JP2008053273A - 太陽電池およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂フィルム(太陽電池の被覆材)表面での光線の反射を抑制した太陽電池を提供すること。
【解決手段】基板1上に凹凸層2を有し、前記凹凸層2上に、第1電極3、光電変換層4および第2電極5がこの順で形成された太陽電池であって、前記凹凸層2の凹部断面深さが0.06〜4.9μmであり、凸部断面巾/凹部断面深さが0.4〜5.9であり、凹部断面巾/凹部断面深さが0.4〜9.9であり、前記基板1の厚さ方向から入射された波長400nmの光線の、前記凹凸層2における拡散反射率が59%以下であり、かつ、前記基板1の厚さ方向から入射された波長600nmの光線の、前記凹凸層2における拡散反射率が76%以上であることを特徴とする太陽電池およびその製造方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、光−電気変換効率に優れた太陽電池およびその製造方法に関する。
近年、太陽電池は排気ガス、放射線等の公害を発生しないクリーンなエネルギ−源として注目されている。
太陽電池としては、エネルギー変換率が高く、発電特性が安定しているシリコン太陽電池が一般的に使用されている。
太陽電池は、屋根等の屋外に設置されるため、雨水や塵埃に暴露される。
雨水や塵埃から太陽電池セルを保護するために、最表面に樹脂フィルムを有する被覆材を設けた太陽電池が広く用いられている(特許文献1参照)。
特開2000−323734号公報
しかし、樹脂フィルムの表面は平滑であるため、樹脂フィルム表面に平行に近い角度で入射する光は臨界角を越えると全反射され、太陽電池の光電変換層に光が入光できず、発電効率が低くなるという問題が生じている。
本発明の課題は、前記のような被覆材を設けた場合であっても、優れた光−電気変換効率を有する太陽電池を、安価に提供することである。
請求項1に記載の発明は、基板上に凹凸構造を有し、前記凹凸構造上に、第1電極、光電変換層および第2電極がこの順で形成された太陽電池であって、
前記凹凸構造の凹部断面深さが0.06〜4.9μmであり、凸部断面巾/凹部断面深さが0.4〜5.9であり、凹部断面巾/凹部断面深さが0.4〜9.9であり、前記基板の厚さ方向から入射された波長400nmの光線の、前記凹凸構造における拡散反射率が59%以下であり、かつ、前記基板の厚さ方向から入射された波長600nmの光線の、前記凹凸構造における拡散反射率が76%以上であることを特徴とする太陽電池である。
請求項2に記載の発明は、前記基板上に設けられた凹凸構造が、前記基板上に凹凸層を設けることにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池である。
請求項3に記載の発明は、前記凹凸層が、耐熱性、耐候性、および、紫外線硬化性を有する樹脂からなることを特徴とする請求項2に記載の太陽電池である。
請求項4に記載の発明は、前記基板が、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエーテルスルホン、ポリイミド、ポリアミド、ポリイミドアミドおよびポリアリレートから選ばれたフィルム、または、前記フィルムの二種以上を積層した複合フィルムからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の太陽電池である。
請求項5に記載の発明は、前記第1電極が、ZnOからなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の太陽電池である。
請求項6に記載の発明は、前記第2電極が、ITO(Indium Tin Oxide)(酸化インジウムスズ)からなることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の太陽電池である。
請求項7に記載の発明は、前記光電変換層が、pn接合またはpin接合を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の太陽電池である。
請求項8に記載の発明は、前記第2電極上に、樹脂フィルムを含む被覆材をさらに設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の太陽電池である。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれかに記載の太陽電池を製造する方法であって、
前記凹凸構造の母型パターンを有するモールドを樹脂に押し当てて、前記凹凸構造を形成する工程を有することを特徴とする太陽電池の製造方法である。
請求項10に記載の発明は、前記母型パターンが、露光源として紫外線を用いるフォトリソグラフィーを利用して形成されることを特徴とする請求項9に記載の太陽電池の製造方法である。
