JP2008055909A - リングバインダ機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡単かつ製造が容易で、そのためコストを大きく削減することができるリングバインダ機構を提供する。
【解決手段】ルーズリーフ用紙を保持するリングバインダ機構であって、ハウジングと、ハウジングに対してピボット運動する形で支持された2つのヒンジプレートと、複数のリングであって、それぞれリング部材を2つ有し、そのうち少なくとも一方は、対応するヒンジプレートに設置され、そのピボット運動に伴い閉状態と開状態との間を移動する、という複数のリングと、制御手段であって、回転するとヒンジプレートのピボット運動が生じ、そのピボット運動に伴ってリング部材は閉状態に動かされる、という制御手段と、を有し、変形していない状態のハウジング101の幅は、水平方向に連結した際の2つのヒンジプレートの幅より狭く、2つのヒンジプレートは、それらの外面の間の角度が必ず180度未満になる、という形で配置されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、ルーズリーフ用紙を保持するためのリングバインダ機構、さらに詳しく言えば、簡単に構成されており、ファイルまたはノートに固定する形で取り付けることができる改良型リングバインダ機構に関する。
従来、ルーズリーフ用紙(たとえば、穴開き紙)をファイルまたはノートに保持するためリングバインダ機構が用いられている。たとえば、本発明の出願人により申請された中国特許出願200510055025.2号の図15乃至18(B)では、それぞれが2つのリング部材を有するリングを複数有するリングバインダ機構が開示されている。前記リング部材は隣接する2つのヒンジプレートに設置され、これらヒンジプレートは、細長いハウジングの中に収容され、ピボット軸を中心として結合され、細長いハウジングの内部でピボット運動する。そのリングバインダ機構は、回転可能な制御手段をさらに有し、制御手段は細長いハウジングの中央に設置され、突起部が備えられている。制御手段をハウジングの方へ下向きに回転させれば、制御手段の突起部は2つのヒンジプレートに作用してこれらを下向きにピボット運動させ、最後にはヒンジプレートに設置されたリング部材が閉じて一体に固定される。ヒンジプレートの下にはスプリングが設けられている。リングバインダ機構を開けるには、制御手段をハウジングから遠ざける形で上向きに回転させると、ヒンジプレートに取り付けられたスプリングがヒンジプレートを同一平面上の位置を通る形で上向きにピボット運動させ、リング部材が開く。
従来のリングバインダ機構は、ヒンジプレートの下に設けられたスプリングの押す動作によってのみ開けられる。したがって、従来のリングバインダ機構にスプリングは必要であり、そのことが、複雑な構造や面倒な製造工程、それから高コストにつながる。
リングバインダ機構をファイルまたはノートのカバーに取り付けるため、通常はハウジングの両端の平らな延長部分に穴が形成され、リングバインダ機構をリベットのような固定手段によりファイルまたはノートに固定することができる。しかし、ハウジングの両端の平らな延長部分の強度は極めて低いため、使用中に変形しやすく、変形してしまうとリングバインダ機構をファイルまたはノートのカバーにしっかりと設置することができない。
さらに、従来のリングバインダ機構を開けた際の、2つのリング部材の自由端同士の間隔は、ルーズリーフ用紙へ容易にアクセスできるほど広くない。
したがって、改良型のリングバインダ機構が必要とされている。
中国特許出願200510055025.2号
そこで、本発明は、構造が簡単かつ製造が容易で、そのためコストを大きく削減できる、というリングバインダ機構を提供することを目的とする。
また、本発明は、補強構造を有し、ファイルまたはノートのカバーにしっかりと設置することができる、というリングバインダ機構を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、リングバインダ機構を開けた際の2つのリング部材の自由端同士の間には、ルーズリーフ用紙へのアクセスを容易にするだけの大きな間隔が開く、というリングバインダ機構を提供することを目的とする。
