JP2008075388A - 手摺り支柱の取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 階段の床面や踏板上に対する手摺り支柱の立設施工が簡単且つ正確に行うことができると共にその取付も強固に行える手摺り支柱の取付構造を提供する。
【解決手段】 階段の床面や踏板における支柱立設面2に穿設した支持穴9と、手摺り支柱1の下端開口部を被嵌させる凸部3aを備えていると共に該凸部3aの下端に上記支柱立設面2上に固着させる水平フランジ部3bを一体に設け、且つ、凸部3aの下端中央部から下方に突設している短筒形状の支持部材6を備えてなる支持ベース3とからなり、この支持部材6を上記支持穴9に遊嵌させることにより支持ベース3を支柱立設面2上に水平方向に微調整可能に設置し、手摺り支柱1の上端に手摺り部材10を取付けたのち、手摺り支柱1を正確な位置に強固に立設、固着するように構成している。
【選択図】 図3

Description

本発明は建物の吹き抜け部等における2階開放部の木製床面や開放階段の踏板上に手摺りを設けるための手摺り支柱の取付構造に関するものである。
通常、階段の踏板や床面上に手摺り支柱を立設するには、該手摺り支柱の下端面にホゾ加工を施しておき、このホゾを床面等の支柱立設面に穿設している穴に嵌着すると共に手摺り支柱の下端部外周面から支柱立設面に向かって釘を斜め打ちすることによって固着、立設しているが、手摺り支柱の比較的面積の小さい下端面を直接、支柱立設面に受止させた状態で釘着しているので、ホゾ嵌合を行っても十分な固定強度を得られないといった問題点がある。
このため、例えば特許文献1に記載されているように、手摺り支柱の下端面に該手摺り支柱よりも小径で比較的長さの長い棒状部を下方に向かって突設しておき、この棒状部を踏板に貫設している孔に挿通してその下端部を踏板下方の床面に固定した筒状部に挿嵌、支持させた手摺り支柱の取付構造や、特許文献2に記載されているように、手摺り支柱の下端面にアンカーボルトによって支持金具を固着しておき、この支持金具の下端に外方に向かって屈折形成している水平フランジ部を床面或いは踏板上にネジによって固定してなる手摺り支柱の取付構造が開発されている。また、特許文献3に記載されているように、手摺り支柱の下端部を床面や踏板上に固着した支柱ベースに被嵌させると共に、この支柱ベースから上方の踏板における段鼻端面に該手摺り支柱の垂直面を当てがって釘着により固定した手摺り支柱の取付構造も知られている。
特開平2−186054号公報。 特開平4−194257号公報。 特開2003−213875号公報。
しかしながら、特許文献1に記載の手摺り支柱の取付構造によれば、踏板上に立設した手摺り支柱の下端に棒状部を突設してこの棒状部を該踏板下方の床面上に固定した筒状部に支持させているので、取付強度を極めて大きくすることができるが、踏板の下方に床面が存在する一段目の踏板上にしか立設することができず、これ以外の踏板や吹き抜け部における2階の床面等には施工することができないといった問題点がある。
これに対して、特許文献2に記載の手摺り支柱の取付構造によれば、床面や踏板上に支持金具を介して手摺り支柱を立設するものであるから、全ての踏板上や床面上に施工することができるが、踏板等に対する手摺り支柱の固定は、木ネジ等のネジによってのみ行われている構造であるため、ネジが弛緩すると手摺りが外れたり倒れたりする虞れがある。その上、手摺り支柱の下端面に支持金具をアンカーボルト等によって固着した構造であるから、予め、支持金具を踏板や床面等の支柱立設面に施工しておくことができず、従って、支持金具を取付けた状態で手摺り支柱の立設、固定作業を行わなければならないため、その作業が困難で施工性が悪いといった問題点がある。
