JP2008046154A - 画像形成装置用構造体 - Google Patents
画像形成装置用構造体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008046154A JP2008046154A JP2006218744A JP2006218744A JP2008046154A JP 2008046154 A JP2008046154 A JP 2008046154A JP 2006218744 A JP2006218744 A JP 2006218744A JP 2006218744 A JP2006218744 A JP 2006218744A JP 2008046154 A JP2008046154 A JP 2008046154A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- guide plate
- image forming
- forming apparatus
- fixing guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
【課題】構造体と定着ガイド板の位置調整・固定用に別部品を追加することにより、用紙搬送ローラと定着ローラとの平行度を高精度に調整できるようにした画像形成装置用構造体を提供する。
【解決手段】スキャナ部、画像形成部、用紙搬送機構、定着ユニット等を有する画像形成装置の支持体として使用する画像形成装置用構造体において、前記定着ユニット9を構造体本体Bに固定する定着ガイド板4、5を別部品として有し、さらに位置調整・固定部品15、16を追加して、この位置調整・固定部品15、16の止め位置を移動させることにより、前記構造体本体Bに対する前記定着ガイド板4、5の位置を調整して固定することができる。
【選択図】図2
【解決手段】スキャナ部、画像形成部、用紙搬送機構、定着ユニット等を有する画像形成装置の支持体として使用する画像形成装置用構造体において、前記定着ユニット9を構造体本体Bに固定する定着ガイド板4、5を別部品として有し、さらに位置調整・固定部品15、16を追加して、この位置調整・固定部品15、16の止め位置を移動させることにより、前記構造体本体Bに対する前記定着ガイド板4、5の位置を調整して固定することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置における定着装置の取り付け及び保持を確実にする画像形成装置用構造体に関するものである。
定着装置を備えた画像形成装置において、用紙搬送ローラと定着ローラとの平行度が保てないと、用紙スキューや、搬送方向に対し左右での線速差による台形画像等の不具合を生じることがあるため、その平行度を高精度に維持する必要がある。
従来技術としては、例えば、定着支持位置を部品で補正するか、大掛かりな組み立て冶具等を用いて、定着ガイド部品を保持して、ネジ止め等を行うことが考えられた。例えば、定着ガイド板の位置調整部品としてカム部材を追加し、位置調整することも研究されている。
従来技術としては、例えば、定着支持位置を部品で補正するか、大掛かりな組み立て冶具等を用いて、定着ガイド部品を保持して、ネジ止め等を行うことが考えられた。例えば、定着ガイド板の位置調整部品としてカム部材を追加し、位置調整することも研究されている。
しかしながら、定着支持位置を部品で補正するために、部品自体のバラツキを小さくすることももちろんであるが、組み立てロットによる装置個体間のバラツキも小さくしないと、補正値を変動しなければならなくなり、部品の再修正が必要になってしまう。さらに、特定のユーザでは、より高品位の画像への対応によって、部品精度以上の平行度が必要になってくる場合もある。
また、冶具組み立てでは、冶具自体に高精度が要求されることになり、難易度の高い設計・製造が要求される。上述したカム部材による位置調整では、用紙搬送方向、又は用紙搬送方向に対し垂直方向の1方向のみに対しては容易に調整できるが、用紙搬送方向、及び用紙搬送方向に対し垂直方向の両方向に対しての移動は困難である。
そこで、本発明の目的は、上述した実情を考慮して、構造体と定着ガイド板の位置調整・固定用に別部品を追加することにより、用紙搬送ローラと定着ローラとの平行度を高精度に調整できるようにした画像形成装置用構造体を提供することにある。
また、冶具組み立てでは、冶具自体に高精度が要求されることになり、難易度の高い設計・製造が要求される。上述したカム部材による位置調整では、用紙搬送方向、又は用紙搬送方向に対し垂直方向の1方向のみに対しては容易に調整できるが、用紙搬送方向、及び用紙搬送方向に対し垂直方向の両方向に対しての移動は困難である。
