JP2008071012A - 通信端末装置及びデータ更新システム並びにプログラム - Google Patents

通信端末装置及びデータ更新システム並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通信端末間で以前に送受信されたデータがその後変更された場合に、その受信側に記憶管理されている当該データを更新するか否かをその送信側で制御できるようにする。
【解決手段】携帯電話装置1は、相手の携帯電話装置1から送信される更新前のデータ(プロフィールデータ)とそのデータの更新可否を示す情報(復号鍵)を赤外線通信(直接通信)によって受信した場合に、当該データと更新可否を示す情報とを対応付けてアドレス帳格納部に記憶しておく。その後、当該相手の携帯電話装置1から送信される更新指示メールをインターネット5を経由して受信した場合に、アドレス帳格納部に更新可否を示す情報が記憶されているか否かに基づいてデータの更新可否を判別し、更新が許可されていることを条件に当該データの更新を行う。
【選択図】 図1

Description

この発明は、データ更新を行う通信端末装置及びデータ更新システム並びにプログラムに関する。
近年、携帯電話装置にはその多機能化に伴って各種のデータ、例えば、自己を紹介するプロフィールデータ、通信相手の電話番号及びメールアドレスなどのアドレス帳データ、行動予定などのスケジュールデータ、撮影画像データなどが記憶管理されている。一方、赤外線通信機能を利用し、相手の携帯電話装置と1対1の関係でプロフィールデータ、スケジュールデータなどをやり取りする直接通信機能を備えたものも知られている。この場合、プロフィールデータ、スケジュールデータなどをやり取りしたのちにおいて、そのデータが変更されたときには、自己のデータを更新するほか、以前に送信した相手側のデータも同様に更新する必要がある。
そこで、従来、自己のデータを更新すると共に、相手側のデータも同様に更新する方法としては、例えば、次のような技術が知られている。すなわち、メールアドレス、電話番号、住所などのアドレス帳データ(個人情報)毎に過去にダウンロードした端末を検索履歴として記憶管理しておき、何れかの個人情報が更新されたときには、過去に当該個人情報を検索したことがある端末を特定し、変更後の個人情報を当該端末宛に送信するようにした技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2001−5832号公報
しかしながら、メールアドレス変更、住所変更などによって個人情報を更新した場合に、過去に一度でも個人情報を検索したことがある全ての端末に対して更新後の個人情報を無条件に送信することは適切ではない。すなわち、変更前の情報を知らせた相手であっても、更新後の情報までも知らせたくない相手に対して更新後の個人情報を送信してしまう。
この発明の課題は、以前に通信端末間で送受信されたデータがその後変更された場合に、その受信側に記憶管理されている当該データを更新するか否かをその送信側で制御できるようにすることである。
請求項1記載の発明は、相手端末から送信されるデータを受信して記憶管理するほか、この送信元からの更新指示に応じて当該データを更新する通信端末装置であって、前記相手端末から送信される更新前のデータとそのデータの更新可否を示す更新制御情報を受信した場合に、当該データと更新制御情報とを対応付けて記憶管理するデータ記憶手段と、前記相手端末から送信される更新指示を受信した場合に、前記更新制御情報を参照することによって更新可否を判別する判別手段と、この判別手段によって更新が許可されていると判別された場合に、前記更新前のデータを更新するデータ更新手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項12記載の発明)。
なお、上述した請求項1記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記相手端末から送信される更新前のデータのほか、その送信元識別情報をも受信した場合に、前記データ記憶手段は、当該識別情報をも含めて記憶管理し、前記相手端末から送信される更新指示と共に送信元識別情報を受信した場合に、前記判別手段は、この識別情報に基づいて前記データ記憶手段を検索することによって該当する更新制御情報を特定して更新可否の判別を行う(請求項2記載の発明)。この場合、前記更新前のデータは、その一部に前記送信元識別情報を含む構成であってもよい(請求項3記載の発明)。
前記判別手段は、前記更新制御情報として記憶管理されている復号鍵に基づいて更新可否を判別し、前記相手端末から暗号化された更新後のデータを受信した場合に、前記判別手段によって更新が許可されていると判別されていれば、前記データ更新手段は、暗号化された更新後のデータを前記復号鍵に基づいて復号化すると共に、復号化した更新後のデータに基づいて前記更新前のデータを更新する(請求項4記載の発明)。この場合、前記データ更新手段は、前記更新前のデータを前記復号鍵に基づいて復号化した更新後のデータに置き換える際に、前記更新前のデータに含まれている送信元識別情報と暗号化されている更新後のデータに付加されている送信元識別情報とを照合し、両者の一致を条件としてデータの更新を行うようにしてもよい(請求項5記載の発明)。
前記更新前のデータは、通信端末装置間での直接通信によって送受信されるデータであり、前記更新後のデータは、複数相手に対して送信されるデータである(請求項6記載の発明)。
