JP2008073984A - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】送液ポンプによりダンパー内にインクを供給する際に、ノズルから吐出されるインク滴が大きくなったり、ノズルからインクが漏出したりすることが抑制されるインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】送液ポンプの駆動出力を、駆動開始から所定送液量に対応する駆動出力まで徐々に増加させる。
【選択図】図4
【解決手段】送液ポンプの駆動出力を、駆動開始から所定送液量に対応する駆動出力まで徐々に増加させる。
【選択図】図4
Description
本発明は、インクジェット記録装置に関する。
紫外線硬化インクを用い、記録ヘッドから記録媒体上に吐出された紫外線硬化インクに紫外線を照射することにより、紫外線硬化インクを記録媒体上に定着させる紫外線硬化型のインクジェット記録装置が知られている。紫外線硬化インクとしては、一般的に高粘度のインクが用いられる。
上記紫外線硬化型のインクジェット記録装置のように高粘度インクを使用するインクジェット記録装置においては、インク供給管内の摩擦抵抗により圧力損失が生じる。このため、記録ヘッドのノズルから連続してインクを吐出させるような場合に、記録ヘッドの吐出力のみでは十分にインクをノズルまで引いてくることができず、インクの吐出不良を生じることがある。
この問題に対応するため、特許文献1には、インクタンクから記録ヘッドにインクを供給するインク供給管の途中にインクを一時的に貯留するダンパーを設け、ダンパー内のインク残量が所定量以下になると、インクタンクとダンパーとの間に設けた送液ポンプによりダンパーにインクを送液する技術が開示されている。
この技術によれば、ダンパー内に常に一定量のインクが貯留されており、画像記録に必要なインクは適宜ダンパーから記録ヘッドに供給される。また、ダンパー内のインク残量が所定量以下になると送液ポンプによりダンパーへ強制的にインクが送液される。このため、高粘度インクを用いた場合でもインクの吐出不良を生じることがなくなる。
特開2006−21383号公報
しかしながら、送液ポンプによりダンパー内にインクを供給する際に、ダンパー内に急激にインクが供給されると、所定の負圧で安定していたダンパー内の圧力が急激に上昇する。こうなると、ノズルから吐出されるインク滴が大きくなったり、ノズルからインクが漏出したりする。
本発明は、以上のような問題に鑑みてなされたものであり、送液ポンプによりダンパー内にインクを供給する際に、ノズルから吐出されるインク滴が大きくなったり、ノズルからインクが漏出したりすることが抑制されるインクジェット記録装置を提供することを目的としている。
本発明のインクジェット記録装置は、インクを貯留するインクタンクと、インクを吐出する記録ヘッドと、インクタンクから記録ヘッドにインクを供給するインク供給管と、インク供給管の途中に設けられ、インクを一時的に貯留するダンパーと、インクタンクとダンパーとの間にダンパーに対して所定送液量でインクを供給する送液ポンプと、ダンパー内のインク残量を検知する残量検知手段と、残量検知手段がダンパー内のインク残量が所定量以下であると検知したときにインクタンク内のインクをダンパーに送液するように送液ポンプを制御する制御部と、を備えるインクジェット記録装置において、前記制御部は、前記送液ポンプの駆動出力を、駆動開始から前記所定送液量に対応する駆動出力まで徐々に増加させることを特徴としている。
本発明によれば、送液ポンプの駆動開始時に送液ポンプの駆動出力を所定値まで徐々に立ち上げることにより、ダンパー内には徐々にインクが供給される。このため、ダンパー内の背圧は徐々に上昇し、オーバーシュートも小さく適正背圧を大きく越えることが無くなる。この結果、ノズルから吐出されるインク滴が大きくなったり、ノズルからインクが漏出したりする虞がない。
以下、添付図面を参照しつつ、本実施形態について説明するが、本実施形態に限定するものではない。
(装置構成)
図1は、本実施形態に係るインクジェット記録装置の概略構成図である。本実施形態においけるインクジェット記録装置1は、シリアルプリント方式によるインクジェット記録装置1である。インクジェット記録装置1には、平板状に形成され記録媒体Pを非記録面から支持するプラテン2が設けられている。プラテン2の上流側及び下流側にはそれぞれ記録媒体Pをプラテン2とほぼ同じ高さに維持しつつ搬送する搬送ローラ3,4が回転自在に設けられており、記録媒体Pは、記録媒体搬送機構29(図3参照)により搬送ローラ3,4が回転することによってプラテン2の上面に沿って所定の搬送方向Xに搬送されるようになっている。
