JP2008047374A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】基板接続端子と回路基板とのはんだ付け性を向上させる。
【解決手段】コネクタ側に設けられている基板接続端子8とケース接続ピン7にそれぞれ対応している複数個の孔12,13が設けられているケース6の外側に、基板接続端子8およびケース接続ピン7を対応する孔12,13に挿入させてコネクタを取り付け、かつ、基板接続端子8と孔13およびケース接続ピン7と孔12との間を液状接着剤で固定しているとともに、電子部品を実装した回路基板4をケース6の内側に配設して回路基板4と基板接続端子8と接続して成る電子機器において、ケース6における孔12,13の周囲に、基板接続端子8およびケース接続ピン7と孔12,13との間に各々充填された液状接着剤の余剰分を吸収する凹部20,21を設けた。
【選択図】図5
【解決手段】コネクタ側に設けられている基板接続端子8とケース接続ピン7にそれぞれ対応している複数個の孔12,13が設けられているケース6の外側に、基板接続端子8およびケース接続ピン7を対応する孔12,13に挿入させてコネクタを取り付け、かつ、基板接続端子8と孔13およびケース接続ピン7と孔12との間を液状接着剤で固定しているとともに、電子部品を実装した回路基板4をケース6の内側に配設して回路基板4と基板接続端子8と接続して成る電子機器において、ケース6における孔12,13の周囲に、基板接続端子8およびケース接続ピン7と孔12,13との間に各々充填された液状接着剤の余剰分を吸収する凹部20,21を設けた。
【選択図】図5
Description
本発明は電子機器に関するものであり、特に、コネクタ側に設けられている基板接続端子とケース接続ピンにそれぞれ対応している複数個の孔が設けられているケースの外側に、前記基板接続端子および前記ケース接続ピンを対応する前記孔に挿入させて前記コネクタを取り付け、かつ、前記孔と前記基板接続端子および前記孔と前記ケース接続ピンとの間を液状接着剤で固定しているとともに、電子部品を実装した回路基板を前記ケースの内側に配設して該回路基板と前記基板接続端子とを接続している電子機器に関するものである。
従来、電子部品を実装した回路基板をケース内に搭載するとともに、該回路基板上の回路を外部の回路と接続させるコネクタをケースの外側に設け、該コネクタを介して内部回路と外部回路とを接続可能にした電子機器は知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載される電子機器は、ケースの一端側でコネクタが該ケースおよび回路基板に連結され、その後、該コネクタとケースと回路基板との間の隙間に樹脂を充填し、密閉筐体とした構造になっている。この構造では、樹脂が硬化するまでの間、コネクタとケースとの間が動きやすく、取り扱いが面倒で、生産効率が悪いという問題があった。
その問題を解決する構造として、例えば図7〜図11に示すような電子機器が知られている。図7〜図11に示す電子機器1は、ケース2とコネクタ3と回路基板4と充填樹脂5等により構成されている。
上記コネクタ3は、相手方のプラグコネクタ(図示略)が挿入嵌合されるソケット部5を前面に設けた箱状の樹脂製ケース6を有する。該ケース6の下面には、複数のケース接続ピン7,7…と複数の基板接続端子8,8…が各々下側に向かって突設されている。なお、複数のケース接続ピン7,7…は樹脂製ケース6と一体に形成されている。一方、基板接続端子8,8…は導電性のコンタクトピンで、樹脂製ケース6の成形時にインサートされ、一端側をソケット部5の受容空間内に突出させた状態で設けられている。
上記ケース2は、箱状に形成された合成樹脂製の一体成形品で、前部の外側にはコネクタ3を収容するコネクタ収容凹部9が設けられている。一方、ケース2の内部には回路基板4を収容する回路基板収容凹部10が下面から上面に向かって形成されている。また、該回路基板収容凹部10内には、該回路基板収容凹部10とコネクタ収容凹部9との間を仕切るとともに、回路基板4を該回路基板収容凹部10内に位置決めする座部として機能する壁11が設けられている。該壁11には、コネクタ収容凹部9内に収容されたコネクタ3のケース接続ピン7,7…および基板接続端子8,8…に対応して、複数の孔12,12…および孔13,13…が、コネクタ収容凹部9から回路基板収容凹部10に貫通して設けられている。また、ケース2の前後の部分には、一端側が回路基板収容凹部10内に露出し、他端側がケース2から外部に導出された状態にして、金属製のアース端子14,14がケース2の成形時にインサートされて設けられている。
