JP2008063171A - 水素製造装置及び燃料電池発電装置 - Google Patents

水素製造装置及び燃料電池発電装置 Download PDF

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Abstract

【課題】予熱蒸発部に供給される原料ガスや水の量が変動しても、改質部や一酸化炭素除去部の温度を適正に保つことができるようにする。
【解決手段】水を蒸発させ且つ原料ガスを加熱する予熱蒸発部6。原料ガスと水蒸気を水蒸気改質反応させて改質ガスを生成する改質部8。改質ガス中の一酸化炭素を除去する一酸化炭素除去部10。これらを具備した水素製造装置に関する。予熱蒸発部6を、第1蒸発部6aと、第1蒸発部6aで未蒸発の水を蒸発させる第2蒸発部6bとから形成する。第2蒸発部6bを囲む隔壁11を設けると共に隔壁11に開口部12を形成する。隔壁11と第2蒸発部2bの間に第1蒸発部6aで蒸発した水蒸気と第2蒸発部6bで蒸発した水蒸気が合流する誘導路13を形成する。予熱蒸発部6から誘導路13を通して供給され開口部12を通過した原料ガスと水蒸気を改質部8に供給する混合ガス流路14を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、都市ガスやLPG等の炭化水素系燃料を原料ガスとして、水素リッチで且つ一酸化炭素を除去した改質ガスを製造する水素製造装置、及び水素製造装置で製造された改質ガスを利用して発電する燃料電池を備えた燃料電池発電装置に関するものである。
燃料電池発電装置は、水素リッチな改質ガスを製造する水素製造装置と、水素製造装置で製造された改質ガスを利用して発電する燃料電池とを主たる要素として構成されている。
そして水素製造装置は、都市ガスやLPG等の炭化水素系燃料を原料ガスとし、原料ガスと水とを水蒸気改質反応させることによって、水素を主成分とする改質ガスを生成する改質部と、燃料電池の触媒に対して被毒作用のある一酸化炭素を改質ガス中から除去する一酸化炭素除去部とを備えて形成されている。ここで、燃料電池として固体高分子型燃料電池を用いる場合、改質ガス中に含まれる一酸化炭素濃度は10ppm程度にまで除去する必要があるため、一酸化炭素除去部は、CO変成触媒によるCO水生変成反応で一酸化炭素を0.5%程度まで除去する変成部と、CO選択酸化触媒による選択酸化反応でさらに一酸化炭素を除去してCO濃度を10ppm以下程度にまで低減する選択酸化部の、2段階構成で形成されるのが一般的である。
このような水素製造装置としては特許文献1などが提案されており、その一例を図4に示す。図4の装置は、内筒1と外筒2を同心円状に配置した筒体3からなるものであり、内筒1内にバーナ等からなる燃焼部4を設け、燃焼ガスを生成させると共に燃焼ガスを内筒1の内周の燃焼ガス流路5に流すようにしてある。内筒1の外周に沿って予熱蒸発部6が形成してあり、この予熱蒸発部6の下側に改質部8が形成してある。また予備蒸発部6と接して外筒2の内周の上部に一酸化炭素除去部10が設けてあり、この一酸化炭素除去部10は変成部10aと選択酸化部10bとから形成してある。
そして原料ガスは原料供給部25から、水は水供給部26から、それぞれ予熱蒸発部6に供給されるものであり、燃焼ガス流路5からの加熱と、一酸化炭素除去部10との熱交換による加熱によって、原料ガスと水を加熱すると共に水を蒸発させ、原料ガスと水蒸気との混合ガスが予熱蒸発部6で生成される。この混合ガスは改質部8に流入し、改質触媒の作用によって原料ガスと水蒸気が水蒸気改質反応し、水素リッチな改質ガスが生成される。水蒸気改質反応は吸熱反応であるので、改質部8は燃焼ガス流路5からの加熱を受けるようにしてある。次に、改質部8で生成された改質ガスは、熱交換流路27を通して一酸化炭素除去部10に送られる。改質ガスが熱交換流路27を通過する際に、改質部8との間で熱交換がなされる。そして、一酸化炭素除去部10の変成部10aでは、CO変成触媒の作用によるCO水生変成反応によって、改質ガス中の一酸化炭素が除去され、また選択酸化部10bでは、CO選択酸化触媒の作用で空気供給部28から供給される空気中の酸素とCO選択酸化反応して、改質ガス中の一酸化炭素がさらに除去される。このように一酸化炭素除去部10で一酸化炭素が除去された改質ガスは燃料電池14などに供給されるようになっている。
