JP2008100560A - キャスタ及びキャスタ付き物品 - Google Patents

キャスタ及びキャスタ付き物品 Download PDF

Info

Publication number
JP2008100560A
JP2008100560A JP2006283272A JP2006283272A JP2008100560A JP 2008100560 A JP2008100560 A JP 2008100560A JP 2006283272 A JP2006283272 A JP 2006283272A JP 2006283272 A JP2006283272 A JP 2006283272A JP 2008100560 A JP2008100560 A JP 2008100560A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
support frame
upper frame
wheel support
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006283272A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4781225B2 (ja
Inventor
Teruo Kumashiro
照夫 熊代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Adtech Co Ltd
Original Assignee
Daiwa Adtech Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Adtech Co Ltd filed Critical Daiwa Adtech Co Ltd
Priority to JP2006283272A priority Critical patent/JP4781225B2/ja
Publication of JP2008100560A publication Critical patent/JP2008100560A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4781225B2 publication Critical patent/JP4781225B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Abstract

【課題】凸段差部に車輪が行き当たっても、従来より容易に該凸段差部を乗り越えられるキャスタ及び該キャスタを備えた手押し車等を提供する。
【解決手段】車輪1、その支持フレーム2、軸61で支持フレーム2に連結された上部フレーム6、軸61と車輪1との間で上部フレーム6に支持された軸62及び軸62に一方向クラッチ64を介して支持された制動輪65を備えており、フレーム6はストッパ6a、6bを有し、フレーム2はストッパ6aに当接してフレーム2を第1位置におく当接部2aと、ストッパ6bに当接してフレーム2を第2位置におく当接部2bとを有し、制動輪65はフレーム2が第1位置をとるときは車輪外周から離隔し、フレーム2が第1位置から第2位置の方へ回動し始めると車輪外周に接触してクラッチ64により車輪1の正転及びそれに伴う自身の回転は許すが車輪1の逆転及びそれに伴う自身の回転を阻止できる構造のキャスタCA。
【選択図】図1

