JP2008058468A - ディスプレイ基板およびディスプレイ基板の製造方法 - Google Patents

ディスプレイ基板およびディスプレイ基板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】表示ムラを抑制しつつ生産性を向上し低コスト化したディスプレイ基板およびディスプレイ基板の製造方法を提供すること。
【解決手段】本実施例のディスプレイ基板10によれば、上側絶縁層30が画素配線18上に積層され、その上側絶縁層30上に画素電極20が形成される。また、下側絶縁層28がゲート線12およびデータ線14上に積層され、その下側絶縁層28上に画素配線18が形成される。したがって、ゲート線12、データ線14、および画素電極20の配置に拘わらず、下側絶縁層28と上側絶縁層30との間において画素配線18を自由に配線できる。よって、多数の画素配線18を配設できるので、1つのチップ16で制御できる画素電極20の数が増加する。その結果、チップ16の使用数が低減し、生産性が向上し低コスト化することができる。
【選択図】図3

Description

本発明はディスプレイ基板およびディスプレイ基板の製造方法に関し、特に、表示ムラを抑制しつつ生産性を向上し低コスト化したディスプレイ基板およびディスプレイ基板の製造方法に関するものである。
液晶ディスプレイ、電子ペーパ、フレキシブルディスプレイ等に代表されるディスプレイが知られている。これらのディスプレイで画像を表示する方式は種々提案されている。ここでは、まず、液晶ディスプレイで主流となっているアクティブマトリックス駆動方式を例にとって説明する。
アクティブマトリックス駆動方式は、スイッチング素子としてのTFT(薄膜トランジスタ:Thin Film Transistor)を各画素に配設して、各画素の駆動を行う方式である。具体的には、アドレス信号を供給するゲート線と、データ信号を供給するデータ線と、TFTとをディスプレイ基板上に配設し、アドレス信号により指定されるアドレスの画素にデータ信号の書き込みを許可することにより、所望の画像を表示できるように構成されている。ここで、TFTは、ゲート線から供給されるアドレス信号で指定されたアドレスのみ、データ線から供給されるデータ信号の書き込みを許可するスイッチング素子として機能している。
従来、TFTは、ガラス基板上に絶縁膜、半導体膜等を順次堆積することにより、基板上に直接作製されていた。しかし、高温の熱処理を伴った半導体製造プロセスを用いて形成されるので、基板が耐熱性のないプラスチックフィルムで構成される場合には、従来の半導体製造プロセスでTFTを形成することができないという問題点があった。
そこでTFTに代えて、有機トランジスタが用いられる場合がある。有機トランジスタはプロセス温度が低いので、可撓性を有するプラスチック基板上にも形成できる。しかし、有機トランジスタはトランジスタ性能(モビリティ)が低く、また有機物であるため安定性、信頼性に欠けるという問題点があった。
そこで、上記問題点を解決するものとして、スイッチング素子や画素制御素子を作り込んだチップ(集積回路)を予め多量に作製しておき、これを目的とする基板に規則正しく配置して、ディスプレイ基板を作製する方法が提案されている。このように、半導体プロセスのみを別基板上で行うことにより、トランジスタ性能が高いSiチップを用いることができると共に、基板材料の自由度を高めることができる。
さらに、このような方法によれば、別基板上でチップを形成するので、高集積化することができる。よって、1つのチップには、複数画素分のスイッチング素子や画素制御素子を予め作り込んでおくことができる。例えば、500μm四方のチップに25個のトランジスタを組み込むことが、技術上可能である。
図6は、従来のディスプレイ基板100を示す平面図である。図6に示すように、例えば、2行6列の画素電極101の中央に1つのチップ102を配置し、各画素電極101とチップ102とを接続することにより、1つのチップ102で12個の画素電極101を制御することができる。このように、1つのチップ102で複数の画素電極101を制御すると、全体として配置すべきチップ数を低減することができる。その結果、チップ配置に要する労力が軽減し、生産性が向上すると共に低コスト化することができる。
特開2004−184978号公報
