JP2008049541A - インクジェット記録媒体及びインクジェット記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】特定の顔料インクを用いた場合に、オフセット印刷物の風合いを得られ、印字適性に優れたインクジェット記録媒体を提供する。
【解決手段】水不溶性又は難溶性の色材、分散媒である水、及び水溶性有機溶媒を含み、色材濃度が6質量%以上でかつ25℃における粘度が5mPa・s以上であるインクを用いたインクジェット記録用のインクジェット記録媒体であって、木材パルプを主成分とする原紙の片面又は両面にカオリン及びバインダーを主成分とするインク受容層を有し、インク受容層に含まれる全ての無機顔料の合計100質量部に対するバインダーの割合が0.5質量部以上10質量部未満であり、かつ無機顔料の合計100質量部に対するカオリンの割合が60質量部以上であり、さらにJIS Z8741による光入射角75度の白紙光沢度が80%未満である。
【選択図】 なし

Description

本発明はインクジェット記録媒体及びそれを用いたインクジェット記録方法に関し、特にオフセット印刷物の風合いを持つインクジェット記録媒体及びそれを用いたインクジェット記録方法に関する。
インクジェット記録方式は、フルカラー化が容易なことや印字騒音が少ない事などから、印字性能の急速な向上に伴って多くの用途に利用されてきている。これらの用途としては、例えば、文書作成ソフトからの文書記録、デジタル写真などのデジタル画像の記録、銀塩写真や本などの美麗な印刷体をスキャナーで取り込んだものの複製、比較的少枚数のポスターなどの展示用画像作成が挙げられる。又、これらの用途にそれぞれ適した構成のインクジェット記録媒体が提案されている。例えば、単に文字を記録する場合は、紙上に直接記録する普通紙タイプの媒体が使用され、銀塩写真に匹敵する解像度と色再現性を得たい場合は、塗工層としてインク受容層を設けた塗工紙タイプが使用される。特に高い光沢度が要求される場合、塗工紙タイプの塗工層を例えばキャスト方式で形成したキャスト紙タイプなどが使用される。一方、ポスターや展示用途の場合、厚手の塗工層を有するロール状タイプが開発され使用される。
高品質なインクジェット記録画像を印字する場合、プリンターより吐出されたインクを吸収する必要があるため、インクジェット記録媒体の原紙上にインク吸収層が設けられる。特に、画像の色再現性を向上させるに従ってインク使用量は多くなるため、インク吸収層にはより大きいインク吸収容量が求められる。このようなことから、インク受容層には合成非晶質シリカなどの多孔性物質が用いられる例が多いが、この場合、インク吸収性は向上するが、光沢度が低く、質感もオフセット印刷物と異なるという問題がある。又、インク受容層の光沢度を高めたキャスト紙タイプのインクジェット記録媒体の場合、一般のオフセット印刷用塗工紙と比べて光沢度が非常に高くなり、また用紙が厚手であるため、やはりオフセット印刷物と風合いが異なる。なお、これらのインクジェット記録媒体は高価な原料、例えばシリカ、ポリビニルアルコール、エチレン酢酸ビニルエマルジョン、インク定着剤(ポリアミン系、DADMAC系、ポリアミジン系等)などを多量に用いているため、一般のオフセット印刷用塗工紙に比べ、製造原価が高い。
一方、一般のオフセット印刷用塗工紙にインクジェットプリンターで印字を行うと、塗工層のインク吸収容量が低いためにフェザーリング(滲み)、ブリード(色境界滲み)、コックリング(印字部の波打ち)といった現象が起きる。また、オフセット印刷用塗工紙にはインクを定着させる薬品が含まれていないため、一般のインクジェット記録媒体に比べて著しく耐水性が劣る。
このようなことから、オフセット印刷物の風合いが得られるインクジェット記録用塗工紙として、カオリンを含む顔料と接着剤とを含む記録層を基材上に有する構成が開示されている(例えば特許文献1参照)。
又、親水性高分子化合物で被覆した微粒子径の水性顔料を含むインクを用いたインクジェット記録に用いる記録用紙として、顔料としてカオリンを90質量部以上含有するインク受理層を有する構成が開示されている(例えば特許文献2参照)。
