JP2008071180A - 券類処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】券媒体との通信が正常の場合でも、あるいは、券媒体から読取った券情報が正常の場合でも、券媒体の表面に印刷された券面情報に対して異なっている場合は、当該券媒体を異常として検出できる券類処理装置を提供する。
【解決手段】利用者が提示する券媒体を受入れ、この受入れた券媒体からそれに記録された券情報を読取り、この読取った券情報に基づき当該券媒体に係る所定の処理を行なう券類処理装置において、券媒体を受入れた際、券媒体の表面に印刷された券面情報を読取るとともに券媒体の記録部に記録された券情報を読取り、両情報を比較することで、両情報内のあらかじめ定められた比較対象項目が一致しなかった場合は当該券媒体は異常であると判定する。
【選択図】 図3
【解決手段】利用者が提示する券媒体を受入れ、この受入れた券媒体からそれに記録された券情報を読取り、この読取った券情報に基づき当該券媒体に係る所定の処理を行なう券類処理装置において、券媒体を受入れた際、券媒体の表面に印刷された券面情報を読取るとともに券媒体の記録部に記録された券情報を読取り、両情報を比較することで、両情報内のあらかじめ定められた比較対象項目が一致しなかった場合は当該券媒体は異常であると判定する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、たとえば、鉄道などの交通機関において用いられる自動券売機、自動定期券発行機、自動清算機、自動改札機などの駅務機器や各種自動販売機など、乗車券媒体あるいはプリペイド媒体(プリペイドカード等)などの券媒体を受入れて所定の処理を行なう券類処理装置に関する。
たとえば、鉄道などの交通機関で用いられる自動券売機、自動定期券発行機、自動清算機、自動改札機などの駅務機器において、定期券や乗車券などの乗車券媒体あるいはプリペイドカードなどのプリペイド媒体などの券媒体を処理する場合、券媒体が非接触式ICカードで構成されている場合は非接触通信(無線通信)を行なうことでメモリに記録された情報の読取りを行ない、また、券媒体が磁気券で構成されている場合は磁気的に記録された情報の読取を行ない、この券媒体から読取った記録情報により受入れた券媒体の有効性を判定している(たとえば、特許文献1参照)。
特開平9−7010号公報
非接触式ICカードに対し不正な無線通信が行なわれたり、あるいは、磁気券の情報が偽造されたりしても、券媒体から読取った情報に異常がなければ、駅務機器はその券媒体を有効(正常)として扱っている。そのため、券媒体から読取った情報が当該券媒体の表面に印刷された券面情報に対して異なっていても、その券媒体が異常と検出できないという問題がある。
そこで、本発明は、券媒体との通信が正常の場合でも、あるいは、券媒体から読取った券情報が正常の場合でも、券媒体の表面に印刷された券面情報に対して異なっている場合は、当該券媒体を異常として検出できる券類処理装置を提供することを目的とする。
本発明の券類処理装置は、利用者が提示する、表面に券面情報が印刷されているとともに券情報を記録した記録部を備えた券媒体を受入れ、この受入れた券媒体からそれに記録された券情報を読取り、この読取った券情報に基づき当該券媒体に係る所定の処理を行なう券類処理装置において、前記券媒体を受入れた際、当該券媒体の表面に印刷された券面情報を読取る第1の読取手段と、前記券媒体を受入れた際、当該券媒体の記録部からそれに記録された券情報を読取る第2の読取手段と、前記第1の読取手段により読取られた券面情報と前記第2の読取手段により読取られた券情報とを比較し、両情報内のあらかじめ定められた特定の情報間に所定の関係が成立した場合は当該券媒体は正常であると判定し、前記特定の情報間に所定の関係が成立しなかった場合は当該券媒体は異常であると判定する判定手段とを具備している。
本発明によれば、券媒体との通信が正常の場合でも、あるいは、券媒体から読取った券情報が正常の場合でも、券媒体の表面に印刷された券面情報に対して異なっている場合は、当該券媒体を異常として検出できる券類処理装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る鉄道関係の駅に設置される自動券売機や自動定期券発行機などの券類処理装置の構成を概略的に示すものである。図1において、制御手段および判定手段としての主制御部11には、メモリ部12、表示部13、運賃処理部14、第2の読取手段としての磁気券処理部15、第2の読取手段としての無線式ICカード処理部16、紙幣処理部17、硬貨処理部18、操作部19、第1の読取手段としてのスキャナ部20、および、通信制御部21がそれぞれ接続されている。
