JP2008051464A - 空気調和装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】第1の冷媒回路と第2の冷媒回路の2つの冷媒回路から成り、熱搬送手段としてガスポンプを用いた空気調和装置において、冷房運転時および暖房運転時共に効率の良い適切な運転が可能となる空気調和装置を提供する。
【解決手段】冷媒回路が、第1の冷媒回路1と第2の冷媒回路2との2つの冷媒回路から成り、冷房運転と暖房運転との切り換えが可能な空気調和装置であって、第1の冷媒回路1は、圧縮機3、室外熱交換器4、膨張弁5、四方弁6、および中間熱交換器7で構成され、第2の冷媒回路2は、室内熱交換器8、ガスポンプ9、ガスポンプ内を流れる冷媒の体積流量が冷房運転時と暖房運転時とで異なるように制御する流量制御機構100、四方弁10、および中間熱交換器7で構成される。
【選択図】図1
【解決手段】冷媒回路が、第1の冷媒回路1と第2の冷媒回路2との2つの冷媒回路から成り、冷房運転と暖房運転との切り換えが可能な空気調和装置であって、第1の冷媒回路1は、圧縮機3、室外熱交換器4、膨張弁5、四方弁6、および中間熱交換器7で構成され、第2の冷媒回路2は、室内熱交換器8、ガスポンプ9、ガスポンプ内を流れる冷媒の体積流量が冷房運転時と暖房運転時とで異なるように制御する流量制御機構100、四方弁10、および中間熱交換器7で構成される。
【選択図】図1
Description
本発明は、冷房運転と暖房運転の切り換えが可能な空気調和装置に関するものである。
従来、第1の冷媒回路と第2の冷媒回路との2つの冷媒回路から成る空気調和装置において、第1の冷媒回路は、圧縮機、熱交換器、膨張機構、および第2の冷媒回路と熱交換するための中間熱交換器を備え、第2の冷媒回路は、熱交換器、冷媒を搬送するためのポンプ、および第1の冷媒回路と熱交換するための中間熱交換器を備えている。上記第2の冷媒回路においては、冷媒をガスポンプで搬送(例えば、特許文献1参照。)、または液ポンプで搬送(例えば、特許文献1〜3参照。)するのが一般的である。
このような従来の空気調和装置において、冷房運転と暖房運転の切り換えを行うと、第2の冷媒回路においては、冷房運転時と暖房運転時における動作圧力が大きく異なり、ポンプが液ポンプの場合は問題ないが(冷房運転時と暖房運転時とで動作圧力が大きく異なっても、冷房運転時と暖房運転時とで液ポンプに吸入される液冷媒の密度変化は小さい。)、ポンプがガスポンプの場合は、ガスポンプに流入する冷媒がガスのため、ガスポンプに流入する冷媒密度は、冷房運転時と暖房運転時で大きく異なり、冷房運転時は低く、暖房運転時は高くなる。このため、冷房運転時と暖房運転時とで同じガスポンプを使用する場合には、冷房運転時と暖房運転時とで循環する冷媒の質量流量(以下、冷媒の循環量と記す。)は大きく異なることになり、冷暖房共に効率のよい適切な運転を行なうことが出来なかった。
本発明はかかる問題点を解決するためになされたもので、冷房運転時と暖房運転時とで共に適切な運転が可能となる空気調和装置を提供することを目的としている。
この発明の空気調和装置は、冷媒回路が、第1の冷媒回路と第2の冷媒回路との2つの冷媒回路から成り、冷房運転と暖房運転との切り換えが可能な空気調和装置であって、上記第1の冷媒回路は、圧縮機構、室外熱交換器、膨張機構、冷房運転と暖房運転とを切り換えるための弁、および第2の冷媒回路と熱交換する中間熱交換器で構成され、第2の冷媒回路は、室内熱交換器、第2の冷媒回路内の冷媒を循環させるガスポンプ、上記ガスポンプ内を流れる冷媒の体積流量が冷房運転時と暖房運転時とで異なるように制御する流量制御機構、および第1の冷媒回路と熱交換するための中間熱交換器で構成されるものである。