請求項1に記載の発明によれば、凹凸構造の凹部断面深さが0.06〜4.9μmであり、凸部断面巾/凹部断面深さが0.4〜5.9であり、凹部断面巾/凹部断面深さが0.4〜9.9であり、前記基板の厚さ方向から入射された波長400nmの光線の、前記凹凸構造における拡散反射率が59%以下であり、かつ、前記基板の厚さ方向から入射された波長600nmの光線の、前記凹凸構造における拡散反射率が76%以上であるので、光−電気変換効率の優れた太陽電池を得ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、基板上に設けられた凹凸構造が、基板上に凹凸層を設けることにより形成されているので、光−電気変換効率の優れた太陽電池を得ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、凹凸層が、耐熱性、耐候性、および、紫外線硬化性を有する樹脂からなるので、太陽電池の運転環境に耐えうる凹凸構造を、容易に形成することができる。
請求項4に記載の発明によれば、基板が、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエーテルスルホン、ポリイミド、ポリアミド、ポリイミドアミドおよびポリアリレートから選ばれたフィルム、または、前記フィルムの二種以上を積層した複合フィルムからなるので、第1電極形成(プラズマCVD加工)における温度負荷(約250℃)による劣化を防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、第1電極を、ZnOとすることにより、光の透過性を維持できるとともに、導電性の優れた電極を得ることができる。
請求項6に記載の発明によれば、第2電極を、ITO(Indium Tin Oxide)(酸化インジウムスズ)とすることにより、シリコン半導体膜へ拡散しない、導電性の優れた電極を得ることができる。
請求項7に記載の発明によれば、光電変換層を、pn接合またはpin接合を有する構造とすることにより、光電変換が可能となる。
請求項8に記載の発明によれば、被覆材表面に平行に近い角度で光が入射した場合でも、光−電気変換効率の優れた太陽電池を得ることができる。
請求項9に記載の発明によれば、凹凸構造の母型パターンを有するモールドを樹脂に押し当てて、前記凹凸構造を形成することにより、面内の分布が一様な凹凸構造を形成することができる。
請求項10に記載の発明によれば、前記母型パターンが、露光源として紫外線を用いるフォトリソグラフィーを利用して形成されるので、ミクロンオーダーの微小パターンを高精度に形成できる。
したがって本発明の太陽電池およびその製造方法によれば、光−電気変換効率の良い太陽電池を安価に提供することができる。
以下、本発明をさらに詳しく説明する。
本発明の太陽電池の作製方法を、図1を基に説明する。
まず、基板1を準備し(図1(a))、基板1上に凹凸層2を形成する(図1(b))。
基板1の材料としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエーテルスルホン、ポリイミド、ポリアミド、ポリイミドアミド、ポリアリレートの中から選ばれたフィルム、または、前記フィルムの二種以上を積層した複合フィルムを用いることができる。
凹凸層2の材料としては、耐熱性、耐候性、および、紫外線硬化性を有する樹脂、例えば、紫外線硬化性アクリル樹脂などを用いることができる。
凹凸層2の形成方法としては、基板1上に、耐熱性、耐候性、および、紫外線硬化性を有する樹脂をスピンコートし、その後、母型パターンを有するモールドを耐熱性、耐候性、および、紫外線硬化性を有する樹脂に押し当て、その後、基板1を通して紫外線を照射し、その後、モールドを外す方法を用いることができる。このとき、母型パターンが、露光源として紫外線を用いるフォトリソグラフィーを利用して形成したものであると、ミクロンオーダーの微小パターンを高精度に形成でき、好ましい。
凹凸構造の形状は、とくに制限されないが、例えば図1に示したように、断面が三角形状であり、対向する斜面同士のなす角度(頂角)が90°のものが好ましい。
次に、凹凸層2上に第1電極3を形成する(図1(c))。
第1電極3の材料としては、ZnOを用いることができる。
第1電極3の形成方法としては、プラズマCVD法や、DCスパッタ法を用いることができる。
次に、第1電極3上に、光電変換層4を形成する(図1(d))。
光電変換層4としては、n層、i層、および、p層からなる多結晶Siを用いることができる。
光電変換層4の形成方法としては、プラズマCVD法を用いることができる。
次に、光電変換層4上に、第2電極5を形成することにより、太陽電池を得る(図1(e))。
第2電極5の材料としては、ITOを用いることができる。
第2電極5の形成方法としては、DCスパッタ法を用いることができる。
なお、必要に応じて、前記第2電極上に、樹脂フィルムを含む被覆材をさらに設けることもできる。