Description

本発明は、物品を人力やバッテリー等で移動させるために該物品に取り付けて使用するキャスタ(足車)に関する。
各種機器その他の荷物を乗せて運ぶ手押し車、乳母車、車椅子等の福祉物品、足こぎ等或いはバッテリーで動く子供用三輪車、子供用自動車玩具等の子供用乗物は通常キャスタを車輪装置として備えている(車椅子等では操舵用車輪等として)。また、買物用、旅行用等のカバン、バッグ、ケース等の持ち運び収納具、冷蔵庫等の電化製品、家庭用や事務用の家具、オルガン、ピアノ等の楽器、事務機その他の機械などには、それらを人力で移動させやすいようにキャスタを取り付けることがある。
従来のキャスタの1例を図8に示す。図8のキャスタCA’は、車輪1’を車輪軸10’で車輪支持フレーム2’の下端部に回転可能に支持し、車輪1’の上方まで延びたフレーム2’の部分にアーム3’を設け、該アームに設けた軸受け部31’に上下方向の軸4’を回転可能に支持させ、該軸4’の上端に手押し車の荷台101’(図9参照)への取付け部材5’を設けたものである。
図示を省略しているが取付け部材5’はこれを荷台101’へボルト留めするための複数のボルト通し孔を有している。
車輪1’の回転中心線C2’を含んで上下方向軸4’の回転中心線4c’に平行な面と該回転中心線4c’とは距離X’隔たっている。
キャスタCA’は例えば図9に示すように、手押し車10’の部品である矩形状の荷台101’の下面4隅のそれぞれに取付け部材5’をボルトで固定することで4個のキャスタCA’を取り付けて手押し車10’を形成できる。荷台101’の後端部には手押し用アーム102’が立設されている。
この手押し車10’によると、荷台101’に荷物W’を積み、手押し用アーム102’を押して、各キャスタCA’の車輪1’を走行路F上に転動させながら矢印A方向に前進させることができ、また、必要に応じ反対方向へ後退させることもできる。
手押し車10’を押し進めるとき、或いは後退させるとき、各キャスタCA’において車輪1’及びその支持フレーム2’が取付け部材5’に対し軸4’にて回動可能であることと、軸4’の回転中心線4c’に平行な車輪回転中心線C2’を含む面と該回転中心線4c’との間に隔たりX’があることにより、車輪軸中心線C2’が手押し車10’を移動させる方向において軸4’の回転中心線4c’の後方に位置せしめられ、それにより車輪1’の方向性が良くなり、手押し車10’の移動が容易になる。
従来のキャスタは概ね以上説明したようなものであるが、中には車輪支持フレーム2’が荷台101’に固定されるタイプのものもある。また、車輪1’及びその支持フレーム2’が荷台101’に対し上下方向軸にて回動可能に取り付けられるが、その回動中心線が車輪1’の回転中心線C2’を通り、前記のような隔たり距離X’を設けていないものもある。
なお、以上説明したキャスタCA’では、車輪1’はハブ部11’、リム部12’、該両者間のスポーク部或いはスポーク相当の部分13’及びリム部12’に周設した外輪14’を含むものであるが、衝撃吸収性(クッション性)を有する車輪として、ハブ部とリム部との間のスポーク部をバネ材で形成して、全体にクッション性を持たせた車輪(特開平8−127201号公報)、ハブ部とリム部との間のスポーク部を弾性変形可能の屈曲構造のものとして、全体にクッション性を持たせた車輪(特開2002−29201号公報)等を有するキャスタも知られている。
特開平8−127201号公報 特開2002−29201号公報
しかしながら、いずれにせよ従来のキャスタは、その走行路Fに図9に示すように凸段差部fがあると、これに乗り上がるのに、通常の走行路F上を走行させる場合に比べて大きい力を要し、凸段差部fに乗り上げさせるのに困難を伴うことが多い。
すなわち、例えば図9に示すように通常の走行路F上を前記手押し車10’を方向Aに進めるにあたり4Pの力(図9参照)で押していたとき、図10に示すように車輪1’が凸段差部fに行き当たったとする。段差部fに行き当たったキャスタCA’についてみれば、力4Pの略4分の1の力Pがそのキャスタの車輪軸10’に加わることになる。このとき車輪1’は凸段差部fと車輪1’との接触位置C3’から車軸10’方向の反力Rを受ける。そしてこの反力Rの上向き分力Uに相当する大きさの力が車輪1’を凸段差部fに乗り上げさせようとする力として作用する。
しかしながら、一般的なキャスタ車輪1’の大きさからすると反力R方向と上向き分力U方向とがなす角度θが大きいので、この力Uは該大きい角度θに応じた小さい力にすぎず、車輪1’は段差部fに乗り上がり難くなる。その場合、通常走行路F上を手押し車10’を移動させるよりもずっと大きい力を手押し車10’に、ひいてはキャスタCA’に加えなければならず、車輪1’を凸段差部fに乗り上げさせるのに困難を伴う。
そこで本発明は、凸段差部に車輪が行き当たったときでも、従来より容易に該車輪を該凸段差部に乗り上げさせることができるキャスタを提供することを第1の課題とする。
また本発明は、キャスタを取り付けた物品であって、該キャスタで該物品を移動させているときに、該キャスタの車輪が凸段差部に行き当たったときでも、従来より容易に該車輪を該凸段差部に乗り上げさせて該物品を先に進めることができるキャスタ付き物品を提供することを第2の課題とする。
前記第1の課題を解決するため本発明は、
車輪と、
該車輪を車輪軸にて回転可能に支持するとともに上方へ延び上がった車輪支持フレームと、
該車輪支持フレームの上端部に前記車輪軸と平行な第1軸にて該車輪支持フレームに対し相対的に回動可能に連結された上部フレームと、
