JP2008096878A - 画像表示装置及び画像表示方法、並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の記憶媒体に記憶されている複数の画像データの中から、所望の画像データに応じた画像を投写する際の利便性を向上することが可能な画像表示装置及び画像表示方法、並びにプログラムを提供する。
【解決手段】カードスロット31やUSB端子32にデバイスが接続されると、制御部20は、接続されたデバイスに応じて異なる動作を行う。例えば、複数のメモリカードM1〜M4が装着されたマルチカードリーダMRがUSB端子32に接続された場合には、制御部20は、投写画面上にドライブセレクタ(選択画像)を表示する。ドライブセレクタには、各ドライブ(メモリカードM1〜M4)に対応する複数のアイコンが含まれており、ユーザが、これらのアイコンの中から所望のアイコンを選択すると、制御部20は、対応するメモリカードに記憶されている画像データの一覧を表示して、全面表示すべき画像データを一覧の中から選択させる。
【選択図】図1
【解決手段】カードスロット31やUSB端子32にデバイスが接続されると、制御部20は、接続されたデバイスに応じて異なる動作を行う。例えば、複数のメモリカードM1〜M4が装着されたマルチカードリーダMRがUSB端子32に接続された場合には、制御部20は、投写画面上にドライブセレクタ(選択画像)を表示する。ドライブセレクタには、各ドライブ(メモリカードM1〜M4)に対応する複数のアイコンが含まれており、ユーザが、これらのアイコンの中から所望のアイコンを選択すると、制御部20は、対応するメモリカードに記憶されている画像データの一覧を表示して、全面表示すべき画像データを一覧の中から選択させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像表示装置及び画像表示方法、並びにプログラムに関する。
メモリカードやUSB(Universal Serial Bus)メモリ等、外部の記憶媒体に記憶された画像データを読み出して、この画像データに応じた画像を投写可能なプロジェクタ(画像表示装置)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなプロジェクタは、記憶媒体が装着(接続)されると、当該記憶媒体に記憶されている画像データの一覧を投写画像によって表示して、投写すべき画像データをユーザに選択させるようになっている。
このようなプロジェクタは、記憶媒体が装着(接続)されると、当該記憶媒体に記憶されている画像データの一覧を投写画像によって表示して、投写すべき画像データをユーザに選択させるようになっている。
しかしながら、従来のこの種のプロジェクタは、記憶媒体を接続するための接続端子(USB端子や各種カードスロット等)を複数備えている場合であっても、最初に接続された記憶媒体内の画像データの一覧を表示するようになっていた。このため、複数の記憶媒体に記憶されている複数の画像データの中から、所望の画像データに応じた画像を投写する場合には、その都度、所望の画像データが記憶された記憶媒体を接続させる作業を行ったり、画像データを予め1つの記憶媒体にコピーしておいたりする必要があり、利便性が損なわれていた。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の記憶媒体に記憶されている複数の画像データの中から所望の画像データに応じた画像を表示する際の利便性を向上することが可能な画像表示装置及び画像表示方法、並びにプログラムを提供することにある。
本発明の画像表示装置は、画像データが記憶された記憶媒体を接続可能な複数の接続端子と、前記画像データに基づいた画像を表示する表示部と、前記複数の接続端子に対する前記記憶媒体の接続状況を視認させるとともに、前記接続端子に接続された前記記憶媒体の中からいずれかを選択させるための選択画像を、前記表示部により表示させる選択部と、前記選択画像により選択された前記記憶媒体に記憶されている画像データを読み出して、当該画像データに基づいた画像を前記表示部により表示させる制御部とを備えたことを特徴とする。
この画像表示装置によれば、選択部が選択画像を表示させることにより、ユーザは、記憶媒体の接続状況を視認できるとともに、接続されている記憶媒体の中から、投写すべき画像データが記憶されている記憶媒体を選択することが可能となる。この結果、複数の記憶媒体が接続されている場合であっても、所望の記憶媒体に記憶されている画像データに基づいた画像を容易に表示することが可能となるため、利便性が向上する。
この画像表示装置において、前記選択画像には、前記複数の接続端子にそれぞれ対応する複数のアイコンが含まれており、前記選択部は、前記接続端子に前記記憶媒体が接続されている場合と接続されていない場合とで前記アイコンの表示態様を変化させることが望ましい。
この画像表示装置によれば、選択画像には、複数の接続端子にそれぞれ対応する複数のアイコンが含まれており、選択部が、接続端子に記憶媒体が接続されている場合と接続されていない場合とでアイコンの表示態様を変化させているため、記憶媒体の接続状況を容易に視認することが可能となる。
この画像表示装置において、前記選択部は、前記アイコンによって前記記憶媒体を選択させることが望ましい。
この画像表示装置によれば、アイコンによって、接続状況の視認及び記憶媒体の選択の両方が可能となるため、選択画像に含むべき要素数を低減することが可能となる。この結果、選択画像を簡素にすることが可能となり、選択画像の視認性が向上する。
この画像表示装置において、前記複数の接続端子の少なくとも1つは、記憶媒体を接続可能な複数の接続端子を備えた記憶媒体読取装置を接続可能であり、前記選択画像には、前記記憶媒体読取装置が備える前記複数の接続端子にそれぞれ対応する複数のアイコンが含まれていることが望ましい。
この画像表示装置によれば、選択画像に、記憶媒体読取装置が備える複数の接続端子にそれぞれ対応する複数のアイコンが含まれているため、記憶媒体読取装置に対する記憶媒体の接続状況を容易に視認することが可能となる。
この画像表示装置において、前記制御部は、前記選択画像により選択された前記記憶媒体に記憶されている画像データの一覧を前記表示部により表示させ、当該一覧の中から表示すべき画像データを選択させることが望ましい。
この画像表示装置によれば、選択された記憶媒体に複数の画像データが記憶されている場合でも、表示すべき画像データを容易に指定(選択)することが可能となる。
本発明の画像表示方法は、記憶媒体を接続可能な複数の接続端子を備えた画像表示装置で、前記記憶媒体に記憶されている画像データに基づいた画像を表示する画像表示方法であって、前記複数の接続端子に対する前記記憶媒体の接続状況を視認させるとともに、前記接続端子に接続された前記記憶媒体の中からいずれかを選択させるための選択画像を表示する第1のステップと、前記選択画像により選択された前記記憶媒体に記憶されている画像データを読み出して、当該画像データに基づいた画像を表示する第2のステップとを備えたことを特徴とする。
この画像表示方法によれば、第1のステップにおいて選択画像を表示することにより、ユーザは、記憶媒体の接続状況を視認できるとともに、接続されている記憶媒体の中から、投写すべき画像データが記憶されている記憶媒体を選択することが可能となる。この結果、複数の記憶媒体が接続されている場合であっても、所望の記憶媒体に記憶されている画像データに基づいた画像を容易に表示することが可能となるため、利便性が向上する。
本発明のプログラムは、記憶媒体を接続可能な複数の接続端子を備えた画像表示装置で、前記記憶媒体に記憶されている画像データに基づいた画像を表示するプログラムであって、コンピュータに、前記複数の接続端子に対する前記記憶媒体の接続状況を視認させるとともに、前記接続端子に接続された前記記憶媒体の中からいずれかを選択させるための選択画像を表示させる第1のステップと、前記選択画像により選択された前記記憶媒体に記憶されている画像データを読み出して、当該画像データに基づいた画像を表示する第2のステップとを実行させることを特徴とする。
このプログラムによれば、第1のステップにおいて選択画像を表示させることにより、ユーザは、記憶媒体の接続状況を視認できるとともに、接続されている記憶媒体の中から、投写すべき画像データが記憶されている記憶媒体を選択することが可能となる。この結果、複数の記憶媒体が接続されている場合であっても、所望の記憶媒体に記憶されている画像データに基づいた画像を容易に表示することが可能となるため、利便性が向上する。
また、本発明は、前記プログラムをコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体の態様で構成することも可能である。記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコード等の符号が印刷された印刷物、プロジェクタの内部記憶装置(RAMやROM等のメモリ)、及び外部記憶装置等、前記コンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の画像表示装置は、記憶媒体に記憶されている画像データに基づいて、光源から射出される光を変調して投写することにより、画像データに基づく画像を表示するプロジェクタである。
本実施形態の画像表示装置は、記憶媒体に記憶されている画像データに基づいて、光源から射出される光を変調して投写することにより、画像データに基づく画像を表示するプロジェクタである。
図1は、本実施形態のプロジェクタの概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、プロジェクタ1は、表示部としての画像投写部10、制御部20、記憶部21、操作部22、操作信号受信部23、ネットワークインターフェイス(I/F)部24、メモリカードインターフェイス(I/F)部25、USBインターフェイス(I/F)部26、画像データ処理部27、ライトバルブ駆動部28、カードスロット31、USB端子32、リモコンRC等で構成されており、画像投写部10には、光源部11、3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12B、投写光学系としての投写レンズ13等が含まれている。
図1に示すように、プロジェクタ1は、表示部としての画像投写部10、制御部20、記憶部21、操作部22、操作信号受信部23、ネットワークインターフェイス(I/F)部24、メモリカードインターフェイス(I/F)部25、USBインターフェイス(I/F)部26、画像データ処理部27、ライトバルブ駆動部28、カードスロット31、USB端子32、リモコンRC等で構成されており、画像投写部10には、光源部11、3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12B、投写光学系としての投写レンズ13等が含まれている。
光源部11は、高圧水銀ランプや、メタルハライドランプ等の放電ランプ11aと、放電ランプ11aが放射した光を液晶ライトバルブ12R,12G,12B側に反射するリフレクタ11bとを含んで構成されている。光源部11から射出された光は、図示しないインテグレータ光学系によって輝度分布が略均一な光に変換され、図示しない色分離光学系によって光の3原色である赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色光成分に分離された後、それぞれ液晶ライトバルブ12R,12G,12Bに入射する。
液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成され、各透明基板の内面には、液晶に対して微小領域(画素)毎に駆動電圧を印加可能な透明電極(画素電極)がマトリクス状に形成されている。
ライトバルブ駆動部28が、入力される画像データに応じた駆動電圧を各画素に印加すると、各画素は、画像データに応じた光透過率に設定される。つまり、光源部11から射出された光は、この液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを透過することによって変調され、画像データに応じた画像光が色光毎に形成される。形成された各色の画像光は、図示しない色合成光学系によって画素毎に合成されてカラー画像を表す画像光となった後、投写レンズ13によってスクリーンSC等に拡大投写される。
ライトバルブ駆動部28が、入力される画像データに応じた駆動電圧を各画素に印加すると、各画素は、画像データに応じた光透過率に設定される。つまり、光源部11から射出された光は、この液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを透過することによって変調され、画像データに応じた画像光が色光毎に形成される。形成された各色の画像光は、図示しない色合成光学系によって画素毎に合成されてカラー画像を表す画像光となった後、投写レンズ13によってスクリーンSC等に拡大投写される。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)や、各種データ等の一時記憶に用いられるRAM(Random Access Memory)等を備え、コンピュータとして機能するものである。制御部20は、記憶部21に記憶されている制御プログラムに従って動作することにより、バス29を介して接続されている前記各部21〜27の動作を統括制御する。
記憶部21は、マスクROM(Read Only Memory)や、フラッシュメモリ、FeRAM(Ferroelectric RAM:強誘電体メモリ)等の不揮発性のメモリにより構成されている。記憶部21には、プロジェクタ1の動作を制御するための様々な制御プログラムや各種データ等が記憶されている。記憶部21が記憶する制御プログラムは、OS(Operating System)や、OS上で動作するアプリケーションプログラム等によって構成される。また、記憶部21が記憶するデータには、設定値等を表すデータに加えて、外部インターフェイスの接続状況等を表示するポータル画面、ユーザにメッセージを通知する際に表示するメッセージ画面、ユーザに環境設定等を行わせたりする際に表示するメニュー画面等を表す各種画像データが含まれている。
操作部22及びリモコンRCは、プロジェクタ1に対して各種指示を行うための複数の操作ボタンを備えている。操作部22及びリモコンRCが備える操作ボタンとしては、電源のオン・オフを行うための「電源ボタン」、ポータル画面やメニュー画面上等でカーソルを移動させて項目を選択するための「カーソルボタン」、ポータル画面やメニュー画面上等で選択された項目を決定するための「決定ボタン」等がある。ユーザが操作部22の各種操作ボタンを操作すると、操作部22は、ユーザの操作内容に応じた操作信号を制御部20に出力する。また、ユーザがリモコンRCの各種操作ボタンを操作すると、リモコンRCは、ユーザの操作内容に応じた赤外線の操作信号を発し、操作信号受信部23がこれを受信して制御部20に伝達する。
ネットワークインターフェイス部24は、ネットワーク通信を行う通信手段であり、本実施形態では、無線LAN(Local Area Network)を利用した無線通信を行うことが可能になっている。ネットワークインターフェイス部24は、制御部20の指示に基づいて、パーソナルコンピュータ等の画像供給装置100との間で無線LAN接続に関わるコマンドの送受信を行ったり、画像供給装置100から画像データを受信したりすることができる。なお、無線LANの接続形態としては、図示しないアクセスポイントを介して通信を行うインフラストラクチャモード、及びアクセスポイントを介在させずに通信を行うアドホックモードの双方を利用することができる。ネットワークインターフェイス部24が画像供給装置100から画像データを受信すると、この画像データは、制御部20の制御によって画像データ処理部27に出力される。
メモリカードインターフェイス部25及びUSBインターフェイス部26は、外部の記憶媒体(ストレージデバイス)との間でデータの入出力を行うものであり、記憶媒体に記憶されている画像データ等を読み出すことができる。メモリカードインターフェイス部25には、記憶媒体であるメモリカードM0を接続可能な1つのカードスロット31が内蔵ドライブとして備えられ、本実施形態のカードスロット31は、コンパクトフラッシュ(登録商標)を接続可能になっている。一方、USBインターフェイス部26には、USB接続型のデバイスを接続可能なUSB・TypeA端子32(以下、単にUSB端子32という)が1つ備えられている。USB端子32に接続可能なデバイスとしては、USBメモリMU等のようなUSB接続型の記憶媒体の他に、複数種類のメモリカードを装着可能な記憶媒体読取装置としてのマルチカードリーダMR等がある。なお、カードスロット31及びUSB端子32は、本発明の接続端子に相当する。
図2は、USB端子32に接続可能なマルチカードリーダMRの概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、マルチカードリーダMRは、制御部40と、USBインターフェイス(I/F)部41と、入出力インターフェイス(I/F)部42とを備えている。制御部40は、CPU、ROM、RAM等からなり、CPUがROMに記憶されている制御プログラムに従って動作することにより、バス44を介して接続されているUSBインターフェイス部41、及び入出力インターフェイス部42を制御する。
図2に示すように、マルチカードリーダMRは、制御部40と、USBインターフェイス(I/F)部41と、入出力インターフェイス(I/F)部42とを備えている。制御部40は、CPU、ROM、RAM等からなり、CPUがROMに記憶されている制御プログラムに従って動作することにより、バス44を介して接続されているUSBインターフェイス部41、及び入出力インターフェイス部42を制御する。
USBインターフェイス部41には、USB・TypeB端子43(以下、単にUSB端子43という)が接続されている。このUSB端子43は、図示しないUSBケーブルを介してパーソナルコンピュータ等のホスト機器に接続されるものであり、本実施形態では、プロジェクタ1のUSB端子32に接続される。USBインターフェイス部41は、USB規格に基づいて、ホスト機器(プロジェクタ1)とのデータ通信を制御する。
入出力インターフェイス部42には、コンパクトフラッシュ(登録商標)型のメモリカードM1を接続可能なカードスロット51、SDメモリカード型のメモリカードM2を接続可能なカードスロット52、メモリースティック(登録商標)型のメモリカードM3を接続可能なカードスロット53、スマートメディア(登録商標)又はxD−ピクチャーカード(登録商標)型のメモリカードM4を接続可能なカードスロット54の4つのカードスロットが接続されている。入出力インターフェイス部42は、各カードスロット51〜54に接続されたメモリカードM1〜M4に対するデータの入出力を制御する。
なお、各カードスロット51〜54には、図示しない接続検出手段が備えられており、メモリカードM1〜M4が接続(装着)された状態か否かをスロット毎に検出可能になっている。接続検出手段による検出結果は、制御部40に伝達される。
