JP2008039403A - Nuclear reactor containment installation and nuclear reactor building - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、原子炉格納施設及び原子炉建屋に係り、特に、沸騰水型原子炉に適用するのに好適な原子炉格納施設及び原子炉建屋に関する。 The present invention relates to a reactor containment facility and a reactor building, and more particularly to a reactor containment facility and a reactor building suitable for application to a boiling water reactor.
沸騰水型原子炉(BWR)は、大別すると、BWR改良の系列(仮に従来型BWRとよぶ)及び改良型BWR(ABWR)がある。米国で初めて商用発電炉として建設されたBWRがDresden1号機(1960年7月全出力運転)でBWR−I型である。このBWR−I型は加圧水型原子炉(PWR)のような二重サイクルでかつ乾式原子炉格納容器を有している。BWR−II型以降は、炉心は出力密度を下げて小型化され、蒸気ドラムは原子炉容器内に格納され単純化されて直接サイクル化された。更に、非常用炉心冷却設備(ECCS)は多重化された。従来型BWRは、原子炉格納容器が圧力抑制プール型となって小型化され、ほぼ現在のBWRの構成となった。さらに、BWRは改良が重ねられABWRとなった。 Boiling water reactors (BWR) can be broadly divided into BWR improvement series (provisionally called conventional BWR) and improved BWR (ABWR). The first BWR built as a commercial power reactor in the United States is Dresden No. 1 (all power operation in July 1960) and is the BWR-I type. This BWR-I type is a double cycle like a pressurized water reactor (PWR) and has a dry reactor containment vessel. After BWR-II, the core was reduced in size by reducing the power density, and the steam drum was stored in the reactor vessel and simplified and directly cycled. In addition, emergency core cooling facilities (ECCS) were multiplexed. The conventional BWR has a reactor containment vessel that is a pressure suppression pool type and is downsized, and has almost the same configuration as the current BWR. In addition, BWR has been improved to ABWR.
原子炉格納容器の形状は、非特許文献1に記載されているように、MARK−I型PCV(ドライウェルと圧力抑制プールを分割)からMARK−II型PCV(PCVドライウェルと圧力抑制プールを一体型とし上下に配置)を経て現在のABWR型RCCV(ドライウェルと圧力抑制プールを分割し、円筒形の鉄筋コンクリート製格納容器)となった。
As described in
さらに、特許文献1に示された原子炉格納容器は、ESBWRの原子炉格納容器であり、基本的な形状がABWRと同じであり、圧力抑制室の下方に機器室を設けている。
Furthermore, the reactor containment vessel shown in
特許文献2に示された原子炉格納容器は、ペデスタル上に設けられて原子炉圧力容器を取り囲む原子炉遮へい体の更に外側を取り囲む環状の遮へい壁を、圧力抑制室上方のドライウェル内に設けている。この遮へい壁は、原子炉格納容器内での点検作業時の被ばく線量を低減する目的で設けられる。遮へい壁は、ダイアフラムフロア上に設置されており、遮へい扉が取り付けられた出入口を設けている。
The reactor containment vessel shown in
原子炉格納容器は原子炉建屋内に設けられる。原子炉格納容器は、核***連鎖反応を制御しながら持続させる装置である原子炉圧力容器を内蔵している。原子炉格納容器は、通常、球形あるいは釣鐘形の鋼鉄製または鉄筋コンクリート製(内面をライナーで被覆)で気密・耐圧になっており、原子炉の事故、原子炉冷却系機器等の破損などの異常時に、放射性物質が外部に放出されるのを防ぐ機能を有している。原子炉建屋は、原子炉格納容器、及び原子炉の冷却系統設備等を収容する建造物である。 The reactor containment vessel is installed in the reactor building. The reactor containment vessel contains a reactor pressure vessel, which is a device that maintains the fission chain reaction in a controlled manner. The containment vessel is usually made of spherical or bell-shaped steel or reinforced concrete (inner surface is covered with a liner) and is airtight and pressure resistant. Abnormalities such as reactor accidents, damage to reactor cooling system equipment, etc. Sometimes it has a function to prevent radioactive substances from being released to the outside. The reactor building is a building that houses a reactor containment vessel, a reactor cooling system facility, and the like.
