JP2008035189A - 表示装置、方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】入力端子がどの外部機器を入力ソースとして入力している端子であるのかを、ユーザ識別可能に表示させることが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置(テレビ装置1で例示)は、外部機器から映像パケットの入力時にその外部機器の機種情報パケットを入力する入力端子を備える。テレビ装置1は、入力端子を介して外部機器(プレーヤ1(3)、プレーヤ2(4)、レコーダ5等)からの映像パケット及び機種情報パケットが入力されたときに、その機種情報パケットから機種情報を取得する機種情報取得手段と、ユーザに提示するための入力端子を表す端子表示名を、機種情報取得手段で取得した機種情報に基づき外部機器表示名に変更する表示名変更手段とを備える。
【選択図】図2
【解決手段】表示装置(テレビ装置1で例示)は、外部機器から映像パケットの入力時にその外部機器の機種情報パケットを入力する入力端子を備える。テレビ装置1は、入力端子を介して外部機器(プレーヤ1(3)、プレーヤ2(4)、レコーダ5等)からの映像パケット及び機種情報パケットが入力されたときに、その機種情報パケットから機種情報を取得する機種情報取得手段と、ユーザに提示するための入力端子を表す端子表示名を、機種情報取得手段で取得した機種情報に基づき外部機器表示名に変更する表示名変更手段とを備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、表示装置、方法、及びプログラムに関し、より詳細には、HDMI(High Definition Multimedia Interface)等のデジタルインタフェースにより他のAV(Audio Visual)機器と接続可能な、テレビ装置、表示モニタ等の表示装置、その表示方法、及びその表示装置に組み込むためのプログラムに関する。
映像・音声の伝送技術としては、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394規格によるMPEG圧縮データを用いた映像・音声伝送方式、コンポーネント端子、D映像端子を用いたY(輝度信号)/Pb(青色色差信号)/Pr(赤色色差信号)のコンポーネント映像伝送方式、IEC(International Electrotechnical Commission)60958規格、IEC61937規格によるデジタルオーディオフォーマットでの光デジタル音声伝送方式等が存在する。
また、コンピュータ本体とディスプレイとの間で、デジタル化された映像信号を高速に伝送するためのインタフェースとして、DVI(Digital Visual Interface)規格が知られている。
HDMI規格は、このDVI規格をさらに発展させたデジタル接続規格であり、TV放送デジタル化、表示デバイスの平面パネルへの切り替えといった変化に対応して、家庭内においてSTB(Set Top Box)等の出力機器とディスプレイ間をデジタル接続することを目的としている。
このHDMIにおいては、オーディオ信号及びコントロール信号を伝送する機能が追加され、TV用途の要求を満足するようになっている。従来の機器間の接続には、ビデオ、オーディオ、コントロールの各信号用に複数のケーブルを用いていたが、HDMI規格ではHDMIケーブル1本で済み、コントロール信号は双方向の伝送に対応しているため、例えばモニタからHDMIで接続されたSTBやDVDプレーヤ等の出力機器にコントロール信号を中継することによって、一つのリモコンでAVシステム(ホームシアタなど)全体を操作することも可能となる。
このようなHDMIに関する先行技術として、例えば、特許文献1には、HDMI規格を含むマスター,スレーブ型のネットワークを形成し、DDC(Display Data Channel)バス(一方向)とCEC(Consumer Electronics Control)バス(双方向)との接続におけるルーティング決定方法と構成が開示されている。また、特許文献2には、HDMIによる接続を使用して機器情報を取得し、各機器のフォーマット(映像・音声)変換を自動で行い、ユーザ設定作業を軽減する技術が開示されている。さらに、特許文献3には、HDMI対応のデータ送信機器とHDMI対応のデータ受信機器間で仕様が異なる場合に自動でマッチングする技術が開示されている。
また、DVI規格を発展させた規格として、HDMI規格の他に、DisplayPort規格やUDI(Unified Display Interface)規格がある。UDI規格は音声信号に対応していない点がHDMI規格と異なり、DisplayPort規格及びUDI規格は機器間だけでなく機器内での接続も想定している点がHDMI規格と異なる。
特表2005−528853号公報
特開2005−51547号公報
特開2006−129256号公報
しかしながら、近年、一つの機器に具備された入力端子の数が多くなってきており、ユーザにとって、自分が接続して構築したシステムであってもシステムの外観からはどの入力端子にどの外部機器を接続しているかが分かり難い。従って、テレビ装置等の表示装置の画面で入力切換操作画面(入力切換メニュー画面)やチャンネルコールの表示を行う場合にも、ユーザにとって、どの入力ソースに切り換えればよいのか、どの外部機器からの映像が表示されているのか、といったことが分かり難い。
実際、図3(A)のチャンネルコール画像30で例示すると、表示装置の第4の入力端子(ここではHDMI入力端子)に接続した外部機器を入力ソースとして映像表示を行う場合にも、現行の表示装置では、チャンネルコールに対して入力表示ラベル31として「入力4」といったOSD(On Screen Display)表示がなされるだけであり、どのような機器が繋がっているのか分からない。ここで、入力表示ラベルとは、入力端子1に接続された外部機器対しては「入力1」、入力端子2に接続された外部機器に対しては「入力2」といった具合に、入力端子を表す端子表示名である。
そのため、入力切換メニュー画面やチャンネルコールとして表示する入力表示ラベルをユーザ設定により任意に変更できるような機能を、表示装置に実装してもよい。しかしながら、この機能を搭載した場合、入力表示ラベルとしてかなり一般的な名称(例えば「テレビ」、「レコーダ」、「プレーヤ」等)しか現実的に設定できない。従って、同じカテゴリの外部機器を複数台持ち、それらを表示装置に接続した場合には、ユーザはそれらの外部機器間(実際には入力端子間)で入力表示ラベルを変える必要もある。