図4の装置は、改質部8や一酸化炭素除去部10から発生する放熱を熱変換効率高く有効利用するために、改質部8、一酸化炭素除去部10、予熱蒸発部5を同心円上に配置した一体構造になるようにしてあり、また改質部8や一酸化炭素除去部10の温度を反応に適した温度にするために、燃焼ガス流路5を内筒1の内側に、熱交換流路27を改質部8の外側に配置するようにしてある。
特開2001−180911号公報
しかし、燃料電池の反応負荷に伴って、原料供給部25や水供給部26から予熱蒸発部6に供給される原料ガスの量や水の量が変動する場合、予熱蒸発部6内での原料ガスと水蒸気との混合状態や温度が変動し、この原料ガスと水蒸気が流入する改質部8の触媒温度が不安定になり、また予熱蒸発部6と一酸化炭素除去部10との間の伝熱過多あるいは伝熱不足によって、一酸化炭素除去部10の触媒温度が不安定になり、この結果、改質部8での改質反応のメタン転化率低下し、また一酸化炭素除去部10での改質ガス中の一酸化炭素除去能力が低下するおそれがある。
特に、予熱蒸発部6に供給される原料ガスの量や水の量が最大量の場合には、予熱蒸発部6内で水が完全に水蒸気に蒸発せず、水のまま改質部8に流入することになる。従ってこの場合には、水によって改質部8が冷却されて触媒温度が低くなり、また改質部8から出る改質ガスの温度も低くなって、この改質ガスが流入する一酸化炭素除去部10の温度がCO変成反応に適した温度よりも低くなり、この結果、改質部8での改質反応の能力や、一酸化炭素除去部10での一酸化炭素の除去能力が低下することになるという問題があった。
また逆に、予熱蒸発部6に供給される原料ガスの量や水の量が最小量の場合には、水は予熱蒸発部6内で過熱されて高温の過熱蒸気となり、この高温の蒸気が流入する改質部8の触媒温度が高くなり過ぎ、また予熱蒸発部6と熱交換される一酸化炭素除去部10の入口温度が300℃を超えてCO変成反応に適さない触媒温度になり、この場合も改質部8での改質反応の能力や、一酸化炭素除去部10での一酸化炭素の除去能力が低下することになるという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、予熱蒸発部に供給される原料ガスや水の量が変動しても、改質部に流入する前の原料ガスと水蒸気の状態を安定させることができると共に、改質部や一酸化炭素除去部の温度を適正に保つことができ、水素リッチで且つ一酸化炭素を除去した改質ガスを安定して製造することができる水素製造装置を提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1に係る水素製造装置は、内筒1と外筒2を備えた筒体3と、内筒1の内周に沿って設けられ燃焼部4で発生した燃焼ガスが流れる燃焼ガス流路5と、内筒1と外筒2の間において内筒1に沿って配置され、原料ガスと水とが供給されると共に、燃焼ガス流路5からの加熱によって水を蒸発させ且つ原料ガスを加熱する予熱蒸発部6と、内筒1と外筒2の間に配置され、改質触媒7を備えて形成されると共に予熱蒸発部6から供給された原料ガスと水蒸気を水蒸気改質反応させて水素を含む改質ガスを生成する改質部8と、内筒1と外筒2の間に配置され、一酸化炭素除去触媒9を備えて形成されると共に改質部8から供給された改質ガス中の一酸化炭素を除去する一酸化炭素除去部10とを具備した水素製造装置であって、予熱蒸発部6を、一酸化炭素除去部10と熱交換可能な位置に配置される第1蒸発部6aと、第1蒸発部6aに連続してその下側に配置され、第1蒸発部6aで未蒸発の水を蒸発させる第2蒸発部6bとから形成し、第2蒸発部6bの側部と下部を囲む隔壁11を設けると共に隔壁11の上部に開口部12を形成し、隔壁11と第2蒸発部6bの外筒1側との間に第1蒸発部6aで蒸発した水蒸気と第2蒸発部6bで蒸発した水蒸気が合流する誘導路13を形成し、開口部12と改質部8の間に、予熱蒸発部6から誘導路13を通して供給され開口部12を通過した原料ガスと水蒸気を流通させて改質部8に供給する混合ガス流路14を形成して成ることを特徴とするものである。
