JP2008089464A - 時計用ジャンパ配線構造体、これを備えた時計用回路基板構造体、これを備えた時計、時計用回路基板形成用母材基板構造体、及び時計用ジャンパ配線構造体の製造方法 - Google Patents

時計用ジャンパ配線構造体、これを備えた時計用回路基板構造体、これを備えた時計、時計用回路基板形成用母材基板構造体、及び時計用ジャンパ配線構造体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 所望のサイズ及び最低限の厚みで確実に配線を跨いで架橋接続し得る時計用ジャンパ配線構造体及びこれを備えた時計用回路基板構造体等の提供
【解決手段】 時計用ジャンパ配線構造体1は、第一の基板本体10の一方の表面11に配線パターン20を備える時計用回路基板2に適用され、第一の基板本体10よりも小さい第二の基板本体30と、該第二の基板本体30の一方の表面31上に形成され該第二の基板本体30の二端縁32,33において二つの先端部42,43が突出したジャンパ用導体パターン40とを有し、該第二の基板本体30の表面31上のジャンパ用導体パターン40と時計用回路基板2の配線パターン部分22A,22B,22Cとの絶縁が確保されるようにジャンパ用導体パターン40が配線パターン部分22A,22B,22Cを跨ぐように構成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、時計の回路ブロックを構成する時計用回路基板構造体に適用される時計用ジャンパ配線構造体に係り、より詳しくは、該時計用ジャンパ配線構造体に加えて、該ジャンパ配線構造体を備えた時計用回路基板構造体、該回路基板構造体を備えた時計及び該回路基板構造体を形成するための母材基板構造体(時計用回路基板形成用母材基板構造体)、並びに時計用ジャンパ配線構造体の製造方法に係る。
基板本体(回路基板の本体)の表面に配線パターンが形成されてなる回路基板に回路素子を実装して回路を形成するに際して、基板表面だけでは配線できない場合にジャンパを用いることは、周知である。
時計は、そのサイズが小さいことから、該時計用の回路基板は、小さいだけでなく薄い。即ち、時計用の回路基板本体は典型的にはいわゆるフレキシブル基板からなり、且つ該基板本体への実装部品も薄いもの(高さの低いもの)が用いられる。
一方、ジャンパとして通常利用可能なものは、実際上0オームの抵抗体であるジャンパチップである。ジャンパチップは、セラミック基板の表面に0オーム抵抗体層を形成すると共に両端部の表面及び裏面並びに端面に接点金属層を形成してなるもので、長さに応じて、厚さや幅が大きくなる(例えば、長さが2mm程度の場合、厚さが0.5mm程度に達する)のを避け難い。従って、厚さをある程度以下(例えば、時計用ICの厚さ(0.3mm程度)以下)に押えようとすると、その長さに限度があり、跨ぎ得る配線パターンの本数も極めて限られてしまう。また、ジャンパチップはセラミック基板を含むことから剛性が高いので、ある程度以上長い場合、フレキシブル基板には実装され難い。
なお、ジャンパ素子としては、リード線を絶縁被覆してなるジャンパリード自体は知られているけれども、時計用回路基板に実装しようとすると、リフローの際の耐熱性に欠ける虞れがある。また、ジャンパリードはその強度を確保するために、ある程度の太さが必要になることから、厚さ方向に厚くなる虞れがある。また、ジャンパリードがその太さの故に剛性が高い場合、ある程度以上長くなると、フレキシブル基板には実装され難い。
なお、時計分野とは異なるけれども、回路基板に適用されるべきジャンパ配線の分布や長さ等に応じて、ジャンパ配線形成用基板にジャンパ配線を予め剥離可能に且つ該剥離の際に個々に分離可能に形成しておき、ジャンパ配線が実装されるべき回路基板の所定位置においてジャンパ配線を纏めて差込んで固定した後、ジャンパ配線形成用基板を剥離させて、ジャンパ配線を形成することは提案されている(特許文献1)。
しかしながら、この方法は、回路のサイズが小さくジャンパのサイズが小さい時計用回路基板には、適用され難い。また、この提案の方法では、ジャンパ線は、空中配線された状態に止まることから、短絡が生じる虞れもある。
特開2005−340481号公報
本発明は前記諸点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、時計用回路基板に応じてきめ細かく所望のサイズ及び最低限の厚みで確実に配線を跨いで架橋接続し得る時計用ジャンパ配線構造体、これを備えた時計用回路基板構造体、該回路基板構造体を備えた時計及び時計用回路基板形成用母材基板構造体、及び時計用ジャンパ配線構造体の製造方法を提供することにある。
本発明の時計用ジャンパ配線構造体は、前記目的を達成すべく、第一の基板本体の一方の表面に配線パターンを備える時計用回路基板に適用される時計用ジャンパ配線構造体であって、前記第一の基板本体よりも小さい第二の基板本体と、該第二の基板本体の一方の表面上に形成され該第二の基板本体の二端縁において前記一方の表面から二つの先端部が突出したジャンパ用導体パターンとを有し、前記第一の基板本体の前記一方の表面上の前記配線パターンのうち少なくとも一つの配線パターン部分の表面に他方の表面が当接するように該第二の基板本体が前記第一の基板本体の前記一方の表面に載置された際、該第二の基板本体の前記一方の表面上の前記ジャンパ用導体パターンと前記時計用回路基板の前記少なくとも一つの配線パターン部分との絶縁が確保されて前記ジャンパ用導体パターンが該少なくとも一つの配線パターン部分を跨ぐように構成される。
