JP2008090946A - コンテンツファイル送信装置および方法、並びに記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】再生可能なコンテンツファイルが分断して複数の装置に記録されてしまう状態になることや意図しない複製を防止して、コンテンツファイルのムーブを行うことができるようにする。
【解決手段】ソース側の装置においては、ムーブ対象のコンテンツファイルのコピーが生成され、生成されたコピーを元にしてインタリーブ済み分割ファイル群が生成される。インタリーブ済み分割ファイルは、コピー全体が所定のサイズ毎に分割され、それぞれの分割ファイルから集められたデータを用いて生成される。全てのインタリーブ済み分割ファイルの転送が終わったとき、シンク側の装置においては、デ・インタリーブ処理が行われてコンテンツファイルが復元され、ソース側の装置においては、それまで記録されていたコンテンツファイルとインタリーブ済み分割ファイル群が削除される。本発明は、コンテンツを扱う装置に適用することができる。
【選択図】図10

Description

本発明は、コンテンツファイル送信装置および方法、並びに記録媒体に関し、特に、再生可能なコンテンツファイルが分断して複数の装置に記録されてしまう状態になることや意図しない複製を防止して、コンテンツファイルのムーブを行うことができるようにしたコンテンツファイル送信装置および方法、並びに記録媒体に関する。
ディジタルテレビジョン放送によって放送されるコンテンツ(番組)には、「Copy Free(制約なしにコピー可)」、「Copy Never(コピー禁止)」、「Copy Once(1世代のみコピー可)」といったような、その著作権を管理するための情報が付加されている。
コピーワンスコンテンツは「1世代のみコピー可」のコンテンツであるから、記録装置のハードディスクに1度記録された場合、その時点で「1世代」のコピーが行われたものとして扱われ、ハードディスクに記録されたコンテンツのコピーをDVD(Digital Versatile Disc)などの他の記録メディアに書き出すことは禁止される。
ところで、ハードディスクの記録容量は当然有限であり、ハードディスクの記録容量いっぱいにコンテンツが記録された場合、コンテンツを消去せずに記録容量を確保するためには、記録メディアにコンテンツをコピーして、ハードディスク内のコンテンツを削除することが考えられるが、上述したような制限からコンテンツによってはそれができない。
そこで、このような問題を解決するために、「ムーブ(Move)」という技術がある。
ムーブは、ハードディスクに記録されているコピーワンスコンテンツをDVDやBlu-ray Disk(商標)などの記録メディアにコピーし、コピーが終了したときに、ハードディスク内のオリジナルのコンテンツを消去することにより、利用可能な1つのコンテンツを記録メディア上に残しつつ、ハードディスク上からはそれを利用できなくする技術である。
図1乃至図3は、ムーブの流れを示す図である。図1乃至図3に示される処理がその順番で進められることによってムーブが実現される。
図1の例においては、ムーブ元の記録メディアとして記録メディアAが示され、ムーブ先の記録メディアとして記録メディアBが示されている。ムーブ対象のファイルである1つのコンテンツファイルが記録メディアAに記録されていることも示されている。
例えば、図2に示されるように、記録メディアAに記録されているコンテンツファイル全体が記録メディアBにコピーされたとき、図3に示されるように、記録メディアAに記録されているオリジナルのコンテンツファイルが消去される。単純なコピーではなく、コンテンツファイルを移動させることによって、再生可能なコンテンツファイルの数が増えるのを防ぎつつ、権利者の意図に沿った形での運用を可能としている。
図4乃至図6は、ムーブの他の流れを示す図である。図4乃至図6に示される処理も、その順番で進められる。
ムーブ元の記録メディアを内蔵するソース側の装置とムーブ先の記録メディアを内蔵するシンク側の装置の2つの装置が所定のインタフェースで接続されている状態でムーブを行う場合、一般的には、インタフェース上の通信の制限から、ムーブ対象のコンテンツを時系列順(再生順)に分割し、分割したファイル単位のデータを順次送受信することによってムーブが進められる。
図4の例においては、ソース側の装置に記録されているコンテンツファイル全体のうち、先頭から所定のサイズのデータを格納するコンテンツファイル1がシンク側の装置にコピーされている。
コンテンツファイル1が記録されたとき、図5に示されるように、シンク側の装置からソース側の装置に対して、そのことを通知する確認信号が送信される。確認信号がシンク側の装置から送信されてきたとき、ソース側の装置においては、コンテンツファイル全体のうちのコンテンツファイル1の部分のデータだけが削除される。
同様の処理がコンテンツファイル2以降を対象としても行われ、図6の例においては、コンテンツファイルnまでがシンク側の装置にコピーされるとともに、ソース側の装置から削除されている。ムーブ対象のコンテンツファイルの最後のデータを含むファイルがシンク側の装置にコピーされるとともに、ソース側の装置から削除されたとき、ムーブの一連の動作が完了する。
特許文献1には、スクランブルを施したコンテンツを転送し、それを転送側の機器において解読させることによって、コンテンツの不正利用を防ぐ技術が開示されている。
特開2005−354236号公報
ムーブ対象のコンテンツファイル全体を時系列順に複数のファイルに分割し、分割したファイル単位でデータを順次送受信することによってムーブが進められるようにした場合、停電などの、ムーブの途中で生じた障害のタイミングによっては、ソース側とシンク側の両方の装置に1つのコンテンツファイルが分断した状態で残り、コンテンツファイル全体をいずれの装置を用いても鑑賞できなくなることがある。
例えば、図6に示される状態で障害が生じ、ムーブが中断した場合、ソース側の装置はコンテンツファイルn以降のデータだけを再生することができる状態になり、シンク側の装置はコンテンツファイルnまでのデータだけを再生することができる状態になる。
このようなことを防止するために、図7に示されるように、分割したファイル単位のデータを送受信することによってムーブが進められるものの、ムーブの一連の動作が全て終了するまでソース側にオリジナルのコンテンツファイル全体を残しておき、一連の動作が全て終了した後にオリジナルのコンテンツファイル全体をソース側の装置から消去するようにすることも考えられるが、この場合、ムーブの途中に障害が発生すると、ソース側の装置にコンテンツファイルの全体が残り、シンク側の装置にコンテンツファイルの一部が残る状態になる。
このように、1つのコンテンツファイルが複数の装置に分断して記録された状態のままになることは、ユーザにとって都合が悪いだけでなく、1回だけコピー可として管理情報を設定した権利者の意図に反することにもなる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、再生可能なコンテンツファイルが分断して複数の装置に記録された状態になってしまうことや意図しない複製を防止して、コンテンツファイルのムーブを行うことができるようにするものである。
本発明の一側面のコンテンツファイル送信装置は、コンテンツファイルの少なくとも一部をM個のブロックにブロック化するブロック化手段と、前記ブロック化手段によるブロック化により得られたM個のブロックからN(N≦M)個のブロックを選択する選択手段と、前記選択手段により選択されたブロックのそれぞれから集められたデータを用いて複数の伝送ブロックを生成する伝送ブロック生成手段と、前記伝送ブロック生成手段により生成された前記伝送ブロックを送信する送信手段とを有する。
