JP2008064949A - 電極線を有する表示パネル - Google Patents
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Abstract
【課題】表示パネル上の電極線と駆動ユニットとの接続構成を最適化した表示パネルを提供する。
【解決手段】複数の駆動ユニットに接続される複数の電極線を有する表示パネルにおいて,複数の電極線がM本の連続して隣接する電極線からなる電極線群をN群有し,パネルの第1,第2の辺に沿って配置されそれぞれM端子を有する複数の第1,第2の接続端子群とを有する。そして,N群の電極線群のうちK群(K<N)の電極線群がそれぞれ第1の接続端子群に引き出し線を介して接続され,N群の電極線群のうちN−K群の電極線群がそれぞれ第2の接続端子群に引き出し線を介して接続され,K群の電極線群とN−K群の電極線群とが1群毎にまたは複数群毎に交互に配置されている。
【選択図】図4
【解決手段】複数の駆動ユニットに接続される複数の電極線を有する表示パネルにおいて,複数の電極線がM本の連続して隣接する電極線からなる電極線群をN群有し,パネルの第1,第2の辺に沿って配置されそれぞれM端子を有する複数の第1,第2の接続端子群とを有する。そして,N群の電極線群のうちK群(K<N)の電極線群がそれぞれ第1の接続端子群に引き出し線を介して接続され,N群の電極線群のうちN−K群の電極線群がそれぞれ第2の接続端子群に引き出し線を介して接続され,K群の電極線群とN−K群の電極線群とが1群毎にまたは複数群毎に交互に配置されている。
【選択図】図4
Description
本発明は,表示領域に電極線を有する表示パネルに関し,特に,駆動ユニットと電極線との接続構成を最適化した表示パネルに関する。
プラズマディスプレイパネル(PDP)や液晶表示パネルや有機ELパネルなどの平面表示パネルは,表示領域に水平方向に延びる複数の電極線と垂直方向に延びる複数の電極線とを有する。そして,これらの電極線は,駆動回路装置とそれに接続される回路基板とを有する駆動ユニットとパネル端部の接続端子群を介して接続される。例えば,PDPの場合は,フレキシブルプリント回路基板(FPC)がパネル端部で電極線から引き出された接続端子群と接続される。他の表示パネルも同様にして電極線が駆動ユニットに接続される。
駆動ユニットを構成するフレキシブルプリント回路基板は,コストダウンの要請から,ある程度の高い導電配線密度を有する所定の幅を有することが望まれる。配線密度が高く幅を狭くできれば基板自体のコストが下がるからである。ただし,接続端子群との接続の信頼性(端子間短絡など)を低下させないためには,その導電配線の密度には一定の制限がある。
一方で,表示領域に形成される電極線の密度,ピッチは,パネルサイズと表示パネルのスペックとにより決定される。たとえば,PDPにおいて,フルスペックのハイビジョンテレビ(高精細テレビ:HDTV)の場合は,1920×1080の画素数が要求され,水平解像度が1920画素×3色=5760セルが必要になる。つまり,垂直方向に延びるアドレス電極数が5760本である。パネルサイズを一定と考えると,高解像度になるほど,アドレス電極間の間隔(ピッチ)が狭くなる。
したがって,表示パネル側の事情で決まる電極線のピッチと,駆動ユニット側の事情で決まる接続基板のサイズとの間の違いを吸収するために,表示パネルの端部に電極線から引き出された接続端子群が設けられる。電極線のピッチが駆動ユニット側の導電配線のピッチより大きければ,引き出し線は電極線から接続端子群に向かって幅が狭められる形状になる。この場合は,接続端子群を表示パネルの1辺上に配置することが可能になる。たとえば,特許文献1,2に記載されるとおりである。
逆に,高精細化に伴って電極線数が増大し,電極線のピッチが駆動ユニット側の導電配線のピッチより小さければ,接続端子群を表示パネルの1辺上に配置することはできず,表示パネルの上下の2辺上に分けて配置しなければならない。たとえば,PDPのアドレス電極であれば,表示パネルの上下端に接続端子群を設け,上下から駆動ユニットのフレキシブルプリント回路基板を接続することになる。このような構成は,たとえば,特許文献3に記載されている。
