JP2008076348A - 塗料中の六価クロムの分析方法 - Google Patents

塗料中の六価クロムの分析方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008076348A
JP2008076348A JP2006258863A JP2006258863A JP2008076348A JP 2008076348 A JP2008076348 A JP 2008076348A JP 2006258863 A JP2006258863 A JP 2006258863A JP 2006258863 A JP2006258863 A JP 2006258863A JP 2008076348 A JP2008076348 A JP 2008076348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hexavalent chromium
paint
extraction
heating
stirring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006258863A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Kuwabara
幹雄 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Toryo KK
Original Assignee
Dai Nippon Toryo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Toryo KK filed Critical Dai Nippon Toryo KK
Priority to JP2006258863A priority Critical patent/JP2008076348A/ja
Publication of JP2008076348A publication Critical patent/JP2008076348A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)

Abstract

【課題】塗料中の六価クロムを迅速且つ効率的に抽出することで、分析に要する時間を短縮し且つ定量精度を向上させる。
【解決手段】塗料に硫酸バリウム粉末と六価クロム抽出用アルカリ水溶液とを添加し、これらに対する加熱攪拌をホットスターラーにより行い、かくして得られる抽出液中の六価クロムをジフェニルカルバジド吸光光度法により定量する。或いは、塗料にチタニアビーズと六価クロム抽出用アルカリ水溶液とを添加し、これらを密閉容器内に収容し該密閉容器を三次元運動シェーカーに装着して加熱攪拌し、かくして得られる抽出液中の六価クロムをジフェニルカルバジド吸光光度法により定量する。六価クロム抽出用アルカリ水溶液は炭酸ナトリウム及び水酸化ナトリウムを含んでなり、且つこれにマグネシウムイオンを含むリン酸緩衝液が添加される。
【選択図】なし

Description

本発明は、塗料中の六価クロムの分析方法に関するものであり、特に、分析時間の短縮と定量精度を向上させるための塗料中六価クロムの抽出率向上とを企図した塗料中の六価クロムの分析方法に関するものである。
近年、環境汚染防止の要望が高まるにつれて、各種の有害化学物質の使用が規制されている。塗装塗膜の廃棄処分によって塗膜成分が環境中に拡散する懸念があることから、塗料においても、顔料等に由来する重金属のうちには、上記のような規制の対象となるものがある。たとえば、顔料等に含まれる六価クロムについて、欧州において規制がなされている。このような動きは次第に高まるものと考えられ、今後は、特殊用途以外の塗料には、顔料等として六価クロムを含むものを使用しなくなることが、考えられる。尚、塗料中では、六価クロムは、防錆顔料としてのクロム酸カルシウム、クロム酸亜鉛、また、着色顔料としての、クロム酸鉛、クロムバーミリオン等として存在する。また、塗料中の六価クロムは、意図的に顔料などとして添加されるものの他に、不純物として不可避的に混入するものや、三価クロムが酸化されて生じたものなどがある。
そこで、塗料中の六価クロムの含有が許容されなくなるとすれば、上記不可避的に混入したり三価クロムが酸化されて生じたりした六価クロムの検出技術即ち塗料中の六価クロムの分析が重要になる。
従来、六価クロムの定量には、ジフェニルカルバジド吸光光度法が広く用いられている。ジフェニルカルバジド吸光光度法は、たとえばJIS K 0102「工場排水試験方法」(非特許文献1)にも記載されているように、六価クロムの定量手法として広く使用されている。
