JP2008090880A - Hdd搭載av機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】HDDの存在を隠匿して、HDDの保全性を高めることが可能なHDD搭載AV機器を提供する。
【解決手段】AV情報をHDDに記録し、HDDに記録されたAV情報を再生し、HDDの存在を示す情報をテレビ等に表示するHDD搭載AV機器において、HDDの使用権限を有するユーザを認証するためのパスワードを登録しておき、HDD隠しモードを設定したときに、HDDに対するアクセスとHDDの存在を示す情報の表示とを禁止し、リモコン等から入力されたパスワードが登録されたパスワードと一致すると、HDDに対するアクセスとHDDの存在を示す情報の表示との禁止を解除する。
【選択図】図2

Description

本発明は、HDD(Hard Disk Drive)にアクセスしてAV(Audio-Visual)情報の再生と記録とを行うHDD搭載AV機器に関するものである。
HDD搭載AV機器として、例えばHDDレコーダ、ビデオ一体型HDDレコーダ、HDD一体型DVD(Digital Versatile Disk)レコーダ、HDDおよびビデオ一体型DVDレコーダ、HDD一体型テレビ、HDDおよびビデオ一体型テレビ、HDDおよびビデオおよびDVDレコーダ一体型テレビ等がある。このようなHDD搭載AV機器には、別体のHDDをケーブル等で接続して増設できるものや、1台のHDDの記録領域をパーティション分けして複数のHDDとみなすものもある。
一般的なHDD搭載AV機器では、誰でもリモコン等のキーを操作することで、HDDに対してアクセスできるようになっている。このため、他人によって勝手に、HDDの記録内容や使用状態が見られたり、HDDに記録された映像や音声等のAV情報の再生、編集、または削除が行われたり、HDDにAV情報が記録されたりする等の害を被ることがある。
一方、下記の特許文献1〜5には、記録媒体に記録した情報や記録媒体の記録領域を守るための技術が開示されている。特許文献1では、重要なデータ等を複数のデータ群に分割し、各データ群に参照情報と復元情報とを付加して、複数の既存のファイルに分散して追記保存している。特許文献2では、HDDに通常区画と隠し保全区画とを設け、隠し保全区画に関する情報を保全の理由によってコード化し、隠し保全区画に対するアクセスを、製造業者が専有する特別なソフトウェアおよびファームウェアによってのみ可能にしている。特許文献3では、パーソナルコンピュータから外部記憶メディアへのアクセスを、外部記憶メディア上で予め定めたアクセス管理プログラムで認証されることによってのみ可能にしている。特許文献4では、HDDまたはDVDに対する情報の再生または記録の禁止または許可の設定内容をテレビ画面に表示し、入力された暗証番号が予め記憶された暗証番号と一致したときに、該設定内容を変更可能にしている。特許文献5では、コンピュータ本体から取り出し可能なHDDの内部のフラッシュメモリにユーザを認証する認証情報を記憶しておき、コンピュータ本体からHDDに入力された情報がフラッシュメモリの認証情報と一致したときに、HDDに対するアクセスを可能にしている。
特開2001−282621号公報 特開2000−155716号公報 特開2004−110588号公報 特開2006−148717号公報 特開2004−86336号公報
上述した特許文献1、3、4、5では、HDD等の記録媒体に記録した情報を隠蔽したり、記録媒体に対するアクセスを制限したりしているが、記録媒体の存在が誰に対しても明らかになっているので、他人によって追記ファイルリストの情報や認証情報等が盗聴されて、記録媒体に勝手にアクセスされてしまうおそれがある。一方、上述した特許文献2では、HDDの一部の領域を隠蔽しているが、該一部の領域に対してアクセスするには製造業者が専有する特別なソフトウェアおよびファームウェアが必要なので、一般家庭で使用されるAV機器の分野では実用的ではない。また、該特別なソフトウェアおよびファームウェアをAV機器に組み込んだとしても、他人によって勝手に該特別なソフトウェアおよびファームウェアが起動させられて、記録媒体にアクセスされてしまうおそれがある。
本発明は、上述した問題点を解決するものであって、その課題とするところは、HDDの存在を隠匿して、HDDの保全性を高めることが可能なHDD搭載AV機器を提供することにある。
本発明は、AV(Audio-Visual)情報をHDD(Hard Disk Drive)に記録し、HDDに記録されたAV情報を再生し、HDDの存在を示す情報を表示手段に表示するHDD搭載AV機器において、HDDの使用権限を有するユーザを認証するためのユーザ認証情報を入力する入力手段と、ユーザ認証情報を登録する登録手段と、HDD隠しモードを設定する設定手段と、該HDD隠しモードが設定されたときに、HDDに対するアクセスとHDDの存在を示す情報の表示とを禁止し、入力手段により入力されたユーザ認証情報が登録手段により登録されたユーザ認証情報と一致すると、HDDに対するアクセスとHDDの存在を示す情報の表示との禁止を解除する制御手段とを備える。
このようにすると、HDDの使用権限を有するユーザが、HDD隠しモードを設定することで、HDDに対するアクセスとHDDの存在を示す情報の表示とが禁止されるので、HDDの存在が隠匿されて、他人がユーザ認証情報を盗聴する気にならず、勝手にHDDの記録内容や使用状態を見たり、HDDに記録されたAV情報の再生、編集、または削除を行ったり、HDDにAV情報を記録したりする等の被害を防止することができ、HDDの保全性を高めることが可能となる。また、HDDの使用権限を有するユーザが、登録したユーザ認証情報と一致するユーザ認証情報を入力するだけで、容易かつ手軽に、HDDに対するアクセスとHDDの存在を示す情報の表示との禁止が解除されて、HDDの存在が明らかになり、HDDの記録内容や使用状態を確認したり、HDDに記録されたAV情報の再生、編集、または削除を行ったり、HDDにAV情報を記録したりすることができる。
また、本発明の一実施形態では、上記HDD搭載AV機器において、制御手段は、ユーザ認証情報の表示手段への表示を禁止する。
このようにすると、ユーザ認証情報が他人によって盗み見られるのを防止することができ、HDDの存在を確実に隠匿して、HDDの保全性を一層高めることが可能となる。
また、本発明の一実施形態では、上記HDD搭載AV機器において、HDDへのAV情報の記録を予約する予約手段を備え、制御手段は、HDD隠しモードが設定されたときに、予約手段により指定された記録開始時間になると、HDDに対するアクセスの禁止を解除して、予約手段により指定されたAV情報をHDDへ記録しつつ、該記録動作が実行中であることを示す情報の表示および該記録動作の中断を禁止し、予約手段により指定された記録終了時間になると、HDDへのAV情報の記録を停止して、再びHDDに対するアクセスを禁止する。
このようにすると、予約されたHDDへのAV情報の記録を、他人に気づかれず、中断されることもなく、実行することができる。