特開2001−283736号公報
特開2004−6396号公報
特開2005−340131号公報
上記の特許文献3の構成では,当該特許文献には必ずしも明確に記載されていないが,表示パネルの上下に同じ数の駆動ユニットを接続し,上下の1対の駆動ユニットには電極線が1本おきに接続される。それに伴って,1つの駆動ユニットに接続される接続端子群の幅と,電極線群の幅との差が大きくなり,引き出し配線の密度が高くなり断線の原因になる。
さらに,現在市場に出ている標準の駆動回路装置は384(=128×3)本の電極を駆動するのに対して,フルスペックのハイビジョン表示パネルの規格では,水平方向に1920画素×3色=5760画素を形成する必要がある。この場合,上記の特許文献3によれば,表示パネルの上下に対象に同じ数(上下それぞれ8個で合計16個)の駆動ユニットを設けているので,384本×16個>5760となり,駆動回路装置の一部の出力端子が使用されずに無駄になっている。
そこで,本発明の目的は,表示パネル上の電極線と駆動ユニットとの接続構成を最適化した表示パネルを提供することにある。
上記の目的を達成するために,本発明の第1の側面によれば,表示領域に形成された複数の電極線を有し,前記電極線が複数の駆動ユニットに接続される表示パネルにおいて,
前記複数の電極線が,M本の連続して隣接する電極線からなる電極線群をN群有し,
前記表示パネルの第1の辺に沿って配置され,それぞれM端子を有する複数の第1の接続端子群と,
前記表示パネルの前記第1の辺に対向する第2の辺に沿って配置され,それぞれM端子を有する複数の第2の接続端子群とを有し,
前記N群の電極線群のうちK群(K<N)の電極線群がそれぞれ前記第1の接続端子群に引き出し線を介して接続され,
前記N群の電極線群のうちN−K群の電極線群がそれぞれ前記第2の接続端子群に引き出し線を介して接続され,
前記K群の電極線群と前記N−K群の電極線群とが,1群毎にまたは複数群毎に交互に配置されていることを特徴とする。
前記複数の電極線が,M本の連続して隣接する電極線からなる電極線群をN群有し,
前記表示パネルの第1の辺に沿って配置され,それぞれM端子を有する複数の第1の接続端子群と,
前記表示パネルの前記第1の辺に対向する第2の辺に沿って配置され,それぞれM端子を有する複数の第2の接続端子群とを有し,
前記N群の電極線群のうちK群(K<N)の電極線群がそれぞれ前記第1の接続端子群に引き出し線を介して接続され,
前記N群の電極線群のうちN−K群の電極線群がそれぞれ前記第2の接続端子群に引き出し線を介して接続され,
前記K群の電極線群と前記N−K群の電極線群とが,1群毎にまたは複数群毎に交互に配置されていることを特徴とする。
上記の第1の側面における好ましい態様によれば,前記M本が384本,前記M端子が384端子,前記N群が15群であり,前記電極線が5760本の電極からなる。
上記の第1の側面における好ましい態様によれば,前記K群が7群であり,前記N−K群が8群であり,前記第1の辺に沿って7群の第1の接続端子群が,7つの駆動ユニットにそれぞれ接続され,前記第2の辺に沿って8群の第2の接続端子群が,8つの駆動ユニットにそれぞれ接続される。
上記の目的を達成するために,本発明の第2の側面によれば,表示領域に形成された複数の電極線を有する表示パネルと,前記電極線が接続される複数の駆動ユニットとを有する表示パネルモジュールにおいて,
前記複数の電極線が,M本の連続して隣接する電極線からなる電極線群をN群有し,
前記表示パネルの第1の辺に沿って配置され,それぞれM端子を有する複数の第1の接続端子群と,
前記表示パネルの前記第1の辺に対向する第2の辺に沿って配置され,それぞれM端子を有する複数の第2の接続端子群とを有し,
前記N群の電極線群のうちK群(K<N)の電極線群がそれぞれ前記第1の接続端子群に引き出し線を介して接続され,
前記N群の電極線群のうちN−K群の電極線群がそれぞれ前記第2の接続端子群に引き出し線を介して接続され,
前記K群の電極線群と前記N−K群の電極線群とが,1群毎にまたは複数群毎に交互に配置され,
前記複数の駆動ユニットがそれぞれ前記第1及び第2の接続端子群と接続されることを特徴とする。
前記複数の電極線が,M本の連続して隣接する電極線からなる電極線群をN群有し,