さらに、このようなユーザ設定では、各入力端子に入力表示ラベルが割り当てられているため、外部機器の抜き差しや電源のオン/オフを行った場合、他の外部機器の存在もあって、対応できない。すなわち、HDMI入力端子付きの送信機器が増えてくるなか、入力端子を1つしか持たないテレビ装置などでは、ユーザがケーブルを繋ぎ変える必要があり、喩え入力表示選択で表示名を変更していても、繋ぎ変えた機器がそれに合うものかどうかも分からない。例えば、レコーダを或る入力端子に接続し、その入力端子に「レコーダ」という入力表示ラベルをユーザ設定した場合、その入力端子からそのレコーダを抜いてゲーム機を差し込んだ場合、ゲーム機が接続されているにも拘わらず「レコーダ」表示のままとなるか、或いはその入力端子の入力表示ラベルを「ゲーム機」にユーザ設定し直さなければならない。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、入力端子がどの外部機器を入力ソースとして入力している端子であるのかを、ユーザ識別可能に表示させることが可能な表示装置、その表示方法、及びその表示装置に組み込むためのプログラム、を提供することをその目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、外部機器から映像パケットの入力時に該外部機器の機種情報パケットを入力する入力端子を備えた表示装置であって、前記入力端子を介して前記外部機器からの映像パケット及び機種情報パケットが入力されたときに、該機種情報パケットから機種情報を取得する機種情報取得手段と、ユーザに提示するための前記入力端子を表す端子表示名を、前記機種情報取得手段で取得した機種情報に基づき外部機器表示名に変更する表示名変更手段とを備えたことを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記機種情報取得手段で取得した機種情報を所定条件に合致するか否か照合する機種情報照合手段を備え、前記表示名変更手段は、前記機種情報照合手段で所定条件と合致した場合、ユーザに提示するための前記入力端子を表す端子表示名を、前記所定条件に対応した外部機器表示名に変更することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第2の技術手段において、前記機種情報照合手段は、前記所定条件と前記外部機器表示名とを複数組み関連付けて格納した機種情報変換テーブルを有し、該機種情報変換テーブルを参照して合致する所定条件が存在するか否かを検索し、前記表示名変更手段は、前記検索の結果、合致する所定条件に前記機種情報変換テーブルで関連付けられた外部機器表示名へ変更を行うことを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1乃至第3のいずれかの技術手段において、前記表示名変更手段で変更した端子表示名を、前記入力端子と関連付けて記憶する表示名記憶手段を備え、前記入力端子から前記外部機器が取り外されるか或いは該外部機器の電源がオフされた場合でも、前記外部機器に対して前記表示名記憶手段で記憶された端子表示名を保持することを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第4の技術手段において、前記機種情報取得手段は、前記入力端子から前記外部機器が取り外されるか或いは該外部機器の電源がオフされた後、機種情報の取得を実行することを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1乃至第5のいずれかの技術手段において、前記表示名変更手段は、前記機種情報取得手段で前記機種情報パケットが入力されなかった場合、前記端子表示名をデフォルト名にすることを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第2又は第3の技術手段において、前記表示名変更手段は、前記機種情報照合手段で所定条件と合致しなかった場合、前記端子表示名をデフォルト名にすることを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第1乃至第7のいずれかの技術手段において、設定メニュー画面を表示して当該表示装置に対するユーザ設定を受け付けるユーザ設定手段を備え、前記表示名変更手段における変更対象の端子表示名は、前記設定メニュー画面に表示される端子表示名を含むことを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第1乃至第8のいずれかの技術手段において、当該表示装置における現在の入力ソースの端子表示名を画面上に表示する入力ソース表示手段を備え、前記表示名変更手段における変更対象の端子表示名は、前記現在の入力ソースの端子表示名を含むことを特徴としたものである。
第10の技術手段は、第1乃至第8のいずれかの技術手段において、当該表示装置における現在の入力ソースの端子表示名を画面上に表示する入力ソース表示手段を備え、前記表示名変更手段における変更対象の端子表示名は、前記現在の入力ソースの端子表示名を含み、前記入力ソース表示手段は、前記現在の入力ソースのデフォルト表示名と共に前記表示名変更手段で変更された端子表示名を表示することを特徴としたものである。
第11の技術手段は、第1乃至第10のいずれかの技術手段において、当該表示装置における入力ソースの切換メニューを画面上に表示する切換メニュー表示手段を備え、前記表示名変更手段における変更対象の端子表示名は、前記切換メニューに含まれる入力ソースの端子表示名を含むことを特徴としたものである。
第12の技術手段は、第11の技術手段において、前記切換メニュー表示手段は、前記切換メニュー上における端子表示名の表示を、前記機種情報取得手段で取得した機種情報に基づき並べ換えて行うことを特徴としたものである。
第13の技術手段は、第11又は第12の技術手段において、前記切換メニュー表示手段は、前記切換メニューを当該表示装置に配設された入力端子群の位置と相対的に近い画面上の位置に表示することを特徴としたものである。
第14の技術手段は、第1乃至第13のいずれかの技術手段において、前記表示名変更手段における端子表示名の変更を実行しないか否かのユーザ設定を受け付ける変更設定手段を備えたことを特徴としたものである。
第15の技術手段は、第14の技術手段において、前記変更設定手段は、複数の変更方法の中から採用する変更方法をユーザ選択させる手段を有することを特徴としたものである。
第16の技術手段は、第1乃至第15のいずれかの技術手段において、前記表示名変更手段で変更に使用する外部機器表示名を変更するユーザ設定を受け付ける変更表示名設定手段を備えたことを特徴としたものである。
第17の技術手段は、第1乃至第16のいずれかの技術手段において、前記表示名変更手段は、複数の入力端子に対して同じ外部機器表示名へ変更がなされるとき、連番を付した外部機器表示名へさらに変更を行うことを特徴としたものである。
第18の技術手段は、第1乃至第17のいずれかの技術手段において、前記機種情報取得手段は、一つの入力端子に接続された外部機器の下層にさらに複数の外部機器が接続されている場合にも、前記表示名変更手段における端子表示名の変更を実行するために、前記複数の外部機器から機種情報の取得を行うことを特徴としたものである。
第19の技術手段は、第1乃至第18のいずれかの技術手段において、前記機種情報は、メーカ名、機種名、及びカテゴリを含む情報であることを特徴としたものである。
第20の技術手段は、第1乃至第19のいずれかの技術手段において、前記機種情報パケットは、CEA−861規格で規定されているSPDパケットであることを特徴としたものである。
第21の技術手段は、第1乃至第20のいずれかの技術手段において、前記入力端子は、HDMI規格に準じた入力端子であることを特徴としたものである。
第22の技術手段は、外部機器から映像パケットの入力時に該外部機器の機種情報パケットを入力する入力端子を備えた表示装置における表示方法であって、機種情報取得手段が、前記入力端子を介して前記外部機器からの映像パケット及び機種情報パケットが入力されたときに、該機種情報パケットから機種情報を取得するステップと、表示名変更手段が、ユーザに提示するための前記入力端子を表す端子表示名を、前記取得した機種情報に基づき外部機器表示名に変更するステップとを含むことを特徴としたものである。
第23の技術手段は、第22の技術手段において、機種情報照合手段が、前記取得した機種情報を所定条件に合致するか否か照合するステップをさらに含み、前記変更するステップは、前記照合するステップで所定条件と合致した場合、ユーザに提示するための前記入力端子を表す端子表示名を、前記所定条件に対応した外部機器表示名に変更するステップであることを特徴としたものである。
