JP2008103843A - 電子機器及びこれを備えた電子機器制御システム - Google Patents

電子機器及びこれを備えた電子機器制御システム Download PDF

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【課題】外部からの信号が入力される入力部を複数設けた場合にも、制御部の動作不良や同じ制御を複数回行う動作不良を防止する。
【解決手段】ホームシアターシステム2は、DVDプレーヤ3、赤外線受光ユニット4、モニタ5、スピーカ6、リモコン7を備える。筐体11の内部に、CPU21、調節用IC22が設けられた制御基板20を組み込む。筐体11の前面に、プレーヤ受光センサ23を設ける。赤外線受光ユニット4に、ユニット受光センサ25を設ける。赤外線受光ユニット4に、接続プラグ27を取り付けた接続ケーブル26を接続する。筐体11の後面に、接続ジャック28を設ける。検出回路35で、接続ジャック28に接続プラグ27が挿入されていることが検出されているときには、調節用IC22は、赤外線受光ユニット4から入力された赤外線信号のみをCPU21に出力する。
【選択図】図2

Description

本発明は、外部から入力される信号に基づいて制御される電子機器及びこれを備えた電子機器制御システムに関するものである。
電子機器としてのDVDプレーヤは、筐体前面に設けられた各種操作スイッチで操作可能であるとともに、リモコン(Remote Control)での操作も可能とされている。このため、筐体前面には、リモコンからの信号(赤外線信号)を受光する受光センサが設けられている。受光センサで受光した信号は、CPU等の制御部に送られ、CPUは入力された信号に基づいて、光ピックアップやスピンドルモータ等を有するプレーヤユニットの駆動を制御する。
受光センサで信号を受光できなかった場合には、プレーヤユニットの駆動を制御することができないため、特許文献1では、CDレシーバ装置の筐体の前面と上面とにそれぞれ赤外線受光ユニットを設けるとともに、これらを選択的に切り換える(一方を有効化し、他方を無効化)選択スイッチを設け、筐体の設置向き(縦置き、横置き)に応じて選択スイッチで、どちらの赤外線受光ユニットを有効化するかを切り換えることにより、筐体を縦置き、横置きのいずれの向きで設置した場合にも、確実にリモコンからの信号を受光することができるオーディオデスクトップシステムが提案されている。
しかしながら、特許文献1では、赤外線の届く範囲にCDレシーバ装置がない場合には、リモコンでCDレシーバ装置の駆動を制御することができない。そこで、特許文献2では、メインルームにCDプレーヤ、レシーバ、スピーカ、リモコン、リモコンからの信号を受信する受信器を配置し、サブルームにスピーカ、リモコン、受信器を配置するとともに、レシーバにCDプレーヤ、メインルームのスピーカ及びサブルームのスピーカを接続し、メインルームでリモコンを操作した場合には、メインルームの受信器で受信した信号に基づいて、レシーバはCDプレーヤで再生した楽曲をメインルームのスピーカから出力し、サブルームでリモコンを操作した場合には、サブルームの受信器で受信した信号に基づいて、レシーバはCDプレーヤで再生した楽曲をサブルームのスピーカから出力するオーディオシステム及び音響機器制御方法が提案されている。
特開2003−111172号公報 特開2003−45166号公報
しかしながら、特許文献2では、メインルームとサブルームとで同時にリモコンを操作した場合には、レシーバは、どちらのスピーカに音楽曲を出力すればよいかの判断ができなくなり、動作不良が発生することがあり、問題となっていた。さらに、複数の受信器で信号を受信したときに、その両方の信号に基づいて制御を行った場合には、同じ制御を複数回行うことがあり、問題となっていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、外部からの信号が入力される入力部を複数設けた場合にも、制御部の動作不良や同じ制御を複数回行う動作不良を防止することができる電子機器及びこれを備えた電子機器制御システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、外部からの信号が入力される複数の入力部と;前記複数の入力部に入力された信号に基づいて駆動する駆動部と;前記複数の入力部から信号が入力され、入力された信号に基づいて前記駆動部の駆動を制御する制御部と;を備えた電子機器において、前記複数の入力部のうちの予め設定された1つの入力部に、外部から入力された信号を出力する外部機器が接続されているときに、前記外部機器から前記予め設定された入力部に入力された信号を前記制御部に入力し、他の入力部に入力された信号を前記制御部に入力しないように調節する調節手段を備えたことを特徴とする。