一方、インクジェット記録に使用されるインクは、水を主成分とし、着色剤及び目詰まり防止等の目的でグリセリン等の湿潤剤を含有するのが通常であるが、画像の色再現性、耐久性、耐光性、乾燥性、フェザーリング、ブリード、ビーディング、両面印刷性、吐出安定性等の種々の品質をバランスよく満足させることが難しいという問題があった。
そこで、近年、従来のインクと比較して濃度や粘度が高く(色材濃度が6質量%以上、25℃における粘度が5mPa・s以上)、インクの浸透性が高い顔料インクが開発されている(例えば特許文献3、4参照)。このインクは固化が速く、フェザーリング、ブリード、コックリングが起こりにくく、さらに、インクが媒体にしみこむ前に固化するため、媒体上に色材が多く存在し、印字濃度が高い。
特開2004−209965号公報 特開2004−91627号公報 特開2003−96344号公報 特開2005−144905号公報
しかしながら、上記した新規のインクを特許文献1記載の塗工紙に用いても、インクの吸収性が十分でない場合があった。又、特許文献2記載の記録用紙は、親水性高分子化合物で被覆した微粒子径の水性顔料を含む特殊なインクに適合したものであり、上記した新規のインクとの適合性が良いとはいえない。
従って本発明の目的は、色材濃度が6質量%以上で25℃における粘度が5mPa・s以上の顔料インクを用いた場合に、オフセット印刷物の風合いを安価に得られ、印字速度が速くてもフェザーリング、ブリード、ビーディング、コックリングが少なく、乾燥性、耐水性にも優れたインクジェット記録媒体及びインクジェット記録方法を提供することにある。
本発明者らは、色材濃度が6質量%以上で25℃における粘度が5mPa・s以上の顔料インクを用いたインクジェット印刷に適し、オフセット印刷物の風合いを得られる構成について検討した結果、インク受容層中の顔料とバインダーの含有量を規定することで上記課題を解決できることを見出した。
すなわち、本発明のインクジェット記録媒体は、水不溶性又は難溶性の色材、分散媒である水、及び水溶性有機溶媒を含み、色材濃度が6質量%以上でかつ25℃における粘度が5mPa・s以上であるインクを用いたインクジェット記録用のインクジェット記録媒体であって、木材パルプを主成分とする原紙の片面又は両面にカオリン及びバインダーを主成分とするインク受容層を有し、該インク受容層に含まれる全ての無機顔料の合計100質量部に対する前記バインダーの割合が0.5質量部以上10質量部未満であり、かつ前記無機顔料の合計100質量部に対する前記カオリンの割合が60質量部以上であり、さらにJIS Z8741による光入射角75度の白紙光沢度が80%未満である。
前記無機顔料の合計100質量部に対する前記バインダーの割合が1質量部以上8質量部未満であることが好ましい。
本発明のインクジェット記録方法は、木材パルプを主成分とする原紙の片面又は両面にカオリン及びバインダーを主成分とするインク受容層を有し、該インク受容層に含まれる全ての無機顔料の合計100質量部に対する前記バインダーの割合が0.5質量部以上10質量部未満であり、かつ前記無機顔料の合計100質量部に対する前記カオリンの割合が60質量部以上であり、さらにJIS Z8741による光入射角75度の白紙光沢度が80%未満であるインクジェット記録媒体に対し、水不溶性又は難溶性の色材、分散媒である水、及び水溶性有機溶媒を含み、色材濃度が6質量%以上でかつ25℃における粘度が5mPa・s以上であるインクを用いてインクジェット記録を行う。
本発明によれば、オフセット印刷物の風合いを安価に得られ、印字速度が速くてもフェザーリング、ブリード、ビーディング、コックリングが少なく、乾燥性、耐水性にも優れたインクジェット記録媒体が得られる。
以下本発明のインクジェット記録媒体に係る実施形態について説明する。
(インク)
本発明のインクジェット記録媒体は、水不溶性又は難溶性の色材、分散媒である水、及び水溶性有機溶媒を含み、色材濃度が6質量%以上でかつ25℃における粘度が5mPa・s以上であるインク(以下、適宜「高濃度・高粘度インク」という)を用いたインクジェット記録に適用される。このインクは濃度や粘度が高いため、固化が速く、フェザーリング、ブリード、コックリングが起こりにくく、さらに、インクが媒体にしみこむ前に固化するため、媒体上に色材が多く存在し、印字濃度が高い。