しかしながら、上述した従来技術では、画素電極101と、データ線104と、ゲート線106と、チップ102と画素電極101との間を接続する画素配線108とが全て同一の層に形成されていたので、図6に示すように、画素電極101、データ線104、ゲート線106、画素配線108は互いに重ならないよう配設しなければならなかった。すなわち、画素電極101、データ線104、ゲート線106が配設されていない空きスペースに、画素配線108を配設しなければならない。よって、本来は、1つのチップ102で多数の画素を駆動することができるにも拘わらず、実際には、空きスペースに配設できる画素配線108の本数に制限されて、1つのチップ102で多数の画素を駆動することができなかった。その結果、多数のチップ102を基板上に配置せざるを得ず、生産性が向上しないという問題点があった。
また、上述した従来技術では、画素配線108配設のために空きスペースを画素電極101の間に確保しなければならないが、画素電極101のない部分は非表示領域となってしまうので、空きスペースが表示ムラとなって表れる。よって、画素配線108配設のために広い空きスペースを設けると画質が低下するという問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、表示ムラを抑制しつつ生産性を向上し低コスト化したディスプレイ基板およびディスプレイ基板の製造方法を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載のディスプレイ基板は、ディスプレイに表示される画像を構成する各画素毎に形成された画素電極と、その画素電極の各々に接続された画素配線と、複数の画素配線を介して複数の画素電極を制御する画素制御素子と、各画素電極を制御するための信号を前記画素制御素子に供給する信号線とが基板本体に配設されたものであって、前記画素配線上に積層される第1絶縁層を備え、その第1絶縁層上に前記画素電極が形成されたものであることを特徴とする。
請求項2記載のディスプレイ基板は、請求項1記載のディスプレイ基板において、前記信号線上に積層される第2絶縁層を備え、その第2絶縁層上に前記画素配線が配設されたものであることを特徴とする。
請求項3記載のディスプレイ基板は、請求項1または2に記載のディスプレイ基板において、前記基板本体は可撓性を有するものであることを特徴とする。
請求項4記載のディスプレイ基板は、請求項1から3のいずれかに記載のディスプレイ基板において、前記基板本体に絶縁性のスペーサ層が設けられ、前記スペーサ層は、前記画素制御素子を配置するための凹部を備えていることを特徴とする。
請求項5記載のディスプレイ基板は、請求項4記載のディスプレイ基板において、前記信号線は前記スペーサ層上に配設されるものであり、前記画素制御素子は前記信号線との接点をとるための接続端子を有し、その接続端子が設けられた面を上に向けて前記凹部に配置されるものであり、前記画素制御素子の接続端子と前記信号線との間は、導電性パターンを有するフィルムにより接続されることを特徴とする。
請求項6記載のディスプレイ基板は、請求項5記載のディスプレイ基板において、前記画素制御素子の接続端子と前記スペーサ層上の信号線とは、前記基板本体からの高さが略等しいものであることを特徴とする。
請求項7記載のディスプレイ基板の製造方法は、ディスプレイに表示される画像を構成する各画素毎に形成された画素電極と、その画素電極の各々に接続された画素配線と、複数の画素配線を介して複数の画素電極を制御する画素制御素子と、各画素電極を制御するための信号を前記画素制御素子に供給する信号線とが基板本体に配設されたディスプレイ基板を製造するための方法であって、前記基板本体上に信号線と画素制御素子と画素配線とを配設する第1配設工程と、配設された画素配線を覆う第1絶縁層とその第1絶縁層上に形成される画素電極とを配設する第2配設工程とを備えることを特徴とする。
ここで、「基板本体上に信号線と画素制御素子と画素配線とを配設する」とは、基板本体上面に、直接、信号線と画素制御素子と画素配線とが配設される場合のみではなく、例えば、基板本体上面に形成された絶縁層などを介して、これら信号線、画素制御素子、画素配線が基板本体上に形成される場合も含む意味である。
請求項8記載のディスプレイ基板の製造方法は、請求項7記載のディスプレイ基板の製造方法において、前記第1配設工程は、前記基板本体上に信号線を配設する信号線配設工程と、配設された信号線と画素制御素子とを接続する接続工程と、画素制御素子と接続された信号線上を覆う第2絶縁層とその第2絶縁層上に形成される画素配線とを配設する画素配線配設工程とを備えることを特徴とする。
請求項9記載のディスプレイ基板の製造方法は、請求項8記載のディスプレイ基板の製造方法において、前記第1配設工程は、前記画素制御素子を配置するための凹部を備えたスペーサ層を基板本体上に形成するスペーサ層形成工程と、前記スペーサ層の形成後、ディスプレイ基板に配置されるべき全ての画素制御素子をスペーサ層の凹部に載置し、その後、基板本体を傾けることにより、各凹部内において画素制御素子を滑らせて位置合わせを行い、位置合わせされた画素制御素子を固着する画素制御素子固着工程とを備え、前記信号線配設工程は前記スペーサ層上に信号線を配設するものであることを特徴とする。
