JP2008097334A - サーボ制御装置とその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 負荷変動などの悪影響を抑制し、ロバストかつ目標指令に対して高速な追従性能を実現することができるサーボ制御装置とその制御方法を提供する。
【解決手段】 モデル位置制御部(72)と、第1モデル速度制御部(74)と、第2モデル速度制御部(76)と、モデルトルク指令により加速されモデル速度を生成するノミナルプラント(77)と、第2モデル速度の高域を遮断し第1モデル速度生成する第3ローパスフィルタ(78)と、第1モデル速度を積分してモデル位置を生成するモデル積分部(79)と、からなる規範モデル部(7)を備え、第1モデル速度指令と速度指令を加算して新たな速度指令を生成し、第1トルク指令とモデルトルク指令を加算して新たな第1トルク指令を生成し、モデル位置を第1位置指令とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、イナーシャが大きく変動する負荷機械をフィードバック駆動制御するサーボ制御装置とその制御方法に関する。
近年、産業機械を駆動制御するサーボ制御システムは、使い易さと駆動の速さとの両方の要求が年々高まっている。通常のサーボ装置は、良い制御性能を達成するためにモータの回転子を含む機械可動部の総イナーシャを正確に設定する必要があるため、使い易さと駆動の速さとの両立が実現できないことがある。
第1の従来技術は、PI制御に外乱オブザーバと位相進み補償オブザーバを組み合わせることである(例えば、非特許文献1参照)。イナーシャの設定が必要なく、負荷変動があっても目標指令に対する応答特性が殆ど変わらない。
第2の従来技術は、規範モデル部を構成し規範モデル部の状態量をフィードフォワード信号とすることである(例えば、非特許文献2参照)。規範モデル部のイナーシャと実際機械可動部のイナーシャとは一致する場合に、目標指令に対する高速な応答特性が得られる。
平成18年電気学会産業応用部門大会,p.II337−340 電学論D,114巻2号,平成6年,p.137−143
しかしながら、第1の従来技術では、フィードバックだけの構成でどうしても十分な高速応答特性が得られない。また、第2の従来技術では、負荷イナーシャが変動するか正確に同定できない場合に、規範モデルの制御対象が実際の制御対象と大きく違うので、オーバーシュートなどの制御特性が悪化する問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、PI制御に外乱オブザーバと位相進み補償オブザーバを組み合わせたフィードバック制御系に合うような規範モデル部を構成することにより、負荷変動などの悪影響を抑制し、ロバストかつ目標指令に対して高速な追従性能を実現することができるサーボ制御装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は次のように構成したのである。
請求項1記載の発明は、第1位置指令とモータ位置から速度指令を生成する位置制御部と、前記速度指令とフィードバック速度から第1トルク指令を生成する速度制御部と、第1トルク指令とモータ速度からトルク指令を生成する外乱オブザーバと、前記モータ速度と前記第1トルク指令から前記フィードバック速度を生成する位相進み補償オブザーバと、を備えたサーボ制御装置において、位置指令とモデル位置から第1モデル速度指令を生成するモデル位置制御部と、前記第1モデル速度指令と第1モデル速度から第2モデル速度指令を生成する第1モデル速度制御部と、前記第2モデル速度指令と第2モデル速度からモデルトルク指令を生成する第2モデル速度制御部と、前記モデルトルク指令により加速され前記第2モデル速度を生成するノミナルプラントと、前記第2モデル速度の高域を遮断し前記第1モデル速度生成する第3ローパスフィルタと、前記第1モデル速度を積分して前記モデル位置を生成するモデル積分部と、からなる規範モデル部と、を備え、前記第1モデル速度指令と前記速度指令を加算して新たな速度指令を生成し、前記第1トルク指令と前記モデルトルク指令を加算して新たな第1トルク指令を生成し、前記モデル位置を前記第1位置指令とすることを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のサーボ制御装置において、前記外乱オブザーバは、前記モータ速度からモータ加速トルクを生成するノミナルプラント逆システムと、前記トルク指令から前記モータ加速トルクを減算し第1推定外乱トルクを生成する第1減算器と、前記第1推定外乱トルクの高域を遮断し推定外乱トルクを生成する第1ローパスフィルタと、前記第1トルク指令と前記推定外乱トルクを加算して前記トルク指令を生成する第1加算器と、を備えることを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項1記載のサーボ制御装置において、前記外乱オブザーバは、前記モータ速度からモータ加速トルクを生成するノミナルプラント逆システムと、前記トルク指令から前記モータ加速トルクを減算し前記外乱トルク推定信号を生成する第1減算器と、前記第1トルク指令と推定外乱トルクを加算し第3トルク指令を生成する第3加算器と、前記第3トルク指令から前記トルク指令を生成する第1ローパスフィルタと、
