JP2008034973A - 画像読取装置、画像読取装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

画像読取装置、画像読取装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 原稿台上に配置された順番に基づいて画像オブジェクトのデータを出力可能とする。
【解決手段】 読取手段で読み取った原稿画像中から1以上のオブジェクトのそれぞれの領域位置を検出する検出手段と、オブジェクトそれぞれの領域位置に基づいて原稿画像を分割する領域分割手段と、原稿画像中のオブジェクトの配列パターンを入力する入力手段と、入力された配列パターンに基づいてオブジェクトを出力する順番を決定する順序決定手段とを備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、画像読み取りの制御技術に関するものである。特に、原稿台に配置された1以上の画像オブジェクトに対応するデータの出力順序決定に関するものである。
従来、原稿台上に載置されている原稿を読取る画像読取装置においては、ユーザにより原稿台上に載置された複数の原稿を同時に読取り、各原稿の位置と領域を検出することにより複数の画像情報を生成する技術が、特許文献1に開示されている。このような画像読取装置においては、原稿台上の原稿を画像情報として読取った後に画像情報の濃度差から原稿の領域を検出し、検出した領域それぞれに対して再度読取を実行する構成となっている。
また、それぞれの原稿内のページ番号の情報を、OCR(Optical Character Reader)を利用して読取り、ページ番号順に出力順番をソートする技術が特許文献2に開示されている。
特開2003−46731号公報 特開平11−220557号公報
しかしながら、特許文献1に開示される技術では、読取った画像情報を出力する際に各画像情報をどういった順番で出力されるかは考慮されていなかった。この場合の多くは、原稿台に載置された原稿を読取った順番が出力順番となる。そのため、画像読取部が原稿台を副走査方向に進みながら読取る場合、読取る順番は画像読取部が移動する方向である副走査方向に依存する。これにより、ユーザが原稿の順番に基づいて意図的に原稿台に原稿を配置した場合においても、出力する際には副走査方向に読取った順番に入れ替えられて出力されることになっていた。
そのため、例えばファイル名を連番付けて保存したい場合や、時系列に並べたファイルからスライドショーを作成したい場合などには煩雑な作業が必要となっていた。つまり、ユーザは画像情報を電子ファイルに保存する際や保存した後に、再度アプリケーションで電子ファイルに対して順番付けの操作を行わなければならなかった。また、読取った画像を編集する際に、ユーザはディスプレイを見ながら操作を行うが、読取った画像が類似画像だった場合には、ディスプレイ上で画像を識別することは困難であった。
また、特許文献2に開示されている技術においては、事前に各ページの原稿にページ番号情報が画像として付与されていることが前提となっている。そのため、ページ番号が付与されていない場合にはやはり同様の煩雑な作業を必要としていた。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、原稿台上に配置された複数の原稿に対応する読取画像を、当該原稿台上に配置された順番に基づいて出力可能とすることを目的とする。
上述した問題点を解決するため、本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。
原稿台に配置された原稿を読取る読取手段と、該原稿台に配置された1以上のオブジェクトの並びに基づいて、該1以上のオブジェクトに対応する画像データを出力手段から順次出力する画像処理装置において、前記読取手段で読み取った原稿画像中から1以上のオブジェクトのそれぞれの領域位置を検出する検出手段と、前記1以上のオブジェクトのそれぞれの領域位置に基づいて前記原稿画像を分割する領域分割手段と、前記原稿画像中の前記1以上のオブジェクトの配列パターンを入力する入力手段と、前記入力手段により入力された配列パターンに基づいて前記領域分割手段により分割された原稿領域それぞれに含まれるオブジェクトを前記出力手段から出力する順番を決定する順序決定手段とを備える。
ここで、前記領域分割手段は、前記原稿領域を、前記1以上のオブジェクトのそれぞれの領域位置の平均位置を通過する第1の方向の直線および該第1の方向と直交する第2の方向の直線を境界とする4つの領域に分割する。
そして、前記入力手段は、前記第1の方向および前記第2の方向により決定される4つの配列パターンのいずれかを入力する。
また、前記原稿領域の中に2個のオブジェクトが含まれる場合、前記領域分割手段は、該2個のオブジェクト並び方向とは略垂直な第3の方向の直線を境界とする2つの領域に分割し、前記入力手段は、前記第3の方向により決定される2つの配列パターンのいずれかを入力する。