このため、原子炉建屋のレイアウト並びに建屋寸法を決定するためには、原子炉安全上重要な建造物である原子炉格納容器の設置スペースを確保するとともに、原子炉冷却設備等の機器の設置に必要なスペースを確保する必要がある。 For this reason, in order to determine the layout of the reactor building and the building dimensions, the installation space for the reactor containment vessel, which is an important building for reactor safety, must be secured, and equipment such as the reactor cooling facility can be installed. It is necessary to secure the necessary space.
一方、近年になり、原子力発電所施設においては、主として経済性の向上の観点から原子炉建屋の小型化が必要不可欠となっている。 On the other hand, in recent years, in nuclear power plant facilities, downsizing of the reactor building has become indispensable mainly from the viewpoint of improving economic efficiency.
本発明の目的は、小型化された原子炉格納施設及び原子炉建屋を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a reactor containment facility and a reactor building that are reduced in size.
上記した目的を達成する本発明の特徴は、原子炉容器の周囲を取り囲んでドライウェルと圧力抑制室内のウェットウェルを隔離する隔離壁を、ダイアフラムフロアに取り付け、隔離壁をウェットウェルが取り囲んでいることにある。 A feature of the present invention that achieves the above-described object is that an isolation wall that surrounds the reactor vessel and isolates the dry well and the wet well in the pressure suppression chamber is attached to the diaphragm floor, and the isolation wall is surrounded by the wet well. There is.
本発明は、ドライウェルと圧力抑制室内のウェットウェルを隔離する隔離壁をウェットウェルが取り囲んでいるため、ドライウェルの容積を小さくすることができ、原子炉格納容器を小型化することができる。また、ウェットウェルが隔離壁と原子炉格納容器との間に存在するため、圧力抑制プールの冷却材液面からダイアフラムフロアまでの高さをより低くすることができる。このため、原子炉格納容器をより小型化できる。したがって、原子炉格納施設を小型化でき、原子炉建屋を小型化できる。 In the present invention, since the wet well surrounds the isolation wall separating the dry well and the wet well in the pressure suppression chamber, the volume of the dry well can be reduced, and the reactor containment vessel can be downsized. Further, since the wet well exists between the isolation wall and the reactor containment vessel, the height from the coolant level of the pressure suppression pool to the diaphragm floor can be further reduced. For this reason, the reactor containment vessel can be further downsized. Therefore, the reactor containment facility can be reduced in size, and the reactor building can be reduced in size.
また、筒状部材が、原子炉容器に接続された配管の、ウェットウェル内に位置する部分を取り囲んでおり、この筒状部材の内部空間がドライウェルに連絡され、筒状部材がドライウェルとウェットウェルを隔離している構成を有する。 Further, the cylindrical member surrounds a portion of the pipe connected to the reactor vessel located in the wet well, the internal space of the cylindrical member is connected to the dry well, and the cylindrical member is connected to the dry well. The wet well is isolated.
更に、筒状部材が、隔離壁の外側に配置されて、隔離壁の、配管が貫通する部分に取り付けられている。 Furthermore, the cylindrical member is arrange | positioned on the outer side of the isolation wall, and is attached to the part which piping penetrates of the isolation wall.
本発明によれば、原子炉格納施設を小型化することができ、原子炉建屋が小型化される。 According to the present invention, the reactor containment facility can be downsized, and the reactor building can be downsized.
以下、本発明の実施例について説明する。
(実施例1)
本発明の好適な一実施例である原子炉建屋を、図1を用いて以下に説明する。原子炉格納施設30を含む原子炉建屋25は、岩盤に設置したマット2上に設置される。原子炉建屋25は、原子炉格納施設30の下方に配置された機器室19、原子炉格納施設30の周囲に配置された他の複数の部屋(機器を配置)20を含んでいる。原子炉格納施設30は、原子炉格納容器1、ペデスタル(原子炉本体基礎)6、ダイアフラムフロア7及び隔離壁21を備えている。
Examples of the present invention will be described below.