を備えることを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項1記載のモータ制御装置において、前記位相進み補償オブザーバは、前記第1トルク指令から補正トルクを減算し第2トルク指令を生成する第2減算器と、前記第2トルク指令から前記フィードバック速度を生成するノミナルプラントと、前記フィードバック速度の高域を遮断し補正フィードバック速度を生成する第2ローパスフィルタと、前記モータ速度から前記補正フィードバック速度を減算し補正差分速度を生成する第3減算器と、前記補正差分速度から前記補正トルクを生成するオブザーバ補償器と、を備えることを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、請求項1記載のモータ制御装置において、前記第3ローパスフィルタの時定数は前記第2ローパスフィルタの時定数と同じであることを特徴とするものである。
請求項6記載の発明は、第1位置指令とモータ位置から速度指令を生成する位置制御部と、前記速度指令とフィードバック速度から第1トルク指令を生成する速度制御部と、トルク指令とモータ速度からトルク指令を生成する外乱オブザーバと、前記モータ速度と前記第1トルク指令からフィードバック速度を生成する位相進み補償オブザーバと、を備えたサーボ制御装置の制御方法において、位置指令とモデル位置から第1モデル速度指令を生成するステップと、前記第1モデル速度指令と第1モデル速度から第2モデル速度指令を生成するするステップと、前記第2モデル速度指令と第2モデル速度からモデルトルク指令を生成するステップと、前記モデルトルク指令をノミナルプラントに通して前記モデル速度を生成するステップと、前記第2モデル速度の高域を遮断し前記第1モデル速度を生成するステップと、前記第1モデル速度を積分して前記モデル位置を生成するステップと、前記第1モデル速度指令と前記速度指令を加算して新たな速度指令を生成するステップと、前記第1トルク指令と前記モデルトルク指令を加算して新たな第1トルク指令を生成するステップと、前記モデル位置を前記第1位置指令とするステップと、前記モータ速度と前記第1トルク指令を外乱オブザーバに通してトルク指令を生成するステップと、前記モータ速度と前記第1トルク指令を位相進み補償オブザーバに通してフィードバック速度を生成するステップと、を備えることを特徴とするものである。
請求項7記載の発明は、請求項6記載のサーボ制御装置の制御方法において、前記トルク指令を生成するステップは、前記モータ速度をノミナルプラント逆システムに通してモータ加速トルクを生成するステップと、前記トルク指令から前記モータ加速トルクを減算して第1推定外乱トルクを生成するステップと、前記第1推定外乱トルクの高域を遮断して推定外乱トルクを生成するステップと、前記第1トルク指令と前記推定外乱トルクを加算して前記トルク指令を生成するステップと、を備えることを特徴とするものである。
請求項8記載の発明は、請求項6記載のモータ制御装置の制御方法において、前記フィードバック速度を生成するステップは、前記第1トルク指令から補正トルクを減算して第2トルク指令を生成するステップと、前記第2トルク指令をノミナルプラントに通して前記フィードバック速度を生成するステップと、前記フィードバック速度の高域を遮断して補正フィードバック速度を生成するステップと、前記モータ速度から前記補正フィードバック速度を減算し補正差分速度を生成するステップと、前記補正差分速度をオブザーバ補償器に通して前記補正トルクを生成するステップと、を備えることを特徴とするものである。
本発明は、PI制御に外乱オブザーバと位相進み補償オブザーバを組み合わせたフィードバック制御系に合うような規範モデル部を構成することにより、負荷変動などの悪影響を抑制し、ロバストかつ目標指令に対して高速な追従性能を実現することができるサーボ制御装置とその制御方法を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施例の構成を示すサーボ制御装置のブロック図である。図において、4はモータの回転子および負荷機械を含む実際のプラントで、トルク指令からモータの回転速度までの伝達関数が示されている。また、5は外乱オブザーバであり、ノミナルプラント逆システム53と第1ローパスフィルタ52とを含んでいる。また、6は位相進み補償オブザーバであり、ノミナルプラント61と第2ローパスフィルタ62とオブザーバ補償器63とを含んでいる。また、7は規範モデル部であり、第1ゲインKのモデル位置制御部72と、第2ゲインKの第1モデル速度制御部74と、第3ゲインKの第2モデル速度制御部76と、ノミナルプラント77および第3ローパスフィルタ78で構成された規範モデルの制御対象70とモデル積分部79とを含んでいる。また、1は位置制御部、2は速度制御部、9は積分部である。
また、θは位置指令、θは規範モデル位置、θはモータ位置、ωm1 は第1モデル速度指令、ωm2 は第2モデル速度指令、ωm1は第1モデル速度、ωm2は第2モデル速度、T はモデルトルク指令、ωは速度指令、ωはモータの回転速度、Tはトルク指令、T は第1トルク指令、Tは外乱トルク推定信号、Jは実際のプラントのイナーシャ、Jはノミナルプラントのイナーシャ、sはラプラス演算子である。
また、実際のプラントのイナーシャJの最小値をJminとし、最大値をJmaxとする。
以下、本発明の制御装置の動作原理および構成方法について説明する。
次に、動作原理について説明する。簡単のため、第1ローパスフィルタ52を式(1)で表される1次ローパスフィルタとする。