前記伝送ブロック生成手段には、前記選択手段により選択されたブロックから前記複数の伝送ブロックのそれぞれに含められるデータが異なるデータとなるように、前記伝送ブロックを生成させることができる。
前記送信手段には、コンテンツファイル送信装置に接続された外部記録装置、またはコンテンツファイル送信装置に装着された記録媒体に前記伝送ブロックを送信させることができる。
前記伝送ブロック生成手段には、対象とするブロックを選択してインタリーブすることによって、複数の前記伝送ブロックを生成させることができる。
前記伝送ブロック生成手段には、インタリーブパターンをランダムにして、複数の前記伝送ブロックを生成させることができる。
前記選択手段には、前記ブロック化手段によるブロック化により得られた全てのブロックをインタリーブ対象のブロックとして選択させることができる。
前記伝送ブロック生成手段には、ムーブの対象として選択されたオリジナルの前記コンテンツファイルのコピーから得られたブロックのそれぞれから集められたデータを用いて複数の前記伝送ブロックを生成させ、一時的に、複数の前記伝送ブロックを含むコンテンツファイルと、オリジナルの前記コンテンツファイルを装置内に存在させることができる。
装置内に存在する複数の前記伝送ブロックを含む前記コンテンツファイルとオリジナルの前記コンテンツファイルは、前記送信手段による前記伝送ブロックの送信後、確認信号が送信先から送信されてきたときに削除されるようにすることができる。
本発明の一側面のコンテンツファイル送信方法または記録媒体に記録されているプログラムは、コンテンツファイルの少なくとも一部をM個のブロックにブロック化し、ブロック化により得られたM個のブロックからN(N≦M)個のブロックを選択し、選択したブロックのそれぞれから集められたデータを用いて複数の伝送ブロックをそれぞれ生成し、生成した前記伝送ブロックを送信するステップを含む。
本発明の一側面においては、コンテンツファイルの少なくとも一部がM個のブロックにブロック化され、ブロック化により得られたM個のブロックからN(N≦M)個のブロックが選択される。また、選択されたブロックのそれぞれから集められたデータを用いて複数の伝送ブロックが生成され、生成された前記伝送ブロックが送信される。
本発明の一側面によれば、再生可能なコンテンツファイルが分断して複数の装置に記録されてしまう状態になることや意図しない複製を防止して、コンテンツファイルのムーブを行うことができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書又は図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書又は図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書又は図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面のコンテンツファイル送信装置(例えば、図8の記録装置1)は、コンテンツファイルの少なくとも一部をM個のブロックにブロック化するブロック化手段(例えば、図15のファイル分割部31)と、前記ブロック化手段によるブロック化により得られたM個のブロックからN(N≦M)個のブロックを選択する選択手段(例えば、図15の選択部32)と、前記選択手段により選択されたブロックのそれぞれから集められたデータを用いて複数の伝送ブロックを生成する伝送ブロック生成手段(例えば、図15のインタリーブ処理部33)と、前記伝送ブロック生成手段により生成された前記伝送ブロックを送信する送信手段(例えば、図15の送受信部34)とを有する。
本発明の一側面のコンテンツファイル送信方法または記録媒体に記録されているプログラムは、コンテンツファイルの少なくとも一部をM個のブロックにブロック化し、ブロック化により得られたM個のブロックからN(N≦M)個のブロックを選択し、選択したブロックのそれぞれから集められたデータを用いて複数の伝送ブロックをそれぞれ生成し、生成した前記伝送ブロックを送信するステップ(例えば、図18のステップS3)を含む。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図8は、本発明の一実施形態に係るコンテンツファイル転送システムの構成例を示す図である。
図8に示されるコンテンツファイル転送システムは、記録装置1と記録装置2がIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394やUSB(Universal Serial Bus)などのインタフェースを介して接続されることによって構成される。
図8の例においては、記録装置1が、ムーブ元の記録メディアであるストレージ1Aを内蔵するソース側の装置とされ、記録装置2が、ムーブ先の記録メディアであるストレージ2Aを内蔵するシンク側の装置とされている。ムーブ対象として選択されたコンテンツファイルは、ストレージ1Aからストレージ2Aに所定のタイミングでムーブされる。
図9乃至図12は、図8のコンテンツファイル転送システムにおいて実現されるムーブの流れの例を示す図である。図9乃至図12に示される処理がその順番で進められることによってムーブが実現される。
図9乃至図12において、図の中央付近に示される点線を挟んで左側がソース側の装置である記録装置1のストレージ1Aに記録されているファイルの状態を示し、点線を挟んで右側がシンク側の装置である記録装置2のストレージ2Aに記録されているファイルの状態を示す。以下、適宜、ソース側の装置である記録装置1を単にソースといい、シンク側の装置である記録装置2を単にシンクという。
例えば、ストレージ1Aに記録されているコンテンツファイルの中から、ムーブ対象とする1つのコンテンツファイルが選択され、そのムーブを開始することが指示されたとき、ソースにおいては、ムーブ対象のコンテンツファイルのコピーが生成され、生成されたコピーを元にして、図9に示されるように、インタリーブ済み分割ファイル群が生成される。インタリーブ済み分割ファイル群は、それを構成する分割ファイルの全てを受け取っていないと、オリジナルのコンテンツファイルを復元することができないようなものになるように生成される。
例えば、ムーブ対象のコンテンツファイルのコピー全体が所定のサイズ毎に分割され(ブロック化され)、分割されることによって得られたそれぞれの分割ファイル(ブロック)から集められたデータを用いて、シンクに伝送される伝送ブロックとしてのインタリーブ済み分割ファイルがそれぞれ生成される。
すなわち、ムーブ対象のコンテンツファイルのコピー全体が分割ファイル1乃至XのX個の分割ファイルに分割された場合、分割ファイル1に含まれる一部のデータが分割ファイル1乃至Xのそれぞれの分割ファイルから集められたデータで上書きされることにより、図9に示されるような、第1のインタリーブ済みの分割ファイルであるインタリーブ済み分割ファイル1が生成される。
また、分割ファイル2に含まれる一部のデータが分割ファイル1乃至Xのそれぞれの分割ファイルから集められたデータで上書きされることにより、第2のインタリーブ済みの分割ファイルであるインタリーブ済み分割ファイル2が生成され、分割ファイル3に含まれる一部のデータが分割ファイル1乃至Xのそれぞれの分割ファイルから集められたデータで上書きされることにより、第3のインタリーブ済みの分割ファイルであるインタリーブ済み分割ファイル3が生成される。
同様の処理が繰り返されることによって、第Xのインタリーブ済みの分割ファイルであるインタリーブ済み分割ファイルXまでが、ムーブ対象のコンテンツファイルのコピーを元にして生成される。インタリーブ済み分割ファイルのそれぞれには、インタリーブ前の全ての分割ファイルのデータの一部が含まれているから、インタリーブ済み分割ファイルを全て取得しなければインタリーブ前の分割ファイルを復元することはできず、結果的に、オリジナルのコンテンツファイルを復元することもできないことになる。