前記第1軸と前記車輪の外周面との間に前記車輪軸と平行に配置され、前記上部フレームに支持された第2軸と、
該第2軸に一方向クラッチを介して支持され、前記第1軸と前記車輪の外周面との間に配置された制動輪とを備えたキャスタを提供する。
前記上部フレームは前記車輪支持フレームの該上部フレームに対する相対的回動を停止させるための第1ストッパ及び第2ストッパを備えている。
前記車輪支持フレームは前記上部フレームの第1ストッパに当接して該車輪支持フレームを該上部フレームに対する第1位置におくための第1当接部と、該上部フレームの第2ストッパに当接して該車輪支持フレームを該上部フレームに対する第2位置におくための第2当接部とを備えている。
前記制動輪は、前記車輪支持フレームが前記上部フレームに対し前記第1位置をとるときは前記車輪外周面から離隔しており、該車輪支持フレームが該上部フレームに対し該第1位置より前記第2位置をとる方向へ相対回動すると該第2位置をとるときも含め前記車輪外周面に接触して前記一方向クラッチにより該車輪の正転及びそれに伴う自身の回転は許すが該車輪の逆転及びそれに伴う自身の回転を阻止できるものである。
そして、前記車輪支持フレームが前記上部フレームに対し前記第1位置をとる状態で前記車輪を前進させようとする目的方向に該目的方向において前記車輪軸の回転中心線より後方に前記第1軸の中心線が位置する状態で平坦走行路に沿って正転させつつ前進させることができ、該車輪の正転前進において該車輪が前記平坦走行路に対する凸段差部に行き当たると、該凸段差部に該車輪が接触している状態で前記上部フレームを前記目的方向にさらに進めることで前記車輪支持フレームを該上部フレームに対し前記第1位置から第2位置をとる方向へ相対的に後方回動させて前記制動輪を前記車輪外周面に接触させることができ、該制動輪が該車輪外周面に接触している状態でさらに前記上部フレームを目的方向に進めることで該車輪支持フレームを該上部フレームに対し相対的に後方回動させつつ該車輪を該凸段差部に乗り上げ開始させることができ、該車輪支持フレームの後方回動により該車輪支持フレームが該上部フレームに対する第2位置をとると、該車輪が前記制動輪による逆転阻止状態で正転可能となり、該車輪が前記凸段差部に乗り上がると該車輪支持フレームが前記上部フレームに対する前記第1位置をとることができる。
また本発明は前記第2の課題を解決するために上記本発明に係るキャスタを備えたキャスタ付き物品(例えば手押し車など)を提供する。
本発明に係るキャスタは、その上部フレームをキャスタ取付け対象物品に取り付けて用いることができる。
上部フレームをキャスタ取付け対象物品に取り付けるにあたっては上部フレームを直接ボルト留め等により該物品に取り付けてもよいが、例えば上部フレームに立設した上下方向軸、或いは上部フレームから例えば横方向へ突設させた部材に立設した上下方向軸を用いて、その軸を中心に回動可能にキャスタ取付け対象物品に取り付けてもよい。
本発明に係るキャスタによると、前記車輪支持フレームが前記上部フレームに対し前記第1位置をとる状態で前記車輪を前進させようとする目的方向に該目的方向において前記車輪軸の回転中心線より後方に前記第1軸の中心線が位置する状態で平坦走行路に沿って正転させつつ前進させることができる。この状態では車輪を正転前進させることができるほか、車輪の逆転も可能である。
そして該車輪の正転前進において該車輪が前記平坦走行路に対する凸段差部に行き当たると、該凸段差部に該車輪が接触している状態で前記上部フレームを前記目的方向にさらに進めることで前記車輪支持支持フレームを該上部フレームに対し前記第1軸を中心に前記第1位置から第2位置をとる方向へ相対的に後方回動させて前記制動輪を前記車輪外周面に接触させることができ、これにより車輪の逆転及びそれに伴う制動輪の回転が阻止され、恰も車輪と車輪支持フレームとが一体化したごとき状態が生じる。
この状態でさらに前記上部フレームを目的方向に前進させることで、該車輪支持フレームを該上部フレームに対し前記第1軸を中心に相対的に後方回動させつつ、凸段差部と車輪との接触位置を中心に該第1軸を前方へ回動させて該車輪を該凸段差部に乗り上げ開始させることができる。
このとき、車輪と凸段差部とが接触している位置から該第1軸の中心へ向かう反力が生じ、その反力の上向き分力に相当する力が車輪を該凸段差部に乗り上げ開始させるのであるが、該上向き分力は、キャスタに加えられる前進方向の力が同じであったとしても、車輪支持フレームが従来のように上部フレームに対して相対回動できないとした場合と比べると大きいものとなり、これにより車輪はそれだけ容易に凸段差部に乗り上がり開始できる。
観点を変えれば、恰も第1軸から凸段差部と車輪との接触位置に至る長さを半径とする大きい車輪を凸段差部に乗り上げさせるかの如くでもあり、それだけ容易に車輪を凸段差部に乗り上げさせることができる。
このようにして車輪支持フレームの後方回動により該車輪支持フレームが上部フレームに対する前記第2位置をとると、該車輪が前記制動輪による逆転阻止状態で正転可能となる。該車輪が前記凸段差部に乗り上がると該車輪支持フレームが再び前記上部フレームに対する前記第1位置をとることができる。
本発明に係るキャスタは、前記車輪支持フレームが前記上部フレームに対し前記第1位置をとる状態で前記車輪を前進させようとする目的方向に該目的方向において前記車輪軸の回転中心線より後方に前記第1軸の中心線が位置する状態で平坦走行路に沿って正転させつつ前進させることができ、凸段差部があると前記のように動作して該凸段差部に車輪が容易に乗り上がるものであればよいが、例えば、本発明に係るキャスタを物品に取付け用いているときに、該物品を持ち上げてキャスタを路面から浮き上がらせたような場合に、前記車輪支持フレームが前記第1軸を中心に回動して該第1軸からぶら下がったような状態になると扱いにくい。
