JP2008092345A - オーディオ装置及びスピーカーの取付方法 - Google Patents

オーディオ装置及びスピーカーの取付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】臨場感のあるリスニングを容易に可能にしつつ、小型化が可能なオーディオ装置を提供すること。
【解決手段】キャビネット1を、側面視、上方に向かって漸次幅狭となる傾斜状(略三角形状)に形成し、音楽コンテンツを再生させるスピーカー31を前側キャビネット11の傾斜に略沿う概ね30度の仰角となるように、キャビネット1の下部両側に内装する。このようにすることで、当該オーディオ装置をテーブルやデスク等に載置させた際に、スピーカー31がリスナーの頭部方向に向くことになり、臨場感のあるリスニングが手軽にできる。
【選択図】図7

Description

本発明は、オーディオ装置及びスピーカーの取付方法に関する。
例えば、CDラジカセのような持ち運び可能なポータブルタイプのオーディオ装置は、コンテンツを再生させるスピーカーがキャビネットに内装されているが、そのスピーカーの取付けは、音方向が略水平方向となるように立てて取り付けられているのが一般的である(例えば特許文献1参照)。
特開2000−41000号公報(第1頁、図1)
しかしながら、上記した従来のオーディオ装置は、下記の問題点を有する。
例えば、テーブルやデスク等にオーディオ装置を載置し、リスナーが椅子に座った状態で音楽を楽しむ場合、スピーカーから奏でるサウンドは、その音方向が略水平方向であることから、リスナーの耳位置と大きく食い違い、その結果、手軽に臨場感のあるリスニングをし辛かった。なお、当然のことながら、ボリュームを上げれば臨場感のあるリスニングは可能にはなるものの、生活音が上昇することになるため、他の人にとっては迷惑になってしまう。
そこで本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解決できるオーディオ装置及びスピーカーの取付方法を提供することを目的とする。
すなわち、本発明にかかるオーディオ装置は、コンテンツを再生させるスピーカーがキャビネットに内装されたオーディオ装置であって、前記スピーカーは、当該オーディオ装置を載置させた際に、リスナーの耳に向くように前記キャビネットに傾斜状に内装されてなることを特徴とする。
また、本発明にかかるオーディオ装置は、前記発明において、前記キャビネットは、側面視、上方に向かって漸次幅狭となる傾斜状に形成され、前記スピーカーは、前記キャビネットの傾斜に略沿うように内装されていることを特徴とする。
また、本発明にかかるオーディオ装置は、前記発明の何れかにおいて、前記スピーカーは、概ね30度の仰角となるように前記キャビネットに内装されてなることを特徴とする。
また、本発明にかかるオーディオ装置は、前記発明の何れかにおいて、前記キャビネットは、その下部に前記スピーカーを備えた再生部を内装させると共に、キャビネット前後面を貫くように上部が開口され前記下部と一体成形された把持部を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかるオーディオ装置は、前記発明の何れかにおいて、前記再生部を操作させる操作部が、前記把持部を形成させる開口部の下側上面または/および下側上面近傍に配設されていることを特徴とする。
また、本発明にかかるスピーカーの取付方法は、オーディオ装置におけるスピーカーの取付方法であって、前記スピーカーは、当該オーディオ装置を載置した際に、音がリスナーの略耳方向に向かうように傾斜状に取り付けることを特徴とする。
本発明によれば、当該オーディオ装置を載置させた際に、リスナーの耳に向くようにスピーカーを傾斜状にキャビネットに内装したから、臨場感のあるリスニングが手軽にできる。
次に本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
本実施の形態にかかるオーディオ装置は、キャビネット1と、操作部2と、再生部3と、を備えてなる。
キャビネット1は、図1〜図5に示すように、前側キャビネット11と、その前側キャビネット11と嵌合及び螺合される後側キャビネット12とで構成されており、その外観形状が、正面視略長尺の楕円状に形成されると共に、側面視、上方に向かって漸次幅狭となる傾斜状(略三角形状)に形成され、さらに、平面視、各辺に丸みを持たせた略矩形状に形成されている。
この前側キャビネット11と後側キャビネット12は、図5に示すように、キャビネット1の奥行き方向の中間部で嵌合及び螺合(後側キャビネット12側からビスを挿入して前側キャビネット11を螺合する)されるように形設されている。なお、後側キャビネット12は一部材で構成されているが、スピーカーが配設される前側キャビネット11は、スピーカーが外観視剥き出しにならないように、前面に複数の孔を設けたパネル13が嵌合されている。
また、この前側キャビネット11と後側キャビネット12は、キャビネット1前後面を貫くように、前側キャビネット11と後側キャビネット12夫々の上部が開口され、その開口部1aの内側には、前側キャビネット11前面と連続する内壁面11a及び後側キャビネット12後面と連続する内壁面12aが夫々形成されており、キャビネット1内部に粉塵等が混入しないように、その両者の内壁面11a・12a同士を衝合させている。
このように形成された開口部1aは、当該オーディオ装置を持ち運ぶ際に、片手(当然のことながら両手でも良い)を入れるためのものであり、この開口部1aとこの開口部1a上方に形成されたアーチ部1bとで把持部1cが形成される。
また、開口部1aより下方のキャビネット1下部内には所要の閉鎖空間が形成されており、後述する再生部3が内装されている。この閉鎖空間は左右に画成されるスピーカー室とその間に画成される回路室とからなる。なお、この再生部3の一構成部材であるスピーカー31の取付(スピーカー室への取付け)は後述する。
操作部2は、後述する再生部3に所望の動作を指示させ実行させるボタン21群と操作状態等を報知させる液晶パネル22とを備えて構成されており、図5に示すように、前側キャビネット11の開口部1aの下側内壁面11a(上面)と、その下側内壁面11aの幅方向中央の下方近傍(傾斜面上部)に夫々設けた取付孔111に取り付けられている。なお、本実施の形態に係るオーディオ装置は、CDやカセットテープ、MD等のメカニカルなドライブを有しない所謂メモリープレイヤーであり、この操作部2の他に、パーソナルコンピューター等とデータ通信(主に音楽データのダウンロードをするためのもの)させるためのUSB端子が後側キャビネット12の下部に設けられている。