また、上記特許文献3に記載の手摺り支柱の取付構造によれば、手摺り支柱の下端部をを床面や踏板上に固着した支柱ベースに被嵌、支持させると共にこの下端部から上方の該支柱下端部における垂直面を上方側の踏板における段鼻端面に当てがって釘着により固着しているため、施工した初期の段階においては極めて大きな取付強度を有しているが、踏板は昇り降りする際の踏みしめによって上下方向に頻繁に振動し、その振動によって段鼻端面が手摺り支柱の垂直面に沿って上下に摺動して該段鼻端面に螺合しているネジが短期間で緩んで固着力が低下し、上記同様に手摺りが外れたり倒れたりする虞れがあった。また、支柱ベースに立設、固定した状態でその下端部の垂直面を上方の踏板における段鼻端面に当接、受止させるには正確な位置付けが必要となり、施工性が悪いといった問題点がある。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、床面や複数段の踏板上に対する手摺り支柱の施工が簡単且つ精度よく行えると共にその取付強度も大きくて長期間に亘って安定した立設状態を保持することができ、さらに、長期の使用により取付ネジが外れた場合も手摺りが完全に脱落することなく、体裁のよい外観を呈する手摺り支柱の取付構造を提供するにある。
上記目的を達成するために本発明の手摺り支柱の取付構造は、請求項1に記載したように、階段の踏板や床面における支柱立設面上に支持ベースを固着し、この支持ベースに筒状の手摺り支柱の下端部を固定、支持させて該手摺り支柱を支持ベースから立設させると共に手摺り支柱の下端部を支持ベースと共にカバー部材によって被覆してなる手摺り支柱の取付構造において、上記支持ベースを、筒状の手摺り支柱の下端開口部を被嵌させてネジにより固定させた凸部と、この凸部の下端に設けられて上記支柱立設面上にネジにより固定した水平フランジ部と、凸部の中央部から下方に突設してその突出部を上記支柱立設面に穿設している支持穴に挿入した支持部材とから構成していることを特徴とする。
このように構成した手摺り支柱の取付構造において、請求項2に係る発明は、鋼管製の短筒体によって上記支持部材を形成し、この短筒体を支柱立設面に穿設している支持穴に遊嵌させていることを特徴とする。
さらに、請求項3に係る発明は、支持ベースの上記凸部を、一定高さを有する平面矩形状又は円形状の筒状体によって形成し、この凸部内の中央部に支持部材をその下端部が凸部の下端から下方に突出させた状態で固着していると共に、凸部の周壁面にネジ孔を設ける一方、この凸部に被嵌する手摺り支柱の下端部周壁面にネジ取付孔を設けて、このネジ取付孔からネジを上記ネジ孔に螺合することにより凸部に手摺り支柱を固着していることを特徴とする。
本発明の手摺り支柱の取付構造によれば、手摺り支柱の下端開口部を支持ベースの凸部に被嵌してネジにより固定するように構成しているので、まず、支持ベースを床面や踏板における支柱立設面上に固定したのち、該支持ベースに対する手摺り支柱の取付けを行うことができるので、手摺り支柱の施工作業が能率よく行え、その上、手摺り支柱の下端開口部を支持ベースの凸部に被嵌させるものであるから、支柱立設面の所定位置に固定した支持ベースから垂直方向に正確に立設することができて精度のよい施工が可能となると共に手摺り支柱の下端開口部に挿嵌した凸部によって手摺り支柱が強固に垂直状に支持されて長期間に亘って安定した立設状態を保持することができる。また、手摺り支柱の下端部を支持ベースと共にカバー部材によって被覆しているので、手摺り支柱の取付ネジ等がカバー部材によって隠蔽されて体裁のよい手摺りを施工することができる。
さらに、支持ベースにおける上記凸部の中央部下面に下方に向かって支持部材を突設する一方、この支持ベースの取付面である床面や踏板における上記支柱立設面に支持穴を穿設して該支持穴に支持部材を挿入、支持させているので、支持部材を支持穴に挿入することによって支持ベースを支柱立設面の所定位置に簡単に配設することができ、この状態にして支持ベースの下端から外方に突設している水平フランジ部を支柱立設面にネジにより容易に且つ強固に固着することができる。また、長期の使用によってこのネジが外れても、支持穴に挿嵌している支持部材によって手摺り支柱が倒れるのを確実に防止することができる。
請求項2に係る発明によれば、支持ベースの中央部下面から下方に向かって突設している上記支持部材は鋼管製の短筒体からなり、この短筒体を支柱立設面に穿設している支持穴に遊嵌させているので、手摺り支柱の施工時においては、該短筒体からなる支持部材を支持穴に挿入するだけで簡単に支柱立設面における所定の設置部位に支持ベースを配設することができ、全ての支持ベース配設後に該支持ベースに手摺り支柱の下端部を取付け、さらに、手摺り支柱の上端に手摺り部材を取付けた後に水平フランジ部を支柱立設面にネジにより固着することにより、支持ベースの取付作業から手摺り支柱の取付作業までの一連の作業を円滑に行うことができる。この際、支持ベースの中央から下方に突設している支持部材は支持穴内に水平方向に移動可能に遊嵌しているので、手摺り支柱の上端に手摺り部材を取付けたのち、その取付位置に応じて支持穴内で支持部材の挿入位置が微調整可能となり、手摺りの施工作業が容易に且つ精度よく行うことができる。