この発明によれば、予熱蒸発部6に供給される原料ガスの量や水の量が多く、予熱蒸発部6の第1蒸発部6aで水が完全に蒸発しない場合、未蒸発の水は第2蒸発部6bで蒸発し、第1蒸発部6aで蒸発した水蒸気と第2蒸発部6bで蒸発した水蒸気を誘導路13で合流させて、開口部12から混合ガス流路14を通して水蒸気を改質部8に供給することができると共に、第1蒸発部6aから第2蒸発部6bに流入した未蒸発の水は隔壁11の下部内に滞留し、未蒸発の水が改質部8に流入することを防ぐことができる。また予熱蒸発部6に供給される原料ガスの量や水の量が少なく、予熱蒸発部6の第1蒸発部6aで蒸発した水蒸気が第2蒸発部6bでさらに加熱されて高温の過熱蒸気となった場合、第1蒸発部6aの低温の水蒸気と第2蒸発部6bの高温の過熱蒸気は誘導路13で合流して適温の水蒸気となり、高温の水蒸気が改質部8に流入することを防ぐことができる。さらに、予熱蒸発部6から誘導路13を通して流れる原料ガスと水蒸気が開口部12を通過する際に、流速が高まることによって原料ガスと水蒸気の混合が促進され、均一に混合された混合ガスとして混合ガス流路14から改質部8に供給することができる。
また請求項2の発明は、請求項1において、予熱蒸発部6は、内筒1に沿って周回する螺旋状の流路として形成されていることを特徴とするものである。
この発明によれば、予熱蒸発部6を螺旋状の長い流路として形成することができ、燃料ガスと水を蒸発させた水蒸気との混合効率を高めることができる。
また請求項3の発明は、請求項1又は2において、第2蒸発部6bに良熱伝導体15を充填したことを特徴とするものである。
この発明によれば、第1蒸発部6aから第2蒸発部6bに流入した未蒸発の水の加熱を、良熱伝導体15によって効率よく行なうことができ、第2蒸発部6bでの未蒸発の水の蒸発効率を高めることができる。
また請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかにおいて、改質部8で生成された改質ガスを流通させて一酸化炭素除去部10に供給する改質ガス流路16と、上記混合ガス流路14とを、熱交換可能な隣接位置に配置したことを特徴とするものである。
この発明によれば、改質ガス流路16と混合ガス流路14との間の熱交換で、改質部8から一酸化炭素除去部10に供給される改質ガスを適正な温度に調整することができる。
また請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかにおいて、上記開口部12に温度検出器17を設け、開口部12の温度を所定の一定温度に保持しながら燃焼部4の燃焼を制御して、上記第2蒸発部6bに滞留する未蒸発の水を蒸発させるようにしたことを特徴とするものである。
この発明によれば、開口部12を通過する水蒸気の温度が所定温度を超えない範囲で燃焼部4の燃焼量を高めて、第2蒸発部6bに滞留する未蒸発の水の蒸発を促進することができるものである。
また請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれかにおいて、予熱蒸発部6で水を加熱して蒸発させるにあたって、第1蒸発部6aから第2蒸発部6bへ、水は水相と気相の二相の流れで送られるようにしたことを特徴とするものである。
この発明によれば、予熱蒸発部6に供給された水は、第1蒸発部6aで一部の水が蒸発し、第2蒸発部6bで残りの水が蒸発するものであり、第2蒸発部6bで高温の過熱蒸気となることを抑制することができ、第1蒸発部6aからの水蒸気と第2蒸発部6bからの水蒸気を誘導路13で合流させて適温の水蒸気として開口部12から改質部8に供給することができる。
本発明に係る請求項7の燃料電池発電装置は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の水素製造装置と、この水素製造装置から供給される改質ガスと酸素を含む酸化ガスを用いて発電する燃料電池18とを備えて成ることを特徴とするものである。
水素製造装置で製造される改質ガスは、一酸化炭素が安定して除去されているものであり、一酸化炭素による被毒によって劣化されるおそれなく、燃料電池18で発電を行なうことができるものである。