本発明によれば、原稿台上に配置された複数の原稿に対応する読取画像を、配置された順番に基づいて出力可能となる。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(第1実施形態)
本発明に係る画像処理装置の第1実施形態を以下に説明する。
<装置構成>
図1は、第1実施形態の画像処理装置のブロック図である。本画像処理装置は、ホストコンピュータ1およびスキャナ16により構成される。
ホストコンピュータ1は、パーソナルコンピュータやワークステーション等により構成される。ホストコンピュータ1にはCPU2が備えられており、CPU2は起動時にROM3に記憶されたプログラム(ファームウェア)を読み込み実行する。そして、CPU2は外部記憶装置12に記憶されているオペレーティングシステム(以下、OSと呼ぶ。)をRAM4に読み込み、システムバス13を通じてホストコンピュータ1全体を統括的に制御する。9はディスプレイコントローラであり、CPU2の制御に従い、エラー警告や処理状況など各種の表示を行えるディスプレイ6を制御する。10はキーボードコントローラであり、入力装置であるキーボード7を制御する。11はポインティングデバイスコントローラであり、入力装置であるポインティングデバイス8を制御する。
外部記憶装置12には、アプリケーション14、スキャナドライバ15の各プログラムが記憶されている。また、外部記憶装置12には、読取った画像データが電子ファイルとして記憶される。ここで、アプリケーション14は、ユーザの操作に従って、スキャナドライバ15から受信した画像データを編集する機能を備えるソフトウェアである。また、スキャナドライバ15は、ホストコンピュータ1上で動作するアプリケーション14やスキャナ16と画像の受け渡しの他、スキャナ16に設定するコマンド及びパラメータを作成しスキャナ16に対して送信する機能を備えるソフトウェアである。
スキャナ16は、CPU17、ROM19、RAM20、ホストインターフェース21、および、画像読取部22を備えている。CPU17は、ROM19からスキャナ16を統括的に制御するためのプログラムを読み込み実行する。画像読取部22は、CCDラインセンサによって原稿を読取りデジタル信号に変換する。RAM20は、CPU17が読み込んだプログラム、読取った画像データ、画像読取部22の設定パラメータなどを一時的に記憶する記憶部である。なお、ホストコンピュータ1とスキャナ16とは相互に通信可能となっている。具体的には、スキャナインターフェース5およびホストインターフェース21をケーブル18または図示しない無線インターフェースを用いて接続することにより実現される。
図2は、ホストコンピュータ内部の機能ブロック図である。
スキャナドライバ15により実現される機能として、読取画像入力部201、画像検出部202、画像情報抽出部203、領域分割部204、設定入力受付部205、出力順序制御部206、および、画像情報出力部207がある。
読取画像入力部201は、スキャナ16が読み取った画像データをスキャナI/F5を介して入力する機能部である。画像検出部202は、入力された画像から、原稿の画像位置を検出する機能部である。画像情報抽出部203は、検出された位置の画像を画像情報として抽出する(切り取る)機能部である。
領域分割部204は、入力された画像の領域を分割する機能部である。設定入力受付部205は、分割された各領域に対する順序パターンを受け付ける機能部である。出力順序制御部206は、受け付けた順序パターンに基づいて分割された各領域の画像の出力順序を制御する機能部である。そして、画像情報出力部207は、出力順序の制御に基づいて画像情報を出力する機能部である。
<画像切り出し処理>
図3は、原稿台上に複数の原稿画像が配置された場合の、読み取り画像から各原稿画像に対応する画像オブジェクトを切り出す処理のフローチャートである。なお、以下の各ステップはCPU2がプログラムを実行し、ホストコンピュータ1あるいはスキャナ16を制御することにより実現される。
ステップS301では、画像読取部22を制御し、原稿画像を含む原稿台全面をカラー画像として読取り、RGBのカラー画像を取得する。
ステップS302では、ステップS301で取得したRGBのカラー画像を白黒の2値画像に変換する。ここで、白黒2値画像とは、各画素を1ビットで表現する画像を意味し、白のとき0黒のとき1となっている。なお、白黒2値画像への変換は、例えば、RGBのカラー画像(スキャンデータ)における各画素のG成分に対して、予め設定していた閾値と比較することにより実現される。なお、事前に、原稿台に原稿を置かない状態で画像を読み込んだ場合白色画像となるように閾値を設定するとよい。
ステップS303では、ステップS302で作成した白黒2値画像から、画像オブジェクトを検出する。具体的には画像オブジェクトの個数および配置位置を検出する。ステップS302の2値化処理により、一般的には画像オブジェクトが存在する領域が黒色画像となっている。そのため、連続している黒色画像の領域を画像オブジェクトの配置位置として検出する。