この定量の精度を向上させるために、塗料中の六価クロムの抽出がなされる。この抽出の手法としては、分析対象物が塗料自体ではないが、たとえば次のような例を挙げることができる:
JIS H 8625「電気亜鉛めっき及び電気カドミウムめっき上のクロメート被膜」(非特許文献2)に記載の手法では、水中にクロメート部品を入れて煮沸し、熱水で六価クロムを溶出させる;
環境庁告示13号「産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法」(非特許文献3)では、微酸性水溶液中に産業廃棄物を入れて振とうし、六価クロムを溶出させる;
VOLVO法「自動車メーカーが開発した方法」では、塩化ナトリウム+尿素+乳酸にクロメート部品を入れて、六価クロムを抽出する;
EPA3060A法(非特許文献4)はアメリカ環境保護局で開発されたものであり、この方法では、土壌中、泥中、沈殿物中、産業廃棄物中、またはそれらの類似物中に含まれる六価クロムをアルカリ水溶液で抽出する。抽出の際には、加熱と攪拌とを同時に行うことが好ましい。このため、従来、加熱と攪拌とを同時に行う装置として一般的にはホットスターラーが用いられている。
JIS K 0102「工場排水試験方法」 JIS H 8625「電気亜鉛めっき及び電気カドミウムめっき上のクロメート被膜」 環境庁告示13号「産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法」 EPA3060A法
塗料中の六価クロムの抽出に上記のいずれの抽出手法を用いても、抽出に時間がかかる割には抽出率を十分に高めることができないことが分かった。
そこで、本発明の目的は、塗料中の六価クロムを迅速且つ効率的に抽出することで、分析に要する時間を短縮し且つ定量精度を向上させることにある。
本発明によれば、以上の如き目的を達成するものとして、
塗料中の六価クロムを分析する方法であって、塗料に粉末と六価クロム抽出用アルカリ水溶液とを添加し、これらに対する加熱攪拌を行い、かくして得られる抽出液中の六価クロムをジフェニルカルバジド吸光光度法により定量することを特徴とする、塗料中の六価クロムの分析方法、
が提供される。
本発明の一態様においては、前記粉末は硫酸バリウムからなる。本発明の一態様においては、前記加熱攪拌はホットスターラーにより行われる。
また、本発明によれば、以上の如き目的を達成するものとして、
塗料中の六価クロムを分析する方法であって、塗料にビーズと六価クロム抽出用アルカリ水溶液とを添加し、これらを密閉容器内に収容し該密閉容器を三次元運動シェーカーに装着して加熱攪拌し、かくして得られる抽出液中の六価クロムをジフェニルカルバジド吸光光度法により定量することを特徴とする、塗料中の六価クロムの分析方法、
が提供される。
本発明の一態様においては、前記ビーズはチタニアからなる。
本発明の一態様においては、前記六価クロム抽出用アルカリ水溶液は炭酸ナトリウム及び水酸化ナトリウムを含んでなり、且つこれにマグネシウムイオンを含むリン酸緩衝液が添加される。
本発明による塗料中の六価クロムの分析方法においては、塗料に粉末と六価クロム抽出用アルカリ水溶液とを添加したものに対する加熱攪拌を行って抽出液を得る。従って、加熱攪拌時に塗料樹脂が粉末を覆うことで、六価クロム化合物を被覆する塗料樹脂の割合が低下し、かくして抽出反応の塗料樹脂加水分解が速やかに進行し、抽出の速度及び効率が向上する。また、粉末を添加したことで、加熱攪拌時に六価クロム抽出用アルカリ水溶液が塗料内部に浸透しやすくなり、この点からも抽出反応が速やかに進行し、抽出の速度及び効率が向上する。
また、本発明による塗料中の六価クロムの分析方法においては、塗料にビーズと六価クロム抽出用アルカリ水溶液とを添加したものを密閉容器内に収容し該密閉容器を三次元運動シェーカーに装着して加熱攪拌して抽出液を得る。従って、加熱攪拌時の密閉容器の三次元運動によりビーズが塗料と衝突することで該塗料が微細化され、六価クロム化合物と六価クロム抽出用アルカリ水溶液との接触機会が多くなり、抽出反応の塗料樹脂加水分解が速やかに進行し、抽出の速度及び効率が向上する。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
本発明の第1の実施形態を説明する。この実施形態では、塗料から六価クロムを抽出するに際して、塗料に粉末と六価クロム抽出用アルカリ水溶液とを添加し、これらに対する加熱攪拌を行う。塗料としては、たとえば、ポリエステル樹脂系塗料(たとえばメラミン架橋タイプのもの)、アクリル樹脂系塗料、ウレタン樹脂系塗料及びフッ素樹脂系塗料を例示することができる。粉末の材質としては、塗料樹脂と親和性のあるものが好ましく、たとえば硫酸バリウム等の体質顔料を例示することができる。粉末の平均粒径としては、たとえば0.03〜10μmが例示される。粉末の添加量は、たとえば塗料に対して重量比で0.25〜1.5、好ましくは0.5〜1.0が例示される。六価クロム抽出用アルカリ水溶液としては、たとえば上記非特許文献4に記載のものが挙げられ、これは0.28モル炭酸ナトリウム/0.5モル水酸化ナトリウムを含むものである。これには、マグネシウムイオンを含むリン酸緩衝液を添加することができる。