請求項7記載の発明は、通信端末装置間でデータの送受信を行うことによって当該データがその受信側の通信端末に記憶保存されたのち、その送信側の通信端末で当該データの更新が行われた場合に、この更新後のデータを受信側の通信端末に送信するデータ更新システムであって、前記送信側の通信端末は、前記受信側の通信端末に対して更新前のデータと共にその更新可否を示す更新制御情報を送信する第1の送信手段と、前記更新前のデータを更新した場合に、この更新後のデータを前記受信側の通信端末に対して送信する第2の送信手段とを具備し、前記受信先側通信端末は、前記送信側の通信端末から送信される更新前のデータと更新制御情報を受信した場合に、当該データと更新制御情報とを対応付けて記憶管理するデータ記憶手段と、前記送信側の通信端末から送信される更新後のデータを受信した場合に、前記更新制御情報を参照することによって更新可否を判別する判別手段と、この判別手段によって更新が許可されていると判別された場合に、前記更新前のデータを更新するデータ更新手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項7記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項13記載の発明)。
なお、上述した請求項7記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記送信側の通信端末において、前記第1の送信手段は、受信先に更新前のデータと共に、暗号化データを復号化する復号鍵を更新制御情報として送信し、前記第2の送信手段は、更新後のデータを暗号鍵によって暗号化して前記受信先に対して送信し、前記受信側の通信端末において、前記判別手段は、前記復号鍵が前記更新制御情報として記憶管理されているか否かに基づいて更新可否を判別し、この判別手段によって更新が許可されていると判別された場合に、前記データ更新手段は、前記相手端末から暗号化された更新後のデータを受信した際に、この更新後のデータを前記復号鍵に基づいて復号化すると共に、復号化した更新後のデータに基づいて前記更新前のデータを更新する(請求項8記載の発明)。
この場合、前記送信側の通信端末は、その装置本体に着脱自在に装着される外部記録媒体内に更新前のデータと前記復号鍵が記憶管理されている場合に、前記第1の送信手段は、外部記録媒体から読み出した更新前のデータと復号鍵とを受信先に対して送信するようにしてもよい(請求項9記載の発明)。また、前記外部記録媒体は、加入者情報として少なくとも加入者電話番号が記録されている記録メディアであってもよい(請求項10記載の発明)。
前記更新前のデータは、通信端末装置間での直接通信によって送受信されるデータであり、前記更新後のデータは、複数相手に対して送信されるデータである(請求項11記載の発明)。
この発明は、通信端末間で以前に送受信されたデータがその後変更された場合に、その受信側に記憶管理されている当該データを更新するか否かをその送信側で制御することにより、相手に応じた適切な更新が可能となる。
以下、図1〜図10を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、携帯端末装置として適用した携帯電話装置における通信ネットワークシステム(データ更新システム)を示したブロック図である。
携帯電話装置1は、最寄りの基地局2、交換機3から携帯無線通信網(公衆移動体通信網)4に接続されていると共に、この携帯無線通信網4を介してインターネット5に接続されており、電子メールなどの送受信をインターネット5経由で実行可能となっている。携帯電話装置1は、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)などのほか、自己を紹介するプロフィールデータ、通信相手の電話番号及びメールアドレスなどのアドレス帳データ、行動予定などのスケジュールデータを記憶管理するデータ管理機能、赤外線通信機能が備えられており、他の携帯電話装置1との間で1対1の赤外線通信を行うことによってプロフィールデータなどを直接通信するようにしている。
メールサーバ6は、各登録会員(加入者)のメールアドレスなどを記憶管理しており、インターネット5を介して各登録会員宛のメールを受信すると、その宛先のメールアドレスなどを特定し、最寄りの交換機3、基地局2を通して受信メールをその宛先の携帯電話装置1に送信するが、その宛先の携帯電話装置1が圏外に居る場合や電源オフ状態などであれば、この受信メールを一時保管する。また、メールサーバ6は、任意の携帯電話装置1から送信される更新指示メール(後述する)を受信した場合には、メーリングリスト(図示せず)を参照して当該メールを複数人宛に同報メールとしてそれぞれ送信するようにしている。なお、このメーリングリストには、例えば、予め自己のアドレス帳に掲載されている各人のメールアドレスなどが同報メールの宛先として登録されている。
図2は、携帯電話装置1の基本的な構成要素を示したブロック図である。
中央制御部11は、ROM12内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置の全体動作を制御する。ROM12のプログラム領域には、後述する図6〜図10に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納されている。RAM13は、例えば、ワーク領域を有する内部メモリで、後述するプロフィール格納部TA、アドレス帳格納部TBなどが設けられている。なお、プロフィール格納部TA、アドレス帳格納部TBの記憶内容は、必要に応じて不揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリ)にセーブされる。