本発明の時計用ジャンパ配線構造体では、第一の基板本体よりも小さい第二の基板本体の一方の表面上にジャンパ用導体パターンを有するので、第二の基板本体を適宜形成するだけで、ジャンパ配線構造体のサイズや形状が所望のサイズや形状で提供され得、第二の基板本体の他方の表面を跨れるべき配線パターンのある前記時計用回路基板の表面に載置することによりジャンパ配線構造体の導体パターンと第二の基板本体の下に位置する第一の基板本体の配線パターン(跨れる配線パターン)との絶縁が第二の基板本体自体によって確保され得、ジャンパ配線構造体の電気絶縁部が回路基板本体(第二の基板本体)であるが故に薄くし得るから、ジャンパ配線構造が最小限の厚みで実現され得る。換言すれば、本発明の時計用ジャンパ配線構造体では、ジャンパ配線構造体が、本来、「基板本体とその表面の導体パターンとからなる一種の配線基板そのもの」であることから、跨ぐべき配線パターンの本数や幅に応じて、単に、第二の基板本体の長さを適宜選択するだけで、所望の長さのジャンパ配線構造体が得られる。更に、本発明の時計用ジャンパ配線構造体では、ジャンパ用導体パターンが第二の基板本体の二端縁において該第二の基板本体の前記一方の表面から二つの先端部が突出するので、第一の基板本体の前記一方の表面上の前記配線パターンのうち少なくとも一つの配線パターン部分の表面に他方の表面が当接するように該第二の基板本体が前記第一の基板本体の前記一方の表面に載置して、ジャンパ用導体パターンの突出した先端部を第一の基板本体の対応する配線パターン部分に接続するだけで、ジャンパ配線構造が容易に実現され得る。
本発明の時計用ジャンパ配線構造体では、典型的には、前記第一及び第二の基板本体が、夫々、前記一方の表面だけに導体パターンが形成される片面基板の形態のフレキシブル回路基板の基板本体である。
その場合、ジャンパ配線構造体が時計用回路基板に適用されてなる時計用回路基板構造体の全体が、フレキシブル回路基板としての特性を実際上保ち得る。
但し、第一の基板本体は、所望ならば、一方の表面だけでなく他方の表面にも配線パターンが形成されてもよい。すなわち、第一の基板本体が例えばガラエポ基板(ガラスクロス(布)を重ねたものにエポキシ樹脂を含浸させたもの)製の両面基板であってもよい。その場合、短絡のためにスルーホールを用いる代わりにジャンパ配線構造体を用いることにより、例えば、短絡路の長さを短縮し得る場合がある。また、所望ならば、第一及び第二の基板本体のうちの少なくとも一方、即ち第一の基板本体、第二の基板本体、又は第一及び第二の基板本体の両方が、フレキシブル回路基板の基板本体でなくてもよい。
本発明の時計用ジャンパ配線構造体では、典型的には、前記第二の基板本体が、前記第一の基板本体と共通の母材基板本体から分離されたものである。
その場合、共通の母材基板本体の一方の表面上に、時計用回路基板の配線パターンと、ジャンパ配線構造体の導体パターンとをファミリーとして同時に形成し得るから、時計用回路基板に応じた形状やサイズのジャンパ配線構造体を該回路基板の配線パターン毎に形成し得る。
但し、第一及び第二の基板本体として共通の母材基板本体を用いる代わりに、例えば、同様であるけれども別体の基板本体(例えば、厚さ及び材料が同一であるけれども別体の基板本体、又は厚さが同一で材料が異なる別々の基板本体若しくは材料が同じで厚さが異なる別々の基板本体)で、第一及び第二の基板本体を形成してもよい。
本発明の時計用ジャンパ配線構造体では、典型的には、少なくとも一対の開口を備える第二基板本体の素体と、該第二基板本体の素体の一方の表面において前記一対の開口に対してオーバーハング状態で形成された前記ジャンパ用導体パターンの素体とを有するジャンパ配線構造体素体から分離されて形成される。
その場合、ジャンパ配線構造体の製造が容易に行われ得る。特に、第一及び第二の基板本体が共通の母材基板本体で形成される場合には、時計用回路基板の形成過程において、ジャンパ配線構造体が同時に形成され得る。
本発明の時計用回路基板構造体は、前記目的を達成すべく、前記第二の基板本体の前記他方の表面が前記時計用回路基板の前記少なくとも一つの配線パターンの表面に接するように、上述のようなジャンパ配線構造体が前記時計用回路基板上に載置され、前記ジャンパ配線構造体の導体パターンのうち前記二端縁から突出した前記二つの先端部が、前記時計用回路基板の前記配線パターンうち前記導体パターンの該二つの先端部に対面する領域に位置する二つの配線パターン部分に半田付けにより接続される。
本発明の時計用回路基板構造体では、上記のようなジャンパ配線構造体を時計用回路基板の架橋領域上に載置し、該ジャンパ配線構造体の導体パターンの突出した二つの先端部を該先端部に対面する領域に位置する二つの配線パターン部分に半田付けするだけで、容易且つ確実に時計用回路基板構造体が形成され得る。
