部50と、増加値決定部60と、加算部70とを含む。制御部20は、第1画素データ(R0,G0,B0)が入力され、第1画素データ(R0,G0,B0)または複数の第1画素データに基づいて第1変換率αおよび第2変換率βを決定し、第1変換率αを残余成分変換部40に出力し、第2変換率βを増加値決定部60に出力する。制御部20の詳細な機能は後述する。
分離部30は、第1画素データ(R0,G0,B0)が入力され、第1画素データ(R0,G0,B0)を白成分(Wmax,Wmax,Wmax)と残余成分(R1,G1,B1)とに分離し、白成分を白成分変換部50に出力し、残余成分を残余成分変換部40に出力する。白成分(Wmax,Wmax,Wmax)は、第1画素データに含まれる白色の成分の最大値であり、第1画素データ(R0,G0,B0)の成分の最小値(Wmax=MIN(R0,G0,B0))である。残余成分(R1,G1,B1)は、第1画素データ(R0,G0,B0)から白成分(Wmax,Wmax,Wmax)を除いた成分である。R1=R0−Wmax、G1=G0−Wmax、B1=B0−Wmax。例えば、分離部30は、第1画素データ(130,100,70)を、白成分(70,70,70)と残余成分(50,30,0)とに分離する。
白成分変換部50は、分離部30から入力される白成分(Wmax,Wmax,Wmax)を、基本3色の値および第4色の値を含む白成分対応データ(R5,G5,B5,Y5)に変換する。白成分変換部50は、白成分(Wmax,Wmax,Wmax)が取り得る値それぞれに対して、白成分対応データ(R5,G5,B5,Y5)を予め定義した白成分変換テーブルを記憶しており、その変換テーブルに従って白成分対応データ(R5,G5,B5,Y5)を決定する。白成分変換テーブルは、白成分対応データ(R5,G5,B5,Y5)のホワイトバランスを調整したテーブルである。
残余成分変換部40は、分離部30から入力される残余成分(R1,G1,B1)を、基本3色の値および第4色の値を含む残余成分対応データ(R4,G4,B4,Y2)に変換する。残余成分変換部40は、最大値算出部41と、第4色決定部43と、減算部45とを含む。最大値算出部41は、分離部30から残余成分(R1,G1,B1)が入力され、残余成分(R1,G1,B1)から第4色であるYが取り得る最大値Ymaxを決定し、最大値Ymaxを第4色決定部43および増加値決定部60に出力する。ここでは、第4色を黄(Y)としているので、第4色であるYが取り得る最大値Ymaxは、残余成分(R1,G1,B1)のうちY成分を含むR1とG1との最小値である。Ymax=MIN(R1,G1)。
第4色決定部43は、最大値Ymaxと第1変換率αとが入力され、最大値Ymaxと第1変換率αとを乗算することによって、第4色であるYの値Y2を決定し、値Y2を加算部70に出力する。Y2=Ymax×α、但し、0≦α≦1。第1変換率αは、制御部20が決定した値である。値Y2は、残余成分対応データのY成分である。また、第4色決定部43は、決定した第4色であるYの値Y2に相当するRGBそれぞれの成分(R2,G2,B2)を、減算部45に出力する。ここでは、第4色であるYの値をY2に決定したので、R2=Y2、G2=Y2、B2=0である。
減算部45は、分離部30から残余成分(R1,G1,B1)が入力され、第4色決定部43から第4色であるYの値Y2に相当するRGBそれぞれの成分(R2,G2,B2)が入力される。減算部45は、残余成分(R1,G1,B1)から第4色であるYの値Y2に相当するRGBそれぞれの成分(R2,G2,B2)を減算することによって、残余成分対応データのRGB成分(R4,G4,B4)を算出し、それを加算部70に出力する。R4=R1−R2、G4=G1−G2、B4=B1−B2。
増加値決定部60は、最大値Ymaxと第2変換率βとが入力され、最大値Ymaxと第2変換率βとを乗算することによって、第4色であるYの値に加算するための増加値Y3を決定し、増加値Y3を加算部70に出力する。Y3=Ymax×β、但し、0≦β≦1。第2変換率βは、制御部20が決定した値である。