(Example 1)
A reactor building which is a preferred embodiment of the present invention will be described below with reference to FIG. The
原子炉格納容器1は、核***によって発生する熱エネルギーを取り出して水を沸騰させて蒸気を発生させる装置である原子炉圧力容器3を格納している。原子炉格納容器1は、トップヘッド4、トップスラブ5、内部の気密性を確保するライナー部材(例えば、ステンレス鋼)26及び耐圧性を保持する鉄筋コンクリート壁(生体遮へい壁)27を有する。トップスラブ5は、原子炉格納容器1の頂部を形成し、鉄筋コンクリート壁27に連結されている。鉄筋コンクリート壁27は、原子炉格納容器1の側壁を形成している。ライナー部材26は、トップスラブ5及び鉄筋コンクリート壁27の内面を覆っており、アンカー部材によってトップスラブ5及び鉄筋コンクリート壁27と結合されている。原子炉格納容器1内には、ドライウェル及び圧力抑制室10が形成される。ドライウェルは、上部ドライウェル8及び下部ドライウェル9を含んでいる。圧力抑制室10は、冷却水を張った圧力抑制プール11と圧力抑制プール11より上方に形成された空間であるウェットウェル12に区分けされる。圧力抑制室10の底面にも、気密性を保つために、ライナー部材26で覆われている。
The
原子炉格納容器1の中央部に、ペデスタル6が配置されている。ペデスタル6はマット2上に設置される。原子炉圧力容器3がペデスタル6に据え付けられている。原子炉圧力容器3は上部ドライウェル8内に配置される。図示されていないが、原子炉圧力容器3を取り囲む円筒状の原子炉遮へい壁がペデスタル6の頂部に設置される。ダイアフラムフロア7はペデスタル6によって支持される。原子炉圧力容器3を取り囲む環状の隔離壁21がダイアフラムフロア7に設置され、隔離壁21の上端がトップスラブ5の下面に取り付けられたライナー部材26の位置まで達している。ペデスタル6、ダイアフラムフロア7及び隔離壁21は、ドライウェルと圧力抑制室10とを仕切っている。すなわち、それらはドライウェルと圧力抑制室10を隔離している。隔離壁21は、ドライウェルと圧力抑制室10内のウェットウェル12とを隔離する。隔離壁21の外径は原子炉格納容器1の内径よりも小さく、隔離壁21と原子炉格納容器1との間に、圧力抑制室10のウェットウェル12が存在する。ベデスタル6内に形成されるベント管24は、上部ドライウェル8に連絡されると共に、圧力抑制室10内の圧力抑制プール11の水中に開口している。なお、上部ドライウェル8、下部ドライウェル9及びウェットウェル12は、原子炉の通常運転中は不活性ガス(窒素)雰囲気となっており、火災等の発生を防止している。
A
原子炉圧力容器3よりも下方に位置している下部ドライウェル9の底面は、圧力抑制室10の底面よりも下方に位置している。下部ドライウェル9の底面は、マット2の上面を覆っているライナー部材によって形成される。
The bottom surface of the
隔離壁21は、鉄筋コンクリート壁である。隔離壁21内の鉄筋は、図示されていないが、端部に形成されたねじ部を、トップスラブ5の下面に取り付けられたライナー部材26に設けられた連結部材(例えば、ナットのような形状)内に形成されたねじ部に噛み合わせることによって、そのライナー部材26に結合される。このライナー部材26の外面にも内側にねじ部を有する連結部材(図示せず)が設置され、この連結部材にトップスラブ5内の鉄筋の端部のねじ部が結合されている。このような連結構造により、隔離壁21は、トップスラブ5と一体化される。
The
原子炉圧力容器3に接続される主蒸気配管13及び給水配管14は、上部ドライウェル8内に配置され、隔離壁21及び原子炉格納容器1をそれぞれ貫通して原子炉建屋25の外部に導かれ、図示されていないタービン建屋に達している。原子炉格納容器1の、主蒸気配管13及び給水配管14のそれぞれの貫通部は、原子炉格納容器1の気密性が保たれる構造となっている。主蒸気配管13及び給水配管14は、それぞれ、隔離壁21に設けられた該当する貫通孔(図示せず)を通っている。主蒸気配管13は、隔離壁21を取り囲むウェットウェル12内に配置される円筒部材22Aによって取り囲まれている。円筒部材22Aは、一端部が隔離壁21に取り付けられ、他端部がライナー部材26に取り付けられる。円筒部材22A内の空間は、上記貫通孔を介して上部ドライウェル8に連絡されており、ウェットウェル12とは連通していない。円筒部材22Aは、上部ドライウェル8とウェットウェル12とを隔離するバウンダリーになっている。給水配管14は、ウェットウェル12内に配置される円筒部材22Bによって取り囲まれている。円筒部材22Bも、一端部が隔離壁21に取り付けられ、他端部がライナー部材26に取り付けられる。円筒部材22B内の空間は、上記した他の貫通孔を介して上部ドライウェル8に連絡されており、ウェットウェル12とは連通していない。円筒部材22Bも、上部ドライウェル8とウェットウェル12とを隔離するバウンダリーになっている。