第24の技術手段は、第1乃至第21のいずれかの技術手段における表示装置の制御コンピュータに組み込むためのプログラムであって、当該プログラムは、制御コンピュータを各手段として機能させることを特徴としたものである。
本発明によれば、表示装置において、入力端子がどの外部機器を入力ソースとして入力している端子であるのかを、ユーザ識別可能に表示させることが可能となる。
本発明に係る表示装置は、映像信号を入力する入力端子を1又は複数もつ装置であり、以下、テレビ装置に適用した例のみを示すが、PC用の表示モニタなど他種の表示装置であっても適用できる。また、本発明に係る表示装置に具備される入力端子は、外部機器から映像パケット(又は映像パケット及び音声パケット)が入力できる端子であり、映像パケットの入力時にその外部機器の機種情報パケットも入力できる端子である。
そして、本発明に係る表示装置では、機種情報取得から表示名変更(及び端子表示名の表示)に至るまでの端子表示名変更処理を実行するものである。この端子表示名変更処理は、接続機器名称自動表示処理とも言え、好ましい形態では外部機器の接続/非接続の状態に応じて自動的に端子表示名を変更することも可能にする。
上述のごとき入力端子として、HDMI入力端子を例に挙げて以下では説明を行うが、UDI入力端子など他の入力端子に対しても適用可能であり、またHDMI入力端子数も例示するものに限ったものではない。また、本明細書でいうHDMI入力端子とは、HDMI規格に基づいて映像パケット(音声パケット)を含むデータストリームが入力する側のHDMI端子を指すものとする。HDMIの場合にCECコマンドやEDID(Extended Display Identification Data)は双方向に伝送が可能であり、上記HDMI入力端子から相手機器に対してデータの伝送が行われることもある。
さらに、機種情報パケットとして、HDMI規格でもオプション項目となっている、CEA(Consumer Electronics Association)−861規格で規定のSPD(Source Product Description)パケットを使う例を挙げて説明するが、他の方式のパケットであっても適用できる。また、SPDパケットでは、機種情報として、メーカ名、機種名、及びカテゴリの情報があり、以下の説明ではこれらの情報があることを前提としている。本発明では、機種情報としてこれらの情報を少なくとも含むことが好ましいが、それに限ったものではない。
図1は、本発明の表示装置の一実施形態例を説明するためのブロック図で、本発明の表示装置をテレビ装置に適用した例を示すものである。図1で例示するテレビ装置1は、システム全体の制御を行うシステム制御部22と、システム制御部22からのバスの使用要求を受けてバスの使用許可を与えるバス調停部21とを備えている。
システム制御部22は、CPU(Central Processing Unit)22a、ROM(Read Only Memory)22b、及びRAM(Random Access Memory)22c等で構成されるマイコン、並びに、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)22d等の記憶装置などで構成される。ROM22bには、システム全体の制御を行うための制御プログラムが格納されており、この制御プログラムは、少なくとも起動時にCPU22aによって、ROM22bから作業領域であるRAM22cに読み出され、実行される。実行中に生じる各種データもRAM22cに一時的に格納される。なお、システム制御部22をはじめ各部はここで説明する構成例に限ったものではない。
本発明に係る端子表示名変更処理は、その詳細は後述するが、その処理を実行する端子表示名変更プログラムとしてこの制御プログラムに含み、ROM22bに格納しておくことで実現できる。一方、EEPROM22dには、制御プログラムで使用する各種パラメータ(ROM22bに格納してもよい)や、表示装置1のユーザ設定データ等が格納され、必要に応じてCPU22aやシステム制御部22外部の部位によって読み出される。EEPROM22dには、ユーザ設定データの一部として或いはそれとは独立したデータとして、端子表示名変更プログラムで参照する変換テーブル(後述する)も格納しておくとよい。
バス調停部21は、一時に一つのバスの使用要求があったときは直ちに使用許可を与え、一時に複数の使用要求があったときは、すなわちバスの使用要求が競合したときは、予めシステム制御部22等に定められている優先度に従ってバスの使用許可を与える。
また、テレビ装置1は、受信したデジタル放送信号を選局して復調するTVチューナ18と、復調した放送信号からEPGデータの抽出や復調されたデータの分離を行うデマルチプレクサ17と、分離されたデジタル放送のビデオデータをデコードするビデオデコーダ16とを備えている。
画像処理部20では、ノイズリダクション、スケーリングやIP変換等の映像信号変換処理や、画質強調補正処理やγ補正処理等の画質調整処理を、適宜必要に応じて実施する。また、映像信号変換処理において、各種の3次元画像処理を行うためにフレームメモリ19が使用される。また、画像処理部20には、これらの映像信号変換処理後の映像に重畳するためのOSD画像を生成するOSD処理部20aが設けられている。OSD処理部20aでは映像信号変換処理の処理途中又は処理前の映像信号にOSD画像を重畳できるように出力してもよい。
デバイス駆動部24は、液晶パネル等の表示デバイス23を駆動制御して、画像処理部から出力された映像信号を表示デバイス23に表示させる。また、テレビ装置1には、ユーザが操作するリモートコントローラ(以下、リモコン)からの赤外線信号を受信する赤外線受光部25が設けられる。赤外線受光部25で受信したリモコンによる操作信号に基づき、システム制御部22は各部に対して処理命令を発する。
テレビ装置1には、映像信号や音声信号の入力I/Fとして、複数の外部入力I/F(外部入力1〜外部入力3)11,12,13と、HDMI機器からの入力I/F(HDMI入力1、HDMI入力2)14,15とが設けられる。HDMI用のI/F14,15には、HDMIレシーバやCEC I/Fなどが備えられる。なお、HDMIレシーバやCEC I/Fは、システム制御部22内部のCPU22aで制御されるが、システム制御部22に内蔵するなどしてもよい。
HDMI用I/F14,15には、HDMIケーブルが接続され、外部機器との接続を可能にする。HDMIケーブルは、デジタル信号である映像・音声信号を差動方式で伝送するためのTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)ライン(デジタル信号転送ライン)と、機器間で共通の制御信号(CECコマンド)を伝送する双方向バスであるCECラインとを含んでいる。また、この他、HDMIケーブルには、EDIDの送信やHDCP認証等に利用されるDDCラインが含まれる。
外部機器側のHDMI用I/Fに具備されるHDMIトランスミッタは、例えばDVDなどのメディアに記録されている映像データと音声データとを読み出し、音声信号及び機種情報が映像信号のブランキング期間に挿入されたHDMI形式のストリームに変換する。なお、機種情報は外部機器の仕様や設定によっては挿入されない。ビデオ/音声(及び機種情報)を含むストリームは、映像パケット/音声パケット(及びSPDパケット)としてTMDSライン用いてテレビ装置1に伝送される。なお、TMDSラインは、シリアル伝送路であり、例えば、赤(R),緑(G),青(B)のチャンネル毎の3つのデータ伝送路と、1つのクロック伝送路とが設けられている。
