JP2008079708A - 浴槽台 - Google Patents

浴槽台 Download PDF

Info

Publication number
JP2008079708A
JP2008079708A JP2006260995A JP2006260995A JP2008079708A JP 2008079708 A JP2008079708 A JP 2008079708A JP 2006260995 A JP2006260995 A JP 2006260995A JP 2006260995 A JP2006260995 A JP 2006260995A JP 2008079708 A JP2008079708 A JP 2008079708A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
base
bathtub
suction cup
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006260995A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuri Ogawara
由梨 大河原
Mitsuo Kawamura
満夫 川村
Takashi Katayama
隆 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aron Kasei Co Ltd
Original Assignee
Aron Kasei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aron Kasei Co Ltd filed Critical Aron Kasei Co Ltd
Priority to JP2006260995A priority Critical patent/JP2008079708A/ja
Publication of JP2008079708A publication Critical patent/JP2008079708A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
  • Special Chairs (AREA)

Abstract

【課題】 握力の弱い人でも吸盤の端部を線材で引っ張ってめくり上げ、該吸盤の真空を破って浴槽台を浴場床から持ち上げ移動させることを容易にする浴槽台を提供する。
【解決手段】 浴槽台1は、台部2と、該台部2の四隅にそれぞれ取付けられている脚部3とを有しており、該脚部3の下端に固定のための吸盤14が取り付けられている。該吸盤14の端部にはチェイン29の一端が結合されるとともに、該台部2の相対する一対の側縁部に開放把手32をその上縁部を介して回動自在に取付け、該開放把手32の下縁部に該チェイン29の他端を繋ぎ、該開放把手32を該台部2の外側に向かって引っ張り回動させることで、該チェイン29を引っ張って該吸盤14の端部をめくり上げて該吸盤14内部の真空を破る。
【選択図】 図2