The
主蒸気配管13に取り付けられた逃し安全弁15及び主蒸気隔離弁16は、上部ドライウェル8内に配置される。逃し安全弁15に接続される排気管28が、ダイアフラムフロア7を貫通して圧力抑制プール11内に達している。原子力格納容器1用の空調機18が上部ドライウェル8内に配置され、ダイアフラムフロア7に設置される。
A
原子炉圧力容器3内で発生した蒸気は、主蒸気配管13を通って、上記したタービン建屋内に配置されたタービン(図示せず)に送られ、タービンを回転させる。タービンから排出された蒸気は、復水器(図示せず)で凝縮されて水となり、給水として給水配管14により原子炉圧力容器3に供給される。
The steam generated in the
蒸気逃がし安全弁15は、主蒸気配管13内の圧力が上昇した場合、原子炉圧力容器3に過度の圧力を生じさせないように原子炉圧力容器3内の蒸気を排気管28内に排出する。この蒸気は、排気管28より圧力抑制プール11内に放出されて凝縮される。これにより、原子炉圧力容器3内の圧力上昇が抑制され。蒸気逃がし安全弁15は、蒸気を圧力抑制プール11内に効率よく均等に放出するために、原子炉の熱出力に応じて主蒸気配管13に複数個設置される。各蒸気逃し安全弁15には排気管28がそれぞれ接続される。主蒸気隔離弁16は、主蒸気配管13の管破断事故時において閉じられる。これによって原子炉圧力容器3が隔離されるため、原子炉圧力容器3及び原子炉格納容器1からの蒸気の外部への流出を防止することができる。主蒸気隔離弁16は、1本の主蒸気配管13に対して原子炉格納容器1内外にそれぞれ1個づつ設置される。
The steam
主蒸気配管13は、原子炉圧力容器3から吐出された蒸気をできる限り減圧させずにタービンに供給しなければならなく急激な曲げを設けることができないため、ある程度の引き回し長さが必要になる。このような主蒸気配管13の引き回しスペース、給水配管14を引き回すスペース、主蒸気逃がし安全弁15及び主蒸気隔離弁16の設置スペース、及びこれらの弁に対するメンテナンス作業のスペースを、上部ドライウェル8内で原子炉圧力容器3を中心に確保しなければならない。また、空調機18の設置スペースも必要である。これらのスペースを上部ドライウェル8内に確保するため、原子炉格納容器1及び原子炉圧力容器3は、それぞれの軸心が一致するように設置される。
The
下部ドライウェル9内には、原子炉圧力容器3の底部に設置される制御棒駆動機構、及び原子炉冷却材再循環ポンプ等のメンテナンス作業のためのスペースが確保される。また、下部ドライウェル9の高さは、下部ドライウェル9の周囲に配置されている圧力抑制室10の高さとの整合性にも配慮している。
A space for maintenance work such as a control rod drive mechanism installed at the bottom of the
また、原子炉格納容器1は構造上の観点から半径が同一の円筒形構造となっているため、上部ドライウェル8及び下部ドライウェル9の各形状が決定されると必然的に圧力抑制室10の横断面形状が決定される。
Further, since the
次に、原子炉格納容器1において安全上考慮すべき事項について説明する。原子炉格納容器1の形状を決定するに際しては、原子炉圧力容器3に接続する配管(例えば、主蒸気配管13または給水配管14)が万一破断し、原子炉圧力容器3内の高温高圧の冷却材(冷却水)が破断箇所から蒸気(高温高圧)となって原子炉格納容器1内へ噴出する原子炉冷却材喪失事故(LOCA)を考慮する必要がある。LOCAが生じた場合には、上部ドライウェル8/下部ドライウェル9内に噴出した高温高圧の蒸気は、これらのドライウェル内に充填されていた窒素を同伴してベント管24を経て圧力抑制プール11の水中に放出される。ここで蒸気は凝縮されてプール水温は上昇する。非凝縮性気体の窒素は、圧力抑制プール11からウェットウェル12に移行しウェットウェル12内に蓄積される。このため、ウェットウェル12の圧力は上昇する。原子炉格納容器1は、LOCA時において原子炉圧力容器3内の冷却材の熱及び圧力を、動的機器を使用せずに原子炉格納容器1内で緩和させて抑制し、もって原子力発電所全体の健全性を維持するよう設計される。