図2は、図1のテレビ装置を含む表示システムの構成例を示す概略図である。図2の構成例では、シンク機器である表示装置(テレビ装置1)のHDMI入力端子2(I/F15)に対してリピータ機器であるAVアンプ2が、テレビ装置1のHDMI入力端子1(I/F14)に対してレコーダ5が、それぞれ接続されている。また、AVアンプ2のHDMI入力端子には、ソース機器である複数の出力装置が接続される。本構成例では、出力装置として2台のDVDプレーヤ3,4が接続されているものとする。各機器は、HDMI入力端子に取り付けたHDMIケーブルによって接続されている。また、出力装置としては、例えばHDMI出力端子を持つDVDレコーダやHDDレコーダ、D−VHSレコーダ、デジタルビデオカメラ、チューナ機器、STB(デジタルSTB)など、様々な機器が該当する。また、HDMI入力端子1,2(I/F14,15)は、テレビ装置1をシンク機器として用いる場合は入力端子として機能するが、リピータ機器又はソース機器として用いる場合はHDMI出力端子として機能する。
このように図2の構成例では、テレビ装置1のHDMI入力端子には、レコーダ5及びAVアンプ2が直接に接続され、2台のDVDプレーヤ3,4がAVアンプ2を介して間接に接続されている。そして、これらの機器2〜5はテレビ装置1に対して階層構造を形成しており、レコーダ5及びAVアンプ2を第1階層、DVDプレーヤ3,4を第2階層とする。
以下、上述のごとき構成の表示システムや代替構成したシステムにおいて実行される、本発明の端子表示名変更処理について説明する。本発明に係るテレビ装置1は、端子表示名変更処理を実行するために、少なくとも次の機種情報取得手段及び表示名変更手段を備える。これらの手段(並びに他の実施形態で後述する各手段)は、上述したように端子表示名変更プログラムとしてシステム制御部22内に実行可能に組み込むとよい。
機種情報取得手段は、入力端子を介して外部機器(プレーヤ1(3)、プレーヤ2(4)、レコーダ5等)からの映像パケット及び機種情報パケットが入力されたときに、その機種情報パケットから機種情報を取得する。機種情報取得手段は、テレビ装置1において例えば上述したSPDパケットを受信可能としておきそのSPDパケットから機種情報を読み取ることが可能であればよく、従って図1で例示したテレビ装置1には組み込まれている。
表示名変更手段は、ユーザに提示するための入力端子を表す端子表示名を、機種情報取得手段で取得した機種情報に基づき外部機器表示名に変更する。ここで、端子表示名とは、上述したように、入力端子に接続された外部機器(入力端子への入力ソース)を表す表示名を指し、「入力4」等を指す。なお、図1の外部入力用I/F11〜13で例示したようなSPDパケット受信不能な端子に対しては、本発明における端子表示名変更処理の対象とはならない。
図3は、テレビ装置の画面上に表示されるチャンネルコール画像の一例を示す図である。ここで、図3(A)は従来のテレビ装置におけるチャンネルコール画像の一例を示しており、図3(B),(C)はそれぞれ、本発明が適用されたテレビ装置におけるチャンネルコール画像の一例を示している。また、図4は、本発明が適用されたテレビ装置の入力切換メニューの一例を示す図である。テレビ装置1のHDMI入力端子1(I/F14)の端子表示名(入力表示)は「入力4」であるものとする。そして、入力4に該当するHDMI入力端子には、図2に示すような構成でレコーダ5が接続されているものとする。
端子表示名を表示する例としては、図3で例示するようなチャンネルコール画像の表示があり、図3を参照して従来技術との比較を行いながら、端子名変更処理について説明する。従来、図3(A)で例示するように、チャンネルコール画像30としては、「入力4」31で例示のごとく入力端子名(端子表示名)のまま使用するか、或いはユーザが選択した名称(例えば「レコーダ」)を使用している。従って、接続される機器が変わっても、ユーザが変更しない限りそのままの名称が表示される。そして、HDMI入力端子が複数ある場合、ユーザがどの端子に接続したのかを確認するには、実際に入力切換を行い、入力され表示されている映像を確認する必要がある。
これに対し、本発明では表示名変更手段によって、受信した機種情報を活用して端子表示名(入力表示ラベル)を変更する。機種情報には、製造者(メーカ)名や機種名、カテゴリの情報があり、機種情報をどのように使用して変更するかのユーザ設定も可能としておけばよく、このユーザ設定については図8及び図9を参照して後述する。
表示名変更手段による変更例としては、例えば、HDMI用I/F14からメーカ名が「SHARP」でありカテゴリが「Recorder」であるレコーダ5からのSPDパケットが送信されてきた場合、従来の「入力4」31ではなく「SHARP Recorder」といった文字列の外部機器表示名に変更して、チャンネルコール画像に表示することもできる。なお、図3(B),(C)では、後述する機種情報照合手段を備えた実施形態での表示例を示しているが、「○○レコーダ」34,34aの代わりに「SHARP Recorder」と表示できる。
他の例では、機種名が「DV−ARW15」の外部機器がHDMI用I/F14に接続されていた場合、「DV−ARW15」の文字列の外部機器表示名に変更し、表示することもできる。例えば、図3(B),(C)における「○○レコーダ」34,34aの代わりに「DV−ARW15」と表示できる。また、表示エリアの制限から、一度に表示できる文字数が例えば10文字であるとすると、SPDデータには最大16文字設定可能であるので、10文字を超える名称の場合には、フォントサイズを小さくしたり、表示エリアを増やしたり、10字以降は切り捨てるなどで対応するとよい。
上述のごときチャンネルコール画像の表示を可能とするためには、テレビ装置1に、現在の入力ソースの端子表示名を画面上に表示する入力ソース表示手段を備えておき、前記表示名変更手段における変更対象の端子表示名は、現在の入力ソースの端子表示名を含むようにすればよい。
入力ソース表示手段は、システム制御部22、OSD処理部20a、デバイス駆動部24、及び表示デバイス23などで構成できる。システム制御部22において現在表示デバイス23での出力を行っている入力ソースは当然把握可能であり、その端子表示名を表示デバイス23で表示するようにOSD処理部20aに伝送して、映像に重畳させ、表示デバイス23で表示すればよい。また、チャンネルコール画像の表示は、チャンネルを切り換える毎に表示されるので、チャンネルを切り換える毎に外部に接続され入力ソースとなっている機器名や状態が一目で分かる。
また、入力ソース表示手段は、現在の入力ソースのデフォルト表示名と共に表示名変更手段で変更された端子表示名を表示するようにしてもよい。例えば、図3(B),(C)で例示した「入力4」31と「DV−ARW15」(「○○レコーダ」34,34aの代替)、或いは「入力4 DV−ARW15」といった具合に、テレビのチャンネルコールと一体表示(或いは近傍の位置)で端子表示名(外部機器表示名)を表示すればよい。
また、本発明の他の実施形態として、次の機種情報照合手段を備えるようにしてもよい。機種情報照合手段は、機種情報取得手段で取得した機種情報を所定条件に合致するか否か照合(比較)する。そして、表示名変更手段は、機種情報照合手段で所定条件と合致した場合、ユーザに提示するための入力端子を表す端子表示名を、所定条件に対応した外部機器表示名に変更する。所定条件としては、機種情報の3つの情報それぞれに対して条件を与えておいてもよい。