図1は、本実施形態に係るインクジェット記録装置の概略構成図である。本実施形態においけるインクジェット記録装置1は、シリアルプリント方式によるインクジェット記録装置1である。インクジェット記録装置1には、平板状に形成され記録媒体Pを非記録面から支持するプラテン2が設けられている。プラテン2の上流側及び下流側にはそれぞれ記録媒体Pをプラテン2とほぼ同じ高さに維持しつつ搬送する搬送ローラ3,4が回転自在に設けられており、記録媒体Pは、記録媒体搬送機構29(図3参照)により搬送ローラ3,4が回転することによってプラテン2の上面に沿って所定の搬送方向Xに搬送されるようになっている。
プラテン2の上方には、記録媒体Pの搬送方向Xに直交する主走査方向に延在する棒状のガイドレール5が設けられている。このガイドレール5にはキャリッジ6が支持されており、このキャリッジ6は、キャリッジ駆動機構28(図3参照)によりガイドレール5に沿って主走査方向に往復移動するようになっている。
キャリッジ6には、本実施形態におけるインクジェット記録装置1で使用される各色(例えば、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)。)に対応した記録ヘッド7が搭載されている。記録ヘッド7の記録媒体Pに対向する面にはインクを吐出するノズル(図示せず)が複数設けられている。各記録ヘッド7のノズルには、例えば、電圧を印加することによって変形する圧電素子としてのピエゾ素子(図示せず)が付設されており、ピエゾ素子に駆動電圧を印加することによってピエゾ素子を変形させ、これによりインク流路を圧縮してノズルからインクを吐出させるようになっている。また、インク流路にはヒータ(図示せず)が配設されており、インクが吐出される前にインクを加熱するようになっている。なお、高精細な画像記録を可能とするためには、インクは1ドットが2〜20plの微小な液滴として吐出されることが望ましい。
本実施形態に用いられるインクは、光としての紫外線が照射されることにより硬化する性質を具備する光硬化型インクであり、主成分として、少なくとも重合性化合物(公知の重合性化合物を含む。)と、光開始剤と、色材とを含むものである。上記光硬化型インクは、重合性化合物としてラジカル重合性化合物を含むラジカル重合系インクとカチオン重合性化合物を含むカチオン重合系インクとに大別されるが、この両系のインクが本実施形態に用いられるインクとしてそれぞれ適用可能である。また、ラジカル重合系インクとカチオン重合系インクとを複合させたハイブリッド型インクを本実施形態に用いられるインクとして適用してもよい。しかしながら、酸素による重合反応の阻害作用が少ない又は無いカチオン重合系インクの方が機能性、汎用性に優れるため、特に、カチオン重合系インクを用いることが好ましい。カチオン重合系インクは、少なくともオキセタン化合物,エポキシ化合物,ビニルエーテル化合物等のカチオン重合性化合物と、光カチオン開始剤と、色材とを含む混合物である。
なお、本実施形態に用いられるインクは、30℃における粘度が10〜500mPa・sの高粘度のインクである。インクの粘度はインクを加熱することによって低下するため、高粘度のインクを円滑に吐出させるとともに微小な液滴として吐出させる場合でも記録媒体上に正確に着弾させ高精細な画像記録を可能とするためには、インクを吐出する前にヒータによってインクの温度を30℃〜150℃に加熱しておくことが望ましい。
また、キャリッジ6の内部であって、キャリッジ6の側壁と記録ヘッド7との間には、記録ヘッド7の記録媒体搬送方向Xに対する長さとほぼ等しい長さ寸法の紫外線照射装置8が記録ヘッド7の長手方向に延在して配設されている。紫外線照射装置8には、図示しない紫外線光源が設けられている。
これら各記録ヘッド7には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のインクを一時的に貯留するサブタンク10が、それぞれ可撓性を有する材料で形成されたインク供給管9aを介して連結されている。また、各サブタンク10はそれぞれインク供給管9bを介してメインタンク11と連結されており、各メインタンク11内のインクは、インク供給管9bによってサブタンク10に供給され、一旦サブタンク10内に貯留された後、各記録ヘッド7に供給されるようになっている。なお、サブタンク10は記録ヘッド7よりも図1における下方位置に設けられている。サブタンク10の位置を記録ヘッド7よりも低くすることにより記録ヘッド7内のインクを負圧状態に保ち、画像記録時以外にインクが漏出しないようになっている。