回路基板4は、電子部品(図示略)が実装されたプリント配線板で、コネクタ3のケース接続ピン7,7…に対応する複数の取付孔15,15…および基板接続端子8,8…に対応する複数のスルーホール16,16…が設けられている。
次に、組立手順を説明する。まず、ケース2のコネクタ収容凹部9内にコネクタ3を差
し込むと、ケース接続ピン7,7…が孔12,12…を貫通して回路基板収容凹部10内に突出するとともに、基板接続端子8,8…が孔13,13…を貫通して同じく回路基板収容凹部10内に突出する。
し込むと、ケース接続ピン7,7…が孔12,12…を貫通して回路基板収容凹部10内に突出するとともに、基板接続端子8,8…が孔13,13…を貫通して同じく回路基板収容凹部10内に突出する。
次いで、図11に示すように、ケース2を上下逆さに配置し、回路基板収容凹部10側から、ケース接続ピン7,7…と孔12,12…との間および基板接続端子8,8…と孔13,13…との間にそれぞれ低粘度樹脂等の液状接着剤を充填し、この液状接着剤を硬化させてケース接続ピン7,7…と孔12,12…との間および基板接続端子8,8…と孔13,13…との間を各々固定し、斯くしてコネクタ3をケース2に仮固定する。
次いで、回路基板収容凹部10側から壁11上に回路基板4を当接配置すると、ケース接続ピン7,7…が取付孔15,15…内に挿入されるとともに、基板接続端子8,8…がスルーホール16,16…内に挿入され、かつ、回路基板4の一部がアース端子14,14と当接する。この状態で、基板接続端子8,8…とスルーホール16,16…との間等を半田付けすると、コネクタ3の基板接続端子8,8…が回路基板4と電気接続される。
その後、熱伝導性樹脂を回路基板4の上からケース2の回路基板収容凹部10内に充填し、この熱伝導性樹脂で回路基板収容凹部10内の隙間および開口表面を塞ぐと、回路基板収容凹部10の開口面が熱伝導性樹脂で塞がれた密閉形の電子機器が完成する。図7,図9および図10はその完成後の電子機器1を示す。
このように構成された電子機器では、ケース2に液状接着剤を注入してコネクタ3を仮固定した後、回路基板4をコネクタ3に取り付けるので、組立作業が良好であり、また、組立作業時における位置精度も得られ、高品質の電子機器を効率良く生産することができる。
上述したように、図7〜図11に示した電子機器では、コネクタ3をケース2に仮固定するときに、ケース接続ピン7,7…と孔12,12…との間および基板接続端子8,8…と孔13,13…との間にそれぞれ低粘度樹脂等の液状接着剤を充填して固定している。しかしながら、このような構造の電子機器では、液状接着剤の充填量が少ないとケース2に対するコネクタ3の固定が不安定になり、反対に多くなると余剰の接着剤が孔12,12…および13,13…の周囲にはみ出し、盛り上がった状態で硬化される。接着剤が盛り上がった状態で硬化されると、この後に装着される回路基板4が壁11と密着せずに浮き上がり、ケース接続ピン7,7…と取付孔15,15…との接続および基板接続端子8,8…とスルーホール16,16…との接続が不安定になり、基板接続端子8,8…と回路基板4との半田不良が発生するおそれがあった。
そこで、基板接続端子と回路基板とのはんだ付け性を向上させるために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、コネクタ側の基板接続端子とケース接続ピンにそれぞれ対応している複数個の孔が設けられているケースの外側に、前記基板接続端子および前記ケース接続ピンを対応する前記孔に挿入させて前記コネクタを取り付け、かつ、前記孔と前記基板接続端子および前記孔と前
記ケース接続ピンとの間を液状接着剤で固定しているとともに、電子部品を実装した回路基板を前記ケースの内側に配設して該回路基板と前記基板接続端子とを接続して成る電子機器において、前記ケースの前記孔の周囲に、該孔と前記基板接続端子との間および該孔と前記ケース接続ピンとの間に充填された前記液状接着剤の余剰分を吸収する凹部を設けた電子機器を提供する。
記ケース接続ピンとの間を液状接着剤で固定しているとともに、電子部品を実装した回路基板を前記ケースの内側に配設して該回路基板と前記基板接続端子とを接続して成る電子機器において、前記ケースの前記孔の周囲に、該孔と前記基板接続端子との間および該孔と前記ケース接続ピンとの間に充填された前記液状接着剤の余剰分を吸収する凹部を設けた電子機器を提供する。