そこで、前記車輪支持フレームと前記上部フレームとを前記第1軸を中心とする互いに反対の回動方向へ付勢するバネ機構であって、該車輪支持フレーム及び該上部フレームを該車輪支持フレームの前記第1当接部が該上部フレームの前記第1ストッパに当接する方向に付勢するバネ機構を設けてもよい。これにより、車輪支持フレームはより安定的に前記第1位置をとることができる。
本発明に係るキャスタ付き物品は、キャスタとして本発明に係るキャスタを備えたものであるから、該キャスタの車輪が凸段差部に行き当たったときでも、従来より容易に該車輪を該凸段差部に乗り上げさせて該物品を先に進めることができる。
以上説明したように本発明によると、凸段差部に車輪が行き当たったときでも、従来より容易に該車輪を該凸段差部に乗り上げさせることができるキャスタを提供することができる。
また本発明によると、キャスタを取り付けた物品であって、該キャスタで該物品を移動させているときに、該キャスタの車輪が凸段差部に行き当たったときでも、従来より容易に該車輪を該凸段差部に乗り上げさせて該物品を先に進めることができるキャスタ付き物品を提供することができる。
以下に本発明の実施形態について説明する。以下に説明するキャスタCAは、物品を人力やバッテリー等で移動させるために該物品に取り付けて使用することができるものである。かかる物品として、例えば、買物用、旅行用等のカバン、バッグ、ケース等の持ち運び収納具、各種機器その他の荷物を乗せて運ぶ手押し車、乳母車、車椅子等の福祉物品、冷蔵庫等の電化製品、家庭用や事務用の家具、オルガン、ピアノ等の楽器、事務機その他の機械などを挙げることができ、それらに取り付けて、本発明に係るキャスタ付き物品をて提供することができる。
また、足こぎ等或いはバッテリーで動く子供用三輪車、子供用自動車玩具等の子供用乗物における車輪として用いることもできる。
本発明に係るキャスタは自動車や自転車の車輪と比べると、構造や強度の点からして、簡易な小型のキャスタとして用いるのに適しており、それには限定されないが、例えば、車輪の最大外径が70mm程度〜200mm程度の小型キャスタとして用いるのに適している。
図1は本発明に係るキャスタの1例の側面図である。
図1に示すキャスタCAは、車輪1を備えている。車輪1はハブ部11とその周囲のリム部12と該ハブ部及びリム部間をつなぐスポーク相当の板状部分13を含んでおり、リム部12の外周に外輪14が嵌着されている。板状部分13は両側面に強度保持のための凹凸を有している。
車輪1は、該車輪を間にして配置された一対の車輪支持フレーム2の下端部に車輪軸10にて回転可能に支持されている。一対の車輪支持フレーム2は車輪1の上方まで延びており、車輪1の上方において、車輪軸10と平行な連結棒21及び22により連結されている。
一対の車輪支持フレーム2の上端部には車輪後方(図1において右側)から見て門形状の上部フレーム6が被せられている。上部フレーム6は車輪軸10と平行な第1軸61にて一対の車輪支持フレーム2に対し回動可能に連結されている。第1軸61の両端部は、図2に示すように、車輪支持フレーム2を貫通して上部フレーム2の板状の縦部分の内側まで達しており、該板状縦部分の外側からボルトB1で該上部フレームに連結されている。なお、軸61の各端部はフレーム2と6との間に配置されたスペーサsを貫通している。また、上部フレーム6における60はキャスタ組み立て時等において車輪支持フレーム2の連結棒21を設ける部分に臨むことができる開口である。
上部フレーム6の上端部である平坦板状部分の内側下面は平坦面に形成されている。該平坦面のうち一部6aは後述する第1ストッパとして機能し、該一部6aに続く後方側の残部6bは後述する第2ストッパとして機能する。
一対の車輪支持フレーム2のそれぞれの上端面は互いに角度αをなす(例えば25°程度の角度をなす)二つの平坦面2a及び2bを含んでいる。一方の面2aは車輪支持フレーム2を第1軸61を中心に上部フレーム6に対し図1において左側へ(時計方向に)相対回動させることで、上部フレーム6の上端部下面の一部6a(第1ストッパ6a)に当接する第1当接部として機能する。第1当接部2aが第1ストッパ6aに当接することで、上部フレーム6に対する車輪支持フレーム2のそれ以上の時計回り方向の相対回動は阻止され、車輪支持フレーム2は上部フレーム6に対し第1の位置をとる。図1には車輪支持フレーム2が該第1位置をとっている様子が示されている。
一対の車輪支持フレーム2のそれぞれの上端面2a、2bのうち面2bは車輪支持フレーム2を第1軸61を中心に上部フレーム6に対し図1において右側へ(反時計方向に)相対回動させることで、上部フレーム6の上端部下面の残部6b(第2ストッパ6b)に当接する第2当接部として機能する。第2当接部2bが第2ストッパ6bに当接することで、上部フレーム6に対する車輪支持フレーム2のそれ以上の反時計回り方向の相対回動は阻止され、車輪支持フレーム2は上部フレーム6に対し第2の位置をとる。図7に車輪支持フレーム2が該第2位置をとっている様子を示す。
第1軸61の中心線C1と車輪軸10の中心線C2の双方に垂直でそれら中心線を結ぶ線6cと車輪軸中心線C2を通り上部フレーム6の前記第1、第2ストッパを形成している平坦面6a、6bを含む面に垂直な線1cとがなす角度α’は前記車輪支持フレーム2の二つの面2a、2bがなす角度αより僅かに大きく設定してある(例えば、αを25°とするとα’は25.82°というように設定してある)。