なお、本発明の電子機器としては、DVDプレーヤ、CDプレーヤ、アンプ、コンバータ等が挙げられる。また、前記複数の入力部としては、信号が無線で入力されるもの、有線で入力されるものが挙げられる。さらに、前記調節手段は、前記複数の入力部に接続され、前記予め設定された入力部に前記外部機器が接続されていないときには、入力された順に信号を前記制御部に入力し、前記予め設定された入力部に前記外部機器が接続されているときには、前記予め設定された入力部から入力された信号のみを前記制御部に入力することが好ましい。
また、前記予め設定された入力部に、前記外部機器が接続されたことを検知する検知手段を備え、前記調節手段は、前記検知手段による検知に応じて、前記他の入力部に入力された信号を前記制御部に入力しないように調節することが好ましい。
さらに、前記予め設定された入力部を、前記外部機器に設けられたプラグが挿入されるジャックから構成することが好ましい。この場合には、本発明の電子機器と前記外部機器とは、有線で接続される。
また、前記駆動部及び前記制御部を収納する筐体を備え、前記予め設定された入力部を、前記筐体の後面に設けることが好ましい。さらに、前記他の入力部の少なくともいずれかを、前記筐体の前面に設けることが好ましい。また、前記筐体の前面に設けられた入力部を、外部からの赤外線信号を受光する赤外線受光センサから構成することが好ましい。
さらに、本発明の電子機器制御システムは、上記電子機器と;前記予め設定された入力部に接続された前記外部機器と、外部から入力された信号を出力する外部機器と;前記他の入力部及び前記外部機器に入力される信号を出力する信号出力装置と;を備え、前記制御部は、前記外部機器から前記予め設定された入力部に入力された信号に基づいて、前記駆動部の駆動を制御することを特徴とする。なお、前記信号出力装置は、赤外線信号を出力することが好ましく、前記外部機器は、前記信号出力装置から出力された赤外線信号を受光することが好ましい。また、前記信号出力装置を、リモコンから構成することが好ましい。
また、前記駆動部を、光ディスクに記録されたデータを再生する光ピックアップを有するディスク再生ユニットから構成し、前記光ピックアップで再生したデータを出力する音声出力装置及び/または画像表示装置を備えることが好ましい。なお、本発明の電子機器制御システムとしては、DVDプレーヤ、リモコン、モニタ及びスピーカを備えたホームシアターシステム、CDプレーヤ、リモコン及びスピーカを備えたオーディオシステム等が挙げられる。
本発明の電子機器によれば、予め設定された入力部に外部機器が接続されているときに、外部機器から予め設定された入力部に入力された信号を制御部に入力し、他の入力部に入力された信号を制御部に入力しないように調節するから、複数の入力部に信号が入力された場合にも、制御部は、予め設定された入力部に入力された信号でのみ制御を行うため、制御部での誤動作(制御部の動作不良、同じ制御を複数回行う)が発生することがない。
また、予め設定された入力部に、外部機器が接続されたことを検知し、この検知に応じて、他の入力部に入力された信号を制御部に入力しないように調節するから、予め設定された入力部に外部入力機器を接続するだけで、容易に制御の安定化を図ることができる。
さらに、本発明の電子機器制御システムによれば、予め設定された入力部に外部機器が接続されているときに、外部機器から予め設定された入力部に入力された信号を制御部に入力し、他の入力部に入力された信号を制御部に入力しないように調節するから、複数の入力部に信号が入力された場合にも、制御部での誤動作(制御部の動作不良、同じ制御を複数回行う)が発生することがない。
図1及び図2に示すように、本発明を実施したホームシアターシステム(電子機器制御システム)2は、DVDプレーヤ(電子機器)3、赤外線受光ユニット(外部機器)4、モニタ(画像表示装置)5、スピーカ(音声出力装置)6、リモコン(信号出力装置)7を備える。DVDプレーヤ3は、接続ケーブル(図示せず)によりモニタ5及びスピーカ6に接続されており、DVDプレーヤ3で再生した映像データ及び音声データは、モニタ5及びスピーカ6から出力される。スピーカ6は、モニタ5の左右に1個ずつ計2個設けられている。