インク中の色材濃度が6質量%未満である場合、又は25℃におけるインク粘度が5mPa・s未満である場合、本発明の記録媒体に印字した場合にインクの浸透性・速乾性・耐水性などが劣る。
このようなインクとしては、例えばリコー社から上市されているジェルジェットプリンターに用いるインクが挙げられ、このインクの構成は上述の特許文献3,4に記載されている。
(原紙)
原紙は木材パルプを主成分とする。原料パルプとして、化学パルプ(針葉樹の晒または未晒クラフトパルプ、広葉樹の晒または未晒クラフトパルプ等)、機械パルプ(グラウンドパルプ、サーモメカニカルパルプ、ケミカルサーモメカニカルパルプ等)、脱墨パルプ等のパルプを単独または任意の割合で混合して使用することができる。
原紙の抄紙pHは、酸性、中性、アルカリ性のいずれでも良い。また、原紙中の填料量が増えると、紙の不透明度が向上する傾向があるため、紙中に填料を含有させることは好ましい。填料としては、水和珪酸、ホワイトカーボン、タルク、カオリン、クレー、炭酸カルシウム、酸化チタン、合成樹脂填料等の公知の填料を使用することができる。さらに本発明の原紙には必要に応じて硫酸バンド、サイズ剤、紙力増強剤、歩留まり向上剤、着色剤、染料、消泡剤、pH調整剤等の助剤を含有しても良い。なお原紙の坪量は特に制限されない。
本発明の原紙にインク受容層を設ける前に、紙力増強やサイズ性付与などを目的とし、澱粉、PVA、サイズ剤などから調成されたサイズプレス液を含浸または塗布しても良い。含浸または塗布を行う方法については特に制限を設けないが、ポンド式サイズプレスに代表される含浸法、あるいはロッドメタリングサイズプレスやゲートロールコーター、ブレードコーターに代表される塗布法で行われることが好ましい。また、該サイズプレス液を含浸、あるいは塗布するときに、本発明の効果を損なわない範囲で、必要に応じて蛍光染料、導電剤、保水剤、耐水化剤、pH調整剤、消泡剤、潤滑剤、防腐剤、界面活性剤等の助剤を任意の割合で混合することができる。
(インク受容層)
1.インク受容層の顔料
インク受容層の顔料は、カオリンを主体とする。カオリンはカオリナイト、ハロイサイト、ディッカイト、ナックライトといったカオリン鉱物を少なくとも1種類以上含む粘土のことであり、一般的なオフセット印刷用塗工紙に使用される公知のカオリンであればいかなるものを用いて良い。カオリンとしては、例えばジョージア産、ブラジル産、中国産等の産地や、1級、2級、デラミ等のグレードに限定されず、1種類または2種類以上のカオリンを混合したものを適宜選択して使用することができる。
インク受容層に含まれる全ての無機顔料の合計100質量部に対するカオリンの割合が60質量部以上であることが必要である。カオリンの含有割合が60質量部未満の場合、カオリンによる特有の光沢度をインク受容層に発現させることが難しく、又、水系インクに対する濡れ性や塗工紙の質感が失われ、オフセット印刷物の風合いが得られない。カオリンの含有割合が70質量部以上であることが好ましく、カオリンの含有割合が100質量部(無機顔料の100%がカオリン)であることが最も好ましい。
インク受容層に用いるカオリン以外の無機顔料としては、一般的なオフセット印刷用塗工紙に使用される公知の顔料であればいかなるものも用いて良い。無機顔料として、例えば重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、シリカ複合炭酸カルシウム、タルク、上記カオリンを焼成した焼成カオリン、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、アルミナ、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、シリカ、珪酸カルシウム、ベントナイト、ゼオライト、セリサイト及びスメクタイト等の無機顔料の中から1種類ないし2種類以上を適宜選択して使用することができる。
2.インク受容層のバインダー
インク受容層に用いるバインダーは、一般的なオフセット印刷用塗工紙に使用される公知のバインダーであればいかなるものも用いて良い。バインダーとして、例えば酸化澱粉やエーテル化澱粉、エステル化澱粉等の澱粉類、SBラテックスやNBラテックス等のラテックス類、ポリビニルアルコール及びその変性物、カゼイン、ゼラチン、カルボキシメチルセルロース、ポリウレタン、酢酸ビニル及び不飽和ポリエステル樹脂等のバインダーの中から1種類ないし2種類以上を適宜選択して使用することができるが、調成された塗料の流動性や塗工適性の観点から、ラテックス類ないし澱粉類、またはその混合物用いることが好ましい。