キャスタCAは車輪支持フレーム2と上部フレーム6とを第1軸61を中心とする互いに反対の回動方向へ付勢するバネ機構を備えている。
該バネ機構は巻きバネ63を含んでいる。巻きバネ63は一端部が前記車輪支持フレーム2の連結棒21の下面側で支持され、そこから延びて第1軸61を周回して他端部が上部フレーム6の上端部である平坦板状部分の内側下面のうち面6bで支持されている。すなわち、この巻きバネ63、その端部を支持する連結棒21及び上部フレーム6の部分並びに第1軸61はバネ機構を構成している。
該バネ機構におけるバネ63の作用で、車輪支持フレーム2と上部フレーム6とは第1軸61を中心とする互いに反対の回動方向へ付勢され、該バネに抗して車輪支持フレーム2と上部フレーム6とを相対的に回す力が作用しないときには、車輪支持フレーム2の第1当接部2aが上部フレーム6の第1ストッパ6aに当接して車輪支持フレーム2が上部フレーム6に対し前記図1に示す第1位置をとる。
上部フレーム6は、さらに、第1軸61と車輪1の外周面との間に車輪軸10と平行に配置された第2軸62も備えている。軸62の両端部は、図2に示すように、車輪支持フレーム2に設けられた円弧形状に延びる長孔23を貫通して上部フレーム2の板状の縦部分の内側まで達しており、該板状縦部分の外側からボルトB2で該上部フレームに連結されている。第2軸62は、車輪支持フレーム2と上部フレーム6が軸61を中心に相対回動するとき、車輪支持フレーム2に設けられた該長孔23に沿って該フレーム2に対し動くことができる。
第2軸62には一対の車輪支持フレーム2の間において、一方向クラッチ64を介して制動輪(摩擦制動輪)65が装着されている。制動輪65は第1軸61と車輪1の外周面との間に配置されている。
制動輪65は少なくとも外周層が圧縮可能の弾性材料(例えばゴム)で形成されている。
制動輪65は、一方向クラッチ65のために、図1において時計方向回り(CW)の回転は許されるが、反時計方向回りの回転は阻止される。
図1に示すように、バネ63の付勢力も手伝って車輪支持フレーム2が上部フレーム6に対して第1位置をとっているときは、車輪1から僅かに離隔している。
しかし、バネ63の付勢力に抗して車輪支持フレーム2が上部フレーム6に対して前記第1位置から図7に示す第2位置の方へ相対的に回動し始めるとすぐに(第2位置をとるよりも前から)制動輪65が車輪1に接触し、その状態では、車輪1の反時計方向回り(図においてCCW)の正転及びそれに伴う制動輪の回転は許されるが、車輪1の時計方向回り(図においてCW)の逆転及びそれに伴う制動輪65の回転は、一方向クラッチ64と制動輪65と車輪1との相互摩擦力とで阻止される。
キャスタCAでは、上部フレーム6からアーム部材3が横方向に突設され、該アーム部材に設けた軸受け部31に上下方向軸4が回転可能に装着され、該軸4の上端部に板状の取付け部材5が設けられている。取付け部材5には、図3に示すように、これをキャスタ取付け対象物品へボルト留めするためのボルト通し孔51が形成されている。
車輪支持フレーム2が上部フレーム6に対し図1に示す第1位置にあるとき、車輪1の回転中心線C2を含んで上下方向軸4の回転中心線4cに平行な面と該回転中心線4cとは距離X隔たっている。
キャスタCAは既述のとおり様々のキャスタ取付け対象物品に取り付けて用いることができるが、例えば図4に示すように、手押し車10の部品である矩形状の荷台101の下面4隅のそれぞれに取付け部材5をボルトで固定することで4個取り付けて手押し車10を形成できる。荷台101の後端部には手押し用アーム102が立設されている。
この手押し車10によると、荷台101に荷物Wを積み、手押し用アーム102を例えば4Pの力で手押し車10を進めようとする例えば矢印Aの水平方向に押して、各キャスタCAの車輪1を走行路F上に正転(CCW方向回転)で転動させながら該矢印A方向に前進させることができ、また、必要に応じ反対方向へ後退させることもできる。
手押し車10を押し進めるとき、或いは後退させるとき、各キャスタCAにおいて車輪1及びその支持フレーム2が取付け部材5に対し軸4にて回動可能であることと、軸4の回転中心線4cと車輪の回転中心線C2の隔たり距離Xにより、車輪1の回転中心線C2が手押し車10を移動させる方向において軸4の回転中心線4cの後方に位置せしめられ、それにより手押し車10を方向性良好に容易に移動させることができる。
キャスタCAによると、図4に示すように、車輪1を進行させようとする目的方向Aにおいて車輪軸10の回転中心線C2の後方に第1軸61の中心線C1が位置する状態で車輪1を平坦走行路Fに沿って正転させつつ前進させることができ、その状態では前記バネ機構のバネ63による付勢力も手伝って車輪支持フレーム2が前記第1位置(図1、図4に示す位置)をとる。この状態では車輪1は目的方向に進めるための正転も、逆転もできる。
そして車輪1の正転前進において平坦走行路Fに対する凸段差部fがあると図5に示すように車輪1はこれに行き当たる。このときキャスタCAが従来タイプのキャスタであると仮定すると、図10に示す従来例と同様に、車輪1は凸段差部fと車輪1との接触位置C3から車軸10方向の反力R1を受ける。そしてこの反力R1の上向き分力(ここでは垂直分力)U1に相当する大きさの力が車輪1を凸段差部fに乗り上げさせようとする力として作用するが、車輪1の大きさからすると反力R1方向と上向き分力U1方向とがなす角度θ1が大きいので、この力U1は該大きい角度θ1に応じた小さい力にすぎず、車輪1は段差部fに乗り上がり難い。