ここで、Tは第1ローパスフィルタの時定数である。第1トルク指令T からモータの回転速度ωまでの等価制御対象の伝達関数G(s)を求めると、式(2)になる。

また、等価ローパスフィルタ31を式(3)で表されるものとする。

よって、図1の制御システムを図3のように書き直すことができる。図3において、3は第1等価制御対象であり、等価ローパスフィルタ31とノミナルプラント32を含んでいる。最悪の状況である実際のプラントのイナーシャJが最大値Jmaxとなった場合に、等価ローパスフィルタL(s)は式(4)となる。

このとき、L(s)の位相遅れが一番大きいので、第2ローパスフィルタL(s)を式(5)とする。

よって、図3の制御システムを図4のように書き直すことができる。図4において、8は第2等価制御対象であり、第2ローパスフィルタ82とノミナルプラント81を含んでいる。
最後に、規範モデルの制御対象を第2等価制御対象と一致させるため、第3ローパスフィルタL(s)を式(6)とする。

そうすると、モータ位置θが規範モデル位置θと一致するようになる。したがって、規範モデル部の制御ゲインを十分大きく上げることにより、モータ位置θを高速度に目標位置に追従させることができる。
図2は、本発明の第2実施例の構成を示すサーボ制御装置のブロック図である。
本実施例が第1実施例と異なる部分は、減算器51の出力に接した第1ローパスフィルタ52を加算器54の出力に移し替えたことである。
次に、動作原理について説明する。
第1トルク指令の基本信号T からモータの回転速度ωまでの等価制御対象の伝達関数G(s)を求めると、式(7)になる。

また、等価ローパスフィルタ31を式(8)で表されるものとする。

よって、図2の制御システムを図3のように書き直すことができる。最悪の状況である実際のプラントのイナーシャJが最大値Jmaxとなった場合に、等価ローパスフィルタL(s)は式(9)となる。

このとき、L(s)の位相遅れが一番大きいので、第2ローパスフィルタL(s)を式(10)とする。

よって、図3の制御システムを図4のように書き直すことができる。
最後に、規範モデルの制御対象を第2等価制御対象と一致させるため、第3ローパスフィルタL(s)を式(11)とする。