加熱攪拌は、たとえばホットスターラーにより行うことができる。加熱温度としては、たとえば85〜95℃が例示される。ホットスターラーとしてはマグネチックスターラーを用いることができる。加熱攪拌の時間は、たとえば1〜2時間とすることができる。
この加熱攪拌時に塗料樹脂が粉末を覆うことで、六価クロム化合物を被覆する塗料樹脂の割合が低下し、抽出反応の塗料樹脂加水分解が速やかに進行し、抽出の速度及び効率が向上する。また、粉末を添加したことで、加熱攪拌時に六価クロム抽出用アルカリ水溶液が塗料内部に浸透しやすくなり、この点からも抽出反応が速やかに進行し、抽出の速度及び効率が向上する。
以上の加熱攪拌により、塗料中の樹脂が加水分解されて、六価クロム化合物の分解即ち六価クロムの抽出が促進される。また、以上の条件下では、六価クロムが三価クロムへと変化したり三価クロムが六価クロムへと変化したりすることはない。
加熱攪拌の後に、室温まで徐々に冷却する。その後、たとえば硝酸添加によりpH7とし、遠心分離器を用いてたとえば10000rpmで10分間遠心分離し、上清を抽出液として得る。
この抽出液中の六価クロムを、公知のジフェニルカルバジド吸光光度法により定量する。
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。この実施形態では、塗料から六価クロムを抽出するに際して、塗料にビーズと六価クロム抽出用アルカリ水溶液とを添加し、これらを密閉容器内に収容し該密閉容器を三次元運動シェーカーに装着して加熱攪拌する。塗料としては、上記第1の実施形態と同様に、ポリエステル樹脂系塗料(たとえばメラミン架橋タイプのもの)、アクリル樹脂系塗料、ウレタン樹脂系塗料及びフッ素樹脂系塗料を例示することができる。ビーズの材質としては、塗料及び六価クロム抽出用アルカリ水溶液に対する耐性の良好なものが好ましく、たとえばチタニアを例示することができる。ビーズの平均粒径としては、たとえば1〜2mmが例示される。ビーズの添加量は、たとえば塗料に対して重量比で20〜80が例示される。六価クロム抽出用アルカリ水溶液としては、上記第1の実施形態と同様なものが例示される。密閉容器としては、たとえば耐圧分解容器(サンプラテック社製)が好ましく用いられる。
加熱攪拌に使用される三次元運動シェーカーは、密閉容器を3次元的な複雑な移動経路で運動させることで、塗料等の高粘度液体や粉粒体及びそれらの混合物に対して継続して大きな加速度を生じさせ、これにより強力な振とうを行うものであり、たとえば、反復回転運動に加えて左右の往復運動を行うペイントシェーカー(浅田鉄工株式会社製)を例示することができる。加熱温度としては、たとえば75〜85℃が例示される。加熱攪拌の時間は、たとえば1〜2時間とすることができる。
この加熱攪拌時の容器の三次元運動によりビーズが塗料と衝突することで該塗料が微細化され、六価クロム化合物と六価クロム抽出用アルカリ水溶液との接触機会が多くなり、抽出反応の加水分解が速やかに進行し、抽出の速度及び効率が向上する。
以上の加熱攪拌により、塗料中の樹脂が加水分解されて、六価クロム化合物の分解即ち六価クロムの抽出が促進される。また、以上の条件下では、六価クロムが三価クロムへと変化したり三価クロムが六価クロムへと変化したりすることはない。
加熱攪拌の後に、上記第1の実施形態と同様にして、室温まで徐々に冷却し、遠心分離し、上清を抽出液として得、この抽出液中の六価クロムを定量する。
以下、実施例により、更に本発明を説明する。
[実施例1〜5]
クロム酸ストロンチウムを含有するコイルコーティング用ポリエステル樹脂系塗料(メラミン架橋タイプ)(六価クロム含有率240ppm)中の六価クロムの分析を、上記第1の実施形態に従って、以下のようにして行った。
上記の塗料0.2gに、平均粒径1μmの硫酸バリウム粉末0.2g[実施例1(Ex.1)]、六価クロム抽出用アルカリ水溶液(炭酸ナトリウム30g/L、水酸化ナトリウム20g/L)25mL、及び塩化マグネシウム200mgを含む0.05モルのリン酸緩衝液(KHPO:68.04g/L、KHPO:87.09g/L)0.25mLを添加した。この試料を、ホットスターラーにより90℃で1時間加熱攪拌した。
以上の加熱攪拌の後に、室温まで徐々に冷却し、硝酸添加によりpH7とし、遠心分離器を用いて10000rpmで10分間遠心分離し、上清を抽出液として得た。
