JP2008058585A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、転写ムラや白抜け、カブリの少ない優れた印字品質で、両面印刷時にも高印字品質の良好な画像を形成できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の画像形成装置は、トナー画像を担持する感光体ドラム1と、感光体ドラム1と接触して回転し、感光体ドラム1との間に搬送される記録媒体に、感光体ドラム1に担持されたトナー画像を転写させる転写ローラ13と、トナー画像を感光体ドラム1から記録媒体に転写させる転写バイアス電圧を、転写ローラに印加する転写バイアス電圧制御手段24と、を具備し、転写バイアス電圧は、直流成分に交流成分を重畳したものであることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、本発明は、転写ローラを電圧制御し転写ムラや白抜け、カブリの少ない優れた印字品質を提供する画像形成装置、中でも両面印刷時に高印字品質を示す画像形成装置に関する。
電子写真技術を用いた複写機、プリンタ、複合機、ファクシミリ等の画像形成装置においては、広く転写ローラを用いた転写装置が使用されている。この転写装置は、帯電器によって感光体を一様に帯電し、この感光体表面を画像信号で変調したレーザ光で走査して静電潜像を形成し、この静電潜像が形成された感光体にトナーを移転、付着させ、これを可視画像(以下、トナー画像)とし、さらに、転写ローラに転写バイアス電圧を印加しながら感光体と転写ローラの間に記録媒体を搬送し、感光体側のトナー画像を記録媒体に転写するものである。この転写バイアス電圧は、記録媒体の裏側からトナーと逆極性の電荷を与えることによりトナー画像を記録媒体に転写するために印加される。
従来、良好な転写を行うためには記録媒体が通過時に所定範囲の電流を流す必要があり、装置の機能に応じて適宜定電流制御や定電圧制御などの制御方法が使い分けられてきた。
図6は従来の定電圧制御される転写装置の構成図である。
図6において、101は感光体ドラム、102は転写ローラ、103は記録媒体、104は非磁性一成分のトナー、105は転写バイアス制御回路である。図示しないトナー供給ローラから供給されてきたトナー104は、トナー規制ブレードで負に摩擦帯電され、感光体ドラム101上の静電潜像に移転、付着し、これを顕像化する。感光体ドラム101とタイミングを合わせて記録媒体が通過させられ、転写ローラ102に転写バイアス制御回路105の正の直流電圧を印加して記録媒体103の裏面を逆極性とする。これによって感光体ドラム101のトナー画像を記録媒体103に転写する。その後、図示しない定着器のヒートローラと加圧ロータで熱と圧力によって定着する。
しかし、定電圧制御を行うとき、常温常湿下で良好な転写を行うために好適な電圧、例えば500Vを印加すると、低温低湿環境下では転写電流不足で転写不良を起こしてしまう。そこで、低温低湿環境下で良好な転写を行うべく印加電圧を設定すると、常温常湿環境下、高温高湿環境下でカブリを発生する。こうした矛盾を回避するため定電流制御が適応されているが、用紙幅の狭い記録媒体に転写を行うとき、非画像域では電流密度が大きくなり、転写ローラの電圧が低下し、別の要因で転写不良を発生するといった問題を有していた。
このため、色々なサイズの記録媒体と環境において安定した転写性が得られるように次の画像形成装置が提案された(特許文献1参照)。この画像形成装置は、転写ローラに対してニップ部が非画像域(サイズ以上)の場合は定電流制御を行い、このときの電圧をホールドし、ニップ部が画像域(サイズ内)の場合はこのホールドした電圧で定電圧制御するものである。
また同様に、カラー画像形成装置において、転写ローラに対しては定電圧制御を行い、分離ブラシに直流成分のほか交流線分を含んだ分離バイアス電圧で静電分離を行う画像形成装置も提案されている(特許文献2参照)。但し、感光体ドラムのドラム径が70mm以上、若しくはニップ部で曲率半径が35mm以上の場合に限られる。
特開平2−123385号公報 特開平7−98548号公報
(特許文献1)の画像形成装置は、色々なサイズ幅の記録媒体と環境においてカブリなどの少ない安定した転写性が得るためのものであったが、ニップ部が画像域(サイズ内)か、非画像域(サイズ以上)か、で制御方法を変える必要があり、制御が複雑であり、高い印字品質を提供するまでには至らなかった。