請求項1記載のディスプレイ基板によれば、第1絶縁層が画素配線上に積層され、その第1絶縁層上に前記画素電極が形成されているので、画素電極の配置に拘わらず、第1絶縁層の下層において、画素配線を自由に配線できる。よって、1つの画素制御素子に対し多数の画素配線を配設できるので、1つの画素制御素子で制御できる画素電極の数が増加する。その結果、画素制御素子の使用数が低減し、生産性が向上し低コスト化することができるという効果がある。また、画素配線のための空きスペースを画素電極間に設ける必要がないので、画素電極間の隙間を小さくすることができ、表示ムラを抑制できるという効果がある。
なお、特許請求の範囲および本明細書において、「画素」とは、画像を表示する最小単位を意味する。カラー表示を行う場合、1の画素を、赤(R)、緑(G)、青(B)の三原色に分割し、分割した最小単位を「サブ画素」と称す場合があるが、その「サブ画素」の1つ1つが、特許請求の範囲および本明細書における「画素」に該当する。
請求項2記載のディスプレイ基板によれば、請求項1記載のディスプレイ基板の奏する効果に加え、第2絶縁層が信号線上に積層され、その第2絶縁層上に画素配線が配設されているので、信号線の配置に拘わらず、第2絶縁層の上層において画素配線を自由に配設できる。よって、1つの画素制御素子に対しより多くの画素配線を接続できるので、画素制御素子の使用数がさらに低減し、生産性がより向上し低コスト化することができるという効果がある。
請求項3記載のディスプレイ基板によれば、請求項1または2に記載のディスプレイ基板の奏する効果に加え、基板本体が可撓性を有するものであるので、可撓性のあるディスプレイ基板において、表示ムラを抑制し且つ生産性を向上して低コスト化することができるという効果がある。
請求項4記載のディスプレイ基板によれば、請求項1から3のいずれかに記載のディスプレイ基板の奏する効果に加え、基板本体に絶縁性のスペーサ層が設けられ、スペーサ層は、画素制御素子を配置するための凹部を備えているので、画素制御素子を容易に配置でき、生産性が向上し低コスト化することができるという効果がある。
請求項5記載のディスプレイ基板によれば、請求項4記載のディスプレイ基板の奏する効果に加え、スペーサ層の凹部に配置された画素制御素子の接続端子と信号線との間は、導電性パターンを有するフィルムにより接続されるので、画素制御素子の接続端子と信号線との間に隙間があったとしても、その隙間に導電性パターンを有するフィルムを掛け渡すことにより、信号線と画素制御電極との接点を容易にとることができ、生産性が向上し低コスト化することができるという効果がある。
請求項6記載のディスプレイ基板によれば、請求項5記載のディスプレイ基板の奏する効果に加え、画素制御素子の接続端子とスペーサ層上の信号線とは、基板本体からの高さが略等しいので、画素制御素子の接続端子とスペーサ層上の信号線との間に導電性パターンを有するフィルムを配置する作業が容易であり、生産性が向上し低コスト化することができるという効果がある。
請求項7記載のディスプレイ基板の製造方法によれば、第1配設工程により、基板本体上に信号線と画素制御素子と画素配線とが配設され、第2配設工程により、画素配線を覆う第1絶縁層とその第1絶縁層上に形成される画素電極とが配設される。すなわち、画素電極と画素配線との間に第1絶縁層が介在しているので、画素電極の配置に拘わらず、第1絶縁層の下層において画素配線を自由に配線できる。よって、多数の画素配線を配設できるので、1つの画素制御素子で制御できる画素電極の数が増加する。その結果、画素制御素子の使用数が低減し、生産性が向上し低コスト化するという効果がある。また、画素配線のための空きスペースを画素電極間に設ける必要がないので、画素電極間の隙間を小さくすることができ、表示ムラが抑制されたディスプレイ基板を製造できるという効果がある。
請求項8記載のディスプレイ基板の製造方法によれば、請求項7記載のディスプレイ基板の製造方法の奏する効果に加え、画素配線配設工程により、画素制御素子と接続された信号線上を覆う第2絶縁層とその第2絶縁層上に形成される画素配線とが配設されるので、信号線の配置に拘わらず、第2絶縁層の上層において画素配線を自由に配線できる。よって、より多数の画素配線を配設できるので、画素制御素子の使用数がさらに低減し、生産性が向上し低コスト化することができるという効果がある。