この発明によれば、冷房運転時と暖房運転時とで、ガスポンプによって搬送する冷媒の流量を調整できるので、冷房運転時と暖房運転時とも適正な運転が可能な空気調和装置が提供できる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による空気調和装置の構成を示す冷媒回路図である。図1において、冷媒回路は、第1の冷媒回路1と第2の冷媒回路2との2つの冷媒回路から成り、第1の冷媒回路1は、圧縮機(圧縮機構)3、室外熱交換器4、膨張弁(膨張機構)5、冷房運転と暖房運転とを切り換えるための四方弁6、および第2の冷媒回路2と熱交換するための中間熱交換器7で構成されている。第2の冷媒回路2は、室内熱交換器8、第2の冷媒回路2内の冷媒を循環させ、熱を搬送するための可変速形ガスポンプ9、冷房運転時の可変速形ガスポンプ9の回転数が、暖房運転時の回転数より大きくなるように制御する流量制御機構100、冷房運転と暖房運転とを切り換え、常に可変速形ガスポンプ9に同じ方向の流れを与えるための四方弁10、および第1の冷媒回路1と熱交換するための中間熱交換器7で構成されている。また、第1の冷媒回路1内には第1の冷媒20、第2の冷媒回路2には第2の冷媒21が封入されている。
図1は、この発明の実施の形態1による空気調和装置の構成を示す冷媒回路図である。図1において、冷媒回路は、第1の冷媒回路1と第2の冷媒回路2との2つの冷媒回路から成り、第1の冷媒回路1は、圧縮機(圧縮機構)3、室外熱交換器4、膨張弁(膨張機構)5、冷房運転と暖房運転とを切り換えるための四方弁6、および第2の冷媒回路2と熱交換するための中間熱交換器7で構成されている。第2の冷媒回路2は、室内熱交換器8、第2の冷媒回路2内の冷媒を循環させ、熱を搬送するための可変速形ガスポンプ9、冷房運転時の可変速形ガスポンプ9の回転数が、暖房運転時の回転数より大きくなるように制御する流量制御機構100、冷房運転と暖房運転とを切り換え、常に可変速形ガスポンプ9に同じ方向の流れを与えるための四方弁10、および第1の冷媒回路1と熱交換するための中間熱交換器7で構成されている。また、第1の冷媒回路1内には第1の冷媒20、第2の冷媒回路2には第2の冷媒21が封入されている。
以下に、この発明の実施の形態1に示す冷凍空調装置の動作について、図2を用いて説明する。図2(a)は、冷房運転時、図2(b)は暖房運転時を示しており、図中の矢印は冷媒の流れ方向を示す。
まず冷房運転時の動作を図2(a)において説明する。第1の冷媒回路1では、圧縮機3が駆動されると、低温、低圧ガスの第1の冷媒20は高温・高圧のガスとなり、四方弁6を通って室外熱交換器4に流入する。室外熱交換器4に流入した第1の冷媒20は、室外空気と熱交換され、冷却されて一部あるいは全部が凝縮する。液あるいは気液二相状態となった第1の冷媒20は、膨張弁5を通って膨張し、低温・低圧の気液二相状態になって中間熱交換器7に流入する。中間熱交換器7に流入した第1の冷媒20は、第2の冷媒21を冷却し、ガス状態となって、四方弁6を通って再び圧縮機3に流入する。
一方、第2の冷媒回路2では、可変速形ガスポンプ9が駆動されると、低圧ガスの第2の冷媒21は四方弁10を通って中間熱交換器7に流入する。中間熱交換器7に流入した第2の冷媒21は、低温状態にある第1の冷媒20によって冷却され、液あるいは気液二相状態となって室内熱交換器8に流入する。室内熱交換器8に流入した第2の冷媒21は、室内空気を冷却することにより蒸発する。蒸発し低圧ガスとなった第2の冷媒21は、四方弁10を通って再び可変速形ガスポンプ9に流入する。