本発明の時計は、上記のような時計用回路基板構造体を備える。従って、厚みを最低限に抑えた時計が得られ易い。
従って、本発明の時計用回路基板形成用母材基板構造体は、上記のようなジャンパ配線構造体や時計用回路基板構造体を形成し得るように、典型的には、共通の母材基板本体であって、時計用回路基板を構成する第一の基板本体が分離される第一の基板本体素体部、及びジャンパ配線構造体を構成する第二の基板本体が分離される第二の基板本体素体部を一体に備えると共に、該第二の基板本体素体部に一対の開口を備えたものと、第一の基板本体と協働して時計用回路基板を構成すべく、前記共通の母材基板本体の一方の表面のうち第一の基板本体素体部の領域に形成された配線パターンと、第二の基板本体と協働してジャンパ配線構造体を構成すべく、前記共通の母材基板本体の一方の表面のうち第二の基板本体素体部の領域において前記一対の開口に対してオーバーハング状態で形成された導体パターンとを有する。
この場合、上述のように、時計用回路基板及びジャンパ配線構造体を時計用回路基板形成用母材基板構造体から分離するだけで、時計用回路基板及び上述のような特徴のあるジャンパ配線構造体が得られる。
本発明の時計用回路基板形成用母材基板構造体は、典型的には、フープ材の形態を有する。
その場合、時計用回路基板と共に夫々に適用されるジャンパ配線構造体が同時に利用されて信頼性の高い時計の量産が最低限のコストで可能になる。
本発明のジャンパ配線構造体の製造方法は、前記目的を達成すべく、好ましくは、時計用回路基板とジャンパ配線構造体とを共通の母材基板本体に形成して母材基板構造体を形成する形成段階と、該母材基板構造体からジャンパ配線構造体を分離する分離段階とを有する。
この場合、前述のように、所望サイズおよび厚さのジャンパ配線構造体が、適用されるべき時計用回路基板に応じて、最低限のコストで容易且つ確実に形成され得る。
本発明のジャンパ配線構造体の製造方法では、典型的には、前記母材基板本体に少なくとも一対の開口を形成すると共に前記開口の夫々に対してオーバーハング状態でジャンパ用導体パターンを形成する段階を含む。
その場合、上述のように、ジャンパ配線構造体が容易且つ確実に所望サイズで形成され得る。
本発明のジャンパ配線構造体の製造方法では、典型的には、前記共通の母材基板本体がフープ材からなる。その場合、量産が可能になる。
本発明の好ましい一実施の形態を添付図面に示した好ましい実施例に基づいて説明する。
図1には、本発明の好ましい一実施例のジャンパ配線構造体1が時計用回路基板2に適用されてなる本発明の好ましい一実施例の時計用回路基板構造体としての時計用回路ブロック3が示されている。図1の時計用回路ブロック3では、回路部品として、時計用IC(集積回路)6及び水晶缶7のみが示され、モータ等を含む他の回路部品は図示されていない。
時計(図示せず)に用いられる時計用回路基板2は、図1や図3に示したように、第一の基板本体としてのポリイミド製のフレキシブル基板本体10と該基板本体10の一方の表面11上に形成された配線パターン20とを有する。フレキシブル基板本体10は、例えば、0.1〜0.2mm程度の厚さを有する。但し、より厚くてもより薄くてもよい。配線パターン20は、例えば、基板本体10の表面11に貼着けられた銅板をエッチングなどにより所望パターンに形成してなる。銅板の露出表面には、Ni層及びAu層が順次メッキされており、配線パターン20の各部は、0.03mm程度の厚さを有する。但し、配線パターン20の材料は異なっていてもよく、また、その厚さがより厚くてもより薄くてもよい。時計用IC6の端子が接続される多数の小接点部ないしパッド部21A,21B,21C,21D,21E,21F,21G,21H,21J等を有する。ICの実装の仕方は、フレキシブル基板に適用可能なものであればどのようなものでもよい。
例えば、パッド部21G,21Hは、配線パターン22G,22Hを介して水晶缶接続用パッド部29A,29Bにつながり、該パッド部29A,29Bで水晶缶7に接続されている。これにより、時計用IC6は水晶缶7と協働して、クロックパルス発振器を形成する。また、例えば、パッド部21A,21Bは、配線パターン22A,22Bを介してモータ(図示せず)の端子接続用パッド部23A,23Bに接続されて、モータに駆動パルスを与える。
パッド部21Fは、基板本体10の他方の表面12(図2の(b))側に拡がった電池プラス端子(図示せず)につながったバネ接点(図示せず)が基板本体10の側縁の凹部15において背面側から圧接されるパッド部23Fに、配線パターン22Fを介して接続される。一方、パッド部21Jは、配線パターン22Jを介して、電池マイナス端子(図示せず)に接続されるパッド部23Jに接続されている。従って、この例では、パッド部21F,21Jにより、IC6の駆動用の電源電圧が与えられる。
また、例えば、パッド部21Cは配線パターン22Cを介してテスト端子用パッド部23Cに接続され、パッド部21Eは配線パターン22Eを介して別のテスト端子用パッド部23Eに接続され、これらのテスト用パッド部23C,23Eから時計のテスト用の信号が入力され得る。16は、後述のメッキ処理の後でパッド部23C,23Eやパッド部26A,23F等を分断するための開口である。