請求項9記載のディスプレイ基板の製造方法によれば、請求項8記載のディスプレイ基板の製造方法の奏する効果に加え、スペーサ層の形成後、ディスプレイ基板に配置されるべき全ての画素制御素子をスペーサ層の凹部に載置し、その後、基板本体を傾けることにより、各凹部内において画素制御素子を滑らせて位置合わせを行い、位置合わせされた画素制御素子を固着するので、画素制御素子を正確且つ容易に配置することができ、生産性が向上し低コスト化することができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。図1(a)は、本発明の一実施例であるディスプレイ基板10の概略平面図であり、図1(b)は、ディスプレイ基板10に配設された電極を示す図である。
図1(a)および図1(b)に示すように、本実施例のディスプレイ基板10には、ゲート線12と、データ線14と、チップ16と、画素配線18(図1(b)参照)と、画素電極20とが配設されている。本実施例では、ゲート線12の長手方向を「行」と称し、データ線14の長手方向を「列」と称する。図1(a)では、10行10列分の画素電極20を含む範囲のディスプレイ基板10を図示している。
図1(a)に示すように、5行5列(25個分)の画素電極20の略中央の下層には、それぞれ1つのチップ16が設けられる。なお、本実施例では、1つのチップ16に接続される画素電極20の集合(本実施例では5行5列の画素電極20)を、1ブロックの画素電極20と称する。図1(b)においては、図面を見易くするために、1ブロック分の画素電極20のみ想像線で図示している。また、1つのチップ16と5行5列分の画素電極20との間には、これらを接続するための画素配線18が接続されているが、図1(b)においては、図面を見易くするために、1ブロック分の画素電極20に接続された画素配線18のみ図示している。
ゲート線12は、ディスプレイ基板10の横方向に配設される線であって、行(アドレス)を選択するアドレス信号を、チップ16に供給するための線である。データ線14は、ゲート線12に対し垂直に配設された線であって、画素電極20に書き込まれるデータ信号をチップ16に供給するための線である。本実施例のチップ16は、5行5列分の画素電極20を制御するので、1つのチップ16には、5行分のゲート線12と5列分のデータ線14とが接続される。
なお、ゲート線12にアドレス信号を供給するゲートドライバ、データ線14にデータ信号を供給するデータドライバが、ディスプレイ基板10に設けられていても良いが、これは公知の構成であるため、図示および説明を省略する。
チップ16は、複数個(本実施例では5行5列)の画素電極20を制御するための高集積回路である。このチップ16は、例えば、シリコンウエハ上に電子デバイスが形成された移動度(モビリティ)が高いSiチップである。このチップ16は、ディスプレイ基板10において、マトリクス状に規則正しく配設されている。
チップ16は、その上表面に、ゲート線12との接点をとるためのゲート線用パッド16aと、データ線14との接点をとるためのデータ線用パッド16bと、画素配線18を介して画素電極20と接続するためのデータ電極16c(図2参照)が形成されている。なお、図1(b)では、図面を理解しやすくするため、ゲート線用パッド16a,データ線用パッド16bのみを図示し、データ電極16cの図示は省略する。また、ゲート線用パッド16a,データ線用パッド16bおよびデータ電極16cについては、図2を参照して後述する。なお、ゲート線用パッド16aとゲート線12との間、およびデータ線用パッド16bとデータ線14との間は、導電性パターンを有するフィルム27(図3参照)により接続されているが、これについては、図3を参照して後述することとし、図1においては、図示および説明を省略する。
画素配線18は、画素電極20の各々に接続された配線であり、チップ16のデータ電極16c(図2参照)と、そのチップ16によって制御される画素電極20とを接続する電極である。なお、画素配線18については、図3を参照して後述する。
画素電極20は、ディスプレイに表示される画像を構成する各画素毎に形成された矩形の電極であって、マトリクス状に配列されている。各画素電極20は画素配線18を介して、チップ16のデータ電極16cと導通しており、チップ16から供給されるデータ信号が書き込まれる。