この抽出液中の六価クロムを、ダブルビーム型分光光度計(UV−3100PC:島津製作所製)を用いて、ジフェニルカルバジド吸光光度法により定量した。六価クロム量(定量値)として、193ppmが得られた。
更に、硫酸バリウム粉末の添加量を、0g{即ち添加なし}[実施例2(Ex.2)]、0.05g[実施例3(Ex.3)]、0.1g[実施例4(Ex.4)]、及び0.4g[実施例5(Ex.5)]としたことを除いて、同様にして六価クロムの分析を行った。
これらの結果を、図1に示す。図1は、塗料0.2gに対する硫酸バリウム粉末の添加量と六価クロム量(定量値)との関係を示す。図1から、塗料に対する硫酸バリウムの添加量は、定量精度の点から、重量比で好ましくは0.25〜1.5であり、更に好ましくは0.5〜1.0であることが分かる。
[実施例6〜9]
ホットスターラーによる加熱温度を95℃[実施例6(Ex.6)]としたことを除いて、実施例1と同様にして、六価クロムの分析を行った。
更に、ホットスターラーによる加熱温度を、0℃[実施例7(Ex.7)]、60℃[実施例8(Ex.8)]、及び80℃[実施例9(Ex.9)]としたことを除いて、同様にして六価クロムの分析を行った。
これらの結果を、図2に示す。図2は、加熱温度と六価クロム量(定量値)との関係を示す。図2から、加熱温度は、定量精度の点から、85〜95℃が好ましいことが分かる。
[実施例10〜12]
実施例1と同様にして、六価クロムの分析を行った[実施例10(Ex.10)]。
更に、ホットスターラーによる加熱攪拌の時間を、30分[実施例11(Ex.11)]、及び2時間[実施例12(Ex.12)]としたことを除いて、同様にして六価クロムの分析を行った。
これらの結果を、図3に示す。図3は、加熱攪拌時間と六価クロム量(定量値)との関係を示す。図3から、加熱攪拌時間は、定量精度の点から、1時間以上が好ましいことが分かる。
[実施例13]
クロム酸ストロンチウムを含有するコイルコーティング用ポリエステル樹脂系塗料(メラミン架橋タイプ)(六価クロム含有率240ppm)中の六価クロムの分析を、上記第2の実施形態に従って、以下のようにして行った。
上記の塗料0.2gに、平均粒径1.6mmのチタニアビーズ10g、六価クロム抽出用アルカリ水溶液(炭酸ナトリウム30g/L、水酸化ナトリウム20g/L)25mL、及び塩化マグネシウム200mgを含む0.05モルのリン酸緩衝液(KHPO:68.04g/L、KHPO:87.09g/L)0.25mLを添加した。この試料を、耐圧分解容器に収容し、これをペイントシェーカーに装着して、振動数640rpmで、85℃で1時間加熱攪拌した。
以上の加熱攪拌の後に、室温まで徐々に冷却し、硝酸添加によりpH7とし、遠心分離器を用いて10000rpmで10分間遠心分離し、上清を抽出液として得た。
この抽出液中の六価クロムを、ダブルビーム型分光光度計(UV−3100PC:島津製作所製)を用いて、ジフェニルカルバジド吸光光度法により定量した。六価クロム量(定量値)として、235ppmが得られた。
本実施例の結果と実施例1の結果との比較から、六価クロムの抽出率向上に基づく定量精度の向上の点から、実施形態1より実施形態2の方が良好であることが分かる。
実施例で得られた、硫酸バリウム粉末の添加量と六価クロム量(定量値)との関係を示すグラフである。 実施例で得られた、加熱温度と六価クロム量(定量値)との関係を示すグラフである。 実施例で得られた、加熱攪拌時間と六価クロム量(定量値)との関係を示すグラフである。

Claims (6)

  1. 塗料中の六価クロムを分析する方法であって、塗料に粉末と六価クロム抽出用アルカリ水溶液とを添加し、これらに対する加熱攪拌を行い、かくして得られる抽出液中の六価クロムをジフェニルカルバジド吸光光度法により定量することを特徴とする、塗料中の六価クロムの分析方法。
  2. 前記粉末は硫酸バリウムからなることを特徴とする、請求項1に記載の塗料中の六価クロムの分析方法。
  3. 前記加熱攪拌はホットスターラーにより行われることを特徴とする、請求項1〜2のいずれかに記載の塗料中の六価クロムの分析方法。
  4. 塗料中の六価クロムを分析する方法であって、塗料にビーズと六価クロム抽出用アルカリ水溶液とを添加し、これらを密閉容器内に収容し該密閉容器を三次元運動シェーカーに装着して加熱攪拌し、かくして得られる抽出液中の六価クロムをジフェニルカルバジド吸光光度法により定量することを特徴とする、塗料中の六価クロムの分析方法。
  5. 前記ビーズはチタニアからなることを特徴とする、請求項4に記載の塗料中の六価クロムの分析方法。
  6. 前記六価クロム抽出用アルカリ水溶液は炭酸ナトリウム及び水酸化ナトリウムを含んでなり、且つこれにマグネシウムイオンを含むリン酸緩衝液が添加されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の塗料中の六価クロムの分析方法。