サブタンク10には、内部に貯留されているインクの量を検知するサブタンクセンサ27が設けられている。サブタンクセンサ27は、例えば、サブタンク10に貯留されているインクの液面を検知するようになっており、インクの液面が所定の高さ以上であるか否かによってサブタンク10内のインク量が所定量以上であるか否かを把握できるようになっている。
また、インク供給管9aの途中であってサブタンク10と記録ヘッド7との間には、記録ヘッド7に近接して、内部にインクを貯留するダンパー12が設けられている。このように、ダンパー12を記録ヘッド7に近接して配置することにより、インクを吐出する際にはダンパー12内に貯留されているインクを記録ヘッド7に供給すれば足りるため、インク供給管9a,9bの中をインクが流動する際に生ずる圧力損失のインク吐出への影響を最小限度に抑えることができる。これにより、画像記録に高粘度のインクを用いる場合でも圧力損失によるインクの吐出不良の発生を防止することができる。
(ダンパー構成)
図2(a)は、本実施形態に係るインクジェット記録装置のダンパー部分の側断面図である。図2(b)は、本実施形態に係るインクジェット記録装置のダンパー部分の正面図である。ダンパー12の上部一端にはインク室13にインクを流入させるインク流入口14が設けられており、ダンパー12の下部一端にはインク室13からインクを流出させるインク流出口15が設けられている。インク流入口14及びインク流出口15には、それぞれインク供給管9aが接続されており、サブタンクから送られたインクはインク供給管9aを介してインク流入口14からインク室13内に流入し、インク室13に流入したインクは、インク供給管9aを介してインク流出口15から記録ヘッド7に送られるようになっている。
図2(a)は、本実施形態に係るインクジェット記録装置のダンパー部分の側断面図である。図2(b)は、本実施形態に係るインクジェット記録装置のダンパー部分の正面図である。ダンパー12の上部一端にはインク室13にインクを流入させるインク流入口14が設けられており、ダンパー12の下部一端にはインク室13からインクを流出させるインク流出口15が設けられている。インク流入口14及びインク流出口15には、それぞれインク供給管9aが接続されており、サブタンクから送られたインクはインク供給管9aを介してインク流入口14からインク室13内に流入し、インク室13に流入したインクは、インク供給管9aを介してインク流出口15から記録ヘッド7に送られるようになっている。
インク室13の一側面には開口部16が形成されており、開口部16にはダンパー膜17が張設されている。ダンパー膜17は、例えば、ポリエチレンフィルム等の可撓性を有するフィルムからなっている。
インク室13の内部であって開口部16に対向する壁面には、弾性部材としてのコイルバネ18が、一端をダンパー膜17に接するように設けられている。コイルバネ18は、ダンパー12のインク室13にインクが流入した際に所定の初期位置にダンパー膜17を支持するようになっている。ここで、初期位置とは、ダンパー12に流入したインクが自重により記録ヘッド7に向けて流出しようとする力とコイルバネ18がダンパー膜17の膜面の位置を保持しようとする力とが釣り合って一定の負圧発生状態を維持することのできる位置をいう。
ダンパー12のインク室13内にインクが流入すると、ダンパー膜17がインクによって押圧されて外側に撓む。逆に、記録ヘッド7からインクが吐出されることによりインク室13内のインクが減少すると、これに伴ってダンパー膜17は次第に内側に撓もうとする。このとき、コイルバネ18はダンパー膜17によって押し縮められ、これにより当初の長さに戻ろうとする反発力を生ずる。そして、ダンパー膜17はコイルバネ18の反発力によって初期位置まで押し戻され、ダンパー膜17が内側に撓もうとする力と釣り合って、インク室13内は負圧状態となるようになっている。インク室13内が負圧状態に保たれることにより、画像記録時以外に記録ヘッド7のノズルからインクが漏出することを防止することができる。なお、本実施形態においては、ダンパー膜17を支持する弾性部材としてコイルバネ18を用いるものとしたが、弾性部材はダンパー膜17を支持し得る伸縮性のある部材であればよく、コイルバネ18に限定されない。したがって、例えば、板バネ等の各種バネや伸縮性のある樹脂等の部材を用いてもよい。