しかしながら、キャスタCAによると、凸段差部fに車輪1が接触している状態で荷台101を、従って上部フレーム6を目的方向Aにさらに進めることで車輪支持フレーム2を上部フレーム6に対し第1軸61を中心に前記第1位置から第2位置をとる方向へ相対的に後方回動させて制動輪65を車輪1の外周面に接触させることができ、これにより車輪1の逆転及びそれに伴う制動輪65の回転が阻止され、恰も車輪1と車輪支持フレーム2とが一体化したごとき状態を生じさせることができる。
そしてこの状態でさらに上部フレーム6を目的方向Aに前進させることで、図6に示すように車輪支持フレーム1を上部フレーム6に対し第1軸61を中心に相対的に後方回動させつつ、凸段差部fと車輪1との接触位置C3を中心に第1軸61を前方へ図6においてβ方向に回動させて車輪1を凸段差部fに乗り上げ開始させることができる。
このとき、車輪1と凸段差部fとが接触している位置C3から第1軸61の中心C1へ向かう反力R2が生じ、その反力R2の上向き分力U2に相当する力が車輪1を凸段差部fに乗り上げ開始させるのであるが、反力R2と上向き分力U2とがなす角度はθ2(<θ1)となり、該上向き分力U2は、キャスタCAに、これを平坦走行路F上を前進させるときに加える力と同程度の力Pが加えられているときでも、車輪支持フレーム2が従来のように上部フレーム6に対して相対回動できないとした場合と比べると大きいものとなり(U2>U1)、これにより車輪1はそれだけ容易に凸段差部fに乗り上がり開始できる。
観点を変えれば、恰も第1軸61の中心C1から凸段差部fと車輪1との接触位置C3に至る長さLを半径とする大きい車輪を凸段差部fに乗り上げさせるかの如くでもあり、それだけ容易に車輪1を凸段差部fに乗り上げさせることができる。
なお、第1軸61の中心は、図5に示すように、車輪1を乗り上げさせようとする凸段差部fと車輪1との接触位置C3と車軸中心C1とを結ぶ線1cより前方側に位置していることが望ましい。
このようにして図7に示すように車輪支持フレーム2の後方回動により車輪支持フレーム2が上部フレーム6に対する前記第2位置をとると、車輪1が制動輪65による逆転阻止状態で正転可能となり、車輪を前進させる力Pは再び車軸10に作用するようになる。このとき、前記角度α<α’の関係から、第1軸61の中心C1が車輪1の回転中心線C2の真上より僅かに後方に位置することになる。
また、このとき凸段差部fと車輪1との接触位置C3から車軸10へ向かう反力R3の上向き分力はU3となり、両反力方向がなす角度はθ3(<θ1)となり、分力U3に相当する大きい力で車輪1が凸段差部fに容易にさらに乗り上がるようになる。
車輪1が凸段差部fに乗り上がると、車輪1の回転中心線C2の真上より後方に第1軸61の中心C1が位置しているので、車輪支持フレーム2が再び上部フレーム6に対する前記第1位置に復帰することができる。
前記凸段差部fが低いものであるときは、車輪支持フレーム2が上部フレーム6に対し図1に示す第1位置をとったまま、或いは車輪支持フレーム2が僅かに後方へ回動して未だ前記第2位置をとらない状態で車輪1が凸段差部fに乗り上がれることもあり得るが、それはそれでかまわない。
図5から分かるように、キャスタCAを例えば荷台101に取り付けて走行路F上に配置した状態では、たとえバネ63がなくても、上方からの荷重により車輪支持フレーム2は上部フレーム6に対し、フレーム2の第1当接部2aがフレーム6の第1ストッパ6aに当接した第1位置をとることができるから、バネ63はなくても構わない。しかし、バネ63を設けておくことで、例えば荷台101を持ち上げてキャスタCAを路面Fから浮かせたときでも、車輪支持フレーム2及び車輪1の上部フレーム2に対する自由な揺動によるガタつきを抑制して扱い易くすることができる。
本発明は、人力等で移動させる物品等に取り付けて用いるキャスタであって、凸段差部に車輪を容易に乗り上げさせることができるキャスタ及び該キャスタを取り付けた物品を提供することに利用できる。
本発明に係るキャスタの1例の側面図である。 図1に示すキャスタを図1において右側(後方)から見た図である。 図1のキャスタの平面図である。 図1のキャスタを設けた物品例である手押し車の側面図である。 キャスタ車輪が凸段差部に行き当たったときの様子を示す図である。 キャスタ車輪が凸段差部に乗り上がり始めた様子を示す図である。 キャスタ車輪が凸段差部にさらに乗り上がる様子を示す図である。 従来キャスタ例の側面図である。 図8のキャスタを設けた物品例である手押し車の側面図である。 図8のキャスタが凸段差部に行き当たったときの様子を示す図である。
符号の説明
CA キャスタ
1 車輪
10 車輪軸
11 ハブ部
12 リム部
13 スポーク相当の板状部分
14 外輪
2 車輪支持フレーム
2a 第1当接部
2b 第2当接部
21、22 連結棒
6 上部フレーム
6a 第1ストッパ
6b 第2ストッパ
60 開口
61 第1軸
62 第2軸
63 巻きバネ
B1、B2 ボルト
s スペーサ
C1 第1軸61の中心線
C2 車輪軸10の中心線
C3 車輪と凸段差部との接触位置
64 一方向クラッチ
65 制動輪
3 アーム部材
31 軸受け部
4 上下方向軸
5 取付け部材
51 ボルト通し孔
10 手押し車
101 荷台
102 手押し用アーム
W 荷物
F キャスタ走行路
f 凸段差部