本実施例のディスプレイ基板10によれば、ゲート線12からアドレス信号が供給され、データ線14からデータ信号が供給されると、アドレス信号により選択された行の画素電極20に、データ線14から供給されたデータ信号が書き込まれ、画素電極20が電界を発生する。このディスプレイ基板10は、ディスプレイを構成するために用いられる。すなわち、このディスプレイ基板10に、透明基板(図示せず)を対向配置し、ディスプレイ基板10と透明基板との間に、液晶や電気泳動表示素子等の表示材料を挟持させることにより、ディスプレイを構成することができる。このようなディスプレイでは、任意の画素電極20にデータ信号を書き込み、電界を発生させることにより、液晶や電気泳動表示素子等の表示材料を駆動することができるので、所望の画像を表示することができる。
なお、本発明のディスプレイ基板10は、対向配置される透明基板側から入射した外光をディスプレイ基板10で反射することにより、任意の画像を表示する反射型のディスプレイに好適に用いられる。また、有機EL(エレクトロルミネッセンス)などの表示材料が自発光する自発光型ディスプレイにおいても好適に用いられる。
図2は、チップ16の概略平面図と、チップ16に形成されたスイッチ素子17の一つを拡大して示す図である。図2に示すように、チップ16の上表面には、ゲート線用パッド16a,データ線用パッド16b、データ電極16c、チップ内ゲート電極16d、チップ内データ電極16eが配設されている。図2に示すように、1つのチップ16には、そのチップ16に接続される画素配線18と同じ数(本実施例では25個)のデータ電極16cがマトリクス状に配設されている。
チップ内ゲート電極16dは、ゲート線用パッド16aを介してゲート線12(図1参照)に導通し、ゲート線12から受けたアドレス信号を、後述する各スイッチ素子17に供給する線である。チップ内データ電極16eは、データ線用パッド16bを介してデータ線14(図1参照)に導通し、データ線14から受けたデータ信号を、後述する各スイッチ素子17に供給する線である。
図2において拡大して示すように、スイッチ素子17は、チップ内ゲート電極16dから分岐するゲート部Gと、チップ内データ電極16eから突出する張り出し部16fと、データ電極16cとにより形成されるトランジスタである。
このスイッチ素子17は、公知の構成であるため詳細な説明および図示は省略するが、ゲート部Gに電流(アドレス信号)が流れたときのみ、張り出し部16fからデータ電極16cへデータ信号が流入する。すなわち、1行毎のゲート線12(図1参照)毎にアドレス信号を加えることによって、1行毎のスイッチ素子17が導通し、データ線14から与えられるデータ信号がデータ電極16cに与えられる。これにより、データ電極16cに接続された画素配線18(図1参照)を介して、画素電極20(図1参照)にデータ信号を書き込むことができる。一方、アドレス信号により指定されない行のスイッチ素子17は非導通となり、一旦書き込んだデータ信号は記憶されたままになる。
図2に示すように、スイッチ素子17は、チップ内ゲート電極16dとチップ内データ電極16eとの各交差部近傍に設けられる。本実施例では、5行5列分、すなわち25個のスイッチ素子17がチップ16上に設けられているので、1つのチップ16で最大25個の画素電極20を制御することができる。
図3(a)は、1ブロック分(5行5列の画素電極20の範囲)のディスプレイ基板10を示す平面図であり、図3(b)は、(a)に示すディスプレイ基板10のIIIb−IIIb視断面図である。なお、図面を分かりやすくするために、図3(a)では、画素配線18を透視して見た状態を図示している。
図3(b)に示すように、ディスプレイ基板10は、図1に示した構成に加えて、さらに、基板本体24と、スペーサ層26と、導電性パターンを有するフィルム27と、下側絶縁層28と、上側絶縁層30とを備えている。
基板本体24は、可撓性を有する板状部材であって、その材質として、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエーテルスルフォン、ポリイミドなどの合成樹脂、天然樹脂、紙などが挙げられる。
スペーサ層26は、基板本体24上に設けられた絶縁性の層であり、プラスチックフィルムで構成されるスペーサ基板26aと、凹部26bとで構成される。スペーサ基板26a上にゲート線12およびデータ線14が配設され、凹部26bにチップ16が配設される。スペーサ基板26aはチップ16と略均一な高さTを有する。例えば、チップ16の高さ(厚み)が100μmであれば、スペーサ基板26aの高さ(厚み)を100μmとする。凹部26bは、チップ16よりも一回り大きく構成される。その結果、スペーサ基板26aとチップ16との間には隙間Sが生じ、チップ16の配置作業が容易である。
導電性パターンを有するフィルム27は、フレキシブルプリント配線基板(FPC)と称されるものであり、可撓性のあるフィルム状の絶縁体の上に導体箔を形成した構造である。スペーサ基板26a上面とチップ16上面との間に掛け渡される導電性パターンを有するフィルム27により、チップ16上表面のゲート線用パッド16aとゲート線12またはデータ線14との接点をとっているので、隙間Sがあっても、これらの接点を容易にとることができる。
