JP2008090673A - キャッシュメモリ制御装置 - Google Patents

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【課題】使用するバッファの種類に応じて効率の良いキャッシュメモリの構成を実現することができるキャッシュメモリ制御装置を得る。
【解決手段】使用されるバッファメモリの種類以上の個数のメモリユニット100〜130を設ける。キャッシュ制御ユニット400は、使用されるバッファメモリのデータが少なくとも一つのメモリユニットでキャッシュされるよう、インプットセレクタ200〜230を割り当てる。アウトプットセレクタ300〜320は、メモリユニット100〜130のうち、いずれかのメモリユニットから出力されるヒットフラグ102〜132に基づいて、使用されるバッファメモリのデータがヒットしたか否かを判定する。
【選択図】図1

Description

この発明は、主として、様々なバッファメモリを使用するグラフィクス装置に用いるキャッシュメモリ制御装置に関するものである。
グラフィクス装置では様々なバッファメモリを使用する。例えば、カラーバッファ(フレームバッファ)/デプスバッファ/ステンシルバッファ/アルファバッファ/マスクバッファ/テクスチャーバッファ/ディスプレイリストバッファなどを使用する。各バッファデータはグラフィクス装置外部の記憶装置に保存し、そのバッファデータの一部をグラフィクス装置内部に設置したキャッシュメモリに一時保管するシステムでは、以下のような方式が適用されている。
(1)分離キャッシュメモリ方式
様々なバッファ毎に専用のキャッシュメモリを設置する。各キャッシュメモリは独立して動作する。但し、以下のようなデメリットが生じる。
使用するグラフィクス機能の種類によっては使用しないバッファが生じる場合がある。この場合、対応する専用キャッシュメモリは未使用状態となり、キャッシュメモリに無駄が生じてしまう(デメリット1)。例えば、グラフィクス機能としてアルファバッファを使用しない場合、アルファ専用のキャッシュメモリは未使用状態になる。
また、グラフィクス装置が使用するバッファの種類が増えると、それに対応する専用キャッシュメモリも増やさなくてはいけない(デメリット2)。
(2)ユニファイドキャッシュメモリ方式
一つのキャッシュメモリを共有使用する。使用するバッファのデータだけがキャッシュメモリに一時保管され、それらのデータでキャッシュメモリを使い切ることができる。分離キャッシュ方式のデメリット1,2は解決できる。但し、以下のようなデメリットが生じる。
並列動作ができなくなるため、グラフィクス装置の動作速度が遅くなる。例えば、カラーバッファのデータとアルファバッファのデータを同じタイミングで読み出せない場合、グラフィクス装置の動作速度が低下する可能性がある。
このように、分離キャッシュメモリ方式では未使用キャッシュメモリが生じてしまう。また、ユニファイドキャッシュメモリ方式ではこのような問題は発生しない反面、並列動作ができなくなる。どのような場合でも並列動作可能で未使用部分がないキャッシュメモリがグラフィクス装置にとって一番使用効率がよいが、従来ではどちらの方式でも実現できなった。
一方、キャッシュメモリを動的に再構築することでキャッシュメモリの使用効率を向上させる技術が開発されている(例えば、特許文献1または特許文献2参照)。
特開平5−241962号公報 特開2005−293300号公報
しかしながら、上記従来のキャッシュメモリを動的に再構築する技術は、単独動作するキャッシュメモリについての構成変更に関するものであり、並列動作するキャッシュメモリには適用できないという問題点があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、使用するバッファの種類に応じて効率の良いキャッシュメモリの構成を実現することができるキャッシュメモリ制御装置を得ることを目的とする。