Claims (3)

  1. 車輪と、
    該車輪を車輪軸にて回転可能に支持するとともに上方へ延び上がった車輪支持フレームと、
    該車輪支持フレームの上端部に前記車輪軸と平行な第1軸にて該車輪支持フレームに対し相対的に回動可能に連結された上部フレームと、
    前記第1軸と前記車輪の外周面との間に前記車輪軸と平行に配置され、前記上部フレームに支持された第2軸と、
    該第2軸に一方向クラッチを介して支持され、前記第1軸と前記車輪の外周面との間に配置された制動輪とを備えており、
    前記上部フレームは前記車輪支持フレームの該上部フレームに対する相対的回動を停止させるための第1ストッパ及び第2ストッパを備えており、
    前記車輪支持フレームは前記上部フレームの第1ストッパに当接して該車輪支持フレームを該上部フレームに対する第1位置におくための第1当接部と、該上部フレームの第2ストッパに当接して該車輪支持フレームを該上部フレームに対する第2位置におくための第2当接部とを備えており、
    前記制動輪は、前記車輪支持フレームが前記上部フレームに対し前記第1位置をとるときは前記車輪外周面から離隔しており、該車輪支持フレームが該上部フレームに対し該第1位置より前記第2位置をとる方向へ相対回動すると該第2位置をとるときも含め前記車輪外周面に接触して前記一方向クラッチにより該車輪の正転及びそれに伴う自身の回転は許すが該車輪の逆転及びそれに伴う自身の回転を阻止できるものであり、
    前記車輪支持フレームが前記上部フレームに対し前記第1位置をとる状態で前記車輪を前進させようとする目的方向に該目的方向において前記車輪軸の回転中心線より後方に前記第1軸の中心線が位置する状態で平坦走行路に沿って正転させつつ前進させることができ、該車輪の正転前進において該車輪が前記平坦走行路に対する凸段差部に行き当たると、該凸段差部に該車輪が接触している状態で前記上部フレームを前記目的方向にさらに進めることで前記車輪支持フレームを該上部フレームに対し前記第1位置から第2位置をとる方向へ相対的に後方回動させて前記制動輪を前記車輪外周面に接触させることができ、該制動輪が該車輪外周面に接触している状態でさらに前記上部フレームを目的方向に進めることで該車輪支持フレームを該上部フレームに対し相対的に後方回動させつつ該車輪を該凸段差部に乗り上げ開始させることができ、該車輪支持フレームの後方回動により該車輪支持フレームが該上部フレームに対する第2位置をとると、該車輪が前記制動輪による逆転阻止状態で正転可能となり、該車輪が前記凸段差部に乗り上がると該車輪支持フレームが前記上部フレームに対する前記第1位置をとることができることを特徴とするキャスタ。
  2. 前記車輪支持フレームと前記上部フレームとを前記第1軸を中心とする互いに反対の回動方向へ付勢するバネ機構を備えており、該バネ機構は、該車輪支持フレーム及び該上部フレームを該車輪支持フレームの前記第1当接部が該上部フレームの前記第1ストッパに当接する方向に付勢している請求項1記載のキャスタ。
  3. 請求項1又は2記載のキャスタを備えたことを特徴とするキャスタ付き物品。
JP2006283272A 2006-10-18 2006-10-18 キャスタ及びキャスタ付き物品 Expired - Fee Related JP4781225B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006283272A JP4781225B2 (ja) 2006-10-18 2006-10-18 キャスタ及びキャスタ付き物品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006283272A JP4781225B2 (ja) 2006-10-18 2006-10-18 キャスタ及びキャスタ付き物品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008100560A true JP2008100560A (ja) 2008-05-01
JP4781225B2 JP4781225B2 (ja) 2011-09-28