図1は、本実施の形態に係る鉄道関係の駅に設置される自動券売機や自動定期券発行機などの券類処理装置の構成を概略的に示すものである。図1において、制御手段および判定手段としての主制御部11には、メモリ部12、表示部13、運賃処理部14、第2の読取手段としての磁気券処理部15、第2の読取手段としての無線式ICカード処理部16、紙幣処理部17、硬貨処理部18、操作部19、第1の読取手段としてのスキャナ部20、および、通信制御部21がそれぞれ接続されている。
主制御部11は、本装置全体の制御を司るもので、CPUなどを主体に構成されている。メモリ部12は、主制御部11の制御プログラムなどを記憶しているROM、主制御部11により本装置を制御する際に発生するデータなどを一時的に記憶するRAM、料金計算などを行なうための運賃データを記憶している運賃メモリなどから構成されている。
表示部13は、各種入力データや処理データなどを表示する。運賃処理部14は、運賃などの各種料金計算を行なう。
表示部13は、各種入力データや処理データなどを表示する。運賃処理部14は、運賃などの各種料金計算を行なう。
磁気券処理部15は、利用者により提示(挿入)される券媒体としての磁気券(定期券、乗車券、プリペイドカード等)C1を受入れ、この受入れた磁気券C1に対し磁気記録部に磁気記録された券情報を読取ったり所定の情報を書込んだりする処理を行なうもので、磁気ヘッドを主体に構成される。
ここに、磁気券C1の表面には、固有情報としての券番号を含む券面情報が印刷されているとともに、磁気記録部に磁気記録された券情報内にも、固有情報としての券番号が含まれているものとする。
ここに、磁気券C1の表面には、固有情報としての券番号を含む券面情報が印刷されているとともに、磁気記録部に磁気記録された券情報内にも、固有情報としての券番号が含まれているものとする。
無線式ICカード処理部16は、利用者により提示(挿入)される券媒体としての無線式ICカード(定期券、プリペイドカード等)C2を受入れ、この受入れたICカードC2との間で無線通信を行なうことで、ICカードC2に対し内部のメモリ(記録部)に記録された券情報を読取ったり所定の情報を書込んだりする処理を行なうもので、アンテナを含む無線式ICカードリーダライタを主体に構成される。
ここに、ICカードC2の表面には、固有情報としての券番号を含む券面情報が印刷されているとともに、内部のメモリに記録された券情報内にも、固有情報としての券番号が含まれているものとする。
ここに、ICカードC2の表面には、固有情報としての券番号を含む券面情報が印刷されているとともに、内部のメモリに記録された券情報内にも、固有情報としての券番号が含まれているものとする。
紙幣処理部17は、紙幣の受入れ処理や釣銭紙幣の放出処理を行なう。硬貨処理部18は、硬貨の受入れ処理や釣銭硬貨の放出処理を行なう。操作部19は、各種設定データの入力などを行なうもので、複数の操作釦などで構成されている。
スキャナ部20は、磁気券処理部15で受入れた磁気券C1あるいは無線式ICカード処理部16で受入れたICカードC2の表面に印刷された券面情報を光学的に読取るもので、CCDセンサなどを主体に構成されている。
通信制御部21は、上位装置としての上位サーバや監視盤とのインタフェイスとして機能する。
通信制御部21は、上位装置としての上位サーバや監視盤とのインタフェイスとして機能する。
図2は、本実施の形態に係る鉄道関係の駅に設置される券類処理装置としての自動改札機の構成を概略的に示すものである。図2において、制御手段および判定手段としての主制御部31には、メモリ部32、第2の読取手段としての読取ヘッド33を制御する読取制御部34、書込ヘッド35を制御する書込制御部36、サーマルヘッド37を制御する印刷制御部38、パンチ処理部39を制御するパンチ処理制御部40、第1の読取手段としてのスキャナ部41、アンテナ42を含む無線式ICカードリーダライタ部43、搬送機構44を制御する搬送制御部45、複数の人間検知器46が接続された人間通過検知部47、ドア機構48を制御するドア制御部49、表示部50を制御する表示制御部51、および、通信制御部52がそれぞれ接続されている。