そうすると、モータ位置θが規範モデル位置θと一致するようになる。したがって、規範モデル部の制御ゲインを十分大きく上げることにより、モータ位置θを高速度に目標位置に追従させることができる。
図5はサーボ制御装置の制御方法を示すフローチャートである。図において、まずステップST1で位置指令とモデル位置から第1モデル速度指令を生成し、ステップST2で第1モデル速度指令と第1モデル速度から第2モデル速度指令を生成し、ステップST3で第2モデル速度指令と第2モデル速度からモデルトルク指令を生成し、つぎにステップST4でモデルトルク指令をノミナルプラントに通してモデル速度を生成する。つぎに、ステップST5で第2モデル速度の高域を遮断し第1モデル速度を生成し、ステップST6で第1モデル速度を積分してモデル位置を生成し、ステップST7で第1モデル速度指令と速度指令を加算して新たな速度指令を生成し、ステップST8で第1トルク指令とモデルトルク指令を加算して新たな第1トルク指令を生成し、ステップST9でモデル位置を第1位置指令とし、ステップST10でモータ速度と第1トルク指令を外乱オブザーバに通してトルク指令を生成し、ステップST11でモータ速度と第1トルク指令を位相進み補償オブザーバに通してフィードバック速度を生成する。
図6はトルク指令を生成するステップのフローチャートで、ステップSA1でモータ速度をノミナルプラント逆システムに通してモータ加速トルクを生成し、ステップSA2でトルク指令からモータ加速トルクを減算して第1推定外乱トルクを生成し、ステップSA3で第1推定外乱トルクの高域を遮断して推定外乱トルクを生成し、ステップSA4で第1トルク指令と推定外乱トルクを加算してトルク指令を生成する。
図7はフィードバック速度を生成するステップのフローチャートで、ステップSB1で第1トルク指令から補正トルクを減算して第2トルク指令を生成し、ステップSB2で第2トルク指令をノミナルプラントに通してフィードバック速度を生成し、ステップSB3でフィードバック速度の高域を遮断して補正フィードバック速度を生成し、ステップSB4でモータ速度から補正フィードバック速度を減算して補正差分速度を生成し、ステップSB5で補正差分速度をオブザーバ補償器に通して補正トルクを生成する。
PI制御に外乱オブザーバと位相進み補償オブザーバを組み合わせたフィードバック制御系に合うような規範モデル部を構成することによって、ロバストかつ高性能な制御を実現することができるので、サーボのみならず、いわゆるノミナルプラントが非最小位相システムで表されパラメータが大きく変動するシステムに対して、ロバストかつ高速度に指令に追従するという用途にも適用できる。
本発明の第1実施例の構成を示すサーボ制御装置のブロック図 本発明の第2実施例の構成を示すサーボ制御装置のブロック図 図1または図2の等価ブロック図 図3の近似等価ブロック図 サーボ制御装置の制御方法を示すフローチャート トルク指令を生成するステップのフローチャート フィードバック速度を生成するステップのフローチャート
符号の説明
51、64、65 第1、第2、第3減算器
10、11、71、73、75 減算器
54、13、12 加算器
1 位置制御部
2 速度制御部
3 第1等価制御対象
31 等価ローパスフィルタ
4 実際のプラント
5 外乱オブザーバ
52 第1ローパスフィルタ
53 ノミナルプラント逆システム
6 位相進み補償オブザーバ
32、61、77、81 ノミナルプラント
62、82 第2ローパスフィルタ
63 オブザーバ補償器
7 規範モデル部
70 規範モデルの制御対象
72 モデル位置制御部
74 第1モデル速度制御部
76 第2モデル速度制御部
78 第3ローパスフィルタ
8 第2等価制御対象
9 積分部
79 モデル積分部

Claims (8)