ダンパー12の外側であってダンパー膜17の設けられている近傍には、ダンパー12のインク室13内に貯留されているインクの残量を検知する残量検知手段として、ダンパー膜17の膜面の位置を検知する膜面検知センサ19が設けられている。膜面検知センサ19には、ダンパー膜17が最も外側に撓んだときの位置と最も内側に撓んだときの位置との差に値する長さよりも長い長さ寸法に形成されたロッド20が、先端部をダンパー膜17に接するように設けられている。ロッド20は、例えば、シリンダ等のアクチュエータによりダンパー膜17に対して進退自在となっており、ダンパー膜17の撓みに伴って突出又は後退し、常にロッド20の先端部がダンパー膜17に接触するようになっている。また、膜面検知センサ19は、例えば、赤外線などの光を発する発光素子を内蔵する発光器21と発光器21から発せられた光を感知する受光素子を内蔵する受光器22とを備えており、発光器21と受光器22とは、前記ロッド20を挟んで発光器21の発光面(図示せず)と受光器22の受光面(図示せず)とが互いに対向するようにそれぞれ配置されている。
ダンパー12にインクが流入するとダンパー膜17が外側に押圧され、ダンパー膜17に接しているロッド20も押圧される。ロッド20が押圧されて膜面検知センサ19内部の発光器21及び受光器22の設けられている位置より奥まで押し込まれている状態のときには、発光器21から照射された光がロッド20によって遮られて受光器22によって受光されない。他方、ダンパー12内のインクが減少すると、ダンパー膜17がダンパー12の内側に撓み、これに伴ってロッド20が突出する。ロッド20の後端部が発光器21と受光器22の設けられている位置より前に突出した状態のときには、受光器21は発光器22から照射された光を受光する。これによって、ロッド20の後端部が所定の位置よりも前にあることを検知することができ、ロッド20の先端部が接触しているダンパー膜17の膜面の位置が所定の位置よりも内側に撓んでいるか否かを把握することができるようになっている。
インク室13内のインクが減少すると、これに伴ってダンパー膜17がインク室13の内側に向かって撓みを生ずる。記録ヘッド7のノズルからインクが漏出しないためには一定の負圧がかかっていることが必要であるが、ダンパー膜17が内側に撓むと、コイルバネ18が反発力によってダンパー膜17を初期位置に押し戻そうとし、これによってダンパー12のインク室13内及びダンパー12から記録ヘッド7までのインク供給管9a内には負圧状態が発生する。他方で、ノズルから適切にインクを吐出させるためには、ダンパー12内及びダンパー12と記録ヘッド7との間のインク供給管9a内に貯留されているインクの重さによって記録ヘッド7のノズルに対して所定の圧力がかかっていることが必要とされる。そして、ダンパー12内に一定以上のインクが貯留されている場合には、ノズルに対する適度の圧力を確保することができ、記録ヘッド7の吐出力によってインクの吐出を円滑に行うことができるが、ダンパー12及び記録ヘッド7までのインク供給管9a内に発生した負圧が一定限度以上になると、記録ヘッド7によるインクの吐出力のみではインクを適切に吐出させることができない状態となる。例えば、一般に記録ヘッド7がインクを吐出することのできる吐出力は−3KPa程度であり、これ以上の負圧がかかると適切にノズルからインクを吐出することができなくなり、吐出不良を引き起こす原因となる。そこで、ノズルに対する適度の圧力を一定に保つため、膜面検知センサ19によってダンパー膜17の膜面位置を検知することにより、ダンパー12内のインク残量が一定に保たれているか否かを適宜検知できるようになっている。
インク供給管9aの途中であってダンパー12とサブタンク10との間には、ダンパー12にインクを送液する送液ポンプ23が設けられており、ダンパー12内のインク量が一定量以下になったと判断される場合には、サブタンク10内に貯留されているインクを強制的に送液するようになっている。なお、送液ポンプ23としては、プランジャーポンプ、ダイヤフラム式ポンプ、ギア式ポンプ等、各種ポンプを適用することが可能である。
また、インク供給管9bの途中には、メインタンク11からサブタンク10に対するインクの流入を制限するための供給弁24が設けられている。供給弁24は、例えば、ソレノイドとダイヤフラム(いずれも図示せず)とを備える電磁弁であり、ソレノイドの開閉によってダイヤフラム内に液体が流入又は流出することによって弁の開閉が行われる。
(制御構成)
図3は、本実施形態に係るインクジェット記録装置の制御構成図である。
図3は、本実施形態に係るインクジェット記録装置の制御構成図である。
インクジェット記録装置1は、インクジェット記録装置1の各部を制御する制御部25を備えており、制御部25には、インクジェット記録装置1に対して電力を供給する電源26が接続されている。
