JP2008059291A - モバイルレコーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の事故や事件の際の画像データ等の情報を自動的に読み込み記録し、通信回線を介して特定サーバへ転送するモバイルレコーダを提供する。
【解決手段】カメラによる撮像手段及び位置データ取得手段を少なくとも備える携帯電話機と、車両内に設置され前記携帯電話機を着脱自在に搭載して該携帯電話機に所定時刻毎に撮影させ、該携帯電話機のメモリに所定時間保持させた車両外部又は内部の撮影画像データを読み込み、所定の条件を満たしたときにその内部又は車両内に備えられた各種センサからの信号データと画像データ及び位置データとを少なくとも含む情報を予め定められた管理サーバ又は警備会社のコンピュータシステムへ自動的に送信すると共に、その内部の記憶部に保存する中央制御部を少なくとも備えるコントロールボックスと、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、モバイルレコーダに関し、さらに詳しくは、カメラ付携帯電話機を利用し、これを搭載するコントロールボックスに中央制御部を備えて常に携帯電話機に車両前方又は車両内部を撮影させて画像データと車両内の各種センサデータとの所定時間のデータを保持し、緊急時に外部へ送信するモバイルレコーダに関する。
従来の車両に関する事件や事故の対象は、殆ど車両内部における犯罪を防止する装置に関するものであった。例えば、特許文献1は、社内に配した携帯電話機と、ドアの開閉を検出するスイッチ及びその信号に基づいて携帯電話を駆動する手段とを備え、その手段はスイッチの信号により携帯電話のカメラを駆動するカメラ駆動部と、特定の電子メールアドレスに回線をつなぐ回線接続部と、その電子メールアドレスに対して画像データを送出する送出制御部とを備える車上犯罪防止装置である。
登録実用新案第3109384号公報
しかしながら、車両に関する事件や事故は、車両内部における犯罪だけではなく、車両の増加と共に車両が衝突する事故も数多く発生している。
そこで、本発明は、車両が事故や車上あらし等に合った場合、その事件や事故現場が瞬時にしてわかるように、その時刻前後の時刻付画像データにその車両の位置データも含めて、予め登録された管理サーバ又は警備会社のコンピュータシステムへ自動的に回線接続し、それらのデータを送信して物的証拠の一つとするモバイルレコーダを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に係る本発明のモバイルレコーダは、カメラによる撮像手段及び位置データ取得手段を少なくとも備える携帯電話機と、車両内に設置され前記携帯電話機を着脱自在に搭載して該携帯電話機に所定時刻毎に撮影させ、該携帯電話機のメモリに所定時間保持させた車両外部又は車両内部の撮影画像データを読み込み、所定の条件を満たしたときにその内部又は車両内に備えられた各種センサからの信号データと画像データ及び位置データとを少なくとも含む情報を予め定められた管理サーバ又は警備会社のコンピュータシステムへ自動的に送信すると共に、その内部の記憶部に保存する中央制御部を少なくとも備えるコントロールボックスと、を有することを特徴とする。
また、請求項2に記載の前記携帯電話機は、近距離無線通信用の送受信回路及びアンテナを備え、前記コントロールボックスは、その内部に設けられ前記携帯電話機と交信するための前記近距離無線通信用の送受信回路及びアンテナと、その外壁部に複数のセンサからのアナログデータを受信するコネクタ端子と、前記コネクタ端子を介して受信した信号をデジタルデータに変換し、前記コントロールボックス内の中央制御部により読み取るセンサ入力回路部と、を備えることを特徴とする。
また、請求項3に記載の前記コントロールボックスは、車両のダッシュボード上に回転自在に取り付けられ、前記携帯電話機を着脱自在に搭載する搭載台と、前記携帯電話機が備えるカメラのレンズの中心軸に一致するように配設した広角レンズ付の固定金具と、前記コントロールボックスの下部に前記固定金具の配設位置を保持するための支点軸を設け、その支点軸を中心に前記固定金具の両端との間を接続する回動自在の一対のアームと、を備えることを特徴とする。
