JP2008050169A - エレベータ支持手段を備えるエレベータ装置、そのようなエレベータ装置のためのエレベータ支持手段、およびそのようなエレベータ支持手段の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】公知のエレベータ装置を、メンテナンスがより少なくて済むように構成すること。
【解決手段】本発明によるエレベータ装置は、エレベータケージ(3)を支持している少なくとも1つのエレベータ支持手段(12)を駆動輪(4.1)によって駆動する駆動ユニット(2)を含み、エレベータ支持手段が、駆動輪(4.1)に面するけん引面に、エレベータ支持手段の長手方向に延在して駆動輪の対応する溝に係合する少なくとも2つのリブ(13)を備えるリブ機構を有し、リブ機構が、少なくとも1つの張力支持体(14)をリブ内に配置して備える張力支持体機構を含む。エレベータ支持手段が、けん引面から遠いベルト背面に、リブ機構のリブが固着される担体帯(15)を有する。実質的に担体帯まで達する溝(16)が、リブ機構の隣り合う2つのリブ(13)の間に形成されている。
【選択図】図2
【解決手段】本発明によるエレベータ装置は、エレベータケージ(3)を支持している少なくとも1つのエレベータ支持手段(12)を駆動輪(4.1)によって駆動する駆動ユニット(2)を含み、エレベータ支持手段が、駆動輪(4.1)に面するけん引面に、エレベータ支持手段の長手方向に延在して駆動輪の対応する溝に係合する少なくとも2つのリブ(13)を備えるリブ機構を有し、リブ機構が、少なくとも1つの張力支持体(14)をリブ内に配置して備える張力支持体機構を含む。エレベータ支持手段が、けん引面から遠いベルト背面に、リブ機構のリブが固着される担体帯(15)を有する。実質的に担体帯まで達する溝(16)が、リブ機構の隣り合う2つのリブ(13)の間に形成されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、エレベータ支持手段を備えるエレベータ装置、そのようなエレベータ装置のためのエレベータ支持手段、およびそのようなエレベータ支持手段の製造方法に関する。
エレベータ装置は、エレベータケージを含み、さらに通常は釣り合いおもりを含み、これらがエレベータシャフト内を移動することができ、あるいは独立した案内装置に沿って移動することができる。移動を生じさせるために、エレベータ装置は、少なくとも1つの駆動輪を有する少なくとも1つの駆動ユニットを含み、駆動ユニットが、ベルトの形態である1つ以上のエレベータ支持手段によってエレベータケージおよび釣り合いおもりを支持し、さらに/あるいはケージおよび釣り合いおもりへと必要な駆動力を伝達する。
ベルトが、駆動輪に面するけん引面に、ベルトの長手方向に延在して駆動輪の対応する溝に係合するいくつかのくさび形のリブを備えるリブ機構を有する種類のエレベータ装置が、EP1555234B1から知られている。ベルトと駆動輪との間の接触が、くさび形のリブおよび溝のそれぞれの斜めのフランク面によって行われるという事実ゆえに、同じ半径方向の力、したがって同じ軸受荷重およびベルト張力において、駆動輪に対する押し付けの圧力、したがって引っ張り能力または駆動能力が大きくなる。同時に、くさび形のリブは、駆動輪上においてベルトを横方向について好都合に案内する。ベルトは、比較的小さな直径の張力支持体を含有するため、より小さな直径の駆動輪を使用することが可能である。特には、駆動ユニットの駆動出力軸自体を、駆動輪として構成することも可能である。