Description

本発明は、浴室の床、浴槽内の底等に置いて使用する浴槽台に関するものである。
従来、浴室の床、浴槽内の底等に置いて使用する浴槽台として、例えば特許文献1,2に記載のようなものが提案されている。これら浴槽台は、使用時に浴室の床、浴槽内の底等に固定するために、脚部の下端に吸盤が取り付けられている。該吸盤にはチェイン、紐等からなる線材又は紐状体が結合されており、この線材又は紐状体は浴槽台の座板、あるいは台部の側縁部に取り付けられた把手に繋がっている。そして、該把手を座板内へ押し込んだり、引き出したりして線材又は紐状体を引っ張り、該吸盤の端部をめくり上げることで該吸盤による浴室の床、浴槽内の底等に対する固定を解除するようになっている。
特開2004−321350号公報 特開平8−196454号公報
ところが、上記従来の浴槽台は、把手を座板内へ押し込んだり、引き出したりするため、指を握りこむ等のように指先に力を込める必要があり、このような力のない者、特に老人、身障者等にとっては操作しづらいものとなっていた。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、握力の弱い人でも吸盤の端部を線材で引っ張ってめくり上げ、該吸盤の真空を破って浴槽台を浴場床から持ち上げ移動させることを容易にする浴槽台を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の浴槽台の発明は、台部と、該台部の四隅にそれぞれ取付けられている脚部とを有しており、該脚部の下端に固定のための吸盤を取付け、該吸盤の端部に線材の一端を結合するとともに、該台部の相対する一対の側縁部に開放把手をその上縁部を介して回動自在に取付け、該開放把手の下縁部に該線材の他端部を繋ぎ、該開放把手を該台部の外側に向かって引っ張り回動させることで、該線材を引っ張って該吸盤の端部をめくり上げて該吸盤内部の真空を破ることを要旨とする。
上記構成によれば、相対する一対の側縁部に取付けられている一対の開放把手を手で外側に引っ張って回動させることにより、該線材によって該吸盤の端部がめくり上げられて真空が破られるため、把手を座板内へ押し込んだり、引き出したり、指を握りこんだり等することに比べて少ない力ですむ。
さらに、請求項2において、請求項1に記載の浴槽台の発明で、該台部は、平面形状矩形であり、該開放把手は該台部の相対する一対の長辺の側縁部に取付けられていることが望ましい。
上記構成によれば、該開放把手は該台部の相対する一対の長辺の側縁部に取り付けられているため、体を捻る等のような体勢を変えることなく開放把手を容易に操作することができる。
さらに、請求項3において、請求項1または請求項2に記載の浴槽台の発明で、該脚部を伸縮自在とすることによって高さ調節が可能とされ、該線材の他端にピンが取付けられ、該台部の下面には該ピンを係合する複数個の係合孔が設けられ、該脚部の伸縮の度合に対応して該複数個の係合孔のいずれかに該ピンを係合する構成であって、該ピンの先端部には1個または2個以上の縦キーが突設され、該台部の係合孔には該ピンの該縦キーに対応する縦キー溝が設けられ、該ピンの縦キーを係合孔の縦キー溝に合わせて該ピンを該台部の係合孔に係合せしめて回動させると、該ピンの縦キーの端部が係合孔の周縁部に係止されて、該ピンが該係合孔に固定されることが望ましい。
上記構成によれば、高さ調節によって線材が弛んでしまった場合には、適当な係合孔にピンを固定することで、該線材の弛みを解消することができる。加えて、ピンに設けられた縦キーと係合孔に設けられた縦キー溝との係合関係により、ピンを係合孔へ固定する操作については、係合孔へピンを差し込み、貫通せしめて回動させるのみで事が足りる。つまり、線材を引っ張りながら何れか所定箇所に引っ掛け足り、あるいは所定箇所から外したりする操作に比べ、係合孔へピンを貫通せしめて回動させる操作は、力を必要とせず、簡易である。従って、吸盤の解除に利用する線材に係る操作を簡易なものとすることができる。
さらに、請求項4において、請求項3に記載の浴槽台の発明で、該ピンの端部には拡径頭部が設けられ、該拡径頭部の周囲にはガイド部が突設され、該ガイド部には弧状のガイド溝が設けられており、該線材の他端が該ガイド溝に摺動自在に接続されていることが望ましい。
上記構成によれば、該ピンを該係合孔に貫通せしめて回動させる時、該拡径頭部を手がかりとして回動を容易に行なうことができる。この場合、該線材の他端は該拡径頭部のガイド部のガイド溝を摺動するため、該回動を邪魔することがない。
さらに、請求項5において、請求項3または請求項4に記載の浴槽台の発明で、該線材は、吸盤の端部から略垂直に立ち上がるように該台部の下面に設けられたガイドによってガイドされたうえ、各脚部の吸盤に結合されたうちの一対が合一されて一つの該ピンのガイド部のガイド溝に摺動自在に接続されていることが望ましい。
上記構成によれば、該線材を該吸盤の端部から略垂直に立上げることにより、該線材を引っ張って該吸盤の端部を容易にめくり上げることができる。
さらに、請求項6において、請求項5に記載の浴槽台の発明で、該線材は、各脚部の吸盤に結合されたうちの一対が該ガイドによってガイドされ、さらに該開放把手の下縁部に突設されているガイド突起によってガイドされたうえで合一し、一つの該ピンのガイド溝に摺動自在に接続されていることが望ましい。
上記構成によれば、該開放把手を外側に引っ張って回動させると該線材が引っ張られ、該吸盤の端部を容易にめくり上げることができる。
本発明によれば、握力の弱い人でも吸盤の端部を線材で引っ張ってめくり上げ、該吸盤の真空を破って浴槽台を浴場床から持ち上げ移動させることを容易にすることができる。
以下、本発明を図1〜図9に示す一実施例によって説明する。
図1に示すように、浴槽台1は台部2と該台部2の四隅にそれぞれ取り付けられている脚部3とからなる。図2に示すように、該台部2は、平面形状矩形に形成されており、箱型下部4と、該箱型下部4上に被着される蓋型上部5とからなる。