また、(特許文献2)の画像形成装置は、転写ローラの定電圧制御を行い、分離ブラシに分離バイアス電圧を印加して静電分離を行っているが、これは感光体ドラム上でのトナー画像の重ね合わせを行うカラー固有のプロセスで転写と分離の両立性を図るものである。すなわち、これはカラー画像形成装置に特有の制御であり、しかも分離ブラシに対する制御が増え、全体の制御が複雑になるものであった。
このように(特許文献1,2)の画像形成装置は、印刷環境やカラーの特性に対処するものではあっても、トナーの性質そのものを考慮して印字品質を向上させるものではない。一般に、トナーは、各帯電部材などとの摩擦帯電により所定の帯電極性である負または正に帯電されるが、そのほかにも攪拌などでトナー同士の衝突による粉砕、微粉砕化等が起こり、トナーに異物分としてこのような微粒子が逆極性に帯電されて混入してしまう(中には極性が逆に帯電するトナーも存在する)。このような微粒子の中で、割れたトナーや欠片のトナー等の微細な微粒子は転写ムラや白抜けの原因になったり、カブリなどの原因になったりする。図7はトナーボトルでの攪拌の様子を示す説明図である。
図7において、104aは正(逆極性)に帯電したトナー等の微粒子、104bはトナーの欠片等の微細微粒子、106はトナーボトル、107はトナー撹拌部材である。トナー撹拌部材107はトナー供給ローラの回転と同期して回転し、トナー104の凝集を防ぐと共にトナー104を負に帯電させ、これをトナー供給ローラ6へ移動させる。このとき、トナー104は一様に負に帯電するはずであるが、トナーの中には異物分の微粒子104aとして摩擦で正に帯電したもの、また、攪拌で割れた、若しくはその欠片である微細な微細微粒子104bも存在する。
従って、このようなトナー104でトナー画像を形成すると、大きな正の微粒子104aは感光体ドラム101に付着することはないが、微細微粒子104bは付着してしまい、これが記録媒体に転写されるような場合が発生する。そして割れたトナー104の欠片は画像領域以外に浮遊したりなどで付着してしまう。これらは白抜けや転写ムラ、カブリを生じ、印字品質を低下させる原因の一つになっている。
また、両面印刷を行うときには、記録媒体の片面に印刷を行ってからもう一方の側の印刷を行うが、初めに印刷した画像が残りの面を印刷するときにその印字品質を損なってしまうことがあった。(特許文献1,2)のような従来の画像形成装置は、こうした両面印刷の際に発生する印字品質の課題を解消するものではない。
そこで、本発明は、転写ムラや白抜け、カブリの少ない優れた印字品質で、両面印刷時にも高印字品質の良好な画像を形成できる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、トナー画像を担持する像担持体と、像担持体と接触して回転し、像担持体との間に搬送される記録媒体に、像担持体に担持されたトナー画像を転写させる転写ローラと、トナー画像を像担持体から記録媒体に転写させる転写バイアス電圧を、転写ローラに印加する制御手段と、を具備し、転写バイアス電圧は、直流成分に交流成分を重畳したものであることを特徴とする。
本発明の画像形成装置によれば、転写ムラや白抜け、カブリの少ない優れた印字品質で、両面印刷時にも高印字品質の良好な画像を形成できる。
本発明の請求項1の発明は、トナー画像を担持する像担持体と、像担持体と接触して回転し、像担持体との間に搬送される記録媒体に、像担持体に担持されたトナー画像を転写させる転写ローラと、トナー画像を像担持体から記録媒体に転写させる転写バイアス電圧を、転写ローラに印加する制御手段と、を具備し、転写バイアス電圧は、直流成分に交流成分を重畳したものであることを特徴とした画像形成装置である。この構成によって、像担持体の表面と同極性の微細微粒子が像担持体に付着して、記録媒体の画像領域で付着しようとし、またトナーの欠片などが非画像領域に付着しようとしても、転写バイアス電圧の交流成分の発生する電界の作用によってこれを付着させないので、記録媒体の転写ムラや白抜け、カブリを防止し、画像品質を向上することができる。
本発明の請求項2の発明は、請求項1の発明において、直流成分が定電圧X(V)、交流成分が周波数f(Hz)、振幅[P−P](V)で表わされる電圧のとき、500V≦|X(V)|≦6000V、500Hz≦f(Hz)≦1000Hz、かつ、[P−P](V)≦2|X(V)|の関係を満たすことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。この構成によって、記録媒体の転写ムラや白抜け、カブリを確実に防止して画像品質を向上することができる。