また、本発明の一実施形態では、上記HDD搭載AV機器において、制御手段は、HDDに対するアクセスとHDDの存在を示す情報の表示との禁止を解除した後、入力手段により入力されたユーザ認証情報が登録手段に登録されたユーザ認証情報と一致したとき、各部への電力供給を停止するとき、または予め設定された時間に、再びHDDに対するアクセスとHDDの存在を示す情報の表示とを禁止する。
このようにすると、HDDに対するアクセスとHDDの存在を示す情報の表示との禁止解除後に、HDDの使用権限を有するユーザが、登録したユーザ認証情報と一致するユーザ認証情報を入力することで、再びHDDに対するアクセスとHDDの存在を示す情報の表示とが禁止されるので、HDDの存在を隠匿して、HDDの保全性を高く維持することができる。また、HDDに対するアクセスとHDDの存在を示す情報の表示との禁止解除後に、HDDの使用権限を有するユーザが、再びユーザ認証情報を入力してHDDに対するアクセスとHDDの存在を示す情報の表示とを禁止するのを忘れても、各部への電力供給を停止するときまたは予め設定された時間に、HDDに対するアクセスとHDDの存在を示す情報の表示とが自動的に禁止されるので、HDDの存在を隠匿して、HDDの保全性を高く維持することができる。
また、本発明の一実施形態では、上記HDD搭載AV機器において、制御手段は、各部への電力供給を開始したときに、HDD隠しモードが設定されていて、HDDに対するアクセスが禁止されていなければ、HDDに対するアクセスを禁止する。
このようにすると、HDD隠しモードが設定されていて、HDDに対するアクセスの禁止が解除されたときに、停電が生じても、その後復旧してHDD搭載AV機器の各部への電力供給が開始されたときに、HDDに対するアクセスが自動的に禁止されるので、HDDの存在を隠匿して、HDDの保全性を高く維持することができる。
また、本発明の一実施形態では、上記HDD搭載AV機器において、HDDは複数あり、登録手段は、HDD毎にユーザ認証情報を登録し、設定手段は、HDD毎にHDD隠しモードを設定し、制御手段は、HDD隠しモードが設定されたときに、対応するHDDに対するアクセスと該HDDの存在を示す情報の表示とを禁止し、入力手段により入力されたユーザ認証情報が登録手段により登録された該HDDに対応するユーザ認証情報と一致すると、該HDDに対するアクセスと該HDDの存在を示す情報の表示との禁止を解除する。
このようにすると、HDDを増設したり、1台のHDDの記録領域をパーティション分けして複数のHDDとみなしたりしても、ユーザが隠匿したいHDDに対してユーザ認証情報を登録して、HDD隠しモードを設定することで、該HDDに対するアクセスと該HDDの存在を示す情報の表示とが禁止され、該HDDの存在が隠匿されて、該HDDの保全性を高めることが可能となる。
さらに、本発明の典型的な実施形態では、AV(Audio-Visual)情報をHDD(Hard Disk Drive)に記録し、HDDに記録されたAV情報を再生し、HDDの存在を示す情報を表示手段に表示するHDD搭載AV機器において、HDDへのAV情報の記録を予約する予約手段と、HDDの使用権限を有するユーザを認証するためのパスワードを入力する入力手段と、パスワードをHDD毎に登録する登録手段と、HDD隠しモードをHDD毎に設定する設定手段と、各部を制御する制御手段とを備え、制御手段は、パスワードの表示手段への表示を禁止し、HDD隠しモードが設定されたときに、対応するHDDに対するアクセスと該HDDの存在を示す情報の表示とを禁止し、この後、入力手段により入力されたパスワードが登録手段により登録された該HDDに対応するパスワードと一致すると、該HDDに対するアクセスと該HDDの存在を示す情報の表示との禁止を解除し、さらにこの後、入力手段により入力されたパスワードが登録手段により登録された該HDDに対応するパスワードと一致したとき、各部への電力供給を停止するとき、または予め設定された時間に、再び該HDDに対するアクセスと該HDDの存在を示す情報の表示とを禁止し、HDD隠しモードが設定されたときに、予約手段により指定された記録開始時間になると、予約手段により指定されたHDDに対するアクセスの禁止を解除して、予約手段により指定されたAV情報をHDDへ記録しつつ、該記録動作が実行中であることを示す情報の表示および該記録動作の中断を禁止し、予約手段により指定された記録終了時間になると、HDDへのAV情報の記録を停止して、再びHDDに対するアクセスを禁止し、各部への電力供給を開始したときに、HDD隠しモードが設定されていて、対応するHDDに対するアクセスが禁止されていなければ、該HDDに対するアクセスを禁止する。
このようにすると、HDDの使用権限を有するユーザが、HDD毎にHDD隠しモードを設定することで、対応するHDDに対するアクセスと該HDDの存在を示す情報の表示とが禁止されるので、HDDの存在が隠匿されて、他人がパスワードを盗聴する気にならず、勝手にHDDの記録内容や使用状態を見たり、HDDに記録されたAV情報の再生、編集、または削除を行ったり、HDDにAV情報を記録したりする等の被害を防止することができ、HDDの保全性を高めることが可能となる。また、HDDの使用権限を有するユーザが、登録したいずれかのパスワードと一致するパスワードを入力するだけで、容易かつ手軽に、対応するHDDに対するアクセスと該HDDの存在を示す情報の表示との禁止が解除されて、HDDの存在が明らかになり、HDDの記録内容や使用状態を確認したり、HDDに記録されたAV情報の再生、編集、または削除を行ったり、HDDにAV情報を記録したりすることができる。また、パスワードが表示されないので、他人によって盗み見られるのを防止することができる。また、予約されたHDDへのAV情報の記録を、他人に気づかれず中断されることもなく、実行することができる。また、HDDに対するアクセスとHDDの存在を示す情報の表示との禁止解除後に、手動または自動で再びHDDに対するアクセスとHDDの存在を示す情報の表示とが禁止されるので、HDDの存在を隠匿して、HDDの保全性を高く維持することができる。さらに、HDD隠しモードが設定されていて、対応するHDDに対するアクセスの禁止が解除されたときに、停電が生じても、その後各部への電力供給が開始されたときに、該HDDに対するアクセスが禁止されるので、HDDの存在を隠匿して、HDDの保全性を高く維持することができる。
本発明によれば、HDD隠しモードを設定することで、HDDに対するアクセスとHDDの存在を示す情報の表示とが禁止されるので、HDDの存在が隠匿されて、他人がユーザ認証情報を盗聴する気にならず、勝手にHDDの記録内容や使用状態を見たり、HDDに記録されたAV情報の再生、編集、または削除を行ったり、HDDにAV情報を記録したりする等の被害を防止することができ、HDDの保全性を高めることが可能となる。
図1は、本発明の実施形態に係るHDD(Hard Disk Drive)搭載AV(Audio-Visual)機器10のブロック図である。HDD搭載AV機器10は、HDD一体型DVD(Digital Versatile Disc)レコーダから構成されている。HDD搭載AV機器10の制御部1は、CPU、ROM、RAM、不揮発性メモリ、タイマ、およびOSD(On Screen Display)回路等から構成されている。制御部1は、ROM、RAM、および不揮発性メモリに記憶されたプログラムとデータに基づいて、HDD搭載AV機器10の各部を制御する。また、制御部1は、タイマにより日付と時間とをカウントする。メモリ2は、ROM、RAM、および不揮発性メモリ等から構成されている。