加算部70は、残余成分変換部40から入力される残余成分対応データ(R4,G4,B4,Y2)と、白成分変換部50から入力される白成分対応データ(R5,G5,B5,Y5)と、増加値決定部60から入力される増加値Y3とをRGBY成分毎に加算し、第2画素データ(R6,G6、B6,Y6)を出力する。R6=R4+R5、G6=G4+G5、B6=B4+B5、Y6=Y2+Y5+Y3。
図2は、制御部の機能を示す機能ブロック図である。図2を参照して、制御部20は、第1色制御部21と、第1増加値制御部25とを含む。第1色制御部21は、第1画素データ(R0,G0,B0)の色度座標が白色の色度座標に近いほど、第1変換率αを小さな値に決定し、第1画素データの色度座標が第4色(Y)の色度座標に近いほど、第1変換率αを大きな値に決定する。
ここで、図3に示す色度座標系を用いて第1変換率αについて説明する。図3を参照して、第4色であるYは、RGBを頂点とする三角形の外側に位置する。第1画素データの色度座標が白色の色度座標Wに近ければ、第2画素データの色度座標が白色の色度座標Wに近いのが好ましい。変換前の白色を変換後に白色とするためである。このため、第1画素データの色度座標が白色の色度座標Wに近い場合は、第4色(Y)の値を小さくするのが好ましい。一方、第1画素データの色度座標が第4色の色度座標Yに近いものほど、第4色の成分を大きくすることによって、第4色を決定することができる。特に、第4色の色度座標がRGBを頂点とする三角形の外に位置する場合、色再現範囲を拡大することができる。第1画素データの色度座標は、RGBを頂点とする三角形内に位置するが、第4色の色度座標YはRGBを頂点とする三角形の外に位置するので、第1画素データの色度座標が第4色の色度座標Yに近いものについては、第4色の成分を大きくすることによって、色再現範囲を拡大する。この場合、第1画素データの色度座標が第4色の色度座標Yに近いものほど、第4色の成分を大きくするようにすれば、色再現範囲を均等に拡大することができる。
次に、第1変換率αを決定する具体例を説明する。第1色制御部21は、第1変換率αを、2つの変数a1および変数a2の積で定義し、変数a1および変数a2を決定することによって、第1変換率αを求める。
α=a1×a2 … (1)
変数a1は、第1画素データ(R0,G0,B0)の成分の最小値(Wmax=MIN(R0,G0,B0))に基づいて定まる。図4に、変数a1と第1画素データの成分の最小値Wmaxとの関係の一例を示す。変数a1は、第1画素データ(R0,G0,B0)の成分の最小値(Wmax)がしきい値Mより小さいとき1となり、しきい値Mより大きいときWmaxの増加に伴って小さくなる。したがって、変数a1は、第1画素データ(R0,G0,B0)の色度座標が白色の色度座標に近いほど、式(1)において第1変換率αを小さな値とするための成分である。
変数a2は、第1画素データ(R0,G0,B0)の成分のうち第4色、ここではYの成分を構成する成分R0,G0のいずれか大きい成分(以下、「第1画素データの第4色成分の最大値」という)に基づいて定まる。図5に、変数a2と、第1画素データの第4色成分の最大値との関係を示す。変数a2は、第1画素データの第4色成分の最大値がしきい値Nより大きいとき1となり、しきい値Nより小さいとき第1画素データの第4色成分の最大値の減少に伴って小さくなる。したがって、変数a2は、第1画素データの色度座標が第4色(Y)の色度座標に近いほど、式(1)において第1変換率αを大きな値とするための成分である。なお、ここでは、第1画素データの第4色成分の最大値を用いて、変数a2を決定するようにしたが、これとは別に、色度座標における第1画素データの座標位置と、座標R(255,0,0)と座標G(0,255,0)を結ぶ直線との距離を変数a2の決定に用いるようにしてもよい。この場合、変数a2を、距離がしきい値より大きいとき1となり、しきい値より小さいとき距離の減少に伴って小さくなる値とすればよい。