本発明の請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、転写ローラは弾性発泡体であって、転写ローラのゴム硬度がAskerCで10°から60°であることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置である。この構成によって、適切な像担持体と転写ローラとの関係を実現でき、記録媒体の転写ムラや白抜け、カブリを防止して画像品質を向上することができる。
本発明の請求項4の発明は、請求項3の発明において、像担持体と転写ローラとの間のニップ幅は、1mm以上20mm以下であることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置である。この構成によって、適切な像担持体と転写ローラとの関係を実現でき、記録媒体の転写ムラや白抜け、カブリを防止して画像品質を向上することができる。
本発明の請求項5の発明は、請求項1〜請求項4の発明において、制御手段は、両面印刷時の裏面に印字するとき、直流成分に交流成分を重畳した転写バイアス電圧を転写ローラに印加することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。この構成によって、両面印刷時に一旦表面を印字した後の裏面に印字において、最初に印字した画像領域と非画像領域に作用する電界が平均化され、最初に印字した画像領域の転写効率が低下することはなく、両面印刷時の記録媒体の転写ムラや白抜け、カブリを防止して画像品質を向上することができる。
(実施例1)
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例1における画像形成装置について詳細に説明する。なお、本発明の画像形成装置は、電子写真プロセスで画像を形成するものであればよく、プリンタ、複写機、複合機等のようにトナーを使って画像形成を行い、転写するものであればよい。
図1は本発明の実施例1における画像形成装置の構成図、図2は本発明の実施例1における画像形成装置の主要部構成の説明図、図3(a)は本発明の実施例1における画像形成装置に直流成分と交流成分を重畳させた転写バイアス電圧を印加したときの動作説明図、図3(b)は図3(a)の画像形成装置に直流の転写バイアス電圧を印加したときの動作説明図、図4は転写ローラゴム硬度と転写効率の関係図である。
実施例1における画像形成装置は片面印刷できるものが対象で、両面印刷もできるものに縛られないが、以下両面印刷することが可能な画像形成装置の片面印刷時の場合を説明する。なお、この両面印刷時の画像形成装置の詳細については実施例2で説明する。実施例1では片面印刷が対象である。ここで、図1に示す画像形成装置の搬送路Aは片面印刷時に複写用紙等の記録媒体が搬送される搬送路を示し、搬送路Bは両面印刷時のものであり、両面印刷時に排出トレイに排出された記録媒体を反転して挿入した後の搬送路である。
図1において、1は静電潜像を形成する感光体ドラム(本発明の像担持体)であり、アルミニウム等の金属ドラムの外周面上に感光材層が形成されている。2は帯電器であって、感光体ドラム1に近接して配設され、コロナ放電などによって感光体ドラム1を一様に帯電する。3はレーザダイオード等の露光手段であり、3aは露光手段3から照射されるレーザ光等の光線である。露光手段3は、イメージセンサで取得した画像信号または録画データなどの画像信号などに基づいて、この画像信号を露光手段3の駆動回路で変調して光線3aを生成し、これで感光体ドラム1の表面を走査することにより、静電潜像を形成する。
4は光を照射して除電するための除電器、5は感光体ドラム1の表面に残っている残トナーを掻き落とすクリーニングブレードである。また、6はトナー担持体である現像ローラ、7は負に帯電させられたトナー9を現像ローラ6の表面に供給するトナー供給ローラであり、現像ローラ6とトナー供給ローラ7は接触して設けられる。トナー供給ローラ7にはトナー供給バイアス電圧制御手段22(後述する)により直流成分と交流成分の重畳したトナー供給バイアス電圧が印加され、現像ローラ6には現像バイアス電圧制御手段23(後述する)により定電圧の直流電圧の現像バイアス電圧が印加されている。
さらに、8はトナーボトル、9はトナーであり、10はトナー9を攪拌するトナー攪拌部材である。また、11はトナー規制ブレード、12はトナーボトル8と現像ローラ6、トナー供給ローラ7を収容する現像装置である。実施例1のトナー9は非磁性一成分系トナーであり、ポリエステル樹脂にカーボン、ワックス、帯電制御剤等を均一分散させたもので、トナー攪拌部材10で攪拌することで負に帯電される。