本発明によれば、予熱蒸発部6に供給される原料ガスの量や水の量が多く、予熱蒸発部6の第1蒸発部6aで水が完全に蒸発しない場合、未蒸発の水は第2蒸発部6bで蒸発し、第1蒸発部6aで蒸発した水蒸気と第2蒸発部6bで蒸発した水蒸気を誘導路13で合流させて、開口部12から混合ガス流路14を通して水蒸気を改質部8に供給することができると共に、第1蒸発部6aから第2蒸発部6bに流入した未蒸発の水は隔壁11の下部(底部)11a内に滞留し、未蒸発の水が改質部8に流入することを防ぐことができるものであり、また予熱蒸発部6に供給される原料ガスの量や水の量が少なく、予熱蒸発部6の第1蒸発部6aで蒸発した水蒸気が第2蒸発部6bでさらに加熱されて高温の過熱蒸気となった場合、第1蒸発部6aの低温の水蒸気と第2蒸発部6bの高温の過熱蒸気は誘導路13で合流して適温の水蒸気となり、高温の水蒸気が改質部8に流入することを防ぐことができるものである。さらに、予熱蒸発部6から誘導路13を通して流れる原料ガスと水蒸気が開口部12を通過する際に、流速が高まることによって原料ガスと水蒸気の混合が促進され、均一に混合された混合ガスとして混合ガス流路14から改質部8に供給することができるものである。この結果、予熱蒸発部6に供給される原料ガスや水の量が変動しても、改質部8に流入する前の原料ガスと水蒸気の状態を安定させることができると共に、改質部8や一酸化炭素除去部10の温度を適正に保つことができ、水素リッチで且つ一酸化炭素を除去した改質ガスを安定して製造することができるものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は本発明の実施の形態の一例を示すものであり、装置の筐体となる筒体3は円筒形の内筒1と外筒2とを軸方向を縦にした同心円状に配置して形成してある。この筒体3において内筒1と外筒2の間の筒状空間の上下端は閉塞してある。内筒1の内周の中央部にはバーナからなる燃焼部4が設けてあり、燃焼用ファン31から燃焼用空気を送風するようにしてある。燃焼部4と内筒1の間には、内筒1の内周に沿って燃焼ガス流路5が形成してあり、燃焼部4で燃焼した燃焼ガスが燃焼ガス流路5に沿って流れるようにしてある。
内筒1と外筒2の間の筒状空間の上部には、内筒1側に予熱蒸発部6が、外筒2側に一酸化炭素除去部10がそれぞれ同心状に設けてある。予熱蒸発部6は内筒1の外面に沿って円筒状空間として形成されるものであり、一酸化炭素除去部10は予熱蒸発部6の外面に接した円筒状に形成されるものである。予熱蒸発部6の上端部には原料ガス供給部25と水供給部26が接続してある。また予熱蒸発部6の下端より下側には改質部8が設けてある。改質部8は内筒1の内面に接した円筒状に形成されるものである。
予熱蒸発部6は上部の第1蒸発部6aと下部の第2蒸発部6bから形成されるものである。上部の第1蒸発部6aは一酸化炭素除去部10と接していて、第1蒸発部6aと一酸化炭素除去部10とは相互に熱交換できるようにしてあり、下部の第2蒸発部6bは一酸化炭素除去部10の下端よりも下側に位置するようにしてある。この予熱蒸発部6の筒状空間内には、第1蒸発部6aの上端部から第2蒸発部6bの下端部に至る上下全長に、螺旋状のガイド体33が取り付けてある。ガイド体33は直径が予熱蒸発部6の空間厚みと等しく形成してあり、従って予熱蒸発部6の筒状空間は螺旋状のガイド体33で仕切られ、内筒1の外周に沿って周回するスパイラル状流路として形成されるものである。
第1蒸発部6aは内筒1と一酸化炭素除去部10の間に囲まれているが、第2蒸発部6bは内筒1と隔壁11とで囲むようにしてある。隔壁11は図2に示すように、第2蒸発部6bの外筒3側の側面から下面にかけて断面L字形に形成されるものであり、隔壁11の側部の上端は一酸化炭素除去部10の下端に、隔壁11の下部の内周端は内筒1の外周面にそれぞれ連接してある。隔壁11の側部の上端部には開口部12が開口して設けてある。この開口部12には温度センサーなどの温度検出器17が設けてある。また第1蒸発部6aの外面(一酸化炭素除去部10の内面でもある)と面一に延長するように、隔壁11の内側に仕切り板35を設け、隔壁11と内筒1との間の隔壁11内の空間を内側の第2蒸発部6bと外側の誘導路13とに仕切るようにしてある。誘導路13は第2蒸発部6bを囲む円筒状空間として形成されるものであり、仕切り板35には上下複数個所において連通口36が開口してある。
