JP2008074672A - 消臭有機肥料の製造方法、消臭有機肥料およびそれを用いた蔬菜または花卉の栽培方法 - Google Patents

消臭有機肥料の製造方法、消臭有機肥料およびそれを用いた蔬菜または花卉の栽培方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アンモニアなどの悪臭を発生させず、短期間および低コストで製造可能な肥料の製造方法を提供すること。
【解決手段】バチルス・ズブチルス、バチルス・リケンホルミス、バチルス・サーキュランス、バチルス・ポリミキサ、クロストリジウム・セルロリィティカム、クロストリジウム・アエロトレランス、バチルス・アゾトフィクサンス、バチルス・マセランス、クロストリジウム・アセトブチリカムおよびクロストリジウム・パステリアナムからなる混合微生物、シラスおよび/またはシラスバルーンから選択される多孔質担体、ならびに動物糞尿を混合して発酵させることを特徴とする消臭有機肥料の製造方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、消臭有機肥料の製造方法、消臭有機肥料およびそれを用いた蔬菜または花卉の栽培方法に関する。より詳しくは、本発明は、特定の多孔質担体および特定の微生物混合物を動物糞尿に混合することを特徴とする消臭有機肥料の製造方法に関する。
従来から飼育動物糞尿を用いた堆肥製造方法は、発酵中にアンモニアなどの窒素化合物および硫化水素が発生して悪臭がすること、切り返しを行わなければならないので労働力が必要であること、発酵に時間がかかること、悪臭をさせずに堆肥化するには大規模な設備が必要であることが問題とされ、解決のために下記の発明がなされてきた。
例えば、強制通気または切り返しを行うことなく2〜5ヵ月程度通性嫌気発酵させ、仕上げ切り返しを行って1ヵ月程度好気発酵させることにより、悪臭を発生させずに畜糞を堆肥化する方法が報告されている(特許文献1参照)。この方法では大きな設備が必要である上、堆肥化にも時間がかかることが問題であった。
有機廃棄物を粉砕し、微生物を混合して嫌気発酵させ、乾燥させる製造方法により、悪臭を発生させずに短時間で肥料化が可能になったが、堆肥製造設備は依然必要であった(特許文献2参照)。
また、土着菌微生物を採取・培養して堆肥製造に用いる方法が開発されているが、この方法では山林から採取した微生物を手間と時間をかけて培養する必要があった(特許文献3参照)。
さらに、嫌気性種菌PTA−1773をエビおよび/またはカニの残渣等の有機素材に添加し、好気条件下かつ50〜90℃で発酵させることにより製造する堆肥が発明されているが、未知の細菌および/または放線菌との混合菌を用いることから、製造に使用する混合菌を入手することが難しいという問題があった(特許文献4参照)。
また、藁、糠および枯葉などの植物性原料、鶏糞およびバチルス・ズブチルス菌を混合し、切り返しを行って4ヵ月〜1年程度発酵させる堆肥の製造方法が報告されているが、発酵させるのに必要な期間が長いことが問題であった(特許文献5参照)。
このように、種々の改良が検討されているが、動物糞尿を、アンモニアなどの悪臭を発生させず、切り返しを行わず、短期間に特別な装置を使わずに肥料化する方法は報告されていない。
特開2002−274986号公報 特開平08−183686号公報 特開2004−305186号公報 特開2003−219864号公報 特開平05−301791号公報
本発明は、アンモニアなどの悪臭を発生させず、短期間および低コストで製造可能な肥料の製造方法を提供することを目的とする。
動物糞尿に特定の多孔質担体および特定の混合微生物を混合することにより、悪臭を発生させず短期間で肥料化できることを見出し、本発明を完成させた。また、この肥料が植物の生育を早め、非常に有用であることを見出した。