無線通信送受信部14は、アンテナに接続された送受信部(ベースバンド部)の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのちに、音声信号処理部15を介して受話スピーカ16から音声出力させる。また、無線通信送受信部14は、送話マイク17から入力された音声データを音声信号処理部15から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したのちに送受信部の送信側に与えられてアンテナから送信出力させる。一方、電子メール機能、インターネット接続機能によって無線通信送受信部14を介して受信取得した表示データは、表示部18に与えられて表示出力される。
表示部18は、メイン表示部とサブ表示部とから構成から構成されている。すなわち、表示部18は、2つの筐体(操作部筐体、表示部筐体)を開閉可能に取り付けた折り畳み自在な装置本体を開いた状態において、表示部筐体の内側(ユーザ側)に配置されているメイン表示部と、この表示部筐体の外側に配置されているサブ表示部とから構成されている。赤外線通信送受信部19は、相手側の携帯電話装置1との間においてプロフィールデータなどを直接通信によってやり取りを行うもので、例えば、1m以内の近距離での1対1通信によってデータを安全かつ確実に送受信するようにしている。操作部20は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、電源オン/オフ操作、電話送信操作、メール送信操作などを行うことができ、中央制御部11は、操作部20からのキー入力信号に応じた処理を実行する。RTC(リアルタイムクロックモジュール)21は、時計部を構成するもので、中央制御部11は、RTC21から現在日時を取得する。
図3は、プロフィール格納部TAを説明するための図である。
プロフィール格納部TAは、ユーザが任意に入力設定したプロフィールデータを記憶管理するもので、「名前」、「電話番号」、「メールアドレス」、「自宅住所」、「勤務先名」、‥‥、の各項目を有している。このプロフィールデータは、他の携帯電話装置1との間で赤外線通信を行うことによって当該他の携帯電話装置1に対して直接送信される。このプロフィールデータを受信取得した携帯電話装置1側では、このプロフィールデータをアドレス帳データとして設定登録するようにしている。
なお、上述のように携帯電話装置1間でプロフィールデータを赤外線通信(直接通信)によって送受信した場合において、その送信元である携帯電話装置1を以下、送信側端末1tと呼称し、また、その受信先である携帯電話装置1を以下、受信側端末1rと呼称するものとする。この場合、送信側端末1tでは、通信相手が誰かに応じて後述する「復号鍵」を送信するか否かを任意に指示可能となっており、ユーザ指定によって「復号鍵」の送信が指示された際には、プロフィールデータに当該「復号鍵」を付加して送信するようにしている。なお、この復号鍵は、後述する暗号鍵で暗号化されたデータを復号できるような復号鍵になっている。また、受信側端末1rでは、この「復号鍵」を受信すると、このプロフィールデータを当該「復号鍵」を対応付けてアドレス帳データとして記憶管理するようにしている。
送信側端末1tは、赤外線通信によって自己のプロフィールデータを受信側端末1rに対して送信したのちに、メールアドレスなどの変更に伴ってプロフィール格納部TAの内容が更新されたときには、この更新後のデータを添付した更新指示メールを作成し、メールサーバ6に送信するようにしている。その際、送信側端末1tは、セキュリティ対策として更新後のデータを暗号化して送信するようにしているが、この暗号化は、プロフィール格納部TAに記憶されている「暗号鍵」を使用することによって行われる。
図4は、送信側端末1tにおいて自己のプロフィールデータが更新された際に、メールサーバ6に送信される更新指示メールに添付されるデータを示した図である。
この場合、図中、ハッチングを付して示したデータ項目が「暗号鍵」によって暗号化された更新後のプロフィールデータを示している。そして、送信側端末1tからメールサーバ6を介して受信側端末1rに配信されるデータは、「更新識別情報」、「電話番号」のほか、更新後のプロフィールデータとして「名前」、「電話番号」、「メールアドレス」、「自宅住所」、「勤務先名」、‥‥、のデータ項目から構成されている。
なお、プロフィールデータのうち、その一部の項目として例えば、「メールアドレス」のみが変更されたような場合には、この変更項目だけを暗号化した送信するようにしてもよいが、この実施例では、変更項目だけの送信に限らず、非変更項目も含めて全ての項目を暗号化して送信するようにしている。ここで、プロフィールデータのヘッダー部分に付加される「更新識別情報」は、以降に続くデータが更新後のデータであることを示す情報であり、また、「電話番号」は、赤外線通信によってプロフィールデータを送信した送信側端末1tを識別するための端末識別情報(送信元識別情報)であり、この「更新識別情報」及び端末識別情報としての「電話番号」は、暗号化されていない平文の情報である。
図5は、アドレス帳格納部TBを説明するためのもので、図示の例では、受信側端末1rに設けられているアドレス帳格納部TBを示した図である。
アドレス帳格納部TBは、通信相手毎にそのアドレス帳データ(アドレス帳レコード)を記憶管理するもので、このアドレス帳データを構成する各項目内容は、ユーザ操作によって任意に入力設定されたデータあるいは送信側端末1tから赤外線通信によって受信したプロフィールデータがアドレス帳データとして自動登録されたデータであり、「レコードNo」、「名前」、「電話番号」、「メールアドレス」、「自宅住所」、「勤務先名」、‥‥、の各項目を有している。