まず冷房運転時の動作を図2(a)において説明する。第1の冷媒回路1では、圧縮機3が駆動されると、低温、低圧ガスの第1の冷媒20は高温・高圧のガスとなり、四方弁6を通って室外熱交換器4に流入する。室外熱交換器4に流入した第1の冷媒20は、室外空気と熱交換され、冷却されて一部あるいは全部が凝縮する。液あるいは気液二相状態となった第1の冷媒20は、膨張弁5を通って膨張し、低温・低圧の気液二相状態になって中間熱交換器7に流入する。中間熱交換器7に流入した第1の冷媒20は、第2の冷媒21を冷却し、ガス状態となって、四方弁6を通って再び圧縮機3に流入する。
一方、第2の冷媒回路2では、可変速形ガスポンプ9が駆動されると、低圧ガスの第2の冷媒21は四方弁10を通って中間熱交換器7に流入する。中間熱交換器7に流入した第2の冷媒21は、低温状態にある第1の冷媒20によって冷却され、液あるいは気液二相状態となって室内熱交換器8に流入する。室内熱交換器8に流入した第2の冷媒21は、室内空気を冷却することにより蒸発する。蒸発し低圧ガスとなった第2の冷媒21は、四方弁10を通って再び可変速形ガスポンプ9に流入する。
次に、暖房運転時の動作を図2(b)において説明する。第1の冷媒回路1では、圧縮機3が駆動されると、低温、低圧ガスの第1の冷媒20は高温・高圧のガスとなり、四方弁6を通って中間熱交換器7に流入する。中間熱交換器7に流入した第1の冷媒20は、第1の冷媒20を加熱し、一部あるいは全部が凝縮する。液あるいは気液二相状態となった第1の冷媒20は、膨張弁5を通って膨張し、低温・低圧の気液二相状態になって室外熱交換器4に流入する。室外熱交換器4に流入した第1の冷媒20は、室外空気により加熱されガス状態となり、四方弁6を通って再び圧縮機3に流入する。
一方、第2の冷媒回路2では、可変速形ガスポンプ9が駆動されると、高圧ガスの第2の冷媒21は四方弁10を通って室内熱交換器8に流入する。室内熱交換器8に流入した第2の冷媒21は、室内空気を加熱することにより、一部あるいは全部が凝縮する。液あるいは気液二相状態となった第2の冷媒21は、中間熱交換器7に流入し、高温状態にある第1の冷媒20によって加熱され蒸発する。高圧のガスとなった第2の冷媒21は、四方弁10を通って再び可変速形ガスポンプ9に流入する。
一方、第2の冷媒回路2では、可変速形ガスポンプ9が駆動されると、高圧ガスの第2の冷媒21は四方弁10を通って室内熱交換器8に流入する。室内熱交換器8に流入した第2の冷媒21は、室内空気を加熱することにより、一部あるいは全部が凝縮する。液あるいは気液二相状態となった第2の冷媒21は、中間熱交換器7に流入し、高温状態にある第1の冷媒20によって加熱され蒸発する。高圧のガスとなった第2の冷媒21は、四方弁10を通って再び可変速形ガスポンプ9に流入する。
以上の動作において、第2の冷媒回路2内は冷房運転時には低圧、暖房運転時には高圧となる。したがって、可変速形ガスポンプ9に吸入される第2の冷媒21の密度は冷房運転時には低く、暖房運転時には高くなるので、可変速形ガスポンプ9の回転数が一定の場合は、冷房運転時と暖房運転時とで冷媒の循環量が大きく異なり、冷房運転時、暖房運転時のどちらも高い効率で運転することは困難である。そこで、流量制御機構100により、可変速形ガスポンプの回転数を制御する。すなわち、冷房運転時には可変速形ガスポンプ9の回転数を高くして体積流量を増加させ、暖房運転時には可変速形ガスポンプ9の回転数を低くして体積流量を減少させ、冷房運転時にガスポンプ内を流れる冷媒の体積流量が、暖房運転時にガスポンプ内を流れる冷媒の体積流量より多くなるように制御する。
その結果、冷暖房共に効率のよい、適切な運転が可能となる。
