JP2008091173A - 光電センサ - Google Patents

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雅博 藤田
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Abstract

【課題】検出条件の設定変更又は調整の際に、設定変更又は調整がなされている本体部に対応するヘッド部を良好に把握できる構成を提供する。
【解決手段】光ファイバセンサユニット1は、検出ヘッド部50と、本体部31とを備え、投光部17からの光を検出ヘッド部50を介して検出領域に出射し、かつ検出ヘッド部50を介して検出領域からの光を受光部18へ導くヘッド分離型の光電センサとして構成されている。本体部31は、予め設定される検出条件に基づいて検出動作を行う検出手段と、外部から検出条件を設定変更可能な条件設定手段とを備えている。さらに、条件設定手段による検出条件の設定変更又は調整の際に、検出時の投光部17の点灯状態とは識別可能な状態でヘッド部50から可視光を出射する可視光出射手段を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、光電センサに関する。
従来から、光電センサの分野において、ヘッド部と本体部とを分離したいわゆるヘッド分離型のセンサが提供されている。
特開2002−71553公報
ところで、上記のようなヘッド分離型センサを多数使用しようして検出を行なう場合も多く、この場合にはヘッド部の数も多くなるため、本体部とヘッド部との対応を把握しにくくなる。このように本体部とヘッド部との対応が把握しにくくなると、本体部に対して各種設定操作を行なう場合に問題となる。例えば、設定変更或いは調整を行なう本体部がどのヘッド部に対応したものであるかを特定しにくいため、誤った本体部を設定変更しやすく、また、正確に対応を把握しようとすると、本体部からヘッド部まで辿るといった作業が別途必要となり、作業が設定作業が煩雑となってしまう。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、検出条件の設定変更又は調整の際に、設定変更又は調整がなされている本体部に対応するヘッド部を良好に把握できる構成を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、
検出ヘッド部と、本体部と、を備え、検出用投光手段からの光を前記検出ヘッド部を介して検出領域に出射し、かつ前記検出ヘッド部を介して前記検出領域からの光を検出用受光手段へ導くヘッド分離型の光電センサであって、
前記本体部は、
予め設定される検出条件に基づいて検出動作を行う検出手段と、
外部から前記検出条件を設定変更可能な条件設定手段と、
前記条件設定手段による前記検出条件の設定変更可能な状態で、前記検出用投光手段の点灯状態とは識別可能な状態で前記ヘッド部から可視光を出射する可視光出射手段と、
を備えたことを特徴とする。
なお、「設定変更可能な状態」とは、設定変更可能なモードに移行したときや、設定変更操作をまさに行っているとき、何らかの調整が可能なモードに移行したとき、調整操作(設定変更を伴わない操作も含む)を行なっているときなどが挙げられる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の光電センサにおいて、
前記ヘッド分離型の光電センサはファイバセンサであり、
前記検出ヘッド部は、ファイバを有してなることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載の光電センサにおいて、
前記本体部には、前記可視光出射手段としての可視光出射用投光素子が収容され、
前記可視光出射用投光素子からの光は、前記投光ファイバ又は前記受光ファイバを共通で用いて前記検出ヘッド部に導かれることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の光電センサ
前記検出用投光手段は、
可視光を出射するものであり、
かつ、前記可視光出射手段を兼ねる構成であり、
前記検出条件の設定変更可能な時と、前記検出動作時とで、前記検出用投光手段の点灯状態が識別可能に変更されることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の光電センサにおいて、
前記可視光出射手段は、前記検出用投光手段での投光動作を行いながら前記検出動作時の点灯タイミング以外のタイミングで、前記検出条件の設定変更可能な時の点灯を行い、