改質部8の外周面の上端と一酸化炭素除去部10の下面の間には、隔壁11の外側において、内筒1及び外筒2と平行な円筒状の熱交換板38が取り付けてあり、熱交換板38と隔壁11との間に混合ガス流路14が、熱交換板38と外筒2との間に改質ガス流路16がそれぞれ形成されるようにしてある。混合ガス流路14は、隔壁11の開口部12と改質部8の上端の流入口39とを繋ぐ流路であり、改質ガス流路16は改質部8の外周下部に設けた流出口40と一酸化炭素除去部10の下端の流入口41とを繋ぐ流路である。
改質部8は改質触媒7を充填して形成されるものである。また一酸化炭素除去部10は、一酸化炭素除去触媒9としてCO変成触媒を充填した変成部10aと、一酸化炭素除去触媒9としてCO選択酸化触媒を充填した選択酸化部10bとの2段構成で形成してある。改質ガスの流れ方向で変成部10aが前段、選択酸化部10bが後段となるように、変成部10aを下側に、選択酸化部10bを上側に配置してあり、変成部10aと選択酸化部10bの間に空気供給部28から空気が供給されるようにしてある。一酸化炭素除去部10の上端部の出口は燃料電池18に接続してある。
上記のように形成される水素製造装置にあって、予熱蒸発部6は燃焼ガス流路5を流れる燃焼ガスで加熱されており、また水素製造装置を運転開始後は、一酸化炭素除去部10におけるCO変成反応やCO選択酸化反応の反応熱が伝熱して加熱されている。そして原料ガス供給部25から都市ガスやLPG等の炭化水素系の原料ガスが、水供給部26から水がそれぞれ予熱蒸発部6に供給されると、原料ガスと水が予熱蒸発部6の第1蒸発部6aから第2蒸発部6bを通過する間に加熱され、水は蒸発して水蒸気となる。この加熱された原料ガスと水蒸気の混合ガスは仕切り板35の連通口36を通過して誘導路13に流入し、さらに隔壁11の開口部12を通過して混合ガス流路14に流入する。次に原料ガスと水蒸気の混合ガスは混合ガス流路14を流れて流入口39から改質部8に流入し、改質触媒7の触媒作用で原料ガスと水蒸気とが水蒸気改質反応して、水素リッチな改質ガスが生成される。水蒸気改質反応は吸熱反応であるので、燃焼ガス流路5を流れる燃焼ガスで改質部8を加熱するようにしてある。
ここで、改質部8で水蒸気改質反応を適正に行なわせるには、改質部8の改質触媒の温度が適切であることの他に、改質部8に供給される原料ガスと水蒸気の混合が十分であることが必要である。そこで本発明では上記のように、予熱蒸発部6の筒状空間内に第1蒸発部6aの上端部から第2蒸発部6bの下端部に至る螺旋状のガイド体33を設けて、予熱蒸発部6をスパイラル状流路として形成してあり、原料ガスと水蒸気が通過する流路を長くして、原料ガスと水蒸気の混合が十分に行なわれるようにし、原料ガスと水蒸気が均一に混合された混合ガスとして改質部8に供給されるようにしてある。さらに、第1蒸発部6aや第2蒸発部6bから原料ガスや水蒸気を誘導路13に流入させた後、開口部12を通して混合ガス流路14に流出するようにすることによって、誘導路13から開口部12へと原料ガスや水蒸気が通過する際に、流路が絞られて流速が速くなることによる作用で、水蒸気と原料ガスの混合が十分に行なわれるようにし、均一な混合ガスとして混合ガス流路14から改質部8に供給することができるようにしてある。
改質部8で生成された改質ガスは、改質部8の下端部の流出口40から改質ガス流路16に流出し、改質ガス流路16内を上昇する際に、改質部8と熱交換され、また熱交換板38を通して混合ガス流路14を流れる混合ガスと熱交換され、改質ガスは一酸化炭素除去部10での反応に適した温度に下げられる。