Family

ID=39435232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006283272A Expired - Fee Related JP4781225B2 (ja) 2006-10-18 2006-10-18 キャスタ及びキャスタ付き物品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4781225B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010070146A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Keyarrow Taiwan Co Ltd 移動物体の輪軸
JP2010132266A (ja) * 2008-11-04 2010-06-17 Mitsubishi Electric Corp キャスター
JP2016101308A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 アイシン通商株式会社 カバン用緩衝機能付きキャスター
JP2020026204A (ja) * 2018-08-10 2020-02-20 ハンマーキャスター株式会社 キャスター

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010070146A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Keyarrow Taiwan Co Ltd 移動物体の輪軸
JP2010132266A (ja) * 2008-11-04 2010-06-17 Mitsubishi Electric Corp キャスター
JP2016101308A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 アイシン通商株式会社 カバン用緩衝機能付きキャスター
JP2020026204A (ja) * 2018-08-10 2020-02-20 ハンマーキャスター株式会社 キャスター
JP7141887B2 (ja) 2018-08-10 2022-09-26 ハンマーキャスター株式会社 キャスター

Also Published As

Publication number Publication date
JP4781225B2 (ja) 2011-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2010013386A1 (ja) 搬送車及び連結機構
WO2016136608A1 (ja) 自在キャスター
JPH11263278A (ja) 足踏み式自転車
JP4781225B2 (ja) キャスタ及びキャスタ付き物品
JP4950593B2 (ja) キャスタ
JP2011143914A (ja) 手押し式二輪車
JP2008207748A (ja) キャスタ及びキャスタ付き物品
WO2022191117A1 (ja) 車両
JP2008284979A (ja) キャスタ及びキャスタ付き物品
JP2005193740A (ja) 多用途の三輪車
JP7399056B2 (ja) 車両
JP2022140080A (ja) 車両
JP2007145044A (ja) キャスタ
JP2011178249A (ja) 手押台車
JP3134607U (ja) ホイール中心に車軸の存在しない車輪
JP5773318B2 (ja) 折り畳み式自転車
JP3118197U (ja) ドーリー台車
JP2007076400A (ja) 自転車付き運搬車
JP4558528B2 (ja) 運搬車
CN214565384U (zh) 一种带连杆传动的推车
JPH07277195A (ja) 無端軌道輪付簡易搬送車
KR200406949Y1 (ko) 계단 이동이 가능한 바퀴
JP3095993B2 (ja) 緩衝キャスター
JP2002114152A (ja) 搬送台車
JP2004026086A (ja) 折りたたみ自転車

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090306

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110628

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110705

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4781225

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees