JP2008094814A - 尿酸値低減用組成物及びそれを配合した飲食品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 近年、高尿酸血症や痛風患者数が年々増加しているにもかかわらず、従来の食事療法においてはQOLを低下させ、薬物療法においては副作用を伴うため、QOLの低下や副作用を伴わず血液中の尿酸値を低減させる素材が望まれている。本発明は、プリン体摂取により過剰に代謝された尿酸の血中濃度をQOLの低下や副作用を伴わず、安心、安全に低減させる素材を提供することを目的とする。
【解決手段】 難消化性糖質を有効成分とすることにより上記課題を解決する。
【選択図】なし

Description

本発明は、尿酸値低減用組成物に関する。より詳しくは、本発明は、副作用を伴うことなく、安全に使用可能な、血液中の尿酸値を低減する組成物及びそれを配合した飲食品に関する。
尿酸とは、核酸(DNA及びRNA)及びATPの構成成分の一つであるプリン体の最終代謝産物であり、体内における尿酸の生産量と***量のバランスが崩れると、高尿酸血症や痛風といった様々な疾病を発現する。ときには腎障害や動脈硬化にまで進行したり、糖尿病及び高脂血症などの合併症を起こすことも知られている。
我が国では高尿酸血症や痛風は稀な疾患であると考えられていた。しかし、近年では、欧米型の食生活への移行、アルコール摂取の増加、運動不足と過食による肥満の増加、あるいはストレスの増加といった生活習慣の変化などにより高尿酸血症や痛風患者数は年々増加している。
高尿酸血症や痛風の治療として、血液中の尿酸値を正常範囲にコントロールするために食事療法を中心とする生活習慣の改善や薬物療法が行われている。食事療法として、摂取エネルギーの制限、プリン体含量の少ない食事の摂取、アルコールの制限などがあるが、このような毎日の食生活に制限を加える食事療法はQuality of Life(以下QOLと称す)を低下させるといった問題がある。また、薬物療法としては、尿酸降下薬が使用されており、作用機序の違いによって、尿酸***促進薬と尿酸生成抑制薬に分類される。尿酸***促進薬としては、ピラゾロトリアジン誘導体(例えば、特許文献1参照。)やプロベネシド及びブコロームなどが、尿酸生成抑制薬としてはアロプリノールなどがそれぞれ使用されているが、使用中は常に尿路結石の発現に注意する必要があることや、副作用として胃腸障害、頭痛及びふらつきなどを伴うといった問題点がある。
特開平5−301817号公報(第1頁〜第5頁)
近年、高尿酸血症や痛風患者数が年々増加しているにもかかわらず、従来の食事療法においてはQOLを低下させ、薬物療法においては副作用を伴うため、QOLの低下や副作用を伴わず血液中の尿酸値を低減させる素材が望まれている。本発明の課題は、プリン体摂取により過剰に代謝された尿酸の血中濃度をQOLの低下や副作用を伴わず、安心、安全に低減させる素材を提供することである。
本発明者らは、血液中の尿酸値低減を指標として、鋭意研究を重ねた結果、難消化性糖質が血液中の尿酸値を低減することを初めて見出し、本発明を完成するに至った。
本発明の難消化性糖質とは、食品及び食品添加物として使用できるものであり、好ましくは味や溶解性の観点より、少糖類、多糖類及びこれらの誘導体を指す。多糖類としては、水不溶性部分を除去した水溶性部分にアミログルコシダーゼ処理し、80%エタノールを添加したときに生じる沈殿物である。水不溶性部分を除去した水溶性部分にアミログルコシダーゼ処理し、80%エタノールを添加したときに生じる沈殿物としては、ペクチン、グルコマンナン、アルギン酸、低分子アルギン酸、サイリウム、アラビアガム、ポリガラクトシルマンノース、寒天、フコイダン、ラミナラン、カラギナン、ウェランガム、カードラン、キサンタンガム、ジェランガム、デキストラン、ラムザンサンガム、タマリンドシードガム、カラヤガム、トラガントガム、ポリデキストロース、難消化性デキストリン、チコリファイバー、イヌリン、ポリガラクトース、ポリガラクトース誘導体及びポリガラクトシルマンノースが例示できる。
本発明のポリガラクトシルマンノースとは、主鎖のβ−(1→4)マンナン鎖のO−6位からα−ガラクトシル基が結合した櫛状の分岐構造を有するものを指し、化学合成品及び天然物由来のいずれのものも利用できるが、製造コスト及び食品の観点から天然物由来のものが好ましい。天然物としては、植物、動物、海藻及び微生物のいずれの原料も利用できるが、原料の入手のしやすさから植物が好ましい。植物としては、グァー(Cyamopsis tetragonolobus)、イナゴマメ(Ceratonia siliqua)、ケンタッキー・コーヒーマメ(Gymnocladus dioica)、コロハ(Trigohella foenumgracum)、ムラサキウマゴヤシ(Medicago sativa)、クローバ(Trifolium pratense)及びダイズサヤ(Glycine hispida)、タラ(Actinidia callosa LINDLEY)、セスバニア(Sesbania bisibinonia)及びカシア(Cassia tora Linn)が例示でき、資源の豊富さと味の観点からグァー(Cyamopsis tetragonolobus)及びイナゴマメ(Ceratonia siliqua)由来のグァーガム及びローカストビーンガムが好ましく、最も好ましくはグァー(Cyamopsis tetragonolobus)由来のグァーガムである。植物由来のポリガラクトシルマンノースの分子内のガラクトースに対するマンノースの割合は0.5〜5.0であり、好ましくは1.0〜3.0、最も好ましくは1.5〜2.5である。また、本発明では、これら上記の植物由来で工業的利用できるグァーガム、ローカストビーンガム、タラガム、カシアガム及びセスバニアガム等の天然粘質物、好ましくは、グァーガム、ローカストビーンガム及びセスバニアガム、さらに好ましくはグァーガム及びローカストビーンガムを加水分解し低分子化することにより得られるものである。加水分解の方法としては酵素分解法及び酸分解法等があり、特に限定するものではないが、分解物の分子量が揃い易い点から酵素分解法が好ましい。酵素分解法に用いられる酵素は、マンノース直鎖を加水分解する酵素であれば市販のものでも天然由来のものでも特に限定されるものではないが、アスペルギルス属菌やリゾープス属菌等に由来するβ−マンナナーゼが好ましい。
本発明のポリガラクトシルマンノースの分子量分布は特に限定するものではないが、1.8×10〜1.8×10のものが70%以上であり、好ましくは8×10〜1.0×10のものが70%以上、さらに好ましくは、1.5×10〜2.5×10のものが70%以上である。分子量分布の測定方法は、特に限定するものではないが、例えばポリエチレングリコール(分子量:2.0×10、2.0×10及び1.0×10)をマーカーに高速液体クロマトグラフ法(カラム:YMC−Pack Diol−120ワイエムシイ社製、検出器:示差屈折計)を用いて、分子量分布を測定する方法等を用いることにより求めることができる。
本発明のポリガラクトシルマンノースは、重合度30〜40のものを25%以上含んだものが好ましい。重合度30〜40のポリガラクトシルマンノースの割合は上記測定方法により算出した平均分子量とマンノース及びガラクトースの分子量より算出できる。
本発明のポリガラクトシルマンノースの粘度は、B型粘度計を用いて水溶液を測定した時に25℃で50mPa・s以下であり、好ましくは30mPa・s以下、さらに好ましくは10mPa・s以下である。
本発明のポリガラクトシルマンノースの市販品としては、サンファイバー(太陽化学社製)、ファイバロン(大日本製薬社製)、グアファイバー(明治製菓社製)及びG−ファイバー(グリコ栄養食品社製)等が挙げられる。
本発明における難消化性デキストリンとは、澱粉もしくは小麦粉を加熱、酵素処理して得られる難消化性糖質を用いることができる。具体的には例えば、澱粉を酸性下で加熱処理して得られる焙焼デキストリンを、α−アミラーゼで加水分解処理し、さらに必要に応じて、グルコアミラーゼ処理、イオン交換樹脂クロマトグラフィー処理などの精製処理などを施して得ることができる。その分子量は、特に限定されないが、好ましくは500〜10,000の範囲のものを用いることができる。分子量が500未満のものは呈味性の問題、分子量10,000以上では呈味性、食感の面で問題となることがある。特に限定されないが、市販品としては「パインファイバー」、「ファイバーソル」(松谷化学工業社製)、「ホリカファイバー」、「オクノス食物繊維」(ホリカフーズ社製)、「ニュートリオースFB」(ロケットジャパン社製)などが挙げられる。
本発明におけるポリデキストロースとは、ブドウ糖、ソルビトール及びクエン酸をおおよそ89:10:1の割合で混合し高温真空下で重合させたものなどを用いることができる。その分子量は、特に限定されないが、好ましくは500〜10,000の範囲のものを用いることができる。分子量が500未満のものは呈味性の問題、分子量10,000以上では呈味性、食感の面で問題となることがある。特に限定されないが、市販品としては「ライテス」(ダニスコカルター社製)などが挙げられる。
本発明におけるチコリファイバー及びイヌリンとは、チコリの根から温水抽出し、精製、スプレードライにより粉末化したものを用いることができる。その分子量は、特に限定されないが、好ましくは500〜5,000の範囲のものを用いることができる。分子量が500未満のものは呈味性の問題、分子量5,000以上では呈味性、食感の面で問題となることがある。特に限定されないが、市販品としては「ラフィテリン」「ネオファイバー」「ラフティノース」(日本シーベルヘグナー社製)などが挙げられる。
本発明のポリガラクトースとは、ガラクトースのみで構成される多糖類である。結合様式は特に限定しないが、好ましくはβ1,3結合を有するポリガラクトースであり、最も好ましくはβ1,3結合直鎖ポリガラクトースである。
また、本発明のポリガラクトース誘導体とは、特に限定するものではないが、例えば、ポリガラクトースが誘導体化されたものである。例えば、合成による誘導体化、植物及び動物等の天然品から得ることができる。誘導体化の様式は、特に限定されるものではなく、グルコース、フルクトース、ガラクトース、アラビノース及びキシロース等からなる糖鎖を側鎖として修飾、スルホニル基、アミノ基及びカルボキシル基等による糖質中のヒドロキシル基の置換、さらにはエステル化,アセチル化等による糖質中のヒドロキシル基に対する修飾、等が挙げられる。好ましくはアラビノース及び/又はガラクトースを側鎖に有するポリガラクトースであり、最も好ましくはアラビノース及び/又はガラクトースを側鎖に有するβ1,3直鎖ポリガラクトースである。
本発明のポリガラクトース及び/又はポリガラクトース誘導体は、天然品,合成品等特に起源は限定しないが、好ましくはラリックス(Larix)属の植物由来のポリガラクトース誘導体であり、より好ましくはラリックス・レプトレピス(Larix leptolepis),ラリックス・ケンフェリ(Larix kaempferi),ラリックス・カジャンデリ(Larix cajanderi)、ラリックス・デチヅ(Larix decidu)、ラリックス・グメンリニイ(Larix gmenlinii)、ラリックス・グリフィチアナ(Larix griffithiana)、ラリックス・シブリカ(Larix sibrica)、ラリックス・デクヅア(Larix decudua)、ラリックス・オルゲンシス(Larix olgensis)由来のポリガラクトース誘導体であり、最も好ましくはラリックス・レプトレピス(Larix leptolepis)由来のポリガラクトース誘導体である。
本発明のポリガラクトース又はポリガラクトース誘導体の粘度は、30%(w/v)の水溶液を25℃でB型粘度計にてローターNo.1、回転数20rpmによる測定した時に5〜15mPa・sである。さらに好ましくは7〜14mPa・sであり、最も好ましくは9〜13mPa・sである。
本発明のポリガラクトース又はポリガラクトース誘導体の分子量は、1.0×10以上1.2×10以下であることが好ましい。さらに好ましくは1.2×10以上1.0×10以下、最も好ましくは1.5×10以上2.5×10以下が良い。分子量がこの範囲未満では十分な効果を発揮せず、また分子量がこの範囲を超えると粘度が高くなるという問題が生じためである。ここで、分子量は、ゲル濾過用カラム(例えば、Amarsham Pharmacia Biotech社製Sephacryl S−300)を用いたゲル濾過クロマトグラフィーにて、標準物質から得られる検量線に基づき算出した。標準物質としては、例えば平均分子量が既知のデキストランを使用することができる。
本発明におけるポリガラクトース又はポリガラクトース誘導体中の全糖質に対するガラクトース含量は、特に限定しないが、好ましくは82〜90mol%の範囲である。さらに好ましくは、全糖質に対するガラクトース含量が83〜88mol%の範囲であり、最も好ましくは84〜86mol%の範囲である。ここで、全糖質に対するガラクトース含量は、HPAE−PAD法はダイオネクス社の糖類分析システムDXC−500を用いて単糖組成を明らかにすることにより、求めることができる。
本発明の難消化性糖質は、血液中の尿酸値低減の効果を期待する場合、ヒトの摂取量は特に限定されないが、好ましくは一日あたり1g〜40gであり、好ましくは2g〜30g、最も好ましくは3g〜20gであり、摂取期間も特に限定されないが好ましくは10〜14日間以上が望ましい。
本発明における尿酸値低減用組成物は、経口摂取により効果が得られる。その形態とは、粉末、溶液、懸濁物、固体成形物等及び経口摂取可能な形態であれば良く、特に限定するものではない。
本発明における尿酸値低減用組成物は、添加する飲食品は特に問わず、飲料、乳製品、菓子類等のいずれに添加しても良い。例えば、飲料としては天然果汁、果汁飲料、果汁入り清涼飲料、果肉飲料、果粒入り果実飲料、野菜飲料、豆乳、豆乳飲料、コーヒー飲料、お茶飲料、粉末飲料、炭酸飲料、濃縮飲料、スポーツ飲料、栄養飲料、アルコール飲料、即席スープ、味噌汁類等、乳製品としては、牛乳、加工乳、ヨーグルト類、チーズ、アイスクリーム、乳酸菌飲料、調製粉乳、クリーム等、菓子類としては、ガム、キャンディー、クッキー、チョコレート、ビスケット等が挙げられる。
本発明における特定保健用食品とは、厚生労働大臣により生理的機能や特定の保健機能を示す有効性や安全性等に関する科学的根拠に関する審査を受け、許可を受けた食品であり、食生活において特定の保健の目的で摂取をする者に対し、その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をする食品のことである。
本発明における血中尿酸値の測定法については、特に限定されるものではないが、例えば、ウリカーゼ・ペルオキシダーゼ法や還元法がある。しかし、還元法には欠点として除蛋白操作をしなければならない点や、尿酸以外の還元物質があると正誤差を生じ再現性に乏しい点などがある。そのため、ウリカーゼ・ペルオキシダーゼ法による測定が好ましい。
本発明における、血中尿酸値の境界域とは7.0mg/dl〜8.0mg/dlである。
本発明の難消化性糖質が、いかなる作用により血液中の尿酸値を低減させるかは不明であるが、血液中の尿酸値を低減させることにより高尿酸血症及び痛風の予防または治療に効果的であることが推察される。また、本発明における尿酸値低減の定義は、難消化性糖質摂取前と摂取後の尿酸値に有意な差が認められることである。
以下、実施例により詳述する。
実施例1
尿酸値が通常よりもやや高い男性2名、女性2名にポリガラクトシルマンノース(商品名:サンファイバー、太陽化学株式会社製・分子量:1.5×10〜2.5×10の含量71%、重合度30〜40の含量26%)を1日5g、14日間摂取してもらい、ポリガラクトシルマンノースの摂取前、摂取後に採血を行い、血液中の尿酸値を測定した。測定結果を表1に示した。
Figure 2008094814
表1に示されたように、ポリガラクトシルマンノース摂取後の血液中の尿酸値は摂取前と比較し有意に低下しており、ポリガラクトシルマンノースの血液中の尿酸値低減作用は明らかである。
実施例2
血液透析患者男性5名、女性5名に、ポリガラクトシルマンノース(商品名:サンファイバー(太陽化学株式会社製)分子量:1.5×10〜2.5×10の含量71%、重合度30〜40の含量26%)を1日9g、14日間摂取してもらい、ポリガラクトシルマンノースの摂取前、摂取後に採血を行い、血液中の尿酸値を測定した。測定結果を表2に示した。
Figure 2008094814
表2に示されたように、ポリガラクトシルマンノース摂取後の血液中の尿酸値は摂取前と比較し有意に低下しており、ポリガラクトシルマンノースの血液中の尿酸値低減作用は明らかである。
実施例3
尿酸値が通常よりもやや高い男性2名、女性2名に難消化性デキストリン(商品名:パインファイバー(松谷化学工業社製)分子量:約2,000)を1日5g、14日間摂取してもらい、難消化性デキストリンの摂取前、摂取後に採血を行い、血液中の尿酸値を測定した。測定結果を表3に示した。
Figure 2008094814
表3に示されたように、難消化性デキストリン摂取後の血液中の尿酸値は摂取前と比較し有意に低下しており、難消化性デキストリンの血液中の尿酸値低減作用は明らかである。
本発明の難消化性糖質は、血液中の尿酸値を効果的に低減させることができ、結果として、高尿酸血症及び痛風の予防または治療に効果的である。さらに、本発明の難消化性糖は、食品及び食品添加物として使用できるものであるため、安全性は非常に高く、安心であり、本発明はヒトの健康増進におおいに貢献する。

Claims (4)

  1. 難消化性糖質を有効成分とする尿酸値低減用組成物。
  2. 血中尿酸値が境界域もしくは境界域を越えた人を対象とした請求項1記載の尿酸値低減用組成物。
  3. 請求項1又は2記載の尿酸値低減用組成物を配合した飲食品。
  4. 請求項1又は2記載の尿酸値低減用組成物を配合した特定保健用食品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111134329A (zh) * 2018-11-06 2020-05-12 深圳华大生命科学研究院 植物性多聚糖作为制备肠型相关的高尿酸血症药物的应用
CN115669763A (zh) * 2022-11-15 2023-02-03 浙江子久文化股份有限公司 一种能够抑制尿酸积累的黄茶复方饮品

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