また、請求項4に記載の前記コントロールボックスは、その下部とダッシュボードとの間にある回転自在の機構に設けられ前記広角レンズの前方向と車両前方方向とを一致させるための第1の方向に回転させたとき信号を出力する車両前方向スイッチを備え、前記中央制御部は、前記車両前方向スイッチの信号を受けて前記携帯電話機のカメラに車両外部前方を撮影させてメモリに保持させた撮影画像データを位置データと共に読み込み、前記コントロールボックス内部又は車両内に備えられた加速度センサ又は衝撃センサの値を取得し、それらを計測して予め定められた所定の条件を満たしたか又は利用者が緊急ボタンスイッチを押下したかを検出し、所定の条件を満たしたか又は検出信号が得られた時に緊急時モードとし、緊急モードの時刻前後のそれぞれの所定時間内に撮影された画像データ及びその位置データを前記管理サーバ又は警備会社のコンピュータシステムへ送信すると共に、前記中央制御部の記憶部に保存する手段を少なくとも備えることを特徴とする。
また、請求項5に記載の前記コントロールボックスは、その下部に回転機構を設け、前記広角レンズの前方向と車両の内部方向とを一致させるための第2の方向に回転させたとき信号を出力する車両内部方向スイッチを更に備え、前記中央制御部は、前記車両内部方向スイッチの信号を受けてダッシュボードより後側の席方向に前記携帯電話機のカメラが向いているとして、車両内部の撮影画像データ及び位置データとコントロールボックス内部又は車両内に備えられたセンサからのデータとを読み込み、動体センサに感知された状態となったか又は利用者が緊急ボタンスイッチを押下したかを検出し、検出信号が得られた時は少なくともそれらの時刻付画像データ、位置データ、及びセンサデータを前記管理サーバ又は警備会社のコンピュータシステムへ送信すると共に、前記記憶部に保存する手段を備えることを特徴とする。
また、請求項6に記載のモバイルレコーダは、車両のフロントガラスの内側面に取り付けられ、前記携帯電話機を着脱自在に搭載してその向きが自在に可変可能な機構を有する保持装置を更に有し、前記保持装置は、該保持装置を前記フロントガラスの内側面に取り付ける取り付け板と、前記フロントガラスの内側面に取り付けられた際にその向きを自在に可変可能なユニバーサルジョイントと、前記携帯電話機を該保持装置に固定するための押え板及びスプリング板と、前記携帯電話機が備えるカメラのレンズの中心軸に一致するように配設した広角レンズと、を備えることを特徴とする。
また、請求項7に記載の前記コントロールボックス又は車両内に備えられた各種センサには、GPSによる位置センサ、速度計、加速度計、燃料計、動体センサ、モーションセンサ、及び衝撃センサの内のいずれか1つ以上が少なくとも含まれることを特徴とする。
本発明のモバイルレコーダによれば、加速度センサや衝撃センサ等で自動的に衝突等をコントロールボックスの中央制御部が判別すると共に、カメラ付携帯電話機のカメラで撮影したその緊急時刻前後それぞれ所定時間の時刻付画像データと、GPS測位機能を有する携帯電話機によりその時刻のGPS測位による位置データ等を、予め登録された管理サーバ又は警備会社のコンピュータシステムへ自動的に送信し保存させると共に、コントロールボックス内にも保存するので、物的証拠写真及びデータとして効果がある。
利用者の必要に応じて、例えば利用者が車両を離れて車両外に出て空車にするときは、ダッシュボード上に取り付けられた回転機構を備えたコントロールボックス上か、或いはフロントガラスやサンバイザー等にカメラ付携帯電話を取り付け、そのカメラ付携帯電話機を車両内部に向けることで、自動的に車両内部の犯罪に備えるモードになり、モバイルレコーダを有効利用できる。
コントロールボックスは、その内部や車両内の複数個所に配した動体センサ等の情報を判別し、緊急と判断すると自動的にその時刻から所定時間、管理サーバ又は警備会社のコンピュータシステムへそれらの情報を送信し保存させると共に、コントロールボックス内に保存するので、物的証拠写真としての効果がある。