下側絶縁層28は、ゲート線12、データ線14およびチップ16上に積層された絶縁層であって、例えば数μm程度の厚みを有する。この下層絶縁層28の上に画素配線18が配設されている。下側絶縁層28は、貫通穴内に導体が形成されたスルーホール28aを備え、そのスルーホール28aを介して、チップ16上表面のデータ電極16cと画素配線18とが導通する。
上側絶縁層30は、画素配線18上に積層された絶縁層であって、例えば数μm程度の厚みを有する。この上側絶縁層30の上には画素電極20が形成されている。上側絶縁層30は、貫通穴内に導体が形成されたスルーホール30aを備え、そのスルーホール30aを介して、画素配線18と画素電極20とが導通する。
なお、図3(a)に示すように、画素配線18は、画素電極20の境目に沿って配線されるのが望ましい。このようにすれば、画素配線18と画素電極20の間に形成される容量の影響を低減することができ、信号の遅延が抑制される。
本実施例のディスプレイ基板10によれば、上側絶縁層30が画素配線18上に積層され、その上側絶縁層30上に画素電極20が形成される。また、下側絶縁層28がゲート線12およびデータ線14上に積層され、その下側絶縁層28上に画素配線18が形成される。したがって、ゲート線12、データ線14、および画素電極20の配置に拘わらず、下側絶縁層28と上側絶縁層30との間において画素配線18を自由に配線できる。よって、多数の画素配線18を配設できるので、1つのチップ16で制御できる画素電極20の数が増加する。その結果、チップ16の使用数が低減し、生産性が向上し低コスト化することができる。また、画素配線18のための空きスペースを画素電極20間に設ける必要がないので、画素電極20間の隙間を小さくすることができ、表示ムラを抑制できる。すなわち、画素電極20がない領域は、液晶や電気泳動表示素子などの表示材料を駆動できない非表示領域となるので、画素電極20間の隙間が大きいと、人間が視認できるほどの表示ムラとなって表れてしまうのである。
図4,図5を参照して、上述したディスプレイ基板10の製造方法について説明する。図4は、ディスプレイ基板10の製造工程を説明する図であり、図4(a)は、基板本体24上に、スペーサ層26と、ゲート線12と、データ線14(図1参照)と、チップ16が配設された状態を示す図であり、図4(b)は、その上に、下側絶縁層28と、画素配線18とが配設された状態を示す図であり、図4(c)は、その上に、上側絶縁層30と、画素電極20とが形成された状態を示す図である。なお、図4(a)から図4(b)を参照して説明する一連の工程が、特許請求の範囲に記載した第1配設工程に相当し、図(c)を参照して説明する工程が、特許請求の範囲に記載した第2配設工程に相当する。
図4(a)に示すように、まず、基板本体24上にスペーサ層26が配設される。スペーサ層26は、凹部26bを備えたスペーサ基板26aを基板本体24に貼り付けることにより設けられる(スペーサ層形成工程)。
次に、スペーサ基板26a上にゲート線12およびデータ線14が配設され(信号線配設工程)、凹部26bにチップ16が配設される。このとき、チップ16は、ゲート線用パッド16a、データ線用パッド16bおよびデータ電極16cが設けられた面を上側にして、凹部26bに配置され、適切な位置で固着される(チップ(画素制御素子)固着工程)。なお、この画素制御素子固着工程については、図5を参照して後に詳細に説明する。
次に、図4(b)に示すように、ゲート線12とゲート線用パッド16a(図1参照)との間、およびデータ線14とデータ線用パッド16bとの間に、導電性パターンを有するフィルム27を掛け渡し、圧着する。これにより、ゲート線12とゲート線用パッド16aとの間が接続され、データ線14とデータ線用パッド16bとの間が接続される(接続工程)。
次に、その上に、下側絶縁層28と画素配線18とを配設する(画素配線配設工程)。具体的には、例えば、以下のような手順で行われる。まず、下側絶縁層28を構成する樹脂フィルムを準備し、その片面に画素配線18を予めパターニングしておく。そして、その下側絶縁層28にレーザで貫通孔を形成し、その貫通孔に導電性ペーストを充填して、スルーホール28aを形成する。そして、画素配線18が配線された面を上面として、そのまま、ゲート線12およびデータ線14上に一括して積層し、バーヒータなどで、スルーホール28aとデータ電極16cとの電気コンタクトをとる。