また、現像ローラ6は現像装置12の両端に回転軸支され、金属製シャフトの外周に導電性弾性部材、例えばシリコンゴム層が形成されたものである。現像ローラ6の金属製シャフトには、定電圧電源が接続されている。同様に、トナー供給ローラ7も金属製シャフトの周囲に導電性弾性発泡体を形成したもので、金属製シャフトにはトナー供給バイアス電源が接続されている。このトナー供給バイアス電圧を直流成分と交流成分が重畳された電圧にすることで、トナー供給ローラ7は現像装置12から供給されたトナー9を現像ローラ6に供給することができ、現像されずに残存した現像ローラ6上のトナー9を効果的に掻き落とすことができる。
トナー供給ローラ7によって供給されてきたトナー9は、トナー規制ブレード11により現像ローラ6の外周面上に薄いトナー層を形成する。なお、このトナー規制ブレード11は、金属板バネと、その一端にウレタンゴム、シリコンゴム等の弾性部材を設けたもので、現像ローラ5を線圧80g/cm程度の圧力で押圧し、現像ローラ5の表面にトナー層を形成する。この現像ローラ6は感光体ドラム1と接触して配置されており、現像バイアス電圧手段22が印加するバイアス電圧によって、感光体ドラム1上の静電潜像が形成された部分にトナー層のトナー9が転移、付着し、静電潜像をトナー画像として顕像化する。
さて、実施例1の転写装置について説明する。図1において、13は感光体ドラム1と当接して回転する転写ローラである。転写ローラ13は、ステンレス等の金属製シャフトの外周に導電性弾性発泡体、実施例1ではゴム硬度がAskerCで10°から60°のシリコンゴム層が成形されている。この転写ローラ13の金属シャフトには、転写バイアス電圧制御手段24によって直流成分と交流成分が重畳されたトナー9とは逆極性の、すなわち正の電圧を印加され、感光体ドラム1上のトナー画像を記録媒体に転写する。なお、これについては後述する。
また、実施例1においては、この転写ローラ13の以上説明した構成に加えて、感光体ドラム1と転写ローラ13との間のニップ幅を1mm以上20mm以下に構成している。この設定により、交流成分による電界の変動が、正に帯電した割れたトナー9やその欠片等の微細微粒子9aが感光体ドラム1に付着して記録媒体の画像領域に付着するのを抑えると共に、これが浮遊して非画像領域の記録媒体に付着しようとしてもこれを感光体ドラム1に戻すため、適切な感光体ドラム1と転写ローラ13との関係を実現でき、白抜きや印字ムラ、カブリを防止して印字品質を向上することができる。これらの具体的な制御についても後で詳述する。
次いで、図1に示す14は定着装置であり、15はハロゲンランプ等の熱源が内部に設けられたヒートローラ、16はヒートローラ15と圧接され表面にゴム層若しくはスポンジ層が形成された加圧ローラである。加圧ローラ16はバネ等によりヒートローラ15に圧接される。
また、17は用紙等の記録媒体を収容した給紙トレイ、18は仕切り板との間で記録媒体を挟んで給紙トレイ17から記録媒体を搬送路Aに1枚ずつ搬入するためのピックアップローラ、19は搬送ローラである。そして、19aは記録媒体と感光体ドラム1のトナー画像の位置を一致させるため、一時的に記録媒体を停止待機させるためのレジストローラであり、従動ローラに当接されている。また、20は排紙トレイであり、21は両面印刷時に記録媒体を2回目の印字のため排紙トレイ20の排出口から挿入したとき搬送路Bに搬送するための両面印字用搬送ローラである。
そして、22はトナー供給バイアス電圧制御手段であり、トナー供給ローラ7に直流成分と交流成分の重畳したトナー供給バイアス電圧を印加する。また、23は現像バイアス電圧制御手段であり、現像ローラ6に定電圧の直流電圧である現像バイアス電圧を印加する。現像バイアス電圧制御手段23とトナー供給バイアス電圧制御手段22は連携して制御を行う。
現像バイアス電圧制御手段23は、現像バイアス電圧を少なくとも100V以上になるように制御し、この現像バイアス電圧の制御に応じて、トナー供給バイアス電圧制御手段22はトナー供給バイアス電圧の直流成分の電圧をこの現像バイアス電圧以上の電圧に制御する。さらに、トナー供給バイアス電圧制御手段22は、トナー供給バイアス電圧の交流成分のピーク間振幅(以下、振幅[P−P](V))を直流成分より小さく制御すると共に、現像バイアス電圧とトナー供給バイアス電圧の直流成分の電位差より少し大きい電圧になるように制御する。この現像バイアス電圧制御手段23とトナー供給バイアス電圧制御手段22の連携した制御により、現像ローラ6へのトナー搬送及び未消費トナーの掻き落としを効果的に行うことができる。なお、トナー供給ローラ7は、このほか接地したり、または直流電圧のみを印加したりするなど、他の制御手段を講じることが可能であり、この場合も同様の効果が得られる。