図3に示すように、脚部3は、外筒12と該外筒12に下側から内挿される内筒13とからなり、該内筒13の下端には吸盤14が取り付けられている。該内筒13には、4対のピン孔15(15A〜15D)が上下に並んで設けられている。また、該外筒12の下端部には一個のピン孔16が設けられている。さらに、該内筒13の外周には、ガイド溝17が上下に延びるように設けられている。加えて、該外筒12の下端部は、その周面にねじ溝18が設けられるとともに、下端から複数条のスリット19が設けられてチャック状となっており、また該外筒12の内周には上下にガイド突条12Aが設けられている。
該内筒13は、該内筒13のガイド溝17を外筒12のガイド突条12Aに沿わせて外筒12に内挿され、挿入孔であるピン孔15のうち一つを選び(図3中ではピン孔15B)、該ピン孔15Bを外筒12のピン孔16に合わせて固定ピン24を挿入する。
該固定ピン24は、C環状のホルダー25と、該ホルダー25の内側から差出されるピン本体26とからなる。該ピン本体26をピン孔15B,16に挿入し、該ホルダー25を切欠部25Aを介して外筒12に嵌めることにより、該固定ピン24は外筒12に固定される。
該脚部3は、該外筒12に対して該内筒13をスライドさせることによって伸縮自在に構成されており、外筒12のピン孔16に合わせて固定ピン24を何れかのピン孔15A〜15Dに挿入することにより、使用者の使い勝手に応じて四段階で高さを調節することができるようになっている。なお、本実施形態の脚部3は、ピン孔15Aを選んだ場合に最大伸長状態となり、ピン孔15Dを選んだ場合に最縮小状態となる。
加えて、該外筒12のねじ溝18には締付けリング27が螺着されている。該締付けリング27は、その内周下端にねじ山28が形成されており、該ねじ山28を該外筒12のねじ溝18に螺合することにより、該外筒12のねじ溝18に螺着されている。そして、該締付けリング27を締付けることにより、該内筒13と該外筒12のがたつきを解消する。
該脚部3において、該吸盤14の端部には、線材であるチェイン29の一端が結合されている(図1,図2を参照)。図4に示すように、該チェイン29の他端には、ピン30が取り付けられている。また、前記台部2の箱型下部4の下面において、脚部3の直近位置にはガイド29Aが設けられており、該ガイド29Aによって該チェイン29は、吸盤14の端部から略垂直に立ち上がるようにガイドされている。さらに、前記台部2において、箱型下部4の下面には、該ピン30を係合するための係合孔31が複数個(図4中では係合孔31A〜31Dの4対で合計8個)が設けられている。
一方、前記台部2において、相対する一対の側縁部として長辺側の側縁部中央には、開放把手32が設けられている(図2,図4を参照)。該開放把手32は、両側の上縁部から側方に向かって突設された回動軸32Aにて該箱型下部4の長側縁に取り付けられており、該回動軸32Aを軸中心として回動自在となっている。また該開放把手32の両側の下縁部には、該チェイン29の他端部を引っ掛けるためのガイド突起32Bが突設されている。
なお、本実施形態では線材をチェイン29としたが、チェイン29に限らず、線材としてワイヤー、ヒモ、針金などを使用してもよい。
ここで、該ピン30及び該係合孔31について説明する。
まずピン30について説明する。図5(a)〜(d)に示すように、ピン30は、端部となる基端部に設けられた円板状の拡径頭部40と、該拡径頭部40の一面中心から延設されて先端部を構成する軸部41とを有する。該軸部41の先端には、1個または2個以上の縦キー41A(図5中では2個)が突設されている。
該拡径頭部40の他面には、ノブ40Aが直径方向に延びるように形成されている。また該拡径頭部40の周囲には、四半周面にわたってガイド部40Bが突設されるとともに、該ガイド部40Bには弧状のガイド溝40Cが透設されている。そして、一つの該ピン30の該ガイド溝40Cには、前記台部2の長辺側で隣接する脚部3の吸盤14に結合された一対のチェイン29が合一され、摺動自在に接続されている(図4参照)。
次に係合孔31について説明する。なお、図6(a)は係合孔31を箱型下部4の下面側から見た平面図であり、図6(c)は係合孔31を箱型下部4の上面側から見た平面図であり、図6(b),(c)はそれぞれ短辺側及び長辺側から見た係合孔31の断面図である。図6(a)〜(d)に示すように、係合孔31は、箱型下部4を貫通して形成されるとともに、該ピン30の該縦キー41Aに対応するように、係合孔31の両側部には縦キー溝42が設けられている。また箱型下部4の上面側となる係合孔31の端部において、該係合孔31の周縁部には、段差43が形成されて降り、該段差43には該ピン30の該縦キー41Aが係止されるようになっている。
次いで、該ピン30の該係合孔31への固定について説明する。
該ピン30を該係合孔31へ固定する場合、図7(a)に示すように、該ピン30の該縦キー41Aと、該係合孔31の該縦キー溝42とが対応する位置関係となるようにしたうえで、該ピン30の該軸部41を該係合孔31に挿入する。次いで、図8(a)に示すように、該ピン30を該係合孔31に係合せしめたうえで、該ピン30のノブ40Aを摘んで該ピン30を回動させる。すると、図8(b)に示すように、該ピン30の該縦キー41Aは、該係合孔31の該段差43によってガイドされつつ、該段差43に係止され、該縦キー41Aの該段差43への係止により、該ピン30が該係合孔31に固定される。
さて、上記浴槽台1は、脚部3に取り付けられた吸盤14を用い、該浴槽台1を浴槽の底、浴室の床などに固定して使用する。その使用時において、該浴槽台1は、使用者の体格、使い勝手などに応じて、該脚部3を適宜高さ調節する。この高さ調節時において、吸盤14に結合されたチェイン29は、ゆるみ過ぎ足り、あるいは張り過ぎたりしてしまうため、該脚部3の伸縮の度合に対応して該ピン30を該係合孔31のいずれかに付け替えて係合し、適宜調節する。
例えば、ピン孔15Bからピン孔15Aに変更して脚部3を最大伸長状態にした場合、該ピン30は、該係合孔31Bから外され、該係合孔31Aに係合される。一方、ピン孔15Bからピン孔15Dに変更して脚部3を最縮小状態にした場合、該ピン30は、該係合孔31Bから外され、該係合孔31Dに係合される。該ピン30の脱着及び再装着は、該ピン30のノブ40Aを指で摘み、回動させるのみでよく、指先の力をほとんど要しない。また、該ピン30の回動時には、該ピン30の該縦キー41Aが該段差43によってガイドされるとともに、ガイド部40Bに設けられたガイド溝40Cをチェイン29が摺動することにより、回動方向が一方向に案内されるため、該ピン30の回動操作を把握しやすく、脱着、装着を迅速且つ容易に行うことができる。