単一の移動自在のくさびリブは、好都合なことに、駆動輪または偏向輪の対応する溝において斜めの横腹によって自動調心し、くさびリブを有するベルトおよび/または駆動輪自体の製造公差および摩耗の補償が、くさびリブが溝内で半径方向のさまざまな深さに係合することによってもたらされる。すなわち、くさびの横腹が摩耗することによって呼び寸法よりも小さな幅を有するに至ったくさびベルトは、製造公差ゆえに呼び寸法よりも大きな幅を有することとなった相手方の溝において、半径方向により深く位置する。これにもかかわらず、ベルトは、くさびの横腹のおかげで、摩擦結合のもとで駆動輪の溝の中心に位置する。全体として、移動自在のくさびリブは、リブおよび/または駆動輪の関連の溝の製造公差に起因する形状のばらつき、ならびにリブおよび/または溝の摩耗に起因する形状のばらつきについて、補償をもたらすことができる。同時に、いくつかの相対移動可能なくさびリブは、ベルトの横断方向ならびに駆動輪の半径方向の位置のばらつき、特にはリブおよび溝のさまざまな相互間隔について、補償をもたらすことができる。
リブ機構が、EP1555234B1のように、複数のくさびリブを同じベルト本体上に形成して備える場合、この自動調心、ならびに個々のリブおよび関連の溝の形状および/または位置のばらつきの補償が、もはや不可能である。さらには、個々のリブおよび/または溝の相互の間隔のばらつきが、不都合なことに、すべてのくさびリブが関連の溝に一様に係合するように配置されることがないという結果をもたらす。
ベルト本体は、通常はエラストマーで製作され、その弾性ゆえに、実際のところ個々のリブについて或る程度の相対移動を許容し、したがって限られた範囲までは、上述の自動調心ならびにリブおよび溝の位置および形状のばらつきの補償を可能にしている。この補償が、狭い限界の範囲についてのみ可能であること、およびベルト本体の大きな弾性変形のもとでのみ可能であり、この変形が、ベルトに関する交互の引っ張り、圧縮、およびせん断応力ゆえに、ベルトの早期の経年劣化につながることが、不都合である。これは、ベルトをより頻繁に検査して交換しなければならないため、エレベータ装置についてより高度なメンテナンスの労苦を余儀なくさせる。さらに、ベルト本体の弾性変形は、個々のリブが溝に完全には当接せず、部分的にしか当接しないという恐れを大きくする。
ベルト駆動部のためのベルトがUS3996813から知られており、張力支持体が内部に配置されている個々のくさびリブを、エラストマーからなる担体帯によってのみ接続して備える。周囲をベルトが走行する駆動輪および偏向輪の相対位置が常に変化しているエレベータ装置と対照的に、US3996813のベルト駆動部においては、駆動および被駆動の駆動プーリが慣性的に固定され、したがってベルトの横断方向については高度な剛性は不要である。さらには、エレベータ装置において生じ、横方向に柔軟なベルトの使用を妨げるような変化する走行長は、このようなベルト駆動部においては生じない。これは、柔軟なベルトは、大きな自由走行長ならびに互いに相対移動する駆動輪または偏向輪において、自身の長手軸を中心としてねじれる傾向、および横方向に曲がる傾向を有するためである。さらには、US3996813において検討されているベルト駆動部においては、ベルトがけん引面においてのみ曲げられ、けん引面から遠いベルト背面はどこにも接触していないが、固定および自由な偏向輪を備えるエレベータ装置においては、エレベータ支持手段がベルトの背面にて偏向輪の周囲に巻き付けられることも多い。
したがって、本明細書は、タイヤ縒り糸(tire cord threads)で補強され、実際のところ充分にエラストマー製のくさびリブへとつながっているエラストマー製の担体帯を提案しているが、横方向の安定性およびベルト背面の耐摩耗性がわずかでしかない。したがって、米国特許第3996813号明細書から知られているベルトは、或る程度長い駆動輪と偏向輪との間の走行領域、変化する走行長、およびベルトの背面における偏向によって、ベルトの横方向の安定性および耐摩耗性についてより大きな要求が課されるエレベータ装置における使用には、適していない。
欧州特許第1555234B1号明細書