DVDプレーヤ3は、DVD(図示せず)にアクセスして、DVDに記録されたデータの記録及び/または再生を行うものであり、筐体11の内部には、DVDにデータの記録及び/または再生を行う光ピックアップ12、及び、筐体11の前面から露出する位置と筐体11内部に収納される位置との間でスライドするディスクトレイ13を有するプレーヤユニット(ディスク再生ユニット)14が組み込まれている。プレーヤユニット14は、公知のものであり、その詳細な説明は省略するが、図示しないスピンドルモータ等を有する。
リモコン7は、DVDプレーヤ3から離れた位置でDVDプレーヤ3を操作するためのものであり、ディスクトレイ13開閉用の開閉スイッチ、再生スイッチ、停止スイッチ、一時停止スイッチ、1トラック早送りスイッチ、1トラック巻き戻しスイッチ、早送りスイッチ、巻き戻しスイッチ等の各種スイッチが設けられている。リモコン7には、各スイッチを操作したときに、操作したスイッチに応じた赤外線信号を出力する赤外線信号出力部16が設けられている。
筐体11の内部には、制御基板20が組み込まれており、制御基板20には、DVDプレーヤ3の駆動を制御するCPU(制御部)21、調節用IC(調節手段)22等が設けられている。CPU21には、プレーヤユニット14、調節用IC22が接続されている。
筐体11の前面(ディスクトレイ13が露出する面)には、リモコン7の赤外線信号出力部16から出力される赤外線信号を受光するプレーヤ受光センサ(他の入力部)23が設けられている。プレーヤ受光センサ23は、調節用IC22に接続されており、受光した赤外線信号を調節用IC22に入力する。また、筐体11の前面には、LCD、ディスクトレイ13開閉用の開閉スイッチ、再生スイッチ、停止スイッチ、一時停止スイッチ、1トラック早送りスイッチ、1トラック巻き戻しスイッチ、早送りスイッチ、巻き戻しスイッチ等の各種スイッチ等(図示せず)が設けられており、これらのスイッチは、CPU21に接続されている。CPU21は、各スイッチから入力される信号に基づいて、プレーヤユニット14の駆動を制御する。
赤外線受光ユニット4は、DVDプレーヤ3よりも小さく箱状に形成された本体部4aの前面に、リモコン7から出力される赤外線信号を受光するユニット受光センサ25が設けられている。赤外線受光ユニット4には、接続ケーブル26が接続されており、接続ケーブル26の先端には、接続プラグ27(図3参照)が取り付けられている。詳しくは後述するように、接続プラグ27を用いてDVDプレーヤ3と赤外線受光ユニット4とを接続すると、ユニット受光センサ25で受光した赤外線信号は、調節用IC22に入力される。
図3に示すように、筐体11の後面には、赤外線受光ユニット4と接続するための接続ジャック(予め設定された入力部)28が設けられている。接続ジャック28は接続基板29(図2及び図4参照)に取り付けられており、接続基板29は、制御基板20に接続されている。
図3及び図4に示すように、接続ジャック28は、本体部28aに、接続プラグ27の挿入シャフト27aが挿入される挿入口28bが形成されている。本体部28aの下面には、接続ジャック28を接続基板29に位置決めするための位置決めボス28cが、左右に1個ずつ計2個形成されている。
接続プラグ27は、赤外線受光ユニット4に接続された接続ケーブル26の先端に取り付けられており、接続プラグ27の挿入シャフト27aを挿入口28bに挿入すると、DVDプレーヤ3と赤外線受光ユニット4とが接続され、赤外線受光ユニット4で受光した赤外線信号が、接続ケーブル26、接続プラグ27、接続ジャック28、第2金属板32、接続基板29を介して調節用IC22に入力される。
接続ジャック28の内部には、接続基板29に接続された金属製の第1金属板31と、接続基板29に接続された弾性変形可能な薄板金属製の第2金属板32と、が配されている。第2金属板32は、第1金属板31よりも外側に配されている。第1,第2金属板31,32は、それぞれ本体部28aの下面から突出しており、この突出した部分を接続基板29に半田付けすることにより、接続基板29に接続される。
第2金属板32は、略コ字状に形成され、その一辺は第1金属板31に接触している。第2金属板32の第1金属板31に接触する接触辺32aには、挿入口28bに接続プラグ27が挿入されたときに、接触プラグ27の挿入シャフト27aに当接する凸状の接触部32bが形成されている。接触辺32aは、後端部が第1金属板31に接触している。第2金属板32は、接触辺32aが変形自在となるように、接続ジャック28の内部に取り付けられている。
図5に示すように、接続ジャック28の挿入口28bに、接続プラグ27の挿入シャフト27aを挿入すると、接触部32bが挿入シャフト27aに当接して、接触辺32aが外方(図5における右方)に変形する。接触辺32aが外方に変形すると、接触辺32aと第1金属板31との接触が解除される。また、挿入口28bから挿入シャフト27aを抜くと、接触辺32aが図5における左方に変形して元の形状(図4参照)に戻り、接触辺32aが第1金属板31に接触する。