主制御部31は、本装置全体の制御を司るもので、CPUなどを主体に構成されている。メモリ部32は、主制御部31の制御プログラムなどを記憶しているROM、主制御部31により本装置を制御する際に発生するデータなどを一時的に記憶するRAM、料金計算などを行なうための運賃データを記憶している運賃メモリなどから構成されている。
読取ヘッド33は、搬送機構44により受入れ搬送される磁気券(定期券、乗車券、プリペイドカード等)C1の磁気記録部に磁気記録された券情報を読取る処理を行なうもので、磁気ヘッドを主体に構成される。書込ヘッド35は、搬送機構44により受入れ搬送される磁気券C1の磁気記録部に所定の情報を書込む処理を行なうもので、磁気ヘッドを主体に構成される。
サーマルヘッド37は、搬送機構44により受入れ搬送される磁気券C1に対し文字情報を印刷する。パンチ処理部39は、搬送機構44により受入れ搬送される磁気券C1に対しパンチ孔をあける処理を行なう。
スキャナ部41は、搬送機構44により受入れ搬送される磁気券C1の表面に印刷された券面情報を光学的に読取るもので、CCDセンサなどを主体に構成されている。
スキャナ部41は、搬送機構44により受入れ搬送される磁気券C1の表面に印刷された券面情報を光学的に読取るもので、CCDセンサなどを主体に構成されている。
無線式ICカードリーダライタ部43は、利用者によりアンテナ42部に翳される券媒体としての無線式ICカード(定期券、プリペイドカード等)C2との間で無線通信を行なうことで、ICカードC2に対し内部のメモリ(記録部)に記録された券情報を読取ったり所定の情報を書込んだりする処理を行なう。
搬送機構44は、利用者により券投入部(図示しない)に投入される券媒体としての磁気券C1を受入れ、この受入れた磁気券C1を券取出部(図示しない)へ搬送するものであり、その搬送途中において、搬送される磁気券C1に対し券面情報の読取りや券情報の読取りなどが行なわれる。
複数の人間検知器46は、改札通路を通過する利用者を光学的に検知する。ドア機構48は、改札通路を通過する利用者の通行を制御する。表示部50は、改札通路を通過する利用者に対し各種案内文を表示する。通信制御部52は、上位装置としての上位サーバや監視盤とのインタフェイスとして機能する。
次に、このような構成において動作を説明する。
まず、図1に示した自動券売機や自動定期券発行機などの券類処理装置において、磁気券(定期券、乗車券、プリペイドカード等)C1に対する動作を図3に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、図1に示した自動券売機や自動定期券発行機などの券類処理装置において、磁気券(定期券、乗車券、プリペイドカード等)C1に対する動作を図3に示すフローチャートを参照して説明する。
図示しない券挿入部に磁気券C1が挿入されると(ステップS1)、磁気券処理部15は、挿入された磁気券C1を受入れ、この受入れた磁気券C1の磁気記録部に磁気記録された券情報を読取り(ステップS2)、主制御部11へ送る。また、スキャナ部20は、上記受入れた磁気券C1の表面に印刷された券面情報を読取り(ステップS3)、主制御部11へ送る。
主制御部11は、磁気券処理部15により読取られた券情報とスキャナ部20により読取られた券面情報とを比較し、両情報内のあらかじめ定められた特定の情報間に所定の関係が成立するか否か、たとえば、両情報内のあらかじめ定められた比較対象項目は一致するか否かをチェックする(ステップS4)。
このチェックの結果、両情報内の比較対象項目が一致した場合、主制御部11は、当該磁気券C1は正常であると判定し、正常処理を行なう(ステップS5)。ステップS4におけるチェックの結果、両情報内の比較対象項目が一致しなかった場合、主制御部11は、当該磁気券C1は異常であると判定して以降の処理を禁止し、受入れた磁気券C1を返却する(ステップS6)。
ここに、ステップS5における正常処理とは、当該券類処理装置が自動券売機であって、受入れた磁気券C1がプリペイドカードであり、操作部19で乗車券購入が選択された場合、指定された乗車券の発行処理が行なわれる。