インク受容層に含まれる全ての無機顔料の合計100質量部に対するバインダーの割合が0.5質量部以上10質量部未満であることが必要である。バインダーの含有量が0.5質量部未満の場合、インク受容層の強度が不足する。一方、バインダーの含有量が10質量部を超えるとインク受容層中に存在する空隙がバインダーによって満たされ、インクの吸収容量が少なくなるため、高濃度・高粘度インクを用いた場合に良好な印字品質を得ることが困難となる。
無機顔料の合計100質量部に対するバインダーの割合が1質量部以上8質量部未満であることが好ましい。
(その他の成分)
インク受容層には、その他必要に応じて、プラスチックピグメント等の有機顔料、顔料分散剤、増粘剤、保水剤、滑剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、着色染料、着色顔料、蛍光染料、防腐剤、耐水化剤、界面活性剤、pH調整剤等の助剤を適宜添加することができる。
なお、前記有機顔料の割合は無機顔料の合計100質量部に対して20質量部以下であることが好ましい。
(塗工量)
インク受容層の塗工量は特に制限を設けないが、2g/m以上40g/m未満であることが好ましく、特に5g/m以上30g/m未満であることが好ましい。インク受容層の塗工量が2g/m未満の場合、基材となる原紙を充分に被覆することができないため、塗工紙表面にガサつきが残り、非塗工紙に似た風合いを帯び、目的としたオフセット印刷物の風合いを持つ印字物を得ることができない。また、塗工量が2g/m未満の場合、インク受容層の吸収容量も充分ではないため、フェザーリングやブリードといった印字不良を起こしやすい。一方、インク受容層の塗工量が40g/m以上となると、塗工時の乾燥負荷が大きいため、作業性が劣り、また高コストとなる。
(塗工方法)
原紙上にインク受容層を設ける方法としては、一般的な塗工装置である、ブレードコーター、ロールコーター、エアーナイフコーター、バーコーター、ゲートロールコーター、カーテンコーター、グラビアコーター、フレキソグラビアコーター、スプレーコーター、サイズプレス等の各種装置を、オンマシンまたはオフマシンで使用することができる。また、インク受容層は1層又は2層以上設けても良く、さらに、インク受容層を設けた後にマシンカレンダー、スーパーカレンダー、ソフトカレンダー、シューカレンダー等のカレンダー装置で表面処理することもできる。
(白紙光沢度)
インクジェット記録媒体のインク受容層表面のJIS Z8741による光入射角75度の白紙光沢度は80%未満であることが必要である。白紙光沢度が80%を超えるものは、高い光沢度を得るために非常に強いカレンダー処理を行っているため、インク受容層中の空隙が減少し、良好なインク吸収性が得られない。また、光沢度が低すぎる場合は、オフセット印刷物の風合いを損ねてしまう恐れがあるので、白紙光沢度は15%以上であることが好ましい。より好ましくは、白紙光沢度は15%以上75%未満である。
<実施例>
以下、本発明を実施例によって更に詳述するが、本発明はこれによって限定されるものではない。又、特に断らない限り、以下に記載する「部」及び「%」は、それぞれ「質量部」及び「質量%」を示す。
(原紙の作製)
広葉樹漂白クラフトパルプ(濾水度480ml)70質量%と針葉樹漂白クラフトパルプ(濾水度500ml)30質量%とを混合し、これに対し、カチオン化澱粉を対パルプ0.5%添加し、アルキルケテンダイマーを対パルプ0.05%添加し、硫酸バンドを対パルプ2%添加し、炭酸カルシウムを対パルプ10%添加して紙料とした。この紙料を用いて長網抄紙機で紙匹を形成し、3段のウェットプレスを行い乾燥した後、マシンカレンダー処理して、坪量80g/mの原紙を得た。
<記録媒体サンプル1>