この構成によれば、基板接続端子およびケース接続ピンと孔との間に充填された液状接着剤が多い場合は、その余剰分は凹部内に吸収され、ケース表面にはみ出して盛り上がることがない。したがって、ケース表面に密着させた状態で回路基板を配設する構造であっても、回路基板を常にケースに密着させた状態にして、ケース接続ピンと回路基板との接続処理および基板接続端子と回路基板との接続処理を確実に行うことができる。
請求項2記載の発明は、請求項1において、上記複数の孔に連通させて上記凹部を設けた電子機器を提供する。
この構成によれば、1つの凹部が複数個の孔に連通しているので、1つの凹部に液状接着剤を流し込むと、その液状接着剤は互いに連通している複数個の孔に流れ込むので、孔毎に液状接着剤の注入を実行する必要がなく、該液状接着剤の注入箇所が低減する。
請求項3記載の発明は、請求項1または2項において、上記コネクタの外面で、かつ、上記基板接続端子およびケース接続ピンがそれぞれ突出されている部分の周囲に、前記基板接続端子およびケース接続ピンと上記孔との間に充填された上記液状接着剤の余剰分を吸収する凹部を設けた電子機器を提供する。
この構成によれば、基板接続端子およびケース接続ピンと孔との間に充填された液状接着剤がコネクタ側に漏出した場合は、その漏出した液状接着剤をコネクタ側の凹部内に吸収することができる。
請求項1記載の発明は、回路基板をケースに常に密着させた状態で、ケース接続ピンと回路基板との接続処理および基板接続端子と回路基板との接続処理を確実に行うことができるので、基板接続端子と回路基板との半田付け性が向上する。
請求項2記載の発明は、液状接着剤の注入箇所を減らして作業工数を低減することができるので、請求項1の発明の効果に加えて、生産性の向上が図れる。
請求項3記載の発明は、基板接続端子およびケース接続ピンと孔との間に充填された液状接着剤がコネクタ側に漏出した場合は、その漏出した液状接着剤をコネクタ側の凹部で吸収することができるので、請求項1または2の発明の効果に加えて、より一層前記半田付け性が向上する。
基板接続端子と回路基板とのはんだ付け性を向上させるという目的を達成するために、コネクタ側の基板接続端子とケース接続ピンにそれぞれ対応している複数個の孔が設けられているケースの外側に、前記基板接続端子および前記ケース接続ピンを対応する前記孔に挿入させて前記コネクタを取り付け、かつ、前記孔と前記基板接続端子および前記孔と前記ケース接続ピンとの間を液状接着剤で固定しているとともに、電子部品を実装した回路基板を前記ケースの内側に配設して該回路基板と前記基板接続端子とを接続して成る電子機器において、前記ケースの前記孔の周囲に、該孔と前記基板接続端子との間および該孔と前記ケース接続ピンとの間に充填された前記液状接着剤の余剰分を吸収する凹部を設
けて実現した。
けて実現した。
以下、本発明の電子機器について、好適な実施例をあげて説明する。
図1〜図5は本発明を適用した電子機器の一実施の形態を示すものである。なお、図1〜図5の電子機器において、図7〜図11に示した電子機器と対応する部分については、同一符号を付して説明する。
図1〜図5は本発明を適用した電子機器の一実施の形態を示すものである。なお、図1〜図5の電子機器において、図7〜図11に示した電子機器と対応する部分については、同一符号を付して説明する。
図1〜図5において、電子機器1はケース2とコネクタ3と回路基板4と充填樹脂5等により構成されている。
上記コネクタ3は、相手方のプラグコネクタ(図示略)が挿入嵌合されるソケット部5を前面に設けた箱状の樹脂製ケース6を有する。該ケース6の下面には、複数のケース接続ピン7,7…と複数の基板接続端子8,8…が下側に向かって突設されている。なお、複数のケース接続ピン7,7…は樹脂製ケース6と一体に形成されている。一方、基板接続端子8,8…は導電性のコンタクトピンで、樹脂製ケース6の成形時にインサートされ、一端側をソケット部5の受容空間内に突出させた状態で設けられている。