信号処理部3は、MPEG(Moving Picture Experts Group)符号化・復号回路およびデジタル・アナログ変換回路等から構成されている。チューナ5は、アンテナ4によって受信したテレビジョン放送電波からアナログのテレビジョン信号を抽出して、信号処理部3へ出力する。信号処理部3は、チューナ5から入力されたテレビジョン信号を処理し、アナログの映像信号と音声信号を生成して、テレビ(テレビジョン受像機)30へ出力する。光ディスクドライブ6は、DVD20に記録された映像や音声のAV情報を読み出したり、AV情報をDVD20に書き込んだりする。HDD7は、内蔵する磁気ディスクに記録されたAV情報を読み出したり、AV情報を該磁気ディスクに書き込んだりする。DVD20やHDD7に記録されたAV情報は、MPEG形式で圧縮されたデジタルデータである。
制御部1は、DVD20からまたはHDD7から読み出したMPEG形式のデジタルのAV情報を、信号処理部3により復号して、アナログの映像信号や音声信号を再生し、テレビ30へ出力する。また、制御部1は、メモリ2またはHDD7に記録された画像データを、OSD回路と信号処理部3によりテレビ30のディスプレイにOSDにて表示できるように処理して、テレビ30へ出力する。その画像データとしては、例えばHDD搭載AV機器10の各種設定を行うための画像データ、テレビジョン放送電波に基づくAV情報のDVD20やHDD7への記録をタイマにより自動実行させること(所謂、タイマ録画機能)を予約するための画像データ、HDD7の使用権限を有するユーザを認証するためのユーザ認証情報としてパスワードを登録するための画像データ、HDD7の存在を隠すHDD隠しモード(HDD hidden mode)の設定や解除を行うための画像データ、およびDVD20やHDD7の各種設定を行うための画像データ等が含まれている。
テレビ30は、HDD搭載AV機器10とケーブル等で接続されている。テレビ30は、信号処理部3から入力された映像信号に基づく映像を内蔵するディスプレイに表示し、信号処理部3から入力された音声信号に基づく音声を内蔵するスピーカから出力する。制御部1は、チューナ5により抽出したテレビジョン信号を、信号処理部3によりデジタルのAVデータに変換してMPEG形式で符号化し、光ディスクドライブ6によりDVD20に記録したり、HDD7に記録したりする。また、制御部1は、光ディスクドライブ6によりDVD20から読み出したAV情報をHDD7に記録したり、HDD7から読み出したAV情報を光ディスクドライブ6によりDVD20に記録したりする(所謂、ダビング機能)。
表示部8は、VFD(Vacuum Fluorescent Display;蛍光表示管)等から構成されている。表示部8には、HDD搭載AV機器10の動作状態や時間等が表示される。操作部9は、HDD搭載AV機器10の前面に設けられた各種のキーやLED(Light Emitting Diode)等から構成されている。リモコン受信部11は、リモコン12から送信された信号を受信する。リモコン12には、各種のキーが設けられている。リモコン12または操作部9のキーを操作することで、HDD搭載AV機器10に再生、記録、録画予約等の動作指示やパスワード等の情報を入力したり、HDD隠しモードの設定や解除等の各種設定を行ったりすることができる。制御部1は、本発明における制御手段の一実施形態を構成する。リモコン12と操作部9は、本発明における入力手段の一実施形態を構成する。制御部1とリモコン12および操作部9は、本発明における登録手段、設定手段、予約手段の一実施形態を構成する。テレビ30と表示部8は、本発明における表示手段の一実施形態を構成する。
図2は、HDD搭載AV機器10のメイン動作の手順を示すフローチャートである。操作部9またはリモコン12に設けられた電源スイッチがON操作されると(ステップS1:YES)、制御部1は各部への電力供給を開始して、HDD搭載AV機器10を起動し、HDD隠しモードが設定されているか否かを判定する(ステップS2)。制御部1が内蔵する不揮発性メモリ等には、HDD隠しモードの設定または解除状態に応じて切り替えるHDD隠しフラグが設けられている。HDD隠しフラグの切り替えについては後述する。制御部1は、HDD隠しフラグがOFFになっていると、HDD隠しモードが設定されていないと判断する(ステップS2:NO)。そして、リモコン12等のキー操作により、動作指示が入力されると(ステップS3:YES)、制御部1は通常の該指示に対応する処理を行う(ステップS4)。このとき、HDD隠しモードが設定されていないので、搭載する全ての記録手段(DVD20およびHDD7)に対するアクセスと全ての記録手段の存在を示す情報の表示が可能である。このため、例えばDVD20またはHDD7に記録されたAV情報の再生、DVD20またはHDD7へのAV情報の記録等の動作が指示されると、該指示に対応する処理を行う。また、リモコン12等のキー操作により、例えばメインメニューの表示が指示されると、制御部1は、図6Aに示すメインメニュー画面G1をテレビ30のディスプレイにOSDにて表示する。
メインメニュー画面G1には、HDD搭載AV機器10の各種設定を行うための全ての項目が表示されている。メインメニュー画面G1において、リモコン12等のキー操作により、例えばカーソルKを「録画予約」に合わせてこれを選択すると、制御部1は、図9Aに示す録画予約リスト画面G4をテレビ30にOSDにて表示する。録画予約リスト画面G4は、録画予約の受け付けや変更を行うための画面である。録画予約リスト画面G4では、録画予約された内容を示すプラグラムが全て表示され、HDD7が存在していることが明らかに分かる。録画予約リスト画面G4において、リモコン12等のキー操作により、カーソルKをいずれかのプログラムに合わせてそれを選択すると、制御部1は、図10Aに示すような録画予約プログラム画面G5をテレビ30にOSDにて表示する。録画予約プログラム画面G5は、録画予約リスト画面G4で選択したプログラムの内容を確認したい変更したりするための画面である。録画予約プログラム画面G5において、リモコン12等のキー操作により、カーソルKをAV情報の記録先として指定された「DVD」に合わせてこれを選択すると、図10Bに示すように記録先の候補として「DVD」以外に「HDD」が表示されて、いずれかを選択できるようになり、HDD7が存在していることが明らかに分かる。また、録画予約リスト画面G4において、リモコン12等のキー操作により、カーソルKを下から1行目または2行目の空きプログラムに合わせてそれを選択すると、制御部1は、タイマ録画の各種設定項目だけを示す録画予約プログラム画面G5(図10Aで具体的な日時やチャンネルや記録先が示されていないもの)をテレビ30にOSDにて表示する。該予約プログラム画面G5において、リモコン12等のキー操作により、カーソルKを動かして、タイマ録画を実行させる日付、開始時間、終了時間、チャンネル、および記録先等の情報を入力すると、録画予約を行うことができる。この他、リモコン12等のキー操作により、録画するAV情報に割り当てられたGコード等を入力しても、録画予約を行うことができる。