その結果、冷暖房共に効率のよい、適切な運転が可能となる。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2による空気調和装置の構成を示す冷媒回路図である。図3において、第1の冷媒回路1の構成は、図1に示す実施の形態1と同じである。
第2の冷媒回路2は、室内熱交換器8、第2の冷媒回路2内の冷媒を循環させ、熱を搬送するための一定速形ガスポンプ91、一定速形ガスポンプ91の内部に取り込んだ冷媒の一部を、一定速形ガスポンプ91の吸入側にバイパスさせるバイパス管92、バイパス管92を開閉するバイパス弁93、冷房運転時および暖房運転時に、バイパス弁93を開閉制御する流量制御機構100、冷房運転と暖房運転とを切り換えるための四方弁10、および第1の冷媒回路1と熱交換するための中間熱交換器7で構成されている。
本実施の形態において、流量制御機構100は、冷房運転時に、バイパス弁93を閉じ、暖房運転時にはバイパス弁93を開けて、一定速形ガスポンプ91の内部に取り込んだ冷媒の一部を、該ガスポンプ91の吸入側にバイパスさせている。
図3は、この発明の実施の形態2による空気調和装置の構成を示す冷媒回路図である。図3において、第1の冷媒回路1の構成は、図1に示す実施の形態1と同じである。
第2の冷媒回路2は、室内熱交換器8、第2の冷媒回路2内の冷媒を循環させ、熱を搬送するための一定速形ガスポンプ91、一定速形ガスポンプ91の内部に取り込んだ冷媒の一部を、一定速形ガスポンプ91の吸入側にバイパスさせるバイパス管92、バイパス管92を開閉するバイパス弁93、冷房運転時および暖房運転時に、バイパス弁93を開閉制御する流量制御機構100、冷房運転と暖房運転とを切り換えるための四方弁10、および第1の冷媒回路1と熱交換するための中間熱交換器7で構成されている。
本実施の形態において、流量制御機構100は、冷房運転時に、バイパス弁93を閉じ、暖房運転時にはバイパス弁93を開けて、一定速形ガスポンプ91の内部に取り込んだ冷媒の一部を、該ガスポンプ91の吸入側にバイパスさせている。
なお、本実施の形態の第2の冷媒回路2に用いる一定速形ガスポンプ91は、ガスポンプ自体にバイパス管92とバイパス弁93とが設けられ、ガスポンプ内部に取り込んだ冷媒の一部をバイパス管92を介してガスポンプの吸入側にバイパスさせる構成であるが、このような構成としては、例えば特開2000−161263号公報に記載されるものがある。このような容量制御の行えるガスポンプを用い、流量制御機構100により、暖房運転時にガスポンプの容量制御をおこなえば、本実施の形態の空気調和装置を実現することができる。
以下に、この発明の実施の形態2に示す冷凍空調装置の動作について、図4を用いて説明する。図4(a)は、冷房運転時、図4(b)は暖房運転時を示しており、図中の矢印は冷媒の流れ方向を示す。ここで、第1の冷媒回路1の動作は図2と同じであるので、第2の冷媒回路2のみ説明する。
冷房運転時においては、一定速形ガスポンプ91が駆動されると、低圧ガスの第2の冷媒21は四方弁10を通って中間熱交換器7に流入する。中間熱交換器7に流入した第2の冷媒21は、低温状態にある第1の冷媒20によって冷却され、液あるいは気液二相状態となって室内熱交換器8に流入する。室内熱交換器8に流入した第2の冷媒21は、室内空気を冷却することにより蒸発する。蒸発し低圧ガスとなった第2の冷媒21は、四方弁10を通って再び一定速形ガスポンプ91に流入する。この過程において、バイパス弁93は閉じており、バイパス管92には冷媒は流れない。
