JP2008038469A - カウンタウエイト - Google Patents

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Toshitsugu Ono
敏嗣 小野
Katsuharu Kenmori
克治 権守
Shinichi Nishiyama
伸一 西山
Takahiro Goto
隆弘 後藤
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Abstract

【課題】内部に配設した配管の変形防止が可能なカウンタウエイトを提供する。
【解決手段】コンクリート、鉄粉などの充填物を充填する外殻体21内に、充填物の重量を受けても変形しない複数のスラブ材により充填物重量遮断体22を構成する。この充填物重量遮断体22は、配管取付空間24を有する下段のスラブ材25と、配管配設空間26を有する中段のスラブ材27と、配管配設空間26を閉じる上段のスラブ材28とを具備する。これらのスラブ材により囲むことで充填物の重量を遮断できる一連の空間を外殻体21内に形成する。充填物重量遮断体22で囲んだ空間に、配管の両端部を位置決めするロケータ31を設け、このロケータ31に取付けた熱交換器接続用または油圧機器接続用の配管32を配設する。充填物重量遮断体22で囲んだ空間にも、充填物を充填する。
【選択図】図1

Description

本発明は、配管を内蔵したカウンタウエイトに関する。
油圧ショベルに搭載されたカウンタウエイト内に、コンクリート、切削金属片などの重量物を充填して所定の重量を確保するとともに、熱交換器接続用の配管を配設したものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−120439号公報(第4−5頁、図3−4)
このように、カウンタウエイト内に配管を設けるものは、配管が充填物内に埋め込まれた状態となってしまうため、配管が充填物の重量により変形する問題がある。カウンタウエイト内に中空管(ダクト)を設置して、この中空管内に配管を配設する場合も、中空管とともに配管が変形する問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、内部に配設された配管の変形防止が可能なカウンタウエイトを提供することを目的とする。
請求項1に記載された発明は、外殻体と、外殻体内に充填される充填物の重量を受けても変形しない部材により囲まれて充填物の重量を遮断できる空間を外殻体内に形成する充填物重量遮断体と、充填物重量遮断体で囲まれた空間内に配設された配管とを具備したカウンタウエイトである。
請求項2に記載された発明は、請求項1記載のカウンタウエイトにおいて、配管の両端部を位置決めする位置決め板を具備したものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1または2記載のカウンタウエイトにおいて、充填物重量遮断体により囲まれた空間が、充填物によって充填されたものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1乃至3のいずれか記載のカウンタウエイトにおける充填物重量遮断体が、スラブ材で形成されたものである。
請求項5に記載された発明は、請求項4記載のカウンタウエイトにおける充填物重量遮断体が、下部に開口した取付凹部を介して複数配置された配管取付空間を有する下段のスラブ材と、下段のスラブ材の上側に配置された配管配設空間を有する中段のスラブ材と、中段のスラブ材の上側に配置され配管配設空間を閉じる上段のスラブ材とを具備したものである。
請求項1に記載された発明によれば、配管が充填物重量遮断体で囲まれた空間内に配設されるので、充填物の重量が配管に作用することを防止でき、配管の変形を防止できる。
請求項2に記載された発明によれば、位置決め板により配管を充填物重量遮断体内に容易に位置決めできる。
請求項3に記載された発明によれば、充填物重量遮断体により囲まれた空間にも充填物を充填することで配管の位置決めをすることができるとともに、無駄のない充填スペースの活用を図れる。
請求項4に記載された発明によれば、配管がスラブ材で囲まれた空間内に配設されるので、スラブ材が有する強度により充填物の重量が配管に作用することを確実に防止できるとともに、スラブ材自体がカウンタウエイトの重量物として有効に機能することができる。