さて、図1において24は実施例1の特徴である転写バイアス電圧制御手段である。転写バイアス電圧制御手段24は、直流成分と交流成分が重畳されたトナー9と逆極性(正)の電圧を印加して、感光体ドラム1上のトナー画像を転写する。この詳細を図2、図3(a)(b)に基づいて説明する。図2において、9aはトナー9と逆極性(正)の微細微粒子、24aは転写バイアス電圧制御手段24が制御する直流電源、24bは同様に転写バイアス電圧制御手段24が制御する交流電源を示す。また、25は用紙等の記録媒体である。
実施例1の場合、トナー9の極性は負、感光体ドラム1、転写ローラ13の極性は正、微細微粒子9aの極性が正であり、トナー9が感光体ドラム1に付着して静電潜像を形成し記録媒体25に転写されるが、質量の大きな微粒子(逆極性に帯電したトナーなど)が感光体ドラム1、記録媒体25に付着することはない。若しくは稀である。しかし、割れたトナー9やその欠片等の小さな微細微粒子9aの場合には、ファンデルワールス力など静電力以外の物理力が作用し、感光体ドラム1に付着し、記録媒体25に転写されることが発生する。なお、実施例1の場合トナー9の中心粒径は概ね10μm〜12μmであり、微細微粒子9aはこれよりはるかに小さいサイズとなる。
図3(b)は従来のように直流の転写バイアス電圧を印加した場合を示している。感光体ドラム1に付着しているトナー9と微細微粒子9aに対して、転写ローラ13から感光体ドラム1まで変動の少ない所定の一様な電界が作用し、トナー9が記録媒体に転写される。このとき逆極性の微細微粒子9aに対しては電気的な力のほかに上述の物理力が作用し、この物理力が静電力に打ち勝って一部の微細微粒子9aを記録媒体に移転、付着させてしまう。
しかし、図3(a)のように転写バイアス電圧制御手段24が直流成分と交流成分が重畳された転写バイアス電圧を印加した場合、記録媒体25の表裏で起こる分極のため記録媒体25を挟んで電荷が表裏両方向(双方向)に移動し、転写ローラ13と感光体ドラム1間の電界は変動し、この交流成分による逆方向の電界が形成されたときは、静電力が逆極性の微細微粒子9aに作用する物理力に対し逆向きの抵抗力として作用する。
このため、割れたトナー9やその欠片等の微細微粒子9aを感光ドラム1から脱離させないで済むか、若しくは一旦脱離しても元に戻すことが可能になる。これにより微細微粒子9aが記録媒体25へ転写されるのを抑制することができる。また、微細微粒子9aが感光ドラム1から脱離後浮遊して非画像領域に付着し、カブリなどの原因になるのを防止できる。しかし、実施例1においてはこのように交流成分で電界を変化させるものの、転写バイアス電圧自体は全体として正の値であり、トナー9に対して転写ローラ13へ向う電気的な力を作用させることができる。従って、従来のように白抜けや転写ムラ、カブリを生じ、印字品質を低下させることはなく、転写効率を低下させることもない。
さて、以上説明した実施例1の画像形成装置は次のように動作する。ピックアップローラ18が給紙トレイ17から記録媒体を1枚ずつ取り出して搬送路Aに搬入し、搬送ローラ19によってレジストローラ19aの位置まで搬送される。感光体ドラム1の回転に伴ってトナー画像が転写ローラ13と感光体ドラム1の接触部に到達したとき、レジストローラ19aによって、トナー画像とタイミングを合わせて記録媒体もこの接触部に到達するように制御される。転写ローラ13にはトナー9と逆極性の転写バイアス電圧が印加されており、感光体ドラム1上のトナー画像が静電力等によって記録媒体に転写される。その後、記録媒体は定着装置14に搬送され、ヒートローラ15と加圧ローラ16の熱と圧力で定着し、排紙トレイ20に排出される。
そこで、直流成分と交流成分が重畳された転写バイアス電圧の制御の詳細を検討するため、現像バイアス電圧X(V)と、交流成分の周波数f(Hz)と振幅[P−P](V)を変化させて印字品質を評価した。最初に転写ローラゴム硬度の好適な範囲を転写効率の観点から求め、これをパラメータとして上記現像バイアス電圧X(V)と、交流成分の周波数f(Hz)と振幅[P−P](V)を変化させた。ニップ幅は上述したように1mm〜20mmが適当であるが、実施例1では3mmに固定した。そして、印字品質はカブリの発生状況や、白抜け、転写ムラ等の画質、転写ローラの汚れで評価し、その評価は目視によって行った。評価は○,△,×の3段階評価で行った。なお、温度湿度は常温(室内)常湿の環境で行った。