また、このアドレス帳格納部TBには、任意のアドレス帳データに対応して「復号鍵」が記憶管理されている。この「復号鍵」は、上述の赤外線通信によって「復号鍵」付きのプロフィールデータを受信した場合に自動登録されたもので、図示の例は、3レコード目に「復号鍵」が登録され、1及び2レコード目には登録されていない場合を示している。ここで、「復号鍵」の登録有無は、更新前のデータを更新後のデータに置き換えるか否かの更新可否を示しており、中央制御部11は、「復号鍵」が登録されていれば、対応するアドレス帳データの更新を許可し、登録されていなければ、対応するアドレス帳データの更新を禁止するようにしている。つまり、「復号鍵」は、アドレス帳データの更新を許可するか禁止するかの更新可否を示す更新制御情報としても利用されており、暗号化データを復号化する場合と更新可否の判別する場合に使用される。
このようにして自己のプロフィールデータを送信した送信側端末1tは、そのデータの編集によって一部あるいは全部の項目内容が更新された場合に、この更新後のデータ(暗号化データ)を添付した更新指示メールを作成してメールサーバ6に送信する。メールサーバ6は、当該更新指示メールを受信すると、これを同報メールとして各人に配信し、この更新指示メールを受信した受信側端末1rは、自己のアドレス帳格納部TBを検索し、対応するアドレス帳データに「復号鍵」が登録されているか否かに基づいて更新可否を決定し、更新が許可されていれば、受信した更新後のデータ(暗号化データ)を当該「復号鍵」を使用して復号化したのち、更新前のアドレス帳データと置き換えるようにしている。
次にこの実施例における携帯電話装置1の動作概念を図6〜図10に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図6は、電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置(送信側端末及び受信側端末)1の全体動作を示したフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、電源オン操作に応答して(ステップA1)、電源(図示せず)をオンしたのち(ステップA2)、電話通信部15を作動させて現在の位置情報を登録すると共に、所定の待受画像を読み出して表示出力させながら電話/メールの待受状態となる。この待受状態において何らかの設定操作が行われ、それが赤外線通信を指示する指示操作であれば、つまり、赤外線通信によってプロフィールデータを相手側に直接送信する指示操作であれば(ステップA3でYES)、プロフィール送信処理を実行開始し(ステップA4)、また、この通信相手側では、このプロフィールデータの受信に応答して(ステップA5でYES)、プロフィール受信処理に移る(ステップA6)。
図7は、送信側端末1tにおいて赤外線通信によるプロフィール送信処理(図6のステップA4)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、赤外線通信送受信部19を作動させて受信側端末1rとの間で認証処理を実行し(ステップB1)、認証OKであるかを調べ(ステップB2)、認証NGであれば(ステップB2でNO)、接続失敗のメッセージを表示出力させたのち(ステップB12)、このフローから抜けるが、認証OKであれば(ステップB2でYES)、プロフィール格納部TAをアクセスし、「電話番号」の項目にデータが設定されているか、つまり、プロフィールデータの「電話番号」の項目内に自己の電話番号が書き込まれているかを調べる(ステップB3)。
中央制御部11は、「電話番号」のデータがあれば(ステップB3でYES)、このプロフィールデータに「復号鍵」を付加するか否かを問い合わせるための確認画面を表示出力させ、この確認画面内の「はい」、「いいえ」の選択項目の中から任意の項目が選択されると、どの項目が選択されたかに基づいて「復号鍵」の付加を指示する指示操作が行われたか否かを調べる(ステップB4)。この場合、送信側端末1tのユーザは、今後、当該プロフィールデータを変更したとき、変更後のデータを知られてもよい相手であれば、「はい」の項目を選択し、変更後のデータまでも知られたくない相手であれば、「いいえ」の項目を選択する。
ここで、「はい」の項目が選択されたときには(ステップB4でYES)、プロフィール格納部TAから「暗号鍵」を読み出し、この「暗号鍵」で暗号化したデータを復号化できるような「復号鍵」を付加したプロフィールデータを赤外線通信送受信部19から送信するが(ステップB6)、「いいえ」の項目が選択されたときには(ステップB4でNO)、プロフィールデータを赤外線通信送受信部19から送信する(ステップB5)。一方、プロフィールデータの「電話番号」の項目内にデータが書き込まれていない場合においても(ステップB3でNO)、上述した場合と基本的には同様の処理が行われる(ステップB7〜B9)。
すなわち、「復号鍵」の付加を指示する指示操作が行われたか否かを調べ(ステップB7)。「はい」の項目が選択されて「復号鍵」の付加が指示されたときには、プロフィールデータの「電話番号」の項目内に自己の電話番号を書き込んだのち、このプロフィールデータに「復号鍵」を付加して赤外線通信送受信部19から送信する(ステップB9)。また、「いいえ」の項目が選択されたときには(ステップB7でNO)、プロフィールデータの「電話番号」の項目内に自己の電話番号を書き込んだのち、このプロフィールデータを赤外線通信送受信部19から送信する(ステップB8)。その後、相手先から受信完了通知を受信するまで待機し(ステップB10)、受信完了通知を受信すると、それに応答して送信完了を示すメッセージを表示出力させる(ステップB11)。