米国特許第3996813号明細書
本発明の目的は、EP1555234B1から知られているエレベータ装置を、メンテナンスがより少なくて済むように構成することにある。
この目的のため、請求項1の導入部分に記載のエレベータ装置に、請求項1の特徴付け部分の特徴による発展が加えられる。請求項9において、そのようなエレベータ装置のためのエレベータ支持手段が利用可能になり、請求項9に、そのようなエレベータ支持手段の製造方法が示される。
本発明によるエレベータ装置は、エレベータケージを支持している少なくとも1つのエレベータ支持手段を駆動輪によって駆動する駆動ユニットを含み、エレベータ支持手段が、駆動輪に面するけん引面に、エレベータ支持手段の長手方向に延在して駆動輪の対応する溝に係合する少なくとも2つのリブを備えるリブ機構を有する。エレベータ支持手段において張力を伝達するために、ベルト機構は少なくとも1つの張力支持体をリブ内に配置して備える張力支持体機構を含む。
好ましい実施形態においては少なくとも1つの張力支持体、特に好ましくは2つ以上の張力支持体が、それぞれのリブに配置される。他の実施形態においては、張力支持体が、それぞれのリブには組み合わせられていない。張力支持体を有さないリブは、エレベータ支持手段の張力のうちのわずかな部分しか伝達できないが、横方向におけるベルトの案内および調心に機能する。
本発明によれば、リブ機構の隣り合う2つのリブの間に溝を形成し、この溝を、けん引面から遠いエレベータ支持手段のベルト背面に配置された担体帯であって、リブ機構のリブが固着されている担体帯まで、実質的に到達させることが提案される。
溝によって隔てられた2つのリブは、エレベータ支持手段の横および/または高さ方向において互いに対して動くことができる。これにより、隣り合う少なくとも2つのリブが、この相対移動を通じて、形状のばらつき、特には駆動輪の該当の溝に対するそれぞれのリブの幅のばらつき、ならびに/あるいはリブおよび/または溝の互いの位置のばらつきについて、補償をもたらすことができるようになり、リブ本体の変形を必要とせずに溝の中央に位置できるようになる。これにより、リブに生じる応力が小さくなり、リブの寿命が長くなる。結果として、検査の間隔を長くでき、ベルトの交換の頻度が少なくなるため、エレベータ装置においてメンテナンスの支出を少なくできる。
好ましい実施形態においては、リブ機構のすべてのリブが、それぞれの溝によって互いに隔てられている。これにより、すべてのリブの間で、上述の位置および形状の公差の補償が可能になる。
本発明の他の実施形態においては、リブ機構のすべてのリブがそれぞれの溝によって隔てられているわけではない。この形式の実施形態においても、溝によって隔てられたリブブロックの位置のばらつきの補償は依然として可能であり、詳しくは、位置および/または形状のばらつきに起因するベルトの全幅にわたっての高い材料応力の形成は回避される。代わりに、それぞれの場合における位置のばらつきが小さくなるため、リブブロック内において生じる変形も小さくなる。一方で、溝が少ないために、結果としてベルトの横剛性の低下が少なくなる。例えば、溝は、エレベータ支持手段の中央の2つのリブの間にのみ形成される。
好ましくは、溝が上記担体帯まで達し、したがって溝によって互いに隔てられる隣接のリブが、互いに完全に分離されている。これにより、リブの最大限の相互移動が可能になり、リブ本体の弾性変形が少なくなる。しかしながら、横剛性の向上ならびにリブの担体帯への固定の改善のために、溝が、リブを接続するリブ材料の薄いウェブが担体帯上に残るよう、担体帯のわずかに手前で終わってもよい。これにより、リブおよび担体帯の間に、より大きな接続面積を利用できるようになる。好都合には、このようなウェブは、おおむね担体帯の厚さを有する。