すなわち、本発明は、バチルス・ズブチルス、バチルス・リケンホルミス、バチルス・サーキュランス、バチルス・ポリミキサ、クロストリジウム・セルロリィティカム、クロストリジウム・アエロトレランス、バチルス・アゾトフィクサンス、バチルス・マセランス、クロストリジウム・アセトブチリカムおよびクロストリジウム・パステリアナムからなる混合微生物、シラスおよび/またはシラスバルーンから選択される多孔質担体、ならびに動物糞尿を混合して発酵させることを特徴とする消臭有機肥料の製造方法に関する。
前記製造方法において、発酵中に切り返しを行なわずに製造することが好ましい。
前記製造方法において、発酵期間が20〜50日であることが好ましい。
本発明はまた、前記製造方法によって得られる消臭有機肥料に関する。
本発明はまた、バチルス・ズブチルス、バチルス・リケンホルミス、バチルス・サーキュランス、バチルス・ポリミキサ、クロストリジウム・セルロリィティカム、クロストリジウム・アエロトレランス、バチルス・アゾトフィクサンス、バチルス・マセランス、クロストリジウム・アセトブチリカムおよびクロストリジウム・パステリアナムからなる混合微生物、シラスおよび/またはシラスバルーンから選択される多孔質担体、ならびに動物糞尿を混合してなる消臭有機肥料に関する。
本発明はさらに、前記肥料を用いることを特徴とする蔬菜または花卉の栽培方法に関する。
本発明の製造方法では、悪臭を発生させることなく、短期間・省労力にて優れた有機肥料を製造することができ、特別に大きな設備なども必要としない。
本発明の製造方法では、牛、鶏、豚などの飼育動物の***物を、これら***物中の菌が繊維質などを腐熟させるときに発するアンモニアなどの悪臭のある物質の発生をおさえるため、切り返しなどの作業をしないで、時間と労働力と経費をかけないで消臭有機肥料として使用可能とすることができる。また、このため、得られる消臭有機肥料は元来***物に含まれる窒素、リンおよびカリウムなどの要素を通常の堆肥よりも多く含み有用である。
本発明の肥料は、悪臭を発生することなく、蔬菜または花卉を短期間で生育させることが可能である。
また、本発明の肥料は、作物の育成能力が高いため、少量の混合土、サイズの小さな箱および狭いスペースでも簡単に蔬菜または花卉を栽培することができ、高設栽培に非常に適している。
さらに、本発明の肥料の使用により畑本来の地力が回復するため、蔬菜または花卉の抗菌性および抗害虫性が上昇し、農薬や化学肥料に頼ることなく蔬菜または花卉を栽培することが可能になる。
本発明に用いる混合微生物は、バチルス・ズブチルス、バチルス・リケンホルミス、バチルス・サーキュランス、バチルス・ポリミキサ、クロストリジウム・セルロリィティカム、クロストリジウム・アエロトレランス、バチルス・アゾトフィクサンス、バチルス・マセランス、クロストリジウム・アセトブチリカムおよびクロストリジウム・パステリアナムであり、いずれの菌体も土壌由来である。これらの微生物は、通常土壌中で植物性繊維質の存在下、嫌気性条件下で繁殖可能である。これらは、一般的に試験研究に使用されている菌であり、市販されているものや微生物寄託機関および微生物保存機関に寄託されている容易に入手可能なものである。本発明の混合微生物には、リポペプタイド産生菌、セルラーゼ産生菌および窒素固定菌が含まれていることが好ましく、具体的には、たとえば、リポペプタイドおよびセルラーゼ産生菌であるバチルス・ズブチルス ATCC No.21332および6051ならびにバチルス・リケンホルミス ATCC No.39307および14580、セルラーゼ産生菌であるバチルス・サーキュランス ATCC No.9500、バチルス・ポリミキサ ATCC No.842、クロストリジウム・セルロリィティカム ATCC No.35319およびクロストリジウム・アエロトレランス ATCC No.43524、窒素を固定する菌であるバチルス・アゾトフィクサンス ATCC No.35681、バチルス・マセランス ATCC No.8244、クロストリジウム・アセトブチリカム ATCC No.824およびクロストリジウム・パステリアナム ATCC No.6013などの菌株を使用することが好ましい。