ステップS304では、ステップS303で検出した画像オブジェクト個数および配置位置に基づいて、それぞれの配置位置のRGBのカラー画像を切り出す。
<出力順番の決定>
次に、原稿台上に複数の原稿が載置された場合の従来の画像データの出力順序について図4および図5を参照して説明する。
図4は、原稿台406上に原稿401〜405が並べて載置されている状態を示す図である。これは、例えば、広く普及しているA4サイズの原稿台406に、L版サイズの写真原稿を最大数載置としようとした場合に相当する。図のように横向きに原稿を3枚、縦向きに原稿を2枚の合計5枚を配置する場合、各原稿の配置にはある程度の制限がある。
主走査方向407は、原稿台406上の各原稿401〜405を画像読取部22によって読取る時の画像読取部22が電気的に走査する方向である。副走査方向408は主走査方向407に対して垂直方向を成す方向を表し、画像読取部22が機械的に走査する方向である。これにより原稿台406全面を走査し、原稿台406全面に対するRGBカラー画像を取得する。
まず、原稿台406に載置されている原稿401〜405を読取る時は、原稿読取部22を、主走査方向407、副走査方向408ともに原点位置(図面左上)まで移動させる。画像読取部22を主走査方向407に移動しながら1ライン分の原稿台406を読取り、次に副走査方向408に一定距離移動し、再度主走査方向407に移動しながら1ライン分の原稿台406を読取る。これを繰り返すことにより原稿台406上の原稿401〜405を読取っていく。そのため、原稿の読取り順番は副走査方向408に依存し、原稿401〜405を読取る順番は矢印409で示した順番となり、この場合は401、402、403、404および405の順で読取る。
図5(a)は、4つの原稿を原稿台に配置した例を示す図である。ここで、各原稿501〜504は例えば、時系列になっている連続写真、連続した数ページの文書原稿、一連の動きを表した図、写真、等である。そして、各原稿に付した丸で囲んだ数字はユーザが意図した原稿の順番を示している。つまり、図においてユーザは左上の原稿501を1番目、左下の原稿503を2番目、右上の原稿502を3番目、右下の原稿504を4番目として並べている。
図5(b)は、図5(a)に示す原稿を読み取った際の、画像データの出力順番を示す図である。ここで、各原稿に付した三角で囲んだ数字が出力順番を示している。つまり、図4で示した読取り順番に従うと、原稿台406を副走査方向408に沿って、検出した原稿を順に読み取る。そして、原稿を読み取った順番で当該原稿に対応する画像データを出力するため、ユーザの意図した順番とは異なる順番で出力がなされることになる。
<画像切り出し処理>
図6は、第1実施形態の画像処理装置の動作フローチャートである。なお以下の各ステップの処理はCPUが制御プログラムを実行することにより実現される。なお、以下の説明において、”画像情報”とはスキャナにより読み取られたビットマップ画像のみを示し、”画像オブジェクト”とは、画像情報を含む所定の内部形式を有するデータを示している。
ステップS601では、プレスキャンを実行する。アプリケーション14のスキャン命令により、スキャン処理が開始される。スキャナドライバ15は原稿台406全面の画像情報をスキャナ16からケーブル18を介して取得する。ここでのプレスキャンとは、解像度を本スキャンよりも低く設定してスキャンを実行することで高速に画像情報を取得する処理である。
ステップS602では、ステップS601において取得した原稿台406全面の画像情報をRAM4若しくは外部記憶装置12に一時的に保存し、ディスプレイ6に表示する。プレスキャンを実行することにより取得した画像情報をディスプレイ6に表示することにより、ユーザは本スキャンを行う際の大きさ、位置等を把握することが可能となり、読取設定を容易に行える。スキャナドライバ15は、原稿台406全面の画像情報をディスプレイ6上の読取設定画面1401に表示する。読取設定画面1401についての詳細は後述するが図11に示されるような画面であり、原稿台406全面の画像情報を表示したり、スキャナ16が原稿を読取る際の読取方法及び読取る領域などを設定させたりする。以下、プレスキャンによって得られた原稿台406の画像情報をプレビュー画像と称す。
ステップS603では、ステップS602において一時的に保存したプレビュー画像に対して、原稿台406に複数の原稿がある場合には、それらを個別の画像情報として扱うために図3で説明した原稿切り出し処理を実行する。
ステップS604では、ステップS603において原稿切り出し処理により切り出した画像情報を保持するための画像オブジェクトを作成する。なお、この画像オブジェクトの構成についての詳細は図9を参照して後述する。
ステップS605では、ステップS604において作成した画像オブジェクトの個数を計算し、原稿が複数存在するかを判定する。複数ある場合はステップS606に進み、1個の場合はステップS608に進む。