例えば、SPDパケットから得たメーカ名がS社を表す英文でカテゴリが「recorder」に相当するといった条件を満たすとき、表示名変更手段が端子表示名を「入力4」から商品名「○○レコーダ」へ変更し、入力ソース表示手段が図3(B)で例示するようなチャンネルコール画像30を表示する。所定条件としては、例えば機種名の末尾や文頭や機種名中の文字列が「AR」であった場合に、「○○レコーダ」にするようにしてもよく、これにより将来の機種にもファームウエアやデータの更新することなく対応できる。
図3(B)のチャンネルコール画像30には、「○○レコーダ」34、入力端子の種類(ここではHDMI)32、及び各種情報(ここでは映像の方式及びお知らせ表示)が含まれる。図3(C)のチャンネルコール画像30aは、チャンネルコール画像30を簡易表示(小さい表示)したものであり、外部機器表示名「○○レコーダ」34aが同じく表示されている。
入力端子の数が増えても、どこの端子にどのメーカのどの機器を接続したかが一目でわかり、例えばS社の「○○レコーダ」が接続された場合には、専用の文言にすることにより、この○○レコーダと表示装置1とが連携していることもアピールできる。
機種情報照合手段は、例えばシステム制御部22内で構成すればよい。例えば、EEPROM22dに、所定条件と外部機器表示名とを複数組み関連付けて格納した機種情報変換テーブルを記憶させておき、ROM22bに記憶した機種情報照合プログラム(端子表示名変更プログラムに含む)が、その機種情報変換テーブルを参照して合致する所定条件が存在するか否かを検索するとよい。そして、表示名変更手段が、検索の結果、合致する所定条件に機種情報変換テーブルで関連付けられた外部機器表示名へ変更を行う。
実際、SPDパケットにはアスキーコードで機種情報が挿入されているので、そのままアスキーコードを使用して外部機器表示名を表してもよいが、所定条件に合致した場合、そのまま使用して表示するのではなく機種情報変換テーブルで検索した結果の外部機器表示名に変更する、すなわち機種情報変換テーブルで変換を施すとよい。これにより、所定条件に対応した外部機器表示名として、漢字やひらがなやカタカナの名称を表示させることもできる。
端子表示名を表示する例としては、図3のようなチャンネルコール画像に限ったものではなく、例えば、図4で例示するような入力切換メニュー(入力切換メニュー画像)40の表示に適用できる。入力切換メニューの表示を可能とするため、テレビ装置1には、入力ソースの入力切換メニューを画面上に表示する切換メニュー表示手段を備えるとよい。そして、表示名変更手段における変更対象の端子表示名は、入力切換メニューに含まれる入力ソースの端子表示名を含むようにしておけばよい。また、図8及び図9を参照して例示する一般の設定メニュー画面の中に入力切換メニューを表示するようにしてもよい。
入力切換メニューは、テレビ装置1本体(実際にはTVチューナ)と、外部入力I/F(外部入力1〜外部入力3)11,12,13と、HDMI機器からの入力I/F(HDMI入力1、HDMI入力2)14,15との間で、表示デバイス23に表示させる入力ソースを切り換えるために用意されるものである。入力切換メニューを表示するためのデータは、システム制御部22のROM22b又はEEPROM22d、或いはOSD処理部20a内部のメモリなどに保持され、OSD処理部20aによって映像に重畳され、表示デバイス23の画面に表示される。例えば、これらの構成要素により上述の切換メニュー表示手段を構成するとよい。
以下、入力切換メニューの表示について、テレビ装置1が機種情報照合手段を備えた形態のみに基づき説明するが、備えない形態であっても上述したように機種情報から変換を経ずに端子表示名を外部機器表示名に変更して表示すればよいだけである。また、入力切換メニューとして、ダイレクト選択に入力を切り換える方式を採用した例のみを示すが、トグル操作で選択した入力ソースのみを表示しながら切り換える方式を採用してもよい。
図4で例示する入力切換メニュー40は、図2のごとき表示システムが構築されているときに表示される切換メニューであり、ここには外部入力用I/F11〜13の入力ソースの入力表示ラベル(端子表示名)である「入力1」〜「入力3」が表示されている。また、入力切換メニュー40には、HDMI用I/F14の入力ソースを表す「○○レコーダ」41が表示されている。この端子表示名は、上述した機種情報照合手段及び表示名変更手段によってデフォルトの端子表示名である「入力4」から変更され、表示されたものである。
また、図4の入力切換メニュー40において、他の入力ソースと表示を異ならせているが、これにより「○○レコーダ」41が現在選択されている入力ソースであることを表現できる。その他、接続されている外部機器の電源オン/オフを判別し、その判別結果に応じてメニュー表示を変更するようにしてもよい。並びに現在非接続であるがEEPROM内に機種情報が記憶されている外部機器も電源オフと同様に表示すればよい。
また、切換メニュー40には、HDMI用I/F15の入力ソースを表す「○○プレーヤ」及び「△△プレーヤ」42が表示されている。この2つの端子表示名42は、上述した機種情報照合手段及び表示名変更手段によってデフォルトの端子表示名である「入力5」から変更され、残り一つは追記され、表示されたものである。若しくは、「入力5」を2つに分けることで、2つの端子表示名42を表示するようにしてもよい。これにより、実際に備えられたHDMI端子よりも多い入力端子が存在するかのような表示を行うことができる。
このように、AVアンプ2のごときリピータ機器を介して一つの入力端子に2つの出力装置が接続されている場合にも、入力切換メニュー40内に表示できるようにするとよい。このような2つの端子表示名42を可能とするためには、機種情報取得手段は、一つの入力端子に接続された外部機器の下層にさらに複数の外部機器が接続されている場合にも、表示名変更手段における端子表示名の変更を実行するために、複数の外部機器から機種情報の取得を行うようにしておけばよい。実際、映像パケットと共にSPDパケットが送信されてくるので、複数の外部機器からの取得は一度映像を入力さえしておけば可能である。
また、この入力切換メニュー40において、リモコンの操作ボタンによって或る入力ソースが選択され、赤外線受光部25でその操作信号を受信した場合、システム制御部22は、CECコマンドによって対象となる外部機器に対して入力切換指示を行う。レコーダ5である場合にはレコーダ5に対して指示を行えばよい。プレーヤ1又はプレーヤ2の場合には、AVアンプ2に対して入力切換を指示し、AVアンプ2がテレビ装置1から送られたCECコマンドに従って、AVアンプ2のHDMI入力端子を切り換えて、ユーザに指定されたHDMI入力端子からストリームを入力可能な状態に設定する。
また、リモコンには、このような操作がし易いように、メニューをはじめ設定時のカーソル位置の左右上下方向への移動操作や決定操作を行うための移動・決定ボタンと、各処理を一つ前の段階に戻す操作を行う戻りボタンと、各処理を終了させる操作を行う終了ボタンと、テレビ装置1の各種設定を行うメニュー画面を表示する操作を行うためのメニュー画面表示ボタンとを設けておくとよい。なお、リモコンには、その他のボタン、例えば、映像表示装置の電源のオン/オフを操作する電源ボタンと、チャンネル番号を選択する操作を行うためのチャンネル選択ボタンと、チャンネル番号を上方向及び下方向に操作して選択するチャンネル上下ボタンと、アナログ放送、デジタル放送、IP放送の間で受信する放送を切り換える放送切換ボタンと、外部接続機器を含めた入力ソースを切り換える入力切換ボタンと、EPGを表示する操作を行うための番組表表示ボタンと、現在受信中の番組に対する番組情報を表示する操作を行うための番組情報表示ボタンと、EPG画面やメニュー画面などを表示しているときの簡易操作用のカラー(赤、緑、黄、青)ボタンとを設けておくとよい。