本発明の混合微生物における各微生物の割合は、特に限定されるものではないが、乾燥菌体重量で等量ずつ添加するのが好ましい。
本発明の混合微生物としては、細胞内水分を乾燥させ細胞の代謝機能の場である液相を除き微生物の活動を停止させた、休止状態の乾燥菌体をそのまま使用してもよく、あるいは乾燥菌体を培養液中に懸濁した形態で使用してもよい。また、乾燥菌体を培養液にて培養後、菌体懸濁液を少量の多孔質担体と混合し固定化して製造する混合微生物製剤として使用することもできる。取り扱いの容易さや、大量の糞尿や多孔質担体と均一に混ぜやすいという点から、混合微生物製剤を使用することが好ましい。
混合微生物製剤は、培養液に微生物を懸濁した微生物懸濁液を多孔質担体に混合することにより製造することができる。具体的には、水に糖蜜を1mg〜3mgの割合で混合して培養液を500mg作製し、各微生物を乾燥重量で等量ずつ混合した乾燥混合微生物を0.3g〜0.5g添加する。これを2〜3日培養し、粒径20μm〜3mmのシラス(水分量0%〜5%)10kg〜20kgに混合して、固定化することにより製造することができる。
本発明に用いる多孔質担体は、シラスおよび/またはシラスバルーンから選択される。
シラスは一般的に灰白色で半固結状を呈し、多孔質で、幅広い粒形から構成されており、大部分は砂分および粒砂分からなる。鉱物組成は火山ガラス、斜長石を主成分とし、輝石、石英、磁鉄鋼などを副成分としている。シラスの真比重は、2.3〜2.5の範囲にある。化学組成はケイ酸分約70質量%、アルミナ分約14質量%、アルカリ酸化物約8質量%の順に含まれている。なお、シラスは、天然のものをそのまま使用することもできるが、加熱殺菌して使用してもよい。
シラスバルーンはシラスを800〜1200℃で熱処理し、発泡させることにより製造される多孔質、球状のものである。比重が軽いため軽量であり、かつ無色無害な耐化学薬品性に優れた環境にやさしい素材である。
本発明に使用するシラスおよびシラスバルーンの粒径は、共に20μm〜3mmであることが好ましい。20μm以下では保水力が下がるうえ、微生物の棲み処となる孔が少ないため微生物製剤として固定するにはあまり適さず、3mm以上の粒径では製造した肥料を畑、田んぼまたは鉢の土に混入した時に粒径が大き過ぎて団粒構造を壊すため好ましくない。
さらに、本発明に使用される動物糞尿は特に限定されることはないが、牛糞、鶏糞、豚糞のいずれか1つまたは2つ以上を選択して使用することができる。
農作物に必要な3要素、窒素、リンおよびカリウムの含有率は、牛糞の生ふんでは窒素2.5%、リン4.1%、カリウム0.3%、鶏糞の生ふんでは窒素5.0%、リン4.7%、カリウム2.3%、豚糞の生ふんでは窒素4.3%、リン4.9%、カリウム0.6%(肥料便覧、第四版、社団法人、農山漁村文化協会発行)であるが、通常従来の堆肥では、製造に時間がかかり過ぎるため、これら3要素の含有率は非常に低いものとなる。ところが、本発明では、短期間で糞尿を使用可能な状態とすることができるため、3要素の含有率が通常の堆肥より高い非常に優れた肥料を得ることができる。
本発明の肥料に追加できる原料としては、えのきの廃培土、木炭などがあげられる。また、肥料や堆肥の製造に通常用いられる米糠、農業廃棄物、生活廃棄物、籾殻、サトウキビのバカス、米粉などを加えても良い。なかでも、米粉などはアミノ酸などが豊富に含まれており、目的により糞10kgに対して1〜3kgを加えることが好ましい。
本発明の消臭有機肥料の製造方法は、たとえば、混合微生物、動物糞尿、およびシラスおよび/またはシラスバルーンから選択される多孔質担体を混合し、表面を密閉し、数十日間放置することにより行なうことができる。
本発明の消臭有機肥料のもう1つの製造方法は、たとえば、シラスおよび/またはシラスバルーンから選択される多孔質担体に、混合微生物の培養液を含浸させ固定した混合微生物製剤を、動物糞尿および多孔質担体と混合し、表面を密閉し、数十日間放置することにより行なうことができる。