また、制御部25には、膜面検知センサ19からダンパー膜17の膜面がどの程度ダンパー12のインク室13の内側に撓んでいるかを検知した検知結果が電気信号として送られるようになっている。制御部25はこの検知結果に基づいてダンパー12のインク室13内にインクが残留しているか否かを判断し、インク室13内にインクが残留していないと判断するときは、送液ポンプ23を動作させてサブタンク10内のインクをダンパー12に供給するようになっている。
なお、膜面検知センサ19によるダンパー膜17の膜面の検知は、キャリッジ6が定速で移動している画像記録時に行うようになっている。キャリッジ6は、プラテン2上を往復移動しながら画像記録を行っているときには安定した画像記録を行うために一定の移動速度で移動している。しかし、画像記録時以外は、高精度の制御を行う必要がないためにキャリッジ6の移動速度を加速させたり、キャリッジ6の移動方向を転換するために減速させたりするため、キャリッジ6の移動速度が一定しない。また、記録ヘッド7のクリーニング動作を行う際には、インクの強制吸引や空吐出を行うためにインク室12内のインク量の急激な変動が生ずる。したがって、キャリッジ6が定速で移動している画像記録時以外にダンパー膜17の膜面の検知を行っても正確な値を得ることが期待できないためである。
制御部25は、膜面検知センサ19から送られる信号に基づいてダンパー12のインク室13内にインクがないと判断すると、制御部25は、適宜、送液ポンプ23を動作させて、インク室13に貯留可能な適量のインクをサブタンク10からダンパー12のインク室13に送液し、ダンパー12のインク室13に貯留されるインク量を一定に保つようになっている。
また、制御部25にはサブタンクセンサ27から各サブタンク10内のインク量についての検知結果が電気信号として送られるようになっている。制御部25はこの検知結果からサブタンク10内のインク残量が所定量以下であると判断するときは、供給弁24を動作させて所定の時間だけ供給弁24を開放し、各メインタンク11内のインクをそれぞれ対応するサブタンク10に供給するようになっている。なお、供給弁24を開放する時間は、例えば、10秒、20秒等、予め設定されており、設定された時間だけ供給弁24を開放する。
さらに、制御部25は、キャリッジ駆動機構28を制御してキャリッジ6を主走査方向に往復移動させるとともに、キャリッジ6の動作に合わせて記録媒体Pの搬送と停止とを繰り返し、記録媒体Pを間欠的に搬送方向Xに搬送させるように、記録媒体搬送機構29を制御して搬送ローラ3,4を動作させるようになっている。
また、制御部25は、記録ヘッド7を動作させて記録ヘッド7のインク流路内のインクを30℃〜150℃程度に加熱するとともに、インクを1ドットが2〜20plの微小な液滴として記録媒体P上に吐出させ所定の画像を形成させるようになっている。さらに、制御部25は、記録媒体Pに着弾したインクに対して紫外線光源から紫外線を照射させるように紫外線照射装置8を制御するようになっている。
(基本動作)
インクジェット記録装置1の電源26がONとなると、電源26からインクジェット記録装置1の各部に対して給電が行われ、記録ヘッド7を搭載したキャリッジ6がプラテン2の上方に移動する。
インクジェット記録装置1の電源26がONとなると、電源26からインクジェット記録装置1の各部に対して給電が行われ、記録ヘッド7を搭載したキャリッジ6がプラテン2の上方に移動する。
キャリッジ6が所定の位置に到達すると、搬送ローラ3,4によって記録媒体Pが搬送方向Xに搬送され、同時にキャリッジ6が主走査方向に沿って往復移動する。この際、記録ヘッド7のピエゾ素子に所定の電圧が印加されることによりインク流路が圧縮され、この吐出力によりダンパー12のインク室13内のインクが記録ヘッド7のインク流路内に引き込まれ、ノズルから所定の画像情報に基づいて所要の色のインクが吐出される。さらに、吐出されたインクに紫外線照射装置8から紫外線が照射され、これにより記録媒体Pに所定の画像が記録される。
記録ヘッド7からインクが吐出されると、順次ダンパー12のインク室13内に貯留されているインクが記録ヘッド7に供給され、インク室13内のインクが減少する。インク室13内のインクが減少するとこれに伴ってダンパー膜17がインク室13の内側に向かって撓みを生ずる。ダンパー膜17が内側に撓むと、コイルバネ18が反発力によってダンパー膜17を初期位置に押し戻そうとし、これによってダンパー12のインク室13内及びダンパー12から記録ヘッド7までのインク供給管9a内は負圧状態となっていく。ダンパー膜17の膜面位置は随時膜面検知センサ19によって検知され、検知結果は制御部25に送られる。