原紙上にカオリン(DB−KOTE:イメリス社製)100部、バインダーとなるSBラテックス(ガラス転移温度15℃)7部、バインダーとなる酸化澱粉(マーメイド210:敷島スターチ社製)1部、水酸化ナトリウム0.1部、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部及び希釈水を混合して固形分65%の塗料を得た。この塗料を、ブレードコーターを用いて塗工量12g/mとなるように塗工した。塗工後、紙中水分率5%となるまで乾燥し、JIS Z8741に基づく光入射角75度の白紙光沢度が70%となるよう、スーパーカレンダー処理してインクジェット記録媒体を得た。
<記録媒体サンプル2>
スーパーカレンダー処理を行わなかったこと以外は、記録媒体サンプル1とまったく同様にして、JIS Z8741に基づく光入射角75度の白紙光沢度が25%のインクジェット記録媒体を得た。
<記録媒体サンプル3>
原紙上にカオリン(DB−KOTE:イメリス社製)100部、有機顔料としてプラスチックピグメント(V1004:日本ゼオン社製)10部、バインダーとなるSBラテックス(ガラス転移温度15℃)7部、バインダーとなる酸化澱粉(マーメイド210:敷島スターチ社製)1部、水酸化ナトリウム0.1部、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部及び希釈水を混合して固形分65%の塗料を得た。この塗料を、ブレードコーターを用いて塗工量12g/mとなるように塗工した。塗工後、紙中水分率5%となるまで乾燥し、JIS Z8741に基づく光入射角75度の白紙光沢度が70%となるよう、スーパーカレンダー処理してインクジェット記録媒体を得た。
<記録媒体サンプル4>
原紙上にカオリン(DB−KOTE:イメリス社製)75部、重質炭酸カルシウム(ハイドロカーブ90:オミヤ社製)25部、バインダーとなるSBラテックス(ガラス転移温度15℃)7部、バインダーとなる酸化澱粉(マーメイド210:敷島スターチ社製)1部、水酸化ナトリウム0.1部、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部及び希釈水を混合して固形分65%の塗料を得た。この塗料を、ブレードコーターを用いて塗工量12g/mとなるように塗工した。塗工後、紙中水分率5%となるまで乾燥し、JIS Z8741に基づく光入射角75度の白紙光沢度が60%となるようスーパーカレンダー処理してインクジェット記録媒体を得た。
<記録媒体サンプル5>
原紙上にカオリン(DB−KOTE:イメリス社製)100部、バインダーとなるSBラテックス(ガラス転移温度15℃)4部、水酸化ナトリウム0.1部、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部及び希釈水を混合して固形分65%の塗料を得た。この塗料を、ブレードコーターを用いて塗工量12g/mとなるように塗工した。塗工後、紙中水分率5%となるまで乾燥し、JIS Z8741に基づく光入射角75度の白紙光沢度が70%となるよう、スーパーカレンダー処理してインクジェット記録媒体を得た。
<比較サンプル1>
JIS Z8741に基づく光入射角75度の白紙光沢度が85%となるようスーパーカレンダー処理したこと以外は、記録媒体サンプル3とまったく同様にしてインクジェット記録媒体を得た。
<比較サンプル2>
原紙上にカオリン(DB−KOTE:イメリス社製)25部、重質炭酸カルシウム(ハイドロカーブ90:オミヤ社製)75部、バインダーとなるSBラテックス(ガラス転移温度15℃)7部、バインダーとなる酸化澱粉(マーメイド210:敷島スターチ社製)1部、水酸化ナトリウム0.1部、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部及び希釈水等を適宜添加した固形分65%の塗料を、ブレードコーターを用いて塗工量12g/mとなるように塗工した。塗工後、紙中水分率5%となるまで乾燥し、JIS Z8741に基づく光入射角75度の白紙光沢度が50%となるようスーパーカレンダー処理してインクジェット記録媒体を得た。
<比較サンプル3>