更に、携帯電話機とコントロールボックスとを同一規格の近距離無線通信により接続することで、配線やコネクタ、及びその位置等の制約がなくなり、設備設置作業も容易になる。また、近距離無線通信の規格をIEEE802.15.1等の市販されている標準規格とすることで、その設計も容易となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態の具体例を、図を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるモバイルレコーダの構成図であり、(a)はその側面図、(b)は前面図、(c)は平面図を示している。
図2は、携帯電話機を搭載しないときの図1に示すコントロールボックスの構成図であり、図1と同じ符号は、同一機能を示しており、その説明は省略する。
図3は、図1及び図2に示すコントロールボックス、携帯電話機、及び車両内に備わる各種センサの構成図であり、これらの関係を示したものである。
図1において、100は折りたたみ式のカメラ付の携帯電話機であり、110はカメラ設置面を有する蓋側部、120はキー配列面を有する本体部である。
20はコントロールボックスであり、このコントロールボックス20は、その内部にコンピュータを構成する中央制御部(CPU)30を有する。また、コントロールボックス20は、その上側に携帯電話機100を着脱自在に搭載する盆状の搭載台20aを有している。
搭載台20aには、折りたたみ式の携帯電話機100を、その蓋側部110を垂直に開いた状態で搭載し、搭載台20aは、この携帯電話機100が搭載台20aから滑り落ちないように数mm程度その底部が周辺部より低く、携帯電話機100の外形に沿った盆状の方形型となっている。
その盆状の搭載台20aに搭載される携帯電話機100の、垂直に開いている蓋側部110のカメラ取付け面に対向する位置に、広角レンズ及びその固定金具20lが位置している。携帯電話機100及びそのカメラ取付け面の位置が保持されるように、固定金具20lの板の両端には、それぞれアーム20cがネジで固定されて接続され、その一対のアーム20cは、それぞれコントロールボックス20の両側下部にあるアーム支点軸20dと接続されている。携帯電話機100がないとき、又は蓋側部110が閉じられた状態のときは、アーム支点軸20dを中心にアーム20cを回転して搭載台20aの上側に折りたたんだ状態とすることができる。
コントロールボックス20は、その下側にコントロールボックス20自体をダッシュボードに固定して設置するための設置台50を有しており、その設置台50には、コントロールボックス20の方向を180度回転させることができる回転機構が備わっている。
設置台50の下部には、更に、車両前方外部に向けた状態(第1の方向)を検知するための前方向スイッチ40aと、180度反対側になる車両内部に向けた状態(第2の方向)を検知するための内部方向スイッチ40bとが備わり、その方向スイッチによりスイッチがONとなり、そのON信号が中央制御部30に送られる。
設置台50の回転機構の上部には、2個の前方向及び内部方向スイッチ40a、40bをONするためのスイッチ接触片40cがある。設置台50が回転し、搭載台20aに載せた携帯電話機100のカメラレンズ100lの撮影方向が車両前方の方向(第1の方向)と一致したとき、スイッチ接触片40cがスイッチ40aの先端を押し下げるようにしてON信号を出力させる。
一方、設置台50が180度回転して携帯電話機100のカメラレンズ100lの撮影方向が車両内部の方向(第2の方向)と一致したとき、スイッチ接触片40cがスイッチ40bの先端を押し下げるようにしてON信号を出力させる。中央制御部30は、これらのON信号を、センサ受信回路30jを介して直接認識することができる。
図示していないが、コントロールボックス20内には充電回路が備わっており、シガーソケットから供給される電源を基に、搭載台20aは充電台にもなる。また、搭載台20aは、その前後及び左右にばね構造(ユニバーサルトレイ)を備え、携帯電話の大きさの違いを有る程度吸収できる構造となっており、広角レンズ及びその固定金具20lも、その位置が調整可能なように広角レンズ面が上下に移動可能になっている。