第2金属板32には、電気が流れるようにされており、第1金属板31には、第2金属板32を介して電気が流れる。接続基板29には、第1金属板31に電気が流れていることを検出する検出回路35が設けられている。
挿入口28bに挿入シャフト27aが挿入されていないとき(図4参照)には、第1金属板31と接触辺32aとが接触しており、第2金属板32を介して第1金属板31に電気が流れる。このとき、検出回路35は、第1金属板31に電気が流れていることを検出している。
一方、挿入口28bに挿入シャフト27aが挿入されているとき(図5参照)には、第1金属板31と接触辺32aとの接触が解除され、第1金属板31には電気が流れない。このとき、検出回路35は、第1金属板31に電気が流れていないことを検出している。検出回路35は、第1金属板31に電気が流れていないことを検出しているときには、調節用IC22に、挿入口28bに挿入シャフト27aが挿入されていることを示す挿入検知信号を出力し、第1金属板31に電気が流れていることを検出しているときには、調節用IC22に、挿入口28bに挿入シャフト27aが挿入されていないことを示す非挿入検知信号を出力する。
調節用IC22は、検出回路35から非挿入検知信号が入力されている(接続プラグ27が挿入されていない)ときには、プレーヤ受光センサ23から入力された赤外線信号のみをCPU21に出力する。一方、調節用IC22は、検出回路35から挿入検知信号が入力されている(接続プラグ27が挿入されている)ときには、接続ケーブル26、接続プラグ27、接続ジャック28、第2金属板32、接続基板29を介して赤外線受光ユニット4から入力された赤外線信号のみをCPU21に出力する。すなわち、調節用IC22は、検出回路35から挿入検知信号が入力されているときには、プレーヤ受光センサ23から入力された赤外線信号をCPU21に出力しない。本実施形態では、接続ジャック28に赤外線受光ユニット4が接続されたことを検知する検知手段は、第1金属板31、第2金属板32、検出回路35から構成されている。
CPU21は、調節用IC22から入力された信号に基づいて、プレーヤユニット14の駆動を制御する。光ピックアップ12で、DVDに記録されたデータを再生すると、再生したデータ(音声データ及び画像データ)は、図示しない信号処理部に入力され、信号処理部は、入力されたデータに基づいて、モニタ5に画像データを再生表示するとともに、スピーカ6から音声データを出力させる。
上記のように構成されたホームシアターシステム2の作用について、詳しくは、リモコン7を用いてDVDプレーヤ3を操作するときの作用について説明する。図1に示すように、DVDプレーヤ3を、ユーザがモニタ5を視認しているときにプレーヤ受光センサ23が視認不能となる位置(リモコン7からの赤外線信号がプレーヤ受光センサ23に届かない位置)に設置している場合には、ユーザは、DVDプレーヤ3を操作するときには、リモコン7からの赤外線信号がプレーヤ受光センサ23に届く位置まで移動する必要があり、移動している間はモニタ5から目線が外れてしまう。このため、DVDプレーヤ3を、上記したような位置に設置したときには、接続ジャック28の挿入口28bに接続プラグ27の挿入シャフト27aを挿入し、赤外線受光ユニット4をモニタ5の近く(例えば、上方)に設置する。このとき、赤外線受光ユニット4を、ユーザがモニタ5を視認しているときにユニット受光センサ25が視認可能となる位置及び向きで設置する。
なお、DVDプレーヤ3を、ユーザがモニタ5を視認しているときにプレーヤ受光センサ23が視認不能となる位置に設置する理由としては、モニタ5を視認しているときに、DVDプレーヤ3のLCDから光が照射されていると気が散るため等が挙げられる。また、赤外線受光ユニット4、モニタ5及びスピーカ6を設置した部屋とは別の部屋に、DVDプレーヤ3を設置した場合にも、本発明は適用可能である。
挿入口28bに接続プラグ27が挿入されているときには、第1金属板31と接触辺32aとの接触が解除され、第1金属板31には電気が流れない。検出回路35は、第1金属板31に電気が流れていないことを検出しているときには、調節用IC22に挿入検知信号を出力する。