前記検出手段は、前記検出動作時の点灯タイミング以外のタイミングでは前記検出動作を行わないことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の光電センサにおいて、
前記可視光出射手段は、前記検出条件の設定内容に応じて前記可視光の点灯態様を変化させることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の光電センサにおいて、
前記検出用投光手段からの光は、設定される投光周波数で前記駆動手段によりパルス点灯される構成であって、
前記条件設定手段は、前記投光周波数を前記検出条件として設定変更可能とされていることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項7に記載の光電センサにおいて、
前記条件設定手段により前記検出条件として前記投光周波数が変更された場合、前記可視光出射手段は、その変更された前記投光周波数を所定量分周した分周周波数で前記可視光をパルス点灯させることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の光電センサにおいて、
前記本体部は、外部操作可能な操作部を備え、
前記条件設定手段は、前記操作部の操作に基づいて前記検出条件を変更することを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の光電センサにおいて、
前記本体部は、前記検出条件を取得する通信手段を備え、
前記検出条件設定手段は、前記外部操作手段にて変更された前記検出条件が自機に対するものである場合に、前記通信手段にて取得された前記検出条件に設定変更することを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の光電センサにおいて、
前記本体部は通信手段を備え、
前記通信手段を介して設定変更可能な状態にする命令信号が送られてきた場合、この命令信号が自機に対するものである場合には設定変更可能な状態に移行することを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項1ないし請求項11のいずれかに記載の光電センサにおいて、
前記条件設定手段による設定変更に先立ち、前記可視光出射手段による表示を行なうことを特徴とする
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、検出条件の設定変更又は調整の際に、検出用投光手段の点灯状態とは識別可能な状態でヘッド部から可視光が出射されるため、設定変更可能な状態となった本体部に対応するヘッド部を良好に把握できるようになる。従って、本体部とヘッド部との対応を把握するための作業(例えば、本体部からヘッド部まで辿る作業等)を省略でき、作業性に優れた光電センサとなる。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、検出ヘッド部がファイバを有しているため、ヘッド部の簡素化を図りやすくなる。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、可視光出射用投光素子を本体部側に配してヘッド部の構成を簡素化でき、その上、可視光出射用投光素子からの光は、投光ファイバ又は受光ファイバを共通利用して検出ヘッド部に導かれるため、可視光を検出ヘッド部に誘導しうる構成を部品点数を効果的に削減しつつ実現できる。
<請求項4の発明>
請求項4の発明によれば、可視光を出射する検出用投光手段を可視光出射手段として好適に兼用できるため、部品点数を効果的に削減できる。
<請求項5の発明>
請求項5の発明によれば、検出動作を行いながらの設定を行いやすくなる。また、設定変更時の点灯タイミングと検出動作時の点灯タイミングとが明確に異なるようになるため、タイミングに基づいて設定変更可能とされている本体部に対応するヘッド部を良好に把握できるようになる。
<請求項6の発明>
請求項6の発明によれば可視光の点灯態様に基づいて検出条件の設定内容がどのようなものであるか把握しやすくなる。
<請求項7の発明>
請求項7の発明によれば、投光周波数を所望のものに設定でき、その設定変更の際にヘッド部と本体部とを良好に対応付けることができる。
<請求項8の発明>
請求項8の発明によれば、投光周波数の設定変更に応じて表示の周波数をリニアに変更することができる。