リブ機構のリブは、好ましくは、駆動輪の対応する溝に係合するよう、実質的に台形またはくさび形の断面を備える接触部を有する。そのようなくさびリブにおいては、駆動輪に対するベルトの押し付け力が大きくなり、したがって同じ半径方向の力、すなわち同じ軸受荷重およびベルト張力において、駆動またはけん引の能力が大きくなる。この場合、60°〜120°の間、好ましくは75°〜105°の間、特に好ましくは90°のフランク角を有する断面が、特に好都合であることが明らかになっている。
これらのくさびリブのくさびの横腹は、ほぼ担体帯まで達することができ、これによって駆動輪の溝の横腹との接触面積が最大となる。これは、一方では、接触面積が大きくなるがために、摩擦結合によって協働するリブおよび溝の摩耗を少なくする。他方では、同じリブ間隔および同じくさび角度において、リブの高さが小さくなり、位置および形状のばらつきの補償能力が小さくなる。
他の実施形態においては、リブ機構のリブが、接触部と担体帯との間に位置する基部を有し、担体帯に対する基部の横腹の角度が、担体帯に対する接触部のくさびの横腹の角度と相違している。特には、基部は、実質的に矩形の断面を有することができ、あるいはフランク角がより小さい(すなわち、横腹が切り立っている)台形の断面を有することができる。これにより、より高さが高いが曲げ剛性は小さいリブを形成することができ、このようなリブは、ベルトのリブと駆動輪または偏向輪の溝との間に存在し得る位置および形状のばらつきについて補償を提供するために、特に適している。また、比較的高さの高い基部の側面が密に隣接することで、ベルトの横剛性が向上する。これは、隣り合うリブが比較的わずかに傾くだけで、狭い溝の両側の横腹が接触するためである。したがって、ベルトの長手軸を中心とするベルトの過剰なねじれが、特にはエレベータ装置のケージが最上階または最下階に位置する場合に生じる長い自由走行部分において回避される。好都合には、溝の幅、すなわち隣接するリブの対向する横腹の間の最も狭い間隔は、(最大の)リブ幅の約10%、好ましくは5%、特に好ましくは2.5%である。
張力支持体が、リブ内に配置されて担体帯に接している。このやり方で、張力支持体が担体帯を支持し、したがって担体帯を薄くかつ柔軟に製作することができる。同時に、担体帯に配置され、すなわち担体帯に接続された個々のリブの基部に配置された張力支持体が、リブの基部の剛性を向上させる。これにより、リブの変形、特には担体帯に対するリブの接触面の湾曲が少なくなり、接続部の負荷を少なくして、担体帯からのリブの脱離に対抗する。対照的に、張力支持体が存在していないリブの上部の領域は、当然ながらより弾性的であり、ベルトの曲げによって生じる圧縮および引っ張り変形を吸収できるほか、上述の形状および位置のばらつきの補償をより良好にもたらすことができる。張力支持体は、好ましくはベルトの中立軸またはその近傍に配置される。
ベルトの製造においては、好都合には、張力支持体を、担体帯へと付勢のもとで押し付けることができ、その後にリブを、張力支持体を完全に囲むような様相で担体帯へと取り付けることができる。付勢のおかげで、張力支持体が、製造プロセスの最中に担体帯上の正しい位置に固定される。張力支持体の付勢は、例えばベルトにけん引面へと向かう凹の固有の曲率を与えることを可能にし、これは、ベルトが常に同じ曲げの方向に曲げられるように駆動輪および偏向輪が配置されているエレベータ装置において、有用であり得る。
張力支持体機構の張力支持体は、単線として構成することができ、あるいは1つまたは複数の縒られた縒り糸またはケーブルからなり、縒り糸またはケーブルは、鋼線または合成材料の繊維で製作できる。異なる張力支持体を異なるやり方で製作することも可能である。これにより、さらには/あるいは個々のリブに配置される張力支持体の数が異なるおかげで、ベルトの剛性の分布をあらかじめ定めることができる。すなわち、例えば或るリブが、二重または多重縒りの個々の線を2つ以上有することができる一方で、他のリブには、個々の線がより少ないいくつかの張力支持体を配置することができる。このようにして、例えば、ベルトの中央からベルトの縁に向かってベルトの長手方向の剛性の減少を達成することができ、したがって駆動輪および偏向輪の軸がわずかに斜めに設定された場合や、わずかな軸方向のずれの場合にも、ベルトにおいて外側に配置されたリブが、剛性が小さくされているおかげで、これらのばらつきに対して補償をもたらすことができる。