そこで、本発明の目的は、上述した実情を考慮して、構造体と定着ガイド板の位置調整・固定用に別部品を追加することにより、用紙搬送ローラと定着ローラとの平行度を高精度に調整できるようにした画像形成装置用構造体を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、スキャナ部、画像形成部、用紙搬送機構、及び定着ユニットを有する画像形成装置の支持体として使用する画像形成装置用構造体であって、前記定着ユニットを構造体本体に固定する定着ガイド板と、前記定着ガイド板の位置を調整して固定する位置調整・固定部品と、を備え、前記位置調整・固定部品の止め位置を移動させることにより前記構造体本体に対する前記定着ガイド板の位置を調整して固定することを特徴とする。
また請求項2に記載の発明は、前記定着ガイド板が対であって、その一方を固定とし、他方を可動とする請求項1記載の画像形成装置用構造体を特徴とする。
また請求項3に記載の発明は、前記位置調整・固定部品は止めネジであって、前記定着ガイド板には前記位置調整・固定用ネジの外径とほぼ同一の丸穴を複数設け、前記定着ガイド板を取り付ける前記構造体本体にも複数のネジ止め穴を設ける請求項1又は2記載の画像形成装置用構造体を特徴とする。
また請求項2に記載の発明は、前記定着ガイド板が対であって、その一方を固定とし、他方を可動とする請求項1記載の画像形成装置用構造体を特徴とする。
また請求項3に記載の発明は、前記位置調整・固定部品は止めネジであって、前記定着ガイド板には前記位置調整・固定用ネジの外径とほぼ同一の丸穴を複数設け、前記定着ガイド板を取り付ける前記構造体本体にも複数のネジ止め穴を設ける請求項1又は2記載の画像形成装置用構造体を特徴とする。
また請求項4に記載の発明は、前記定着ガイド板に位置調整・固定用に複数設けた丸穴と、前記構造体本体に設けたネジ止め穴との相対的な位置を、用紙搬送方向で段階的に変化させている請求項1乃至3の何れか一項記載の画像形成装置用構造体を特徴とする。
また請求項5に記載の発明は、前記定着ガイド板に位置調整・固定用に複数設けた丸穴と、前記構造体本体に設けたネジ穴との相対的な位置を、用紙搬送方向に対し垂直方向で段階的に変化させている請求項1乃至3の何れか一項記載の画像形成装置用構造体を特徴とする。
また請求項6に記載の発明は、位置調整・固定用に前記定着ガイド板に複数設けた丸穴と、前記構造体に設けたネジ穴の相対的な位置を、用紙搬送方向と、この用紙搬送方向に対し垂直方向で、それぞれ段階的に変化させている請求項1乃至3の何れか一項記載の画像形成装置用構造体を特徴とする。
また請求項5に記載の発明は、前記定着ガイド板に位置調整・固定用に複数設けた丸穴と、前記構造体本体に設けたネジ穴との相対的な位置を、用紙搬送方向に対し垂直方向で段階的に変化させている請求項1乃至3の何れか一項記載の画像形成装置用構造体を特徴とする。
また請求項6に記載の発明は、位置調整・固定用に前記定着ガイド板に複数設けた丸穴と、前記構造体に設けたネジ穴の相対的な位置を、用紙搬送方向と、この用紙搬送方向に対し垂直方向で、それぞれ段階的に変化させている請求項1乃至3の何れか一項記載の画像形成装置用構造体を特徴とする。
また請求項7に記載の発明は、前記定着ガイド板の位置調整・固定部品の取付け部を2箇所設け、1箇所を前記定着ユニット取付け部の主基準近傍に、もう1箇所を前記定着ユニット取付け部の従基準近傍に設けた請求項1乃至6の何れか一項記載の画像形成装置用構造体を特徴とする。
また請求項8に記載の発明は、前記定着ガイド板の位置調整・固定部品を取り付けるために2箇所設けた取り付け部が、前記定着ガイド板の前記主基準側のネジ止め穴を丸穴とし、前記従基準側を長穴とする請求項7記載の画像形成装置用構造体を特徴とする。
また請求項8に記載の発明は、前記定着ガイド板の位置調整・固定部品を取り付けるために2箇所設けた取り付け部が、前記定着ガイド板の前記主基準側のネジ止め穴を丸穴とし、前記従基準側を長穴とする請求項7記載の画像形成装置用構造体を特徴とする。
本発明によれば、前記定着ガイド板の位置を調整して固定する位置調整・固定部品の止め位置を移動するだけで、用紙搬送ローラと定着ローラ間の平行度を高精度かつ容易に調整して、固定することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明を適用し得る画像形成装置を示す概略図である。なお、図1に示した胴体排紙部を有する構成の画像形成装置はあくまでも一例であり、本発明の画像形成装置はこのような構成に限定されるものではない。
図1の画像形成装置Aは、自動原稿送り装置を含むスキャナ部21、このスキャナ部21からの情報により画像を形成する画像形成部22、この画像形成部22で形成された画像を転写する記録紙を供給する用紙搬送機構を含む記録紙給紙部23、転写されかつ熱定着された記録紙を排出かつ堆積する胴体排紙部24から構成されている。