原紙上にカオリン(DB−KOTE:イメリス社製)100部、バインダーとなるSBラテックス(ガラス転移温度15℃)10部、バインダーとなる酸化澱粉(マーメイド210:敷島スターチ社製)6部、水酸化ナトリウム0.1部、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部及び希釈水を混合して固形分65%の塗料を得た。この塗料を、ブレードコーターを用いて塗工量12g/mとなるように塗工した。塗工後、紙中水分率5%となるまで乾燥し、JIS Z8741に基づく光入射角75度の白紙光沢度が70%となるようスーパーカレンダー処理してインクジェット記録媒体を得た。
<比較サンプル4>
原紙上にカオリン(DB−KOTE:イメリス社製)50部、重質炭酸カルシウム(ハイドロカーブ90:オミヤ社製)50部、バインダーとなるSBラテックス(ガラス転移温度15℃)7部、バインダーとなる酸化澱粉(マーメイド210:敷島スターチ社製)1部、水酸化ナトリウム0.1部、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部及び希釈水を混合して固形分65%の塗料を得た。この塗料を、ブレードコーターを用いて塗工量12g/mとなるように塗工した。塗工後、紙中水分率5%となるまで乾燥し、JIS Z8741に基づく光入射角75度の白紙光沢度が60%となるようスーパーカレンダー処理してインクジェット記録媒体を得た。
<比較サンプル5>
原紙上に合成非晶質シリカ(ファインシールX−60:トクヤマ社製)80部、合成非晶質シリカ(ファインシールX−37B:トクヤマ社製)20部、ポリビニルアルコール(PVA117:クラレ社製)30部、エチレン酢酸ビニルエマルジョン5部、ポリアミン系染料定着剤10部、消泡剤(SNデフォーマー480:サンノプコ社製)0.5部および希釈水を添加して固形分15%の塗料を得た。この塗料を、ブレードコーターを用いて塗工量12g/mとなるように塗工した。塗工後、紙中水分率5%となるまで乾燥し、線圧981N/cm(100kgf/cm)の条件でソフトカレンダー処理してインクジェット記録媒体を得た。
記録媒体サンプル1を用い、市販の顔料インクジェットプリンター(リコー社製ジェルジェットプリンター、IPSiO GX5000、純正インクの色材濃度6質量%以上でインク粘度5mPa・s以上)により「光沢紙/はやい」モードで印字を行い、以下の評価方法に準じて印字評価した。
記録媒体サンプル1の代わりに記録媒体サンプル2を用いたこと以外は実施例1と同様にして印字を行い、評価した。
記録媒体サンプル1の代わりに記録媒体サンプル3を用いたこと以外は実施例1と同様にして印字を行い、評価した。
記録媒体サンプル1の代わりに記録媒体サンプル4を用いたこと以外は実施例1と同様にして印字を行い、評価した。
記録媒体サンプル1の代わりに記録媒体サンプル5を用いたこと以外は実施例1と同様にして印字を行い、評価した。
<比較例1>
記録媒体サンプル1の代わりに比較サンプル1を用いたこと以外は実施例1と同様にして印字を行い、評価した。
<比較例2>
記録媒体サンプル1の代わりに比較サンプル2を用いたこと以外は実施例1と同様にして印字を行い、評価した。
<比較例3>
記録媒体サンプル1の代わりに比較サンプル3を用いたこと以外は実施例1と同様にして印字を行い、評価した。
<比較例4>
記録媒体サンプル1を用い、市販の顔料インクジェットプリンター(セイコーエプソン社製、PX−G900、純正インクの色材濃度6質量%未満でインク粘度5mPa・s未満)により「普通紙/きれい」モードで印字を行い、以下の評価方法に準じて印字評価した。
<比較例5>
記録媒体サンプル1の代わりに記録媒体サンプル2を用いたこと以外は比較例4と同様にして印字を行い、評価した。
<比較例6>
記録媒体サンプル1の代わりに記録媒体サンプル3を用いたこと以外は比較例4と同様にして印字を行い、評価した。
<比較例7>
記録媒体サンプル1の代わりに記録媒体サンプル4を用いたこと以外は比較例4と同様にして印字を行い、評価した。
<比較例8>
記録媒体サンプル1の代わりに記録媒体サンプル5を用いたこと以外は比較例4と同様にして印字を行い、評価した。
<比較例9>
記録媒体サンプル1を用い、市販の染料インクジェットプリンター(セイコーエプソン社製、PM−G800、純正インクの色材濃度6質量%未満でインク粘度5mPa・s未満)により「普通紙/きれい」モードで印字を行い、以下の評価方法に準じて印字評価した。
<比較例10>