Next, items to be considered for safety in the
上記の理由より、上部ドライウェル8及び下部ドライウェル9の容積は、LOCA時の初期圧力上昇を緩和できるように決定され、ウェットウェル12の容積は上部ドライウェル8の容積と下部ドライウェル9の容積の総和であるドライウェルの容積に基づいて決定される。すなわち、ドライウェルの容積が増加すると、これに比例させてウェットウェル15の容積を増加させる必要がある。
For the above reasons, the volumes of the upper
次に圧力抑制プール11内に充填する冷却水量を決定する際に考慮すべき事項について説明する。
Next, items to be considered when determining the amount of cooling water to be filled in the
LOCA時には、圧力抑制プール11の冷却水を原子炉圧力容器3内の炉心内に注水(またはスプレイ)してその炉心を冷却する。この炉心を冷却した冷却水は、配管破断箇所から流出して下部ドライウェル9内に溜まる。下部ドライウェル9内に溜まった冷却水は、戻り管17を介して圧力抑制プール11に戻され、炉心に注水する冷却水として再使用される。ここで、戻り管17より下方で下部ドライウェル9内に溜まっている冷却水をドローダウン水と呼ぶ。下部ドライウェル9と圧力抑制室10を結ぶ戻り管17は、通常時に圧力抑制プール11の冷却水が下部ドライウェル9に入らないような高さに設けられる。また、LOCA時において蒸気を凝縮させるために圧力抑制プール11内におけるベント管24の全開口は、常時、水没させておく必要がある。このため、圧力抑制プール11内の冷却水量は、ベント管24の最も高い位置にある開口のレベルに基づいて決定される水量に上記したドローダウン水の量を加えた水量にする必要がある。
At the time of LOCA, the cooling water of the
圧力抑制プール11内の冷却水量は、この幾何学的に算出される水量と原子炉の出力等の各種条件より設定される安全上必要な水量のうち大きな方の水量とする。
The amount of cooling water in the
本実施例では、以下に示す理由により従来例(例えば、ABWR)の原子炉格納容器よりも高さを低くすることが可能になるため、機器室19を原子炉格納容器1の下方に配置することにより、本実施例における原子炉建屋の容積は、原子炉格納容器1の周囲に設けられる部屋20のスペースが縮小されるため、上記従来例の原子炉建屋のそれよりも低減される。
In the present embodiment, it is possible to make the height lower than the reactor containment vessel of the conventional example (for example, ABWR) for the following reasons, and therefore the
本実施例は、原子炉格納容器1とドライウェル(具体的には、上部ドライウェル8)との間に隔離壁21を配置し、隔離壁21の外径が原子炉格納容器1の内径よりも小さくなっており、隔離壁21と原子炉格納容器1との間に圧力抑制室10、具体的にはウェットウェル12が配置されている。このため、本実施例は、上部ドライウェル8の容積を小さくすることができる。結果として、上部ドライウェル8と下部ドライウェル9を合せたドライウェルの容積が、従来例よりも減少する。ウェットウェルの容積は上記したようにドライウェルの容積に比例して定まるため、ドライウェルの容積が減少する本実施例では、ウェットウェル12の容積も低減させることができる。このような本実施例は、圧力抑制プール11の水面からダイアフラムフロア7までの高さ、すなわちダイアフラムフロア7の下面までのウェットウェル12の高さを低減でき、原子炉格納容器1の高さを低くすることができる。原子炉格納施設30の高さも低くできる。このように、原子炉格納容器1、すなわち原子炉格納施設30を小型化することができる。また、本実施例は、原子炉建屋25の高さを低くすることができ、原子炉建屋25を小型化することができる。