次に、図4(c)に示すように、画素配線18上に、上側絶縁層30と、その上側絶縁層30の上に形成される画素電極20とを配設する。これは、例えば、上側絶縁層30を構成する樹脂フィルムの片面に画素電極20を予めパターニングおき、上側絶縁層30側からレーザでスルーホール30aを形成し、スルーホール30aに導電性ペーストを充填したものを準備しておき、それをそのまま一括して積層する。このようにすれば、絶縁層の塗布、スルーホールの形成、電極配線などの工程を簡略化することができる。
なお、上述した実施例では、下側絶縁層28と画素配線18とを一括して積層し、また、上側絶縁層30と画素電極20とを一括して積層するものとして説明したが、これらを順次積層するように製造しても良い。例えば、下側絶縁層28または上側絶縁層30を、回転による遠心力を利用したスピンコート法により感光性樹脂を均一に塗布した後、フォトリソグラフィー法によりスルーホール28aまたはスルーホール30aを形成し、その後、スパッタリング、エッチング、またはインクジェットなどの公知の手法により画素配線18あるいは画素電極20を形成するようにしても良い。
図5を参照して、チップ(画素制御素子)固着工程について説明する。図5(a)は、基板本体24(図4参照)上に設けられたスペーサ層26の上面視図である。図5(a)に示すように、スペーサ層26には、複数の凹部26bがマトリクス状に設けられている。この凹部26bに、チップ16を一つずつ配置することにより、チップ16が大まかに配置される。
図5(b)は、凹部26bに配置されたチップ16を示す図である。図5(b)に示すように、凹部26bをチップ16よりも一回り大きく構成することにより、凹部26bにチップ16を配置する作業が容易となる。凹部26bにチップ16を載置する作業は、例えば、基板を載せるステージおよびチップ16を基板に移すためのロボットハンドを備えたチップマウンタにより自動的に行わせることができる。なお、図5(b)は、図面を分かりやすくするために、凹部26bとチップ16との大きさの違いを強調して図示しているが、実際には、凹部26bは、チップ16の外形寸法よりもわずかに大きければ良い。
全ての凹部26bに1つずつチップ16を載置したら、次に、チップ16の位置合わせを行う。上述したように、凹部26bはチップ16よりも一回り大きく構成されているから、凹部26b内壁とチップ16側面との間には隙間Sがある。よって、基板本体24(図4参照)を傾け、各凹部26b内において、それぞれチップ16を滑らせ、チップ16側面の角を凹部26b内壁の角に当接させることにより、面方向におけるチップ16の位置合わせをすることができる。
図5(c)は、位置合わせ後のチップ16の位置を示す図である。このように、凹部26bを利用して全てのチップ16を一括して位置合わせすることができるから、スペーサ層26の正確な位置に凹部26bを設けておくことにより、チップ16を正確な位置に、容易に配置することができる。
図5(c)に示すように、チップ16が位置合わせされた後は、凹部26b内壁とチップ16との間にUV(紫外線)硬化型樹脂を充填してUVを照射することにより、チップ16を固着する。
このようにすれば、チップ16がそれぞれ正確な位置に配設されるので、スペーサ層26a上に配設されるゲート線12およびデータ線14と、チップ16上のゲート線用パッド16aおよびデータ線用パッド16bとの間の接点を、導電性パターンを有するフィルム27を用いて、容易にとることができる。
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、本実施例では、画素配線18は、一層のみ設けられていたが(図3(b)参照)、画素配線18を多層に配設しても良い。すなわち、画素配線18上に、さらに絶縁層を形成し、その絶縁層上にも画素配線18を配設して、画素配線18も多層構造とすれば、さらに多数の画素配線18を配設し、チップ16の個数をより低減することができる。
また、本実施例では25個の画素電極20を1つのチップ16で制御することとしたが、1つのチップ16で制御する画素電極20の個数はこれに限られない。1つのチップ16で制御する画素電極20の個数が多いほど、使用するチップ16の個数を減少させ、生産性を向上し低コスト化することができる。
また、本実施例では、基板本体24が可撓性を有するものとして説明したが、例えばガラス基板など可撓性がない基板本体が用いられる場合にも、本発明は適用可能である。