次に改質ガスは一酸化炭素除去部10の変成部10a内に下端部の流入口41から流入し、CO変成反応によって改質ガス中の一酸化炭素が除去される。ここで、変成部10aにおいてCO変成反応に適した温度は、流入口41付近の温度が、改質部8から流出した改質ガスの温度よりも低い200〜250℃であるので、上記のように改質ガスが改質ガス流路16内を流れる際に混合ガス流路14内の混合ガスと熱交換して、200〜250℃まで温度を低下させるようにしているものである。変成部10aで一酸化炭素が除去された改質ガスは、さらに選択酸化部10bに流入し、CO選択酸化触媒の作用で空気供給部28から供給される空気中の酸素とCO選択酸化反応して、改質ガス中の一酸化炭素がさらに除去される。
このようにして一酸化炭素除去部10で一酸化炭素が除去された改質ガスは、一酸化炭素除去部10から流出し、燃料電池18に供給される。燃料電池18では、水素製造装置からこのようにして供給される改質ガス中の水素と、空気など酸素を含む酸化ガスとを用いて発電が行なわれるものである。
ここで、上記のように水素製造装置から供給される改質ガスを用いて燃料電池18で発電を行なうにあたって、燃料電池18の反応負荷の変動、つまり改質ガスの消費量の変動に応じて、原料ガス供給部25や水供給部26から予熱蒸発部6に供給される原料ガスの量や水の量が変動する。そして既述のように、予熱蒸発部6に供給される原料ガスの量や水の量が最大量になった場合に、予熱蒸発部6内で水が完全に蒸発せず、水のまま改質部8に流入すると、改質部8が水で冷却されて触媒温度が低くなり、改質部8から出る改質ガスの温度も低くなって、一酸化炭素除去部10の温度がCO変成反応に適した温度よりも低くなるおそれがあり、また逆に、予熱蒸発部6に供給される原料ガスの量や水の量が最小量となった場合には、水は予熱蒸発部6内で過熱されて高温の過熱蒸気となり、改質部8の触媒温度が高くなり過ぎ、また一酸化炭素除去部10も変成温度に適さない触媒温度になり、改質部8での改質反応の能力や、一酸化炭素除去部10での一酸化炭素の除去能力が低下することになる。
そこで本発明は水素製造装置の予熱蒸発部6を上記のような構成に形成したものである。すなわち、予熱蒸発部6に供給される原料ガスの量や水の量が多い場合、水は予熱蒸発部6の第1蒸発部6aで未蒸発であるが、第1蒸発部6aの流路をガイド体33でスパイラル流路に形成して、燃焼ガス流路5及び一酸化炭素除去部10からの伝熱面積を確保するようにしてあるので、水は未蒸発の水相と蒸発した水蒸気の気相との二相になり、この二相状態で第1蒸発部6aのスパイラル流路を流れる。このとき、未蒸発の水はガイド体33の上面に沿って流下し、水蒸気はガイド体33間のスパイラル流路の空間部に沿って流れるものであり、二相流の状態で第1蒸発部6aから第2蒸発部6bへと流入する。このように第1蒸発部6aから第2蒸発部6bへと二相流で流入するので、第1蒸発部6aから出る水蒸気の温度は100℃程度である。
そして第1蒸発部6aから第2蒸発部6bへと流入した二相流のうち、未蒸発の水は第2蒸発部6bにおいて燃焼ガス流路5からの加熱によって蒸発し、水蒸気になる。このとき水の供給量が最大量の場合は、第2蒸発部6bでも完全に蒸発しないことがあるが、仮にこのように未蒸発の水があっても、水は隔壁11の下部(底部)11a内に滞留し、水が改質部8に流入することはない。また第1蒸発部6aから第2蒸発部6bへと流入した二相流のうち、水蒸気は第2蒸発部6bで過熱されて150℃以上の過熱蒸気になるが、第1蒸発部6aから直接、連通口36を通って誘導路13に流入する水蒸気と、第2蒸発部6bで蒸発して連通口36を通って誘導路13に流入する水蒸気と、第2蒸発部6bで過熱され連通口36を通って誘導路13に流入するこの過熱蒸気とが、誘導路13内で混合され、150℃程度の適正な温度の水蒸気となって開口部12を通過する。
ここで、開口部12を通過する水蒸気と原料ガスの温度は、改質部8や一酸化炭素除去部10の温度を適正に保つために、例えば150℃程度の所定一定温度に維持されることが必要であるが、予熱蒸発部6に供給される水の量が最大量のように多いときには、第2蒸発部6bでも水が完全に蒸発せず、未蒸発の水が滞留して、開口部12の温度が150℃を下回ることがある。そこで開口部12の温度を温度検出部17で常時監視し、開口部12の温度が150℃を下回るときには、制御部(図示省略)で燃焼部4での燃焼熱量を制御して、燃焼ガス流路5による第2蒸発部6bの加熱温度を高めるように制御し、第2蒸発部6bでの水の蒸発を促進するようにしてある。