In this embodiment, an
特許文献2は、前述したように、ダイアフラムフロアの上に環状の遮へい壁を設けることを記載している。この遮へい壁は、上部ドライウェル内に配置されて下端がダイアフラムフロアに、上端がトップスラブに連結されている。このような遮へい壁は、上部ドライウェルとウェットウェルを分離する隔離壁ではない。特許文献2に記載された環状の遮へい壁は本実施例の隔離壁を設けることによって生じる効果を得ることができない。
また、原子炉格納容器1の鉄筋コンクリート壁27は、原子炉圧力容器1内で発生する中性子及びこの中性子と構造材の反応により発生する二次γ線を遮へいするために生体遮へい装置(一次遮へい)としての機能を有している。この鉄筋コンクリート壁27の厚さの決定要因には、遮へい上及び構造上の要求があるが、遮へい上の要求によって従来から約2mの厚みが必要となっている。本実施例では、隔離壁21を設置しているので隔離壁21の遮へい効果を見込めるため、原子炉格納容器1の鉄筋コンクリート壁27の厚さを低減することが可能となる。これにより、原子炉格納容器1の外径を小さくすることができ、原子炉格納施設30をさらに小型化することができる。
Further, the reinforced
原子炉格納施設30を小型化することができるため、原子炉格納施設30の建設期間を短縮することができる。原子炉建屋25を小型化することができるため、原子炉建屋25の建設期間を短縮することができる。これは、原子力プラントの建設期間を短縮することにつながる。
Since the
本実施例は、ウェットウェル12内に配置された円筒部材22Aが上部ドライウェル8とウェットウェル12とを隔離し、円筒部材22A内の空間が隔離壁21の上記貫通孔を介してドライウェル8に連絡されているため、万一、円筒部材22A内の主蒸気配管13が破断してLOCAが発生した場合には、その破断箇所から流出する蒸気はその内部空間から上部ドライウェル8に流出し、ベント管24により圧力抑制プール11内の冷却水中に放出されて凝縮される。また、隔離壁21と原子炉格納容器1との間のウェットウェル12内において給水配管14を取り囲んで上部ドライウェル8とウェットウェル12とを隔離している円筒部材22Bも、円筒部材22Aの設置により得られる上記した機能を発揮する。すなわち、万一、円筒部材22B内の給水配管14が破断してLOCAが発生した場合には、その破断箇所から流出する蒸気はその内部空間から上部ドライウェル8に流出する。円筒部材22A、22Bを設けていない場合には、主蒸気配管13または給水配管14の破断箇所から流出した蒸気は、ウェットウェル12内に直接放出されるので、その蒸気は凝縮させることができない。ウェットウェル12内の圧力が上昇し、安全上、問題となる。本実施例は、円筒部材22A、22Bを設けているため、そのような問題を解消することができる。
In this embodiment, the cylindrical member 22 </ b> A disposed in the
本実施例は、円筒部材22A、22Bが、隔離壁21の外側に配置されて、隔離壁21の、主蒸気配管13、給水配管14が貫通する部分(例えば、その配管の貫通孔)に取り付けられているため、円筒部材22A、22Bの保持が容易である。
In this embodiment, the
円筒部材22A、22Bを鉄などのγ線遮へい材で構成することによって、隔離壁21に形成された主蒸気配管13及び給水配管14のそれぞれの貫通孔から漏洩した放射線が、円筒部材22A、22Bを経て原子炉格納容器1から外部に漏洩することを防止することができる。それらの貫通孔から漏洩して円筒部材22A、22B内をそれぞれ直進する放射線は、主蒸気配管13及び給水配管14のそれぞれの、原子炉格納容器1の各貫通部から原子炉格納容器1外に漏洩する可能性がある。この放射線漏洩の問題は、図示されていないが、原子炉格納容器1の上記した各貫通部において別途設けられた放射線漏洩防止構造により解消されている。
(実施例2)