本発明の肥料の製造場所はどこでも良く、例えばコンクリート上および土の上で製造することができる。表面は密閉できればどのような形でもよく、ビニールシートで覆うことが簡便で好ましい。
通常、アンモニアの発生は発芽障害や初期発育の障害を引き起こすため、動物糞尿を使用可能な堆肥とするまでには数ヵ月から半年かかるものであるが、本発明の製造方法では、アンモニアの新たな発生がほとんどないため、混合微生物の混合後20〜50日で、播種・定植しても根をいためることのない使用可能な肥料とすることができる。発酵期間が20日より短いと、アンモニアが多少残留している場合があり、植物の生育を阻害しかねない。50日より長いと窒素、リンおよびカリウムなどの栄養素が減少し、肥料としての効力が低下する傾向にある。
各成分の配合割合は、動物糞尿の重量に対して混合微生物を2〜3%、多孔質担体を5%〜7%の割合が好ましい。
本発明の肥料は、種々の蔬菜または花卉の栽培に特に制限なく使用することが出来る。適したものとしては、水菜、小松菜、ミニ大根、ミニ人参、ミニかぶ、玉葱、苺、グリンピース、ほうれん草、きゅうり、ゴーヤ、なすび、レッドキャベツ、ソラマメ、スイートピー、クリサンセマムおよび菊などがあげられる。
以下に実施例をあげて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
製造例1
表1記載の微生物を乾燥重量で等量ずつ混合し、乾燥混合微生物を調製した。この乾燥混合微生物0.3gを、水500mgに糖蜜2gを含有させた培養液に添加し、18〜23℃で4日培養した。これを粒径20μm〜3mmのシラス(水分量0%〜5%)10kgに混合して固定させ、混合微生物製剤Aを製造した。
Figure 2008074672
製造例2
シラスに代えて平均粒径141.92μmのシラスバルーンWB−601((株)アクシーズケミカル製)5kgを用いた以外は製造例1と同様にして混合微生物製剤Bを製造した。
下記実施例1〜6および比較例1〜6において、肥料は全てビニールシートで表面を密閉し、切り返しをしないで発酵させて製造した。
実施例1および比較例1
鹿児島県鹿屋市吾平の農地で、牛糞10kg、えのきの廃培土10kg、混合微生物製剤A200gおよび鹿児島県霧島市国分清水の山林で採取したシラス2kg(実施例1)または牛糞10kgおよびえのきの廃培土10kg(比較例1)を混ぜ合わせて土の上に置き、2002年7月10日から8月8日まで30日間発酵させた。
実施例1では堆肥がヘドロ状態になることもなく、悪臭の発生も抑制することができたが、比較例1の肥料は、ビニールシート中でヘドロ状になり、悪臭とガスで目も開けていられない状態となった。発酵中の温度およびアンモニア濃度の変化を1、10、20および30日目にガステック検知管式気体測定器(目盛範囲:1〜30ppm;(株)ガステック製、品番GV−100S)により測定した。結果を表2に示す。
Figure 2008074672
表2より、実施例1の肥料は温度変化が穏やかで、発酵が徐々に進行した。また、10日目にはアンモニア濃度が3分の1程度まで低下し、20日目にはほぼアンモニアは発生しなくなっていることが明らかになった。比較例1の肥料では、30日目まで急激な温度上昇を続けた。またアンモニア濃度については、10日目ですでに検出上限の30ppm以上を示し、30日目まで30ppm以上の高いアンモニア濃度を示した。
実施例2および比較例2
鹿児島県霧島市国分の農地で、牛糞1t、混合微生物製剤A1kgおよび鹿児島県霧島市国分清水の山林で採取したシラス10kg(実施例2)を混ぜ合わせて畑に積み上げ、または牛糞1tのみ(比較例2)を土の上におき、2003年10月3日から11月3日まで31日間発酵させた。
実施例2では堆肥がヘドロ状態になることもなく、悪臭の発生も抑制することができたが、比較例2の肥料は、ビニールシート中でヘドロ状になり、悪臭とガスで目も開けていられない状態となった。発酵中の温度およびアンモニア濃度の変化を1、10、20および30日目にガステック検知管式気体測定器(目盛範囲:1〜30ppm;(株)ガステック製、品番GV−100S)により測定した。結果を表3に示す。