<請求項9の発明>
請求項9の発明によれば、検出条件を本体部にて設定できる好適例となる。
<請求項10の発明>
請求項10の発明によれば、検出条件を外部設定できる好適例となる。
<請求項11の発明>
請求項11の発明によれば、通信による設定変更をより容易に行なうことができる。
<請求項12の発明>
請求項12の発明設定変更に先立って表示部と可視光とを良好に対応付けることができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図面を参照して説明する。
1.センサシステム
まず、本発明に係る光電センサを用いてなるセンサシステムの全体構成について図1ないし図3を参照して説明する。尚、図1において矢印Aの方向を前方、矢印Bの方向を右方向とする。図1は、本発明の実施形態1に係るセンサシステムの構成を例示する斜視図であり、図2は、実施形態1のセンサシステムのブロック図である。図3は、本体部及び検出ヘッド部の配置例を示す説明図である。
図1のセンサシステム100は同一構造の複数台(図1では4台)の光ファイバセンサユニット1(光ファイバセンサユニット1は、光電センサの一例に相当する)を備え、夫々の光ファイバセンサユニット1から導出されている光ファイバFの先端を検出領域に向かって配置し、被検出物を検出するものであって、各センサユニットの受光量モニタリング及び感度調整を制御用ユニット2にて行なうようにしたものである。なお、光ファイバセンサユニット1は、以下において単にセンサユニット1とも称する。
尚、以下の説明において、光ファイバセンサユニット1全体を指す場合にはセンサユニット1と称し、個々の光ファイバセンサユニット1を指す場合には、左方の光ファイバセンサユニット1から第1のセンサユニット1、第2のセンサユニット1、第3のセンサユニット1、第4のセンサユニット1と称する。
図1に示すように、各センサユニット1の本体部31は箱状をなし、前面に設けられたファイバ挿入孔に光ファイバFの先端が挿入されており、一方、背面には図示しない制御用ユニット2から連なるケーブルのコネクタが接続されている。また、センサユニット1の右側面には投光素子12が設けられ、左側面には受光素子11が設けられている。また、下面前後部から斜め下中央に向かって延びる図示しない挟持部が設けられている。
センサユニット1は周知のDINレール3の両側に挟持部を通すことによって装着されており、夫々が密接して相隣接するセンサユニット1の投光素子12及び受光素子11が対向した状態となっている。
そして、第1及び第4のセンサユニット1の側方には同じく箱状をなす制御用ユニット2及び終端ユニット4が配置されている。この、制御用ユニット2にはセンサユニット1の挟持部と同一形状の挟持部(図示せず)が設けられ、この挟持部にDINレール3を通して装着されている。また、上下側面間を貫通して形成された2つのねじ孔21が設けられ、これに螺合したねじ22が設けられており、ねじ22を締め付けることによって挟持部とねじ22先端とでDINレール3を挟み込み、DINレール3に対して固定可能となっている。終端ユニット4にも同じく挟持部41、ねじ孔42及びねじ43が設けられており、ねじ43を締めることによってDINレール3に対して固定可能となっている。
ここで、制御用ユニット2の右側面に設けられた投光素子23は第1のセンサユニット1の受光素子11と対向する位置に配されている。また、終端ユニット4の左側面に設けられた受光素子44が第4のセンサユニット1の投光素子12と対向する位置に配されている。
次に、センサシステムの電気的構成を図2を参照して説明する。
まず、制御用ユニット2のハウジングには設定操作部20が設けられており、そこに設けた設定スイッチを操作することによって通信相手のセンサユニットを特定するアドレスの入力と、そのセンサユニットが実行すべきコマンドを入力することができる。この設定スイッチのスイッチ状態はCPU25に取込まれ、ここで制御信号(伝送信号)を生成して、投光素子23と共に制御用ユニット側送信手段を構成する投光回路26に与える。投光回路26はその伝送信号に基づいて投光素子23に駆動電流を供給して伝送信号を光として第1のセンサユニット1に送信する。
各センサユニット1では、受光素子11で光として受けた伝送信号がアナログ信号に変換され、受光回路14にてディジタル信号に変換されてCPU15に与えられる。