この発明に係るキャッシュメモリ制御装置は、使用されるバッファメモリの種類以上の個数が設けられた複数のメモリユニットと、複数のメモリユニットに対応して設けられ、対応したメモリユニットに対して、使用されるバッファメモリのアドレスを与える複数の入力選択手段と、使用されるバッファメモリに対応して設けられ、複数のメモリユニットのうちいずれかのメモリユニットから出力されるヒットフラグに基づいて、使用されるバッファメモリのデータがヒットしたか否かを判定する出力選択手段と、使用されるバッファメモリのアドレスを、少なくとも一つの入力選択手段が選択するよう、その入力選択手段を割り当てると共に、出力選択手段が、対応するバッファメモリのデータをキャッシュするメモリユニットの出力を選択するよう、出力選択手段を割り当てるキャッシュメモリ制御手段とを備えたものである。
この発明のキャッシュメモリ制御装置は、使用されるバッファメモリの種類以上の個数のメモリユニットを設け、キャッシュメモリ制御手段は、使用されるバッファメモリのデータが少なくとも一つのメモリユニットでキャッシュされるよう、入力選択手段と出力選択手段を割り当てるようにしたので、使用するバッファメモリの種類に応じて効率の良いキャッシュメモリの構成を実現することができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるキャッシュメモリ制御装置を示す構成図である。
図において、キャッシュメモリ制御装置は、メモリユニット100〜130、インプットセレクタ(入力選択手段)200〜230、アウトプットセレクタ(出力選択手段)300〜320、キャッシュ制御ユニット(キャッシュメモリ制御手段)400を備えている。
本実施の形態では、キャッシュメモリ制御装置を使用するグラフィック装置は、例えば、カラーバッファとデプスバッファとアルファバッファを同時に使用することを想定している。グラフィクス装置に内蔵する再構成可能キャッシュメモリは3つのバッファ用のキャッシュに割り当てられる。4個のメモリユニット100〜130それぞれは、カラーバッファ/デプスバッファ/アルファバッファいずれかのキャッシュメモリとして動的に割り当てられる。
ここで、グラフィック装置が同時に処理するバッファメモリ(以下、単にバッファと称す)の数を最大並列動作数Mとし、メモリユニットの個数をUとすると、M≦Uになるように再構成可能キャッシュメモリを構成する必要がある。U個のメモリユニットをM個の並列動作するキャッシュメモリに分割するからである。図1の例は、M=3,U=4の場合のキャッシュメモリ構成例である。従って、インプットセレクタ200〜230はU個必要であり、それぞれのインプットセレクタ200〜230に入力するアドレスはM個である。アウトプットセレクタ300〜320はM個必要であり、メモリユニット100〜130U個からヒットフラグとデータを受け取る。
以下、各構成の詳細について説明する。
メモリユニット100〜130は、図示しないバッファのデータをキャッシュするためのキャッシュメモリであり、図示例では4個のメモリユニットが設けられている。インプットセレクタ200〜230は、それぞれのメモリユニット100〜130に対応して設けられ、キャッシュ制御ユニット400の割り当てに基づいて、与えられた各バッファのアドレスのうち、いずれかのバッファのアドレスを対応したメモリユニット100〜130に与えるよう構成されている。アウトプットセレクタ300〜320は、使用するバッファの数に対応して設けられ、内部には、ヒット判定部301,311,321と、データセレクタ302,312,322を備えている。これらのアウトプットセレクタ300〜320は、キャッシュ制御ユニット400による割り当てに基づいて、ヒット判定部301,311,321により、各メモリユニット100〜130からの出力信号がヒットしたか否かを判定し、ヒットした場合は、データセレクタ302,312,322によって該当するメモリユニット100〜130からデータ信号を送出するよう構成されている。
キャッシュ制御ユニット400は、インプットセレクタ200〜230のそれぞれに対して、少なくとも一つのバッファのアドレスを選択するよう割り当てを行うと共に、割り当てを行ったインプットセレクタ200〜230に対応したメモリユニット100〜130から出力された信号のみ有効とするようアウトプットセレクタ300〜320に対して割り当てを行うよう構成されている。
次に、実施の形態1のキャッシュメモリ制御装置の動作について説明する。
先ず、キャッシュ制御ユニット400によるキャッシュメモリの再構成(インプットセレクタ200〜230およびアウトプットセレクタ300〜320の割り当て)を説明する。