図2及び図3を用いて本発明の他の実施例である原子炉建屋を説明する。本実施例の原子炉建屋25Aは、図1に示す原子炉建屋1において、ダイアフラムフロア7と原子炉格納容器1のライナー部材26の間に、鉄筋コンクリート製の支持部材23を設けたものである。原子炉建屋25Aの他の構成は、原子炉建屋1の構成と同じである。支持部材23は、ダイアフラムフロア7と同じ高さに配置され、ダイアフラムフロア7の延長線上に存在する。支持部材23はダイアフラムフロア7の周方向において三箇所に設けられており、その周方向において隣り合う支持部材23相互間には開口部29が形成されている。本実施例において隔離壁21と原子炉格納容器1との間に形成される空間は、開口部29によって、ダイアフラムフロア7より下方に形成されるウェットウェル12に連絡され、ウェットウェル12として機能する。支持部材23と鉄筋コンクリート壁27との結合構造は、前述したライナー部材26に設けた連結部材を用いた、隔離壁21とトップスラブ5の結合構造と同じである。
By configuring the
(Example 2)
The reactor building which is the other Example of this invention is demonstrated using FIG.2 and FIG.3. The
支持部材23は、地震等によりダイアフラムフロア7に水平方向の荷重が加わった際に、その水平力を原子炉格納容器1の強固な鉄筋コンクリート壁27に伝達することが可能になる。このため、ダイアフラムフロア7が地震によって水平方向に揺れても、隔離壁21に加わる水平方向の荷重が軽減され、地震による隔離壁21の損傷を防止することができる。また、支持部材23内に配管等を通すことも可能であり、支持部材23を配管トレンチとして使用することができる。これにより、配置スペースの縮小化が更に可能になる。本実施例は、実施例1で生じる前述の効果を得ることができる。
The
支持部材23は、ダイアフラムフロア7よりも上方でトップスラブ5よりも下方の位置で隔離壁21と原子炉格納容器1との間に設置することも可能である。この場合には、支持部材23は、高さ方向において、できるだけ、ダイアフラムフロア7に近い位置に配置することが好ましい。
The
1…原子炉格納容器、3…原子炉圧力容器、5…トップスラブ、6…ペデスタル、7…ダイアフラムフロア、8…上部ドライウェル、9…下部ドライウェル、10…圧力抑制室、11…圧力抑制プール、12…ウェットウェル、13…主蒸気配管、14…給水配管、19…機器室、21…隔離壁、22A、22B…円筒部材、23…支持部材、25、25A…原子炉建屋、26…ライナー部材、27…鉄筋コンクリート壁(生体遮へい装置)、29…開口部、30、30A…原子炉格納施設。
DESCRIPTION OF
Claims (11)
前記ペデスタルが、前記ドライウェル内に配置される原子炉容器、及び前記ダイアフラムフロアを支持し、
前記圧力抑制室が、圧力抑制プール及びこの圧力抑制プールの上方に形成される空間であるウェットウェルを含んでおり、
前記ドライウェルと前記ウェットウェルを隔離する前記隔離壁が、前記原子炉容器を取り囲んで前記ダイアフラムフロアに取り付けられ、
前記隔離壁の外側を前記ウェットウェルが取り囲んでいることを特徴とする原子炉格納施設。 A reactor containment vessel, a dry well and a pressure suppression chamber formed in the reactor containment vessel, a pedestal installed in the reactor containment vessel and partitioning the dry well and the pressure suppression chamber; a diaphragm floor; With isolation walls,
The pedestal supports a reactor vessel disposed in the dry well and the diaphragm floor;
The pressure suppression chamber includes a pressure suppression pool and a wet well that is a space formed above the pressure suppression pool;
The isolation wall separating the dry well and the wet well is attached to the diaphragm floor surrounding the reactor vessel;
A reactor containment facility characterized in that the wet well surrounds the outside of the isolation wall.