図4において、転写ローラゴム硬度はAskerCである。これは転写バイアス電圧1KVで片面印刷を行ったもので、周波数f(Hz)は1000Hz、交流成分の振幅[P−P](V)は500Vである。図4によれば、ゴム硬度10°の位置で60°から一挙に転写効率が上昇し、転写効率93%に到達している。そして、ゴム硬度が60°付近まで93%〜94%の状態を保ち、ゴム硬度70°においても91%程度、ゴム硬度75°付近で85%を示している。(表1)はこの実験の結果を表に表わしたものである。図4と(表1)によれば、この実験の評価を基に、印字品質を向上させるには転写ローラゴム硬度をAskerCで10°〜60°にするのが好適である。
Figure 2008058585
次に、転写ローラゴム硬度をパラメータとして上記現像バイアス電圧X(V)と、交流成分の周波数f(Hz)と振幅[P−P](V)を変化させたときの結果を示す。いずれも片面印字の場合である。(表2)は転写ローラゴム硬度がAskerCで20°の場合の結果を示す。
Figure 2008058585
また、(表3)は転写ローラゴム硬度がAskerCで40°の場合の結果を示す。片面印字である。
Figure 2008058585
さらに、(表4)は転写ローラゴム硬度がAskerCで60°の場合の結果である。上記と同様に片面印字である。
Figure 2008058585
(表2)〜(表4)によれば、転写電圧X(V)が500V〜6000V、周波数f(Hz)が500Hz〜1000Hz、振幅[P−P](V)が500Vのときに転写効率が90%付近以上の高効率を示すと共に、カブリが少なく、白抜け、転写ムラ等が発生しておらず、転写ローラの汚れが少ないことが分かる。なお、振幅[P−P](V)は転写電圧X(V)の絶対値の2倍を越えると、転写ローラ13と感光体ドラム1間の電界は向きを変えて変動し、負に帯電したトナー9自体の転写を妨げるようになるため利用できない。従って、振幅[P−P](V)≦2|X(V)|が印字品質を低下させない条件となる。ここに|X(V)|はX(V)の絶対値を示す。
実施例1の画像形成装置は、従来のように環境の変化に応じて条件を細かく設定し定電流制御と定電圧制御を使い分けて印字品質を保つというものではなく、交流成分と直流成分を併せて印加し、その関係と交流成分の作用で印字品質を確保しているものである。このため制御は容易になり、確実に印字品質を向上させることが可能になる。なお、ここでは表示しなかったが、周波数f(Hz)はより広域の50Hz〜5000Hzで変化させた場合にも、転写電圧X(V)、振幅[P−P](V)を選ぶことで、比較的カブリ、白抜け、転写ムラ等が少なく、転写ローラの汚れが少ない画像形成装置にすることができる。
このように、実施例1の画像形成装置は、転写バイアス電圧を直流成分に交流成分を重畳させたため、転写ムラや白抜け、カブリの少ない優れた印字品質を提供することができる。また、直流成分が定電圧X(V)であり、交流成分が周波数f(Hz)、振幅[P−P](V)を有すとき、500V≦|X(V)|≦6000V、500Hz≦f(Hz)≦1000Hz、[P−P](V)≦2|X|とすることにより、確実に転写ムラや白抜け、カブリを防ぐことができる。
(実施例2)
次に、本発明の実施例2における画像形成装置、とくに両面印刷できる画像形成装置について詳細に説明する。実施例1では両面印字可能な画像形成装置の片面印刷を説明したが、実施例2では両面印刷を行う場合を説明する。従って、実施例1と実施例2の画像形成装置は構成が同一であり、同一符号は同一のものを示すから説明を省略する。
実施例2における画像形成装置は、図1に示す搬送路Aで最初(1回目)の印字が行われ、排出トレイに排出された記録媒体が反転されて挿入され、搬送路Bを搬送された後、再度搬送路Aを経て2回目の印字が行われる両面印刷可能なものである。
図5(a)は本発明の実施例2における画像形成装置に直流成分と交流成分を重畳させた転写バイアス電圧を印加したときの動作説明図、図5(b)は図5(a)の画像形成装置に直流の転写バイアス電圧を印加したときの動作説明図である。
さて、両面印刷を行うときには、1回目の印刷で画像が定着された側を反転させて転写する。従って、搬送される記録媒体25は、1回目の印刷で定着されたトナー9が裏面に付着しており、2回目の印刷では1回目の転写で定着したトナー9(画像領域)が今回の転写のための電界に変化をもたらす。
すなわち、画像領域では定着されたトナー9のため誘電率等の低下が起こり、記録媒体25の分極率が下がって、転写ローラ13と感光体ドラム1間の電界強度が低下する。従って、直流電圧だけを印加した場合には、図5(b)に示すように1回目の印刷でトナー9が定着された画像領域で電界不足が起こり、移動、付着するはずのトナー9が転写されず、割れたトナー9や欠片等の小さな微細微粒子9aが付着したりなどする。図5(b)において、9bは本来転写されるはずの状態のトナーであり、実際には転写されていないトナーを示す。また、26は1回目の印字でトナー9が定着された画像領域である。この画像領域以外が非画像領域となる。