ステップS606では、プレビュー画像をユーザに参照させ、原稿の並べた方向をポインティングデバイス8等を用いて受け付ける。
ステップS607では、受け付けた原稿の並べた方向に従い出力順番を設定する。なお、設定された出力順番を画面に表示し、所望の出力順番でない場合には、ユーザから原稿の並べた方向の再指定を受け付けるよう構成してもよい。その場合は、ステップS606に戻り、原稿の並べた方向を再指定するか、若しくは所望の出力順番近いものを選択し、所望の順番となっていない個所については個別に順番設定を可能とする。なお、この出力順番設定処理の詳細については後述する。
ステップS608では、ステップS607において出力順番が設定された後、原稿に対して出力ファイル名、及び画像の出力方向の情報を設定する。若しくはステップS605において原稿が1個のみ検出された場合に、当該原稿に対して出力ファイル名、及び画像の出力方向の情報を設定する。
ステップS609では、本スキャンを実行する。ここでの本スキャンとは、ユーザが指定した読取設定に従い、また、原稿切り出し処理によって切り出した画像情報を取得する動作を意味する。具体的には、原稿切り出し処理の中で取得した原稿台406の座標に基づいて、まず副走査方向408にアドレスが示す位置まで画像読取部22を移動させ、次に主走査方向407に移動しながら原稿を読取っていく。
ステップS610では、ステップS609において実行した本スキャンの結果である原稿切り出し処理によって切り出した領域の画像情報をスキャナドライバ15はスキャナ16からケーブル18を介して取得する。ここでの本スキャン結果得られる画像情報の個数は、前述の原稿切り出し処理によって切り出した領域の個数と同数である。
ステップS611では、ステップS610で取得した画像情報を、ステップS604で作成した画像オブジェクトに付与する。つまり、スキャナドライバ15は画像情報を読取った順番に従って画像オブジェクトに格納する。
ステップS612では、ステップS608おいて指定した画像情報の向きを基に画像情報に対して回転処理を行う。つまり、スキャナドライバ15はステップS610で付与した画像オブジェクト内の画像情報を、同じ画像オブジェクト内における画像の向きの情報を参照し、回転処理を行う。画像の向きによって、回転角度を設定する。例えば”右”を指定しているならば、画像情報を右に90°回転させる。同様に”下”を指定しているならば画像情報を180°回転させる。画像情報の回転は、例えば180°回転の場合には、画像情報内の各画素に対して主走査方向407、副走査方向408に反転させることで回転処理を実現する。
ステップS613では、画像オブジェクトの個数が複数であるかを判別する。RAM4に格納されているバッファ領域内の画像オブジェクトを参照し、画像オブジェクトの個数を算出する。複数ある場合はステップS614に進み、1個の場合はステップS616に進む。
ステップS614では、スキャナ16から受信した画像情報をこの時点ではアプリケーション14に送らずに一時的にRAM4若しくは外部記憶装置12に保存する。
ステップS615では、ステップS614においてで保持した画像オブジェクトを、ステップS607で設定した出力順番に従い出力する出力制御処理を実行する。ここでの出力は外部記憶装置12内に電子ファイルとして保存することや、アプリケーション14に対して画像情報を送信することをいう。なお、この出力制御処理の詳細については後述する。
ステップS616では、1個だけ存在する画像オブジェクトの画像情報を出力する。
<データ構造>
図9は、第1実施形態における、バッファ領域および画像オブジェクトの内部構造を説明する図である。バッファ領域には、読取った画像情報を含む画像オブジェクトや読取設定情報が格納される。
バッファ領域1201は、RAM4若しくは外部記憶装置12により実現されている。前述のように、バッファ領域1201は画像オブジェクト1202を1つ以上有している。画像オブジェクト1202は、原稿切り出し処理によって原稿を切り出した順番に従って、画像オブジェクトA,画像オブジェクトB,画像オブジェクトC・・・と格納していく。
画像オブジェクト1202は、画像オブジェクト1202の情報を格納する画像オブジェクト情報1203と画像情報1204から構成されている。画像情報1204はRGBのカラー画像から構成構成されている。画像オブジェクト情報1203は、出力順番情報1205、オブジェクト名1206、座標情報1207、画像情報の向き情報1208から構成している。なお、出力順番情報1205は、画像オブジェクト1203の出力する順番を指定する際に使用される。また、オブジェクト名1206は、画像オブジェクト1202をファイルとして保存する際に使用される。なお、座標情報1207としては、原稿台406における画像オブジェクト1202の位置情報(例えば、端部4点)が格納される。
<出力順番の設定パターン>