ダンパー膜17がコイルバネ18に抗して所定の位置よりも内側まで撓んでいることが検知されると、インク室13内に貯留可能な量のインクが送液ポンプ23によってサブタンク10から送られる。インクが適切に送られると、インク室13内に流入したインクの圧力によりダンパー膜17が外側に押圧され、これに伴い膜面検知センサ19のロッド20がダンパー膜17に押圧されて膜面検知センサ19の本体内部に押し込まれ、これによってダンパー膜17の位置の変化が把握される。
また、サブタンク10内のインクの残量はサブタンクセンサ27によって検知され、サブタンク10内のインク量が所定量よりも減少している場合には、随時供給弁24が開放されて必要量のインクがメインタンク11からインク供給管9bを介してサブタンク10に対して供給される。これにより、サブタンク10には常に一定量のインクが貯留されている状態となっている。ダンパー12を記録ヘッド7の近傍に設けるとともにダンパー12のインク室内に常に一定量のインクが貯留されるようになっているので、記録ヘッド7はダンパー12から順次インクの供給を受けることができ、記録ヘッド7に供給されるインクのインク供給管9a内における圧力損失の影響を最小限度に抑えることができる。このため、高粘度インクを用いて画像記録を行う場合でも記録ヘッド7の吐出力によってインクを記録ヘッド7のノズルまで導き、吐出させることができる。また、ダンパー12に可撓性を有する材料によって形成されたダンパー膜17を設け、このダンパー膜17をコイルバネ18によって初期位置に保つようになっているので、ダンパー12内に負圧状態を発生させ、これにより記録ヘッド7のノズルからインクが漏出することを防止することができる。
(送液ポンプの立ち上がりとダンパー内の背圧変化)
図4は、送液ポンプ23の駆動開始時の立ち上げ状態とダンパー12内の背圧変化との関係の一例を示す模式図である。図4(a)は、従来における、送液ポンプ23の駆動出力Dを所定値Dt(所定送液量に対応する出力値)まで一気に立ち上げた場合のダンパー12内の背圧Pbの変化の推移を示している。図4(b)は、本実施形態における、送液ポンプ23の駆動出力Dを所定値Dt(所定送液量に対応する出力値)まで徐々に立ち上げた場合のダンパー内の背圧Pbの変化の推移を示している。
図4は、送液ポンプ23の駆動開始時の立ち上げ状態とダンパー12内の背圧変化との関係の一例を示す模式図である。図4(a)は、従来における、送液ポンプ23の駆動出力Dを所定値Dt(所定送液量に対応する出力値)まで一気に立ち上げた場合のダンパー12内の背圧Pbの変化の推移を示している。図4(b)は、本実施形態における、送液ポンプ23の駆動出力Dを所定値Dt(所定送液量に対応する出力値)まで徐々に立ち上げた場合のダンパー内の背圧Pbの変化の推移を示している。
図4(a−1)は、従来における、送液ポンプ23の駆動出力Dを所定値Dtまで一気に立ち上げた場合の駆動出力の変化を示している。送液ポンプ23の駆動出力Dは、駆動開始時刻t0において、所定値Dtまで一気に立ち上がっている。
図4(a−2)は、送液ポンプ23を駆動する際に、図4(a−1)に示すように駆動出力Dを所定値Dtまで一気に立ち上げた場合のダンパー12内の背圧Pbの変化を模式的に示している。図4(a−2)においては、例えば、適正背圧として約−1000Paになるように膜面検知センサ19が調整されている。
時刻taにおいて、印字が開始される。印字に伴いダンパー12内のインクが消費され、ダンパー12内の背圧Pbは、徐々に下がっていく。適正背圧である約−1000Paから徐々に下がっている。
ダンパー12内のインク残量が減少し、膜面検知センサ19によりダンパー12内のインク残量が所定量以下になったことが検知されると、送液ポンプ23が駆動されダンパー12内にインクが供給される(時刻tb)。このとき、図4(a−1)に示すように、駆動出力Dが所定値Dtまで一気に立ち上がるので、一気に多量のインクがダンパー12内に供給される。このため、ダンパー12内のインク残量が急激に増加するとともに、ダンパー12内の背圧Pbも急激に上昇し(立ち上がり角度α)、適正背圧である−1000Paを大きく越えてオーバーシュートするようになる(時刻tc)。この結果、ノズルから吐出されるインク滴が大きくなったり、ノズルからインクが漏出したりする虞がある。
送液ポンプ23は、ダンパー12内のインク残量が所定量を越えたことを膜面検知センサ19により検知されると、駆動を停止する。その後は、再び、印字に伴いダンパー12内のインクが消費され、ダンパー12内の背圧Pbは徐々に下がっていき、同様の背圧変化が繰り返されることになる。背圧の変動幅としては、図に示すように、例えば約600Paである。