また、当該券類処理装置が自動券売機であって、受入れた磁気券C1が乗車券であり、操作部19で清算処理が選択された場合、当該乗車券に対する清算処理が行なわれる。
また、当該券類処理装置が自動定期券発行機であって、受入れた磁気券C1がプリペイドカードであり、操作部19で定期券購入が選択された場合、指定された定期券の発行処理が行なわれる。
また、当該券類処理装置が自動定期券発行機であって、受入れた磁気券C1が旧定期券であり、操作部19で継続定期券購入が選択された場合、受入れた旧定期券に対する新定期券の発行処理が行なわれる。
次に、図1に示した自動券売機や自動定期券発行機などの券類処理装置において、ICカード(定期券、プリペイドカード等)C2に対する動作を図4に示すフローチャートを参照して説明する。
図示しないカード挿入部にICカードC2が挿入されると(ステップS11)、無線式ICカード処理部16は、挿入されたICカードC2を受入れ、この受入れたICカードC2との間で無線通信を行なうことで、ICカードC2のメモリに記録された券情報を読取り(ステップS12)、主制御部11へ送る。また、スキャナ部20は、上記受入れたICカードC2の表面に印刷された券面情報を読取り(ステップS13)、主制御部11へ送る。
図示しないカード挿入部にICカードC2が挿入されると(ステップS11)、無線式ICカード処理部16は、挿入されたICカードC2を受入れ、この受入れたICカードC2との間で無線通信を行なうことで、ICカードC2のメモリに記録された券情報を読取り(ステップS12)、主制御部11へ送る。また、スキャナ部20は、上記受入れたICカードC2の表面に印刷された券面情報を読取り(ステップS13)、主制御部11へ送る。
主制御部11は、無線式ICカード処理部16により読取られた券情報とスキャナ部20により読取られた券面情報とを比較し、両情報内のあらかじめ定められた特定の情報間に所定の関係が成立するか否か、たとえば、両情報内のあらかじめ定められた比較対象項目は一致するか否かをチェックする(ステップS14)。
このチェックの結果、両情報内の比較対象項目が一致した場合、主制御部11は、当該ICカードC2は正常であると判定し、正常処理を行なう(ステップS15)。ステップS14におけるチェックの結果、両情報内の比較対象項目が一致しなかった場合、主制御部11は、当該ICカードC2は異常であると判定して以降の処理を禁止し、受入れたICカードC2を返却する(ステップS16)。
ここに、ステップS15における正常処理とは、当該券類処理装置が自動券売機であって、受入れたICカードC2がプリペイドカードであり、操作部19で乗車券購入が選択された場合、指定された乗車券の発行処理が行なわれるとともに、発行した乗車券の価値相当分の価値が当該プリペイドカードから減算処理される。
また、当該券類処理装置がプリペイドカードのチャージ処理可能な自動券売機であって、受入れたICカードC2が価値のチャージ(積み増し)可能なプリペイドカードであり、操作部19でチャージ処理が選択された場合、当該プリペイドカードに対するチャージ処理が行なわれる。
また、当該券類処理装置が自動定期券発行機であって、受入れたICカードC2がプリペイドカードであり、操作部19で定期券購入が選択された場合、指定された定期券の発行処理が行なわれるとともに、発行した定期券の価値相当分の価値が当該プリペイドカードから減算処理される。
また、当該券類処理装置が自動定期券発行機であって、受入れたICカードC2が旧定期券であり、操作部19で継続定期券購入が選択された場合、受入れた旧定期券に対する新定期券の発行処理が行なわれる。
次に、図2に示した自動改札機において、磁気券(定期券、乗車券、プリペイドカード等)C1に対する動作を図5に示すフローチャートを参照して説明する。
図示しない券投入部に磁気券C1が投入されると(ステップS21)、搬送機構44は、投入された磁気券C1を受入れ、この受入れた磁気券C1を券取出部へ向かって搬送するが、その搬送途中において、読取ヘッド33は搬送される磁気券C1の磁気記録部に磁気記録された券情報を読取り(ステップS22)、主制御部31へ送る。また、スキャナ部41は、上記搬送される磁気券C1の表面に印刷された券面情報を読取り(ステップS23)、主制御部31へ送る。