冷房運転時においては、一定速形ガスポンプ91が駆動されると、低圧ガスの第2の冷媒21は四方弁10を通って中間熱交換器7に流入する。中間熱交換器7に流入した第2の冷媒21は、低温状態にある第1の冷媒20によって冷却され、液あるいは気液二相状態となって室内熱交換器8に流入する。室内熱交換器8に流入した第2の冷媒21は、室内空気を冷却することにより蒸発する。蒸発し低圧ガスとなった第2の冷媒21は、四方弁10を通って再び一定速形ガスポンプ91に流入する。この過程において、バイパス弁93は閉じており、バイパス管92には冷媒は流れない。
次に、暖房運転時においては、一定速形ガスポンプ91が駆動されると、高圧ガスの第2の冷媒21は四方弁10を通って室内熱交換器8に流入する。室内熱交換器8に流入した第2の冷媒21は、室内空気を加熱することにより、一部あるいは全部が凝縮する。液あるいは気液二相状態となった第2の冷媒21は、中間熱交換器7に流入し、高温状態にある第1の冷媒20によって加熱され蒸発する。高圧のガスとなった第2の冷媒21は、四方弁10を通って再び一定速形ガスポンプ91に流入する。この過程において、バイパス弁93は開けており、一定速形ガスポンプ91内に取り込んだ冷媒の一部はバイパス管92を通して、一定速形ガスポンプ91の吸入側にバイパスされる。このため、暖房運転時には一定速形ガスポンプ91から吐出される冷媒の体積流量を少なく調整できるので、実施の形態1と同様、常に適切な運転が可能となる。
なお、本実施の形態2において、一定速形ガスポンプ91のかわりに可変速形ガスポンプを用い、該可変速形ガスポンプは、内部に取り込んだ冷媒の一部を、該ガスポンプの吸入側にバイパスさせるバイパス管と、該バイパス管を開閉するバイパス弁とを備えた構成としてもよい。この場合には、流量制御機構100は、本実施の形態2で示した上記制御に加え、さらに可変速形ガスポンプの回転数を、冷房運転時と暖房運転時とでそれぞれ制御し、可変速形ガスポンプを移動する冷媒の体積流量を更に調整する。
このようにすれば、冷媒の循環量の調整幅がより広がるので、冷房運転時と暖房運転時における第2の冷媒回路2内の圧力差が大きい場合にも、暖房運転時の冷媒循環量をさらに調整できるようになり、より適切な運転が可能となる。
このようにすれば、冷媒の循環量の調整幅がより広がるので、冷房運転時と暖房運転時における第2の冷媒回路2内の圧力差が大きい場合にも、暖房運転時の冷媒循環量をさらに調整できるようになり、より適切な運転が可能となる。
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3による空気調和装置の構成を示す冷媒回路図である。
実施の形態2においては、一定速形ガスポンプ91は、ガスポンプ自体にバイパス管92とバイパス弁93とが設けられ、ガスポンプ内部に取り込んだ冷媒の一部をバイパス管92を介してガスポンプの吸入側にバイパスさせる構成としたのに対して、本実施の形態3では、一定速形ガスポンプ94を設けるが、この一定速形ガスポンプ94自体にはバイパス管92とバイパス弁93とを設けず、第2の冷媒回路2の、一定速形ガスポンプ94の吐出側と吸入側とをバイパス管11で接続すると共に、該バイパス管11を開閉するバイパス弁12を設け、流量制御機構100は、冷房運転時および暖房運転時に、上記バイパス弁12を開閉制御するようにしている。すなわち、暖房運転時に、バイパス弁12を開けて、一定速形ガスポンプ94から吐出された冷媒の一部をガスポンプの吸入側にバイパスさせるようにしている。
このような構成としても、実施の形態2と同様、冷房運転時、暖房運転時とも常に適切な運転が可能となる。
図5は、この発明の実施の形態3による空気調和装置の構成を示す冷媒回路図である。