図5及び図6は、それぞれ、本発明が適用されたテレビ装置の入力切換メニューの他の例を示す図である。図5、図6で例示する入力切換メニュー50,60は、図2の表示システム構築例とは無関係であるものとする。ここでの表示システムの構築例では、外部機器の現在の接続/非接続の状態に関わりなく一度接続した外部機器(但し同じHDMI端子に他の外部機器を接続しなかった場合)全てを表示システムの一部とし、入力切換メニュー表示している。
図5で例示する入力切換メニュー50には、HDMI用I/F14又はI/F15の入力ソースを表す「S社○○レコーダ1」等のS社の外部機器表示名51、A社の外部機器表示名52、及びB社の外部機器表示名53が表示されている。なお、例えばS社の外部機器表示名51では、「S社」の表記は一番上だけ、或いは全体に対して1つだけで表記してもよい。また、図6で例示する入力切換メニュー60には、HDMI用I/F14又はI/F15の入力ソースを表す「S社○○レコーダ1」等のレコーダに属する外部機器表示名61、VTRに属する外部機器表示名62、デジタルカメラに属する外部機器表示名63、及びPCに属する外部機器表示名54が表示されている。
このような表示は、切換メニュー表示手段が、入力切換メニュー上における端子表示名の表示を、機種情報取得手段で取得した機種情報に基づき並べ換えて行うことで実現できる。例えば、少なくとも一つのHDMI端子からのSPDパケットに対し、同じ製造者名で複数の機種名または複数のカテゴリが存在するか否かを判断し、同じ製造者名毎の機器群又は同じカテゴリ毎の機器群に分離する。
そして、例えばメーカ名が同じ機器群に並び替えて一覧表示するとよい。例えば、外部機器のメーカ名を抽出した後、外部機器表示名51〜53のように、入力切換表示の下位層にメーカ名毎の外部機器を一覧表示できる。機種情報は、メーカ名を含む情報であり、切換メニュー表示手段は、前記入力切換メニュー上における端子表示名の表示をメーカ名毎に分けて行う。ユーザによってはテレビは自社でレコーダが他社というケースもあるが、これにより、自社製或いは他社製のどのような機器(どのような規格の機器)が何台接続されているかが一目で確認することができる。またこのような使い方(表示)ができれば、例えばS社製の○○レコーダ1のデータを下段に表示したS社製の○○レコーダ2に移動(複写)する場合に便利である。
また、例えばカテゴリが同じ機器群に並び替えて一覧表示するとよい。例えば、外部機器のカテゴリ(レコーダ)抽出した後、外部機器表示名63の中でもディスクの規格別に一覧表示してもよい。規格別の一覧表示とは、BD(Blu-ray Disc),HD・DVD(High Definition DVD)、DVD−RW、DVD−RAM、DVD+RW/R、CD−RW、CD−R等の規格に分けて一覧表示することを指す。さらに、外部機器のカテゴリ(レコーダ)抽出した後、各レコーダの空き容量データを比較演算し、空き容量の大きい(或いは小さい)順番に機器群を並び替えて一覧表示するようにしてもよい。なお、レコーダの空き容量やディスクの規格名は、変換テーブルに関連付けて格納しておくかCECコマンドで直接その外部機器から取得するかなどの方法で取得するとよい。
これにより、データの移動や保存時に使い分けが簡単にできる。今後ハイビジョン映像が増加するが、レコーダに保存したいときに、ディスクの規格名が一目で確認できれば、ハイビジョン映像は次世代DVDに、標準映像は他のDVDに保存する場合に使い分けができる。
なお、図6の外部機器表示名61及び外部機器表示名62で例示したように、同じ録画可能機器といったカテゴリに属するもの同士は近くに表示しておいてもよいし、同じ会社の同時に使う可能性のある製品同士(例えばプレーヤとレコーダ)を近くに表示するようにしてもよい。
また、S社,A社の外部機器表示名51,52には、「S社○○レコーダ1」及び「S社○○レコーダ2」や「A社レコーダ1」及び「A社レコーダ2」で例示したように、同じ外部機器表示名の場合には枝番を付すとよい。これは、表示名変更手段が、複数の入力端子に対して同じ外部機器表示名へ変更がなされるとき、連番を付した外部機器表示名へさらに変更を行うことで実現できる。同じメーカ名で同じカテゴリの場合は、例えば文字列の先頭部分から同じ文字列が所望の文字数(例えば10文字)一致しているか判断して、上から順番に表示する(例えばHDMI入力端子1は○○レコーダ1、HDMI入力端子2は○○レコーダ2)。メーカ名又は機種名に枝番として入力端子番号を付加した文字列にする際には、例えば、メーカ名が「S社」を表す英文の場合、「S社(1)」、「S社−1」、「S社1」等の文字列に、機種名が「DV−ARW15」の場合、「DV−ARW15(2)」、「DV−ARW15−2」等の文字列に、それぞれ変更、表示する。
また、図示はしないが、図4乃至図6の入力切換メニュー40,50,60等は、切換メニュー表示手段によって、入力切換メニューをテレビ装置1に配設された入力端子群の位置と相対的に近い画面上の位置に表示するようにしてもよい。最近の大型テレビでは、一旦設置してしまうと側面(背面)のどの位置付近に外部機器接続端子が位置しているのか側面(背面)を覗かないと分かり難い。しかしながら、このような入力切換メニューの表示位置を採用することで、入力切換メニューを表示する位置が実際の外部機器接続端子群の位置と相対的に類似の位置関係にあるので、分かり易く便利になる。
以上、説明したように、接続された機器から送られてくる機種情報パケットから、メーカ名、機種名、カテゴリを抜き出し、入力表示ラベルに使用することで、接続されている機器や機器の詳細内容を認識し易くする。すなわち、テレビ装置1において、入力端子がどの外部機器を入力ソースとして入力している端子であるのかを、ユーザ識別可能に表示させることが可能となる。また、映像パケットと同時に送信される機種情報パケットに基づいて端子表示名の変更を行うので、変更の対象となる外部機器としては、映像入力ソースとならない外部機器(例えばAVアンプ2等のリピータ機器など)が自動的に省かれるので、入力ソースのみの表示を行うことができる。
次に、図7を参照して、本発明を適用したテレビ装置における入力端子に外部機器を抜き差しした場合の端子表示名変更処理の一例を説明する。上述した各実施形態のテレビ装置1は、表示名変更手段で変更した端子表示名を、入力端子(多段の場合には下層の入力端子も含む)と関連付けて記憶する表示名記憶手段を備えることが好ましい。この表示名記憶手段は、例えばEEPROM22d等により構成できる。
図7(A)に示すように、初回電源投入時に機種情報をSPDパケットで送信していない(或いは送信しているが必要な情報が含まれない)ソース機器A(6)がテレビ装置1に接続された場合(主電源をオン/ケーブルを挿入)、機種情報が取得できないので、テレビ装置1ではデフォルト表示(例えば「入力4」)にする。この状態からソース機器A(6)非接続となり(主電源をオフ/ケーブルを抜く)、代わりに機種情報をSPDパケットで送信しているソース機器B(7)が差し込まれたとすると、テレビ装置1では、図7(B)に示すように「SOURCE_B」を表示する。