図8は、受信側端末1rにおいて赤外線通信によるプロフィール受信処理(図6のステップA6)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、赤外線通信送受信部19を作動させて送信側端末1tとの間で認証処理を実行し(ステップC1)、認証OKであるかを調べ(ステップC2)、認証NGであれば(ステップC2でNO)、接続失敗のメッセージを表示出力させたのち(ステップC9)、このフローから抜けるが、認証OKであれば(ステップC2でYES)、プロフィールデータを受信すると共に(ステップC3)、正常に受信完了したことを示す通知を送信元に対して返信する(ステップC4)。
そして、中央制御部11は、プロフィールデータに「復号鍵」が付加されているかを調べ(ステップC5)、「復号鍵」が有れば(ステップC5でYES)、プロフィールデータをアドレス帳格納部TBに新規登録すると共に、それに対応付けて「復号鍵」を登録し(ステップC7)、「復号鍵」が無ければ(ステップC5でNO)、プロフィールデータをアドレス帳格納部TBに新規登録する(ステップC6)。そして、受信完了を示すメッセージを表示出力させる(ステップC8)。
送信側端末1tにおいて、プロフィールデータの変更を指示する変更操作が行われた場合には(図6のステップA7でYES)、プロフィール変更処理の実行に移る(ステップA8)。
図9は、送信側端末1tにおいて実行されるプロフィール変更処理(ステップA8)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、プロフィールデータを構成する各項目を編集画面内にリスト表示したのち(ステップD1)、このリストの中から任意の項目が変更対象(編集対象)項目として任意に選択指定されると(ステップD2)、この指定項目のデータをプロフィール格納部TAから読み出して更新前データとして表示出力させる(ステップD3)。
そして、この指定項目内のデータの一部あるいは全部を変更するためにその変更データ(例えば、メールアドレス)が操作部20から入力されると(ステップD4)、中央制御部11は、その項目内のデータを入力されたデータに書換えることによって当該項目の内容(例えば、メールアドレス)を更新する(ステップD5)。そして、ユーザ操作によって更新終了が指示されるまで(ステップD6)、上述のステップD1に戻り、以下、1項目毎にプロフィール格納部TAの内容を更新する処理が繰り返される。
そして、更新終了が指示されると(ステップD6でYES)、中央制御部11は、プロフィール格納部TAから「暗号鍵」を読み出すと共に、プロフィールデータを構成する全ての項目データ(更新後のデータ)を読み出し、この更新後のプロフィールデータの全項目を「暗号鍵」によって暗号化したのち(ステップD7)、図4に示すように当該更新後のデータ(暗号化データ)の先頭部分に平文の「更新識別情報」及び「電話番号」を付加する(ステップD8)。そして、「更新識別情報」、「電話番号」を付加した更新後のデータ(暗号化データ)を添付した更新指示メールを作成したのち(ステップD9)、この当該メールをメールサーバ6に送信する(ステップD10)。
この場合、メールサーバ6は、送信側端末1tからの更新指示メールを同報メールとして受信したのち、この送信側端末1tに対して受信完了通知を行う。そして、メールサーバ6は、メーリングリストに掲載されている各人宛のメールアドレスを読み出して当該受信メールを各メールアドレス宛にそれぞれ送信する。ここで、更新指示メールを送信した送信側端末1tでは、メールサーバ6から受信完了通知を受け取ると(ステップD11でYES)、送信完了を示すメッセージを表示出力させる(ステップD12)。
他方、中央制御部11は、図6のフローにおいて、電話着信あるいはメール受信の有無をチェックしたり(ステップA9)、電源オフ操作有無をチェックしたり(ステップA11)、その他の操作有無をチェックする(ステップA13)。いま、その他の操作が行われたときには(ステップA13でYES)、その操作に対応する処理として(ステップA14)、例えば、電話発信処理、メール作成処理、メール送信処理などを実行する。なお、電源オフ操作が行われたときには(ステップA11でYES)、電源オフ処理を実行したのち(ステップA12)、図6のフローの終了となる。
いま、電話着信あるいはメール受信を検出したときには(ステップA9でYES)、着信/受信処理の実行に移る(ステップA10)。
図10は、着信/受信処理(図6のステップA10)を詳述するためのフローチャートである。先ず、中央制御部11は、電話着信(音声着信)か(ステップE1)、メール受信かを調べ(ステップE3)、電話着信であれば(ステップE1でYES)、通話処理の実行に移るが(ステップE2)、メール受信であれば(ステップE3でYES)、そのメールは上述した更新指示メールであるかをチェックし(ステップE4)、更新指示メール以外のメールであれば、当該受信メールを保存する処理を行う(ステップE5)。
いま、更新指示メールを受信した場合には(ステップE4でYES)、そのメールに添付されている更新後のデータ(暗号化データ)のヘッダー部分から平文の「電話番号」を取得し(ステップE6)、この「電話番号」に基づいてアドレス帳格納部TBを検索して該当するアドレス帳データの登録有無を調べる(ステップE7)。その結果、該当データが未登録であれば、上述の受信メール保存処理に移るが(ステップE5)、該当するデータが登録済みであれば、当該アドレス帳データに対応してアドレス帳格納部TBに「復号鍵」が登録されているかを調べる(ステップE8)。