請求項5に記載された発明によれば、下段のスラブ材の配管取付空間で取付けられた配管を、取付凹部を迂回するように中段のスラブ材の配管配設空間に配設して、この配管にかかる上側からの充填物重量を上段のスラブ材で遮断することができ、下部に取付凹部を有するカウンタウエイトに適合する配管耐久構造を提供できる。
以下、本発明を、図1乃至図7に示された一実施の形態を参照しながら詳細に説明する。
図7は、作業機械としての油圧ショベル11を示し、下部走行体12に対し上部旋回体13が旋回可能に設けられ、この上部旋回体13の前部上には、キャブ14および作業装置15が搭載され、これらの後部には、エンジン、油圧ポンプおよび発電機などの動力装置16が搭載され、さらに、上部旋回体13の後部上には、カウンタウエイト17が搭載されている。
図1は、油圧ショベル11の上部旋回体13に搭載されたカウンタウエイト17を示し、コンクリート、鉄粉などの充填物(図示せず)が充填される外殻体21内に、充填物の重量を受けても変形しない複数のスラブ材により充填物重量遮断体22を構成する。
この充填物重量遮断体22は、下部に開口した複数の取付凹部23を介して複数配置された配管取付空間24を有する下段のスラブ材25と、この下段のスラブ材25の上側に配置された配管配設空間26を有する中段のスラブ材27と、この中段のスラブ材27の上側に配置され配管配設空間26を閉じる上段のスラブ材28とを具備し、単なるダクトと異なり、これらのスラブ材25,27,28により囲まれて充填物の重量を遮断できる一連の空間24,26,24を外殻体21内に形成する。
充填物重量遮断体22で囲まれた左右部の配管取付空間24には、配管の両端部を位置決めする位置決め板としてのロケータ31が設けられ、充填物重量遮断体22により囲まれた一連の空間24,26,24内に、ロケータ31に取付けられ位置決めされた熱交換器接続用または油圧機器接続用のホースまたはチューブ(金属パイプ)などの配管32が配設されている。
この充填物重量遮断体22で囲まれた一連の空間24,26,24にも、コンクリート、鉄粉などの充填物(図示せず)が充填される。
取付凹部23および下段のスラブ材25は、カウンタウエイト17の底板33上に取付けられ、この底板33から中段のスラブ材27の下面まで配管取付空間24を区画形成するように1対のロケータ31が突出されている。これらのロケータ31の配管32側とは反対側には、カウンタ外部の配管を内部の配管32と接続するための配管接続空間34がそれぞれ設けられている。
図2および図3に示されるように、各配管接続空間34は外部に開口されているので、これらの配管接続空間34には充填物を充填しないようにする。
図4および図5に示されるように、配管取付空間24および配管配設空間26は、配管32を配設できる範囲で可能な限り小スペースに形成する。これに対して、外部に開口された配管接続空間34は、充分な作業スペースを有する。
図6は、カウンタウエイト取付構造を示し、上部旋回体13の旋回フレーム13fの後部から1対のカウンタウエイト取付台35が突出されているので、これらのカウンタウエイト取付台35を1対の取付凹部23に差込むようにして嵌合し、カウンタウエイト取付台35の下側から挿入したボルト36を、取付凹部23を通して中段のスラブ材27に螺入して、カウンタウエイト17を上部旋回体13の後部に搭載する。
次に、この実施の形態の作用効果を説明する。
あらかじめ、ロケータ31を事前設置するとともに、熱交換器接続用または油圧機器接続用の配管32をロケータ31に事前設置し、このロケータ31により位置決めされた状態の配管32が充填物の大重量を直接受けないように、一連の空間24,26,24をスラブ材25,27,28で形成し、このとき、そのスラブ材25,27,28で囲われた一連の空間24,26,24にコンクリート、鉄粉などの充填物(図示せず)を充填して空間を閉じる。
すなわち、配管32の周辺に充填物を充填するが、配管32の周囲を厚板のスラブ材25,27,28で構成された充填物重量遮断体22により囲むことで、配管32に加わる充填材の重量を最小限で済むようにし、充填物重量遮断体22上の外殻体21内にさらに充填した多量の充填物(図示せず)の重量による過大な負荷が配管32に作用しないようにする。
配管32の事前設置により、配管32の周辺のスラブ材25,27,28により囲まれた一連の空間24,26,24を最小にできるとともに、配管32は、曲げ加工により複雑な形状を形成することができるため、結果として任意の油路などをカンウエイト内に容易に形成できる。