図2は本発明による画像形成装置用構造体を示す概略斜視図である。図3は構造体に定着ユニットを取り付けた状態を示す概略斜視図である。図4は前方側板への定着前ガイド板の取り付け状態を示す概略斜視図である。
図5は前方側板への定着前ガイド板の取り付け状態の図4の紙面裏側を示す概略斜視図である。図6は後方側板への後方定着ガイド板の取り付け状態を示す概略斜視図である。図7は後方側板への後方定着ガイド板の取り付け状態の図6の紙面裏側を示す概略斜視図である。
図1の画像形成装置Aは、自動原稿送り装置を含むスキャナ部21、このスキャナ部21からの情報により画像を形成する画像形成部22、この画像形成部22で形成された画像を転写する記録紙を供給する用紙搬送機構を含む記録紙給紙部23、転写されかつ熱定着された記録紙を排出かつ堆積する胴体排紙部24から構成されている。
図2は本発明による画像形成装置用構造体を示す概略斜視図である。図3は構造体に定着ユニットを取り付けた状態を示す概略斜視図である。図4は前方側板への定着前ガイド板の取り付け状態を示す概略斜視図である。
図5は前方側板への定着前ガイド板の取り付け状態の図4の紙面裏側を示す概略斜視図である。図6は後方側板への後方定着ガイド板の取り付け状態を示す概略斜視図である。図7は後方側板への後方定着ガイド板の取り付け状態の図6の紙面裏側を示す概略斜視図である。
図2乃至図7を参照して、図1の構成を取り付ける図2の画像形成装置用構造体B(以下、単に構造体Bと称する)は、前方側板1、後方側板2、本体ベース3、前方定着ガイド板4、後方定着ガイド板5、前方定着ロックレバー6、後方定着ロックレバー7、及び定着ドロア8を含んでいる。
なお、本明細書においては、前方及び後方の定義は図2及び図3の構造体Bの紙面手前側を前方、紙面奥側を後方と位置付けるものとする。
なお、本明細書においては、前方及び後方の定義は図2及び図3の構造体Bの紙面手前側を前方、紙面奥側を後方と位置付けるものとする。
図3には構造体Bに定着ユニット9を取り付けた状態を示している。図4及び図5には、前方側板1へ前方定着ガイド板4を取り付けた状態を示している。図6及び図7には、後方側板2へ後方定着ガイド板5を取り付けた状態を示している。
前方側板1及び後方側板2ともに、定着ユニット9が入る部分を切り欠き、そこに繊維強化樹脂等を使用した樹脂製の前方定着ガイド板4、及び後方定着ガイド板5が取り付けてある。
前方定着ガイド板4及び後方定着ガイド板5には、定着ユニット9の主基準10、12及び従基準11、13が設けられていると共に、揺動式の前方定着ロックレバー6及び後方定着ロックレバー7も取り付けられるようになっている。両定着ガイド板4、5内の形状で定着ユニット9の位置決めと固定を行い、定着ユニット9を支持するようになっている。
前方側板1及び後方側板2ともに、定着ユニット9が入る部分を切り欠き、そこに繊維強化樹脂等を使用した樹脂製の前方定着ガイド板4、及び後方定着ガイド板5が取り付けてある。
前方定着ガイド板4及び後方定着ガイド板5には、定着ユニット9の主基準10、12及び従基準11、13が設けられていると共に、揺動式の前方定着ロックレバー6及び後方定着ロックレバー7も取り付けられるようになっている。両定着ガイド板4、5内の形状で定着ユニット9の位置決めと固定を行い、定着ユニット9を支持するようになっている。
図8は前方定着ガイド板4取り付け部を示す分解斜視図である。図9は前方定着ガイド板4の標準取り付け状態を示す図8の正面図である。前方定着ガイド板4には、複数の丸穴4aが設けてあり、前方側板1にも、ほぼ同様の位置にネジ止め穴1aが設けてある。
しかし、前方定着ガイド板4に設けられた丸穴4aに対し、前方側板1に設けられたネジ止め穴1aは対応対であるが微小にずれている。可動側の前方定着ガイド板4の位置のみを移動するだけで、用紙搬送ローラと定着ローラ間の平行度を調整して固定することができる。
しかし、前方定着ガイド板4に設けられた丸穴4aに対し、前方側板1に設けられたネジ止め穴1aは対応対であるが微小にずれている。可動側の前方定着ガイド板4の位置のみを移動するだけで、用紙搬送ローラと定着ローラ間の平行度を調整して固定することができる。
主基準側取り付け部18では、前方定着ガイド板4の9箇所の丸穴4aと前方側板1の9箇所のネジ止め穴1aが設けてあり、標準状態では上下左右の丸穴4aの中央の丸穴4aとネジ止め穴1aは同軸になっているが、それ以外の8箇所のネジ止め穴1aは対となる丸穴4aに対し、放射方向に微小に一定量だけずれているようになっている。
従基準側取り付け部19では、前方定着ガイド板4の3箇所の丸穴4bと前方側板1のネジ止め穴1bがあり、同じく標準状態では左右の丸穴4bの中央の丸穴4bとネジ止め穴1bは同軸になっている。