また、図6Aのメインメニュー画面G1において、「ディスク/デバイス設定」を選択した場合、制御部1は、図11Aに示すディスク/デバイス設定画面G6をテレビ30にOSDにて表示する。ディスク/デバイス設定画面G6では、DVD20の各種設定を行うためのメニューと、HDD7の各種設定を行うためのメニューが表示され、HDD7が存在していることが明らかに分かる。
また、図6Aのメインメニュー画面G1において、「HDD隠し設定」を選択した場合、制御部1は、HDD隠し設定モード処理を実行する。図3は、HDD隠し設定モード処理の手順を示すフローチャートである。メインメニュー画面G1で「HDD隠し設定」が選択されて指示されると(図3のステップS21:YES)、制御部1は、図7に示すHDD隠し設定メニュー画面G2をテレビ30にOSDにて表示する(ステップS22)。HDD隠し設定メニュー画面G2は、HDD隠しモードの各種設定を行うための画面である。HDD隠し設定メニュー画面G2には、存在を隠す記録デバイスとして、HDD7が表示されている。HDD隠し設定メニュー画面G2において、リモコン12等のキー操作により、カーソルKを「設定」に合わせてこれを選択すると、制御部1はHDD7の存在を隠すHDD隠しモードの設定が指示されたと判断し(図3のステップS23:YES)、認証デバイスコマンド(IDENTIFY DEVICE command)をHDD7に対して発行して、HDD7のデバイス情報を取得する(ステップS24)。詳しくは、制御部1が認証デバイスコマンドをHDD7に送信すると、該コマンドを受信したHDD7が予め記録された自信のデバイス情報を制御部1に送信するため、制御部1が該デバイス情報を取得する。そして、制御部1は、取得したHDD7のデバイス情報がメモリ2に予め記憶されたデバイス情報と一致すると、HDD7が改造等のされていない取り扱い可能な正当なHDDであることが認証できたと判断する(ステップS25:YES)。
この後、所定時間が経過するまでに(ステップS26:NO)、リモコン12等のキー操作によりキャンセルを指示することなく(ステップS27:NO)、図7のHDD隠し設定メニュー画面G2において、リモコン12等のキー操作により、カーソルKを「パスワード」に合わせてこれを選択して、HDD7の使用権限を有するユーザを認証するためのパスワードを入力すると、制御部1はパスワードの設定が行われたと判断する(ステップS28)。このとき、パスワードの入力ミスと忘却を防止するために、入力されたパスワードをテレビ30等に表示して、ユーザに視覚的に確認させるようにしもよいし、パスワードが他人に盗み見られるのを防止するために、入力されたパスワードをテレビ30等に表示しないようにしてもよい。
そして、リモコン12等のキー操作により、入力したパスワードを確定すると(ステップS29:YES)、制御部1は、HDD7に対して確定されたパスワードを含むセキュリティ設定パスワードコマンド(SECURITY SET PASSWORD command)を発行して、確定されたパスワードをHDD7とメモリ2に記録して登録し、HDD7にアクセスできないようにロックさせ、HDD隠しフラグをONにする(ステップS30)。詳しくは、このとき初めてパスワードを登録した場合は、確定されたパスワードがHDD7に対応づけられて登録され、既にパスワードが登録されている場合は、該登録されているパスワードが確定されたパスワードに変更される。また、制御部1がセキュリティ設定パスワードコマンドをHDD7に送信すると、該コマンドを受信したHDD7が該パスワードを記録(更新)し、以降送信される読み出しコマンド(READ command)や書き込みコマンド(WRITE command)に対して、実行中止を通知するアボート(ABORT)を返信して、アクセスできなくする。さらに、制御部1は、HDD7の存在を示す情報のテレビ30や表示部8への表示を禁止し、内蔵する不揮発性メモリ等に設けられたHDD表示禁止フラグをONにする(ステップS31)。このとき、HDD7を取り扱い可能なHDDモードが設定されている場合、制御部1は光ディスクドライブ6を起動して、DVD20を取り扱い可能なDVDモードに設定を切り換える。また、HDD7の存在を示す情報をテレビ30や表示部8に表示している場合は、該表示を即座に消去する。上記ステップS30、S31により、HDD7の存在を隠すHDD隠しモードが設定された状態となる。そして、制御部1はテレビ30にメッセージをOSDにて一定時間表示する等して、HDD隠しモードの設定が完了したことを通知し(ステップS22)、所定時間が経過すると(ステップS23:YES)、HDD隠し設定メニュー画面G2の表示を消去して(ステップS24)、HDD隠し設定モード処理を終了する。
また、図7のHDD隠し設定メニュー画面G2において、リモコン12等のキー操作により、キャンセルが指示されたり(図3のステップS40:YES)、HDD7が認証できなかったり(ステップS25:NO)、HDD7の認証後にパスワードが入力されて確定されることなく、所定時間が経過したり(ステップS26:YES)、リモコン12等のキー操作によりキャンセルが指示されたり(ステップS27:YES)すると、制御部1は、HDD隠し設定メニュー画面G2の表示を消去して(ステップS34)、HDD隠し設定モード処理を終了する。
また、図7のHDD隠し設定メニュー画面G2において、リモコン12等のキー操作により、カーソルKを「自動設定」に合わせてこれを選択すると、制御部1はHDD隠しモードの自動設定が指示されたと判断し(図3のステップS35:YES)、図8に示すHDD隠しモード自動設定画面G3をテレビ30にOSDにて表示する。HDD隠しモード自動設定画面G3は、HDD7の存在を隠すHDD隠しモードを自動で設定するタイミングを設定するための画面である。図8に示す例では、HDD隠しモードを自動的に設定するタイミングとして、毎日午後12時と電源スイッチがOFF操作されたときとが設定されている。この自動設定タイミングは、リモコン12等のキー操作により、カーソルKを動かして、情報を入力することで、追加したり消去したい変更したりして設定することができる。リモコン12等のキー操作により、設定した自動設定タイミングを確定すると(図3のステップS37)、制御部1は自動設定タイミングをメモリ2に記録する(ステップS38)。そして、制御部1は、HDD隠しモード自動設定画面G3の表示を消去し(ステップS39)、さらにHDD隠し設定メニュー画面G2の表示を消去して(ステップS34)、HDD隠し設定モード処理を終了する。
上述したようにHDD隠しモードが設定されて、該当するHDD7(隠し対象のHDD7)がアンロックされた後、動作指示が入力されると(図2のステップS10:NO、ステップS2:YES、ステップS5:NO、ステップS8:YES)、制御部1はHDD隠しモードの該指示に対応する処理を行う(ステップS9)。このとき、HDD7に対するアクセスとHDD7の存在を示す情報の表示は不可能である。このため、例えばメインメニューの表示指示が入力された場合は、制御部1は、図6Aに示したメインメニュー画面G1に代えて、図6Bに示すメインメニュー画面G1’をテレビ30に表示する。メインメニュー画面G1’では、図6Aに示した「HDD隠し設定」以外の各種設定を行うための項目が表示され、HDD7とHDD隠しモードの存在とが隠匿されている。