なお、各カードスロット51〜54には、図示しない接続検出手段が備えられており、メモリカードM1〜M4が接続(装着)された状態か否かをスロット毎に検出可能になっている。接続検出手段による検出結果は、制御部40に伝達される。
このマルチカードリーダMRがプロジェクタ1のUSB端子32に接続されると、プロジェクタ1は、これら4つのカードスロット51〜54を4つのドライブとして認識し、各メモリカードから画像データを読み出すことができる。
図1に戻って、画像データ処理部27には、制御部20の制御により、カードスロット31やUSB端子32に接続されているメモリカードM0やUSBメモリMU等の記憶媒体から読み出された画像データや、画像供給装置100から送信された画像データ、或いは、記憶部21に記憶されている画像データが入力される。画像データ処理部27は、入力された画像データに対して各種データ処理を施し、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bの各画素に印加する駆動電圧を規定するための画像データに変換する。画像データ処理部27は、変換した画像データをライトバルブ駆動部28に出力する。
ライトバルブ駆動部28は、画像データ処理部27から入力される画像データに基づいて、3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを駆動する。この結果、画像投写部10から画像データに応じた画像(画像光)が投写される。
次に、本実施形態のプロジェクタ1の動作について説明する。
プロジェクタ1に商用電源が供給されると、制御部20は、制御プログラムに従った動作を開始し、所定の初期化動作を行った後、操作部22の電源ボタンが操作(押下)されるのを待機する。電源ボタンが操作されると、制御部20は、画像投写部10による画像の投写を可能にするための処理を行った後に、画像データ処理部27に指示をして、画像投写部10からポータル画面を投写させる。
プロジェクタ1に商用電源が供給されると、制御部20は、制御プログラムに従った動作を開始し、所定の初期化動作を行った後、操作部22の電源ボタンが操作(押下)されるのを待機する。電源ボタンが操作されると、制御部20は、画像投写部10による画像の投写を可能にするための処理を行った後に、画像データ処理部27に指示をして、画像投写部10からポータル画面を投写させる。
図3は、ポータル画面を示す説明図である。
図3に示すように、ポータル画面Gpは、各インターフェイス部(ネットワークインターフェイス部24、メモリカードインターフェイス部25、USBインターフェイス部26)の接続状況、或いは接続に必要な情報等を表示する画面である。ポータル画面Gpには、ネットワークに関する情報を示すネットワーク表示領域Anと、ストレージ系インターフェイス、即ちメモリカードインターフェイス部25及びUSBインターフェイス部26の接続状況等を示すストレージ表示領域Asとが含まれている。なお、メモリカードインターフェイス部25、及びUSBインターフェイス部26の双方とも記憶媒体(デバイス)が未接続の場合には、図3に示すように、ストレージ表示領域Asには、何も表示されない。
図3に示すように、ポータル画面Gpは、各インターフェイス部(ネットワークインターフェイス部24、メモリカードインターフェイス部25、USBインターフェイス部26)の接続状況、或いは接続に必要な情報等を表示する画面である。ポータル画面Gpには、ネットワークに関する情報を示すネットワーク表示領域Anと、ストレージ系インターフェイス、即ちメモリカードインターフェイス部25及びUSBインターフェイス部26の接続状況等を示すストレージ表示領域Asとが含まれている。なお、メモリカードインターフェイス部25、及びUSBインターフェイス部26の双方とも記憶媒体(デバイス)が未接続の場合には、図3に示すように、ストレージ表示領域Asには、何も表示されない。
制御部20は、制御プログラムに従って動作している間、カードスロット31及びUSB端子32の接続状況を定期的に監視しており、メモリカードM0やUSBメモリMU、或いはマルチカードリーダMR等のデバイスが接続されると、当該デバイスからの応答信号によって接続を検知する。また、制御部20は、USB端子32に接続されたデバイスから応答信号が入力されると、当該デバイスに対してドライブ数や各ドライブの種類を問い合わせるコマンドを発行する。その後、これらのコマンドに対する応答信号が入力されると、各ドライブに対して、ドライブを識別するためのドライブ番号を割り当てる。
なお、本実施形態のプロジェクタ1は、ドライブ番号として0〜4の5つの番号を割り当て可能であり、このうちドライブ番号0は、プロジェクタ1の内蔵ドライブであるカードスロット31に予め割り当てられている。このため、USB端子32に接続されるデバイスに対しては、最大で4つのドライブ番号(1〜4)を割り当て可能であり、デバイスが5つ以上のドライブ(カードスロット等)を備える場合でも、5つ目以降のドライブにアクセス(データの入出力)することはできない。
また、USB端子32に対して、マルチカードリーダMRが接続された場合には、制御部20は、各カードスロット51〜54にドライブ番号を割り当てた後、各カードスロット51〜54の接続状況(メモリカードM1〜M4が接続された状態か否か)を定期的に監視し、マルチカードリーダMRの制御部40からの応答によって接続状況を認識することができる。
ポータル画面Gpが表示されている状態で、カードスロット31やUSB端子32にデバイスが接続されると、制御部20は、接続されたデバイスに応じて異なる動作を行うようになっている。例えば、カードスロット31にメモリカードM0が接続された場合や、複数のメモリカードが装着された状態のマルチカードリーダMRがUSB端子32に接続された場合には、制御部20は、ポータル画面Gpのストレージ表示領域Asにドライブセレクタを重畳して表示する。
図4(a)〜(c)、及び図5(a)〜(c)は、ドライブセレクタを示す説明図である。
図4(a)〜(c)、及び図5(a)〜(c)に示すように、ドライブセレクタDSは、接続されているドライブの接続状況を示すとともに、ユーザにいずれか1つのドライブを選択させるための画像であり、本発明の選択画像に相当する。なお、ドライブセレクタDSを表示させる際の制御部20が、本発明の選択部に相当する。