第1増加値制御部25は、第1画素データ(R0,G0,B0)に基づいて、第2変換率βを決定する。より具体的には、第1増加値制御部25は、第2変換率βを第1画素データ(R0,G0,B0)の各成分の値または輝度値のいずれかに比例する値に決定する。図6に、第2変換率βと、第1画素データ(R0,G0,B0)の各成分の値または輝度値との関係を示す。図6を参照して、横軸が、第1画素データ(R0,G0,B0)の各成分または輝度値を示し、縦軸が第2変換率βを示す。第1増加値制御部25は、第1画素データ(R0,G0,B0)の各成分の値または輝度値のうち最大のものを基準値として選択し、基準値に対応する第2変換率βを決定する。第2変換率βは、基準値が、しきい値Aより小さければ基準値に比例して小さくなり、基準値が、しきい値Bより大きければ基準値に比例して大きくなる。なお、ここでは、基準値がしきい値Aからしきい値Bとの間にあるとき、第2変換率βを変化させないようにする例を示すが、この間においても、第2変換率βを基準値に比例する値とするようにしてもよい。
第2変換率βを、基準値に比例して決定するようしたので、第1画素データの色度座標が、図3に示した色度座標で座標R、座標G、座標Bの近くであれば、第2変換率βが大きな値に決定される。また、第1画素データの輝度値が高いほど第2変換率βが大きな値に決定される。第2変換率βは、第4色の値の増加値Y3を決定するための値なので、第1画素データの色度座標が、図3に示した色度座標で座標R、座標G、座標Bの近いほど、または、第1画素データの輝度値が高いほど増加値Y3が大きな値となる。このため、輝度の高い画素にさらに輝度が重畳されるため、コントラストを向上させることができる。
なお、本実施の形態においては、図3において説明したように、第4色を黄(Y)とし、その色度座標がRGBの各座標を頂点とする三角形の外に位置する例を示したが、第4色を、その色度座標が図3に示した色度座標におけるRGBの各座標を頂点とする三角形の内側に位置する色としてもよい。例えば、ディスプレイ部17が、色度座標におけるRGBの各座標を頂点とする三角形内の色を出力する場合、RGBの3色では第4色の色の再現性に劣る場合、また、RGBの3色では第4色の色を出力する際に大きな電力を必要とする場合などに効果的である。前者の場合には色の再現性を向上させることができ、後者の場合にはディスプレイ部17の消費電力を低減することができる。
<制御部の第1の変形例>
第1変換率αおよび第2変換率βを、映像データの色数に基づいて変更するようにすることができる。第4色を黄(Y)とし、その色度座標が図3に示した色度座標でRGBの各座標を頂点とする三角形の外に位置する場合、上述したように色変換部13によって色再現範囲が拡大されるが、複数の第1画素データで構成される映像データに含まれる色数が多い場合、色再現範囲を拡大した画像が違和感のある画像となる場合があることが経験上知られている。逆に、映像データに含まれる色数が少ない場合、色再現範囲を拡大した画像は違和感のある画像となる場合は少ない。このため、第1の変形例における制御部20は、映像データに含まれる色数に応じて、第1変換率αおよび第2変換率βを決定する。
図7は、第1の変形例における制御部の機能を示す機能ブロック図である。図7を参照して、第1の変形例における制御部20Aは、第2色制御部22と、第2増加値制御部26とを含む。第2色制御部22および第2増加値制御部26それぞれは、第1画素データ(R0,G0,B0)が入力され、映像データを構成する複数の第1画素データから映像データに含まれる色数を算出する。図8は、色別の画素数のヒストグラムの一例を示す図である。図8(A)は、色数の少ない映像データのヒストグラムの一例を示し、図8(B)は、色数の多い映像データのヒストグラムの一例を示す。図8(A)に示す映像データは、それが含む画素は、青(B)と白(W)の画素が多く、色数が少ない。図8(B)に示す映像データは、それが含む画素は、赤(R)、緑(G)、青(B)および白(W)の画素を適度に含み、色数が多い。
第2色制御部22は、第1変換率αを、入力された映像データが含む色数が多いほど、小さな値に決定する。図9に、第1変換率αと、映像データの色数との関係の一例を示す。第1変換率αは、色数がしきい値Cより小さいときまたは色数がしきい値Dより大きいとき、色数の増加に伴って小さくなる。なお、ここでは、色数がしきい値Cからしきい値Dとの間にあるとき、第1変換率αを変化させないようにする例を示すが、この間においても、第1変換率αを色数が増加するに伴って小さくなる値とするようにしてもよい。