図7は、第1実施形態における出力順番の設定パターンの例を示す図である。(a)〜(d)において、それぞれの原稿台406には、4枚の原稿が載置されている。各原稿台406の原稿はそれぞれユーザが順番を意図して並べたものであると仮定し、括弧内の数字はその順番を表している。
図7(a)では、ユーザは左上の原稿を1番目、左下の原稿2番目、右上の原稿を3番目、右下の原稿を4番目として並べている。この場合、矢印が示した方向に沿って原稿の出力順番を設定することにより、ユーザの意図した出力順番となる。矢印は、原稿台406の左上を始点とし、始点から下方向に進み、原稿台406の下端まで進むと、次は原稿台406の右上から下方向に進む。
図7(b)では、ユーザは左上の原稿を1番目、右上の原稿を2番目、左下の原稿を3番目、右下の原稿を4番目として並べている。この場合、矢印が示した方向に沿って原稿の出力順番を設定することにより、ユーザの意図した出力順番となる。矢印は、原稿台406の左上を始点とし、始点から右方向に進み、原稿台406の右端まで進むと、次は原稿台406の左下から右方向に進む。
図7(c)では、ユーザは右上の原稿を1番目、右下の原稿を2番目、左上の原稿を3番目、左下の原稿を4番目として並べている。この場合、矢印が示した方向に沿って原稿の出力順番を設定することにより、ユーザの意図した出力順番となる。矢印は、原稿台406の右上を始点とし、始点から下方向に進み、原稿台406の下端まで進むと、次は原稿台406の左上から下方向に進む
図7(d)では、ユーザは右上の原稿を1番目、左上の原稿を2番目、右下の原稿1004を3番目、左下の原稿を4番目として並べている。この場合、矢印が示した方向に沿って原稿の出力順番を設定することにより、ユーザの意図した出力順番となる。矢印1005は、原稿台406の右上を始点とし、始点から左方向に進み、原稿台406の左端まで進むと、次は原稿台406の右下から左方向に進む。
なお、出力順番の設定はこれだけに限定するものではなく、例えば”左下から上方向”という設定を選択可能にしてもよい。
<設定画面>
図11は、第1実施形態における読取設定画面の例を示す図である。読取設定画面は、ディスプレイ6に表示される。
1401は読取設定画面であり、スキャナ16が読取った画像情報を表示するプレビュー領域1402を備えている。また、画像情報の読取設定を表示する入力設定領域1405と、読取った画像情報を出力する際の設定を表示する出力設定領域1406とを備えている。さらに、画像情報全体の設定を表示する画像設定領域(全体)1407と、読取る画像情報ごとの設定を表示する画像設定領域(個別)1408とを備えている。そして、スキャナ16に対して動作命令を発行するボタンを表示するボタン操作領域1409を備えている。
つまり、ユーザは、プレビュー領域1402に表示された画像情報と、読取設定領域1405〜1408にある読取設定を目視により確認しながらポインティングデバイス8等を使用して設定する。
プレビュー領域1402は、プレスキャンによりスキャナ16が読取った画像情報を表示する領域である。図11では、検出した原稿から設定した読取領域1403,1404を点線で囲んで表示し、さらに個別設定の対象となっている読取領域1403については太い点線で囲んで表示する例を示している。
入力設定領域1405では原稿の種類1410、原稿のサイズ1411、カラーモード1412の設定を行う。原稿の種類1410をポインティングデバイス8で選択することにより、原稿の種類に適した読取りを行う。例えば原稿が写真であれば、写真に適切ななめらかな階調とするために高い階調補正を施し、原稿が文書原稿であれば文字のエッジを強調させるような階調補正を施す。
図11では、前記の原稿の種類1410において「写真」を選択する場合を示している。原稿サイズ1411をポインティングデバイス8で選択することにより、原稿台406において読取る領域を指定する。例えば、原稿台406全面の場合は原稿台406全てを走査し、画像情報を取得する、また、定型サイズである「A4」を選択した場合には原稿台406上の一端からA4サイズの領域を読取る。
図11では、「原稿台全面」を選択している場合を示している。カラーモード1412をポインティングデバイス8で選択することにより、読取る原稿をカラーで読取るか、グレースケールで読取るかを指定する。ここに示した例では、「カラー」を選択している場合を示している。
出力設定領域1406では、出力時の設定を行う。出力解像度1413をポインティングデバイス8で選択することにより、出力する画像情報の解像度を設定する。解像度を高く設定すると、鮮明な画像情報を得ることが出来る。ここに示した例では「300dpi」を選択している。
画像設定(全体)1407では、ユーザが原稿台406に並べた原稿の並び方を指定することにより、原稿台406上に載置された原稿に対する出力順番の方向を指定する。原稿の並び方1414の指定では、
・原稿台406の「左上から下」方向
・原稿台406の「左上から右」方向
・原稿台406の「右上から下」方向