図4(a)〜(c)、及び図5(a)〜(c)に示すように、ドライブセレクタDSは、接続されているドライブの接続状況を示すとともに、ユーザにいずれか1つのドライブを選択させるための画像であり、本発明の選択画像に相当する。なお、ドライブセレクタDSを表示させる際の制御部20が、本発明の選択部に相当する。
ドライブセレクタDSは、「ドライブの選択」と記されたタイトル表示部DTと、5つのアイコン(ボタン状画像)I0〜I4が含まれるアイコン表示部DIとによって構成されている。アイコン表示部DIに含まれる5つのアイコンI0〜I4は、それぞれ5つのドライブ番号(0〜4)に対応するドライブを表しており、各アイコンにはドライブ番号が付加されている。また、アイコンに含まれるイラストは、ドライブによって異なっており、カードスロット31(ドライブ番号0)を表すアイコンI0には、メモリカードが描かれ、USB端子32に接続され得る4つのドライブ(ドライブ番号1〜4)を表すアイコンI1〜I4には、USBメモリが描かれている。つまり、アイコンに含まれるイラストとドライブ番号とによって、ユーザは、容易にドライブを識別することができる。
制御部20は、各ドライブの接続状況をユーザに認識させるために、ドライブの接続状況に応じて、各アイコンI0〜I4の表示態様を切り替える。具体的には、メモリカード等の記憶媒体が接続されてアクセスが可能なドライブのアイコンについては、イラストを明色で表示してイラストが目立つような表示態様(イネーブル状態)とし、記憶媒体が接続されておらずアクセスが不能なドライブのアイコンについては、イラストを暗色で表示してイラストが目立たないような表示態様(ディセーブル状態)とする。
ドライブセレクタDSを表す画像データは、アイコンを表す画像データとともに記憶部21に記憶されており、制御部20は、画像データ処理部27に指示をして、接続状況に応じたドライブセレクタDSを表示させる。
ドライブセレクタDSを表す画像データは、アイコンを表す画像データとともに記憶部21に記憶されており、制御部20は、画像データ処理部27に指示をして、接続状況に応じたドライブセレクタDSを表示させる。
例えば、ポータル画面Gp(図3参照)が表示されている状態で、カードスロット31にメモリカードM0が接続されると、制御部20はこれを検知して、図4(a)に示すようなドライブセレクタDSをストレージ表示領域Asに表示する。この状態では、カードスロット31を表すアイコンI0のみがイネーブル状態となる。
なお、カードスロット31にメモリカードM0が接続されるとともに、1つのメモリカードも装着されていないマルチカードリーダMRがUSB端子32に接続された場合にも、制御部20は、図4(a)に示したものと同一のドライブセレクタDS、即ちカードスロット31を表すアイコンI0のみがイネーブル状態のドライブセレクタDSを表示する。
なお、カードスロット31にメモリカードM0が接続されるとともに、1つのメモリカードも装着されていないマルチカードリーダMRがUSB端子32に接続された場合にも、制御部20は、図4(a)に示したものと同一のドライブセレクタDS、即ちカードスロット31を表すアイコンI0のみがイネーブル状態のドライブセレクタDSを表示する。
また、カードスロット31にメモリカードM0が接続されるとともに、複数のメモリカードが装着されたマルチカードリーダMRがUSB端子32に接続された場合には、制御部20は、図4(b)、(c)に示すように、カードスロット31を表すアイコンI0をイネーブル状態にするとともに、USB端子32に接続されたドライブを表す4つのアイコンI1〜I4のうち、メモリカードが装着されているアイコンのみをイネーブル状態とする。例えば、マルチカードリーダMRに2つのメモリカードが装着されている場合には、図4(b)に示すように、2つのアイコン(この例では、アイコンI2,I4)をイネーブル状態とし、マルチカードリーダMRに4つのメモリカードが装着されている場合には、図4(c)に示すように、4つのアイコンI1〜I4をイネーブル状態とする。
また、カードスロット31にメモリカードM0が接続されていない状態で、複数のメモリカードが装着された状態のマルチカードリーダMRがUSB端子32に接続された場合には、制御部20は、図5(a)、(b)に示すように、USB端子32に接続されたドライブを表す4つのアイコンI1〜I4のうち、メモリカードが装着されているアイコンのみをイネーブル状態とする。
なお、USB端子32に対して、USBメモリMUのように1つのドライブのみを備えるデバイスや、1つのメモリカードが装着された状態のマルチカードリーダMRが接続された場合の動作については後述する。また、カードスロット31にメモリカードM0が接続されていない状態で、1つのメモリカードも装着されていない状態のマルチカードリーダMRがUSB端子32に接続された場合には、制御部20は、図5(c)に示すように、すべてのアイコンI0〜I4をディセーブル状態としたドライブセレクタDSを表示することにより、アクセス可能なドライブが存在しない旨をユーザに通知する。
図4(a)〜(c)及び図5(a)、(b)に示すように、アイコン表示部DIには、イネーブル状態のアイコン、即ち記憶媒体が接続されたドライブを示すアイコンのいずれか1つを囲む枠状のカーソルCが表示されている。カーソルCは、記憶媒体が装着されたドライブのいずれか1つを指定するためのものであり、図4(b)、(c)及び図5(a)、(b)に示すように、記憶媒体が装着されたドライブが複数存在する場合には、ユーザは、操作部22のカーソルキーを操作することによってカーソルCの位置を移動させ、他のドライブを指定(選択)することができる。
ドライブセレクタDS上によりいずれか1つのドライブが選択された状態で、ユーザが操作部22の決定キーを操作すると、制御部20は、選択されたドライブの記憶媒体に記憶されている画像データ(ファイル)の一覧を表示する。具体的には、制御部20は、各画像データを読み出すとともに、画像データ処理部27に指示をして、各画像データが表す画像を縮小して表示するための縮小画像データを生成させる。さらに、制御部20は、縮小画像データによって表される縮小画像(サムネイル)が所定のレイアウトで配列された一覧表示画面を表示するために、画像データ処理部27に当該一覧表示画面を表す画像データを生成させ、画像投写部10から一覧表示画面を投写させる。
図6は、一覧表示画面を示す説明図であり、図7は、一覧表示画面で選択された画像が全面表示されている様子を示す説明図である。