なお、従来は、ピン30に代えてチェインにリングが取り付けられており、また台部には係合孔31に代えてフックが設けられており、該リングを引っ張り、フックに引っ掛けるように構成されており、該リングを引っ張るときに指先の力を要する。これに対し、上記浴槽台1は、該ピン30を回動させて係合孔31に抜き差しするという極めて簡易な構成となっており、また該ピン30の抜き差し時に該ピン30を引っ張る必要もなく、指先の力をほとんど要しない。
次に、上記浴槽台1の使用について説明する。
浴槽台1を浴槽内で使用する場合、図9に示すように、台部2の短辺と浴槽51の長辺が略平行となるように浴槽台1を配置して使用する。一方、該浴槽台1を移動などのためにその吸盤14による固定を解除する場合、作業者は、浴槽51の外部から台部2の長側縁に取り付けられた開放把手32に手を掛け、このまま上方へ腕を引く。すると、開放把手32は、回動軸32Aを軸中心として該台部2の外側に向かって開くように回動する(図2参照)。
ここで、チェイン29の他端部は、図4に示したように、ガイド29によってガイドされ、さらに該開放把手32の下縁部に突設されているガイド突起32Bによってガイドされたうえで合一されて一つのピン30のガイド溝に接続されている。一方、ピン30は、上記のように脚部3の伸縮の度合に対応した適切な係止孔31(図4中で係止孔31B)に係止されることによって台部2の下面に固定されている。このため、チェイン29は、適度な張力を保持しつつ、一端が吸盤14に結合されながらも、台部2に固定されたピン30に接続された他端が固定された状態にあり、チェイン29の他端部は、ガイド突起32Bを介して開放把手32の下縁部と繋がった状態となっている。従って、開放把手32を回動させたとき、チェイン29の他端部がガイド突起32Bによって台部2の外側へ向かって引っ張られることにより、チェイン29は、ガイド29によってガイドされつつ吸盤14の端部を略垂直の上方向へ引っ張り上げ、該吸盤14の端部をめくり上げる。その結果、該吸盤14の内部の真空が破られ、該吸盤14による固定が解除されることにより、浴槽台1は容易に浴槽の底から剥がれる。
本実施形態において、台部2の各係合孔31A〜31Dの位置は、脚部3の各ピン孔15A〜15Dそれぞれに対応する伸縮度において、開放把手32によってチェイン29が引上げられる程度に張った状態になるような位置に設定されている。
また、チェイン29は、吸盤14の端部から略垂直に立ち上がるように該台部2の下面に設けられたガイド29Aによってガイドされているため、吸盤14の端部を斜め方向に引っ張る浴槽台に比べ、該吸盤14の端部をめくり上げるために要するストロークが短い。このため、該吸盤14の端部に該吸盤をめくり上げようとする力が小さな動きで無駄なく好適に加わる。
また、開放把手32の回動によって吸盤14の真空を破るように構成したことにより、指を握りこむ等のように指先に力を込めることなく、開放把手32に指をかけて浴槽台1を持ち上げるという自然な動作で吸盤14の端部をめくり上げることができ、浴槽台1の固定を解除するために大きな力を必要とすることはない。
また、開放把手32は、台部2の長側縁に取り付けられており、上記のように浴槽51内にて浴槽台1を使用する場合、浴槽51外から体勢を変えることなく浴槽台1を持ち上げることができる。すなわち、開放把手32が台部2の短側縁に取り付けられている場合、浴槽51外から浴槽台1を持ち上げるには、腰を捻った不自然な体勢で作業を行わねばならず、また作業者が浴槽51内に入れば不自然な体勢をとる必要はないが、しかし浴槽51内の水を抜く等の余計な作業が必要となる。加えて、作業者が浴槽51内に入って作業する場合、浴槽51内面から浴槽台1側縁までの距離が短く、作業スペースが狭いため、作業がしづらく、特に本発明のような開放把手32を台部2の外側に向かって開くように回動させる構成のものは、浴槽51内面に手、あるいは開放把手32が当たる等の不具合が生じるおそれもある。
なお、上記実施例以外、複数個の係合孔31は一列に配列されていることに限らず、例えば千鳥状に配列されてもよい。また、係合孔31は台部2の下面以外、例えば側面、上面などに配置されてもよい。また、開放把手32は、台部2の短側縁に取り付けてもよく、この場合には平面形状円、平面形状正方形などの浴槽51で使用することが望ましい。また、ピン30等を省略し、チェイン29の他端を開放把手32の下縁部に接続してもよい。また、本発明の浴槽台1は、例えば合成樹脂を材料とし、吸盤14や蓋型上部5の上面はゴムまたはエラストマーを材料とする。
浴槽台を示す斜視図。 浴槽台を示す概念図。 脚部を示す分解斜視図。 台部を下面から見た状態を示す平面図。 (a)はピンを台部の下面から見た状態を示す平面図、(b)はピンを台部の短辺側から見た状態を示す側面図、(c)はピンを台部の上面から見た状態を示す平面図、(d)はピンを台部の長辺側から見た状態を示す側面図。 (a)は係合孔を台部の下面から見た状態を示す平面図、(b)は係合孔を台部の短辺側から見た状態を示す断面図、(c)は係合孔を台部の上面から見た状態を示す平面図、(d)は係合孔を台部の長辺側から見た状態を示す断面図。 (a)はピンを係合孔に係止する状態を示す平面図、(b)はピンを係合孔に係止する状態を示す断面図。 (a)はピンを係合孔に係合した状態を示す平面図及び断面図、(b)はピンを係合孔に係止した状態を示す平面図及び断面図。 浴槽台を浴槽内から持ち上げる状態を示す概念図。
符号の説明
1 浴槽台
2 台部
3 脚部
4 箱型下部
5 蓋型上部
12 外筒
13 内筒
14 吸盤
15 係合部
29 線材であるチェイン
29A ガイド
30 ピン
31 係合孔
32 開放把手
32A ガイド突起
40 拡径頭部
40B ガイド部
40C ガイド溝
41A 縦キー
42 縦キー溝