・原稿台406の「右上から左」方向
の4つから、ラジオボタンをポインティングデバイス8で選択することによって1つを選択させる。つまり、ユーザが原稿の順番を意識して原稿台へ原稿を並べる際、通常は上記の4通りの並べ方に集約可能であることを利用している。図11では、「左上から下」を指定した例を示している。
画像設定(個別)1408では、各画像情報に対する個別の設定を行う。ファイル名1415では付与する名称を指定する。ここに示した例では「名称未設定001」を指定している。出力順番1416では、画像設定(全体)1407で選択できる4つの並べ方の中ではユーザが所望する出力順番が指定できない場合に、個別に出力順番を指定する。この場合、1つのオブジェクトを選択した後に、出力順番を指定する。
指定方法は、プレビュー領域1402の読取領域1403,1404の画像をクリックすることで選択し、ユーザは出力順番1416のテキストボックスにキーボード7等で数字を入力することに変更することが可能である。ここに示した例では、選択している画像は左上の画像であり、出力順番は1番目を指定している。画像の向き1417を、ポインティングデバイス8で選択することにより、原稿台406に置かれた原稿のどの向きを上にして画像情報を出力するかを設定する。設定された画像の向き1417の情報に基づいて、本スキャンにより取得する画像情報に対して回転処理を行う。ここに示した例では、画像の向き1417は「右」となっている。
プレスキャンボタン1418は、プレスキャンを実行するボタンである。プレスキャンボタン1418をポインティングデバイス8でクリックすると、スキャナ16はプレスキャンを実行し、ホストコンピュータ1はケーブル18を介してプレスキャン画像情報を取得する。プレスキャン画像を取得した場合は、プレビュー領域1402にプレスキャン画像情報を表示する。
本スキャンボタン1419は、本スキャンを実行するボタンである。本スキャンボタン1419をポインティングデバイス8でクリックすると、スキャナ16は本スキャンを実行し、スキャナ16は本スキャンを実行し、ホストコンピュータ1はケーブル18を介して本スキャン画像情報を取得する。
<出力順番設定の詳細>
図8は、ステップS607で示した出力順番設定処理の詳細フローチャートである。
ステップS801では、画像オブジェクトの個数を初期値として変数Nに代入する。
ステップS802では、ステップS801おいて代入した変数Nの値が2以上か判別する。2以上であればステップS803に進み、1であれば出力順番の設定は不要であると判断しフローを終了する。
ステップS803では、各原稿の原稿台における座標を取得する。原稿の座標は、例えばステップS602において一時的に保存したプレビュー画像内のそれぞれの座標情報を読み込むことにより取得する。
ステップS804では、ステップS803において、取得した原稿の座標から、各原稿中心座標を算出する。中心座標は各原稿に対して、主走査方向407における中点及び副走査方向408における中点を求めることにより算出する。以下、主走査方向407をX成分、副走査方向408をY成分として表す。
ステップS805では、ステップS804において取得した各原稿の中心座標のX成分を取得し、平均値X1を求める。
ステップS806では、ステップS804において取得した各原稿の中心座標のY成分を取得し、平均値Y1を求める。
ステップS807では、ステップS805、ステップS806において取得した平均値の座標(X1,Y1)を通過する主走査方向407、副走査方向408の直線により、原稿台406の区画を分割する。つまり、主走査方向407はXで2つ区画に分割し、さらに副走査方向408はYで2つの区画に分割することで4つの区画に分割する。
ステップS808では、ステップS807において分割した4つの区画に対して、ステップS606でユーザが指定した出力方向に従い、各区画に対して図7で説明した何れかの出力順番を設定する。
ステップS809では、ステップS606において指定した出力方向が主走査方向407か判別する。指定した出力方向に従って各区画内の原稿にさらに出力順番を設定する。出力方向が主走査方向407である場合にはステップS810に進み、出力方向が副走査方向408である場合にはステップS811に進む。
ステップS810では、分割した各区画に対して、さらにその中に存在する原稿の中心座標のX成分に従って出力順番を設定する。
ステップS811では、分割した各区画に対して、さらにその中に存在する原稿の中心座標のY成分に従って出力順番を設定する。
なお、本実施形態では図11で示した方法により出力順番の設定を実現したが、設定方法はこれに限られるものではなく、原稿台406における原稿の出力順番を設定する方法であれば特にその方法は問わない。
<画像出力制御の詳細>
図10は、ステップS615で示した画像情報を出力する際の詳細フローチャートである。
ステップS1001では、RAM4上に確保されているバッファ領域1201から画像オブジェクト1202を1つ取得する。