インタリーブ済み分割ファイルXが生成されたとき、図9に示されるように、インタリーブ済み分割ファイル群が用意された状態になる。このとき、ソースには、オリジナルのコンテンツファイルと、インタリーブ済み分割ファイル群が存在することになる。オリジナルのコンテンツファイルは、障害によりムーブが中断した場合のためのバックアップとして一時的にソースに残される。
インタリーブ済み分割ファイル群が用意されたとき、シンクに対するファイルの転送が開始される。ファイルの転送は、図10に示されるように、インタリーブ済みの分割ファイル単位で、インタリーブ済み分割ファイル1から順次行われる。
図10には、ソースに存在するデータとしてオリジナルのコンテンツファイルとインタリーブ済み分割ファイル群が示されており、インタリーブ済み分割ファイル群に含まれる分割ファイルのうちの、インタリーブ済み分割ファイルnまでがシンクに転送されている。転送済みの分割ファイルであるインタリーブ済み分割ファイル1乃至nも、削除されずにソースに記録され続けている。
インタリーブ済み分割ファイル群の最後の分割ファイルであるインタリーブ済み分割ファイルXまでがシンクに転送されることによって全ての分割ファイルの転送が終了したとき、図11に示されるように、シンクからソースに対して、そのことを通知する確認信号が送信される。また、確認信号が受信されたとき、ソースにおいては、それまで装置内に残されていたオリジナルのコンテンツファイルとインタリーブ済み分割ファイル群が削除される。
全てのインタリーブ済み分割ファイルが取得されたとき、シンクにおいては、図12に示されるように、デ・インタリーブ処理が行われ、インタリーブ済み分割ファイル群を元にしてムーブ対象のコンテンツファイルが復元される。
デ・インタリーブ処理は、インタリーブ前の分割ファイル1乃至Xのそれぞれから集められたデータで上書きされたインタリーブ済み分割ファイル1のデータが、インタリーブ済み分割ファイル1乃至Xにそれぞれ含まれる、分割ファイル1のデータで上書きされることによって分割ファイル1が復元され、インタリーブ前の分割ファイル1乃至Xのそれぞれから集められたデータで上書きされたインタリーブ済み分割ファイル2のデータが、インタリーブ済み分割ファイル1乃至Xにそれぞれ含まれる、分割ファイル2のデータで上書きされることによって分割ファイル2が復元されるといったように、それぞれのインタリーブ済み分割ファイルから集められたデータを用いて行われる。
分割ファイルXまで復元されたとき、復元して得られた分割ファイルが統合され、ムーブ対象の1つのコンテンツファイルがシンクにより取得される。
このように、全てのインタリーブ済み分割ファイルを受け取らないと、オリジナルのコンテンツファイルを復元することができないような形でファイルの転送が行われるようにすることにより、ソースとシンクの両方の装置に、1つのコンテンツファイルが再生可能な状態で分断して記録されてしまうことを防ぐことができ、権利者の意図に沿った形で安全にコンテンツファイルのムーブを行わせることができる。
例えば、図10に示されるような状態でムーブが中断した場合であっても、再生が可能な有効なコンテンツファイルはソースにだけ記録されていることになり、シンクに記録されているファイルからだけではコンテンツファイルを再生することはできない。
スクランブルを施したファイルを転送し、ファイルを受信したシンク側の装置にそれを解読させることによってムーブ対象の1つのファイルが再生可能な状態で分断して記録されてしまうことを防ぐようにすることも考えられるが、スクランブルは、通常、数百バイト単位のデータに対して施されるようになされているため、仮に、スクランブルを解読する鍵が取得されていれば、ムーブが中断した時点で転送が終了している数百バイト単位のデータを元に、再生可能なデータをシンク側の装置は復元することができることになるが、上述したように全ての分割ファイルを受け取らないとオリジナルのコンテンツファイルを復元することができないような形でファイルの転送が行われるようにすることにより、そのようなことを防ぐことができる。
ソースとシンクにより行われるそれぞれの処理についてはフローチャートを参照して後述する。
図13は、ソース側の装置である記録装置1とシンク側の装置である記録装置2のハードウエア構成例を示すブロック図である。
図13の例においては、ソースは、ストレージ1A、プロセッサ11、コントローラ12から構成され、シンクは、ストレージ2A、プロセッサ21、コントローラ22から構成されている。ストレージ1A,2Aは例えばハードディスクなどの記録メディアから構成される。
ソースのプロセッサ11は、ストレージ1Aに記録されているデータの読み出しと、ストレージ1Aに対するデータの書き込みを制御する。例えば、プロセッサ11は、ムーブ対象のコンテンツファイルが選択されたとき、コントローラ12による制御に従って、そのコンテンツファイルを構成するデータの読み書きを行う。
また、プロセッサ11は、シンクのプロセッサ21との間で通信を行い、例えば、インタリーブ済み分割ファイル群の生成が完了したとき、インタリーブ済み分割ファイルをプロセッサ21に送信する。
コントローラ12は、プロセッサ11を制御することによってインタリーブを行い、ムーブ対象とするコンテンツファイルのコピーを元にしてインタリーブ済み分割ファイル群を生成する。
シンクのプロセッサ21は、ソースのプロセッサ11との間で通信を行い、例えば、インタリーブ済み分割ファイルが送信されてきたとき、それを受信する。プロセッサ21により受信されたインタリーブ済み分割ファイルは、コントローラ22による制御に従って、適宜、ストレージ2Aに記録され、デ・インタリーブ処理が施される。
また、プロセッサ21は、ストレージ2Aに記録されているデータの読み出しと、ストレージ2Aに対するデータの書き込みを制御する。例えば、プロセッサ21は、コントローラ22により復元されたコンテンツファイルをストレージ2Aに記録させる。
コントローラ22は、プロセッサ21を制御することによってデ・インタリーブを行い、インタリーブ済み分割ファイルを元にしてオリジナルのコンテンツファイルを復元する。
図14は、ストレージ1A,2Aに形成されるエリアの例を示す図である。
図14に示されるように、ストレージ1A,2Aの記録領域は、それぞれ、エリアA1、エリアA2、エリアA3の3つのエリアから構成される。
ストレージ1Aに形成されるエリアA1は、インタリーブの対象となる分割ファイルから選択されたデータが退避されるエリアである。エリアA1に記録されたデータは、インタリーブ済み分割ファイルを生成するときのデータの上書きに用いられる。図14の例においては、退避エリア1乃至Nが示されており、例えば退避エリア1には、インタリーブの対象となる分割ファイル1から選択された所定のバイト数のデータが記録される。退避エリア2乃至Nにも同様に、インタリーブの対象となる分割ファイル2乃至Nからそれぞれ選択された所定のバイト数のデータが記録される。
ストレージ2Aに形成されるエリアA1は、デ・インタリーブの対象となる分割ファイル(インタリーブ済み分割ファイル)から選択されたデータが退避されるエリアである。エリアA1に記録されたデータは、インタリーブ済み分割ファイルから分割ファイルを復元するときのデータの上書きに用いられる。退避エリア1乃至Nには、デ・インタリーブの対象となるインタリーブ済み分割ファイル1乃至Nからそれぞれ選択された所定のバイト数のデータが記録される。
ストレージ1Aに形成されるエリアA2は、インタリーブの対象となる分割ファイルが記録されるエリアである。図14の例においては、分割エリア1乃至Nが示されており、例えば分割エリア1には、インタリーブの対象となる分割ファイル1が記録される。分割エリア2乃至Nにも同様に、インタリーブの対象となる分割ファイル2乃至Nがそれぞれ記録される。