前記表示パネルの第1の辺に沿って配置され,それぞれM端子を有する複数の第1の接続端子群と,
前記表示パネルの前記第1の辺に対向する第2の辺に沿って配置され,それぞれM端子を有する複数の第2の接続端子群とを有し,
前記N群の電極線群のうちK群(K<N)の電極線群がそれぞれ前記第1の接続端子群に引き出し線を介して接続され,
前記N群の電極線群のうちN−K群の電極線群がそれぞれ前記第2の接続端子群に引き出し線を介して接続され,
前記K群の電極線群と前記N−K群の電極線群とが,1群毎にまたは複数群毎に交互に配置され,
前記複数の駆動ユニットがそれぞれ前記第1及び第2の接続端子群と接続されることを特徴とする。
上記の発明の側面によれば,所定本の連続して隣接する電極線からなる電極線群の単位で,上下の接続配線群に接続される。よって,電極線群と接続配線群間の引き出し線のパターン密度を緩和することができる。また,接続配線群に接続される駆動回路装置を無駄なく使用することができる。
以下,図面にしたがって本発明の実施の形態について説明する。但し,本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されず,特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
図1は,本実施の形態における表示パネルの構成展開図である。図1の表示パネルは,3電極面放電型のプラズマディスプレイパネルの例である。この表示パネルでは,前面ガラス基板(パネル)1と背面ガラス基板(パネル)2とが放電空間を隔てて配置される。前面ガラス基板1上には,水平方向に延びる複数の表示電極(電極線)が形成され,各表示電極は,ITOからなる透明電極12とそれに重ねて形成される金属のバス電極11とからなる。そして,表示電極11,12は誘電体層13で被覆され,さらに誘電体層は保護層14により被覆されている。
一方,背面ガラス基板2上には垂直方向に延びる複数のアドレス電極(電極線)15が形成され,アドレス電極15が誘電体層16で被覆されている。さらに,アドレス電極15の間にはストライプ状の隔壁9が形成され,誘電体層16とアドレス電極15上にRGBの蛍光体18,19,20が形成される。表示電極とアドレス電極とが交差する位置が放電セルを構成し,1つの画素はRGBの3つの放電セルからなる。
フルスペックのハイビジョンテレビの仕様によれば,表示画素数は1920×1080である。したがって,表示電極間の放電領域を1080領域,アドレス電極を1920×3=5760本,放電ユニットを5760×1080だけ設ける必要がある。
図2は,従来の背面ガラス基板のアドレス電極と接続端子との関係を示す図である。図中,接続端子群32が部分的に拡大して示されている。まず,背面ガラス基板2の破線で囲まれた有効表示領域30内には,複数のアドレス電極15が形成されている。そして,所定本数ずつのアドレス電極群15Gが,有効表示領域外で引き出し線34を介して接続端子群32に接続される。図2では15群のアドレス電極群15Gと接続端子群32とが示されている。また,複数群の接続端子群32が,ガラス基板2の一つの辺2Aに沿って配置される。
この例では,アドレス電極15の電極間ピッチ(距離)P1が,接続端子群32の端子間ピッチP2よりも大きい例である。前述のとおり,アドレス電極間ピッチP1は,パネルの大きさと電極本数から決まるのに対して,接続端子間ピッチP2は,駆動ユニットのフレキシブルプリント回路基板の導線ピッチに依存する。その結果,アドレス電極群15Gの横幅W1は接続端子群の横幅W2よりも大きく,それ故に,全ての接続端子群32をパネル2の1辺2Aに沿って配置することができる。
図3は,従来の別の背面ガラス基板のアドレス電極と接続端子との関係を示す図である。図2と同様に,背面ガラス基板2内の破線で囲まれた有効表示領域30には,複数のアドレス電極15A,15Bが形成され,所定本数ずつのアドレス電極群15Gが,有効表示領域外で引き出し線34を介して接続端子群32A,32Bに接続される。図2と異なり,接続端子群32Aは下辺2Aに沿って配置され,接続端子群32Bは上辺2Bに沿って配置されている。そして,上下辺に設けられた1対の接続端子群32A,32Bが,共通のアドレス電極群15G内のアドレス電極15A,15Bにそれぞれ接続される。つまり,複数のアドレス電極15が1本おきに下辺2Aの接続端子群32Aと,上辺2Bの接続端子群32Bとに接続される。