実施の形態2においては、一定速形ガスポンプ91は、ガスポンプ自体にバイパス管92とバイパス弁93とが設けられ、ガスポンプ内部に取り込んだ冷媒の一部をバイパス管92を介してガスポンプの吸入側にバイパスさせる構成としたのに対して、本実施の形態3では、一定速形ガスポンプ94を設けるが、この一定速形ガスポンプ94自体にはバイパス管92とバイパス弁93とを設けず、第2の冷媒回路2の、一定速形ガスポンプ94の吐出側と吸入側とをバイパス管11で接続すると共に、該バイパス管11を開閉するバイパス弁12を設け、流量制御機構100は、冷房運転時および暖房運転時に、上記バイパス弁12を開閉制御するようにしている。すなわち、暖房運転時に、バイパス弁12を開けて、一定速形ガスポンプ94から吐出された冷媒の一部をガスポンプの吸入側にバイパスさせるようにしている。
このような構成としても、実施の形態2と同様、冷房運転時、暖房運転時とも常に適切な運転が可能となる。
なお、図5では、ガスポンプは一定速形ガスポンプ94の場合を例示しているが、一定速形ガスポンプ94のかわりに可変速形ガスポンプ9を用い、流量制御機構100は、本実施の形態3で示した上記制御に加え、さらに可変速形ガスポンプ9の回転数を、冷房運転時と暖房運転時とでそれぞれ制御し、可変速形ガスポンプ9を移動する冷媒の体積流量を更に調整する。
このようにすれば、冷媒の循環量の調整幅がより広がるので、冷房運転時と暖房運転時における第2の冷媒回路2内の圧力差が大きい場合にも、冷房運転時および暖房運転時の両方に対し、より適切な運転が可能となる。
このようにすれば、冷媒の循環量の調整幅がより広がるので、冷房運転時と暖房運転時における第2の冷媒回路2内の圧力差が大きい場合にも、冷房運転時および暖房運転時の両方に対し、より適切な運転が可能となる。
実施の形態4.
図6は、この発明の実施の形態4による空気調和装置の構成を示す冷媒回路図である。図6において、第1の冷媒回路1の構成は、図1、図3、図5に示す実施の形態1〜3と同じである。
第2の冷媒回路2は、室内熱交換器8、冷房運転と暖房運転を切り換えるための四方弁10、第1の冷媒回路と熱交換するための中間熱交換器7、並列に設けられた2台の一定速形ガスポンプ94、2台のガスポンプ94のうちの1方のガスポンプ94の吸入側に設けられた開閉弁95、および冷房運転時および暖房運転時に、開閉弁95を開閉制御する流量制御機構100で構成されている。
本実施の形態において、流量制御機構100は、冷房運転時に、開閉弁95を開け、一定速形ガスポンプ94を2台とも駆動する。一方、暖房運転時においては、開閉弁95を閉じ、開閉弁95が設けられていない側の一定速形ガスポンプ94のみを駆動する。この結果、暖房運転時には一定速形ガスポンプ94から吐出される冷媒の体積流量が少なくなるように調整できるので、冷房運転時、暖房運転時共に、常に適切な運転が可能となる。
図6は、この発明の実施の形態4による空気調和装置の構成を示す冷媒回路図である。図6において、第1の冷媒回路1の構成は、図1、図3、図5に示す実施の形態1〜3と同じである。
第2の冷媒回路2は、室内熱交換器8、冷房運転と暖房運転を切り換えるための四方弁10、第1の冷媒回路と熱交換するための中間熱交換器7、並列に設けられた2台の一定速形ガスポンプ94、2台のガスポンプ94のうちの1方のガスポンプ94の吸入側に設けられた開閉弁95、および冷房運転時および暖房運転時に、開閉弁95を開閉制御する流量制御機構100で構成されている。
本実施の形態において、流量制御機構100は、冷房運転時に、開閉弁95を開け、一定速形ガスポンプ94を2台とも駆動する。一方、暖房運転時においては、開閉弁95を閉じ、開閉弁95が設けられていない側の一定速形ガスポンプ94のみを駆動する。この結果、暖房運転時には一定速形ガスポンプ94から吐出される冷媒の体積流量が少なくなるように調整できるので、冷房運転時、暖房運転時共に、常に適切な運転が可能となる。