第2増加値制御部26は、第2変換率βを、入力された映像データが含む色数が多いほど、小さな値に決定する。図10に、第2変換率βと映像データの色数との関係の一例を示す。第2変換率βは、色数がしきい値Eより小さいときまたは色数がしきい値Fより大きいとき、色数の増加に伴って小さくなる。なお、ここでは、色数がしきい値Eからしきい値Fとの間にあるとき、第2変換率βを変化させないようにする例を示すが、この間においても、第2変換率βを色数が増加するに伴って小さくなる値とするようにしてもよい。
<制御部の第2の変形例>
上述した制御部20と第1の変形例における制御部20Aとを組み合わせるようにして、第1変換率αおよび第2変換率βを決定するようにしてもよい。図11は、第2の変形例における制御部の機能を示す機能ブロック図である。図11を参照して、第2の変形例における制御部20Bは、第1色制御部21と、第2色制御部22と、第1増加値制御部25と、第2増加値制御部26と、第1乗算部23と、第2乗算部27とを含む。第1色制御部21、第2色制御部22、第1増加値制御部25および第2増加値制御部26は、上述したのでここでは説明を繰り返さない。
第1乗算部23は、第1色制御部21および第2色制御部22それぞれが出力する第1変換率αを乗算し、乗算値を新たな第1変換率αとして第4色決定部43に出力する。第2乗算部27は、第1増加値制御部25および第2増加値制御部26それぞれが出力する第2変換率βを乗算し、乗算値を新たな第2変換率βとして増加値決定部60に出力する。
<第2の実施の形態>
図12は、第2の実施の形態における液晶プロジェクタの回路構成を示すブロック図である。液晶プロジェクタ1Aは、逆ガンマ補正部11と、映像データ変換装置としての色変換部13と、シャープネス部19と、ガンマ補正部15と、ディスプレイ部17とを備える。逆ガンマ補正部11と、映像データ変換装置としての色変換部13と、ガンマ補正部15と、ディスプレイ部17とは、第1の実施の形態におけるそれらと同じなのでここでは説明を繰り返さない。
シャープネス部19は、色変換部13が出力する第2画素データのうち第4色の成分(Y)が入力される。シャープネス部19は、バッファを有し、複数の第4色の成分で構成される画像を先鋭化処理する。先鋭化処理は、従来公知の処理を用いることができ、例えば、エッジを強調するエッジ強調処理を用いことができる。
シャープネス部19を設けることにより第2画素データのうち第4色である黄(Y)に対してのみ先鋭化処理を実行することで、映像データ全体に先鋭化処理を実行したのとほぼ同様の効果を得ることができる。このため、回路構成を簡略化することができ、コストを低減することができる。
なお、第2の実施の形態においては、第4色を黄(Y)とする例を示したが、黄(Y)以外の色であっても輝度値の比較的高い色であれば、同様に第4色のみにシャープネス部19を設けることにより、映像データ全体に先鋭化処理を実行したのとほぼ同様の効果を得ることができる。また、色変換部13は、第1の実施の形態において説明したのと異なり、従来公知のRGBの3値をRGBと第4色の値に変換する色変換部を用いるようにしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施の形態における液晶プロジェクタの回路構成を示すブロック図である。 制御部の機能を示す機能ブロック図である。 色度座標系を示す図である。 変数a1と第1画素データの成分の最小値との関係の一例を示す図である。 変数a2と第1画素データの第4色成分の最大値との関係を示す図である・ 第2変換率βと第1画素データの各成分の値または輝度値との関係を示す図である。 第1の変形例における制御部の機能を示す機能ブロック図である。 色別の画素数のヒストグラムの一例を示す図である。 第1変換率αと映像データの色数との関係の一例を示す図である。 第2変換率βと映像データの色数との関係の一例を示す図である。 第2の変形例における制御部の機能を示す機能ブロック図である。 第2の実施の形態における液晶プロジェクタの回路構成を示すブロック図である。
符号の説明