図3に示すように、コントロールボックス20は、その内部に近距離無線通信用の送受信回路及びアンテナ30zを備えており、同じ規格の近距離無線通信用の送受信回路及びアンテナ100zが内蔵されたカメラ付携帯電話機100と無線通信により交信してデータ通信を行い、携帯電話機100のカメラにより撮影された画像データ、及び携帯電話機100で得られたGPS測位による位置データと、コントロールボックス20内に設けられた内蔵センサ30sの信号や、外部センサ70に備わる近距離無線通信用の送受信回路及びアンテナ70z或いは外部センサ信号入力コネクタ20bを介して車両内に備わる各種の外部センサ70の信号データを読み込み記憶部30kにそのデータを記憶する。
尚、近距離無線通信の規格としては、IEEE802.15.1規格として承認されたBluetooth規格を使用することができる。本実施形態では、車両内に備わる外部センサ70のデータをこの近距離無線通信を用いて受信する構成を示しているが、近距離無線通信用の送受信回路及びアンテナ70zを内蔵しない各種の外部センサ70に対して、そのアナログ信号を外部センサ信号入力コネクタ20bに接続して入力することも勿論可能であり、外部センサ70のアナログ信号は、センサ受信回路30jを介して中央制御部30により読み込まれて処理される。
中央制御部30は、そのCPUにバスを介して接続され、そのバスには、表示部30h、入力装置30i、外部センサ70からアナログ信号を読み込む受信回路30j、記憶部30k、内蔵センサ30s、近距離無線通信用の送受信回路及びアンテナ30z等が接続されており、携帯電話機100及び各種の外部センサ70に備えられた近距離無線通信用の送受信回路及びアンテナ100z、70zによって、それぞれの機器が通信接続される。
本実施形態では、携帯電話機100とコントロールボックス20との通信に、近距離無線通信によるワイヤレス接続を用いているが、コントロールボックス20に、携帯電話機100の外部接続コネクタに適合するインタフェースを設け、携帯電話機100とコントロールボックス20とを有線により接続して通信することも勿論可能である。
管理サーバ又は警備会社のコンピュータシステムへ送信される各種データは、携帯電話機100に備わる本来の通信手段によって送信され、基地局、携帯電話通信網、及びインターネット等の既存の通信ネットワークを経由し、インターネットに接続されている管理サーバ又は警備会社のコンピュータシステムで受信されて保存される。このとき、コントロールボックス20は、携帯電話機100のカメラで撮影された画像データや、GPS(Global Positioning System)機能により測位(GPS及びこれに同期した基地局の信号により測位)された位置データを、コントロールボックス20で取得した内蔵センサや各種の外部センサ70のデータと共に一旦コントロールボックス20に読み込み、所定期間或いは所定回数分そのデータを記憶部30kに記憶すると共に、そのデータを送信するようにしても良いし、コントロールボックス20からの指令により、携帯電話機100がカメラで撮影した画像データやGPS測位による位置データをその携帯電話機100内のメモリに保持しておいて、携帯電話機100からそのデータを送信する際にコントロールボックス20で取得した各種センサデータと共に送信するように構成しても良い。尚、携帯電話機100及びコントロールボックス20は、管理サーバ又は警備会社のコンピュータシステムとのAck(ACKnowledgement)の授受により、トンネル等により通信できない場合に再送信する機能を有している。
中央制御部30のCPUは、記憶部30kのROM内のアプリケーションプログラムを起動し実行することで、少なくとも以下の手段を実現する。