調節用IC22は、検出回路35から挿入検知信号が入力されている(接続プラグ27が挿入されている)ときには、接続ケーブル26、接続プラグ27、接続ジャック28、第2金属板32、接続基板29を介して赤外線受光ユニット4から入力された赤外線信号を調節用IC22に出力する。これにより、ユーザは、モニタ5の上方に設置した赤外線受光ユニット4に向けてリモコン7を操作することで、DVDプレーヤ3を操作することができるため、モニタ5から目線を外すことなく、DVDプレーヤ3を操作することができる。
また、DVDプレーヤ3を、図1に示すような位置に設置したときにも、リモコン7から出力された赤外線が、ホームシアターシステム2を設置した室内の壁等に反射してDVDプレーヤ3のプレーヤ受光センサ23で受光されることがある。この場合にも、挿入口28bに接続プラグ27が挿入されている(DVDプレーヤ3と赤外線受光ユニット4とが接続されている)ときには、検出回路35から挿入検知信号が入力されているため、調節用IC22は、プレーヤ受光センサ23から入力されたプレーヤ赤外線信号をCPU21に出力しない。すなわち、DVDプレーヤ3と赤外線受光ユニット4とが接続されているときには、赤外線受光ユニット4のユニット受光センサ25で受光した信号のみが、CPU21に入力される。
これにより、CPU21が、赤外線受光ユニット4のユニット受光センサ25で受光した信号と、DVDプレーヤ3のプレーヤ受光センサ23で受光した信号との両方の信号に基づいて、DVDプレーヤ3を操作することがなく、リモコン7の一度の操作で2回DVDプレーヤ3が操作されることがない。
リモコン7を操作したときに赤外線信号出力部16から出力された赤外線信号をプレーヤ受光センサ23とユニット受光センサ25との両方で受光した場合に、両方で受光した赤外線信号がCPU21に入力されるタイプのDVDプレーヤでは、例えば、リモコン7の1トラック早送りスイッチを操作したときに、1トラック早送りが2回行われることがある。本発明を実施したホームシアターシステム2では、リモコン7の1トラック早送りスイッチを操作したときに赤外線信号出力部16から出力された赤外線信号を、プレーヤ受光センサ23とユニット受光センサ25との両方で受光した場合にも、ユニット受光センサ25で受光した赤外線信号のみがCPU21に入力されるから、1トラック早送りを1回だけ行う。
このように、挿入口28bに接続プラグ27が挿入されている(DVDプレーヤ3と赤外線受光ユニット4とが接続されている)場合には、調節用IC22は、赤外線受光ユニット4のユニット受光センサ25から入力された赤外線信号のみをCPU21に出力するから、CPU21に2つの赤外線信号が同時に入力されることに起因するCPU21の動作不良を防止することができる。さらに、DVDプレーヤ3のプレーヤ受光センサ23とユニット受光センサ25との両方で赤外線信号を受光した場合にも、CPU21は、プレーヤ受光センサ23で受光した赤外線信号に基づいて、DVDプレーヤ3の駆動を制御せずに、ユニット受光センサ25から入力された赤外線信号に基づいてのみ、DVDプレーヤ3の駆動を制御するから、1回のリモコン7の操作で、2回DVDプレーヤ3の駆動が制御されることを防止することができる。
また、第1金属板31、第2金属板32、検出回路35を用いて、挿入口28bに接続プラグ27が挿入されたことを検知し、挿入口28bに接続プラグ27が挿入されたことを検知した場合には、調節用IC22が、赤外線受光ユニット4のユニット受光センサ25から入力された赤外線信号のみをCPU21に出力するようにしたから、挿入口28bに接続プラグ27を挿入するだけで、ユニット受光センサ25から入力された赤外線信号のみをCPU21に出力することができる。これにより、プレーヤ受光センサ23とユニット受光センサ25との両方で赤外線信号を受光した場合に、どちらから入力された赤外線信号をCPU21に入力するかを切り換える切換スイッチ等の部材が不要となり、部品削減によるコストダウンを図ることができるとともに、スイッチ操作の手間を省くことができる。
なお、上記実施形態では、DVDプレーヤ3に、外部からの信号が入力される入力部として、プレーヤ受光センサ23と接続ジャック28とを設けたが、入力部の数量は、2個に限定されることなく、3個以上設けるようにしてもよい。この場合にも、接続ジャック28に接続プラグ27が挿入されている(DVDプレーヤ3と赤外線受光ユニット4とが接続されている)ときには、調節用IC22は、赤外線受光ユニット4のユニット受光センサ25から入力された赤外線信号のみをCPU21に出力する。