ステップS1002では、ステップS1001において取得した画像オブジェクト1202の画像オブジェクト情報1203から、出力順番情報1205を取得する。
ステップS1003では、ステップS1002において取得した画像オブジェクト1202内の出力順番情報1205を参照し、その出力順番に画像オブジェクト1202をソートする。
ステップS1004では、バッファ領域1201に未ソートの画像オブジェクト1202が存在するかを判別する。未ソートの画像オブジェクト1202が存在する場合はステップS1301に戻る。
ステップS1005では、ステップS1004において全ての画像オブジェクト1202をソートし終えた場合は、ソートした順番に従って画像情報1204を出力する。
以上説明したように、第1実施形態によれば、原稿台上に戴置された順番に基づいて画像オブジェクトのデータを出力可能となる。特に、各々の原稿全てに対して手動で出力設定をするような煩雑な作業を必要とせずに、出力順番を設定可能となる。
(変形例)
上述の第1実施形態においては、複数の原稿が存在する場合ステップS807において画面を4分割するよう説明を行った。しかし、原稿画像が2つである場合には、1方向(1次元)のみ指定することにより出力順序の設定が可能である。
図12は、2つの原稿が戴置されている場合の読取設定画面の例を示す図である。
プレビュー領域1402には原稿が読取領域1502として二つ検出されており、各原稿はほぼ水平方向に並んでいる。この場合、原稿の並び方1501として、図11に示したものに対し変更している。すなわち、図12では、「左から右」と「右から左」との2通りから選択させるよう構成している。
「左から右」では、原稿台406の主走査方向407に従って出力順番を設定する。一方、「右から左」では、原稿台406の主走査方向407に反対方向に沿って出力順番を設定する。
また、原稿台上に戴置された各原稿にページ番号が付されている場合、ページ番号の情報を利用して自動的に配列パターンを設定するよう構成してもよい。 図13は、ページ番号が付された原稿が戴置されている場合の読取設定画面の例を示す図である。
図13の例では、読取領域1601,1603,1605,1607が4つ検出されており、読取領域1601,1603,1605にはページ番号1602,1604,1606が保持されている。つまり、連続したページであるが、ページ番号が付されていないページが存在している例を示している。
このような場合では、背景技術で述べた方法に従うと、ページ番号の存在しない読取領域1607の出力順番は未設定となってしまうことになる。しかしながら、本変形例においてはページ番号1602,1604,1606に基づいて、出力パターンを決定することが可能となり、原稿にページ番号が保持されていない読取領域1607の出力順番を自動的に3番目として設定することが可能となる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置が、供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明の技術的範囲に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク(CD、DVD)、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、ダウンロードすることによっても供給できる。なお、ホームページからは本発明のコンピュータプログラムそのものの他、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをダウンロードするよう構成しても良い。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布してもよい。その際、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現されるよう構成しても良い。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた形態でも良い。その際、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
第1実施形態の画像処理装置のブロック図である。 ホストコンピュータ内部の機能ブロック図である。 画像オブジェクトを切り出す処理のフローチャートである。 原稿台上に複数の原稿が並べて載置されている状態を示す図である。 4つの原稿を原稿台に配置した際の出力順番設定を示す図である(従来)。 第1実施形態の画像処理装置の動作フローチャートである。 第1実施形態における出力順番の設定パターンの例を示す図である。 ステップS607で示した出力順番設定処理の詳細フローチャートである。 第1実施形態における、バッファ領域および画像オブジェクトの内部構造を説明する図である。 ステップS615で示した画像情報を出力する際の詳細フローチャートである。 第1実施形態における読取設定画面の例を示す図である。 2つの原稿が戴置されている場合の読取設定画面の例を示す図である。 ページ番号が付された原稿が戴置されている場合の読取設定画面の例を示す図である。