ストレージ2Aに形成されるエリアA2は、デ・インタリーブの対象となる分割ファイル(インタリーブ済み分割ファイル)が記録されるエリアである。分割エリア1乃至Nには、デ・インタリーブの対象となるインタリーブ済み分割ファイル1乃至Nがそれぞれ記録される。
ストレージ1Aに形成されるエリアA3は、オリジナルのコンテンツファイルが記録されるエリアである。
ストレージ2Aに形成されるエリアA3は、デ・インタリーブによって復元されたコンテンツファイルが記録されるエリアである。
図15は、ソースの機能構成例を示すブロック図である。図15に示す機能部のうちの少なくとも一部は、図13のプロセッサ11、コントローラ12により所定のプログラムが実行されることによって実現される。
図15に示されるように、ソースにおいては、ファイル分割部31、選択部32、インタリーブ処理部33、および送受信部34が実現される。
ファイル分割部31は、ムーブ対象のコンテンツファイルをストレージ1Aから読み出し、読み出したコンテンツファイルのコピーを所定のサイズのデータ毎に分割する。例えば、ファイル分割部31は、コンテンツファイルのコピー全体をM個の分割ファイルに分割し、分割ファイルを選択部32に出力する。
選択部32は、ファイル分割部31から供給されたM個の分割ファイルのうち、インタリーブの対象とするN(N≦M)個の分割ファイルを選択し、選択した分割ファイル1乃至Nを、ストレージ1AのエリアA2の分割エリア1乃至Nにそれぞれ記録させる。インタリーブの対象にならない分割ファイルはエリアA3に記録される。
図9乃至図12の例においては、ムーブ対象のコンテンツファイルのコピーから生成された分割ファイル全体を対象としてインタリーブ、デ・インタリーブの処理が行われるものとしたが、一部の分割ファイルを対象としてそれらの処理が行われるようにすることも可能である。これにより、インタリーブ、デ・インタリーブの処理の対象となる分割ファイルの量を減らすことができ、処理に必要なメモリ(エリアA1,A2)の容量を減らすことができる。また、ムーブ対象のコンテンツファイルのコピー全体が分割されるのではなく、一部だけが分割され、分割ファイルが生成されるようにしてもよい。
選択部32は、どの分割エリアにどの分割ファイルのデータが記録されているのかを表す情報をインタリーブ処理部33に出力する。
また、選択部32は、ファイルの転送が終了したことを通知する確認信号がシンクから送信され、それが送受信部34において受信されたとき、ストレージ1AのエリアA2に記録されている分割ファイルと、エリアA3に記録されているオリジナルのコンテンツファイルを削除する。インタリーブの対象にならない分割ファイルがエリアA3に記録されている場合、選択部32は、その分割ファイルをも削除する。
インタリーブ処理部33は、ストレージ1AのエリアA2に記録されている分割ファイルを対象としてインタリーブを行い、インタリーブ済み分割ファイルを生成する。
図16はインタリーブの例を示す図である。
図16の例においては、ムーブ対象のコンテンツファイルのコピー全体が分割ファイル1乃至NのN個の分割ファイルに分割され、その全ての分割ファイルが、インタリーブ対象の分割ファイルとして選択されている。
図16に示されるように、例えば1バイトなどの所定のバイト数のデータを1単位として、分割ファイルmを構成するデータのうちの先頭の1単位のデータが、分割ファイル1から選択された先頭からm番目の1単位のデータで上書きされ、分割ファイルmを構成するデータのうちの先頭から2番目の1単位のデータが、分割ファイル2から選択された先頭からm番目の1単位のデータで上書きされる。
分割ファイルmを構成する他の1単位のデータもそれぞれの分割ファイルから選択された先頭からm番目の1単位のデータで上書きされ、分割ファイルmを元にして生成されるインタリーブ済み分割ファイルmは、点線で囲んで示すように、インタリーブ前の分割ファイル1乃至Nからそれぞれ選択されたm番目の1単位のデータと、他のデータで上書きされなかった分割ファイルmのデータから構成されるものになる。
インタリーブ済み分割ファイルm以外の他のインタリーブ済み分割ファイルも同様に、それぞれの分割ファイルから選択されたデータと、上書きされなかったインタリーブ前の分割ファイルのデータから構成されるものになるようにして生成される。
図15の説明に戻り、インタリーブ処理部33は、例えば図16に示されるようにして生成したインタリーブ済み分割ファイルを送受信部34に出力する。ストレージ1AのエリアA3にインタリーブの対象になっていない分割ファイルが記録されている場合、インタリーブ処理部33は、インタリーブの対象になっていない分割ファイルとともに、インタリーブ済み分割ファイルを送受信部34に出力する。
送受信部34は、インタリーブ処理部33から供給された分割ファイルをシンクに送信する。また、送受信部34は、ファイルの転送が終了したことを通知する確認信号がシンクから送信されてきたとき、それを受信し、確認信号を受信したことを表す情報を選択部32に出力する。
図17は、シンクの機能構成例を示すブロック図である。図17に示す機能部のうちの少なくとも一部は、図13のプロセッサ21、コントローラ22により所定のプログラムが実行されることによって実現される。
図17に示されるように、ソースにおいては、送受信部41、選択部42、およびデ・インタリーブ処理部43が実現される。
送受信部41は、ソースから送信されてきた分割ファイルを受信し、受信した分割ファイルを選択部42に出力する。また、送受信部41は、全ての分割ファイルを受信したとき、ファイルの転送が終了したことを通知する確認信号をソースに送信する。
選択部42は、送受信部41から供給された分割ファイルのうち、デ・インタリーブの対象とするN個のインタリーブ済み分割ファイルを選択し、選択したインタリーブ済み分割ファイル1乃至Nを、ストレージ2Aの分割エリア1乃至Nにそれぞれ記録させる。デ・インタリーブの対象にならない分割ファイルはエリアA3に記録される。
選択部42は、どの分割エリアにどのインタリーブ済み分割ファイルのデータが記録されているのかを表す情報をデ・インタリーブ処理部43に出力する。
デ・インタリーブ処理部43は、ストレージ2AのエリアA2に記録されているインタリーブ済み分割ファイルを対象としてデ・インタリーブを行い、分割ファイルを復元する。
デ・インタリーブ処理部43は、復元して得られた分割ファイルを統合し、ムーブ対象の1つのコンテンツファイルを生成する。また、デ・インタリーブ処理部43は、インタリーブの対象にならない分割ファイルがエリアA3に記録されている場合、復元して得られた分割ファイルと、エリアA3に記録されているインタリーブの対象にならない分割ファイルを統合し、ムーブ対象の1つのコンテンツファイルを生成する。
次に、以上のような構成を有するソースとシンクの処理について説明する。
はじめに、図18のフローチャートを参照して、分割ファイルを送信するソースの処理について説明する。
ステップS1において、ソースのファイル分割部31は、ムーブ対象のコンテンツファイルをストレージ1Aから読み出し、読み出したコンテンツファイルのコピーを生成する。
ステップS2において、ステップS1で生成されたコンテンツファイルのコピーが用いられることによってインタリーブ処理が行われる。インタリーブ処理によって生成されたインタリーブ済み分割ファイルとインタリーブの対象にならなかった分割ファイルは送受信部34に出力される。インタリーブ処理の詳細については図19のフローチャートを参照して後述する。