  1. 第1位置指令とモータ位置から速度指令を生成する位置制御部と、前記速度指令とフィードバック速度から第1トルク指令を生成する速度制御部と、第1トルク指令とモータ速度からトルク指令を生成する外乱オブザーバと、前記モータ速度と前記第1トルク指令から前記フィードバック速度を生成する位相進み補償オブザーバと、を備えたサーボ制御装置において、
    位置指令とモデル位置から第1モデル速度指令を生成するモデル位置制御部と、前記第1モデル速度指令と第1モデル速度から第2モデル速度指令を生成する第1モデル速度制御部と、前記第2モデル速度指令と第2モデル速度からモデルトルク指令を生成する第2モデル速度制御部と、前記モデルトルク指令により加速され前記第2モデル速度を生成するノミナルプラントと、前記第2モデル速度の高域を遮断し前記第1モデル速度生成する第3ローパスフィルタと、前記第1モデル速度を積分して前記モデル位置を生成するモデル積分部と、からなる規範モデル部と、
    を備え、
    前記第1モデル速度指令と前記速度指令を加算して新たな速度指令を生成し、前記第1トルク指令と前記モデルトルク指令を加算して新たな第1トルク指令を生成し、前記モデル位置を前記第1位置指令とすることを特徴とするサーボ制御装置。
  2. 前記外乱オブザーバは、前記モータ速度からモータ加速トルクを生成するノミナルプラント逆システムと、前記トルク指令から前記モータ加速トルクを減算し第1推定外乱トルクを生成する第1減算器と、前記第1推定外乱トルクの高域を遮断し推定外乱トルクを生成する第1ローパスフィルタと、前記第1トルク指令と前記推定外乱トルクを加算して前記トルク指令を生成する第1加算器と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載のサーボ制御装置。
  3. 前記外乱オブザーバは、前記モータ速度からモータ加速トルクを生成するノミナルプラント逆システムと、前記トルク指令から前記モータ加速トルクを減算し前記外乱トルク推定信号を生成する第1減算器と、前記第1トルク指令と推定外乱トルクを加算し第3トルク指令を生成する第3加算器と、前記第3トルク指令から前記トルク指令を生成する第1ローパスフィルタと、
    を備えることを特徴とする請求項1記載のサーボ制御装置。
  4. 前記位相進み補償オブザーバは、前記第1トルク指令から補正トルクを減算し第2トルク指令を生成する第2減算器と、前記第2トルク指令から前記フィードバック速度を生成するノミナルプラントと、前記フィードバック速度の高域を遮断し補正フィードバック速度を生成する第2ローパスフィルタと、前記モータ速度から前記補正フィードバック速度を減算し補正差分速度を生成する第3減算器と、前記補正差分速度から前記補正トルクを生成するオブザーバ補償器と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
  5. 前記第3ローパスフィルタの時定数は前記第2ローパスフィルタの時定数と同じであることを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
  6. 第1位置指令とモータ位置から速度指令を生成する位置制御部と、前記速度指令とフィードバック速度から第1トルク指令を生成する速度制御部と、トルク指令とモータ速度からトルク指令を生成する外乱オブザーバと、前記モータ速度と前記第1トルク指令からフィードバック速度を生成する位相進み補償オブザーバと、を備えたサーボ制御装置の制御方法において、
    位置指令とモデル位置から第1モデル速度指令を生成するステップと、
    前記第1モデル速度指令と第1モデル速度から第2モデル速度指令を生成するするステップと、
    前記第2モデル速度指令と第2モデル速度からモデルトルク指令を生成するステップと、
    前記モデルトルク指令をノミナルプラントに通して前記モデル速度を生成するステップと、
    前記第2モデル速度の高域を遮断し前記第1モデル速度を生成するステップと、
    前記第1モデル速度を積分して前記モデル位置を生成するステップと、
    前記第1モデル速度指令と前記速度指令を加算して新たな速度指令を生成するステップと、
    前記第1トルク指令と前記モデルトルク指令を加算して新たな第1トルク指令を生成するステップと、
    前記モデル位置を前記第1位置指令とするステップと、
    前記モータ速度と前記第1トルク指令を外乱オブザーバに通してトルク指令を生成するステップと、
    前記モータ速度と前記第1トルク指令を位相進み補償オブザーバに通してフィードバック速度を生成するステップと、
    を備えることを特徴とするサーボ制御装置の制御方法。
  7. 前記トルク指令を生成するステップは、
    前記モータ速度をノミナルプラント逆システムに通してモータ加速トルクを生成するステップと、
    前記トルク指令から前記モータ加速トルクを減算して第1推定外乱トルクを生成するステップと、
    前記第1推定外乱トルクの高域を遮断して推定外乱トルクを生成するステップと、
    前記第1トルク指令と前記推定外乱トルクを加算して前記トルク指令を生成するステップと、
    を備えることを特徴とする請求項6記載のサーボ制御装置の制御方法。
  8. 前記フィードバック速度を生成するステップは、
    前記第1トルク指令から補正トルクを減算して第2トルク指令を生成するステップと、
    前記第2トルク指令をノミナルプラントに通して前記フィードバック速度を生成するステップと、
    前記フィードバック速度の高域を遮断して補正フィードバック速度を生成するステップと、
    前記モータ速度から前記補正フィードバック速度を減算し補正差分速度を生成するステップと、
    前記補正差分速度をオブザーバ補償器に通して前記補正トルクを生成するステップと、
    を備えることを特徴とする請求項6記載のモータ制御装置の制御方法。
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