また、メインメニュー画面G1’において、「録画予約」が選択された場合は、制御部1は、図9Aに示した録画予約リスト画面G4に代えて、図9Bに示す録画予約リスト画面G4’をテレビ30に表示する。録画予約リスト画面G4’では、図9Aに示したプラグラムのうち、録画先としてHDD7が指定されていないもののみ表示され、HDD7の存在が隠匿されている。録画予約リスト画面G4’において、いずれかのプログラムが選択されると、制御部1は、図10Aに示したような録画予約プログラム画面G5をテレビ30に表示する。そして、録画予約プログラム画面G5において、カーソルKを記録先として指定された「DVD」に合わせてこれを選択すると、図10Cに示すように画面G5’に記録先の候補として「DVD」だけが表示され、HDD7の存在が隠匿される。また、例えば図6Bのメインメニュー画面G1’において、「ディスク/デバイス設定」が選択された場合、制御部1は、図11Aに示したディスク/デバイス設定画面G6に代えて、図11Bに示すディスク/デバイス設定画面G6’をテレビ30に表示する。ディスク/デバイス設定画面G6’では、DVD20の各種設定を行うためのメニューのみが表示され、HDD7の存在が隠匿されている。
動作指示等の入力待機状態において、リモコン12等のキー操作により、パスワードが入力されると(図2のステップS10:YES)、制御部1は、該入力されたパスワードがメモリ2に登録したパスワードと一致しているか否かを判定する(ステップS11)。このとき、パスワードが他人に盗み見られるのを防止するため、制御部1は入力されたパスワードをテレビ30や表示部8には一切表示しない。入力されたパスワードが登録されたパスワードと一致すると(ステップS11:YES)、制御部1はHDD隠しモードが設定されているか否かを判定する(ステップS12)。ここで、制御部1は、HDD隠しフラグがONになっていて、HDD隠しモードが設定されていると判断すると(ステップS12:YES)、入力されたパスワードを含むセキュリティ解除パスワードコマンド(SECURITY RELEASE PASSWORD command)をHDD7に対して発行して、HDD7にアクセスできるようにアンロックさせ、HDD隠しフラグをOFFにする(ステップS15)。詳しくは、制御部1がセキュリティ解除パスワードコマンドをHDD7に送信すると、該コマンドを受信したHDD7が送信されたパスワードと登録されたパスワードとの一致を確認し、一致していれば、以降送信される読み出しコマンドや書き込みコマンドに従って処理を実行し、アクセスできるようにする。さらに、制御部1は、HDD7の存在を示す情報の表示の禁止を解除して、HDD表示禁止フラグをOFFにする(ステップS16)。これにより、HDD7の存在を隠すHDD隠しモードが解除された状態となる。
また、ステップS12で制御部1は、HDD隠しフラグがOFFになっていて、HDD隠しモードが設定されていないと判断すると(ステップS12:NO)、入力されたパスワードを含むセキュリティ設定パスワードコマンドをHDD7に対して発行して、HDD7にアクセスできないようにロックさせ、HDD隠しフラグをONにする(ステップS13)。詳しくは、制御部1がセキュリティ設定パスワードコマンドをHDD7に送信すると、該コマンドを受信したHDD7が送信されたパスワードと登録されたパスワードとの一致を確認し、一致していれば、以降送信される読み出しコマンドや書き込みコマンドに対して、アボートを返信して、アクセスできなくする。さらに、制御部1は、HDD7の存在を示す情報の表示を禁止して、HDD表示禁止フラグをONにする(ステップS14)。これにより、HDD隠しモードが設定された状態となる。
上述したように、HDD隠しモードを設定した後、登録したパスワードと一致するパスワードを入力することで、HDD隠しモードが解除され、再び登録したパスワードと一致するパスワードを入力することで、HDD隠しモードが設定される。この他、図8のHDD隠しモード自動設定画面G3で設定した自動設定タイミングでも、HDD隠しモードが自動的に設定される。図4は、HDD隠しモード自動設定処理の手順を示すフローチャートである。例えば図8に示したように自動設定タイミングとして毎日午後12時と電源スイッチのOFF操作時とが設定されている場合は、HDD搭載AV機器10が起動している否かにかかわらず、毎日午後12時に、またはHDD搭載AV機器10の起動中に、リモコン12等の電源スイッチがOFF操作されたときに、制御部1は、HDD隠しモード自動設定処理を開始して、自動設定タイミングになったと判断し(ステップS41)、メモリ2に登録されたパスワードを含むセキュリティ設定パスワードコマンドをHDD7に対して発行して、HDD7にアクセスできないようにロックさせ、HDD隠しフラグをONにする(ステップS42)。さらに、制御部1は、HDD7の存在を示す情報の表示を禁止して、HDD表示禁止フラグをONにする(ステップS43)。これにより、HDD隠しモードが設定された状態となり、HDD隠しモード自動設定処理が終了する。電源スイッチがOFF操作された場合は、ステップS43の実行後に、各部への電力供給を停止して、HDD搭載AV機器10の起動を停止する。
図5は、HDD搭載AV機器10で実行するタイマ録画処理の手順を示すフローチャートである。制御部1は内蔵するタイマの示す時間が、図9A等に示した録画予約されたいずれかのプラグラムで指定された録画開始時間の所定時間前の録画準備時間になると(ステップS51:YES)、HDD隠しモードが設定されているか否かを判定する(ステップS52)。ここで、制御部1は、HDD隠しフラグがOFFになっていて、HDD隠しモードが設定されていないと判断すると(ステップS52:NO)、ステップS53〜S58の通常のタイマ録画動作を行う。即ち、プログラムで指定されたテレビジョン放送電波に基づくAV情報のDVD20またはHDD7への録画を行うのに必要な各部を起動し(ステップS53)、指定された録画開始時間になると(ステップS54:YES)、指定された記録先(DVD20またはHDD7)へのAV情報の録画を開始し(ステップS55)、指定された録画停止時間になると(ステップS56:YES)、記録先へのAV情報の録画を停止して(ステップS57)、必要各部の起動を停止し(ステップS58)、タイマ録画処理を終了する。