符号の説明
1 ホストコンピュータ
2 ホストコンピュータCPU
3 ホストコンピュータROM
4 ホストコンピュータRAM
5 スキャナIF
6 ディスプレイ
7 キーボード
8 ポインティングデバイス
9 ディスプレイコントローラ
10 キーボードコントローラ
11 ポインティングデバイスコントローラ
12 ホストコンピュータ外部記憶装置
13 ホストコンピュータシステムバス
14 アプリケーション
15 スキャナドライバ
16 スキャナ
17 スキャナCPU
18 ホストコンピュータとプリンタを接続するケーブル
19 スキャナROM
20 スキャナRAM
21 ホストIF
22 画像読取部

Claims (6)

  1. 原稿台に配置された原稿を読取る読取手段と、該原稿台に配置された1以上のオブジェクトの並びに基づいて、該1以上のオブジェクトに対応する画像データを出力手段から順次出力する画像処理装置であって、
    前記読取手段で読み取った原稿画像中から、1以上のオブジェクトのそれぞれの領域位置を検出する検出手段と、
    前記1以上のオブジェクトのそれぞれの領域位置に基づいて、前記原稿画像を分割する領域分割手段と、
    前記原稿画像中の前記1以上のオブジェクトの配列パターンを入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された配列パターンに基づいて、前記領域分割手段により分割された原稿領域それぞれに含まれるオブジェクトを前記出力手段から出力する順番を決定する順序決定手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記領域分割手段は、前記原稿領域を、前記1以上のオブジェクトのそれぞれの領域位置の平均位置を通過する第1の方向の直線および該第1の方向と直交する第2の方向の直線を境界とする4つの領域に分割することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記入力手段は、前記第1の方向および前記第2の方向により決定される4つの配列パターンのいずれかを入力することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記原稿領域の中に2個のオブジェクトが含まれる場合、
    前記領域分割手段は、該2個のオブジェクト並び方向とは略垂直な第3の方向の直線を境界とする2つの領域に分割し、
    前記入力手段は、前記第3の方向により決定される2つの配列パターンのいずれかを入力することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の画像処理装置。
  5. 原稿台に配置された原稿を読取る読取手段と、該原稿台に配置された1以上のオブジェクトの並びに基づいて、該1以上のオブジェクトに対応する画像データを出力手段から順次出力する画像処理装置の制御方法であって、
    前記読取手段で読み取った原稿画像中から、1以上のオブジェクトのそれぞれの領域位置を検出する検出工程と、
    前記1以上のオブジェクトのそれぞれの領域位置に基づいて、前記原稿画像を分割する領域分割工程と、
    前記原稿画像中の前記1以上のオブジェクトの配列パターンを入力する入力工程と、
    前記入力工程により入力された配列パターンに基づいて、前記領域分割工程により分割された原稿領域それぞれに含まれるオブジェクトを前記出力手段から出力する順番を決定する順序決定工程と、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  6. 原稿台に配置された原稿を読取る読取手段と、該原稿台に配置された1以上のオブジェクトの並びに基づいて、該1以上のオブジェクトに対応する画像データを出力手段から順次出力する画像処理装置の制御プログラムであって、
    前記読取手段で読み取った原稿画像中から、1以上のオブジェクトのそれぞれの領域位置を検出する検出工程を実行するためのプログラムコードと、
    前記1以上のオブジェクトのそれぞれの領域位置に基づいて、前記原稿画像を分割する領域分割工程を実行するためのプログラムコードと、
    前記原稿画像中の前記1以上のオブジェクトの配列パターンを入力する入力工程を実行するためのプログラムコードと、
    前記入力工程により入力された配列パターンに基づいて、前記領域分割工程により分割された原稿領域それぞれに含まれるオブジェクトを前記出力手段から出力する順番を決定する順序決定工程を実行するためのプログラムコードと、
    を備えることを特徴とする制御プログラム。
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