ステップS3において、送受信部34は、インタリーブ処理部33から供給された分割ファイルの転送を行い、ステップS4に進み、確認信号がシンクから送信されてきたか否かを判定する。
送受信部34は、ステップS4において、確認信号が送信されてきていないと判定した場合、ステップS3に戻り、分割ファイルの転送を続行する。
ステップS4において、送受信部34は、確認信号が送信されてきたと判定した場合、確認信号を受信したことを表す情報を選択部32に出力し、ステップS5に進む。
ステップS5において、選択部32は、ストレージ1AのエリアA2に記録されているインタリーブ済み分割ファイルと、エリアA3に記録されているオリジナルのコンテンツファイルを削除し、処理を終了させる。インタリーブの対象にならない分割ファイルがエリアA3に記録されている場合、その分割ファイルも削除される。
ここで、図19のフローチャートを参照して、図18のステップS2において行われるインタリーブ処理について説明する。
ステップS11において、ファイル分割部31は、コンテンツファイルのコピー全体をM個の分割ファイルに分割し、分割ファイルを選択部32に出力する。
ステップS12において、選択部32は、ファイル分割部31から供給されたM個の分割ファイルからインタリーブの対象とするN(N≦M)個の分割ファイルを選択し、選択した分割ファイル1乃至Nを、ストレージ1Aの分割エリア1乃至Nにそれぞれ記録させる。インタリーブの対象にならない分割ファイルはエリアA3に記録される。
ステップS13において、インタリーブ処理部33はmの値に0を設定し、ステップS14に進み、そのときのmの値を1だけインクリメントする。
ステップS15において、インタリーブ処理部33は、エリアA2に記録されている分割ファイルmのデータのうちの先頭のNバイトのデータをエリアA1の退避エリアmにコピーする(退避させる)。
ステップS16において、インタリーブ処理部33は、mの値がNの値より小さいか否かを判定し、小さいと判定した場合、ステップS14に戻り、ステップS14,S15の処理を繰り返す。
ステップS16において、mの値がNの値と同じ値であることから、mの値がNの値より小さくないと判定した場合、インタリーブ処理部33は、ステップS17に進む。
図20は、ステップS14,S15の処理が繰り返されることによって行われる分割ファイルのデータの退避の例を示す図である。図20は、N=3である場合の例を示している。
mの値が1だけインクリメントされ、m=0からm=1になったとき、図20の上段に示されるように、分割エリア1に記録されている分割ファイル1の先頭の3バイトのデータであるデータD1-1乃至D1-3が退避エリア1にコピーされる。
図20において、1つの丸は1バイトのデータを表す。データD1-1は分割ファイル1の1バイト目のデータ(1番目の1バイトのデータ)を表し、データD1-2は分割ファイル1の2バイト目のデータ(2番目の1バイトのデータ)を表す。また、データD1-3は分割ファイル1の3バイト目のデータ(3番目の1バイトのデータ)を表す。
なお、図20においては、コピーや上書きの対象になるデータだけを丸で表しているが、丸で表されるデータ以外にも、それぞれの分割エリアには分割ファイルの他のデータが記録されている。
mの値が1だけインクリメントされ、m=1からm=2になったとき、図20の中段に示されるように、分割エリア2に記録されている分割ファイル2の先頭の3バイトのデータであるデータD2-1乃至D2-3が退避エリア2にコピーされる。
mの値が1だけインクリメントされ、m=2からm=3になったとき、図20の下段に示されるように、分割エリア3に記録されている分割ファイル3の先頭の3バイトのデータであるデータD3-1乃至D3-3が退避エリア3にコピーされる。
図19の説明に戻り、ステップS17において、インタリーブ処理部33はmの値に0を設定し、ステップS18に進み、そのときのmの値を1だけインクリメントする。
ステップS19において、インタリーブ処理部33はkの値に0を設定し、ステップS20に進み、そのときのkの値を1だけインクリメントする。
ステップS21において、インタリーブ処理部33は、エリアA2に記録されている分割ファイルmの先頭からk番目の1バイトのデータを、エリアA1の退避エリアkに退避させているm番目の1バイトのデータで上書きする。
ステップS22において、インタリーブ処理部33は、kの値がNの値より小さいか否かを判定し、小さいと判定した場合、ステップS20に戻り、ステップS20,S21の処理を繰り返す。
ステップS22において、kの値がNの値と同じ値であることから、kの値がNの値より小さくないと判定した場合、インタリーブ処理部33は、ステップS23に進む。
ステップS23において、インタリーブ処理部33は、mの値がNの値より小さいか否かを判定し、小さいと判定した場合、ステップS18に戻り、ステップS18乃至S22の処理を繰り返す。
ステップS22において、mの値がNの値と同じ値であることから、mの値がNの値より小さくないと判定した場合、インタリーブ処理部33は、インタリーブ処理を終了させる。その後、図18のステップS2以降の処理が行われる。
図21乃至図23は、ステップS18乃至S23の処理が繰り返されることによって行われる分割ファイルのデータの上書きの例を示す図である。ここでは、図20に示されるようにして分割ファイル1乃至3のデータが退避エリア1乃至3に退避されている場合の例について説明する。
mの値が1だけインクリメントされ、m=0からm=1になるとともに、kの値が1だけインクリメントされ、k=0からk=1になったとき、図21に示されるように、分割エリア1に記録されている分割ファイル1の先頭の1バイトのデータであるデータD1-1が、退避エリア1に退避されている分割ファイル1の先頭の1バイトのデータであるデータD1-1で上書きされる。
kの値が1だけインクリメントされ、k=1からk=2になったとき(m=1のまま)、図21に示されるように、分割エリア1に記録されている分割ファイル1の先頭から2番目の1バイトのデータであるデータD1-2が、退避エリア2に退避されている分割ファイル2の先頭の1バイトのデータであるデータD2-1で上書きされる。
kの値が1だけインクリメントされ、k=2からk=3になったとき(m=1のまま)、図21に示されるように、分割エリア1に記録されている分割ファイル1の先頭から3番目の1バイトのデータであるデータD1-3が、退避エリア3に退避されている分割ファイル3の先頭の1バイトのデータであるデータD3-1で上書きされる。
分割ファイル1を元にして生成されたインタリーブ済み分割ファイル1は、分割ファイル1の先頭の1バイトのデータであるデータD1-1、分割ファイル2の先頭の1バイトのデータであるデータD2-1、分割ファイル3の先頭の1バイトのデータであるデータD3-1、および、分割ファイル1の3バイト目以降のデータから構成されるファイルとなる。
mの値が1だけインクリメントされ、m=1からm=2になるとともに、kの値が1だけインクリメントされ、k=0からk=1になったとき、図22に示されるように、分割エリア2に記録されている分割ファイル2の先頭の1バイトのデータであるデータD2-1が、退避エリア1に退避されている分割ファイル1の先頭から2番目の1バイトのデータであるデータD1-2で上書きされる。
kの値が1だけインクリメントされ、k=1からk=2になったとき(m=2のまま)、図22に示されるように、分割エリア2に記録されている分割ファイル2の先頭から2番目の1バイトのデータであるデータD2-2が、退避エリア2に退避されている分割ファイル2の先頭から2番目の1バイトのデータであるデータD2-2で上書きされる。
kの値が1だけインクリメントされ、k=2からk=3になったとき(m=2のまま)、図22に示されるように、分割エリア2に記録されている分割ファイル2の先頭から3番目の1バイトのデータであるデータD2-3が、退避エリア3に退避されている分割ファイル3の先頭から2番目の1バイトのデータであるデータD3-2で上書きされる。