樹脂フィルムとしては、強度、耐熱性、透明性(可視光域の光の透過性)と共に、耐候性にも優れる物が好ましく、例えば、ポリビニルフルオライド(以下、PVF)フィルム、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合樹脂(以下、ETFE樹脂)フィルムなどのフッ素樹脂フィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリエーテルスルホンフィルム、ポリサルホンフィルム、ポリアクリロニトリルフィルム、アクリル樹脂フィルム、セルロースアセテートフィルム、ガラス繊維強化ポリエステルフィルム、ガラス繊維強化アクリル樹脂フィルム、ガラス繊維強化ポリカーボネートフィルム、その他、耐候性ポリエチレンテレフタレートフィルム、耐候性ポリプロピレンフィルムなどを使用することができる。これらは単独のフィルムを使用してもよいが、二種以上を積層した複合フィルムを使用することもできる。
なお、基材フィルムを太陽電池に積層するために、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、エチレン−αオレフィン共重合体などのエチレン共重合体、直鎖状低密度ポリエチレン(L・LDPE)、アイオノマー、ポリビニルブチラール、シリコーン系樹脂などの接着剤を用いてもよい。
また、樹脂フィルム上に、前記の特許文献1に記載されたような光線封じ込め層を設け、これが第2電極と接触するように被覆材を構成してもよい。
本発明では、凹凸構造の凹部断面深さが0.06〜4.9μmであり、凸部断面巾/凹部断面深さが0.4〜5.9であり、凹部断面巾/凹部断面深さが0.4〜9.9であり、前記基板の厚さ方向から入射された波長400nmの光線の、前記凹凸構造における拡散反射率が59%以下であり、かつ、前記基板の厚さ方向から入射された波長600nmの光線の、前記凹凸構造における拡散反射率が76%以上であることが必要である。これら条件のいずれか1つでも範囲外であると、本発明で所望される光−電気変換効率を得ることはできない。
さらに好ましい形態は、凹凸構造の凹部断面深さが1.0〜3.0μmであり、凸部断面巾/凹部断面深さが3.0〜5.0であり、凹部断面巾/凹部断面深さが4.0〜5.0であり、前記基板の厚さ方向から入射された波長400nmの光線の、前記凹凸構造における拡散反射率が30%以下であり、かつ、前記基板の厚さ方向から入射された波長600nmの光線の、前記凹凸構造における拡散反射率が85%以上である。
また、前記凹凸構造の凹部断面深さは、凹凸構造が図1に示したような断面が三角形状である場合は、三角形の頂点から底辺までの高さであり、凸部断面巾は、三角形の底辺の長さを意味し、凹部断面巾は、隣接する三角形の頂点間距離を意味する。
以下、実施例および比較例により本発明をさらに説明するが、本発明は下記例に制限されるものではない。
実施例1
まず、厚さ12μmのポリエチレンテレフタレート(以下PETと記述する)フィルムを80rpmで回転させながら、その上に、紫外線硬化性樹脂(東亜合成社製(登録商標)アロニックスUV−8060、粘度100mPas、ガラス転移点260℃)を塗布し、その上に、母型パターンを有するモールドを押し当てた後、4000rpmで10秒間回転し、その後、出力3kWの高圧水銀灯を用いて、PETフィルム上10cmの距離から、1000mJ/cmの紫外線照射を10秒間行ない、その後、モールドを外した。
得られた凹凸構造は、図1に示した構造であり、断面が三角形状であり、対向する斜面同士のなす角度(頂角)が90°のものであった。
この時、凹部断面深さは0.3μm、凸部断面巾/凹部断面深さは2.9、凹部断面巾/凹部断面深さは7.2であった。
次に、測定光をPETフィルム表面に対して垂直に入射させ、正反射の反射光から5°以内の角度にある反射光を正反射光として扱い、拡散反射率を算出した。
波長300〜580nmの範囲で波長が長くなるにしたがって拡散反射率が増大しており、波長400nmでの拡散反射率は58.5%であり、波長600nm以上での拡散反射率は76.0%以上の高い拡散反射率が得られた。
次に、スパッタガスとしてArを用い、25℃下において、圧力65Pa、投入電力:0.6W/cmの条件にて、ZnOをスパッタした。
次に、原料ガスとして、PHとHおよびSiHを用い、PHの流量を0.05sccm、Hの流量を900sccm、SiHの流量を6sccm、温度225℃下において、圧力133Pa、投入電力:55mW/cmの条件にてプラズマCVDを行うことにより、厚さ40nmのn層を形成した。
次に、原料ガスとして、HおよびSiHを用い、Hの流量を900sccm、SiHの流量を25sccm、温度225℃下において、圧力26Pa、投入電力:700mW/cmの条件にてプラズマCVDを行うことにより、厚さ1200nmのi層を形成した。
次に、原料ガスとして、BとHおよびSiHを用い、Bの流量を0.03sccm、Hの流量を1000sccm、SiHの流量を5sccm、温度125℃下において、圧力66Pa、投入電力:200mW/cmの条件にてプラズマCVDを行うことにより、厚さ10nmのp層を形成した。
最後に、スパッタガスとしてArおよびOを用い、25℃下において、Ar圧力0.5PaおよびO圧力0.1Pa、投入電力:0.4W/cmの条件にて、ITOをスパッタすることにより、太陽電池を得た。