しかし、左右2箇所のネジ止め穴1bは対となる丸穴4bに対し、左側は下方向に、右側は上方向に微小に一定量だけずれているようになっている。標準状態では、前方定着ガイド板4の主基準側取り付け部18は、上下左右の丸穴4aの中央の丸穴4aを用いてネジ止めし、従基準側取り付け部19も左右の丸穴4bの中央の丸穴4bを用いてネジ止めしてある。
従基準側取り付け部19では、前方定着ガイド板4の3箇所の丸穴4bと前方側板1のネジ止め穴1bがあり、同じく標準状態では左右の丸穴4bの中央の丸穴4bとネジ止め穴1bは同軸になっている。
しかし、左右2箇所のネジ止め穴1bは対となる丸穴4bに対し、左側は下方向に、右側は上方向に微小に一定量だけずれているようになっている。標準状態では、前方定着ガイド板4の主基準側取り付け部18は、上下左右の丸穴4aの中央の丸穴4aを用いてネジ止めし、従基準側取り付け部19も左右の丸穴4bの中央の丸穴4bを用いてネジ止めしてある。
図8及び図9において、前方定着ガイド板4の丸穴4aと前方側板1のネジ止め穴1aは止めネジ15によって螺合され、前方定着ガイド板4の丸穴4bと前方側板1のネジ止め穴1bは止めネジ15よって螺合される。
前方定着ガイド板4の主基準側及び従基準側取り付け部18、19には止めネジ17によって螺合される縦長の穴4cが設けられている。このようにすれば、位置調整・固定用止めネジを外しても前方定着ガイド板4をネジで仮止めできるので、用紙搬送ローラと定着ローラ間の平行度調整作業を容易に行うことができる。
また、この場合に止めネジ17を単に円筒状部材にすれば、位置調整・固定用の止めネジ15、16を外しても前方定着ガイド板4は用紙搬送方向のみに移動するので、用紙搬送ローラと定着ローラ間の平行度を、用紙搬送方向に対し垂直方向にずれることなく、調整することができる。
前方定着ガイド板4の主基準側及び従基準側取り付け部18、19には止めネジ17によって螺合される縦長の穴4cが設けられている。このようにすれば、位置調整・固定用止めネジを外しても前方定着ガイド板4をネジで仮止めできるので、用紙搬送ローラと定着ローラ間の平行度調整作業を容易に行うことができる。
また、この場合に止めネジ17を単に円筒状部材にすれば、位置調整・固定用の止めネジ15、16を外しても前方定着ガイド板4は用紙搬送方向のみに移動するので、用紙搬送ローラと定着ローラ間の平行度を、用紙搬送方向に対し垂直方向にずれることなく、調整することができる。
図10は前方定着ガイド板を右下に移動させた状態を示す正面図である。図11は前方定着ガイド板を左上に移動させた状態を示す正面図である。標準状態では、詳述はしないが台形画像発生等の不具合があって、それが図示して無い用紙搬送ローラと定着ローラとの平行度精度が不十分であることに起因する場合、前方定着ガイド板4を移動させることにより、対策を打つことができる。
図10及び図11を参照して、例えば、前方定着ガイド板4を右下に移動させたい場合には、前方定着ガイド板4をネジ止めしている位置調整・固定用止めネジ15、16を緩めて外した上で、前方定着ガイド板4を右下に移動させる。
図10及び図11を参照して、例えば、前方定着ガイド板4を右下に移動させたい場合には、前方定着ガイド板4をネジ止めしている位置調整・固定用止めネジ15、16を緩めて外した上で、前方定着ガイド板4を右下に移動させる。
次に、外した位置調整・固定用止めネジ15、16により前方定着ガイド板4をネジ止めする際に、主基準側取り付け部18は右下側の丸穴4aを、従基準側取り付け部19は右側の丸穴4bを用いてネジ止めすることにより、丸穴4a、4bとネジ止め穴1a、1bのずれ量分だけ、正確に右下に移動させることができる。
逆に、前方定着ガイド板4を左上に移動させたい場合には、前方定着ガイド板4をネジ止めしている位置調整・固定用止めネジ15、16を緩めて外し、前方定着ガイド板4を左上に移動させる。
その後、外した位置調整・固定用止めネジ15、16を主基準側取り付け部18は左上側の丸穴4aを、従基準側取り付け部19は左側の丸穴4bを用いてネジ止めすることにより、丸穴4a、4bとネジ止め穴1a、1bのずれ量分だけ、正確に左上に移動させることができる。
逆に、前方定着ガイド板4を左上に移動させたい場合には、前方定着ガイド板4をネジ止めしている位置調整・固定用止めネジ15、16を緩めて外し、前方定着ガイド板4を左上に移動させる。
その後、外した位置調整・固定用止めネジ15、16を主基準側取り付け部18は左上側の丸穴4aを、従基準側取り付け部19は左側の丸穴4bを用いてネジ止めすることにより、丸穴4a、4bとネジ止め穴1a、1bのずれ量分だけ、正確に左上に移動させることができる。