上記ケース2は、箱状に形成された合成樹脂製の一体成形品で、前部の外側にはコネクタ3を収容するコネクタ収容凹部9が設けられている。一方、ケース2の内部には回路基板4を収容する回路基板収容凹部10が下面から上面に向かって形成されている。また、該回路基板収容凹部10内には、該回路基板収容凹部10とコネクタ収容凹部9との間を仕切るとともに、回路基板4を該回路基板収容凹部10内に位置決めする座部として機能する壁11が設けられている。該壁11には、コネクタ収容凹部9内に収容されたコネクタ3のケース接続ピン7,7…および基板接続端子8,8…に対応して、複数の孔12,12…および孔13,13…が、コネクタ収容凹部9から回路基板収容凹部10に貫通して設けられている。
また、ケース2の凹部10側において、壁11には、図3〜図5に示すように、前後における左右1対の孔12,12の周囲に、この左右1対の孔12,12同士が連通した状態で、かつ、該周囲の外側よりも一段凹んだ状態に形成して凹部20,20が設けられているとともに、4つの孔13,13…の周囲に、この孔13,13…同士が連通した状態で、かつ、該周囲の外側よりも一段凹んだ状態に形成された凹部21が設けられている。さらに、ケース2の前後の部分には、一端側が凹部10内に露出し、他端側がケース2から外部に導出された状態にして金属製のアース端子14,14がケース2の成形時にインサートされている。
回路基板4は、電子部品(図示略)が実装されたプリント配線板で、コネクタ3のケース接続ピン7,7…に対応する複数の取付孔15,15…および基板接続端子8,8…に対応する複数のスルーホール16,16…が設けられている。
次に、組立手順を説明する。まず、ケース2のコネクタ収容凹部9内にコネクタ3を差し込むと、ケース接続ピン7,7…が孔12,12…を貫通して回路基板収容凹部10内に突出するとともに、基板接続端子8,8…が孔13,13…を貫通して同じく回路基板収容凹部10内に突出する。
次いで、図5に示すように、ケース2を上下逆さに配置し、回路基板収容凹部10側から、ケース接続ピン7,7…と孔12,12…との間および基板接続端子8,8…と孔13,13…との間にそれぞれ低粘度樹脂等の液状接着剤を充填し、この液状接着剤を硬化させてケース接続ピン7,7…と孔12,12…との間および基板接続端子8,8…と孔
13,13…との間を各々固定し、これをもってコネクタ3をケース2に仮固定する。
13,13…との間を各々固定し、これをもってコネクタ3をケース2に仮固定する。
なお、この構造では、上記各凹部20,20はそれぞれ左右1対の孔12,12に連通した状態で形成されているので、液状接着剤を注入するとき、該液状接着剤は個々の孔12,12に注入しなくても、凹部20,20内に注入すると、この注入された液状接着剤が凹部20,20内で広がり、これが左右1対の孔12,12にそれぞれ流れ込んで注入される。また、余剰の液状接着剤は、壁11からはみ出して盛り上がることなく該凹部20,20に吸収されて留まり、該凹部20,20内で硬化する。
一方、上記凹部21も4個の孔13,13…に連通した状態で形成されているので、液状接着剤を注入するとき、該液状接着剤は個々の孔13,13…に注入しなくても、凹部21内に注入すると、この注入された液状接着剤が凹部21内で広がり、これが4個の孔13,13…にそれぞれ流れ込んで注入される。また、余剰の液状接着剤は壁11からはみ出して盛り上がることなく凹部21に吸収されて留まり、該凹部21内で硬化する。
次いで、回路基板収容凹部10側から壁11上に回路基板4を配置すると、回路基板4が壁11上に密着され、またケース接続ピン7,7…が取付孔15,15…内に挿入されるとともに、基板接続端子8,8…がスルーホール16,16…内に挿入され、かつ、回路基板4の一部がアース端子14,14と当接する。この状態で、基板接続端子8,8…とスルーホール16,16…との間等を半田付けすると、コネクタ3の基板接続端子8,8…が回路基板4と電気接続される。
その後、熱伝導性樹脂を回路基板4の上からケース2の回路基板収容凹部10内に充填し、この熱伝導性樹脂で回路基板収容凹部10内の隙間および開口表面を塞ぐと、回路基板収容凹部10の開口面が熱伝導性樹脂で塞がれた密閉形の電子機器が完成する。図1,図3および図4はその完成後の電子機器1を示す。