本発明によれば、ルーズリーフ用紙を保持するためのリングバインダ機構は、上部と前記上部とほぼ対向した開口底部とを備えたハウジングと、ハウジングに対してピボット運動する形で前記ハウジングに支持された2つのヒンジプレートと、ルーズリーフ用紙を保持するための複数のリングであって、リングはそれぞれリング部材を2つ有し、2つのリング部材のうち少なくとも一方は、対応するヒンジプレートに設置され、前記対応するヒンジプレートのピボット運動に伴いもう一方のリング部材に対してリングの閉状態とリングの開状態との間を移動することができ、2つのリング部材は、リングの閉状態では、リングにより保持されたルーズリーフ用紙が1つのリング部材からもう1つのリング部材へリングに沿って移動できるようほぼ途切れのない閉じたループを形成しており、リングの開状態では、リングからルーズリーフ用紙を出し入れできるよう途切れのある開いたループを形成している、という複数のリングと、回転可能な形で設置された制御手段であって、回転するとヒンジプレートのピボット運動が生じ、ヒンジプレートのピボット運動に伴ってリング部材はリングの閉状態に動かされる、という制御手段と、を有し、変形していない状態のハウジング101の幅は、水平方向に連結した際の2つのヒンジプレートの幅より狭く、2つのヒンジプレートは、それらの外面の間の角度が必ず180度未満になる、という形で配置されている。
本発明によるリングバインダ機構において、2つのヒンジプレートは、両者の外面同士の間の角度は必ず180度未満である、という形で配置されている。そのため、ハウジングの弾性は常に、ヒンジプレートのピボット軸を押して上向きにハウジングの高くなった平らな水平部分の方へ移動させ、ヒンジプレートに設置されたリング部材は、ヒンジプレートの動きに伴って互いから遠ざかる形で移動する。したがって、本発明によるリングバインダ機構は、構造が簡単かつ製造が容易で、そのためコストを大きく削減することができる。
ハウジングの長手方向の端部のそれぞれの設置部分は平らな部分を取り囲む***部分(リッジ)を有するため、ハウジングの構造強度は大きく高まり、リングバインダ機構はファイルまたはノートのカバーに設置される際に変形しない。よって、リングバインダ機構をファイルまたはノートのカバーにしっかりと設置することができる。
2つのヒンジプレートの幅は、一方の幅は広くもう一方の幅は狭い、という形に選択してもよいため、リング部材は、幅が狭いヒンジプレートの移動に伴ってより大きな範囲で開くこともできる。そのため、リング部材を開いた際のリング部材の自由端同士の間隔は比較的大きくなり、ルーズリーフ用紙へのアクセスには非常に都合がよい。
本発明の特徴および効果については、添付の図面を参照しながら、好ましい実施の形態に関する以下の詳細な説明を読めば、さらに明らかになるだろう。
図1乃至14には、本発明によるリングバインダ機構100が示されている。リングバインダ機構100は全体的には、ハウジング101と、2つのリング103と、2つのヒンジプレート105と、そして制御手段107とを有する。制御手段107はハウジング101に支持されており、リング103はヒンジプレート105に設置されている。後で説明するように、制御手段107をハウジングに対し回転させることで、リングバインダ機構100を閉じた形で固定してルーズリーフ用紙を保持したり、リングバインダ機構100を開けてルーズリーフ用紙をリング103から出し入れしたりすることができる。
ハウジング101は細長く、全体的にはアーチ型の対称形の断面を有する。ハウジングの上部の中央には、全体として高くなった平らな水平部分109が形成されている。ハウジング101は長手方向の軸と、長手方向に沿って伸びた対向する2つの長手方向のエッジ部分111と、そして2つの長手方向の端部113とを有する。ハウジング101の2つの長手方向のエッジ部分111はそれぞれ、わずかに下向きに曲がり、折り込まれたリム111aを長手方向に形成している。ハウジング101は金属で作ってもよいが、金属以外でも、リングバインダ機構100の他の構成部品を確実に安定した形で設置できるだけの剛性を有し、スプリングとして機能するのに充分な弾性を有するのであれば、他の適当な素材で作ることも考えられる。