しかし、実施例2で図5(a)に示すように転写バイアス電圧制御手段24が直流成分と交流成分が重畳された転写バイアス電圧を印加した場合、記録媒体25の分極率が下がっていても、転写ローラ13と感光体ドラム1間の電界が交互に変動し、これは画像領域でも非画像領域でも同じであり、1回目の印刷の画像領域と非画像領域との電界が平均化され、平均的にみれば両者の電界の差は小さくなり、既に印刷されている画像領域部分の転写効率が非画像領域部分の転写効率と比較して低下することはない。1回目の印刷の状態は画像duty0%から100%までありえるが、1回目の印刷面でいかなる印字濃度の場合であっても2回目の転写時に交流成分を重畳することで転写ムラは平均化され、スムーズで問題のない転写を達成できる。
そこで、実施例2において、現像バイアス電圧X(V)と、交流成分の周波数f(Hz)と振幅[P−P](V)を変化させて印字品質を評価した。転写ローラゴム硬度をパラメータとして変化させた。ニップ幅は3mm、印字品質は実施例1と同様にカブリの発生状況や白抜け、転写ムラ等の画質、転写ローラの汚れで評価し、その評価は目視によって行った。評価は○,△,×の3段階評価で行った。(表5)は両面印刷で転写ローラゴム硬度がAskerCで20°の場合の結果を示す。
Figure 2008058585
また、(表6)は両面印刷で転写ローラゴム硬度がAskerCで40°の場合の結果を示す。
Figure 2008058585
さらに、(表7)は転写ローラゴム硬度がAskerCで60°の場合の結果である。上記と同様に両面印字である。
Figure 2008058585
(表5)〜(表7)によれば、実施例1と同様、転写電圧X(V)が500V〜6000V、周波数f(Hz)が500Hz〜1000Hz、振幅[P−P](V)が500Vのときに転写効率が90%付近以上の高効率を示すと共に、カブリが少なく、白抜け、転写ムラ等が発生しておらず、転写ローラの汚れが少ないことが分かる。振幅[P−P](V)は転写電圧X(V)の絶対値の2倍を越えると、転写ローラ13と感光体ドラム1間の電界は向きを変えて変動し、負に帯電したトナー9自体の転写を妨げるようになるため利用できない。従って、振幅[P−P](V)≦2|X(V)|が印字品質を低下させない条件となる。
実施例2の画像形成装置は、実施例1と同様、従来のように環境の変化に応じて条件を細かく設定し定電流制御と定電圧制御を使い分けて印字品質を保つというものではなく、交流成分と直流成分を併せて印加し、その関係と交流成分の作用で印字品質を確保しているものである。このため制御は容易になり、確実に印字品質を向上させることが可能になる。そして、周波数f(Hz)は50Hz〜5000Hzで変化させた場合にも、転写電圧X(V)、振幅[P−P](V)を選ぶことで、カブリ、白抜け、転写ムラ等が少なく、転写ローラの汚れが少ない画像形成装置にすることができる。
以上説明した実施例2の画像形成装置は両面印刷時に次のように動作する。ピックアップローラ18が給紙トレイ17から記録媒体25を1枚ずつ取り出して搬送路Aに搬入し、搬送ローラ19によってレジストローラ19aの位置まで搬送される。感光体ドラム1の回転に伴ってトナー画像が転写ローラ13と感光体ドラム1の接触部に到達したとき、レジストローラ19aによって、トナー画像とタイミングを合わせて記録媒体25もこの接触部に到達するように制御される。転写ローラ13にはトナー9と逆極性の転写バイアス電圧が印加されており、感光体ドラム1上のトナー画像が静電力等によって記録媒体25に転写される。その後、記録媒体25は定着装置14に搬送され、ヒートローラ15と加圧ローラ16の熱と圧力で定着し、排紙トレイ20に排出される。
その後、両面印刷時であるため、手差しまたは自動で記録媒体を2回目の印刷のため排紙トレイ20の排出口から挿入される。このとき搬送ローラ19は逆回転するように制御され、両面印字用搬送ローラ19aの位置にまで到達すると、両面印字用搬送ローラ19aの回転力で記録媒体25は搬送路Bに搬送される。搬送路Bを経て再びレジストローラ19aの位置まで搬送され、感光体ドラム1上のトナー画像は記録媒体25の背面に転写される。その後、記録媒体25は定着装置14で定着され、排紙トレイ20に排出される。