CPU15では、伝送信号に含まれているアドレスと自己に設定されているアドレスとを照合し、同一であれば、同時に送出されてきたコマンドに対する処理を行なう。伝送信号に含まれているアドレスが自己に設定されているアドレスと異なっているときにはコマンドに対する処理を行なわず、その伝送信号をそのまま投光回路16に送出し、投光回路16から駆動電流を投光素子12に供給して投光させる。
2.各センサユニット
次に、各センサユニット1について詳述する。図4は、センサユニット1を概略的に例示する斜視図であり、図5は、点灯状態の変更例1を示すタイミングチャートであり、図6は、点灯状態の変更例2を示すタイミングチャートである。センサユニット1は、光電センサの一例に相当するものであり、検出ヘッド部50と、本体部31とを備え、投光部17(投光部17は検出用投光手段の一例に相当する)からの光を検出ヘッド部50を介して検出領域に出射し、かつ検出ヘッド部50を介して検出領域からの光を受光部18(受光部18は、検出用受光手段の一例に相当する)へ導くヘッド分離型の光電センサとして構成されている。
尚、各センサユニット1は、投光部17から光を投光して光ファイバF1及びヘッド部50を介して検出領域に光を照射し、検出領域からの光を受光部18にてディジタル信号に変換して取り込み、この受光量データと内部に設置されている閾値とを比較して検出物体の有無を判断する検出動作を行なう。この投光部17は、設定された投光周期で被検出対象に対して投光を行うように構成されている。CUP15は、予め設定される検出条件に基づいて検出動作を行う検出手段の一例に相当する。
本体部31に設けらた投光部17は、投光素子によって構成されており、受光部18は、受光素子によって構成されている。さらに、CPU15が投光部17を駆動する駆動手段に相当している。
図3、図4に示すように、検出ヘッド部50は、投光部17からの光を出射する投光ヘッド部51と、検出領域からの光を受光する受光ヘッド部52とを有してなる。図4のように、投光ヘッド部51は、一端側が本体部31に接続されると共にその一端側の端部を介して投光部17(投光素子)からの光を入射させ、他端側の端部より検出領域に向けて光を出射する投光ファイバF1を備え、受光ヘッド部52は、一端側が本体部31に接続され、検出領域からの光を他端側の端部から入射させると共に一端側の端部へと導いて受光部18(受光素子)に入射させる受光ファイバF2を有している。
このような構成において、本体部31は外部から検出条件を設定変更可能とされており、検出条件の設定変更又は調整の際に、投光部17の点灯状態とは識別可能な状態でヘッド部から可視光を出射する可視光出射手段を備えている。なお、CPU15が条件設定手段の一例に相当している。
投光部17は、可視光を出射するものであり、かつ、可視光出射手段を兼ねる構成であり、検出条件の設定変更時と、検出動作時とで投光部17の点灯状態が識別可能に変更される。具体的には、検出時の点灯タイミングが図5のパターン1のような場合、検出時の点灯周期T1に予め定められた整数K(図5ではK=2、設定時のタイミングを参照)を乗じた値KT1を設定変更時の点灯周期とすることができる。このようにすれば、点灯時には常に視認されるような表示態様あるいは非常に早く点滅を繰り返す表示態様とすることができ、設定変更時には、ゆっくりと点滅を繰り返す表示態様とすることができる。
即ち、本実施形態では、投光部17からの光は、設定される投光周波数でCPU15(CPU15は駆動手段の一例に相当する)によりパルス点灯される構成となっており、条件設定手段たるCPU15により、この投光周波数を検出条件として設定変更可能とされている。CPU15により検出条件として投光周波数が変更された場合、その変更された投光周波数を所定量分周した分周周波数で可視光出射手段からの可視光をパルス点灯させる。例えば、上記のように検出時に周期T1で点灯を繰り返す場合には、周期がKT1となるように分周した分周周波数を設定し、この周期KT1にて点灯を繰り返すこととなる。
また、パターン2のように周期T2に設定変更された場合(投光周波数が1/T2に設定変更された場合)、検出時にはパターン1のときよりも長い周期T2で点灯がなされる。この場合、設定変更時にはパターン1と同様に分周がなされ、周期KT2で点灯が繰り返されることとなる。また、パターン3のように、更に長い周期T3に設定変更された場合でも同様である。この構成では、検出時の周期が伸びた分だけ設定変更時の周期も伸びるようになっているため、検出条件の度合いと対応させて可視光の点灯態様を変化させることができる。