パッド部21DはIC6のリセット端子に対応し、電池プラス端子に接続されて接地された場合、パッド部21A,21Bからモータ(図示せず)への駆動パルスの供給を停止し、モータの回転駆動を停止する。
一方、この回路基板2では、リセットレバー(図示せず)により電池プラス端子に接続されるリセット端子は、パッド部24からなる。
図2からわかるように、リセット端子パッド部24とIC6のリセット入力用パッド部21Dとの間の領域25には、配線パターン22A,22B等が横断ないし縦断し、パッド部24とパッド部21Dとは、基板本体10の表面11上の二次元領域では、接続できない。
このような状態は、時計の各種部品の配置が実際上決まっているような条件下で、且つ特定の時計用IC6を敢えて利用しようとするような場合に生じる。すなわち、各種時計部品の配置が決定された後で該配置を考慮して時計用IC6を設計する場合には、このような状況を避けることも可能である。しかしながら、各種時計部品の配置が変わる毎にそれに応じて所望の仕様(機能及び性能)の時計用IC6を設計製造することは、量産性を低下させ、無視し難い程度のコスト増をまねく虞れがある。
従って、この回路基板2では、
(1)領域25を横切る配線パターン22A,22B,22Cに、平行な延在部分(配線パターン部分)22A1,22B1,22C1を形成し、
(2)IC6のリセット端子用パッド部21Dにつながる配線パターン22Dの中間部に、平行延在部分22A1,22B1,22C1の一側25Aに臨むように突出したパッド部26Aを形成し、
(3)更に、平行延在部分22A1,22B1,22C1を介してパッド部26Aに対面するように該平行延在部分22A1,22B1,22C1の他側25Bに臨むパッド部26Bを形成し、且つ配線パターン27を介して該パッド部26Bをリセット用パッド部24に接続することにより、
ジャンパ配線構造体1の配設を可能にしている。
ジャンパ配線構造体1は、図1に加えて、図2の(a)及び(b)の拡大断面図で示したような構造を有する。
すなわち、ジャンパ配線構造体1は、第二の基板本体としてのジャンパ配線構造体用基板本体30と、該基板本体30の一方の表面31上に該表面31と向き合った表面41で固着された導電パターン40とを有する。
ジャンパ配線構造体用基板本体30は、この例では、厚さが0.1〜0.2mm程度のポリイミド製のフレキシブル基板材料からなり、典型的には、時計用回路基板2のフレキシブル基板本体10と同一の素材(厚さ及び材料が同一)からなり、後で詳述するように、典型的には共通の母材から取り出される。但し、ジャンパ配線構造体用基板本体30が時計用回路基板2のフレキシブル基板本体10とは別の母材から作られても、厚さ及び材料のうちの一方又は両方が異なっていてもよい。
このジャンパ配線構造体用基板本体30は、図1からわかるように、この例では、長方形形状を有する。長方形の縦方向の長さは、領域25の跨がれるべき配線パターン22A,22B,22Cの平行延在部分22A1,22B1,22C1の幅よりも大きく、導電パッド部26A,26B間の距離と同程度である。より詳しくは、長方形の縦方向の長さは、導電パッド部26A,26B間の距離よりも若干短かく、基板本体30の二端縁としての縦方向端部32,33(図2の(b))と導電パッド部26A,26Bの隣接縁部との間には、間隙がある。但し、基板本体30の縦方向長さは、導電パッド部26A,26B間の距離と同じでもこれより多少長くてもよい。その場合、基板本体30の縦方向(長手方向)端部32,33が導電パッド部26A,26Bの隣接縁部に接するか該隣接縁部上に載る。ジャンパ配線構造体用基板本体30を構成する長方形の横方向の長さないし幅は、跨がれるべき配線パターン22A,22B,22Cの平行延在部分22A1,22B1,22C1の長さと同程度で、これより若干短い。従って、基板本体30は、配線パターン22A,22B,22Cの平行延在部分22A1,22B1,22C1の大半の部分に載る。但し、他の回路素子の実装等を妨げたり他の時計部品と干渉しない(邪魔にならない)限り、所望ならば、基板本体30の長方形の幅は、配線パターン22A,22B,22Cの平行延在部分22A1,22B1,22C1の長さと同じかこれよりも長くてもよい。基板本体30が載る部分22A1,22B1,22C1は、平行でなくてもよい。なお、基板本体30は、配線パターン22A,22B,22Cを跨ぎ得る限り、長方形の代わりに、他の形状でもよい。当然ながら、基板本体30は、他の配線パターンに載ってもよい。
ジャンパ配線構造体1の導電パターン40は、基板本体30の長手方向に延びた帯の形態で、その両方の先端部42,43が基板本体30の対応する長手方向端部32,33から突出している。この例では、導電パターン40は、側縁張出し部44A及び側方突起部44Bを有する。張出し部44Bは後述のメッキの際の接続を確保するためのものである。但し、これらの部分44A,44Bはなくてもよい。図示した例では導体パターン(ジャンパターン)40は一本であるけれども、基板本体30の表面31に形成され両端が基板本体30の対応端部から突出する導体パターンが二本以上あってもよい。