前記ウェットウェルの、前記支持部材よりも上方の領域と前記支持部材よりも下方の領域が、連絡されている請求項1ないし請求項4のいずれか1項記載の原子炉格納施設。 A support member disposed between one of the diaphragm floor and the isolation wall and a reactor containment vessel and attached to either the diaphragm floor or the isolation wall and the reactor containment vessel;
5. The nuclear reactor containment facility according to claim 1, wherein a region above the support member and a region below the support member of the wet well are communicated with each other.
前記原子炉格納施設が、原子炉格納容器と、前記原子炉格納容器内に形成されるドライウェル及び圧力抑制室と、前記原子炉格納容器内に設置され、前記ドライウェルと前記圧力抑制室とを仕切るペデスタル、ダイアフラムフロア及び隔離壁とを備え、
前記ペデスタルが、前記ドライウェル内に配置される原子炉容器、及び前記ダイアフラムフロアを支持し、
前記圧力抑制室が、圧力抑制プール及びこの圧力抑制プールの上方に形成される空間であるウェットウェルを含んでおり、
前記ドライウェルと前記ウェットウェルを隔離する前記隔離壁が、前記原子炉容器を取り囲んで前記ダイアフラムフロアに取り付けられ、
前記隔離壁の外側を前記ウェットウェルが取り囲んでいることを特徴とする原子炉建屋。 In a nuclear reactor building that contains a nuclear reactor containment facility and has an equipment room located below the containment facility,
The reactor containment facility is a reactor containment vessel, a dry well and a pressure suppression chamber formed in the reactor containment vessel, and installed in the reactor containment vessel, the dry well and the pressure suppression chamber, Pedestal, diaphragm floor and isolation wall
The pedestal supports a reactor vessel disposed in the dry well and the diaphragm floor;
The pressure suppression chamber includes a pressure suppression pool and a wet well that is a space formed above the pressure suppression pool;
The isolation wall separating the dry well and the wet well is attached to the diaphragm floor surrounding the reactor vessel;
A reactor building characterized in that the wet well surrounds the outside of the isolation wall.
前記コンクリート壁が原子炉建屋の床と連結されている請求項6ないし請求項8のいずれか1項に記載の原子炉建屋。
The containment vessel includes a concrete wall and a liner member covering the inside of the concrete wall;
The reactor building according to any one of claims 6 to 8, wherein the concrete wall is connected to a floor of the reactor building.
前記ウェットウェルの、前記支持部材よりも上方の領域と前記支持部材よりも下方の領域が、連絡されている請求項6ないし請求項10のいずれか1項記載の原子炉建屋。 A support member disposed between one of the diaphragm floor and the isolation wall and a reactor containment vessel and attached to either the diaphragm floor or the isolation wall and the reactor containment vessel;
The nuclear reactor building according to any one of claims 6 to 10, wherein an area above the support member and an area below the support member of the wet well are communicated with each other.
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CN112397208A (en) * | 2020-11-13 | 2021-02-23 | 中广核研究院有限公司 | Shield arrangement structure for compactly arranging reactors |
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- 2006-08-01 JP JP2006209745A patent/JP2008039403A/en active Pending
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