また、本実施形態では、本体部31は、外部操作可能な操作部19を備え、条件設定手段たるCPU15は、操作部19の操作に基づいて上記のように検出条件を変更するようにしている。たとえば、上記のような投光周波数をこの操作部19から入力できるようになっており、その入力時に、上記のような分周したタイミング(即ち周期KT1のタイミング)での点灯がなされるようになっている。
また、設定変更時における表示態様の変更は、上記のような分周による方法に限らず、図6のようにしてもよい。図6の例では、周期T1に設定される場合には、設定変更時にパターン4のようなタイミングで表示制御がなされ、周期T2に設定される場合にはパターン5のようなタイミング、周期T3に設定される場合にはパターン5のようなタイミングに設定されるようになっている。なお、周期T4は、周期T1〜T3よりも長い時間とされている。
なお、本体部31は、通信手段としての受光素子11、受光回路14、CPU15を備えているため、この通信手段を介して検出条件を取得しても良い。即ち、検出条件の変更操作が可能な外部操作手段(例えば、制御用ユニット2の操作部20)から変更された検出条件を取得する構成とし、CPU15(検出条件設定手段)は、その外部操作手段にて変更された検出条件が自機に対するものである場合(例えば、取得した情報の中に検出条件と共に自機を示すアドレス情報が含まれている場合)、その取得した検出条件に設定変更するようにしてもよい。
また、外部操作手段による検出条件の設定としてはこのような方法に限らず、例えば、本体部31にハンディコンソールなどの設定ツールを接続し、この設定ツールから検出条件を入力するようなほうほうであってもよい。
また、外部操作手段からの設定変更ないし調整に先立ち、検出ヘッド部把握のための処理を行なうにしてもよい。例えば、設定変更ないし調整に先立ち、操作部20(外部操作手段)にていずれかの光ファイバセンサユニット1を指定操作できるようにし、そのような指定がなされた場合に、光ファイバセンサユニット1に対してアドレス情報とコマンド情報を送信する。光ファイバセンサユニット1側では、外部から自機を指定する指定信号が送られてきた場合に、検出ヘッド部50から可視光を出射する。このようにすれば、検出条件の設定変更又は調整の前に、本体部31とヘッド部とを対応付けて把握できるようになる。なお、このような本発明に対する比較例として、例えば検出ヘッドにアンプを内蔵したアンプ内蔵型センサがある。このようなアンプ分離型の複数のセンサがシーケンサに接続されるような場合、検出ヘッドから固有の表示を行なうようにして設定変更に係るセンサを特定できるようにすることができる。
以上のように、本実施形態によれば、検出条件の設定変更又は調整の際に、投光部17の点灯状態とは識別可能な状態でヘッド部から可視光を出射する可視光出射手段を備えている。この構成によれば、検出条件の設定変更又は調整の際に、投光部17の点灯状態とは識別可能な状態でヘッド部から可視光が出射されるため、設定変更又は調整がなされている本体部31に対応するヘッド部を良好に把握できるようになる。従って、本体部31とヘッド部との対応を把握するための作業(例えば、本体部31からヘッド部まで辿る作業等)を省略でき、作業性に優れた光電センサとなる。
また、投光部17としての投光素子と検出用受光手段としての受光素子を共に本体部31に設けたためヘッド部の簡素化を図ることができ、その上で、ヘッド部と本体部31とを良好に対応付けることができる。
また、投光部17は、可視光を出射するものであり、かつ、可視光出射手段を兼ねる構成であり、検出条件の設定変更時と、検出動作時とで、投光部17の点灯状態が識別可能に変更される。したがって、可視光を出射する投光部17を可視光出射手段として好適に兼用できるため、部品点数を効果的に削減できる。
また、可視光出射手段は、検出条件の度合いと対応させて可視光の点灯態様を変化させるようにしている。このようにすれば、可視光の点灯態様に基づいて検出条件の度合いがどの程度であるかを把握できるようになる。
また、投光部17からの光は、設定される投光周波数で駆動手段によりパルス点灯される構成であって、条件設定手段は、投光周波数を検出条件として設定変更可能とされている。したがって、投光周波数を所望のものに設定でき、その設定変更の際にヘッド部と本体部31とを良好に対応付けることができる。
また、条件設定手段により検出条件として投光周波数が変更された場合、制御手段は、その変更された投光周波数を所定量分周した分周周波数で可視光出射手段からの可視光をパルス点灯させる。このようにすれば、投光周波数の設定変更に応じて表示の周波数をリニアに変更することができる。