制御手段107を収容するための開口部115がハウジング101の全体的に水平な部分109に形成され、開口部115の両側にはそれぞれ、位置合わせされた形で穴を備えた突起部分117が形成されている。制御手段107はピボットシャフト119により、ピボット運動可能な形でハウジング101に設置され、前記ピボットシャフト119は、制御手段107および突起部分117の穴を通る形で延びている。好ましい構成として、開口部115と突起部分117とは、ハウジング101へのパンチまたは切り抜きにより同時にハウジング101に形成される。ハウジング101の強度を高めるため、ハウジング101には複数の補強リブをハウジング101を横切る形で形成してもよい。好ましい構成として、補強リブはパンチによりハウジング101に一体化された形で形成することができる。さらに、対向する切り抜き121の組が、ハウジング101の2つの長手方向のエッジ部分111に設けられ、リング103は切り抜き121の中を通る形で延びることができる。理解すべき点として、本発明の範囲内には、非対称形ハウジングなどの異なる形状のハウジング、および、異なる数や異なる形状の開口部または切り抜きとを備えたハウジングも含まれる。
ヒンジプレート105はそれぞれ、薄く細長い。ヒンジプレート105の長さはハウジング101よりわずかに短く、外側長手方向エッジ105aと、内側長手方向エッジ105bと、そして2つの長手方向の端部とを有する。ヒンジプレート105は、それら自体の内側長手方向エッジ105bに沿って並列に置かれた形で相互接続され、ピボット軸を備えた中央ヒンジを形成している。これは、本技術分野では公知の従来の方法で実現することができる。相互接続されたヒンジプレート105は、ハウジング101の内部に配置され、各ヒンジプレートの外側長手方向エッジ105aがハウジング101の上面部分とそれに対応する折り込まれたリム111aとの間に緩くはまっている、という形になる。したがって、ヒンジプレート105はハウジング101の内部で支持されているが、外側長手方向エッジ105aはハウジング101の上面とそれに対応する折り込まれたリム111aとの間で自由に動くことができる。
各リング103は、リング部材103a、103bを有し、リング部材103a、103bは2つのヒンジプレート105にそれぞれ設置されている。リング部材103a、103bは、円形の形状をした断面を有し、鋼鉄などの適当な金属で作ることができる。2つのヒンジプレート105は折り込まれたリム111aの支持力を利用したピボット運動ができるため、リング部材103a、103bはリングの閉状態と開状態との間を移動することができる。リングの閉状態では、リング部材103a、103bは全体的に途切れのない閉じたループを形成し、リングにより保持されたルーズリーフ用紙は1つのリング部材からもう1つのリング部材へリング103に沿って移動できる。リングの開状態では、リング部材は途切れのある開いたループを形成し、リング103からルーズリーフ用紙の出し入れができる。図示された実施の形態では、各リングのリング部材は両方ともヒンジプレートのピボット運動に伴い移動することができるが、各リングが移動可能なリング部材と固定されたリング部材とを1つずつ有するという機構も本発明の範囲内に含まれる。さらに、3つ以上のリングを有する機構や、閉じた際に他の形状となる(たとえば、両方のリング部材が半円形である)リングを有する機構も本発明の範囲内に含まれる。
上述したように、制御手段107はハウジング101により支持され、ハウジング101に対し回転できる形となっている。本実施の形態における制御手段107は、制御レバー123とヒンジプレート105の内面(たとえば、ハウジングの高くなった平らな水平部分109に対向する面)と係合するカム部分125とを有する。本実施の形態において、制御レバー123は、金属シートの折り曲げ加工によりカム部分125と一体化された形で形成されている。しかしながら、それらを別個に形成し、その後共に組み立てることもできる。図8から見てとれるように、カム部分125は2つの別個のカムシート127で形作られている。カム部分125とヒンジプレート105との摩擦を減らすため、プラスチックのバッファ(図示せず)を2つの別個のカムシート127の間に対応する形で配置してもよい。