図6に示すように、一覧表示画面Gsは、タイトル「データ一覧」を表示するタイトル表示部S1と、各種動作メニューを表示するメニュー表示部S2と、サムネイルSnが配列された一覧表示部S3と、操作方法を案内するためのガイド表示部S4とで構成されている。
一覧表示部S3に配列されたサムネイルSnは、枠状のカーソルCによって選択可能になっている。ユーザが操作部22のカーソルキーを操作して、いずれか1つのサムネイルSn(画像データ)を選択した後に決定キーを操作すると、制御部20は、画像データ処理部27に指示をして、図7に示すように、選択された画像データに基づく画像を投写画面Gaの略全面に表示(全面表示)させる。なお、選択された画像が全面表示されている状態で、ユーザが操作部22の決定キーを操作すると、制御部20は、一覧表示画面Gsを表示した状態に戻す。
図6に示すように、一覧表示画面Gsは、タイトル「データ一覧」を表示するタイトル表示部S1と、各種動作メニューを表示するメニュー表示部S2と、サムネイルSnが配列された一覧表示部S3と、操作方法を案内するためのガイド表示部S4とで構成されている。
一覧表示部S3に配列されたサムネイルSnは、枠状のカーソルCによって選択可能になっている。ユーザが操作部22のカーソルキーを操作して、いずれか1つのサムネイルSn(画像データ)を選択した後に決定キーを操作すると、制御部20は、画像データ処理部27に指示をして、図7に示すように、選択された画像データに基づく画像を投写画面Gaの略全面に表示(全面表示)させる。なお、選択された画像が全面表示されている状態で、ユーザが操作部22の決定キーを操作すると、制御部20は、一覧表示画面Gsを表示した状態に戻す。
図6に戻って、一覧表示画面Gsのメニュー表示部S2には、全面表示を行う画像を所定時間毎に切り替える「スライドショー」、サムネイルSnが複数ページに渡る場合にページを切り替えるための「前のページ」及び「次のページ」、一覧表示画面Gsの表示を終了させるための「終了」の項目が配列されている。ユーザが操作部22のカーソルキーを操作していずれかの項目を選択した後に決定キーを操作すると、制御部20は、選択された項目に応じた動作を行う。ここで、「終了」が選択された場合には、制御部20は、ドライブセレクタDSを含んだポータル画面Gpを表示する状態に復帰させ、ユーザによるドライブの選択を待機する。なお、この状態で、カードスロット31やUSB端子32に接続されたすべてのデバイスが取り出されると、制御部20は、ドライブセレクタDSの表示を終了し、ドライブセレクタDSを含まないポータル画面Gpを表示する(図3参照)。
次に、USB端子32に対して、1つのドライブのみを備えるデバイスや、1つのメモリカードが装着された状態のマルチカードリーダMRが接続された場合の動作について説明する。
USB端子32にデバイスが接続されていない状態、即ち、カードスロット31にメモリカードM0が接続されておらず、ドライブセレクタDSを含まないポータル画面Gpが表示された状態(図3参照)、或いはカードスロット31にメモリカードM0が接続され、ドライブセレクタDS(図4(a)参照)が表示された状態で、USBメモリMUのように1つのドライブのみを備えるデバイスや、1つのメモリカードが装着された状態のマルチカードリーダMRがUSB端子32に接続されると、制御部20は、新たに接続されたドライブの一覧表示画面Gsを表示する。つまり、この場合には、ユーザがドライブを選択することなく、全面表示するための画像データを選択することが可能な状態となる。
USB端子32にデバイスが接続されていない状態、即ち、カードスロット31にメモリカードM0が接続されておらず、ドライブセレクタDSを含まないポータル画面Gpが表示された状態(図3参照)、或いはカードスロット31にメモリカードM0が接続され、ドライブセレクタDS(図4(a)参照)が表示された状態で、USBメモリMUのように1つのドライブのみを備えるデバイスや、1つのメモリカードが装着された状態のマルチカードリーダMRがUSB端子32に接続されると、制御部20は、新たに接続されたドライブの一覧表示画面Gsを表示する。つまり、この場合には、ユーザがドライブを選択することなく、全面表示するための画像データを選択することが可能な状態となる。
なお、USB端子32に、1枚のメモリカードも装着されていないマルチカードリーダMRが接続されている状態で、カードスロット51〜54のいずれかにメモリカードが装着された場合にも、制御部20は、装着された記憶媒体(ドライブ)の一覧表示画面Gsを表示する。
その後、ユーザが一覧表示画面Gsの表示を終了させると、制御部20は、図8(a)に示すように、USB端子32に割り当て可能な4つのドライブのうち、メモリカードが装着されている1つのドライブのアイコンのみがイネーブル状態のドライブセレクタDSをポータル画面Gp上に重畳表示させる。なお、カードスロット31にメモリカードM0が接続されている場合には、図8(b)に示すように、カードスロット31を表すアイコンI0もイネーブル状態となる。
なお、プロジェクタ1に電源が供給される以前に、カードスロット31やUSB端子32にデバイスが接続されている場合には、制御部20は、ドライブセレクタDSを含まないポータル画面Gp(図3参照)を表示する代わりに、その接続状況に応じた動作を行う。即ち、カードスロット31にメモリカードM0が接続されている場合や、USB端子32に、メモリカードの装着数が0又は2以上のマルチカードリーダMRが接続されている場合には、ドライブセレクタDSを含むポータル画面Gpを表示し、USB端子32に、1つのドライブのみを備えるデバイス(USBメモリMU等)や、1つのメモリカードが装着されたマルチカードリーダMRが接続されている場合には、一覧表示画面Gsを表示する。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクタ1によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態のプロジェクタ1によれば、制御部20がドライブセレクタDSを表示させることにより、ユーザは、記憶媒体の接続状況を視認できるとともに、接続されている記憶媒体の中から、投写すべき画像データが記憶されている記憶媒体を選択することが可能となる。この結果、複数の記憶媒体のうち所望の記憶媒体に記憶されている画像データに基づいた画像を容易に表示することが可能となるため、利便性が向上する。