記録媒体サンプル1の代わりに記録媒体サンプル2を用いたこと以外は比較例9と同様にして印字を行い、評価した。
<比較例11>
記録媒体サンプル1の代わりに記録媒体サンプル3を用いたこと以外は比較例9と同様にして印字を行い、評価した。
<比較例12>
記録媒体サンプル1の代わりに記録媒体サンプル4を用いたこと以外は比較例9と同様にして印字を行い、評価した。
<比較例13>
記録媒体サンプル1の代わりに記録媒体サンプル5を用いたこと以外は比較例9と同様にして印字を行い、評価した。
<比較例14>
記録媒体サンプル1の代わりに比較サンプル4を用いたこと以外は実施例1と同様にして印字を行い、評価した。
<比較例15>
記録媒体サンプル1の代わりに比較サンプル5を用いたこと以外は実施例1と同様にして印字を行い、評価した。
<評価方法>
1.フェザーリング
各プリンターにて0.75ポイント、1.5ポイント、2.25ポイントの太さの直線を0.5mm間隔で印字し、インクの滲み(フェザーリング)を目視して、以下の基準で評価した。
○:滲みが無く、良好なレベルである。
△:若干滲みがあるが、実用上問題の無いレベルである。
×:滲みが目立ち、実用に耐えないレベルである。
2.ブリード
各プリンターにて赤と黄色のベタ四角形(ともに20mm四方)を互いに接するように印字し、色境界部分の滲み(ブリード)を目視し、以下の基準で評価した。
○:色境界滲みが無く、良好なレベルである。
△:若干色境界滲みがあるが、実用上問題の無いレベルである。
×:色境界滲みが目立ち、実用に耐えないレベルである。
3.ビーディング
各プリンターにて緑色のベタ四角形(20mm四方)を印字し、インクの凝集ムラ(ビーディング)を目視し、以下の基準で評価した。
○:凝集ムラが無く、良好なレベルである。
△:若干凝集ムラがあるが、実用上問題の無いレベルである。
×:凝集ムラが目立ち、実用に耐えないレベルである。
なお、ビーディングとは、インク吸収性が悪い等の理由により、最初に打ち込まれたインク滴が記録媒体中に完全に吸収される前に、次に打ち込まれた別の色のインク滴がこれに接することにより、インク滴が混ざり合い、ブツブツしたムラになるものである。
4.コックリング
各プリンターにて帯状の緑ベタ四角形(幅15mm、長さ150mm)を印字し、印字部波打ち(コックリング)を目視し、以下の基準で評価した。
○:印字部の波打ちが無く、良好なレベルである。
△:若干印字部の波打ちがあるが、実用上問題の無いレベルである。
×:印字部の波打ちが目立ち、実用に耐えないレベルである。
5.乾燥性
各プリンターにて0.75ポイントの太さの黒色直線を印字し、印字直後に指で擦り、以下の基準で乾燥性を評価した。
○:指で擦っても印字部がほとんど延びず、乾燥が速く、良好なレベルである。
△:指で擦ると印字部が若干延び、やや乾燥が遅いが、実用上問題の無いレベルである。
×:指で擦ると印字部が延び、乾燥が遅く、実用に耐えないレベルである。
6.耐水性
各プリンターにて「電」の文字を明朝、10.5ポイントで印字した記録媒体サンプルを1日放置後、印字部を30秒間水に晒したものを、目視し、以下の基準で耐水性を評価した。
○:インクの流出が無く、良好なレベルである。
△:若干インクの流出があるが、実用上問題の無いレベルである。
×:インクが流出し、実用に耐えないレベルである。
7.オフセット印刷物調の風合い
各プリンターにて所定のパターンをインクジェット印字した。これと同一のパターンをオフセット印刷用塗工紙(白紙光沢度が50%以上の記録媒体サンプルに対しては日本製紙株式会社製「オーロラコート」を使用し、白紙光沢度が50%未満の記録媒体サンプルに対しては日本製紙株式会社製「オーロラLマット」を使用)にオフセット印刷した。各インクジェット印刷物の見た目や手触り等の質感をオフセット印刷物と比較し、以下の基準で評価した。
○:見た目や手触り等の質感がオフセット印刷物に近く、オフセット印刷物の風合いを有している。
×:見た目や手触り等の質感がオフセット印刷物と異なり、オフセット印刷物の風合いを有していない。
8.白紙光沢度
JIS Z8741に準じて、光入射角75度の白紙光沢度を光沢度計(村上色彩技術研究所製、True GLOSS GM-26PRO)を用いて測定した。
得られた結果を表1、表2に示す。
Figure 2008049541