この状態からソース機器B(7)が非接続となった場合(主電源をオフ/ケーブルを抜く)には、テレビ装置1では、図7(C)に示すように前回の接続状態をそのまま表示しておく。なお、ここでの表示ではソース機器B(7)の表示を稼働中の他の外部機器の表示と色などで異ならせるようにしてもよい。この状態からソース機器B(7)が接続となった場合(主電源をオン/ケーブルを挿入)には、図7(C)のままの表示を続ければよい。一方、図7(C)の状態からソース機器A(6)が接続となった場合(主電源をオン/ケーブルを挿入)には、テレビ装置1では、図7(D)に示すようにデフォルト表示を行う。
このように、入力端子から外部機器が取り外されるか或いは外部機器の電源(主電源)がオフされた場合でも、新たな照合結果が得られないなど新たな記憶がされない限り、外部機器に対して表示名記憶手段で記憶された端子表示名(外部機器表示名)を保持する。すなわち、前回の機種情報を保持しておき、それを表示する。また、機種情報取得手段は、入力端子から外部機器が取り外されるか或いはその外部機器の電源がオフされた後、機種情報の取得を実行するようにしてもよい。また、表示名記憶手段で記憶された表示名の更新を、同じ入力端子に他の外部機器が接続されて機種情報パケットを送信してきたときに実行するようにしてもよい。
図3乃至図6等を参照した説明で前提としたが、このように、表示名変更手段は、機種情報取得手段で機種情報パケットが入力されなかった場合、端子表示名をデフォルト名にするとよい。また、機種情報照合手段を備えた形態にあっては、表示名変更手段は、機種情報照合手段で所定条件と合致しなかった場合、端子表示名をデフォルト名にするとよい。すなわち、まず外部機器から送られてくるHDMI信号の中にSPDパケットがあるかを確認するし、存在する場合は変更した(或いは過去に変更済みの)外部機器表示名を表示し、存在しない場合は入力表示選択で選択されている文字列を表示するとよい。
次に、図8及び図9を参照して、本発明を適用したテレビ装置における設定メニュー画面、及びその設定メニュー画面から移行した自動入力表示設定画面の一例、並びに設定方法について説明する。
図8で例示する設定メニュー画面80は、OSD処理部20aから出力されるOSDデータ(ビットマップデータ等)として表示デバイス23に表示される。設定メニュー画面80は、テレビ装置1自身の各種設定が可能なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)画面となっており、映像調整項目、音声調整項目、省エネルギー設定項目、本体設定項目81、機能切換項目、デジタル設定項目、及びお知らせといった各項目が、プルダウンによりその項目の設定に移行可能に表示されている。このように、テレビ装置1には、設定メニュー画面を表示してテレビ装置1自身に対するユーザ設定を受け付けるユーザ設定手段を備えるとよい。
また、本体設定項目81で表示された各設定項目82のうち、ユーザがテレビ装置1のリモコン等により入力ソース選択項目84を選択すると、図4乃至図7で例示したような入力切換メニューが表示され、切換可能としておくとよい。このように、表示名変更手段における変更対象の端子表示名は、設定メニュー画面に表示される端子表示名を含むようにすればよい。
また、本体設定項目81で表示された各設定項目82のうち、ユーザがテレビ装置1のリモコン等により自動入力表示設定項目83を選択すると、図9の自動入力表示設定画面90が表示される。自動入力表示設定画面90では、自動的に本発明の端子表示名変更処理を実行することを示す設定「する」項目(項目91〜93のいずれかに対応)と、デフォルト表示のままにしておく「しない」項目94と、さらに変更表示名をユーザ自身が入力設定可能な「変更表示名設定」項目95とが、リモコン等でユーザ選択可能に表示されている。
「する(メーカ名)」項目91が選択されている場合には、端子表示名を、取得した機種情報に基づきメーカ名(例えば「S社」の英文表記やそれを変換した「S社」)とカテゴリとを組み合わせた外部機器表示名に自動的に変更を行い(変更可能な場合のみ)、表示する。「する(機種名)」項目92が選択されている場合には、端子表示名を、取得した機種情報に基づき機種名(例えば「DV−ARW15」)の外部機器表示名、或いは機種名とカテゴリとを組み合わせた外部機器表示名に自動的に変更を行い(変更可能な場合のみ)、表示する。「する(条件対応名)」項目93が選択されている場合には、機種情報照合手段を用い、取得した機種情報に対応する外部機器表示名(例えば「○○社レコーダ1」に自動的に変更を行い(変更可能な場合のみ)、表示する。なお、初期値は、例えば「する(メーカ名)」などと適宜決めておけばよい。
このように、表示名変更手段における端子表示名の変更を実行しないか否かのユーザ設定を受け付ける変更設定手段を備えることが好ましく、これは設定メニュー画面に組み込まずに設けてもよい。また、変更設定手段は、項目91〜93のように、複数の変更方法の中から採用する変更方法をユーザ選択させる手段を有することが好ましい。
また、「変更表示名設定」項目95が選択された場合には、機種情報変換テーブルの現在の内容を表示して書き換えさせるようなGUI画面(図示せず)を表示して、例えばメーカ名がS社を表す英文でカテゴリがrecorderである場合に「○○レコーダ」と表示する、或いは「S社 ○○レコーダ」と表示する、といった設定をユーザから入力(選択入力)させる。また、テレビ装置1に搭載されているソフトウエアキーボードを画面に表示し、設定メニュー画面上で「機器名入力」を選択後、カーソルで、変更する項目に移動し、ソフトウエアキーボードで一覧表示する各機器名の名称の文字を入力するなどといった入力が可能である。
このように、テレビ装置1には、表示名変更手段で変更に使用する外部機器表示名を変更するユーザ設定を受け付ける変更表示名設定手段を備えることが好ましい。
また、テレビ装置1が複数のHDMI入力端子をもつ場合や1つであっても間接的に複数のHDMI入力端子が接続されている場合には、それぞれに対して図9のような設定ができるようにするとよい。
また、本発明は、上述したように、各実施形態で説明した処理手順を含む表示方法や、その処理手順を実行するためのコンピュータ読み取り可能な端子表示名変更プログラムやそれを含む表示プログラムとしての形態も採用できる。表示装置に組み込むためのこれらのプログラムは、上述したように、端子表示名変更処理や表示処理の手順をCPU等の演算処理装置を含む制御部(制御コンピュータ)に実行させるためのプログラムで、上述した各手段として制御部を機能させるためのプログラムである。
また、このようなプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することで流通させたり、ネットワーク経由で配信して流通させるとよい。本発明の機能を実現するためのプログラムやデータを記憶した記録媒体としては、具体的には、各種のCD,MO(光磁気ディスク),DVD,FD,フラッシュメモリや、その他各種ROMやRAM等が想定できる。そして、コンピュータ等の情報処理装置に、上述のごとくの記録媒体を装着して情報処理装置によりそのプログラムを読み出すか、若しくは情報処理装置や転送先のテレビ装置等の表示装置が備えている記憶装置にそのプログラムを記憶させておき、必要に応じてこれを読み出すことにより、本発明に係わる端子表示名変更機能やその機能を含む表示機能を実現することができる。
1…テレビ装置、2…AVアンプ、3,4…DVDプレーヤ、5…レコーダ、6…ソース機器A、7…ソース機器B、11,12,13…外部入力I/F、14,15…HDMI入力I/F、16…ビデオデコーダ、17…デマルチプレクサ、18…TVチューナ、19…フレームメモリ、20…画像処理部、20a…OSD処理部、21…バス調停部、22…システム制御部、22a…CPU、22b…ROM、22c…RAM、22d…EEPROM、23…表示デバイス、24…デバイス駆動部、25…赤外線受光部。