導体パターン40は、典型的には、回路基板2の配線パターン20と同じものからなる。すなわち、導体パターン40は、例えば、基板本体30の表面31に貼着けられた銅板をエッチングなどにより所望パターンに形成してなる。銅板の露出表面には、Ni層及びAu層が順次メッキされており、導体パターン40の各部は、0.03mm程度の厚さを有する。但し、導体パターン40の材料は配線パターン20の材料とは異なっていてもよく、また、その厚さもより厚くてもより薄くてもよい。
ここで、基板本体30は、実際上フレキシブル回路基板本体からなるので、基板本体10の領域25のパッド部26A,26Bの間隔に応じた長さに応じた長さで作ることは容易に行われ得る(図1並びに図2の(b)に示した例では、基板本体30の長さは2mm程度であり、より長くてもより短くてもよい)。また、導体パターン40は、実際上、フレキシブル回路基板本体上の配線パターンからなり得るので、基板本体30よりも少し長い長さで作ることも容易に行われ得る。
ジャンパ配線構造体1が回路基板2に適用ないし実装された状態では、図2の(a)及び(b)からわかるように、基板本体10は、導体パターン40の形成された面31とは反対側の面34において配線パターン22A,22B,22Cの平行延在部分22A1,22B1,22C1の表面上に当接している。従って、図2の(b)からわかるように、基板本体10の面34のうち配線パターン22A,22B,22Cの平行延在部分22A1,22B1,22C1に接していない部分34Aと基板本体10の表面11との間には、間隙G1がある。
ジャンパ配線構造体1の基板本体30の長手方向端部32,33から突出した導体パターン40の先端部42,43は、図2の(b)からわかるように、対応する配線パターン部分としてのパッド部26A,26Bに対して、基板30の厚さ分の間隙G2,G3を介して厚さ方向Zに対面している。この間隙G2,G3には、夫々、半田45,46が入り、導体パターン40の先端部42,43とこれに対面するパッド部26A,26Bとを電気的且つ機械的に接続する。なお、半田45,46は、導体パターン40の先端部42,43やパッド部26A,26Bに対しては濡れ性が高いけれどもポリイミドの如き樹脂製の基板本体30,10に対しては濡れ性が低いことから、基板本体30,10に挟まれた隙間領域G4,G5には、半田45,46は入り込まない。半田付は、典型的には、リフローにより行われる。
以上の如く構成された回路ブロック3では、ジャンパ配線構造体1をその基板本体30の裏面34が配線パターン22A,22B,22Cのうちパッド部26A,26B間の領域25を延在している部分22A1,22B1,22C1上に載るように基板本体30を配線パターン22A,22B,22C上に載置し、ジャンパ配線構造体1の導体パターン40のうち突出先端部42,43を間隙G2,G3を介してパッド部26A,26Bに対面させておき、半田を間隙G2,G3に溶かし込むだけで、配線パターン22A,22B,22Cを跨いで、パッド部26A,26Bを接続するジャンパ配線構造体1が形成され得る。
ここで、ジャンパ配線構造体1の基板本体30は、回路基板2の基板本体10と同様なフレキシブル基板で形成され得るので、跨ぐべき領域に応じた所望形状及び所望サイズの基板本体30が容易に形成され得る。また、基板本体30が基板本体10と同様なフレキシブル基板で形成され得るから、間隙G2,G3の高さ(厚さ)も最低限に抑え得る。加えて、基板本体30が基板本体10と同様な材料(例えば、ポリイミド)で形成され得るから、半田が間隙G2,G3から間隙G4,G5に入るのを確実に抑制した状態で半田付が容易に行われ得、その実装も容易である。
このようなジャンパ配線構造体1の厚さは、実際上ジャンパ基板本体30の厚さと同程度で、0.1〜0.2mm程度である。一方、例えば、これに隣接して位置する時計用IC6の厚さは、例えば、0.3mm程度である。すなわち、ジャンパ配線構造体1が、時計用IC6を越えて突出することがないので、回路ブロック3の厚みが増す虞れもない。
以上のようなジャンパ配線構造体1は、典型的には、回路基板2と共通の母材50を利用して、回路基板2と同時に形成され得る。すなわち、共通の母材50に、例えば、図4に示したように、多数の回路基板素体P2と、多数のジャンパ配線構造体素体P1とを同時に形成すればよい。ここで、各回路基板素体P2は、第一の基板本体(回路基板本体)10の素体すなわち第一の基板本体素体(回路基板本体素体)P10と、配線パターン20の素体すなわち配線パターン素体P20とからなる。また、各ジャンパ構造体素体P1は、第二の基板本体(ジャンパ基板本体)30の素体すなわち第二の基板本体素体(ジャンパ基板本体素体)P30と、導体パターン40の素体すなわち導体パターン素体P40とからなる。ここで、母材50の基板本体すなわち母材基板本体51は、第一の基板本体素体(回路基板本体素体)P10と第二の基板本体素体(ジャンパ基板本体素体)P30とからなる。一方、回路基板2の配線パターン素体P20とジャンパ配線構造体1の導体パターン素体P40とが全体として、母材基板本体51の一方の表面52上の導体配線パターン53を構成する。