また、本体部31は、外部操作可能な操作部を備えており、条件設定手段は、操作部の操作に基づいて検出条件を変更する。したがって、検出条件を本体部31にて設定できる好適例となる。
また、本体部31は、検出条件の変更操作が可能な外部操作手段から変更された検出条件を取得する通信手段を備え、検出条件設定手段は、外部操作手段にて変更された検出条件が自機に対するものである場合に、通信手段にて取得された検出条件に設定変更する検出条件を外部設定できる好適例となる。
また、可視光出射手段は、外部から自機を指定する指定信号が送られてきた場合に、ヘッド部から可視光を出射する。このようにすれば、検出条件の設定変更又は調整の前に、本体部31とヘッド部とを対応付けて把握できるようになる。
<実施形態2>
図7は、実施形態2に係る光ファイバセンサユニットを例示する斜視図である。図7では、本体部31に、LED等からなる可視光出射用投光素子70が収容され、この可視光出射用投光素子70からの光が、投光ファイバF1を共通で用いて検出ヘッド部50の先端部側に導かれるようになっている。なお、これに限らず、例えば、受光ファイバF2を共通で用いて可視光出射用投光素子70からの光を受光ヘッド部52の先端部側に導くようにしてもよい。設定変更時には、このような可視光出射用投光素子70から、検出時の投光部17の点灯状態とは識別可能な可視光が出射される。
<実施形態3>
図8は、実施形態3に係る光ファイバセンサユニットを例示する斜視図である。図8は、検出ヘッド部50(具体的には投光ヘッド部51)の先端部に可視光出射用投光素子70を配した例を示している。設定変更時には、この可視光出射用投光素子70から、検出時の投光部17の点灯状態とは識別可能な可視光が出射される。なお、投光ヘッド部51側でなく、受光ヘッド部52の先端部側に可視光出射用投光素子70を設けてもよい。
<実施形態4>
図9は、実施形態4に係る光電センサ(アンプ分離型の光電センサ)を例示する斜視図である。この構成では、投光ヘッド部51の先端部側に、、検出用投光手段としての投光部17が配され、受光ヘッド部52の先端部側に、受光用検出手段としての受光部18が配されている。ここでは、実施形態1と同様に検出用投光手段が可視光出射手段としての機能を兼ねるようになっている。なお、検出時と設定変更時又は調整時で検出用投光手段の表示を識別可能とする方法は実施形態1と同様である。
<実施形態5>
図10は、実施形態5に係る光電センサ(アンプ分離型の光電センサ)を例示する斜視図である。この構成も、投光ヘッド部51の先端部側に、、検出用投光手段としての投光部17が配され、受光ヘッド部52の先端部側に、受光用検出手段としての受光部18が配されて、さらに投光ヘッド部50の先端部側に可視光出射用投光素子70が配されている。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記実施形態では、可視光出射手段が、投光ヘッド部を介して可視光を出射しているが、受光ヘッド部を介して可視光を出射する構成としてもよい。
また、可視光出射手段は、検出動作時の点灯タイミング以外のタイミングで、検出条件の設定変更時の点灯を行い、検出手段は、検出動作時の点灯タイミング以外のタイミングでは検出動作を行わないようにしてもよい。設定変更時の点灯タイミングと検出動作時の点灯タイミングとが明確に異なるようになるため、タイミングに基づいて設定変更又は調整がなされている本体部31に対応するヘッド部を良好に把握できるようになる。
上記実施形態として、検出ヘッド部と本体部がファイバによって接続されるヘッド分離型のファイバセンサを例示したが、このファイバセンサでなくてもよい。例えば、検出ヘッド部と本体部が電線で接続されるようなヘッド分離型センサであってもよい。
本発明の実施形態1に係るセンサシステムの構成を例示する斜視図 実施形態1のセンサシステムのブロック図 本体部及び検出ヘッド部の配置例を示す説明図 光ファイバセンサユニットを概念的に例示する斜視図 点灯状態の変更例1を示すタイミングチャート 点灯状態の変更例2を示すタイミングチャート 実施形態2に係る光ファイバセンサユニットを例示する斜視図 実施形態3に係る光ファイバセンサユニットを例示する斜視図 実施形態4に係る光ファイバセンサユニットを例示する斜視図 実施形態5に係る光ファイバセンサユニットを例示する斜視図
符号の説明
1…光ファイバセンサユニット(光電センサ)
15…CPU(検出手段、条件設定手段、通信手段)
17…投光部(投光素子、検出用投光手段、可視光出射手段)