グラフィクス装置は、機能パラメータを保持しており、その機能パラメータによって使用するグラフィクス機能を変更することができる。尚、グラフィクス装置の機能パラメータの設定は、図示しないグラフィクス装置のCPU等によって行われる。グラフィクス装置のキャッシュ制御ユニット400は、設定された機能パラメータからグラフィクス装置が使用するバッファの種類を判定する。例えば、カラーバッファとデプスバッファしか使用しないグラフィクス機能のみが有効化されている場合、カラーバッファとデプスバッファ以外のバッファは使用しないと判定する。
キャッシュ制御ユニット400は、使用するバッファの種類からメモリユニット100〜130の割り当てを決定する。使用すると判定したバッファに少なくとも一つのメモリユニット100〜130を割り当てる。
例えば、カラーバッファとデプスバッファしか使用しない描画を行う場合、アルファバッファに対してキャッシュメモリを割り当てる必要はない。そこでカラーバッファに対して2つのメモリユニット100と110、デプスバッファに対して2つのメモリユニット120と130を割り当てる。このように、4つあるメモリユニット100〜130を使い切るように分割する。
インプットセレクタ200〜230では、キャッシュ制御ユニット400からの割り当て結果に基づいてメモリユニット100〜130への入力(アドレス)の選択を行う。例えば、上記のように、カラーバッファに対して2つのメモリユニット100と110、デプスバッファに対して2つのメモリユニット120と130を割り当てる場合、インプットセレクタ200と210はカラーバッファのアドレス500を選択し、インプットセレクタ220と230はデプスバッファのアドレス510を選択する。
アウトプットセレクタ300〜320では、キャッシュ制御ユニット400による割り当て結果に基づいてメモリユニット100〜130からの出力(ヒットフラグやデータ)の選択を行う。例えば、上記のように、カラーバッファに対して2つのメモリユニット100と110、デプスバッファに対して2つのメモリユニット120と130を割り当てる場合、カラーバッファ用のアウトプットセレクタ300は、メモリユニット100と110の出力を選択し、デプスバッファ用のアウトプットセレクタ310は、メモリユニット120と130の出力を選択する。
カラーバッファ用のアウトプットセレクタ300のヒット判定部301では、メモリユニット100,110が出力するヒットフラグ102,112のいずれかが有効であれば、いずれかのメモリユニット100,110がヒットしていることを表しているので、出力するヒットフラグ301aを有効とする。尚、メモリユニット100〜130では、与えられたアドレス101,111,121,131に基づいて、インデックスに対応するタグの値を取り出し、これをアドレス101,111,121,131に含まれるタグの値と比較することでヒット判定を行うが、これらのヒット判定やヒットした場合のデータ103,113,123,133の出力については、公知のキャッシュメモリの動作であるので、ここでの説明は省略する。
アウトプットセレクタ300におけるデータセレクタ302ではヒットしているメモリユニット100(または110)が出力するデータを選択してデータ302aとして出力する。一方、アウトプットセレクタ300では、カラーバッファに割り当てられていないメモリユニット120と130が出力する信号は有効でないとして扱う。
デプスバッファ用のアウトプットセレクタ310では、ヒット判定部311によって、メモリユニット120と130からの出力信号からヒットフラグ311aを生成する。メモリユニット100と110からの出力信号は無視する。2本のヒットフラグ122と132のどちらかが有効であれば、いずれかのメモリユニット120,130がヒットしていることを表している。この場合、出力するヒットフラグ311aを有効化し、ヒットしているメモリユニット120(または130)のデータを選択し、データ312aとして出力する。
アルファバッファ用のアウトプットセレクタ320では、メモリユニット100〜130の出力を一切使用しない。従って、出力するヒットフラグ321aおよびデータ322aは常に無効化する。
このように再構築すれば、図2に示したキャッシュメモリと同様の構成になる。カラーバッファ用のキャッシュメモリは2ウェイセットアソシアティブ構成になり、デプスバッファ用のキャッシュメモリも2ウェイセットアソシアティブ構成になる。未使用キャッシュメモリは発生しない。