分割ファイル2を元にして生成されたインタリーブ済み分割ファイル2は、分割ファイル1の先頭から2番目の1バイトのデータであるデータD1-2、分割ファイル2の先頭から2番目の1バイトのデータであるデータD2-2、分割ファイル3の先頭から2番目の1バイトのデータであるデータD3-2、および、分割ファイル2の3バイト目以降のデータから構成されるファイルとなる。
mの値が1だけインクリメントされ、m=2からm=3になるとともに、kの値が1だけインクリメントされ、k=0からk=1になったとき、図23に示されるように、分割エリア3に記録されている分割ファイル3の先頭の1バイトのデータであるデータD3-1が、退避エリア1に退避されている分割ファイル1の先頭から3番目の1バイトのデータであるデータD1-3で上書きされる。
kの値が1だけインクリメントされ、k=1からk=2になったとき(m=3のまま)、図23に示されるように、分割エリア3に記録されている分割ファイル3の先頭から2番目の1バイトのデータであるデータD3-2が、退避エリア2に退避されている分割ファイル2の先頭から3番目の1バイトのデータであるデータD2-3で上書きされる。
kの値が1だけインクリメントされ、k=2からk=3になったとき(m=3のまま)、図23に示されるように、分割エリア3に記録されている分割ファイル3の先頭から3番目の1バイトのデータであるデータD3-3が、退避エリア3に退避されている分割ファイル3の先頭から3番目の1バイトのデータであるデータD3-3で上書きされる。
分割ファイル3を元にして生成されたインタリーブ済み分割ファイル3は、分割ファイル1の先頭から3番目の1バイトのデータであるデータD1-3、分割ファイル2の先頭から3番目の1バイトのデータであるデータD2-3、分割ファイル3の先頭から3番目の1バイトのデータであるデータD3-3、および、分割ファイル3の3バイト目以降のデータから構成されるファイルとなる。
このようにして生成されたインタリーブ済み分割ファイルが、適宜、インタリーブの対象にならなかった分割ファイルとともに、ソースからシンクに送信される。
次に、図24のフローチャートを参照して、分割ファイルを受信するシンクの処理について説明する。
ステップS31において、送受信部41は、ソースから送信されてきた分割ファイルを受信し、受信した分割ファイルを選択部42に出力する。
全ての分割ファイルを受信したとき、ステップS32において、送受信部41は、ファイルの転送が終了したことを通知する確認信号をソースに送信する。
ステップS33において、ステップS31で受信された分割ファイルに基づいてデ・インタリーブ処理が行われる。デ・インタリーブ処理により生成されたオリジナルのコンテンツファイルはストレージ2AのエリアA3に記録され、処理が終了される。
ここで、図25のフローチャートを参照して、図24のステップS33において行われるデ・インタリーブ処理について説明する。
ステップS41において、選択部42は、デ・インタリーブ処理の対象とするN個の分割ファイルを選択し、選択した分割ファイル1乃至Nを、ストレージ2Aの分割エリア1乃至Nにそれぞれ記録させる。デ・インタリーブの対象にならない分割ファイルはエリアA3に記録される。
ステップS42において、デ・インタリーブ処理部43はmの値に0を設定し、ステップS43に進み、そのときのmの値を1だけインクリメントする。
ステップS44において、デ・インタリーブ処理部43は、エリアA2に記録されている分割ファイルmの先頭のNバイトのデータをエリアA1の退避エリアmにコピーする(退避させる)。
ステップS45において、デ・インタリーブ処理部43は、mの値がNの値より小さいか否かを判定し、小さいと判定した場合、ステップS43に戻り、ステップS43,S44の処理を繰り返す。
ステップS45において、mの値がNの値と同じ値であることから、mの値がNの値より小さくないと判定した場合、デ・インタリーブ処理部43は、ステップS46に進む。
図26は、ステップS43乃至S45の処理が繰り返されることによって行われるインタリーブ済み分割ファイルのデータの退避の例を示す図である。ここでは、図20乃至図23を参照して説明したようにして生成されたインタリーブ済み分割ファイルがソースから送信されてきた場合の例について説明する。
mの値が1だけインクリメントされ、m=0からm=1になったとき、図26の上段に示されるように、分割エリア1に記録されているインタリーブ済み分割ファイル1の先頭の3バイトのデータであるデータD1-1,D2-1,D3-1が退避エリア1にコピーされる。
mの値が1だけインクリメントされ、m=1からm=2になったとき、図26の中段に示されるように、分割エリア2に記録されているインタリーブ済み分割ファイル2の先頭の3バイトのデータであるデータD1-2,D2-2,D3-2が退避エリア2にコピーされる。
mの値が1だけインクリメントされ、m=2からm=3になったとき、図26の下段に示されるように、分割エリア3に記録されているインタリーブ済み分割ファイル3の先頭の3バイトのデータであるデータD1-3,D2-3,D3-3が退避エリア3にコピーされる。
図25の説明に戻り、ステップS46において、デ・インタリーブ処理部43はmの値に0を設定し、ステップS47に進み、そのときのmの値を1だけインクリメントする。
ステップS48において、デ・インタリーブ処理部43はkの値に0を設定し、ステップS49に進み、そのときのkの値を1だけインクリメントする。
ステップS50において、デ・インタリーブ処理部43は、エリアA2に記録されている分割ファイルmの先頭からk番目の1バイトのデータを、エリアA1の退避エリアkに退避させているm番目の1バイトのデータで上書きする。
ステップS51において、デ・インタリーブ処理部43は、kの値がNの値より小さいか否かを判定し、小さいと判定した場合、ステップS49に戻り、ステップS49,S50の処理を繰り返す。
ステップS51において、kの値がNの値と同じ値であることから、kの値がNの値より小さくないと判定した場合、デ・インタリーブ処理部43は、ステップS52に進む。
ステップS52において、デ・インタリーブ処理部43は、mの値がNの値より小さいか否かを判定し、小さいと判定した場合、ステップS47に戻り、ステップS47乃至S51の処理を繰り返す。
ステップS52において、mの値がNの値と同じ値であることから、mの値がNの値より小さくないと判定した場合、デ・インタリーブ処理部43は、デ・インタリーブ処理を終了させる。その後、図24のステップS33に戻り、シンクの処理が終了される。
図27乃至図29は、ステップS47乃至S52の処理が繰り返されることによって行われる分割ファイルのデータの上書きの例を示す図である。ここでは、図26に示されるようにしてインタリーブ済み分割ファイル1乃至3のデータが退避エリア1乃至3に退避されている場合の例について説明する。
mの値が1だけインクリメントされ、m=0からm=1になるとともに、kの値が1だけインクリメントされ、k=0からk=1になったとき、図27に示されるように、分割エリア1に記録されているインタリーブ済み分割ファイル1の先頭の1バイトのデータであるデータD1-1が、退避エリア1に退避されているインタリーブ済み分割ファイル1の先頭の1バイトのデータであるデータD1-1で上書きされる。
kの値が1だけインクリメントされ、k=1からk=2になったとき(m=1のまま)、図27に示されるように、分割エリア1に記録されているインタリーブ済み分割ファイル1の先頭から2番目の1バイトのデータであるデータD2-1が、退避エリア2に退避されているインタリーブ済み分割ファイル2の先頭の1バイトのデータであるデータD1-2で上書きされる。