図示しない券投入部に磁気券C1が投入されると(ステップS21)、搬送機構44は、投入された磁気券C1を受入れ、この受入れた磁気券C1を券取出部へ向かって搬送するが、その搬送途中において、読取ヘッド33は搬送される磁気券C1の磁気記録部に磁気記録された券情報を読取り(ステップS22)、主制御部31へ送る。また、スキャナ部41は、上記搬送される磁気券C1の表面に印刷された券面情報を読取り(ステップS23)、主制御部31へ送る。
主制御部31は、読取ヘッド33により読取られた券情報とスキャナ部41により読取られた券面情報とを比較し、両情報内のあらかじめ定められた特定の情報間に所定の関係が成立するか否か、たとえば、両情報内のあらかじめ定められた比較対象項目は一致するか否かをチェックする(ステップS24)。
このチェックの結果、両情報内の比較対象項目が一致した場合、主制御部31は、当該磁気券C1は正常であると判定し、正常処理を行なう(ステップS25)。ここに、正常処理とは、受入れた磁気券C1から読取った券情報に基づく通行可否の判定を行ない、通行可であればドア機構48を開放して当該利用者の通行を許可し、通行否であればドア機構48を閉じて当該利用者の通行を拒否する処理が行なわれる。
ステップS24におけるチェックの結果、両情報内の比較対象項目が一致しなかった場合、主制御部31は、当該磁気券C1は異常であると判定して以降の処理を禁止し、ドア機構48を閉じて当該利用者の通行を拒否するとともに、受入れた磁気券C1を券取出部へ返却する(ステップS26)。
なお、自動改札機の場合、ICカードC2は無線通信により処理されるため、スキャナ部41による券面情報の読取りは行なえない。したがって、券情報と券面情報との比較対象項目のチェックは行なわないものとする。
図6は、券面情報と券情報との比較対象項目の具体例を示している。この例では、ICカードC2の場合は比較対象項目として例えば券番号を用いる。磁気券C1の場合、自動定期券発行機では比較対象項目として例えば券番号を用い、自動券売機および自動改札機では比較対象項目として例えば発駅名を用いる。なお、比較対象項目はこれらに限定されるものではなく、他の項目を用いてもよい。
以上説明したように蒸気実施の形態によれば、券媒体を受入れた際、券媒体の表面に印刷された券面情報を読取るとともに券媒体の記録部に記録された券情報を読取り、両情報を比較することで、両情報内のあらかじめ定められた比較対象項目が一致しなかった場合は当該券媒体は異常であると判定することにより、券媒体がICカードの場合は、無線通信が正常の場合でも、表面に印刷された券面情報に対して異なっている場合は、当該券媒体を異常と検出できる。また、券媒体が磁気券の場合は、読取った券情報が正常の場合でも、表面に印刷された券面情報に対して異なっている場合は、当該券媒体を異常と検出できる。
11…主制御部(制御手段、判定手段)、12…メモリ部、13…表示部、14…運賃処理部、15…磁気券処理部(第2の読取手段)、16…無線式ICカード処理部(第2の読取手段)、17…紙幣処理部、18…硬貨処理部、19…操作部、20…スキャナ部(第1の読取手段)、21…通信制御部。
Claims (9)
- 利用者が提示する、表面に券面情報が印刷されているとともに券情報を記録した記録部を備えた券媒体を受入れ、この受入れた券媒体からそれに記録された券情報を読取り、この読取った券情報に基づき当該券媒体に係る所定の処理を行なう券類処理装置において、
前記券媒体を受入れた際、当該券媒体の表面に印刷された券面情報を読取る第1の読取手段と、
前記券媒体を受入れた際、当該券媒体の記録部からそれに記録された券情報を読取る第2の読取手段と、
前記第1の読取手段により読取られた券面情報と前記第2の読取手段により読取られた券情報とを比較し、両情報内のあらかじめ定められた特定の情報間に所定の関係が成立した場合は当該券媒体は正常であると判定し、前記特定の情報間に所定の関係が成立しなかった場合は当該券媒体は異常であると判定する判定手段と、
を具備したことを特徴とする券類処理装置。 - 前記判定手段により当該券媒体は正常であると判定された場合、当該券媒体から読取った券情報に基づく所定の処理を行なうよう制御し、当該券媒体は異常であると判定された場合、前記所定の処理を禁止するよう制御する制御手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載の券類処理装置。