なお、図6では、ガスポンプは一定速形ガスポンプ94の場合を例示しているが、一定速形ガスポンプ94のかわりに可変速形ガスポンプ9を用いてもよい。この場合には、冷媒循流量の調整幅がより広がるので、冷房運転時と暖房運転時における第2の冷媒回路2内の圧力差が大きい場合にも対応することが可能である点は、実施の形態1〜3と同様である。
また、当然ながら一定速形ガスポンプ94は3台以上並列に設けても良く、複数台のガスポンプのうちの一部のガスポンプの吸入側に開閉弁95を設けた構成とし、流量制御機構100により、冷房運転時と暖房運転時に、上記開閉弁95を開閉制御すれば、さらに冷媒循環量の調整幅を広げることが可能となる。
なお、開閉弁95は、一定速形ガスポンプ94の吐出側に設けてもよい。
また、当然ながら一定速形ガスポンプ94は3台以上並列に設けても良く、複数台のガスポンプのうちの一部のガスポンプの吸入側に開閉弁95を設けた構成とし、流量制御機構100により、冷房運転時と暖房運転時に、上記開閉弁95を開閉制御すれば、さらに冷媒循環量の調整幅を広げることが可能となる。
なお、開閉弁95は、一定速形ガスポンプ94の吐出側に設けてもよい。
実施の形態5.
上記各実施の形態1〜4においては、第1の冷媒20および第2の冷媒21の種類は特定していないが、本実施の形態5においては、実施の形態1〜4の構成における第2の冷媒21としてCO2を用いる。
図7は、空気調和装置用の冷媒として一般に用いられているR410Aの飽和状態でのガス密度(破線)とCO2の飽和状態でのガス密度(実線)とを比較して示す図である。
図7において、縦軸は、温度5℃における各冷媒の飽和ガス密度を1としたときの飽和ガス密度、横軸は、温度を示している。横軸温度が高い方が暖房運転時、低い方が冷房運転時である。
上記各実施の形態1〜4においては、第1の冷媒20および第2の冷媒21の種類は特定していないが、本実施の形態5においては、実施の形態1〜4の構成における第2の冷媒21としてCO2を用いる。
図7は、空気調和装置用の冷媒として一般に用いられているR410Aの飽和状態でのガス密度(破線)とCO2の飽和状態でのガス密度(実線)とを比較して示す図である。
図7において、縦軸は、温度5℃における各冷媒の飽和ガス密度を1としたときの飽和ガス密度、横軸は、温度を示している。横軸温度が高い方が暖房運転時、低い方が冷房運転時である。
図7から、同じ温度条件で比較すると、明らかにCO2冷媒の方が、暖房運転時と冷房運転時とでガス密度が大きく異なる。
したがって、第2の冷媒21としてCO2を用いる場合には、流量制御機構100が無いと、冷房運転時と暖房運転時との冷媒循環量の差がR410A冷媒よりも、大きくなる。冷房運転時と暖房運転時とで体積流量差が拡大する。このため、第2の冷媒21としてCO2を用いた場合には冷房運転時と暖房運転時とで必要となる容量制御幅が広がるため、本発明の構成を適用する効果がより顕著となる。
したがって、第2の冷媒21としてCO2を用いる場合には、流量制御機構100が無いと、冷房運転時と暖房運転時との冷媒循環量の差がR410A冷媒よりも、大きくなる。冷房運転時と暖房運転時とで体積流量差が拡大する。このため、第2の冷媒21としてCO2を用いた場合には冷房運転時と暖房運転時とで必要となる容量制御幅が広がるため、本発明の構成を適用する効果がより顕著となる。