Figure 2008074672
表3より、実施例2の肥料は温度変化が穏やかで、発酵が徐々に進行した。また、10日目にはアンモニア濃度が2分の1程度まで低下し、20日目にはほぼアンモニアは発生しなくなっていることが明らかになった。比較例2の肥料では、30日目まで急激な温度上昇を続けた。またアンモニア濃度については、10日目ですでに検出上限の30ppm以上を示し、30日目まで30ppm以上の高いアンモニア濃度を示した。
また、実施例2では、積み上げた肥料の周辺に雑草の生育が認められ、さらにビニールシートの中でも約20日後には雑草が生長した。これにより、実施例2では発酵が進むにつれ肥料からアンモニアガスなどの植物の害となるガスが発生しなくなることが実証された。
実施例3および比較例3
鹿児島県霧島市国分の農地で、牛糞1t、混合微生物製剤A1kg、木炭5kg、米糠10kgおよび鹿児島県霧島市国分清水の山林で採取したシラス10kg(実施例3)または牛糞1tおよび米糠10kg(比較例3)を混ぜ合わせて畑の土の上に積み上げ、2004年1月13日から2月13日まで32日間発酵させた。
実施例1では堆肥がヘドロ状態になることもなく、悪臭の発生も抑制することができたが、比較例1の肥料は、ビニールシート中でヘドロ状になり、悪臭とガスで目も開けていられない状態となった。発酵中の温度およびアンモニア濃度の変化を1、10、20および30日目にガステック検知管式気体測定器(目盛範囲:1〜30ppm;(株)ガステック製、品番GV−100S)により測定した。結果を表4に示す。
Figure 2008074672
表4より、実施例3の肥料は温度変化が穏やかで、発酵が徐々に進行した。また、10日目にはアンモニア濃度が4分の3程度まで低下し、30日目にはほぼアンモニアは発生しなくなっていることが明らかになった。比較例3の肥料では、20日目まで急激な温度上昇を続けた。またアンモニア濃度については、10日目ですでに検出上限の30ppm以上を示し、30日目まで30ppm以上の高いアンモニア濃度を示した。
また、実施例3では、積み上げた肥料の周辺に雑草の生育が認められ、さらにビニールシートの中でも約20日後には雑草が生長した。これにより、実施例3では発酵が進むにつれ肥料からアンモニアガスなどの植物の害となるガスが発生しなくなることが実証された。
実施例4および比較例4
鹿児島県指宿市畜産農家の駐車場のコンクリートの上に、牛糞10t、混合微生物製剤A10kg、木炭20kg、米糠40kgおよび鹿児島県喜入町の山林から採取したシラス40kgを混ぜ合わせて積み上げ(実施例4)、または牛糞2tを積み上げ(比較例4)2004年2月5日から3月5日まで30日間発酵させた。
実施例4では悪臭とガスの発生を抑制することができたが、比較例4の肥料は悪臭とガスを発生させた。発酵中の温度およびアンモニア濃度の変化を1、10、20および29日目にガステック検知管式気体測定器(目盛範囲:1〜30ppm;(株)ガステック製、品番GV−100S)により測定した。結果を表5に示す。
Figure 2008074672
表5より、実施例4の肥料は温度変化が穏やかで、発酵が徐々に進行した。また、10日目にはアンモニア濃度が2分の1程度まで低下し、20日目にはほぼアンモニアは発生しなくなっていることが明らかになった。比較例3の肥料では、20日目まで急激な温度上昇を続けた。またアンモニア濃度については、10日目ですでに検出上限の30ppm以上を示し、29日目まで30ppm以上の高いアンモニア濃度を示した。これにより、実施例4では発酵が進むにつれ肥料からアンモニアガスなどの植物の害となるガスが発生しなくなることが実証された。
実施例5および比較例5
鹿児島県指宿市畜産農家の堆舎のコンクリートの上に、牛糞10t、混合微生物製剤B10kg、木炭20kg、米糠40kgおよびシラスバルーンSSB−400((株)アクシーズケミカル製、49.3〜1.4ミクロンの菌の増殖用基材)10kgを混ぜ合わせて積み上げ(実施例5)、または牛糞2tを積み上げ(比較例5)、2004年5月20日から6月20日までの32日間発酵させた。