また、接続ジャック28に代えて、DVDプレーヤ3の筐体11の後面に赤外線信号受光センサを設けるとともに、接続ケーブル26及び接続プラグ27に代えて、赤外線受光ユニット4に赤外線信号出力部を設け、上記赤外線信号受光センサで、赤外線受光ユニット4の赤外線信号出力部からの信号を受光した場合には、これをDVDプレーヤ3に設けた検知センサで検知し、この検知センサで検知しているときには、調節用IC22が、赤外線受光ユニット4から入力された赤外線信号のみをCPU21に出力するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、赤外線受光ユニット4とモニタ5とを別個に設けたが、赤外線受光ユニット4をモニタ5に組み込むようにしてもよい。
本発明を実施したホームシアターシステムの外観斜視図である。 ホームシアターシステムの電気的構成を示すブロック図である。 DVDプレーヤの背面斜視図である。 接続ジャックと接続基板と第1金属板と第2金属板とを示す正面図、上面図及び右側面図である。 挿入口に接続プラグの挿入シャフトを挿入した状態の接続ジャックと第1金属板と第2金属板とを示す上面図である。
符号の説明
2 ホームシアターシステム(電子機器制御システム)
3 DVDプレーヤ(電子機器)
4 赤外線受光ユニット(外部機器)
5 モニタ(画像表示装置)
6 スピーカ(音声出力装置
7 リモコン(信号出力装置)
12 光ピックアップ
14 プレーヤユニット(ディスク再生ユニット)
20 制御基板
21 CPU(制御部)
22 調節用IC(調節手段)
23 プレーヤ受光センサ(他の入力部)
25 ユニット受光センサ
27 接続プラグ
27a 挿入シャフト
28 接続ジャック(予め設定された入力部)

Claims (8)

  1. 外部からの信号が入力される複数の入力部と、
    前記複数の入力部に入力された信号に基づいて駆動する駆動部と、
    前記複数の入力部から信号が入力され、入力された信号に基づいて前記駆動部の駆動を制御する制御部と、を備えた電子機器において、
    前記複数の入力部のうちの予め設定された1つの入力部に、外部から入力された信号を出力する外部機器が接続されているときに、前記外部機器から前記予め設定された入力部に入力された信号を前記制御部に入力し、他の入力部に入力された信号を前記制御部に入力しないように調節する調節手段を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 前記予め設定された入力部に、前記外部機器が接続されたことを検知する検知手段を備え、
    前記調節手段は、前記検知手段による検知に応じて、前記他の入力部に入力された信号を前記制御部に入力しないように調節することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記予め設定された入力部を、前記外部機器に設けられたプラグが挿入されるジャックから構成したことを特徴とする請求項1または2記載の電子機器。
  4. 前記駆動部及び前記制御部を収納する筐体を備え、
    前記予め設定された入力部を、前記筐体の後面に設けたことを特徴とする請求項1ないし3いずれか1つ記載の電子機器。
  5. 前記他の入力部の少なくともいずれかを、前記筐体の前面に設けたことを特徴とする請求項4記載の電子機器。
  6. 前記筐体の前面に設けられた入力部を、外部からの赤外線信号を受光する赤外線受光センサから構成したことを特徴とする請求項5記載の電子機器。
  7. 請求項1ないし6いずれか1つ記載の電子機器と、
    前記予め設定された入力部に接続された前記外部機器と、
    前記他の入力部及び前記外部機器に入力される信号を出力する信号出力装置と、を備え、
    前記制御部は、前記外部機器から前記予め設定された入力部に入力された信号に基づいて、前記駆動部の駆動を制御することを特徴とする電子機器制御システム。
  8. 前記駆動部を、光ディスクに記録されたデータを再生する光ピックアップを有するディスク再生ユニットから構成し、
    前記光ピックアップで再生したデータを出力する音声出力装置及び/または画像表示装置を備えたことを特徴とする請求項7記載の電子機器制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003045166A (ja) * 2001-07-31 2003-02-14 Kenwood Corp オーディオシステムおよび音響機器制御方法
JP2003111172A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Yamaha Corp オーディオデスクトップシステム

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