好ましい実施形態においては、リブが、エラストマー、特にはポリウレタン、ポリクロロプレン、および/またはエチレン−プロピレン−ジエンゴムを含む第1の材料で製作される。弾性材料からなるリブは、その弾性のおかげで、形状および位置のばらつきについて或る程度までの補償を提供でき、この目的のために必要とされるリブの相対移動を少なくすることができる。同時に、弾性材料からなるリブは、駆動輪との摩擦結合の接触ならびに駆動輪から張力支持体への張力の伝達のためにも特に適している。さらに、弾性材料からなるリブは、振動および衝撃を好都合に減衰させ、エレベータ装置の快適性を向上させる。この場合、70から100のショア(A)硬さ、好ましくは75から95のショア(A)硬さ、特に好ましくは80から85のショア(A)硬さを有するリブが、特に好ましいことが明らかになっている。本発明によれば、リブが溝によって隔てられているため、リブおよび溝に形状および/または位置のばらつきが存在する場合に、リブは変形する必要がなく、あるいはわずかに変形するだけでよいため、上述の比較的剛または硬いエラストマーが使用可能である。
好都合には、担体帯は、熱可塑性プラスチック材料、特にはポリアミド(PA)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリカーボネート(PC)、またはポリ塩化ビニル(PVC)、あるいはこのような熱可塑性プラスチック材料のポリブレンドおよび/またはファブリックを含む第2の材料で作られている。同様に、異なる熱可塑性プラスチック材料の混合物、すなわちいわゆるポリブレンドも、使用可能である。さらに、第2の材料は、好ましくは、そのような熱可塑性プラスチック材料のファブリックを含むことができる。
上述の熱可塑性プラスチック材料は、エラストマーと対照的に、(形状および/または位置のばらつきに起因して)ベルトの横方向において個々のリブ間に生じる応力、ならびに異なる溝の直径またはリブの高さあるいはベルトの斜め走行に起因するせん断応力に耐えるための充分な強度を有する。例えば、溝の直径および/またはリブの高さが、隣の溝またはリブの直径または高さよりも小さい場合、結果としてこのリブの循環速度が隣のリブに比べて小さくなり、これらのリブを接続している担体帯のせん断応力につながる。
US3996813から知られているような弾性担体帯と対照的に、本発明による熱可塑性担体帯は、ベルト横断方向のコードによる補強を必ずしも必要としない。当然ながら、そのような補強は可能であり、結果としてより薄い担体帯を可能にする。
熱可塑性担体帯のさらなる利点は、その良好な摺動特性にあり、特には耐摩耗性および/または低い摩擦係数にある。例えば、エレベータ装置において頻繁であるように、エレベータ支持手段が、張力の低減のために滑車とロープのような様相で固定または浮動の偏向輪において1回または複数回曲げられ、けん引面から遠いベルトの背面にて偏向輪の周囲を部分的に巡る場合に、熱可塑性担体帯は、好都合なことに、偏向輪とベルトとの間に生じる摩擦を少なくする。好都合なことに、特には偏向輪でのベルトの横方向の案内のために打ち勝たなければならない摩擦力が小さくなり、したがって例えば偏向輪の案内フランジによるベルトの横方向の荷重が小さくなり、結果としてエレベータ装置に必要な駆動力も小さくなる。同時に、ベルトならびに偏向輪の寿命も長くなる。同時に、ベルトの背面の耐摩耗性が改善され、エレベータ支持手段の寿命が向上する。好都合には、熱可塑性担体帯のベルト背面は、この目的のために、0.4以下、好ましくは0.3以下、特に好ましくは0.25以下の摩擦係数を有することができる。