第1蒸発部6aや第2蒸発部6bから誘導路13に流入した原料ガスや水蒸気は、開口部12を通過する際に混合され、混合ガスとして混合ガス流路14に送られるが、混合ガス流路14を流れる混合ガスは、改質ガス流路16を流れる改質ガスと熱交換されて加熱される。混合ガス流路14を流れる混合ガスは隔壁11を通して誘導路13内のガスとも熱交換されるが、水の供給量が多い場合は誘導路13内の温度は通常の場合よりも低いので、混合ガスの加熱温度も通常の場合よりやや低くなり、350℃程度の温度の混合ガスとして改質部8に供給される。
改質部8に供給される混合ガスの温度がこのように350℃程度であると、改質部8で生成されて改質部8の流出口40から出る改質ガスの温度は400℃程度であり、この改質ガスは改質ガス流路16を流れる際に、混合ガス流路14の混合ガスと熱交換されて温度が下がり、200℃程度の温度になって一酸化炭素除去部10に供給される。
一方、予熱蒸発部6に供給される原料ガスの量や水の量が少ない場合、水は第1蒸発部6aを通過する間に全て蒸発されるが、第1蒸発部6aでこの水蒸気が過熱されて過熱水蒸気とならないように、第1蒸発部6aのスパイラル流路の伝熱面積が設定してある。そして上記のように水の供給量が多いときに未蒸発の水を蒸発させるために、第1蒸発部6aに続いて第2蒸発部6bが設けてあるので、第1蒸発部6aで蒸発した水蒸気が第2蒸発部6bに流入すると、燃焼ガス流路5からの加熱で水蒸気は過熱されて過熱蒸気となり、この過熱蒸気は300℃程度の高温になる。このように、第2蒸発部6bで水蒸気は高温の過熱蒸気となって連通口36から誘導路13に流入するが、第1蒸発部6aから直接、連通口36を通って誘導路13に流入する100℃程度の水蒸気と、この過熱蒸気とが誘導路13内で混合され、150℃程度の適正な温度の水蒸気となって開口部12を通過する。ここで、温度検出部17で常時監視されている開口部12の温度が150℃を上回るときには、制御部(図示省略)で燃焼部4での燃焼熱量を制御して、燃焼ガス流路5による第2蒸発部6bの加熱温度を下げるように制御し、開口部12を通過して混合ガス流路14に流入する原料ガスと水蒸気の混合ガスの温度を150℃程度に維持するようにしてある。
第1蒸発部6aや第2蒸発部6bから誘導路13に流入した原料ガスや水蒸気は、開口部12を通過して混合ガスとして混合ガス流路14に送られる。そして混合ガス流路14を流れる混合ガスは、改質ガス流路16を流れる改質ガスと熱交換されて加熱されるが、隔壁11を通して誘導路13内のガスとも熱交換され、水の供給量が少ない場合は誘導路13内の温度は通常の場合よりも高いので、混合ガスの温度も通常の場合よりもやや高くなり、400℃程度の温度の混合ガスとして改質部8に供給される。改質部8に供給される混合ガスの温度がこのように400℃程度であると、改質部8で生成されて改質部8の流出口40から出る改質ガスの温度は450℃程度であり、この改質ガスは改質ガス流路16を流れる際に、混合ガス流路14の混合ガスと熱交換されて温度が下がり、220℃程度の温度になって一酸化炭素除去部10に供給される。
上記のように、予熱蒸発部6に供給される原料ガスの量や水の量が変動しても、改質部8に供給される混合ガスの温度は、水の供給量が最大量のときで350℃程度、最小量のときで400℃程度と、水蒸気改質触媒に適した温度範囲内に維持することができるものであり、また一酸化炭素除去部10に供給される改質ガスの温度は、水の供給量が最大量のときで200℃程度、最小量のときで220℃程度と、CO変成触媒に適した温度範囲内に維持することができるものである。従って、予熱蒸発部6に供給される原料ガスの量や水の量が変動しても、改質部8や一酸化炭素除去部10の温度を適正に保って、水素リッチで且つ一酸化炭素を除去した改質ガスを安定して製造することができるものである。そしてこのように改質ガスから一酸化炭素を安定して除去することができるので、一酸化炭素による被毒によって燃料電池18が劣化することを防ぐことができるものである。