本発明によるリングバインダ機構において、ヒンジプレート105は、2つのヒンジプレート105の外面(すなわち、ハウジング101の高くなった平らな水平部分109から見て外を向いた面)の間の角度は必ず180度未満で、2つのヒンジプレート105は同一平面位置(すなわち、2つのヒンジプレート105の外面同士の間の角度が180度となる位置)には絶対に来ない、という形で配置されている。言い換えれば、2つのヒンジプレート105の外面(すなわち、ハウジング101の全体として高くなった平らな水平部分109から見て外を向いた面)の間の角度は、リングバインダ機構がリングの閉固定状態(図8)にあっても開状態(図14)にあっても、必ず180度未満である。変形していない状態のハウジング101は、水平方向に連結した状態のヒンジプレート105よりわずかに狭いため、ハウジング101の弾性は常に、ヒンジプレート105のピボット軸を押して上向きに移動させ、このことはリング部材103a、103bを閉じる方向ではなく開ける方向へとピボット運動させる傾向を有する。
リングバインダ機構をカバーに取り付けるため、ハウジング101のそれぞれの長手方向の端部113には設置部分129が一体化された形で形成されている。設置部分129は、長手方向の端部113の底部から横方向に延び、一般的に、平らな部分129aと***部分(リッジ)129bとを有し、***部分129bは、平らな部分129aと一体化され平らな部分129aを取り囲む形で形成されている。図6に示されているように、***部分129bの断面は好ましい構成としてU字形である。平らな部分129aには固定手段を通すことができるように1つまたは複数の穴129cが形成され、それによりリングバインダ機構をカバーに取り付けられるようになっている。あるいは、複数の尖った部分が平らな部分129aの底部から突き出した形でカバーに差し込まれ、それにより追加の固定手段を用いずにリングバインダ機構をカバーに取り付けることができる。
留意すべき点として、図示されたリングバインダ機構における2つのヒンジプレートの幅は同じである。リングバインダ機構が開く際に、幅が同じヒンジプレート105は同じ範囲を移動し、これによりリング部材103aの自由端とリング部材103bの自由端との間に開く間隔はある範囲に限定される。好ましい構成として、2つのヒンジプレート105の幅は、一方の幅は広くもう一方の幅は狭い、という形になるように選択する。リングバインダ機構がリングの閉状態から開状態に動く際に、幅の狭いヒンジプレート105の移動の角度範囲は、幅の広いヒンジプレート105の角度範囲より大きい。そのため、幅の狭いヒンジプレート105に設置されたリング部材は、幅が狭いヒンジプレート105の移動に伴ってより大きな範囲で開くことができる。そうして、開状態でのリング部材の自由端同士の間隔はより大きくなり、ルーズリーフ用紙へのアクセスには非常に都合がよい。好ましい構成として、各リングのリング部材2つを異なったもの、または非対称のものとする場合は、幅の狭いヒンジプレートには比較的長いリング部材を、幅の広いヒンジプレートには比較的短いリング部材を設置する。2つのヒンジプレート105の幅が異なる場合、ハウジング101の形状は対称的にしてもよいし、非対称にしてもよい。
以下、リングバインダ機構の動作について、図と関連付けながら説明する。制御手段107はリングバインダ機構100を、図1乃至8に示されたリングの閉固定状態へ、そして図10乃至14に示されたリングの開状態へ、選択的に移動させる。リングバインダ機構100を閉じるには、図10に示すリングバインダ機構の制御手段の制御レバー123をハウジングの方(下の方)へ回転させて、制御手段のカム部分125の作用端部が2つのヒンジプレート105に押し付けられる形にする。カム部分125の作用を受けて、ヒンジプレート105のピボット軸は、ハウジングの高くなった平らな水平部分109から遠ざかる形で下向きに移動し、ヒンジプレート105に設置されたリング部材103a、103bはヒンジプレートの移動と共に移動し、ルーズリーフ用紙を保持する閉じたループを形成する形となる。リングの閉固定状態においては、制御手段107のカム部分125はまだヒンジプレート105を押さえた状態のままなので、リング部材103a、103bは互いに結合しており、互いに引き離されることはない。リングの閉固定状態において、図8に示されているように、ヒンジプレート105は、その外面の間の角度が最大値となる位置にあるが、それでも角度は180度には満たない。