JP2006258863A 2006-09-25 2006-09-25 塗料中の六価クロムの分析方法 Withdrawn JP2008076348A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006258863A JP2008076348A (ja) 2006-09-25 2006-09-25 塗料中の六価クロムの分析方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006258863A JP2008076348A (ja) 2006-09-25 2006-09-25 塗料中の六価クロムの分析方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008076348A true JP2008076348A (ja) 2008-04-03

Family

ID=39348557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006258863A Withdrawn JP2008076348A (ja) 2006-09-25 2006-09-25 塗料中の六価クロムの分析方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008076348A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011004430A1 (ja) * 2009-07-07 2011-01-13 株式会社 東芝 六価クロムの抽出方法
CN102515274A (zh) * 2011-11-16 2012-06-27 深圳出入境检验检疫局工业品检测技术中心 一种在聚合物材料中提取六价铬化合物的方法
CN102841090A (zh) * 2012-08-15 2012-12-26 谱尼测试科技股份有限公司 一种明胶及其制品中六价铬的检测方法
US9182235B2 (en) 2011-05-20 2015-11-10 Hitachi, Ltd. Locus correcting method, locus correcting apparatus, and mobile object equipment
CN111077094A (zh) * 2020-01-15 2020-04-28 南大盐城环境检测科技有限公司 一种土壤中六价铬的检测方法
JP2020186929A (ja) * 2019-05-10 2020-11-19 一般財団法人電力中央研究所 溶出方法および溶出量測定方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011004430A1 (ja) * 2009-07-07 2011-01-13 株式会社 東芝 六価クロムの抽出方法
US8628600B2 (en) 2009-07-07 2014-01-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Method for extracting hexavalent chromium in a polymer material
EP2453232A4 (en) * 2009-07-07 2015-03-25 Toshiba Kk METHOD FOR EXTRACTING CHROMIUM HEXAVALENT
US9182235B2 (en) 2011-05-20 2015-11-10 Hitachi, Ltd. Locus correcting method, locus correcting apparatus, and mobile object equipment
CN102515274A (zh) * 2011-11-16 2012-06-27 深圳出入境检验检疫局工业品检测技术中心 一种在聚合物材料中提取六价铬化合物的方法
CN102841090A (zh) * 2012-08-15 2012-12-26 谱尼测试科技股份有限公司 一种明胶及其制品中六价铬的检测方法
JP2020186929A (ja) * 2019-05-10 2020-11-19 一般財団法人電力中央研究所 溶出方法および溶出量測定方法
JP7277066B2 (ja) 2019-05-10 2023-05-18 一般財団法人電力中央研究所 溶出方法および溶出量測定方法
CN111077094A (zh) * 2020-01-15 2020-04-28 南大盐城环境检测科技有限公司 一种土壤中六价铬的检测方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008076348A (ja) 塗料中の六価クロムの分析方法