kの値が1だけインクリメントされ、k=2からk=3になったとき(m=1のまま)、図27に示されるように、分割エリア1に記録されているインタリーブ済み分割ファイル1の先頭から3番目の1バイトのデータであるデータD3-1が、退避エリア3に退避されているインタリーブ済み分割ファイル3の先頭の1バイトのデータであるデータD1-3で上書きされる。
インタリーブ済み分割ファイル1を元にして復元された分割ファイル1は、インタリーブ前と同じデータから構成されるファイルとなる。
mの値が1だけインクリメントされ、m=1からm=2になるとともに、kの値が1だけインクリメントされ、k=0からk=1になったとき、図28に示されるように、分割エリア2に記録されているインタリーブ済み分割ファイル2の先頭の1バイトのデータであるデータD1-2が、退避エリア1に退避されているインタリーブ済み分割ファイル1の先頭から2番目の1バイトのデータであるデータD2-1で上書きされる。
kの値が1だけインクリメントされ、k=1からk=2になったとき(m=2のまま)、図28に示されるように、分割エリア2に記録されているインタリーブ済み分割ファイル2の先頭から2番目の1バイトのデータであるデータD2-2が、退避エリア2に退避されているインタリーブ済み分割ファイル2の先頭から2番目の1バイトのデータであるデータD2-2で上書きされる。
kの値が1だけインクリメントされ、k=2からk=3になったとき(m=2のまま)、図28に示されるように、分割エリア2に記録されているインタリーブ済み分割ファイル2の先頭から3番目の1バイトのデータであるデータD3-2が、退避エリア3に退避されているインタリーブ済み分割ファイル3の先頭から2番目の1バイトのデータであるデータD2-3で上書きされる。
インタリーブ済み分割ファイル2を元にして復元された分割ファイル2は、インタリーブ前と同じデータから構成されるファイルとなる。
mの値が1だけインクリメントされ、m=2からm=3になるとともに、kの値が1だけインクリメントされ、k=0からk=1になったとき、図29に示されるように、分割エリア3に記録されているインタリーブ済み分割ファイル3の先頭の1バイトのデータであるデータD1-3が、退避エリア1に退避されているインタリーブ済み分割ファイル1の先頭から3番目の1バイトのデータであるデータD3-1で上書きされる。
kの値が1だけインクリメントされ、k=1からk=2になったとき(m=3のまま)、図29に示されるように、分割エリア3に記録されているインタリーブ済み分割ファイル3の先頭から2番目の1バイトのデータであるデータD2-3が、退避エリア2に退避されているインタリーブ済み分割ファイル2の先頭から3番目の1バイトのデータであるデータD3-2で上書きされる。
kの値が1だけインクリメントされ、k=2からk=3になったとき(m=3のまま)、図29に示されるように、分割エリア3に記録されているインタリーブ済み分割ファイル3の先頭から3番目の1バイトのデータであるデータD3-3が、退避エリア3に退避されているインタリーブ済み分割ファイル3の先頭から3番目の1バイトのデータであるデータD3-3で上書きされる。
インタリーブ済み分割ファイル3を元にして復元された分割ファイル3は、インタリーブ前と同じデータから構成されるファイルとなる。
このようにして復元された分割ファイルが、適宜、デ・インタリーブの対象にならなかった分割ファイルと統合され、ムーブ対象のコンテンツファイルが生成される。
以上のような一連の処理により、再生可能なコンテンツファイルが分断して複数の装置に記録されてしまう状態になることや意図しない複製を防止して、コンテンツファイルのムーブを行わせることが可能となる。
以上においては、図16を参照して説明したように、所定のバイト数のデータを1単位として、分割ファイルmを構成するデータのうちの先頭の1番目のデータが、分割ファイル1から選択されたm番目のデータで上書きされ、分割ファイルmを構成するデータのうちの2番目のデータが、分割ファイル2から選択されたm番目のデータで上書きされるといったような一定のパターンでデータが上書きされることによってインタリーブ済みの分割ファイルが生成されるものとしたが、1つのインタリーブ済み分割ファイルに全ての分割ファイルから選択されたデータが含まれるようにするものであれば、どのようなパターンでインタリーブ済み分割ファイルが生成されるようにしてもよい。
例えば、それぞれの分割ファイルからランダムに選択されたデータによって、インタリーブ前の分割ファイルの先頭にあるデータから順に上書きされることによってインタリーブ済みの分割ファイルが生成されるようにしてもよいし、それぞれの分割ファイルから選択されたデータによって、インタリーブ前の分割ファイルのデータからランダムに選択されたデータが上書きされることによってインタリーブ済みの分割ファイルが生成されるようにしてもよい。
また、分割ファイルmを構成するデータのうちの1番目のデータが、分割ファイル1から選択された1番目の1バイトのデータで上書きされ、分割ファイルmを構成するデータのうちの3番目の1バイトのデータが、分割ファイル2から選択された3番目のデータにで上書きされるといったように、奇数番目の1バイトのデータだけが他の分割ファイルから選択されたデータで上書きされることによってインタリーブ済みの分割ファイルが生成されたり、分割ファイルmを構成するデータのうちの2番目のデータが、分割ファイル1から選択された2番目の1バイトのデータで上書きされ、分割ファイルmを構成するデータのうちの4番目の1バイトのデータが、分割ファイル2から選択された4番目のデータで上書きされるといったように、偶数番目の1バイトのデータだけが他の分割ファイルから選択されたデータで上書きされることによってインタリーブ済みの分割ファイルが生成されたりするようにしてもよい。
以上においては、ムーブが中断した場合のためのバックアップとして、オリジナルのコンテンツファイルがインタリーブ済み分割ファイル群が生成された後にも一時的にソース側の記録装置1内に残るものとしたが、デ・インタリーブ機能が記録装置1にも用意されている場合、オリジナルのコンテンツファイルが残らないようにしてもよい。ムーブが中断することによって記録装置1と記録装置2のいずれの装置にも有効な装置が残っていない状態になった場合、インタリーブ済み分割ファイル群に対して記録装置1においてデ・インタリーブ処理が施され、オリジナルのコンテンツファイルが復元される。
また、以上においては、シンク側の装置である記録装置2は、ソース側の装置である記録装置1と所定のインタフェースによって接続される外部の装置であるとしたが、ソース側の装置である記録装置1に装着された記録メディアをシンク側の装置として、コンテンツファイルのムーブが行われるようにしてもよい。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図30は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するパーソナルコンピュータの構成の例を示すブロック図である。
CPU(Central Processing Unit)51は、ROM(Read Only Memory)52、または記憶部58に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM(Random Access Memory)53には、CPU51が実行するプログラムやデータなどが適宜記憶される。これらのCPU51、ROM52、およびRAM53は、バス54により相互に接続されている。