Claims (6)

  1. 台部と、該台部の四隅にそれぞれ取付けられている脚部とを有しており、該脚部の下端に固定のための吸盤を取付け、該吸盤の端部に線材の一端を結合するとともに、
    該台部の相対する一対の側縁部に開放把手をその上縁部を介して回動自在に取付け、該開放把手の下縁部に該線材の他端部を繋ぎ、該開放把手を該台部の外側に向かって引っ張り回動させることで、該線材を引っ張って該吸盤の端部をめくり上げて該吸盤内部の真空を破ることを特徴とする浴槽台。
  2. 該台部は、平面形状矩形であり、該開放把手は該台部の相対する一対の長辺の側縁部に取付けられている請求項1に記載の浴槽台。
  3. 該脚部を伸縮自在とすることによって高さ調節が可能とされ、該線材の他端にピンが取付けられ、該台部の下面には該ピンを係合する複数個の係合孔が設けられ、該脚部の伸縮の度合に対応して該複数個の係合孔のいずれかに該ピンを係合する構成であって、
    該ピンの先端部には1個または2個以上の縦キーが突設され、該台部の係合孔には該ピンの該縦キーに対応する縦キー溝が設けられ、該ピンの縦キーを係合孔の縦キー溝に合わせて該ピンを該台部の係合孔に係合せしめて回動させると、該ピンの縦キーの端部が係合孔の周縁部に係止されて、該ピンが該係合孔に固定される請求項1又は請求項2に記載の浴槽台。
  4. 該ピンの端部には拡径頭部が設けられ、該拡径頭部の周囲にはガイド部が突設され、該ガイド部には弧状のガイド溝が設けられており、該線材の他端が該ガイド溝に摺動自在に接続されている請求項3に記載の浴槽台。
  5. 該線材は、吸盤の端部から略垂直に立上がるように該台部の下面に設けられたガイドによってガイドされたうえ、各脚部の吸盤に結合されたうちの一対が合一されて一つの該ピンのガイド部のガイド溝に摺動自在に接続されている請求項3又は請求項4に記載の浴槽台。
  6. 該線材は、各脚部の吸盤に結合されたうちの一対が該ガイドによってガイドされ、さらに該開放把手の下縁部に突設されているガイド突起によってガイドされたうえで合一し、一つの該ピンのガイド溝に摺動自在に接続されている請求項5に記載の浴槽台。
JP2006260995A 2006-09-26 2006-09-26 浴槽台 Pending JP2008079708A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006260995A JP2008079708A (ja) 2006-09-26 2006-09-26 浴槽台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006260995A JP2008079708A (ja) 2006-09-26 2006-09-26 浴槽台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008079708A true JP2008079708A (ja) 2008-04-10