- 前記特定の情報は券媒体固有の券番号であることを特徴とする請求項1記載の券類処理装置。
- 前記券媒体は磁気券あるいはICカードによって構成され、交通機関で使用される乗車券媒体あるいは価値の増減が可能なプリペイド媒体であることを特徴とする請求項1記載の券類処理装置。
- 前記特定の情報は乗車券媒体固有の券番号あるいは発駅名であることを特徴とする請求項4記載の券類処理装置。
- 利用者が提示する価値の増減が可能なプリペイド媒体を受入れ、この受入れたプリペイド媒体からそれに記録された情報を読取り、この読取った情報に基づき当該プリペイド媒体に対し価値の積み増しあるいは減算処理を行なう券類処理装置において、
前記プリペイド媒体を受入れた際、当該プリペイド媒体の表面に印刷された情報を読取る第1の読取手段と、
前記プリペイド媒体を受入れた際、当該プリペイド媒体からそれに記録された情報を読取る第2の読取手段と、
前記第1の読取手段により読取られた情報と前記第2の読取手段により読取られた情報とを比較し、両情報内のあらかじめ定められた特定の情報間に所定の関係が成立した場合は当該プリペイド媒体は正常であると判定し、前記特定の情報間に所定の関係が成立しなかった場合は当該プリペイド媒体は異常であると判定する判定手段と、
を具備したことを特徴とする券類処理装置。 - 利用者が提示する価値の増減が可能なプリペイド媒体を受入れ、利用者が指定する発行条件に基づき所定の乗車券媒体を発行するとともに、この発行した乗車券媒体の価値相当分の価値を前記受入れたプリペイド媒体から減算処理する券類処理装置において、
前記プリペイド媒体を受入れた際、当該プリペイド媒体の表面に印刷された情報を読取る第1の読取手段と、
前記プリペイド媒体を受入れた際、当該プリペイド媒体からそれに記録された情報を読取る第2の読取手段と、
前記第1の読取手段により読取られた情報と前記第2の読取手段により読取られた情報とを比較し、両情報内のあらかじめ定められた特定の情報間に所定の関係が成立した場合は当該プリペイド媒体は正常であると判定し、前記特定の情報間に所定の関係が成立しなかった場合は当該プリペイド媒体は異常であると判定する判定手段と、
を具備したことを特徴とする券類処理装置。 - 利用者が提示する旧定期券を受入れ、この受入れた旧定期券からそれに記録された券情報を読取り、この読取った券情報に基づき新定期券を発行する券類処理装置において、
前記旧定期券を受入れた際、当該旧定期券の表面に印刷された券面情報を読取る第1の読取手段と、
前記旧定期券を受入れた際、当該旧定期券からそれに記録された券情報を読取る第2の読取手段と、
前記第1の読取手段により読取られた券面情報と前記第2の読取手段により読取られた券情報とを比較し、両情報内のあらかじめ定められた特定の情報間に所定の関係が成立した場合は当該旧定期券は正常であると判定し、前記特定の情報間に所定の関係が成立しなかった場合は当該旧定期券は異常であると判定する判定手段と、
を具備したことを特徴とする券類処理装置。 - 利用者が提示する乗車券媒体を受入れ、この受入れた乗車券媒体からそれに記録された券情報を読取り、この読取った券情報に基づき当該利用者の通行可否を判定し通行を制御する券類処理装置において、
前記乗車券媒体を受入れた際、当該乗車券媒体の表面に印刷された券面情報を読取る第1の読取手段と、
前記乗車券媒体を受入れた際、当該乗車券媒体からそれに記録された券情報を読取る第2の読取手段と、
前記第1の読取手段により読取られた券面情報と前記第2の読取手段により読取られた券情報とを比較し、両情報内のあらかじめ定められた特定の情報間に所定の関係が成立した場合は当該乗車券媒体は正常であると判定し、前記特定の情報間に所定の関係が成立しなかった場合は当該乗車券媒体は異常であると判定する判定手段と、
を具備したことを特徴とする券類処理装置。
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JP2016130956A (ja) * | 2015-01-14 | 2016-07-21 | 株式会社東芝 | 利用券処理装置、および発券機 |
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