1,1A 液晶プロジェクタ、11 逆ガンマ補正部、13 色変換部、15 ガンマ補正部、17 ディスプレイ部、19 シャープネス部、20,20A,20B 制御部、21 第1色制御部、22 第2色制御部、23 第1乗算部、25 第1増加値制御部、26 第2増加値制御部、27 第2乗算部、30 分離部、40 残余成分変換部、41 最大値算出部、43 色決定部、45 減算部、50 白成分変換部、60 増加値決定部、70 加算部。

Claims (9)

  1. 赤、緑および青の基本3色の値をそれぞれが含む複数の第1画素データで構成される映像データが入力される映像データ入力手段と、
    前記入力された映像データを構成する前記複数の第1画素データそれぞれを処理し、該第1画素データを、前記基本3色の値および第4色の値を少なくとも含む第2画素データに変換する色変換手段と、を備え、
    前記色変換手段は、前記第1画素データが含む前記基本3色の値に基づいて、該第1画素データに対応する前記第2画素データに含まれる前記第4色の値の増減を制御する制御手段を含む、映像データ変換装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1画素データの色度座標が白色の色度座標に近いほど、該第1画素データに対応する前記第2画素データに含まれる前記第4色の値を小さな値に決定し、該第1画素データの色度座標が前記第4色の色度座標に近いほど、該第1画素データに対応する前記第2画素データに含まれる前記第4色の値を大きな値に決定する第1色制御手段を含む、請求項1に記載の映像データ変換装置。
  3. 前記制御手段は、前記入力された映像データが含む色数が多いほど、前記第2画素データに含まれる前記第4色の値を小さな値に決定する第2色制御手段を含む、請求項1または2に記載の映像データ変換装置。
  4. 前記色変換手段は、前記第1画素データが含む前記基本3色に基づいて、該第1画素データに対応する前記第2画素データに含まれる前記第4色の値を増加するための増加値を決定する増加値決定手段を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の映像データ変換装置。
  5. 前記制御手段は、前記第1画素データが含む前記基本3色それぞれの値または該第1画素データが含む前記基本3色の値で定まる輝度値が所定の範囲にあるとき、前記第1画素データが含む前記基本3色それぞれの値または該第1画素データが含む前記基本3色の値で定まる輝度値に比例する増加値を決定する第1増加値制御手段を含む、請求項4に記載の映像データ変換装置。
  6. 前記制御手段は、前記入力された映像データが含む色数が多いほど、前記増加値を小さな値に決定する第2増加値制御手段を含む、請求項4または5に記載の映像データ変換装置。
  7. 前記色変換手段により前記複数の第1画素データが変換された前記複数の第2画素データそれぞれが含む前記第4色の値で構成される画像を先鋭化する先鋭化手段をさらに備えた、請求項1〜6のいずれかに記載の映像データ変換装置。
  8. 前記色変換手段は、前記第1画素データを、前記基本3色の値が同じ白成分と、該白成分以外の残余成分とに分離する分離手段と、
    前記分離された白成分に基づいて、前記基本3色の値および前記第4色の値を少なくとも含む白成分対応データを生成する白成分変換手段と、
    前記分離された残余成分に基づいて、前記基本3色の値および前記第4色の値を少なくとも含む残余成分対応データを生成する残余成分変換手段と、
    前記白成分対応データと、前記残余成分対応データとで同じ色の値をそれぞれ加算した前記第2画素データを出力する加算手段と、を含み、
    前記残余成分変換手段は、前記制御手段を含み、
    前記制御手段は、前記残余成分対応データが含む前記基本3色の値に基づいて、該第1画素データに対応する前記第2画素データに含まれる前記第4色の値の増減を制御する、請求項1〜7のいずれかに記載の映像データ変換装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の映像データ変換装置と、
    1画素が前記基本3色および前記第4色を少なくとも含む複数色で構成され、前記映像データ変換装置が出力する映像データを表示する表示手段と、を備えた映像表示装置。
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