図3では,アドレス電極数の増大に伴って,アドレス電極間ピッチP1が接続端子間ピッチP2よりも小さくなっている。そのため,全ての接続端子群32を下辺2Aに沿って設けることができない。そこで,接続端子群32を下辺2Aと上辺2Bとの分けて配置し,アドレス電極15A,15Bを交互に下側の接続端子群32Aと上側の接続端子群32Bとに接続している。したがって,接続端子群32Aの端子数の2倍の本数のアドレス電極15A,15Bがアドレス電極群15G内に含まれることになり,アドレス電極群15Gの横幅W11は,接続端子群32Aの横幅W2よりも極端に大きくなる。
このような横幅の関係W11>W2に起因して,アドレス電極15Aと接続端子32Aとを結ぶ引き出し線34の線間ピッチが狭くなり,短絡不良の原因になる。特に,アドレス電極間ピッチP1が接続端子間ピッチP2よりわずかに狭い場合は,W11がW2の約2倍弱になり,引き出し線34の広がり角度が広くなり短絡不良が起きやすい。
さらに,図3の例では,1対の接続端子群32A,32Bを対向して配置しているので,下辺2Aの接続端子群32Aの数と上辺2Bの接続端子群32Bの数とが等しくなる。それに対して,現在普及している標準の駆動回路装置は384(128×3)本のアドレス電極を駆動することができる。したがって,フルスペックのハイビジョンテレビの5760(1920×3)本のアドレス電極を駆動するためには,上下に8個ずつの駆動ユニットを設けて接続端子群32A,32Bに接続することが必要になる。つまり,駆動ユニットの数は合計で16個になり,駆動可能な電極本数は384×16=6144本となり,5760本より多い。そのため,一部の駆動ユニットでは駆動回路装置の能力を最大限に利用しておらず,コストダウンの弊害となっている。
図4は,本実施の形態における表示パネルの構成図である。図4は,図2,3と同様に背面ガラス基板2の平面図を示している。背面ガラス基板2内の有効表示領域30には,複数のアドレス電極15が形成されている。複数のアドレス電極15は,太枠で示したとおり,所定本の連続して隣接するアドレス電極15からなるアドレス電極群15GX,15GYが,複数群(図4の例では15群)に分けられている。そして,パネル2の左辺から数えて奇数番目の第1のアドレス電極群15GXが,パネルの下辺2Aに配置された接続端子群32Xに接続され,偶数番目の第2のアドレス電極群15GYが,パネルの上辺2Bに配置された接続端子群32Yに接続されている。つまり,第1,第2のアドレス電極群は1群毎に交互に配置され,上下の接続端子群に接続される。
各接続端子群32X,32Yの端子数は,アドレス電極群15GX,15GYのアドレス電極の本数と同じである。15のアドレス電極群15GX,15GYのうち8群の第1のアドレス電極群15GXが下辺に配置された8つの接続端子群32Xにそれぞれ接続され,7群(=15−8)の第2のアドレス電極群15GYが上辺に配置された7つの接続端子群32Yにそれぞれ接続される。つまり,接続端子群32X,32Yは合計で15個である。
図4には,接続端子群32Xが拡大して示されている。図3と同様に,アドレス電極15の電極間ピッチP1は,接続端子間ピッチP2よりも小さい。そして,アドレス電極群15GXは,所定本の連続して隣接するアドレス電極15からなるので,アドレス電極群の横幅W12は接続端子群32Xの横幅W2よりも小さい。そのため,両者を結ぶ引き出し線34はアドレス電極から接続端子群に向かって拡がるパターンである。
そして,特にアドレス電極間ピッチP1が接続端子間ピッチP2よりもわずかに狭い場合は,横幅W12とW2との差は,図3の横幅W11とW2との差ほど大きくなく,引き出し線34の広がり角度は図3よりも小さい。したがって,引き出し線34の密度はそれほど高くなく,短絡不良の可能性が抑制される。図3と図4の引き出し線34を比較すると理解できる。