リングバインダ機構100を開くには、図5に示すリングバインダ機構の制御手段の制御レバー129を上向き(ハウジングから遠ざかる方)に回転させて、制御手段のカム部分125を2つのヒンジプレート105から引き離せばよい。操作者が、手動またはハウジング101の弾性でリング部材同士を引き離せば、ヒンジプレート105のピボット軸は上向きにハウジングの高くなった平らな水平部分109の方へ移動し、ヒンジプレート105に設置されたリング部材103a、103bはヒンジプレートの移動に伴って互いと離れることになる。ハウジング101の弾性により、リング部材103a、103bはルーズリーフ用紙の出し入れに適したリングの開状態のまま維持される。リングの開状態では、図14に示すように、ヒンジプレート105は、その外面の間の角度が最小値となる位置にある。
本発明によるリングバインダ機構100において、2つのヒンジプレート105は、それらの外面同士の角度は必ず180度未満である、という形で配置されている。そのため、ハウジング101の弾性は常に、ヒンジプレート105のピボット軸を上向きに、ハウジングの高くなった平らな水平部分109の方へ移動させる傾向を有し、ヒンジプレート105に設置されたリング部材103a、103bは、ヒンジプレートの動きに伴って互いから離れる形で移動する。したがって、本発明によるリングバインダ機構は、構造が簡単かつ製造が容易で、そのためコストを大きく削減することができる。
ハウジング101の長手方向の端部113それぞれにある設置部分129は平らな部分129aを取り囲む形の***部分(リッジ)129bを有するため、ハウジングの構造強度は大きく高まり、リングバインダ機構はファイルまたはノートのカバーに設置される際に変形しない。よって、リングバインダ機構をファイルまたはノートのカバーにしっかりと設置することができる。
2つのヒンジプレートの幅は、一方の幅は広くもう一方の幅は狭い、という形になるよう選択されているため、リング部材は、幅が狭いヒンジプレートの移動に伴ってより大きな範囲で開くことができる。そのため、リング部材が開いた際のリング部材の自由端同士の間隔は比較的大きくなり、ルーズリーフ用紙へのアクセスには非常に都合がよい。
本発明の機構の構成部品は、金属(たとえば、鋼鉄)などの適当な素材で作られている。しかし、非金属性の素材(具体的に言えば、プラスチックなど)から作られた機構であっても本発明の範囲内に含まれる。
本発明の部品について説明する際の冠詞("a"、"an"、"the"、"said")は、部品が単数か複数かを示すためのものである。「〜を有する」という言葉は、包括的であって、挙げた部品の他にも追加的なものがある可能性を示すため用いられている。さらに、「上」や「下」、そしてそれらの変化形などの方向を示す言葉は便宜上用いられているが、構成部品の何らかの特定の方向付けを必要とするものではない。
本発明の範囲を逸脱しない形で上記のリングバインダ機構にはさまざまな変更を加えることができるため、上記記載に含まれ添付の図面に示された全ての内容は、非限定的な例として理解されるべきものである。
本発明によるリングバインダ機構をリングの閉固定状態において示す正面図である。 本発明によるリングバインダ機構をリングの閉固定状態において示す左側面図である。 本発明によるリングバインダ機構をリングの閉固定状態において示す上面図である。 本発明によるリングバインダ機構をリングの閉固定状態において示す底面図である。 本発明によるリングバインダ機構をリングの閉固定状態において示す上側からの斜視図である。 本発明によるリングバインダ機構をリングの閉固定状態において示す上側からの斜視図であって、内部構造を示すためハウジングの一部を取り除いて示した図である。 本発明によるリングバインダ機構をリングの閉固定状態において示す下側からの斜視図である。 図5の線8−8に沿った断面図である。 