実施例5では悪臭とガスの発生を抑制することができたが、比較例5の肥料は悪臭とガスを発生させた。発酵中の温度およびアンモニア濃度の変化を1、10、20および30日目にガステック検知管式気体測定器(目盛範囲:1〜30ppm;(株)ガステック製、品番GV−100S)により測定した。結果を表6に示す。
Figure 2008074672
表6より、実施例5の肥料は温度変化が穏やかで、発酵が徐々に進行した。また、10日目にはアンモニア濃度が2分の1程度まで低下し、20日目にはほぼアンモニアは発生しなくなっていることが明らかになった。比較例5の肥料では、30日目まで急激な温度上昇を続けた。またアンモニア濃度については、10日目ですでに検出上限の30ppm以上を示し、30日目まで30ppm以上の高いアンモニア濃度を示した。これにより、実施例5では発酵が進むにつれ肥料からアンモニアガスなどの植物の害となるガスが発生しなくなることが実証された。
実施例6および比較例6
鹿児島県曽於郡大崎町の駐車場のコンクリートの上に、牛糞500kg、鶏糞500kg、混合微生物製剤A1kgおよび鹿児島県曽於郡大崎町の山林から採取したシラス10kg(実施例6)、または牛糞500kgおよび鶏糞500kg(比較例6)を混ぜ合わせて積み上げ、2005年8月21日から9月21日までの32日間発酵させた。
実施例6では悪臭とガスの発生を抑制することができたが、比較例6の肥料はビニールシートの中でヘドロ状になり、悪臭とガスを発生させた。発酵中の温度およびアンモニア濃度の変化を1、10、20および30日目にガステック検知管式気体測定器(目盛範囲:1〜30ppm;(株)ガステック製、品番GV−100S)により測定した。結果を表7に示す。
Figure 2008074672
表7より、実施例6の肥料は温度変化が穏やかで、発酵が徐々に進行した。また、20日目にはアンモニア濃度が3分の1程度まで低下し、30日目にはほぼアンモニアは発生しなくなっていることが明らかになった。比較例6の肥料では、20日目まで急激な温度上昇を続けた。またアンモニア濃度については、10日目ですでに検出上限の30ppm以上を示し、30日目まで30ppm以上の高いアンモニア濃度を示した。これにより、実施例6では発酵が進むにつれ肥料からアンモニアガスなどの植物の害となるガスが発生しなくなることが実証された。
実施例7 水菜栽培
実施例1の肥料5kg、黒土2.5kgおよび腐葉土2.5kgを混ぜ、ネットハウスの中で育苗用のプラスチックの箱(W60cm×D30cm×H4cm)に入れ、9月5日に水菜の種を5cm間隔で数個ずつ20ヵ所蒔いた。4日後に発芽し、その後間引きして1ヵ所1株とし、40〜45日後に20株全てを収穫することができた。葉の長さは25〜30cmまで生長した。
また、組合化成7号(三菱化学(株)製)の肥料1kgと黒土3kgと腐葉土3kgを混ぜ、4月5日に水菜の種を5cm間隔に数個ずつ20ヵ所蒔いた。4日後に発芽し、45〜65日後までかけて17株を収穫することができたが、3株は収穫できる大きさに満たなかった。収穫した葉の長さは15〜20cmであった。
実施例8 小松菜栽培
実施例1の肥料を5kgと黒土2.5kgと腐葉土2.5kgを混ぜ、9月5日に、ネットハウスの中で育苗用のプラスチックの箱(W60cm×D30cm×H4cm)に入れ、これに小松菜の種を5cm間隔に数個ずつ40ヵ所蒔いた。4日後に発芽し、12日後に間引きして1ヵ所1株とし、44〜49日後に40株全てを収穫することができた。葉の長さは26〜33cmまで生長した。
組合化成7号(三菱化学(株)製)の肥料1kgと黒土3kgと腐葉土3kgを混ぜ、4月5日に小松菜の種を5cm間隔に数個ずつ40ヵ所蒔いた。4日後に発芽し、15日目に間引きして1ヵ所1株とし、50〜60日までかけて15株を収穫することができたが、25株は収穫できる大きさに満たなかった。収穫した葉の長さは15〜20cmであった。