CPU51にはまた、バス54を介して入出力インタフェース55が接続されている。入出力インタフェース55には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部56、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部57が接続されている。CPU51は、入力部56から入力される指令に対応して各種の処理を実行する。そして、CPU51は、処理の結果を出力部57に出力する。
入出力インタフェース55に接続されている記憶部58は、例えばハードディスクからなり、CPU51が実行するプログラムや各種のデータを記憶する。通信部59は、インターネットやローカルエリアネットワークなどのネットワークを介して外部の装置と通信する。
入出力インタフェース55に接続されているドライブ60は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア61が装着されたとき、それらを駆動し、そこに記録されているプログラムやデータなどを取得する。取得されたプログラムやデータは、必要に応じて記憶部58に転送され、記憶される。
コンピュータにインストールされ、コンピュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格納するプログラム記録媒体は、図30に示すように、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア61、または、プログラムが一時的もしくは永続的に格納されるROM52や、記憶部58を構成するハードディスクなどにより構成される。プログラム記録媒体へのプログラムの格納は、必要に応じてルータ、モデムなどのインタフェースである通信部59を介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を利用して行われる。
なお、本明細書において、プログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
ムーブの流れを示す図である。 ムーブの流れを示す図1に続く図である。 ムーブの流れを示す図2に続く図である。 ムーブの他の流れを示す図である。 ムーブの他の流れを示す図4に続く図である。 ムーブの他の流れを示す図5に続く図である。 転送の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るコンテンツファイル転送システムの構成例を示す図である。 図8のコンテンツファイル転送システムにおいて実現されるムーブの流れの例を示す図である。 ムーブの流れの例を示す図9に続く図である。 ムーブの流れの例を示す図10に続く図である。 ムーブの流れの例を示す図11に続く図である。 ソース側の記録装置とシンク側の記録装置のハードウエア構成例を示すブロック図である。 ストレージに形成されるエリアの例を示す図である。 ソース側の記録装置の機能構成例を示すブロック図である。 インタリーブの例を示す図である。 シンク側の記録装置の機能構成例を示すブロック図である。 ソース側の記録装置の送信処理について説明するフローチャートである。 図18のステップS2において行われるインタリーブ処理について説明するフローチャートである。 分割ファイルのデータの退避の例を示す図である。 分割ファイルのデータの上書きの例を示す図である。 分割ファイルのデータの上書きの例を示す他の図である。 分割ファイルのデータの上書きの例を示すさらに他の図である。 シンク側の記録装置の受信処理について説明するフローチャートである。 図24のステップS33において行われるデ・インタリーブ処理について説明するフローチャートである。 分割ファイルのデータの退避の例を示す図である。 分割ファイルのデータの上書きの例を示す図である。 分割ファイルのデータの上書きの例を示す他の図である。 分割ファイルのデータの上書きの例を示すさらに他の図である。 パーソナルコンピュータの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1,2 記録装置, 1A,2A ストレージ, 11,21 プロセッサ, 12,22 コントローラ, 31 ファイル分割部, 32 選択部, 33 インタリーブ処理部, 34 送受信部, 41 送受信部, 42 選択部, 43 デ・インタリーブ処理部

Claims (10)

  1. コンテンツファイルの少なくとも一部をM個のブロックにブロック化するブロック化手段と、
    前記ブロック化手段によるブロック化により得られたM個のブロックからN(N≦M)個のブロックを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択されたブロックのそれぞれから集められたデータを用いて複数の伝送ブロックを生成する伝送ブロック生成手段と、
    前記伝送ブロック生成手段により生成された前記伝送ブロックを送信する送信手段と
    を有するコンテンツファイル送信装置。
  2. 前記伝送ブロック生成手段は、前記選択手段により選択されたブロックから前記複数の伝送ブロックのそれぞれに含められるデータが異なるデータとなるように、前記伝送ブロックを生成する
    請求項1に記載のコンテンツファイル送信装置。
  3. 前記送信手段は、コンテンツファイル送信装置に接続された外部記録装置、またはコンテンツファイル送信装置に装着された記録媒体に前記伝送ブロックを送信する
    請求項1に記載のコンテンツファイル送信装置。
  4. 前記伝送ブロック生成手段は、対象とするブロックを選択してインタリーブすることによって、複数の前記伝送ブロックを生成する
    請求項1に記載のコンテンツファイル送信装置。
  5. 前記伝送ブロック生成手段は、インタリーブパターンをランダムにして、複数の前記伝送ブロックを生成する
    請求項4に記載のコンテンツファイル送信装置。
  6. 前記選択手段は、前記ブロック化手段によるブロック化により得られた全てのブロックをインタリーブ対象のブロックとして選択する
    請求項4に記載のコンテンツファイル送信装置。
  7. 前記伝送ブロック生成手段は、ムーブの対象として選択されたオリジナルの前記コンテンツファイルのコピーから得られたブロックのそれぞれから集められたデータを用いて複数の前記伝送ブロックを生成し、一時的に、複数の前記伝送ブロックを含むコンテンツファイルと、オリジナルの前記コンテンツファイルを装置内に存在させる
    請求項1に記載のコンテンツファイル送信装置。
  8. 装置内に存在する複数の前記伝送ブロックを含む前記コンテンツファイルとオリジナルの前記コンテンツファイルは、前記送信手段による前記伝送ブロックの送信後、確認信号が送信先から送信されてきたときに削除される
    請求項7に記載のコンテンツファイル送信装置。
  9. コンテンツファイルの少なくとも一部をM個のブロックにブロック化し、
    ブロック化により得られたM個のブロックからN(N≦M)個のブロックを選択し、
    選択したブロックのそれぞれから集められたデータを用いて複数の伝送ブロックをそれぞれ生成し、
    生成した前記伝送ブロックを送信する
    ステップを含むコンテンツファイル送信方法。
  10. コンテンツファイルの少なくとも一部をM個のブロックにブロック化し、
    ブロック化により得られたM個のブロックからN(N≦M)個のブロックを選択し、
    選択したブロックのそれぞれから集められたデータを用いて複数の伝送ブロックをそれぞれ生成し、
    生成した前記伝送ブロックを送信する
    ステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録された記録媒体。
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