なお,パネルサイズが42インチのフルスペックの高精細パネルの場合で,アドレス電極間ピッチP1は約0.16mm,50インチの場合で約0.19mm,60インチの場合で約0.23mm,65インチの場合で約0.25mmであり,接続端子群の端子間ピッチP2は0.2〜0.3mmである。
上記の通り,アドレス電極間ピッチP1が接続端子間ピッチP2よりも狭くなると,接続端子群32X,Yを上下の辺に分離することが必要になるが,本実施の形態では,所定本の連続して隣接するアドレス電極からなるアドレス電極群15GX,15GY毎に,上下の第1,第2の接続端子群32X,32Yに接続することで,引き出し線の密度を低下させることができる。
さらに,フルスペックのハイビジョンテレビ用の高精細パネルであれば,アドレス電極15が5760(=1920×3)本になる。そして,接続端子群32X,32Yの端子数を標準の駆動回路装置の端子数384(=128×3)にすると,接続端子群は15群,よって,アドレス電極群も15群になり,駆動回路装置を無駄なく使用することが可能になる。しかも,図3の16群の接続端子群とそれらにそれぞれ接続される16個の駆動ユニットと比較すると,15個の駆動ユニットだけで良いので,駆動ユニット数を1個減らすことができる。これは,コストダウンになると共に,省電力化,省発熱量化につながる。
図5は,本実施の形態における表示パネルモジュールの構成図である。図4で示した表示パネル2に,導電配線が形成されたフレキシブルプリント回路基板40及びそれに搭載される駆動回路装置42からなる駆動ユニットが,接続端子群32Xで接続されている。図5では,下辺2A側の駆動ユニットのみを示している。上辺2B側の駆動ユニットは紙面の関係から省略しているが,実際には接続端子群32Yに駆動ユニットが接続される。
フレキシブルプリント回路基板40は,それぞれ接続端子群32Xと同じ本数(上記例では384本)の導電配線を有し,駆動回路装置42が同様に384本の駆動端子を有する。そして,1つの駆動ユニット内の駆動回路装置42が,フレキシブルプリント回路基板40の導電配線を介して,アドレス電極群15GX内の384本のアドレス電極を駆動する。
フレキシブルプリント回路基板40の反対側にはコネクタ44が設けられ,それがバス基板48のコネクタ46と接続される。バス基板48は,駆動回路装置42に駆動データ,駆動タイミング信号,電源などを供給するバス配線を有する。そして,バス基板48は,CPUやフレームメモリ,電源ユニットなどが搭載された制御ユニット50に接続される。フレキシブルプリント回路基板40を湾曲させることで,駆動回路装置42,バス基板48,制御ユニット50を,表示パネルの背面側に配置することができる。
図4,図5の例では,アドレス電極群15X,15Yが1群おきに上下の接続端子群32X,32Yに接続されている。そして,ハイビジョンテレビ用の表示パネルの場合は,それらが15群に分けられ,8つの接続端子群32Xがパネルの下辺2Aに沿って設けられ,7つの接続端子群32Yがパネルの上辺2Bに沿って設けられる。本実施の形態は,必ずしも1群おきにアドレス電極群が上下の接続端子群に接続される必要はない。2群おきに上下に配分されてもよいし,2群のアドレス電極群15GXを下辺の接続端子群32Xに接続し,次の1群のアドレス電極群15GYを上辺の接続端子群32Yに接続してもよい。必ずしも上下の接続端子群の数を同等または1個違いにすることは必要ない。
図6は,本実施の形態における別の表示パネルの構成図である。この例では,パネル2の左側からみて,1つの第1のアドレス電極群15GXが下辺2Aの接続端子群32Xに接続され,次の1つの第2のアドレス電極群15GYが上辺2Bの接続端子群32Yに接続され,次の2つの第1のアドレス電極群15GXが下辺2Aの2つの接続端子群32Xにそれぞれ接続され,次の1つの第2のアドレス電極群15GYが上辺2Bの接続端子群32Yに接続されている。以下同様に,2つの第1のアドレス電極群と,1つの第2のアドレス電極群とが交互に上下の接続端子群32X,32Yに接続される。したがって,パネルの下辺2Aには10個の接続端子群32Xが形成され,上辺2Bには5個の接続端子群32Yが形成され,それぞれが図示しない駆動ユニットに接続される。