つまり、「復号鍵」の登録有無に基づいて更新前のデータを更新後のデータに置き換えるか否か、アドレス帳データの更新を許可するか禁止するかを判別し、「復号鍵」が無ければ、その更新が禁止されているものとして、ステップE5に移り、当該受信メールを保存する処理に移る。また、「復号鍵」が登録されていれば(ステップE8でYES)、そのアドレス帳データの更新が許可されているものとして、ステップE9に移り、その「復号鍵」をアドレス帳格納部TBから読み出すと共に、この「復号鍵」によって当該受信メールに添付されている更新後のデータ(暗号化データ)を復号化する。
そして、更新後のデータ(暗号化データ)のヘッダー部分に付加されている「電話番号」と、上述のようにして復号化したデータの中に含まれている「電話番号」とを比較し、両者は一致するかを調べ(ステップE10)、不一致と判断したときには、ステップE5に移って当該受信メールを保存するが、両電話番号の一致する場合には(ステップE10でYES)、それを条件に、更新前のデータを復号化されたデータに置き換えることによって当該アドレス帳データの更新を行う(ステップE11)。そして、当該受信メールを保存する処理に移る(ステップE5)。
以上のように、この実施例においては、携帯電話装置1間で以前に送受信されたプロフィールデータがその後変更された場合に、その受信側端末1rに記憶管理されている当該データを更新するか否かをその送信側端末1tで制御することにより、相手に応じた適切な更新することができ、更新前のプロフィールデータを知らせた相手であっても、更新後のプロフィールデータまでも知らせたくない相手に対して当該データの更新を禁止することができる。この場合、赤外線通信(直接通信)時にプロフィールデータと共にそのデータの更新可否を示す復号鍵を送信することによってその受信側端末1rでは、当該データと復号鍵とを対応付けて自己のアドレス帳格納部TBに記憶管理するので、この復号鍵に基づいて当該データの更新可否を判別することができる。
送信側端末1tにおいて自己のプロフィールデータを更新した場合に、メールサーバ6に送信される更新指示メールに添付されるデータは、そのヘッダー部分に「更新識別情報」のほか、自己の「電話番号」を付加した構成であるから、受信側端末1rでは、この「電話番号」に基づいて相手側のアドレス帳格納部TBを検索することができ、更新対象を正確に特定することが可能となると共に、アドレス帳データの一部の項目データである「電話番号」を検索対象とすることができる。
送信側端末1tは、自己のプロフィールデータを更新した場合に、この更新後のプロフィールデータを暗号化すると共に、更新指示メールに添付してメールサーバ6に送信し、この更新後のプロフィールデータを受信した受信側端末1rは、アドレス帳格納部TBを検索して更新対象のデータを特定すると共に、それに対応して「復号鍵」が登録されていて更新が許可されていることを条件に当該データを更新することにより、「復号鍵」が登録されていない場合にはその端末でのデータの更新を禁止することができる。
すなわち、メールアドレスなどを変更した場合に、更新後のデータまでも知らせたくない相手に対しては、その更新を禁止することができる。この場合、更新後のデータを各端末に送信したとしても、そのデータは暗号化されているので、セキュリティ上問題を生じることはない。なお、送信側端末1tは、プロフィール格納部TAに記憶してある「暗号鍵」を途中で変更すれば、各受信側端末1rでの更新を禁止することができる。つまり、「暗号鍵」を途中で変更するだけで、更新を許可した相手であっても、それを途中でキャンセルすることができる。
この場合、受信側端末1rにおいて、「復号鍵」に基づいて復号化した更新後のデータに更新前のアドレス帳データを置き換える場合に、この更新前のデータに含まれている「電話番号」と暗号化されている更新後のデータに付加されている「電話番号」とを照合し、両者の一致を条件としてデータの更新を行うことにより、正しい「復号鍵」を用いて復号化されたか、正しい更新データであったかを確認することができ、安全性を増すことができる。
送信側端末1tは、自己のプロフィールデータを受信側端末1rに送信する場合に、赤外線通信による1対1の直接通信によって行うことにより、プロフィールデータを安全かつ確実に送信することができ、その後、自己のプロフィールデータを更新した場合には、更新後のデータを付加した更新指示メールを作成し、メールサーバ6を経由して複数の受信側端末1rに対して同報送信することにより、更新後のデータを簡単かつ迅速に配信することができる。
なお、上述した実施例においては、内部メモリにプロフィール格納部TAを設けたが、装置本体に着脱自在に装着可能な外部記録媒体にプロフィール格納部TAを設けてもよい。図11は、プロフィール格納部TAを有した外部記録媒体を装置本体に着脱可能とした携帯電話装置1の構成を示したブロック図である。
この携帯電話装置1は、図2で示した中央制御部11、ROM12、RAM13、無線通信送受信部14、赤外線通信送受信部19などを有するほか、外部記録媒体としてのUIM(User Identity Module)カード31が着脱自在に装着可能なUIMインターフェイス部32を有する構成となっている。この場合、アドレス帳格納部TBは、上述した実施例と同様にRAM13に設けられているが、プロフィール格納部TAは、UIMカード31に設けられている。
すなわち、このUIMカード31には、加入者情報として加入者登録番号(識別情報)、加入者電話番号、通話料金などが格納されている加入者情報格納部TCのほか、図3で示したように、自己の「名前」、「電話番号」、「メールアドレス」、「自宅住所」などのプロフィールデータに対応して、「暗号鍵」を記憶するプロフィール格納部TAが設けられている。中央制御部11は、ROM12内のプログラムに応じて基本的に図6〜図10に示したフローチャートと同様の動作を実行するが、この場合、中央制御部11は、UIMインターフェイス部32を介してUIMカード31の装着有無を監視しており、UIMカード31が装着されている場合には、このUIMカード31から必要に応じてプロフィール格納部TA、加入者情報格納部TCの内容を読み出すようにしている。