(1)本実施形態のプロジェクタ1によれば、制御部20がドライブセレクタDSを表示させることにより、ユーザは、記憶媒体の接続状況を視認できるとともに、接続されている記憶媒体の中から、投写すべき画像データが記憶されている記憶媒体を選択することが可能となる。この結果、複数の記憶媒体のうち所望の記憶媒体に記憶されている画像データに基づいた画像を容易に表示することが可能となるため、利便性が向上する。
(2)本実施形態のプロジェクタ1によれば、制御部20が、ドライブセレクタDSにより選択された記憶媒体に記憶されている画像データの一覧を、一覧表示画面Gsとして表示させ、この一覧表示画面Gsで全面表示する画像を選択させるようにしているため、記憶媒体に記憶されている複数の画像データの中から、全面表示すべき画像データを容易に指定(選択)することが可能となる。
(3)本実施形態のプロジェクタ1によれば、ドライブセレクタDSに、接続端子(カードスロット31及びUSB端子32)に接続可能な記憶媒体を表すアイコンI0〜I4が含まれており、制御部20が、接続端子に記憶媒体が接続されている場合と接続されていない場合とでアイコンI0〜I4の表示態様(明るさ)を変化させているため、記憶媒体の接続状況を容易に視認することが可能となる。
(4)本実施形態のプロジェクタ1によれば、アイコンI0〜I4によって、接続状況の視認及びドライブの選択の両方が可能となるため、ドライブセレクタDSに含むべき要素数を低減することが可能となる。この結果、ドライブセレクタDSを簡素にすることが可能となり、ドライブセレクタDSの視認性が向上する。
(5)本実施形態のプロジェクタ1によれば、USB端子32に、複数のドライブを備えたマルチカードリーダMRが接続された場合に、マルチカードリーダMRの各ドライブに対応する複数のアイコンI1〜I4をドライブセレクタDS上に表示するようにしているため、マルチカードリーダMRの各ドライブの接続状況の視認、及び各ドライブの選択を容易に行うことが可能となる。
(変形例)
なお、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
前記実施形態では、ポータル画面(図3)が表示された状態で、カードスロット31にメモリカードM0が接続されると、制御部20は、ドライブセレクタDSを表示するようにしているが、USBメモリMU等と同様、一覧表示画面Gsを表示するようにしてもよい。また、自動起動を指示するためのファイル(Auto Runファイル)を含んだメモリカードM0がカードスロット31に接続された場合には、一覧表示画面Gsを表示し、Auto Runファイルを含まないメモリカードM0が接続された場合には、ドライブセレクタDSを表示するようにしてもよい。
なお、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
前記実施形態では、ポータル画面(図3)が表示された状態で、カードスロット31にメモリカードM0が接続されると、制御部20は、ドライブセレクタDSを表示するようにしているが、USBメモリMU等と同様、一覧表示画面Gsを表示するようにしてもよい。また、自動起動を指示するためのファイル(Auto Runファイル)を含んだメモリカードM0がカードスロット31に接続された場合には、一覧表示画面Gsを表示し、Auto Runファイルを含まないメモリカードM0が接続された場合には、ドライブセレクタDSを表示するようにしてもよい。
なお、カードスロット31にメモリカードM0が接続された場合に、一覧表示画面Gsを表示させるようにしないのは、以下の理由による。カードスロット31(内蔵ドライブ)に接続されたメモリカードM0は、内蔵ストレージとして扱うことが可能であり、例えば、ネットワークドライブとして外部からアクセスすることもできる。つまり、カードスロット31に接続されるメモリカードM0に関しては、表示すべき画像データをPC等により予め記憶させておき、必要な時にプロジェクタ1に接続するといったUSBメモリMU等と同様の利用形態以外にも、常にカードスロット31に接続した状態にしておく等、様々な利用形態が想定されるためである。
前記実施形態において、USB端子32に接続可能なデバイスのうちで、1つのドライブのみを備えるものとしては、上述したUSBメモリMUの他に、USB接続型のハードディスクドライブや、記憶媒体(メモリカード等)を1つだけ備えたデジタルカメラ等を用いることができる。また、複数のドライブを備えるデバイスとしては、上述したマルチカードリーダMRの他に、複数の記憶媒体を装着可能なデジタルカメラや、複数のパーティションに分割されたUSB接続型のハードディスク等が利用可能である。
前記実施形態におけるUSB端子32の代わりに、IEEE1394等、USB規格以外の規格に基づく端子を備えるようにしてもよい。
前記実施形態では、コンパクトフラッシュ(登録商標)型のメモリカードM0を接続可能なカードスロット31を内蔵ドライブとして備えているが、内蔵ドライブはこれに限られず、他の規格に基づくカードスロットであってもよいし、着脱不能なハードディスクドライブ等を内蔵ドライブとして備えるようにしてもよい。
前記実施形態では、USB端子32に接続されるデバイスに対しては、最大で4つのドライブ番号(1〜4)を割り当て可能であり、ドライブセレクタDSには、ドライブ番号が割り当てられた4つのドライブのアイコンを表示するようにしているが、割り当て可能なドライブ番号及び表示するアイコンの数は4つに限られず、3つ以下でも5つ以上であってもよい。
前記実施形態では、カードスロット31やUSB端子32に対する記憶媒体の接続状況に応じてアイコンの表示態様を変化させるために、アイコンI0〜I4に含まれるイラストの明暗を変えているが、接続状況に応じてイラスト自体(イラストの形状)を変えるようにしてもよいし、接続状況を表す語句をアイコンI0〜I4に含めるようにしてもよい。
前記実施形態では、光変調装置として、透過型の液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを用いているが、反射型の液晶ライトバルブ等、反射型の光変調装置を用いることも可能である。また、入射した光の出射方向を、画素としてのマイクロミラー毎に制御することにより、光源から出射した光を変調する微小ミラーアレイデバイス等を用いることもできる。