実施例9 ミニ大根栽培
実施例1の肥料を5kgと黒土2.5kgと腐葉土2.5kgを混ぜ、ネットハウスの中でプラスチックの箱(W45cm×D35cm×H8cm)に入れ、2月28日にミニ大根の種を5cm間隔に数個ずつ40ヵ所蒔いた。5日後に発芽し、9日後に間引きして1ヵ所1株とし、49日後に40株全てを収穫することができた。ミニ大根の直径は2〜3cm、長さが5〜6cmまで生長した。
組合化成3号(片倉チッカリン(株)製)の肥料1kgと黒土5kgと腐葉土3kgを混ぜ、2月28日にミニ大根の種を4cm間隔に数個ずつ40ヵ所蒔いた。5日後に発芽し、10日後に間引きして1ヵ所1株とし、45〜60日後までかけて38株を収穫することができたが、2株は収穫できる大きさに満たなかった。収穫したミニ大根の直径は平均約2.0cm、長さが約4.9cmであった。
実施例10 ミニカブ栽培
実施例1の肥料を5kgと黒土2.5kgと腐葉土2.5kgを混ぜ、2月28日に、プラスチックの箱(W45cm×D35cm×H8cm)に入れ、これにミニカブの種を5cm間隔に数個ずつ40ヵ所蒔いた。5日後に発芽し、9日後に間引きして1ヵ所1株とし、49日後に40株全てを収穫することができた。ミニカブの直径は2〜3cm、長さが2〜3cmまで生長した。
組合化成3号(片倉チッカリン(株)製)の肥料1kgと黒土5kgと腐葉土3kgを混ぜ、2月28日にミニカブの種を4cm間隔に数個ずつ40ヵ所蒔いた。5日後に発芽し、10日後に間引きして1ヵ所1株とし、45〜60日後までかけて35株を収穫することができたが、5株は収穫できる大きさに満たなかった。収穫したミニカブの直径は平均約1.9cm、長さが平均約2cmまで生長した。
実施例11 クリサンセマム栽培
実施例1の肥料を5kgと黒土2.5kgと腐葉土2.5kgを混ぜ、プランター(W40cm×D20cm×H25cm)に入れ、高さ10cmほどのクリサンセマムの花2株を7月13日に移植した。1ヵ月後、クリサンセマムは高さが30cmほどに生長し、プランターからあふれるほど大きくなった。
組合化成3号(片倉チッカリン(株)製)の肥料1kgと黒土3kgと腐葉土3kgを混ぜ、高さ10cmほどの2株を7月13日に移植した。1ヵ月後、クリサンセマムは高さが25〜28cmほどに生長した。
実施例12 タマネギ栽培
5坪の畑に250kgの実施例2の肥料を撒き、12月21日にタマネギを移植し、4月5日に収穫した。
今回利用した畑では、過去10年間、組合化成7号(三菱化学(株)製)や、通常の牛糞、鶏糞を施しても直径10cmほどのタマネギしかできなかったが、実施例2の肥料を施したことで直径12〜15cmのタマネギができた。農薬は1度も使用しなかった。
実施例13 イチゴ栽培
10坪の畑に500kgの実施例2の肥料を撒き、12月21日にイチゴを移植、3月21日に収穫した。この畑では過去10年間、組合化成7号(三菱化学(株)製)、通常の牛糞、鶏糞を施しても直径2cmほどのイチゴしかできなかったが、実施例2の肥料を施したことで例年の倍近い直径3〜4cmのイチゴが多数できた。例年は3、4回散布する殺虫殺菌剤オレート液剤(大塚化学(株)製)は1回だけ散布した。
実施例14 グリンピース栽培
5坪の畑に250kgの実施例2の肥料を撒いて、12月28日にグリンピースを播種し、3月28日に収穫した。この畑では過去10年間、IB化成(三菱化学アグリ(株)製)や、通常の牛糞を施しても高さ約1.7mまでしか生長しなかったが、実施例2の肥料を施したことで高さ約2.2mまで生長した。例年4、5回散布する殺虫剤マラソン乳剤(日本農薬(株)製)は本発明の肥料を施すと2回のみの散布で済んだ。
実施例15 ほうれん草栽培