ところで、実施例2の画像形成装置はモノクロ画像形成装置を中心に説明したが、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナーボトルを有する現像装置12を設け、1回目の印刷をイエローで行い、2回目の印刷をマゼンダ、3回目の印刷をシアン、4回目の印刷を黒で行うなどのように、印刷を複数回繰返すカラー画像形成装置にも転用することができる。すなわち、4色の繰り返し転写で、静電分離の制御などを確実に行わないと印字品質を損なってしまうが、実施例2の画像形成装置は簡単にこれを回避することができ、カラー画像形成装置の片面印刷、両面印刷でも使うことができる。とくにカラー画像形成装置における両面印刷のときの印字品質を向上させることは従来の画像形成装置にはできないものである。
このように、実施例2の画像形成装置は、転写バイアス電圧を直流成分に交流成分を重畳させたため、両面印刷時に発生し易い転写ムラや白抜け、カブリの少ない優れた印字品質を提供することができる。また、直流成分X(V)、交流成分の周波数f(Hz)、振幅[P−P](V)としたとき、500V≦|X(V)|≦6000V、500Hz≦f(Hz)≦1000Hz、[P−P]≦2|X|とすることにより、確実に転写ムラや白抜け、カブリを防ぐことができる。
本発明は、トナーを使った電子写真プロセスで画像を形成する複写機、プリンタ、複合機、ファクシミリ等の画像形成装置に適用することができる。
本発明の実施例1における画像形成装置の構成図 本発明の実施例1における画像形成装置の主要部構成の説明図 (a)本発明の実施例1における画像形成装置に直流成分と交流成分を重畳させた転写バイアス電圧を印加したときの動作説明図、(b)図3(a)の画像形成装置に直流の転写バイアス電圧を印加したときの動作説明図 転写ローラゴム硬度と転写効率の関係図 (a)本発明の実施例2における画像形成装置に直流成分と交流成分を重畳させた転写バイアス電圧を印加したときの動作説明図、(b)図5(a)の画像形成装置に直流の転写バイアス電圧を印加したときの動作説明図 従来の定電圧制御される転写装置の構成図 トナーボトルでの攪拌の様子を示す説明図
符号の説明
1 感光体ドラム
2 帯電器
3 露光手段
3a 光線
4 除電器
5 クリーニングブレード
6 現像ローラ
7 トナー供給ローラ
8 トナーボトル
9 トナー
9a 微細微粒子
9b 本来転写されるはずのトナー
10 トナー攪拌部材
11 トナー規制ブレード
12 現像装置
13 転写ローラ
14 定着装置
15 ヒートローラ
16 加圧ローラ
17 給紙トレイ
18 ピックアップローラ
19 搬送ローラ
19a レジストローラ
20 排紙トレイ
21 両面印字用搬送ローラ
22 トナー供給バイアス電圧制御手段
23 現像バイアス電圧制御手段
24 転写バイアス電圧制御手段
24a 直流電源
24b 交流電源
25 記録媒体
26 画像領域
101 感光体ドラム
102 転写ローラ
103 記録媒体
104 トナー
104a 微粒子
104b 微細微粒子
105 転写バイアス制御回路
106 トナーボトル
107 トナー撹拌部材

Claims (5)

  1. トナー画像を担持する像担持体と、前記像担持体と接触して回転し、前記像担持体との間に搬送される記録媒体に、前記像担持体に担持されたトナー画像を転写させる転写ローラと、トナー画像を前記像担持体から前記記録媒体に転写させる転写バイアス電圧を、前記転写ローラに印加する制御手段と、を具備し、
    前記転写バイアス電圧は、直流成分に交流成分を重畳したものであることを特徴とした画像形成装置。
  2. 前記直流成分が定電圧X(V)、前記交流成分が周波数f(Hz)、振幅[P−P](V)で表わされる電圧のとき、
    500V≦|X(V)|≦6000V、
    500Hz≦f(Hz)≦1000Hz、かつ、
    [P−P](V)≦2|X(V)|
    の関係を満たすことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記転写ローラは弾性発泡体であって、前記転写ローラのゴム硬度がAskerCで10°から60°であることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記像担持体と前記転写ローラとの間のニップ幅は、1mm以上20mm以下であることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、両面印刷時の裏面に印字するとき、直流成分に交流成分を重畳した転写バイアス電圧を前記転写ローラに印加することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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