次に、ソーラーシュミレーターを用い、太陽電池に光を照射することにより、電池特性を評価した。
開放電圧は0.5V、短絡電流は24mA/cm、形状因子は0.75、変換効率は9.0%であった。
実施例2
実施例1で得られた太陽電池におけるITO上に、厚さ75μmのETFE樹脂フィルムを積層した。該樹脂フィルム表面に平行に近い角度で光を入射したところ、開放電圧は0.5V、短絡電流は22mA/cm、形状因子は0.75、変換効率は8.8%であった。
比較例1
凹凸層を設けなかった以外は、実施例1と同様に太陽電池を作製し、実施例1と同様に電池特性を測定した。
開放電圧は0.5V、短絡電流は18mA/cm、形状因子は0.75、変換効率は7.2%であった。
比較例2
凹部断面深さを0.3μm、凸部断面巾/凹部断面深さを0.3、凹部断面巾/凹部断面深さを0.3にしたこと以外は、実施例1と同様に太陽電池を作製し、実施例1と同様に電池特性を測定した。
開放電圧は0.5V、短絡電流は19mA/cm、形状因子は0.75、変換効率は6.6%であった。
比較例3
凹部断面深さを0.3μm、凸部断面巾/凹部断面深さを6.0、凹部断面巾/凹部断面深さを10.0にしたこと以外は、実施例1と同様に太陽電池を作製し、実施例1と同様に電池特性を測定した。
開放電圧は0.5V、短絡電流は19mA/cm、形状因子は0.75、変換効率は6.6%であった。
比較例4
凹凸層を設けなかった以外は、実施例2と同様に太陽電池を作製し、実施例2と同様に電池特性を測定した。
開放電圧は0.5V、短絡電流は10mA/cm、形状因子は0.75、変換効率は5.0%であった。
比較例の太陽電池よりも実施例の太陽電池の方が、光電電流が大きく、変換効率が高い事が確認された。
本発明の、太陽電池およびその製造方法は、電気自動車、携帯電話、自動販売機、宇宙船用電源等に用いる太陽電池に利用できる。
本発明の太陽電池およびその製造方法を説明するための断面図である。
符号の説明
1……基板、2……凹凸層、3……第1電極、4……光電変換層、5……第2電極。

Claims (10)

  1. 基板上に凹凸構造を有し、前記凹凸構造上に、第1電極、光電変換層および第2電極がこの順で形成された太陽電池であって、
    前記凹凸構造の凹部断面深さが0.06〜4.9μmであり、凸部断面巾/凹部断面深さが0.4〜5.9であり、凹部断面巾/凹部断面深さが0.4〜9.9であり、前記基板の厚さ方向から入射された波長400nmの光線の、前記凹凸構造における拡散反射率が59%以下であり、かつ、前記基板の厚さ方向から入射された波長600nmの光線の、前記凹凸構造における拡散反射率が76%以上であることを特徴とする太陽電池。
  2. 前記基板上に設けられた凹凸構造が、前記基板上に凹凸層を設けることにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池。
  3. 前記凹凸層が、耐熱性、耐候性、および、紫外線硬化性を有する樹脂からなることを特徴とする請求項2に記載の太陽電池。
  4. 前記基板が、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエーテルスルホン、ポリイミド、ポリアミド、ポリイミドアミドおよびポリアリレートから選ばれたフィルム、または、前記フィルムの二種以上を積層した複合フィルムからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の太陽電池。
  5. 前記第1電極が、ZnOからなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の太陽電池。
  6. 前記第2電極が、ITO(Indium Tin Oxide)(酸化インジウムスズ)からなることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の太陽電池。
  7. 前記光電変換層が、pn接合またはpin接合を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の太陽電池。
  8. 前記第2電極上に、樹脂フィルムを含む被覆材をさらに設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の太陽電池。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の太陽電池を製造する方法であって、
    前記凹凸構造の母型パターンを有するモールドを樹脂に押し当てて、前記凹凸構造を形成する工程を有することを特徴とする太陽電池の製造方法。
  10. 前記母型パターンが、露光源として紫外線を用いるフォトリソグラフィーを利用して形成されることを特徴とする請求項9に記載の太陽電池の製造方法。
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