Claims (24)
- 外部機器から映像パケットの入力時に該外部機器の機種情報パケットを入力する入力端子を備えた表示装置であって、前記入力端子を介して前記外部機器からの映像パケット及び機種情報パケットが入力されたときに、該機種情報パケットから機種情報を取得する機種情報取得手段と、ユーザに提示するための前記入力端子を表す端子表示名を、前記機種情報取得手段で取得した機種情報に基づき外部機器表示名に変更する表示名変更手段とを備えたことを特徴とする表示装置。
- 前記機種情報取得手段で取得した機種情報を所定条件に合致するか否か照合する機種情報照合手段を備え、前記表示名変更手段は、前記機種情報照合手段で所定条件と合致した場合、ユーザに提示するための前記入力端子を表す端子表示名を、前記所定条件に対応した外部機器表示名に変更することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記機種情報照合手段は、前記所定条件と前記外部機器表示名とを複数組み関連付けて格納した機種情報変換テーブルを有し、該機種情報変換テーブルを参照して合致する所定条件が存在するか否かを検索し、前記表示名変更手段は、前記検索の結果、合致する所定条件に前記機種情報変換テーブルで関連付けられた外部機器表示名へ変更を行うことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
- 前記表示名変更手段で変更した端子表示名を、前記入力端子と関連付けて記憶する表示名記憶手段を備え、前記入力端子から前記外部機器が取り外されるか或いは該外部機器の電源がオフされた場合でも、前記外部機器に対して前記表示名記憶手段で記憶された端子表示名を保持することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記機種情報取得手段は、前記入力端子から前記外部機器が取り外されるか或いは該外部機器の電源がオフされた後、機種情報の取得を実行することを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
- 前記表示名変更手段は、前記機種情報取得手段で前記機種情報パケットが入力されなかった場合、前記端子表示名をデフォルト名にすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記表示名変更手段は、前記機種情報照合手段で所定条件と合致しなかった場合、前記端子表示名をデフォルト名にすることを特徴とする請求項2又は3に記載の表示装置。
- 設定メニュー画面を表示して当該表示装置に対するユーザ設定を受け付けるユーザ設定手段を備え、前記表示名変更手段における変更対象の端子表示名は、前記設定メニュー画面に表示される端子表示名を含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の表示装置。
- 当該表示装置における現在の入力ソースの端子表示名を画面上に表示する入力ソース表示手段を備え、前記表示名変更手段における変更対象の端子表示名は、前記現在の入力ソースの端子表示名を含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の表示装置。
- 当該表示装置における現在の入力ソースの端子表示名を画面上に表示する入力ソース表示手段を備え、前記表示名変更手段における変更対象の端子表示名は、前記現在の入力ソースの端子表示名を含み、前記入力ソース表示手段は、前記現在の入力ソースのデフォルト表示名と共に前記表示名変更手段で変更された端子表示名を表示することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の表示装置。
- 当該表示装置における入力ソースの切換メニューを画面上に表示する切換メニュー表示手段を備え、前記表示名変更手段における変更対象の端子表示名は、前記切換メニューに含まれる入力ソースの端子表示名を含むことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記切換メニュー表示手段は、前記切換メニュー上における端子表示名の表示を、前記機種情報取得手段で取得した機種情報に基づき並べ換えて行うことを特徴とする請求項11に記載の表示装置。
- 前記切換メニュー表示手段は、前記切換メニューを当該表示装置に配設された入力端子群の位置と相対的に近い画面上の位置に表示することを特徴とする請求項11又は12に記載の表示装置。
- 前記表示名変更手段における端子表示名の変更を実行しないか否かのユーザ設定を受け付ける変更設定手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記変更設定手段は、複数の変更方法の中から採用する変更方法をユーザ選択させる手段を有することを特徴とする請求項14に記載の表示装置。
- 前記表示名変更手段で変更に使用する外部機器表示名を変更するユーザ設定を受け付ける変更表示名設定手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記表示名変更手段は、複数の入力端子に対して同じ外部機器表示名へ変更がなされるとき、連番を付した外部機器表示名へさらに変更を行うことを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記機種情報取得手段は、一つの入力端子に接続された外部機器の下層にさらに複数の外部機器が接続されている場合にも、前記表示名変更手段における端子表示名の変更を実行するために、前記複数の外部機器から機種情報の取得を行うことを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記機種情報は、メーカ名、機種名、及びカテゴリを含む情報であることを特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記機種情報パケットは、CEA−861規格で規定されているSPDパケットであることを特徴とする請求項1乃至19のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記入力端子は、HDMI規格に準じた入力端子であることを特徴とする請求項1乃至20のいずれか1項に記載の表示装置。
- 外部機器から映像パケットの入力時に該外部機器の機種情報パケットを入力する入力端子を備えた表示装置における表示方法であって、機種情報取得手段が、前記入力端子を介して前記外部機器からの映像パケット及び機種情報パケットが入力されたときに、該機種情報パケットから機種情報を取得するステップと、表示名変更手段が、ユーザに提示するための前記入力端子を表す端子表示名を、前記取得した機種情報に基づき外部機器表示名に変更するステップとを含むことを特徴とする表示方法。
- 機種情報照合手段が、前記取得した機種情報を所定条件に合致するか否か照合するステップをさらに含み、前記変更するステップは、前記照合するステップで所定条件と合致した場合、ユーザに提示するための前記入力端子を表す端子表示名を、前記所定条件に対応した外部機器表示名に変更するステップであることを特徴とする請求項22に記載の表示方法。
- 請求項1乃至21のいずれか1項に記載の表示装置の制御コンピュータに組み込むためのプログラムであって、当該プログラムは、制御コンピュータを各手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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