宮崎県綾町のビニールハウス内に、高さ0.7m×幅1.2m×長さ15mの台の上に、綾町の山林から採取した土を15cmの厚さに盛り、ほうれん草を15cm間隔で50列播種すると、5、6日後に発芽した。20日後、50列のうち15列に30kgの実施例3の肥料を、残りの35列に20kgの化学肥料くみあい尿素入り硫化リン安555(コープケミカル(株)製)を施肥した。その後、発芽から60日後には、化学肥料を施肥したほうれん草は5〜10cmの生長しか見られず、まだ収穫できる大きさになっていなかったのに比べて、実施例3の肥料を施肥したほうれん草は25〜30cmまでに生長し、収穫することができた。
実施例16 きゅうり栽培
4tの実施例4の肥料を鹿児島県指宿市の農地300坪に投入し、きゅうりを栽培した。9月2日、約20cmのきゅうり20株を移植し、10月20日に収穫した。きゅうりの長さは30〜40cm、直径が5〜8cmと、例年のものに比べて30%ほど大きく生長し、収穫量も例年より約20%増加した。害虫の発生はなく、農薬の散布は行わなかった。
実施例17 ゴーヤ栽培
4tの実施例4の肥料を鹿児島県指宿市の農地300坪に投入し、ゴーヤを栽培した。9月5日、約20cmのゴーヤの苗10株を移植し、11月20日に収穫した。ゴーヤの実の長さは20〜30cm、直径が8〜10cmと、例年のものよりも約35%大きく生長し、収穫量も20%増加した。この間農薬は使用していないが、害虫の発生はなかった。
実施例18 なすび栽培
4tの実施例4の肥料を鹿児島県指宿市の農地300坪に投入し、9月5日に約15cmのなすびの苗を10株移植して11月15日に収穫した。長さが20〜30cm、直径が5〜8cmと、例年のものよりも約20%大きく生長し、収穫量も25%増加した。この間農薬は使用していないが、害虫の発生はなかった。
実施例19 レッドキャベツ栽培
6tの実施例5の肥料を鹿児島県指宿市の農地400坪に投入し、10月15日に10cmのレッドキャベツの苗を移植した。例年の外側の葉は移植66日後には15〜20cmであるのに対し、本発明の肥料を施したレッドキャベツの外側の葉は30〜45cmにまで大きく生長した。また、例年は4回行う農薬散布は1回も行なわなかった。
実施例20 ソラマメ栽培
12tの実施例5の肥料を鹿児島県指宿市の農地1000坪に8月25日に投入して、9月4日に2〜5cmのソラマメの苗を50cm間隔で移植した。例年の収穫予定より約1週間早い11月10日には1回目の収穫をすることができた。根腐れ病やアブラムシによる被害は例年の20%に対し、10%に抑えることができた。殺菌剤ダイセンステンレス(ダウケミカル日本(株)製)の散布も例年は4回行なうのに対して、2回で済んだ。補助剤アファーム乳剤(シンジェンタ ジャパン(株)製)は例年6回であるのに対し、4回使用した。

Claims (6)

  1. バチルス・ズブチルス、バチルス・リケンホルミス、バチルス・サーキュランス、バチルス・ポリミキサ、クロストリジウム・セルロリィティカム、クロストリジウム・アエロトレランス、バチルス・アゾトフィクサンス、バチルス・マセランス、クロストリジウム・アセトブチリカムおよびクロストリジウム・パステリアナムを含む混合微生物、シラスおよび/またはシラスバルーンから選択される多孔質担体、ならびに動物糞尿を混合して発酵させることを特徴とする消臭有機肥料の製造方法。
  2. 前記発酵中に、切り返しを行なわずに製造することを特徴とする請求項1記載の製造方法。
  3. 発酵期間が20〜50日である請求項1または2記載の製造方法。
  4. 請求項1記載の製造方法によって得られる消臭有機肥料。
  5. バチルス・ズブチルス、バチルス・リケンホルミス、バチルス・サーキュランス、バチルス・ポリミキサ、クロストリジウム・セルロリィティカム、クロストリジウム・アエロトレランス、バチルス・アゾトフィクサンス、バチルス・マセランス、クロストリジウム・アセトブチリカムおよびクロストリジウム・パステリアナムからなる混合微生物、シラスおよび/またはシラスバルーンから選択される多孔質担体、ならびに動物糞尿を混合してなる消臭有機肥料。
  6. 請求項4または5記載の肥料を用いることを特徴とする蔬菜または花卉の栽培方法。
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