そして、配管32が充填物重量遮断体22で囲まれた一連の空間24,26,24内に配設されるので、充填物の重量が配管32に作用することを防止でき、配管32の変形を防止できる。すなわち、配管32は、厚板のスラブ材25,27,28で覆われているため、充填物の重量を直接受けず、カウンタウエイト17の下部内に配管32を設置する場合でも、配管配設空間26が充填物のトン単位の重量により押し潰されることがない。
ロケータ31は、配管32を充填物重量遮断体22内に容易に位置決めでき、特に、ロケータ31による配管事前設置により、充填物重量遮断体22で囲まれた一連の空間24,26,24内に充填物を充填する前の配管位置決めも簡単に行える。
充填物重量遮断体22により囲まれた一連の空間24,26,24に充填した充填物によって配管32の位置決めをすることができるとともに、無駄のない充填スペースの活用を図れる。
すなわち、配管32の周囲の一連の空間24,26,24にも充填物の注入が可能で、注入した充填物が配管固定機能および配管保護機能を有するため、配管固定用のブラケットや、配管保護用のガードを必要としないとともに、配管32の周囲にも充填物の注入が可能なため、余剰空間となるスペースを最大限利用でき、カウンタウエイト17としての重量確保が容易になる。
特に、配管32の周囲に防水性の充填物が充填されている場合は、配管32の割れなどによる水漏れ、油漏れの発生を防止できる。
配管32がスラブ材25,27,28で囲まれた一連の空間24,26,24内に配設されるので、スラブ材25,27,28が有する強度により充填物重量遮断体22上の充填物の重量が配管32に作用することを確実に防止できるとともに、スラブ材25,27,28自体がカウンタウエイト17の重量物として有効に機能することができる。
下段のスラブ材25の配管取付空間24で取付けられた配管32を、取付凹部23を迂回するように中段のスラブ材27の配管配設空間26に配設して、この配管32にかかる上側からの充填物重量を上段のスラブ材28で遮断することができ、下部に取付凹部23を有するカウンタウエイト17に適合する配管耐久構造を提供できる。
なお、カウンタウエイト17の外殻体21に凹部を設け、この凹部内に、上部旋回体13に対しカウンタウエイト17を着脱するためのカウンタウエイト着脱装置(カウンタウエイトリムーバル装置と呼ばれるアタッチメント)、燃料タンク、バッテリまたはアキュムレータなどを嵌着するようにしてもよい。この場合、上記凹部を避けるようにして充填物重量遮断体22で囲まれた一連の空間24,26,24を形成するとよい。
本発明は、旋回型の作業機械、クレーン車などに利用可能である。
本発明に係るカウンタウエイトの一実施の形態を示す斜視的断面図である。 同上カウンタウエイトの平面図である。 同上カウンタウエイトの正面図である。 図2のIV‐IV線の断面図である。 図4のV‐V線の断面図である。 図4のVI‐VI線の断面図である。 同上カウンタウエイトを搭載した作業機械の側面図である。
符号の説明
21 外殻体
22 充填物重量遮断体
23 取付凹部
24 配管取付空間
25 下段のスラブ材
26 配管配設空間
27 中段のスラブ材
28 上段のスラブ材
31 位置決め板としてのロケータ
32 配管

Claims (5)

  1. 外殻体と、
    外殻体内に充填される充填物の重量を受けても変形しない部材により囲まれて充填物の重量を遮断できる空間を外殻体内に形成する充填物重量遮断体と、
    充填物重量遮断体で囲まれた空間内に配設された配管と
    を具備したことを特徴とするカウンタウエイト。
  2. 配管の両端部を位置決めする位置決め板
    を具備したことを特徴とする請求項1記載のカウンタウエイト。
  3. 充填物重量遮断体により囲まれた空間は、充填物によって充填された
    ことを特徴とする請求項1または2記載のカウンタウエイト。
  4. 充填物重量遮断体は、スラブ材で形成された
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のカウンタウエイト。
  5. 充填物重量遮断体は、
    下部に開口した取付凹部を介して複数配置された配管取付空間を有する下段のスラブ材と、
    下段のスラブ材の上側に配置された配管配設空間を有する中段のスラブ材と、
    中段のスラブ材の上側に配置され配管配設空間を閉じる上段のスラブ材と
    を具備したことを特徴とする請求項4記載のカウンタウエイト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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