30aは車両カメラ方向判定手段であり、中央制御部30が稼動状態となると、初期化により先ずCPUが、前方向スイッチ40a及び内部方向スイッチ40bからのON信号の有無を検出し、内蔵センサ30sの値と、センサ受信回路30jから外部センサ70の入力があればその値とを読み込み、スイッチ40aがONの場合に車両前方モードと認識し、スイッチ40bがONの場合に車両内部モードと認識する手段であり、各モードは、それぞれのプログラムの実行により実現する。これはスイッチ40a、40bがOFFになるまで実行され続ける。
30bは車両前方モード手段であり、車両前方モードでは、CPUは、コントロールボックス20に内蔵或いは車両の各所に配置された加速度センサ又は衝撃センサからの信号を判別し、所定のプログラムの実行により、例えば予め設定されたG値を超えた場合に緊急時と判断し、直ちに緊急モードプログラムを実行し、上述したように、緊急モード時刻後の数秒間の携帯電話機100のカメラで撮影された時刻付画像データと携帯電話機100のメモリ内に保持されている数秒前の画像データとを、GPS測位による位置データと共に、携帯電話機100と交信して読み込み、同時に内部及び各種の外部センサ70から必要とするセンサの値を読み込んで記憶部30kに記憶し、これらのデータをまとめて再び携帯電話機100に送信することで、携帯電話機100は、その通信手段によって、携帯電話機100から、基地局、携帯電話通信網、及びインターネットを経由して管理サーバや警備会社のコンピュータシステムに画像データを含むこれらのデータを送信し保存させる。
携帯電話機100は、携帯電話機100とコントロールボックス20との双方に備えられた近距離無線通信用の送受信回路及びアンテナ30z、100zを介し、コントロールボックス20の中央制御部30からの指令を受信し、その指令に応答して所定の間隔で所定時間カメラによる撮影画像データをメモリ内に保持し、また要求に応答してカメラによる撮影画像データやGPS測位による位置データをコントロールボックス20に送信して記憶させ、再びコントロールボックス20側でまとめられた画像データや各種センサデータを受信し、その受信データを基地局に向けて送信する機能を実現するためのアプリケーションプログラムが備えられている。このような機能を実現するためのプログラム環境(プラットフォーム)が携帯電話機100には予め備えられており、これらの機能は、Java(登録商標)やBrewを使用して実現される。
30cは車両内部モード手段であり、車両内部モードでは、CPUは、コントロールボックス20の内部(内蔵センサ30s)又は車両内に配設された赤外線センサやマイクロ波を用いた動体センサや多軸モーションセンサ等の信号を常時モニタしてその信号を判別し、所定のプログラムの実行により、例えば赤外線センサにより何らかの動く物体を検出した場合に緊急時と判断し、直ちに緊急モードプログラムを実行し、その緊急時刻からの画像データ、音声データ、位置データ、及び各種センサのデータを、携帯電話機100、内蔵センサ30s及び外部センサ70から読み込み、これらのデータを、再び携帯電話機100を経由して管理サーバ又は警備会社のコンピュータシステムに送信し、そのデータを保存させる。
また、コントロールボックス20は、充電型の2次電池を備えても良い。コントロールボックス20内に2次電池を持たない場合は、車両から離れる場合等、車両スイッチが切られてシガーソケットから電源が供給されない不具合を取り除くため電源をバッテリ等に直接接続する必要があるが、2次電池をそなえることにより、シガーソケットに差し込むだけで簡単に電源を取ることができる。また、容量の大きい2次電池を搭載すれば、携帯電話機100へ電源を供給することも可能になる。さらに、中央制御部30は、車両内部モード時で且つ夜間には、携帯電話機100に内蔵されているLED発光によるストロボ機能を併用し、撮影間隔を例えば1秒間隔で撮影して節電を図る。
次に、図1〜図3を参照して本実施形態によるモバイルレコーダ10の操作とその動作につい説明する。