Unceta et al. Chromium speciation in solid matrices and regulation: a review
RU2269556C2 (ru) Водная эпоксидная коррозионно-стойкая грунтовка
Klöppel et al. Behaviour and ecotoxicology of aluminium in soil and water-Review of the scientific literature
Elzinga et al. X-ray absorption spectroscopy study of the effects of pH and ionic strength on Pb (II) sorption to amorphous silica
EP1828437A1 (en) Chrome free composition for metal surface treatment and surface-treated metal sheet
Filote et al. Green macroalgae from the Romanian coast of Black Sea: Physico-chemical characterization and future perspectives on their use as metal anions biosorbents
KR102282812B1 (ko) 염기성 시아누르산 아연 분말의 제조 방법 및 방청 안료 조성물의 제조 방법
Makuchowska-Fryc Use of the eggshells in removing heavy metals from waste water-the process kinetics and efficiency
CN1083730C (zh) 处理含pvc废料的方法
CN101782522A (zh) 化妆品中汞的快速检测方法及其试剂盒
CN1147001A (zh) 颜料制剂
CN103901006B (zh) 基于ZnO量子点检测镉离子的试剂及方法
Bright et al. Differentiation of polychlorinated dibenzo‐p‐dioxin and dibenzofuran sources in coastal British Columbia, Canada
Reiller Modelling metal–humic substances–surface systems: reasons for success, failure and possible routes for peace of mind
WO2013141164A1 (ja) シアナミド亜鉛の製造方法
Heisterkamp et al. Assessment of leachates from reactive fire-retardant coatings by chemical analysis and ecotoxicity testing
Targan et al. Removal of antimony (III) from aqueous solution by using grey and red Erzurum clay and application to the Gediz River sample
JP2005283252A (ja) 金属材料の簡易成分分析法および簡易成分分析用組成物
CN113416431B (zh) 一种具有自修复功能的环保防腐颜料的制备方法
Ohta et al. Copper speciation in a collection of geochemical reference materials using sequential extraction and evaluation of the validity using XANES spectroscopy
Johnson et al. Fluorescence based chemical sensors for corrosion detection
Duan et al. Detecting Structural Environments of Carboxyl Groups in Dissolved Natural Organic Molecules
JP6008455B1 (ja) 有害物質の処理方法
JP4314224B2 (ja) クロメート皮膜中の6価クロムの定量分析方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20091201