このようにUIMカード31にプロフィール格納部TAを設けることにより、このUIMカード31を別の携帯電話装置1に装着すれば、この別の携帯電話装置1でも上述した実施例と同様の動作を行うことが可能となる。なお、UIMカード31にプロフィール格納部TAを設ける場合に限らず、例えば、スマートメディア、ICカードなどの外部記録媒体にプロフィール格納部TAを設けた場合でも同様であり、この外部記録媒体を別の携帯電話装置1に装着すれば、この別の携帯電話装置1でも上述した実施例と同様の動作を行うことが可能となる。
また、上述した実施例においては、アドレス帳格納部TBの各レコード毎に、更新可否を示す情報(復号鍵)が登録されているか否かに基づいて当該レコード内容の更新可否を判別するようにしたが、更新可否を示す情報は、例えば、アドレス帳レコード毎に更新可否フラグをセットするようにしてもよく、更新可否フラグが“1”の場合には、更新を許可し、“0”の場合には、更新を禁止すればよい。その他、更新可否を示す情報は任意である。
また、上述した実施例においてメールサーバ6は、任意の携帯電話装置1から更新指示メールを同報メールとして受信した場合に、メーリングリストを参照して当該メール(更新後のデータを)を複数人宛に同報メールとしてそれぞれ送信するようにしたが、メーリングリスト方式に限らず、携帯電話装置1側のメーラ・ソフトを利用して同一メールを複数人に送信するようにしてもよい。例えば、アドレス帳格納部TBに掲載されている各人を宛先として列記して同報送信してもよい。
上述した実施例においては、更新後のデータを添付した更新指示メールを送信するようにしたが、更新後のデータを添付せず、どの項目をどのように更新すべきであるかを指示する更新内容を送信するようにしてもよい。また、更新指示メールをインターネット5を経由で複数人に同報メールとして送信する場合に限らず、例えば、赤外線通信による1対1方式で直接送信したり、近距離無線通信(Bluetooth通信)によって1対多方式で直接送信するようにしてもよい。
また、端末識別情報は、電話番号に限らずメールアドレスなど端末を識別できる情報であればよい。
上述した実施例においては、プロフィールデータ(アドレス帳データ)の更新を制御する場合を例示したが、行動予定などのスケジュールデータ、撮影画像データなどのデータを更新する場合の更新制御であっても同様に適用可能である。
その他、通信端末装置としては、携帯電話装置に限らず、例えば、通信機能付きのPDA・電子カメラ・電子腕時計・音楽再生機などの通信端末装置であっても同様に適用可能である。
携帯端末装置として適用した携帯電話装置における通信ネットワークシステム(データ更新システム)を示したブロック図。 携帯電話装置1の基本的な構成要素を示したブロック図。 プロフィール格納部TAを説明するための図。 送信側端末1tにおいて自己のプロフィールデータが更新された際に、メールサーバ6に送信される更新指示メールに添付されるデータを示した図。 受信側端末1rに設けられているアドレス帳格納部TBを説明するための図。 電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置(送信側端末及び受信側端末)1の全体動作を示したフローチャート。 送信側端末1tにおいて赤外線通信によるプロフィール送信処理(図6のステップA4)を詳述するためのフローチャート。 受信側端末1rにおいて赤外線通信によるプロフィール受信処理(図6のステップA6)を詳述するためのフローチャート。 送信側端末1tにおいて実行されるプロフィール変更処理(ステップA8)を詳述するためのフローチャート。 着信/受信処理(図6のステップA10)を詳述するためのフローチャート。 この実施例の変形応用例において、プロフィール格納部TAを有した外部記録媒体を装置本体に着脱可能とした携帯電話装置1の構成を示したブロック図。
符号の説明
1 携帯電話装置
1t 送信側端末
1r 受信側端末
4 携帯無線通信網
5 インターネット
6 メールサーバ
11 中央制御部
12 ROM
14 無線通信送受信部
18 表示部
19 赤外線通信送受信部
20 操作部
TA プロフィール格納部
TB アドレス帳格納部

Claims (13)

  1. 相手端末から送信されるデータを受信して記憶管理するほか、この送信元からの更新指示に応じて当該データを更新する通信端末装置であって、
    前記相手端末から送信される更新前のデータとそのデータの更新可否を示す更新制御情報を受信した場合に、当該データと更新制御情報とを対応付けて記憶管理するデータ記憶手段と、
    前記相手端末から送信される更新指示を受信した場合に、前記更新制御情報を参照することによって更新可否を判別する判別手段と、
    この判別手段によって更新が許可されていると判別された場合に、前記更新前のデータを更新するデータ更新手段と、
    を具備したことを特徴とする通信端末装置。
  2. 前記相手端末から送信される更新前のデータのほか、その送信元識別情報をも受信した場合に、前記データ記憶手段は、当該識別情報をも含めて記憶管理し、
    前記相手端末から送信される更新指示と共に送信元識別情報を受信した場合に、前記判別手段は、この識別情報に基づいて前記データ記憶手段を検索することによって該当する更新制御情報を特定して更新可否の判別を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  3. 前記更新前のデータは、その一部に前記送信元識別情報を含む構成である、