利用者は、車両内に入り、先ず携行している折りたたみ式のカメラ付携帯電話機100を、ダッシュボード上に取り付けたコントロールボックス20の搭載台20a上に、携帯電話機100の上蓋(蓋側部110)を垂直に開いた状態で載せ、その携帯電話機100のカメラレンズ100lの中心軸に一致するように設けられた広角レンズ付の固定金具20lによってこの携帯電話機100を固定し、次に、利用者は、車両前方モードにしたい場合に、コントロールボックス20を回転し、携帯電話機100のカメラの方向を車両前方(第1の方向)に向ける。
コントロールボックス20の電源が入っていると、中央制御部30のCPUは、前方向スイッチ40aのON信号を検出して自動的に車両前方モードに入る(車両カメラ方向判定手段30a)。
車両前方モードに入ると、衝突等の事故が発生した際に加速度センサ又は衝撃センサによってその状況を検出し、その衝突前後の時刻の画像データやGPS測位による位置データ等を管理サーバや警備会社等の契約した会社のコンピュータシステムに送信しそのデータベースに記録及び保存させる(車両前方モード手段30b)。
一方、利用者が、車両を離れる場合等、車両内部モードにしたいときには、コントロールボックス20を回転し、広角レンズ付の固定金具20lに固定された携帯電話機100のカメラの方向を車両内部(第2の方向)に向ける。
コントロールボックス20の電源が入っていると、中央制御部30のCPUは、内部方向スイッチ40bのON信号を検出して自動的に車両内部モードに入る(車両カメラ方向判定手段30a)。
車両内部モードに入ると、車内で動く物体があれば、動体センサやモーションセンサによってその状況を検出し、その発生時刻の前後の画像データやGPS測位による位置データ等を管理サーバや警備会社等の契約した会社のコンピュータシステムに送信しそのデータベースに記録及び保存させる(車両内部モード手段30c)。
上述の実施形態では、車両前方モードと車両内部モードとのそれぞれにスイッチ40a、40bを設けているが、どちらか一方のスイッチのON信号を検出することで、それぞれのモードを切り替えるようにしても良い。但しその場合は、更にこれらの機能をOFFするスイッチが必要になる。また、図示していないが、非常用として、緊急モード情報を手動で発信するスイッチを設けても良い。この手動モードスイッチは、車両前方モードのときも機能し、交差点等で事故を目撃した際に、手動モードスイッチを操作してその事故現場を撮影及び記録することができ、事故現場の目撃証拠にもなりうる。
本実施形態では各機器との無線通信接続に無線PAN(Personal Area Network)のIEEE802.15規格を用いているが、無線LAN(Local Area Network)のIEEE802.11規格や無線MAN(Metropolitan Area Network)のIEEE802.16規格等を用いることも可能である。
また、これらの無線通信接続をアクセスポイントが不要なアドホックネットワーク(又はアクセスポイント間をメッシュ状に接続したメッシュネットワーク)とすることで、通信機器それぞれがその接続状態を監視することができる。
例えばコントロールボックス20の中央制御部30に接続される携帯電話機100や各種センサ70等の機器を予め登録しておくことで、近距離無線通信用の送受信回路及びアンテナ30zを介して、本来接続されるべき機器を認識することができ、携帯電話機100自体が盗難に有った場合にも、その直前直後の画像データを管理サーバ又は警備会社に送信することができる。
又、利用者が近距離無線通信用の送受信回路及びアンテナが内蔵された認識用機器を携行することで、車両内部にカメラを向けた防犯モードを自動的に解除することや、車両から離れると自動的に防犯モードに入るようにすることができる。更に、レンタカー会社、タクシー会社、運送会社等、車両を多く所有する会社がその駐車場の車両にそれぞれ本実施形態のモバイルレコーダを装備し、それぞれのコントロールボックス間がアドホックネットワークにより連携することで、車両自体の盗難を監視する構成にすることも可能になる。
最後に、図4の斜視図を参照して、本発明の他の実施形態による携帯電話機の保持装置について説明する。