Figure 2008049541
表1、2から明らかなように、各実施例の場合、画像のフェザーリング、ブリード、ビーディング、コックリングが少なく、乾燥性、耐水性にも優れ、種々の品質をバランスよく満足したとともに、オフセット印刷物調の風合いも得られた。
なお、通常、印字速度が速いと最初に打たれたインク滴が記録媒体中に吸収される前に次のインク滴が打たれるので、ビーディングが発生しやすくなるが、各実施例の場合、各プリンターの印字速度(A4縦連続印刷で2.0ppm(頁/分)以上であり、光沢紙用の記録モードとしては速い印字速度)で印字してもインク吸収性不足によるビーディングが発生することはなかった。
一方、白紙光沢度が80%以上である比較例1の場合、ビーディングが顕著になったが、これは高い光沢度を得るためカレンダー処理を強い線圧で行ったので、インク受容層の空隙が著しく減少し、インク吸収性が低下したためと考えられる。無機顔料に対するカオリンの含有量が60質量部未満である比較例2、14の場合もビーディングが顕著になったが、これはインク受容層中の炭酸カルシウムの割合を増やすと光沢度が出にくくなるため、目標の光沢度を得るためカレンダー処理を強線圧で行わなければならず、インク受容層の空隙が著しく減少し、インク吸収性が低下したためと考えられる。
さらに無機顔料としてシリカを使用し、カオリンを全く含まない比較例15の場合、インク吸収性等の印字品質は充分であるが、オフセット印刷物の風合いを得ることはできなかった。
又、無機顔料に対するバインダーの含有量が10質量部以上である比較例3の場合もビーディングが顕著になったが、これはインク受容層の空隙をバインダーが埋めてしまい、インク吸収性が低下したためと考えられる。
インクとして従来の顔料インク(色材濃度、粘度ともに低い)を用いた比較例4〜8の場合、乾燥性が低下した。
インクとして従来の染料インク(色材濃度、粘度ともに低い)を用いた比較例9〜13の場合、ビーディング以外の評価項目が全て悪くなった。

Claims (3)

  1. 水不溶性又は難溶性の色材、分散媒である水、及び水溶性有機溶媒を含み、色材濃度が6質量%以上でかつ25℃における粘度が5mPa・s以上であるインクを用いたインクジェット記録用のインクジェット記録媒体であって、木材パルプを主成分とする原紙の片面又は両面にカオリン及びバインダーを主成分とするインク受容層を有し、該インク受容層に含まれる全ての無機顔料の合計100質量部に対する前記バインダーの割合が0.5質量部以上10質量部未満であり、かつ前記無機顔料の合計100質量部に対する前記カオリンの割合が60質量部以上であり、さらにJIS Z8741による光入射角75度の白紙光沢度が80%未満であるインクジェット記録媒体。
  2. 前記無機顔料の合計100質量部に対する前記バインダーの割合が1質量部以上8質量部未満である請求項1に記載のインクジェット記録媒体。
  3. 木材パルプを主成分とする原紙の片面又は両面にカオリン及びバインダーを主成分とするインク受容層を有し、該インク受容層に含まれる全ての無機顔料の合計100質量部に対する前記バインダーの割合が0.5質量部以上10質量部未満であり、かつ前記無機顔料の合計100質量部に対する前記カオリンの割合が60質量部以上であり、さらにJIS Z8741による光入射角75度の白紙光沢度が80%未満であるインクジェット記録媒体に対し、水不溶性又は難溶性の色材、分散媒である水、及び水溶性有機溶媒を含み、色材濃度が6質量%以上でかつ25℃における粘度が5mPa・s以上であるインクを用いてインクジェット記録を行うインクジェット記録方法。
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JP2011073265A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Nippon Paper Industries Co Ltd インクジェット記録媒体
JP2014237897A (ja) * 2013-06-05 2014-12-18 王子ホールディングス株式会社 印刷用塗工紙

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