また、ステップS52で制御部1は、HDD隠しフラグがONになっていて、HDD隠しモードが設定されていると判断すると(ステップS52:YES)、プログラムで指定された記録先がHDD隠しモードに該当するHDD7であるか否かを判定する(ステップS60)。記録先がHDD7でなければ(ステップS60:NO)、上述したようにステップS53〜S58の通常のタイマ録画動作を行う。一方、記録先がHDD7であれば(ステップS60:YES)、制御部1はステップS61〜S68のHDD隠しモードのタイマ録画動作を行う。即ち、プログラムで指定されたテレビジョン放送電波に基づくAV情報のHDD7への録画を行うのに必要な各部を起動し(ステップS61)、指定された録画開始時間になると(ステップS62:YES)、メモリ2に登録されたパスワードを含むアンロックコマンドをHDD7に対して発行して、HDD7にアクセスできるようにアンロックさせ(ステップS63)、指定されたHDD7へのAV情報の録画を開始する(ステップS64)。この録画中、制御部1は、録画動作が実行中であることを示す情報のテレビ30や表示部8への表示と、リモコン12等のキー操作による該録画動作の中断とを一切禁止する。そして、指定された録画停止時間になると(ステップS65:YES)、制御部1は、HDD7へのAV情報の録画を停止して(ステップS66)、メモリ2に登録されたパスワードを含むロックコマンドをHDD7に対して発行して、HDD7にアクセスできないようにロックさせる(ステップS67)。この後、必要各部の起動を停止し(ステップS68)、タイマ録画処理を終了する。
ステップ63でHDD7をアンロックしてから、ステップ67でHDD7のロックを完了するまでの間に、HDD搭載AV機器10で停電が生じた場合、HDD7がアクセス可能な状態で放置されてしまう。このような場合を想定して、HDD搭載AV機器10では、停電から復旧した後に、HDD7を自動的にアクセスできないようにロックさせる。即ち、停電から復旧した後、リモコン12等の電源スイッチがON操作されると(図2のステップS1:YES)、制御部1は各部への電力供給を開始して、HDD搭載AV機器10を起動し、HDD隠しモードが設定されているか否かを判定する(ステップS2)。そして、HDD隠しフラグがOFFになっていて、HDD隠しモードが設定されていると(ステップS2:NO)、制御部1はHDD7がアンロック状態であるか否かを判定する(ステップS5)。例えば、制御部1はHDD7に対して読み出しコマンド等を送信し、HDD7からアボートが返信されなければ、HDD7がアンロック状態であると判断する(ステップS5:YES)。このように判断した後、HDD7が起動すると(ステップS6:YES)、制御部1は、メモリ2に登録されたパスワードを含むロックコマンドをHDD7に対して発行して、HDD7にアクセスできないようにロックさせる(ステップS7)。これにより、HDD隠しモードが完全に設定された状態となる。
以上によると、HDD7の使用権限を有するユーザが、HDD隠しモードを設定することで、HDD7に対するアクセスとHDD7の存在を示す情報のテレビ30や表示部8への表示とが禁止されるので、HDD7の存在が隠匿されて、他人がHDD7の使用権限を有するユーザを認識するためのパスワードを盗聴する気にならず、勝手にHDD7の記録内容や使用状態を見たり、HDD7に記録されたAV情報の再生、編集、または削除を行ったり、HDD7にAV情報を記録したりする等の被害を防止することができ、HDD7の保全性を高めることが可能となる。特に、入力されたパスワードのテレビ30や表示部8への表示を禁止するので、パスワードが他人によって盗み見られるのを防止することができ、HDD7の存在を確実に隠匿して、HDD7の保全性を一層高めることが可能となる。また、HDD7の使用権限を有するユーザが、登録したパスワードと一致するパスワードを入力するだけで、容易かつ手軽に、HDD7に対するアクセスとHDD7の存在を示す情報の表示との禁止が解除されて、HDD7の存在が明らかになり、HDD7の記録内容や使用状態を確認したり、HDD7に記録されたAV情報の再生、編集、または削除を行ったり、HDD7にAV情報を記録したりすることができる。
また、HDD隠しモードが設定されているときに、録画予約されたプログラムの録画開始時間になると、HDD7をアンロックしてアクセス禁止を解除し、AV情報をHDD7へ録画しつつ、該録画動作が実行中であることを示す情報の表示および該録画動作の中断を禁止し、録画終了時間になると、録画を停止して、再びHDD7をロックしてアクセスを禁止するので、HDD7による録画予約を、他人に気づかれず、中断されることもなく、実行することができる。
また、HDD隠しモードの解除後に、HDD7の使用権限を有するユーザが、登録したパスワードと一致するパスワードを入力することで、再びHDD隠しモードが設定されて、HDD7に対するアクセスとHDD7の存在を示す情報の表示とが禁止されるので、HDD7の存在を隠匿して保全性を高く維持することができる。また、HDD隠しモードの解除後に、HDD7の使用権限を有するユーザが、再びパスワードを入力してHDD隠しモードを設定するのを忘れても、自動設定画面G3で設定した所定の時間または電源スイッチのOFF操作時等の自動設定タイミングに、HDD隠しモードが自動的に設定されて、HDD7に対するアクセスとHDD7の存在を示す情報の表示とが禁止されるので、HDD7の存在を隠匿して、HDD7の保全性を高く維持することができる。
さらに、HDD隠しモードが設定されていて、HDD7がアンロック状態にあるときに、停電が生じても、その後復旧して電源スイッチがON操作されたときに、HDD7が自動的にロックされてアクセスが禁止されるので、HDD7の存在を隠匿して、HDD7の保全性を高く維持することができる。
以上述べた実施形態では、HDDを1つだけ備えたHDD搭載AV機器に本発明を適用した例を挙げているが、本発明は、図12や図13に示すようにHDDを複数備えたHDD搭載AV機器にも適用することができる。図12および図13中、図1と同一部分または対応する部分には、便宜上同一符号を付している。図12に示すHDD搭載AV機器10’は、3台のHDD7a〜7cを搭載している。そのうち、HDD(1)7aは、元々HDD搭載AV機器10’に搭載されていたものであり、HDD(2)7bとHDD(3)7cは、HDD搭載AV機器10’にケーブル等で接続して増設したものである。図13に示すHDD搭載AV機器10”は、2台のHDD7、7cを搭載している。そのうち、HDD7は、記録領域をパーティション分けして2つのHDD(1)7a、HDD(2)7bとみなされていて、HDD(3)7cは、HDD搭載AV機器10”にケーブル等で接続して増設したものである。
図12または図13のように複数のHDD(1)7a〜(3)7cを備えた場合、図7に示したHDD隠し設定メニュー画面G2に代えて、図14に示すHDD隠し設定メニュー画面G7によりHDD隠しモードの各種設定を行う。HDD隠しモードを設定する前は、図6Aに示したメインメニュー画面G1で「HDD隠し設定」を決定することで、制御部1がHDD隠し設定メニュー画面G7をテテレビ30に表示する。HDD隠し設定メニュー画面G7には、存在を隠す記録デバイスの候補として、HDD(1)7a〜HDD(3)7cが表示されている。また、設定項目として、「設定」、「メニューパスワード」、「デバイスパスワード」、および「自動設定」が表示されている。「メニューパスワード」は、HDD隠し設定メニュー画面G7の使用権限を有するユーザを認識するためのパスワードを登録する項目である。リモコン12等のキー操作により、カーソルKを「メニューパスワード」に合わせてこれを選択した後、パスワードを入力して確定すると、制御部1が該パスワードをメニューパスワードとしてメモリ2に登録する。