一方、図4(b−1)は、本実施形態における、送液ポンプ23の駆動出力Dを所定値Dtまで徐々に立ち上げた場合の駆動出力の変化を示している。送液ポンプ23の駆動出力Dは、駆動開始時刻t0において立ち上がり始め、徐々に大きくなり、時刻t1において所定値Dtに到達する。図4(b−1)においては、直線的に徐々に増加する場合を示しているが、これに限らない。
図4(b−2)は、送液ポンプ23を駆動する際に、図4(b−1)に示すように駆動出力Dを所定値Dtまで徐々に立ち上げた場合のダンパー12内の背圧Pbの変化を模式的に示している。図4(b−2)においても、例えば、適正背圧として約−1000Paになるように膜面検知センサ19が調整されている。時刻tbまでは、図4(a−2)の場合と同様である。
時刻tbにおいて、送液ポンプ23の駆動が開始されると、ダンパー12内にインクが供給され、ダンパー12内のインク残量が増加し、ダンパー12内の背圧Pbも上昇する。このとき、図4(b−1)に示すように、駆動出力Dは所定値Dtまで徐々に立ち上がるので、ダンパー12内には徐々にインクが供給される。このため、図4(b−2)に示すように、ダンパー12内の背圧Pbは徐々に上昇するとともに(立ち上がり角度β(<α))、オーバーシュートも小さく適正背圧である−1000Paを大きく越えることが無くなる(時刻td)。この結果、ノズルから吐出されるインク滴が大きくなったり、ノズルからインクが漏出したりする虞がない。
送液ポンプ23の駆動は、ダンパー12内のインク残量が所定量を越えたことを膜面検知センサ19によりと検知されると、停止する。徐々に送液量が増加するように送液ポンプ23が駆動されるので、送液ポンプ23の駆動開始から駆動停止までの時間(td−tb)は、一気に送液量が増加する図4(a−2)の場合の時間(tc−tb)と比べて長くなる。その後は、再び、印字に伴いダンパー12内のインクが消費されることにより、ダンパー12内の背圧Pbは徐々に下がっていき、同様の背圧変化が繰り返されることになる。背圧の変動幅としては、図に示すように、例えば約300Paであり、駆動出力Dを所定値Dtまで一気に立ち上げた図4(a−2)よりもかなり抑制される。
図4(b−1)における(t1−t0)である立ち上げ時間Tsは、0.2〜2secが好ましい。0.2secより短いと、適正背圧を大きく越えてオーバーシュートするようになり、ノズルから吐出されるインク滴が大きくなったり、ノズルからインクが漏出したりする虞がある。逆に、2secよりも長いと、例えば、ダンパー12内へのインク供給量がノズルからのインク吐出量に追いつかず、ダンパー内12のインク残量がさらに減少して負圧が大きくなりすぎ、ノズルから吐出されるインク滴が小さくなる虞がある。また、適正背圧まで回復するまでの時間も長くなってしまう。
立ち上げ時間Tsは、ダンパー12の構成等に応じて最適時間が異なり、0.2〜2secの範囲内で適宜変更して設定可能である。例えば、ダンパー膜17の面積が小さいほど背圧のオーバーシュートは大きくなるので、立ち上げ時間Tsを長く設定する必要がある。また、コイルバネ18のバネ定数Kが大きいほど背圧のオーバーシュートは大きくなるので、立ち上げ時間Tsを長く設定する必要がある。
送液ポンプ23の駆動出力Dを所定値Dtまで徐々に立ち上げるためには、ステッピングモータを用い、入力パルスの周波数を徐々に増加させることが好ましい。また、送液ポンプ23としては、プランジャーポンプを用いることが好ましい。なぜなら、これらを用いることにより、送液量を徐々に増加させながら目標となる送液量に到達させるにあたり、精度良く送液量の制御を行うことができるからである。
以上のように、本実施形態によれば、送液ポンプ23の駆動開始時に送液ポンプ23の駆動出力Dを所定値Dtまで徐々に立ち上げることにより、ダンパー12内には徐々にインクが供給される。このため、ダンパー12内の背圧Pbは徐々に上昇し、オーバーシュートも小さく適正背圧を大きく越えることが無くなる。この結果、ノズルから吐出されるインク滴が大きくなったり、ノズルからインクが漏出したりする虞がない。
本実施形態では、紫外線を照射することにより硬化するインクを用いて画像記録を行うものとしたが、インクは必ずしもこれには限定されず、例えば、紫外線、電子線、X線、可視光線、赤外線等の電磁波といった紫外線以外の光を照射することにより硬化するインクであってもよい。この場合、インクには、紫外線以外の光で重合して硬化する重合性化合物と、紫外線以外の光で重合性化合物同士の重合反応を開始させる光開始剤とが適用される。また、紫外線以外の光で硬化する光硬化型のインクを用いる場合は、紫外線光源に代えて、その光を照射する光源を適用する。また、光を照射することなく硬化定着するインクを用いてもよい。この場合には紫外線照射装置を設けることが不要となる。