なお、図10及び図11に示した実施の形態では、前方定着ガイド板4と前方側板1に設けられた丸穴4a、4bとネジ穴1a、1bは、主基準側取り付け部18は9箇所、従基準側取り付け部19は3箇所であるが、これを増やせば、さらに細かく移動量や移動方向を設定することができる。
このように、定着ユニット9の取り付け部の主基準/従基準側取り付け部18、19の止め位置を個別に移動できるので、図示して無い用紙搬送ローラと定着ローラ間の平行度を高精度に調整することができる。また、主基準/従基準側取り付け部18、19の前方定着ガイド板4に複数設けた丸穴4aと、構造体Bに設けたネジ穴1aの位置が多少ずれていても前方定着ガイド板4を構造体Bに問題なく取り付けることができる。
このように、定着ユニット9の取り付け部の主基準/従基準側取り付け部18、19の止め位置を個別に移動できるので、図示して無い用紙搬送ローラと定着ローラ間の平行度を高精度に調整することができる。また、主基準/従基準側取り付け部18、19の前方定着ガイド板4に複数設けた丸穴4aと、構造体Bに設けたネジ穴1aの位置が多少ずれていても前方定着ガイド板4を構造体Bに問題なく取り付けることができる。
以上のように、用紙搬送ローラと定着ローラとの平行度不良が発生しても、前方定着ガイド板4の位置を移動させることにより、用紙搬送ローラと定着ローラとの平行度を調整することができる。
また、前方定着ガイド板4の主基準側/従基準側取り付け部18、19のネジ止めする丸穴4a、4bとネジ止め穴1a、1bは、別々に選択できるため、定着ユニット9の位置自体が用紙搬送ローラに対し捩れていても調整することができる。
また、前方定着ガイド板4の主基準側/従基準側取り付け部18、19のネジ止めする丸穴4a、4bとネジ止め穴1a、1bは、別々に選択できるため、定着ユニット9の位置自体が用紙搬送ローラに対し捩れていても調整することができる。
図示はしてないが、前方定着ガイド板4に複数設けた位置調整・固定用丸穴4aの近傍に数字を表示してもよい。このように、位置移動量を示す数字を設けることにより、前方定着ガイド板4の移動量を判り易くすることができる。
同様に、図示はしてないが、前方定着ガイド板4に複数設けた位置調整・固定用丸穴4aの近傍に矢印を表示してよい。このように、移動する方向を示す矢印を設けることにより、前方定着ガイド板4の移動方向を判り易くすることができる。
同様に、図示はしてないが、前方定着ガイド板4に複数設けた位置調整・固定用丸穴4aの近傍に矢印を表示してよい。このように、移動する方向を示す矢印を設けることにより、前方定着ガイド板4の移動方向を判り易くすることができる。
また、前方定着ガイド板4に複数設けた位置調整・固定用丸穴4aの内、標準に使用される丸穴4aの近傍に、それが標準位置であることを示す表示を設けることもできる。このようにすることで、工場出荷時等に使用される丸穴4aが判ることにより、前方定着ガイド板4の位置を調整した後でも容易に元の位置に戻すことができる。
さらに、位置調整・固定部品は、段付きネジ又は貫通ピンであってもよい。これにより、通常のネジを用いるよりも用紙搬送ローラと定着ローラ間の平行度を高精度に調整することができる。
図示はしてないが、出力された印刷パターンから前方定着ガイド板4の必要な位置調整量・調整方向が判るので、容易に用紙搬送ローラと定着ローラ間の平行度を調整することができる。
さらに、位置調整・固定部品は、段付きネジ又は貫通ピンであってもよい。これにより、通常のネジを用いるよりも用紙搬送ローラと定着ローラ間の平行度を高精度に調整することができる。
図示はしてないが、出力された印刷パターンから前方定着ガイド板4の必要な位置調整量・調整方向が判るので、容易に用紙搬送ローラと定着ローラ間の平行度を調整することができる。
A 画像形成装置
B 画像形成装置用構造体
1 前方側板
1a ネジ止め穴
1b ネジ止め穴
2 後方側板
3 本体ベース
4 定着ガイド板(前方定着ガイド板)
4a 丸穴
4b 丸穴
5 定着ガイド板(後方定着ガイド板)
9 定着ユニット
10 前方定着ガイド板主基準
11 前方定着ガイド板従基準
12 後方定着ガイド板主基準
13 後方定着ガイド板従基準
15 位置調整・固定部品(主基準側位置調整・固定用止めネジ)
16 位置調整・固定部品(従基準側位置調整・固定用止めネジ)
18 主基準側取り付け部
19 従基準側取り付け部
21 スキャナ部
22 画像形成部
23 用紙搬送機構
B 画像形成装置用構造体
1 前方側板
1a ネジ止め穴
1b ネジ止め穴
2 後方側板
3 本体ベース
4 定着ガイド板(前方定着ガイド板)
4a 丸穴
4b 丸穴
5 定着ガイド板(後方定着ガイド板)
9 定着ユニット
10 前方定着ガイド板主基準
11 前方定着ガイド板従基準
12 後方定着ガイド板主基準