したがって、この電子機器では、ケース2にコネクタ3を液状接着剤で仮固定した後、回路基板4をコネクタ3に取り付けるので、組立作業性が良好となり、また組立作業時における位置精度も得られ、高品質の電子機器を効率良く生産することができる。しかも、ケース接続ピン7,7…と孔12,12…および基板接続端子8,8…と孔13,13…との間に充填された液状接着剤が多い場合は、その余剰分は凹部20,21で吸収されて、壁11の表面に盛り上がることがないので、ケース6の壁11の表面に密着させた状態で回路基板4を配設する構造において、回路基板4を常に壁11の表面に密着させた状態で、ケース接続ピン7,7…と回路基板4との位置決めおよび基板接続端子8,8…と回路基板4との接続を実行することができる。これにより基板接続端子8,8…と回路基板4との半田付け性が向上する。
なお、本実施の形態の構造では、回路基板収容凹部10内の壁11にだけ凹部20,21を設けているが、例えば図6に示すように、コネクタ3の下側面で、かつ、基板接続端子8,8…およびケース接続ピン7,7…がそれぞれ突出されている部分の周囲に、該周囲の外側よりも一段凹んだ状態にして凹部22,22…をそれぞれ設けてもよい。このようにコネクタ3の下側面に凹部22を設けておくと、基板接続端子8,8…と孔13,13…との間およびケース接続ピン7,7…と孔12,12…との間にそれぞれ充填された液状接着剤がコネクタ3側に漏出した場合に、その漏出した液状接着剤をコネクタ3側の前記凹部22,22…で吸収することができる。
さらに、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
1 電子機器
2 ケース
3 コネクタ
4 回路基板
5 充填樹脂
6 ケース
7 ケース接続ピン
8 基板接続端子
9 コネクタ収容凹部
10 回路基板収容凹部
11 壁
12 孔
13 孔
14 アース端子
15 取付孔
16 スルーホール
20 凹部
21 凹部
22 凹部
2 ケース
3 コネクタ
4 回路基板
5 充填樹脂
6 ケース
7 ケース接続ピン
8 基板接続端子
9 コネクタ収容凹部
10 回路基板収容凹部
11 壁
12 孔
13 孔
14 アース端子
15 取付孔
16 スルーホール
20 凹部
21 凹部
22 凹部
Claims (3)
- コネクタ側の基板接続端子とケース接続ピンにそれぞれ対応している複数個の孔が設けられているケースの外側に、前記基板接続端子および前記ケース接続ピンを対応する前記孔に挿入させて前記コネクタを取り付け、かつ、前記孔と前記基板接続端子および前記孔と前記ケース接続ピンとの間を液状接着剤で固定しているとともに、電子部品を実装した回路基板を前記ケースの内側に配設して該回路基板と前記基板接続端子とを接続して成る電子機器において、
前記ケースの前記孔の周囲に、該孔と前記基板接続端子との間および該孔と前記ケース接続ピンとの間に充填された前記液状接着剤の余剰分を吸収する凹部を設けたことを特徴とする電子機器。 - 上記凹部を上記複数個の孔に連通させて設けたことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 上記コネクタの外面で、かつ、上記基板接続端子およびケース接続ピンがそれぞれ突出されている部分の周囲に、前記孔と前記基板接続端子との間および前記孔と前記ケース接続ピンとの間から漏出した上記液状接着剤を吸収する凹部を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の電子機器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006220438A JP2008047374A (ja) | 2006-08-11 | 2006-08-11 | 電子機器 |
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---|---|
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JP2006220438A Pending JP2008047374A (ja) | 2006-08-11 | 2006-08-11 | 電子機器 |
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JP (1) | JP2008047374A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2006
- 2006-08-11 JP JP2006220438A patent/JP2008047374A/ja active Pending
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