本実施形態では、インクジェット記録装置1は、キャリッジ6に搭載された記録ヘッド7を主走査方向に往復移動させるとともに、記録媒体Pを搬送方向Xに搬送させながら、記録ヘッド7からインクを吐出させて、画像を形成するシリアルヘッド方式のインクジェット記録装置1としたが、本発明に係るインクジェット記録装置1としては、プリンタ本体に固定された記録ヘッドからインクを吐出させるとともに記録媒体を搬送させて画像を形成するラインヘッド方式のインクジェット記録装置であってもよい。
1 インクジェット記録装置
7 記録ヘッド
9a、9b インク供給管
10 サブタンク
12 ダンパー
19 膜面検知センサ
23 送液ポンプ
25 制御部
7 記録ヘッド
9a、9b インク供給管
10 サブタンク
12 ダンパー
19 膜面検知センサ
23 送液ポンプ
25 制御部
Claims (7)
- インクを貯留するインクタンクと、
インクを吐出する記録ヘッドと、
インクタンクから記録ヘッドにインクを供給するインク供給管と、
インク供給管の途中に設けられ、インクを一時的に貯留するダンパーと、
インクタンクとダンパーとの間にダンパーに対して所定送液量でインクを供給する送液ポンプと、
ダンパー内のインク残量を検知する残量検知手段と、
残量検知手段がダンパー内のインク残量が所定量以下であると検知したときにインクタンク内のインクをダンパーに送液するように送液ポンプを制御する制御部と、
を備えるインクジェット記録装置において、
前記制御部は、前記送液ポンプの駆動出力を、駆動開始から前記所定送液量に対応する駆動出力まで徐々に増加させることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記駆動開始から前記所定送液量に対応する駆動出力に設定するまでの時間は、0.2〜2secであることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記送液ポンプは、ステッピングモータにより駆動されることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記ステッピングモータの入力パルスの周波数を徐々に増加させることにより、前記送液ポンプの駆動出力を徐々に増加させることを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
- 前記送液ポンプは、プランジャーポンプであることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記ダンパーは、インクを貯留するインク室を備え、前記インク室の少なくとも一面に可撓性を有するダンパー膜を設けるとともに、前記ダンパー膜を所定の初期位置に保持する弾性部材を設けたことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記インクは、紫外線を照射することによって硬化する紫外線硬化インクであり、
前記記録ヘッドから吐出され記録媒体上に着弾したインクに対して紫外線を照射する紫外線照射装置を備えることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006256909A JP2008073984A (ja) | 2006-09-22 | 2006-09-22 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006256909A JP2008073984A (ja) | 2006-09-22 | 2006-09-22 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008073984A true JP2008073984A (ja) | 2008-04-03 |
Family
ID=39346541
Family Applications (1)
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JP2006256909A Pending JP2008073984A (ja) | 2006-09-22 | 2006-09-22 | インクジェット記録装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2008073984A (ja) |
-
2006
- 2006-09-22 JP JP2006256909A patent/JP2008073984A/ja active Pending
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