13 後方定着ガイド板従基準
15 位置調整・固定部品(主基準側位置調整・固定用止めネジ)
16 位置調整・固定部品(従基準側位置調整・固定用止めネジ)
18 主基準側取り付け部
19 従基準側取り付け部
21 スキャナ部
22 画像形成部
23 用紙搬送機構
Claims (8)
- スキャナ部、画像形成部、用紙搬送機構、及び定着ユニットを有する画像形成装置の支持体として使用する画像形成装置用構造体であって、
前記定着ユニットを構造体本体に固定する定着ガイド板と、前記定着ガイド板の位置を調整して固定する位置調整・固定部品と、を備え、前記位置調整・固定部品の止め位置を移動させることにより前記構造体本体に対する前記定着ガイド板の位置を調整して固定することを特徴とする画像形成装置用構造体。 - 前記定着ガイド板は対であって、その一方を固定とし、他方を可動としたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置用構造体。
- 前記位置調整・固定部品は止めネジであって、前記定着ガイド板には前記位置調整・固定用ネジの外径とほぼ同一の丸穴を複数設け、前記定着ガイド板を取り付ける前記構造体本体には複数のネジ止め穴を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置用構造体。
- 前記定着ガイド板に位置調整・固定用に複数設けた丸穴と、前記構造体本体に設けたネジ止め穴との相対的な位置を、用紙搬送方向で段階的に変化させていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項記載の画像形成装置用構造体。
- 前記定着ガイド板に位置調整・固定用に複数設けた丸穴と、前記構造体本体に設けたネジ穴との相対的な位置を、用紙搬送方向に対し垂直方向で段階的に変化させていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項記載の画像形成装置用構造体。
- 位置調整・固定用に前記定着ガイド板に複数設けた丸穴と、前記構造体に設けたネジ穴の相対的な位置を、用紙搬送方向と、この用紙搬送方向に対し垂直方向で、それぞれ段階的に変化させていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項記載の画像形成装置用構造体。
- 前記定着ガイド板の位置調整・固定部品の取付け部を2箇所設け、1箇所を前記定着ユニット取付け部の主基準近傍に、もう1箇所を前記定着ユニット取付け部の従基準近傍に設けたことを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項記載の画像形成装置用構造体。
- 前記定着ガイド板の位置調整・固定部品を取り付けるために2箇所設けた取り付け部は、前記定着ガイド板の前記主基準側のネジ止め穴を丸穴とし、前記従基準側を長穴とすることを特徴とする請求項7記載の画像形成装置用構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006218744A JP2008046154A (ja) | 2006-08-10 | 2006-08-10 | 画像形成装置用構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006218744A JP2008046154A (ja) | 2006-08-10 | 2006-08-10 | 画像形成装置用構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008046154A true JP2008046154A (ja) | 2008-02-28 |
Family
ID=39179990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006218744A Pending JP2008046154A (ja) | 2006-08-10 | 2006-08-10 | 画像形成装置用構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008046154A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015046621A1 (ja) * | 2013-09-26 | 2015-04-02 | キヤノン株式会社 | 位置決め部材及び画像形成装置 |
US9377753B2 (en) | 2013-09-20 | 2016-06-28 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image forming apparatus with height adjustment portion for fixing unit |