すなわち、母材基板本体51の表面52上に導体配線パターン53を形成しておいて、これを、夫々、ジャンパ構造体素体P1毎に、及び回路基板素体P2毎に、適宜分断することにより、ジャンパ配線構造体1や回路基板2が形成される。
母材基板本体51の表面52上に導体配線パターン53を形成する際、回路基板素体P2の配線パターン素体P20とジャンパ配線構造体素体P1の導体パターン素体P40とが同時に形成され得る。しかも、このような同時形成に際しては、図4に示したように、各回路基板素体P2毎に該回路基板素体P2で用いられるジャンパ配線構造体素体P1を同時に作成すればよい。勿論、一つの回路基板素体P2に対して、二つ以上又は二種類上のジャンパ配線構造体素体P1が一群のファミリーとして形成されてもよく、更に、例えば、同一の回路基板素体P2が複数種類の使用に適合するような汎用性があるような場合には、複数種類の使用に適合するような複数種類のジャンパ配線構造体素体P1を回路基板素体P2毎に一群のファミリーとして作成しておいてもよい。
図5に示した例では、送り用の孔54にスプロケットの如き送り車の爪55が係合されてY方向に送られつつ加工が加えられたり製造用に分離されて取り出されるフープ材の形態の母材基板51に回路基板素P2とジャンパ配線構造体素体P1の組が、多数形成されている。
なお、図5のフープ材(母材)50は、分離前のものであることから、母材基板本体51上の導体配線パターン53は、後述するメッキを該導体配線パターン53を構成する全ての配線パターン素体P20及び全ての導体パターン素体P40の露出表面に施し得るように、全ての配線パターン素体P20及び全ての導体パターン素体P40をつなぐ接続導体パターン56を含む。また、分断前であることから、孔16等はこの段階では、形成されていない。
更に、分断前であることから、例えば、ジャンパ配線構造体素体P2の導体パターン素体P40の先端部は、母材基板本体51の開口60,70上にオーバーハング状態で突出している。
以上において、ジャンパ配線構造体1は、回路基板2と共に該回路基板2に対応して形成され得るから、ジャンパ配線構造体1の基板本体30及び導体パターン40は、正に、一緒に形成される回路基板2の配線パターン20に応じて、該配線パターン20の形状やサイズに丁度合うような形状やサイズで形成され得る。
なお、以上のようなジャンパ配線構造体1は、例えば、図5に示したように回路基板製造と全く同一の手順で製造され得る。従って、ジャンパ配線構造体1を回路基板2と同時に製造する場合、最後にジャンパ配線構造体1の分離を要する点を除き、余分なプロセスは実際上一切ない。
すなわち、まず、図5の(a)に示したような母材基板本体51の素体Q51が準備される。この母材基板本体素体Q51は、例えば、図4のフープ材の母材からなる。
次に、図5の(b)に示したように、該母材基板本体素体Q51の所望箇所に開口60,70が打抜き(プレス)加工により形成されて母材基板51が形成される。この開口60,70は、この例では、ジャンパ配線構造体1の基板本体30になるべき部分の端部32,33を規定するものであり、実際上、ジャンパ基板本体素体P30の一部をなす。
なお、母材基板本体素体Q51の加工に際しては、開口60,70を形成する際に、同時に、回路基板2を構成する他の開口等も同時に、打抜き加工形成する。これらの開口等には、例えば、図4や図3からわかるように、電池プラス端子の接点バネ受容用の凹部15を形成するため及び水晶缶7の本体部を遊嵌させるための開口(両開口は一つながりの開口になっている)R15(図4参照)その他の複数(典型的には多数)の開口が含まれる(図4のフープ材50では開口R15が一部にしか示されていないけれども、典型的には、各回路基板本体素体P10毎にこの開口R15が形成される。勿論、フープ材50に多種類の回路基板本体素体が形成されてもよく、その場合、開口R15がある場合とない場合とがあり得る)。
従って、ジャンパ配線構造体1のこの開口形成プロセスは、単にジャンパ配線構造体1(の基板本体30)の形成に要するだけでなく、本来、回路基板2(の基板本体10)の形成に不可欠のプロセスである。すなわち、回路基板2の形成に必要な開口等を形成する際に、同時に、ジャンパ配線構造体1の形成に必要な開口60,70を形成すればよい。従って、ジャンパ配線構造体1のこの開口形成プロセスは、余分な作業を実際上要しない。
なお、母材基板本体素体Q51がフープ材のような細長い帯状である場合、典型的には、一組の回路基板本体素体P10及びジャンパ基板本体素体P30の全体が同時に形成されるけれども、場合によっては、帯状の母材基板本体素体Q51のうち長手方向の短い範囲において打抜き加工が順次行われてもよい。但し、その場合でも帯状の母材基板本体素体Q51が長手方向に順次送給されつつ加工されることから、ジャンパ基板本体素体P30は帯状母材基板本体素体Q51の横断方向に見てジャンパ基板本体素体P30と同じ位置にある回路基板本体素体P10と同時にプレス加工され得るから、ジャンパ基板本体素体P30のために余分な処理は実際上要しない。