次に、カラーバッファとデプスバッファとアルファバッファを同時に使用する場合の再構成例を示す。
キャッシュ制御ユニット400は、機能パラメータに基づいて、カラーバッファとデプスバッファとアルファバッファを使用すると判定した場合、例えば、カラーバッファに対して2つ、デプスバッファに対して1つ、アルファバッファに対して1つのメモリユニット100〜130を割り当てる。ここでも4つあるメモリユニットを使い切るように分割する。即ち、キャッシュ制御ユニット400は、2つのインプットセレクタ200,210がカラーバッファ用のアドレス500を、インプットセレクタ220がデプスバッファ用のアドレス510を、インプットセレクタ230がアルファバッファ用のアドレス520を選択するようそれぞれ制御を行う。
また、キャッシュ制御ユニット400は、アウトプットセレクタ300〜320に対して、アウトプットセレクタ300がメモリユニット100,110の出力を、アウトプットセレクタ310がメモリユニット120の出力を、アウトプットセレクタ320がメモリユニット130の出力に基づいてヒット判定およびデータ出力を行うよう制御を行う。
このように再構築すれば、図3に示したキャッシュメモリと同様の構成になる。カラーバッファ用のキャッシュメモリは2ウェイセットアソシアティブ構成になり、デプスバッファ用のキャッシュメモリとアルファバッファ用のキャッシュメモリは1ウェイセットアソシアティブ(=ダイレクトマップ)構成になる。未使用キャッシュメモリは発生しない。尚、この例では、カラーバッファ用のキャッシュメモリを2ウェイセットアソシアティブ構成としたが、デプスバッファまたはアルファバッファに対して2ウェイセットアソシアティブ構成としてもよい。
次に、カラーバッファしか使用しない場合の再構築例を説明する。この場合、キャッシュ制御ユニット400は、全てのメモリユニット100〜130をカラーバッファ用のキャッシュメモリに割り当てるようインプットセレクタ200〜230およびアウトプットセレクタ300〜320を制御する。即ち、全てのインプットセレクタ200〜230は、カラーバッファ用のアドレス500を選択するよう制御し、また、カラーバッファ用のアウトプットセレクタ300は、全てのメモリユニット100〜130からの出力を選択する。
このように再構築すれば、図4に示したキャッシュメモリと同様の構成になる。カラーバッファ用のキャッシュメモリは4ウェイセットアソシアティブ構成になる。未使用キャッシュメモリは発生しない。
以上のように、実施の形態1のキャッシュメモリ制御装置によれば、使用されるバッファメモリの種類以上の個数が設けられ、使用されるバッファメモリのデータをキャッシュすると共に、使用されるバッファメモリのアドレスが与えられた場合、キャッシュしたデータがヒットしたか否かを示すヒットフラグを出力する複数のメモリユニットと、複数のメモリユニットに対応して設けられ、対応したメモリユニットに対して、使用されるバッファメモリのアドレスを与える複数の入力選択手段と、使用されるバッファメモリに対応して設けられ、複数のメモリユニットのうちいずれかのメモリユニットから出力されるヒットフラグに基づいて、使用されるバッファメモリのデータがヒットしたか否かを判定する出力選択手段と、使用されるバッファメモリのアドレスを、少なくとも一つの入力選択手段が選択するよう、その入力選択手段を割り当てると共に、出力選択手段が、対応するバッファメモリのデータをキャッシュするメモリユニットの出力を選択するよう、その出力選択手段を割り当てるキャッシュメモリ制御手段とを備えたので、例えば、複数のバッファメモリを使用する場合にも並列動作が可能で、また、バッファメモリを一つだけ使用する場合でも複数のメモリユニットを割り当てることが可能であるといったように、使用するバッファの種類に応じて効率の良いキャッシュメモリの構成を実現することができる。
また、実施の形態1のキャッシュメモリ制御装置によれば、キャッシュメモリ制御手段は、全てのメモリユニットでいずれかのバッファメモリのデータがキャッシュされるよう複数の入力選択手段および出力選択手段を割り当てるようにしたので、無駄のないキャッシュメモリの構成を実現することができる。
実施の形態2.