-
2006
- 2006-08-10 JP JP2006218744A patent/JP2008046154A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9377753B2 (en) | 2013-09-20 | 2016-06-28 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image forming apparatus with height adjustment portion for fixing unit |
WO2015046621A1 (ja) * | 2013-09-26 | 2015-04-02 | キヤノン株式会社 | 位置決め部材及び画像形成装置 |
JP2015087754A (ja) * | 2013-09-26 | 2015-05-07 | キヤノン株式会社 | 位置決め部材及び画像形成装置 |
US9804555B2 (en) | 2013-09-26 | 2017-10-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Positioning member and image forming apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8416467B2 (en) | Fixture structure, optical device, image reading device and image forming device | |
US20090066011A1 (en) | Paper feeding apparatus | |
JP5868365B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5158247B2 (ja) | 構造体、それを有する光学装置、その光学装置の組立方法、その光学装置を有する画像読み取り装置、並びにそれを有する画像形成装置 | |
JP2007086482A (ja) | 画像形成装置および感光体ユニット | |
EP2755091B1 (en) | Fixing unit position-adjusting apparatus and image forming apparatus | |
KR20130122897A (ko) | 광 주사 장치 및 화상 형성 장치 | |
JP4480446B2 (ja) | 定着装置の位置調整装置 | |
JP2008046154A (ja) | 画像形成装置用構造体 | |
JP5149860B2 (ja) | 光源ユニット、光源装置、光走査装置及び画像形成装置 | |
JP2006227494A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5190678B2 (ja) | ローラ間距離調節方法、現像ギャップ調節方法、ローラ装置、作像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置 | |
JP5220521B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006084636A (ja) | 露光器、画像形成装置及び露光像傾き矯正方法 | |
JP2013176871A (ja) | インクジェットヘッドのヘッドモジュール取付位置調整方法 | |
JP2001215428A (ja) | 走査線調整装置および走査装置および画像形成装置 | |
JP2009157083A (ja) | 画像形成装置 | |
CN106006103B (zh) | 供纸单元以及图像形成装置 | |
JP2007086467A (ja) | 感光体カートリッジおよび画像形成装置 | |
JP2005263458A (ja) | シート給送装置及び画像形成装置 | |
JP2006150836A (ja) | 光書込装置及び画像形成装置 | |
JP2007025013A (ja) | 画像形成装置における部材間の間隔調整構造 | |
JP5003001B2 (ja) | 画像形成装置のフレーム構成 | |
JP3082446B2 (ja) | 多重画像形成装置 | |
US10536596B2 (en) | Supporting member, image forming apparatus, sheet feeding device, sheet processing device and image reading device |