携帯電話機100は、図2及び図3に示すようなコントロールボックス20に搭載台20aを設けてダッシュボードに取り付ける形態以外にも、フロントガラス、助手席側のサンバイザー、或いはルームミラーに取り付ける形態が考えられ、図4は、フロントガラスに取り付ける形態の保持装置60を示したものである。フロントガラスやサンバイザーに取り付ける場合は大型のクリップ状のもので挟みこむ形態が考えられる。
保持装置60は、フロントガラスに吸盤或いは両面接着テープ等で取り付ける取り付け板60t、携帯電話機100を着脱自在に保持するための押え板60fと固定用のスプリング板60kを備えており、ロック機構(図示せず)を有する押え板60fを開いて、携帯電話機100をスライドさせて保持装置60に嵌めこみ、再び押え板60fを戻して固定する。保持装置60には、図4に示すような携帯電話機100用の充電端子を設けても良い。カメラ付携帯電話機100のカメラの向きを変えて車両前方モード或いは車両内部モードに対応させるために、ユニバーサルジョイント60jを備えており、取り付け板60tとステー60sにより接続される。ユニバーサルジョイント60jは、図4のような球体の一部を挟み込むほぼ全方向型のものに限らず、2軸(X、Y軸)或いは3軸(X、Y、Z軸)構造としても良い。
図示していないが、車両の方向スイッチ及びそのモードを設定するためのスイッチは、このユニバーサルジョイント60jと連動した機構を設けるか、或いはコントロールボックス20にそのための手動スイッチを設ける。他の手法として、カメラで撮影した画像の特徴点を抽出し、予め記憶してある画像情報からの特徴点抽出情報と比較することで、車両の方向スイッチ及びそのモードを自動的に判別するような手段を組み込むようにしてもよい。
本発明の一実施形態によるモバイルレコーダの構成図であり、(a)はその側面図、(b)は前面図、(c)は平面図である。 図1に示すコントロールボックスの構成図であり、(a)はその側面図、(b)は前面図、(c)は平面図である。 図1及び図2に示すコントロールボックス、携帯電話機、及び車両内に備わる各種センサの構成図である。 本発明の他の実施形態による携帯電話機の保持装置の斜視図である。
符号の説明
10 モバイルレコーダ
20 コントロールボックス
20a 搭載台
20b 外部センサ信号入力コネクタ
20c アーム
20d アーム支点軸
20l 広角レンズ及びその固定金具
30 中央制御部(CPU)
30a 車両カメラ方向判定手段
30b 車両前方モード手段
30c 車両内部モード手段
30h 表示部
30i 入力装置
30j センサ受信回路
30k 記憶部
30s 内蔵センサ
30z、70z、100z 近距離無線通信用送受信回路(アンテナを含む)
40 車両前方−車両内部切替えスイッチ機構
40a 前方向スイッチ
40b 内部方向スイッチ
40c スイッチ接触片
50 設置台(回転機構付)
60 保持装置
60d 充電端子
60f 押え板
60j ユニバーサルジョイント
60k スプリング板
60l 広角レンズ
60s ステー
60t 取り付け板
70 外部センサ
100 携帯電話機
100l カメラレンズ
110 蓋側部(カメラ設置面)
120 本体部(キー配列面)

Claims (7)

  1. カメラによる撮像手段及び位置データ取得手段を少なくとも備える携帯電話機と、
    車両内に設置され前記携帯電話機を着脱自在に搭載して該携帯電話機に所定時刻毎に撮影させ、該携帯電話機のメモリに所定時間保持させた車両外部又は車両内部の撮影画像データを読み込み、所定の条件を満たしたときにその内部又は車両内に備えられた各種センサからの信号データと画像データ及び位置データとを少なくとも含む情報を予め定められた管理サーバ又は警備会社のコンピュータシステムへ自動的に送信すると共に、その内部の記憶部に保存する中央制御部を少なくとも備えるコントロールボックスと、を有することを特徴とするモバイルレコーダ。
  2. 前記携帯電話機は、近距離無線通信用の送受信回路及びアンテナを備え、
    前記コントロールボックスは、その内部に設けられ前記携帯電話機と交信するための前記近距離無線通信用の送受信回路及びアンテナと、