1 第1の冷媒回路、2 第2の冷媒回路、3 圧縮機、4 室外熱交換器、5 膨張弁、6,10 四方弁、7 中間熱交換器、8 室内熱交換器、9 可変速形ガスポンプ、91、94 一定速形ガスポンプ、11,92 バイパス管、12,93 バイパス弁、95 開閉弁、20 第1の冷媒、21 第2の冷媒、100 流量制御機構。
Claims (11)
- 冷媒回路が、第1の冷媒回路と第2の冷媒回路との2つの冷媒回路から成り、冷房運転と暖房運転との切り換えが可能な空気調和装置であって、上記第1の冷媒回路は、圧縮機構、室外熱交換器、膨張機構、冷房運転と暖房運転とを切り換えるための弁、および第2の冷媒回路と熱交換する中間熱交換器で構成され、第2の冷媒回路は、室内熱交換器、第2の冷媒回路内の冷媒を循環させるガスポンプ、上記ガスポンプ内を流れる冷媒の体積流量が冷房運転時と暖房運転時とで異なるように制御する流量制御機構、および第1の冷媒回路と熱交換するための中間熱交換器で構成されていることを特徴とする空気調和装置。
- 流量制御機構は、冷房転時にガスポンプ内を流れる冷媒の体積流量が、暖房運転時にガスポンプ内を流れる冷媒の体積流量より多くなるように制御することを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。
- ガスポンプを可変速形ガスポンプで構成し、流量制御機構は、上記可変速形ガスポンプの回転数を、冷房運転時と暖房運転時とで異なるように制御することを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。
- 流量制御機構は、可変速形ガスポンプの回転数を、冷房運転時の回転数が、暖房運転時の回転数より大きくなるように制御することを特徴とする請求項3記載の空気調和装置。
- ガスポンプは、内部に取り込んだ冷媒の一部を、該ガスポンプの吸入側にバイパスさせるバイパス管と、該バイパス管を開閉するバイパス弁とを備えた構成とし、流量制御機構は、冷房運転時および暖房運転時に、上記バイパス弁を開閉制御することを特徴とする請求項1または3記載の空気調和装置。
- 流量制御機構は、冷房運転時にはバイパス弁を閉じ、暖房運転時にはバイパス弁を開けてガスポンプ内部に取り込んだ冷媒の一部を、該ガスポンプの吸入側にバイパスさせることを特徴とする請求項5記載の空気調和装置。
- 第2の冷媒回路は、ガスポンプの吐出側と該ガスポンプの吸入側とを接続するバイパス管と、該バイパス管を開閉するバイパス弁とを備えた構成とし、流量制御機構は、冷房運転時と暖房運転時に、上記バイパス弁を開閉制御することを特徴とする請求項1または3記載の空気調和装置。
- 流量制御機構は、冷房運転時にはバイパス弁を閉じ、暖房運転時にはバイパス弁を開けてガスポンプから吐出された冷媒の一部を該ガスポンプの吸入側にバイパスさせることを特徴とする請求項7記載の空気調和装置。
- ガスポンプは、並列に配置した複数台のガスポンプから成り、上記複数台のガスポンプのうち一部のガスポンプの吸入側または吐出側に開閉弁を設けた構成とし、流量制御機構は、冷房運転時と暖房運転時に、上記開閉弁を開閉制御することを特徴とする請求項1または3記載の空気調和装置。
- 流量制御機構は、冷房運転時には開閉弁を全て開けて全てのガスポンプを駆動し、暖房運転時には上記開閉弁の全てまたは一部を閉じて上記開閉弁が閉じられたガスポンプ以外のガスポンプのみを駆動したことを特徴とする請求項9記載の空気調和装置。
- 第2の冷媒回路において使用される冷媒はCO2であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の空気調和装置。
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