図3は本発明の他の実施の形態を示すものであり、第2蒸発部6bに良熱伝導体15が充填してある。予熱蒸発部6への水の供給量が最大量で、第2蒸発部6bに未蒸発の水が滞留する場合、燃焼ガス流路5からの伝熱で第2蒸発部6bに滞留する水を加熱して蒸発させることが必要であるが、このように第2蒸発部6bに良熱伝導体15を充填することによって、良熱伝導体15を介して第2蒸発部6bに滞留する水に効率よく伝熱して加熱することができ、第2蒸発部6bでの水の蒸発効率を高めることができるものである。この良熱伝導体15としては、水蒸気よりも熱伝導率の高いアルミナなどの粒子を用いることができ、図3の実施の形態では、第2蒸発部6bの下部内の他、誘導路13の下部内にも良熱伝導体15の粒子を充填してある。
本発明の実施の形態の一例を示す概略断面図である。 同上の一部を拡大した概略断面図である。 本発明の他の実施の形態の一例を示す一部拡大概略断面図である。 従来例の概略断面図である。
符号の説明
1 内筒
2 外筒
3 筒体
4 燃焼部
5 燃焼ガス流路
6 予熱蒸発部
6a 第1蒸発部
6b 第2蒸発部
7 改質触媒
8 改質部
9 一酸化炭素除去触媒
10 一酸化炭素除去部
11 隔壁
12 開口部
13 誘導路
14 混合ガス流路
15 良熱伝導体
16 改質ガス流路
17 温度検出器
18 燃料電池

Claims (7)

  1. 内筒と外筒を備えた筒体と、内筒の内周に沿って設けられ燃焼部で発生した燃焼ガスが流れる燃焼ガス流路と、内筒と外筒の間において内筒に沿って配置され、原料ガスと水とが供給されると共に、燃焼ガス流路からの加熱によって水を蒸発させ且つ原料ガスを加熱する予熱蒸発部と、内筒と外筒の間に配置され、改質触媒を備えて形成されると共に予熱蒸発部から供給された原料ガスと水蒸気を水蒸気改質反応させて水素を含む改質ガスを生成する改質部と、内筒と外筒の間に配置され、一酸化炭素除去触媒を備えて形成されると共に改質部から供給された改質ガス中の一酸化炭素を除去する一酸化炭素除去部とを具備した水素製造装置であって、予熱蒸発部を、一酸化炭素除去部と熱交換可能な位置に配置される第1蒸発部と、第1蒸発部に連続してその下側に配置され、第1蒸発部で未蒸発の水を蒸発させる第2蒸発部とから形成し、第2蒸発部の側部と下部を囲む隔壁を設けると共に隔壁の上部に開口部を形成し、隔壁と第2蒸発部の外筒側との間に第1蒸発部で蒸発した水蒸気と第2蒸発部で蒸発した水蒸気が合流する誘導路を形成し、開口部と改質部の間に、予熱蒸発部から誘導路を通して供給され開口部を通過した原料ガスと水蒸気を流通させて改質部に供給する混合ガス流路を形成して成ることを特徴とする水素製造装置。
  2. 予熱蒸発部は、内筒に沿って周回する螺旋状の流路として形成されていることを特徴とする請求項1に記載の水素製造装置。
  3. 第2蒸発部に良熱伝導体を充填したことを特徴とする請求項1又は2に記載の水素製造装置。
  4. 改質部で生成された改質ガスを流通させて一酸化炭素除去部に供給する改質ガス流路と、上記混合ガス流路とを、熱交換可能な隣接位置に配置したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の水素製造装置。
  5. 上記開口部に温度検出器を設け、開口部の温度を所定の一定温度に保持しながら燃焼部の燃焼を制御して、上記第2蒸発部に滞留する未蒸発の水を蒸発させるようにしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の水素製造装置。
  6. 予熱蒸発部で水を加熱して蒸発させるにあたって、第1蒸発部から第2蒸発部へ、水は水相と気相の二相の流れで送られるようにしたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の水素製造装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の水素製造装置と、この水素製造装置から供給される改質ガスと酸素を含む酸化ガスとを用いて発電する燃料電池を備えて成ることを特徴とする燃料電池発電装置。
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