「デバイスパスワード」は、HDD(1)7a〜HDD(3)7c毎に使用権限を有するユーザを認識するためのパスワードを登録する項目である。リモコン12等のキー操作により、カーソルK1をいずれかのHDD(1)7a〜HDD(3)7cに合わせてそれを選択し、カーソルK2を「設定」に合わせてこれを選択すると、図3で説明したように、制御部1が選択されたHDD(1)7a〜HDD(3)7cの認証を行う。認証後、カーソルK2を「デバイスパスワード」に合わせてこれを選択した後、パスワードを入力して確定すると、制御部1が、該パスワードを選択されたHDD(1)7a〜HDD(3)7cに対応するデバイスパスワードとしてメモリ2と該HDD(1)7a〜HDD(3)7cに登録し、該HDD(1)7a〜HDD(3)7cに対するアクセスと、該HDD(1)7a〜HDD(3)7cの存在を示す情報の表示とを禁止するHDD隠しモードを設定する。つまり、HDD(1)7a〜HDD(3)7c毎にHDD隠しモードを設定することができる。
上記のようにいずれかのHDD(1)7a〜HDD(3)7cの存在を隠すHDD隠しモードが設定されているときに、メニューパスワードを入力すると、制御部1が登録されたメニューパスワードと一致していることを確認した後、HDD隠し設定メニュー画面G7をテレビ30に表示する。また、デバイスパスワードを入力すると、制御部1が登録されたデバイスパスワードと一致していることを確認した後、該デバイスパスワードに対応するHDD(1)7a〜HDD(3)7cの存在を隠すHDD隠しモードを解除して、該HDD(1)7a〜HDD(3)7cに対するアクセスと該HDD(1)7a〜HDD(3)7cの存在を示す情報の表示との禁止を解除する。この解除後、再びデバイスパスワードを入力すると、制御部1が登録されたデバイスパスワードと一致していることを確認した後、該デバイスパスワードに対応するHDD(1)7a〜HDD(3)7cの存在を隠すHDD隠しモードを設定して、該HDD(1)7a〜HDD(3)7cに対するアクセスと該HDD(1)7a〜HDD(3)7cの存在を示す情報の表示とを禁止する。
HDD隠しモードが設定されていないときに、テレビ30に表示された図6Aのメインメニュー画面G1において、「録画予約」が選択された場合、制御部1は、図15Aに示す録画予約リスト画面G8をテレビ30に表示する。録画予約リスト画面G8では、録画予約した全プラグラムが表示され、HDD(3)7cが存在していることが明らかに分かる。録画予約リスト画面G8において、いずれかのプログラムが選択されると、制御部1は、図16Aに示すような録画予約プログラム画面G9をテレビ30に表示する。録画予約プログラム画面G9において、カーソルKを記録先として指定された「HDD(1)」に合わせて選択すると、図16Bに示すように記録先の候補として「HDD(1)」以外に「DVD」、「HDD(2)」、「HDD(3)」が表示されて、HDD(3)7cが存在していることが明らかに分かる。また、図6Aのメインメニュー画面G1において、「ディスク/デバイス設定」を決定した場合、制御部1は、図17Aに示すディスク/デバイス設定画面G10をテレビ30に表示する。ディスク/デバイス設定画面G10では、DVD20およびHDD(1)7a〜HDD(3)7cの各種設定を行うためのメニューが表示され、HDD(3)7cが存在していることが明らかに分かる。
一方、例えばHDD(3)7cの存在を隠すHDD隠しモードが設定されているときに、テレビ30に表示された図6Bのメインメニュー画面G1’において、「タイマ録画予約」が選択された場合、制御部1は、図15Bに示す録画予約リスト画面G8’をテレビ30に表示する。録画予約リスト画面G8’では、録画先としてHDD(3)7cが指定されていないもののみ表示され、HDD(3)7cの存在が隠匿されている。録画予約リスト画面G8’において、いずれかのプログラムが選択されると、制御部1は、図16Bに示すような録画予約プログラム画面G9’をテレビ30に表示する。録画予約プログラム画面G9’において、カーソルKを記録先として指定された「HDD(1)」に合わせて選択すると、図16Cに示すように画面G9’に記録先の候補として「HDD(1)」以外に「DVD」と「HDD(2)」とが表示され、HDD(3)7cの存在が隠匿される。また、図6Bのメインメニュー画面G1’において、「ディスク/デバイス設定」を決定した場合、制御部1は、図17Bに示すディスク/デバイス設定画面G10’をテレビ30に表示する。ディスク/デバイス設定画面G10’では、DVD20、HDD(1)7a、およびHDD(2)7bの各種設定を行うためのメニューが表示され、HDD(3)7cの存在が隠匿されている。複数のHDD(1)7a〜HDD(3)7cの存在を隠すHDD隠しモードが設定された場合は、上記と同様に該当するHDD(1)7a〜HDD(3)7cに対するアクセスと該HDD(1)7a〜HDD(3)7cの存在を示す情報の表示とが禁止される。
上記のようにすると、HDDを増設したり、1台のHDDの記録領域をパーティション分けして複数のHDDとみなしたりしても、ユーザが隠匿したいHDDに対して使用権限を有するユーザを認証するパスワードを登録して、HDD隠しモードを設定することで、該HDDに対するアクセスと該HDDの存在を示す情報の表示とが禁止され、HDDの存在が隠匿されて、HDDの保全性を高めることが可能となる。
本発明は、以上の実施形態以外にも種々の形態を採用することができる。例えば、以上の実施形態では、ユーザ認証情報としてパスワードを用いた例を挙げているが、本発明はこれのみに限定するものではなく、これ以外に、例えば暗証番号、特定のキー操作による入力情報、または指紋や声紋や虹彩や静脈といったバイオメトリクス情報等を用いるようにしてもよい。つまり、ユーザ認証情報としては、HDDの使用権限を有するユーザ個人を認証することが可能な情報であればよい。
また、以上の実施形態では、HDD隠し設定メニュー画面G2、G7によりHDD隠しモードを設定したときにのみ、HDD7の不正改造等を確認するために認証を行った例を挙げているが、本発明はこれのみに限定するものではなく、隠す対象のHDDの認証は、パスワード入力後のHDD隠しモードの設定時や解除時にも行うようにしてもよい。
さらに、以上の実施形態では、HDD一体型DVDレコーダから成るHDD搭載AV機器10、10’、10”に、本発明を適用した例を挙げているが、本発明は、例えばHDDレコーダ、ビデオ一体型HDDレコーダ、HDDおよびビデオ一体型DVDレコーダ、HDD一体型テレビ、HDDおよびビデオ一体型テレビ、HDDおよびビデオおよびDVDレコーダ一体型テレビ、またはHDDを搭載したDVD以外の光ディスクを取り扱い可能なAV機器等のような、HDD搭載AV機器にも適用することができる。