担体帯の荷重を可能な限り小さく保つため、リブを、好都合には摩擦輪の関連のリブの間隔よりもわずかに大きい互いの間隔で、担体帯上に配置することができる。位置または形状のばらつきが存在しない場合、担体帯は、リブ間の応力から解放され、結果として自身の弾性ゆえに屈曲または湾曲することができる。この状態において、張力が個々のベルトへとほぼ一様に分配され、それらの張力支持体によって伝達される。リブおよび/または溝の位置および/または形状のばらつきゆえにリブが互いに近付くように移動する場合、結果として担体帯が、エレベータ装置の動作を損なうことなくより強く湾曲または屈曲する。この目的のため、担体帯は、駆動輪から離れる担体帯の凹状の湾曲につながるベルトの横方向の付勢を好都合に有することができる。リブおよび/または溝の位置および/または形状のばらつきゆえにリブが互いから離れるように移動する場合は、緩んだ担体帯が最初にリブ間で引き張られ、担体帯自体は依然として弾性変形していない。これは、担体帯の弾性変形を好都合に少なくし、担体帯の寿命を向上させる。同時に、担体帯は、自身の横方向の弾性のおかげで、担体帯が完全に引き張られた状況をさらに超えるリブの離間を可能にし、動作時に生じる担体帯の変形を同時に最小限にしつつ、さらなる補償の余地を生み出す。
担体帯の上述の作用を保証するために、担体帯は、0.5ミリメートル以下の厚さ、またはベルト全体の厚さの10分の1以下の厚さを有する。
本発明によるエレベータ支持手段は、好ましくは、最初に張力支持体を担体帯上に配置し、次いでリブを例えば押し出しプロセスによって担体帯上に取り付けることで製造され、実質的に担体帯まで達する溝が、隣り合う少なくとも2つのリブの間に形成される。この場合、張力支持体は同時にリブ内に取り入れられる。好都合な実施形態においては、張力支持体がこの目的のために、ベルトの製造プロセスにおいて張力支持体を正しい位置に固定するため、付勢のもとで担体帯へと押し付けられる。
好ましくは、この場合には、第1の材料が、押し出しの際にリブを担体帯へと熱によって接着する接着剤を含有する。他の実施形態においては、最初に個々のリブが押し出しされ、そこで張力支持体がリブへと供給される。次いで、リブが、熱による付着によって担体帯に接続される。
さらなる目的、特徴、および利点は、従属請求項および後述される実施形態の例から明らかである。
図1は、エレベータシャフト1内に設置され、ベルト12を備えるエレベータ装置の断面を概略的に示している。エレベータシステムが、エレベータシャフト1内に取り付けられ、駆動輪4.1を備える駆動ユニット2と、ケージ案内レール5にて案内され、ケージ支持ローラ4.2の形態の偏向輪をケージ床面6の下方に取り付けて備えるエレベータケージ3と、釣り合いおもり案内レール7にて案内され、さらなる偏向輪を釣り合いおもり支持ローラ4.3の形態で備える釣り合いおもり8と、ケージ3および釣り合いおもり8のためのベルト12の形態であって、駆動ユニット2の駆動輪4.1からの駆動力をエレベータケージおよび釣り合いおもりへと伝達するエレベータ支持手段と、を含む。
ベルト12の一端は、駆動輪4.1の下方において、第1のベルト固定点10に固定されている。ベルト12は、ここから下方へと釣り合いおもり支持ローラ4.3まで延び、釣り合いおもり支持ローラ4.3の周囲を巡って駆動輪4.1へと延び、駆動輪4.1の周囲を巡り、ケージの釣り合いおもり側の壁面に沿って下方へと延び、エレベータケージ3の下方においてエレベータケージの両側に取り付けられているそれぞれのケージ支持ローラ4.2の周囲をそれぞれ90°だけ巡り、釣り合いおもり8から遠い方のケージ壁面に沿って上方へと、第2のベルト固定点11まで延びている。