請求項3に係る発明によれば、上記支持ベースの凸部の周壁面にネジ孔を設ける一方、この凸部に被嵌する手摺り支柱の下端部周壁面にネジ取付孔を設けて、このネジ取付孔からネジを上記ネジ孔に螺合することにより凸部に手摺り支柱を固着しているので、手摺り支柱の下端面を支持ベースの凸部に被せてこの凸部の下端に設けている上記水平フランジ部上に当接するまでを被嵌させることによって、この手摺り支柱の下端部周壁面に設けているネジ取付孔を支持ベースの凸部周壁面に設けているネジ孔に簡単に合致させることができ、この状態にしてネジをネジ取付孔を通じてネジ孔に螺合させることにより、手摺り支柱が支持ベースから外れたりすることなく、支持ベースと強固に一体化し、強度的にも優れ且つ安定した手摺り支柱の取付構造を提供することができる。
次に、本発明の実施の形態を図面について説明すると、図1は手摺り支柱の取付構造の分解斜視図、図2は取付けた状態の斜視図、図3はその縦断正面図、図4は階段に施工した手摺り全体の簡略側面図であって、手摺り支柱1は手摺り部材10の施工高さに応じた高さを有し且つ肉厚が1〜5mm程度のアルミ、鉄、ステンレス等の金属製角管状部材からなり、階段の踏板11や床面12における一側端部上面を支柱立設面2としてこの支柱立設面2上に固着した支持ベース3にその下端部を固定、支持させていると共に、この支持ベース3と共に該手摺り支柱1の下端部をカバー部材4によって被覆されている。この手摺り支柱1は、その上端に手摺り部材10の取付部1aを一体に設けていると共に、下端部における四方周壁面に内外面に亘って貫通した複数個のネジ取付孔5を穿設している。
手摺り支柱1の上記支持ベース3は、手摺り支柱1の下端開口部を被嵌させる一定高さを有する平面矩形状の凸部3aと、この凸部3aの四方下端縁から外方に向かって水平状に突設した水平フランジ部3bとからなり、凸部3aを筒状体に形成してその中央部内に鋼管製の短筒体からなる支持部材6の上部を固着していると共に該支持部材6の下端部6aを凸部3aの下端から垂直下方に突出させている一方、水平フランジ部3bには複数個のネジ取付孔7を設けている。さらに、凸部3aの四方周壁面には複数個のネジ孔8が設けられている。このネジ孔8は、手摺り支柱1の下端開口部を凸部3aに被嵌させた時に、該手摺り支柱1の下端部に穿設している上記ネジ取付孔5と合致する部分に設けられている。
上記支持ベース3は、一定厚みを有するアルミ、鉄、ステンレス等の金属製薄板を上記手摺り支柱1の矩形状内周面に挿嵌可能な矩形枠状に屈曲することにより上記一定高さを有する角筒状の凸部3aを形成していると共に、この凸部3a内に鋼管製の上記支持部材6の上部を挿入してその外周面の一部を凸部3aの対向内面に溶接又はネジによって一体に固着し、さらに、凸部3aの下端部を外方に向かって水平に屈折させて上記水平フランジ部3bを形成してなるものであり、凸部3aから下方に突出した上記支持部材6の下端部6aを上記支柱立設面2に穿設されている支持穴9に挿入して、手摺り支柱1が不測に倒れないように支持させている。
この支持穴9の径は、支持部材6が隙間を存して遊嵌するようにこの支持部材6の外径よりも1〜5mm程度、大径に形成されてあり、支持穴9に対する該支持部材6の挿入による支持ベース3の支柱立設面2上への施工作業が容易に行えるようにしている。なお、図示した支持ベース3の凸部3aの平面形状は、上記鋼管製の支持部材6の外径に等しい間隔を存して互いに平行に設けた長辺部の両端間に短辺部を設けた長方形状に形成して長辺部側の対向内面の中央部に接合した支持部材6の外周面部を溶接又はネジによって一体に固着しているが、図5に示すように支持ベース3の凸部3a' を平面正方形状に形成してその中央部内に鋼管製の支持部材6を配設し、この支持部材6の外周面四方から放射状に突設している連結片6aの突出端面を支持ベース3の凸部3aの対向内面に溶接又はネジによって固着した構造としておいてもよい。この場合、手摺り支柱1の横断面形状も該凸部3a' に外嵌する正方形状に形成されていることは勿論である。