本発明の実施形態に係るHDD搭載AV機器のブロック図である。 メイン動作の手順を示すフローチャートである。 HDD隠し設定モード処理の手順を示すフローチャートである。 HDD隠しモード自動設定処理の手順を示すフローチャートである。 タイマ録画処理の手順を示すフローチャートである。 通常のメインメニュー画面を示す図である。 HDD隠しモードのメインメニュー画面を示す図である。 HDD隠し設定メニュー画面を示す図である。 HDD隠しモード自動設定画面を示す図である。 通常の録画予約リスト画面を示す図である。 HDD隠しモードの録画予約リスト画面を示す図である。 録画予約プログラム画面を示す図である。 通常の録画予約プログラム画面を示す図である。 HDD隠しモードの録画予約プログラム画面を示す図である。 通常のディスク/デバイス設定画面を示す図である。 HDD隠しモードのディスク/デバイス設定画面を示す図である。 他の実施形態に係るHDD搭載AV機器のブロック図である。 他の実施形態に係るHDD搭載AV機器のブロック図である。 他の実施形態に係るHDD隠し設定メニュー画面を示す図である。 他の実施形態に係る通常の録画予約リスト画面を示す図である。 他の実施形態に係るHDD隠しモードの録画予約リスト画面を示す図である。 他の実施形態に係る録画予約プログラム画面を示す図である。 他の実施形態に係る通常の録画予約プログラム画面を示す図である。 他の実施形態に係るHDD隠しモードの録画予約プログラム画面を示す図である。 他の実施形態に係る通常のディスク/デバイス設定画面を示す図である。 他の実施形態に係るHDD隠しモードのディスク/デバイス設定画面を示す図である。
符号の説明
1 制御部
4 操作部
7 HDD
7a HDD(1)
7b HDD(2)
7c HDD(3)
8 表示部
9 操作部
10、10’、10” HDD搭載AV機器
12 リモコン
30 テレビ

Claims (7)

  1. AV(Audio-Visual)情報をHDD(Hard Disk Drive)に記録し、HDDに記録されたAV情報を再生し、HDDの存在を示す情報を表示手段に表示するHDD搭載AV機器において、
    前記HDDへのAV情報の記録を予約する予約手段と、
    前記HDDの使用権限を有するユーザを認証するためのパスワードを入力する入力手段と、
    前記パスワードを前記HDD毎に登録する登録手段と、
    HDD隠しモードを前記HDD毎に設定する設定手段と、
    各部を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記パスワードの表示手段への表示を禁止し、
    前記HDD隠しモードが設定されたときに、対応する前記HDDに対するアクセスと該HDDの存在を示す情報の表示とを禁止し、この後、前記入力手段により入力された前記パスワードが前記登録手段により登録された該HDDに対応する前記パスワードと一致すると、該HDDに対するアクセスと該HDDの存在を示す情報の表示との禁止を解除し、さらにこの後、前記入力手段により入力された前記パスワードが前記登録手段により登録された該HDDに対応する前記パスワードと一致したとき、各部への電力供給を停止するとき、または予め設定された時間に、再び該HDDに対するアクセスと該HDDの存在を示す情報の表示とを禁止し、
    前記HDD隠しモードが設定されたときに、前記予約手段により指定された記録開始時間になると、前記予約手段により指定された前記HDDに対するアクセスの禁止を解除して、前記予約手段により指定されたAV情報を前記HDDへ記録しつつ、該記録動作が実行中であることを示す情報の表示および該記録動作の中断を禁止し、前記予約手段により指定された記録終了時間になると、前記HDDへのAV情報の記録を停止して、再び前記HDDに対するアクセスを禁止し、
    各部への電力供給を開始したときに、前記HDD隠しモードが設定されていて、対応する前記HDDに対するアクセスが禁止されていなければ、該HDDに対するアクセスを禁止することを特徴とするHDD搭載AV機器。
  2. AV(Audio-Visual)情報をHDD(Hard Disk Drive)に記録し、HDDに記録されたAV情報を再生し、HDDの存在を示す情報を表示手段に表示するHDD搭載AV機器において、
    前記HDDの使用権限を有するユーザを認証するためのユーザ認証情報を入力する入力手段と、
    前記ユーザ認証情報を登録する登録手段と、
    HDD隠しモードを設定する設定手段と、
    前記HDD隠しモードが設定されたときに、前記HDDに対するアクセスと前記HDDの存在を示す情報の表示とを禁止し、前記入力手段により入力された前記ユーザ認証情報が前記登録手段により登録された前記ユーザ認証情報と一致すると、前記HDDに対するアクセスと前記HDDの存在を示す情報の表示との禁止を解除する制御手段と、を備えたことを特徴とするHDD搭載AV機器。
  3. 請求項2に記載のHDD搭載AV機器において、
    前記制御手段は、前記ユーザ認証情報の表示手段への表示を禁止することを特徴とするHDD搭載AV機器。
  4. 請求項2または請求項3に記載のHDD搭載AV機器において、
    前記HDDへのAV情報の記録を予約する予約手段を備え、
    前記制御手段は、前記HDD隠しモードが設定されたときに、前記予約手段により指定された記録開始時間になると、前記HDDに対するアクセスの禁止を解除して、前記予約手段により指定されたAV情報を前記HDDへ記録しつつ、該記録動作が実行中であることを示す情報の表示および該記録動作の中断を禁止し、前記予約手段により指定された記録終了時間になると、前記HDDへのAV情報の記録を停止して、再び前記HDDに対するアクセスを禁止することを特徴とするHDD搭載AV機器。
  5. 請求項2ないし請求項4のいずれかに記載のHDD搭載AV機器において、
    前記制御手段は、前記HDDに対するアクセスと前記HDDの存在を示す情報の表示との禁止を解除した後、前記入力手段により入力された前記ユーザ認証情報が前記登録手段に登録された前記ユーザ認証情報と一致したとき、各部への電力供給を停止するとき、または予め設定された時間に、再び前記HDDに対するアクセスと前記HDDの存在を示す情報の表示とを禁止することを特徴とするHDD搭載AV機器。
  6. 請求項2ないし請求項5のいずれかに記載のHDD搭載AV機器において、
    前記制御手段は、各部への電力供給を開始したときに、前記HDD隠しモードが設定されていて、前記HDDに対するアクセスが禁止されていなければ、前記HDDに対するアクセスを禁止することを特徴とするHDD搭載AV機器。
  7. 請求項2ないし請求項6のいずれかに記載のHDD搭載AV機器において、
    前記HDDは複数あり、
    前記登録手段は、前記HDD毎に前記ユーザ認証情報を登録し、
    前記設定手段は、前記HDD毎に前記HDD隠しモードを設定し、
    前記制御手段は、前記HDD隠しモードが設定されたときに、対応する前記HDDに対するアクセスと該HDDの存在を示す情報の表示とを禁止し、前記入力手段により入力された前記ユーザ認証情報が前記登録手段により登録された該HDDに対応する前記ユーザ認証情報と一致すると、該HDDに対するアクセスと該HDDの存在を示す情報の表示との禁止を解除することを特徴とするHDD搭載AV機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020515995A (ja) * 2017-03-24 2020-05-28 タイプミー・ホールディングズ・プロプライエタリ・リミテッドTipeme Holdings Pty Ltd ユーザが計算装置を操作することができるユーザアカウントを提供するためのシステム及び方法

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