    ことを特徴とする請求項2記載の通信端末装置。
  4. 前記判別手段は、前記更新制御情報として記憶管理されている復号鍵に基づいて更新可否を判別し、
    前記相手端末から暗号化された更新後のデータを受信した場合に、前記判別手段によって更新が許可されていると判別されていれば、前記データ更新手段は、暗号化された更新後のデータを前記復号鍵に基づいて復号化すると共に、復号化した更新後のデータに基づいて前記更新前のデータを更新する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  5. 前記データ更新手段は、前記更新前のデータを前記復号鍵に基づいて復号化した更新後のデータに置き換える際に、前記更新前のデータに含まれている送信元識別情報と暗号化されている更新後のデータに付加されている送信元識別情報とを照合し、両者の一致を条件としてデータの更新を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項4記載の通信端末装置。
  6. 前記更新前のデータは、通信端末装置間での直接通信によって送受信されるデータであり、
    前記更新後のデータは、複数相手に対して送信されるデータである、
    ことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  7. 通信端末装置間でデータの送受信を行うことによって当該データがその受信側の通信端末に記憶保存されたのち、その送信側の通信端末で当該データの更新が行われた場合に、この更新後のデータを受信側の通信端末に送信するデータ更新システムであって、
    前記送信側の通信端末は、前記受信側の通信端末に対して更新前のデータと共にその更新可否を示す更新制御情報を送信する第1の送信手段と、前記更新前のデータを更新した場合に、この更新後のデータを前記受信側の通信端末に対して送信する第2の送信手段とを具備し、
    前記受信先側通信端末は、前記送信側の通信端末から送信される更新前のデータと更新制御情報を受信した場合に、当該データと更新制御情報とを対応付けて記憶管理するデータ記憶手段と、前記送信側の通信端末から送信される更新後のデータを受信した場合に、前記更新制御情報を参照することによって更新可否を判別する判別手段と、この判別手段によって更新が許可されていると判別された場合に、前記更新前のデータを更新するデータ更新手段とを具備したことを特徴とするデータ更新システム。
  8. 前記送信側の通信端末において、前記第1の送信手段は、受信先に更新前のデータと共に、暗号化データを復号化する復号鍵を更新制御情報として送信し、前記第2の送信手段は、更新後のデータを暗号鍵によって暗号化して前記受信先に対して送信し、
    前記受信側の通信端末において、前記判別手段は、前記復号鍵が前記更新制御情報として記憶管理されているか否かに基づいて更新可否を判別し、この判別手段によって更新が許可されていると判別された場合に、前記データ更新手段は、前記相手端末から暗号化された更新後のデータを受信した際に、この更新後のデータを前記復号鍵に基づいて復号化すると共に、復号化した更新後のデータに基づいて前記更新前のデータを更新する、
    ようにしたことを特徴とする請求項7記載のデータ更新システム。
  9. 前記送信側の通信端末は、その装置本体に着脱自在に装着される外部記録媒体内に更新前のデータと前記復号鍵が記憶管理されている場合に、前記第1の送信手段は、外部記録媒体から読み出した更新前のデータと復号鍵とを受信先に対して送信する、
    ようにしたことを特徴とする請求項8記載のデータ更新システム。
  10. 前記外部記録媒体は、加入者情報として少なくとも加入者電話番号が記録されている記録メディアである、
    ことを特徴とする請求項9記載のデータ更新システム。
  11. 前記更新前のデータは、通信端末装置間での直接通信によって送受信されるデータであり、
    前記更新後のデータは、複数相手に対して送信されるデータである、
    ことを特徴とする請求項7記載のデータ更新システム。
  12. コンピュータに対して、
    相手端末から送信される更新前のデータとそのデータの更新可否を示す更新制御情報を受信した場合に、当該データと更新制御情報とを対応付けて記憶管理する機能と、
    前記相手端末から送信される更新指示を受信した場合に、前記更新制御情報を参照することによって更新可否を判別する機能と、
    更新が許可されていると判別された場合に、前記更新前のデータを更新する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  13. コンピュータに対して、
    データの送信元から受信先に対して更新前のデータと共にその更新可否を示す更新制御情報を送信する機能と、
    前記送信元で更新前のデータを更新した場合に、この更新後のデータを前記受信先に対して送信する機能と、
    前記受信先において、前記送信元から送信される更新前のデータと更新制御情報を受信した場合に、当該データと更新制御情報とを対応付けて記憶管理する機能と、
    前記受信先において、前記送信元から送信される更新後のデータを受信した場合に、前記更新制御情報を参照することによって更新可否を判別する機能と、
    更新が許可されていると判別された場合に、前記更新前のデータを更新する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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