実施の形態2は、使用するバッファには少なくとも一つのメモリユニットを割り当てるという条件を満たしながら、使用しないメモリユニットを設けるようにしたものである。図面上の構成は図1と同様であるため、図1を援用して説明する。
実施の形態2におけるキャッシュ制御ユニット400は、使用するバッファのアドレスを少なくとも一つのインプットセレクタ200〜230が選択するよう制御すると共に、いずれのバッファのアドレスも選択しないインプットセレクタ200〜230が存在するよう割り当て制御を行う構成とされている。また、未使用のメモリユニット100〜130に対しては、電力供給やクロックの供給を停止させるよう構成されている。
例えば、カラーバッファとデプスバッファとアルファバッファを同時に使用する場合の再構成例を説明する。
キャッシュ制御ユニット400は、機能パラメータに基づいて、カラーバッファとデプスバッファとアルファバッファを使用すると判定した場合、例えば、これらバッファに対してそれぞれ1つずつのメモリユニット100〜130を割り当てる。その一例としては、インプットセレクタ200がカラーバッファ用のアドレス500を、インプットセレクタ210がデプスバッファ用のアドレス510を、インプットセレクタ220がアルファバッファ用のアドレス520をそれぞれ選択するよう割り当て制御する。また、アウトプットセレクタ300〜320に対しては、カラーバッファ用のアウトプットセレクタ300がメモリユニット100の出力を、デプスバッファ用のアウトプットセレクタ310がメモリユニット110の出力を、アルファバッファ用のアウトプットセレクタ320がメモリユニット120の出力をそれぞれ選択するよう割り当て制御する。
このように割り当て制御することにより、4つあるメモリユニット100〜130のうち、メモリユニット130は未使用となる。そして、この場合、キャッシュ制御ユニット400は、メモリユニット130に対する電力の供給やクロックの供給を停止するよう図示しないグラフィクス装置の電力供給手段やクロック供給手段に対して指示を行う。その結果、メモリユニット130への電力の供給やクロックの供給が停止され、グラフィクス装置としての消費電力の削減を図ることができる。
尚、未使用のメモリユニットとしてメモリユニット130の場合を説明したが、未使用とするのはどのメモリユニットであっても構わない。また、使用するバッファに対して、少なくとも一つのメモリユニットを割り当てるという条件を満たす割り当てであれば、使用するバッファの種類とメモリユニットの個数との関係に応じてどのような割り当てであってもよい。
以上のように、実施の形態2のキャッシュメモリ制御装置によれば、キャッシュメモリ制御手段は、全てのメモリユニットのうち、バッファメモリのデータのキャッシュは行わない未使用状態のメモリユニットが存在するよう複数の入力選択手段および出力選択手段を割り当てるようにしたので、使用するバッファの種類に応じて効率の良いキャッシュメモリの構成を実現することができると共に、入力選択手段や出力選択手段への割り当て制御のみで必要最低限のキャッシュメモリの構成が得られ、例えば、消費電力の削減といった効果が得られる。
この発明の実施の形態1によるキャッシュメモリ制御装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるキャッシュメモリ制御装置の第1の再構成例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1によるキャッシュメモリ制御装置の第2の再構成例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1によるキャッシュメモリ制御装置の第3の再構成例を示す説明図である。
符号の説明
100,110,120,130 メモリユニット、101,111,121,131 アドレス、102,112,122,132 ヒットフラグ、103,113,123,133 データ、200,210,220,230 インプットセレクタ(入力選択手段)、300,310,320 アウトプットセレクタ(出力選択手段)、301,311,321 ヒット判定部、302,312,322 データセレクタ、400 キャッシュ制御ユニット(キャッシュメモリ制御手段)、500 カラーバッファ用のアドレス、510 デプスバッファ用のアドレス、520 アルファバッファ用のアドレス。

Claims (3)

  1. 使用されるバッファメモリの種類以上の個数が設けられ、前記使用されるバッファメモリのデータをキャッシュすると共に、前記使用されるバッファメモリのアドレスが与えられた場合、前記キャッシュしたデータがヒットしたか否かを示すヒットフラグを出力する複数のメモリユニットと、
    前記複数のメモリユニットに対応して設けられ、対応したメモリユニットに対して、前記使用されるバッファメモリのアドレスを与える複数の入力選択手段と、
    前記使用されるバッファメモリに対応して設けられ、前記複数のメモリユニットのうちいずれかのメモリユニットから出力されるヒットフラグに基づいて、前記使用されるバッファメモリのデータがヒットしたか否かを判定する出力選択手段と、
    前記使用されるバッファメモリのアドレスを、少なくとも一つの前記入力選択手段が選択するよう、当該入力選択手段を割り当てると共に、前記出力選択手段が、対応するバッファメモリのデータをキャッシュするメモリユニットの出力を選択するよう、当該出力選択手段を割り当てるキャッシュメモリ制御手段とを備えたキャッシュメモリ制御装置。
  2. キャッシュメモリ制御手段は、全てのメモリユニットでいずれかのバッファメモリのデータがキャッシュされるよう複数の入力選択手段および出力選択手段を割り当てることを特徴とする請求項1記載のキャッシュメモリ制御装置。
  3. キャッシュメモリ制御手段は、全てのメモリユニットのうち、バッファメモリのデータのキャッシュは行わない未使用状態のメモリユニットが存在するよう複数の入力選択手段および出力選択手段を割り当てることを特徴とする請求項1記載のキャッシュメモリ制御装置。
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