    その外壁部に複数のセンサからのアナログデータを受信するコネクタ端子と、
    前記コネクタ端子を介して受信した信号をデジタルデータに変換し、前記コントロールボックス内の中央制御部により読み取るセンサ入力回路部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のモバイルレコーダ。
  3. 前記コントロールボックスは、車両のダッシュボード上に回転自在に取り付けられ、前記携帯電話機を着脱自在に搭載する搭載台と、
    前記携帯電話機が備えるカメラのレンズの中心軸に一致するように配設した広角レンズ付の固定金具と、
    前記コントロールボックスの下部に前記固定金具の配設位置を保持するための支点軸を設け、その支点軸を中心に前記固定金具の両端との間を接続する回動自在の一対のアームと、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のモバイルレコーダ。
  4. 前記コントロールボックスは、その下部とダッシュボードとの間にある回転自在の機構に設けられ前記広角レンズの前方向と車両前方方向とを一致させるための第1の方向に回転させたとき信号を出力する車両前方向スイッチを備え、
    前記中央制御部は、前記車両前方向スイッチの信号を受けて前記携帯電話機のカメラに車両外部前方を撮影させてメモリに保持させた撮影画像データを位置データと共に読み込み、前記コントロールボックス内部又は車両内に備えられた加速度センサ又は衝撃センサの値を取得し、それらを計測して予め定められた所定の条件を満たしたか又は利用者が緊急ボタンスイッチを押下したかを検出し、所定の条件を満たしたか又は検出信号が得られた時に緊急時モードとし、緊急モードの時刻前後のそれぞれの所定時間内に撮影された画像データ及びその位置データを前記管理サーバ又は警備会社のコンピュータシステムへ送信すると共に、前記中央制御部の記憶部に保存する手段を少なくとも備えることを特徴とする請求項3に記載のモバイルレコーダ。
  5. 前記コントロールボックスは、その下部に回転機構を設け、前記広角レンズの前方向と車両の内部方向とを一致させるための第2の方向に回転させたとき信号を出力する車両内部方向スイッチを更に備え、
    前記中央制御部は、前記車両内部方向スイッチの信号を受けてダッシュボードより後側の席方向に前記携帯電話機のカメラが向いているとして、車両内部の撮影画像データ及び位置データとコントロールボックス内部又は車両内に備えられたセンサからのデータとを読み込み、動体センサに感知された状態となったか又は利用者が緊急ボタンスイッチを押下したかを検出し、検出信号が得られた時は少なくともそれらの時刻付画像データ、位置データ、及びセンサデータを前記管理サーバ又は警備会社のコンピュータシステムへ送信すると共に、前記記憶部に保存する手段を備えることを特徴とする請求項4に記載のモバイルレコーダ。
  6. 車両のフロントガラスの内側面に取り付けられ、前記携帯電話機を着脱自在に搭載してその向きが自在に可変可能な機構を有する保持装置を更に有し、
    前記保持装置は、該保持装置を前記フロントガラスの内側面に取り付ける取り付け板と、
    前記フロントガラスの内側面に取り付けられた際にその向きを自在に可変可能なユニバーサルジョイントと、
    前記携帯電話機を該保持装置に固定するための押え板及びスプリング板と、
    前記携帯電話機が備えるカメラのレンズの中心軸に一致するように配設した広角レンズと、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のモバイルレコーダ。
  7. 前記コントロールボックス又は車両内に備えられた各種センサには、GPSによる位置センサ、速度計、加速度計、燃料計、動体センサ、モーションセンサ、及び衝撃センサの内のいずれか1つ以上が少なくとも含まれることを特徴とする請求項1又は2に記載のモバイルレコーダ。
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