駆動輪4.1の平面を、ケージ壁面および釣り合いおもり面に対して直角に配置することができ、その垂直方向の投影を、エレベータケージ3の垂直方向の投影の外側に位置させることができる。したがって、左側のケージ壁面と、これに対向するエレベータシャフト1の壁面との間の間隔を、可能な限り小さくすることができるよう、駆動輪4.1が小さな直径を有することが好ましい。さらに、小径の駆動輪によれば、比較的駆動トルクが小さい歯車レスの駆動モータを駆動ユニット2として使用することができる。
図2は、ベルト12の断面を示している。ベルト12は、例えば押し出し法で製造されるポリアミドからなる担体帯15を含む。次いで、複数縒りの鋼線からなる張力支持体14が、この担体帯15へと付勢のもとで押し付けられ、互いに対する位置的配置に固定される。次いで、ポリウレタンからなる個々のリブ13が、担体帯へと実質的に押し出されて、担体帯に接続され、押し出されたリブ材料が、担体帯15へと完全に当接している張力支持体14を部分的に囲んでいる。
それぞれのリブ13は、この実施形態の例においては担体帯15まで達している溝16によって隣のリブから隔てられており、したがってリブ13のそれぞれが、別個に担体帯15へと取り付けられている。それぞれの2つの張力支持体14が、それぞれのリブに対称に収容されている。
この実施形態の例では、リブ13が、押し出しによって担体帯15に接続され、実質的に矩形の断面を有し、横腹が溝16を画定する基部13.2を含む。台形の断面を有する接触部13.1が、この基部13.2に連続して形成されており、駆動輪4.1の対応する形状の溝において摩擦係止の係合をもたらす。
個々のくさびリブ13が、担体帯15の変形のもとで互いに対して可動であり、したがってリブおよび溝の位置および形状のばらつきについて、補償をもたらすことが可能である。詳しくは、隣り合う2つのくさびリブが、ベルト12の横断方向および高さ方向の両者において、それらの互いの間隔を変化させることができ、したがって、駆動輪4.1にさまざまな間隔、さまざまな深さ、および/またはさまざまな形状で形成される溝に係合することができる。
駆動輪4.1および釣り合いおもり支持ローラ4.3の外周には、ベルト12の接触部13.1に対して実質的に相補的であるように形成された溝が設けられている。ベルト12がベルト車4.1および4.3の一方の周囲を巡るとき、接触部がベルト車の対応する溝に位置することで、これらのベルト車上でのベルトの優れた案内が保証される。さらに、駆動輪4.1の溝とベルト12のリブとの間に生じるくさび作用によって、けん引の能力が改善される。
ケージ支持ローラ4.2については、ベルト12が、支持帯15によって形成される成形されていないベルトの背面がケージ支持ローラに接するように、ケージ支持ローラ4.2の周囲を巡っている。ケージ支持ローラ4.2においてベルト12の横方向の案内を保証するために、溝が設けられている2つの案内ローラ4.4が、ケージの底部6に取り付けられ、これらのローラの溝がベルト12のリブと協働する。
1 エレベータシャフト
2 駆動ユニット
3 エレベータケージ
4.1 駆動輪
4.2 ケージ支持ローラ
4.3 釣り合いおもり支持ローラ
4.4 案内ローラ
5 ケージ案内レール
6 ケージの底面
7 釣り合いおもり案内レール
8 釣り合いおもり
10 第1のベルト固定点
11 第2のベルト固定点
12 ベルト
13 リブ
13.1 接触部
13.2 基部
14 張力支持体
15 担体帯
16 溝
2 駆動ユニット
3 エレベータケージ
4.1 駆動輪
4.2 ケージ支持ローラ
4.3 釣り合いおもり支持ローラ
4.4 案内ローラ
5 ケージ案内レール
6 ケージの底面
7 釣り合いおもり案内レール
8 釣り合いおもり
10 第1のベルト固定点
11 第2のベルト固定点