また、操作部2のレイアウトを詳述すると、前側キャビネット11の開口部1aの下側内壁面11a(上面)には、略左右対称となるように各機能を割り付けたボタン21が配設され、その中央には液晶パネル22が配設され、その下側内壁面11aの幅方向中央の下方近傍(傾斜面上部)に設けた取付孔111には、様々な機能を割り付けたセンタプッシュ付き他方向操作ボタン23が配設されている。
再生部3は、ラジオチューナーと、音楽データが記録されるメモリーと、該メモリーに記録された音楽データやラジオチューナーからの信号に基づいて音声信号を出力させる回路部と、その音声信号を音声に変換させるスピーカー31等を有してなり、上記したキャビネット1の下部内部に実装されている。なお、この再生部3のうち、スピーカー31廻りを除く各構成部(ラジオチューナー、メモリー、回路部等)の図示は省略する。
スピーカー31廻りは、スピーカー31と、前側キャビネット11の裏面に形成されたスピーカ取付部112とを備えて構成される。なお、本実施の形態にかかるオーディオ装置はステレオタイプであるため、このスピーカー31廻りは左右夫々にあるが、その構成は双方とも同じであるため、一方のスピーカー31廻りのみを説明する。
スピーカー31は、図6及び図7に示すように、筒状のフレーム33を供え、高域指向角度(水平×垂直):70°×70°のフルレンジタイプからなるスピーカー本体32と、そのフレーム33の中途部から張り出し形成された鍔部34とその鍔部34と螺合されコーン35上縁の外周に凹部36を形成させる略筒状の枠部37を備えたスピーカーアングル38とを備えて構成される。
さらに、図8に示すように、この鍔部34の上部左右には、所要の角度でもって切り起こし形成された一対の第1取付片34aと、鍔部34の下部左右には、所要の角度でもって切り倒し形成された一対の第2取付片34bが設けられている。
一方、前側キャビネット11の裏面に形成されたスピーカ取付部112は、図5に示すように、前側キャビネット11に左右に開口された筒状のスピーカー用孔113と、図6に示すように、前側キャビネット11の裏面のスピーカー用孔113周囲に、第1取付片34aと第2取付片34bとに対応する位置関係でもって突設されたネジ孔付きボス114とを備えて構成されている。
なお、このネジ孔付きボス114は、上方のネジ孔付きボス114より下方のネジ孔付きボス114の方が長く突設されており、スピーカー31を取り付けた際に、仰角α(スピーカー31の傾斜角度)が概ね30度となるようになっている。
なお、この仰角αを概ね30度としたのは、当該オーディオ装置の設置高さよりリスナーの頭部の位置が高いことが日常的に極めて多く、その日常的な高さ関係から最も有効的角度として割り出している。
例えば、一般的な大きさのデスクに当該オーディオ装置を載置して、リスナーが椅子に座って音楽を聴きながらパソコン等の作業をする場合や、テーブルに当該オーディオ装置を載置して、家事などの立ち仕事を室内で行う場合等、仰角αを概ね30度とすることで、臨場感のあるリスニングがボリュームを上げずに容易にできるようになっている。
このように構成されたスピーカー31廻りは、図7に示すように、凹部36にスピーカー用孔113の裏面側の端部が嵌合され、図6に示すように、上下のネジ孔付きボス114に、第1取付片34aと第2取付片34bとの双方がボルトで螺合されて、前側キャビネット11の裏面に、概ね30度の仰角αでもってスピーカー31が取り付けられている。
以上のように構成された本実施の形態にかかるオーディオ装置は、当該オーディオ装置をテーブルやデスク等に載置させた際に、スピーカーがリスナーの耳に向くように傾斜状にキャビネットに内装しており、臨場感のあるリスニングがボリュームを上げずに手軽にできるようになっている。
また、本実施の形態にかかるオーディオ装置は、側面視、上方に向かって漸次幅狭となる傾斜状(略三角形状)に形成されていることから、従来のオーディオ装置と比べ、見た目にすっきりし(意匠性の向上)、音質の劣化もなく小型になっている。
さらに、本実施の形態にかかるオーディオ装置は、キャビネット1の下部に再生部3を内装し、キャビネット1前後面を貫くように上部を開口してキャビネット1の下部と一体成形した把持部1cを備えた構成にしていることで、コストダウン、操作性の向上及び把持部1cの強度アップと信頼性の向上を計ることができるようになっている。
また、把持部1cを形成させる開口部1aの下側内壁面11a(上面)と、その下側内壁面11aの幅方向中央の下方近傍(傾斜面上部)に操作部2を設けることで、操作性、視認性の向上を計ることができ、また商品性を大きく左右する意匠性をも向上させることができる。
以上、具体的な実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されず、発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施できることは言うまでもない。例えば、オーディオ装置を載置した際に、音がリスナーの略耳方向に向かうようにスピーカーを傾斜状に取り付けるスピーカーの取付方法でも良いものである。
本実施の形態にかかるオーディオ装置の正面図である。 本実施の形態にかかるオーディオ装置の側面図である。 本実施の形態にかかるオーディオ装置の平面図である。 本実施の形態にかかるオーディオ装置の斜視図である。 本実施の形態にかかるオーディオ装置を構成するキャビネットの分解斜視図である。 図1におけるX1−X1線に沿える縦断側面図である。 図1におけるX2−X2線に沿える縦断側面図である。 本実施の形態にかかるオーディオ装置を構成するスピーカーの正面側斜視図である。
符号の説明
1 キャビネット
1a 開口部
1b アーチ部
1c 把持部
11 前側キャビネット
111 取付孔
112 スピーカ取付部
113 スピーカー用孔
114 ネジ孔付きボス
11a 内壁面(前側キャビネットの)
12 後側キャビネット
12a 内壁面(後側キャビネットの)
13 パネル
2 操作部
21 ボタン
22 液晶パネル
23 センタプッシュ付き他方向操作ボタン
3 再生部
31 スピーカー
32 スピーカー本体
33 フレーム
34 鍔部
34a 第1取付片
34b 第2取付片
35 コーン
36 凹部
37 枠部
38 スピーカーアングル