本発明によるリングバインダ機構の分解斜視図である。 本発明によるリングバインダ機構をリングの開状態において示す上側からの斜視図である。 本発明によるリングバインダ機構をリングの開状態において示す上側からの斜視図であって、内部構造を示すためハウジングの一部を取り除いて示した図である。 本発明によるリングバインダ機構をリングの開状態において示す上側からの斜視図であって、ルーズリーフ用紙へのアクセスのため制御手段は他方の端部まで回された形で示されている。 本発明によるリングバインダ機構をリングの開状態において示す下側からの斜視図である。 図10の線14−14に沿った断面図である。なお、全ての図を通して、同じ参照番号は、同じ部品を示している。

Claims (10)

  1. ルーズリーフ用紙を保持するためのリングバインダ機構であって、
    上部と前記上部とほぼ対向した開口底部とを備えたハウジングと、
    ハウジングに対してピボット運動する形で前記ハウジングに支持された2つのヒンジプレートと、
    ルーズリーフ用紙を保持するための複数のリングであって、リングはそれぞれリング部材を2つ有し、2つのリング部材のうち少なくとも一方は、対応するヒンジプレートに設置され、前記対応するヒンジプレートのピボット運動に伴いもう一方のリング部材に対してリングの閉状態とリングの開状態との間を移動することができ、2つのリング部材は、リングの閉状態では、リングにより保持されたルーズリーフ用紙が1つのリング部材からもう1つのリング部材へリングに沿って移動できるようほぼ途切れのない閉じたループを形成しており、リングの開状態では、リングからルーズリーフ用紙を出し入れできるよう途切れのある開いたループを形成している、という複数のリングと、
    回転可能な形で設置された制御手段であって、回転するとヒンジプレートのピボット運動が生じ、ヒンジプレートのピボット運動に伴ってリング部材はリングの閉状態に動かされる、という制御手段と、を有し、
    変形していない状態のハウジング101の幅は、水平方向に連結した際の2つのヒンジプレートの幅より狭く、2つのヒンジプレートは、それらの外面の間の角度が必ず180度未満になる、という形で配置されていること、
    を特徴とするリングバインダ機構。
  2. 設置部分がハウジングの長手方向の端部のそれぞれと一体化された形で形成されており、設置部分は、長手方向の端部の底部から水平方向および長手方向に延びており、平らな部分と平らな部分に一体化され平らな部分を取り囲む形で形成された***部分とを有すること、
    を特徴とする請求項1に記載のリングバインダ機構。
  3. ***部分の断面はU字形であること、
    を特徴とする請求項2に記載のリングバインダ機構。
  4. 平らな部分には、固定手段を通すための1つまたは複数の穴が形成されていること、
    を特徴とする請求項2に記載のリングバインダ機構。
  5. 平らな底部からはカバーに挿入するための尖った部分が複数突き出していること、
    を特徴とする請求項2に記載のリングバインダ機構。
  6. 2つのヒンジプレートの幅は同じであること、
    を特徴とする請求項1に記載のリングバインダ機構。
  7. 2つのヒンジプレートの幅は、一方の幅は広くもう一方の幅は狭い、という形で選択されていること、
    を特徴とする請求項1に記載のリングバインダ機構。
  8. 各リングの2つのリング部材の長さは異なり、幅の狭い方のヒンジプレートに比較的長いリング部材が、幅の広い方のヒンジプレートに比較的短いリング部材が設置されていること、
    を特徴とする請求項7に記載のリングバインダ機構。
  9. 制御手段はハウジングに設置され、制御レバーとカム部分とを有し、カム部分はヒンジプレートの内面と係合すること、
    を特徴とする請求項1に記載のリングバインダ機構。
  10. プラスチックのバッファをさらに有し、バッファはカム部分に設置されて、カム部分とヒンジプレートとの間の摩擦を減らすこと、
    を特徴とする請求項9に記載のリングバインダ機構。
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