図7は,本実施の形態における更に別の表示パネルの構成図である。この例でパネル2の左側からみて,1つの第1のアドレス電極群15GXが下辺2Aの接続端子群32Xに接続され,次の1つの第2のアドレス電極群15GYが上辺2Bの接続端子群32Yに接続され,次の2つの第1のアドレス電極群15GXが下辺2Aの2つの接続端子群32Xにそれぞれ接続され,次の2つの第2のアドレス電極群15GYが上辺2Bの接続端子群32Yに接続されている。以下同様に,第1,第2のアドレス電極群15GX,15GYが2群ずつ上下の接続端子群32X,32Yに接続される。そして,最右端の1つの第1のアドレス電極群15GXが下辺2Aの接続端子群32Xに接続されている。したがって,パネルの下辺2Aには8個の接続端子群32Xが形成され,上辺2Bには7個の接続端子群32Yが形成され,それぞれが図示しない駆動ユニットに接続される。
以上の説明では,表示パネルの垂直方向に延びるアドレス電極とその接続端子群及び駆動ユニットを例にして説明した。しかし,本実施の形態は,表示パネルの水平方向に延びる表示電極とその接続端子群,駆動ユニットにも同様に適用可能である。また,上記の説明では,プラズマディスプレイパネルを例にして説明したが,液晶表示パネルや有機EL表示パネルの電極についても本実施の形態は同様に適用できる。
2:表示パネル(背面ガラス基板) 15:電極線(アドレス電極)
15GX:第1の電極線群 15GY:第2の電極線群
32X:第1の接続端子群 32Y:第2の接続端子群
15GX:第1の電極線群 15GY:第2の電極線群
32X:第1の接続端子群 32Y:第2の接続端子群
Claims (5)
- 表示領域に形成された複数の電極線を有し,前記電極線が複数の駆動ユニットに接続される表示パネルにおいて,
前記複数の電極線が,M本の連続して隣接する電極線からなる電極線群をN群有し,
前記表示パネルの第1の辺に沿って配置され,それぞれM端子を有する複数の第1の接続端子群と,
前記表示パネルの前記第1の辺に対向する第2の辺に沿って配置され,それぞれM端子を有する複数の第2の接続端子群とを有し,
前記N群の電極線群のうちK群(K<N)の電極線群がそれぞれ前記第1の接続端子群に引き出し線を介して接続され,
前記N群の電極線群のうちN−K群の電極線群がそれぞれ前記第2の接続端子群に引き出し線を介して接続され,
前記K群の電極線群と前記N−K群の電極線群とが,1群毎にまたは複数群毎に交互に配置されていることを特徴とする表示パネル。 - 請求項1において,
前記M本が384本,前記M端子が384端子,前記N群が15群であり,前記電極線が5760本の電極からなることを特徴とする表示パネル。 - 請求項2において,
前記K群が7群であり,前記N−K群が8群であり,
前記第1の辺に沿って7群の第1の接続端子群が,7つの駆動ユニットにそれぞれ接続され,
前記第2の辺に沿って8群の第2の接続端子群が,8つの駆動ユニットにそれぞれ接続されることを特徴とする表示パネル。 - 表示領域に形成された複数の電極線を有する表示パネルと,
前記電極線が接続される複数の駆動ユニットとを有する表示パネルモジュールにおいて,
前記複数の電極線が,M本の連続して隣接する電極線からなる電極線群をN群有し,
前記表示パネルの第1の辺に沿って配置され,それぞれM端子を有する複数の第1の接続端子群と,
前記表示パネルの前記第1の辺に対向する第2の辺に沿って配置され,それぞれM端子を有する複数の第2の接続端子群とを有し,
前記N群の電極線群のうちK群(K<N)の電極線群がそれぞれ前記第1の接続端子群に引き出し線を介して接続され,
前記N群の電極線群のうちN−K群の電極線群がそれぞれ前記第2の接続端子群に引き出し線を介して接続され,
前記K群の電極線群と前記N−K群の電極線群とが,1群毎にまたは複数群毎に交互に配置され,
前記複数の駆動ユニットがそれぞれ前記第1及び第2の接続端子群と接続されることを特徴とする表示パネルモジュール。 - 請求項1において,
前記M本が384本,前記M端子が384端子,前記N群が15群であり,前記電極線が5760本の電極からなり,前記複数の駆動ユニットが15ユニットからなることを特徴とする表示パネルモジュール。
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