Claims (6)

  1. コンテンツを再生させるスピーカーがキャビネットに内装されたオーディオ装置であって、
    前記スピーカーは、当該オーディオ装置を載置させた際に、リスナーの耳に向くように前記キャビネットに傾斜状に内装されてなることを特徴とするオーディオ装置。
  2. 前記キャビネットは、側面視、上方に向かって漸次幅狭となる傾斜状に形成され、
    前記スピーカーは、前記キャビネットの傾斜に略沿うように内装されていることを特徴とする請求項1記載のオーディオ装置。
  3. 前記スピーカーは、概ね30度の仰角となるように前記キャビネットに内装されてなることを特徴とする請求項1または2記載のオーディオ装置。
  4. 前記キャビネットは、その下部に前記スピーカーを備えた再生部を内装させると共に、キャビネット前後面を貫くように上部が開口され前記下部と一体成形された把持部を備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のオーディオ装置。
  5. 前記再生部を操作させる操作部が、前記把持部を形成させる開口部の下側上面または/および下側上面近傍に配設されていることを特徴とする請求項4記載のオーディオ装置。
  6. オーディオ装置におけるスピーカーの取付方法であって、
    前記スピーカーは、当該オーディオ装置を載置した際に、音がリスナーの略耳方向に向かうように傾斜状に取り付けることを特徴とするスピーカーの取付方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015001992A (ja) * 2013-06-14 2015-01-05 日立工機株式会社 電気機器
US9693470B2 (en) 2013-06-14 2017-06-27 Hitachi Koki Co., Ltd. Electric device with surrounding protective frame

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