Family

ID=39351169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006260995A Pending JP2008079708A (ja) 2006-09-26 2006-09-26 浴槽台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008079708A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020168318A (ja) * 2019-04-05 2020-10-15 アロン化成株式会社 浴槽台
JP2020168315A (ja) * 2019-04-05 2020-10-15 アロン化成株式会社 浴槽台
JP2020168317A (ja) * 2019-04-05 2020-10-15 アロン化成株式会社 浴槽台

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001231702A (ja) * 2000-02-24 2001-08-28 San-Ei Faucet Mfg Co Ltd 浴室用の腰掛け
JP2003180539A (ja) * 2001-12-14 2003-07-02 Aron Kasei Co Ltd 浴槽台

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001231702A (ja) * 2000-02-24 2001-08-28 San-Ei Faucet Mfg Co Ltd 浴室用の腰掛け
JP2003180539A (ja) * 2001-12-14 2003-07-02 Aron Kasei Co Ltd 浴槽台

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020168318A (ja) * 2019-04-05 2020-10-15 アロン化成株式会社 浴槽台
JP2020168315A (ja) * 2019-04-05 2020-10-15 アロン化成株式会社 浴槽台
JP2020168317A (ja) * 2019-04-05 2020-10-15 アロン化成株式会社 浴槽台
JP7227833B2 (ja) 2019-04-05 2023-02-22 アロン化成株式会社 浴槽台
JP7227831B2 (ja) 2019-04-05 2023-02-22 アロン化成株式会社 浴槽台

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005505314A (ja) 折り曲げ自在なシャフトを有するクランプ
JP2008079708A (ja) 浴槽台
US20200352400A1 (en) Removable toilet seat system for a walker
EP2673440A1 (en) Door assistant
US20180255976A1 (en) Kitchen device with suction foot
US7036859B1 (en) Lifting device for pot or pan
JP2014504911A (ja) 新型セルフヘルプ式外科手術用開創器
CN108670326A (zh) 一种多方定位的肝胆外科手术牵拉装置
JP4722000B2 (ja) 浴槽台
JP2015134124A (ja) 昇降テーブル
JP4722001B2 (ja) 浴槽台
JP2018064678A (ja) 浴槽サポート手摺
JP6301649B2 (ja) ベッドサイド構造
JP2005006699A (ja) 転倒防止具付き杖
CN212234637U (zh) 一种颅骨凹陷骨折整复器
CN212037668U (zh) 一种肝胆科取石器
CN210521375U (zh) 心脏自动按压器
JP2007059669A (ja) 電子機器収納ケース
JP2015128523A (ja) 担架
CN214259882U (zh) 一种医疗器械用床旁固定装置
GB2499365A (en) A duvet cover fitting apparatus
JP2015171409A (ja) 歩行補助及び起立補助用杖
KR200345610Y1 (ko) 포터블 치과용치료대
JP2022059505A (ja) ベッド用側柵
KR200346118Y1 (ko) 환자용 침대의 이탈방지판고정장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110324

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110616

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111013