支柱立設面2上に固着した支持ベース3と共にこの支持ベース3の凸部3aに被嵌状態で固着した手摺り支柱1の下端部を被覆する上記カバー部材4は、ABS樹脂やポリプロピレン樹脂等の樹脂成形品、又は、アルミや鉄、ステンレス等の金属製であって、手摺り支柱1の下端部を被覆する短い角筒形状の周壁部4aと、この周壁部4aの下端に一体に形成されて支持ベース3の水平フランジ部3bを被覆する平面矩形状の座板部4bとからなり、この座板部4bの四方外周端に下方に向かって上記水平フランジ部3bの厚みよりも僅かに高さが高い垂直周縁部4cを屈曲、形成している。
階段の各踏板11や床面12における支柱立設面2上に上記手摺り支柱1を立設、固定するには、予め、上記支柱立設面2に上記支持ベース3の中央部に固着した支持部材6の突出下端部6aの長さよりも僅かに深く且つ該下端部6aよりも大径の上記支持穴9を穿設しておいたのち、この支持穴9に該支持部材6の下端部6aを挿入することにより、支持ベース3の下端面を支柱立設面2の所定部分上に設置させる。この際、支持穴9を支持部材6の下端部6aよりも大径に形成しているので、支持部材6の挿入姿勢が多少、傾斜した状態であっても、簡単に支持穴9に挿入、支持させることができ、支持穴9を正確に垂直に形成し、さらに垂直上方から支持部材6の下端部6aを圧入するという手間の要する取付作業を略して施工能率を向上させることができる。
手摺り支柱1の上端取付部1aに対する棒状の手摺り部材10の取付作業は、手摺り支柱1、1・・・を階段の各踏板11や床面12における支柱立設面2上に支持ベース3を介して固着する前に、これらの手摺り支柱1の上端取付部1a間に該手摺り部材10を架設状態に配してその下面を上記取付部1aに固着させる。この際、手摺り支柱1の下端部を支持ベース3の凸部3aに被嵌させておくと共に支持ベース3に固着している支持部材6を支柱立設面2に設けている支持穴9に遊嵌させておく。このように、手摺り支柱1の下端部を被嵌させている支持ベース3に固着した支持部材6の下端部6aを支持穴9内に水平方向に移動可能にして遊嵌させ、その挿入位置を微調整可能にしているので、手摺り支柱1の上端取付部1aに対する手掛部材10の取付作業が容易に且つ正確に行うことができる。この手摺り部材10としては、金属製、合成樹脂製、木製のいずれであってもよく、また、手摺り支柱1の上端に対する固着手段としては、螺着であっても接着剤による固着であってもよい。しかるのち、手摺り支柱1を支柱立設面2上に固着することによって手摺りを構成する。
この手摺り支柱1の固着作業は、支柱立設面2上に支持された支持ベース3の下端水平フランジ部3bに設けているネジ取付孔7を通じて支柱立設面2にネジ13を螺合させることにより、支持ベース3を支柱立設面2上の所定部分に固着する作業と、この支持ベース3の凸部3aに被嵌させている手摺り支柱1の下端部を凸部3aにネジによって固着する作業とによって行われる。なお、これらの作業はいずれを先に行ってもよく、また、手摺り部材10の取付作業時に支持ベース3の凸部3aに手摺り支柱1の下端部をネジ14により固着しておいてもよい。手摺り支柱1を支持ベース3に被嵌させてその下端面を支持ベース3の水平フランジ部3bの基端部上面に当接、受止させた状態にすると、この手摺り支柱1の下端部における四方周壁面に穿設しているネジ取付孔5が支持ベース3の凸部3aの四方周壁面に設けているネジ孔8に合致するので、各ネジ取付孔5から該ネジ取付孔5に合致しているネジ孔8にネジ14を螺合させることにより、手摺り支柱1の下端部を支持ベース3の凸部3aに固着することができる。
こうして、手摺り支柱1の下端部を支柱立設面2上に支持ベース3を介して立設、固定したのち、カバー部材4の角筒形状の周壁部4aにより手摺り支柱1の下端部を被覆させると共にこの周壁部4aの下端に外方に向かって水平に突設している座板部4bによって支持ベース3の水平フランジ部3bを被覆させる。この際、カバー部材4は予め、手摺り支柱1にその周壁部4aを上下摺動自在に外嵌させてあり、支持ベース3に対する手摺り支柱1の取付後、該カバー部材4を手摺り支柱1に沿って押し下げて座板部4bの外周端に下方に向かって屈曲している周壁部4cの下端面を支持ベース3の水平フランジ部3bの外方における支柱立設面2上に当接、受止させることにより、上述したように、その角筒形状の周壁部4aにより手摺り支柱1の下端部を被覆させると共に座板部4bによって該座板部4bの下方空間部内に支持ベース3の水平フランジ部3bを収納させた状態で該水平フランジ部3bを被覆している。