18…受光部(受光素子、検出用受光手段)
19…操作部
20…操作部(外部操作手段)
31…本体部
50…検出ヘッド部
F1…投光ファイバ
F2…受光ファイバ

Claims (12)

  1. 検出ヘッド部と、本体部と、を備え、検出用投光手段からの光を前記検出ヘッド部を介して検出領域に出射し、かつ前記検出ヘッド部を介して前記検出領域からの光を検出用受光手段へ導くヘッド分離型の光電センサであって、
    前記本体部は、
    予め設定される検出条件に基づいて検出動作を行う検出手段と、
    外部から前記検出条件を設定変更可能な条件設定手段と、
    前記条件設定手段による前記検出条件の設定変更可能な状態で、前記検出用投光手段の点灯状態とは識別可能な状態で前記ヘッド部から可視光を出射する可視光出射手段と、
    を備えたことを特徴とする光電センサ。
  2. 前記ヘッド分離型の光電センサはファイバセンサであり、
    前記検出ヘッド部は、ファイバを有してなることを特徴とする請求項1に記載の光電センサ。
  3. 前記本体部には、前記可視光出射手段としての可視光出射用投光素子が収容され、
    前記可視光出射用投光素子からの光は、投光ファイバ又は受光ファイバを共通で用いて前記検出ヘッド部に導かれることを特徴とする請求項2に記載の光電センサ。
  4. 前記検出用投光手段は、
    可視光を出射するものであり、
    かつ、前記可視光出射手段を兼ねる構成であり、
    前記検出条件の設定変更可能な時と、前記検出動作時とで、前記検出用投光手段の点灯状態が識別可能に変更されることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の光電センサ。
  5. 前記可視光出射手段は、前記検出用投光手段での投光動作を行いながら前記検出動作時の点灯タイミング以外のタイミングで、前記検出条件の設定変更可能な時の点灯を行い、
    前記検出手段は、前記検出動作時の点灯タイミング以外のタイミングでは前記検出動作を行わないことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の光電センサ。
  6. 前記可視光出射手段は、前記検出条件の設定内容に応じて前記可視光の点灯態様を変化させることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の光電センサ。
  7. 前記検出用投光手段からの光は、設定される投光周波数で前記駆動手段によりパルス点灯される構成であって、
    前記条件設定手段は、前記投光周波数を前記検出条件として設定変更可能とされていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の光電センサ。
  8. 前記条件設定手段により前記検出条件として前記投光周波数が変更された場合、前記可視光出射手段は、その変更された前記投光周波数を所定量分周した分周周波数で前記可視光をパルス点灯させることを特徴とする請求項7に記載の光電センサ。
  9. 前記本体部は、外部操作可能な操作部を備え、
    前記条件設定手段は、前記操作部の操作に基づいて前記検出条件を変更することを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の光電センサ。
  10. 前記本体部は、前記検出条件を取得する通信手段を備え、
    前記検出条件設定手段は、前記外部操作手段にて変更された前記検出条件が自機に対するものである場合に、前記通信手段にて取得された前記検出条件に設定変更することを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の光電センサ。
  11. 前記本体部は通信手段を備え、
    前記通信手段を介して設定変更可能な状態にする命令信号が送られてきた場合、この命令信号が自機に対するものである場合には設定変更可能な状態に移行することを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の光電センサ。
  12. 前記条件設定手段による設定変更に先立ち、前記可視光出射手段による表示を行なうことを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれかに記載の光電センサ。
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