12 ベルト
13 リブ
13.1 接触部
13.2 基部
14 張力支持体
15 担体帯
16 溝
Claims (11)
- エレベータケージ(3)を支持している少なくとも1つのエレベータ支持手段(12)を駆動輪(4.1)によって駆動する駆動ユニット(2)を備え、
エレベータ支持手段が、駆動輪(4.1)に面するけん引面に、エレベータ支持手段の長手方向に延在して駆動輪の対応する溝に係合する少なくとも2つのリブ(13)を備えるリブ機構を有し、
リブ機構が、少なくとも1つの張力支持体(14)をリブ内に配置して備える張力支持体機構を備える
エレベータ装置であって、
エレベータ支持手段が、けん引面から遠いベルト背面に、リブ機構のリブが固着される担体帯(15)を有し、
実質的に担体帯まで達する溝(16)が、リブ機構の隣り合う2つのリブ(13)の間に形成されている
ことを特徴とする、エレベータ装置。 - リブ機構のリブ(13)が、駆動輪(4.1)の対応する溝での係合のために、実質的に台形の断面を有する接触部(13.1)を有する、請求項1に記載のエレベータ装置。
- リブ機構のリブ(13)が、実質的に矩形の断面を有する基部(13.2)を、接触部と担体帯との間に有する、請求項2に記載のエレベータ装置。
- 張力支持体が、リブ内に配置されて担体帯に接している、請求項1から3のいずれか一項に記載のエレベータ装置。
- 張力支持体機構の張力支持体が、単線として構成され、さらには/あるいは1つ以上の縒り線から形成されており、個々の線が、鋼および/または合成材料で作られている、請求項1から4のいずれか一項に記載のエレベータ装置。
- リブが、エラストマー、特にはポリウレタン(PU)、ポリクロロプレン(CR)、および/またはエチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)を含む第1の材料で製作されている、請求項1から5のいずれか一項に記載のエレベータ装置。
- リブが、70から100のショア(A)硬さ、好ましくは75から95のショア(A)硬さ、特に好ましくは80から85のショア(A)硬さを有する、請求項1から6のいずれか一項に記載のエレベータ装置。
- リブが、60°〜120°、好ましくは80°〜100°のフランク角γを有するくさび形または台形の断面を有する、請求項1から7のいずれか一項に記載のエレベータ装置。
- 担体帯が、熱可塑性プラスチック材料、特にはポリアミド(PA)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリカーボネート(PC)、またはポリ塩化ビニル(PVC)、あるいはこのような熱可塑性プラスチック材料のポリブレンドおよび/またはファブリックを含む第2の材料で作られている、請求項1から8のいずれか一項に記載のエレベータ装置。
- 請求項1から9のいずれか一項に記載のエレベータ装置のためのエレベータ支持手段(12)であって、以下の構成要素、すなわち
少なくとも2つのリブ(13)を、エレベータ支持手段の長手方向に延在させて備えるリブ機構、
少なくとも1つの張力支持体(14)を、リブ機構のリブ内に取り入れて備える張力支持体機構、および
リブ機構のリブが固着される担体帯(15)
を備え、
実質的に担体帯まで達する溝(16)が、リブ機構の隣り合う2つのリブ(13)の間に形成されている、エレベータ支持手段。 - 請求項10に記載のエレベータ支持手段の製造方法であって、
張力支持体機構を、少なくとも1つの張力支持体がリブ内に取り入れられる様相で、リブ機構内に配置する工程、および
リブ機構を、担体帯へと、実質的に担体帯まで達する溝(16)がリブ機構の隣り合う2つのリブ(13)の間に形成される様相で固着させる工程
を含む、製造方法。
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