(a)は、本発明の一実施例であるディスプレイ基板の概略平面図であり、(b)は、ディスプレイ基板10に配設された電極を示す図である。 チップの概略平面図と、チップに形成されたスイッチ素子の一つを拡大して示す図である。 (a)は、1ブロック分のディスプレイ基板を示す平面図であり、(b)は、(a)に示すディスプレイ基板のIIIb−IIIb視断面図である。 ディスプレイ基板の製造工程を説明する図であり、(a)は、基板本体上に、スペーサ層と、ゲート線と、データ線と、チップが配設された状態を示す図であり、(b)は、その上に、下側絶縁層と、画素配線とが配設された状態を示す図であり、(c)は、その上に、上側絶縁層と、画素電極とが形成された状態を示す図である。 (a)は、基板本体上に設けられたスペーサ層の上面視図であり、(b)は、凹部に配置されたチップを示す図であり、(c)は、位置合わせ後のチップの位置を示す図である。 従来のディスプレイ基板を示す平面図である。
符号の説明
10 ディスプレイ基板
12 ゲート線(信号線)
14 データ線(信号線)
16 チップ(画素制御素子)
16a ゲート線用パッド(接続端子)
16b データ線用パッド(接続端子)
18 画素配線
20 画素電極
24 基板本体
26 スペーサ層
26b 凹部
27 導電性パターンを有するフィルム
28 下側絶縁層(第2絶縁層)
30 上側絶縁層(第1絶縁層)

Claims (9)

  1. ディスプレイに表示される画像を構成する各画素毎に形成された画素電極と、
    その画素電極の各々に接続された画素配線と、
    複数の画素配線を介して複数の画素電極を制御する画素制御素子と、
    各画素電極を制御するための信号を前記画素制御素子に供給する信号線とが基板本体に配設されたディスプレイ基板であって、
    前記画素配線上に積層される第1絶縁層を備え、その第1絶縁層上に前記画素電極が形成されたものであることを特徴とするディスプレイ基板。
  2. 前記信号線上に積層される第2絶縁層を備え、その第2絶縁層上に前記画素配線が配設されたものであることを特徴とする請求項1記載のディスプレイ基板。
  3. 前記基板本体は可撓性を有するものであることを特徴とする請求項1または2に記載のディスプレイ基板。
  4. 前記基板本体に絶縁性のスペーサ層が設けられ、
    前記スペーサ層は、前記画素制御素子を配置するための凹部を備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のディスプレイ基板。
  5. 前記信号線は前記スペーサ層上に配設されるものであり、
    前記画素制御素子は前記信号線との接点をとるための接続端子を有し、その接続端子が設けられた面を上に向けて前記凹部に配置されるものであり、
    前記画素制御素子の接続端子と前記信号線との間は、導電性パターンを有するフィルムにより接続されることを特徴とする請求項4記載のディスプレイ基板。
  6. 前記画素制御素子の接続端子と前記スペーサ層上の信号線とは、前記基板本体からの高さが略等しいものであることを特徴とする請求項5記載のディスプレイ基板。
  7. ディスプレイに表示される画像を構成する各画素毎に形成された画素電極と、
    その画素電極の各々に接続された画素配線と、
    複数の画素配線を介して複数の画素電極を制御する画素制御素子と、
    各画素電極を制御するための信号を前記画素制御素子に供給する信号線とが基板本体に配設されたディスプレイ基板の製造方法であって、
    前記基板本体上に信号線と画素制御素子と画素配線とを配設する第1配設工程と、
    配設された画素配線を覆う第1絶縁層とその第1絶縁層上に形成される画素電極とを配設する第2配設工程とを備えることを特徴とするディスプレイ基板の製造方法。
  8. 前記第1配設工程は、
    前記基板本体上に信号線を配設する信号線配設工程と、
    配設された信号線と画素制御素子とを接続する接続工程と、
    画素制御素子と接続された信号線上を覆う第2絶縁層とその第2絶縁層上に形成される画素配線とを配設する画素配線配設工程とを備えることを特徴とする請求項7記載のディスプレイ基板の製造方法。
  9. 前記第1配設工程は、
    前記画素制御素子を配置するための凹部を備えたスペーサ層を基板本体上に形成するスペーサ層形成工程と、
    前記スペーサ層の形成後、ディスプレイ基板に配置されるべき全ての画素制御素子をスペーサ層の凹部に載置し、その後、基板本体を傾けることにより、各凹部内において画素制御素子を滑らせて位置合わせを行い、位置合わせされた画素制御素子を固着する画素制御素子固着工程とを備え、
    前記信号線配設工程は前記スペーサ層上に信号線を配設するものであることを特徴とする請求項8記載のディスプレイ基板の製造方法。
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