次に、図5の(c)に示したように、母材基板本体51の一方の表面52上に、薄い銅板80を貼着する。これにより、回路基板素体P2の原型Q2(図示せず)と、ジャンパ配線構造体素体P1の原型Q1とが形成される。ここで、銅製薄板80により、回路基板素体原型Q2(図示せず)のうち配線パターン素体P20の原型(図示せず)及びジャンパ配線構造体素体P1の原型Q1のうち導体パターン素体P40の原型Q40に加えて、をなし、前述のようなメッキ用の接続導体パターン56の原型(図示せず)が、同時に形成されることになる。従って、導体パターン素体P40の原型Q40を形成するために余分のプロセスは不要である。なお、所望ならば、導体薄層80を導体薄板の貼着により形成する代わりに、開口60,70等を一時的に塞いで導体層の堆積等により形成してもよい。
次に、図5の(d)に示したように、マスクパターン形成技術やエッチング技術により銅板80を所望パターンにエッチングして、回路基板素体P2の配線パターン素体P20(図4)とジャンパ配線構造体素体P1の導体パターン素体P40とを同時に形成する。この場合、典型的には、開口60,70や開口R15(図4)等に所望の溶剤で溶解可能な充填材を充填しておいて、配線パターン素体P20や導体パターン素体P40を形成し、パターン素体P20,P40の形成後、充填材を溶剤で選択的に除去する。その結果、図5の(d)に示したように、ジャンパ構造体1の導体パターン40の先端部42,43になるべき部分P42,P43が開口60,70に対してオーバーハング状態で突出した、パターン素体20,40が得られる。開口60,70の周壁の一側は、夫々、ジャンパ基板本体素体P30の端部P32,P33に対応する。
次に、ニッケル(Ni)及び金(Au)をパターン素体P20,P40及び接続導体パターン56の露出表面上に順にメッキして、最終的なパターン素体P20,P40等を形成する。これにより、パターン素体P20,P40の表面だけでなく、開口60,70やR15等に突出したオーバーハング部分の背面もメッキが施される。該メッキの完了後、例えば、図3において符号16で示したような仮接続領域等を打抜いて、最終的なパターン20,40を作成し、母材基板構造体としてのフープ材50の製造を完了する。
このようにして形成されたフープ材の形態の母材基板構造体50は、時計の製造ラインにおいて、図4に示したように、V方向に間欠的に送られる過程で、分断され、回路基板2やジャンパ配線構造体1が形成される。なお、この例では、(図2に加えて)図4からわかるように、ジャンパ配線構造体1の基板本体30の長手方向端縁32,33が周壁の一部になっている開口60,70が、該基板本体30の両側縁(幅方向端縁)になるべき部位よりも外まで延びているので、ジャンパ基板本体素体P30を基板本体30の両側縁(幅方向端縁)になるべき部位に沿って切断するだけで、ジャンパ配線構造体1が得られる。勿論、回路基板2になるべき部分が分断された後に回路部品が実装される代わりに、回路部品のうち大半の部分又は全ての回路部品が実装された後に回路基板2が分断されてもよい。
いずれにしても、分断されて形成されたジャンパ配線構造体1は、回路基板2の基板本体10の所定個所に載置され、回路基板2の基板本体10のパッド部26A,26Bに導体パターン40の先端部42,43がリフロー等により半田付される。
以上においては、ジャンパ配線構造体、これを備えた回路基板構造体、及び回路基板形成用母材基板構造体、並びにジャンパ配線構造体の製造方法が時計に適用されるとして説明したけれども、時計に用いられるもの同程度の大きさのものであれば、他の機器に用いられるものであってもよい。
本発明の好ましい一実施例のジャンパ配線構造体が時計用回路基板に適用されてなる本発明の好ましい一実施例の時計用回路基板構造体の平面説明図。 図1のジャンパ配線構造体を拡大して示したもので、(a)は図1のIIA−IIA線に沿った拡大断面説明図、(b)は図1のIIB−IIB線に沿った拡大断面説明図。 図1の時計用回路基板構造体で用いられる時計用回路基板(但し、水晶缶及び時計用ICを実装した状態)の平面説明図。 図1及び図2に示したジャンパ配線構造体並びに図1及び図3に示した時計用回路基板の組を多数有するフープ材の一部を示した平面説明図。 図1及び図2に示したジャンパ配線構造体の形成プロセスを説明するもので、(a)は第二の基板本体としてのジャンパ配線構造体の基板本体の母材を準備した状態を示した断面説明図、(b)は(a)の母材に打抜きによって開口を形成し基板本体の素体を形成した状態を示す断面説明図、(c)は(b)の基板素体に導体薄板を貼着けてジャンパ配線構造体の母材を形成した状態を示す断面説明図、(d)は(c)のジャンパ配線構造体の母材に導体パターンを形成してジャンパ配線構造体の素体を形成した状態を示す断面説明図。
符号の説明
1 ジャンパ配線構造体
2 時計用回路基板
3 時計用回路ブロック(時計用回路基板構造体)
6 時計用IC
7 水晶缶
10 フレキシブル基板本体(第一の基板本体)
11 表面(一方の表面)
12 表面(他方の表面)
15 凹部
16 開口
20 配線パターン
21A,21B,21C,21D,21E,21F,21G,21H,21J パッド部