なお、上記カバー部材4としては縦方向に二分割して互いにその分割面を接合状態で連結可能にした形状に形成しておいてもよく、このように形成しておけば、予め、手摺り支柱1の適所に被嵌させておくことなく、支持ベース3の凸部3aに該手摺り支柱1の下端部を固着したのち、この下端部と共に支持ベース3の水平フランジ部3bを被覆した状態となるように取付けることができる。
なお、以上の実施の形成においては、手摺り支柱1や支持ベース3の凸部3aの横断面形状を長方形状や正方形状等の矩形状に形成しているが、図6に示すように、横断面円形状に形成しておいてもよい。即ち、支持ベース3'の凸部3a''を一定高さを有する円筒形状に形成すると共に、この凸部3a''の下端縁に外方に向かって円環形状の水平フランジ部3b' を屈曲、形成してあり、さらに、凸部3a''の中心部に上記鋼管製の支持部材6の上部を配してその上部四方から放射状に突設している連結片6aの突出端面を凸部3a''の対向内面に溶接又はネジによって固着している一方、手摺り支柱1は支持ベース3'の凸部3a''に被嵌可能な円管形状に形成されているものである。その他の構成については、上記実施の形態と同じあるので、同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
また、手摺り部材10の取付けについては、上記実施例においては、支持ベース3を支柱立設面2に固着する前に行っているが、支持ベース3の水平フランジ部3bに設けられたネジ取付孔7を通じて支持ベース3が支柱立設面2にネジにより固着された後に、手摺り部材10を取付けてもよい。但し、この場合、支持ベース3の凸部3aを正確に垂直に立設する必要があるため、支持穴9を正確な位置に且つ垂直に設けておく必要がある。特に、階段踏板11を支柱立設面2にする場合には、プレカット等で対応することが望ましい。この実施例の場合、支持穴9と支持部材6の下端部6aが精度よく取付けられるので、支持部材6の下端部6aと支持穴9が支持の役割を果たし、水平フランジ部3bのネジ取付孔7をネジ13で固着する強度とあわせて、より強固に取付けることができる。
手摺り支柱の取付構造の分解斜視図。 取付けた状態の斜視図。 その縦断正面図。 手摺り全体の簡略側面図。 本発明の変形例を示す平面図。 本発明の更に別な変形例を示す平面図。
符号の説明
1 手摺り支柱
2 支柱立設面
3 支持ベース
3a 凸部
3b 水平フランジ部
4 カバー部材
5、7 ネジ取付孔
6 支持部材
8 ネジ孔
9 支持穴
11 踏板
12 床面

Claims (3)

  1. 階段の踏板や床面における支柱立設面上に支持ベースを固着し、この支持ベースに筒状の手摺り支柱の下端部を固定、支持させて該手摺り支柱を支持ベースから立設させると共に手摺り支柱の下端部を支持ベースと共にカバー部材によって被覆してなる手摺り支柱の取付構造において、上記支持ベースは筒状の手摺り支柱の下端開口部を被嵌させてネジにより固定させた凸部と、この凸部の下端に設けられて上記支柱立設面上にネジにより固定した水平フランジ部と、凸部の中央部から下方に突設してその突出部を上記支柱立設面に穿設している支持穴に挿入した支持部材とからなることを特徴とする手摺り支柱の取付構造。
  2. 支持部材は鋼管製の短筒体からなり、この短筒体を支柱立設面に穿設している支持穴に遊嵌させていることを特徴とする請求項1に記載の手摺り支柱の取付構造。
  3. 支持ベースの凸部は、一定高さを有する平面矩形状又は円形状の筒状体に形成されてあり、この凸部内の中央部に支持部材をその下端部が凸部の下端から下方に突出させた状態で固着していると共に、凸部の周壁面にネジ孔を設ける一方、この凸部に被嵌する手摺り支柱の下端部周壁面にネジ取付孔を設けて、このネジ取付孔からネジを上記ネジ孔に螺合することにより凸部に手摺り支柱を固着していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の手摺り支柱の取付構造。
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