前記実施形態では、光源部11として放電型光源ランプを用いているが、LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)光源等の固体光源や、その他の光源を用いることもできる。
前記実施形態では、画像表示装置として、プロジェクタ1を例にして説明しているが、透過型のスクリーンを一体的に備えたリアプロジェクタ、或いは、CRT(陰極線管)ディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等に適用することも可能である。
1…プロジェクタ、10…画像投写部、11…光源部、12R,12G,12B…液晶ライトバルブ、13…投写レンズ、20…制御部、21…記憶部、22…操作部、23…操作信号受信部、24…ネットワークインターフェイス部、25…メモリカードインターフェイス部、26…USBインターフェイス部、27…画像データ処理部、28…ライトバルブ駆動部、29…バス、31…カードスロット、32…USB端子、100…画像供給装置、M0〜M4…メモリカード、MR…マルチカードリーダ、MU…USBメモリ、RC…リモコン、SC…スクリーン、Gp…ポータル画面、DS…ドライブセレクタ、I0〜I4…アイコン、C…カーソル、Gs…一覧表示画面。
Claims (7)
- 画像データが記憶された記憶媒体を接続可能な複数の接続端子と、
前記画像データに基づいた画像を表示する表示部と、
前記複数の接続端子に対する前記記憶媒体の接続状況を視認させるとともに、前記接続端子に接続された前記記憶媒体の中からいずれかを選択させるための選択画像を、前記表示部により表示させる選択部と、
前記選択画像により選択された前記記憶媒体に記憶されている画像データを読み出して、当該画像データに基づいた画像を前記表示部により表示させる制御部と、
を備えたことを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置であって、
前記選択画像には、前記複数の接続端子にそれぞれ対応する複数のアイコンが含まれており、前記選択部は、前記接続端子に前記記憶媒体が接続されている場合と接続されていない場合とで前記アイコンの表示態様を変化させることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項2に記載の画像表示装置であって、
前記選択部は、前記アイコンによって前記記憶媒体を選択させることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項2又は3に記載の画像表示装置であって、
前記複数の接続端子の少なくとも1つは、記憶媒体を接続可能な複数の接続端子を備えた記憶媒体読取装置を接続可能であり、前記選択画像には、前記記憶媒体読取装置が備える前記複数の接続端子にそれぞれ対応する複数のアイコンが含まれていること特徴とする画像表示装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像表示装置であって、
前記制御部は、前記選択画像により選択された前記記憶媒体に記憶されている画像データの一覧を前記表示部により表示させ、当該一覧の中から表示すべき画像データを選択させることを特徴とする画像表示装置。 - 記憶媒体を接続可能な複数の接続端子を備えた画像表示装置で、前記記憶媒体に記憶されている画像データに基づいた画像を表示する画像表示方法であって、
前記複数の接続端子に対する前記記憶媒体の接続状況を視認させるとともに、前記接続端子に接続された前記記憶媒体の中からいずれかを選択させるための選択画像を表示する第1のステップと、
前記選択画像により選択された前記記憶媒体に記憶されている画像データを読み出して、当該画像データに基づいた画像を表示する第2のステップと、
を備えたことを特徴とする画像表示方法。 - 記憶媒体を接続可能な複数の接続端子を備えた画像表示装置で、前記記憶媒体に記憶されている画像データに基づいた画像を表示するプログラムであって、
コンピュータに、
前記複数の接続端子に対する前記記憶媒体の接続状況を視認させるとともに、前記接続端子に接続された前記記憶媒体の中からいずれかを選択させるための選択画像を表示させる第1のステップと、
前記選択画像により選択された前記記憶媒体に記憶されている画像データを読み出して、当該画像データに基づいた画像を表示する第2のステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006281146A JP2008096878A (ja) | 2006-10-16 | 2006-10-16 | 画像表示装置及び画像表示方法、並びにプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Family
ID=39379761
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JP2006281146A Withdrawn JP2008096878A (ja) | 2006-10-16 | 2006-10-16 | 画像表示装置及び画像表示方法、並びにプログラム |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010072427A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-02 | Seiko Epson Corp | 画像表示装置、画像表示装置の制御方法 |
JP2010197965A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-09 | Toshiba Corp | 表示システム及び表示方法 |
JP2012128619A (ja) * | 2010-12-15 | 2012-07-05 | Alpine Electronics Inc | 電子装置 |
CN104954711A (zh) * | 2014-03-31 | 2015-09-30 | 精工爱普生株式会社 | 投影仪、显示装置以及显示方法 |
-
2006
- 2006-10-16 JP JP2006281146A patent/JP2008096878A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
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