22A,22B,22C,22E,22F,22G,22H,22J 配線パターン
22A1,22B1,22C1 平行延在部分
23A,23B,23C,23E,23F,23J モータ接続用パッド部
24 パッド部(リセット端子用接点)
25 領域
25A 一側
25B 他側
26A,26B パッド部
27 配線パターン
29A,29B 水晶缶接続用パッド部
30 ジャンパ配線構造体用基板本体(第二の基板本体)
31 表面(一方の表面)
32,33 縦方向端部
34 裏面(他方の面)
40 導体パターン
41 表面
42,43 先端部
44A,44B 張出し部
45,46 半田
50 母材(母材基板構造体)
51 母材基板本体
52 表面
53 (母材基板上の)導体配線パターン
54 送り孔
55 爪
56 接続導体パターン
60,70 開口
80 銅板
G1,G2,G3 間隙
G4,G5 隙間領域
P1 ジャンパ配線構造体素体
P2 回路基板素体
P10 回路基板本体素体
P20 配線パターン素体
P30 ジャンパ基板本体素体
P40 導体パターン素体
Q1 ジャンパ配線構造体素体の原型
Q40 導体パターン素体の原型
Q51 母材基板本体素体
R15 開口

Claims (11)

  1. 第一の基板本体の一方の表面に配線パターンを備える時計用回路基板に適用される時計用ジャンパ配線構造体であって、
    前記第一の基板本体よりも小さい第二の基板本体と、
    該第二の基板本体の一方の表面上に形成され該第二の基板本体の二端縁において前記一方の表面から二つの先端部が突出したジャンパ用導体パターンとを有し、
    前記第一の基板本体の前記一方の表面上の前記配線パターンのうち少なくとも一つの配線パターン部分の表面に他方の表面が当接するように該第二の基板本体が前記第一の基板本体の前記一方の表面に載置された際、該第二の基板本体の前記一方の表面上の前記ジャンパ用導体パターンと前記時計用回路基板の前記少なくとも一つの配線パターン部分との絶縁が確保されて前記ジャンパ用導体パターンが該少なくとも一つの配線パターン部分を跨ぐように構成された時計用ジャンパ配線構造体。
  2. 前記第一及び第二の基板本体が、夫々、前記一方の表面だけに導体パターンが形成される片面基板の形態のフレキシブル回路基板の基板本体である請求項1に記載のジャンパ配線構造体。
  3. 前記第二の基板本体が、前記第一の基板本体と共通の母材基板本体から分離されたものである請求項1又は2に記載のジャンパ配線構造体。
  4. 少なくとも一対の開口を備える第二基板本体の素体と、該第二基板本体の素体の一方の表面において前記一対の開口に対してオーバーハング状態で形成された前記ジャンパ用導体パターンの素体とを有するジャンパ配線構造体素体から分離されて形成される請求項1から3までのいずれか一つの項に記載のジャンパ配線構造体。
  5. 前記第二の基板本体の前記他方の表面が前記時計用回路基板の前記少なくとも一つの配線パターンの表面に接するように、請求項1から4までのいずれか一つの項に記載のジャンパ配線構造体が前記時計用回路基板上に載置され、前記ジャンパ配線構造体の導体パターンのうち前記二端縁から突出した前記二つの先端部が、前記時計用回路基板の前記配線パターンうち前記導体パターンの該二つの先端部に対面する領域に位置する二つの配線パターン部分に半田付けにより接続されている時計用回路基板構造体。
  6. 請求項5に記載の時計用回路基板構造体を備えた時計。
  7. 共通の母材基板本体であって、時計用回路基板を構成する第一の基板本体が分離される第一の基板本体素体部、及びジャンパ配線構造体を構成する第二の基板本体が分離される第二の基板本体素体部を一体に備えると共に、該第二の基板本体素体部に一対の開口を備えたものと、
    第一の基板本体と協働して時計用回路基板を構成すべく、前記共通の母材基板本体の一方の表面のうち第一の基板本体素体部の領域に形成された配線パターンと、
    第二の基板本体と協働してジャンパ配線構造体を構成すべく、前記共通の母材基板本体の一方の表面のうち第二の基板本体素体部の領域において前記一対の開口に対してオーバーハング状態で形成された導体パターンと
    を有する時計用回路基板構造体形成用母材基板構造体。
  8. フープ材の形態を有する請求項7に記載の時計用回路基板構造体形成用母材基板構造体。
  9. 時計用回路基板とジャンパ配線構造体とを共通の母材基板本体に形成して母材基板構造体を形成する形成段階と、
    該母材基板構造体からジャンパ配線構造体を分離する分離段階と
    を有する時計用ジャンパ配線構造体の製造方法。
  10. 前記形成段階は、前記母材基板本体に少なくとも一対の開口を形成すると共に前記開口の夫々に対してオーバーハング状態でジャンパ用導体パターンを形成する段階を含む請求項9に記載の時計用ジャンパ配線構造体の製造方法。
  11. 前記共通の母材基板本体がフープ材からなる請求項9又は10に記載の時計用ジャンパ配線構造体の製造方法。
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